JP2022143825A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2022143825A JP2021044549A JP2021044549A JP2022143825A JP 2022143825 A JP2022143825 A JP 2022143825A JP 2021044549 A JP2021044549 A JP 2021044549A JP 2021044549 A JP2021044549 A JP 2021044549A JP 2022143825 A JP2022143825 A JP 2022143825A
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Shogo Sato
泰生 深町
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Abstract

【課題】本体筐体内における感光ドラムの位置決め精度が低下することを抑制できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、ドラムカートリッジ5Yと、現像カートリッジ6Yと、ドロワ4とを備える。ドロワ4は、ロック部材43Yを備える。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、ロック部材43Yは、ロック位置とロック解除位置との間を移動可能である。ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロック部材43Yは、感光ドラム11Yをドロワ4にロックする。ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ロック部材43Yは、ドロワ4に対する感光ドラム11Yのロックを解除する。【選択図】図4

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来、感光ドラムを有するドラムカートリッジと、現像ローラを有する現像カートリッジとがドロワに対して着脱可能な画像形成装置が、知られている(下記特許文献1参照)。
特開2019-86729号公報
特許文献1に記載されるような画像形成装置において、ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、作業者が、ドロワに対して現像カートリッジを着脱する場合、ドラムカートリッジがドロワに対して移動してしまう可能性がある。ドラムカートリッジがドロワに対して移動してしまうと、本体筐体内における感光ドラムの位置決め精度が低下する可能性がある。
そこで、本開示の目的は、本体筐体内における感光ドラムの位置決め精度が低下することを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、本体筐体と、ドラムカートリッジと、現像カートリッジと、ドロワとを備える。ドラムカートリッジは、感光ドラムを有する。現像カートリッジは、現像ローラを有する。ドロワは、内側位置と外側位置との間を移動可能である。ドロワが内側位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体内に位置する。ドロワが外側位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体外に位置する。ドラムカートリッジおよび現像カートリッジは、それぞれ、ドロワに着脱可能である。
ドロワは、ロック部材を備える。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、ロック部材は、ロック位置とロック解除位置との間を移動可能である。ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロック部材は、感光ドラムをドロワにロックする。ロック部材がロック解除位置に位置した状態で、ロック部材は、ドロワに対する感光ドラムのロックを解除する。
このような構成によれば、ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、現像カートリッジを交換する場合、ロック部材によって感光ドラムがドロワにロックされた状態で、ドロワに対して現像カートリッジを交換できる。
そのため、現像カートリッジの交換作業中に、感光ドラムがドロワに対して移動することを抑制できる。
その結果、本体筐体内における感光ドラムの位置決め精度が低下することを抑制できる。
(2)感光ドラムは、ドラム軸について回転可能である。ドラム軸は、軸方向に延びる。ロック部材は、第1軸について、ロック位置とロック解除位置との間を回転可能であってもよい。第1軸は、軸方向に延びてもよい。
このような構成によれば、ロック位置とロック解除位置との間でロック部材を移動させるときに、ロック部材を軸方向に移動させなくてもよい。
そのため、軸方向における省スペース化を図ることができる。
(3)ロック部材は、ドラム軸について、ロック位置とロック解除位置との間を回転可能であってもよい。
このような構成によれば、感光ドラムに対するロック部材の移動範囲を小さくできる。
そのため、ロック部材を設けることによりドロワが大型化することを、抑制できる。
(4)ロック部材は、円板形状を有してもよい。ロック部材は、ロックガイドと、貫通穴とを有してもよい。ロックガイドは、ロック部材の径方向に延びる。貫通穴は、ロック部材の中央に位置する。貫通穴は、円形状である。貫通穴は、ロックガイド内に位置する。
(5)ドロワは、ドロワガイドを有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着されるときに、ドロワガイドは、感光ドラムの軸方向における感光ドラムの一端部をガイドする。ロック部材は、ロックガイドを有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、感光ドラムの一端部は、ロックガイドに嵌まる。ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロックガイドは、ドロワガイドが延びる方向と交差する方向に延びる。ロック部材がロック解除位置に位置した状態で、ロックガイドは、ドロワガイドが延びる方向に延び、かつ、ドロワガイドと接続される。
このような構成によれば、ロック部材がロック解除位置に位置した状態で、ドラムカートリッジがドロワに装着されるときに、軸方向における感光ドラムの一端部を、ドロワガイドおよびロックガイドによってガイドして、円滑にロック部材に嵌めることができる。
また、ドラムカートリッジがドロワに装着され、ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロックガイドによって、軸方向における感光ドラムの一端部を、ドロワにロックできる。
(6)ロック部材は、ロック部を有してもよい。ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロック部は、感光ドラムをドロワにロックする。ドラムカートリッジがドロワに装着され、かつ、ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロック部は、感光ドラムの一端部とドロワガイドとの間に位置する。ドラムカートリッジがドロワに装着され、かつ、ロック部材がロック解除位置に位置した状態で、ロック部は、感光ドラムの一端部とドロワガイドとの間から退避する。
このような構成によれば、ドラムカートリッジがドロワに装着され、ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロック部によって、軸方向における感光ドラムの一端部を、ドロワにロックできる。
(7)ドロワは、位置決め板を有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、位置決め板は、感光ドラムの一端部と接触して感光ドラムの位置を決める。ロック部材は、押圧部材を有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、押圧部材は、感光ドラムの一端部を位置決め板に向けて押圧する。
このような構成によれば、ロック部材を利用して、感光ドラムの一端部を位置決め板に向けて押圧できる。
(8)ロック部材は、バネを有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、バネは、押圧部材を感光ドラムの一端部に向けて押圧する。
(9)位置決め板は、凹部を有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、感光ドラムの一端部は、凹部に嵌まる。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、押圧部材は、感光ドラムの一端部を位置決め板の凹部に向けて押圧してもよい。
(10)本体筐体は、位置決め部材を有する。ドロワが内側位置に位置した状態で、位置決め部材は、位置決め板を本体筐体に位置決めする。位置決め板は、被位置決め部を有する。ドロワが内側位置に位置した状態で、被位置決め部は、位置決め部材と接触する。
(11)位置決め部材は、円柱形状を有してもよい。被位置決め部は、切欠きであってもよい。ドロワが内側位置に位置した状態で、位置決め部材は、切欠きに嵌まる。
(12)ドロワは、レバーを、さらに有してもよい。レバーは、ロック部材を、ロック位置とロック解除位置との間で移動させる。レバーは、ロック部材とともに移動可能である。
(13)ドロワは、側板を有してもよい。側板は、内面と、外面と、貫通穴とを有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、内面は、ドラムカートリッジに向かい合う。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、外面は、内面に対してドラムカートリッジの反対側に位置する。貫通穴は、内面から外面まで貫通する。ロック部材は、側板の貫通穴内に位置してもよい。レバーは、側板の外面よりも外側に位置してもよい。
このような構成によれば、作業者は、側板の外側からロック部材を操作できる。
そのため、作業者は、ロック部材を円滑に移動させることができる。
(14)ロック部材がロック位置に位置した状態で、レバーは、第1位置と第2位置との間を移動可能であってもよい。レバーが第1位置に位置した状態で、レバーは、側板の外面に沿って延びる。レバーが第2位置に位置した状態で、レバーは、側板の外面から突出する。ロック部材がロック位置に位置し、かつ、レバーが第1位置に位置した状態で、レバーは、側板に対してロックされる。ロック部材がロック位置に位置し、かつ、レバーが第2位置に位置した状態で、側板に対するレバーのロックは、解除される。
このような構成によれば、レバーを利用して、ロック部材をロック位置にロックすることができる。
(15)レバーは、突起を有してもよい。側板は、穴を有してもよい。ロック部材がロック位置に位置し、かつ、レバーが第1位置に位置した状態で、レバーの突起が側板の穴に嵌まることにより、レバーは、側板に対してロックされる。ロック部材がロック位置に位置し、かつ、レバーが第2位置に位置した状態で、レバーの突起が側板の穴から外れることにより、側板に対するレバーのロックが解除される。
(16)本体筐体は、当接部を有してもよい。ドロワが外側位置に位置し、レバーが第2位置に位置した状態で、ドロワが外側位置から内側位置へ移動した場合に、レバーは、当接部に当接する。
このような構成によれば、レバーが第2位置に位置した状態で、ドロワが内側位置に位置することを抑制できる。
そのため、作業者がドロワを外側位置から内側位置へ移動させるときに、ロック部材をロック位置に位置させ、かつ、レバーを第1位置に位置させることを、作業者に促すことができる。
(17)感光ドラムは、カップリングを有してもよい。カップリングは、感光ドラムの一端部に位置する。ロック部材は、貫通穴を有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、カップリングは、貫通穴から露出する。ドラムカートリッジがドロワに装着され、レバーが第2位置に位置した状態で、感光ドラムの軸方向において、レバーは、カップリングの少なくとも一部を覆ってもよい。
このような構成によれば、レバーが第2位置に位置した状態で、ドロワが内側位置に位置してしまった場合、本体カップリングがカップリングに嵌まることを、レバーによって抑制できる。
そのため、感光ドラムがドロワにロックされていない状態で、画像形成が開始されてしまうことを抑制できる。
(18)ドラムカートリッジがドロワに装着され、レバーが第2位置に位置した状態で、レバーは、感光ドラムの径方向に延びてもよい。レバーは、レバーが延びる方向において、第1端部と第2端部とを有する。第2端部は、第1端部に対して貫通穴の反対側に位置してもよい。
(19)ドロワは、現像ガイドを有してもよい。現像カートリッジがドロワに装着されるときに、現像ガイドは、現像カートリッジをガイドする。
(20)ドロワは、現像押圧部材を有してもよい。ドラムカートリッジおよび現像カートリッジがドロワに装着されている状態で、現像押圧部材は、現像カートリッジを感光ドラムに向けて押圧する。
(21)ドロワは、現像押圧バネを有してもよい。現像カートリッジがドロワに装着された状態で、現像押圧バネは、現像押圧部材を現像カートリッジに向けて押圧する。
(22)ロックガイドは、第1端部と、第2端部とを有する。ロック部材がロック解除位置に位置した状態で、ロックガイドの第1端部は、ドロワガイドと接続される。ロックガイドの第2端部は、ロックガイドが延びる方向において、ロックガイドの第1端部から離れて位置する。ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロックガイドが延びる方向において、ロックガイドの第1端部は、ロックガイドの第2端部と現像押圧部材との間に位置してもよい。
このような構成によれば、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジがドロワに装着されている状態で、現像押圧部材から現像カートリッジを介してドラムカートリッジに伝わる力は、ロックガイドの第1端部からロックガイドの第2端部に向かう方向に加わる。
そのため、現像押圧部材からの力によって感光ドラムの一端部がロックガイドから外れることを、抑制できる。
(23)ドラムカートリッジは、第1ハンドルを有してもよい。ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、第1ハンドルは、ドロワ内に収容されてもよい。現像カートリッジは、第2ハンドルを有してもよい。現像カートリッジがドロワに装着された状態で、第2ハンドルは、ドロワ外に突出してもよい。
このような構成によれば、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジがドロワに装着されている状態で、作業者が現像カートリッジを交換しようとした場合、作業者は、ドラムカートリッジの第1ハンドルに比べて、現像カートリッジの第2ハンドルに容易に気付くことができる。
そのため、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジがドロワに装着されている状態で、作業者が現像カートリッジを交換しようとした場合に、作業者が誤ってドラムカートリッジを取り外してしまうことを、抑制できる。
本開示の画像形成装置によれば、本体筐体内における感光ドラムの位置決め精度が低下することを抑制できる。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。 図2は、図1に示すドロワの移動を説明する説明図であって、カバーがカバー開位置に位置し、ドロワが外側位置に位置した状態を示す。 図3Aは、ドラムカートリッジの側面図である。図3Bは、ドラムカートリッジの断面図である。 図4は、図2に示すドロワおよびドラムカートリッジのA-A断面図である。 図5は、図4に示すドロワの側面図である。 図6は、図4に示すドロワの断面図であって、一方の側板41Aの内面が見える断面図である。 図7は、図4に示すドロワの断面図であって、他方の側板41Bの内面が見える断面図である。 図8は、図6に示すドロワの断面図であって、ロック部材がロック解除位置に位置した状態を示す。 図9は、図5に示すドロワの側面図であって、ロック部材がロック解除位置に位置した状態を示す。 図10は、現像カートリッジの正面図である。
1.画像形成装置1
図1から図3Aを参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体筐体2と、シートカセット3と、ドロワ4と、複数のドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kと、複数の現像カートリッジ6Y,6M,6C,6Kと、露光装置7と、ベルトユニット8と、転写ローラ9と、定着装置10とを備える。
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シートカセット3と、ドロワ4と、ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kと、現像カートリッジ6Y,6M,6C,6Kと、露光装置7と、ベルトユニット8と、転写ローラ9と、定着装置10とを収容する。本体筐体2は、開口21と、カバー22と、位置決め部材23A,23Bとを有する。
開口21は、第1方向における本体筐体2の一方の側壁に位置する。
カバー22は、カバー閉位置(図1参照)と、カバー開位置(図2参照)との間を移動可能である。図1に示すように、カバー22がカバー閉位置に位置した状態で、カバー22は、開口21を閉じる。図2に示すように、カバー22がカバー開位置に位置した状態で、開口21は、開く。
位置決め部材23Aは、軸方向に延びる。軸方向については、後で説明する。位置決め部材23Aは、円柱形状を有する。位置決め部材23Aは、ステンレス、鉄などの金属からなる。位置決め部材23Aは、第1方向におけるドロワ4の一端部を本体筐体2に位置決めする。
位置決め部材23Bは、第1方向において、位置決め部材23Aから離れて位置する。位置決め部材23Bは、切欠きを有する。位置決め部材23Aは、第1方向におけるドロワ4の他端部を本体筐体2に位置決めする。
1.2 シートカセット3
図1に示すように、シートカセット3は、シートSを収容可能である。シートカセット3内のシートSは、転写ローラ9に向かって搬送される。
1.3 ドロワ4
図2に示すように、カバー22がカバー開位置に位置した状態で、ドロワ4は、内側位置(図1参照)と外側位置(図2参照)との間を、開口21を通って、第1方向に移動可能である。図1に示すように、ドロワ4が内側位置に位置した状態で、ドロワ4の全部は、本体筐体2内に位置する。図2に示すように、ドロワ4が外側位置に位置した状態で、ドロワ4の少なくとも一部は、本体筐体2外に位置する。
1.4 ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5K
ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kのそれぞれは、ドロワ4に着脱可能である。詳しくは、ドロワ4が外側位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kのそれぞれは、ドロワ4に着脱可能である。
なお、ドラムカートリッジ5M,5C,5Kのそれぞれについての説明は、ドラムカートリッジ5Yについての説明と同様である。そのため、以下の説明では、ドラムカートリッジ5M,5C,5Kについての説明は、省略される。
図1に示すように、ドラムカートリッジ5Yは、感光ドラム11Yと、帯電装置12Yとを有する。
1.4.1 感光ドラム11Y
感光ドラム11Yは、軸方向に延びる。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、軸方向は、第1方向と交差する。好ましくは、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、軸方向は、第1方向と直交する。感光ドラム11Yは、ドラム軸A1について回転可能である。ドラム軸A1は、軸方向に延びる。図3Aに示すように、感光ドラム11Yは、カップリング111Yを有する。
カップリング111Yは、軸方向における感光ドラム11Yの一端部に位置する。カップリング111Yは、感光ドラム11Yとともに回転する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ドロワ4が内側位置に位置した状態で、図示しない本体カップリングが、カップリング111Yに嵌まる。カップリング111Yは、図示しない本体カップリングから動力を受けて回転する。
1.4.2 帯電装置12Y
図1に示すように、帯電装置12Yは、感光ドラム11Yの周面を帯電させる。本実施形態では、帯電装置12Yは、帯電ローラである。帯電装置12Yは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
1.5 現像カートリッジ6Y,6M,6C,6K
現像カートリッジ6Y,6M,6C,6Kのそれぞれは、ドロワ4に着脱可能である。詳しくは、ドロワ4が外側位置に位置した状態で、現像カートリッジ6Y,6M,6C,6Kのそれぞれは、ドロワ4に着脱可能である。
現像カートリッジ6Yは、感光ドラム11Yにトナーを供給可能である。現像カートリッジ6Mは、感光ドラム11Mにトナーを供給可能である。現像カートリッジ6Cは、感光ドラム11Cにトナーを供給可能である。現像カートリッジ6Kは、感光ドラム11Kにトナーを供給可能である。
なお、現像カートリッジ6M,6C,6Kのそれぞれについての説明は、現像カートリッジ6Yについての説明と同様である。そのため、以下の説明では、現像カートリッジ6M,6C,6Kについての説明は、省略される。
現像カートリッジ6Yは、現像筐体61Yと、現像ローラ62Yとを備える。
1.5.1 現像筐体61Y
現像筐体61Yは、感光ドラム11Yに供給されるトナーを収容する。現像筐体61Yは、現像ローラ62Yを支持する。
1.5.2 現像ローラ62Y
現像ローラ62Yは、現像筐体61Y内のトナーを感光ドラム11Yに供給可能である。現像ローラ62Yは、感光ドラム11Yと接触する。現像ローラ62Yは、感光ドラム11Yから離間可能であってもよい。現像ローラ62Yは、軸方向に延びる。現像ローラ62Yは、現像軸A2について回転可能である。現像軸A2は、軸方向に延びる。
1.6 露光装置7
ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kがドロワ4に装着され、ドロワ4が内側位置に位置した状態で、露光装置7は、感光ドラム11Y,11M,11C,11Kのそれぞれの周面を露光可能である。本実施形態では、露光装置7は、レーザースキャンユニットである。
1.7 ベルトユニット8
ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kがドロワ4に装着され、ドロワ4が内側位置に位置した状態で、ベルトユニット8は、ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kの下方に位置する。ベルトユニット8は、中間転写ベルト81と、複数の転写ローラ82Y,82M,82C,82Kとを備える。
ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kがドロワ4に装着され、ドロワ4が内側位置に位置した状態で、中間転写ベルト81は、感光ドラム11Y,11M,11C,11Kと接触する。
転写ローラ82Yは、感光ドラム11Yのトナーを、中間転写ベルト81に転写する。転写ローラ82Mは、感光ドラム11Mのトナーを、中間転写ベルト81に転写する。転写ローラ82Cは、感光ドラム11Cのトナーを、中間転写ベルト81に転写する。転写ローラ82Kは、感光ドラム11Kのトナーを、中間転写ベルト81に転写する。
1.8 転写ローラ9
転写ローラ9は、中間転写ベルト81上のトナーをシートSに転写する。詳しくは、シートカセット3から転写ローラ9に向かって搬送されたシートSは、転写ローラ9と中間転写ベルト81との間を通って、定着装置10に搬送される。このとき、転写ローラ9は、中間転写ベルト81上のトナーをシートSに転写する。
1.9 定着装置10
定着装置10は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置10を通過したシートSは、本体筐体2の上面に排紙される。
2.ドラムカートリッジ5Yの詳細
次に、図3Aから図4を参照して、ドラムカートリッジ5Yの詳細について説明する。
図3Aおよび図3Bに示すように、ドラムカートリッジ5Yは、上記した感光ドラム11Yおよび帯電装置12Yに加えて、ドラムフレーム51と、第1ハンドル52とを有する。
2.1 ドラムフレーム51
ドラムフレーム51は、感光ドラム11Yと、帯電装置12Yとを支持する。図4に示すように、ドラムフレーム51は、ドラム側板511A,511Bと、円筒部512A,512Bとを有する。
2.1.1 ドラム側板511A,511B
図3Aおよび図4に示すように、ドラム側板511Aは、軸方向におけるドラムカートリッジ5Yの一端部に位置する。ドラム側板511Aは、外面S1と内面S2とを有する。内面S2は、軸方向において、外面S1とドラム側板511Bとの間に位置する。
図3Bおよび図4に示すように、ドラム側板511Bは、軸方向におけるドラムカートリッジ5Yの他端部に位置する。ドラム側板511Bは、軸方向において、ドラム側板511Aから離れて位置する。ドラム側板511Bは、外面S11と内面S12とを有する。内面S12は、軸方向において、外面S11とドラム側板511Aとの間に位置する。
2.1.2 円筒部512A,512B
図3Aおよび図4に示すように、円筒部512Aは、軸方向において、ドラム側板511Aに対して、ドラム側板511Bの反対側に位置する。円筒部512Aは、ドラム側板511Aの外面S1から延びる。円筒部512Aは、ドラム側板511Aに取り付けられていてもよい。円筒部512Aは、軸方向に延びる。円筒部512Aは、軸方向における感光ドラム11Yの一端部を受ける。
図3Bおよび図4に示すように、円筒部512Bは、軸方向において、ドラム側板511Bに対して、ドラム側板511Aの反対側に位置する。円筒部512Bは、ドラム側板511Bの外面S11から延びる。円筒部512Bは、ドラム側板511Bに取り付けられていてもよい。円筒部512Bは、軸方向に延びる。円筒部512Bは、軸方向における感光ドラム11Yの他端部を受ける。
2.2 第1ハンドル52
図3Aおよび図3Bに示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、第1ハンドル52は、ドラムフレーム51の上端部に位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、第1ハンドル52は、ドラムフレーム51から上方に延びる。第1ハンドル52は、ドラムフレーム51に取り付けられていてもよい。
図2に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、第1ハンドル52は、ドロワ4内に収容される。言い換えると、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、第1ハンドル52は、ドロワ4の上端部よりも下方に位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、作業者がドラムカートリッジ5Yをドロワ4から取り外すときに、第1ハンドル52は、作業者によって掴まれる。
3.ドロワ4の詳細
図4から図9を参照して、ドロワ4の詳細について説明する。
なお、以下のドロワ4の説明における「軸方向」は、「ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で」の「軸方向」である。
図4から図7に示すように、ドロワ4は、2つの側板41A,41B(図4参照)と、2つの位置決め板42A,42B(図4参照)と、位置決めシャフト42Cと、複数のロック部材43Y,43M,43C,43K(図5参照)と、複数のレバー44Y,44M,44C,44K(図5参照)と、複数のロック部材45Y,45M,45C,45K(図7参照)と、複数のレバー46Y(図4参照),46M,46C,46Kと、複数の現像押圧部材47Y,47M,47C,47K(図6参照)と、複数の現像押圧部材48Y,48M,48C,48K(図7参照)と、複数の現像押圧バネ49Y,49M,49C,49K(図6参照)と、複数の現像押圧バネ50Y,50M,50C,50K(図7参照)とを有する。
なお、レバー46M,46C,46Kは、図示されていない。
3.1 側板41A
図4に示すように、側板41Aは、軸方向におけるドロワ4の一端部に位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、側板41Aは、軸方向において、ドラム側板511Aと向かい合う。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、側板41Aは、軸方向において、ドラム側板511Aに対して、ドラム側板511Bの反対側に位置する。側板41Aは、外面S21と、内面S22とを有する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、外面S21は、軸方向において、内面S22に対してドラムカートリッジ5Yの反対側に位置する。内面S22は、軸方向において、外面S21と側板41Bとの間に位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、内面S22は、ドラムカートリッジ5Yに向かい合う。
図5および図6に示すように、側板41Aは、複数のドロワガイド411Y,411M,411C,411K(図6参照)と、複数の貫通穴412Y,412M,412C,412K(図6参照)と、複数の現像ガイド413Y,413M,413C,413K(図6参照)と、複数の穴414Y(図5参照)と、複数の穴414M(図5参照)と、複数の穴414C(図5参照)と、複数の穴414K(図5参照)とを有する。
言い換えると、ドロワ4は、複数のドロワガイド411Y,411M,411C,411Kと、複数の貫通穴412Y,412M,412C,412Kと、複数の現像ガイド413Y,413M,413C,413Kと、複数の穴414Yと、複数の穴414Mと、複数の穴414Cと、複数の穴414Kとを有する。
3.1.1 ドロワガイド411Y,411M,411C,411K
図6に示すように、ドロワガイド411Y,411M,411C,411Kは、互いに間隔をあけて第1方向に並ぶ。
図4に示すように、ドロワガイド411Yは、ドロワ4に対するドラムカートリッジ5Yの装着をガイドする。詳しくは、ドロワガイド411Yは、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着されるときに、軸方向における感光ドラム11Yの一端部をガイドする。ドロワガイド411Yは、側板41Aの内面S22に位置する。
図6に示すように、ドロワガイド411Yは、第2方向に延びる。第2方向は、第1方向および軸方向と交差する。詳しくは、第2方向は、第1方向および軸方向と直交する。ドロワガイド411Yは、第2方向において、一端部E1と他端部E2とを有する。他端部E2は、第2方向において、一端部E1とロック部材43Yとの間に位置する。ドロワガイド411Yは、凹部である。ドロワガイド411Yは、リブであってもよい。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着されるときに、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512A(図4参照)は、ドロワガイド411Yに嵌まる。
ドロワガイド411M、411C、411Kのそれぞれについての説明は、ドロワガイド411Yについての説明と同様である。そのため、ドロワガイド411M、411C、411Kについての説明は、省略される。
3.1.2 貫通穴412Y、412M、412C、412K
図4および図6に示すように、貫通穴412Yは、第2方向において、ドロワガイド411Yの他方側に位置する。言い換えると、貫通穴412Yは、第2方向において、ドロワガイド411Yの他端部E2に対して、ドロワガイド411Yの一端部E1の反対側に位置する。貫通穴412Yは、円形状を有する。貫通穴412Yは、側板41Aの内面S22(図4参照)から側板41Aの外面S21(図4参照)まで貫通する。
貫通穴412M、412C、412Kのそれぞれについての説明は、貫通穴412Yについての説明と同様である。そのため、貫通穴412M、412C、412Kのそれぞれについての説明は、省略される。
3.1.3 現像ガイド413Y,413M,413C,413K
図6に示すように、現像ガイド413Yは、側板41Aの内面S22に位置する。現像ガイド413Yは、ドロワガイド411Yとドロワガイド411Mとの間に位置する。現像ガイド413Yは、ドロワガイド411Yと現像押圧部材47Yとの間に位置する。現像ガイド413Yは、第2方向に延びる。現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着されるときに、現像ガイド413Yは、現像カートリッジ6Yをガイドする。詳しくは、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着されるときに、現像カートリッジ6Yの突起63A(図10参照)は、現像ガイド413Yに嵌まる。突起63Aについては、後で説明する。現像ガイド413Yは、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着されるときに、突起63Aをガイドする。これにより、現像ガイド413Yは、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着されるときに、軸方向における現像ローラ62Yの一端部をガイドする。
現像ガイド413Mは、ドロワガイド411Mとドロワガイド411Cとの間に位置する。現像ガイド413Mは、ドロワガイド411Mと現像押圧部材47Mとの間に位置する。現像カートリッジ6Mがドロワ4に装着されるときに、現像ガイド413Mは、現像カートリッジ6Mをガイドする。
現像ガイド413Cは、ドロワガイド411Cとドロワガイド411Kとの間に位置する。現像ガイド413Cは、ドロワガイド411Cと現像押圧部材47Cとの間に位置する。現像カートリッジ6Cがドロワ4に装着されるときに、現像ガイド413Cは、現像カートリッジ6Cをガイドする。
現像ガイド413Kは、ドロワガイド411Kに対してドロワガイド411Cの反対側に位置する。現像ガイド413Kは、ドロワガイド411Kと現像押圧部材47Kとの間に位置する。現像カートリッジ6Kがドロワ4に装着されるときに、現像ガイド413Kは、現像カートリッジ6Kをガイドする。
現像ガイド413M,413C,413Kのそれぞれについての説明は、現像ガイド413Yについての説明と同様である。そのため、現像ガイド413M,413C,413Kのそれぞれについての説明は、省略される。
3.1.4 穴414Y、414M、414C、414K
図4および図5に示すように、穴414Yは、側板41Aの外面S21に位置する。穴414Yは、貫通穴412Mの縁に位置する。穴414Yは、軸方向において、外面S21から内面S22に向かって凹む。穴414Yは、貫通穴であってもよい。
穴414M、414C、414Kのそれぞれについての説明は、穴414Yについての説明と同様である。そのため、穴414M、414C、414のそれぞれについての説明は、省略される。
3.2 側板41B
図4に示すように、側板41Bは、軸方向におけるドロワ4の他端部に位置する。側板41Bは、軸方向において、側板41Aから離れて位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、側板41Bは、軸方向において、ドラム側板511Bと向かい合う。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、側板41Bは、軸方向において、ドラム側板511Bに対して、ドラム側板511Aの反対側に位置する。側板41Bは、外面S31と、内面S32とを有する。内面S32は、軸方向において、外面S31と側板41Aとの間に位置する。
図4および図7に示すように、側板41Bは、複数のドロワガイド415Y,415M,415C,415K(図7参照)と、複数の貫通穴416Y,416M,416C,416K(図7参照)と、複数の現像ガイド417Y,417M,417C,417K(図7参照)と、複数の穴418Y(図4参照)と、複数の穴418Mと、複数の穴418Cと、複数の穴418Kとを有する。なお、穴418M,418C,418Kは、図示されていない。
3.2.1 ドロワガイド415Y,415M,415C,415K
図7に示すように、ドロワガイド415Y、415M、415C、415Kは、互いに間隔をあけて第1方向に並ぶ。
図4に示すように、ドロワガイド415Yは、ドロワガイド411Yとともに、ドロワ4に対するドラムカートリッジ5Yの装着をガイドする。ドロワガイド415Yは、側板41Bの内面S32に位置する。ドロワガイド415Yは、第2方向に延びる。ドロワガイド415Yは、凹部である。ドロワガイド415Yは、リブであってもよい。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着されるときに、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512Bは、ドロワガイド415Yに嵌まる。
ドロワガイド415M,415C,415Kのそれぞれについての説明は、ドロワガイド415Yについての説明と同様である。そのため、ドロワガイド415M,415C,415Kについての説明は、省略される。
3.2.2 貫通穴416Y,416M,416C,416K
図4および図7に示すように、貫通穴416Yは、第2方向において、ドロワガイド415Yの他方側に位置する。貫通穴416Yは、円形状を有する。貫通穴416Yは、側板41Bの内面S32から側板41Bの外面S31まで貫通する。
貫通穴416M,416C,416Kのそれぞれについての説明は、貫通穴416Yについての説明と同様である。そのため、貫通穴416M,416C,416Kのそれぞれについての説明は、省略される。
3.2.3 現像ガイド417Y,417M,417C,417K
図7に示すように、現像ガイド417Y,417M,417C,417Kのそれぞれは、側板41Bの内面S32に位置する。
現像ガイド417Y,417M,417C,417Kのそれぞれについての説明は、現像ガイド413Y(図6参照)についての説明と同様である。そのため、現像ガイド417Y,417M,417C,417Kのそれぞれについての説明は、省略される。
3.2.3 穴418Y,418M,418C,418K
図4に示すように、穴418Yは、側板41Bの外面S31に位置する。穴418Yは、穴414Y(図5参照)と同様に、貫通穴416Yの縁に位置する。穴418Yは、軸方向において、外面S31から内面S32に向かって凹む。穴418Yは、貫通穴であってもよい。
穴418M、418C、418Kのそれぞれについての説明は、穴418Yについての説明と同様である。そのため、穴418M、418C、418Kについての説明は、省略される。
3.3 位置決め板42A
図4に示すように、位置決め板42Aは、軸方向におけるドロワ4の一端部に位置する。位置決め板42Aは、軸方向において、側板41Aの内面S22よりも内側に位置する。言い換えると、位置決め板42Aは、軸方向において、側板41Aと側板41Bとの間に位置する。
図6に示すように、位置決め板42Aは、第1方向に延びる。位置決め板42Aは、ステンレス、鉄などの金属からなる。
図4に示すように、ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kがドロワ4に装着された状態で、位置決め板42Aは、感光ドラム11Y,11M,11C,11Kのそれぞれの一端部と接触して感光ドラム11Y,11M,11C,11Kの位置を決める。
詳しくは、図6に示すように、位置決め板42Aは、複数の凹部421Y,421M,421C,421Kと、被位置決め部422とを有する。
3.3.1 凹部421Y,421M,421C,421K
ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、感光ドラム11Yの一端部(図6参照)は、凹部421Yに嵌まる。凹部421Yは、軸方向において、ロック部材43Yと重なる。詳しくは、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、凹部421Yは、軸方向において、ロック部材43Yのロックガイド431と重なる。ロック位置およびロックガイド431については、後で説明する。
凹部421Y,421M,421C,421Kは、互いに間隔をあけて第1方向に並ぶ。凹部421M,421C,421Kについての説明は、凹部421Yについての説明と同様である。そのため、凹部421M,421C,421Kについての説明は、省略される。
3.3.2 被位置決め部422
ドロワ4が内側位置に位置した状態で、被位置決め部422は、本体筐体2の位置決め部材23Aに位置決めされる。言い換えると、ドロワ4が内側位置に位置した状態で、本体筐体2の位置決め部材23Aは、位置決め板42Aを本体筐体2に位置決めする。
被位置決め部422は、第1方向において、位置決め板42Aの一端部に位置する。ドロワ4が内側位置に位置した状態で、被位置決め部422は、位置決め部材23Aと接触する。本実施形態では、被位置決め部422は、切欠きである。ドロワ4が内側位置に位置した状態で、本体筐体2の位置決め部材23Aは、被位置決め部422である切欠きに嵌まる。
3.4 位置決め板42B
図4に示すように、位置決め板42Bは、軸方向におけるドロワ4の他端部に位置する。位置決め板42Bは、軸方向において、側板41Bの内面S32よりも内側に位置する。言い換えると、位置決め板42Bは、軸方向において、側板41Aと側板41Bとの間に位置する。ドラムカートリッジ5Y,5M,5C,5Kがドロワ4に装着された状態で、位置決め板42Bは、感光ドラム11Y,11M,11C,11Kのそれぞれの他端部と接触して感光ドラム11Y,11M,11C,11Kの位置を決める。
図7に示すように、位置決め板42Bは、第1方向に延びる。位置決め板42Bについての説明は、位置決め板42Aについての説明と同様である。そのため、位置決め板42Bについての説明は、省略される。
3.5 位置決めシャフト42C
図1に示すように、位置決めシャフト42Cは、第1方向において、ドロワ4の他端部に位置する。位置決めシャフト42Cは、軸方向に延びる。ドロワ4が内側位置に位置した状態で、位置決めシャフト42Cは、本体筐体2の位置決め部材23Bの切欠きに嵌まる。これにより、第1方向におけるドロワ4の他端部は、本体筐体2に対して位置決めされる。位置決めシャフト42Cは、円柱形状を有する。位置決めシャフト42Cは、ステンレス、鉄などの金属からなる。本実施形態では、位置決めシャフト42Cは、第1方向における位置決め板42Aの他端部、および、第1方向における側板41Aの他端部を貫通する。位置決めシャフト42Cは、ドロワ4の側板41Aから延びてもよい。
3.6 ロック部材43Y,43M,43C,43K
図5に示すように、ロック部材43Yは、側板41Aの貫通穴412Y内に位置する。ロック部材43Yは、円板形状を有する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、ロック部材43Yは、ロック位置(図6参照)と、ロック解除位置(図8参照)との間を移動可能である。ロック部材43Yは、第1軸A11(図4参照)について、ロック位置とロック解除位置との間を回転可能である。第1軸A11は、軸方向に延びる。本実施形態では、第1軸A11は、ドラム軸A1(図4参照)と一致している。つまり、ロック部材43Yは、ドラム軸A1について、ロック位置とロック解除位置との間を回転可能である。第1軸A11は、ドラム軸A1とずれていてもよい。
図6に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、ロック部材43Yがロック位置に位置した場合、ロック部材43Yは、感光ドラム11Yをドロワ4にロックする。「感光ドラム11Yをドロワ4にロックする」とは、感光ドラム11Yを、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4から離脱する方向に移動しないようにすることをいう。
図8に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した場合、ドロワ4に対する感光ドラム11Yのロックは、解除される。
図4に示すように、ロック部材43Yは、外面S41と、内面S42とを有する。内面S42は、軸方向において、外面S41と、ドロワ4の側板41Bとの間に位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、内面S42は、ドラム側板511Aの外面S1と向かい合う。
図6に示すように、ロック部材43Yは、ロックガイド431と、ロック部432と、貫通穴433と、押圧部材434と、バネ435とを有する。
なお、ロック部材43M、43C、43Kのそれぞれは、ロック部材43Yと同様に説明される。そのため、ロック部材43M、43C、43Kの説明は、省略される。
3.6.1 ロックガイド431
ロックガイド431は、ロック部材43Yの径方向に延びる。ロックガイド431は、ロックガイド431が延びる方向において、第1端部E11と、第2端部E12とを有する。第2端部E12は、ロックガイド431が延びる方向において、第1端部E11から離れて位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512A(図3A参照)は、ロックガイド431に嵌まる。これにより、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、軸方向における感光ドラム11Yの一端部(図4参照)は、ロックガイド431に嵌まる。
ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロックガイド431は、第1方向に延びる。言い換えると、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロックガイド431は、ドロワガイド411Yが延びる方向と交差する方向に延びる。ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロックガイド431は、ドロワガイド411Yと接続されない。ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロックガイド431が延びる方向において、ロックガイド431の第1端部E11は、ロックガイド431の第2端部E12と現像押圧部材47Yとの間に位置する。
そのため、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yが第2方向に移動する場合、円筒部512Aは、ロックガイド431から抜けない。これにより、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yは、ドロワ4から離脱不能である。
一方、図8に示すように、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ロックガイド431は、ドロワガイド411Yが延びる方向に延びる。ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ロックガイド431は、ドロワガイド411Yと接続される。詳しくは、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ロックガイド431の第1端部E11は、ドロワガイド411Yと接続される。
そのため、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yが第2方向に移動する場合、円筒部512Aは、ロックガイド431から抜ける。これにより、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yは、ドロワ4から離脱可能である。
3.6.2 ロック部432
図4および図6に示すように、ロック部432は、ロック部材43Yの一部である。本実施形態では、ロック部432は、ロックガイド431を画定する壁である。
ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロック部432は、第1方向(図6参照)に延びる。言い換えると、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロック部432は、ドロワガイド411Yが延びる方向と交差する方向に延びる。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロック部432は、感光ドラム11Yの一端部とドロワガイド411Yとの間に位置する。そのため、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yが第2方向に移動する場合、円筒部512Aは、ロックガイド431から抜けない。これにより、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロック部432は、感光ドラム11Yをドロワ4にロックする。
一方、図8に示すように、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ロック部432は、ドロワガイド411Yが延びる方向に延びる。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ロック部432は、感光ドラム11Yの一端部とドロワガイド411Yとの間から退避する。そのため、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yが第2方向に移動する場合、円筒部512A(図4参照)は、ロックガイド431から抜ける。
3.6.3 貫通穴433
図6に示すように、貫通穴433は、ロック部材43Yの中央に位置する。貫通穴433は、ロックガイド431内に位置する。貫通穴433は、円形状を有する。
図4に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、感光ドラム11Yのカップリング111Yは、貫通穴433から露出する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ドロワ4が内側位置に位置した状態で、図示しない本体カップリングは、貫通穴433を通って、カップリング111Yに嵌まる。
3.6.4 押圧部材434
図4および図6に示すように、押圧部材434は、ロック部432に取り付けられる。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、押圧部材434は、感光ドラム11Yの一端部とドロワガイド411Yとの間に位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、押圧部材434は、感光ドラム11Yの一端部に対して、位置決め板42Aの反対側に位置する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、押圧部材434は、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512Aを位置決め板42Aに向けて押圧する。これにより、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、押圧部材434は、感光ドラム11Yの一端部を位置決め板42Aに向けて押圧する。詳しくは、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、押圧部材434は、感光ドラム11Yの一端部を位置決め板42Aの凹部421Y(図6参照)に向けて押圧する。
一方、図8に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、押圧部材434は、感光ドラム11Yの一端部とドロワガイド411Yとの間から退避する。これにより、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、押圧部材434による感光ドラム11Yの一端部に対する位置決め板42Aに向けての押圧は、解除される。
3.6.5 バネ435
図4および図6に示すように、バネ435は、押圧部材434を押圧する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、バネ435は、押圧部材434を感光ドラム11Yの一端部に向けて押圧する。
ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、バネ435は、押圧部材434を、位置決め板42Aに向けて押圧する。
3.7 レバー44Y,44M,44C,44K
レバー44M、44C、44Kのそれぞれについての説明は、レバー44Yについての説明と同様である。そのため、以下の説明において、レバー44M、44C、44Kについての説明は、省略される。
図4および図5に示すように、レバー44Yは、ロック部材43Yの外面S41に取り付けられる。これにより、レバー44Yは、ロック部材43Yとともに移動可能である。レバー44Yは、軸方向において、側板41Aの外面S21よりも外側に位置する。言い換えると、レバー44Yは、軸方向において、側板41Aに対して側板41Bの反対側に位置する。レバー44Yは、作業者がロック部材43Yを移動させるときに、作業者によって掴まれる。詳しくは、レバー44Yは、作業者によって操作されることにより、ロック部材43Yを、ロック位置(図6参照)とロック解除位置(図8参照)との間で移動させる。
ここで、レバー44Yは、ロック部材43Yをロック位置にロックする機能を有する。詳しくは、図4に示すように、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、レバー44Yは、第1位置と第2位置との間を移動可能である。第1位置に位置するレバー44Yは、図4に実線で記載される。第2位置に位置するレバー44Yは、図4に仮想線で記載される。
ロック部材43Yがロック位置に位置し、かつ、レバー44Yが第1位置に位置した状態で、レバー44Yは、側板41Aに対してロックされる。これにより、レバー44Yは、ロック部材43Yをロック位置にロックする。レバー44Yが第1位置に位置した状態で、レバー44Yは、側板41Aの外面S21に沿って延びる。
一方、ロック部材43Yがロック位置に位置し、かつ、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、側板41Aに対するレバー44Yのロックは、解除される。これにより、レバー44Yは、ロック位置におけるロック部材43Yのロックを解除する。レバー44Yが第2位置に位置した状態で、ロック部材43Yは、ロック位置とロック解除位置との間を移動可能である。レバー44Yが第2位置に位置した状態で、レバー44Yは、側板41Aの外面S21から突出する。
なお、レバー44Yが第2位置に位置し、かつ、ロック部材43Yがロック位置から移動した状態で、レバー44Yは、第2位置から第1位置に移動できない。そのため、ドロワ4が外側位置(図2参照)に位置し、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、ドロワ4が外側位置から内側位置(図1参照)へ移動した場合に、レバー44Yは、本体筐体2の当接部に当接する。これにより、ロック部材43Yがロック位置に位置していない状態で、ドロワ4が内側位置に位置することを、抑制できる。そのため、作業者に、ロック部材43Yをロック位置に位置させることを促すことができる。本実施形態では、当接部は、本体筐体2の開口21の縁である。すなわち、本体筐体2は、当接部を有する。
また、図4および図9に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、軸方向において、レバー44Yは、カップリング111Yの少なくとも一部を覆う。これにより、ロック部材43Yがロック位置に位置していない状態で、ドロワ4が内側位置に位置したとしても、図示しない本体カップリングがカップリング111Yに嵌まることを、抑制できる。そのため、感光ドラム11Yがドロワ4にロックされていない状態で画像形成が開始されることを、抑制できる。
図9に示すように、レバー44Yは、レバー本体441と、2つの突起442A、442Bとを有する。
3.7.1 レバー本体441
ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、レバー本体441は、感光ドラム11Yの径方向に延びる。言い換えると、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、レバー44Yは、感光ドラム11Yの径方向に延びる。レバー本体441は、第1端部441Aと、第2端部441Bと、円弧部分441Cとを有する。
第1端部441Aは、レバー44Yが延びる方向におけるレバー本体441の一端部である。第2端部441Bは、レバー44Yが延びる方向におけるレバー本体441の他端部である。つまり、レバー44Yは、レバー44Yが延びる方向において、第1端部441Aと第2端部441Bとを有する。第2端部441Bは、第1端部441Aに対して、ロック部材43Yの貫通穴433の反対側に位置する。
図5に示すように、レバー44Yが第1位置に位置した状態で、円弧部分441Cは、ロック部材43Yの貫通穴433の縁に沿う。これにより、レバー44Yが第1位置に位置した状態で、レバー44Yは、ロック部材43Yの貫通穴433を覆わない。
3.7.2 突起442A、442B
図9に示すように、突起442Aは、レバー本体441の第1端部441Aから延びる。突起442Aは、レバー本体441の第1端部441Aに取り付けられていてもよい。
突起442Bは、レバー本体441の第2端部441Bから延びる。突起442Bは、レバー本体441の第2端部441Bに取り付けられていてもよい。
図4に示すように、ロック部材43Yがロック位置に位置し、かつ、レバー44Yが第1位置に位置した状態で、レバー44Yの突起442Aが側板41Aの2つの穴414Yの一方に嵌まり、レバー44Yの突起442Bが側板41Aの2つの穴414Yの他方に嵌まる。これにより、レバー44Yは、側板41Aに対してロックされる。
ロック部材43Yがロック位置に位置し、かつ、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、レバー44Yの突起442Aが側板41Aの2つの穴414Yの一方から外れ、レバー44Yの突起442Bが側板41Aの2つの穴414Yの他方から外れる。これにより、側板41Aに対するレバー44Yのロックが解除される。
3.8 ロック部材45Y,45M,45C,45K
図4および図7に示すように、ロック部材45Yは、側板41Bの貫通穴416Y内に位置する。ロック部材45Yについての説明は、ロック部材43Yについての説明と同様である。そのため、ロック部材45Yについての説明は、省略される。
また、ロック部材45M、45C、45Kのそれぞれについての説明も、ロック部材43Yについての説明と同様である。そのため、ロック部材45M、45C、45Kのそれぞれについての説明も、省略される。
3.9 レバー46Y,46M,46C,46K
図4に示すように、レバー46Yは、ロック部材45Yの外面に取り付けられる。レバー46Yについての説明は、レバー44Yについての説明と同様である。そのため、レバー46Yについての説明は、省略される。
また、レバー46M、46C、46Kのそれぞれについての説明も、レバー44Yについての説明と同様である。そのため、レバー46M、46C、46Kのそれぞれについての説明も、省略される。
3.10 現像押圧部材47Y,47M,47C,47K
図6に示すように、現像押圧部材47Yは、側板41Aに取り付けられる。現像押圧部材47Yは、第1方向において、ドロワガイド411Yとドロワガイド411Mとの間に位置する。現像押圧部材48Yは、第1方向において、現像ガイド413Yに対して、ドロワガイド411Yの反対側に位置する。ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、現像押圧部材47Yは、ドラム軸A1(図1参照)と現像軸A2(図1参照)とを結ぶ方向において、現像ローラ62Yに対して、感光ドラム11Yの反対側に位置する。ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、現像押圧部材47Yは、現像カートリッジ6Yを、感光ドラム11Yに向けて押圧する。詳しくは、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、現像押圧部材47Yは、現像カートリッジ6Yの突起64A(図10参照)を、感光ドラム11Yに向けて押圧する。突起64Aについては、後で説明する。
現像押圧部材47Mは、側板41Aに取り付けられる。現像押圧部材47Mは、第1方向において、ドロワガイド411Mとドロワガイド411Cとの間に位置する。ドラムカートリッジ5Mおよび現像カートリッジ6Mがドロワ4に装着された状態で、現像押圧部材47Mは、現像カートリッジ6Mを、感光ドラム11Mに向けて押圧する。
現像押圧部材47Cは、側板41Aに取り付けられる。現像押圧部材47Cは、第1方向において、ドロワガイド411Cとドロワガイド411Kとの間に位置する。ドラムカートリッジ5Cおよび現像カートリッジ6Cがドロワ4に装着された状態で、現像押圧部材47Cは、現像カートリッジ6Cを、感光ドラム11Cに向けて押圧する。
現像押圧部材47Kは、側板41Aに取り付けられる。現像押圧部材47Kは、第1方向において、ドロワガイド411Kに対して、ドロワガイド411Cの反対側に位置する。ドラムカートリッジ5Kおよび現像カートリッジ6Kがドロワ4に装着された状態で、現像押圧部材47Kは、現像カートリッジ6Kを、感光ドラム11Kに向けて押圧する。
現像押圧部材47M,47C,47Kのそれぞれについての説明は、現像押圧部材47Yについての説明と同様である。そのため、現像押圧部材47M,47C,47Kのそれぞれについての説明は、省略される。
3.11 現像押圧部材48Y,48M,48C,48K
図7に示すように、現像押圧部材48Y,48M,48C,48Kのそれぞれは、側板41Bに取り付けられる。
現像押圧部材48Y,48M,48C,48Kのそれぞれについての説明は、現像押圧部材47Y(図6参照)についての説明と同様である。そのため、現像押圧部材48Y,48M,48C,48Kのそれぞれについての説明は、省略される。
3.12 現像押圧バネ49Y,49M,49C,49K
図6に示すように、現像押圧バネ49Yは、現像押圧部材47Yを押圧する。現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、現像押圧バネ49Yは、現像押圧部材47Yを、現像カートリッジ6Yの突起64A(図10参照)に向けて押圧する。現像押圧バネ49Yは、例えば、トーションばねである。
現像押圧バネ49M,49C,49Kについての説明は、現像押圧バネ49Yについての説明と同様である。そのため、現像押圧バネ49M,49C,49Kについての説明は、省略される。
3.13 現像押圧バネ50Y,50M,50C,50K
図7に示すように、現像押圧バネ50Yは、現像押圧部材48Yを押圧する。現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、現像押圧バネ50Yは、現像押圧部材48Yを、現像カートリッジ6Yの突起64B(図10参照)に向けて押圧する。現像押圧バネ50Yは、例えば、トーションばねである。
現像押圧バネ50M,50C,50Kについての説明は、現像押圧バネ50Yについての説明と同様である。そのため、現像押圧バネ50M,50C,50Kについての説明は、省略される。
4.現像カートリッジ6Yの詳細
図10を参照して、現像カートリッジ6Yの詳細について説明する。
なお、現像カートリッジ6M、6C、6Kのそれぞれについての説明は、現像カートリッジ6Yについての説明と同様である。そのため、現像カートリッジ6M、6C、6Kについての説明は、省略される。
また、以下の現像カートリッジ6Yの説明における「軸方向」は、「現像カートリッジ6Yがドラムカートリッジ5Yに装着された状態で」の「軸方向」である。
現像カートリッジ6Yは、上記した現像筐体61および現像ローラ62Yに加えて、複数の突起63A,63Bと、複数の突起64A,64Bと、第2ハンドル65とを有する。
4.1 突起63A,63B
突起63Aは、軸方向における現像筐体61Yの一方の側面S51から延びる。突起63Aは、軸方向における現像筐体61Yの一方の側面S51に取り付けられていてもよい。突起63Aは、軸方向に延びる。突起63Aは、円筒形状を有する。突起63Aは、現像ローラ62Yのシャフトの一端部を受ける。
突起63Bは、軸方向における現像筐体61Yの他方の側面S52から延びる。突起63Bは、軸方向において、現像筐体61Yに対して、突起63Aの反対側に位置する。突起63Bは、軸方向における現像筐体61Yの他方の側面S52に取り付けられていてもよい。突起63Bは、軸方向に延びる。突起63Bは、円筒形状を有する。突起63Bは、現像ローラ62Yのシャフトの他端部を受ける。
4.2 突起64A,64B
突起64Aは、軸方向における現像筐体61Yの一方の側面S51から延びる。突起64Aは、軸方向における現像筐体61Yの一方の側面S51に取り付けられていてもよい。突起64Aは、突起63Aから離れて位置する。ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、突起64Aは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、突起63Aに対して、感光ドラム11Yの反対側に位置する。現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、突起64Aは、現像押圧部材47Y(図6参照)によって、感光ドラム11Yに向けて押圧される。突起64Aは、軸方向に延びる。突起64Aは、円筒形状を有する。
突起64Bは、軸方向における現像筐体61Yの他方の側面S52から延びる。突起64Bは、軸方向における現像筐体61Yの他方の側面S52に取り付けられていてもよい。突起64Bは、突起63Bから離れて位置する。ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、突起64Bは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、突起63Bに対して、感光ドラム11Yの反対側に位置する。現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、突起64Bは、現像押圧部材48Y(図7参照)によって、感光ドラム11Yに向けて押圧される。突起64Bは、軸方向に延びる。突起64Bは、円筒形状を有する。
4.3 第2ハンドル65
図2および図10に示すように、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、第2ハンドル65は、現像筐体61の上端部に位置する。第2ハンドル65は、現像筐体61に取り付けられていてもよい。
図2に示すように、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、第2ハンドル65は、ドロワ4外に突出する。言い換えると、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、第2ハンドル65は、ドロワ4の上端部よりも上方に位置する。さらに言い換えると、ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、第2ハンドル65は、ドラムカートリッジ5Yの第1ハンドル52よりも上方に位置する。現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、作業者が現像カートリッジ6Yをドロワ4から取り外すときに、第2ハンドル65は、作業者によって掴まれる。
5. 現像カートリッジ6Yの交換作業
次に、図1から図7、および、図10を参照して、現像カートリッジ6Yの交換作業について説明する。
図1および図2に示すように、現像カートリッジ6Yを交換するには、作業者は、まず、ドロワ4を内側位置(図1参照)から外側位置(図2参照)へ移動させる。
ドロワ4が外側位置に位置した状態で、図5および図6に示すように、ロック部材43Yは、ロック位置に位置し、レバー44Yは、第1位置に位置している。また、図4および図7に示すように、ロック部材45Yは、ロック位置に位置し、レバー46Yは、第1位置に位置している。
レバー44Yが第1位置に位置していることにより、ロック部材43Yは、ロック位置にロックされている。また、レバー46Yが第1位置に位置していることにより、ロック部材45Yは、ロック位置にロックされている。
ロック部材43Yがロック位置に位置し、ロック部材45Yがロック位置に位置していることにより、感光ドラム11Yは、ドロワ4にロックされている。
次に、図2に示すように、作業者は、第2ハンドル65を掴んで、現像カートリッジ6Yをドロワ4から第2方向へ引き抜く。すると、現像カートリッジ6Yは、ドロワ4から離脱する。
このとき、感光ドラム11Yがドロワ4にロックされているので、感光ドラム11Yがドロワ4に対して移動してしまうことを抑制できる。
次に、ドロワ4が外側位置に位置し、かつ、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、ドラムカートリッジ5Yに現像カートリッジ6Yを装着するには、作業者は、まず、突起63A(図10参照)を現像ガイド413Y(図6参照)に嵌めるとともに、突起63B(図10参照)を現像ガイド417Y(図7参照)に嵌める。
これにより、現像カートリッジ6Yは、現像ガイド413Yおよび現像ガイド417Yによってガイドされて、ドロワ4に装着される。
次に、図1および図2に示すように、作業者は、ドロワ4を外側位置(図2参照)から内側位置(図1参照)へ移動させる。以上により、現像カートリッジ6Yの交換作業が完了する。
6.ドラムカートリッジ5Yの交換作業
次に、図1から図8を参照して、ドラムカートリッジ5Yの交換作業について説明する。
なお、ドラムカートリッジ5Yは、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、交換されてもよく、現像カートリッジ6Yがドロワ4から取り外された装着された状態で、交換されてもよい。
図1および図2に示すように、ドラムカートリッジ5Yを交換するには、作業者は、まず、ドロワ4を内側位置(図1参照)から外側位置(図2参照)へ移動させる。
ドロワ4が外側位置に位置した状態で、図5および図6に示すように、ロック部材43Yは、ロック位置に位置し、レバー44Yは、第1位置に位置している。また、図4および図7に示すように、ロック部材45Yは、ロック位置に位置し、レバー46Yは、第1位置に位置している。
レバー44Yが第1位置に位置していることにより、ロック部材43Yは、ロック位置にロックされている。また、レバー46Yが第1位置に位置していることにより、ロック部材45Yは、ロック位置にロックされている。
ロック部材43Yがロック位置に位置し、ロック部材45Yがロック位置に位置していることにより、感光ドラム11Yは、ドロワ4にロックされている。
次に、作業者は、レバー44Yを第1位置から第2位置へ移動させる。すると、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、ロック部材43Yのロックが解除される。また、作業者は、レバー46Yを第1位置から第2位置へ移動させる。すると、レバー46Yが第2位置に位置した状態で、ロック部材45Yのロックが解除される。
次に、図6および図8に示すように、作業者は、ロック部材43Yをロック位置からロック解除位置に回転させる。また、作業者は、ロック部材45Y(図7参照)をロック位置からロック解除位置に回転させる。すると、ロック部材43Yがロック解除位置に位置し、ロック部材45Y(図7参照)がロック解除位置に位置した状態で、ドロワ4に対する感光ドラム11Yのロックが解除される。
次に、図2に示すように、作業者は、第1ハンドル52を掴んで、ドラムカートリッジ5Yをドロワ4から引き抜く。すると、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512A(図4参照)がロック部材43Yのロックガイド431(図4参照)から外れ、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512B(図4参照)がロック部材45Yのロックガイド451(図4参照)から外れて、ドラムカートリッジ5Yは、ドロワ4から離脱する。
次に、ドロワ4が外側位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yをドロワ4に装着するには、作業者は、まず、図4に示すように、円筒部512Aをドロワ4のドロワガイド411Yに嵌めるとともに、円筒部512Bをドロワ4のドロワガイド415Yに嵌める。これにより、ドラムカートリッジ5Yは、ドロワガイド411Yおよびドロワガイド415Yによってガイドされて、ドロワ4に装着される。
ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着されると、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512Aは、ロック部材43Yのロックガイド431に嵌まり、ドラムカートリッジ5Yの円筒部512Bは、ロック部材45Yのロックガイド451に嵌まる。
次に、図5および図9に示すように、作業者は、第2位置に位置するレバー44Yを掴んで、ロック部材43Yをロック解除位置からロック位置に回転させる。また、作業者は、第2位置に位置するレバー46Y(図4参照)を掴んで、ロック部材45Y(図4参照)をロック解除位置からロック位置に回転させる。
すると、図6および図7に示すように、ロック部材43Yがロック位置に位置し、かつ、ロック部材45Yがロック位置に位置した状態で、感光ドラム11Yがドロワ4にロックされる。
次に、図4に示すように、作業者は、レバー44Yを第2位置から第1位置に位置させる。また、作業者は、レバー46Yを第2位置から第1位置に位置させる。
次に、図1および図2に示すように、作業者は、ドロワ4を外側位置(図2参照)から内側位置(図1参照)へ移動させる。以上により、ドラムカートリッジ5Yの交換作業が完了する。
7.作用効果
(1)画像形成装置1によれば、図2に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、現像カートリッジ6Yを交換する場合、図4に示すように、ロック部材43Yによって感光ドラム11Yがドロワ4にロックされた状態で、ドロワ4に対して現像カートリッジ6Yを交換できる。
そのため、現像カートリッジ6Yの交換作業中に、感光ドラム11Yがドロワ4に対して移動することを抑制できる。
その結果、本体筐体2内における感光ドラム11Yの位置決め精度が低下することを抑制できる。
(2)画像形成装置1によれば、図6および図8に示すように、ロック部材43Yは、軸方向に延びる第1軸A11について、ロック位置(図6参照)とロック解除位置(図8参照)との間を回転可能である。
そのため、ロック位置とロック解除位置との間でロック部材43Yを移動させるときに、ロック部材43Yを軸方向に移動させなくてもよい。
その結果、軸方向における省スペース化を図ることができる。
(3)画像形成装置1によれば、図6および図8に示すように、ロック部材43Yは、ドラム軸A1について、ロック位置(図6参照)とロック解除位置(図8参照)との間を回転可能である。
そのため、感光ドラム11Yに対するロック部材43Yの移動範囲を小さくできる。
その結果、ロック部材43Yを設けることによりドロワ4が大型化することを、抑制できる。
(4)画像形成装置1によれば、図6に示すように、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ロックガイド431は、ドロワガイド411Yが延びる方向に延び、かつ、ドロワガイド411Yと接続される。
そのため、ロック部材43Yがロック解除位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着されるときに、軸方向における感光ドラム11Yの一端部を、ドロワガイド411Yおよびロックガイド431によってガイドして、円滑にロック部材43Yに嵌めることができる。
また、図8に示すように、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロックガイド431は、ドロワガイド411Yが延びる方向と交差する方向に延びる。
そのため、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロックガイド431によって、軸方向における感光ドラム11Yの一端部を、ドロワ4にロックできる。
(5)画像形成装置1によれば、図6に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、かつ、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロック部432は、感光ドラム11Yの一端部とドロワガイド411Yとの間に位置する。
これにより、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロック部432によって、軸方向における感光ドラム11Yの一端部を、ドロワ4にロックできる。
(6)画像形成装置1によれば、図6に示すように、ロック部材43Yは、押圧部材434を有する。ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、押圧部材434は、感光ドラム11Yの一端部を位置決め板42Aに向けて押圧する。
これにより、ロック部材43Yを利用して、感光ドラム11Yの一端部を位置決め板42Aに向けて押圧できる。
(7)画像形成装置1によれば、図4に示すように、レバー44Yは、側板41Aの外面S21よりも外側に位置する。
そのため、作業者は、側板41Aの外側からロック部材43Yを操作できる。
その結果、作業者は、ロック部材43Yを円滑に移動させることができる。
(8)画像形成装置1によれば、図4および図5に示すように、ロック部材43Yがロック位置に位置し、かつ、レバー44Yが第1位置に位置した状態で、レバー44Yは、側板41Aに対してロックされる。
そのため、レバー44Yを利用して、ロック部材43Yをロック位置にロックすることができる。
(9)画像形成装置1によれば、図4に仮想線で示すように、ドロワ4が外側位置に位置し、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、ドロワ4が外側位置から内側位置へ移動した場合に、レバー44Yは、本体筐体2の当接部に当接する。
これにより、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、ドロワ4が内側位置に位置することを抑制できる。
そのため、作業者がドロワ4を外側位置から内側位置へ移動させるときに、ロック部材43Yをロック位置に位置させ、かつ、レバー44Yを第1位置に位置させることを、作業者に促すことができる。
(10)画像形成装置1によれば、図9に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着され、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、感光ドラム11Yの軸方向において、レバー44Yは、カップリング111Yの少なくとも一部を覆う。
そのため、レバー44Yが第2位置に位置した状態で、ドロワ4が内側位置に位置してしまった場合、本体カップリングがカップリング111Yに嵌まることを、レバー44Yによって抑制できる。
その結果、感光ドラム11Yがドロワ4にロックされていない状態で、画像形成が開始されてしまうことを抑制できる。
(11)画像形成装置1によれば、図6に示すように、ロック部材43Yがロック位置に位置した状態で、ロックガイド431が延びる方向において、ロックガイド431の第1端部E11は、ロックガイド431の第2端部E12と現像押圧部材47Yとの間に位置する。
そのため、ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着されている状態で、現像押圧部材47Yから現像カートリッジ6Yを介してドラムカートリッジ5Yに伝わる力は、ロックガイド431の第1端部E11からロックガイド431の第2端部E12に向かう方向に加わる。
そのため、現像押圧部材47Yからの力によって感光ドラム11Yの一端部がロックガイド431から外れることを、抑制できる。
(12)画像形成装置1によれば、図2に示すように、ドラムカートリッジ5Yがドロワ4に装着された状態で、ドラムカートリッジ5Yの第1ハンドル52は、ドロワ4内に収容される。一方、現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着された状態で、現像カートリッジ6Yの第2ハンドル65は、ドロワ4外に突出する。
そのため、ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着されている状態で、作業者が現像カートリッジ6Yを交換しようとした場合、作業者は、ドラムカートリッジ5Yの第1ハンドル52に比べて、現像カートリッジ6Yの第2ハンドル65に容易に気付くことができる。
その結果、ドラムカートリッジ5Yおよび現像カートリッジ6Yがドロワ4に装着されている状態で、作業者が現像カートリッジ6Yを交換しようとした場合に、作業者が誤ってドラムカートリッジ5Yを取り外してしまうことを、抑制できる。
8.変形例
(1)画像形成装置1は、ドラムカートリッジ5Y、5M、5Cを備えなくてもよい。画像形成装置1は、単色画像の印刷専用であってもよい。
(2)ロック部材43Yは、直線移動可能であってもよい。
1 画像形成装置
4 ドロワ
5Y ドラムカートリッジ
6Y 現像カートリッジ
11Y 感光ドラム
23 位置決め部材
41A 側板
42A 位置決め板
43Y ロック部材
44Y レバー
47Y 現像押圧部材
49Y 現像押圧バネ
52 第1ハンドル
65 第2ハンドル
111Y カップリング
411Y ドロワガイド
412Y 貫通穴
413Y 現像ガイド
414Y 穴
421Y 凹部
422 被位置決め部
431 ロックガイド
432 ロック部
433 貫通穴
434 押圧部材
435 バネ
441A 第1端部
441B 第2端部
442A 突起
A1 ドラム軸
A11 第1軸
E11 第1端部
E12 第2端部
S21 外面
S22 内面

Claims (23)

  1. 本体筐体と、
    感光ドラムを有するドラムカートリッジと、
    現像ローラを有する現像カートリッジと、
    前記本体筐体内に位置する内側位置と、前記本体筐体外に位置する外側位置との間を移動可能なドロワであって、前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジがそれぞれ着脱可能であり、前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記感光ドラムを前記ドロワにロックするロック位置と、前記ドロワに対する前記感光ドラムのロックを解除するロック解除位置との間を移動可能なロック部材を備える、ドロワと、
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記感光ドラムは、軸方向に延びるドラム軸について回転可能であり、
    前記ロック部材は、前記軸方向に延びる第1軸について、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間を回転可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記感光ドラムは、軸方向に延びるドラム軸について回転可能であり、
    前記ロック部材は、前記ドラム軸について、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間を回転可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記ロック部材は、円板形状を有し、
    前記ロック部材の径方向に延びるロックガイドと、
    前記ロック部材の中央に位置する円形状の貫通穴であって、前記ロックガイド内に位置する貫通穴と、を有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ドロワは、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着されるときに、前記感光ドラムの軸方向における前記感光ドラムの一端部をガイドするドロワガイドを有し、
    前記ロック部材は、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記感光ドラムの前記一端部が嵌まるロックガイドを有し、
    前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記ロックガイドは、前記ドロワガイドが延びる方向と交差する方向に延び、
    前記ロック部材が前記ロック解除位置に位置した状態で、前記ロックガイドは、前記ドロワガイドが延びる方向に延び、かつ、前記ドロワガイドと接続される、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ドロワは、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着されるときに、前記感光ドラムの軸方向における前記感光ドラムの一端部をガイドするドロワガイドを有し、
    前記ロック部材は、
    前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で前記感光ドラムを前記ドロワにロックするロック部であって、前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記感光ドラムの一端部と前記ドロワガイドとの間に位置し、前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着され、かつ、前記ロック部材が前記ロック解除位置に位置した状態で、前記感光ドラムの前記一端部と前記ドロワガイドとの間から退避するロック部を有する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ドロワは、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記感光ドラムの一端部と接触して前記感光ドラムの位置を決める位置決め板を有し、
    前記ロック部材は、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記感光ドラムの前記一端部を前記位置決め板に向けて押圧する押圧部材を有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ロック部材は、前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記押圧部材を前記感光ドラムの前記一端部に向けて押圧するバネを有する、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記位置決め板は、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記感光ドラムの前記一端部が嵌まる凹部を有し、
    前記押圧部材は、前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記感光ドラムの前記一端部を前記位置決め板の前記凹部に向けて押圧する、請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記本体筐体は、
    前記ドロワが前記内側位置に位置した状態で前記位置決め板を前記本体筐体に位置決めする位置決め部材を有し、
    前記位置決め板は、
    前記ドロワが前記内側位置に位置した状態で前記位置決め部材と接触する被位置決め部を有する、請求項7から請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記位置決め部材は、円柱形状を有し、
    前記被位置決め部は、前記ドロワが前記内側位置に位置した状態で前記位置決め部材が嵌まる切欠きである、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記ドロワは、前記ロック部材を前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動させるためのレバーであって、前記ロック部材とともに移動可能なレバーを、さらに有する、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記ドロワは、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記ドラムカートリッジに向かい合う内面と、前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記内面に対して前記ドラムカートリッジの反対側に位置する外面と、前記内面から前記外面まで貫通する貫通穴とを有する側板を有し、
    前記ロック部材は、前記側板の前記貫通穴内に位置し、
    前記レバーは、前記側板の前記外面よりも外側に位置する、請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記レバーは、前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記側板の前記外面に沿って延びる第1位置と、前記側板の前記外面から突出する第2位置との間を移動可能であり、
    前記ロック部材が前記ロック位置に位置し、かつ、前記レバーが前記第1位置に位置した状態で、前記レバーは、前記側板に対してロックされ、
    前記ロック部材が前記ロック位置に位置し、かつ、前記レバーが前記第2位置に位置した状態で、前記側板に対する前記レバーのロックが解除される、請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記レバーは、突起を有し、
    前記側板は、穴を有し、
    前記ロック部材が前記ロック位置に位置し、かつ、前記レバーが前記第1位置に位置した状態で、前記レバーの前記突起が前記側板の前記穴に嵌まることにより、前記レバーは、前記側板に対してロックされ、
    前記ロック部材が前記ロック位置に位置し、かつ、前記レバーが前記第2位置に位置した状態で、前記レバーの前記突起が前記側板の前記穴から外れることにより、前記側板に対する前記レバーのロックが解除される、請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記本体筐体は、
    前記ドロワが前記外側位置に位置し、前記レバーが前記第2位置に位置した状態で、前記ドロワが前記外側位置から前記内側位置へ移動した場合に、前記レバーが当接する当接部を有する、請求項14または請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記感光ドラムは、
    前記感光ドラムの一端部に位置するカップリングを有し、
    前記ロック部材は、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記カップリングが露出する貫通穴を有し、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着され、前記レバーが前記第2位置に位置した状態で、前記感光ドラムの軸方向において、前記レバーは、前記カップリングの少なくとも一部を覆う、請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  18. 前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着され、前記レバーが前記第2位置に位置した状態で、前記レバーは、前記感光ドラムの径方向に延び、
    前記レバーは、前記レバーが延びる方向において、第1端部と、前記第1端部に対して前記貫通穴の反対側に位置する第2端部とを有する、請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記ドロワは、
    前記現像カートリッジが前記ドロワに装着されるときに前記現像カートリッジをガイドする現像ガイドを有する、請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  20. 前記ドロワは、
    前記ドラムカートリッジおよび前記現像カートリッジが前記ドロワに装着されている状態で前記現像カートリッジを前記感光ドラムに向けて押圧する現像押圧部材を有する、請求項1から請求項19のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  21. 前記ドロワは、
    前記現像カートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記現像押圧部材を前記現像カートリッジに向けて押圧する現像押圧バネを有する、請求項20に記載の画像形成装置。
  22. 前記ドロワは、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着されるときに、前記感光ドラムの軸方向における前記感光ドラムの一端部をガイドするドロワガイドを有し、
    前記ロック部材は、
    前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記感光ドラムの前記一端部が嵌まるロックガイドを有し、
    前記ロックガイドは、
    前記ロック部材が前記ロック解除位置に位置した状態で前記ドロワガイドと接続される第1端部と、
    前記ロックガイドが延びる方向において前記第1端部から離れて位置する第2端部と、を有し、
    前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記ロックガイドが延びる方向において、前記第1端部は、前記第2端部と前記現像押圧部材との間に位置する、請求項20または請求項21に記載の画像形成装置。
  23. 前記ドラムカートリッジは、前記ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記ドロワ内に収容される第1ハンドルを有し、
    前記現像カートリッジは、前記現像カートリッジが前記ドロワに装着された状態で前記ドロワ外に突出する第2ハンドルを有する、請求項1から請求項22のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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