JP2022143373A - ミスト式毛髪化粧料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪を巻く時あるいはストレートにする際に使用されるヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物であって、ミスト状に噴霧でき、塗布時の指通りが良く、仕上がりにおいてはべたつきや皮膜感がないにも関わらず、キープ力があり、毛髪にまとまりやツヤを与えるミスト式毛髪化粧料組成物を提供する。【解決手段】ヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物であって、(A)両性皮膜形成樹脂、(B)HLBが6.5以上である非イオン性界面活性剤、(C)変性シリコーンを含有するミスト式毛髪化粧料組成物を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、ミスト式毛髪化粧料組成物に関し、特に、ヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物であって、ミスト状に噴霧でき、塗布時の指通りが良く、仕上がりにおいては、べたつきや皮膜感がないにも関わらず、キープ力があり、まとまりやツヤを与えるミスト式毛髪化粧料組成物に関する。
現代ではSNSの普及に伴い、簡単に出来るヘアアレンジや髪の巻き方等の動画を、誰でも気軽に閲覧することができるため、セルフでヘアアレンジを楽しむことが容易となっている。
ヘアアレンジの際に用いられる道具の一つとしてヘアアイロンがある。近年使用されているヘアアイロンの種類としては、毛髪をまっすぐにするストレートアイロンや、毛髪を巻髪にするカールアイロン等が普及している。
しかしながら、ヘアアイロンを用いることで毛髪のタンパク質が変性し、ダメージへと繋がってしまう。そのため、髪を熱から保護する機能が付与された、ヘアアイロンを使用する前に塗布するスタイリング剤の需要が高まっている。
近年では、まとまりとツヤを意識した仕上がりが好まれているが、ヘアアイロンを使用する前にヘアオイルやバーム等の油性毛髪化粧料を塗布すると、毛髪化粧料が揮発しないために、ヘアアイロンが汚れてしまうという懸念がある。ゆえに、ヘアアイロンを使用する前に塗布する毛髪化粧料としては水系毛髪化粧料が好まれており、中でも広範囲かつ均一に片手で塗布できる、ミスト式毛髪化粧料が好まれる。
ヘアアイロンを使用する前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物は、毛髪を熱から保護する点(特許文献1)、アイロンをあてた際の蒸発音が鳴らず、アイロンのすべり性を付与する点(特許文献2)、毛髪にやわらかさを付与することでスタイル形成を容易にする点(特許文献3)等の観点からさまざまな処方が開発されている。
特開2010-189306号公報 特開2019-43852号公報 特開2011-98932号公報
しかしながら、上記特許文献1の組成物は、ヘアアイロンを使用後に樹脂によるぱりぱりとした皮膜感を感じてしまうことがあった。上記特許文献2および3の組成物は、仕上がりが軽く、まとまりとツヤが損なわれてしまうものであった。また、ヘアアイロンを使用する前に塗布される水系毛髪化粧料においては、ヘアアイロンにより水分が蒸発することに加えて、樹脂によってキープ力を付与しなければならないために、樹脂による皮膜感を感じることなく、まとまりとツヤを得ることが困難であった。
したがって、本発明は、ミスト式毛髪化粧料組成物に関し、特に、ヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物であって、ミスト状に噴霧でき、塗布時の指通りが良く、仕上がりにおいては、べたつきや皮膜感がないにも関わらず、キープ力があり、まとまりやツヤを与えるミスト式毛髪化粧料組成物を提供することを課題とする。
本発明者は、このような状況に鑑み、鋭意研究した結果、ヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物に(A)両性皮膜形成樹脂、(B)HLBが6.5以上である非イオン性界面活性剤、(C)変性シリコーンを含有することで、ミスト状に噴霧でき、塗布時の指通りが良く、仕上がりにおいては、べたつきや皮膜感がないにも関わらず、キープ力があり、まとまりやツヤを与えることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明により、ヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物であって、ミスト状に噴霧でき、塗布時の指通りが良く、仕上がりにおいては、べたつきや皮膜感がないにも関わらず、キープ力があり、まとまりやツヤを与えるミスト式毛髪化粧料組成物を提供する。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、含有量を示す単位は、特に明記しない限り全て質量%である。
本発明は、ヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物であって、(A)両性皮膜形成樹脂、(B)HLBが6.5以上である非イオン性界面活性剤、(C)変性シリコーンを含有するミスト式毛髪化粧料組成物に関するものである。
本発明は、キープ力およびまとまりの良さの観点から、(A)両性皮膜形成樹脂を含有する。
本発明で用いられる前記(A)成分の含有量は、好ましくは0.1~4%、より好ましくは0.25~3.5%、さらに好ましくは0.5~3%が良い。前記(A)成分が0.1%未満の場合、キープ力やまとまりが損なわれる可能性がある。前記(A)成分が4%を超える場合、ミスト状になり難く、指通りが悪く、べたつきおよび皮膜感を感じる可能性がある。
本発明で用いられる前記(A)成分としては、特に限定されないが、例えば、(アクリレーツ/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー〔プラスサイズ L-822W(互応化学工業株式会社製)〕、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー〔ユカフォーマー SM(三菱ケミカル株式会社製)〕、(メタクリル酸エチルベタイン/アクリレーツ)コポリマー〔RAMレジン-2000(大阪有機化学工業株式会社製)〕、(オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル)コポリマー〔AMPHOMER 28-4910、AMPHOMER SH30(ヌーリオン・ジャパン株式会社製)〕等が挙げられる。前記(A)成分は1種以上を含有しても良い。
本発明で用いられる前記(A)成分のうち、べたつきのなさの観点から、(アクリレーツ/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、(メタクリル酸エチルベタイン/アクリレーツ)コポリマーが好ましく、(アクリレーツ/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマーがより好ましい。
本発明は、毛髪にまとまりおよびツヤを与える観点から、(B)HLBが6.5以上である非イオン性界面活性剤を含有する。
本発明で用いられる前記(B)成分の含有量は、好ましくは1~15%、より好ましくは2~10%、さらに好ましくは3~8%が良い。前記(B)成分が1%未満の場合、毛髪のまとまりおよびツヤが損なわれる可能性がある。前記(B)成分の含有量が15%を超える場合、ミスト状になり難く、指通りが悪く、べたつきおよび皮膜感を感じる可能性がある。
本発明で用いられる前記(B)成分としては、特に限定されないが、例えば、ポリオキシエチレン(以下POEと表記する)硬化ヒマシ油、POEフィトステロール、POEポリオキシプロピレン(以下POPと表記する)アルキルエーテル、POEソルビット脂肪酸エステル、POEラノリン、POEアルキルエーテル、POEグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、POEソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
本発明で用いられる前記POE硬化ヒマシ油の具体例としては、POE(10)硬化ヒマシ油〔HLB:6.5〕、POE(20)硬化ヒマシ油〔HLB:10.5〕、POE(30)硬化ヒマシ油〔HLB:11.0〕、POE(40)硬化ヒマシ油〔HLB:12.5〕、POE(50)硬化ヒマシ油〔HLB:13.5〕、POE(60)硬化ヒマシ油〔HLB:14.0〕、POE(80)硬化ヒマシ油〔HLB:15.0〕、POE(100)硬化ヒマシ油〔HLB:16.5〕等が挙げられる。なお、POE後の括弧の中の数字はエチレンオキシドの平均付加モル数を表している。
本発明で用いられる前記POEフィトステロールの具体例としては、POE(5)フィトステロール〔HLB:9.5〕、POE(10)フィトステロール〔HLB:12.5〕、POE(20)フィトステロール〔HLB:15.5〕、POE(30)フィトステロール〔HLB:18.0〕等が挙げられる。
本発明で用いられる前記POEPOPアルキルエーテルの具体例としては、POE(1)POP(4)セチルエーテル〔HLB:9.5〕、POE(10)POP(4)セチルエーテル〔HLB:10.5〕、POE(20)POP(4)セチルエーテル〔HLB:16.5〕、POE(20)POP(8)セチルエーテル〔HLB:12.5〕、POE(12)POP(6)デシルテトラデシルエーテル〔HLB:8.5〕、POE(20)POP(6)デシルテトラデシルエーテル〔HLB:11.0〕、POE(30)POP(6)デシルテトラデシルエーテル〔HLB:12.0〕等が挙げられる。なお、POP後の括弧の中の数字はプロピレンオキシドの平均付加モル数を表している。
本発明で用いられる前記POEソルビット脂肪酸エステルの具体例としては、モノラウリン酸POE(6)ソルビット〔HLB:15.5〕、テトラステアリン酸POE(60)ソルビット〔HLB:13.0〕、テトラオレイン酸POE(6)ソルビット〔HLB:8.5〕、テトラオレイン酸POE(30)ソルビット〔HLB:11.5〕、テトラオレイン酸POE(40)ソルビット〔HLB:12.5〕、テトラオレイン酸POE(60)ソルビット〔HLB:14.0〕等が挙げられる。
本発明で用いられる前記POEラノリンの具体例としては、POE(10)ラノリン〔HLB:12.0〕、POE(20)ラノリン〔HLB:13.0〕、POE(30)ラノリン〔HLB:15.0〕等が挙げられる。
本発明で用いられるPOEアルキルエーテルの具体例としては、POE(2)ラウリルエーテル〔HLB:9.5〕、POE(4)ラウリルエーテル〔HLB:11.5〕、POE(9)ラウリルエーテル〔HLB:14.5〕、POE(21)ラウリルエーテル〔HLB:19.0〕、POE(25)ラウリルエーテル〔HLB:19.5〕、POE(2)セチルエーテル〔HLB:8.0〕、POE(6)セチルエーテル〔HLB:10.5〕、POE(7)セチルエーテル〔HLB:11.5〕、POE(10)セチルエーテル〔HLB:13.5〕、POE(15)セチルエーテル〔HLB:15.5〕、POE(20)セチルエーテル〔HLB:17.0〕、POE(23)セチルエーテル〔HLB:18.0〕、POE(25)セチルエーテル〔HLB:18.5〕、POE(30)セチルエーテル〔HLB:19.5〕、POE(40)セチルエーテル〔HLB:20.0〕、POE(2)ステアリルエーテル〔HLB:8.0〕、POE(4)ステアリルエーテル〔HLB:9.0〕、POE(20)ステアリルエーテル〔HLB:18.0〕、POE(2)オレイルエーテル〔HLB:7.5〕、POE(7)オレイルエーテル〔HLB:10.5〕、POE(10)オレイルエーテル〔HLB:14.5〕、POE(15)オレイルエーテル〔HLB:16.0〕、POE(20)オレイルエーテル〔HLB:17.0〕、POE(50)オレイルエーテル〔HLB:18.0〕、POE(5)ベヘニルエーテル〔HLB:7.0〕、POE(10)ベヘニルエーテル〔HLB:10.0〕、POE(20)ベヘニルエーテル〔HLB:16.5〕、POE(30)ベヘニルエーテル〔HLB:18.0〕、POE(3)アルキル(C12~14)エーテル〔HLB:8.0〕、POE(5)アルキル(C12~14)エーテル〔HLB:10.5〕、POE(7)アルキル(C12~14)エーテル〔HLB:12.0〕、POE(9)アルキル(C12~14)エーテル〔HLB:13.5〕、POE(12)アルキル(C12~14)エーテル〔HLB:14.5〕等が挙げられる。
本発明で用いられる前記POEグリセリン脂肪酸エステルの具体例としては、モノステアリン酸POE(5)グリセリル〔HLB:9.5〕、モノステアリン酸POE(15)グリセリル〔HLB:13.5〕、POE(5)オレイン酸グリセリル〔HLB:9.5〕、POE(15)オレイン酸グリセリル〔HLB:14.5〕等が挙げられる。
本発明で用いられる前記ポリグリセリン脂肪酸エステルの具体例としては、ラウリン酸ポリグリセリル-6〔HLB:14.5〕、ラウリン酸ポリグリセリル-10〔HLB:15.5〕、ミリスチン酸ポリグリセリル-10〔HLB:14.0〕、ステアリン酸ポリグリセリル-6〔HLB:9.0〕、ステアリン酸ポリグリセリル-10〔HLB:12.0〕、ジステアリン酸ポリグリセリル-10〔HLB:10.0〕、トリステアリン酸ポリグリセリル-10〔HLB:7.5〕、イソステアリン酸ポリグリセリル-10〔HLB:12.0〕、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10〔HLB:10.0〕、オレイン酸ポリグリセリル-10〔HLB:12.0〕、トリオレイン酸ポリグリセリル-10〔HLB:7.0〕等が挙げられる。
本発明で用いられる前記POEソルビタン脂肪酸エステルの具体例としては、POE(20)ヤシ油脂肪酸ソルビタン〔HLB:17.0〕、モノパルミチン酸POE(20)ソルビタン〔HLB:15.5〕、モノステアリン酸POE(6)ソルビタン〔HLB:9.5〕、イソステアリン酸POE(20)ソルビタン〔HLB:15.0〕、トリステアリン酸POE(20)ソルビタン〔HLB:10.5〕、モノオレイン酸POE(6)ソルビタン〔HLB:10.0〕、モノオレイン酸POE(20)ソルビタン〔HLB:15.0〕、トリオレイン酸POE(20)ソルビタン〔HLB:11.0〕等が挙げられる。
ここで、HLBとは、親水性と親油性のバランス(Hydrophile-Lipophile Balance)のことを指し、Griffin法、川上法、Davis法等数々の算出方法が提唱されている。本発明で用いるHLBは、「ハンドブック-化粧品・製剤原料-改定版 日光ケミカルズ株式会社 1977年,854~855ページ」に記載されている「実測値による方法」を用いて算出した値である。
なお、本発明で用いられる前記(B)成分のHLBとは、前記(B)成分が1種類である場合、前記記載の「実測値による方法」により算出された値のことであり、前記(B)成分が2種以上である場合、加重平均したHLB値のことである(以下、平均HLBと表記する)。
本発明で用いられる前記(B)成分のうち、まとまりおよびツヤの観点から、POE硬化ヒマシ油が好ましく、POE硬化ヒマシ油を2種以上用いることがより好ましい。
さらに前記(B)成分は、(B-1)POEの平均付加モル数が10以上50未満であるPOE硬化ヒマシ油から選ばれる1種以上および(B-2)POEの平均付加モル数が50以上100以下であるPOE硬化ヒマシ油から選ばれる1種以上であることが好ましい。
前記(B-1)成分のPOEの平均付加モル数は、好ましくは10~40、より好ましくは20~40が良い。
前記(B-2)成分のPOEの平均付加モル数は、好ましくは50~80が良い。
前記(B)成分が1種の場合のHLBは、6.5以上であり、好ましくは12.5~15.0が良い。HLBが6.5未満の場合、本発明におけるミスト式毛髪化粧料組成物に溶解させることが困難である。
前記(B)成分がPOE硬化ヒマシ油を2種以上用いた場合のHLBは、好ましくは9.5~16.3、より好ましくは10.3~15.7、さらに好ましくは12.5~14.0が良い。
本発明は塗布時の指通りの良さ、まとまりおよびツヤの観点から、(C)変性シリコーンを含有する。
本発明で用いられる前記(C)成分の含有量は、好ましくは0.5~5%、より好ましくは1~4.5%、さらに好ましくは1.5~4%が良い。前記(C)成分が0.5%未満の場合、指通りが悪く、まとまりおよびツヤが損なわれる可能性がある。前記(C)成分が5%を超える場合、べたつきを感じる可能性がある。
本発明で用いられる前記(C)成分は、主鎖がオルガノポリシロキサンで、親水基として、ポリオキシアルキレン基またはポリグリセリン基から選ばれる1種以上を有する。
本発明で用いられる前記親水基の位置は、シリコーン鎖に対して、側鎖型変性、ブロック型変性および末端型変性から選ばれる1種以上である。
さらに、前記親水基と別にオルガノポリシロキサン基、炭化水素基およびアミノ基から選ばれる1種以上を有していても良いが、本発明で用いられる前記(C)成分には、架橋された重合体は含まない。
本発明で用いられる前記(C)成分のうち、前記ポリオキシアルキレン基を有する側鎖型は特に限定されないが、例えば、POE・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体等が挙げられる。
本発明で用いられる前記POE・メチルポリシロキサン共重合体の市販品としては、例えばKF-6011(信越化学工業株式会社製)、KF-6011P(信越化学工業株式会社製)、KF-6043(信越化学工業株式会社製)、BELSIL DMC 6038(旭化成ワッカーシリコーン株式会社製)、DOWSIL SH 3771M(ダウ・東レ株式会社製)、DOWSIL SS-2802(ダウ・東レ株式会社製)、DOWSIL SS-2804(ダウ・東レ株式会社製)等が挙げられる。
本発明で用いられる前記ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体の市販品としては、KF-6012(信越化学工業株式会社製)、BELSIL DMC 6031(旭化成ワッカーシリコーン株式会社製)等が挙げられる。
本発明で用いられる前記(C)成分のうち、前記ポリグリセリン基を有する側鎖型は特には限定されないが、例えばポリグリセリル-3ジシロキサンジメチコン等が挙げられる。
本発明で用いられる前記ポリグリセリル-3ジシロキサンジメチコンの市販品としては、例えばKF-6100(信越化学工業株式会社製)等が挙げられる。
本発明のミスト式毛髪化粧料組成物には、本発明の効果を損なわない範囲であれば、前記成分の他、通常化粧品に用いられる成分として、皮膜形成樹脂、界面活性剤、シリコーン油、シリコーン油以外の油性成分、アルコール類、pH調整剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、防腐剤、保湿剤、清涼剤、増粘剤、ビタミン類、植物抽出物、タンパク質加水分解物、着色剤等を含有することが可能であり、これらは1種以上含有しても良い。
本発明のミスト式毛髪化粧料組成物の性状は、ミスト状に噴霧できれば、液状には限定されず、ゲル状等であっても良い。
本発明のミスト式毛髪化粧料組成物の外観は、ミスト状に噴霧できれば、特には限定されず、透明、不透明、着色、およびパール等であっても良い。
本発明におけるミスト式毛髪化粧料組成物の20℃条件下での粘度は、ミスト状に噴霧できれば特には限定されないが、好ましくは5,000mPa・s未満であり、より好ましくは100mPa・s未満が良い。
本発明におけるミスト式毛髪化粧料組成物の20℃条件下での粘度は、常法にて調製して得られたミスト式毛髪化粧料組成物をサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に130mL充填し、20℃条件下で24時間静置した後に、B型粘度計(モデル:デジタル粘度計TVB-10M、東機産業株式会社製)により、粘度が1mPa・s以上100mPa・s未満の場合は、M1号ローターを用いて60rpmで1分間、粘度が100mPa・s以上1,000mPa・s未満の場合は、M2号ローターを用いて30rpmで1分間、粘度が1,000mPa・s以上2,000mPa・s未満の場合は、M3号ローターを用いて60rpmで1分間、粘度が2,000mPa・s以上4,000mPa・s未満の場合は、M3号ローターを用いて30rpmで1分間、粘度が4,000mPa・s以上20,000mPa・s未満の場合は、M4号ローターを用いて30rpmで1分間回転させた後に測定したものである。
本発明におけるミスト式毛髪化粧料組成物の20℃条件下でのpHは、特に限定されないが、好ましくは4.0~8.0、より好ましくは5.0~8.0がよい。
本発明におけるミスト式とは、容器内に毛髪化粧料組成物が充填されており、ポンプ式ディスペンサーまたはトリガー式ディスペンサーにより毛髪化粧料組成物がミスト状に噴霧されることを意味する。
本発明の前記ポンプ式ディスペンサーは、特に限定されないが、例えば、Z-100(噴霧量:0.1mL/1プッシュ、株式会社三谷バルブ製)、Z-155(噴霧量:0.15mL/1プッシュ、株式会社三谷バルブ製)、Z-205(噴霧量:0.2mL/1プッシュ、株式会社三谷バルブ製)等を使用することができる。
本発明の前記トリガー式ディスペンサーは、特に限定されないが、例えば、Z-305(噴霧量:0.3mL/1プッシュ、株式会社三谷バルブ製)、T-305(噴霧量:0.3mL/1プッシュ、株式会社三谷バルブ製)等を使用することができる。
本発明におけるミスト式毛髪化粧料組成物は、ヘアアイロンを使用する前後で使用可能だが、好ましくはヘアアイロンを使用する前に塗布するのが良い。
本発明におけるミスト式毛髪化粧料組成物を、ヘアアイロンを使用する前に塗布する場合、毛髪のスタイルはストレートやカール等限定はされないが、好ましくはカールに使用することが良い。
本発明における前記「ヘアアイロン」は、毛髪に接触させて熱処理を施すものであれば特には限定されず、具体的には「ストレート用ヘアアイロン」、「巻き髪用コテ」、「ワッフル用アイロン」等が挙げられる。また前記ヘアアイロンのような、毛髪をアイロンに巻きつけてスタイリングを行うものだけでなく、毛髪をアイロンで挟み、自動で毛髪をアイロンに巻きつけるようなヘアアイロン等も含む。
本発明における前記「ヘアアイロン」の設定温度は特には限定されないが、毛髪にスタイルを形成させられる温度が好ましく、100~230℃の範囲がより好ましい。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。
本明細書に示す評価試験において、ミスト式毛髪化粧料組成物に含まれる成分およびその含有量を種々変更しながら実施した。各成分の含有量を示す単位は全て質量%であり、各成分の含有量は全て純分としての含有量であり、これを常法にて調製した。本明細書中の実施例および比較例に記載のHLBは、前記(B)成分が1種類である場合、前記記載の「実測値による方法」により算出された値のことであり、前記(B)成分が2種以上である場合、加重平均したHLB値のことである。
本明細書に示す評価試験において、実施例および比較例のミスト式毛髪化粧料組成物はポンプ式ディスペンサーにて塗布し、ポンプ式ディスペンサーはZ-155(株式会社三谷バルブ製)を用い、ノズルはND-95(株式会社三谷バルブ製)を用いた。
本明細書に示す評価試験において、「ミスト状」、「指通りの良さ」、「べたつきのなさ」、「皮膜感のなさ」、「キープ力」、「まとまりの良さ」および「ツヤ」について下記の方法で評価した。
「ミスト状」
赤色106号で着色したミスト式毛髪化粧料組成物を紙から15cm離したところから地面に並行に噴霧し、霧の状態を確認した。なお、実験を行う際には空調設備による風の影響等を受けない場所で行った。霧が噴霧され、着色した範囲の中で、描ける最大円の直径にて霧の状態を、◎(良好)、○(やや良好)、△(やや不良)、×(不良)の四段階で評価した。
(判定基準)
直径15cm以上 : ◎
直径10cm以上15cm未満: ○
直径5cm以上10cm未満 : △
直径5cm未満 : ×
「指通りの良さ」
パネラー5名が、毛髪試験用ドール(人毛黒髪100%、型番:クイーン・カットNo.775N、株式会社ビューラックス製)の半頭に、実施例および比較例で得られたミスト式毛髪化粧料組成物を1.8g塗布し、手で髪全体になじませる際の指通りの良さを官能にて、5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(やや良好)、2点(やや不良)、1点(不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記平均点の判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : 5
3.5点以上4.0点未満: 4
3.0点以上3.5点未満: 3
2.0点以上3.0点未満: 2
2.0点未満 : 1
「べたつきのなさ」
パネラー5名が、毛髪試験用ドール(人毛黒髪100%、型番:クイーン・カットNo.775N、株式会社ビューラックス製)の半頭に、実施例および比較例で得られたミスト式毛髪化粧料組成物を1.8g塗布し、手でなじませた後、毛髪試験用ドールの半頭の毛髪を10等分したうちの1束の、毛先から30cmの位置で、ベビリスプロ・ミラカール(型番:BAB-2665-KJ、コンエアージャパン合同会社製)を用いて、190℃、8秒間、右巻きでカールをつけ、これを5束分行った。なおベビリスプロ・ミラカールは、オートカールアイロンであり、毛束をベビリスプロ・ミラカールで挟むと、自動で髪を巻き取り、カールをつけるヘアアイロンである。その5束を手でほぐした後のべたつきのなさを、官能にて5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(やや良好)、2点(やや不良)、1点(不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記平均点の判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : 5
3.5点以上4.0点未満: 4
3.0点以上3.5点未満: 3
2.0点以上3.0点未満: 2
2.0点未満 : 1
「皮膜感のなさ」
パネラー5名が、毛髪試験用ドール(人毛黒髪100%、型番:クイーン・カットNo.775N、株式会社ビューラックス製)の半頭に、実施例および比較例で得られたミスト式毛髪化粧料組成物を1.8g塗布し、手でなじませた後、毛髪試験用ドールの半頭の毛髪を10等分したうちの1束の、毛先から30cmの位置で、ベビリスプロ・ミラカール(型番:BAB-2665-KJ、コンエアージャパン合同会社製)を用いて、190℃、8秒間、右巻きでカールをつけ、これを5束分行った。その5束を手でほぐす際およびほぐした後の皮膜感のなさを、官能にて5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(やや良好)、2点(やや不良)、1点(不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記平均点の判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : 5
3.5点以上4.0点未満: 4
3.0点以上3.5点未満: 3
2.0点以上3.0点未満: 2
2.0点未満 : 1
「キープ力」
人毛(黒髪100%、型番:BS-A、株式会社ビューラックス製)を長さ30cm、重さ5gとなるように根元の部分をゴムで縛って作製した毛束に、実施例および比較例で得られたミスト式毛髪化粧料組成物を0.15g塗布して、クシで馴染ませた後、ベビリスプロ・ミラカール(型番:BAB-2665-KJ、コンエアージャパン合同会社製)にてゴムで縛った部分を挟み、190℃、8秒間、右巻きでカールをつけ、ゴムから毛先のまでの長さ(L1)を測定した。その後、毛束から上に30cm離した距離からヘアドライヤーを用いて温風を30秒間あて、再度毛束のゴムから毛先までの長さ(L2)を測定した。下記式にてカールリテンション値を算出し、3束分の平均値を算出した後、下記平均値の判定基準に従って判定した。なお、カールリテンション値が高いほど、カールした毛束の変化度合いが小さく、キープ力があることを示す。
(カールリテンション値)
(L2-L1)/(30-L1)×100(%)
(平均値の判定基準)
80%以上 : 5
60%以上80%未満: 4
40%以上60%未満: 3
20%以上40%未満: 2
20%未満 : 1
「まとまりの良さ」
パネラー5名が、毛髪試験用ドール(人毛黒髪100%、型番:クイーン・カットNo.775N、株式会社ビューラックス製)の半頭に、実施例および比較例で得られたミスト式毛髪化粧料組成物を1.8g塗布し、手でなじませた後、毛髪試験用ドールの半頭の毛髪を10等分したうちの1束の、毛先から30cmの位置で、ベビリスプロ・ミラカール(型番:BAB-2665-KJ、コンエアージャパン合同会社製)を用いて、190℃、8秒間、右巻きでカールをつけ、これを5束分行った。その5束を手でほぐした後のまとまりの良さを、官能にて5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(やや良好)、2点(やや不良)、1点(不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記平均点の判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : 5
3.5点以上4.0点未満: 4
3.0点以上3.5点未満: 3
2.0点以上3.0点未満: 2
2.0点未満 : 1
「ツヤ」
パネラー5名が、毛髪試験用ドール(人毛黒髪100%、型番:クイーン・カットNo.775N、株式会社ビューラックス製)の半頭に、実施例および比較例で得られたミスト式毛髪化粧料組成物を1.8g塗布し、手でなじませた後、毛髪試験用ドールの半頭の毛髪を10等分したうちの1束の、毛先から30cmの位置で、ベビリスプロ・ミラカール(型番:BAB-2665-KJ、コンエアージャパン合同会社製)を用いて、190℃、8秒間、右巻きでカールをつけ、これを5束分行った。その5束を手でほぐした後のツヤの有無を、ツヤがあると感じた場合を良好とし、官能にて5点(非常に良好)、4点(良好)、3点(やや良好)、2点(やや不良)、1点(不良)の5段階で評価して全員の平均点を算出した後、下記平均点の判定基準に従って判定した。
(平均点の判定基準)
4.0点以上 : 5
3.5点以上4.0点未満: 4
3.0点以上3.5点未満: 3
2.0点以上3.0点未満: 2
2.0点未満 : 1
Figure 2022143373000001
Figure 2022143373000002
Figure 2022143373000003
比較例6はPOE(5)硬化ヒマシ油が本発明のミスト式毛髪化粧料組成物に溶解しなかったため、評価することが不可能であった。
Figure 2022143373000004
Figure 2022143373000005
Figure 2022143373000006
表1~6に示す実施例1~48から、「ミスト状」、「指通りの良さ」、「べたつきのなさ」、「皮膜感のなさ」、「キープ力」、「まとまりの良さ」および「ツヤ」について良好な結果を得ることが確認された。
実施例49~51で得られたミスト式毛髪化粧料組成物を使用して各種試験を行っても、「ミスト状」、「指通りの良さ」、「べたつきのなさ」、「皮膜感のなさ」、「キープ力」、「まとまりの良さ」および「ツヤ」のいずれの評価も良好であった。
実施例49
成 分 含有量(質量%)
(A)(アクリレーツ/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー 1.00
(B-1)POE(40)硬化ヒマシ油〔HLB:12.5〕 2.00
(B-2)POE(60)硬化ヒマシ油〔HLB:14.0〕 3.00
(C)POE・メチルポリシロキサン共重合体 2.00
(KF-6043、信越化学工業株式会社製)
エタノール 20.00
パラオキシ安息香酸メチル 0.10
フェノキシエタノール 0.04
リン酸二水素ナトリウム 0.10
リン酸一水素ナトリウム 0.15
1,3-ブチレングリコール 0.01
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 0.03
モモ核油 0.01
モモ果実エキス 0.01
γ-ドコサラクトン 0.01
ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl 0.01
精製水 71.53
合計 100.00
粘度(20℃):7.3mPa・s
pH(20℃):7.5
実施例50
成 分 含有量(質量%)
(A)(アクリレーツ/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー 1.00
(B-1)POE(40)硬化ヒマシ油〔HLB:12.5〕 2.00
(B-2)POE(60)硬化ヒマシ油〔HLB:14.0〕 3.00
(C)POE・メチルポリシロキサン共重合体 2.00
(KF-6043、信越化学工業株式会社製)
エタノール 15.00
パラオキシ安息香酸メチル 0.10
フェノキシエタノール 0.04
リン酸二水素ナトリウム 0.10
リン酸一水素ナトリウム 0.15
1,3-ブチレングリコール 0.01
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 0.03
モモ核油 0.01
モモ果実エキス 0.01
γ-ドコサラクトン 0.01
ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl 0.01
精製水 76.53
合計 100.00
粘度(20℃):6.5mPa・s
pH(20℃):7.5
実施例51
成 分 含有量(質量%)
(A)(アクリレーツ/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー 1.00
(B-1)POE(40)硬化ヒマシ油〔HLB:12.5〕 2.00
(B-2)POE(60)硬化ヒマシ油〔HLB:14.0〕 3.00
(C)POE・メチルポリシロキサン共重合体 1.50
(KF-6043、信越化学工業株式会社製)
エタノール 20.00
パラオキシ安息香酸メチル 0.10
フェノキシエタノール 0.04
リン酸二水素ナトリウム 0.10
リン酸一水素ナトリウム 0.15
1,3-ブチレングリコール 0.01
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 0.03
モモ核油 0.01
モモ果実エキス 0.01
γ-ドコサラクトン 0.01
ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl 0.01
精製水 72.03
合計 100.00
粘度(20℃):7.1mPa・s
pH(20℃):7.5
本発明は、毛髪を巻く時あるいはストレートにする際に使用されるヘアアイロンを用いる前に塗布するミスト式毛髪化粧料組成物であって、ミスト状に噴霧でき、塗布時の指通りが良く、仕上がりにおいては、べたつきや皮膜感がないにも関わらず、キープ力があり、まとまりやツヤを与えるミスト式毛髪化粧料組成物を得ることができる。

Claims (10)

  1. ミスト式毛髪化粧料組成物であって、
    (A)両性皮膜形成樹脂
    (B)HLBが6.5以上である非イオン性界面活性剤
    (C)変性シリコーン
    を含有することを特徴とするミスト式毛髪化粧料組成物。
  2. 前記(A)成分の含有量が0.1~4質量%であることを特徴とする請求項1に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  3. 前記(A)成分が(アクリレーツ/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマーまたは(メタクリル酸エチルベタイン/アクリレーツ)コポリマーから選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  4. 前記(B)成分の含有量が1~15質量%であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  5. 前記(B)成分がポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルまたはポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  6. 前記(B)成分のHLBが、9.5~16.3であることを特徴とする請求項6に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  7. 前記(B)成分が(B-1)ポリオキシエチレンの平均付加モル数が10~40であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種以上および(B-2)ポリオキシエチレンの平均付加モル数が50~100であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  8. 前記(C)成分の含有量が0.5~5質量%であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  9. 前記(C)成分がポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体またはポリグリセリン変性シリコーンオイルから選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のミスト式毛髪化粧料組成物。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載のミスト式毛髪化粧料組成物を使用する方法であって、ヘアアイロンを使用する前の毛髪に上記ミスト式毛髪化粧料組成物を塗布することを特徴とするミスト式毛髪化粧料組成物の使用方法。
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