JP2022142870A - スリーブ弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】許容流速を高めて、弁口径を小さくすることができるスリーブ弁を提供する。【解決手段】流体が流入する入口管1に接続された筒状のバルブボディ2の周壁にノズル3が穿設され、バルブボディ2の内周側に筒状のゲート4が嵌められ、ゲート4に弁棒5が連結され、弁棒5の押引によりゲート4がバルブボディ2に対して摺動し、ノズル3がゲート4で開閉されて、ノズル3からの流体の流出量が調整されるスリーブ弁において、弁棒5がバルブボディ2の外側に配置され、バルブボディ2に連続しゲート4が摺接する直管部6には、管軸方向に延びるスロット状のガイド穴7が形成され、ゲート4の外周には、径方向に突出する連結突部8が設けられ、連結突部8は、ゲート4のバルブボディ2に対する摺動時にガイド穴7に沿って移動するように、直管部6の外側へガイド穴7を貫通し、連結突部8に弁棒5が結合されているものとする。【選択図】図1
Description
この発明は、ダム放流設備、水道、化学プラント等において、水をはじめとした流体の運搬ラインに使用されるサブマージド型のスリーブ弁に関するものである。
一般に、上記各種設備の放流弁として、図4に示すようなサブマージド型のスリーブ弁が使用されている。このスリーブ弁は、流体が流入するエルボの入口管51に接続された筒状のバルブボディ52の周壁に多数のノズル53が穿設され、バルブボディ52の内周側に筒状のゲート54が嵌められ、ゲート54にバルブボディ52の内側に位置する弁棒55が連結された構成となっている。
そして、弁棒55は、入口管51の周壁を貫通して図示しないゲート開閉機構に連結され、ゲート開閉機構で操作される弁棒55の押引により、ゲート54がバルブボディ52に対して摺動し、これに伴いノズル53がゲート54で開閉されて、流体の流出量が調整される(例えば、下記特許文献1(第1図)参照)。
また、下記特許文献2には、図5に示すようなスリーブ弁が記載されている。このスリーブ弁は、流体が流入するエルボの入口管61に接続された筒状のバルブボディ62の下部に開口部63が設けられ、バルブボディ62の外周側に筒状のゲート64が嵌められ、ゲート64にバルブボディ62の外側に位置する弁棒65が連結され、バルブボディ62の末端に円錐状のコーン66が設置された構成となっている。
そして、弁棒65は、流路の外側に沿ってゲート開閉機構67に連結され、ゲート開閉機構67で操作される弁棒65の押引により、ゲート64がバルブボディ62に対して摺動し、これに伴い開口部63がゲート64で開閉されて、流体の流出量が調整される。
しかしながら、図4に示されたスリーブ弁のように、弁棒55がバルブボディ52の内側に配置されたものでは、流体が弁棒55を通過する際、弁棒55の表面に沿ってスムーズに流れないので、弁棒55の周囲に渦が発生しやすく、局所的に圧力降下が生じる。
また、ゲート54の角張った上流側及び下流側の端部でも、流体の流入及び流出時に渦が発生しやすく、入口管51の曲管部で偏流が生じて圧力降下が起こることもある。
そして、流速が速くなるに従い圧力降下が激しくなり、振動や騒音、キャビテーションが発生する恐れがあることから、その対策として、弁口径を大きく設定し、流速を許容値まで低下させる必要がある。
また、図5に示されたスリーブ弁のように、弁棒65がバルブボディ62の外側に配置されたものでも、ゲート64がバルブボディ62の外周側に嵌められている場合、開口部63の付近でキャビテーションが発生し、ゲート64が壊食を受ける恐れがある。
そこで、この発明は、許容流速を高めて、弁口径を小さくすることができるスリーブ弁を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、流体が流入する入口管に接続された筒状のバルブボディの周壁にノズルが穿設され、前記バルブボディの内周側に筒状のゲートが嵌められ、前記ゲートに弁棒が連結され、
前記弁棒の押引により前記ゲートが前記バルブボディに対して摺動し、これに伴い前記ノズルが前記ゲートで開閉されて、前記ノズルからの流体の流出量が調整されるスリーブ弁において、
前記弁棒が前記バルブボディの外側に配置され、前記バルブボディに連続し前記ゲートが摺接する直管部には、管軸方向に延びるスロット状のガイド穴が形成され、前記ゲートの外周には、径方向に突出する連結突部が設けられ、
前記連結突部は、前記ゲートの前記バルブボディに対する摺動時に前記ガイド穴に沿って移動するように、前記直管部の外側へ前記ガイド穴を貫通し、前記連結突部に前記弁棒が結合されているものとしたのである。
前記弁棒の押引により前記ゲートが前記バルブボディに対して摺動し、これに伴い前記ノズルが前記ゲートで開閉されて、前記ノズルからの流体の流出量が調整されるスリーブ弁において、
前記弁棒が前記バルブボディの外側に配置され、前記バルブボディに連続し前記ゲートが摺接する直管部には、管軸方向に延びるスロット状のガイド穴が形成され、前記ゲートの外周には、径方向に突出する連結突部が設けられ、
前記連結突部は、前記ゲートの前記バルブボディに対する摺動時に前記ガイド穴に沿って移動するように、前記直管部の外側へ前記ガイド穴を貫通し、前記連結突部に前記弁棒が結合されているものとしたのである。
また、前記ゲートと前記直管部との間は、前記ガイド穴の両端を挟む位置に設けられたシール部材でシールされているものとしたのである。
また、前記ゲートの上流側と下流側の端部には、流線形にするためのテーパー面が形成されているものとしたのである。
さらに、前記入口管の曲管部の内部に、流路に沿って湾曲する案内羽が設けられているものとしたのである。
この発明に係るスリーブ弁では、バルブボディの内周側にゲートが嵌合しており、バルブボディの外側に弁棒が配置されていることから、弁内及びノズルの付近における流体の渦の発生が抑制される。
また、ゲートの上流側と下流側の端部にそれぞれテーパー面を形成したことにより、弁内における渦の発生の抑制効果が向上する。
さらに、入口管の曲管部の内部に流路に沿って湾曲する案内羽を設けたことにより、偏流が抑制されて、圧力降下が低減される。
そして、これらの構成上の特徴により、振動や騒音、キャビテーションが生じにくくなるので、流速の許容値を高めて、弁口径を小さくすることができる。
なお、上記特徴のうち、少なくともいずれかの特徴を備えていれば、流体の渦の発生が抑制され、キャビテーションが生じにくくなる効果を得ることができる。
以下、この発明の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
このスリーブ弁は、流体が流入するエルボの入口管1に接続された円筒状で有底のバルブボディ2の周壁に多数のノズル3が設けられ、バルブボディ2の内周側に円筒状のゲート4が嵌められ、ゲート4に2本の弁棒5が連結された構成となっている。
弁棒5は、バルブボディ2の外側の対称位置に配置され、図示省略したゲート開閉機構に連結されている。
そして、ゲート開閉機構の操作に伴う弁棒5の押引により、ゲート4がバルブボディ2に対して摺動し、これに伴いノズル3がゲート4で開閉されて、ノズル3からの流体の流出量が調整される。
入口管1とバルブボディ2とは、直管部6を介して接続され、直管部6には、ゲート4が内周に摺接し、周壁に管軸方向に延びるスロット状のガイド穴7が形成されている。
ゲート4の外周には、周方向の対称位置に径方向に突出する連結突部8が設けられ、連結突部8は、ゲート4のバルブボディ2に対する摺動時に、ガイド穴7に沿って移動するように、直管部6の外側へガイド穴7を貫通している。そして、2本の弁棒5は、それぞれ対応する連結突部8に結合されている。
直管部6の内周には、連結突部8の移動端であるガイド穴7の両端を挟む位置にゴムリング等のシール部材9が設けられ、このシール部材9により、ゲート4と直管部6との間がシールされている。
また、ゲート4の上流側と下流側の端部には、それぞれ流線形にするため、テーパー面4a,4bが形成されている。テーパー面4aは、下流側へかけて漸次縮径するものであり、テーパー面4bは、下流側へかけて漸次拡径するものである。これらのテーパー面4a,4bは、円錐面のほか、滑らかに内径が変化する曲面であってもよい。
また、入口管1の曲管部1aの内部には、流路に沿って湾曲する翼型断面の案内羽10が設けられている。
このようなスリーブ弁では、バルブボディ2の内周側にゲート4が嵌合しており、バルブボディ2の外側に弁棒5が配置されている構成上の第1の特徴により、弁内及びノズル3の付近における流体の渦の発生が抑制される。
ここで、ゲート4と直管部6との間は、ガイド穴7の両端を挟む位置に設けられたシール部材9によりシールされているので、ガイド穴7からの流体の漏れが防止される。
また、ゲート4の上流側と下流側の端部にそれぞれテーパー面4a,4bを形成した構成上の第2の特徴により、弁内における渦の発生の抑制効果が向上する。
さらに、入口管1の曲管部1aの内部に流路に沿って湾曲する案内羽10を設けた構成上の第3の特徴により、偏流が抑制されて、圧力降下が低減される。
これらの構成上の特徴により、上記スリーブ弁では、振動や騒音、キャビテーションが生じにくくなるので、流速の許容値を高めて、弁口径を小さくすることができる。
なお、上記実施形態では、直管部6が入口管1及びバルブボディ2とは別体の管になっているものを例示したが、直管部6は、入口管1及びバルブボディ2の少なくともいずれかと一体化されているものであってもよい。
また、弁棒5が2本の構成のものを例示したが、弁棒5の本数は2本に限られず、3本や4本等の複数本としてもよい。
また、構成上の第1、第2及び第3の特徴を全て備えたものを例示したが、少なくとも構成上の第1の特徴を備えていれば、流体の渦の発生が抑制され、キャビテーションが生じにくくなる効果を得ることができる。
1 入口管
1a 曲管部
2 バルブボディ
3 ノズル
4 ゲート
4a,4b テーパー面
5 弁棒
6 直管部
7 ガイド穴
8 連結突部
9 シール部材
10 案内羽
1a 曲管部
2 バルブボディ
3 ノズル
4 ゲート
4a,4b テーパー面
5 弁棒
6 直管部
7 ガイド穴
8 連結突部
9 シール部材
10 案内羽
Claims (4)
- 流体が流入する入口管(1)に接続された筒状のバルブボディ(2)の周壁にノズル(3)が穿設され、前記バルブボディ(2)の内周側に筒状のゲート(4)が嵌められ、前記ゲート(4)に弁棒(5)が連結され、
前記弁棒(5)の押引により前記ゲート(4)が前記バルブボディ(2)に対して摺動し、これに伴い前記ノズル(3)が前記ゲート(4)で開閉されて、前記ノズル(3)からの流体の流出量が調整されるスリーブ弁において、
前記弁棒(5)が前記バルブボディ(2)の外側に配置され、前記バルブボディ(2)に連続し前記ゲート(4)が摺接する直管部(6)には、管軸方向に延びるスロット状のガイド穴(7)が形成され、前記ゲート(4)の外周には、径方向に突出する連結突部(8)が設けられ、
前記連結突部(8)は、前記ゲート(4)の前記バルブボディ(2)に対する摺動時に前記ガイド穴(7)に沿って移動するように、前記直管部(6)の外側へ前記ガイド穴(7)を貫通し、前記連結突部(8)に前記弁棒(5)が結合されていることを特徴とするスリーブ弁。 - 前記ゲート(4)と前記直管部(6)との間は、前記ガイド穴(7)の両端を挟む位置に設けられたシール部材(9)でシールされていることを特徴とする請求項1に記載のスリーブ弁。
- 前記ゲート(4)の上流側と下流側の端部には、流線形にするためのテーパー面(4a,4b)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスリーブ弁。
- 前記入口管(1)の曲管部(1a)の内部に、流路に沿って湾曲する案内羽(10)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のスリーブ弁。
Priority Applications (1)
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JP2021043114A JP2022142870A (ja) | 2021-03-17 | 2021-03-17 | スリーブ弁 |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2021043114A Pending JP2022142870A (ja) | 2021-03-17 | 2021-03-17 | スリーブ弁 |
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JP (1) | JP2022142870A (ja) |
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2021
- 2021-03-17 JP JP2021043114A patent/JP2022142870A/ja active Pending
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