JP2022141316A - 撮像装置および撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体までの距離に起因する解像度の差異を低減することが可能な撮像装置を提供する。【解決手段】本開示の一実施形態に係る撮像装置は、被写体で反射した反射光を光電変換する撮像部と、撮像部よりも被写体側に配置され、被写体までの距離に応じて反射光の透過光量を示す絞り値が可変の液晶光学絞りと、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、撮像装置および撮像システムに関する。
ToF(Time of Flight)法を用いて測距画像を撮影するカメラ機器では、通常、被写体までの距離に関わらず焦点が固定されている。そのため、被写体までの距離によっては、コントラスト信号の測定に必要な光量を確保できない場合がある。この場合、被写体までの距離に起因して測距画像の解像度に差異が発生し得る。
特開2007-86221号公報
本開示は、被写体までの距離に起因する解像度の差異を低減することが可能な撮像装置および撮像システムを提供する。
本開示の一実施形態に係る撮像装置は、被写体で反射した反射光を光電変換する撮像部と、撮像部よりも被写体側に配置され、被写体までの距離に応じて反射光の透過光量を示す絞り値が可変の液晶光学絞りと、を備える。
前記撮像装置は、前記被写体に向けて赤外線光を照射する発光光学系をさらに備えていてもよい。
前記撮像装置において、前記絞り値は、前記撮像部の光電変換に基づいて生成される測距画像のコントラスト値に基づいて可変であってもよい。
前記撮像装置において、前記赤外線光の光量が、前記液晶光学絞りに入射される前記反射光の光量に応じて可変であってもよい。
前記撮像装置において、前記撮像部の露光時間が、前記撮像部で受光される前記反射光の光量に応じて可変であってもよい。
前記撮像装置において、前記絞り値は、前記撮像装置の外部で事前に計測された前記距離に基づいて可変であってもよい。
前記撮像装置において、前記絞り値は、前記距離ごとに最適化されたデータに基づいて可変であってもよい。
前記撮像装置は、前記データを格納する記憶部をさらに備えていてもよい。
前記撮像装置において、前記液晶光学絞りは、前記絞り値に応じて透光領域および遮光領域が変化してもよい。
前記撮像装置において、前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて同心円状に変化してもよい。
前記撮像装置において、前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて扇形状に変化してもよい。
前記撮像装置において、前記液晶光学絞りが矩形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて辺方向に変化してもよい。
本開示の一実施形態に係る撮像システムは、被写体で反射した反射光を光電変換する撮像部と、撮像部よりも被写体側に配置され、前記被写体までの距離に応じて反射光の透過光量を示す絞り値が可変の液晶光学絞りと、撮像部の光電変換から生成された信号を処理する画像信号処理部と、画像信号処理部の処理結果に基づいて絞り値を調整する制御部と、を備える。
前記撮像システムは、前記制御部の接続先を、前記画像信号処理部と、事前に前記距離で前記被写体を撮影する外部機器との間で切り替えるスイッチをさらに備えていてもよい。
前記撮像システムにおいて、前記絞り値は、前記距離ごとに最適化されたデータに基づいて可変であってもよい。
前記撮像システムにおいて、前記液晶光学絞りは、前記絞り値に応じて透光領域および遮光領域が変化してもよい。
前記撮像システムにおいて、前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて同心円状に変化してもよい。
前記撮像システムにおいて、前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて扇形状に変化してもよい。
前記撮像システムにおいて、前記液晶光学絞りが矩形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて辺方向に変化してもよい。
第1実施形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 発光光学系の回路構成の一例を示す図である。 発光光学系の回路構成の別の一例を示す図である。 発光光学系の回路構成のさらに別の一例を示す図である。 レンズ光学系の概略的な構造を示す断面図である。 撮像回路の回路構成の一例を示す図である。 撮像回路のレイアウトの一例を示す模式図である。 撮像回路の別の一例を示すブロック図である。 画素エリアに配列された画素の回路図である。 液晶光学絞りの構成の一例を示す図である。 液晶光学絞りの絞りパターンが変化しなかったときの、光学特性グラフを示す図である。 液晶光学絞りの絞りパターンが変化したときの、光学特性グラフを示す図である。 液晶光学絞りの絞りパターンの別の例を示す図である。 液晶光学絞りの絞りパターンのさらに別の例を示す図である。 液晶光学絞りの絞り値Fを調整する動作の手順を示すフローチャートである。 液晶光学絞りの絞り値Fを調整する動作の別の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。 車両制御システムの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 車外情報検出部および撮像部の設置位置の一例を示す説明図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。図1に示す撮像システム1は、例えば、ToF(Time of Flight)法を用いて測距画像を撮影するカメラ機器であり、撮像装置100および情報処理装置200を備える。
撮像装置100は、発光光学系110と、撮像部120と、液晶光学絞り130と、記憶部140と、を有する。撮像部120は、レンズ光学系121および撮像回路122を有する。撮像装置100では、発光光学系110が被写体300に向けて発光光301を照射する。発光光301は、被写体300で反射する。被写体300で反射した反射光302は、液晶光学絞り130を透過して撮像部120に入射する。撮像部120では、撮像回路122が、反射光302を光電変換して画素信号400を生成する。画素信号400は、情報処理装置200に入力される。
情報処理装置200は、画像信号処理部201および制御部202を有する。画像信号処理部201は、画素信号400を処理して測距画像を生成する。測距画像には、撮像装置100から被写体300までの距離OD(Object Distance)の情報が含まれている。制御部202は、画像信号処理部201から出力された画像信号401に基づいて、撮像装置100を制御する。画像信号401には、例えば、距離ODや、背景に対する被写体300のコントラスト値等の測距画像に関する情報が含まれている。
以下、撮像装置100の構成について詳しく説明する。
図2は、発光光学系110の回路構成の一例を示す図である。図2に示す発光光学系110は、発光部111と、駆動部112と、電源部113と、温度検出部114と、を有する。発光部111、駆動部112、および電源部113は、共通の基板(不図示)上に形成されている。温度検出部114は、この基板の温度を検出し、検出値を制御部202へ出力する。
発光部111は、互いに並列に接続された複数の発光素子111aを有する。各発光素子111aは、赤外線レーザダイオードである。なお、図2には、4つの発光素子111aが示されているが、発光素子111aの数は、少なくとも2つ以上であればよい。
電源部113は、DC/DCコンバータ113aを有する。DC/DCコンバータ113aは、直流電圧である入力電圧Vinに基づいて、駆動部112が発光部111の駆動に用いる駆動電圧Vd(直流電圧)を生成する。
駆動部112は、駆動回路112aおよび駆動制御部112bを有する。駆動回路112aは、複数のスイッチング素子Q1、スイッチング素子Q2、複数のスイッチSW、および定電流源112cを有する。スイッチング素子Q1およびスイッチSWの数は、発光素子111aと同数である。スイッチング素子Q1およびスイッチング素子Q2には、例えばPチャンネル型のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)を適用することができる。
各スイッチング素子Q1は、DC/DCコンバータ113aの出力ライン、すなわち駆動電圧Vdの供給ラインに対して並列接続される。一方、スイッチング素子Q2は、スイッチング素子Q1に対して並列接続される。各スイッチング素子Q1およびスイッチング素子Q2では、ソースがDC/DCコンバータ113aの出力ラインに接続される。ドレインは、複数の発光素子111aの中で対応する発光素子111aのアノードと接続される。各発光素子111aのカソードは、接地される。
スイッチング素子Q2では、ドレインが定電流源112cを介して接地され、ゲートがドレインおよび定電流源112cに接続される。各スイッチング素子Q1のゲートは、それぞれ対応する一つのスイッチSWを介してスイッチング素子Q2のゲートに接続される。
駆動回路112aでは、スイッチSWがオンすると、そのスイッチSWに接続されたスイッチング素子Q1がオンする。これにより、オンしたスイッチング素子Q1に接続された発光素子111aに駆動電圧Vdが印加されて、その発光素子111aが発光する。その結果、発光光301が被写体300に向けて照射される。
駆動回路112aでは、スイッチング素子Q1およびスイッチング素子Q2がカレントミラー回路を構成している。そのため、駆動電流Idの電流値は、定電流源112cの電流値に対応する。この駆動電流Idの電流値が大きくなるにつれて、発光光301の光量も大きくなる。
駆動制御部112bは、スイッチSWのオンおよびオフを制御することによって、発光素子111aの点灯および消灯を制御する。駆動制御部112bは、制御部202からの指示に基づいて、発光素子111aの点灯および消灯を制御するタイミングや、駆動電流Idの電流値等を決定する。例えば、駆動制御部112bは、発光パラメータとしてこれらの指定値を含む発光制御信号402を制御部202から受信すると、発光制御信号402に応じて発光素子111aの駆動を制御する。
また、駆動制御部112bには、撮像回路122から発光制御信号403が入力される。駆動制御部112bは、発光制御信号403に基づいて、発光素子111aの点灯および消灯のタイミングを撮像回路122のフレーム周期に同期させる。なお、駆動制御部112bが、フレーム同期信号や露光タイミングを示す信号を撮像回路122に送信する場合もある。さらに、制御部202がフレーム同期および露光のタイミングを示す信号を駆動制御部112bおよび撮像回路122に送信する場合もある。
図3は、発光光学系110の回路構成の別の一例を示す図である。図2に示す構成要素と同様の構成要素には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。図2は、スイッチング素子Q1が発光素子111aのアノードに接続される回路構成を例示している。一方、図3に示す回路では、スイッチング素子Q1が発光素子111aのカソードに接続される。この場合、各発光素子111aでは、アノードがDC/DCコンバータ113aの出力ラインに接続される。また、カレントミラー回路を構成するスイッチング素子Q1およびスイッチング素子Q2には、Nチャンネル型のMOSFETが用いられる。スイッチング素子Q2では、ドレインおよびゲートが定電流源112cを介してDC/DCコンバータ113aの出力ラインに接続され、ソースは定電流源112cを介して接地される。各スイッチング素子Q1では、ドレインが対応する発光素子111aのカソードに接続され、ソースが接地される。各スイッチング素子Q1のゲートは、それぞれ対応するスイッチSWを介してスイッチング素子Q2のゲートとドレインに接続される。
発光光学系110が図3に示す回路構成である場合も、駆動制御部112bがスイッチSWのオンおよびオフを制御する。これにより、発光素子111aを点灯および消灯させることができる。
図4は、発光光学系110の回路構成のさらに別の一例を示す図である。図4に示す発光光学系110では、電源部113は、2つのDC/DCコンバータ113aを有する。一方のDC/DCコンバータ113aには、入力電圧Vin1が供給される。他方のDC/DCコンバータ113aには、入力電圧Vin2が供給される。
また、この発光光学系110では、駆動部112は、2つの駆動回路112aを有する。各駆動回路112aには、それぞれ異なるDC/DCコンバータ113aから駆動電圧Vdが入力される。さらに、各駆動回路112aには、定電流源112cに代えて可変電流源112dが設けられている。可変電流源112dは、電流値が可変の電流源である。この発光光学系110の場合、複数の発光素子111aは、制御される駆動回路112aが異なる複数の発光素子群に分けられる。この場合、駆動制御部112bは、各駆動回路112aにおけるスイッチSWのオンおよびオフを制御する。
図4に示すように、少なくともDC/DCコンバータ113aと駆動回路112aとの組み合わせを複数の系統に分けた構成とすることで、系統ごとに発光素子111aの駆動電流Idを異なる値とすることができる。例えば、系統ごとに駆動電圧Vdの電圧値、および可変電流源112dの電流値を異ならせることで、系統ごとに駆動電流Idの値を異ならせることができる。また、DC/DCコンバータ113aが駆動電流Idについて定電流制御を行う構成であれば、各DC/DCコンバータ113a間でそれぞれ定電流制御の目標値を異ならせることで、系統ごとに駆動電流Idの値を異ならせることもできる。
発光光学系110が、図4に示す回路構成である場合には、発光部111における発光強度分布や温度分布等に応じて系統ごとに駆動電圧Vdや駆動電流Idの値を異ならせることが考えられる。例えば、発光部111における温度が高い箇所に対応した系統について駆動電流Idを増やし且つ駆動電圧Vdを上げる等が考えられる。
図5は、レンズ光学系121の概略的な構造を示す断面図である。レンズ光学系121は、レンズ121aおよび鏡筒部121bを有する。レンズ121aは、液晶光学絞り130と撮像回路122との間に位置するように、鏡筒部121b内に収容される。レンズ121aは、液晶光学絞り130を透過した反射した反射光302を撮像回路122に結像させる。なお、レンズ121aの構成は任意であり、例えば、複数のレンズ群によりレンズ121aを構成することも可能である。
図6は、撮像回路122の回路構成の一例を示す図である。図6に示す撮像回路122は、フォトダイオード1220と、トランジスタ1221~1223と、インバータ1224と、スイッチ1225と、AND回路1226と、を含む。
フォトダイオード1220は、反射光302として入射されたフォトン(光子)を光電変換により電気信号に変換し、フォトンの入射に応じたパルスを出力する。フォトダイオード1220は、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)等のアバランシェフォトダイオードで構成される。SPADは、カソードにアバランシェ増倍が発生する大きな負電圧を加えておくと、1フォトンの入射に応じて発生した電子がアバランシェ増倍を生じ、大電流が流れる特性を有する。SPADのこの特性を利用することで、1フォトンの入射を高感度で検知することができる。
フォトダイオード1220では、カソードが端子部1227に接続され、アノードが電圧(-Vbd)の電圧源に接続される。電圧(-Vbd)は、SPADに対してアバランシェ増倍を発生させるための大きな負電圧である。端子部1227は、信号V503に応じてオンおよびオフが制御されるスイッチ1225の一端に接続される。スイッチ1225の他端は、トランジスタ1221のドレインに接続される。トランジスタ1221は、PチャネルのMOSFETで構成される。トランジスタ1221のソースは、電源電圧Vddに接続される。また、トランジスタ1221のゲートに、基準電圧Vrefが供給される端子部1228が接続される。
トランジスタ1221は、電源電圧Vddおよび基準電圧Vrefに応じた電流をドレインから出力する電流源である。このような構成により、フォトダイオード1220には、逆バイアスが印加される。スイッチ1225がオン状態でフォトダイオード1220にフォトンが入射されると、アバランシェ増倍が開始され、フォトダイオード1220のカソードからアノードに向けて電流が流れる。
トランジスタ1221のドレイン(スイッチ1225の一端)とフォトダイオード1220のカソードとの接続点から取り出された信号が、インバータ1224に入力される。インバータ1224は、入力信号に対して例えばしきい値判定を行う。入力信号がしきい値を正方向または負方向に超える毎に、インバータ1224は、パルス状の信号Vplsを出力する。
インバータ1224から出力された信号Vplsは、AND回路1226の第1入力端子に入力される。AND回路1226の第2入力端子には、信号V500が入力される。AND回路1226は、信号Vplsと信号V500とが共にハイレベルの場合に、画素信号400を、端子部1229を介して撮像回路122から出力する。
撮像回路122では、端子部1227は、トランジスタ1222およびトランジスタ1223の各々のドレインに接続される。トランジスタ1222およびトランジスタ1223は、NチャネルのMOSFETで構成される。各トランジスタのソースは、例えば接地される。トランジスタ1222のゲートは、信号V501が入力される。また、トランジスタ1223のゲートは、信号V502が入力される。トランジスタ1222およびトランジスタ1223の少なくとも一方がオフ状態の場合、フォトダイオード1220のカソード電位が強制的に接地電位とされ、信号Vplsがローレベルに固定される。
本実施形態では、複数のフォトダイオード1220が2次元状に配置される。上述した信号V501および信号V502は、それぞれ、各フォトダイオード1220の垂直方向および水平方向の制御信号として用いられる。これにより、各フォトダイオード1220のオン状態およびオフ状態を個別に制御可能となる。各フォトダイオード1220のオン状態は、信号Vplsを出力可能な状態であり、各フォトダイオード1220のオフ状態は、信号Vplsを出力不可の状態である。
例えば、フォトダイオード1220の行列において、連続するq列に対して、トランジスタ1223をオンさせる信号V502が入力されるとともに、連続するp行に対して、トランジスタ1222をオンさせる信号V501が入力されるとする。これにより、p行×q列のブロック状に、各フォトダイオード1220の出力を有効にできる。また、画素信号400は、AND回路1226において信号Vplsと信号V500との論理積により撮像回路122から出力される。そのため、例えば信号V501および信号V502により有効とされた各フォトダイオード1220の出力に対して、より詳細に有効/無効を制御可能である。
さらに、例えば出力が無効とされるフォトダイオード1220が含まれる撮像回路122に対して、スイッチ1225をオフさせる信号V503を供給することで、当該フォトダイオード1220に対する電源電圧Vddの供給を停止させ、当該撮像回路122をオフ状態とすることができる。これにより、消費電力を削減することが可能である。
上述した信号V500~信号V503は、例えば、制御部202が有するレジスタなどに記憶されるパラメータに基づいて、制御部202により生成される。パラメータは、当該レジスタに予め記憶させておいてもよいし、外部入力に従い当該レジスタに記憶させてもよい。制御部202により生成された信号V500~信号V503は、フォトダイオード1220の露光時間を制御するための露光制御信号404(図1参照)として各撮像回路122に入力される。
なお、上述した、信号V501~信号V503による制御は、アナログ電圧による制御となる。一方、AND回路1226を用いた信号V500による制御は、ロジック電圧による制御となる。そのため、信号V500による制御は、信号V501~信号V503による制御と比較して低電圧にて可能であり、取り扱いが容易である。
図7は、撮像回路122のレイアウトの一例を示す模式図である。撮像回路122は、受光チップ1230およびロジックチップ1240に分散して配置される。受光チップ1230およびロジックチップ1240は、それぞれ半導体チップであり、互いに積層される。
受光チップ1230の画素アレイ部1231には、フォトダイオード1220が2次元状に配列される。また、撮像回路122において、トランジスタ1221、1102および1103、スイッチ1225、インバータ1224、ならびに、AND回路1226は、ロジックチップ1240上に形成される。フォトダイオード1220のカソードは、例えばCCC(Copper-Copper Connection)などによる端子部1227を介して、受光チップ1230とロジックチップ1240との間で接続される。
ロジックチップ1240は、フォトダイオード1220によって取得された信号を処理する信号処理部を含むロジックアレイ部1241が設けられる。ロジックチップ1240に対して、さらに、ロジックアレイ部1241と近接して、フォトダイオード1220によって取得された信号の処理を行う信号処理回路部1242と、撮像装置100としての動作を制御する素子制御部1243と、を設けることができる。
なお、受光チップ1230およびロジックチップ1240上の構成は、この例に限定されない。また、素子制御部1243は、ロジックアレイ部1241の制御以外にも、例えばフォトダイオード1220の近傍に、他の駆動や制御の目的で配置することができる。素子制御部1243は、図7に示した配置以外にも、受光チップ1230およびロジックチップ1240の任意の領域に、任意の機能を有するように設けることができる。
図8は、撮像回路122の別の一例を示すブロック図である。図8に示す撮像回路122は、Indirect-Time of Flightセンサの一例である。撮像回路122は、センサチップ1250およびセンサチップ1250に積層された回路チップ1260に分散して配置される。
センサチップ1250は、画素エリア1251を有する。画素エリア1251は、センサチップ1250上に二次元に配置された複数の画素を含んでいる。各画素は、反射光302を受光して、画素信号に光電変換可能な構成を有する。画素エリア1251は、行列上に配置されていてもよく、また、複数の列信号線を含んでも良い。それぞれの列信号線はそれぞれの画素に接続されている。
画素エリア1251は、二次元状のグリッドパターンで複数の画素が配置されており、それぞれの画素は赤外光を受光し、画素信号に光電変換可能な構成となっている。
回路チップ1260には、垂直駆動回路1261、カラム信号処理部1262、タイミング制御回路1263および出力回路1264が配置される。
垂直駆動回路1261は画素を駆動し、カラム信号処理部1262に画素信号を出力するように構成されている。カラム信号処理部1262は前記画素信号に対して、アナログ―デジタル(AD)変換処理を実施し、AD変換処理した画素信号を出力回路1264に出力する。出力回路1264はCDS(Correlated Double Sampling)処理などをカラム信号処理部1262からの信号に対して実行し、後段の情報処理装置200の画像信号処理部201に処理した信号を出力する。
タイミング制御回路1263は、垂直駆動回路1261の駆動タイミングを制御するように構成されている。カラム信号処理部1262および出力回路1264は、垂直同期信号と同期している。
図9は、画素エリア1251に配列された画素1270の回路図である。この画素1270は、フォトダイオード1271と、2つの転送トランジスタ1272、1273と、2つのリセットトランジスタ1274、1275と、2つの浮遊拡散層1276、1277と、2つの増幅トランジスタ1278、1279と、2つの選択トランジスタ1280、1281と、を有する。
フォトダイオード1271は、反射光302を光電変換して電荷を生成する。フォトダイオード1271は、センサチップ1250において回路を配置する面を表面として、表面に対する裏面に配置される。このような撮像素子は、裏面照射型の撮像素子と呼ばれる。なお、裏面照射型の代わりに、表面にフォトダイオード1271を配置する表面照射型の構成を用いることもできる。
転送トランジスタ1272、1273は、垂直駆動回路1261からの転送信号TRGに従ってフォトダイオード1271から浮遊拡散層1276および浮遊拡散層1277にそれぞれシーケンシャルに電荷を転送する。各浮遊拡散層は、転送された電荷を蓄積して、蓄積した電荷の量に応じた電圧を生成する。
リセットトランジスタ1274、1275は、垂直駆動回路1261からのリセット信号RSTに従ってから浮遊拡散層1277および浮遊拡散層1276のそれぞれから電荷を引き抜いて、電荷量を初期化する。増幅トランジスタ1278、1279は、浮遊拡散層1276および浮遊拡散層1277の電圧をそれぞれ増幅する。選択トランジスタ1280、1281は、垂直駆動回路1261からの選択信号SELに従って、増幅された電圧の信号を画素信号として2つの垂直信号線(例えば、VSL1、VSL2)を介してカラム信号処理部1262へ出力する。VSL1およびVSL2は、カラム信号処理部1262内に設けられたAD変換器(不図示)の入力に接続される。
なお、画素1270の回路構成は、光電変換により画素信号を生成することができるものであれば、図9に例示した構成に限定されない。
図10は、液晶光学絞り130の構成の一例を示す図である。図10に示す液晶光学絞り130は、円形の液晶パネル131および液晶ドライバ132を有する。この液晶パネル131は、複数の同心円状の領域に分割される。液晶ドライバ132は、情報処理装置200の制御部202からの絞り制御信号405に従って、液晶パネル131の各領域を独立して制御する。
図11は、図10に示す液晶光学絞り130の絞りパターンが変化しなかったときの、撮像装置100の光学特性グラフを示す図である。図11に示す光学特性グラフでは、横軸は、レンズ121aのフォーカスシフトを示し、縦軸は、撮像装置100の解像度を示す。この解像度は、撮像装置100の測距画像のコントラスト値に相関する光学特性であり、例えば、画像信号処理部201が、撮像回路122で生成された信号40に基づく光量の分布をフーリエ変換することによって算出することができる。
図11では、距離ODに関わらず液晶パネル131の全領域が透光領域131aに設定される。この場合、光学特性グラフを参照すると、撮像装置100から被写体300までの距離ODが短くなるにつれて、解像範囲(フォーカスシフトの幅)が狭くなるとともに、解像度が低くなる。
図12は、図10に示す液晶光学絞り130の絞りパターンが変化したときの撮像装置100の光学特性グラフを示す図である。
図12に示す液晶パネル131では、反射光302を透過する透光領域131aおよび反射光302を遮光する遮光領域131bは、距離ODに応じて同心円状に変化する。この液晶パネル131では、制御部202が、距離ODが短くなるにつれて絞り値Fを大きく設定する。絞り値Fが大きくなるにつれて、液晶パネル131における反射光302の透過光量が小さくなる。そのため、距離ODが短くなるにつれて、遮光領域131bが径方向の外側から内側に向かって段階的に増加する一方で透光領域131aは減少する。
上記のように透光領域131aおよび遮光領域131bが距離ODに応じて変化する場合、図11に示す光学特性グラフと比較すると、距離ODが中距離(330mm)のときには解像範囲が広がり、また、距離ODが短距離(100mm)のときには解像度が高くなる。なお、液晶光学絞り130の絞りパターンは、図12に示す同心円パターンに限定されない。
図13は、液晶光学絞り130の絞りパターンの別の例を示す図である。図13では、円形の液晶パネル131が、複数の扇状形の領域に等分割されている。各領域は、液晶ドライバ132によって、独立して透光領域131aまたは遮光領域131bに設定される。この液晶パネル131でも、制御部202が、距離ODが短くなるにつれて絞り値Fを大きく設定する。その結果、距離ODが短くなるにつれて、遮光領域131bが周方向に段階的に増加する一方で透光領域131aは減少する。
図14は、液晶光学絞り130の絞りパターンのさらに別の例を示す図である。図14では、矩形の液晶パネル131が、複数の縞状の領域に分割されている。各領域は、液晶ドライバ132によって、独立して透光領域131aまたは遮光領域131bに設定される。この液晶パネル131でも、制御部202が、距離ODが短くなるにつれて絞り値Fを大きく設定する。その結果、距離ODが短くなるにつれて、遮光領域131bが辺方向に段階的に増加する一方で透光領域131aは減少する。
記憶部424は、ROM(Read Only Memory)等の記憶媒体で構成することができる。記憶部424には、種々のデータ値が格納されている。
次に、上述した撮像システム1の動作を説明する。ここでは、撮像装置100から被写体300までの距離ODに応じて液晶光学絞り130の絞り値Fを調整する動作を説明する。
図15は、液晶光学絞り130の絞り値Fを調整する動作の手順を示すフローチャートである。
撮像システム1が起動すると、まず、撮像装置100が制御部202の制御に基づいて被写体300を撮像する(ステップS11)。ステップS11では、発光光学系110が発光光301を被写体300へ向けて照射する。続いて、撮像部120が、液晶光学絞り130を透過した反射光302を光電変換する。さらに、撮像部120は、反射光302の光電変換によって複数の画素信号400を生成する。
次に、画像信号処理部201が画素信号400を処理して、測距画像を生成する(ステップS12)。続いて、画像信号処理部201は、測距画像に基づいて撮像装置100から被写体300までの距離ODを特定する(ステップS13)。続いて、画像信号処理部201は、上記測距画像の撮像時に設定された撮像装置100の測距設定データを、ステップS13で特定した距離ODに対応する測距校正データと比較する(ステップS14)。
測距設定データには、例えば、発光光学系110発光量や、撮像回路122の露光時間などが含まれる。発光光学系110の発光量は、例えば、発光素子111a(図2参照)の駆動電流Idに対応する。この駆動電流Idは、制御部202からの発光制御信号403に基づいて設定可能である。そのため、画像信号処理部201は、制御部202を通じて、発光光学系110の発光量を把握することができる。
撮像回路122の露光時間は、例えば、フォトダイオード1220(図6参照)のアバランシェ増倍時間や、フォトダイオード1271(図9)の電荷蓄積時間に対応する。アバランシェ増倍時間は、スイッチ1225で調整され、スイッチ1225の動作は、制御部202からの露光制御信号404に基づいて制御可能である。また、電荷蓄積時間は、転送トランジスタ1272、1273で調整され、転送トランジスタ1272、1273の動作は、制御部202からの露光制御信号404に基づいて制御可能である。そのため、画像信号処理部201は、制御部202を通じて撮像回路122の露光時間も把握することができる。
一方、測距校正データは、記憶部140に格納されている。測距校正データは、例えば、長距離OD(5000mm)、中距離OD(330mm)、および短距離OD(100mm)といった複数の距離ODごとに、発光光学系110の発光量や撮像回路122の露光時間等の測距性能に影響を与える特性の最適値を示す。
測距設定データと測距校正データとの差が許容範囲外である結果が画像信号処理部201から制御部202に通知されると、制御部202は、撮像装置100の測距設定条件、すなわち、発光光学系110の発光量や撮像回路122の露光時間を測距校正データに示された最適値に変更する(ステップS15)。その後、撮像装置100が、変更された測距設定条件で被写体300を撮像し、画像信号処理部201が画像信号401を制御部202へ出力する。
次に、画像信号処理部201は、測距画像のコントラスト値を、基準値と比較する(ステップS16)。基準値は、距離ODごとに予め設定されて記憶部140に格納されている。
コントラスト値が基準値を下回っている結果が画像信号処理部201から制御部202に通知されると、制御部202は、液晶光学絞り130の絞り値Fを調整する(ステップS17)。ステップS17では、制御部202は、記憶部140に格納された、距離ODごとに絞り値Fを最適化したデータを用いてもよいし、または段階的に絞り値Fを変更してもよい。
その後、コントラスト値が基準値を超えるまで、上述したステップS11~ステップS17の動作が繰り返される。
図16は、液晶光学絞り130の絞り値Fを調整する動作の別の手順を示すフローチャートである。
撮像システム1が起動すると、上述したステップS11~ステップS13と同様の動作が実行される。すなわち、撮像装置100が制御部202の制御に基づいて被写体300を撮像し(ステップS21)、続いて、画像信号処理部201が画素信号400を処理し(ステップS22)、距離ODを特定する(ステップS23)。
次に、図16に示すフローチャートでは、画像信号処理部201が、測距画像のコントラスト値を、基準値と比較する(ステップS24)。コントラスト値が基準値を下回っている場合、制御部202が、上述したステップS17と同様に、液晶光学絞り130の絞り値Fを調整する(ステップS25)。
コントラスト値が基準値を上回ると、画像信号処理部201は、撮像回路122の受光量と下限値とを比較する(ステップS26)。例えば、距離ODが変化すると、撮像回路122で受光される反射光302の光量も変化する。そのため、この下限値は、撮像回路122が画素信号400を生成するために必要最小限の光強度に相当し、記憶部140に格納されている。
撮像回路122の受光量が下限値を下回る場合、制御部202は、露光制御信号404を通じて撮像回路122の露光時間を調整する(ステップS27)。ステップS17では、制御部202は、上述した測距校正データに基づいて露光時間を調整してもよいし、または段階的に露光時間を調整してもよい。
撮像回路122の受光量が下限値を上回ると、画像信号処理部201は、液晶光学絞り130に入射する反射光302の光量が許容範囲内であるか否かを判定する(ステップS28)。例えば、発光光301に対する被写体300の反射率が変化すると、反射光302の光量も変化する。そのため、この許容範囲は、液晶光学絞り130に入射する光の上限値と下限値との間に設定され、記憶部140に格納されている。また、液晶光学絞り130に入射する反射光302の光量は、例えば、液晶光学絞り130の入射面側に設置した光センサで計測することができる。
反射光302の光量が許容範囲外である場合、制御部202は、発光制御信号402を通じて発光光学系110の発光量を調整する(ステップS29)。ステップS29では、制御部202は、反射光302の光量が上限値を上回るときには発光量を下げる発光制御信号402を出力し、下限値を下回るときには発光量を上げる発光制御信号402を出力する。
以上説明した本実施形態によれば、液晶光学絞り130の絞り値Fが被写体までの距離ODに応じて設定される。そのため、距離ODが変化しても撮像部120の受光量が最適化される。これにより、距離ODの違いによる測距画像の解像度の差異を低減することが可能となる。
(第2実施形態)
図17は、第2実施形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。上述した第1実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る撮像システム2では、撮像装置100は、第1実施形態と同様の構成である一方で、情報処理装置200は、画像信号処理部201および制御部202に加えて、スイッチ203をさらに有する。
スイッチ203は、制御部202の接続先を、画像信号処理部201と外部機器210との間で切り替える。外部機器210は、例えばR(Red)G(Green)B(Blue)カメラ等の測距機能を有する撮像機器である。制御部202と外部機器210とが接続されると、外部信号410が、外部機器210から制御部202に入力される。外部信号410は、外部機器210が、事前に、距離ODと同じ距離で被写体300を撮像した画像信号である。そのため、この外部信号410は、距離ODの情報を含む。
本実施形態では、制御部202は、外部信号410に示された距離ODに基づいて液晶光学絞り130の絞り値Fを調整する。
以上説明した本実施形態によれば、撮像装置100が被写体300までの距離ODを計測しなくても、距離ODの情報を取得することができる。そのため、液晶光学絞り130の絞り値Fを調整する際に、撮像装置100の測距動作、すなわち、発光光学系110の発光動作および撮像回路122の光電変換動作が不要になる。これにより、液晶光学絞り130の絞り値Fの調整時間を短縮することが可能となる。
<移動体への応用例>
本開示に係る技術(本技術)は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット等のいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
図18は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
車両制御システム12000は、通信ネットワーク12001を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図18に示した例では、車両制御システム12000は、駆動系制御ユニット12010、ボディ系制御ユニット12020、車外情報検出ユニット12030、車内情報検出ユニット12040、および統合制御ユニット12050を備える。また、統合制御ユニット12050の機能構成として、マイクロコンピュータ12051、音声画像出力部12052、および車載ネットワークI/F(Interface)12053が図示されている。
駆動系制御ユニット12010は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット12010は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、および、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。
ボディ系制御ユニット12020は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット12020は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット12020には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット12020は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
車外情報検出ユニット12030は、車両制御システム12000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット12030には、撮像部12031が接続される。車外情報検出ユニット12030は、撮像部12031に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像を受信する。車外情報検出ユニット12030は、受信した画像に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。
撮像部12031は、光を受光し、その光の受光量に応じた電気信号を出力する光センサである。撮像部12031は、電気信号を画像として出力することもできるし、測距の情報として出力することもできる。また、撮像部12031が受光する光は、可視光であっても良いし、赤外線等の非可視光であっても良い。
車内情報検出ユニット12040は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット12040には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部12041が接続される。運転者状態検出部12041は、例えば運転者を撮像するカメラを含み、車内情報検出ユニット12040は、運転者状態検出部12041から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。
マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット12010に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で取得される車外の情報に基づいて、ボディ系制御ユニット12030に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で検知した先行車又は対向車の位置に応じてヘッドランプを制御し、ハイビームをロービームに切り替える等の防眩を図ることを目的とした協調制御を行うことができる。
音声画像出力部12052は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声および画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図18の例では、出力装置として、オーディオスピーカ12061、表示部12062およびインストルメントパネル12063が例示されている。表示部12062は、例えば、オンボードディスプレイおよびヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。
図19は、撮像部12031の設置位置の例を示す図である。
図19では、撮像部12031として、撮像部12101、12102、12103、12104、12105を有する。
撮像部12101、12102、12103、12104、12105は、例えば、車両12100のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドアおよび車室内のフロントガラスの上部等の位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部12101および車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として車両12100の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部12102、12103は、主として車両12100の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部12104は、主として車両12100の後方の画像を取得する。車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図19には、撮像部12101ないし12104の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲12111は、フロントノーズに設けられた撮像部12101の撮像範囲を示し、撮像範囲1211212113は、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部12102,12103の撮像範囲を示し、撮像範囲12114は、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部12104の撮像範囲を示す。例えば、撮像部12101ないし12104で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両12100を上方から見た俯瞰画像が得られる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、距離情報を取得する機能を有していてもよい。例えば、撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、複数の撮像素子からなるステレオカメラであってもよいし、位相差検出用の画素を有する撮像素子であってもよい。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を基に、撮像範囲12111ないし12114内における各立体物までの距離と、この距離の時間的変化(車両12100に対する相対速度)を求めることにより、特に車両12100の進行路上にある最も近い立体物で、車両12100と略同じ方向に所定の速度(例えば、0km/h以上)で走行する立体物を先行車として抽出することができる。さらに、マイクロコンピュータ12051は、先行車の手前に予め確保すべき車間距離を設定し、自動ブレーキ制御(追従停止制御も含む)や自動加速制御(追従発進制御も含む)等を行うことができる。このように運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を元に、立体物に関する立体物データを、2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出し、障害物の自動回避に用いることができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両12100の周辺の障害物を、車両12100のドライバが視認可能な障害物と視認困難な障害物とに識別する。そして、マイクロコンピュータ12051は、各障害物との衝突の危険度を示す衝突リスクを判断し、衝突リスクが設定値以上で衝突可能性がある状況であるときには、オーディオスピーカ12061や表示部12062を介してドライバに警報を出力することや、駆動系制御ユニット12010を介して強制減速や回避操舵を行うことで、衝突回避のための運転支援を行うことができる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、赤外線を検出する赤外線カメラであってもよい。例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在するか否かを判定することで歩行者を認識することができる。かかる歩行者の認識は、例えば赤外線カメラとしての撮像部12101ないし12104の撮像画像における特徴点を抽出する手順と、物体の輪郭を示す一連の特徴点にパターンマッチング処理を行って歩行者か否かを判別する手順によって行われる。マイクロコンピュータ12051が、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在すると判定し、歩行者を認識すると、音声画像出力部12052は、当該認識された歩行者に強調のための方形輪郭線を重畳表示するように、表示部12062を制御する。また、音声画像出力部12052は、歩行者を示すアイコン等を所望の位置に表示するように表示部12062を制御してもよい。
以上、本開示に係る技術が適用され得る車両制御システムの一例について説明した。本開示に係る技術は、以上説明した構成のうち、例えば撮像部12031に適用され得る。具体的には、撮像装置100は、撮像部12031に適用することができる。本開示に係る技術を適用することにより、より解像度の差異が小さい撮影画像を得ることができるため、安全性を向上することが可能になる。
なお、本技術は以下のような構成を取ることができる。
(1) 被写体で反射した反射光を光電変換する撮像部と、
前記撮像部よりも前記被写体側に配置され、前記被写体までの距離に応じて前記反射光の透過光量を示す絞り値が可変の液晶光学絞りと、
を備える撮像装置。
(2) 前記被写体に向けて赤外線光を照射する発光光学系をさらに備える、(1)に記載の撮像装置。
(3) 前記絞り値は、前記撮像部の光電変換に基づいて生成される測距画像のコントラスト値に基づいて可変である、(1)または(2)に記載の撮像装置。
(4) 前記赤外線光の光量が、前記液晶光学絞りに入射される前記反射光の光量に応じて可変である、(2)に記載の撮像装置。
(5) 前記撮像部の露光時間が、前記撮像部で受光される前記反射光の光量に応じて可変である、(4)に記載の撮像装置。
(6) 前記絞り値は、前記撮像装置の外部で事前に計測された前記距離に基づいて可変である、(1)から(5)のいずれかに記載の撮像装置。
(7) 前記絞り値は、前記距離ごとに最適化されたデータに基づいて可変である、(1)から(6)のいずれかに記載の撮像装置。
(8) 前記データを格納する記憶部をさらに備える、(7)に記載の撮像装置。
(9) 前記液晶光学絞りは、前記絞り値に応じて透光領域および遮光領域が変化する、(1)から(8)のいずれかに記載の撮像装置。
(10) 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて同心円状に変化する、(9)に記載の撮像装置。
(11) 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて扇形状に変化する、(9)に記載の撮像装置。
(12) 前記液晶光学絞りが矩形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて辺方向に変化する、(9)に記載の撮像装置。
(13) 被写体で反射した反射光を光電変換する撮像部と、
前記撮像部よりも前記被写体側に配置され、前記被写体までの距離に応じて前記反射光の透過光量を示す絞り値が可変の液晶光学絞りと、
前記撮像部の光電変換から生成された信号を処理する画像信号処理部と、
前記画像信号処理部の処理結果に基づいて前記絞り値を調整する制御部と、
を備える撮像システム。
(14) 前記制御部の接続先を、前記画像信号処理部と、事前に前記距離で前記被写体を撮影する外部機器との間で切り替えるスイッチをさらに備える、(13)に記載の撮像システム。
(15) 前記絞り値は、前記撮像部の光電変換に基づいて生成される測距画像のコントラスト値に基づいて可変である、(13)または(14)に記載の撮像システム。
(16) 前記絞り値は、前記距離ごとに最適化されたデータに基づいて可変である、(13)から(15)のいずれかに記載の撮像システム。
(17) 前記液晶光学絞りは、前記絞り値に応じて透光領域および遮光領域が変化する、(13)から(16)のいずれかに記載の撮像システム。
(18) 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて同心円状に変化する、(17)に記載の撮像システム。
(19) 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて扇形状に変化する、(17)に記載の撮像システム。
(20) 前記液晶光学絞りが矩形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて辺方向に変化する、(17)に記載の撮像システム。
1、2:撮像システム
110:発光光学系
120:撮像部
130:液晶光学絞り
131a:透光領域
131b:遮光領域
140:記憶部
201:画像信号処理部
202:制御部
203:スイッチ
301:発光光
302:反射光

Claims (20)

  1. 被写体で反射した反射光を光電変換する撮像部と、
    前記撮像部よりも前記被写体側に配置され、前記被写体までの距離に応じて前記反射光の透過光量を示す絞り値が可変の液晶光学絞りと、
    を備える撮像装置。
  2. 前記被写体に向けて赤外線光を照射する発光光学系をさらに備える、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記絞り値は、前記撮像部の光電変換に基づいて生成される測距画像のコントラスト値に基づいて可変である、請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記赤外線光の光量が、前記液晶光学絞りに入射される前記反射光の光量に応じて可変である、請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像部の露光時間が、前記撮像部で受光される前記反射光の光量に応じて可変である、請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記絞り値は、前記撮像装置の外部で事前に計測された前記距離に基づいて可変である、請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記絞り値は、前記距離ごとに最適化されたデータに基づいて可変である、請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記データを格納する記憶部をさらに備える、請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記液晶光学絞りは、前記絞り値に応じて透光領域および遮光領域が変化する、請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて同心円状に変化する、請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて扇形状に変化する、請求項9に記載の撮像装置。
  12. 前記液晶光学絞りが矩形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて辺方向に変化する、請求項9に記載の撮像装置。
  13. 被写体で反射した反射光を光電変換する撮像部と、
    前記撮像部よりも前記被写体側に配置され、前記被写体までの距離に応じて前記反射光の透過光量を示す絞り値が可変の液晶光学絞りと、
    前記撮像部の光電変換から生成された信号を処理する画像信号処理部と、
    前記画像信号処理部の処理結果に基づいて前記絞り値を調整する制御部と、
    を備える撮像システム。
  14. 前記制御部の接続先を、前記画像信号処理部と、事前に前記距離で前記被写体を撮影する外部機器との間で切り替えるスイッチをさらに備える、請求項13に記載の撮像システム。
  15. 前記絞り値は、前記撮像部の光電変換に基づいて生成される測距画像のコントラスト値に基づいて可変である、請求項13に記載の撮像システム。
  16. 前記絞り値は、前記距離ごとに最適化されたデータに基づいて可変である、請求項13に記載の撮像システム。
  17. 前記液晶光学絞りは、前記絞り値に応じて透光領域および遮光領域が変化する、請求項13に記載の撮像システム。
  18. 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて同心円状に変化する、請求項17に記載の撮像システム。
  19. 前記液晶光学絞りが円形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて扇形状に変化する、請求項17に記載の撮像システム。
  20. 前記液晶光学絞りが矩形であり、前記透光領域および遮光領域が前記絞り値に応じて辺方向に変化する、請求項17に記載の撮像システム。
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