JP6239985B2 - 画像処理装置、画像処理プログラム及び撮像装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理プログラム及び撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理プログラム及び撮像装置に関し、特に、パンフォーカス画像を生成する技術に関する。
従来の撮像装置では、パンフォーカス画像を撮影するために、レンズのF値の大きい状態(絞り込んだ状態)または広角レンズを使用して被写体を撮影し、被写界深度を深くとることが行われている。
また、従来のパンフォーカス画像を生成する画像処理装置では、焦点合わせの異なる画像を複数取得し、それらの中で最も合焦に近いものを選択しつつ、画像を合成する手法が行われている(特許文献1)。
具体的には、画像処理装置は、被写体を撮影し、撮像画像から被写体の写った領域を抽出し、抽出した領域毎に合焦して再度撮影を行う。そして、例えば、再度撮影した3枚の画像について対応する複数の領域から、最もコントラストの高い領域を抽出し、これらを接合する。これにより、3つの領域が合焦したパンフォーカス画像が生成される。
さらに、撮像画像から焦点ぼやけの程度を表した点拡がり関数(PSF:Point Spread Function)を仮定または推定し、撮像画像に対してPSFの逆畳込みを行うことで合焦状態の画像を生成する手法もある。
特開2012−195797号公報
しかしながら、レンズのF値の大きい状態(絞り込んだ状態)または広角レンズを使用して被写体を撮影する手法では、光量が不足したり、光の回折により鮮鋭度が低下したりする等画質劣化を伴う。
また、特許文献1に記載されているような、焦点を合わせた異なる画像を複数合成する手法では、焦点位置調整に伴う像の大きさの変化または歪を補正する必要がある他、いずれの画像が合焦しているかの判定が必要になる。また、広い距離範囲に合焦させるためには、複数の画像の各被写界深度の範囲にギャップ(被写界深度の抜け)を生じないようにする必要があり、多くの枚数の画像を要することがある。
また、PSFの逆畳込みを行う手法では、画像の場所毎にどの程度のぼやけが生じているかを推定する必要がある。元々の被写体がぼやけているのか、または焦点はずれによってぼやけているのかは必ずしも分離できないため、正確な逆畳込みを行うことは難しい。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、画像に含まれるぼやけを確実にキャンセルし、鮮鋭な画像を生成可能な画像処理装置、画像処理プログラム及び撮像装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る画像処理装置は、撮像装置により撮像された画像から、焦点ぼやけの程度を表した点拡がり関数を推定し、前記画像に対して前記点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する画像処理装置において、前記撮像装置に備えた絞りの開口を変化させて撮像された複数の画像を入力し、前記複数の画像のそれぞれをフーリエ変換し、前記複数の画像におけるフーリエ変換結果の比についての周期パターンを特定し、前記周期パターンに基づいて前記点拡がり関数のパラメータを算出し、前記点拡がり関数を推定する点拡がり関数推定手段と、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に対し、前記点拡がり関数推定手段により推定された点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する逆畳込手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより、複数の画像から点拡がり関数が推定されるから、安定した点拡がり関数を得ることができる。また、安定した点拡がり関数を用いて逆畳込みが行われるから、画像に含まれるぼやけを確実にキャンセルすることができ、鮮鋭な合焦画像を得ることができる。
請求項2に係る画像処理装置は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記複数の画像を、前記撮像装置に備えた絞りの開口を変化させて撮像された2つの画像とし、前記点拡がり関数推定手段が、前記2つの画像のそれぞれを、前記画像の部分領域毎にフーリエ変換し、前記部分領域毎のフーリエ変換結果の比についての周期パターンを特定し、前記周期パターンに基づいて、前記部分領域毎に点拡がり関数のパラメータを算出し、前記部分領域毎の点拡がり関数を推定し、前記逆畳込手段が、前記2つの画像のうちのいずれか一方の画像における前記部分領域に対し、前記点拡がり関数推定手段により推定された部分領域毎の点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する、ことを特徴とする。
これにより、2つ画像から部分領域毎の点拡がり関数が推定されるから、簡易な演算にて安定した点拡がり関数を得ることができる。また、安定した点拡がり関数を用いて1つの画像に対し逆畳込みが行われるから、画像に含まれるぼやけを確実にキャンセルすることができ、簡易な演算にて鮮鋭な合焦画像を得ることができる。
請求項3に係る画像処理装置は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記複数の画像が、前記絞りの開口形状が前記絞り面内における所定の軸方向に所定の倍率だけ拡大または縮小して撮像された画像である、ことを特徴とする。
これにより、絞りの開口を絞り面内で任意に変化させて撮像された複数の画像から、点拡がり関数を推定することができ、合焦画像を生成することができる。
請求項4に係る画像処理プログラムは、コンピュータを、請求項1から3までのいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させることを特徴とする。
請求項5に係る撮像装置は、撮像した画像から、焦点ぼやけの程度を表した点拡がり関数を推定し、前記画像に対して前記点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する撮像装置において、開口を制御可能な絞りと、前記絞りの開口を変化させて複数の画像を撮像する制御手段と、前記制御手段により撮像された複数の画像に基づいて点拡がり関数を推定し、前記画像に対して前記点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する演算手段と、を備え、前記演算手段が、前記制御手段により撮像された複数の画像をそれぞれ記憶する記憶手段と、前記記憶手段から複数の画像を読み出し、前記複数の画像のそれぞれをフーリエ変換し、前記複数の画像におけるフーリエ変換結果の比についての周期パターンを特定し、前記周期パターンに基づいて前記点拡がり関数のパラメータを算出し、前記点拡がり関数を推定する点拡がり関数推定手段と、前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に対し、前記点拡がり関数推定手段により推定された点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する逆畳込手段と、を備えたことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、画像に含まれるぼやけを確実にキャンセルし、鮮鋭な画像を生成することができる。
本発明の実施形態による画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 PSF推定手段の処理例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による撮像装置の構成例を示す概略図である。 絞りの開口形状の例を示す第1の図である。 絞りの開口形状の例を示す第2の図である。 演算手段の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔画像処理装置〕
まず、本発明の実施形態による画像処理装置について説明する。図1は、本発明の実施形態による画像処理装置の構成例を示すブロック図である。この画像処理装置1は、絞りの開口を任意に変化させて撮像された複数の画像を入力し、画像の全体または局所的なPSFを推定し、複数の画像またはそのうちの1つの画像に対してPSFの逆畳込みを行い、合焦画像であるパンフォーカス画像を推定して出力する。
以下、画像処理装置1が2つの画像p1,p2を入力する例を挙げて説明する。画像処理装置1は、PSF推定手段2及び逆畳込手段3を備えており、2つの画像p1,p2を入力し、合焦画像qの推定値q^を生成しパンフォーカス画像として出力する。
PSF推定手段2は、絞りの開口を任意に変化させて撮像された2つの画像p1,p2を入力し、2つの画像p1,p2のそれぞれについて部分領域B毎にフーリエ変換し、部分領域B毎のフーリエ変換結果比P1/P2またはP2/P1若しくはその両方(以下、「フーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1」と表記する)から周期パターンを特定し、部分領域B毎のPSFを推定する。そして、PSF推定手段2は、推定した部分領域B毎のPSFを逆畳込手段3に出力する。PSF推定手段2の詳細については後述する。
逆畳込手段3は、画像p1を入力すると共に、PSF推定手段2から部分領域B毎のPSFを入力し、画像p1に対し、部分領域B毎のPSFの逆畳込みを行い、合焦画像qの推定値q^を生成して出力する。これにより、パンフォーカス画像が合焦画像qの推定値q^として出力される。
〔PSF推定手段の処理〕
次に、図1に示したPSF推定手段2について詳細に説明する。前述のとおり、PSF推定手段2は、2つの画像p1,p2のそれぞれについて部分領域B毎にフーリエ変換し、部分領域B毎のフーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1から周期パターンを特定し、部分領域B毎のPSFを推定する。
図2は、PSF推定手段2の処理例を示すフローチャートである。まず、PSF推定手段2は、2つの画像p1,p2を入力する(ステップS201)。
ここで、画像p1,p2は、絞りの開口を任意に変化させて撮像された異なる画像、すなわち絞りの開口を、絞り面内における所定の軸方向に所定の倍率だけ拡大または縮小した画像である。例えば、後述する図4に示すように、画像p1は、絞りの開口形状が広開口の正方形のときに撮影された画像であり、画像p2は、絞りの開口形状が狭開口の正方形のときに撮影された画像である。また、例えば、後述する図5に示すように、画像p1は、絞りの開口形状が縦長開口の長方形のときに撮影された画像であり、画像p2は、絞りの開口形状が横長開口の長方形のときに撮影された画像である。
PSF推定手段2は、画像p1,p2の部分領域Bについてそれぞれフーリエ変換し、フーリエ変換結果P1,P2を生成する(ステップS202)。このとき、例えば、絞りの第1の開口形状と第2の開口形状とを長方形(正方形を含む)とし、その短辺同士の比が1:2または2:1とし、長辺同士の比が1:2または2:1(順序を問わず)とすることにより、ステップS202のフーリエ変換処理、及び後述するステップS203〜ステップS205の処理を容易に行うことができる。
以下、レンズ10には収差がなく、ぼやける際には、絞りの開口形状と相似(かつ一様)なPSFが画像p1,p2に畳み込まれるものとする。また、画像p1,p2は、絞りの開口形状を長方形とし、後述する図5に示すように、第1の開口形状を横1:縦2の縦長開口、及び第2の開口形状を横2:縦1の横長開口としたときに撮像された画像であるものとする。
このとき、画像p1の部分領域Bが、横r:縦2r(rは非負の実数、合焦時にはr=0、焦点はずれが大きいほどrの値は大きい、単位は例えば画素単位)のPSFによりぼやけている場合、画像p2の同部分領域Bは、横2r:縦rのPSFによりぼやけているはずである。
画像pの画像座標(x,y)における画素値をp(x,y)とし、PSFを関数hとし、合焦画像をqとすると、以下の式が成立する。
Figure 0006239985
前記式(1)において、
Figure 0006239985
は2次元畳込演算を示し、上付きのTはベクトルまたは行列の転置を示す。また、PSFである関数hは、パラメータa,bにより規定される関数であり、画像p1,p2におけるそれぞれのPSFは、ぼやけパラメータrにて規定される。
前記式(1)を2次元フーリエ変換すると、以下に示すフーリエ変換結果P1,P2が得られる。
Figure 0006239985
前記式(2)において、uは水平周波数、vは垂直周波数を示す。P1,P2及びQは、画像p1、画像p2及び合焦画像qをそれぞれフーリエ変換した結果のスペクトルを示し、Hは、PSFであるインパルス応答の関数hをフーリエ変換した周波数応答を示す。また、P1(B;u,v)及びP2(B;u,v)は、画像p1及び画像p2のうち、部分領域B内だけをフーリエ変換したそれぞれの結果を示す。
PSF推定手段2は、ステップS202の後に、フーリエ変換結果の比P1/P2,P2/P1を算出する(ステップS203)。フーリエ変換結果のスペクトルP2とスペクトルP1の比は、以下の式で表される。
Figure 0006239985
PSF推定手段2は、ステップS203にて算出したフーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1の周期パターン(周期特性)を特定する(ステップS204)。具体的には、PSF推定手段2は、前記式(3)に示したフーリエ変換結果比P2/P1に対して水平周波数u=0を設定し、垂直周波数vの軸に対するフーリエ変換結果比P2/P1の周期パターンとして、コサイン関数の周期特性を特定する。同様に、PSF推定手段2は、前記(3)式のP2,P1を入れ替えた新たな式が示すフーリエ変換結果比P1/P2に対して垂直周波数v=0を設定し、水平周波数uの軸に対するフーリエ変換結果比P1/P2の周期パターンとして、コサイン関数の周期特性を特定する。
前記式(3)のP2,P1を入れ替えた新たな式に垂直周波数v=0を設定すると、以下の式が導出される。
Figure 0006239985
この式(4)は、フーリエ変換結果比P1/P2の軸、水平周波数uの軸及び垂直周波数vの軸からなる3軸空間において、フーリエ変換結果比P1/P2が、水平周波数uの軸に対して、コサイン関数の周期パターンを有していることを示している。
また、前記式(3)に水平周波数u=0を設定すると、以下の式が導出される。
Figure 0006239985
この式(5)は、フーリエ変換結果比P2/P1の軸、水平周波数uの軸及び垂直周波数vの軸からなる3軸空間において、フーリエ変換結果比P2/P1が、垂直周波数vの軸に対して、コサイン関数の周期パターンを有していることを示している。
ここで、前述のとおり、画像p1が、第1の開口形状A1を横1:縦2の縦長開口としたときの画像であり、画像p2が、第2の開口形状A2を横2:縦1の横長開口としたときの画像である場合には、前記式(3)(4)(5)が導出される。そして、この場合のフーリエ変換結果比P1/P2は、水平周波数uの軸に対して、コサイン関数の周期パターンを有し、フーリエ変換結果比P2/P1は、垂直周波数vの軸に対して、コサイン関数の周期パターンを有している。
尚、絞りの開口形状が前述の長方形以外の任意の形状であったとしても、画像p1,p2が絞りの開口を任意に変化させて撮像された異なる画像である場合には、フーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1は、水平周波数uの軸及び垂直周波数vの軸に対して、絞りの開口及びその変化に応じた所定の周期パターンを有することになる。
PSF推定手段2は、ステップS204にて特定した周期パターンに基づいて、PSFのぼやけパラメータrの推定値ρ(B)を算出する(ステップS205)。具体的には、PSF推定手段2は、周期パターンを示した前記式(4)、前記式(5)または両式を用いる。フーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1の周期パターンからPSFのぼやけパラメータrを推定できるのは、この周期パターンがぼやけパラメータrに比例するからである。
例えば前記式(4)を用いる場合には、PSF推定手段2は、以下に示す関数fの値を複数の水平周波数uについて求め、これに対して、例えば最小二乗法を用いることで余弦曲線を当てはめ、部分領域Bに対するぼやけパラメータrの推定値ρ(B)を算出する。
Figure 0006239985
尚、PSF推定手段2は、前記式(6)に示す関数f(u)をフーリエ変換し、そのスペクトルのピークを求めることで、周期性のあるf(u)の周波数φを求め、ρ(B)=1/(2φ)なる演算により、部分領域Bに対するぼやけパラメータrの推定値ρ(B)を算出するようにしてもよい。
PSF推定手段2は、ステップS205にて算出したぼやけパラメータrの推定値ρ(B)を用いて、部分領域BのPSFを推定し逆畳込手段3に出力する(ステップS206)。
〔逆畳込手段の処理〕
次に、図1に示した逆畳込手段3について詳細に説明する。前述のとおり、逆畳込手段3は、画像p1に対し、部分領域B毎のPSFの逆畳込みを行い、合焦画像qの推定値q^を生成して出力する。
逆畳込手段3は、画像p1に対し、部分領域B毎に、ぼやけパラメータrの推定値ρ(B)に応じたPSF、すなわち関数h(2ρ(B),ρ(B))を逆畳込みし、合焦画像qの推定値q^を算出する。尚、逆畳込手段3は、画像p2に対して逆畳込みを行うようにしてもよい。
例えば、逆畳込手段3は、部分領域B毎のフーリエ変換結果のスペクトルP1(B;u,v)に対して以下の演算を行い、演算結果のスペクトルQ^を逆フーリエ変換することで、合焦画像qの推定値q^を算出する。
Figure 0006239985
しかし、実際には雑音または演算誤差の影響によって、PSFである関数hのフーリエ変換結果H(ρ(B),2ρ(B);u,v)の零点が悪影響を及ぼし、前記式(7)の演算結果が不安定になることがある。
このような問題を解決するために、逆畳込手段3は、例えば、以下の式に示すウィーナフィルタ(Wiener Filter)を構成してスペクトルQ^を演算し、演算結果のスペクトルQ^を逆フーリエ変換することで、合焦画像qの推定値q^を算出する。
Figure 0006239985
ここで、
Figure 0006239985
は、Hの複素共役を示す。また、n(u,v)は、周波数(u,v)毎のノイズ量(仮定する信号対雑音比(S/N)のパワーの逆数)を示し、所定の値が設定される。例えば、n(u,v)として、全周波数(u,v)に対して定数値n≧0が設定される。
以上のように、本発明の実施形態による画像処理装置1によれば、PSF推定手段2は、絞りの開口を任意に変化させて撮像された2つの画像p1,p2について、画像の部分領域B毎にフーリエ変換し、フーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1から周期パターンを特定し、特定した周期パターンに基づいてPSFのぼやけパラメータrを算出し、部分領域B毎のPSFを推定するようにした。そして、逆畳込手段3は、画像p1に対し、部分領域B毎のPSFの逆畳込みを行い、合焦画像qをパンフォーカス画像として推定するようにした。
これにより、パンフォーカス画像を生成するために、レンズを絞り込んだ状態等にて被写体を撮影する必要がなく、光量不足等に伴う画質劣化は生じない。また、従来は1つの画像からPSFを推定するが、本発明の実施形態では2つの画像p1,p2からPSFを推定するから、安定したPSFを求めることができる。したがって、画像に含まれるぼやけを確実にキャンセルすることができ、鮮鋭な画像を生成することが可能となる。
また、本発明の実施形態による画像処理装置1によれば、絞りの第1の開口形状と第2の開口形状とを長方形(正方形を含む)とし、その短辺同士の比が1:2または2:1とし、長辺同士の比が1:2または2:1(順序を問わず)としたときに撮像された画像p1,p2を用いるようにした。これにより、前記式(3)(4)(5)に示したように、PSF推定手段2により特定される周期パターンを簡易な式で表すことができるから、演算負荷を低減することができる。
尚、本発明の実施形態による画像処理装置1のハードウェア構成としては、通常のコンピュータを使用することができる。画像処理装置1は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、及びインターフェース等を備えたコンピュータによって構成される。画像処理装置1に備えたPSF推定手段2及び逆畳込手段3の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもでき、ネットワークを介して送受信することもできる。
〔撮像装置〕
次に、本発明の実施形態による撮像装置について説明する。図3は、本発明の実施形態による撮像装置の構成例を示す概略図である。この撮像装置5は、レンズ10、絞り30、撮像素子40、制御手段50、絞り駆動手段60、画像取得手段70及び演算手段80を備えて構成される。図3に示す演算手段80は、図1に示した画像処理装置1の処理を行う。
レンズ10は、図示しない被写体を撮像素子40に結像させるためのレンズである。絞り30は、レンズ10の光学的開口を変化させるための手段、すなわち絞り面内(光軸20に垂直な面、画像平面に平行な面)における所定の軸(例えば、直交する2軸、所定角度で交差する2軸)方向に所定の倍率だけ拡大または縮小させる手段であり、絞り駆動手段60によって光学的開口の形状が変化する。
絞り30は、制御手段50からの制御信号に従って、絞り駆動手段60によりその光学的開口を変化させるものであれば、電気的手段、電磁的手段、電気化学的手段、光学的手段等のように手段を問わない。例えば、絞り30は、可動絞り羽根によって機械的にその光学的開口を変化させるものであっても構わないし、液晶及び偏光板を用いて電気的に透過及び不透過を制御することで光学的開口を変化させるものであっても構わない。
絞り30の開口形状は、例えば長方形(正方形を含む)とし、その長辺及び短辺のいずれか一方または両方の長さが絞り駆動手段60によって制御されるものとする。
図4は、絞り30の開口形状の例を示す第1の図である。図4に示す絞り30の開口形状は正方形であり、その大きさは、広開口の絞り30−1または狭開口の絞り30−2のように、絞り駆動手段60によって制御される。
図5は、絞り30の開口形状の例を示す第2の図である。図5に示す絞り30の開口形状は長方形であり、その大きさは、縦長開口の絞り30−3または横長開口の絞り30−4のように、絞り駆動手段60によって制御される。
尚、絞り30の開口形状は、図4及び図5に示した形状の他、円形であってもよいし、3角形等の多角形であってよい。また、絞り30は、例えば、図4に示した広開口の絞り30−1の形状と図5に示した縦長開口の絞り30−3の形状とが切り替わるように制御されるようにしてもよい。
撮像素子40は、レンズ10によって得られた像を取り込み、取り込んだ像の光信号を演算手段80において信号処理可能な電気信号に変換する。例えば、撮像素子40は、2次元状に感光素子を配列した素子である、各感光素子が捉えた光を、その光量に応じて電気信号に変換する。具体的には、撮像素子40として、電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)または相補型金属酸化膜半導体(CMOS:Complimentary Metal Oxyde Semiconductor)等による固体撮像素子を用いることができる。
制御手段50は、絞り駆動手段60及び撮像素子40を制御する。例えば、制御手段50は、撮像装置5が撮影者から撮像の指示を受けたときに、以下に示す(a)〜(d)の一連の制御を行う。
(a)絞り30が第1の開口形状A1をとるように、第1の制御信号を絞り駆動手段60に出力する。
(b)画像取得手段70が撮像素子40から第1の画像p1(絞り30が第1の開口形状A1のときの画像p1)を取得するように、第1のトリガ信号を画像取得手段70に出力する。
(c)絞り30が第2の開口形状A2をとるように、第2の制御信号を絞り駆動手段60に出力する。
(d)画像取得手段70が撮像素子40から第2の画像p2(絞り30が第2の開口形状A2のときの画像p2)を取得するように、第2のトリガ信号を画像取得手段70に出力する。
絞り駆動手段60は、制御手段50から制御信号を入力し、絞り30の開口形状を変化させる。前記例では、絞り駆動手段60は、制御手段50から第1の制御信号を入力すると、絞り30の開口形状を第1の開口形状A1に変化させる。また、絞り駆動手段60は、制御手段50から第2の制御信号を入力すると、絞り30の開口形状を第2の開口形状A2に変化させる。
絞り30が可動絞り羽根により構成される場合には、絞り駆動手段60は、サーボモータのようなアクチュエータにて構成することができる。また、絞り30が液晶及び偏光板により構成される場合には、絞り駆動手段60は、液晶の配向を変化させるための電気信号を発生し、液晶に印加する。
画像取得手段70は、制御手段50からトリガ信号を入力し、撮像素子40から画像を取得し、取得した画像を演算手段80に出力する。前記例では、画像取得手段70は、制御手段50から第1のトリガ信号を入力すると、撮像素子40から第1の画像p1を取得して演算手段80に出力する。また、制御手段50から第2のトリガ信号を入力すると、撮像素子40から第2の画像p2を取得して演算手段80に出力する。
演算手段80は、画像取得手段70から複数の画像を入力し、画像の全体または局所的なPSFを算出し、当該PSFの畳込みをキャンセルするための演算を、入力した画像に対して行い、ぼやけをキャンセルした合焦画像qを生成し、これをパンフォーカス画像として出力する。
図6は、図3に示した演算手段80の構成例を示すブロック図である。この演算手段80は、記憶手段81、PSF推定手段82及び逆畳込手段83を備えている。
記憶手段81は、絞りの開口を任意に変化させて撮像された複数の画像を記憶するメモリであり、画像取得手段70から複数の画像を入力して記憶する。PSF推定手段82及び逆畳込手段83は、図1に示したPSF推定手段2及び逆畳込手段3にそれぞれ相当するから、ここでは詳細な説明を省略する。
以上のように、本発明の実施形態による撮像装置5によれば、制御手段50は、絞り30の開口を変化させるための制御信号を絞り駆動手段60に出力し、絞り30の開口を変化させて撮像された画像を撮像素子40から取得するためのトリガ信号を画像取得手段70に出力し、演算手段80の記憶手段81は、絞りの開口を任意に変化させて撮像された2つの画像p1,p2を記憶するようにした。そして、PSF推定手段82は、記憶手段81に記憶された2つの画像p1,p2について、画像の部分領域B毎にフーリエ変換し、フーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1から周期パターンを特定し、特定した周期パターンに基づいてPSFのぼやけパラメータrを算出し、部分領域B毎のPSFを推定するようにした。そして、逆畳込手段83は、画像p1に対し、部分領域B毎のPSFの逆畳込みを行い、合焦画像qをパンフォーカス画像として推定するようにした。
これにより、前述の画像処理装置1と同様に、画像に含まれるぼやけを確実にキャンセルすることができ、鮮鋭な画像を生成することが可能となる。
ここで、絞り30の第1の開口形状A1における面積と第2の開口形状A2における面積とが異なる場合には、両者の光量が異なることから、同程度の画質の画像p1,p2を得ることができず、正確なPSFを推定することができない場合があり得る。そこで、画像p1,p2のそれぞれが適正画質になるように、露光時間または感度が調整される。
尚、本発明の実施形態による撮像装置5に備えた演算手段80のハードウェア構成としては、通常のコンピュータを使用することができる。演算手段80は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、及びインターフェース等を備えたコンピュータによって構成される。演算手段80に備えたPSF推定手段82及び逆畳込手段83の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもでき、ネットワークを介して送受信することもできる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、前記実施形態では、図1及び図2において、PSF推定手段2は、2つの画像p1,p2を入力し、画像の部分領域B毎にフーリエ変換し、フーリエ変換結果比P1/P2,P2/P1から周期パターンを特定し、周期パターンに基づいて部分領域B毎のPSFを推定するようにした。これに対し、PSF推定手段2は、画像の部分領域B毎ではなく、画像全体をフーリエ変換して周期パターンを特定し、画像全体のPSFを推定するようにしてもよい。
また、PSF推定手段2は、3以上の画像を入力し、3以上の画像のそれぞれについて、全体または局所的にフーリエ変換し、フーリエ変換結果比から周期パターンを特定し、PSFを推定するようにしてもよい。例えば、PSF推定手段2は、3以上の画像のうちの2つの画像の組み合わせを決定し、その組み合わせ毎のフーリエ変換比から周期パターンを特定し、全ての組み合わせの平均を算出することで、PSFを推定するようにしてもよい。図6に示したPSF推定手段82についても同様である。
また、図1において、逆畳込手段3は、画像p1に対し、部分領域B毎のPSFの逆畳込みを行い、合焦画像qの推定値q^を生成するようにした。これに対し、逆畳込手段3は、画像p1に対し、画像全体のPSFを用いて逆畳込みを行うようにしてもよい。また、逆畳込手段3は、画像p2を入力し、画像p2に対しPSFの逆畳込みを行うようにしてもよいし、画像p1,p2を入力し、画像p1,p2に対しPSFの逆畳込みを行うようにしてもよい。
また、PSF推定手段2が3以上の画像を用いてPSFを推定した場合には、逆畳込手段3は、3以上の画像を入力し、3以上の画像のうち少なくとも1つの画像に対しPSFの逆畳込みを行うようにしてもよい。図6に示した逆畳込手段83についても同様である。
1 画像処理装置
2,82 PSF推定手段
3,83 逆畳込手段
5 撮像装置
10 レンズ
20 光軸
30 絞り
40 撮像素子
50 制御手段
60 絞り駆動手段
70 画像取得手段
80 演算手段
81 記憶手段

Claims (5)

  1. 撮像装置により撮像された画像から、焦点ぼやけの程度を表した点拡がり関数を推定し、前記画像に対して前記点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する画像処理装置において、
    前記撮像装置に備えた絞りの開口を変化させて撮像された複数の画像を入力し、前記複数の画像のそれぞれをフーリエ変換し、前記複数の画像におけるフーリエ変換結果の比についての周期パターンを特定し、前記周期パターンに基づいて前記点拡がり関数のパラメータを算出し、前記点拡がり関数を推定する点拡がり関数推定手段と、
    前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に対し、前記点拡がり関数推定手段により推定された点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する逆畳込手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記複数の画像を、前記撮像装置に備えた絞りの開口を変化させて撮像された2つの画像とし、
    前記点拡がり関数推定手段は、
    前記2つの画像のそれぞれを、前記画像の部分領域毎にフーリエ変換し、前記部分領域毎のフーリエ変換結果の比についての周期パターンを特定し、前記周期パターンに基づいて、前記部分領域毎に点拡がり関数のパラメータを算出し、前記部分領域毎の点拡がり関数を推定し、
    前記逆畳込手段は、
    前記2つの画像のうちのいずれか一方の画像における前記部分領域に対し、前記点拡がり関数推定手段により推定された部分領域毎の点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する、ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記複数の画像は、前記絞りの開口形状が前記絞り面における所定の軸方向に所定の倍率だけ拡大または縮小して撮像された画像である、ことを特徴とする画像処理装置。
  4. コンピュータを、請求項1から3までのいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるための画像処理プログラム。
  5. 撮像した画像から、焦点ぼやけの程度を表した点拡がり関数を推定し、前記画像に対して前記点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する撮像装置において、
    開口を制御可能な絞りと、
    前記絞りの開口を変化させて複数の画像を撮像する制御手段と、
    前記制御手段により撮像された複数の画像に基づいて点拡がり関数を推定し、前記画像に対して前記点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する演算手段と、を備え、
    前記演算手段は、
    前記制御手段により撮像された複数の画像をそれぞれ記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から複数の画像を読み出し、前記複数の画像のそれぞれをフーリエ変換し、前記複数の画像におけるフーリエ変換結果の比についての周期パターンを特定し、前記周期パターンに基づいて前記点拡がり関数のパラメータを算出し、前記点拡がり関数を推定する点拡がり関数推定手段と、
    前記複数の画像のうちの少なくとも1つの画像に対し、前記点拡がり関数推定手段により推定された点拡がり関数の逆畳込みを行い、合焦画像を生成する逆畳込手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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