JP2022141025A - 肩乗せ型スピーカー - Google Patents

肩乗せ型スピーカー Download PDF

Info

Publication number
JP2022141025A
JP2022141025A JP2021041145A JP2021041145A JP2022141025A JP 2022141025 A JP2022141025 A JP 2022141025A JP 2021041145 A JP2021041145 A JP 2021041145A JP 2021041145 A JP2021041145 A JP 2021041145A JP 2022141025 A JP2022141025 A JP 2022141025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
shoulder
speaker
mounted speaker
vibrator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021041145A
Other languages
English (en)
Inventor
御夫 宮崎
Miyu Miyazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2021041145A priority Critical patent/JP2022141025A/ja
Priority to US17/694,359 priority patent/US20220295186A1/en
Publication of JP2022141025A publication Critical patent/JP2022141025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/02Spatial or constructional arrangements of loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • H04R1/028Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein associated with devices performing functions other than acoustics, e.g. electric candles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/28Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
    • H04R1/2807Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
    • H04R1/2811Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements for loudspeaker transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/12Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for distributing signals to two or more loudspeakers
    • H04R3/14Cross-over networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R5/00Stereophonic arrangements
    • H04R5/04Circuit arrangements, e.g. for selective connection of amplifier inputs/outputs to loudspeakers, for loudspeaker detection, or for adaptation of settings to personal preferences or hearing impairments
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/02Details casings, cabinets or mounting therein for transducers covered by H04R1/02 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/023Transducers incorporated in garment, rucksacks or the like
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/02Details casings, cabinets or mounting therein for transducers covered by H04R1/02 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/028Structural combinations of loudspeakers with built-in power amplifiers, e.g. in the same acoustic enclosure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】ユーザがユーザの周囲の音を認識でき、且つ、再生される音のリズムを、ユーザが認識しやすくなる肩乗せ型スピーカーを提供する。【解決手段】 肩乗せ型スピーカーは、第1信号と、音信号である第2信号と、を取得する処理部と、処理部から入力した第1信号に基づいて振動する振動子と、処理部から入力した第2信号に基づいて音を発するスピーカーと、を備える。【選択図】 図1

Description

この発明に係る一実施形態は、ユーザの肩に乗せて利用する肩乗せ型スピーカーに関する。
特許文献1のウェアラブルスピーカーにおいて、第1スピーカーユニット及び第2スピーカーユニットのそれぞれは、スピーカー及びパッシブラジエータを有している。このとき、ウェアラブルスピーカーにおいて、スピーカーとパッシブラジエータとの間に空間が形成される。この場合、スピーカーユニット内の気圧の変動が、空間に伝わる(空間内の空気が振動する)。すなわち、特許文献1のウェアラブルスピーカーは、パッシブ型のスピーカーから発する音を基に振動をする。この振動によって、低音域の音が強調される。結果、ウェアラブルスピーカーの装着者に臨場感を与えることを可能としている。
特開2018-174581号公報
ところで、特許文献1のウェアラブルスピーカーでは、ユーザがユーザの周囲の音を認識でき、且つ、再生される音のリズムをユーザが認識しやすくなる構成が望まれている。
特許文献1のウェアラブルスピーカーの場合、パッシブスピーカーの音量レベルを上げることによって、低音域の音を更に強調させることができる。この場合、ユーザは、強調された低音域の音を基に音のリズムを認識することが可能である。しかし、低音域の音が更に強調された場合、ユーザは、ユーザの周囲の音を認識できなくなる虞がある。
この発明に係る一実施形態は、ユーザが、ユーザの周囲の音を認識でき、且つ、ユーザが再生される音のリズムを認識しやすくなる肩乗せ型スピーカーを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る肩乗せ型スピーカーは、
第1信号と、音信号である第2信号と、を取得する処理部と、
処理部から入力した第1信号に基づいて振動する振動子と、
処理部から入力した第2信号に基づいて音を発するスピーカーと、
を備える。
この発明の一実施形態に係る肩乗せ型スピーカーによれば、ユーザは、ユーザの周囲の音を認識でき、且つ、ユーザは、再生される音のリズムを認識しやすくなる。
第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10における第1信号SL1の処理の順序を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10における第2信号SL2の処理の順序を示すフローチャートである。 肩乗せ型スピーカー10と外部機器ExDとの接続の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の外観を示す上面図である。 第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の外観を示す左側面図である。 第2実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10aの外観を示す上面図である。 第2実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10aの外観を示す左側面図である。 第3実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10bの構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10b2の構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10dの構成を示すブロック図である。 第4実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10d2の構成を示すブロック図である。 第5実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10eの構成を示すブロック図である。 第6実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10fの構成を示すブロック図である。 第7実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10gにおける第1信号SL1及び第2信号SL2の変化の一例を示すグラフである。 第7実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10gにおける第1信号SL1及び第2信号SL2の変化の一例を示すグラフであって、図10Aとは異なる一例を示すグラフである。 第8実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10hの構成を示すブロック図である。
(第1実施形態)
[肩乗せ型スピーカー10の構成]
以下、第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の構成について図を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の構成を示すブロック図である。図2Aは、第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10における第1信号SL1の処理の順序を示すフローチャートである。図2Bは、第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10における第2信号SL2の処理の順序を示すフローチャートである。
図1に示すように肩乗せ型スピーカー10は、処理部100と、振動子101と、スピーカー102と、駆動部1001と、DA変換器1002と、増幅器1003と、通信インタフェース1004と、フラッシュメモリ1005と、RAM1006と、を備える。
通信インタフェース1004は、図1に示すように、信号線を介して肩乗せ型スピーカー10と異なる機器である外部機器ExDとの通信を行う。外部機器ExDは、第1信号SL1及び第2信号SL2の生成と、第1信号SL1及び第2信号SL2の出力と、を行う機器である。肩乗せ型スピーカー10と外部機器ExDとは、有線、又は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の無線によって通信が行われる。通信インタフェース1004は、例えば、USB(Universal Serial Bus)、又はHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)等である。なお、肩乗せ型スピーカー10と外部機器ExDとは、オーディオインタフェース、MIDIインタフェース等のインタフェースで接続されていてもよい。この場合、オーディオインタフェースは音信号を送受信し、MIDIインタフェースは制御信号を送受信する。
フラッシュメモリ1005は、種々のデータを記憶する。種々のデータとは、例えば、処理部100の機能を実現するためのプログラム等である。
RAM1006は、フラッシュメモリ1005に記憶された所定のデータを一時的に記憶する。これにより、処理部100は、フラッシュメモリ1005に記憶されたプログラムをRAM1006に読み出すことによって各種の動作を行う。なお、プログラムは、他装置(例えばサーバ等)に記憶されていてもよい。
処理部100は、肩乗せ型スピーカー10において、信号の処理(信号の取得、信号の出力等)を行う。具体的には、処理部100は、図1に示すように、外部機器ExDから通信インタフェース1004を介して第1信号SL1及び第2信号SL2を取得する。図1に示すように、第1信号SL1と第2信号SL2とは、異なる信号である。具体的には、第2信号SL2は、音信号である。音信号とは、具体的には、音を所定のサンプリングレートでサンプリングしたデジタル信号である。一方、第1信号SL1は、音信号と異なる信号である。具体的には、第1信号SL1は、モーター制御用の制御信号等である。第1信号SL1及び第2信号SL2の入力後、処理部100は、第1信号SL1を、駆動部1001を介して振動子101へ出力する。また、処理部100は、第2信号SL2を、DA変換器1002及び増幅器1003を介してスピーカー102へ出力する。
駆動部1001は、振動子101を駆動する。駆動部1001とは、具体的には、振動子101を駆動するための電気回路である。駆動部1001は、処理部100から第1信号SL1を入力する。駆動部1001は、入力した第1信号SL1を基に振動子101に対して駆動電圧を印加する。駆動部1001は、第1信号SL1に基づいて振動子101を所定の振動数(例えば、1秒間に100回の振動数)で振動させる。駆動部1001が、振動子101を所定の振動数(例えば、1秒間に100回~300回)で振動させることによって、ユーザは、発生した振動を認識しやすくなる。また、駆動部1001は、第1信号SL1に基づいて振動子101を所定の駆動周期(例えば、0.5秒間に1回の駆動周期)で振動させる。例えば、振動子101は、1秒間に100回の振動数の振動を0.5秒間に1回の間隔で発生させる。これにより、ユーザは、所定の間隔で発生する振動を認識できる。なお、振動子101の振動数は、1秒間に100回~300回の振動数に限定されない。ユーザが肩乗せ型スピーカー10の振動を認識できる場合であれば、振動子101はどのような振動数でもよい。
振動子101は、駆動部1001からの駆動電圧に基づいて振動をする機器である。すなわち、振動子101は、処理部100から入力した第1信号SL1に基づいて振動する。振動子101は、駆動部1001における駆動電圧によって所定の周期(例えば、1秒間に100回の振動数)で振動をする。振動子101とは、例えば、振り子式モーター等である。振り子式モーターの大きさは、肩乗せ型スピーカー10の大きさよりも小さい(例えば、5立方センチメートル程度の大きさである)。このため、肩乗せ型スピーカー10内に、振り子式モーターを配置することが可能となる。振り子式モーターは、肩乗せ型スピーカー10の重さよりも軽い(20g程度の重さである)。本実施形態において、振り子式モーターは、モーターの回転軸の中心と異なる位置に重心が位置するモーターである。これにより、振り子式モーターが回転したときに、振動が発生する。
なお、振動子101は、必ずしも振り子式モーターでなくてよい。振動子101は、振動を発生させる機器であればどのような機器であってもよい。振動子101は、肩乗せ型スピーカー10の大きさよりも小さい機器であればどのような機器であってもよい。例えば、振動子101は、圧電体(例えば、ピエゾ素子等である)のようなトランスデューサであってもよい。圧電体は、振り子式モーターの大きさよりも小さい(圧電体の厚みは、振り子式モーターの厚みよりも薄い)。圧電体の重さは、振り子式モーターの重さよりも軽い。圧電体は、入力した第1信号SL1を振動に変換する(より詳細には、第1信号SL1の電圧値を基に振動を発生させる)機器である。この場合、駆動部1001は、圧電体が所定の周期で振動をするように圧電体に対して制御を行う。
振り子式モーターと圧電体とを比較した場合、振り子式モーターは、圧電体よりも振動が強い。但し、振り子式モーターは、圧電体よりも大きく、且つ、振り子式モーターは、圧電体よりも重い。一方、振り子式モーターと圧電体とを比較した場合、振り子式モーターは、圧電体よりも小さく、且つ、振り子式モーターは、圧電体よりも軽い。但し、圧電体は、圧電体よりも振動が弱い。従って、発生する振動を認識しやすい肩乗せ型スピーカー10をユーザに提供したい場合、振動子101は、振り子式モーターであればよい。ユーザが装着しやすい小型、且つ、軽量な肩乗せ型スピーカー10をユーザに提供したい場合、振動子101は、圧電体であればよい。
DA変換器1002は、処理部100から第2信号SL2を入力する。入力後、DA変換器1002は、デジタル信号である第2信号SL2をアナログ信号の第2信号SL2に変換する。変換後、DA変換器1002は、アナログ信号へ変換した第2信号SL2を増幅器1003へ出力する。
増幅器1003は、DA変換器1002からアナログ信号に変換後の第2信号SL2を入力する。入力後、増幅器1003は、アナログ変換後の第2信号SL2の増幅を行う。増幅器1003は、増幅後の第2信号SL2をスピーカー102へ出力する。
スピーカー102は、増幅器1003から入力した増幅後の第2信号SL2を基に、音を発する機器である。言い換えると、スピーカー102は、処理部100からDA変換器1002及び増幅器1003を介して入力した第2信号SL2に基づいて音を発する。すなわち、スピーカー102は、処理部100から入力した第2信号SL2に基づいて音を発する、
なお、音信号である第2信号SL2は、音を電気信号として変換したアナログ信号であってもよい。このとき、肩乗せ型スピーカー10は、DA変換器1002を備えなくてもよい。上記の構成の場合、処理部100は、例えば、アナログ信号の処理を行う電気回路となる。処理部100は、アナログ信号である第2信号SL2を増幅器1003へ出力する。増幅器1003は、アナログ信号である第2信号SL2を増幅し、スピーカー102へ出力する。
以下、肩乗せ型スピーカー10の処理の順序について説明する。まず、肩乗せ型スピーカー10における第1信号SL1の処理の順序について説明する。最初に、処理部100は、第1信号SL1を取得する(図2A:S11)。次に、処理部100は、第1信号SL1を駆動部1001へ出力する(図2A:S12)。駆動部1001は、入力した第1信号SL1を基に振動子101を駆動するための駆動電圧を印加する(図2A:S13)。振動子101は、駆動部1001からの駆動電圧に基づいて振動をする(図2A:S14)。処理部100は、S11~S14の処理を繰り返す。
次に、肩乗せ型スピーカー10における第2信号SL2の処理の順序について説明する。最初に、処理部100は、第2信号SL2を取得する(図2B:S21)。次に、処理部100は、第2信号SL2を、DA変換器1002に出力する(図2B:S22)。次に、DA変換器1002は、第2信号SL2をDA変換する(図2B:S23)。これにより、DA変換器は、アナログ信号となった第2信号SL2を得る。次に、DA変換器1002は、DA変換した第2信号SL2を増幅器1003へ出力する(図2B:S24)。次に、増幅器1003は、第2信号SL2の増幅を行う(図2B:S25)。次に、増幅器1003は、第2信号SL2をスピーカー102へ出力する(図2B:S26)。最後に、スピーカー102は、増幅器1003から入力した第2信号SL2に基づいて音を発する(図2B:S27)。肩乗せ型スピーカー10は、S21からS27の処理を繰り返す。
なお、振動の発生間隔は、例えば、ユーザから受け付けた設定に基づいて決定すればよい。ユーザは、曲のリズムに合わせて振動の発生間隔を設定する。
なお、処理部100は、第1信号SL1及び第2信号SL2のどちらを先に処理してもよい。例えば、処理部100は、第1信号SL1、第2信号SL2の順に取得してもよいし、第2信号SL2、第1信号SL1の順に取得してもよい。また、処理部100は、例えば、第1信号SL1、第2信号SL2の順に出力をしてもよいし、第2信号SL2、第1信号SL1の順に出力をしてもよい。但し、第1信号SL1及び第2信号SL2の処理の順に関わらず、振動子101の振動と、スピーカー102から発する音のリズムと、は一致している。
(肩乗せ型スピーカー10と外部機器ExDとの接続の一例)
以下、肩乗せ型スピーカー10と外部機器ExDとの接続の一例について図を参照して説明する。図3は、肩乗せ型スピーカー10と外部機器ExDとの接続の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、肩乗せ型スピーカー10は、例えば、ミキサー20(外部機器ExDの一例である)に接続される。この場合、肩乗せ型スピーカー10は、ミキサー20から第1信号SL1及び第2信号SL2を、通信インタフェース1004を介して取得(入力)する。ミキサー20とは、具体的には、音信号の調整や、音信号及び制御信号の出力等を行う機器である。ミキサー20は、図3に示すように、通信インタフェース200、DSP(Digital Signal Processor)201、フラッシュメモリ202、RAM(Random Access Memory)203、CPU204を備えている。
通信インタフェース200は、ミキサー20とは異なる機器(音響機器を含む)との通信を行う。肩乗せ型スピーカー10とミキサー20とは、音響ケーブル等の有線、又は、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の無線によって接続される。図3に示すように、ミキサー20は、通信インタフェース200を介して肩乗せ型スピーカー10と通信を行う。具体的には、ミキサー20の通信インタフェース200は、肩乗せ型スピーカー10の通信インタフェース1004へ、第1信号SL1及び第2信号SL2を出力する。通信インタフェース200とは、例えば、USB又はHDMI(登録商標)等である。なお、肩乗せ型スピーカー10とミキサー20とは、オーディオインタフェース及びMIDIインタフェース等のインタフェースで接続されていてもよい。この場合、オーディオインタフェースは第2信号SL2を送受信し、MIDIインタフェースは第1信号SL1を送受信する。
DSP201は、入力した音信号に信号処理を施すことによって第2信号SL2を生成する。信号処理とは、例えば、ミキシング又はエフェクト等の処理である。信号処理後の第2信号SL2は、通信インタフェース200を介して、ミキサー20の外部の機器に出力される。
フラッシュメモリ202は、種々のプログラムを記憶する。種々のプログラムとは、例えば、ミキサー20を動作させるプログラム等である。
RAM203は、フラッシュメモリ202に記憶された所定のプログラムを一時的に記憶する。
CPU204は、ミキサー20の動作を制御する。具体的には、CPU204は、フラッシュメモリ202に記憶された所定のプログラムをRAM203に読み出すことによって各種の動作を行う。なお、プログラムは、ミキサー20の内部のフラッシュメモリ202に記憶している必要はない。例えば、CPU204は、ネットワークを介してミキサー20の外部の機器からプログラムをダウンロードする。そして、CPU204は、ダウンロードしたプログラムをRAM203に読み出してもよい。
CPU204は、駆動部1001が振動子101を駆動させるための第1信号SL1を生成する。CPU204は、ユーザから振動のリズム設定を受け付ける。CPU204は、受け付けたリズム設定に応じて第1信号SL1を生成する。そして、CPU204は、生成した第1信号SL1を、通信インタフェース200を介して肩乗せ型スピーカー10へ出力する。
なお、CPU204は、例えば、音信号に基づいて第1信号SL1を生成してもよい。例えば、音信号にバスドラムの音が含まれている場合、CPU204は、バスドラムの音の演奏されるタイミングで第1信号SL1を生成する。これにより、肩乗せ型スピーカー10は、スピーカー102において再生されるバスドラムの音に合わせて、振動子101を振動させることができる。この場合、第1信号SL1は、音信号から算出された信号であって、振動子101を所定の駆動周期で駆動させる信号である。
なお、肩乗せ型スピーカー10に接続される外部機器ExDは、ミキサー20の例のみに限定されない。外部機器ExDは、例えば、PC、スマートフォン等の機器でもよい。この場合、肩乗せ型スピーカー10は、PC、スマートフォン等の機器に通信インタフェース1004を介して接続される。また、この場合、PC、スマートフォン等の機器が、第1信号SL1及び第2信号SL2の出力を行う。肩乗せ型スピーカー10は、PC及びスマートフォン等の機器から第1信号SL1及び第2信号SL2を、通信インタフェース1004を介して取得する。
[肩乗せ型スピーカー10の外観]
以下、第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の外観の一例について図を参照して説明する。図4Aは、第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の外観を示す上面図である。図4Bは、第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10の外観を示す左側面図である。なお、スピーカー102及び振動子101は、肩乗せ型スピーカー10内に位置している。
図4A及び図4Bに示すように、肩乗せ型スピーカー10は、ユーザの肩USの上に乗せて用いられる。このため、肩乗せ型スピーカー10は、ユーザの肩USと接触する部分である接触部を含んでいる。これにより、ユーザは、接触部を介して肩乗せ型スピーカー10から発生する振動を認識できる。ここで、ユーザの肩USに肩乗せ型スピーカー10を乗せた状態において鉛直下方向を下方向と定義する。また、ユーザの肩USに肩乗せ型スピーカー10を乗せた状態において鉛直上方向を上方向と定義する。
肩乗せ型スピーカー10は、平面視して略U字型の形状を有している。これにより、図4A及び図4Bに示すように、肩乗せ型スピーカー10をユーザの肩USの上に乗せた場合、肩乗せ型スピーカー10は、平面視してユーザの首を囲むように配置される。より詳細には、図4A及び図4Bに示すように、肩乗せ型スピーカー10は、ユーザの首を囲むように配置される後部分10Tと右部分10Rと左部分10Lを含んでいる。そして、肩乗せ型スピーカー10は、図4Aに示すように、U字形の先端にあたる部分である2つの先端部分STR,STLを有する。肩乗せ型スピーカー10の先端部分とは、肩乗せ型スピーカー10の先端及びその近傍を意味する。
ここで、図4Aに示すように、ユーザが肩乗せ型スピーカー10を装着した場合において、平面視してユーザの頭部UH及び後部分10Tの並ぶ方向を前後方向と定義する。このとき、ユーザの頭部UH、後部分10Tの順に並ぶ方向が後方向である。また、上下方向及び前後方向に直交する方向を左右方向と定義する。
後部分10Tは、図4Aに示すように、ユーザの首の後に位置する。後部分10Tの左右方向における幅の長さは、後部分10Tの前後方向における幅の長さよりも長い。
右部分10Rは、平面視してユーザの首の右に位置する。右部分10Rは、図4Aに示すように、後部分10Tの右端REから前方向に向かって延びる長尺部分である。すなわち、図4Aに示すように、肩乗せ型スピーカー10は、後部分10Tの右端REにおいて前に向かって曲がる形状である。
左部分10Lは、平面視してユーザの首の左に位置する。左部分10Lは、図4A及び図4Bに示すように、後部分10Tの左端LEから前方向に向かって延びる長尺部分である。すなわち、図4Aに示すように、肩乗せ型スピーカー10は、後部分10Tの左端LEにおいて前に向かって曲がる形状である。
図4A及び図4Bに示すように、振動子101は、後部分10Tに位置する。これにより、肩乗せ型スピーカー10において、振動子101が、ユーザの首の近くに位置する。従って、振動子101から発生する振動をユーザが認識しやすくなる。
図4Aに示す例において、肩乗せ型スピーカー10は、2つのスピーカーを含んでいる。具体的には、肩乗せ型スピーカー10は、右部分10Rに位置する右スピーカー102R及び左部分10Lに位置する左スピーカー102Lを含んでいる。
ユーザが肩乗せ型スピーカー10を装着した場合において、右スピーカー102Rは、ユーザの首の右に位置する。右スピーカー102Rは、上方向に向かって音を発する。これにより、ユーザの右耳の位置する方向に向かって右スピーカー102Rから音が生じる。結果、ユーザは、右スピーカー102Rから生じた音を聞き取りやすくなる。左スピーカー102Lは、左部分10Lに位置する以外、右スピーカー102Rと同様の構成であるため、説明を省略する。上記の構成の場合、肩乗せ型スピーカー10に備わるスピーカー102は、右スピーカー102R及び左スピーカー102Lを含むことになる。
肩乗せ型スピーカー10は対称性を有する。より詳細には、図4Aに示すように、後部分10T上に位置し、且つ、前後方向に平行な直線ASを定義する。このとき、肩乗せ型スピーカー10は、直線ASを中心に左右対称となる。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10によれば、ユーザは、スピーカー102から再生される音のリズムを認識しやすくなる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10は、処理部100と振動子101とスピーカー102とを備える。処理部100は、振動子101の駆動用の信号(例えば、モーター制御用の制御信号)である第1信号SL1と、音信号である第2信号SL2と、を取得する。振動子101は、処理部100から入力した第1信号SL1に基づいて振動する。スピーカー102は、処理部100から入力した第2信号SL2に基づいて音を発する。上記の構成により、ユーザは、スピーカー102から発生する音に加えて、振動子101から発生する振動を認識できる。この場合、ユーザは、スピーカー102から生じる音に加えて、振動子101から発生する振動を認識できる。従って、音のリズムに合わせたタイミングで振動子101を振動させることによって(例えば、再生される音における拍子の頭で、振動子101を振動させることによって)ユーザは、音及び振動の2つの情報を基に、リズムを認識できる。結果、ユーザは再生される音のリズムを認識しやすくなる。
また、肩乗せ型スピーカー10では、振動子101が、振動をする。従って、スピーカー102から再生される音のリズムを認識しやすくするために、音信号のレベルを上げる必要がない。音のリズムを認識しやすくするために音信号のレベルを上げた場合、再生される音の音量が大きくなる。この場合、音量が大きくなった音によって、ユーザは、ユーザの周囲の環境音等を聞きづらくなる。すなわち、ユーザは、音量が大きくなった音によって、ユーザの周囲の環境音の認識を阻害される。一方、振動子101によって振動が発生する場合、音のリズムを認識しやすくするために音信号のレベルを上げる必要がない。すなわち、ユーザは、音量が大きくなることによってユーザの周囲の環境音の認識を阻害されない。従って、ユーザは、ユーザの周囲の環境音を認識しつつ、スピーカー102から再生される音のリズムを認識できる。
肩乗せ型スピーカー10によれば、ユーザは、スピーカー102から再生される音のリズムを認識しやすくなる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10は、ユーザの首の後に位置する後部分10Tを含む。また、振動子101は、後部分10Tに位置する。後部分10Tは、肩乗せ型スピーカー10において、ユーザと接触しやすい部分である。すなわち、振動源である振動子101の近傍に、ユーザの首が位置することになる。従って、振動子101から発生した振動がユーザに伝わりやすくなる。結果、ユーザは、振動子101から発生する振動をユーザが認識しやすくなる。すなわち、ユーザは、再生される音のリズムを認識しやすくなる。
肩乗せ型スピーカー10における振動子101に振り子式モーター又は圧電体を用いた場合、肩乗せ型スピーカー10の小型化が可能となり、且つ、肩乗せ型スピーカー10を振動させやすくなる。より詳細には、振り子式モーター又は圧電体の大きさは、肩乗せ型スピーカー10よりも小さい。これにより、振動子101を肩乗せ型スピーカー10内に配置することができる。言い換えると、肩乗せ型スピーカー10の外面に振動子101を配置しなくてよい。従って、肩乗せ型スピーカー10の小型化が可能となる。さらに、肩乗せ型スピーカー10を小型化することによって、肩乗せ型スピーカー10の重さを小さくできる。従って、振動子101によって、肩乗せ型スピーカー10が振動しやすくなる。また、振り子式モーター又は圧電体の重さは、肩乗せ型スピーカー10よりも軽い。従って、振動子101の重さによって、肩乗せ型スピーカー10に発生する振動の大きさが小さくならない。結果、ユーザは、肩乗せ型スピーカー10から発生する振動を認識しやすくなる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10aについて図を参照して説明する。図5Aは、第2実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10aの外観を示す上面図である。図5Bは、第2実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10aの外観を示す左側面図である。なお、肩乗せ型スピーカー10と同様の構成に関しては、同じ符号を付して説明を省略する。
肩乗せ型スピーカー10aは、振動子の配置される箇所が異なる点で肩乗せ型スピーカー10と異なる。具体的には、図5A及び図5Bに示すように、右部分10R及び左部分10Lのそれぞれに振動子(右振動子101R及び左振動子101L)が配置される。
右振動子101Rは、図5Aに示すように、右部分10Rに位置する。図5A及び図5Bに示す例において、右振動子101Rは、肩乗せ型スピーカー10aの先端部分STRに位置している。
左振動子101Lは、図5A及び図5Bに示すように、左部分10Lに位置する。図5A及び図5Bに示す例において、左振動子101Lは、肩乗せ型スピーカー10aの先端部分STLに位置している。
(肩乗せ型スピーカー10aの効果)
肩乗せ型スピーカー10aによれば、ユーザは、再生される音のリズムを認識しやすくなる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10aは、右部分10Rを含む。右部分10Rは,ユーザの首の右に位置する。また、右部分10Rは、後部分10Tの右端REから前に曲がる。そして、右振動子101Rは、右部分10Rに位置する。上記の構成の場合、右振動子101Rは、肩乗せ型スピーカー10aにおいて後部分10Tから離れた箇所に位置する。この場合、振動の発生源となる右振動子101Rと、肩乗せ型スピーカー10aにおいて支点となる後部分10Tとの距離が遠くなる。これにより、右振動子101Rが振動した場合、振動によって右部分10Rが、上下方向、又は、左右方向に振れやすくなる。これにより、ユーザは、再生される音に合わせた肩乗せ型スピーカー10aの振れを認識しやすくなる。従って、ユーザは、再生される音のリズムを認識しやすくなる。同じ理由により、肩乗せ型スピーカー10aにおいて左振動子101Lが左部分10Lに位置した場合、ユーザは、再生させる音のリズムを認識しやすくなる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10b,10b2について図を参照して説明する。図6Aは、第3実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10bの構成を示すブロック図である。図6Bは、第3実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10b2の構成を示すブロック図である。
図6Aに示すように、肩乗せ型スピーカー10bは、高音域をフィルタ処理された音信号を取得する点で、肩乗せ型スピーカー10と異なる。具体的には、肩乗せ型スピーカー10bの駆動部1001は、音信号を基にした信号を入力する。そして、駆動部1001は、入力した信号(音信号を基にした信号)を基にして振動子101を駆動する。
以下、より詳細に説明する。まず、外部機器ExDは、図6Aに示すように、音信号である第2信号SL2の高音域をフィルタ処理(例えば、ローパスフィルタを用いたフィルタ処理)することによって第1信号SL1bを生成する。すなわち、第1信号SL1bは、音信号の高音域をフィルタした信号である。肩乗せ型スピーカー10bは、外部機器ExDから第1信号SL1b及び第2信号SL2を取得する。次に、処理部100bは、第1信号SL1bを駆動部1001へ出力し、且つ、第2信号SL2をスピーカー102へ出力する。駆動部1001は、第1信号SL1bを基に振動子101を制御する。振動子101は、駆動部1001の制御を基に振動する(駆動する)。スピーカー102は、第2信号SL2を基に音を発する。上記の構成により、振動子101は、ローパスフィルタ処理によりバスドラムの音等の低音域の音に絞られた信号を基に振動をする。従って、振動子101においてバスドラム等のリズムを作り出す音に合わせた強い振動が発生しやすい。なお、肩乗せ型スピーカー10b,10b2は、高音域のフィルタ処理をされた第1信号SL1bを基に振動する振動子101を備える以外は、肩乗せ型スピーカー10と同様の構成である。そのため、肩乗せ型スピーカー10と同様の構成については説明を省略する。
なお、図6Bに示すように、本実施形態における肩乗せ型スピーカーは、音信号の高音域のフィルタ処理を行う肩乗せ型スピーカー10b2であってもよい。この場合、肩乗せ型スピーカー10b2のフラッシュメモリ1005は、フィルタ処理用のプログラムを記憶している。そして、処理部100b2は、フラッシュメモリ1005からフィルタ処理用のプログラムを読み出すことによって、フィルタ処理を行う。上記の構成の場合、肩乗せ型スピーカー10b2は、外部機器ExDから音信号である第2信号SL2を取得する。そして、肩乗せ型スピーカー10b2の処理部100b2は、第2信号SL2の高音域をフィルタ処理することによって第1信号SL1bを生成する。そして、処理部100b2は、フィルタ処理後の第1信号SL1bを駆動部1001へ出力する。
(肩乗せ型スピーカー10b,10b2の効果)
肩乗せ型スピーカー10b,10b2によれば、音により発生する振動と同様の振動を、ユーザは認識することができる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10b,10b2の入力する第1信号SL1bは、高音域をフィルタ処理されている。この場合、振動子101は、音信号における低音域に対応した振動をする。従って、振動子101において、低音域の音によって発生する振動と同様の振動が発生する。結果、音により発生する振動と同様の振動を、ユーザは認識することができる。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10d,10d2について図を参照して説明する。図7Aは、第4実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10dの構成を示すブロック図である。図7Bは、第4実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10d2の構成を示すブロック図である。
図7Aに示すように、肩乗せ型スピーカー10dは、BPM(Beats Per Minute)値に応じて振動をする振動子101を備える点で、肩乗せ型スピーカー10と異なる。BPM値は、周期的な信号から算出される。
以下、より詳細に説明する。肩乗せ型スピーカー10dは、図7Aに示すように、外部機器ExDにおいて音信号XのBPMを算出する。音信号Xは、周期的な信号の一例である。BPMは、例えば、以下の方法により算出する。外部機器ExDは、音信号Xの高音域をフィルタ処理した後に、フィルタ後の音信号Xにおいてパワーが所定閾値以上、且つ、極大値をとなる信号の周期を算出する。具体的には、外部機器ExDは、音信号の高音域をフィルタすることによって、高いパワーを示し、且つ、一定のタイミングで発生する音の信号を検出する。高いパワーを示し、且つ、一定のタイミングで発生する音とは、例えば、バスドラム等の音である。そして、外部機器ExDは、フィルタ処理後の信号から、一定の周期で発生する高レベルの音の間隔を算出する。これにより、例えば、音信号XのBPM値が120である場合、外部機器ExDは、「音信号XのBPM値=120」を算出する。なお、BPMの算出手段は、上記の方法に限定されない。例えば、第2信号SL2の基になるコンテンツデータにBPM値が含まれている場合、外部機器ExDは、当該BPM値を取得すればよい。
BPMを算出した後、外部機器ExDは、BPM値を基に第1信号SL1dを生成する。第1信号SL1dは、振動子101をBPM値に応じた駆動周期で振動させる信号となる。具体的には、BMP値=120である場合、第1信号SL1dは、振動子101を0.5秒に1回の間隔で駆動させる信号となる。駆動部1001は、第1信号SL1dを処理部100から入力する。そして、駆動部1001は、第1信号SL1dを基に、振動子101を駆動させる。これにより、振動子101は、0.5秒に1回の間隔で(すわなち、BPM=120のリズムで)振動をする。
なお、図7Bに示すように、本実施形態における肩乗せ型スピーカーは、BPMの算出処理を行う肩乗せ型スピーカー10d2であってもよい。この場合、フラッシュメモリ1005は、BPM算出用のプログラムを記憶している。また、この場合、フラッシュメモリ1005は、信号の生成処理用のプログラムを記憶している。そして、処理部100d2は、フラッシュメモリ1005からBPM算出用のプログラム及び信号の生成処理用のプログラムを読み出すことによって、第1信号SL1dを取得する。そして、肩乗せ型スピーカー10b2の処理部100d2は、第1信号SL1dを駆動部1001へ出力する。これにより、振動子101は、BPM値に応じた駆動周期で振動をする。
(肩乗せ型スピーカー10d,10d2の効果)
肩乗せ型スピーカー10dによれば、ユーザは、スピーカー102から再生される音のリズムを認識しやすくなる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10d,10d2において、振動子101は、音信号Xから算出されたBPM値に応じた周期的な振動をする(BPM値に応じた駆動周期で駆動をする)。振動子101から発生する振動が周期的である場合、ユーザは、振動を認識しやすい。楽曲の演奏シーンにおいてBPM値は、特にユーザがリズムを認識しやすい指標である。従って、振動子101がBPM値に応じた周期的な振動をすることによって、ユーザは再生される音のリズムを認識しやすくなる。
(第5実施形態)
以下、第5実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10eについて図を参照して説明する。図8は、第5実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10eの構成を示すブロック図である。図8に示すように、肩乗せ型スピーカー10eは、振動子オンオフ受付部103を備える点で、肩乗せ型スピーカー10と異なる。
振動子オンオフ受付部103は、振動子101の振動のオン、又は、オフの操作をユーザから受け付ける。振動子オンオフ受付部103が、振動子オフの操作をユーザから受け付けた場合、振動子オンオフ受付部103は、図8に示すように、処理部100に対して、駆動部1001への第1信号SL1の出力を停止する命令を行う。従って、駆動部1001は振動子101に対して振動の制御を行わない。これにより、振動子101は、振動している状態から振動しない状態へ変化する。一方、振動子オンオフ受付部103が、振動子オンの操作をユーザから受け付けた場合、振動子オンオフ受付部103は、処理部100に対して、駆動部1001への第1信号SL1の出力をさせる命令を行う。これにより、駆動部1001は、振動子101に対して振動の制御を行う。結果、振動子101は、振動していない状態から振動する状態へ変化する。
振動子オンオフ受付部103は、例えば、タッチパネル、オンオフスイッチ等の機器である。言い換えると、ユーザからの操作を受け付けることが可能な機器であれば、振動子オンオフ受付部103は、どのような機器で構成されていてもよい。
(肩乗せ型スピーカー10eの効果)
肩乗せ型スピーカー10eによれば、肩乗せ型スピーカー10eはユーザの所望するときのみ振動することが可能となる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10eは、振動子101の振動のオン、又は、オフの操作を受け付ける振動子オンオフ受付部103を備える。これにより、ユーザが音のリズムを認識したい場合(例えば、ユーザが、曲の演奏中に演奏している曲のリズムを認識したい場合等)に、振動子オンオフ受付部103をオン操作することによって振動を発生させることができる。一方、ユーザが振動を発生させたくない場合(例えば、曲のリズムの認識後に、ユーザが演奏に集中したい場合等)、振動子オンオフ受付部103をオフ操作すること振動を停止させることができる。このように、振動子オンオフ受付部103によって、ユーザの状況に応じて振動の発生を制御できる肩乗せ型スピーカー10eを提供できる。
(第6実施形態)
以下、第6実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10fについて図を参照して説明する。図9は、第6実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10fの構成を示すブロック図である。
図9に示すように、肩乗せ型スピーカー10fは、振動制御部104を備える点で、肩乗せ型スピーカー10と異なる。そして、肩乗せ型スピーカー10fにおいて振動子101の振動は、振動制御部104から入力した振動パラメータに基づいて制御される。すなわち、振動制御部104は、振動を制御する振動パラメータを受け付ける。
振動パラメータとは、振動子101の振動を制御するパラメータである。振動パラメータはユーザによって入力される。振動パラメータは、少なくともBPM値、振動の大きさ、又は1回の振動の長さのいずれか1つを含んでいる。例えば、ユーザによって振動パラメータが「BPM値=120」に設定された場合、処理部100は、振動子101を0.5秒に1回の間隔で振動させることができる周期的な第1信号SL1fを生成する。例えば、処理部100は0.5秒に1回の間隔で発生するパルス信号を含むように第1信号SL1fを変換する。そして、第1信号SL1fを駆動部1001へ出力する。駆動部1001は、第1信号SL1fに基づいて振動子101の振動の制御を行う。これにより、肩乗せ型スピーカー10fは、ユーザによって設定された所定の周期で振動をすることが可能となる。振動の大きさとは、振動子101によって発生する肩乗せ型スピーカー10fの振動の大きさである。ユーザによって振動の大きさが設定された場合、処理部100は、第1信号SL1fの信号レベルを変更する。そして、駆動部1001は信号レベルが変更された第1信号SL1fを入力する。駆動部1001は、第1信号SL1fを基に振動子101への制御を行う。例えば、ユーザが振動の大きさの値を増加させた場合、処理部100は、第1信号SL1fの信号レベルを大きくする。駆動部1001は、信号レベルを大きくした第1信号SL1fを処理部100から入力する。この場合、駆動部1001は、信号レベルが大きい第1信号SL1fに基づいて、振動子101の振動の強さを大きくする。例えば、振動子101が振り子式モーターである場合、振り子式モーターの回転速度を高くする。これにより、振動子101の振動の大きさが大きくなる。1回の振動の長さとは、振動の開始から終わりまでの時間の長さである。例えば、振動の長さ=0.5秒と設定された場合、肩乗せ型スピーカー10は、1回の振動毎に0.5秒間振動し続ける。このように、ユーザは、振動制御部104を介して肩乗せ型スピーカー10eの振動の制御を行うことができる。
(肩乗せ型スピーカー10eの効果)
肩乗せ型スピーカー10eによれば、ユーザにとって最適にチューニングをすることが可能な肩乗せ型スピーカー10eを提供することが可能となる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10eは、振動制御部104を備える。振動制御部104は、振動パラメータを受け付ける。振動パラメータは、振動子101の振動を制御するパラメータである。そして、振動子101の振動は、振動パラメータに基づいて制御される。上記の構成により、ユーザは、肩乗せ型スピーカー10eの振動を制御可能となる。従って、肩乗せ型スピーカー10eは、ユーザの所望する振動を発生させることができる。例えば、肩乗せ型スピーカー10eは、振動制御部104を介してユーザによって設定されたBPM値を入力することによって、ユーザの所望の周期で振動を発生させることが可能となる。同様にして、振動の強さを大きくする、又は振動の強さを小さくすることによって、ユーザの所望の強さで振動を発生させることができる。すなわち、ユーザにとって最適にチューニングをすることが可能な、肩乗せ型スピーカー10eを提供することが可能となる。
(第7実施形態)
以下、第7実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10gについて図を参照して説明する。図10Aは、第7実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10gにおける第1信号SL1及び第2信号SL2の変化の一例を示すグラフである。図10Bは、第7実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10gにおける第1信号SL1及び第2信号SL2の変化の一例を示すグラフであって、図10Aとは異なる一例を示すグラフである。図10A及び図10Bに示すグラフの横軸及び縦軸のそれぞれは、時間(秒)及び信号レベル(dB)である。
肩乗せ型スピーカー10gにおいて、第1信号SL1の信号レベルLVSL1は、第2信号SL2の信号レベルLVSL2に応じて変化する。そして、肩乗せ型スピーカー10gにおける処理部100は、第2信号SL2の信号レベルLVSL2に応じて信号レベルLVSL1が変化した第1信号SL1を振動子101へ出力する。
以下、より詳細に説明する。図10Aに示すように、第2信号SL2の信号レベルLVSL2が変化しない場合、第1信号SL1の信号レベルLVSL1は変化しない(図10Aにおける、t0-t1間、t2-t3間、及びt4以降である)。図10Aに示すように、第2信号SL2の信号レベルLVSL2が増加した場合、信号レベルLVSL2の増加に合わせて第1信号SL1の信号レベルLVSL1が増加する(図10Aにおけるt1-t2間である)。すなわち、スピーカー102から発する音の大きさの増加に比例して、振動子101の振動が大きくなる(以下、比例増加と称する)。一方、図10Aに示すように、第2信号SL2の信号レベルLVSL2が低下する場合、第1信号SL1の信号レベルLVSL1も低下する(図10Aにおけるt3-t4間である)。この場合、スピーカー102から発する音の大きさの低下に合わせて、振動子101の振動が小さくなる(以下、比例低下と称する)。
なお、第2信号SL2の信号レベルLVSL2に応じた第1信号SL1の信号レベルLVSL1の変化の方法は、比例増加及び比例低下の例に限定されない。信号レベルの変化の方法は、要旨の範囲内において変更可能である。例えば、図10Bに示すように、第2信号SL2の信号レベルが変化した瞬間をトリガとして、第1信号SL1の信号レベルLVSL1を、変化幅の最大値まで増加(又は最小値まで低下)させてもよい。
なお、図10Bに示すように、信号レベルLVSL1の変化量は、信号レベルLVSL2の変化量と同じでなくてよい。例えば、信号レベルLVSL1の変化量は、信号レベルLVSL2の変化量よりも小さくてもよい。同様にして、信号レベルLVSL1の変化量は、信号レベルLVSL2の変化量よりも大きくてもよい。
(肩乗せ型スピーカー10gの効果)
肩乗せ型スピーカー10gによれば、ユーザは、臨場感を高めることができる。より詳細には、第1信号SL1の信号レベルLVSL1は、第2信号SL2の信号レベルLVSL2に応じて変化する。この場合、振動子101の振動は、スピーカー102から発する音の大きさの変化に合わせて変化する。すなわち、肩乗せ型スピーカー10gは、音の強弱に合わせて振動する。そして、音の強弱に合わせた振動によって、ユーザの臨場感を高めることができる。例えば、肩乗せ型スピーカー10gから、爆弾の爆発音が再生された場合、肩乗せ型スピーカー10gは、爆弾の爆発音に合わせた大きな振動を発する。そして、ユーザは、肩乗せ型スピーカー10gから発せられた大きな振動を認識する。これにより、肩乗せ型スピーカー10gは、再生される爆発音を体感しているような臨場感をユーザに与えることが可能となる。このように、肩乗せ型スピーカー10gは、ユーザの臨場感を高めることを可能とする。
(第8実施形態)
以下、第8実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10hについて図を参照して説明する。図11は、第8実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10hの構成を示すブロック図である。
肩乗せ型スピーカー10hは、スピーカーオンオフ受付部105を備える点で、肩乗せ型スピーカー10と異なる。肩乗せ型スピーカー10hは、スピーカーオンオフ受付部105の入力した操作内容に応じてスピーカー102の音の再生のオン、又はオフの操作をユーザから受け付ける。
以下、より詳細に説明する。スピーカーオンオフ受付部105が、スピーカーオンの操作をユーザから受け付けた場合、スピーカーオンオフ受付部105は、処理部100に対して、DA変換器1002への第2信号SL2の出力を停止する命令を行う(図11参照)。これにより、増幅器1003へ第2信号SL2が出力されない。従って、スピーカー102へ第2信号SL2が出力されない。結果、スピーカー102は、音を発している状態から音を発してしない状態へ変化する。一方、スピーカーオンオフ受付部105が、スピーカーオフの操作をユーザから受け付けた場合、スピーカーオンオフ受付部105は、処理部100に対して、増幅器1003へ第2信号SL2を出力させる命令を行う。これにより、振動子101は、音を発していない状態から音を発している状態へ変化する。
スピーカーオンオフ受付部105は、例えば、タッチパネル、オンオフスイッチ等の機器である。言い換えると、スピーカーオンオフ受付部105は、ユーザからの操作を受け付けられる機器であれば、どのような機器で構成されていてもよい。
(肩乗せ型スピーカー10hの効果)
肩乗せ型スピーカー10hによれば、肩乗せ型スピーカー10hは、ユーザの状況に応じて音を再生、又は停止させることが可能となる。より詳細には、肩乗せ型スピーカー10hは、スピーカー102のオン、又は、オフの操作を受け付けるスピーカーオンオフ受付部105を備える。これにより、ユーザは、振動子101から生じる振動のみを認識したい場合は、スピーカーオンオフ受付部105をオフすることによって音の発生を停止できる。一方、振動及び音の両方を認識したい場合は、スピーカーオンオフ受付部105をオンすることによって音及び振動を発生させることができる。そして、スピーカーオンオフ受付部105によって、例えば、ユーザの演奏中に、振動のみ発生させる場合と、振動及び音の両方を発生させる場合とを切り替えることができる。従って、肩乗せ型スピーカー10hは、ユーザの音楽シーンに合わせて音の再生及び停止の制御をすることが可能となる。
(その他の実施形態)
本発明に係る肩乗せ型スピーカーは、前記実施形態に係る肩乗せ型スピーカー10,10a,10b,10b2,10d,10d2,10e,10f,10g,10hに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、肩乗せ型スピーカー10,10a,10b,10b2,10d,10d2,10e,10f,10g,10hにおいて、モーター制御用の駆動信号等である第1信号SL1,SL1b,SL1d,SL1fが生成されてもよい。例えば、肩乗せ型スピーカー10のフラッシュメモリ1005は、サンプリング用のプログラムを記憶する。肩乗せ型スピーカー10,10a,10b,10b2,10d,10d2,10e,10f,10g,10hは、予め楽曲のデータを記憶する。そして、肩乗せ型スピーカー10,10a,10b,10b2,10d,10d2,10e,10f,10g,10hは、サンプリング用のプログラムを用いて記録された楽曲のデータの音を所定のサンプリングレートでサンプリングする。肩乗せ型スピーカー10,10a,10b,10b2,10d,10d2,10e,10f,10g,10hは、サンプリングの結果得られたデジタル信号を第1信号SL1,SL1b,SL1d,SL1fとして用いる。第1信号SL1,SL1b,SL1d,SL1fと同様にして、肩乗せ型スピーカー10,10a,10b,10b2,10d,10d2,10e,10f,10g,10hにおいて、音信号である第2信号SL2が生成されてもよい。
なお、肩乗せ型スピーカー10aにおいて、右振動子101Rは、必ずしも肩乗せ型スピーカー10aの先端部分STRに位置しなくてもよい。右振動子101Rは、右部分10Rのどこに位置していてもよい。例えば、右振動子101Rが、右部分10Rの中心(及びその近傍)に位置していてもよい。
なお、肩乗せ型スピーカー10aにおいて、左振動子101Lは、必ずしも肩乗せ型スピーカー10aの先端部分STLに位置しなくてもよい。左振動子101Lは、左部分10Lのどこに位置していてもよい。例えば、左振動子101Lが、左部分10Lの中心(及びその近傍)に位置していてもよい。
なお、スピーカー102は、必ずしも右スピーカー102R及び左スピーカー102Lを含まなくてもよい。スピーカー102は、右スピーカー102R又は左スピーカー102Lのどちらか一方のみを備えていてもよい。
なお、肩乗せ型スピーカー10の備えるスピーカーの数は2個に限定されない。具体的には、肩乗せ型スピーカー10の備えるスピーカーの数は1個でもよい。又は、肩乗せ型スピーカー10の備えるスピーカーの数は3個以上でもよい。
なお、スピーカー102は、後部分に位置していてもよい。
なお、2個以上のスピーカーが、右部分10Rに位置していてもよい。なお、2個以上のスピーカーが、左部分10Lに位置していてもよい。
なお、2個以上の振動子101が、後部分10Tに位置していてもよい。なお、2個以上の振動子101が、右部分10Rに位置していてもよい。なお、2個以上の振動子101が、左部分10Lに位置していてもよい。
なお、図3に示すように、ミキサー20は、通信インタフェース200を介して、肩乗せ型スピーカー10と異なる外部機器30を接続してもよい。
なお、第1信号SL1は、必ずしも音信号の高音域をフィルタした信号でなくてもよい。
なお、第1信号SL1は、必ずしも音信号から算出された信号であって、振動子を所定の駆動周期で駆動させる信号でなくてもよい。
なお、第1信号SL1は、必ずしも音信号から算出されたBPM値に応じた信号でなくてもよい。
なお、肩乗せ型スピーカー10は、必ずしも振動子オンオフ受付部103を備えなくてもよい。
なお、肩乗せ型スピーカー10は、必ずしも振動制御部104を備えなくてもよい。
なお、振動パラメータは、必ずしもBPM値を含まなくてもよい。なお、振動パラメータは、必ずしも振動の大きさを含まなくてもよい。なお、振動パラメータは、必ずしも1回の振動の長さを含まなくてもよい。
なお、第1信号SL1は、必ずしも第2信号SL2の信号レベルLVSL2に応じて変化しなくてもよい。
なお、振動子101は、必ずしも振り子式モーター又はトランスデューサでなくてもよい。
なお、肩乗せ型スピーカー10は、必ずしもスピーカーオンオフ受付部105を備えなくてもよい。
なお、肩乗せ型スピーカー10は、平面視して必ずしもU字型の形状でなくてよい。
10,10a,10b,10b2,10d,10d2,10e,10f,10g,10h…肩乗せ型スピーカー
10T…後部分
10R…右部分
10L…左部分
100…処理部
101…振動子
101R…右振動子
101L…左振動子
102…スピーカー
102R…右スピーカー
102L…左スピーカー
1001…駆動部
1002…DA変換器
1003…増幅器
1004…通信インタフェース
1005…フラッシュメモリ
1006…RAM
SL1,SL1b,SL1d…第1信号
SL2…第2信号

Claims (11)

  1. 第1信号と、音信号である第2信号と、を取得する処理部と、
    前記処理部から入力した前記第1信号に基づいて振動する振動子と、
    前記処理部から入力した前記第2信号に基づいて音を発するスピーカーと、
    を備える肩乗せ型スピーカー。
  2. 前記肩乗せ型スピーカーは、ユーザの首の後に位置する後部分と、前記ユーザの右に位置し、且つ、前記後部分の右端から前に曲がる右部分と、前記ユーザの左に位置し、且つ、前記後部分の左端から前に曲がる左部分とを含み、
    前記振動子は、前記後部分に位置する、又は、前記右部分及び前記左部分に位置する、
    請求項1に記載の肩乗せ型スピーカー。
  3. 前記第1信号は、音信号の高音域をフィルタした信号である、
    請求項1又は2に記載の肩乗せ型スピーカー。
  4. 前記第1信号は、音信号から算出された信号であって、振動子を所定の駆動周期で駆動させる信号である、
    請求項1から3のいずれかに記載の肩乗せ型スピーカー。
  5. 前記振動子は、周期的な信号から算出されたBPM値に応じて振動をする、
    請求項1から4のいずれかに記載の肩乗せ型スピーカー。
  6. 前記肩乗せ型スピーカーは、前記振動子の前記振動のオン、又は、オフの操作を受け付ける振動子オンオフ受付部を更に備える、
    請求項1から5のいずれかに記載の肩乗せ型スピーカー。
  7. 前記肩乗せ型スピーカーは、前記振動を制御する振動パラメータを受け付ける振動制御部を更に備え、
    前記振動子の振動は、前記振動パラメータに基づいて制御される、
    請求項1から6のいずれかに記載の肩乗せ型スピーカー。
  8. 前記振動パラメータは、少なくともBPM値を含む、又は、前記振動パラメータは、少なくとも前記振動の大きさを含む、
    請求項7に記載の肩乗せ型スピーカー。
  9. 前記第1信号の信号レベルは、前記第2信号の信号レベルに応じて変化する、
    請求項1から8のいずれかに記載の肩乗せ型スピーカー。
  10. 前記振動子は、振り子式モーター又はトランスデューサである、
    請求項1から9のいずれかに記載の肩乗せ型スピーカー。
  11. 前記肩乗せ型スピーカーは、前記スピーカーのオン、又は、オフの操作を受け付けるスピーカーオンオフ受付部を更に備える、
    請求項1から10のいずれかに記載の肩乗せ型スピーカー。
JP2021041145A 2021-03-15 2021-03-15 肩乗せ型スピーカー Pending JP2022141025A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021041145A JP2022141025A (ja) 2021-03-15 2021-03-15 肩乗せ型スピーカー
US17/694,359 US20220295186A1 (en) 2021-03-15 2022-03-14 Shoulder-mounted speaker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021041145A JP2022141025A (ja) 2021-03-15 2021-03-15 肩乗せ型スピーカー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022141025A true JP2022141025A (ja) 2022-09-29

Family

ID=83194258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021041145A Pending JP2022141025A (ja) 2021-03-15 2021-03-15 肩乗せ型スピーカー

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20220295186A1 (ja)
JP (1) JP2022141025A (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170245070A1 (en) * 2014-08-22 2017-08-24 Pioneer Corporation Vibration signal generation apparatus and vibration signal generation method
US10129647B2 (en) * 2016-05-25 2018-11-13 Lg Electronics Inc. Wireless sound equipment
WO2018110160A1 (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 ソニー株式会社 スピーカ装置及び再生装置
TW201834469A (zh) * 2017-03-03 2018-09-16 樂軒 許 一種可穿戴式立體聲設備

Also Published As

Publication number Publication date
US20220295186A1 (en) 2022-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6351630B2 (ja) 音響ヘッドホンの触覚装置でオーディオ信号を再生するための方法および装置
US10904664B2 (en) Device for generating chest-chamber acoustic resonance and delivering the resultant audio and haptic to headphones
JP4467601B2 (ja) ビート強調装置、音声出力装置、電子機器、およびビート出力方法
US20150294656A1 (en) Method and system for generating sounds using portable and inexpensive hardware and a personal computing device such as a smart phone
CN109936790A (zh) 包括多个振动部件的消噪耳机及相关的方法
JP5610903B2 (ja) 電気音響変換器
US20140202320A1 (en) Musical instrument device and method
JP5803720B2 (ja) 電子管楽器、振動制御装置及びプログラム
US10171901B2 (en) Sound pickup device and sound processing device
EP2639787A1 (en) Signal processing apparatus for stringed instrument
JP6525068B2 (ja) 付加的振動音を発生可能な楽器及び方法
JPWO2016027366A1 (ja) 振動信号生成装置及び振動信号生成方法
JP6784320B2 (ja) 再生システム
WO2016152219A1 (ja) 付加的振動音を発生可能な楽器及び方法
EP3236670B1 (en) Sound pickup device and sound processing device
JP6024077B2 (ja) 信号送信装置および信号処理装置
JP7004733B2 (ja) フィードバックおよび注入アクチュエータによって増強されるアコースティック楽器
JP2022141025A (ja) 肩乗せ型スピーカー
US10708690B2 (en) Method of an audio signal correction
JP7140237B2 (ja) 振動体感装置
JP7456110B2 (ja) 楽器用椅子、駆動信号生成方法、プログラム
JP2016194721A (ja) 楽器および信号処理装置
JP5781194B2 (ja) マイクロホン
EP4083994B1 (en) Electronic percussion instrument, control device for electronic percussion instrument, and control method therefor
WO2022264537A1 (ja) 触覚信号生成装置、触覚信号生成方法、プログラム