JP2022139937A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】好適に動作する半導体記憶装置を提供する。【解決手段】半導体記憶装置は、複数の第1導電層(110)と、これらと対向する第1半導体層(120)と、これらの間に設けられた第1絶縁膜(130)と、第1半導体層(120)に接続された第2半導体層(220)と、これと対向する第2導電層(210)と、これらの間に設けられた第2絶縁膜(230)と、第2半導体層(220)を介して第1半導体層(120)に接続された第3半導体層(100)と、を備える。第2導電層(210)は、第1部分(210f)と、第1部分(210f)と第2半導体層(220)との間に設けられた第2部分(210n)と、を備える。第2部分(210n)の第1方向(Z)における厚み(T210n)は、第1部分(210f)の第1方向(Z)における厚み(T210f)よりも小さい。【選択図】図3
Description
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
基板と、この基板の表面と交差する方向に積層された複数の導電層と、これら複数の導電層に対向する半導体層と、これら複数の導電層及び半導体層の間に設けられたゲート絶縁層と、を備える半導体記憶装置が知られている。ゲート絶縁層は、例えば、窒化シリコン(Si3N4)等の絶縁性の電荷蓄積層やフローティングゲート等の導電性の電荷蓄積層等の、データを記憶可能なメモリ部を備える。
好適に動作する半導体記憶装置を提供する。
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、第1方向に並び、第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、第1方向に延伸し、複数の第1導電層と対向する第1半導体層と、複数の第1導電層と第1半導体層との間に設けられ、電荷蓄積部を含む第1絶縁膜と、を備える。また、この半導体記憶装置は、第1半導体層の第1方向の一端に接続された第2半導体層と、第2方向に延伸し、第2半導体層と対向する第2導電層と、第2導電層と第2半導体層との間に設けられた第2絶縁膜と、第2方向に延伸し、第2半導体層を介して第1半導体層に接続された第3半導体層と、を備える。第2導電層は、第2方向に延伸する第1部分と、第1部分と第2半導体層との間に設けられた第2部分と、を備える。第1部分の第1方向における厚みを第1の厚みとし、第2部分の第1方向における厚みを第2の厚みとすると、第2の厚みは、第1の厚みよりも小さい。
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。また、以下の図面は模式的なものであり、説明の都合上、一部の構成等が省略される場合がある。また、複数の実施形態について共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
また、本明細書において「半導体記憶装置」と言った場合には、メモリダイを意味する事もあるし、メモリチップ、メモリカード、SSD(Solid State Drive)等の、コントローラダイを含むメモリシステムを意味する事もある。更に、スマートホン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の、ホストコンピュータを含む構成を意味する事もある。
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成に「電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成は第2の構成に直接接続されていても良いし、第1の構成が第2の構成に配線、半導体部材又はトランジスタ等を介して接続されていても良い。例えば、3つのトランジスタを直列に接続した場合には、2つ目のトランジスタがOFF状態であったとしても、1つ目のトランジスタは3つ目のトランジスタに「電気的に接続」されている。
また、本明細書においては、基板の上面に対して平行な所定の方向をX方向、基板の上面に対して平行で、X方向と垂直な方向をY方向、基板の上面に対して垂直な方向をZ方向と呼ぶ。
また、本明細書においては、所定の面に沿った方向を第1方向、この所定の面に沿って第1方向と交差する方向を第2方向、この所定の面と交差する方向を第3方向と呼ぶことがある。これら第1方向、第2方向及び第3方向は、X方向、Y方向及びZ方向のいずれかと対応していても良いし、対応していなくても良い。
また、本明細書において、「上」や「下」等の表現は、基板を基準とする。例えば、上記Z方向に沿って基板から離れる向きを上と、Z方向に沿って基板に近付く向きを下と呼ぶ。また、ある構成について下面や下端と言う場合には、この構成の基板側の面や端部を意味する事とし、上面や上端と言う場合には、この構成の基板と反対側の面や端部を意味する事とする。また、X方向又はY方向と交差する面を側面等と呼ぶ。
また、本明細書において、構成、部材等について、所定方向の「幅」、「長さ」又は「厚み」等と言った場合には、SEM(Scanning electronmicroscopy)やTEM(Transmissionelectron microscopy)等によって観察された断面等における幅、長さ又は厚み等を意味することがある。
[第1実施形態]
[構成]
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。第1実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイMCAと、周辺回路PCと、を備える。
[構成]
図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。第1実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルアレイMCAと、周辺回路PCと、を備える。
メモリセルアレイMCAは、複数のメモリブロックBLKを備える。これら複数のメモリブロックBLKは、それぞれ、複数のストリングユニットSUを備える。これら複数のストリングユニットSUは、それぞれ、複数のメモリストリングMSを備える。これら複数のメモリストリングMSの一端は、それぞれ、ビット線BLを介して周辺回路PCに接続される。また、これら複数のメモリストリングMSの他端は、それぞれ、共通のソース線SLを介して周辺回路PCに接続される。
メモリストリングMSは、ドレイン側選択トランジスタSTDと、複数のメモリセルMC(メモリトランジスタ)と、ソース側選択トランジスタSTSと、を備える。ドレイン側選択トランジスタSTD、複数のメモリセルMC、及び、ソース側選択トランジスタSTSは、ビット線BL及びソース線SLの間に直列に接続される。以下、ドレイン側選択トランジスタSTD、及び、ソース側選択トランジスタSTSを、単に選択トランジスタ(STD、STS)と呼ぶ事がある。
メモリセルMCは、電界効果型のトランジスタである。メモリセルMCは、半導体層、ゲート絶縁膜、及び、ゲート電極を備える。半導体層は、チャネル領域として機能する。ゲート絶縁膜は、電荷蓄積膜を含む。メモリセルMCのしきい値電圧は、電荷蓄積膜中の電荷量に応じて変化する。メモリセルMCは、1ビット又は複数ビットのデータを記憶する。尚、1のメモリストリングMSに対応する複数のメモリセルMCのゲート電極には、それぞれ、ワード線WLが接続される。これらワード線WLは、それぞれ、1のメモリブロックBLK中の全てのメモリストリングMSに共通に接続される。
選択トランジスタ(STD、STS)は、電界効果型のトランジスタである。選択トランジスタ(STD、STS)は、半導体層、ゲート絶縁膜、及び、ゲート電極を備える。半導体層はチャネル領域として機能する。選択トランジスタ(STD、STS)のゲート電極には、それぞれ、選択ゲート線(SGD、SGS)が接続される。1つのドレイン側選択ゲート線SGDは、1つのストリングユニットSU中の全てのメモリストリングMSに共通に接続される。1つのソース側選択ゲート線SGSは、1つのメモリブロックBLK中の全てのメモリストリングMSに共通に接続される。
周辺回路PCは、例えば、動作電圧を生成する電圧生成回路と、生成された動作電圧を選択されたビット線BL、ワード線WL、ソース線SL、選択ゲート線(SGD、SGS)等に転送する電圧転送回路と、ビット線BLに接続されたセンスアンプモジュールと、これらを制御するシーケンサと、を備える。
図2は、第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。図3は、図2に示す構造のAで示す部分を拡大して示す模式的な断面図である。図4は、図2に示す構造のBで示す部分を拡大して示す模式的な断面図である。尚、図3はXZ断面を示しているが、半導体層120の中心軸に沿ったXZ断面以外の断面(例えば、YZ断面)を観察した場合にも、図3と同様の構造が観察される。同様に、図4はXZ断面を示しているが、半導体層320の中心軸に沿ったXZ断面以外の断面(例えば、YZ断面)を観察した場合にも、図4と同様の構造が観察される。
図2に示す様に、本実施形態に係る半導体記憶装置は、半導体基板100を備える。半導体基板100は、例えば、ホウ素(B)等のP型の不純物を含むP型のシリコン(Si)からなる半導体層がその表層に設けられている。半導体基板100には、メモリセル領域RMCと、フックアップ領域RHUと、が設けられている。
図2に示す様に、本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセル領域RMCには、Z方向に並ぶ複数の導電層110と、これら複数の導電層110と対向する複数の半導体層120と、これら複数の導電層110及び複数の半導体層120の間に設けられた絶縁層130と、が設けられている。また、メモリセル領域RMCには、半導体基板100と複数の導電層110との間に設けられた導電層210と、導電層210と対向する複数の半導体層220と、導電層210及び複数の半導体層220の間に設けられた絶縁層230と、が設けられている。
導電層110は、X方向に延伸する略板状の導電層である。導電層110は、例えば図3に示す様に、タングステン(W)等の金属膜111と、金属膜111の上下面、並びに、X方向及びY方向の側面を覆う窒化チタン(TiN)等のバリア導電膜112と、を備える。尚、導電層110は、例えば、リン(P)又はホウ素(B)等の不純物を含む多結晶シリコン等を含んでいても良い。Z方向に並ぶ複数の導電層110の間には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層101が設けられている。
複数の導電層110のうち、最も上方に位置する一又は複数の導電層110は、ドレイン側選択ゲート線SGD(図1)及びこれに接続された複数のドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のゲート電極として機能する。ドレイン側選択ゲート線SGD(図1)等として機能する導電層110は、酸化シリコン(SiO2)等のストリングユニット間絶縁層SHE(図2)又は酸化シリコン(SiO2)等のフィンガー間絶縁層ST(図2)を介して、Y方向に並ぶ。
複数の導電層110のうち、これよりも下方に位置する複数の導電層110は、ワード線WL(図1)及びこれに接続された複数のメモリセルMC(図1)のゲート電極として機能する。ワード線WL(図1)等として機能する導電層110は、ドレイン側選択ゲート線SGD(図1)等として機能する導電層110よりもY方向の幅が大きい。ワード線WL(図1)等として機能する導電層110は、フィンガー間絶縁層ST(図2)を介して、Y方向に並ぶ。
導電層110の上下面、並びに、X方向及びY方向の側面には、絶縁層113(図3)が設けられていても良い。絶縁層113は、例えば、アルミナ(Al2O3)等の絶縁性の金属酸化物を含む。絶縁層113は、例えば、メモリセルMC(図1)又はドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のゲート絶縁膜との一部として機能する。
半導体層120は、例えば図2に示す様に、X方向及びY方向に所定のパターンで並ぶ。半導体層120は、1つのメモリストリングMS(図1)に含まれる複数のメモリセルMC(図1)及びドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のチャネル領域として機能する。半導体層120は、例えば、多結晶シリコン(Si)等の半導体層である。半導体層120は、略有底円筒状の形状を有し、中心部分には酸化シリコン等の絶縁層125が設けられている。また、半導体層120の外周面は、それぞれ導電層110によって囲まれており、導電層110と対向している。
半導体層120の上端部には、リン(P)等のN型の不純物を含む不純物領域121が設けられている。不純物領域121は、コンタクト電極Cbを介して導電層150に接続される。導電層150は、Y方向に延伸し、X方向に並ぶ。導電層150は、ビット線BL(図1)として機能する。半導体層120の下端部は、半導体層220に接続されている。
絶縁層130は、半導体層120の外周面を覆う略円筒状の形状を有する。絶縁層130の下端は、半導体層220の上面に接続されている。絶縁層130は、1つのメモリストリングMS(図1)に含まれる複数のメモリセルMC(図1)及びドレイン側選択トランジスタSTD(図1)のゲート絶縁膜の一部として機能する。
絶縁層130は、例えば図3に示す様に、半導体層120の外周面に設けられたトンネル絶縁膜131と、その外周面に設けられた電荷蓄積膜132と、その外周面に設けられた絶縁膜133と、を備える。トンネル絶縁膜131及び絶縁膜133は、例えば、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁膜である。電荷蓄積膜132は、例えば、窒化シリコン(Si3N4)等の電荷を蓄積可能な絶縁膜である。トンネル絶縁膜131及び電荷蓄積膜132は、略円筒状の形状を有し、半導体層120の外周面に沿ってZ方向に延伸する。絶縁膜133は、図示の様に、絶縁層101に対応してZ方向に並ぶ複数の部分に分断されていても良いし、トンネル絶縁膜131及び電荷蓄積膜132と同様にZ方向に延伸しても良い。
尚、図3には、絶縁層130が窒化シリコン等の絶縁性の電荷蓄積膜132を備える例を示した。しかしながら、絶縁層130は、例えば、電荷蓄積膜132のかわりに、導電層110に対応してZ方向に並ぶ複数のフローティングゲートを備えていても良い。フローティングゲートは、例えば、多結晶シリコン等を含んでいても良い。この場合、フローティングゲート中の多結晶シリコンは、リン(P)又はホウ素(B)等の不純物を含んでいても良いし、含んでいなくても良い。
導電層210は、X方向に延伸する略板状の導電層である。導電層210は、例えば図3に示す様に、タングステン(W)等の金属膜211と、金属膜211の上下面、並びに、X方向及びY方向の側面を覆う窒化チタン(TiN)等のバリア導電膜212と、を備える。尚、導電層210は、例えば、リン(P)又はホウ素(B)等の不純物を含む多結晶シリコン等を含んでいても良い。導電層210の上方及び下方には、酸化シリコン(SiO2)等の絶縁層101が設けられている。
導電層210は、ソース側選択ゲート線SGS(図1)及びこれに接続された複数のソース側選択トランジスタSTS(図1)のゲート電極として機能する。
導電層210の上下面、並びに、X方向及びY方向の側面には、絶縁層213が設けられていても良い。絶縁層213は、例えば、アルミナ(Al2O3)等の絶縁性の金属酸化物を含む。絶縁層213は、例えば、ソース側選択トランジスタSTS(図1)のゲート絶縁膜の一部として機能する。
尚、図3には、導電層210のうち、半導体層220との距離が所定範囲外の部分を、部分210fとして示している。また、半導体層220との距離が所定範囲内の部分を、部分210nとして示している。部分210nのZ方向における厚みT210nは、部分210fのZ方向における厚みT210fよりも小さい。
部分210nの上面S210nUは、部分210fの上面S210fUよりも下方に位置する。上面S210nUは、凹状の曲面S210cUと連続的に形成されている。上面S210nUは、この凹状の曲面S210cUを介して、上面S210fUに接続されている。また、上面S210nUは、凸状の曲面S210eUと連続的に形成されている。上面S210nUは、この凸状の曲面S210eUを介して、半導体層220との対向面S210eに接続されている。
例えば、部分210fの上面S210fUに沿ってX方向に延伸する仮想線IL1を想定した場合、上面S210fUを構成する各点の仮想線IL1との距離は、ほぼゼロでも良い。また、曲面S210cUのXZ断面における傾きの大きさは、対向面S210eに近付くにつれて、単調に減少しても良い。部分210nの上面S210nUを構成する各点の仮想線IL1との距離は、ほぼ一定でも良いし、対向面S210eに近付くにつれて単調に増大しても良い。また、曲面S210eUのXZ断面における傾きの大きさは、対向面S210eに近付くにつれて、単調に増大しても良い。
部分210nの下面S210nLは、部分210fの下面S210fLよりも上方に位置する。下面S210nLは、凹状の曲面S210cLと連続的に形成されている。下面S210nLは、この凹状の曲面S210cLを介して、下面S210fLに接続されている。また、下面S210nLは、凸状の曲面S210eLと連続的に形成されている。下面S210nLは、この凸状の曲面S210eLを介して、半導体層220との対向面S210eに接続されている。
例えば、部分210fの下面S210fLに沿ってX方向に延伸する仮想線IL2を想定した場合、下面S210fLを構成する各点の仮想線IL2との距離は、ほぼゼロでも良い。また、曲面S210cLのXZ断面における傾きの大きさは、対向面S210eに近付くにつれて、単調に減少しても良い。部分210nの下面S210nLを構成する各点の仮想線IL2との距離は、ほぼ一定でも良いし、対向面S210eに近付くにつれて単調に増大しても良い。また、曲面S210eLのXZ断面における傾きの大きさは、対向面S210eに近付くにつれて、単調に増大しても良い。
また、例えば、導電層210の半導体層220との対向面S210eに沿ってZ方向に延伸する仮想線IL3を想定した場合、対向面S210eを構成する各点の仮想線IL3との距離は、ほぼゼロでも良い。
尚、導電層210の半導体層220との対向面S210eは、XZ断面において、平坦でなくても良い。この場合、上記曲面S210eU,S210eLが、お互いに接続されていても良い。また、これらの曲面S210eU,S210eLの一部が、半導体層220と対向していても良い。
また、図3には、導電層110のうち、半導体層120との距離が所定範囲外の部分を、部分110fとして示している。また、半導体層120との距離が所定範囲内の部分を、部分110nとして示している。部分110fは、Z方向において、部分210fと並ぶ。また、部分110nは、Z方向において、部分210nと並ぶ。
部分110nのZ方向における厚みT110nは、部分110fのZ方向における厚みT110fと同程度である。少なくとも、厚みT210nと厚みT210fとの差分は、厚みT110nと厚みT110fとの差分よりも大きい。
部分110nの上面S110nUの高さ位置は、部分110fの上面S110fUの高さ位置と同程度である。少なくとも、上面S210nUの高さ位置と上面S210fUの高さ位置との差分は、上面S110nUの高さ位置と上面S110fUの高さ位置との差分よりも大きい。
部分110nの下面S110nLの高さ位置は、部分110fの下面S110fLの高さ位置と同程度である。少なくとも、下面S210nLの高さ位置と下面S210fLの高さ位置との差分は、下面S110nLの高さ位置と下面S110fLの高さ位置との差分よりも大きい。
半導体層220は、半導体層120に対応して、X方向及びY方向に所定のパターンで並ぶ。半導体層220は、ソース側選択トランジスタSTSのチャネル領域として機能する。半導体層220は、例えば、単結晶シリコン(Si)等の半導体層である。半導体層220に含まれるシリコン結晶の配向面は、半導体基板100に含まれるシリコン結晶の配向面と揃っていても良い。半導体層220の外周面は、それぞれ導電層210によって囲まれており、導電層210と対向している。
尚、図3には、半導体層220のうち、絶縁層230との接触部分よりも下方に設けられた部分のX方向の幅を、幅W220Lとして示している。また、図3には、半導体層220のうち、導電層210のZ方向における中央位置に対応する高さ位置に設けられた部分の幅を、幅W220Mとして示している。また、図3には、半導体層220のうち、絶縁層230との接触部分よりも上方に設けられた部分のX方向の幅を、幅W220Uとして示している。幅W220Mは幅W220Lよりも小さい。また、幅W220Mは幅W220Uよりも小さい。
絶縁層230は、半導体層220の外周面の一部に設けられている。絶縁層230は、絶縁層213を介して、導電層210の部分210nの上下面、並びに、X方向及びY方向の側面を覆う。絶縁層230は、ソース側選択トランジスタSTS(図1)のゲート絶縁膜の一部として機能する。
尚、図3には、導電層110と半導体層120との間の距離を、距離D130として示している。また、導電層210と半導体層220との間の距離を、距離D230として示している。距離D230は、距離D130よりも大きい。
図2に示す様に、本実施形態に係る半導体記憶装置のフックアップ領域RHUには、複数の導電層110の一部と、これら複数の導電層110に接続されたコンタクト電極CCと、コンタクト電極CCの近傍に設けられた複数の支持構造HRと、が設けられている。支持構造HRは、それぞれ、複数の導電層110と対向する半導体層320と、これら複数の導電層110及び半導体層320の間に設けられた絶縁膜330と、を備える。また、フックアップ領域RHUには、導電層210の一部と、導電層210と対向する複数の半導体層420と、導電層210及び複数の半導体層420の間に設けられた絶縁層430と、が設けられている。
コンタクト電極CCは、Z方向に延伸し、下端においていずれかの導電層110に接続されている。コンタクト電極CCは、例えば、窒化チタン(TiN)等のバリア導電膜と、タングステン(W)等の金属膜と、を備える。
半導体層320は、基本的には、半導体層120と同様に構成されている。ただし、半導体層320の上端は、ビット線BLに接続されていない。また、例えば図4に示す様に、半導体層320の下端は絶縁膜330によって覆われており、半導体層420に接続されていない。また、半導体層320は、トランジスタの一部等として機能しない。
絶縁膜330は、基本的には、絶縁層130と同様に構成されている。ただし、絶縁膜330は、トランジスタの一部等として機能しない。
半導体層420は、基本的には、半導体層220と同様に構成されている。ただし、半導体層420は、トランジスタの一部等として機能しない。
絶縁層430は、基本的には、絶縁層230と同様に構成されている。ただし、絶縁層430は、トランジスタの一部等として機能しない。尚、導電層210の、半導体層420との距離が所定範囲内の部分には、上述した様な部分210nが設けられている。
[製造方法]
次に、図5~図16を参照して、第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。図5~図16は、同製造方法について説明するための模式的な断面図である。図5~図11、図13及び図15は、図3に対応する断面を示している。図12、図14及び図16は、図4に対応する断面を示している。
次に、図5~図16を参照して、第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明する。図5~図16は、同製造方法について説明するための模式的な断面図である。図5~図11、図13及び図15は、図3に対応する断面を示している。図12、図14及び図16は、図4に対応する断面を示している。
本実施形態に係る半導体記憶装置の製造に際しては、例えば図5に示す様に、半導体基板100上に、絶縁層101、犠牲層110B、犠牲層110A、犠牲層110Bを形成する。また、この構造の上方に、複数の絶縁層101及び犠牲層110Aを交互に形成する。犠牲層110Aは、例えば、窒化シリコン(Si3N4)等を含む。犠牲層110Bは、例えば、酸化シリコン(SiO2)等を含む。絶縁層101及び犠牲層110Aは、例えば、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)等の方法によって形成する。犠牲層110Bは、例えば、LPCVD(Low Pressure CVD)等の方法によって形成する。
次に、例えば図6に示す様に、複数の半導体層120に対応する位置、及び、複数の支持構造HRに対応する位置に、それぞれ、開口OP1を形成する。開口OP1は、Z方向に延伸し、絶縁層101及び犠牲層110A,110Bを貫通し、半導体基板100の上面を露出させる貫通孔である。この工程は、例えば、RIE(Reactive Ion Etching)等の方法によって行う。
次に、例えば図7に示す様に、開口OP1を介して、犠牲層110Bの一部を除去する。この工程は、例えば、ウェットエッチング等の方法によって行う。これにより、下方から数えて1番目の絶縁層101の上面と、下方から数えて2番目の絶縁層101の下面と、が開口OP1の内部に露出する。
次に、例えば図8に示す様に、開口OP1の底面に、略円柱状の半導体層220Aを形成する。この工程は、例えば、エピタキシャル成長等の方法によって行う。尚、この工程では、下方から数えて1番目の絶縁層101の上面に、半導体層220Bが形成される。また、下方から数えて2番目の絶縁層101の下面に、半導体層220Cが形成される。これらの半導体層220B,220Cは、略円環状に形成され、半導体層220Aの外周面に接続される。
次に、例えば図9に示す様に、開口OP1の内周面に、絶縁層130及びアモルファスシリコン膜120Aを形成する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって行う。
次に、例えば図10に示す様に、絶縁層130及びアモルファスシリコン膜120Aの、半導体層220Aの上面を覆う部分を除去する。この工程は、例えば、RIE等の方法によって行う。尚、この工程は、開口OP1のうち、半導体層120に対応するものに対して実行される。開口OP1のうち、支持構造HRに対応するものは、レジスト等によって覆っておいても良い。
次に、例えば図11及び図12に示す様に、半導体層220Aの上面及びアモルファスシリコン膜120Aの内周面に、アモルファスシリコン膜及び絶縁層125を形成する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって行う。これにより、半導体層120,320が形成される。
次に、例えば図13及び図14に示す様に、犠牲層110A,110Bを除去する。この工程では、例えば、図2を参照して説明したフィンガー間絶縁層STに対応する位置に、RIE等の手段によって溝を形成する。また、この溝を介して、ウェットエッチング等の手段により、犠牲層110A,110Bを除去する。尚、図13及び図14では、犠牲層110A,110Bを除去することによって形成された空隙を、開口OP2として示している。尚、この工程では、絶縁膜133を除去しても良いし、除去しなくても良い。
尚、この工程が終了すると、開口OP2に、半導体層220Aの外周面、半導体層220Bの上面及び外周面、並びに、半導体層220Cの下面及び外周面が露出した状態となる。
次に、例えば図15及び図16に示す様に、絶縁層230,430を形成する。この工程は、例えば、酸化処理等の方法によって行う。この工程では、半導体層220Aの外周面、半導体層220Bの上面及び外周面、並びに、半導体層220Cの下面及び外周面に沿って、酸化処理が進行する。これにより、半導体層220Bの外周面に対応する位置には、凸状の曲面S230cLが形成される。また、半導体層220Aの外周面と半導体層220Bの上面との接続部分に対応する位置には、凹状の曲面S230eLが形成される。また、半導体層220Aの外周面と半導体層220Cの下面との接続部分に対応する位置には、凹状の曲面S230eUが形成される。また、半導体層220Cの外周面に対応する位置には、凸状の曲面S230cUが形成される。また、この工程では、半導体層220,420が形成される。
次に、例えば図3及び図4に示す様に、絶縁層113,213、及び、導電層110,210を形成する。この工程は、例えば、CVD等の方法によって行う。これにより、導電層210の下面には、上記凸状の曲面S230cLに沿って凹状の曲面S210cLが形成される。また、導電層210の半導体層220,420との対向面には、上記凹状の曲面S230eL,S230eUに沿って凸状の曲面S210eL,S210eUが形成される。また、導電層210の上面には、上記凸状の曲面S230cUに沿って凹状の曲面S210cUが形成される。
その後、配線等を形成し、ダイシングによってウェハを分断することにより、第1実施形態に係る半導体記憶装置が形成される。
[比較例]
図17は、比較例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。比較例に係る半導体記憶装置は、導電層210及び絶縁層230ではなく、導電層210´及び絶縁層230´を備えている。導電層210´は、タングステン(W)等の金属膜211´と、金属膜211´の上下面、並びに、X方向及びY方向の側面を覆う窒化チタン(TiN)等のバリア導電膜212´と、を備える。導電層210´は、図3に例示した様な部分210nを備えていない。導電層210´のZ方向における厚みは、略均一である。絶縁層230´は、導電層210´の上下面を覆っていない。
図17は、比較例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。比較例に係る半導体記憶装置は、導電層210及び絶縁層230ではなく、導電層210´及び絶縁層230´を備えている。導電層210´は、タングステン(W)等の金属膜211´と、金属膜211´の上下面、並びに、X方向及びY方向の側面を覆う窒化チタン(TiN)等のバリア導電膜212´と、を備える。導電層210´は、図3に例示した様な部分210nを備えていない。導電層210´のZ方向における厚みは、略均一である。絶縁層230´は、導電層210´の上下面を覆っていない。
比較例に係る半導体記憶装置の製造に際しては、図5を参照して説明した工程において、犠牲層110Bが形成されない。また、比較例に係る半導体記憶装置の製造に際しては、図7を参照して説明した工程が実行されず、図8を参照して説明した工程において、半導体層220B,220Cが形成されない。
比較例に係る半導体記憶装置の製造に際して、図15及び図16を参照して説明した工程を実行すると、図17に示す様な絶縁層230´が形成される。この工程では、半導体層220Aの外周面に沿って、酸化処理が進行する。この様な場合、絶縁層230´の内周面及び外周面に、凸状の曲面が形成される場合がある。
比較例に係る半導体記憶装置の製造に際して、導電層210´を形成すると、例えば図17に示す様に、導電層210´の半導体層220との対向面に、絶縁層230´の外周面の凸状の曲面に沿って、凹状の曲面が形成される場合がある。これにより、この凹状の曲面と導電層210´の上面との間に、角部Eが形成されてしまう事がある。同様に、この凹状の曲面と導電層210´の下面との間に、角部Eが形成されてしまう事がある。この様な構成では、導電層210´に電圧を供給した際に、角部Eに電界が集中して、導電層210´と半導体層220との間で絶縁破壊が生じてしまうおそれがある。
[第1実施形態の効果]
図3等を参照して説明した様に、第1実施形態に係る半導体記憶装置においては、導電層210の半導体層220,420との対向面に、凸状の曲面S210eL,S210eUが形成される。この様な構造によれば、上述の様な電界の集中を抑制して、絶縁破壊の発生を抑制可能である。
図3等を参照して説明した様に、第1実施形態に係る半導体記憶装置においては、導電層210の半導体層220,420との対向面に、凸状の曲面S210eL,S210eUが形成される。この様な構造によれば、上述の様な電界の集中を抑制して、絶縁破壊の発生を抑制可能である。
また、図3等を参照して説明した様に、第1実施形態に係る半導体記憶装置においては、導電層110,210の上下面に、凹状の曲面S210cL,S210cUが形成される。ここで、この凹状の曲面S210cLと下面S210fLとの接続部分には、角部が形成される可能性がある。また、凹状の曲面S210cUと上面S210fUとの接続部分には、角部が形成される可能性がある。しかしながら、この様な部分は、半導体層220との距離が比較的大きい。従って、第1実施形態に係る半導体記憶装置によれば、絶縁破壊の発生を抑制可能である。
[その他の実施形態]
以上、第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明した。しかしながら、この実施形態に係る半導体記憶装置はあくまでも例示であり、具体的な構成、製造方法等は適宜調整可能である。
以上、第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明した。しかしながら、この実施形態に係る半導体記憶装置はあくまでも例示であり、具体的な構成、製造方法等は適宜調整可能である。
例えば、第1実施形態に係る半導体記憶装置においては、半導体層220,420が、単結晶シリコン(Si)を含む半導体基板100に接続されていた。しかしながら、この様な構成はあくまでも例示に過ぎず、具体的な構成は適宜調整可能である。
例えば、図18に例示する半導体記憶装置は、基本的には第1実施形態に係る半導体記憶装置と同様に構成されている。図18は、その他の実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。ただし、図18に例示する半導体記憶装置は、半導体基板100のかわりに、半導体基板500及び半導体層510を備える。半導体基板500は、基本的には半導体基板100と同様に構成されている。ただし、半導体基板500は、半導体層220,420に接続されていない。半導体層510は、半導体層220,420に接続されている。半導体層510は、例えば、リン(P)又はホウ素(B)等の不純物を含むシリコン(Si)等の半導体層である。半導体層510は、単結晶シリコンを含んでいても良いし、多結晶シリコンを含んでいても良い。
また、上述したいずれかの構造において、半導体基板100,500のいずれかの領域には、図5を参照して説明した様な構造が残存していても良い。この場合、最下層に設けられた犠牲層110AのZ方向における厚みは、導電層210の部分210fのZ方向における厚みT210f(図3)より小さくても良く、部分210nのZ方向における厚みT210n(図3)より大きくても良い。
[その他]
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…半導体基板、110…導電層、110f,110n…部分、120…半導体層、130…絶縁層、131…トンネル絶縁膜、132…電荷蓄積膜、133…絶縁膜、210…導電層、210f,210n…部分、220…半導体層、230…絶縁層。
Claims (5)
- 第1方向に並び、前記第1方向と交差する第2方向に延伸する複数の第1導電層と、
前記第1方向に延伸し、前記複数の第1導電層と対向する第1半導体層と、
前記複数の第1導電層と前記第1半導体層との間に設けられ、電荷蓄積部を含む第1絶縁膜と、
前記第1半導体層の前記第1方向の一端に接続された第2半導体層と、
前記第2方向に延伸し、前記第2半導体層と対向する第2導電層と、
前記第2導電層と前記第2半導体層との間に設けられた第2絶縁膜と、
前記第2方向に延伸し、前記第2半導体層を介して前記第1半導体層に接続された第3半導体層と
を備え、
前記第2導電層は、
前記第2方向に延伸する第1部分と、
前記第1部分と前記第2半導体層との間に設けられた第2部分と
を備え、
前記第1部分の前記第1方向における厚みを第1の厚みとし、
前記第2部分の前記第1方向における厚みを第2の厚みとすると、
前記第2の厚みは、前記第1の厚みよりも小さい
半導体記憶装置。 - 前記複数の第1導電層のうちの一つの、
前記第1部分と前記第1方向に並ぶ位置に設けられた部分を第3部分とし、
前記第2部分と前記第1方向に並ぶ位置に設けられた部分を第4部分とし、
前記第3部分の前記第1方向における厚みを第3の厚みとし、
前記第4部分の前記第1方向における厚みを第4の厚みとすると、
前記第1の厚みと前記第2の厚みとの差分は、前記第3の厚みと前記第4の厚みとの差分よりも大きい
請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第1部分の前記第1方向における前記複数の第1導電層側の面を第1の面とし、
前記第1部分の前記第1方向における前記複数の第1導電層と反対側の面を第2の面とし、
前記第2部分の前記第1方向における前記複数の第1導電層側の面を第3の面とし、
前記第2部分の前記第1方向における前記複数の第1導電層と反対側の面を第4の面とすると、
前記第3の面は、前記第1の面よりも、前記複数の第1導電層から遠く、
前記第4の面は、前記第2の面よりも、前記複数の第1導電層に近い
請求項1又は2記載の半導体記憶装置。 - 前記複数の第1導電層のうちの一つの、
前記第1部分と前記第1方向に並ぶ位置に設けられた部分を第3部分とし、
前記第2部分と前記第1方向に並ぶ位置に設けられた部分を第4部分とし、
前記第3部分の前記第1方向における前記第2導電層側の面を第5の面とし、
前記第3部分の前記第1方向における前記第2導電層と反対側の面を第6の面とし、
前記第4部分の前記第1方向における前記第2導電層側の面を第7の面とし、
前記第4部分の前記第1方向における前記第2導電層と反対側の面を第8の面とすると、
前記第1の面と前記第3の面との間の前記第1方向における距離は、前記第6の面と前記第8の面との間の前記第1方向における距離よりも大きく、
前記第2の面と前記第4の面との間の前記第1方向における距離は、前記第5の面と前記第7の面との間の前記第1方向における距離よりも大きい
請求項3記載の半導体記憶装置。 - 前記第1の面と前記第3の面との間、及び、前記第2の面と前記第4の面との間には、それぞれ凹状の曲面が設けられている
請求項3又は4記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021040527A JP2022139937A (ja) | 2021-03-12 | 2021-03-12 | 半導体記憶装置 |
US17/473,277 US20220293630A1 (en) | 2021-03-12 | 2021-09-13 | Semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021040527A JP2022139937A (ja) | 2021-03-12 | 2021-03-12 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
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JP2022139937A true JP2022139937A (ja) | 2022-09-26 |
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Family Applications (1)
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JP2021040527A Pending JP2022139937A (ja) | 2021-03-12 | 2021-03-12 | 半導体記憶装置 |
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US (1) | US20220293630A1 (ja) |
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2021
- 2021-03-12 JP JP2021040527A patent/JP2022139937A/ja active Pending
- 2021-09-13 US US17/473,277 patent/US20220293630A1/en active Pending
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US20220293630A1 (en) | 2022-09-15 |
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