JP2022139582A - 水力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】集水機構の設置のために水路の底壁が傷付いてしまうことを抑制可能な水力発電装置を提供する。【解決手段】水力発電装置は、第1方向において間隔を空けて互いに対向している第1側壁及び第2側壁を有し、かつ第1方向に交差している第2方向の一方側から第2方向の他方側に水が流れる水路に設置される。水力発電装置は、第1方向に延在している梁と、梁に取り付けられ、かつ翼を有する水力発電モジュールと、翼よりも第2方向における一方側に配置されている集水機構とを備える。梁の第1方向における両端は、それぞれ、第1側壁上及び第2側壁上に配置されている。集水機構は、保持具と、複数の棒状体と、集水板とを有する。保持具は、梁に取り付けられている。保持具は、複数の棒状体の各々の延在方向が第1方向及び第2方向に交差している第3方向に沿うように複数の棒状体を着脱可能に保持している。【選択図】図1

Description

本発明は、水力発電装置に関する。
特許第4817471号公報(特許文献1)には、水力発電装置が記載されている。特許文献1に記載の水力発電装置は、水路に設置されている。水路は、第1側壁と、第2側壁と、底壁とを有している。第1側壁及び第2側壁は、第1方向において間隔を空けて互いに対向している。底壁は、第1側壁の下端及び第2側壁の下端に連なっている。水は、水路内を第1方向に交差している第2方向の一方側から第2方向の他方側に流れる。
特許文献1に記載の水力発電装置は、集水板と、垂直軸と、垂直軸水車を含む水力発電モジュールとを有している。集水板は、垂直軸水車よりも第1方向における一方側(上流側)に配置されている。垂直軸は、第1方向及び第2方向に交差している第3方向に沿って延在している。垂直軸には、集水板が取り付けられている。集水板により水路内を流れる水が垂直軸水車に向かって集水されることにより、特許文献1に記載の水力発電装置では、発電効率が改善されている。
特許第4817471号公報
特許文献1に記載の水力発電装置では、水路内を流れている水から集水板が受ける力及びモーメントに耐えるために、垂直軸の下端を底壁に固定する工事が必要である。すなわち、特許文献1に記載の水力発電装置では、設置のために底壁が傷付いてしまう。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、集水機構の設置のために水路の底壁が傷付いてしまうことを抑制可能な水力発電装置を提供するものである。
本発明の水力発電装置は、第1方向において間隔を空けて互いに対向している第1側壁及び第2側壁を有し、かつ第1方向に交差している第2方向の一方側から第2方向の他方側に水が流れる水路に設置される。水力発電装置は、第1方向に延在している梁と、梁に取り付けられ、かつ翼を有する水力発電モジュールと、翼よりも第2方向における一方側に配置されている集水機構とを備える。梁の第1方向における両端は、それぞれ、第1側壁上及び第2側壁上に配置されている。集水機構は、保持具と、複数の棒状体と、集水板とを有する。保持具は、梁に取り付けられている。保持具は、複数の棒状体の各々の延在方向が第1方向及び第2方向に交差している第3方向に沿うように複数の棒状体を着脱可能に保持している。複数の棒状体は、保持具に保持されている状態で第1方向に沿って1列をなすように並んでいる。集水板は、複数の棒状体に取り付けられている。
上記の水力発電装置では、複数の棒状体の数が、保持具に保持されている状態での複数の棒状体の配列方向における集水板の幅に応じて増減されてもよい。
上記の水力発電装置では、複数の棒状体の各々の重量が、1キログラム以上5キログラム以下であってもよい。
上記の水力発電装置では、保持具が、前記保持具に取り付けられている状態での複数の棒状体の配列方向を第1方向に対して傾斜させることが可能なように梁に取り付けられていてもよい。
本発明の水力発電装置によると、集水機構の設置のために水路の底壁が傷付いてしまうことを抑制できる。
水力発電装置100の斜視図である。 水力発電装置100の正面図である。 保持具41の斜視図である。 棒状体42の斜視図である。 集水板43の斜視図である。 水力発電装置100Aの斜視図である。 水力発電装置100Bの斜視図である。
本発明の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。以下の図面では、同一又は相当する部分に同一の参照符号を付し、重複する説明は繰り返さないものとする。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る水力発電装置(以下においては「水力発電装置100」とする)を説明する。
<水力発電装置100の構成>
以下に、水力発電装置100の構成を説明する。
図1は、水力発電装置100の斜視図である。図2は、水力発電装置100の正面図である。図1及び図2に示されるように、水力発電装置100は、水路200に設置されている。水路200は、側壁201と、側壁202と、底壁203とを有している。
側壁201及び側壁202は、間隔を空けて互いに対向している。側壁201及び側壁202が対向している方向を、第1方向DR1とする。底壁203は、側壁201の下端及び側壁202の下端に連なっている。側壁201、側壁202及び底壁203に画されている空間には、水が流れる。すなわち、水路200内の水は、第1方向DR1に交差している方向の一方側から当該方向の他方側に流れる。第1方向DR1に交差している方向を、第2方向DR2とする。第2方向DR2は、好ましくは、第1方向DR1に直交している。第1方向DR1及び第2方向DR2は、例えば、水平方向に対応している。
水力発電装置100は、梁10と、水力発電モジュール20と、集水機構40とを有している。図1及び図2中には、2つの水力発電モジュール20が示されているが、水力発電モジュール20の数は、1つであってもよい。図1及び図2中には、2つの集水機構40が示されているが、集水機構40の数は、1つであってもよい。水力発電モジュール20の数及び集水機構40の数は、水路200の幅(すなわち、側壁201と側壁202との間の距離)に応じて適宜選択される。
梁10は、第1方向DR1に沿って延在している。梁10は、端10aと、端10bとを有している。端10a及び端10bは、梁10の延在方向における両端である。端10bは、端10aの反対側の端である。端10a及び端10bは、それぞれ、側壁201の上端の上及び側壁202の上端の上に配置されている。すなわち、梁10は、水路200を横切るように配置されている。
水力発電モジュール20は、回転梁21と、軸受装置22と、架台23と、翼24と、回転軸25(図示せず)と、支柱26と、ギアボックス27と、発電機28(図示せず)と、回転軸29と、カバー30と、減速機31とを有している。
回転梁21は、第1方向DR1に沿って延在している。回転梁21は、軸受装置22により回転梁21の中心軸回りに回転可能に支持されている。架台23は、回転梁21に取り付けられている。
翼24は、水路200内に配置されている。回転軸25は、第2方向DR2に沿って延在している。回転軸25の一方端は、翼24に接続されている。回転軸25の他方端は、ギアボックス27に接続されている。翼24は、水路200内を流れる水と接触することにより、回転軸25を回転軸25の中心軸回りに回転させる。
支柱26は、第3方向DR3に沿って延在している。第3方向DR3は、第1方向DR1及び第2方向DR2に交差している方向である。第3方向DR3は、好ましくは、第1方向DR1及び第2方向DR2に直交している。第3方向DR3は、例えば、鉛直方向に対応している。支柱26の上端は、架台23に接続されている。支柱26の下端は、ギアボックス27に接続されている。支柱26は、中空になっている。
発電機28は、架台23上に配置されている。回転軸29は、第3方向DR3に沿って延在している。回転軸29は、支柱26内に配置されている。回転軸29の一方端は発電機28に接続されている。回転軸29の他方端は、ギアボックス27に接続されている。回転軸29は、回転軸29の中心軸回りに回転する。回転軸29の他方端は、ギアボックス27に接続されている。ギアボックス27は、回転軸25の回転を回転軸29に伝達することにより、回転軸29を回転させる。これにより、発電機28は、水路200内を流れる水により発電を行う。
カバー30は、発電機28を覆うように、架台23に取り付けられている。減速機31は、梁10上に配置されている。減速機31の出力軸の回転は、回転梁21に伝達され、回転梁21を回転させる。減速機31の入力軸の回転は、減速された上で、減速機31の出力軸に伝達される。そのため、減速機31の入力軸を回転させることにより、水力発電モジュール20が回転される。その結果、翼24が、水路200内を流れる水から引き上げられる。
集水機構40は、保持具41と、複数の棒状体42と、集水板43とを有している。保持具41は、梁10に取り付けられている。図3は、保持具41の斜視図である。図3に示されるように、保持具41は、例えば、板状部41aと、取り付け部41bと、取り付け部41cと、複数の保持部41dとを有している。
板状部41aは、主面41aaと、主面41abとを有している。主面41aaは、第2方向DR2における一方側を向いている面である。主面41abは、主面41aaの反対面である。すなわち、主面41abは、第2方向DR2の他方側を向いている。板状部41aの上端は、板状部41aの下端よりも第2方向DR2における他方側にある。
取り付け部41b及び取り付け部41cは、第2方向DR2に沿って延在している。取り付け部41bの一方端は、第1方向DR1における板状部41aの一方端に取り付けられている。取り付け部41cの一方端は、第1方向DR1における板状部41aの他方端に取り付けられている。取り付け部41bの他方端及び取り付け部41cの他方端は、梁10に取り付けられている。これにより、保持具41は、梁10に取り付けられている。
保持部41dは、主面41aaに取り付けられている。保持部41dには、挿入穴41daが形成されている。挿入穴41daは、板状部41aの上端から板状部41aの下端に向かう方向に延在している。複数の保持部41dは、第2方向DR2に沿って並んでいる。
図4は、棒状体42の斜視図である。図4に示されるように、棒状体42は、棒状の部材である。棒状体42は、挿入穴41daに挿入されることにより、保持具41により着脱可能に保持されている。上記のとおり、複数の保持部41dは、第2方向DR2に沿って並んでいる。そのため、複数の棒状体42は、保持具41に取り付けられた状態で、第2方向DR2に沿って1列に並んでいる。
棒状体42は、保持具41に保持されている状態で、第3方向DR3に沿って延在している。但し、挿入穴41daは板状部41aの上端から板状部41aの下端に向かう方向に延在しており、板状部41aの上端は板状部41aの下端よりも第2方向DR2における他方側にあるため、棒状体42の延在方向は、棒状体42の上端が棒状体42の下端よりも第2方向DR2における他方側にあるように第3方向DR3に対して傾斜している。
棒状体42は、例えば、内部が中空の部材である。棒状体42の肉厚は、2mm以上4mm以下であることが好ましい。棒状体42の外径は、40mm以上60mm以下であることが好ましい。棒状体42の重量は、1キログラム以上5キログラム以下であることが好ましい。棒状体42の下端は、保持具41に保持されている状態で、底壁203に接触している。但し、棒状体42の下端は、底壁203に固定されていない。
棒状体42の下端には、保護部材44が取り付けられていてもよい。保護部材44は、棒状体42よりも軟質な材料により形成されている。保護部材44は、例えば、樹脂材料により形成されている。
図5は、集水板43の斜視図である。図5に示されるように、集水板43は、板状の部材である。集水板43は、複数の棒状体42に取り付けられている。これにより、集水板43は、水路200内を流れる水中に配置されている。集水板43の主面の法線方向は、集水板43が複数の棒状体42に取り付けられた状態で第3方向DR3と交差している。
2つの集水機構40の各々の集水板43の間には、翼24がある。水路200内を流れる水の一部が集水板43に堰き止められる結果、水路200内を流れる水は、翼24に向かって集水され、増速される。そのため、水力発電装置100が集水機構40を有することにより、水力発電装置100による発電効率が改善される。
<集水機構40の取り付け方法>
以下に、集水機構40の取り付け方法を説明する。
集水機構40を取り付ける際には、第1に、複数の棒状体42が挿入穴41daに挿入される。これにより、複数の棒状体42が保持具41に保持される。第2に、保持具41に保持されている複数の棒状体42に対して、集水板43が取り付けられる。
集水機構40を取り外す際には、上記と逆の動作が行われる。すなわち、集水機構40を取り外す際には、第1に、集水板43が保持具41に保持されている複数の棒状体42から取り外される。第2に、複数の棒状体42が挿入穴41daから抜き取られる。これにより、複数の棒状体42が保持具41から取り外される。
<水力発電装置100の効果>
以下に、水力発電装置100の効果を説明する。
水力発電装置100では、水路200を流れる水が集水板43により翼24に集水されるため、発電効率を高めることができる。
水力発電装置100では、棒状体42が保持具41に着脱可能に保持されている。すなわち、水力発電装置100では、棒状体42の下端が底壁203に固定されていない。そのため、水力発電装置100によると、集水機構40の水路200への設置に際して、棒状体42を底壁203に取り付けるための工事が不要となる。
また、水力発電装置100によると、棒状体42の下端を底壁203に固定されないため、集水機構40の水路200への設置に際して、底壁203が傷付くことが抑制されている。棒状体42の下端に保護部材44が設けられている場合、集水機構40の水路200への設置に際して、底壁203が傷付くことがさらに抑制される。
例えば水路200内を流れる水が増水した際には、溢水を防止するために、集水機構40を水路200内から撤去する必要がある。水力発電装置100では、集水板43の棒状体42からの取り外し及び棒状体42の挿入穴41daからの抜き取りにより集水機構40の水路200内からの撤去が可能である。そのため、水力発電装置100によると、集水機構40の水路200内からの撤去が容易に行える。特に、棒状体42の重量が1キログラム以上5キログラム以下である場合、棒状体42の抜き取り作業を人力で容易に行うことができる。
水力発電装置100では、棒状体42が、棒状体42の上端が棒状体42の下端よりも第2方向DR2における他方側にあるように第3方向DR3に対して傾斜している。そのため、水路200内を流れる水から集水板43に加わる力には、底壁203に向かう方向の成分が含まれている。そのため、水力発電装置100では、集水板43が水路200内を流れる水から浮き上がることが抑制されている。水力発電装置100では、集水板43が一枚板で構成されているため、集水板43に凹凸や継ぎ目がなく、ごみが集水板43に付着しにくい。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る水力発電装置(以下においては「水力発電装置100A」とする)を説明する。ここでは、水力発電装置100と異なる点を主に説明し、重複する説明を繰り返さないものとする。
<水力発電装置100Aの構成>
以下に、水力発電装置100Aの構成を説明する。
図6は、水力発電装置100Aの斜視図である。図6に示されるように、水力発電装置100Aは、梁10と、水力発電モジュール20と、集水機構40を有している。この点に関して、水力発電装置100Aの構成は、水力発電装置100の構成と共通している。
水力発電装置100Aでは、保持具41に取り付けられている状態での複数の棒状体42の配列方向における集水板43の幅が、水力発電装置100と比較して、小さくなっている。また、水力発電装置100Aでは、複数の棒状体42の数が、水力発電装置100と比較して、少なくなっている。すなわち、水力発電装置100Aの構成は、複数の棒状体42の数が保持具41に取り付けられている状態での複数の棒状体42の配列方向における集水板43の幅に応じて増減される点に関して、水力発電装置100の構成と異なっている。
なお、集水機構40を一旦撤去した上で、本数を減らして再度棒状体42を挿入穴41daに挿入し、棒状体42に交換した集水板43を取り付けることにより、集水板43の交換を行うことができる。
<水力発電装置100Aの効果>
以下に、水力発電装置100Aの効果を説明する。
水力発電装置100Aでは、集水板43の第1方向DR1における幅を容易に調整することができるため、水路200内を流れている水の量に応じた発電効率の最適化を容易に行うことが可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る水力発電装置(以下においては「水力発電装置100B」とする)を説明する。ここでは、水力発電装置100と異なる点を主に説明し、重複する説明を繰り返さないものとする。
<水力発電装置100Bの構成>
以下に、水力発電装置100Bの構成を説明する。
図7は、水力発電装置100Bの斜視図である。図7に示されるように、水力発電装置100Bは、梁10と、水力発電モジュール20と、集水機構40を有している。この点に関して、水力発電装置100Bの構成は、水力発電装置100の構成と共通している。
水力発電装置100Bでは、保持具41が、保持具41に取り付けられている状態での複数の棒状体42の配列方向を第1方向DR1に対して傾斜させることが可能なように梁10に取り付けられている。すなわち、水力発電装置100Bの構成は、集水板43と水路200内を流れる水とがなす方向が変更可能になっている点に関して、水力発電装置100の構成と異なっている。
なお、集水機構40を一旦撤去した上で、保持具41の梁10に対する取り付け角度を変更し、再度棒状体42の挿入穴41daへの挿入及び棒状体42への集水板43の取り付けを行うことにより、保持具41に保持されている複数の棒状体42の配列方向を変更(集水板43と水路200を流れる水とがなす角度を変更)することができる。
水力発電装置100Bでは、集水板43と水路200を流れる水とがなす角度を容易に調整することができるため、水路200内を流れている水の量に応じた発電効率の最適化を容易に行うことが可能である。
以上のように本発明の実施形態について説明を行ったが、上述の実施形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むことが意図される。
上記の実施形態は、水路に設置され、かつ水路内の水を集水する集水機構を有する水力発電装置に特に有利に適用される。
100 水力発電装置、10 梁、10a,10b 端、20 水力発電モジュール、21 回転梁、22 軸受装置、23 架台、24 翼、25 回転軸、26 支柱、27 ギアボックス、28 発電機、29 回転軸、30 カバー、31 減速機、40 集水機構、41 保持具、41a 板状部、41aa,41ab 主面、41b,41c 取り付け部、41d 保持部、41da 挿入穴、42 棒状体、43 集水板、44 保護部材、100A,100B 水力発電装置、200 水路、201 側壁、202 側壁、203 底壁、DR1 第1方向、DR2 第2方向、DR3 第3方向。

Claims (4)

  1. 第1方向において間隔を空けて互いに対向している第1側壁及び第2側壁を有し、かつ前記第1方向に交差している第2方向の一方側から前記第2方向の他方側に水が流れる水路に設置される水力発電装置であって、
    前記第1方向に延在している梁と、
    前記梁に取り付けられ、かつ翼を有する水力発電モジュールと、
    前記翼よりも前記第2方向における一方側に配置されている集水機構とを備え、
    前記梁の前記第1方向における両端は、それぞれ、前記第1側壁上及び前記第2側壁上に配置されており、
    前記集水機構は、保持具と、複数の棒状体と、集水板とを有し、
    前記保持具は、前記梁に取り付けられており、
    前記保持具は、前記複数の棒状体の各々の延在方向が前記第1方向及び前記第2方向に交差している第3方向に沿うように前記複数の棒状体を着脱可能に保持しており、
    前記複数の棒状体は、前記保持具に保持されている状態で前記第1方向に沿って1列に並んでおり、
    前記集水板は、前記複数の棒状体に取り付けられている、水力発電装置。
  2. 前記複数の棒状体の数は、前記保持具に保持されている状態での前記複数の棒状体の配列方向における前記集水板の幅に応じて増減される、請求項1に記載の水力発電装置。
  3. 前記複数の棒状体の各々の重量は、1キログラム以上5キログラム以下である、請求項1又は請求項2に記載の水力発電装置。
  4. 前記保持具は、前記保持具に取り付けられている状態での前記複数の棒状体の配列方向を前記第1方向に対して傾斜させることが可能なように前記梁に取り付けられている、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の水力発電装置。
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