JP2022139157A - 搬送システムおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送機構に積載されたワークの位置ずれを推定する。【解決手段】搬送システム100は、ワーク150を搬送する搬送機構130と、先端に着脱機構を有し、ワーク150を取得または載置するためのマニピュレータ110と、搬送機構130の上に載置されたワーク150の位置のずれを推定する制御部とを備える。制御部は、マニピュレータ110がワーク150を搬送機構130上に載置し、搬送機構130が目標位置まで移動したことに基づいて、ワーク150の位置ずれ量を推定し、ワーク150の位置ずれ量に基づいて、ワーク150を取得するときの着脱機構の移動先を決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、搬送システムに関し、より特定的には、ワークの位置の推定に関する。
従来、物流センター等において、棚に積載された複数の物品の中から所定の物品を所定の個数取り出し、所定の搬送先に移送する搬送作業が行われていた。近年、ロボットによるこれらの搬送作業の自動化が進んでいる。
ロボットによる搬送技術に関し、例えば、特開2020-040144号公報(特許文献1)は、「対象物に対する把持動作を行うロボットアームと、複数の対象物が互いに自重による相互作用を受ける状態で積載されることが可能な所定の空間領域における、前記対象物における把持可能点および該把持可能点における面の法線方向を計測する計測部と、前記法線方向に基づいて、前記対象物のそれぞれの把持位置を特定する把持位置特定部と、前記把持位置特定部によって特定された前記把持位置の空間位置に基づいて、把持すべき前記対象物を特定する対象物特定部と、前記対象物特定部によって特定された前記対象物を、前記把持位置特定部によって特定された把持位置において把持するように前記ロボットアームの動作を制御する制御部と、を備える」マニピュレータを開示している([要約]参照)。
特開2020-040144号公報
搬送ロボットがワークを積載して走行する場合、走行の影響によるワークの位置ずれは不可避である。しかしながら、特許文献1に開示された技術によると、搬送ロボットに積載されたワークの位置ずれを推定することができないため、搬送ロボットの移動後にマニピュレータによりワークを取得することができない。したがって、搬送ロボットに積載されたワークの位置ずれを推定するための技術が必要とされている。
本開示は、上記のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、搬送ロボットに積載されたワークの位置ずれを推定するための技術を提供することにある。
本開示の一例に従えば、搬送システムが提供される。搬送システムは、ワークを搬送する搬送機構と、先端に着脱機構を有し、ワークを取得または載置するためのマニピュレータと、搬送機構の上に載置されたワークの位置のずれを推定する制御部とを備える。制御部は、マニピュレータがワークを搬送機構上に載置し、搬送機構が目標位置まで移動したことに基づいて、ワークの位置ずれ量を推定し、ワークの位置ずれ量に基づいて、ワークを取得するときの着脱機構の移動先を決定する。
この開示によれば、搬送システムは、搬送機構の搬送によるワークの位置ずれ量に基づいて、ワークを取得するときの着脱機構の移動先を決定することができる。その結果、搬送機構は、ワークを厳密に固定する治具を必要とせず、搬送システムの導入コストは抑制され得る。
上記の開示において、搬送システムは、加速度センサと、ジャイロセンサとをさらに備える。制御部は、搬送機構の移動中における加速度センサの出力データと、ジャイロセンサの出力データとを取得し、加速度センサの出力データおよびジャイロセンサの出力データに基づいて、ワークの位置ずれ量を推定する。
この開示によれば、搬送システムは、加速度センサおよびジャイロセンサから得られるデータに基づいて、搬送機構上に載置されたワークの位置ずれ量を推定し得る。
上記の開示において、搬送システムは、マニピュレータに設けられた三次元カメラをさらに備える。ワークを取得するときの着脱機構の移動先を決定することは、三次元カメラによるワークの撮像位置を決定することを含む。
この開示によれば、搬送システムは、位置ずれ量に基づいて、マニピュレータに設けられた三次元カメラの撮像位置を決定することができる。
上記の開示において、搬送システムは、三次元カメラの撮像データから算出されたワークの過去の位置ずれ量を記憶する記憶部をさらに備える。制御部は、ワークの過去の位置ずれ量に基づいて、三次元カメラによるワークの撮像位置を決定し、三次元カメラにより、ワークの撮像データを取得し、今回の撮像データから推定したワークの位置ずれ量により、ワークの過去の位置ずれ量を更新する。
この開示によれば、搬送システムは、三次元カメラにより得られた前回の撮像データに基づいてワークの位置ずれ量を推定することができる。
上記の開示において、搬送機構は、ワーク用の在荷部を含む。在荷部は、搬送機構の移動中におけるワークの移動方向を1次元方向に限定するための溝を含む。
この開示によれば、搬送システムは、ワークの位置ずれ方向を1次元方向に限定することで、ワークの位置ずれ量の推定を容易にする。
上記の開示において、搬送機構は、ワークを載置するための平坦な在荷部を含む。
この開示によれば、搬送システムは、ワークの位置ずれ方向を2次元方向に限定することで、ワークの位置ずれ量の推定を容易にする。
上記の開示において、マニピュレータは、台の上に設置されている。ワークを取得するときの着脱機構の移動先を決定することは、搬送機構が台の近傍に停止したときにおける着脱機構の移動先を決定することを含む。
この開示によれば、搬送システムは、マニピュレータおよび搬送機構が別々の構成である場合においても、搬送機構に載置されたワークの位置ずれ量を推定し得る。
本開示の一例に従えば、ワークを搬送する搬送システムの制御方法が提供される。制御方法は、マニピュレータによりワークを搬送機構上に載置するステップと、搬送機構が目標位置まで移動したことに基づいて、ワークの位置ずれ量を推定するステップと、ワークの位置ずれ量に基づいて、ワークを取得するときのマニピュレータの先端の着脱機構の移動先を決定するステップとを含む。
この開示によれば、搬送機構の搬送によるワークの位置ずれ量に基づいて、ワークを取得するときの着脱機構の移動先を決定することができる。その結果、搬送機構は、ワークを厳密に固定する治具を必要とせず、搬送システムの導入コストは抑制され得る。
上記の開示において、制御方法は、搬送機構の移動中における加速度センサの出力データと、ジャイロセンサの出力データとを取得するステップと、加速度センサの出力データおよびジャイロセンサの出力データに基づいて、ワークの位置ずれ量を推定するステップとをさらに含む。
この開示によれば、加速度センサおよびジャイロセンサから得られるデータに基づいて、搬送機構上に載置されたワークの位置ずれ量を推定し得る。
上記の開示において、ワークを取得するときの着脱機構の移動先を決定するステップは、三次元カメラによるワークの撮像位置を決定するステップを含む。
この開示によれば、位置ずれ量に基づいて、マニピュレータに設けられた三次元カメラの撮像位置を決定することができる。
上記の開示において、制御方法は、ワークの過去の位置ずれ量に基づいて、三次元カメラによるワークの撮像位置を決定するステップと、三次元カメラにより、ワークの撮像データを取得するステップと、今回の撮像データから推定したワークの位置ずれ量により、ワークの過去の位置ずれ量を更新するステップとをさらに含む。
この開示によれば、搬送システムは、三次元カメラにより得られた前回の撮像データに基づいてワークの位置ずれ量を推定することができる。
ある実施の形態に従うと、搬送ロボットに積載されたワークの位置ずれを推定することが可能である。
この開示内容の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本開示に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
ある実施の形態が適用される搬送システムの一例を示す図である。 搬送システム100のハードウェア構成の一例を示す模式図である。 搬送システム100Aの外観の一例を示す図である。 搬送システム100Bの外観の一例を示す図である。 搬送システム100におけるセンサの配置の一例を示す図である。 搬送システム100によるワーク150の場所(A)から場所(B)への搬送手順の第1の例を示す図である。 搬送システム100によるワーク150の場所(A)から場所(B)への搬送手順の第2の例を示す図である。 搬送システム100への教示手順の一例を示す図である。 ある実施の形態が適用される搬送システム900の第2の例を示す図である。 ある実施の形態が適用される搬送システムの第3の例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る技術思想の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.適用例>
まず、図1を参照して、本実施の形態に従う技術が適用される搬送システムの構成およびその動作概要について説明する。
(a.搬送システムの構成)
図1は、本実施の形態が適用される搬送システムの一例を示す図である。搬送システム100Aは、マニピュレータ110と、三次元カメラ120と、搬送ロボット130と、在荷部140Aとを備える。搬送システム100Bは、マニピュレータ110と、三次元カメラ120と、搬送ロボット130と、在荷部140Bとを備える。
搬送システム100A,100Bは、在荷部140A,140Bの形状以外は同一の構成である。搬送システム100A,100Bを総称する場合は、搬送システム100と呼ぶ。また、在荷部140A,140Bを総称する場合は、在荷部140と呼ぶ。
マニピュレータ110は、例えばロボットアーム等であり、先端に様々なツールを取り付けることができ、当該ツールにより、ある場所にあるワーク150を別の場所に運ぶことができる。本実施の形態に従うマニピュレータ110は、主に、棚等からワーク150を取得(ピック)して、当該ワーク150を搬送ロボット130上の在荷部140に載置(プレイス)する。また、マニピュレータ110は、ワーク150を搬送ロボット130上の在荷部140から取得して、当該ワーク150を棚等に載置する。
ある局面において、マニピュレータ110は、ワーク150を把持するツール、ワーク150を吸盤等で吸着して持ち上げるツール、フックのようなツール等の任意のツールを取り付け可能に構成されていてもよい。ユーザは、ワーク150の形状等に応じて、マニピュレータ110に取り付けるツールを適宜選択し得る。
搬送ロボット130は、例えば、AGV(Automatic Guided Vehicle)等であり、ある場所から別の場所にワーク150を搬送する。搬送ロボット130は、予め定められた搬送ルートを往復してワーク150を搬送することもある。例えば、マニピュレータ110が、ある位置(A)で、棚等からワーク150を取得し、当該ワーク150を搬送ロボット130(より具体的には、在荷部140)に積載したとする。この場合、搬送ロボット130は、ワーク150の搬送先である位置(B)まで、ワーク150を積載した状態で移動する。搬送ロボット130が位置(B)に到着すると、マニピュレータ110は、ワーク150を在荷部140から取得し、当該ワーク150を棚等に載置する。そして、搬送ロボット130は、再度位置(A)に戻り、ワーク150の搬送を繰り返す。
ある局面において、搬送ロボット130は、カメラ、マイク、赤外線センサ、超音波センサおよびLiDAR(Light Detection And Ranging)等の任意のセンサを備えていてもよい。搬送ロボット130は、物流倉庫または工場等の敷地内で、各種センサを用いて、障害物を検知して、当該障害物を避けながら巡回ルートを往復し得る。
他の局面において、搬送ロボット130は、さらに、加速度センサ、ジャイロセンサ、ロータリーエンコーダおよびGPS(Global Positioning System)等を備えていてもよい。搬送ロボット130は、これらのセンサ等を備えることにより、搬送ロボット130の状態(加速度、角速度、タイヤの回転数および位置等)を把握し、当該搬送ロボット130の状態をマニピュレータ110および搬送ロボット130の動作にフィードバックし得る。
三次元カメラ120は、主に、マニピュレータ110の先端または先端付近に取り付けられる。三次元カメラ120は、ワーク150を撮像する。マニピュレータ110の制御部209(図2参照)は、三次元カメラ120の撮像データに基づいて、マニピュレータ110の先端のツール(着脱機構)からワーク150までの相対的な位置関係を推定することができる。当該相対的な位置関係は、マニピュレータ110の先端のツールからワーク150までの距離および角度等を含み得る。
そのため、マニピュレータ110が三次元カメラ120を備える場合、ユーザは、マニピュレータ110の教示(動作プログラムの作成)を行うときに、マニピュレータ110に厳密な動作をさせる必要はなく、マニピュレータ110をワーク150の近傍に近づける動作を教示するだけでよい。その結果、マニピュレータ110の教示(プログラム)の工数は、削減され得る。
在荷部140は、ワーク150を設置するための場所であり、搬送ロボット130上に設けられる。在荷部140Aは、V溝型の在荷部であり、在荷部140Bは、平坦な在荷部である。
図1に示す例では、搬送システム100は、マニピュレータ110および搬送ロボット130を含む一体型のシステムとして構成されているが、これは一例であり、搬送システム100の構成はこれに限られるものではない。ある局面において、搬送システム100は、マニピュレータ110に三次元カメラ120を備えていなくてもよい(図9参照)。また、他の局面において、マニピュレータ110および搬送ロボット130は、別体であってもよい(図10参照)。
(b.搬送システムの動作概要)
従来の技術において、マニピュレータは、予め定められた動作を繰り返すものであった。そのため、棚または搬送ロボット上のワークの位置が少しでもずれると、マニピュレータは、ワークを取得できないことがあった。
さらに、搬送ロボットはワークを積載した状態で移動するため、搬送ロボットが移動することにより、ワークの位置がずれる可能性があった。例えば、搬送ロボットが工場内の作業員との衝突を回避するために緊急停止することにより、在荷部上のワークに急な加速がかかることもある。
そのため、従来の搬送ロボットは、ワークの形状に合わせて、ワークを厳密に固定する固定冶具を必要とした。その結果、搬送ロボットの初期導入コストが増加することとなった。
搬送ロボットに積載されたワークの位置ずれは、搬送ロボットの移動時の振動または搬送ロボットの加減速時の慣性力等により発生し得るものであり、当該ワークのずれが発生すること自体を防止することは困難である。そこで、本実施の形態に従う技術では、搬送ロボット130の走行による在荷部140上のワーク150の位置ずれ量を推定することで、ワークの位置がずれた状態でもマニピュレータ110がワークを取得できるようにした。こうすることで、搬送ロボット130は、ワークの形状に合わせた固定冶具を備える必要がなくなり、結果として、搬送システム100の初期導入コストは抑制され得る。
以下に、ある場所(A)から別の場所(B)にワーク150を搬送する手順を例に、本実施の形態に従う搬送システム100の動作概要について説明する。
第1のステップにおいて、搬送システム100は、マニピュレータ110により、場所(A)にある棚等からワーク150を取得し、当該ワーク150を在荷部140に載置する。
第2のステップにおいて、搬送システム100は、マニピュレータ110の各関節の角度または三次元カメラ120の撮像データにより、在荷部140上のワーク150の載置位置を記録する。当該記録は、記憶部240(図2参照)に格納され得る。
第3のステップにおいて、搬送システム100は、搬送ロボット130により、ワーク150を場所(A)から場所(B)に搬送する。
第4のステップにおいて、搬送システム100は、在荷部140上のワーク150の位置ずれ量を推定する。ある局面において、搬送システム100は、搬送ロボット130の走行中に加速度センサおよびジャイロセンサから得られたデータと、ワーク150の質量とに基づいて、在荷部140上のワーク150の位置ずれ量を推定してもよい。他の局面において、搬送システム100は、三次元カメラ120によって撮像された過去の撮像データ(搬送後の在荷部140上のワーク150の撮像データ)に基づいて、在荷部140上のワーク150の位置ずれ量を推定してもよい。
第5のステップにおいて、搬送システム100は、推定した在荷部140上のワーク150の位置ずれ量に基づいて、マニピュレータ110の先端のツールの移動先(ワーク150のピッキング位置)を決定する。
第6のステップにおいて、搬送システム100は、マニピュレータ110により、在荷部140から取得したワーク150を場所(B)の棚等に載置する。搬送システム100は、上記の第1~第6のステップを繰り返し実行する。
上記のように、本実施の形態に従う搬送システム100は、搬送ロボット130の走行によるワーク150の位置ずれ量を推定する手段を備える。そのため、在荷部140は、ワークを厳密に固定するための治具を必要とせず、様々な形状のワーク150に対応することができる。その結果、搬送システム100の導入コストは抑制され得る。
<B.搬送システムのハードウェア構成>
次に、図2~図5を参照して、本実施の形態に従う搬送システム100のハードウェア構成について説明する。
図2は、搬送システム100のハードウェア構成の一例を示す模式図である。図2に示す構成の一部または全ては、搬送ロボット130に搭載されていてもよい。また、図2に示す構成の一部は、マニピュレータ110に搭載されていてもよい。
搬送システム100は、加速度センサ201と、角速度センサ202と、慣性量取得部203と、2D LiDAR204と、搬送指示用外部インターフェイス(I/F(Interface))205と、自律走行制御部206と、モータ駆動部210と、モータ211と、三次元カメラ120と、位置情報取得部215と、記憶部240と、位置ずれ量演算部208と、制御部209とを備える。記憶部240は、慣性量ログデータ207と、載置位置データ220と、過去の位置ずれ量230とを格納する。
加速度センサ201は、搬送ロボット130の移動時の加速度を計測する。角速度センサ202は、ジャイロセンサ等であり、搬送ロボット130の移動時の角速度を計測する。慣性量取得部203は、加速度センサ201および角速度センサ202の各々から計測データ(慣性量)を取得し、当該計測データを慣性量ログデータ207として記憶部240に格納する。慣性量取得部203は、搬送ロボット130の移動中、慣性量ログデータ207を記憶部240に継続して格納し続ける。
位置情報取得部215は、ワーク150の載置位置データ220を取得し、当該ワーク150の載置位置データ220を記憶部240に格納する。ワーク150の載置位置データ220は、搬送ロボット130によるワーク150の搬送前における在荷部140上のワーク150の位置を示す。
ある局面において、位置情報取得部215は、マニピュレータ110がワーク150を在荷部140に載置したときのマニピュレータ110の各関節の角度から、在荷部140上のワーク150の載置位置を算出してもよい。他の局面において、位置情報取得部215は、マニピュレータ110がワーク150を在荷部140に載置したときの三次元カメラ120によるワーク150の撮像データから、在荷部140上のワーク150の載置位置を算出してもよい。
三次元カメラ120は、マニピュレータ110が在荷部140からワーク150をピッキングするときにワーク150を撮像する。そして、三次元カメラ120は、撮像データから得られた位置ずれ量を過去の位置ずれ量230として記憶部240に格納する。過去の位置ずれ量23は、過去の搬送時に算出された搬送前の在荷部140上へのワーク150の載置位置と、搬送後の在荷部140上へのワーク150の載置位置との差分である。
ある局面において、三次元カメラ120は、撮像データを記憶部240に直接格納してもよい。他の局面において、制御部209は、撮像データからワーク150の載置位置に対するワーク150の位置ずれ量を算出して、当該位置ずれ量を過去の位置ずれ量230として記憶部240に格納してもよい。
位置ずれ量演算部208は、搬送ロボット130の移動による在荷部140上のワーク150の位置ずれ量を推定する。位置ずれ量演算部208は、2通りの方法で在荷部140上のワーク150の位置ずれを推定する。
1つ目の方法は、三次元カメラ120による撮像データによる在荷部140上のワーク150の位置ずれの推定である。1つ目の方法において、位置ずれ量演算部208は、過去の位置ずれ量230に基づいて、今回のワーク150の取得位置を推定する。例えば、過去の位置ずれ量230が、X方向に10mm、Y方向に20mmであった場合、位置ずれ量演算部208は、ワーク150は、載置位置(載置位置データ220)から、X方向に10mm、Y方向に20mmずれていると推定し得る。
次に、位置ずれ量演算部208は、ワーク150の取得時に三次元カメラ120から新たに得られた撮像データまたは位置ずれ量を記憶部240に格納し、過去の位置ずれ量230を更新する。ある局面において、過去の位置ずれ量230は、前回のワーク150の搬送時の位置ずれ量であってもよいし、過去のワーク150の搬送時の位置ずれ量の積算値に基づいて算出されてもよい。
2つ目の方法は、加速度センサ201と角速度センサ202とにより得られた慣性量ログデータ207による在荷部140上のワーク150の位置ずれの推定である。2つ目の方法において、位置ずれ量演算部208は、慣性量ログデータ207と、載置位置データ220と、予め記憶部240に格納されている各種情報(ワーク150の質量、ワーク150の形状、および、在荷部140およびワーク150間の摩擦等)(図示せず)とに基づいて、搬送ロボット130の走行中に発生したワーク150の位置ずれ量を推定する。
制御部209は、位置ずれ量演算部208によって得られたワーク150の位置ずれ量に基づいて、マニピュレータ110を制御する。ある局面において、制御部209は、慣性量取得部203、位置ずれ量演算部208、および自律走行制御部206の機能を含んでいてもよい。
記憶部240は、典型的には、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性記憶装置を備える。また、記憶部240は、慣性量ログデータ207と、ワーク150の載置位置データ220と、ワーク150の過去の位置ずれ量230とを格納する。
2D LiDAR204は、レーザまたは赤外線等により搬送ロボット130の周囲の情報を取得し、当該搬送ロボット130の周囲の情報を自律走行制御部206に出力する。
自律走行制御部206は、2D LiDAR204から得られた周囲の情報に基づいて、自己位置を推定し、搬送ロボット130の走行計画を決定し、当該走行計画に基づいて搬送ロボット130を制御する。
搬送指示用外部インターフェイス205は、外部からの搬送指示を取得し、当該搬送指示を自律走行制御部206に出力する。
モータ駆動部210は、自律走行制御部206からの指令に基づいて、搬送ロボット130のタイヤを駆動する各モータに対して制御信号(例えば、PWM(Pulse Width Modulation)等)を出力する。モータ211は、搬送ロボット130の左右のタイヤを駆動させる。
図2において示される各構成の一部または全部は、専用のハードウェア回路(例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等)を用いて実装されてもよい。あるいは、自律走行制御部206および制御部209等の主要部は、汎用的なアーキテクチャに従うハードウェア(例えば、汎用パソコンをベースとした産業用パソコン)を用いて実現されてもよい。
図3は、搬送システム100Aの外観の一例を示す図である。搬送システム100Aは、V溝型の在荷部140Aを備える。そのため、搬送システム100Aに積載されたワーク150は、一次元方向(V溝の延長方向)にのみ位置ずれする。そのため、搬送システム100Aは、角速度、およびワーク150に対してV溝方向にかかる加速度のみに基づいて、在荷部140A上の位置ずれ量を推定し得る。
図4は、搬送システム100Bの外観の一例を示す図である。搬送システム100Bは、平坦な在荷部140Bを備える。そのため、搬送システム100Bに積載されたワーク150は、二次元方向(XY方向)に位置ずれする。そこで、搬送システム100Bは、角速度、およびワーク150に対してXY方向にかかる加速度に基づいて、在荷部140B上の位置ずれ量を推定し得る。
図3および図4に示すように、本実施の形態に従う搬送システム100の在荷部140は、様々なワーク150に対応しつつ、ある程度ワーク150の位置ずれ方向を限定する形状となっている。
ワーク150の位置ずれ方向を限定することにより、位置ずれに関係する慣性量(加速度および角速度)の成分は限定される。その結果、搬送システム100は、より少ない慣性量の成分に基づいて、より正確にワーク150の位置ずれ量を推定し得る。
また、ワーク150の位置ずれ方向を限定することにより、三次元カメラ120の撮像データから推定するワーク150の位置ずれの方向も限定される。その結果、搬送システム100は、三次元カメラ120の撮像データに基づいて、より正確にワーク150の位置ずれ量を推定し得る。
図5は、搬送システム100におけるセンサの配置の一例を示す図である。センサ500は、加速度センサ201、または加速度センサ201および角速度センサ202を含む。センサ500(特に加速度センサ201)は、搬送ロボット130の旋回動作による加速の影響を受けないように、搬送ロボット130の超信地旋回の回転軸上に配置されることが望ましい。
ある局面において、センサ500は、搬送ロボット130の超信地旋回の回転軸と、搬送ロボット130の在荷部140の設置場所とが交差するセンサの設置場所510に配置されてもよい。他の局面において、センサ500は、搬送ロボット130の超信地旋回の回転軸と、在荷部140の表面(または内部)とが交差するセンサの設置場所520に配置されてもよい。他の局面において、センサ500は、搬送ロボット130の超信地旋回の回転軸であり、かつ、搬送ロボット130の内部にあるセンサの設置場所530に配置されてもよい。
<C.搬送システムの動作手順>
次に、図6~図8を参照して、搬送システム100によるワーク150の場所(A)から場所(B)への搬送手順と、搬送システム100への教示(プログラム)手順とについて説明する。
図6は、搬送システム100によるワーク150の場所(A)から場所(B)への搬送手順の第1の例を示す図である。図6に示す手順では、図2を参照して説明した位置ずれ量の算出の第1の方法が使用される。
これ以降、主に制御部209が図6に示す処理を実行するものとして説明するが、これは一例であり、本開示の技術の実現方法はこれに限られない。ある局面において、慣性量取得部203、位置ずれ量演算部208、および自律走行制御部206等がハードウェアとして図6に示す任意の処理を実行してもよい。
また、他の局面において、制御部209、慣性量取得部203、位置ずれ量演算部208、および自律走行制御部206等は、図6の処理を行うためのプログラムを記憶部240から主記憶装置(図示せず)に読み込んで、当該プログラムを実行してもよい。他の局面において、図6の処理の一部または全部は、当該処理を実行するように構成された回路素子の組み合わせとしても実現され得る。
ステップS605において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、マニピュレータ110の先端の三次元カメラ120で、マニピュレータ110およびワーク150の位置関係を計測する。
ステップS610において、制御部209は、(マニピュレータ110の先端およびワーク150の)位置関係に基づいて、マニピュレータ110を動作させ、先端のツールでワーク150を取得する。
ステップS615において、制御部209は、マニピュレータ110を動作させ、ワーク150を在荷部140に載置する。
ステップS620において、制御部209または位置情報取得部215は、ワーク150の載置位置を記録する。より具体的には、制御部209は、一例として、マニピュレータ110の各関節の角度等からワーク150の在荷部140上の座標を算出し、当該座標を載置位置データ220として記憶部240に格納する。ある局面において、制御部209は、三次元カメラ120の撮像データからワーク150の在荷部140上の座標を算出し、当該座標を載置位置データ220として記憶部240に格納してもよい。
ステップS625において、制御部209は、マニピュレータ110を原点位置に移動させ、ピッキング(取得動作)を終了する。原点位置とは、搬送ロボット130が走行移動可能なマニピュレータ110の姿勢として予め定められた基準となるマニピュレータ110の位置である。一例として、制御部209は、マニピュレータ110の各関節のサーボモータの角度を予め定められた角度にすることで、マニピュレータ110に原点位置の姿勢を取らせることができる。
ステップS630において、制御部209または自律走行制御部206は、搬送ロボット130をピッキング位置(Goal_A)から、載置位置(Goal_B)まで走行移動させる。
ステップS635において、制御部209または自律走行制御部206は、搬送ロボット130が載置位置(Goal_B)に到着したことを検知する。そして、制御部209または自律走行制御部206は、搬送ロボット130を停止させる。
ステップS640において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、ワーク150の載置位置を読み出し、当該載置位置を前回のワーク150の位置ずれ量で補正する。より具体的には、制御部209または位置ずれ量演算部208は、載置位置データ220を過去の位置ずれ量230に基づいて補正する。
ステップS645において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、今回のピッキング位置(Goal_A)から載置位置(Goal_B)までの走行によるワークの位置ずれ量を記録する。より具体的には、制御部209または位置ずれ量演算部208は、三次元カメラ120により計測した今回のワーク150の位置ずれ量を過去の位置ずれ量230として記憶部240に格納する。ステップS645にて記録された過去の位置ずれ量230は、次回のワーク150のピッキング時(ステップS640の補正処理)に使用される。
ステップS650において、制御部209は、位置ずれ量に基づいて、マニピュレータ110を動作させ、在荷部140からワーク150を取得する。より具体的には、制御部209は、ステップS640にて補正された積載位置にあるワーク150に向けてマニピュレータ110を移動させる。
ステップS655において、制御部209は、マニピュレータ110を動作させ、ワーク150を載置場所(棚等)に載置する。
図7は、搬送システム100によるワーク150の場所(A)から場所(B)への搬送手順の第2の例を示す図である。図7に示す手順では、図2を参照して説明した位置ずれ量の算出の第2の方法が使用される。
これ以降、主に制御部209が図7に示す処理を実行するものとして説明するが、これは一例であり、本開示の技術の実現方法はこれに限られない。ある局面において、慣性量取得部203、位置ずれ量演算部208、および自律走行制御部206等がハードウェアとして図7に示す任意の処理を実行してもよい。
また、他の局面において、制御部209、慣性量取得部203、位置ずれ量演算部208、および自律走行制御部206等は、図7の処理を行うためのプログラムを記憶部240から主記憶装置(図示せず)に読み込んで、当該プログラムを実行してもよい。他の局面において、当該処理の一部または全部は、図7の処理を実行するように構成された回路素子の組み合わせとしても実現され得る。
ステップS705において、制御部209または自律走行制御部206は、搬送ロボット130をピッキング位置(Goal_A)に移動させる。
ステップS710において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、マニピュレータ110の先端の三次元カメラ120で、マニピュレータ110およびワーク150の位置関係を計測する。
ステップS715において、制御部209は、(マニピュレータ110の先端およびワーク150の)の位置関係に基づいて、マニピュレータ110を動作させ、先端のツールでワーク150を取得する。
ステップS720において、制御部209は、マニピュレータ110を動作させ、ワーク150を在荷部140に載置する。
ステップS725において、制御部209または位置情報取得部215は、ワーク150の載置位置を記録する。より具体的には、制御部209は、一例として、マニピュレータ110の各関節の角度等からワーク150の在荷部140上の座標を算出し、当該座標を載置位置データ220として記憶部240に格納する。ある局面において、制御部209は、三次元カメラ120の撮像データからワーク150の在荷部140上の座標を算出し、当該座標を載置位置データ220として記憶部240に格納してもよい。
ステップS730において、制御部209は、マニピュレータ110を原点位置に移動させ、ピッキング(取得動作)を終了する。
ステップS735において、制御部209または自律走行制御部206は、加速度および角速度をロギングしながら、搬送ロボット130をピッキング位置(Goal_A)から、載置位置(Goal_B)まで走行移動させる。
ステップS740において、制御部209または自律走行制御部206は、搬送ロボット130が載置位置(Goal_B)に到着したことを検知する。そして、制御部209または自律走行制御部206は、搬送ロボット130を停止させる。
ステップS745において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、在荷部140上のワーク150の質量「m」と、ロギングした加速度データおよび角速度データに基づいて、三次元カメラ120の位置の補正量(位置ずれ量)を算出する。
ステップS750において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、ワーク150の載置位置を読み出し、算出した補正量に基づいてワーク150の積載位置を補正する。より具体的には、制御部209または位置ずれ量演算部208は、載置位置データ220に、ステップS745にて算出した補正量(位置ずれ量)を加算または減算する。
ステップS755において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、今回のピッキング位置(Goal_A)から載置位置(Goal_B)までの走行によるワークの位置ずれ量を記録する。より具体的には、制御部209または位置ずれ量演算部208は、ステップS745にて算出した補正量(位置ずれ量)を過去の位置ずれ量230として記憶部240に格納する。ある局面において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、過去の位置ずれ量230を次回のワーク150のピッキング時(ステップS750の補正処理)に使用してもよい。他の局面において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、過去の位置ずれ量230を使用しない場合、ステップS755の処理を実行しなくてもよい。
ステップS760において、制御部209は、位置ずれ量に基づいてマニピュレータ110を動作させ、先端のツールでワーク150を取得する。より具体的には、制御部209は、ステップS750にて補正された積載位置にあるワーク150に向けてマニピュレータ110を移動させる。
ステップS765において、制御部209は、マニピュレータ110を動作させ、ワーク150を載置場所(棚等)に載置する。
図8は、搬送システム100への教示手順の一例を示す図である。教示データ(プログラム)は、パーソナルコンピュータまたはタブレット等の任意の情報処理装置から搬送システム100にインストールまたは送信される。制御部209等は、教示データを取得したことに基づいて、図8に示す処理を実行する。
これ以降、主に制御部209が図8に示す処理を実行するものとして説明するが、これは一例であり、本開示の技術の実現方法はこれに限られない。ある局面において、慣性量取得部203、位置ずれ量演算部208、および自律走行制御部206等がハードウェアとして図9に示す任意の処理を実行してもよい。
ステップS805~S825までの処理は、搬送システム100が棚等からワーク150を取得して在荷部140に当該ワーク150を載置するまでの動作に関する教示手順である。
ステップS805において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、三次元カメラ120の撮像データに基づいて、搬送ロボット130の停止位置のずれ量を補完する。より具体的には、制御部209は、三次元カメラ120の撮像データに基づいて、マニピュレータ110の先端と、棚等に載置されているワーク150との相対的な位置関係を取得する。次に、制御部209または位置ずれ量演算部208は、当該相対的な位置関係に基づいて、搬送ロボット130の停止位置のずれ量を算出する。制御部209は、算出した搬送ロボット130の停止位置のずれ量に基づいて、マニピュレータ110の移動先または移動量を調節し得る。また、ある局面において、制御部209または自律走行制御部206は、当該相対的な位置関係に基づいて、搬送ロボット130の停止位置を調節してもよい。
ステップS810において、制御部209は、マニピュレータ110に、ピッキング位置(棚等)からワーク150を取得させる。
ステップS815において、制御部209は、マニピュレータ110に、ワーク150を取得した状態でピッキング位置から退避させる。言い換えれば、制御部209は、マニピュレータ110の先端を棚等から遠ざける。
ステップS820において、制御部209は、マニピュレータ110に、ワーク150を取得した状態で、マニピュレータ110の先端を在荷部140に延ばさせる。
ステップS825において、制御部209は、マニピュレータ110に、在荷部140にワーク150を載置させる。
ステップS830~S860までの処理は、搬送システム100が在荷部140からワーク150を取得して棚等に当該ワーク150を載置するまでの動作に関する教示手順である。
ステップS830において、制御部209は、三次元カメラ120に、在荷部140上のワーク150を撮像させる。
ステップS835において、制御部209は、マニピュレータ110に、在荷部140上のワーク150を取得させる。マニピュレータ110は三次元カメラ120を備えているため、制御部209は、撮像データに基づいて、マニピュレータ110の位置を調節することができる。そのため、マニピュレータ110の先端の位置は、教示データにより厳密に定められる必要はない。制御部209は、取得作業に支障のない精度で、マニピュレータ110の先端を在荷部140の近傍に移動させるだけでよい。
ステップS840において、制御部209は、マニピュレータ110に、ワーク150を取得した状態で在荷部140から退避させる。言い換えれば、制御部209は、マニピュレータ110の先端を在荷部140から遠ざける。
ステップS845において、制御部209は、マニピュレータ110に、ワーク150を取得した状態で、マニピュレータ110の先端を載置位置(棚等)に延ばさせる。
ステップS850において、制御部209または位置ずれ量演算部208は、三次元カメラ120の撮像データに基づいて、搬送ロボット130の停止位置のずれ量を補完する。より具体的には、制御部209は、三次元カメラ120の撮像データに基づいて、マニピュレータ110の先端と、棚等に載置されているワーク150との相対的な位置関係を取得する。次に、制御部209または位置ずれ量演算部208は、当該相対的な位置関係に基づいて、搬送ロボット130の停止位置のずれ量を算出する。制御部209は、算出した搬送ロボット130の停止位置のずれ量に基づいて、マニピュレータ110の移動先または移動量を調節し得る。また、ある局面において、制御部209または自律走行制御部206は、当該相対的な位置関係に基づいて、搬送ロボット130の停止位置を調節してもよい。
ステップS855において、制御部209は、マニピュレータ110に、載置位置にワーク150を載置させる。
<D.搬送システムのバリエーション>
次に図9よび図10を参照して、本開示の技術を適用可能な搬送システムの他の例について説明する。
図9は、本実施の形態が適用される搬送システム900の第2の例を示す図である。搬送システム900は、図1に示す搬送システム100と異なり、三次元カメラ120を備えない。また、搬送システム900は、マニピュレータ110の先端のツール910として、吸盤を備えていてもよい。ある局面において、ツール910は、マニピュレータ110から着脱可能に構成されており、把持用のツール、吸盤、およびその他の任意のツールであってもよい。
搬送システム900は、ワーク150の在荷部140への載置位置を記録しておくと共に、搬送ロボット130の走行によるワーク150の位置ずれ量を算出する。搬送システム900は、搬送システム100と同様に慣性量(加速度データおよび角速度データ)を用いて、ワーク150の位置ずれ量を算出する。
そして、搬送システム900は、算出したワーク150の位置ずれ量に基づいて、ワーク150の載置位置を補正する。搬送システム900は、マニピュレータ110の先端のツール910を補正されたワーク150の載置位置に移動させ、当該ツール910にワーク150を取得させる。
すなわち、搬送システム900は、三次元カメラ120の撮像データを使用せずに、慣性量により算出したワーク150の位置ずれ量のみに基づいて、マニピュレータ110の先端のツール910の移動先を決定する。
図10は、本実施の形態が適用される搬送システムの第3の例を示す図である。搬送システム1000は、図1に示す搬送システム100と異なり、マニピュレータ110が搬送ロボット1100から離れた位置に設置されている。
また、搬送システム1000は、マニピュレータ110の先端のツール1010として、把持用のツールを備えていてもよい。ある局面において、ツール1010は、マニピュレータ110から着脱可能に構成されており、把持用のツール、吸盤、およびその他の任意のツールであってもよい。
搬送ロボット1100は、第1のトレイ1150(在荷部)の上にワーク150を載せて、当該ワーク150を搬送する。マニピュレータ110および第2のトレイ1160は、台1120上に設置されている。ある局面において、マニピュレータ110および第2のトレイ1160は別の台の上に設置されていてもよい。マニピュレータ110は、ワーク150を第1のトレイ1150から第2のトレイ1160に、または、第2のトレイ1160から第1のトレイ1150に移動させる。
搬送システム1000は、ワーク150の第1のトレイ1150への載置位置を記録しておくと共に、搬送ロボット130の走行によるワーク150の位置ずれ量を算出する。搬送システム1000は、搬送システム100と同様に慣性量(加速度データおよび角速度データ)を用いて、ワーク150の位置ずれ量を算出する。
そして、搬送システム1000は、算出したワーク150の位置ずれ量に基づいて、ワーク150の載置位置を補正する。搬送システム1000は、マニピュレータ110の先端のツール1010を補正されたワーク150の載置位置に移動させ、当該ツール1010にワーク150を取得させる。
上述の処理の実行時、マニピュレータ110および搬送ロボット1100は、相互に必要な情報を送受信する。例えば、位置ずれ量演算部208が搬送ロボット1100側にある場合、搬送ロボット1100は、台1120の近傍に到着したことに基づいて、マニピュレータ110に、ワーク150の補正量(ワーク150の位置ずれ量)または補正後のワーク150の載置位置の情報を送信してもよい。
以上説明した通り、本実施の形態に従う搬送システムは、搬送ロボットの走行によって生じる在荷部上のワークの位置ずれ量を推定する。そして、搬送システムは、当該ワークの位置ずれ量に基づいて、マニピュレータの先端の移動先を調節する。こうすることで、搬送システムは、搬送ロボットの走行により在荷部上のワークの位置がずれた場合でも、マニピュレータで在荷部からワークを取得することができる。その結果、本実施の形態に従う搬送システムはワークを厳密に固定する専用の治具を必要とせず、搬送システムの初期導入コストを抑制することができる。
また、本実施の形態に従う搬送システムは、三次元カメラを備えることにより、在荷部へのワークの載置または在荷部からのワークの取得動作に関する厳密な教示を必要とせず、教示の工数(プログラムの工数)を削減し得る。
さらに、本開示の技術は、搬送システムが三次元カメラを備える場合、搬送システムが三次元カメラを備えない場合、および、マニピュレータが搬送ロボットから離れた位置に設置されている場合においても、搬送システムに適用可能である。
<E.付記>
以上のように、本実施の形態は以下のような開示を含む。
(構成1)
ワーク(150)を搬送する搬送システム(100)であって、
上記ワーク(150)を搬送する搬送機構(130)と、
先端に着脱機構(910,1010)を有し、上記ワーク(150)を取得または載置するためのマニピュレータ(110)と、
上記搬送機構(130)の上に載置された上記ワーク(150)の位置のずれを推定する制御部(208,209)とを備え、
上記制御部(208,209)は、
上記マニピュレータ(110)が上記ワーク(150)を上記搬送機構(130)上に載置し、上記搬送機構(130)が目標位置まで移動したことに基づいて、上記ワーク(150)の位置ずれ量を推定し、
上記ワーク(150)の位置ずれ量に基づいて、上記ワーク(150)を取得するときの上記着脱機構(910,1010)の移動先を決定する、搬送システム(100)。
(構成2)
加速度センサと、
ジャイロセンサとをさらに備え、
上記制御部(208,209)は、
上記搬送機構(130)の移動中における上記加速度センサの出力データと、上記ジャイロセンサの出力データとを取得し、
上記加速度センサの出力データおよび上記ジャイロセンサの出力データに基づいて、上記ワーク(150)の位置ずれ量を推定する、構成1の搬送システム(100)。
(構成3)
上記マニピュレータ(110)に設けられた三次元カメラ(120)をさらに含み、
上記ワーク(150)を取得するときの上記着脱機構(910,1010)の移動先を決定することは、上記三次元カメラ(120)による上記ワーク(150)の撮像位置を決定することを含む、構成1の搬送システム(100)。
(構成4)
上記三次元カメラ(120)の撮像データから算出された上記ワーク(150)の過去の位置ずれ量を記憶する記憶部をさらに備え、
上記制御部(208,209)は、
上記ワーク(150)の過去の位置ずれ量に基づいて、上記三次元カメラ(120)による上記ワーク(150)の撮像位置を決定し、
上記三次元カメラ(120)により、上記ワーク(150)の撮像データを取得し、
今回の撮像データから推定した上記ワーク(150)の位置ずれ量により、上記ワーク(150)の過去の位置ずれ量を更新する、構成3の搬送システム(100)。
(構成5)
上記搬送機構(130)は、上記ワーク(150)用の在荷部(140)を含み、
上記在荷部(140)は、上記搬送機構(130)の移動中における上記ワーク(150)の移動方向を1次元方向に限定するための溝を含む、構成1~4のいずれかの搬送システム(100)。
(構成6)
上記搬送機構(130)は、上記ワーク(150)を載置するための平坦な在荷部(140)を含む、構成1~4のいずれかの搬送システム(100)。
(構成7)
上記マニピュレータ(110)は、台の上に設置されており、
上記ワーク(150)を取得するときの上記着脱機構(910,1010)の移動先を決定することは、上記搬送機構(130)が上記台の近傍に停止したときにおける上記着脱機構(910,1010)の移動先を決定することを含む、構成1~6のいずれかの搬送システム(100)。
(構成8)
ワーク(150)を搬送する搬送システム(100)の制御方法であって、
マニピュレータ(110)によりワーク(150)を搬送機構(130)上に載置するステップと、
上記搬送機構(130)が目標位置まで移動したことに基づいて、上記ワーク(150)の位置ずれ量を推定するステップと、
上記ワーク(150)の位置ずれ量に基づいて、上記ワーク(150)を取得するときの上記マニピュレータ(110)の先端の着脱機構(910,1010)の移動先を決定するステップとを含む、制御方法。
(構成9)
上記搬送機構(130)の移動中における加速度センサの出力データと、ジャイロセンサの出力データとを取得するステップと、
上記加速度センサの出力データおよび上記ジャイロセンサの出力データに基づいて、上記ワーク(150)の位置ずれ量を推定するステップとをさらに含む、構成8の制御方法。
(構成10)
上記ワーク(150)を取得するときの上記着脱機構(910,1010)の移動先を決定するステップは、三次元カメラ(120)による上記ワーク(150)の撮像位置を決定するステップを含む、構成8の制御方法。
(構成11)
上記ワーク(150)の過去の位置ずれ量に基づいて、上記三次元カメラ(120)による上記ワーク(150)の撮像位置を決定するステップと、
上記三次元カメラ(120)により、上記ワーク(150)の撮像データを取得するステップと、
今回の撮像データから推定した上記ワーク(150)の位置ずれ量により、上記ワーク(150)の過去の位置ずれ量を更新するステップとをさらに含む、構成10の制御方法。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内で全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された開示内容は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
100,900,1000 搬送システム、110 マニピュレータ、120 三次元カメラ、130,1100 搬送ロボット、140 在荷部、150 ワーク、201 加速度センサ、202 角速度センサ、203 慣性量取得部、204 2D LiDAR、205 搬送指示用外部インターフェイス、206 自律走行制御部、207 慣性量ログデータ、208 位置ずれ量演算部、209 制御部、210 モータ駆動部、211 モータ、215 位置情報取得部、220 載置位置データ、230 過去の位置ずれ量、240 記憶部、500 センサ、510,520,530 センサの設置場所、910,1010 ツール、1120 台、1150 第1のトレイ、1160 第2のトレイ。

Claims (11)

  1. ワークを搬送する搬送システムであって、
    前記ワークを搬送する搬送機構と、
    先端に着脱機構を有し、前記ワークを取得または載置するためのマニピュレータと、
    前記搬送機構の上に載置された前記ワークの位置のずれを推定する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記マニピュレータが前記ワークを前記搬送機構上に載置し、前記搬送機構が目標位置まで移動したことに基づいて、前記ワークの位置ずれ量を推定し、
    前記ワークの位置ずれ量に基づいて、前記ワークを取得するときの前記着脱機構の移動先を決定する、搬送システム。
  2. 加速度センサと、
    ジャイロセンサとをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記搬送機構の移動中における前記加速度センサの出力データと、前記ジャイロセンサの出力データとを取得し、
    前記加速度センサの出力データおよび前記ジャイロセンサの出力データに基づいて、前記ワークの位置ずれ量を推定する、請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記マニピュレータに設けられた三次元カメラをさらに備え、
    前記ワークを取得するときの前記着脱機構の移動先を決定することは、前記三次元カメラによる前記ワークの撮像位置を決定することを含む、請求項1に記載の搬送システム。
  4. 前記三次元カメラの撮像データから算出された前記ワークの過去の位置ずれ量を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記ワークの過去の位置ずれ量に基づいて、前記三次元カメラによる前記ワークの撮像位置を決定し、
    前記三次元カメラにより、前記ワークの撮像データを取得し、
    今回の撮像データから推定した前記ワークの位置ずれ量により、前記ワークの過去の位置ずれ量を更新する、請求項3に記載の搬送システム。
  5. 前記搬送機構は、前記ワーク用の在荷部を含み、
    前記在荷部は、前記搬送機構の移動中における前記ワークの移動方向を1次元方向に限定するための溝を含む、請求項1~4のいずれかに記載の搬送システム。
  6. 前記搬送機構は、前記ワークを載置するための平坦な在荷部を含む、請求項1~4のいずれかに記載の搬送システム。
  7. 前記マニピュレータは、台の上に設置されており、
    前記ワークを取得するときの前記着脱機構の移動先を決定することは、前記搬送機構が前記台の近傍に停止したときにおける前記着脱機構の移動先を決定することを含む、請求項1~6のいずれかに記載の搬送システム。
  8. ワークを搬送する搬送システムの制御方法であって、
    マニピュレータによりワークを搬送機構上に載置するステップと、
    前記搬送機構が目標位置まで移動したことに基づいて、前記ワークの位置ずれ量を推定するステップと、
    前記ワークの位置ずれ量に基づいて、前記ワークを取得するときの前記マニピュレータの先端の着脱機構の移動先を決定するステップとを含む、制御方法。
  9. 前記搬送機構の移動中における加速度センサの出力データと、ジャイロセンサの出力データとを取得するステップと、
    前記加速度センサの出力データおよび前記ジャイロセンサの出力データに基づいて、前記ワークの位置ずれ量を推定するステップとをさらに含む、請求項8に記載の制御方法。
  10. 前記ワークを取得するときの前記着脱機構の移動先を決定するステップは、三次元カメラによる前記ワークの撮像位置を決定するステップを含む、請求項8に記載の制御方法。
  11. 前記ワークの過去の位置ずれ量に基づいて、前記三次元カメラによる前記ワークの撮像位置を決定するステップと、
    前記三次元カメラにより、前記ワークの撮像データを取得するステップと、
    今回の撮像データから推定した前記ワークの位置ずれ量により、前記ワークの過去の位置ずれ量を更新するステップとをさらに含む、請求項10に記載の制御方法。
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