JP2022138751A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022138751000001
【課題】永久磁石を有効に利用する発電装置の提供をする。
【解決手段】発電装置1は、コイル2と第1ヨーク3と第2ヨーク41と永久磁石43と第3ヨーク42とを有する。第1ヨークは、コイルが巻かれた第1本体部31と第1本体部ら右方向に突出する第1突出部311および第2突出部312とを有する。第2ヨークは、第2本体部411と第2本体部から左方向に突出する第3突出部412および第4突出部413とを有する。永久磁石は第2本体部と向かい合う第1磁極面431と、第3ヨークと向かい合う第2磁極面432とを有する。第3ヨークは永久磁石の第2磁極面に取り付けられている。第1ヨークまたは第2ヨークが第1位置から第2位置へと移動する時、第2突出部が第4突出部に近づき、第1突出部が第3突出部から離れると共に第3ヨークと接触する。
【選択図】図1

Description

本開示は、発電装置に関し、より詳細には、電磁誘導発電を用いて運動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電装置に関する。
近年、発電装置を内蔵したスイッチが提案されている。発電装置を内蔵したスイッチは、例えば操作者による押圧などにより発電装置が発電した電力で、例えばスマートフォンなどの外部機器に信号を送信する。
発電装置の発電方法としては、たとえば電磁誘導が用いられる。発電装置は、コイルと、第1永久磁石と、第2永久磁石と、ヨークとを備えている。コイルは、ヨークに巻かれている。ヨークは、たとえば左右方向に移動可能に構成されている。第1永久磁石は、ヨークに対して左方向に配置されており、第2永久磁石は、ヨークに対して右方向に配置されている。そして、ヨークは、左方向に移動して第1永久磁石と磁気的に接続し、右方向に移動して第2永久磁石と磁気的に接続する。
ここで、ヨークと第1永久磁石とが磁気的に接続しているときは、ヨークと第2永久磁石とは磁気的に接続されていない。また、ヨークと第2永久磁石とが磁気的に接続しているときは、ヨークと第1永久磁石とは磁気的に接続されていない。くわえて、第1永久磁石と第2永久磁石とは、ヨークのコイルが巻かれる部位に異なる向きの磁界を印加するように構成されている。
すなわち、第1永久磁石およびヨークが磁気的に接続するときと、第2永久磁石およびヨークが磁気的に接続するときとでは、ヨークのコイルが巻かれる部位に流れる磁界の向きは異なっている。これにより、発電装置は、ヨークの移動により、コイル内を通る磁界の向きを変化させることができるのでコイルで誘導起電力を発生できる。
特許第5824647号公報
しかしながら、このような従来の発電装置は、ヨークが左方向に移動したときには第2永久磁石が磁気回路から切り離されており、ヨークが右方向に移動したときには第1永久磁石が磁気回路から切り離されていた。つまり、従来の発電装置は、コイル内を通る磁界を変化させる磁石を有効に利用できていなかった。
そこで、本開示は、上記の課題に鑑み、コイル内部を通る磁界を変化させる永久磁石を有効に利用する発電装置の提供を目的とする。
本開示の一態様に係る発電装置は、コイルと、第1ヨークと、第2ヨークと、永久磁石と、第3ヨークとを有する。
第1ヨークは、磁性体で形成されており、コイルが巻かれた第1本体部と、第1本体部ら右方向に突出する第1突出部および第2突出部とを有する。
第2ヨークは、磁性体で形成されており、第2本体部と、第2本体部から左方向に突出する第3突出部および第4突出部とを有する。
永久磁石は、第2本体部と向かい合う第1磁極面と、第3ヨークと向かい合う第2磁極面とを有する。第2磁極面は、第1磁極面の反対側に位置しており、第1磁極面とは極性が異なる。
第3ヨークは、磁性体で形成されており、永久磁石の第2磁極面に取り付けられている。
また、第1ヨークまたは第2ヨークは、第1位置と第2位置との間を移動可能に構成されている。第1ヨークまたは第2ヨークが第1位置から第2位置へと移動するとき、第2突出部が第4突出部に近づき、第1突出部が第3突出部から離れるとともに第3ヨークと接触する。第1ヨークまたは第2ヨークが第2位置から第1位置へと移動するとき、第1突出部が第3突出部に近づくとともに第2突出部が第4突出部から離れ第3ヨークに近づく。
発電装置は、第1ヨークまたは第2ヨークが第1位置にあるときには永久磁石と第3突出部と第1本体部と第3ヨークとで磁気回路を形成する。また、発電装置は、第1ヨークまたは第2ヨークが第1位置にあるときには永久磁石と第4突出部と第1本体部と第3ヨークとで磁気回路を形成する。
ここで、第2ヨークと向かい合う永久磁石の第1磁極面の磁極は、第3ヨークと向かい合う永久磁石の第2磁極面の極性と異なっている。そのため、第1ヨークの第1本体部を流れる磁界の向きは、第1ヨークまたは第2ヨークが第1位置から第2位置へと移動したときと第1ヨークまたは第2ヨークが第2位置から第1位置へと移動したときとで逆方向になる。
このように、永久磁石は、第1ヨークまたは第2ヨークが第1位置から第2位置へと移動したときと第第1ヨークまたは第2ヨークが第2位置から第1位置へと移動したときとで、コイルが巻かれた第1ヨークの第1本体部に対して2つの異なる向きの磁界を印加する。
そのため、発電装置は、第1ヨークまたは第2ヨークが第1位置から第2位置へと移動するときと第2位置から第1位置へと移動するときの両方において、永久磁石の発生させる磁界を利用して発電できる。
よって、本発明は、永久磁石を有効に利用する発電装置を提供できる。
本実施の形態における発電装置の模式図 図1における領域αの拡大図 本実施の形態における発電装置において、第1ヨークが第1位置にある状態の模式図 本実施の形態における発電装置において、第1ヨークが第2位置にある状態の模式図 発電装置の第1の変形例 発電装置の第2の変形例
以下、本開示に係る発電装置の実施の形態を、図面に基づき説明する。なお、下記に開示される実施の形態はすべて例示であって、本開示に係る発電装置に制限を加える意図はない。
また、下記に開示される実施の形態では、必要以上の詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項についての詳細な説明や、実質的に同一の構成についての重複する説明を、省略する場合がある。これは、説明が不必要に冗長になるのを避けることで、当業者の理解を容易にするためである。
なお、本開示では、「上」、「下」、「左」、「右」等の方向を示す用語を用いて説明するが、これらは相対的な位置関係を示しているだけであり、それにより本開示が限定されるものではない。
(概要)
図1を参照して発電装置1の構成について説明する。図1は、本実施の形態における発電装置の模式図である。
発電装置1は、コイル2と、第1ヨーク3と、第2ヨーク41と、第3ヨーク42と、永久磁石43とを有する。
第1ヨーク3は、磁性体で形成されており、上下方向に移動可能に構成されている。第1ヨーク3は、第1本体部31と、第1本体部31のから右方向に突出する第1突出部311と、第1本体部31から右方向に突出する第2突出部312とを有する。第1本体部31には、コイル2が巻かれている。
第2ヨーク41は磁性体で形成されている。第2ヨーク41は、第2本体部411と、第2本体部411から左方向に突出する第3突出部412と、第2本体部411から左方向に突出する第4突出部413とを有する。
永久磁石43は、第2ヨーク41の第2本体部411に取り付けられている。永久磁石43は、第1磁極面431と第2磁極面432とを有する。第1磁極面431は、第2ヨーク41の第2本体部411と向かい合っている。第2磁極面432は、第1磁極面431の反対に位置する。ここで、第1磁極面431の極性は第2磁極面432の極性と異なっている。つまり、第1磁極面431がN極であるとき第2磁極面はS極であり、第1磁極面431がS極であるとき第2磁極面はN極である。
第3ヨーク42は、磁性体で形成されている。第3ヨーク42は、永久磁石43の第2磁極面432に取り付けられている。
次に、図2および図3を参照して発電装置1の動作について説明する。
第1ヨーク3は前述の通り、上下方向に移動可能に構成されている。第1ヨーク3が上方向に移動するとき、第1ヨーク3の第1突出部311は第2ヨーク41の第3突出部412に近づく。また、第1ヨーク3の第2突出部312は、第2ヨーク41の第4突出部413から離れて第3ヨーク42に近づく。この状態にあるときの第1ヨーク3および第2ヨーク41の位置を第1位置とする。
また、第1ヨーク3が下方向に移動するとき、第1ヨーク3の第2突出部312は第2ヨーク41の第4突出部413に近づく。また、第1ヨーク3の第1突出部311は、第2ヨーク41の第3突出部413から離れて第3ヨーク42に近づく。この状態にあるときの第1ヨーク3および第2ヨーク41の位置を第2位置とする。
ここで、第1ヨーク3が第1位置にいるとき、永久磁石43から第2ヨーク41の第3突出部412と第1ヨーク3と第3ヨーク42とを経て永久磁石43へと戻る磁気回路が形成される。また、第1ヨーク3が第2位置にいるとき、永久磁石43から第2ヨーク41の第4突出部412と第1ヨーク3と第3ヨーク42とを経て永久磁石43へと戻る磁気回路が形成される。
また、永久磁石43の第1磁極面431は永久磁石の第2磁極面432と極性が異なっている。そのため、第1ヨーク3が第1位置にいるときに形成される磁気回路と第1ヨーク3が第2位置にいるときに形成される磁器回路とは、コイル2が巻かれた第1ヨーク3の第1本体部31に反対向きの磁界を印加する。
そして、コイル2は、第1ヨーク3の上下方向の移動により生じる第1ヨーク3の第1本体部31を通過する磁界の変化によって電力を発生する。
このような構成を有することにより、発電装置1は、第1ヨーク3が上方向に移動したときと第1ヨーク3が下方向に移動したときとの両方において、永久磁石43の発生させる磁界を利用して発電できる。つまり、発電装置1は、永久磁石43の磁界を有効に利用できる。
なお、第1ヨーク3が移動する場合を一例として挙げて説明したが、発電装置1は、第2ヨーク41が移動する構成であってもよく、第1ヨーク3と第2ヨーク41との双方が移動する構成であってもよい。第2ヨーク41が移動する場合、第2ヨーク41は下向きに移動することで第1位置に移動し、上向きに移動することで第2位置に移動する。また、このとき、第3ヨーク42と永久磁石43とは、第2ヨーク41と連動して移動する。第2ヨーク41が移動する構成においては、第1ヨーク3に連動してコイル2が移動することを抑制できるため、コイル2への配線が容易になる。
また、第1ヨーク3と第2ヨーク41との双方が移動する場合、第1ヨーク3の移動する方向と第2ヨーク41の移動する方向とは逆向きであることが好ましい。言い換えると、第1ヨーク3が上向きに移動することで第1位置に移動する場合は、第2ヨーク41は下向きに移動することで第1位置に移動することが好ましい。また、第1ヨーク3が下向きに移動することで第2位置に移動する場合は、第2ヨーク41は上向きに移動することで第2位置に移動することが好ましい。これにより、発電装置1は、第1ヨーク3の第1本体部31を通過する磁界の向きをより素早く変化させることができる。
(詳細な説明)
図1および図2を参照して、発電装置1の構成についてより詳細に説明する。図1は、本実施の形態における発電装置の模式図であり、図2は、図1における領域αの拡大図である。
発電装置1は、コイル2と、第1ヨーク3と、第2ヨーク41と、永久磁石43と、第3ヨーク42と、樹脂部5とを有する。
コイル2は、例えば銅線などの導線21が第1ヨーク3に巻きつけられて形成されている。ここで、導線21のコイル2を形成する部分は、例えばエナメルや樹脂といった絶縁性の材料によって第1ヨーク3と電気的に絶縁されている。
第1ヨーク3は、例えば鉄やフェライト等の磁性体で形成されている。第1ヨーク3は、例えばスライド機構などによって上下方向に移動可能に構成されている。第1ヨーク3は、第1本体部31と、第1突出部311と、第2突出部312とを有する。ここで、第1本体部31と第1突出部311と第2突出部312とは、例えばプレス加工などで一体に成形されている。
第1本体部31は、上下方向に沿って延びている。そして、第1本体部31には、導線21が巻きつけられてコイル2が形成されている。第1突出部311は、第1本体部31の上端と繋がり、右方向に突出している。第2突出部312は、第1本体部31の下端と繋がり、右方向に突出している。
第2ヨーク41は、例えば鉄やフェライト等の磁性体で形成されている。第2ヨーク41は、第2本体部411と、第3突出部412と、第4突出部413とを有する。ここで、第2本体部411と第3突出部412と第2突出部413とは、例えばプレス加工などで一体に成形されている。
第2本体部411には左方向に開口する凹部411aが形成されている。第3突出部412は、第2本体部411の上端から左方向に突出している。ここで、第3突出部412は、上方向に移動する第1ヨーク3の第1突出部311と接触する程度に第2本体部411から突出している。また、第4突出部413は、第2本体部411の下端から左方向に突出している。ここで、第4突出部413は、下方向に移動する第1ヨーク3の第2突出部312と接触する程度に第2本体部411から突出している。
永久磁石43は、例えばネオジウム系磁石やフェライト系磁石である。永久磁石43は、右側面に第1磁極面431を、左側面に第2磁極面432を有する。そして、第1磁極面431と第2磁極面432とは極性が異なっている。言い換えると、永久磁石43は、第1磁極面431がN極であるときには第2磁極面がS極となるように、第1磁極面431がS極であるときには第2磁極面がN極となるように、左右方向に着磁されている。
永久磁石43は、第2本体部411の凹部411aと嵌合して第2本体部に取付けられている。そのため、第1磁極面431は、凹部411a内に配置されて第2本体部411と接触している。一方で、第2磁極面432は、凹部411a内で永久磁石43の磁束が循環することを防ぐために、凹部411aの外に位置している。言い換えると、永久磁石43は、凹部411aから突出して設けられている。ここで、永久磁石43は、下方向に移動した第1ヨーク3の第1突出部311や上方向に移動した第2突出部312とは接触しない程度に第2本体部411(凹部411a)から突出している。
第3ヨーク42は、例えば鉄やフェライト等の磁性体で形成されている。第3ヨーク42は、永久磁石43の第2磁極面432に取付けられている。ここで、第3ヨーク42は、永久磁石43の磁力によって第2磁極面432に吸着されている。また、第3ヨーク42の永久磁石43(第2磁極面432)と接する面は、永久磁石43に向かって膨らむ曲面状に形成されている。
樹脂部5は、例えば、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂などの樹脂材料によって形成される。樹脂部5は、永久磁石43と第2ヨーク41の凹部411aの周辺を覆って、第2ヨーク41の凹部411aからの永久磁石43の抜けを防止している。ここで、樹脂部5は、永久磁石43の第2磁極面432を樹脂部5から露出するように設けられている。
次に、図3および図4を参照して発電装置1の動作についてより詳細に説明する。図3は、本実施の形態における発電装置において、第1ヨーク3が第1位置にある状態の模式図であり、図4は、本実施の形態における発電装置において、第1ヨーク3が第2位置にある状態の模式図である。
ここで、第1位置は、第1ヨーク3の第1突出部311と第2ヨーク41の第412とが接触している状態における第1ヨーク3または第2ヨーク41の位置を示し、第2位置は、第1ヨーク3の第2突出部312と第2ヨーク41の第413とが接触している状態における第1ヨーク3または第2ヨーク41の位置を示す。
なお、説明を簡略化するために、永久磁石43の第1磁極面431がN極である場合を一例として用いて説明する。
第1ヨーク3は、第1位置と第2位置との間を移動する。第1ヨーク3は、第1位置から下方へ移動することで第2位置へと移動し、第2位置から上方へ移動することで第1位置へと移動する。
第1ヨーク3が第1位置にあるとき、第1ヨーク3の第1突出部311は第2ヨーク41の第3突出部412と接触しており、第1ヨーク3の第2突出部312が第3ヨーク42と接触している。このとき、第1突出部311と第3突出部412との接触面積および第2突出部312と第3ヨーク42との接触面積は、永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭い。
そのため、第1ヨーク3が第1位置にあるとき、永久磁石43の第1磁極面431からの磁界は、第2ヨークの第2本体部411、第3突出部412、第1ヨーク3の第1突出部311、第1本体部31、第2突出部312、第3ヨーク42の順番で通過して永久磁石43の第2磁極面432へ戻ってくる。
つまり、第1ヨーク3が第1位置にあるとき、第1ヨーク3の第1本体部31に下方向へと向かう磁界を印加する磁気回路が形成される。 また、第1ヨーク3が第2位置にあるとき、第1ヨーク3の第1突出部311が第3ヨーク42と接触しており、第1ヨーク3の第2突出部312が第2ヨーク41の第4突出部413と接触している。このとき、第1突出部311と第3ヨーク42との接触面積および第2突出部312と第4突出部413との接触面積は、永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭い。
そのため、第1ヨーク3が第1位置にあるとき、永久磁石43の第1磁極面431からの磁界は、第2ヨークの第2本体部411、第4突出部413、第1ヨーク3の第2突出部312、第1本体部31、第1突出部311、第3ヨーク42の順番で通過して永久磁石43の第2磁極面432へ戻ってくる。
つまり、第1ヨーク3が第2位置にあるとき、第1ヨーク3の第1本体部31に上方向へと向かう磁界を印加する磁気回路が形成される。
このように、発電装置1は、第1位置と第2位置との間の第1ヨーク3の移動で磁気回路を切替え、第1本体部31(コイル2の内部)を通る磁界の向きを変化させることにより、コイル2で誘導起電力を発生させて発電する。
発電装置1は、上述のように構成され、動作する。ここで、発電装置1は、永久磁石43の第1磁極面431と第2ヨーク41の第2本体部411とが向かい合うようにして第2本体部411に取付けられた永久磁石43を有しており、永久磁石43の第2磁極面432に取付けられた第3ヨーク42を有している。言い換えると、発電装置1は、永久磁石43を介して第2ヨーク41と磁気的に繋がっている第3ヨーク42を有している。
そのため、発電装置1は、第1ヨーク3が第1位置にいるときに形成される磁気回路と第1ヨーク3が第2位置にいるときに形成される磁気回路との両方の磁気回路で永久磁石43が寄与させることができ、永久磁石43を効率的に利用できる。
なお、第1ヨーク3が移動する場合を一例として挙げて説明したが、発電装置1は、第2ヨーク41が移動する構成であってもよく、第1ヨーク3と第2ヨーク41との双方が移動する構成であってもよい。第2ヨーク41が移動する場合、第2ヨーク41は下向きに移動することで第1位置に移動し、上向きに移動することで第2位置に移動する。また、このとき、第3ヨーク42と永久磁石43とは、第2ヨーク41と連動して移動する。第2ヨーク41が移動する構成においては、第1ヨーク3に連動してコイル2が移動することを抑制できるため、コイル2への配線が容易になる。
また、第1ヨーク3と第2ヨーク41との双方が移動する場合、第1ヨーク3の移動する方向と第2ヨーク41の移動する方向とは逆向きであることが好ましい。言い換えると、第1ヨーク3が上向きに移動することで第1位置に移動する場合は、第2ヨーク41は下向きに移動することで第1位置に移動することが好ましい。また、第1ヨーク3が下向きに移動することで第2位置に移動する場合は、第2ヨーク41は上向きに移動することで第2位置に移動することが好ましい。これにより、発電装置1は、第1ヨーク3の第1本体部31を通過する磁界の向きをより素早く変化させることができる。
なお、発電装置1は、コイル2が発電可能な程度の磁界の向きの変化を第1ヨーク3の第1本体部31に起こせるのであれば次の変更を加えてもよい。例えば、発電装置1は、第1ヨーク3と第2ヨーク41との間および第1ヨーク3と第3ヨーク42との間に間隙が形成されていても、非磁性体が存在していてもよい。また、例えば、発電装置1は、第2ヨーク41に凹部411aを形成せず、永久磁石43と第2ヨーク41のとの間にテープや接着剤などの非磁性体が介在して永久磁石43と第2本体部411とが取付けられてもよく、永久磁石43と第2本体部411とは永久磁石43の磁力で吸着されていてもよい。また、例えば、発電装置1は、第3ヨーク42と永久磁石43との間にテープや接着剤などの非磁性体が介在して第3ヨーク42と永久磁石43とが取付けられてもよく、永久磁石43と第3ヨーク42とは永久磁石43の磁力で吸着されていてもよい。
ところで、発電装置1は、第1ヨーク3が第1位置に移動するとき、例えば、第1ヨーク3や第2ヨーク41などの寸法精度のばらつきなどの理由により、第1ヨーク3の第1突出部311と第2ヨーク41の第3突出部412とが接触するよりも先に、第1ヨーク3の第2突出部312と第3ヨーク42とが接触する場合がある。また、発電装置1は、同様の理由により、第1ヨーク3が第2位置に移動する場合に、第1ヨーク3の第2突出部312と第2ヨーク41の第4突出部413とが接触するよりも先に、第1突出部311と第3ヨーク42とが接触する場合がある。
しかしながら、発電装置1は、第3ヨーク42が永久磁石43の磁力によって吸着されて永久磁石43の第2磁極面432に取付けられるよう構成されている。つまり、第3ヨーク42は、永久磁石43に磁力で吸着保持されており、上方向や下方向に移動または傾倒できるよう構成されている。
そのため、発電装置1は、第1ヨーク3の第1突出部311と第2ヨーク41の第3突出部412とが接触するよりも先に第1ヨーク3の第2突出部312と第3ヨーク42とが接触したとしても、第1ヨーク3の第2突出部312が第3ヨーク42を上方向へと移動または傾倒させることで、第1突出部311と第3突出部412とを接触させることができる。また、発電装置1は、第1ヨーク3の第2突出部312と第2ヨーク41の第4突出部413とが接触するよりも先に第1ヨーク3の第1突出部311と第3ヨーク42とが接触したとしても、第1ヨーク3の第1突出部311が第3ヨーク42を下方向へと移動または傾倒させることで、第2突出部312と第4突出部413とを接触させることができる。
このように、発電装置1は、永久磁石43の磁力で吸着された第3ヨークを有することにより、第1ヨーク3の移動により形成される磁気回路の磁気抵抗が寸法精度のばらつき等によって増大することを抑制できる。
なお、発電装置1は、第1ヨーク3の第1突出部311と第2ヨーク41の第3突出部412とが接触しない構成であったとしても、第3ヨーク42を上方向に移動または傾倒させることで、第1突出部311と第3突出部412との距離を縮めることができる。また、発電装置1は、第1ヨーク3の第2突出部312と第2ヨーク41の第4突出部413とが接触しない構成であったとしても、第3ヨーク42を下方向に移動または傾倒させることで、第2突出部312と第4突出部413との距離を縮めることができる。つまり、発電装置1は、第1ヨーク3の移動により形成される磁気回路の磁気抵抗が寸法精度のばらつき等によって増大することを抑制できる。
なお、発電装置1は、凹部411aと嵌合せず、永久磁石43の磁力で第2ヨーク41に吸着して取付けられた永久磁石43を有していてもよい。この場合、発電装置1は、永久磁石43の上方向や下方向への移動または傾倒に伴って、第3ヨーク42は上方向や下方向に移動または傾倒できる。よって、発電装置1は、第1ヨーク3の移動により形成される磁気回路の磁気抵抗が寸法精度のばらつき等によって増大することを抑制できる。この場合、永久磁石43と第3ヨーク42とが、例えば接着剤や両面テープ等におって固定されていてもよい。
くわえて、発電装置1は、第3ヨーク42の永久磁石43(第2磁極面432)と接する面を永久磁石43に向かって膨らむ曲面状に形成している。これにより、発電装置1は、第3ヨーク42は上方向や下方向へより傾倒しやすくなり、第1ヨーク3の移動により形成される磁気回路の磁気抵抗が寸法精度のばらつき等によって増大することをより抑制できる。
なお、発電装置1は、永久磁石43の第3ヨーク42と接する面(第2磁極面432)を第3ヨーク42に向かって膨らむ曲面状に形成してもよい。また、発電装置1が永久磁石43の磁力で第2ヨーク41に吸着して取付けられた永久磁石43を有する構成である場合、発電装置1は、永久磁石43の第2ヨーク41(第2本体部411)と接する面(第1磁極面431)を第2ヨーク41に向かって膨らむ曲面状に形成、または、第2ヨーク41(第2本体部411)の永久磁石43(第1磁極面)と接する面を永久磁石43に向かって膨らむ曲面状に形成してもよい。また、永久磁石43(第1磁極面432)に形成された曲面と第3ヨーク42に形成された曲面とが接触してもよく、永久磁石43(第1磁極面431)に形成された曲面と第2ヨーク41(第2本体部411)に形成された曲面とが接触してもよい。ここで、曲面状とは、球状の面や面取りされて丸みを帯びた面をも含む。
さらに、発電装置1は、第1ヨーク3が第1位置にあるとき、第1ヨーク3の第1突出部311と第2ヨーク41の第3突出部412との接触面積が、永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭くなるように構成されている。これにより、発電装置1は、第1突出部311と第3突出部412とが接する部位で磁気飽和を生じさせることができ、第1本体部31を通る磁束の量を調整しやすくなる。そのため、発電装置1は、発電する電力値のばらつきを抑制できる。
なお、発電装置1は、第1ヨーク3の第2突出部312と第3ヨーク42との接触面積が永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭くなるように構成して磁気飽和を生じさせ、第1本体部31を通る磁束の量を調整してもよい。
また、発電装置1は、第1ヨーク3が第2位置にあるとき、第1ヨーク3の第1突出部311と第3ヨーク42との接触面積が、永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭くなるように構成されている。これにより、発電装置1は、第1突出部311と第3ヨーク42とが接する部位で磁気飽和を生じさせることができ、第1本体部31を通る磁束の量を調整しやすくなる。そのため、発電装置1は、発電する電力値のばらつきを抑制できる。
なお、発電装置1は、第1ヨーク3の第2突出部312と第2ヨーク41第4突出部413との接触面積が永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭くなるように構成して磁気飽和を生じさせて、第1本体部31を通る磁束の量を調整してもよい。
[変形例]
図5、図6に発電装置1の変形例を示す。図5は、発電装置の第1の変形例を示し、図6は、発電装置の第2の変形例を示す。
先述の実施の形態では、発電装置1は、第1ヨーク3と第2ヨーク41との接触面積や第1ヨーク3と第3ヨーク42との接触面積を、永久磁石43と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭く形成することで第1本体部31を通る磁束の量を調整していた。
しかしながら、図5に示すように、発電装置1は、第2ヨーク41にテーパ部415を形成してもよい。ここで、テーパ部415を通る磁束の流れに直交する方向での断面積は、永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭くなるように構成されていると好ましい。これにより、発電装置1は、テーパ部415で磁気飽和を生じさせることができ、第1本体部31を通る磁束の量を調整しやすくなり、発電する電力値のばらつきを抑制できる。
また、図6に示すように、発電装置1は、第3ヨーク42にスリット部416を形成してもよい。ここで、スリット部416を通る磁束の流れに直交する方向でのスリット部415の断面積は、永久磁石43(第1磁極面431)と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43(第2磁極面432)と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭くなるように構成されていると好ましい。
これにより、発電装置1は、スリット部416で磁気飽和を生じさせることができるので第1本体部31を通る磁束の量を調整しやすくなり、発電する電力値のばらつきを抑制できる。
なお、発電装置1は、第1ヨーク3と第2ヨーク41との接触面積や第1ヨーク3と第3ヨーク42との接触面積を永久磁石43と第2ヨーク41とが向かい合う面積および永久磁石43と第3ヨーク42とが向かい合う面積よりも狭く形成する構成と、テーパ部415と、スリット部416とが組合せられていてもよい。また、テーパ部415やスリット部416は、第1ヨーク3や第3ヨーク42に形成されていてもよい。これにより、発電装置1は、第1本体部31を通る磁束の量をより調整しやすくなり、発電する電力値のばらつきを抑制できる。
1 発電装置
2 コイル
21 導線
3 第1ヨーク
31 第1本体部
311 第1突出部
312 第2突出部
41 第2ヨーク
411 第2本体部
411a 凹部
412 第3突出部
413 第4突出部
414 凹部
415 テーパ部
416 スリット部
42 第3ヨーク
43 永久磁石
431 第1磁極面
432 第2磁極面

Claims (10)

  1. コイルと、
    前記コイルが巻かれた第1本体部と、前記第1本体部から右方向に突出する第1突出部および第2突出部とを有し、磁性体で形成される第1ヨークと、
    第2本体部と、前記第2本体部から左方向に突出する第3突出部および第4突出部とを有し、磁性体で形成される第2ヨークと、
    前記第2本体部と向かい合う第1磁極面と、前記第1磁極面の反対側に位置し前記第1磁極面とは極性が異なる第2磁極面とを有し、前記第2本体部に取り付けられた永久磁石と、
    前記永久磁石の前記第2磁極面に取付けられ、磁性体で形成される第3ヨークと、
    を備え、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークは、第1位置と第2位置との間を移動可能に構成されており、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第1位置から前記第2位置へと移動するとき、前記第2突出部が前記第4突出部に近づくとともに、前記第1突出部が前記第3突出部から離れて前記第3ヨークに近づき、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第2位置から前記第1位置へと移動するとき、前記第1突出部が前記第3突出部に近づくとともに、前記第2突出部が前記第4突出部から離れて前記第3ヨークに近づく、
    ことを特徴とする発電装置。
  2. 前記第3ヨークは、前記永久磁石の磁力で吸着されて取付けられており、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第1位置から前記第2位置へと移動するとき、前記第1突出部は前記第3ヨークに接触して前記第3ヨークを移動させ、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第2位置から前記第1位置へと移動するとき、前記第2突出部は前記第3ヨークに接触して前記第3ヨークを移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記永久磁石は、前記永久磁石の磁力で前記第2ヨークに吸着されて取付けられており、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第1位置から前記第2位置へと移動するとき、前記第1突出部が前記第3ヨークに接触して前記永久磁石を移動させ、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第2位置から前記第1位置へと移動するとき、前記第2突出部は前記第3ヨークに接触して前記永久磁石を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  4. 前記第3ヨークの前記永久磁石との接触面は、前記永久磁石に向かって膨らむ曲面であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の発電装置。
  5. 前記永久磁石の前記第3ヨークとの接触面は、前記第3ヨークに向かって膨らむ曲面である、
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の発電装置。
  6. 前記永久磁石は、前記第2本体部と前記第3ヨークとに接しており、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第1位置から前記第2位置へと移動することで、前記第1突出部と前記第3ヨークとは接触し、前記第2突出部と前記第4突出部とは接触し、
    前記第1ヨークまたは前記第2ヨークが前記第2位置から前記第1位置へと移動することで、前記第1突出部と前記第3突出部とは接触し、前記第2突出部と前記第3ヨークとは接触し、
    前記第1突出部と前記第3突出部とが接触し前記第2突出部と前記第3ヨークとが接触しているとき、前記第1突出部と前記第3突出部との接触面積または前記第2突出部と前記第3ヨークとの接触面積は、前記永久磁石と前記第2本体部とが向かい合う面積および前記永久磁石と前記第3ヨークとが向かい合う面積よりも狭く、
    前記第1突出部と前記第3ヨークとが接触し前記第2突出部と前記第4突出部とが接触しているとき、前記第1突出部と前記第3ヨークとの接触面積または前記第2突出部と前記第4突出部との接触面積は、前記永久磁石と前記第2本体部とが向かい合う面積および前記永久磁石と前記第3ヨークとが向かい合う面積よりも狭い、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の発電装置。
  7. 前記第2ヨークまたは前記第3ヨークまたは第1ヨークは、テーパ部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の発電装置。
  8. 第2ヨークまたは第3ヨークまたは第1ヨークは、スリット部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の発電装置。
  9. 前記第1本体部は、前記永久磁石と嵌合する凹部をさらに有し、
    前記永久磁石は、前記凹部から突出するよう前記凹部に嵌合しており、
    前記第2磁極面は、前記凹部の外に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の発電装置。
  10. 前記第1ヨークと前記第2ヨークとは、第1位置と第2位置との間を移動可能に構成されており、
    前記第1ヨークが前記第1位置へと移動する方向と前記第2ヨークが前記第1位置へと移動する方向とは逆向きであり、
    前記第1ヨークが前記第2位置へと移動する方向と前記第2ヨークが前記第2位置へと移動する方向とは逆向きである、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の発電装置。
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