JP2022135075A - 制御装置、端末装置、可動装置、制御システムおよび方法 - Google Patents

制御装置、端末装置、可動装置、制御システムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コミュケーションの適切な進行を支援する。【解決手段】複数の端末装置のうちの各端末装置からユーザ間のコミュニケーションのための発言データを受信するデータ通信部と、前記データ通信部により受信された前記発言データに基づき、前記ユーザ間のコミュニケーションの傾向を分析する傾向分析部と、前記傾向分析部により所定の分析結果が得られたことに基づき、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1の端末装置に、前記ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを送信する送信部と、を備える、制御装置。【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置、端末装置、可動装置、制御システムおよび方法に関する。
近年、ブロードバンドやクラウド環境の普及、および、情報通信技術の発達に伴うコミュニケーションツールの発達により、互いに遠隔する参加者間で映像および音声を共有することで実現される遠隔会議が広がりつつある。
遠隔会議を実現するシステムを開示する文献として、例えば特許文献1が知られている。具体的には、特許文献1に開示されているシステムは、会議の参加者の発言に関するデータを参加者毎に記録する記録手段と、各地点の記録手段で記録されたデータを、会議の進行役、特定の参加者もしくは参加者全員のディスプレイ装置に表示させる制御手段とを備える。発言に関するデータとしては、各参加者の発言の機会数及び発言時間が挙げられている。会議の参加者は、当該発言に関するデータの表示を見ることで、ほとんど発言していない参加者の存在を認知して、当該参加者に発言を促し得る。
特開2007-325063号公報
しかし、各参加者の発言の機会数及び発言時間などが表示されても、会議の参加者は、ほとんど発言をしていない参加者の存在などを直ちに理解することは困難であり、また、会議の適切な進行に必ずしも繋げられない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、コミュケーションの適切な進行を支援することが可能な、新規かつ改良された制御装置、端末装置、可動装置、制御システムおよび方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数の端末装置のうちの各端末装置からユーザ間のコミュニケーションのための発言データを受信するデータ通信部と、前記データ通信部により受信された前記発言データに基づき、前記ユーザ間のコミュニケーションの傾向を分析する傾向分析部と、前記傾向分析部により所定の分析結果が得られたことに基づき、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1の端末装置に、前記ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを送信する送信部と、を備える、制御装置が提供される。
前記所定の分析結果は、発言量に関する偏りの大きさが基準値以上であるユーザが存在することを示す分析結果であってもよい。
前記送信部は、発言量が多い側への前記偏りの大きさが前記基準値以上であるユーザが存在することを示す分析結果が得られた場合、前記誘導メッセージとして、当該ユーザ以外のユーザからの発言を誘導するメッセージを送信してもよい。
前記送信部は、発言量が少ない側への前記偏りの大きさが前記基準値以上であるユーザが存在することを示す分析結果が得られた場合、前記誘導メッセージとして、当該ユーザからの発言を誘導するメッセージを送信してもよい。
前記制御装置は、前記傾向分析部により所定の分析結果が得られたことに基づき、前記誘導メッセージの送信先となる前記少なくとも1の端末装置を特定する特定部をさらに備えてもよい。
前記特定部は、前記複数の端末装置のうちで、発言量が最も多いユーザが利用する端末装置以外の端末装置から、前記少なくとも1の端末装置を特定してもよい。
前記特定部は、前記複数の端末装置のうちで、発言量が2番目に多いユーザが利用する端末装置を前記少なくとも1の端末装置として特定してもよい。
前記特定部は、前記複数の端末装置を利用する各ユーザの感情を推定し、感情の推定結果に基づき、前記少なくとも1の端末装置を特定してもよい。
前記発言データは音声データであり、前記制御装置は、前記データ通信部により受信された前記音声データをテキストデータに変換する変換部と、前記変換部により得られたテキストデータを前記複数の端末装置に送信するテキスト送信部と、をさらに有してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、端末装置であって、前記端末装置を含む複数の端末装置と通信する制御装置から、各端末装置のユーザの発言内容を示すテキストデータ、および、ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを受信する受信部と、前記テキストデータおよび前記誘導メッセージが並べて配置された表示画面を生成する表示制御部と、を備える、端末装置が提供される。
前記端末装置は、前記受信部により前記誘導メッセージが受信されると、可動装置に前記可動装置を動かすための通知を送信する送信部を有してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、可動部と、複数の端末装置を利用するユーザ間のコミュニケーションの傾向の分析結果に応じて送信された制御信号を受信する受信部と、前記受信部により前記制御信号の受信に基づき、前記可動部を動かす制御を行う制御部と、を備える、可動装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数の端末装置、および前記複数の端末装置と通信する制御装置を有する制御システムであって、前記制御装置は、複数の端末装置のうちの各端末装置からユーザ間のコミュニケーションのための発言データを受信し、各端末装置のユーザの発言内容を示すテキストデータを前記複数の端末装置に送信するデータ通信部、前記データ通信部により受信された前記発言データに基づき、前記ユーザ間のコミュニケーションの傾向を分析する傾向分析部、および、前記傾向分析部により所定の分析結果が得られたことに基づき、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1の端末装置に、前記ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを送信する送信部、を有し、前記端末装置は、前記制御装置から前記テキストデータおよび前記誘導メッセージを受信する受信部、および、前記テキストデータおよび前記誘導メッセージが並べて配置された表示画面を生成する表示制御部、を有する、制御システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、複数の端末装置のうちの各端末装置からユーザ間のコミュニケーションのための発言データを受信することと、受信された前記発言データに基づき、前記ユーザ間のコミュニケーションの傾向を分析することと、所定の分析結果が得られたことに基づき、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1の端末装置に、前記ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを送信することと、を含む、制御装置により実行される方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、端末装置により実行される方法であって、前記端末装置を含む複数の端末装置と通信する制御装置から、各端末装置のユーザの発言内容を示すテキストデータ、および、ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを受信することと、前記テキストデータおよび前記誘導メッセージが並べて配置された表示画面を生成することと、を含む、方法が提供される。
以上説明した本発明によれば、コミュケーションの適切な進行を支援することが可能である。
本発明の一実施形態による遠隔会議システムの構成を示す説明図である。 会議画面の具体例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による制御サーバ30の構成を示す説明図である。 各端末装置20と参加者名の対応関係の具体例を示す説明図である。 テキスト変換部320からチャット制御部330に供給される会話メッセージの具体例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による端末装置20の構成を示す説明図である。 誘導メッセージを含む会議画面の具体例を示す説明図である。 本発明の一実施形態による制御サーバ30の動作を示す説明図である。 本発明の一実施形態による端末装置20の動作を示す説明図である。 変形例による構成を示す説明図である。 端末装置20のハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成または論理的意義を有する複数の構成を、必要に応じて端末装置20A、20Bおよび20Cのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。例えば、端末装置20A、20Bおよび20Cを特に区別する必要が無い場合には、各端末装置を単に端末装置20と称する。
<遠隔会議システムの概要>
本発明の一実施形態は、制御システムに関し、特に、遠隔する複数の端末装置を用いた遠隔会議を制御する遠隔会議システムに関する。以下、図1を参照し、本発明の一実施形態による遠隔会議システムの概要を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による遠隔会議システムの構成を示す説明図である。図1に示したように、本発明の一実施形態による遠隔会議システムは、複数の端末装置20A~20Eおよび制御サーバ30を有する。
これら端末装置20A~20Eおよび制御サーバ30はネットワーク12を介して接続されている。ネットワーク12は、ネットワーク12に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワーク12は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク12は、IP-VPN(Internet Protocol-Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
図1に示した例では、参加者Aが端末装置20Aを利用し、参加者Bが端末装置20Bを利用し、参加者Cが端末装置20Cを利用し、参加者Dが端末装置20Dを利用し、参加者Eが端末装置20Eを利用している。ただし、遠隔会議システムを構成する端末装置20の数、および遠隔会議システムを利用する参加者(ユーザ)の数は、より少なくてもよいし、より多くてもよい。
(端末装置20)
端末装置20は、参加者間のコミュニケーションである遠隔会議のための発言データ、および端末装置20を利用する参加者の映像データを制御サーバ30に送信する。発言データは、端末装置20を利用する参加者が発した音声を示す音声データであってもよいし、端末装置20を利用する参加者が発した音声をテキスト変換して得られたテキストデータであってもよい。以下では、主に、端末装置20が発言データとして音声データを送信する例における説明を進める。
また、端末装置20は、他の参加者が発した音声を示す音声データ、および他の参加者の映像データを制御サーバ30から受信する。端末装置20は、制御サーバ30から受信した音声データを音声で出力し、映像データを表示する。これにより、複数の参加者間で映像および音声を介した遠隔会議を行うことが可能となる。
また、端末装置20は、各参加者の音声データをテキスト変換して得られたテキストデータを含む会話メッセージを制御サーバ30から受信する。端末装置20は、上述した各参加者の映像データに加えて、当該会話メッセージを表示する。ここで、図2を参照して、端末装置20が表示する会議画面の具体例を説明する。
図2は、会議画面の具体例を示す説明図である。図2に示したように、会議画面は、チャット表示領域50と、映像表示領域60を含む。チャット表示領域50には、発言者名および発言内容を示すテキストデータを含む複数の会話メッセージが表示される。映像表示領域60には、各参加者の映像データおよび参加者名が表示される。
なお、図1においては端末装置20の一例としてノート型のPC(Personal Computer)を示しているが、端末装置20は、デスクトップ型のPC、スマートフォン、携帯電話またはPHS(Personal Handyphone System)などの他の情報処理装置であってもよい。
(制御サーバ30)
制御サーバ30は、複数の端末装置20を用いた遠隔会議を実現するための制御装置である。制御サーバ30は、各端末装置20から音声データおよび映像データを受信し、各端末装置20に当該音声データおよび映像データを送信する。また、制御サーバ30は、各端末装置20から受信した音声データをテキスト変換してテキストデータを取得し、当該テキストデータを含む会話メッセージを各端末装置20に送信する。
さらに、本発明の一実施形態による制御サーバ30は、詳細については後述するように、参加者間のコミュニケーションの傾向に応じて、遠隔会議の進行に関する誘導メッセージを送信する。これにより、遠隔会議の適切な進行を支援することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態による遠隔会議システムの概要を説明した。続いて、本発明の一実施形態による遠隔会議システムの構成および動作を順次詳細に説明する。
<制御サーバ30の構成>
図3は、本発明の一実施形態による制御サーバ30の構成を示す説明図である。図3に示したように、本発明の一実施形態による制御サーバ30は、会議管理部310、テキスト変換部320、チャット制御部330、会話記録部340、制御部350および会話誘導部360を備える。
(会議管理部310)
会議管理部310は、映像データおよび音声データを各端末装置20と通信するデータ通信部としての機能を有する。例えば、会議管理部310は、各端末装置20から音声データおよび映像データを受信し、当該音声データおよび映像データを各端末装置20に送信する。また、会議管理部310は、各端末装置20から受信した音声データをテキスト変換部320に供給する。
(テキスト変換部320)
テキスト変換部320は、会議管理部310から供給された音声データを認識し、当該音声データをテキストデータに変換する。また、テキスト変換部320は、発言者名および当該テキストデータを含む会話メッセージをチャット制御部330および会話記録部340に供給する。発言者名に関し、制御サーバ30は、各端末装置20から各端末装置20の参加者名を示す情報を事前に受信し、各端末装置20と参加者名の対応関係を記憶している。
図4は、各端末装置20と参加者名の対応関係の具体例を示す説明図である。図4に示した例では、端末装置20Aには「Aさん」という参加者名が対応付けられ、端末装置20Bには「Bさん」という参加者名が対応付けられている。なお、実際には、各端末装置20を識別するIDと参加者名が対応付けられていてもよい。
テキスト変換部320は、当該対応関係、および、会議管理部310から供給されたテキストデータがいずれの端末装置20から送信された音声データから得られたかを示す情報に基づき、発言者名を特定することが可能である。
図5は、テキスト変換部320からチャット制御部330に供給される会話メッセージの具体例を示す説明図である。図5に示した会話メッセージは、発言者名が「Aさん」であり、メッセージ本文(テキストデータ)が「どのような展示が可能か、皆さんの意見を聞かせてください。」である。
(チャット制御部330)
チャット制御部330は、テキスト変換部320から供給された会話メッセージを各端末装置20に送信するテキスト送信部として機能する。また、チャット制御部330は、会話誘導部360から供給される後述の誘導メッセージを送信する送信部としての機能も有する。
(会話記録部340)
会話記録部340は、テキスト変換部320から供給された会話メッセージを記録する。
(制御部350)
制御部350は、制御サーバ30の動作全般を制御する。例えば、制御部350は、上述した各端末装置20と参加者名の対応関係を保持してもよい。
(会話誘導部360)
会話誘導部360は、必要に応じて遠隔会議の進行に関する誘導メッセージを生成する。会話誘導部360の機能は、図3に示したように、傾向分析部362、誘導相手特定部364および誘導メッセージ生成部366に細分化される。以下、傾向分析部362、誘導相手特定部364および誘導メッセージ生成部366の各々の機能を説明する。
傾向分析部362は、遠隔会議の傾向、すなわち参加者間のコミュニケーションの傾向を分析する。例えば、傾向分析部362は、会話記録部340が記録した会話メッセージを参照し、新たな会話メッセージが記録される度に、各参加者の発言量を算出する。発言量は、会話メッセージの数、会話メッセージにおけるメッセージ本文の長さの合計量、または、会話メッセージにおけるメッセージ本文に含まれる単語数の合計量などであってもよい。
そして、傾向分析部362は、記録された会話メッセージの数が所定数を上回ると、各参加者の発言量の分析を開始する。具体的には、傾向分析部362は、参加者ごとの発言量の標準偏差および各参加者の偏差を算出し、さらに、各参加者の発言量の偏差値「((発言量-偏差)/標準偏差))×10+50」を算出する。
傾向分析部362は、算出した各参加者の発言量の偏差値に基づき、発言量に関する偏りの大きさが基準値以上である参加者が存在するか否かを判断する。例えば、傾向分析部362は、発言量が多い側への偏りの大きさが基準値以上である参加者として、偏差値が「60」以上である参加者が存在するか否かを判断してもよい。同様に、傾向分析部362は、発言量が少ない側への偏りの大きさが基準値以上である参加者として、偏差値が「40」以下である参加者が存在するか否かを判断してもよい。このような参加者が存在する場合、誘導相手特定部364および誘導メッセージ生成部366により誘導メッセージの送信のための処理が行われる。
ただし、誘導メッセージが送信された場合には、誘導メッセージの送信から所定時間が経過するまで、または、誘導メッセージが送信されてから所定数以上の会話メッセージが増えるまで、傾向分析部362は上記の判断を行わなくてもよい。この場合、頻繁に誘導メッセージが送信されることを避けることが可能である。
誘導相手特定部364は、傾向分析部362により、所定の分析結果として発言量に関する偏りの大きさが基準値以上である参加者が存在することを示す分析結果が得られた場合に、誘導メッセージの送信先となる少なくとも1つの端末装置20を特定する。例えば、誘導相手特定部364は、発言量が最も多い参加者が利用する端末装置20以外の端末装置20から、誘導メッセージの送信先となる端末装置20を特定してもよい。より具体的な例として、誘導相手特定部364は、発言量が2番目に多い参加者が利用する端末装置20を誘導メッセージの送信先となる端末装置20として特定してもよい。
誘導メッセージ生成部366は、傾向分析部362により、所定の分析結果として発言量に関する偏りの大きさが基準値以上である参加者が存在することを示す分析結果が得られた場合に、誘導メッセージを生成する。例えば、発言量が少ない側への偏りの大きさが基準値以上である参加者が存在する場合には、誘導メッセージ生成部366は、当該参加者からの発言を誘導する誘導メッセージを生成する。発言量が少ない側への偏りの大きさが基準値以上である参加者がEさんであった場合、誘導メッセージ生成部366は、「Eさんの意見を聞いてみたらどうでしょう」というメッセージ本文を含む誘導メッセージを生成する。
一方、発言量が多い側への偏りの大きさが基準値以上である参加者が存在する場合には、誘導メッセージ生成部366は、当該参加者以外の参加者からの発言を誘導する誘導メッセージを生成する。例えば、発言量が少ない側への偏りの大きさが基準値以上である参加者がBさんであった場合、誘導メッセージ生成部366は、「Bさん以外の発言も聞いてみてはいかがでしょうか」というメッセージ本文を含む誘導メッセージを生成する。
さらに、誘導メッセージ生成部366は、メッセージ本文の冒頭に、制御サーバ30からの誘導メッセージであることが識別されるように、「AI」という名前を付して誘導メッセージを生成する。結果、誘導メッセージは、例えば、「AI:Eさんの意見を聞いてみたらどうでしょう」、または、「AI:Bさん以外の発言も聞いてみてはいかがでしょうか」などのメッセージとなり得る。
誘導メッセージ生成部366は、生成した誘導メッセージをチャット制御部330に供給する。誘導メッセージ生成部366は、誘導メッセージ生成部366から供給された誘導メッセージを、誘導相手特定部364により特定された端末装置20に送信する。これにより、誘導相手特定部364により特定された端末装置20に誘導メッセージが表示される。
<端末装置20の構成>
以上、本発明の一実施形態による制御サーバ30の構成を説明した。続いて、図6を参照して、本発明の一実施形態による端末装置20の構成を説明する。
図6は、本発明の一実施形態による端末装置20の構成を示す説明図である。図6に示したように、本発明の一実施形態による端末装置20は、撮像部220、音声入力部230、通信部240、表示部250、音声出力部260および制御部270を有する。
(撮像部220)
撮像部220は、端末装置20を利用する参加者の映像を撮像し、参加者の映像データを取得する。撮像部220は、参加者の映像データを通信部240に供給する。
(音声入力部230)
音声入力部230は、端末装置20を利用する参加者が発した音声を電気的な音声データに変換する。音声入力部230は、参加者の音声データを通信部240に供給する。
(通信部240)
通信部240は、制御サーバ30に多様なデータを送信する送信部、および制御サーバ30から多様なデータを受信する受信部として機能する。例えば、通信部240は、撮像部220から供給された映像データおよび音声入力部230から供給された音声データを制御サーバ30に送信する。また、通信部240は、制御サーバ30から各参加者の映像データおよび音声データを受信する。さらに、通信部240は、制御サーバ30から会話メッセージおよび誘導メッセージを受信する。
(表示部250)
表示部250は、通信部240により制御サーバ30から受信された映像データおよび会話メッセージなどを含む会議画面を表示する。
(音声出力部260)
音声出力部260は、通信部240により制御サーバ30から受信された各参加者の音声データを出力する。
(制御部270)
制御部270は、端末装置20の動作全般を制御する。例えば、制御部270は、通信部240により受信された映像データおよび会話メッセージなどを含む会議画面を生成し、当該会議画面を表示部250に表示させる。通信部240により制御サーバ30から誘導メッセージが受信された場合には、当該会議画面に誘導メッセージも含まれる。
図7は、誘導メッセージを含む会議画面の具体例を示す説明図である。図7に示したように、誘導メッセージ52は、チャット表示領域50において他の会話メッセージと並べて配置される。
また、誘導メッセージ52は、他の会話メッセージよりも強調して表示される。図7に示した例では、強調の方法が下線の表示であるが、強調の方法は、他の会話メッセージと異なる色を誘導メッセージ52の表示に用いる方法、他の会話メッセージと異なるフォントを誘導メッセージ52の表示に用いる方法などであってもよい。または、発言者名として参加者以外の名前(例えば、AI)が付されていることで、誘導メッセージ52が他の会話メッセージと区別されてもよい。さらに、誘導メッセージ52は、AIのアバター映像に並べて表示されてもよい。
また、制御部270は、例えば端末装置20の起動時に端末装置20に参加者が入力した参加者名を記憶し、遠隔会議の開始時に当該参加者名を通信部240に制御サーバ30へ送信させてもよい。
<動作>
以上、本発明の一実施形態による制御サーバ30および端末装置20の構成を説明した。続いて、図8および図9を参照し、本発明の一実施形態による制御サーバ30および端末装置20の動作を整理する。
(制御サーバ30の動作)
図8は、本発明の一実施形態による制御サーバ30の動作を示す説明図である。図8に示したように、制御サーバ30は、各端末装置20から音声データおよび映像データを受信すると、これら音声データおよび映像データを各端末装置20に送信する(S404)。また、制御サーバ30のテキスト変換部320が各端末装置20から受信された音声データをテキストデータに変換し(S408)、チャット制御部330が当該テキストデータを含む会話メッセージを各端末装置20に送信する(S412)。
会話メッセージの数が所定数を上回ると、傾向分析部362が、参加者間のコミュニケーションの傾向を分析する(S416)。分析の結果において、発言量が多い参加者、または発言量が少ない参加者が存在する場合(S420/Yes)、誘導メッセージ生成部366が遠隔会議の進行に関する誘導メッセージを生成する(S424)。また、誘導相手特定部364が、誘導メッセージの送信先となる少なくとも1つの端末装置20を特定する(S428)。例えば、誘導相手特定部364は、発言量が2番目に多い参加者が利用する端末装置20を誘導メッセージの送信先となる端末装置20として特定してもよい。
そして、チャット制御部330が、誘導相手特定部364により特定された端末装置20に、誘導メッセージ生成部366により生成された誘導メッセージを送信する(S432)。
誘導メッセージが送信された後、または、傾向分析部362により得られた分析の結果において発言量が多い参加者、または発言量が少ない参加者が存在しない場合(S420/No)、遠隔会議が終了するまでS404からの処理が繰り返される(S436)。
(端末装置20の動作)
続いて、図9を参照して、端末装置20の動作を説明する。
図9は、本発明の一実施形態による端末装置20の動作を示す説明図である。図9に示したように、端末装置20は、音声入力部230により得られた参加者の音声データ、および撮像部220により得られた参加者の映像データを制御サーバ30に送信する(S504)。また、端末装置20は、制御サーバ30から各参加者の音声データ、映像データおよび会話メッセージを受信する(S508)。
端末装置20は、制御サーバ30から受信された各参加者の音声データを音声出力部260から出力し、制御サーバ30から受信された映像データおよび会話メッセージを含む会議画面を表示部250に表示させる(S512)。
その後、端末装置20が制御サーバ30から誘導メッセージを受信すると(S516/Yes)、端末装置20は、会議画面におけるチャット表示領域に誘導メッセージを表示する(S520)。その後、遠隔会議が終了するまでS504からの処理が繰り返される(S524)。
<作用効果>
以上説明した本発明の一実施形態によれば、多様な作用効果が得られる。例えば、本発明の一実施形態によれば、遠隔会議の進行に関する誘導メッセージが会話メッセージと同じチャット表示領域に表示されることから、参加者が誘導メッセージに気付き易い。このため、参加者が適切なタイミングで他の参加者に発言を促すことが期待される。
また、本発明の一実施形態では、例えば発言量が2番目に多い参加者に誘導メッセージが送信される。発言量が2番目に多い参加者は、会議の主催者または司会ではないと考えられ、このような参加者が会議をファシリテートすることは、多くの参加者が会議に積極的に参加することに繋がり得る。
また、本発明の一実施形態では、発言量の少ない参加者の発言、または、発言量の多い参加者以外の参加者の発言を誘導する誘導メッセージが生成される。このため、誘導メッセージを見た参加者は、発言量を円滑化するような会議の進行を容易に行うことが可能である。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態を説明した。以下では、上述した実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で上述した実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで上述した実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、上述した実施形態の構成に代えて適用されてもよいし、上述した実施形態の構成に対して追加的に適用されてもよい。
(第1の変形例)
例えば、本発明の一実施形態には、ロボットのような可動装置を組み合わせることも可能である。
図10は、変形例による構成を示す説明図である。図10に示したように、変形例においては、端末装置20に可動装置70が接続される。端末装置20と可動装置70は有線で接続されてもよいし、無線で接続されてもよい。
可動装置70は、端末装置20から制御信号を受信する受信部、可動部、および、受信部により受信された制御信号に基づいて可動部を動かす制御部としての機能を有する。例えば、可動装置70は、端末装置20における誘導メッセージの受信に応じて端末装置20から送信された制御信号を受信する。そして、可動装置70は、制御信号の受信に基づいて、例えば可動装置70の胴体部と可動部の一例である頭部を繋ぐ関節部を駆動することにより、可動装置70の頭部を上下または左右に動かす。また、制御信号が誘導メッセージを含む場合、可動装置70は誘導メッセージを読み上げる音声を出力してもよい。
当該変形例によれば、可動装置70の可動部が動くことにより誘導メッセージの受信が参加者に通知される。したがって、参加者が誘導メッセージにより気付き易くなる。
なお、上記では可動装置70が端末装置20を介して制御信号を受信する例を説明したが、可動装置70は制御サーバ30から直接制御信号を受信してもよい。制御サーバ30において端末装置20と可動装置70の対応関係を事前に記憶しておくことにより、当該動作を実現可能である。
(第2の変形例)
上記では、誘導相手特定部364が各参加者の発言量の関係に応じて誘導メッセージの送信先となる端末装置20を特定する例を説明したが、誘導相手特定部364は他の方法により誘導メッセージの送信先となる端末装置20を特定してもよい。
具体的には、誘導相手特定部364は各参加者の音声データまたは映像データの少なくとも一方から各参加者の感情を推定し、感情の推定結果に基づいて誘導メッセージの送信先となる端末装置20を特定してもよい。例えば、誘導相手特定部364は、興奮状態でない参加者が利用する端末装置20から誘導メッセージの送信先となる端末装置20を特定してもよい。
なお、感情の推定結果は、誘導メッセージを送信するか否かの判断に利用することも可能である。例えば、傾向分析部362は、困惑している参加者が存在する場合に誘導メッセージを送信すると判断し、誘導メッセージ生成部366は、当該困惑している参加者からの発言を促す誘導メッセージを生成してもよい。
このような感情の推定結果を用いる方法によっても、遠隔会議の適切な進行を支援することが可能である。
(第3の変形例)
誘導メッセージの送信先となる端末装置20の特定方法は、その他、多様に考えられる。例えば、誘導相手特定部364は、誘導メッセージの送信先となる端末装置20をランダムに特定してもよいし、誘導メッセージの送信の度に発言量の多い方から順番に異なる端末装置20を特定してもよい。または、誘導メッセージの送信先となる端末装置20は固定されてもいてもよい。例えば、会議の開催者となる参加者、または組織上のリーダーなどが利用する端末装置20を誘導メッセージの送信先となる端末装置20として固定することが考えられる。
(第4の変形例)
上記では、各参加者の音声データおよび映像データが制御サーバ30を介して送受信される例を説明したが、各参加者の音声データおよび映像データは、端末装置20間で直接送受信されてもよい。ただし、制御サーバ30におけるコミュニケーションの傾向の分析のために、制御サーバ30にも各参加者の音声データが送信されることが望ましい。
<ハードウェア構成>
以上、本発明の一実施形態を説明した。上述したコミュニケーションの傾向の分析、誘導メッセージの送信、会議画面の表示などの情報処理は、ソフトウェアと、端末装置20および制御サーバ30のハードウェアとの協働により実現される。以下、端末装置20のハードウェア構成例を説明する。なお、端末装置20のハードウェア構成は、制御サーバ30にも適用可能である。
図11は、端末装置20のハードウェア構成を示したブロック図である。端末装置20は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ホストバス204と、を備える。また、端末装置20は、ブリッジ205と、外部バス206と、インターフェース207と、入力装置208と、表示装置209と、音声出力装置210と、ストレージ装置(HDD)211と、ドライブ212と、ネットワークインターフェース215とを備える。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って端末装置20内の動作全般を制御する。また、CPU201は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM202は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM203は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス204により相互に接続されている。これらCPU201、ROM202およびRAM203とソフトウェアとの協働により、制御部270の機能が実現され得る。
ホストバス204は、ブリッジ205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス206に接続されている。なお、必ずしもホストバス204、ブリッジ205および外部バス206を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置208は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、センサー、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されている。端末装置20のユーザは、該入力装置208を操作することにより、端末装置20に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
表示装置209は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、プロジェクター装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。また、音声出力装置210は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。
ストレージ装置211は、本実施形態にかかる端末装置20の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置211は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置211は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid Strage Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。このストレージ装置211は、ストレージを駆動し、CPU201が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ212は、記憶媒体用リーダライタであり、端末装置20に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM203またはストレージ装置211に出力する。また、ドライブ212は、リムーバブル記憶媒体24に情報を書き込むこともできる。
ネットワークインターフェース215は、例えば、ネットワーク12に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。また、ネットワークインターフェース215は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
<補足>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の端末装置20および制御サーバ30の処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、端末装置20および制御サーバ30の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、端末装置20および制御サーバ30に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した端末装置20および制御サーバ30の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
20 端末装置
220 撮像部
230 音声入力部
240 通信部
250 表示部
260 音声出力部
270 制御部
30 制御サーバ
310 会議管理部
320 テキスト変換部
330 チャット制御部
340 会話記録部
350 制御部
360 会話誘導部
362 傾向分析部
364 誘導相手特定部
366 誘導メッセージ生成部

Claims (15)

  1. 複数の端末装置のうちの各端末装置からユーザ間のコミュニケーションのための発言データを受信するデータ通信部と、
    前記データ通信部により受信された前記発言データに基づき、前記ユーザ間のコミュニケーションの傾向を分析する傾向分析部と、
    前記傾向分析部により所定の分析結果が得られたことに基づき、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1の端末装置に、前記ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを送信する送信部と、
    を備える、制御装置。
  2. 前記所定の分析結果は、発言量に関する偏りの大きさが基準値以上であるユーザが存在することを示す分析結果である、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記送信部は、発言量が多い側への前記偏りの大きさが前記基準値以上であるユーザが存在することを示す分析結果が得られた場合、前記誘導メッセージとして、当該ユーザ以外のユーザからの発言を誘導するメッセージを送信する、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記送信部は、発言量が少ない側への前記偏りの大きさが前記基準値以上であるユーザが存在することを示す分析結果が得られた場合、前記誘導メッセージとして、当該ユーザからの発言を誘導するメッセージを送信する、請求項2または3に記載の制御装置。
  5. 前記制御装置は、前記傾向分析部により所定の分析結果が得られたことに基づき、前記誘導メッセージの送信先となる前記少なくとも1の端末装置を特定する特定部をさらに備える、請求項1~4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記特定部は、前記複数の端末装置のうちで、発言量が最も多いユーザが利用する端末装置以外の端末装置から、前記少なくとも1の端末装置を特定する、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記特定部は、前記複数の端末装置のうちで、発言量が2番目に多いユーザが利用する端末装置を前記少なくとも1の端末装置として特定する、請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記特定部は、前記複数の端末装置を利用する各ユーザの感情を推定し、感情の推定結果に基づき、前記少なくとも1の端末装置を特定する、請求項5に記載の制御装置。
  9. 前記発言データは音声データであり、
    前記制御装置は、
    前記データ通信部により受信された前記音声データをテキストデータに変換する変換部と、
    前記変換部により得られたテキストデータを前記複数の端末装置に送信するテキスト送信部と、
    をさらに有する、請求項1~8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 端末装置であって、
    前記端末装置を含む複数の端末装置と通信する制御装置から、各端末装置のユーザの発言内容を示すテキストデータ、および、ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを受信する受信部と、
    前記テキストデータおよび前記誘導メッセージが並べて配置された表示画面を生成する表示制御部と、
    を備える、端末装置。
  11. 前記端末装置は、前記受信部により前記誘導メッセージが受信されると、可動装置に前記可動装置を動かすための通知を送信する送信部を有する、請求項10に記載の端末装置。
  12. 可動部と、
    複数の端末装置を利用するユーザ間のコミュニケーションの傾向の分析結果に応じて送信された制御信号を受信する受信部と、
    前記受信部により前記制御信号の受信に基づき、前記可動部を動かす制御を行う制御部と、
    を備える、可動装置。
  13. 複数の端末装置、および前記複数の端末装置と通信する制御装置を有する制御システムであって、
    前記制御装置は、
    複数の端末装置のうちの各端末装置からユーザ間のコミュニケーションのための発言データを受信し、各端末装置のユーザの発言内容を示すテキストデータを前記複数の端末装置に送信するデータ通信部、
    前記データ通信部により受信された前記発言データに基づき、前記ユーザ間のコミュニケーションの傾向を分析する傾向分析部、および、
    前記傾向分析部により所定の分析結果が得られたことに基づき、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1の端末装置に、前記ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを送信する送信部、
    を有し、
    前記端末装置は、
    前記制御装置から前記テキストデータおよび前記誘導メッセージを受信する受信部、および、
    前記テキストデータおよび前記誘導メッセージが並べて配置された表示画面を生成する表示制御部、
    を有する、制御システム。
  14. 複数の端末装置のうちの各端末装置からユーザ間のコミュニケーションのための発言データを受信することと、
    受信された前記発言データに基づき、前記ユーザ間のコミュニケーションの傾向を分析することと、
    所定の分析結果が得られたことに基づき、前記複数の端末装置のうちの少なくとも1の端末装置に、前記ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを送信することと、
    を含む、制御装置により実行される方法。
  15. 端末装置により実行される方法であって、
    前記端末装置を含む複数の端末装置と通信する制御装置から、各端末装置のユーザの発言内容を示すテキストデータ、および、ユーザ間のコミュニケーションの進行に関する誘導メッセージを受信することと、
    前記テキストデータおよび前記誘導メッセージが並べて配置された表示画面を生成することと、
    を含む、方法。
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