JP2022134365A - Energization control device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、通電制御装置に関する。 The present invention relates to an energization control device.
従来、車両には、バッテリ等の電源と、電源から電力の供給を受ける多種多様な電子機器が搭載されている。この電源と電子機器との間には、リレー等の電気部品が集約されて構成された電気接続箱が設置されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
Conventionally, a vehicle is equipped with a power source such as a battery and various electronic devices that receive power from the power source. Between the power source and the electronic device, an electrical connection box configured by integrating electrical components such as relays is installed (see
特許文献1には、電源と電子機器との間の電気的な経路を形成する一対のバスバと、バスバ間の通電及び遮断を行う遮断部と、遮断部を制御する制御基板と、を箱状のカバー内に収容して構成された電気接続箱が開示されている。
特許文献2には、平面視略矩形の放熱器と、放熱器の上面に配置される半導体モジュールと、半導体モジュールを制御する制御基板と、放熱器の上面の4隅に立設されるスペーサと、を備える電気接続箱が開示されている。この電気接続箱では、半導体モジュールの上方に積層的に配置された制御基板は、スペーサを介して放熱器に固定されている。 Patent Document 2 discloses a heat sink that is substantially rectangular in plan view, a semiconductor module arranged on the top surface of the heat sink, a control board that controls the semiconductor module, and spacers erected at four corners of the top surface of the heat sink. , is disclosed. In this electric connection box, the control substrates arranged in layers above the semiconductor modules are fixed to the radiator via spacers.
しかしながら、特許文献1に記載の電気接続箱では、略同一平面上に、バスバ、遮断部及び制御基板が配設されている。このため、バスバ、遮断部等の部品を積層的に配置した場合に比べて電気接続箱の平面方向の寸法が大きくなりやすい。一方、特許文献2の電気接続箱では、半導体モジュールの上方に制御基板が積層的に配置されている。このため、電気接続箱の平面方向の寸法が大きくなるのを抑制することができる。しかしながら、制御基板と放熱器の固定にはスペーサが必要であることから、電気接続箱の部品点数が増加する。さらに、スペーサは、放熱器の上面の4隅に設けられているのみなので、4隅で支持される制御基板に撓みや振動が生じやすくなり、制御基板上の電気部品などに不具合が発生する可能性がある。
However, in the electric connection box described in
本発明は、部品点数を低減し、制御基板に生じる撓みや振動を抑制する通電制御装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an energization control device that reduces the number of parts and suppresses deflection and vibration that occur in a control board.
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、電源と負荷との間の通電を制御する通電制御装置であって、支持部と、前記支持部に支持され、前記電源と前記負荷との間の通電及び遮断を行う一対のパワーモジュールと、前記パワーモジュールを制御する制御部が実装される制御基板と、を備え、前記パワーモジュールは、リレー回路を有するモジュール本体と、該モジュール本体を囲んで前記支持部に支持される枠部と、を備え、前記枠部には、前記モジュール本体の上方に離隔した状態で前記制御基板を支持する載置面が設けられていることを特徴とする通電制御装置である。
In order to solve the above problems and achieve the object, the invention recited in
本発明によれば、部品点数を低減し、制御基板に生じる撓みや振動を抑制することができる。 According to the present invention, it is possible to reduce the number of parts and suppress bending and vibration occurring in the control board.
以下、本発明の第1実施形態を図1~5に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る通電制御装置を示す斜視図である。図2は、制御基板を取り外した状態の通電制御装置を示す斜視図である。図3は、パワーモジュールの枠部を示す斜視図である。図4は、前記通電制御装置の載置面の要部拡大図である。図5は、前記通電制御装置を示す分解斜視図である。 A first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. FIG. 1 is a perspective view showing an energization control device according to one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a perspective view showing the energization control device with the control board removed. FIG. 3 is a perspective view showing a frame portion of the power module. FIG. 4 is an enlarged view of a main portion of the mounting surface of the energization control device. FIG. 5 is an exploded perspective view showing the energization control device.
本実施形態に係る通電制御装置1は、電源と負荷との間の通電を制御するものである。通電制御装置1は、支持部2と、支持部2に支持され不図示の電源と負荷との間の通電及び遮断を行うパワーモジュール3と、パワーモジュール3の両端に接続されるバスバ4と、パワーモジュール3を制御する制御部5aが実装される制御基板5と、を備えている。また、通電制御装置1は、複数本の螺子6を有している。各螺子6は、絶縁性の樹脂から構成されている。パワーモジュール3、バスバ4は、各螺子6により、支持部2に固定されている。
An
なお、図面において、矢印X、矢印Y、矢印Zは、互いに直交する方向であり、本実施形態では、制御基板5の面延在方向を矢印XYで示し、矢印Xを「左右方向X」と記し、矢印Yを「前後方向Y」と記す場合がある。そして、前後方向Yのうち前側を電源側とし、後側を負荷側とすることがある。また、左右方向Xのうち、向かって左側を右側又は正極側とし、向かって右側を左側又は負極側とすることがある。また、制御基板5の板厚方向を矢印Zで示し、「上下方向Z」と記す場合がある。
In the drawings, arrow X, arrow Y, and arrow Z are directions perpendicular to each other. , and the arrow Y may be referred to as "front-rear direction Y". In some cases, the front side of the front-rear direction Y may be the power supply side, and the rear side may be the load side. In addition, in the left-right direction X, the left side may be the right side or the positive electrode side, and the right side may be the left side or the negative electrode side. Also, the thickness direction of the
支持部2は、通電制御装置1の底部を構成する部材である。図1に示すように、支持部2は、ヒートシンク20と、ヒートシンク20の上面に設置される樹脂枠21と、で構成されている。ヒートシンク20は、熱抵抗が小さい金属材料(例えば、アルミニウム合金)を用いて形成されている。このヒートシンク20は、平面視で矩形板状となるヒートシンク本体20a(平板状本体)と、ヒートシンク本体20aの下方に板状に突出して設けられた複数のフィン部20bと、を有している。
The support portion 2 is a member forming the bottom portion of the
樹脂枠21は、ヒートシンク本体20aの上面に設置される部材である。この樹脂枠21は、ヒートシンク本体20aの上面にパワーモジュール3と、バスバ4の配置スペースを画定する。樹脂枠21は、絶縁性の熱伝導部材を用いて形成されている。図2に示すように、樹脂枠21は、一対のバスバ配置板21a、21bと、仕切板21cと、連結板21dと、を有して構成されている。バスバ配置板21aは、ヒートシンク本体20aの上面前端部に配置され、バスバ配置板21bは、ヒートシンク本体20aの上面後端部に配置されている。これによりバスバ配置板21a、21bは、一対となっている。一対のバスバ配置板21a、21bは、各々が左右方向Xに延びている。仕切板21cは、一対のバスバ配置板21a、21bの左右方向Xの両端部及び中央部から立ち上がっている。連結板21dは、一対のバスバ配置板21a、21bの左右方向Xの中央部どうしを結んでいる。連結板21dは、ヒートシンク本体20aの左右方向Xにおける中心線上に配置されている。
The
パワーモジュール3は、電源と負荷との間の電気的な経路(電気回路)の通電又は遮断を行うものである。正極側及び負極側それぞれの電気回路の通電遮断を行うため、本実施形態の通電制御装置1には、正極側のパワーモジュール3Aと、負極側のパワーモジュール3Bとで、2つ(一対)のパワーモジュール3A、3Bが搭載されている。一対のパワーモジュール3A、3Bは、ヒートシンク本体20a上面に、樹脂枠21の連結板21dを挟んで左右方向Xに隣接している。正極側のパワーモジュール3Aと、負極側のパワーモジュール3Bとは、互いに略同様の構成を有しており、ヒートシンク本体20aの左右方向Xの中心部を通る中心線を基準に左右対称となるように形成されている。
本実施形態では、主に正極側のパワーモジュール3Aについて説明し、負極側のパワーモジュール3Bについては、同様の構成に同じ符号を付してその説明を省略又は簡略する。
The
In this embodiment, the
パワーモジュール3Aは、連結板21dの右側に配置されている。パワーモジュール3Aは、半導体リレー(例えば、n型のMOSFET)をモジュール化して構成されたものである。パワーモジュール3Aは、扁平な直方体状に形成されるモジュール本体30と、モジュール本体30を囲んで支持部2に支持される枠部31と、ソース端子32、ドレイン端子33、及びゲート端子34(制御端子)と、で構成されている。
The
モジュール本体30は、Si(ケイ素)、Sic(炭化ケイ素)、GaN(窒化ガリウム)等の半導体素子で構成されたリレー回路を有している。なお、リレー回路は、半導体素子で構成されたものを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。パワーモジュール3Aは、半導体リレーに代えて機械式リレーを有して構成されていてもよい。このモジュール本体30は、枠部31に嵌め込まれている。枠部31は、絶縁性の樹脂で形成されている。図3に示すように、枠部31は、側壁31a、31b、31c、31dによって平面視の外形が長方形の枠状に形成されている。枠部31は、右側の側壁31dの端縁がヒートシンク本体20aの右側の端縁に沿うように配置されている。前側の側壁31aの上面における後端側には、凹み31a1が形成されている。後側の側壁31cの上面における前端側には、凹み31c1が形成されている。右側の側壁31dの上面における枠部31内方側(左側)には、凹み31d1が形成されている。
The module
また、枠部31には、側壁31dの上面における枠部31外方側の縁部から上方に延びる延長壁部35と、延長壁部35の内側の面と側壁31dの上面との間に形成される段部36と、段部36の上面を構成する載置面36aと、が一体に形成されている。延長壁部35と、段部36及び載置面36aは、枠部31と同様に絶縁性の樹脂で形成されている。
Further, the
延長壁部35は、制御基板5をモジュール本体30の上方に位置決めする壁であるとともに、本実施形態の通電制御装置1の外壁の一部を構成し、制御基板5を保護する壁である。延長壁部35の外側の面は、側壁31dの外側の面と同一の面となるように形成されている。段部36は、制御基板5をモジュール本体30の上方に離隔するための高さを確保するためのものである。段部36は、延長壁部35の内側の面に沿って前後方向Yに連続して設けられている。この場合の前後方向Yとは、制御基板5を載置面36aに載置した際の制御基板5の端縁に沿う方向である。載置面36aは、モジュール本体30の上方に離隔した状態で制御基板5を支持する面である。この載置面36aは、段部36の上面を構成し、延長壁部35の内側の面から枠部31の内方に水平に延びている。この載置面36aには、制御基板5の右側の端縁が載置されるようになっている。
The
図2に示すように、ソース端子32及びドレイン端子33は、バスバ4と電気的に接続される端子である。ソース端子32は、側壁31aの凹み31a1に露出するように設置されている。ドレイン端子33は、側壁31cの凹み31c1に露出するように設置されている。即ち、ソース端子32及びドレイン端子33は、枠部31の上面よりも低い位置に設置されている。なお、本実施形態では凹み31a1にソース端子32を配置し、凹み31c1にドレイン端子33を配置することとしたが、ソース端子32とドレイン端子33の配置は逆になっていてもよい。ゲート端子34は、制御基板5と電気的及び物理的に接続されるピン形状の端子である。ゲート端子34は、モジュール本体30の側壁から枠部31の凹み31d1に向けて突出する第1突出部34aと、第1突出部34aの先端部から上方に延びる第2突出部34bと、で構成されている。
As shown in FIG. 2 , the
これらのパワーモジュール3A、3Bの構成により、パワーモジュール3Aとパワーモジュール3Bの各々における枠部31には、当該パワーモジュール3A、3Bの隣接方向(左右方向X)外側に載置面36a、36aが設けられている。
Due to the configuration of these
バスバ4は、電気回路を形成するためのものである。このバスバ4は、例えば、銅合金などの導電性の金属によって、平面視でクランク形状に形成されている。図5に示すように、バスバ4は、矩形板状のバスバ本体40と、バスバ本体40の前後方向Yの一方側の端縁に平面方向に延出する機器接続部41と、バスバ本体40の前後方向Yの他方側の端縁に連続するモジュール接続部42と、を備えている。モジュール接続部42は、バスバ本体40の端縁から立ち上がって、バスバ4から離れる方向(前後方向Y)に延びて形成されている。
The
パワーモジュール3を介して電気回路を形成するため、本実施形態の通電制御装置1には、パワーモジュール3の電源側の端部に接続される電源側のバスバ4Aと、パワーモジュール3の負荷側の端部に接続される負荷側のバスバ4Bとの、一対が、搭載されている。バスバ4Aは、上記バスバ配置板21aを介して支持部2に固定されている。バスバ4Bは、上記バスバ配置板21bを介して支持部2に固定されている。なお、本実施形態では、正極側のパワーモジュール3Aと、負極側のパワーモジュール3Bのいずれにも、バスバ4が接続されるため、電源側のバスバ4Aは合計二つ搭載され、左右方向Xに並んでいる。また、負極側のバスバ4Bも合計二つ搭載され、左右方向Xに並んでいる。
In order to form an electric circuit through the
バスバ4Aの機器接続部41は、不図示の電源に接続される。バスバ4Bの機器接続部41は、不図示の負荷に接続される。バスバ4Aのモジュール接続部42は、ソース端子32及びドレイン端子33の一方と重なって電気的に接続される。バスバ4Bのモジュール接続部42は、ソース端子32及びドレイン端子33の他方と重なって電気的に接続される。
A
制御基板5は、各パワーモジュール3A、3Bを制御するための、制御部5aが実装されるものであり、略長方形板状に形成されている。この制御基板5は、パワーモジュール3の前後方向Yの寸法と略同じ寸法になるように、前後方向Yの寸法が設定されている。また、制御基板5は、パワーモジュール3Aの延長壁部35の内側の面からパワーモジュール3Bの延長壁部35の内側の面までの距離と略同じ寸法になるように、左右方向Xの寸法が設定されている。制御基板5は、パワーモジュール3Aにおける延長壁部35の内側に右側の縁部が沿うように位置決めされている。また、制御基板5は、パワーモジュール3Bにおける延長壁部35の内側に左側の縁部が沿うように位置決めされている。即ち、制御基板5は、一対のパワーモジュール3A、3Bに跨って支持されている。
The
制御基板5は、制御部5aと、ゲート端子34を挿通させるスルーホール5b(孔部)と、不図示のプリント配線による回路パターンと、を備えている。制御部5aには、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェイスを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。制御部5aは、パワーモジュール3を制御する制御信号を出力するように構成されている。スルーホール5bは、制御基板5の所要の位置に貫通形成されている。所要の位置とは、制御基板5を載置面36aに載置した際にゲート端子34の第2突出部34bの先端と対向する位置である。このスルーホール5bにゲート端子34が挿通されると、回路パターンを介して制御基板5とゲート端子34とが電気的及び物理的に接続されるようになっている。
The
制御基板5には、外部信号端子(図示なし)が実装されており、この外部信号端子を介して外部装置(ECU等)と制御部5aとの電気的な接続を行うことができるようになっている。この場合、制御部5aは、当該外部信号端子を介して外部装置と通信を行い、外部装置からの指令に応じて、上述した制御信号を出力するように構成されている。
An external signal terminal (not shown) is mounted on the
通電制御装置1は、以下の手順で組み立てられる。先ず、ヒートシンク本体20aの所定の位置に樹脂枠21を配置し、パワーモジュール3及びバスバ4の配置スペースを画定する。次に、パワーモジュール3を所定の位置に設置する。次に、バスバ4をバスバ配置板21a、21bに設置する。この際、各バスバ4A、4Bの各モジュール接続部42、42を各パワーモジュール3A、3Bのソース端子32又はドレイン端子33に重ねてこれらを螺子6により固定して各パワーモジュール3A、3Bと、各バスバ4A、4Bを電気的に接続する。また、各バスバ4A、4Bの各機器接続部41、41を螺子6により、バスバ配置板21a、21bを介して支持部2に固定する。次に、制御基板5を設置する。この際、制御基板5の右側の端縁がパワーモジュール3Aの延長壁部35の内側に沿い、且つ、制御基板5の左側の端縁がパワーモジュール3Bの延長壁部35の内側に沿うように位置決めをする。その後スルーホール5bにゲート端子34を挿通させて制御基板5とゲート端子34を電気的及び物理的に接続する。そして、制御基板5を各載置面36a、36aで支持するように載置する。
The
このような構成の通電制御装置1にあって、制御部5aは、外部装置からの指令に基づき、パワーモジュール3A、3Bのゲート端子34に制御信号を出力する。これにより、パワーモジュール3A、3Bの電気回路の通電及び遮断が切り換えられる。また、制御部5a自身がパワーモジュール3A、3Bの通電及び遮断を切り換える制御信号を出力してもよい。この際、パワーモジュール3及びバスバ4で発生した熱は、ヒートシンク20のフィン部20bを介して外部へ逃がされる。
In the
上述した実施形態によれば、支持部2と、支持部2に支持され、電源と負荷との間の通電及び遮断を行う一対のパワーモジュール3A、3Bと、パワーモジュール3A、3Bを制御する制御部5aが実装される制御基板5と、を備え、パワーモジュール3A、3Bは、リレー回路を有するモジュール本体30と、モジュール本体30を囲んで支持部2に支持される枠部31と、を備え、枠部31には、モジュール本体30の上方に離隔した状態で制御基板5を支持する載置面36aが設けられている。これによれば、パワーモジュール3の載置面36aによって、モジュール本体30の上方に離隔した状態で制御基板5を支持することができるので、制御基板5を支持するためにスペーサ等の特別の部材を用いる必要がない。このため、通電制御装置1の部品点数を低減することができる。制御基板5の支持は、載置面36aによってなされるので、スペーサ等の部材で制御基板5の4隅を支持する場合に比べて、制御基板5を安定して支持することができる。このため、制御基板5に生じる撓みや振動を抑制することができる。
According to the above-described embodiment, the supporting portion 2, the pair of
また、載置面36aは、制御基板5の端縁に沿って連続していることから、制御基板5の両端縁を偏りなく支持することができる。このため、制御基板5に生じる撓みや振動を、さらに抑制することができる。
Further, since the mounting
また、制御基板5のスルーホール5bには、上方に延びるゲート端子34が挿通されていることから、制御基板5の水平方向への変位が抑制される。このため、制御基板5に生じる撓みや振動を、さらに抑制することができる。
Further, since the
また、制御基板5は、互いに隣接する一対のパワーモジュール3A、3Bに跨って支持されている。このため、2つのパワーモジュール3A、3Bによって、より安定して制御基板5を支持することができる。
Also, the
そして、制御基板5は、右側の端縁がパワーモジュール3Aの延長壁部35の内側に沿い、左側の端縁がパワーモジュール3Bの延長壁部35の内側に沿うように位置決めできる。これにより、パワーモジュール3Aからパワーモジュール3Bまでの平面方向の寸法よりも、通電制御装置1の平面方向の寸法を大きくしなくて済む。なお、延長壁部35は、制御基板5の位置決めをするだけでなく、通電制御装置1自体の外壁としても構成されるとともに、制御基板5を保護することもできるので、これらの機能を持った部品を別々に用意する必要がない。よって、さらに、通電制御装置1の部品点数を低減することができる。
The
なお、本実施形態では、制御基板5にスルーホール5bを形成し、ゲート端子34をスルーホール5bに挿通させることで制御基板5とゲート端子34を接続したが、接続の構成はこれに限られない。制御基板5に接続用の端子を設け、その端子とゲート端子34とを接続してもよい。また、本実施形態では、載置面36aに制御基板5を載置したが、この載置面36aに螺子穴を設けるとともに、制御基板5の両縁部に貫通孔を設け、この貫通孔を通る螺子6を用いて制御基板5を枠部31に固定してもよい。これにより、より安定して制御基板5を支持することができる。この場合、延長壁部35やスルーホール5bを用いて制御基板5を位置決めする必要がなくなるため、通電制御装置1の部品点数や、製造工数を低減することができる。
In the present embodiment, the
また、螺子6を用いて制御基板5を固定しない場合であっても、延長壁部35を省略することは可能である。スルーホール5bを介して制御基板5とゲート端子34を電気的及び物理的に接続し、載置面36aに制御基板5を載置することで制御基板5を支持することもできる。また、本実施形態では、載置面36aは、制御基板5の端縁に沿って連続しているが、制御基板5の端縁に沿って断続的に設けられていてもよい。また、本実施形態では、パワーモジュール3A、3Bを左右対称に設けたことにより、延長壁部35及び載置面36aは、左右方向に対向することとなるが、必ずしも各延長壁部35及び載置面36aが左右方向に対向する必要はない。
Moreover, even if the
さらに、載置面36aは、段部36の上面を構成するように設けたが、載置面36aの構成はこれに限られない。載置面36aは、一定の面積を有し、制御基板5を支持できれば、形状、位置等は、変形することが可能である。例えば、延長壁部35から枠部31の内方に延びるブラケットの上面に載置面36aを形成する、延長壁部35に枠部31の内方に開口する溝部を設けてその溝内に載置面36aを形成する、等してもよい。また、延長壁部35に水平方向に貫通するスリットを形成し、スリットの縁に載置面36aを設けてもよい。また、本実施形態では、延長壁部35によって、制御基板5を左右方向Xから挟むように構成したが、延長壁部35を形成する位置を変えて、制御基板5を前後方向Yから挟むようにしてもよい。
Furthermore, although the mounting
なお、載置面36aの面の大きさは、自由に変更できるものとする。例えば、載置面36aの幅等を限りなく狭めて線状や点状にしたものも、載置面36aに含まれる。例えば、枠部31の内方に突出する複数の線状突起を設け、その上部を載置面36aとしてもよい。また、枠部31の上方に延びるリブの先端を載置面36aとし、そのリブを複数水平方向に離散させて設けることで制御基板5を支持することもできる。
It should be noted that the size of the mounting
本実施形態では、ヒートシンク20の構成は、自然空冷を想定しているが、ヒートシンク20の構成は、水冷や空冷であってもよい。この場合、自然空冷よりも冷却能力が向上することから、通電制御装置1のサイズを小さくすることができる。
In this embodiment, the
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。即ち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。 In addition, although the best configuration, method, etc. for carrying out the present invention have been disclosed in the above description, the present invention is not limited thereto. That is, although the present invention has been particularly illustrated and described primarily with respect to particular embodiments, modifications to the above-described embodiments may be made without departing from the spirit and scope of the invention. , materials, quantity, and other detailed configurations can be modified in various ways by those skilled in the art. Therefore, the descriptions that limit the shape, material, etc. disclosed above are exemplified to facilitate understanding of the present invention, and do not limit the present invention. The description by the name of the member that removes all or part of the limitation such as is included in the present invention.
1 通電制御装置
2 支持部
20a ヒートシンク本体(平板状本体)
3A、3B 一対のパワーモジュール
30 モジュール本体
31 枠部
34 ゲート端子(制御端子)
35 延長壁部
36 段部
36a 載置面
4A、4B 一対のバスバ
5 制御基板
5a 制御部
5b スルーホール(孔部)
1 energization control device 2
3A, 3B pair of
35
Claims (5)
支持部と、
前記支持部に支持され、前記電源と前記負荷との間の通電及び遮断を行う一対のパワーモジュールと、
前記パワーモジュールを制御する制御部が実装される制御基板と、を備え、
前記パワーモジュールは、リレー回路を有するモジュール本体と、該モジュール本体を囲んで前記支持部に支持される枠部と、を備え、
前記枠部には、前記モジュール本体の上方に離隔した状態で前記制御基板を支持する載置面が設けられていることを特徴とする通電制御装置。 An energization control device for controlling energization between a power supply and a load,
a support;
a pair of power modules that are supported by the support portion and perform energization and interruption between the power supply and the load;
a control board on which a control unit that controls the power module is mounted,
The power module includes a module body having a relay circuit, and a frame surrounding the module body and supported by the support,
The energization control device, wherein the frame portion is provided with a mounting surface for supporting the control board in a spaced apart manner above the module body.
前記制御基板には、前記制御端子を挿通させる孔部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の通電制御装置。 The power module has a control terminal extending upward from the module body,
3. The energization control device according to claim 1, wherein the control board is provided with a hole through which the control terminal is inserted.
前記一対のパワーモジュールは、互いに隣接して前記平板状本体の上面に配置され、
前記一対のパワーモジュールの各々における前記枠部には、前記一対のパワーモジュールの隣接方向外側に前記載置面が設けられ、
前記制御基板は、前記一対のパワーモジュールに跨って支持されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の通電制御装置。 The support part includes a flat plate-like main body formed in a flat plate shape,
the pair of power modules are arranged adjacent to each other on the upper surface of the flat plate-like body;
The frame portion of each of the pair of power modules is provided with the mounting surface on the outside in the adjacent direction of the pair of power modules,
4. The energization control device according to claim 1, wherein the control board is supported across the pair of power modules.
前記載置面は、前記枠部の内方に延び、
前記制御基板は、前記延長壁部の内側に端縁が沿うように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の通電制御装置。 The frame portion is provided with an extension wall portion extending upward,
The mounting surface extends inwardly of the frame,
5. The energization control device according to claim 4, wherein the control board is arranged so that an edge thereof extends along the inside of the extension wall.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021033445A JP2022134365A (en) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | Energization control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021033445A JP2022134365A (en) | 2021-03-03 | 2021-03-03 | Energization control device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022134365A true JP2022134365A (en) | 2022-09-15 |
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Family Applications (1)
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2021
- 2021-03-03 JP JP2021033445A patent/JP2022134365A/en active Pending
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