JP2022132154A - 改良型の蓋を装備した飲料調製器具 - Google Patents

改良型の蓋を装備した飲料調製器具 Download PDF

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Abstract

【課題】シンプルかつ人間工学的な実施形態を有しつつ、ユーザーの安全を保証する飲料調製器具を提案することである。【解決手段】本発明は、本体(3)と蓋(10)とを備え、本体(3)は内壁(9)および上部開口(4)を具備し、蓋(10)は内壁(9)と協働する可撓性外周シール(30)を備え、蓋(10)が、上部開口(4)から蓋(10)が分離した開位置と、上部開口(4)を蓋が閉じる閉位置との間で可動な飲料、特に浸出飲料の調製器具であって、蓋(10)が、閉位置から開位置への蓋(10)の移行が容易なリリース位置から、器具(1)が偶発的に転倒したときに蓋(10)が本体(3)に対して閉位置に保持されるように、シール(30)が本体(3)の内壁(9)に当接して変形するホールド位置にシール(30)を移行させるシール変形機構(32a、32b、32c、21a、21b、21c)を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電気加熱底と、水を沸騰にもっていくためのタンクを形成する本体および蓋とを備える飲料調製器具、特に電気ケトルまたはティーポットに関する。
湯を沸かすためのタンクを形成している、電気加熱底の上に設けられた本体と蓋とを備える、飲料調製器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。本体は内壁と上部開口とを備え、蓋は内壁と協働する可撓性外周シールを備える。蓋は、上部開口から蓋が分離した開位置と、蓋が上部開口を閉ざす閉位置との間で可動である。
シールには、蓋と本体の内壁との間の隙間をなくすように変形可能なリップが備えられている。しかし、隙間の構成によっては、蓋がきつくなって本体への取付けや本体からの引抜きが困難になることや、本体に対して蓋が緩すぎることなどの可能性がある。
また、いずれの場合も、本体内に湯が入った状態で器具が偶発的に転倒した場合、蓋が本体から外れて湯がこぼれ、ユーザーにとって非常に危険な状況をもたらす。
また、浸出飲料調製器具も知られている(例えば、特許文献2参照)。
中国実用新案第208876122号明細書 米国特許出願公開第2015201771号明細書
本発明は、上記のような欠点を改善することを目的とする。
本発明の根本にある技術的課題は、シンプルかつ人間工学的な実施形態を有しつつ、ユーザーの安全を保証する飲料調製器具を提案することである。
本発明の別の目的は、単純な設計を有し経済的に実施することができる飲料調製器具を提案することにある。
そのため、本発明は、湯を沸かすためのタンクを形成している、電気加熱底の上に設けられた本体と蓋とを備え、前記本体は内壁および上部開口を具備し、前記蓋は内壁と協働する可撓性外周シールを備え、前記蓋が、上部開口から蓋が分離した開位置と、上部開口を蓋が閉じる閉位置との間で可動である飲料、特に浸出飲料の調製器具であって、蓋は、閉位置から開位置への蓋の移行が容易なリリース位置から、器具が偶発的に転倒したときに蓋が本体に対して閉位置に保持されるように、シールが本体の内壁に当接して変形するホールド位置に前記シールを移行させるシール変形機構を備えることを特徴とする飲料調製器具を対象とする。
そのため、蓋と本体との間にたとえ大きな隙間があっても、ユーザーは、シール変形機構を働かせてシールをリリース位置からホールド位置に移行させておくことで、偶発的な転倒時に本体内の水の圧力で蓋が本体から外れないように蓋を本体にしっかりと固定する。そうすることで、水が、特にそれが湯であるときに、器具からこぼれ出て事故を引き起こすことがない。
こうしたシール変形機構は、滑らかで掃除が容易な本体内壁を上部開口レベルに備えることができる。
閉位置から開位置への蓋の移行が容易とは、蓋を持ち上げるためにユーザーはわずかな労力を払うだけでよいことをいう。
好ましくは、シール変形機構は、前記シールをリリース位置とホールド位置との間で蓋の径方向に沿って蓋のほぼ水平な延長面上に伸張させる。
それにより、シール変形機構は、本体の内壁に対して内壁と直角にシールの力を発生させ、それによって本体に対する蓋のしっかりとした保持を保証する。
有利には、シール変形機構は、前記シールの内側面に設けられた少なくとも1つの突出部と、少なくとも1つのカムを具備するリングとを備え、前記少なくとも1つのカムは、前記少なくとも1つのカムが前記少なくとも1つの突出部を本体の内壁の方に押してシールがホールド位置になる有効位置と、前記少なくとも1つのカムが前記少なくとも1つの突出部に作用せずにシールがリリース位置となる無効位置との間で回転可動である。
突出部とカムを具備したこのようなシール変形機構は、カムが移動する際にシールの漸進的な変形を得ることができる。
少なくとも1つのカムが有効位置から無効位置に移行すると、少なくとも1つの突出部が可撓シールの弾性復帰によって移動することは理解される。
シールは外側面を有し、シールは内側面と外側面との間に厚みを有し、その厚みが、ホールド位置では突出部の作用で変形して蓋と本体との間の隙間を塞ぐことができることは理解される。
好ましくは、シール変形機構は、前記シールの内側面に規則的に設けられた4つの突出部と、リング上に設けられた4つのカムとを備える。
そのため、本体に対する蓋の保持力は同一の4つの部分に均等に分散され、本体に対する蓋の非常にしっかりとした保持が保証される。
有利には、シールは、本体に向かって延びる少なくとも1つの水平方向のリブであって、前記少なくとも1つの突出部と向い合せに設けられたリブを有する外側面を備える。
そのため、前記少なくとも1つの水平方向のリブは、ホールド位置で蓋と本体との間の隙間をなくすために多少なりとも変形することができる。
好ましくは、リングは第1のマークを備え、蓋は目視窓を備えており、前記少なくとも1つのカムが有効位置にあって蓋がホールド位置にあるとき、第1のマークが窓と一直線に重なる。
それにより、ユーザーは、シールがリリース位置にあるかホールド位置にあるかを知ることができる。
有利には、リングは第2のマークも有しており、その第2のマークは、前記少なくとも1つのカムが無効位置にあって、シールがリリース位置で、蓋が開位置にあるときに、窓と一直線に重なる。
有利には、蓋は、リングおよび前記少なくとも1つのカムを有効位置と無効位置との間で駆動するレバーを備える。
それにより、ユーザーはレバーを回転操作して、リングおよび前記少なくとも1つのカムを有効位置と無効位置との間で、またはその逆に駆動することができる。
好ましくは、飲料調製器具は、蓋の中に取外し可能に設けられた茶こしを備える。
そして、蓋を茶こしとともに本体にセットすることで、飲料調製器具内で浸出飲料を調製することができる。
有利には、レバーは、バヨネット式連結システムによって蓋に取外し可能に設けられ、蓋は、茶こしを受けるための貫通開口部を備え、レバーは、前記レバーを蓋に取り付けたときに前記貫通開口部を閉じるカバーを備える。
それにより、ユーザーは同じレバーを用いて、回転リングを操作してシールをリリース位置からホールド位置に移行させることも、バヨネット式連結システムによって蓋に茶こしを取り付けることも、取り外すこともできる。
有利には、本体はガラス製である。
ガラス製部品の場合、その製造方法により、本体の上部開口に数ミリメートルに及ぶ大きな寸法的ばらつきを生じる。シール変形機構は、その寸法的ばらつきを吸収してホールド位置における蓋のしっかりとした保持を保証する。
さらに、このようなシール変形機構は、機械的ロックシステムの適合のための調整が困難なガラス製本体と協働するには特に適している。
有利には、ガラス製本体は、加熱底に対して接着によって取り付けられる。
本発明の目的、態様および利点については、限定的でない例として、添付の図を参照しながら行う本発明の具体的実施形態に関する以下の説明を通して理解されよう。
本発明の具体的実施形態による飲料調製器具の斜視図である。 蓋が茶こしを備える図1の飲料調製器具の蓋の分解斜視図である。 図2の蓋の部分分解斜視図である。 リングが無効位置にある図1の飲料調製器具の蓋下方の部分斜視図である。 リングが有効位置にある図1の飲料調製器具の蓋下方の部分斜視図である。
符号は、本発明の理解に必要な要素についてのみ与えられている。図面の読取りを容易にするため、図面が変わっても同じ要素には同じ符号が与えられている。
本明細書において、飲料調製器具の説明のために用いる「水平」、「鉛直」、「下」、「上」、「高」、「低」、「前」、「後」、「長手」、「横断」の各用語は、作業面に平らに置かれた使用状態の飲料調製器具について言うものであることに留意されたい。
図1から図5に示す実施例では、飲料調製器具1は、コード(図示せず)によって給電される台座2と、底部8を有する本体3とを備える。本体3は水を入れる容器を形成する。本体3は、蓋10によって閉ざされる上部注水開口4を備える。ケトル1は、上部開口4レベルに位置する注ぎ口5と、上部開口4に関して注ぎ口5と反対側に位置するハンドル6とを備える。本体3は、鉛直軸7を有するほぼ円筒形をなす。蓋10は本体3に対して取外し可能である。蓋10は、上部開口4から蓋が分離した開位置と、蓋が上部開口4を閉ざす閉位置との間で可動である。蓋10は、本体3の鉛直軸7とほぼ平行な並進運動によって、本体3に取り付けられるようになっている。本体3は内壁9を備えており、シール30は、蓋10が閉位置にあるときにその内壁9と向き合うように設けられる。
底部8は、アルミニウム製ディフューザおよび加熱要素(ともに図示せず)がその下に設けられたステンレス鋼製の皿からなる加熱底を備える。加熱底の上に設けられた本体3と蓋10は、水を沸騰にもっていくためのタンクを形成する。
図2から図5までを見るとわかるように、蓋10は、平坦な円環部12と、その平坦な円環部12に対して垂直に延びて逆L字形の横断面をなす下り縁13とを有する上部冠11を備える。蓋10は、平坦な円環部12の下方に下り縁13の延長方向に沿って鉛直に延びる可撓性円環シール30を備える。蓋10は、平坦な円環部12の下に設けられた円環状のリング20であって、下り縁13とシール30との間に配置されたリング20を備える。リング20は、鉛直軸7の周りを下り縁13の周りに回転可能に取り付けられる。蓋10は、上部冠11に対してねじ込み式に取り付けられる下部冠18であって、リング20およびシール30の受け部19(図2)を形成する下部冠18を備える。シール30は、上部冠11と下部冠18との間に鉛直軸7の周りに回転できないように取り付けられる。
シール30は、シール30の内周に90度おきに均等に配分された4つの突出部32a、32b、32c、32dを具備する内側面31を備える。4つの突出部32a、32b、32c、32dはそれぞれ剛性壁33a、33b、33c、33dで覆われる。各々の剛性壁33a、33b、33c、33dは対応する突出部32a、32b、32c、32dと一体をなし、ポリオキシメチレンのような摩擦係数の低いプラスチックで製作される。各々の剛性壁33a、33b、33c、33dは、内側面31とほぼ平行に鉛直に延びる長方形部位34a、34b、34c、34dと、シール30の内側面31と接続する2つの傾斜部位35a、35b、35c、35d;36a、36b、36c、36dとを備える。シール30は、重畳する2つの水平方向のリブ38、39を具備する外側面37(図2)を備える。2つのリブ38、39は本体3に向けて延び、各々の突出部32a、32b、32c、32dと向い合せに設けられる。回転リング20は、リング20の外周に設けられた4つのカム21a、21b、21c、21dを備える。各々のカム21a、21b、21c、21dは、蓋10の外側に向かって徐々に径方向に延びていく傾斜面22a、22b、22c、22dと、シール30の内側面31とほぼ平行に延びる部位23a、23b、23c、23dとを備える。
図4および図5に示すように、4つのカム21a、21b、21c、21dを具備するリング20と4つの突出部32a、32b、32c、32dは、シール30の変形機構を形成する。シール30の変形機構は、力をかけることなしに蓋10を閉位置から開位置に移行させることができるリリース位置(図4)から、シール30が本体3の内壁9に当接して変形し、数ニュートンの保持力で蓋10を本体3に保持するホールド位置(図5)へとシール30を移行させる。カム21a、21b、21c、21dは、カム21a、21b、21c、21dが突出部32a、32b、32c、32dを本体の内壁の方に押す有効位置(図5)と、カム21a、21b、21c、21dが突出部から外れる無効位置(図4)との間で、またその逆で回転可能である。カム21a、21b、21c、21dが有効位置から無効位置に移行して解放された突出部32a、32b、32c、32dは、可撓性シール30の弾性復帰によって移動する。無効位置から有効位置に移行する際、傾斜面22a、22b、22c、22dは、傾斜部位35a、35b、35c、35dに支えられながら部位23a、23b、23c、23dが長方形部位34a、34b、34c、34dの上を摺動するところまで剛性壁33a、33b、33c、33dを押す。無効位置から有効位置へ、またはその逆に移行する際には、リング20およびカム21a、21b、21c、21dは、25度の角度にわたって回転駆動される。
図2および図3で見てとれるように、上部冠11は、円形の中央貫通開口部14とショルダ部15とを備える。蓋10は、上部カラー51付きの茶こし50(図2)を備える。茶こし50は蓋10から取外し可能で、持ち手52を備える。茶こし50は貫通開口部14内に挿入されるようになっており、カラー51は、組立ての最後に上部冠11のショルダ部15と協働するようになっている。蓋10は、有効位置と無効位置との間でリング20を駆動するレバー40を備える。レバー40は、取外し可能な形で上部冠11に設けられる。レバー40は、レバー40を蓋10に取り付けたときに貫通開口部14を閉じる円形のカバー41を備える。カバー41は、茶こし50のカラー51にかぶせるためにショルダ部15に挿入されるようになっている。カバー41は、直径方向に対向するように設けられて径方向に延びる2つのツメ42a、42bを備える。上部冠11は2つの切込み16a、16bを備える。2つの切込み16a、16bは、平坦な円環部12とショルダ部15の鉛直壁17とに設けられる。2つの切込み16a、16bは、平坦な円環部12の下に延びる水平部位29a、29bをそれぞれ備える。リング20はショルダ部15の下に設けられ、シールがリリース位置にあるときに2つの切込み16a、16bと向かい合うようにそれぞれ設けられた2つの区画24a、24bを備える。それにより、カバー41の2つのツメ42a、42bは、2つの切込み16a、16bを通して2つの区画24a、24b内に挿入されることができる。レバー40を回転させることで、2つのツメ42a、42bとリング20の2つの区画24a、24bが同時に駆動される。その同じ動きにより、2つのツメ42a、42bは、平坦な円環部12の下で水平部位29a、29b内を移動し、それによってカバー41付きのレバー40を蓋10に取り付けて茶こし50を固定する。水平部位29a、29bを有する2つの切込み16a、16bと協働する2つのツメ42a、42bは、蓋10に対するレバー40および茶こし50のバヨネット式連結システムを形成する。この実施形態では、シール30がリリース位置にあるとき、カバー41付きのレバー40は、本体3にとどまる蓋10から抜き取ることができる。蓋10は、ユーザーが貫通開口部14の中に指を差し込み、上部冠11と下部冠18を挟んで引き抜くことができる。
蓋10の上部冠11の平坦な円環部12は、貫通目視窓28を備える。リング20は、第1の赤い着色マーク26と第2の緑の着色マーク27とを備える。カム21a、21b、21c、21dが有効位置にあって蓋10がホールド位置にあるときには、第1の赤い着色マーク26が窓28と一直線に重なり、カム21a、21b、21c、21dが無効位置にあって蓋10がリリース位置にあるときには、第2の緑の着色マーク27が窓と一直線に重なる。
本発明があくまでも例として取り上げて説明し、図示した実施形態にいささかも限定されるものでないことは言うまでもない。各種要素の構成という観点や、技術的な等価物による置換えによって、本発明の保護対象領域から外れることなく様々な変形がなお可能である。
そのため、図示しなかった変形実施形態では、バヨネット式連結システムは、カバー41付きのレバー40が蓋に取り付けられた状態のまま、シール30がリリース位置となる中間位置を有する。水平部位29a、29bは、ツメ42a、42bが平坦な円環部12の下にとどまるように拡張される。
図示していない追加的な変形形態では、蓋(10)は、リング(20)および少なくとも1つのカム(21a、21b、21c、21d)の有効位置と無効位置との間の機械式駆動装置を備える。

Claims (9)

  1. 湯を沸かすためのタンクを形成している、電気加熱底の上に設けられた本体(3)と蓋(10)とを備え、
    前記本体(3)は、内壁(9)および上部開口(4)を具備し、
    前記蓋(10)は、前記内壁(9)と協働する可撓性外周シール(30)を具備し、
    前記蓋(10)が、前記上部開口(4)から前記蓋(10)が分離した開位置と、前記上部開口(4)を前記蓋(10)が閉じる閉位置との間で可動である、飲料、特に浸出飲料の調製器具(1)であって、
    前記蓋(10)が、前記閉位置から前記開位置への前記蓋(10)の移行が容易なリリース位置から、器具(1)が偶発的に転倒したときに前記蓋(10)が前記本体(3)に対して前記閉位置に保持されるように、前記シール(30)が前記本体(3)の前記内壁(9)に当接して変形するホールド位置に前記シール(30)を移行させるシール変形機構(32a、32b、32c、32d、21a、21b、21c、21d)を備える飲料調製器具(1)において、
    前記シール変形機構は、
    前記シール(30)の内側面(31)に設けられた少なくとも1つの突出部(32a、32b、32c、32d)と、
    少なくとも1つのカム(21a、21b、21c、21d)を具備するリング(20)と、を備え、
    前記少なくとも1つのカム(21a、21b、21c、21d)は、前記少なくとも1つのカム(21a、21b、21c、21d)が前記少なくとも1つの突出部(32a、32b、32c、32d)を前記本体(3)の前記内壁(9)の方に押して、前記シール(30)がホールド位置となる有効位置と、前記少なくとも1つのカム(21a、21b、21c、21d)が前記少なくとも1つの突出部(32a、32b、32c、32d)に作用せずに、前記シール(30)がリリース位置となる無効位置との間で回転可動であることを特徴とする飲料調製器具(1)。
  2. 前記シール変形機構(32a、32b、32c、32d、21a、21b、21c、21d)は、前記シール(30)を前記リリース位置と前記ホールド位置との間で前記蓋(10)の径方向に沿って前記蓋(10)のほぼ水平な延長面上に伸張させることを特徴とする請求項1に記載の飲料調製器具(1)。
  3. 前記シール変形機構は、前記シール(30)の前記内側面(31)に規則的に設けられた4つの突出部(32a、32b、32c、32d)と、前記リング(20)上に設けられた4つのカム(21a、21b、21c、21d)とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の飲料調製器具(1)。
  4. 前記シール(30)は、前記本体(3)に向かって延びる少なくとも1つの水平方向のリブ(38、39)であって、前記少なくとも1つの突出部(32a、32b、32c、32d)と向い合せに設けられたリブ(38、39)を有する外側面(37)を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の飲料調製器具(1)。
  5. 前記リング(20)は、第1のマーク(26)を備え、
    前記蓋(10)は、目視窓(28)を備え、
    前記少なくとも1つのカム(21a、21b、21c、21d)が有効位置にあり、前記蓋(10)が前記ホールド位置にあるとき、前記第1のマーク(26)が、前記窓(28)と一直線に重なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の飲料調製器具(1)。
  6. 前記蓋(10)は、前記リング(20)および前記少なくとも1つのカム(21a、21b、21c、21d)を前記有効位置と前記無効位置との間で駆動するレバー(40)を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の飲料調製器具(1)。
  7. 前記蓋(10)の中に取外し可能に設けられた茶こし(50)を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の飲料調製器具(1)。
  8. 前記レバー(40)は、バヨネット式連結システム(16a、16b、29a、29b、42a、42b)によって前記蓋(10)に取外し可能に設けられ、
    前記蓋(10)は、前記茶こし(50)を受けるための貫通開口部(14)を備え、
    前記レバー(40)は、前記レバー(40)を前記蓋に取り付けたときに、前記貫通開口部(14)を閉じるカバー(41)を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の飲料調製器具(1)。
  9. 前記本体(3)はガラス製であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の飲料調製器具(1)。
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