JP2022132035A - ジョブ利用制御装置、ジョブ利用制御方法およびジョブ利用制御プログラム - Google Patents

ジョブ利用制御装置、ジョブ利用制御方法およびジョブ利用制御プログラム Download PDF

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Masayuki Yano
良博 福田
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泰史 行平
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剛光 上野
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Abstract

【課題】システム管理者の業務負担を減らしつつ、セキュリティも従来どおり担保した状態でのジョブ利用をできるように制御することができるジョブ利用制御装置、ジョブ利用制御方法およびジョブ利用制御プログラムの提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)ログインユーザが利用可能なジョブの候補を取得し、(2)システム管理者により設定された機能セキュリティマスタおよび機能グループ所属ジョブマスタを参照して、前記ログインユーザが利用可能な既定ジョブを取得し、(3)業務責任者により設定された公開セキュリティマスタおよび公開グループ所属ジョブマスタを参照して、前記ログインユーザが利用可能な公開ジョブを取得し、(4)前記(1)で取得したジョブの候補のうち、前記(2)で取得した既定ジョブおよび前記(3)で取得した公開ジョブをのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する。【選択図】図10

Description

本発明は、ジョブ利用制御装置、ジョブ利用制御方法およびジョブ利用制御プログラムに関する。
特許文献1には、ジョブの履歴情報のうち秘匿すべき情報を、特定されないように当該履歴情報の閲覧者の権限に応じて秘匿化して提示することが可能な情報処理装置、情報処理システム及びプログラムが開示されている(特許文献1の0006段落等参照)。
特開2020-154819号公報
上記特許文献1に記載のようなジョブを管理する分野においては、既定ジョブ(ERP:Enterprise Resources Planning に最初から備わっているジョブ)の他に、公開ジョブ(ユーザ自身が定義を作成し、他ユーザに公開できるデータ参照のジョブ)も利用したい場合がある。
しかしながら、従来においては、既定ジョブのセキュリティ設定も公開ジョブのセキュリティ設定も、最上位に位置するシステム管理者が一人で行っていたため、システム管理者の業務負担が大きかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、既定ジョブのセキュリティ設定は、システム管理者が行い、一方で、公開ジョブのセキュリティ設定は、システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者が行うという職務分掌を実現することで、システム管理者の業務負担を減らしつつ、セキュリティも従来どおり担保した状態でのジョブ利用をできるように制御することができるジョブ利用制御装置、ジョブ利用制御方法およびジョブ利用制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るジョブ利用制御装置においては、制御部および記憶部を備え、システム管理者および当該システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者により設定されたセキュリティに基づく、業務利用者によるジョブ利用を制御するジョブ利用制御装置であって、前記記憶部には、ユーザ識別データまたはシステム識別データと、ジョブ識別データと、ジョブが、システムに最初から備わっている既定のジョブである既定ジョブであるか、または、ユーザ自身が定義を作成して他のユーザに公開可能なジョブである公開ジョブであるか、を識別するためのジョブ種別と、を含むジョブ種別管理マスタと、前記既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための既定ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記既定ジョブが属するジョブグループを識別するための既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する既定ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む既定ジョブ用セキュリティマスタと、前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記既定ジョブについての前記ジョブ識別データである既定ジョブ識別データと、を含む既定ジョブ管理マスタと、前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための公開ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記公開ジョブが属するジョブグループを識別するための公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する公開ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む公開ジョブ用セキュリティマスタと、前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記公開ジョブについての前記ジョブ識別データである公開ジョブ識別データと、を含む公開ジョブ管理マスタと、が格納されており、前記既定ジョブ用セキュリティマスタおよび前記既定ジョブ管理マスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記公開ジョブ用セキュリティマスタおよび前記公開ジョブ管理マスタは、前記業務責任者により設定されたものであり、前記制御部は、前記ジョブ種別管理マスタから、ログインした前記業務利用者であるログインユーザについてのユーザ識別データ、または、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム識別データと紐付くジョブ識別データおよびジョブ種別を取得し、当該取得したジョブ識別データで特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とするジョブ候補取得手段と、前記ジョブ候補取得手段で取得したジョブ種別が、前記既定ジョブを意味するものである場合、前記既定ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された既定ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記既定ジョブ管理マスタから、当該取得した既定ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く既定ジョブ識別データを取得する既定ジョブ取得手段と、前記ジョブ候補取得手段で取得したジョブ種別が、前記公開ジョブを意味するものである場合、前記公開ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された公開ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記公開ジョブ管理マスタから、当該取得した公開ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く公開ジョブ識別データを取得する公開ジョブ取得手段と、前記ジョブ候補取得手段で取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、前記既定ジョブ取得手段で取得した既定ジョブ識別データで特定される既定ジョブおよび前記公開ジョブ取得手段で取得した公開ジョブ識別データで特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する利用可能ジョブ表示手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係るジョブ利用制御装置においては、前記ジョブ種別管理マスタは、前記システム識別データと、前記ジョブ識別データと、前記ジョブ種別と、を含むジョブマスタと、前記ユーザ識別データと、前記ジョブ識別データと、前記ジョブ種別と、を含むお気に入りメニューマスタと、に分かれており、前記ジョブマスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記お気に入りメニューマスタは、前記業務利用者により設定されたものであり、前記ジョブ候補取得手段は、前記ログインユーザによりシステムメニューが起動された場合、前記ジョブマスタから前記ジョブ識別データおよび前記ジョブ種別を取得し、前記ログインユーザによりお気に入りメニューが起動された場合、前記お気に入りメニューマスタから前記ジョブ識別データおよび前記ジョブ種別を取得すること、を特徴とする。
また、本発明に係るジョブ利用制御方法においては、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、システム管理者および当該システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者により設定されたセキュリティに基づく、業務利用者によるジョブ利用を制御するジョブ利用制御方法であって、前記記憶部には、ユーザ識別データまたはシステム識別データと、ジョブ識別データと、ジョブが、システムに最初から備わっている既定のジョブである既定ジョブであるか、または、ユーザ自身が定義を作成して他のユーザに公開可能なジョブである公開ジョブであるか、を識別するためのジョブ種別と、を含むジョブ種別管理マスタと、前記既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための既定ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記既定ジョブが属するジョブグループを識別するための既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する既定ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む既定ジョブ用セキュリティマスタと、前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記既定ジョブについての前記ジョブ識別データである既定ジョブ識別データと、を含む既定ジョブ管理マスタと、前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための公開ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記公開ジョブが属するジョブグループを識別するための公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する公開ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む公開ジョブ用セキュリティマスタと、前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記公開ジョブについての前記ジョブ識別データである公開ジョブ識別データと、を含む公開ジョブ管理マスタと、が格納されており、前記既定ジョブ用セキュリティマスタおよび前記既定ジョブ管理マスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記公開ジョブ用セキュリティマスタおよび前記公開ジョブ管理マスタは、前記業務責任者により設定されたものであり、前記制御部で実行される、前記ジョブ種別管理マスタから、ログインした前記業務利用者であるログインユーザについてのユーザ識別データ、または、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム識別データと紐付くジョブ識別データおよびジョブ種別を取得し、当該取得したジョブ識別データで特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とするジョブ候補取得ステップと、前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記既定ジョブを意味するものである場合、前記既定ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された既定ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記既定ジョブ管理マスタから、当該取得した既定ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く既定ジョブ識別データを取得する既定ジョブ取得ステップと、前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記公開ジョブを意味するものである場合、前記公開ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された公開ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記公開ジョブ管理マスタから、当該取得した公開ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く公開ジョブ識別データを取得する公開ジョブ取得ステップと、前記ジョブ候補取得ステップで取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、前記既定ジョブ取得ステップで取得した既定ジョブ識別データで特定される既定ジョブおよび前記公開ジョブ取得ステップで取得した公開ジョブ識別データで特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する利用可能ジョブ表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係るジョブ利用制御プログラムにおいては、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、システム管理者および当該システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者により設定されたセキュリティに基づく、業務利用者によるジョブ利用を制御するジョブ利用制御プログラムであって、前記記憶部には、ユーザ識別データまたはシステム識別データと、ジョブ識別データと、ジョブが、システムに最初から備わっている既定のジョブである既定ジョブであるか、または、ユーザ自身が定義を作成して他のユーザに公開可能なジョブである公開ジョブであるか、を識別するためのジョブ種別と、を含むジョブ種別管理マスタと、前記既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための既定ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記既定ジョブが属するジョブグループを識別するための既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する既定ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む既定ジョブ用セキュリティマスタと、前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記既定ジョブについての前記ジョブ識別データである既定ジョブ識別データと、を含む既定ジョブ管理マスタと、前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための公開ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記公開ジョブが属するジョブグループを識別するための公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する公開ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む公開ジョブ用セキュリティマスタと、前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記公開ジョブについての前記ジョブ識別データである公開ジョブ識別データと、を含む公開ジョブ管理マスタと、が格納されており、前記既定ジョブ用セキュリティマスタおよび前記既定ジョブ管理マスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記公開ジョブ用セキュリティマスタおよび前記公開ジョブ管理マスタは、前記業務責任者により設定されたものであり、前記制御部に実行させるための、前記ジョブ種別管理マスタから、ログインした前記業務利用者であるログインユーザについてのユーザ識別データ、または、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム識別データと紐付くジョブ識別データおよびジョブ種別を取得し、当該取得したジョブ識別データで特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とするジョブ候補取得ステップと、前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記既定ジョブを意味するものである場合、前記既定ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された既定ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記既定ジョブ管理マスタから、当該取得した既定ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く既定ジョブ識別データを取得する既定ジョブ取得ステップと、前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記公開ジョブを意味するものである場合、前記公開ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された公開ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記公開ジョブ管理マスタから、当該取得した公開ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く公開ジョブ識別データを取得する公開ジョブ取得ステップと、前記ジョブ候補取得ステップで取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、前記既定ジョブ取得ステップで取得した既定ジョブ識別データで特定される既定ジョブおよび前記公開ジョブ取得ステップで取得した公開ジョブ識別データで特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する利用可能ジョブ表示ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、既定ジョブのセキュリティ設定は、システム管理者が行い、一方で、公開ジョブのセキュリティ設定は、システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者が行うという職務分掌を実現することで、システム管理者の業務負担を減らしつつ、セキュリティも従来どおり担保した状態でのジョブ利用をできるように制御することができるという効果を奏する。
図1は、ジョブ利用制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、定義作成の手順の一例を示す図である。 図3は、定義情報およびジョブ情報の一例を示す図である。 図4は、公開ジョブ割当の画面の一例を示す図である。 図5は、公開ジョブセキュリティの反映前後のデータの一例を示す図である。 図6は、公開ジョブを起動する際の画面の一例を示す図である。 図7は、公開ジョブを起動した後の画面の一例を示す図である。 図8は、各人物の業務範囲の一例を示す図である。 図9は、セキュリティ設定の概要の一例を示す図である。 図10は、システムメニュー(会計システム)を選択した場合におけるジョブ表示の一例を示す図である。 図11は、お気に入りメニューを選択した場合におけるジョブ表示の一例を示す図である。 図12は、メニュー起動からメニュージョブ種別判定までの処理で用いるデータの一例を示す図である。 図13は、メニュージョブ種別判定において「機能メニュー」と判定した場合において、機能グループ取得・権限判定の処理で用いるデータの一例を示す図である。 図14は、メニュージョブ種別判定において「公開メニュー」と判定した場合において、公開セキュリティグループ判定および公開グループ取得・権限判定の処理で用いるデータの一例を示す図である。 図15は、メニュー統合表示の一例を示す図である。
以下に、本発明に係るジョブ利用制御装置、ジョブ利用制御方法およびジョブ利用制御プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
(1)従来における課題
従来においては、データ出力の際には、オペレータが個別にデータ出力の定義を作成していた。このため、例えば、以下の1~3の様な課題があった。
1.各定義をそれぞれのオペレータが作成するため、定義作成時のミスで出力結果に差異が発生してしまう。
2.各定義をそれぞれのオペレータが作成するため、定義作成に労力がかかっていた。
3.各定義がそれぞれ存在するため、項目の追加など定義の情報に変更が発生したときの反映に手間がかかっていた。
(2)本発明の概要
そこで、本実施形態においては、例えば、オペレータが作成した定義をジョブとして公開できるようにした。これにより、前記課題1~3が解決された。また、本実施形態においては、例えば、統制上の判断をジョブに対して行う機能を持たせた。
ここで、本願明細書および本願図面において、「ジョブ」、「既定のジョブ」および「公開ジョブ」を次のように定義する。「ジョブ」とは、本実施形態におけるERPにおける業務処理ごとのプログラムの集まりを指す。例えばシステムメニューから「ジョブ」を選択することでオペレータは業務を遂行できる。「既定のジョブ」とは、本実施形態におけるERPに最初から備わっているジョブのことである。既定のジョブを利用することで、ユーザはシステムで想定される業務のフローを実施できる。後述する公開ジョブと差別化するために「既定の」という言葉をつけた。「公開ジョブ」とは、ユーザ自身が定義を作成し、他ユーザに公開できるデータ参照のジョブのことである。「既定のジョブ」は、最大公約数的に作成されているので、業務の実体とマッチしないことがある。この場合に、都度、システム会社側がプログラムを開発するのではなく、ユーザ側の設定で参照ジョブ(公開ジョブ)を作成することで、既定のジョブと同じように使用することができる。
本発明は、照会や帳票に関してオペレータが作成した抽出条件等の定義の共有機能および共有に関する統制機能の発明である。
具体的には、本実施形態におけるERPで格納されたデータは利用者の望む形で抽出条件や表示内容、データの結びつき(結合条件)を保存し、利用することが可能である。本実施形態では、その抽出条件、表示内容、データの結びつきでオペレータが作成した定義を、他のオペレータに対して公開し、ERP上にジョブ(プログラム)として利用できるようにするものである(公開ジョブ)。
また、ERPに格納されている情報は統制上、利用できるユーザおよびユーザグループ(例えば、ユーザの所属部署およびシステム上同一の権限を与える単位等)によって制限する必要がある。本実施形態においては、例えば、公開ジョブ毎に、ユーザやユーザグループに対して利用・印刷・照会・出力権限を紐づけることを可能とし、また、ERP自体のユーザやユーザグループと紐づけることで、紐づけ後の運用管理も簡単に行うことができる様にした。例えば、ユーザグループ単位で権限設定していれば、部署変更等によりユーザグループの異動が起きた時に、公開ジョブ側も同一の情報を見ているので管理が簡単である。公開ジョブの運用管理は既定のジョブのセキュリティ設定範囲と区分けし、情報システム管理者でなくとも権限設定できるようにすることで、運用負荷を下げることができる。
つまり、オペレータが独自にジョブを作成することができていなかったという従来の課題を解決するために、本実施形態においては、例えば、定義登録でジョブを作成することができるようにした。また、作成したジョブは基本的に情報システム管理者によってセキュリティ設定を行っていたという従来の課題を解決するために、本実施形態においては、例えば、既定ジョブのセキュリティ設定と公開ジョブのセキュリティ設定を分けることで、権限設定の範囲を限定化した。つまり、情報システム管理者だけでなく、業務オペレータでも、どのユーザが情報を扱えるか等の権限設定を行えるようにした。
(3)本発明の活用イメージ
本発明は、例えば、ERPにあるデータを利用して、ERPに用意されていないその会社独自の照会や帳票出力を行いたい場合や、作った定義を同じ部署のオペレータと使い回したい場合等に活用可能である。本発明の活用の流れは、以下の(A)~(D)に示すとおりである。
(A)まず、図2に示す手順で、定義が作成される。
(B)次に、(A)で作成された定義について、公開ジョブ化するか否かが設定される。言い換えると、(A)で作成された定義を他のユーザに使わせるか否かが設定される。
(C)次に、(B)で公開ジョブ化する設定がされた場合、どのユーザやユーザグループが、どの機能を利用できるかが設定される。つまり、公開ジョブの利用範囲が設定される。
(D)最後に、(C)で設定されたユーザやユーザグループは、公開ジョブをERPのメニュー画面から利用することができる。
以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係るジョブ利用制御装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、ジョブ利用制御装置100の構成の一例を示すブロック図である。
ジョブ利用制御装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、ジョブ利用制御装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
ジョブ利用制御装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。ジョブ利用制御装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ジョブ利用制御装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、ジョブ利用制御装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、ユーザマスタ106aと、ユーザ所属マスタ106bと、機能セキュリティグループマスタ106cと、システムマスタ106dと、業務フォルダマスタ106eと、ジョブマスタ106fと、お気に入りメニューグループマスタ106gと、お気に入りメニューマスタ106hと、既定ジョブ用セキュリティマスタとしての機能セキュリティマスタ106iと、機能グループマスタ106jと、既定ジョブ管理マスタとしての機能グループ所属ジョブマスタ106kと、公開セキュリティユーザ所属マスタ106mと、公開セキュリティグループマスタ106nと、公開ジョブ用セキュリティマスタとしての公開セキュリティマスタ106pと、公開グループマスタ106qと、公開ジョブ管理マスタとしての公開グループ所属ジョブマスタ106rと、を備えている。
まず、ユーザマスタ106a~ジョブマスタ106fは、システム管理者により設定されるデータである。ユーザマスタ106a~ジョブマスタ106fは、「システムメニュー」の起動によりジョブ候補を取得するために用いる情報である。
ユーザマスタ106aは、図12に示すように、例えば、ユーザ識別データ(ユーザID)と、パスワードと、等を含む。
ユーザ所属マスタ106bは、図12に示すように、例えば、前記ユーザ識別データ(ユーザID)と、既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための既定ジョブ用ユーザグループ識別データ(機能セキュリティグループ名)と、等を含む。
機能セキュリティグループマスタ106cは、図12に示すように、例えば、前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データ(機能セキュリティグループ名)と、システム識別データ(システム)と、等を含む。
システムマスタ106dは、図12に示すように、例えば、前記システム識別データ(システム)等を含む。
業務フォルダマスタ106eは、図12に示すように、例えば、前記システム識別データ(システム)と、フォルダ識別データ(フォルダ名)と、等を含む。
ジョブマスタ106fは、図12に示すように、例えば、前記システム識別データ(システム)と、前記フォルダ識別データ(フォルダ名)と、ジョブ識別データ(ジョブ名)と、ジョブ種別(メニュージョブ種別)と、等を含む。前記ジョブ種別(メニュージョブ種別)の区分は、ジョブがシステムに最初から備わっている既定のジョブである既定ジョブであることを示す区分(機能メニュー)、または、ジョブがユーザ自身が定義を作成して他のユーザに公開可能なジョブである公開ジョブであることを示す区分(公開メニュー)である。
次に、お気に入りメニューグループマスタ106gおよびお気に入りメニューマスタ106hは、ユーザにより設定されるデータである。お気に入りメニューグループマスタ106gおよびお気に入りメニューマスタ106hは、「お気に入りメニュー」の起動によりジョブ候補を取得するために用いる情報である。
お気に入りメニューグループマスタ106gは、図12に示すように、例えば、前記ユーザ識別データ(ユーザID)と、お気に入りフォルダ識別データ(お気に入りフォルダ名)と、等を含む。
お気に入りメニューマスタ106hは、図12に示すように、例えば、前記ユーザ識別データ(ユーザID)と、前記お気に入りフォルダ識別データ(お気に入りフォルダ名)と、前記ジョブ識別データ(ジョブ名)と、前記ジョブ種別(メニュージョブ種別)と、等を含む。
次に、機能セキュリティマスタ106i~機能グループ所属ジョブマスタ106kは、システム管理者により設定されるデータである。機能セキュリティマスタ106i~機能グループ所属ジョブマスタ106kは、前記ジョブ種別(メニュージョブ種別)が「機能メニュー」である場合に、ログインユーザが利用可能なジョブを絞り込んで取得するために用いる情報である。
機能セキュリティマスタ106iは、図13に示すように、例えば、前記既定ジョブが属するジョブグループを識別するための既定ジョブ用ジョブグループ識別データ(機能グループ名)と、前記既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データ(機能セキュリティグループ名)と、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する既定ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグ(権限)と、等を含む。当該フラグ(権限)は、前記既定ジョブを利用可能であることを示すフラグ(許可)、または、前記既定ジョブを利用可能ではないことを示すフラグである。
機能グループマスタ106jは、図13に示すように、例えば、前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データ(機能グループ名)等を含む。
機能グループ所属ジョブマスタ106kは、図13に示すように、例えば、前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データ(機能グループ名)と、前記既定ジョブについての前記ジョブ識別データである既定ジョブ識別データ(ジョブ名)と、等を含む。
最後に、公開セキュリティユーザ所属マスタ106m~公開グループ所属ジョブマスタ106rは、業務責任者により設定されるデータである。公開セキュリティユーザ所属マスタ106m~公開グループ所属ジョブマスタ106rは、前記ジョブ種別(メニュージョブ種別)が「公開メニュー」である場合に、ログインユーザが利用可能なジョブを絞り込んで取得するために用いる情報である。
公開セキュリティユーザ所属マスタ106mは、図14に示すように、例えば、前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための公開ジョブ用ユーザグループ識別データ(公開セキュリティグループ名)と、前記ユーザ識別データ(ユーザID)と、等を含む。
公開セキュリティグループマスタ106nは、図14に示すように、例えば、前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データ(公開セキュリティグループ名)等を含む。
公開セキュリティマスタ106pは、図14に示すように、例えば、前記公開ジョブが属するジョブグループを識別するための公開ジョブ用ジョブグループ識別データ(公開グループ名)と、前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データ(公開セキュリティグループ名)と、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する公開ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグ(権限)と、等を含む。当該フラグ(権限)は、前記公開ジョブを利用可能であることを示すフラグ(許可)、または、前記公開ジョブを利用可能ではないことを示すフラグである。
公開グループマスタ106qは、図14に示すように、例えば、前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データ(公開グループ名)等を含む。
公開グループ所属ジョブマスタ106rは、図14に示すように、例えば、前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データ(公開グループ名)と、前記公開ジョブについての前記ジョブ識別データである公開ジョブ識別データ(ジョブ名)と、等を含む。
制御部102は、ジョブ利用制御装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記ジョブ種別管理マスタから、ログインした前記業務利用者であるログインユーザについてのユーザ識別データ、または、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム識別データと紐付くジョブ識別データおよびジョブ種別を取得し、当該取得したジョブ識別データで特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とするジョブ候補取得手段としてのジョブ候補取得部102aと、(2)前記ジョブ候補取得手段で取得したジョブ種別が、前記既定ジョブを意味するものである場合、前記既定ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された既定ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記既定ジョブ管理マスタから、当該取得した既定ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く既定ジョブ識別データを取得する既定ジョブ取得手段としての既定ジョブ取得部102bと、(3)前記ジョブ候補取得手段で取得したジョブ種別が、前記公開ジョブを意味するものである場合、前記公開ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された公開ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記公開ジョブ管理マスタから、当該取得した公開ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く公開ジョブ識別データを取得する公開ジョブ取得手段としての公開ジョブ取得部102cと、(4)前記ジョブ候補取得手段で取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、前記既定ジョブ取得手段で取得した既定ジョブ識別データで特定される既定ジョブおよび前記公開ジョブ取得手段で取得した公開ジョブ識別データで特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する利用可能ジョブ表示手段としての利用可能ジョブ表示部102dと、を備えている。
ジョブ候補取得部102aは、ログインした前記業務利用者であるログインユーザによりシステムメニューが起動された場合、前記システム名と前記ジョブ名と前記メニュージョブ種別とを含むジョブマスタ106f(図12参照)から、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム名と紐付くジョブ名およびメニュージョブ種別を取得する。これに対して、ジョブ候補取得部102aは、前記ログインユーザによりお気に入りメニューが起動された場合、前記ユーザIDと前記ジョブ名と前記メニュージョブ種別とを含むお気に入りメニューマスタ106h(図12参照)から、前記ログインユーザについてのユーザIDと紐付くジョブ名およびメニュージョブ種別を取得する。
そして、ジョブ候補取得部102aは、当該取得したジョブ名で特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とする。
既定ジョブ取得部102bは、ジョブ候補取得部102aで取得したメニュージョブ種別が、前記既定ジョブを意味するもの(機能メニュー)である場合、前記機能グループ名と前記機能セキュリティグループ名と前記権限とを含む機能セキュリティマスタ106i(図13参照)から、前記ログインユーザに対応する前記機能セキュリティグループ名と紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記権限(許可)が設定された機能グループ名を取得する。そして、既定ジョブ取得部102bは、前記機能グループ名と前記ジョブ名とを含む機能グループ所属ジョブマスタ106k(図13参照)から、当該取得した機能グループ名と紐付くジョブ名を取得する。
公開ジョブ取得部102cは、ジョブ候補取得部102aで取得したメニュージョブ種別が、前記公開ジョブを意味するもの(公開メニュー)である場合、前記公開グループ名と前記公開セキュリティグループ名と前記権限とを含む公開セキュリティマスタ106p(図14参照)から、前記ログインユーザに対応する前記公開セキュリティグループ名と紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記権限(許可)が設定された公開グループ名を取得する。そして、公開ジョブ取得部102cは、前記公開グループ名と前記ジョブ名とを含む公開グループ所属ジョブマスタ106r(図14参照)から、当該取得した公開グループ名と紐付くジョブ名を取得する。
利用可能ジョブ表示部102dは、ジョブ候補取得部102aで取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、既定ジョブ取得部102bで取得したジョブ名で特定される既定ジョブおよび公開ジョブ取得部102cで取得した公開ジョブ名で特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する。
[3.処理の概要]
本項目では、本実施形態に係る処理の概要を説明する。本実施形態においては、以下の(1)~(3)の順で処理が実行される。
(1)まず、データ参照用の定義が作成され(実際は多くのテーブル情報で定義される)、ジョブとして公開するか否かが定義毎に設定される。作成される定義情報およびジョブ情報の例を、図3に示す。
(2)次に、(1)で公開されたジョブに対して、どのユーザやユーザグループを紐づけるか、また、どの権限を持たせるかが設定される。公開ジョブ割当の画面例を図4に示し、公開ジョブセキュリティの反映前後のデータ例を図5に示す。
(3)最後に、(2)で紐づけられたユーザ(例えば、オペレータA)は、図6に示すように、ログインして、公開ジョブ(例えば、公開ジョブA)を起動する。公開ジョブAが起動された場合の画面例を、図7に示す。図7の例では、オペレータAは、公開ジョブAについては、印刷および照会は行えず、出力のみ行うことができる。
[4.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例を説明する。まず、以下の[4-1]において、語句の定義、セキュリティ設定の概要およびジョブ表示の概要について説明する。次に、以下の[4-2]において、ジョブ表示に至るまでの処理を具体的に説明する。
[4-1.語句の定義等]
(1)語句の定義
職務分掌とは、企業において、個別の部門、個別の役職または特定の担当者等についての、それぞれの「業務内容」、「権限」および「責任の範囲」等を指す。アプリケーションやデータベースへのアクセス権限についても、職務分掌の考え方に基づいて、適切に制限されることが求められている。
(2)セキュリティ設定の概要
本実施形態においては、システム提供のアプリケーション機能(既定ジョブ)に対する権限の管理者(システム管理者)と、業務データの公開ジョブを管理する業務データ管理者(業務責任者)と、の職務分掌を適切に分離することで、システムの堅牢制と利便性の両方を実現可能とした。権限の設定および反映のタイミングも、それぞれの職務範囲およびスケジュールに応じて別々に行うことが可能である。
ここで、本実施形態において登場する各人物の業務範囲は、図8に示すとおりである。システム管理者は、システムのアカウントや機能に対するセキュリティ管理者である。業務責任者は、業務データのセキュリティに責任を持つ管理者である。業務利用者は、業務を行うシステム利用者である。
セキュリティ設定の概要を、図9を用いて説明する。システム管理者は、最上位に位置し、環境設定についての機能を利用すると同時に、業務責任者に対して設定権限を委任する。中間に位置する業務責任者は、各システムメニュー(例えば、会計業務責任者なら、会計システム機能メニュー)についての機能を利用すると同時に、業務利用者に対して公開ジョブの利用権限を設定する。最下位に位置する業務利用者は、ジョブを利用する。
(3)ジョブ表示の概要
本実施形態においては、機能別メニューまたは公開ジョブメニューの種別が判断されて、適切なセキュリティに基づき、利用可能なジョブのみが表示される。このため、利用者は、意識せずに、自身の担当業務の範囲で、統合メニューから権限のあるすべてのメニューを利用可能である。
例えば、図10に示すように、最上位層であるシステム選択において「会計システム」を選択すると、中間層である「業務選択」において、「データ入力」、「帳票確認」または「汎用公開ジョブ」のフォルダを選択することができる。そして、図10に示すように、中間層において「データ入力」のフォルダを選択すると、最下位層である「ジョブ選択(データ入力選択時)」において、「仕訳入力」、「●●入力」または「◆◆入力」のジョブを選択することができ、一方で、中間層において「汎用公開ジョブ」のフォルダを選択すると、最下位層である「ジョブ選択(汎用公開ジョブ選択時)」において、「会計公開ジョブ1」または「会計公開ジョブ2」のジョブを選択することができる。なお、図10において、「環境設定」、「人事システム」および「会計公開ジョブ3」は、権限なしのため利用不可(非表示)の項目である。
また、図11に示すように、最上位層であるシステム選択において「お気に入り」を選択すると、中間層である「業務選択」において、「日次業務」、「月次業務」または「随時業務」のフォルダを選択することができる。そして、図11に示すように、中間層(フォルダ等)において「日次業務」のフォルダを選択すると、最下位層である「ジョブ選択(日次業務選択時)」において、「仕訳入力」、「仕訳日計表」または「会計公開ジョブ1」のジョブを選択することができ、一方で、中間層において「月次業務」を選択すると、最下位層である「ジョブ選択(月次業務選択時)」において、「月次推移表」または「会計公開ジョブ2」のジョブを選択することができる。なお、図11において、「環境設定」および「人事システム」は、権限なしのため利用不可(非表示)の項目である。このように、ユーザごとのお気に入りメニューを登録することで、自身の業務フローに即したメニューをカスタマイズし、この結果、セキュリティと利便性を両立することができる。
[4-2.ジョブ表示に至るまでの処理]
本項目では、ジョブ表示に至るまでの処理を、主に図12~図15を参照して具体的に説明する。
(1)ステップS1:メニュー起動
まず、図12に示すように、業務利用者(本例では、会計利用者Aとする)によって、メニュー起動がなされる。
(2)ステップS2:ユーザ認証
次に、ユーザ認証が以下のようにしてなされる。
まず、図12に示すように、ユーザマスタ106aから、ログインしたユーザ(会計利用者A)についてのユーザID(会計利用者A)と紐付くパスワードが取得される。
当該取得されたパスワードと、前記ログインしたユーザ(会計利用者A)が入力したパスワードと、が一致する場合、続けて、図12に示すように、ユーザ所属マスタ106bから、ユーザID(会計利用者A)と紐付く機能セキュリティグループ名として、「会計利用者G」が取得される。
そして、図12に示すように、機能セキュリティグループマスタ106cから、当該取得された機能セキュリティグループ名(会計利用者G)と紐付くシステムとして、「会計システム」が取得される。
ここまでの処理により、図10および図11の階層の図における最上位の階層(「システム選択」の列)に示すように、「会計システム」と「お気に入りメニュー」が、会計利用者Aが利用可能な項目として表示される。なお、「環境設定」および「人事システム」も、便宜上図示はしているが、これらの項目は利用不可のため、画面上には実際は表示されない。
(3)ステップS3:メニュー情報取得(=ジョブ候補の取得)
次に、メニュー情報取得、すなわち、ログインユーザが利用可能なジョブの候補の取得が以下のようにしてなされる。以下、システムメニューが起動された場合のジョブ候補の取得について(3-1)で説明し、お気に入りメニューが起動された場合のジョブ候補の取得について(3-2)で説明する。
(3-1)システムメニューが起動された場合のジョブ候補の取得
図10の階層の図における最上位の階層(「システム選択」の列)に示すように、システムメニュー(本例では、会計システム)が起動された場合、ジョブ候補取得部102aは、図12に示すように、業務フォルダマスタ106eから、前記起動されたシステムメニュー(会計システム)と紐付くフォルダ名として、「データ入力」、「帳票確認」および「汎用公開ジョブ」を取得して、図10の階層の図における中位の階層(「業務選択」の列)に示すように表示する。なお、「マスタ保守」は、「マスタ保守」に属する下位のジョブである「検索定義登録」、「公開セキュリティグループ登録」および「公開セキュリティユーザ所属登録」のすべてが、後述する「(5)ステップS5:機能グループ取得・権限判定」において、会計利用者Aにとっては利用不可であると判断されるため、表示されない(正確には、「マスタ保守」の項目は、便宜上、図10に示してはいるが、この項目は利用不可のため、画面上には実際は表示されないという意味である)。
そして、当該表示されたフォルダ名から、「データ入力」および「汎用公開ジョブ」が選択されたとする。
この場合、ジョブ候補取得部102aは、図12に示すように、前記起動されたシステムメニュー(会計システム)および当該選択されたフォルダ名(データ入力)と紐付く情報として、ジョブ名「仕訳入力」およびジョブ種別「機能メニュー」、ジョブ名「●●入力」およびジョブ種別「機能メニュー」、ならびに、ジョブ名「◆◆入力」およびジョブ種別「機能メニュー」を取得する。また、ジョブ候補取得部102aは、図12に示すように、前記起動されたシステムメニュー(会計システム)および当該選択されたフォルダ名(汎用公開ジョブ)と紐付く情報として、ジョブ名「会計公開ジョブ1」およびジョブ種別「公開メニュー」、ジョブ名「会計公開ジョブ2」およびジョブ種別「公開メニュー」、ならびに、ジョブ名「会計公開ジョブ3」およびジョブ種別「公開メニュー」を取得する。
以上、本項目(3-1)で説明したように、システムメニュー(本例では、会計システム)が起動されると、会計利用者Aが利用可能なジョブの候補として、「仕訳入力」、「●●入力」、「◆◆入力」、「会計公開ジョブ1」、「会計公開ジョブ2」および「会計公開ジョブ3」が取得された。
(3-2)お気に入りメニューが起動された場合のジョブ候補の取得
図11の階層の図における最上位の階層(「システム選択」の列)に示すように、お気に入りメニューが起動された場合、ジョブ候補取得部102aは、図12に示すように、お気に入りメニューグループマスタ106gから、ログインユーザ(会計利用者A)と紐付くフォルダ名として、「日次業務」、「月次業務」および「随時業務」を取得して、図11の階層の図における中位の階層(「業務選択」の列)に示すように表示する。
そして、当該表示されたフォルダ名から、「日次業務」および「月次業務」が選択されたとする。
この場合、ジョブ候補取得部102aは、図12に示すように、前記ログインユーザについてのユーザID(会計利用者A)および当該選択されたフォルダ名「日次業務」と紐付く情報として、ジョブ名「仕訳入力」およびジョブ種別「機能メニュー」、ジョブ名「仕訳日計表」およびジョブ種別「機能メニュー」、ならびに、ジョブ名「会計公開ジョブ1」およびジョブ種別「公開メニュー」を取得する。また、ジョブ候補取得部102aは、図12に示すように、前記ログインユーザについてのユーザID(会計利用者A)および当該選択されたフォルダ名「月次業務」と紐付く情報として、ジョブ名「月次推移表」およびジョブ種別「機能メニュー」、ならびに、ジョブ名「会計公開ジョブ2」およびジョブ種別「公開メニュー」を取得する。
以上、本項目(3-2)で説明したように、お気に入りメニューが起動されると、会計利用者Aが利用可能なジョブの候補として、「仕訳入力」、「仕訳日計表」、「会計公開ジョブ1」、「月次推移表」および「会計公開ジョブ2」が取得された。
(4)ステップS4:メニュージョブ種別判定
次に、図12に示すように、(3)で取得されたジョブについて、メニュージョブ種別が、「機能メニュー」と「公開メニュー」のいずれであるかが判定される。「機能メニュー」であると判定された場合には、以下の(5)で説明する「機能グループ取得・権限判定」へと進み、「公開メニュー」であると判定された場合には、以下の(6)で説明する「公開セキュリティグループ判定」へと進む。
(5)ステップS5:機能グループ取得・権限判定
(4)において、「機能メニュー」であると判定された場合、すなわち、(3)で取得されたジョブが既定ジョブである場合、既定ジョブ取得部102bは、以下の処理を実行する。
既定ジョブ取得部102bは、図13に示すように、機能セキュリティマスタ106iから、(2)で取得された機能セキュリティグループ名(会計利用者G)と紐付き、かつ、権限として「許可」が設定された機能グループ名として、「会計システム利用G」を取得する。
そして、既定ジョブ取得部102bは、図13に示すように、機能グループ所属ジョブマスタ106kから、当該取得した機能グループ名(会計システム利用G)と紐付くジョブ名として、「仕訳入力」、「●●入力」、「◆◆入力」、「仕訳日計表」および「月次推移表」を取得する。
当該取得が完了すると、以下の(8)で説明する「メニュー統合表示」へと進む。
以上、本項目(5)で説明したように、会計利用者Aが利用可能な「既定」ジョブは、「仕訳入力」、「●●入力」、「◆◆入力」、「仕訳日計表」および「月次推移表」である。
(6)ステップS6:公開セキュリティグループ判定
(4)において、「公開メニュー」であると判定された場合、すなわち、(3)で取得されたジョブが公開ジョブである場合、公開ジョブ取得部102cは、以下の処理を実行する。
公開ジョブ取得部102cは、図14に示すように、公開セキュリティユーザ所属マスタ106mから、前記ログインユーザについてのユーザID(会計利用者A)と紐付く公開セキュリティグループ名として、「会計公開ユーザグループA」を取得する。
(7)ステップS7:公開グループ取得・権限判定
続けて、公開ジョブ取得部102cは、図14に示すように、公開セキュリティマスタ106pから、(6)で取得された公開セキュリティグループ名(会計公開ユーザグループA)と紐付き、かつ、権限として「許可」が設定された公開グループ名として、「会計公開ジョブG1」および「会計公開ジョブG2」を取得する。
そして、公開ジョブ取得部102cは、図14に示すように、公開グループ所属ジョブマスタ106rから、当該取得した公開グループ名(会計公開ジョブG1)と紐付くジョブ名として、「会計公開ジョブ1」および「会計公開ジョブ2」を取得する。
当該取得が完了すると、以下の(8)で説明する「メニュー統合表示」へと進む。
以上、本項目(7)で説明したように、会計利用者Aが利用可能な「公開」ジョブは、「会計公開ジョブ1」および「会計公開ジョブ2」である。
(8)ステップS8:メニュー統合表示
最後に、利用可能ジョブ表示部102dは、図15に示すように、メニュー統合表示をする。具体的には、利用可能ジョブ表示部102dは、以下で説明するように、前記ログインユーザ(会計利用者A)が利用可能なジョブを表示する。
ここで、ここまでの処理で取得した利用可能なジョブの候補および実際に利用可能なジョブを整理すると、以下のA~Dに示すとおりとなる。
A (3-1)で説明したように、システムメニュー(本例では、会計システム)が起動され、更にフォルダ名として「データ入力」および「汎用公開ジョブ」が選択された場合、会計利用者Aが利用可能なジョブの候補は、「仕訳入力」、「●●入力」、「◆◆入力」、「会計公開ジョブ1」、「会計公開ジョブ2」および「会計公開ジョブ3」という6つのジョブである。
B (3-2)で説明したように、お気に入りメニューが起動され、更にフォルダ名として「日次業務」および「月次業務」が選択された場合、会計利用者Aが利用可能なジョブの候補は、「仕訳入力」、「仕訳日計表」、「会計公開ジョブ1」、「月次推移表」および「会計公開ジョブ2」という5つのジョブである。
C (5)で説明したように、会計利用者Aが利用可能な「既定」ジョブは、「仕訳入力」、「●●入力」、「◆◆入力」、「仕訳日計表」および「月次推移表」である。

D (7)で説明したように、会計利用者Aが利用可能な「公開」ジョブは、「会計公開ジョブ1」および「会計公開ジョブ2」である。
利用可能ジョブ表示部102dは、システムメニュー(本例では、会計システム)が起動された場合、A、CおよびDの情報に基づいて、会計利用者Aが実際に利用可能なジョブを表示する。すなわち、Aで示したジョブ候補(「仕訳入力」、「●●入力」、「◆◆入力」、「会計公開ジョブ1」、「会計公開ジョブ2」および「会計公開ジョブ3」という6つのジョブ候補)のうち、CおよびDで示したように、会計利用者Aが利用可能なジョブは、「仕訳入力」、「●●入力」、「◆◆入力」、「会計公開ジョブ1」および「会計公開ジョブ2」という5つのジョブである。つまり、ジョブ候補である「会計公開ジョブ3」を、会計利用者Aは利用することができない。
この場合、利用可能ジョブ表示部102dは、図10の階層の図における最下位の階層(「ジョブ選択(データ入力選択時)」および「ジョブ選択(汎用公開ジョブ選択時)」の列)に示すように、当該5つのジョブのみを、利用可能なジョブとして表示する。なお、「会計公開ジョブ3」も、便宜上図示はしているが、この項目は利用不可のため、画面上には実際は表示されない。
一方で、利用可能ジョブ表示部102dは、お気に入りメニューが起動された場合、B、CおよびDの情報に基づいて、会計利用者Aが実際に利用可能なジョブを表示する。すなわち、Bで示したジョブ候補(「仕訳入力」、「仕訳日計表」、「会計公開ジョブ1」、「月次推移表」および「会計公開ジョブ2」という5つのジョブ候補)のうち、CおよびDで示したように、会計利用者Aが利用可能なジョブは、当該5つのジョブ候補すべてである。
この場合、利用可能ジョブ表示部102dは、図11の階層の図における最下位の階層(「ジョブ選択(日次業務選択時)」および「ジョブ選択(月次業務選択時)」の列)に示すように、当該5つのジョブ候補すべてを、利用可能なジョブとして表示する。
[5.本実施形態のまとめ]
このように、本実施形態に係るジョブ利用制御装置100によれば、既定ジョブのセキュリティ設定は、システム管理者が行い、一方で、公開ジョブのセキュリティ設定は、システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者が行うという職務分掌を実現することで、システム管理者の業務負担を減らしつつ、セキュリティも従来どおり担保した状態でのジョブ利用をできるように制御することができる。
ここで、従来においては、公開ジョブが存在する際に、既定の管理機能と同一の統制機能により管理を行う場合、システム管理者でしか制御できないため、運用の手間が発生していた。
そこで、本実施形態においては、例えば、システム管理者と業務責任者を分掌し、必要なセキュリティ権限を業務責任者に適切に委任できるようにし、これにより、作りこみを防ぐことに成功した。具体的には、本実施形態においては、例えば、ユーザ自身が作成した定義情報を、職務分掌に掛かるセキュリティが担保された状態で他のユーザに公開できるようにするための設定構造(データ構造)を実現し、また、当該設定構造(データ構造)に基づく公開ジョブの利用も実現した。
[6.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[7.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、ジョブ利用制御装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、ジョブ利用制御装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてジョブ利用制御装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、ジョブ利用制御装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、ジョブ利用制御装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、ジョブ利用制御装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、あらゆる業界および業種において有用である。
100 ジョブ利用制御装置
102 制御部
102a ジョブ候補取得部
102b 既定ジョブ取得部
102c 公開ジョブ取得部
102d 利用可能ジョブ表示部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a ユーザマスタ
106b ユーザ所属マスタ
106c 機能セキュリティグループマスタ
106d システムマスタ
106e 業務フォルダマスタ
106f ジョブマスタ
106g お気に入りメニューグループマスタ
106h お気に入りメニューマスタ
106i 機能セキュリティマスタ
106j 機能グループマスタ
106k 機能グループ所属ジョブマスタ
106m 公開セキュリティユーザ所属マスタ
106n 公開セキュリティグループマスタ
106p 公開セキュリティマスタ
106q 公開グループマスタ
106r 公開グループ所属ジョブマスタ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 制御部および記憶部を備え、システム管理者および当該システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者により設定されたセキュリティに基づく、業務利用者によるジョブ利用を制御するジョブ利用制御装置であって、
    前記記憶部には、
    ユーザ識別データまたはシステム識別データと、ジョブ識別データと、ジョブが、システムに最初から備わっている既定のジョブである既定ジョブであるか、または、ユーザ自身が定義を作成して他のユーザに公開可能なジョブである公開ジョブであるか、を識別するためのジョブ種別と、を含むジョブ種別管理マスタと、
    前記既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための既定ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記既定ジョブが属するジョブグループを識別するための既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する既定ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む既定ジョブ用セキュリティマスタと、
    前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記既定ジョブについての前記ジョブ識別データである既定ジョブ識別データと、を含む既定ジョブ管理マスタと、
    前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための公開ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記公開ジョブが属するジョブグループを識別するための公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する公開ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む公開ジョブ用セキュリティマスタと、
    前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記公開ジョブについての前記ジョブ識別データである公開ジョブ識別データと、を含む公開ジョブ管理マスタと、
    が格納されており、
    前記既定ジョブ用セキュリティマスタおよび前記既定ジョブ管理マスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記公開ジョブ用セキュリティマスタおよび前記公開ジョブ管理マスタは、前記業務責任者により設定されたものであり、
    前記制御部は、
    前記ジョブ種別管理マスタから、ログインした前記業務利用者であるログインユーザについてのユーザ識別データ、または、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム識別データと紐付くジョブ識別データおよびジョブ種別を取得し、当該取得したジョブ識別データで特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とするジョブ候補取得手段と、
    前記ジョブ候補取得手段で取得したジョブ種別が、前記既定ジョブを意味するものである場合、前記既定ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された既定ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記既定ジョブ管理マスタから、当該取得した既定ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く既定ジョブ識別データを取得する既定ジョブ取得手段と、
    前記ジョブ候補取得手段で取得したジョブ種別が、前記公開ジョブを意味するものである場合、前記公開ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された公開ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記公開ジョブ管理マスタから、当該取得した公開ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く公開ジョブ識別データを取得する公開ジョブ取得手段と、
    前記ジョブ候補取得手段で取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、前記既定ジョブ取得手段で取得した既定ジョブ識別データで特定される既定ジョブおよび前記公開ジョブ取得手段で取得した公開ジョブ識別データで特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する利用可能ジョブ表示手段と、
    を備えること、
    を特徴とするジョブ利用制御装置。
  2. 前記ジョブ種別管理マスタは、
    前記システム識別データと、前記ジョブ識別データと、前記ジョブ種別と、を含むジョブマスタと、
    前記ユーザ識別データと、前記ジョブ識別データと、前記ジョブ種別と、を含むお気に入りメニューマスタと、
    に分かれており、
    前記ジョブマスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記お気に入りメニューマスタは、前記業務利用者により設定されたものであり、
    前記ジョブ候補取得手段は、
    前記ログインユーザによりシステムメニューが起動された場合、前記ジョブマスタから前記ジョブ識別データおよび前記ジョブ種別を取得し、前記ログインユーザによりお気に入りメニューが起動された場合、前記お気に入りメニューマスタから前記ジョブ識別データおよび前記ジョブ種別を取得すること、
    を特徴とする請求項1に記載のジョブ利用制御装置。
  3. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される、システム管理者および当該システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者により設定されたセキュリティに基づく、業務利用者によるジョブ利用を制御するジョブ利用制御方法であって、
    前記記憶部には、
    ユーザ識別データまたはシステム識別データと、ジョブ識別データと、ジョブが、システムに最初から備わっている既定のジョブである既定ジョブであるか、または、ユーザ自身が定義を作成して他のユーザに公開可能なジョブである公開ジョブであるか、を識別するためのジョブ種別と、を含むジョブ種別管理マスタと、
    前記既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための既定ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記既定ジョブが属するジョブグループを識別するための既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する既定ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む既定ジョブ用セキュリティマスタと、
    前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記既定ジョブについての前記ジョブ識別データである既定ジョブ識別データと、を含む既定ジョブ管理マスタと、
    前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための公開ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記公開ジョブが属するジョブグループを識別するための公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する公開ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む公開ジョブ用セキュリティマスタと、
    前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記公開ジョブについての前記ジョブ識別データである公開ジョブ識別データと、を含む公開ジョブ管理マスタと、
    が格納されており、
    前記既定ジョブ用セキュリティマスタおよび前記既定ジョブ管理マスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記公開ジョブ用セキュリティマスタおよび前記公開ジョブ管理マスタは、前記業務責任者により設定されたものであり、
    前記制御部で実行される、
    前記ジョブ種別管理マスタから、ログインした前記業務利用者であるログインユーザについてのユーザ識別データ、または、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム識別データと紐付くジョブ識別データおよびジョブ種別を取得し、当該取得したジョブ識別データで特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とするジョブ候補取得ステップと、
    前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記既定ジョブを意味するものである場合、前記既定ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された既定ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記既定ジョブ管理マスタから、当該取得した既定ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く既定ジョブ識別データを取得する既定ジョブ取得ステップと、
    前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記公開ジョブを意味するものである場合、前記公開ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された公開ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記公開ジョブ管理マスタから、当該取得した公開ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く公開ジョブ識別データを取得する公開ジョブ取得ステップと、
    前記ジョブ候補取得ステップで取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、前記既定ジョブ取得ステップで取得した既定ジョブ識別データで特定される既定ジョブおよび前記公開ジョブ取得ステップで取得した公開ジョブ識別データで特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する利用可能ジョブ表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするジョブ利用制御方法。
  4. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための、システム管理者および当該システム管理者からセキュリティの設定権限を与えられた業務責任者により設定されたセキュリティに基づく、業務利用者によるジョブ利用を制御するジョブ利用制御プログラムであって、
    前記記憶部には、
    ユーザ識別データまたはシステム識別データと、ジョブ識別データと、ジョブが、システムに最初から備わっている既定のジョブである既定ジョブであるか、または、ユーザ自身が定義を作成して他のユーザに公開可能なジョブである公開ジョブであるか、を識別するためのジョブ種別と、を含むジョブ種別管理マスタと、
    前記既定ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための既定ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記既定ジョブが属するジョブグループを識別するための既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する既定ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む既定ジョブ用セキュリティマスタと、
    前記既定ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記既定ジョブについての前記ジョブ識別データである既定ジョブ識別データと、を含む既定ジョブ管理マスタと、
    前記公開ジョブのセキュリティ管理用に設定されたユーザグループを識別するための公開ジョブ用ユーザグループ識別データと、前記公開ジョブが属するジョブグループを識別するための公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、当該ユーザグループが当該ジョブグループに属する公開ジョブを利用可能か否かを判別するためのフラグと、を含む公開ジョブ用セキュリティマスタと、
    前記公開ジョブ用ジョブグループ識別データと、前記公開ジョブについての前記ジョブ識別データである公開ジョブ識別データと、を含む公開ジョブ管理マスタと、
    が格納されており、
    前記既定ジョブ用セキュリティマスタおよび前記既定ジョブ管理マスタは、前記システム管理者により設定されたものであり、前記公開ジョブ用セキュリティマスタおよび前記公開ジョブ管理マスタは、前記業務責任者により設定されたものであり、
    前記制御部に実行させるための、
    前記ジョブ種別管理マスタから、ログインした前記業務利用者であるログインユーザについてのユーザ識別データ、または、前記ログインユーザが利用可能なシステムについてのシステム識別データと紐付くジョブ識別データおよびジョブ種別を取得し、当該取得したジョブ識別データで特定されるジョブを、前記ログインユーザが利用可能なジョブの候補である利用可能ジョブ候補とするジョブ候補取得ステップと、
    前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記既定ジョブを意味するものである場合、前記既定ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記既定ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された既定ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記既定ジョブ管理マスタから、当該取得した既定ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く既定ジョブ識別データを取得する既定ジョブ取得ステップと、
    前記ジョブ候補取得ステップで取得したジョブ種別が、前記公開ジョブを意味するものである場合、前記公開ジョブ用セキュリティマスタから、前記ログインユーザに対応する前記公開ジョブ用ユーザグループ識別データと紐付き、かつ、利用可能であることを示す前記フラグが設定された公開ジョブ用ジョブグループ識別データを取得し、更に、前記公開ジョブ管理マスタから、当該取得した公開ジョブ用ジョブグループ識別データと紐付く公開ジョブ識別データを取得する公開ジョブ取得ステップと、
    前記ジョブ候補取得ステップで取得した前記利用可能ジョブ候補のうち、前記既定ジョブ取得ステップで取得した既定ジョブ識別データで特定される既定ジョブおよび前記公開ジョブ取得ステップで取得した公開ジョブ識別データで特定される公開ジョブのみを、前記ログインユーザが利用可能なジョブとして画面に表示する利用可能ジョブ表示ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とするジョブ利用制御プログラム。
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