JP2022129439A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示手段による電力消費と温度上昇を効率良く抑制することができる加熱調理器を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のオーブンレンジ1は、輝度を変更可能な表示手段36と、表示手段36の輝度を制御する表示制御手段45と、人が一定範囲内に存在することを検出する人感センサ40と、を備え、制御手段が人感センサ40の検出結果に基づいて表示手段36の輝度を制御することで、表示手段36による電力消費と温度上昇を効率良く抑制する。【選択図】図7

Description

本発明は、表示手段による電力消費を効率良く抑制する加熱調理器に関する。
近年、詳細なメニューや鮮明な画像を表示するため大きな表示手段を備えた加熱調理器が知られている。例えば、特許文献1には、操作パネル(5)の上側約半分の面積を有するカラー液晶表示手段(6)を有する加熱調理器が記載されている(図1、図3、図6参照)。この操作パネル(5)は、扉(2)に設けられており、カラー液晶表示手段(6)はカラー液晶パネル(61)上にタッチパネル(62)を重ねて構成されている。
特開2017-26310号公報
特許文献1のカラー液晶表示手段(6)のように、液晶表示手段のサイズが大きい場合には、点灯時の電力消費が大きくなるという問題があった。また、ユーザが加熱調理器の近くに居ない場合等、カラー液晶表示手段(6)を見ていない場合にもカラー液晶表示手段(6)を点灯させておくと、無駄な電力消費が発生するという問題もあった。
そこで本発明は、表示手段による電力消費を効率良く抑制することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の加熱調理器は、輝度を変更可能な表示手段と、前記表示手段の輝度を制御する制御手段と、人が一定範囲内に存在することを検出する人検出手段と、を備え、前記制御手段が前記人検出手段の検出結果に基づいて前記表示手段の輝度を制御可能であることを特徴とする。
また、本発明の加熱調理器は、操作手段を備え、前記制御手段が、前記人検出手段の検出結果と前記操作手段の操作状況に基づいて前記表示手段の輝度を制御可能である場合がある。
また、本発明の加熱調理器は、前記表示手段の輝度を変更する旨の報知表示を前記表示手段に表示し、前記報知表示の表示後所定時間内に前記操作手段が操作されない場合に前記表示手段の輝度を変更する場合がある。
また、本発明の加熱調理器は、内部に調理室を備える本体と、前記本体の開口を開閉する扉と、を備え、前記人検出手段が前記人を検出せずに前記扉が開いた場合に、前記表示手段の輝度を変更しない場合がある。
また、本発明の加熱調理器は、内部に調理室を備える本体と、前記調理室内に光を出射する照明手段と、を備え、前記制御手段が、前記人検出手段の検出結果に基づいて、前記照明手段の光束を変更可能である場合がある。
また、本発明の加熱調理器は、前記本体内を冷却する冷却手段を備え、前記制御手段が、前記人検出手段の検出結果に基づいて、前記冷却手段の冷却出力を変更可能である場合がある。
また、本発明の加熱調理器は、前記調理室の下方に被冷却部品を収容する収容空間が形成され、前記冷却手段が、前記収容空間に配設され、前記被冷却部品を冷却する送風装置である場合がある。
本願発明によれば、表示手段による電力消費と温度上昇を効率良く抑制することができる。
実施形態1のオーブンレンジの上側斜視図である。 実施形態1の扉を開けた状態のオーブンレンジの正面図である。 実施形態1の収容空間の内部を示す斜視図である。 実施形態1の扉の下側斜視図である。 実施形態1の扉の縦断面図である。 実施形態1の人感センサの人検知範囲を示す説明図である。 実施形態1のオーブンレンジの主な電気的構成を示すブロック図である。 実施形態1の表示制御手段による表示手段の輝度を変更する制御の第1例を示すフローチャートである。 実施形態1の表示制御手段による表示手段の輝度を変更する制御の第2例を示すフローチャートである。 実施形態1の表示制御手段による表示手段の輝度を変更する制御の第3例を示すフローチャートである。 実施形態1の報知表示を表示した表示手段の正面図である。 実施形態1の表示制御手段による表示手段の輝度を変更する制御の第4例を示すフローチャートである。 実施形態1の照明制御手段よる照明手段の点灯と消灯を変更する制御を示すフローチャートである。 実施形態1のファン制御手段による第1の送風装置、第2の送風装置、第3の送風装置および第4の送風装置の送風量を変更する制御を示すフローチャートである。
以下、本発明における好ましい加熱調理器の実施形態について、添付図面を参照して説明する。以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1~図14は本発明の実施形態1を示している。図1は、本実施形態における加熱調理器としてのオーブンレンジ1を示している。オーブンレンジ1は、矩形箱状であって前面が開口した本体2と、本体2の前面の開口3を開閉する扉4を有して構成されている。
本実施形態のオーブンレンジ1は、調理室5内に供給した熱風により被調理物S(図2参照)を加熱するオーブン加熱による調理機能と、ヒータの熱により被調理物Sを加熱するグリル加熱による調理機能と、マイクロ波を被調理物Sに照射して被調理物Sを加熱調理するレンジ加熱による調理機能と、過熱水蒸気により被加熱物Sを加熱するスチーム加熱による調理機能と、を備えている。
図2に示すように、本体2の内部には、被調理物Sを収容して加熱調理する調理室5が設けられている。調理室5の天井壁6には、グリル加熱を行うための上ヒータ7が配設されている。
調理室5の左側壁8には、蒸気供給装置(図示せず)に連通する蒸気噴出孔9が設けられている。この蒸気噴出孔9から調理室5内に噴出された蒸気によりスチーム加熱を行うことができる。
調理室5の奥壁10には調理室5内に熱風を供給する複数の供給孔11が設けられており、奥壁10の後側には、空気を加熱するための熱風ヒータや、熱風ヒータにより加熱した空気を調理室5内に送り込んで循環させる熱風ファンを備える熱風ユニット(図示せず)が配設されている。
図3に示すように、調理室5の底壁12の下方には、調理室5内に電波であるマイクロ波を供給するために、マグネトロン13やアンテナモータ14を備えるマイクロ波発生装置15などが配設された収容空間16が設けられている。マイクロ波が被調理物Sに照射されることでレンジ加熱を行うことができる。
収容空間16には、相互に連通している第1の部屋17、第2の部屋18、第3の部屋19、第4の部屋20がそれぞれ区画して設けられ、第2の部屋18には冷却用気体の送風を行なう冷却手段としての第1の送風装置21が配設され、第3の部屋16には直流モータ22が配設され、第4の部屋20には制御手段である制御基板23がそれぞれ配設される。制御基板23に搭載される制御回路は、上述した熱風ヒータや直流モータ22や第1の送風装置21の他に、後述する第2の送風装置26や、マグネトロン13や、アンテナモータ14などの動作を制御するものである。また、制御基板23は、調理室5内に光を出射する照明手段24(図7参照)を制御する照明制御手段25を備えている。制御基板23は、冷却を必要とする発熱部品を含んでいる。
そして本実施形態では、収容空間16内の矢印F1で示したように、第1の送風装置21の駆動によって本体2の外部から第1の部屋17に空気が取り込まれ、そこから第2の部屋18に移動した空気が、第3の部屋19および第4の部屋20に分岐して送り出され、第3の部屋19では被冷却部品である直流モータ22からの熱を奪うと共に、第4の部屋20では被冷却部品である制御基板23からの熱を奪って、本体2の外部に排出する第1の送風経路27が形成され、それにより直流モータ22のみならず制御基板23も同時に冷却される。
本体2の下部において、収容空間16内には、冷却用気体の送風を行なう冷却手段としての第2の送風装置26の他に、調理室5内の被調理物Sをマイクロ波でレンジ加熱するために、マイクロ波発生手段としてのマグネトロン13や、マグネトロン13からのマイクロ波を調理室5内に放射するマイクロ波放射手段としてのアンテナモータ14などが配設される。アンテナモータ14は、駆動源となるモータ(図示せず)にアンテナを回動可能に取付けたもので、マグネトロン13からのマイクロ波は、図示しない導波管を通してアンテナモータ14に導かれる。
そして本実施形態では、矢印F2で示したように、第2の送風装置26の駆動によって本体2の外部から取り込まれた空気が被冷却部品であるマグネトロン13に送風され、マグネトロン13からの熱を奪って、本体2の外部に排出される第2の送風経路28が形成され、マグネトロン13も冷却できるようになっている。
図1又は図2に示すように、扉4は、下部が本体2と回動自在に連結されており、本体2の開口3を上下に開閉可能となっている。扉4は、調理室5内が視認可能な矩形状の窓部30と、窓部30を取り囲む枠部31を有している。窓部30は、扉4の略中央に配置されている。
図1および図4に示すように、枠部31であって、窓部30の上側には、縦開きの扉4を開閉するときにユーザU(図6参照)が手をかける開閉操作用のハンドル32が設けられている。ハンドル32は、水平方向に延設された把持部33と、把持部33の左右両端に設けられ、扉4に固定された固定部34A,34Bを有して構成されている。
枠部31の正面部31Aのうち、窓部30の右側には、表示、報知および操作のための操作パネル35が設けられている。操作パネル35は、調理の設定内容や進行状況を表示する表示手段36と、加熱調理に関する各種の操作入力を可能にする操作手段37が配設されている。ここでの表示手段36は、光源としてのバックライト38(図7参照)付きのドットマトリックス液晶ディスプレイを使用しており、液晶ディスプレイ背面をバックライト38で照射しながら、文字やイラストなどをドットで表示できる。また、表示手段36は、画面上をタッチ操作可能にする静電式のタッチパネル39を備えている。
枠部31内であって、表示手段36の上方部分には、人検出手段としての人感センサ40が設けられている。本実施形態の人感センサ40には、焦電型赤外線センサを使用しているが、人を検出できるものであればその他のセンサであってもよい。図6に示すように、本実施形態の人感センサ40が人を検出可能な範囲である人検出範囲Lは、オーブンレンジ1の前方側の範囲であって、大人のユーザUが腕を伸ばしてハンドル32を把持したり、操作手段37やパッチパネル39を操作可能な位置に居る場合に、当該ユーザUを検出可能な範囲に設定されている。なお、人検出範囲Lの方向や広さは、所望の範囲に設定することができる。また、本実施形態では、人検出手段としての人感センサ40を表示手段36の上方部分に配設しているが、人検出範囲Lを適切に設定できる部分であれば、枠部31内であって、表示手段36の下方部分や窓部30の下方部分、本体2であって、扉4の下方部分等、他の部分に配設してもよい。
図4に示すように、扉4の枠部31の底面部41には、複数の吸気口42A、42Bと、複数の排気口43A、43Bが形成されている。
図5に示すように、吸気口42Aの近傍には、冷却用気体の送風を行なう冷却手段としての第3の送風装置44が配設されている。この第3の送風装置44を駆動させることで、吸気口42Aから外気が取り込まれ、白抜き矢印F3で示すように、空気が扉4の枠部31内を左回り(反時計回り)に流動し、排気口43Aから排出される。
枠部31の内部であって、操作パネル35の後方部分には、操作パネル35の制御を行う制御手段としての表示制御手段45と、第3の送風装置44および後述する第4の送風装置46の制御を行う制御手段としてのファン制御手段47が配設されている。この表示制御手段45およびファン制御手段47は、冷却対象物(被冷却部品)であり、吸気口42Aから取り込まれた空気に接触することで冷却され、温度上昇が抑制される。また、表示制御手段45およびファン制御手段47の上方に配設された人感センサ40も被冷却部品である。本実施形態では、枠部31内を流動する空気により枠部31自体も冷却される。
吸気口42Bの近傍には、冷却用気体の送風を行なう冷却手段としての第4の送風装置46が配設されている。この第4の送風装置46を駆動させることで、吸気口42Bから外気が取り込まれ、白抜き矢印F2で示すように空気が枠部31内を流動し、排気口43Bから排出される。
枠部31内であって窓部30の下方部分には、オーブンレンジ1を他の通信機器(図示せず)と無線通信可能とする無線通信装置48が配設されている。吸気口42Bから取り込まれた空気は、枠部31内を流動する過程で被冷却部品である無線通信装置48に接触し、無線通信装置48から吸熱し、排気口43Bから外部に排出される。本実施形態では、枠部31内を流動する空気により、無線通信装置48を冷却すると共に、枠部31自体も冷却される。なお、無線通信装置48に近接して人感センサ40を配設した場合には、人感センサ40も無線通信装置48と同様に第4の送風装置46の送風によって冷却することができる。
窓部30は枠部31と接続されているため、枠部31内を流動する空気により枠部31の温度が下げられることにより、窓部30から枠部31に熱が伝導することで、窓部30の温度上昇が抑制されるようになっている。
図7に示すように、第1の送風装置21は、第1のファンモータ21Aと第1のファンモータ21Aを備えており、第1のファンモータ21Aの回転数を切り替えることにより第1の送風ファン21Bにより送風する単位時間当たりの風量を変更可能になっている。第2の送風装置26も同様に、第2のファンモータ24Aと第2の送風ファン24Bを備えており、第2のファンモータ24Aの回転数を切り替えることにより第2の送風ファン24Bにより送風する単位時間当たりの風量を変更可能になっている。第3の送風装置44も同様に、第3のファンモータ44Aと第3の送風ファン44Bを備えており、第3のファンモータ44Aの回転数を切り替えることにより第3の送風ファン44Bにより送風する単位時間当たりの風量を変更可能になっている。第4の送風装置46も同様に、第4のファンモータ46Aと第4の送風ファン46Bを備えており、第4のファンモータ46Aの回転数を切り替えることにより第4の送風ファン46Bにより送風する単位時間当たりの風量を変更可能になっている。
図7は、オーブンレンジ1の主な電気的構成を示している。オーブンレンジ1の制御手段は、制御基板23、照明制御手段25、表示制御手段45、ファン制御手段47を有している。
制御手段の入力ポートには、操作手段37やタッチパネル39、被検出物である人を検出する人感センサ40、扉4の開閉状態を検出する扉開閉検出手段49、収容空間16や調理室5内や扉意4の枠部31内の温度を検出する温度検出手段51が、それぞれ電気的に接続される。
制御手段の出力ポートには、バックライト38を備える表示手段36、収容空間16内を冷却する第1の送風装置21および第2の送風装置26、調理室5内に光を出射する照明手段24、扉4の枠部31内を冷却する第3の送風装置44および第4の送風装置46が、それぞれ電気的に接続される。
制御手段は、操作手段37やタッチパネル39からの操作信号、人感センサ40からの人検出信号、扉開閉検出手段49からの開扉検出信号および閉扉検出信号、温度検出手段51からの温度検出信号を受けて、表示手段36、第1の送風装置21、第2の送風装置26、照明手段24、第3の送風装置44、第4の送風装置46に駆動用の制御信号を出力する機能を有する。
ここで、制御手段による表示手段36の制御について説明する。本実施形態の表示手段36の輝度は、大きい方から順に、高輝度、中輝度、低輝度の3段階で変更可能である。なお、本実施形態の低輝度は、表示手段36を最も暗く点灯させるものであるが、全く点灯させない消灯としてもよい。即ち、表示手段36の輝度は、高輝度、中輝度、消灯の3段階で変更可能としてもよい。以下、「低輝度(消灯)」と記載したものは、低輝度又は消灯を意味するものとする。
本実施形態のオーブンレンジ1は、人感センサ40が人検出信号を制御手段に送信していない状態でされた操作手段36とタッチパネル39の操作は受け付けないように設定されている。即ち、ユーザUは人感センサ40がユーザUを検出していない状態で操作手段36やタッチパネル39を操作しても、制御手段から各種制御信号が送信されず、オーブンレンジ1による加熱調理等の動作させることができない。また、人感センサ40が人検出信号を制御手段に送信していない状態で扉4が開かれた場合も、操作手段36やタッチパネル39の操作は受け付けられない。このように制御することで、例えば、図6に示すように、人感センサ40の人検出範囲Lの外に居る小さな子供Kが操作手段36やタッチパネル39を操作した場合にオーブンレンジ1が駆動することを防止できる。また、人以外の物が操作手段36やタッチパネル39に接触して操作手段36やタッチパネル39が操作され、ユーザUの意図しないオーブンレンジ1の駆動を防止することができる。なお、この設定は、ユーザUが操作手段36やタッチパネル39を操作することにより解除可能となっている。以下、表示制御手段45による表示手段36の輝度の変更制御について、4つの例を説明する。本実施形態のオーブンレンジ1は、これらの制御の何れかを設定して動作させることができる。
図8は、表示制御手段45により表示手段36の輝度を変更する制御の第1例をフローチャートで示したものである。この第1例では、表示手段36は高輝度と低輝度(消灯)の2段階で変更可能である。オーブンレンジ1の表示手段36は、加熱調理が開始され一定時間を経過すると、低輝度(消灯)状態となるように設定されている。オーブンレンジ1の表示手段36が低輝度(消灯)状態のときに(ステップS0)、ユーザUがオーブンレンジ1に接近して人感センサ40の人検出範囲L内に入り、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信すると(ステップS1)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36を高輝度で表示させる(ステップS2)。制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、表示手段36は低輝度(消灯)状態で維持される。次に、表示手段36が高輝度で表示された状態(ステップS2)で、ユーザUが操作手段37やタッチパネル39を操作し、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信すると(ステップS3)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36は高輝度状態で維持される(ステップS2)。一方、表示手段36が高輝度で表示された状態で(ステップS2)、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号および人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS3)、ステップS1に移行し、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、表示制御手段45は、表示手段36に対して低輝度(消灯)で表示する制御信号を送信し、表示手段36が低輝度(消灯)で表示される(ステップS0)。
図9は、表示制御手段45により表示手段36の輝度を変更する制御の第2例をフローチャートで示したものである。この第2例では、表示手段36は高輝度、中輝度、低輝度(消灯)の3段階で変更可能である。オーブンレンジ1の表示手段36が低輝度(消灯)状態のときに(ステップS0)、ユーザUがオーブンレンジ1に接近して人感センサ40の人検出範囲L内に入り、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信すると(ステップS1)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が高輝度で表示される(ステップS2)。制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、表示手段36は低輝度(消灯)状態で維持される(ステップS0)。次に、表示手段36が高輝度で表示された状態で(ステップS2)、ユーザUが操作手段37やタッチパネル39を操作し、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信すると(ステップS3)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36は高輝度状態で維持される(ステップS2)。一方、表示手段36が高輝度で表示された状態(ステップS2)で、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信しない場合には(ステップS3)、表示制御手段45は、表示手段36に対して中輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が中輝度で表示される(ステップS4)。その後、ステップS1に移行し、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、表示制御手段45は、表示手段36に対して低輝度(消灯)で表示する制御信号を送信し、表示手段36が低輝度(消灯)で表示される(ステップS0)。なお、ステップS4からステップS1に移行後、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信せずに操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信した場合であっても、表示制御手段45は表示手段36に制御信号を送信しないため、表示部36は中輝度状態で維持される。
図10は、表示制御手段45により表示手段36の輝度を変更する制御の第3例をフローチャートで示したものである。この第3例では、表示手段36は高輝度、中輝度、低輝度(消灯)の3段階で変更可能である。オーブンレンジ1の表示手段36が低輝度(消灯)状態のときに(ステップS0)、ユーザUがオーブンレンジ1に接近して人感センサ40の人検出範囲L内に入り、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信すると(ステップS1)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が高輝度で表示される(ステップS2)。制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、表示手段36は低輝度(消灯)状態で維持される(ステップS0)。次に、表示手段36が高輝度で表示された状態で(ステップS2)、ユーザUが操作手段37やタッチパネル39を操作し、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信すると(ステップS3)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が高輝度状態で維持される(ステップS2)。一方、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信しない場合には、ステップS4に移行する。そして制御手段が扉開閉検出手段49からの開扉検出信号又は閉扉検出信号を受信すると(ステップS4)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が高輝度状態で維持される(ステップS2)。一方、ステップS2に移行後、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号も扉開閉検出手段49からの開扉検出信号又は閉扉検出信号も受信しない場合には(ステップS3、ステップS4)、表示制御手段45は、表示手段36に対して中輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が中輝度で表示される(ステップS5)。
図11は、表示制御手段45により表示手段36の輝度を変更する制御の第4例をフローチャートで示したものである。この第4例では、表示手段36は高輝度、中輝度、低輝度(消灯)の3段階で変更可能である。オーブンレンジ1の表示手段36が低輝度(消灯)状態(ステップS0)のときに、ユーザUがオーブンレンジ1に接近して人感センサ40の人検出範囲L内に入り、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信すると(ステップS1)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が高輝度で表示される(ステップS2)。制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、表示手段36は低輝度(消灯)状態で維持される(ステップS0)。次に、表示手段36が高輝度で表示された状態で(ステップS2)、ユーザUが操作手段37やタッチパネル39を操作し、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信すると(ステップS3)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が高輝度で維持される(ステップS2)。一方、表示手段36が高輝度で表示された状態(ステップS2)で、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信しない場合には、表示制御手段45は、表示手段36に対して中輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が中輝度で表示される(ステップS4)。また、図12に示すように、表示制御手段45は、表示手段36に対して「15秒後に消灯します。」等の輝度を変更する旨の報知表示50を表示する制御信号を送信し、報知表示50が表示手段36に表示される。この報知表示50は、表示手段36を低輝度(消灯)状態に移行することを報知するものであり、他の文言やアイコン等を表示してもよい。この報知表示50に対して、ユーザUが操作手段37やタッチパネル39を操作し、制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号を受信すると(ステップS6)、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信し、表示手段36が高輝度で表示される(ステップS2)。一方、報知表示50が表示された後所定時間T(本実施形態の場合15秒)が経過する前に制御手段が操作手段37やタッチパネル39からの操作信号および人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS6)、表示制御手段45は、表示手段36に対して低輝度(消灯)で表示する制御信号を送信し、表示手段36が低輝度(消灯)で表示される(ステップS0)。なお、表示手段36に報知表示50が表示された後所定時間Tを経過する前に制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信した場合であっても、表示制御手段45は、表示手段36に対して高輝度で表示する制御信号を送信しない。そのため、表示手段36の中輝度状態が維持される。
次に、制御手段による加熱調理中の照明手段24の制御について説明する。扉4は、調理室5内を視認可能な窓部30を備えており、ユーザUは、窓部30から加熱調理中の被調理物Sの状態を視認可能となっているが、照明手段24が消灯している場合には、調理室5内が暗く、被調理物Sが視認し難くなっている。そこで、加熱調理中は常時、照明手段24を点灯させておくこともできるが、消費電力が上昇してしまうため、ユーザUが必要なときに照明手段24を点灯するように設定することができる。しかしながら、ユーザUは、操作手段37やタッチパネル39を操作し、照明手段24を点灯・消灯させることが煩わしい場合がある。そのため、本実施形態のオーブンレンジ1は、加熱調理中に制御部が人感センサ40からの人検出信号を受信した場合に、照明制御手段25が照明手段24を点灯するように制御する設定となっている。なお、制御手段が扉開閉検出手段49からの閉扉検出信号を受信すると、照明制御手段25は、照明手段24に対して消灯する制御信号を送信する設定となっており、オーブンレンジ1は扉4が閉められると照明手段24が消灯する。
図13は、照明制御手段45により照明手段24の点灯と消灯を変更する制御をフローチャートで示したものである。オーブンレンジ1が加熱調理中であって、照明手段24が消灯状態(ステップS0)のときに、ユーザUがオーブンレンジ1に接近して人感センサ40の人検出範囲L内に入り、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信すると(ステップS1)、照明制御手段25は、照明手段24に対して点灯する制御信号を送信し、照明手段24が点灯される(ステップS2)。制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、照明手段24は消灯状態で維持される(ステップS0)。照明手段24が点灯された状態で(ステップS2)、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信した場合には(ステップS3)、照明手段24の点灯状態が維持される(ステップS2)。一方、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS3)、照明制御手段25は、照明手段24に対して消灯する制御信号を送信し、照明手段24が消灯される(ステップS0)。
なお、本実施形態では、照明手段24の光束を点灯と消灯の2段階で変更する制御となっているが、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信した場合には照明手段24の光束を大きくし、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には、照明手段24の光束を小さくする2段階の制御としてもよい。すなわち、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合の照明手段24の光束が人感センサ40からの人検出信号を受信した場合の照明手段24の光束よりも小さくする制御であればよい。
次に、制御手段による加熱調理終了後の冷却手段である第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の制御について説明する。オーブンレンジ1は、被冷却部品を冷却するため、加熱調理中や加熱調理終了時に第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の駆動を開始し、加熱調理終了後は一定時間駆動を継続するか、又は、温度検出手段51(図7参照)により検出した調理室5内や収容空間16内や扉4の枠部31内の温度が所定の温度以下となるまでの間駆動を継続するように設定されている。しかしながら、加熱調理終了後に被冷却部品を冷却する必要があることを知らないユーザUが、加熱調理終了後の第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の駆動音を加熱調理音であると誤認し、加熱調理が終了していないと勘違いする虞があるという問題があった。また、加熱調理が終了したことをユーザUが認識した場合であっても、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の駆動音が継続することにより、オーブンレンジ1が故障したのではないかと勘違いする虞もあった。さらに、オーブンレンジ1が故障したと誤認したユーザUがオーブンレンジ1の電源プラグ52(図1参照)をコンセントから抜いてしまった場合、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46が駆動できないため、被冷却部品が適切に冷却されなくなってしまうという問題もあった。そこで、本実施形態のオーブンレンジ1は、加熱調理終了後に人感センサ40がユーザUを検出し、制御手段が人検出信号を受信した場合に第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44、第4の送風装置46の冷却出力である送風量を変更する制御をする設定となっている。なお、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44、第4の送風装置46は、それぞれ別個に制御されるものであるが、以下、全ての送風装置21,26,44、46が同時に制御された場合について説明する。
図14は、ファン制御手段47により第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の送風量を変更する制御をフローチャートで示したものである。本実施形態のオーブンレンジ1は、温度検出手段51が検出した温度が所定の温度以上となった場合に、加熱調理中又は加熱調理終了後に第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44B、第4の送風ファン46Bの送風量を最大とするように設定されている。以下、オーブンレンジ1による加熱調理が終了した後の第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の制御について説明する。
オーブンレンジ1による加熱調理終了時に(ステップS0)、ユーザUがオーブンレンジ1に接近して人感センサ40の人検出範囲L内に入り、制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信すると(ステップS1)、ファン制御手段47は、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46に対して、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bの送風量を最小とする制御信号を送信し、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bが最小の送風量で駆動される(ステップS2)。なお、ファン制御手段47が人感センサ40からの人検出信号を受信した場合に(ステップS1)、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46に対して、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bの駆動を停止させる制御信号を送信し、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bの駆動を停止させる制御としてもよい。以下同様に、送風量を最小とする場合は、駆動を停止するものとしてもよい。制御手段が人感センサ40からの人検出信号を受信しない場合には(ステップS1)、ファン制御手段47は、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46に対して、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bの送風量を最大とする制御信号を送信し、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bが最大の送風量で駆動される(ステップS3)。その後、ステップ2又はステップ3からステップS4に移行し、温度検出手段51により検出された温度が所定値以下である場合には、ファン制御手段47は、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46に対して、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bの駆動を停止させる制御信号を送信し、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bの駆動が停止される(ステップS5)。一方、温度検出手段51により検出された温度が所定値よりも高い場合には、ステップS1に移行する。
本実施形態では、第1の送風ファン21B、第2の送風ファン26B、第3の送風ファン44Bおよび第4の送風ファン46Bの送風量を最小(停止)と最大の2段階の切り替えとしたが、例えば、温度検出手段51の検出した温度に基づき、高温の場合は送風量を最大とし、中温の場合は送風量を中程度とし、低温の場合は送風量を最小とする等、3段階以上に切り替え可能としてもよい。
以上のように、本実施形態のオーブンレンジ1は、輝度を変更可能な表示手段36と、表示手段36の輝度を制御する表示制御手段45と、人が人検出範囲L内に存在することを検出する人感センサ40と、を備え、表示制御手段45が人感センサ40の検出結果に基づいて表示手段36の輝度を制御可能であることにより、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居て、表示手段36を見る可能性がある場合に表示手段36の輝度を上げて見易くし、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居ない場合には、表示手段36を見る可能性が極めて低いため、表示手段36の輝度を下げて表示手段36による消費電力を抑制することができる。
また、本実施形態のオーブンレンジ1は、操作手段37を備え、表示制御手段45が、人感センサ40の検出結果と操作手段37の操作状況に基づいて表示手段36の輝度を制御可能であることにより、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居て、操作手段37やタッチパネル39の操作をする可能性や表示手段36を見る可能性がある場合に表示手段36の輝度を上げて見易くし、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居ない場合には、操作手段37やタッチパネル39を操作する可能性や表示手段36を見る可能性が極めて低いため、表示手段36の輝度を下げて表示手段36による消費電力を抑制することができる。
また、本実施形態のオーブンレンジ1は、表示手段36の輝度を変更する旨の報知表示50を表示手段36に表示し、報知表示50の表示後所定時間T内に操作手段37が操作されない場合に表示手段36の輝度を変更することにより、表示手段36の輝度を変更することについてユーザUが視認することができる。また、ユーザUは表示手段36の輝度を変更するか否かを自分の意思で選択することができるため利便性が向上する。
また、本実施形態のオーブンレンジ1は、内部に調理室5を備える本体2と、本体2の開口3を開閉する扉4と、を備え、人感センサ40が人を検出せずに扉4が開いた場合に、表示手段36の輝度を変更しない。このような場合は、人感センサ40が検出できないような小さな子供Kやペットが扉4を開いたことが想定され、表示手段36の輝度を上げて高輝度で表示しないようにし、表示手段36による無駄な消費電力を発生させないようにすることができる。
また、本実施形態のオーブンレンジ1は、内部に調理室5を備える本体2と、調理室5内に光を出射する照明手段24と、を備え、照明制御手段25が、人感センサ40の検出結果に基づいて、照明手段24の光束を変更可能であることにより、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居て、調理室5内を見る可能性がある場合に照明手段24の光束を上げて調理室5内を見易くし、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居ない場合には、調理室5内を見る可能性が極めて低いため、照明手段24の光束を下げて照明手段24による消費電力を抑制することができる。
また、本実施形態のオーブンレンジ1は、本体2内を冷却する第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46を備え、ファン制御手段47が、人感センサ40の検出結果に基づいて、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の冷却出力を変更可能である。これにより、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居る場合には、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の冷却出力を抑えることができる。そのため、加熱調理終了後に被冷却部品を冷却する必要があることを知らないユーザUがオーブンレンジ1の近くに居て、加熱調理終了後の第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の駆動音を加熱調理音であると誤認し、加熱調理が終了していないと勘違いすることを防止できる。また、加熱調理が終了したことをユーザUが認識した場合であっても、第1の送風装置21、第2の送風装置26、第3の送風装置44および第4の送風装置46の駆動音が継続することにより、オーブンレンジ1が故障したのではないかと勘違いすることを防止できる。また、オーブンレンジ1が故障したと誤認したユーザUがオーブンレンジ1の電源プラグ52(図1参照)をコンセントから抜いてしまい、被冷却部品が適切に冷却されなくなることを防止できる。
また、本実施形態のオーブンレンジ1は、調理室5の下方にマグネトロン13を備えるマイクロ波発生装置15を収容する収容空間16が形成され、冷却手段が、収容空間16に配設され、マイクロ波発生装置15を冷却する第1の送風装置21および第2の送風装置26である。オーブンレンジ1において、冷却の必要性が高いマイクロ波発生装置15を冷却する第1の送風装置21および第2の送風装置26は、送風量を最大とした場合、駆動音が大きくなってしまうため、ユーザUがオーブンレンジ1の近くに居る場合に、第1の送風装置21および第2の送風装置26の送風量を下げることで、ユーザUの調理終了や故障の誤認を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。上記実施形態では、本発明をオーブンレンジに適用した場合について記載したが、いわゆるIHクッキングヒータのような電磁調理器に適用してもよい。
1 オーブンレンジ(加熱調理器)
2 本体
3 開口
4 扉
5 調理室
13 マグネトロン(被冷却部品)
15 マイクロ波発生装置(被冷却部品)
16 収容空間
21 第1の送風装置(冷却手段、送風装置)
22 直流モータ(被冷却部品)
23 制御基板(制御手段)
24 照明手段
25 照明制御手段(制御手段)
26 第2の送風装置(冷却手段、送風装置)
36 表示手段
37 操作手段
40 人感センサ(人検出手段)
44 第3の送風装置(冷却手段)
45 表示制御手段(制御手段)
46 第4の送風装置(冷却手段)
47 ファン制御手段(制御手段)
50 報知表示
L 人検出範囲(一定範囲)
T 所定時間

Claims (7)

  1. 輝度を変更可能な表示手段と、
    前記表示手段の輝度を制御する制御手段と、
    人が一定範囲内に存在することを検出する人検出手段と、を備え、
    前記制御手段が前記人検出手段の検出結果に基づいて前記表示手段の輝度を制御可能であることを特徴とする加熱調理器。
  2. 操作手段を備え、
    前記制御手段が、前記人検出手段の検出結果と前記操作手段の操作状況に基づいて前記表示手段の輝度を制御可能であることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記表示手段の輝度を変更する旨の報知表示を前記表示手段に表示し、
    前記報知表示の表示後所定時間内に前記操作手段が操作されない場合に前記表示手段の輝度を変更することを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 内部に調理室を備える本体と、
    前記本体の開口を開閉する扉と、を備え、
    前記人検出手段が前記人を検出せずに前記扉が開いた場合に、前記表示手段の輝度を変更しないことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の加熱調理器。
  5. 内部に調理室を備える本体と、
    前記調理室内に光を出射する照明手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記人検出手段の検出結果に基づいて、前記照明手段の光束を変更可能であることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記本体内を冷却する冷却手段を備え、
    前記制御手段が、前記人検出手段の検出結果に基づいて、前記冷却手段の冷却出力を変更可能であることを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記調理室の下方に被冷却部品を収容する収容空間が形成され、
    前記冷却手段が、前記収容空間に配設され、前記被冷却部品を冷却する送風装置であることを特徴とする請求項6に記載の加熱調理器。
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