JP2022127800A - クロック出力装置、クロック出力方法、クロック出力用プログラム、受信装置、受信方法および受信用プログラム - Google Patents

クロック出力装置、クロック出力方法、クロック出力用プログラム、受信装置、受信方法および受信用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パケットサイズの設定にかかる手間を低減することを可能にする。【解決手段】信号出力装置から入力信号を受信し、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出し、前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力する。また、入力信号を受信し、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出し、前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する。【選択図】 図1

Description

本発明は、クロック出力装置、クロック出力方法、クロック出力用プログラム、受信装置、受信方法および受信用プログラムに関する。
放送素材の伝送のための規格がDVB(Digital Video Broadcasting)にて策定されている。DVB-ASI(Asynchronous Serial Interface)は、放送素材を含むMPEG(Moving Picture Experts Group)-2 TS(Transport Stream)を放送機器間などで伝送するための規格である。なお、放送素材とは、たとえば、映像や音声やアンシラリデータなどを含む放送用コンテンツに応じた情報である。また、以降、MPEG-2 TSを、単にTSとよぶ。
DVB-ASI信号は、TSパケットの形式でTSを伝送する。TSパケットは、184バイトごとに分割されたTSデータに対して4バイトのTSヘッダと16バイトのRS(Reed Solomon)符号とが付加された、合計204バイトのパケットである。なお、1パケットのバイト数をパケットサイズという。
また、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses) STD-B71(以降、新規格とよぶ)では、LDPC(Low Density Parity Check)符号およびBCH符号が使用されることになった。そのため、新規格では、16バイトのRS符号の付加が不要になり、TSパケットのパケットサイズが188バイトとなった。
このように、DVB-ASI信号では、TSパケットは、188バイトまたは204バイトのパケットサイズで伝送される。
また、特許文献1には、パケットサイズが188バイトのTSパケットが入力された場合に、パケットサイズが204バイトのTSパケットに変換することが記載されている。
特開2017-085331号公報 特開2009-038695号公報
特許文献1に記載の方法は、188バイトのTSパケットを204バイトのTSパケットに変換するものであるため、新規格への適用が考慮されていない。
また、188バイトと204バイトのどちらのパケットサイズのTSパケットでTSを伝送するかについて、利用者による放送機器への設定を可能とすることが考えられる。しかし、放送機器の各々に対してパケットサイズを利用者が設定する場合、利用者にとっては手間がかかる。
本発明の目的は、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することを可能にする、クロック出力装置、クロック出力方法、クロック出力用プログラム、受信装置、受信方法および受信用プログラムを提供することにある。
本発明の一態様において、クロック出力装置は、信号出力装置から入力信号を受信する受信部と、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する検出部と、前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力するクロック出力部とを備える。
また、本発明の他の態様において、受信装置は、入力信号を受信する受信部と、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出する検出部と、前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する出力部とを備える。
また、本発明の他の態様において、クロック出力方法は、信号出力装置から入力信号を受信し、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出し、前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力する。
また、本発明の他の態様において、受信方法は、入力信号を受信し、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出し、前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する。
また、本発明の他の態様において、クロック出力用プログラムは、コンピュータに、信号出力装置から入力信号を受信する受信機能と、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する検出機能と、前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力するクロック出力機能とを実現させる。
また、本発明の他の態様において、受信用プログラムは、コンピュータに、入力信号を受信する受信機能と、前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出する検出機能と、前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する出力機能とを実現させる。
本発明によれば、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
本発明の第一の実施形態のクロック出力装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の受信装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態のクロック出力装置の動作例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の受信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のクロック出力装置と受信装置とを含むシステムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のクロック出力装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の受信装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のクロック出力装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の受信装置の動作例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
まず、図1に本実施形態のクロック出力装置10の構成例を示す。本実施形態のクロック出力装置10は、受信部11、検出部12およびクロック出力部13を含む。
受信部11は、信号出力装置から入力信号を受信する。検出部12は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する。クロック出力部13は、信号出力装置における入力信号の出力に使用されるクロックを、検出されたパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置へ出力する。
このようにクロック出力装置10を構成することによって、クロック出力装置10は、信号出力装置から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置における入力信号の出力に使用されるクロックを出力する。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の受信装置40の構成例を示す。本実施形態の受信装置40は、受信部41、検出部42および出力部43を含む。
受信部41は、入力信号を受信する。検出部42は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を入力信号から検出する。出力部43は、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する。
このように受信装置40を構成することによって、受信装置40は、パケットサイズ情報を入力信号から検出する。そして、受信装置40は、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する。これにより、受信装置40は、出力信号に含まれるパケットのパケットサイズを、入力信号から検出されたパケットサイズ情報に応じて変更することが可能になる。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
次に、図3に本実施形態のクロック出力装置10の動作の例を示す。
受信部11は、信号出力装置から入力信号を受信する(ステップS101)。検出部12は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する(ステップS102)。クロック出力部13は、信号出力装置における入力信号の出力に使用されるクロックを、検出されたパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置へ出力する(ステップS103)。
クロック出力装置10は、このように動作することによって、信号出力装置から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置における入力信号の出力に使用されるクロックを出力する。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
次に、図4に本実施形態の受信装置40の動作の例を示す。
受信部41は、入力信号を受信する(ステップS201)。検出部42は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を入力信号から検出する(ステップS202)。出力部43は、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する(ステップS203)。
受信装置40は、このように動作することによって、パケットサイズ情報を入力信号から検出する。そして、受信装置40は、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する。これにより、受信装置40は、出力信号に含まれるパケットのパケットサイズを、入力信号から検出されたパケットサイズ情報に応じて変更することが可能になる。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、クロック出力装置10は、信号出力装置から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置における入力信号の出力に使用されるクロックを出力する。また、受信装置40は、パケットサイズ情報を入力信号から検出し、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態におけるクロック出力装置20および受信装置50について具体的に説明する。
まず、図5に実施形態のクロック出力装置20と受信装置50とを含むシステムの構成例を示す。クロック出力装置20には、信号出力装置70が接続される。
信号出力装置70は、信号を出力する。信号出力装置70は、たとえば、TSパケットを含むDVB-ASI信号を出力する。信号出力装置70は、信号出力装置70に設定されているパケットサイズのTSパケットを含む信号を出力する。パケットサイズは、188バイトまたは204バイトである。
信号出力装置70は、クロック出力装置20から入力されるクロックを使用して、DVB-ASI信号を出力する。クロック出力装置20からクロックが入力されていない場合の信号出力装置70の動作は任意である。クロック出力装置20からクロックが入力されていない場合、信号出力装置70は、たとえば、信号出力装置70が生成しているクロックを使用して、DVB-ASI信号を出力する。また、信号出力装置70は、たとえば、DVB-ASI信号を生成するエンコーダであってもよい。
クロック出力装置20は、信号出力装置70におけるDVB-ASI信号の出力に使用されるクロックを、信号出力装置70へ出力する。また、本実施形態のクロック出力装置20は、TSを含む信号を送信する送信装置である。クロック出力装置20は、放送局内や放送局外で使用される。クロック出力装置20は、たとえば、FPU(Field Pickup Unit)である。
受信装置40は、クロック出力装置20が送信する、TSを含む信号を受信する。受信装置40は、放送局内や放送局外で使用される。受信装置40は、たとえば、FPUから送信された放送素材を放送局で受信する装置である。
クロック出力装置20と受信装置40との間のTS信号の送受信のためのインタフェースには、任意のインタフェースを使用することができる。たとえば、変調された無線波、DVB-ASI、IP(Internet Protocol)など、有線または無線のインタフェースを、クロック出力装置20と受信装置40との間のインタフェースに使用することが可能である。
次に、図6に本実施形態のクロック出力装置20の構成例を示す。本実施形態のクロック出力装置20は、受信部11、検出部12、クロック出力部23、設定部24、ASI出力部25、表示制御部26および送信部27を含む。
受信部11は、信号出力装置70から入力信号を受信する。受信部11から受信する入力信号は、たとえば、TSパケットを含むDVB-ASI信号である。
検出部12は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する。入力信号にTSパケットが含まれる場合、TSパケットのパケットサイズは、188バイトまたは204バイトである。検出部12は、パケットサイズの検出方法に、任意の方法を使用することができる。検出部12は、たとえば、TSヘッダに含まれるシンクバイト(0x47)の検出周期を観測することで、TSパケットのパケットサイズを検出することができる。また、信号出力装置70からクロック出力装置20へ、何らかの方法でパケットサイズを示すパケットサイズ情報を送信してもよい。たとえば、信号出力装置70は、パケットサイズ情報をTSパケットの空きビットに格納してもよい。
設定部24は、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26に対して、パケットサイズを設定する。設定部24は、利用者の操作に応じて入力された、パケットサイズに関する設定情報が、パケットサイズ(188バイトまたは204バイト)を示す場合には、設定情報が示すパケットサイズを設定する。また、設定部24は、信号出力装置70への追従を設定情報が示す場合、検出部12によって検出されたパケットサイズを設定する。なお、設定部24は、利用者の操作に応じて入力された設定情報に応じて、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26の各々に対して、互いに独立した設定を行ってもよい。
なお、設定部24は、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26に対してパケットサイズを設定するのではなく、パケットサイズ情報を記憶部(図示せず)に記憶させてもよい。この場合、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26は、記憶部に記憶されているパケットサイズ情報に応じた動作を行う。
クロック出力部23は、信号出力装置70における入力信号の出力に使用されるクロックを、設定部24によって設定されたパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置70へ出力する。クロック出力部23は、パケットサイズに応じたクロックレートをあらかじめ把握している。パケットサイズに応じたクロックレートは、固定値であってもよいし、入力信号のクロックレートおよびパケットサイズと設定部24によって設定されたパケットサイズとに基づいて算出されるものであってもよい。
ASI出力部25は、受信部11が受信した入力信号に含まれるパケットのデータ部に含まれるTSを含むDVB-ASI信号を出力する。DVB-ASI信号の出力先は、任意の装置である。ASI出力部25は、設定されているパケットサイズが、検出部12で検出されたパケットサイズと同じ場合には、受信部11に入力されたDVB-ASI信号を出力する。
設定されているパケットサイズが204バイトで、検出部12で検出されたパケットサイズが188バイトの場合には、ASI出力部25は、受信部11に入力されたTSパケットのシンクバイトから188バイト目までを出力する。また、ASI出力部25は、TSパケットの188バイト目までを出力したあとに、16バイトのダミーバイトを出力する。
設定されているパケットサイズが188バイトで、検出部12で検出されたパケットサイズが204バイトの場合には、ASI出力部25は、受信部11に入力されたTSパケットのシンクバイトから188バイト目までを出力する。この場合、ASI出力部25は、TSパケットの189バイト目から204バイト目までの16バイトを出力しない。
また、ASI出力部25は、設定されているパケットサイズと検出部12で検出されたパケットサイズとが異なる場合に、入力されたTSの実効レートと出力するTSの実効レートとが同じになるように、出力するDVB-ASI信号のクロックレートを変更してもよい。
たとえば、受信部11は、入力された入力信号に含まれるTSパケットをバッファ(図示せず)に記憶させる。そして、ASI出力部25は、受信部11に入力された信号に含まれるTSの実効レートとASI出力部25が出力する信号に含まれるTSの実効レートが同じになるクロックレートで、バッファから取得したTSパケットを出力する。
たとえば、検出部12で検出されたパケットサイズが188バイトで、設定されているパケットサイズが204バイトであったとする。この場合、ASI出力部25は、入力信号のクロックレートを204/188倍したクロックレートで、TSパケットを出力する。
また、たとえば、検出部12で検出されたパケットサイズが204バイトで、設定されているパケットサイズが188バイトであったとする。この場合、ASI出力部25は、入力信号のクロックレートを188/204倍したクロックレートで、TSパケットを出力する。
また、クロック出力装置20は、パケットサイズが188バイトのときのTSの実効レートと204バイトのときのTSの実効レートが同じになるようなクロックレートを記憶部(図示せず)記憶させておいてもよい。この場合、クロック出力装置20は、記憶部に記憶されているクロックレートを、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26で使用してもよい。
受信部11に入力された信号に含まれるTSの実効レートとASI出力部25が出力する信号に含まれるTSの実効レートが異なる場合、不都合が発生する可能性がある。
たとえば、受信部11に入力されたTSパケットのパケットサイズが188バイトで、ASI出力部25が、受信部11に入力されたTSパケットと同じクロックレートで、パケットサイズが204バイトのTSパケットを伝送するとする。この場合、ASI出力部25が、入力されたTSパケットに16バイトを付加するので、16バイト分、次のTSパケットの出力が遅れることになる。その結果、入力されたTSパケットがバッファにたまっていき、バッファがオーバーフローする可能性がある。
また、逆に、受信部11に入力されたTSパケットのパケットサイズが204バイトで、ASI出力部25が、受信部11に入力されたTSパケットと同じクロックレートで、パケットサイズが188バイトのTSパケットを伝送するとする。この場合、ASI出力部25が、入力されたTSパケットのうち16バイトを破棄するので、信号出力装置70からクロック出力装置20への伝送帯域を有効利用することができない。
受信部11に入力された信号に含まれるTSの実効レートとASI出力部25が出力する信号に含まれるTSの実効レートが同じになるクロックレートで、バッファから取得したTSパケットをASI出力部25が出力することにより、上記の不都合を低減することが可能になる。
表示制御部26は、送信部27が送信する出力信号のレートを表示手段(図示せず)に表示させる。表示手段はクロック出力装置20に含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。表示制御部26は、設定部24によって設定されたパケットサイズに応じて、表示手段に表示させるレートを変更する。表示制御部26が表示するレートは、送信部27が送信する信号のクロックレートであってもよいし、送信部27が送信する信号に含まれるTSの実効レートであってもよい。
送信部27は、受信部11に入力された入力信号に含まれるTSを含む出力信号を、無線波などの任意の伝送方法で送信する。なお、送信部27が送信する信号に含まれるTSのパケットサイズは、設定部24によって設定されたパケットサイズである。設定部24によって設定されたパケットサイズと、受信部11に入力された入力信号のパケットサイズとが一致していない場合は、送信部27は、受信部11に入力された信号に含まれるTSの実効レートと送信部27が出力する信号に含まれるTSの実効レートが同じになるクロックレートで、信号を出力する。
また、送信部27は、設定部24によって送信部27に設定されているパケットサイズの情報を送信する。たとえば、送信部27は、パケットサイズの情報を、送信部27が送信する信号の空きビットに格納して送信する。空きビットは、たとえば、TSパケットの空きビットや、補助データ(auxiliary)の空きビットや、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration and Control)の空きビットである。
このようにクロック出力装置20を構成することによって、クロック出力装置20は、信号出力装置70から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置70における入力信号の出力に使用されるクロックを出力する。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
また、本実施形態のクロック出力装置20は、さらに、信号出力装置70から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じて、パケットのパケットサイズを変更し、変更されたパケットを含むDVB-ASI信号を出力する。また、本実施形態のクロック出力装置20は、信号出力装置70から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じたクロックレートを表示手段に表示させる。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間をさらに低減することが可能になる。
次に、図7に本実施形態の受信装置50の構成例を示す。受信装置50は、受信部41、検出部42、出力部53、設定部54および表示制御部55を含む。
受信部41は、入力信号(クロック出力装置20が出力した出力信号)を受信する。検出部42は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を入力信号から検出する。検出部42は、たとえば、入力信号の空きビットに含まれているパケットサイズ情報を入力信号から検出する。また、検出部42は、TSヘッダに含まれるシンクバイトの検出周期を観測することで、TSパケットのパケットサイズを検出してもよい。
設定部54は、出力部53および表示制御部55に対して、パケットサイズを設定する。設定部54は、利用者の操作に応じたパケットサイズの設定情報が、188バイトまたは204バイトを示す場合には、設定情報が示すパケットサイズを設定する。また、設定部54は、検出部42で検出されたパケットサイズ情報への追従を設定情報が示す場合、検出部42によって検出されたパケットサイズ情報が示すパケットサイズを設定する。
なお、設定部54は、出力部53および表示制御部55に対してパケットサイズを設定するのではなく、パケットサイズ情報を記憶部(図示せず)に記憶させてもよい。この場合、出力部53および表示制御部55は、記憶部に記憶されているパケットサイズ情報に応じた動作を行う。
出力部53は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、設定部54によって設定されたパケットサイズに応じて変更する。なお、設定部54によって設定されたパケットサイズと、検出部42で検出されたパケットサイズが同じ場合には、出力部53は、パケットサイズの変更を行わなくてよい。そして、出力部53は、パケットサイズが変更されたパケットを含む出力信号を出力する。
出力部53が出力する出力信号は、たとえば、DVB-ASI信号である。また、DVB-ASI信号の出力先は、任意の装置である。
設定されているパケットサイズが204バイトで、検出部42で検出されたパケットサイズが188バイトの場合には、出力部53は、受信部41に入力されたTSパケットのシンクバイトから188バイト目を出力したあとに、16バイトのダミーバイトを出力する。
設定されているパケットサイズが188バイトで、検出部42で検出されたパケットサイズが204バイトの場合には、出力部53は、受信部41に入力されたTSパケットのシンクバイトから188バイト目までを出力する。この場合、出力部53は、TSパケットの189バイト目から204バイト目を出力しない。
また、出力部53は、設定されているパケットサイズと検出部42で検出されたパケットサイズとが異なる場合に、入力されたTSの実効レートと出力するTSの実効レートとが同じになるように、出力するDVB-ASI信号のレートを変更してもよい。
表示制御部55は、出力部53が出力する信号のクロックレートを表示手段(図示せず)に表示させる。表示手段は受信装置50に含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。
このように受信装置50を構成することによって、受信装置50は、パケットサイズ情報を入力信号から検出する。そして、受信装置50は、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する。これにより、受信装置50は、出力信号に含まれるパケットのパケットサイズを、入力信号から検出されたパケットサイズ情報に応じて変更することが可能になる。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
次に、図8に、本実施形態のクロック出力装置20の動作例を示す。
クロック出力装置20の受信部11は、信号出力装置70から入力信号を受信する(ステップS301)。受信部11から受信する入力信号は、たとえば、TSパケットを含むDVB-ASI信号である。次に、クロック出力装置20の検出部12は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する(ステップS302)。
設定部24は、利用者の操作に応じて入力される設定情報が信号出力装置70への追従を示す場合(ステップS303でYES)、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26に対して、検出されたパケットサイズを設定する(ステップS304)。設定情報が188バイトまたは204バイトを示す場合には、設定部24は、設定情報が入力された際に、設定情報が示すパケットサイズを設定している。そのため、ステップS303でNOの場合には、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26に対して、設定情報が示すパケットサイズが設定されている。なお、設定部24は、クロック出力部23、ASI出力部25および表示制御部26に対してパケットサイズを設定するのではなく、パケットサイズを示すパケットサイズ情報を記憶部(図示せず)に記憶させてもよい。
クロック出力部23は、信号出力装置70における入力信号の出力に使用されるクロックを、設定部24によって設定されたパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置70へ出力する(ステップS304)。クロック出力部23は、パケットサイズに応じたクロックレートをあらかじめ把握している。
また、ASI出力部25は、DVB-ASI信号を出力する。ASI出力部25は、設定されているパケットサイズが、検出部12で検出されたパケットサイズと同じ場合には、受信部11に入力されたDVB-ASI信号を出力する。ASI出力部25は、設定されているパケットサイズが、検出部12で検出されたパケットサイズと異なる場合には、受信部11に入力されたDVB-ASI信号に含まれるパケットのパケットサイズを、設定されているパケットサイズに変えてから、DVB-ASI信号を出力する。
また、表示制御部26は、送信部27が送信する出力信号のレートを表示手段(図示せず)に表示させる。
送信部27は、受信部11に入力された入力信号に含まれるTSを含む出力信号を、無線波などの任意の伝送方法で送信する。なお、送信部27が送信する信号に含まれるTSのパケットサイズは、設定部24によって設定されたパケットサイズである。また、送信部27は、設定部24によって送信部27に設定されているパケットサイズの情報を送信する。
クロック出力装置20は、このように動作することによって、信号出力装置70から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置70における入力信号の出力に使用されるクロックを出力する。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
次に、図9に、本実施形態の受信装置50の動作例を示す。
受信部41は、クロック出力装置20(送信装置)から入力信号を受信する(ステップS401)。検出部42は、入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を入力信号から検出する(ステップS402)。
設定部54は、利用者の操作に応じて入力される設定情報が、検出部42で検出されたパケットサイズ情報への追従を示す場合(ステップS403でYES)、出力部53および表示制御部55に対して、検出されたパケットサイズを設定する(ステップS404)。設定情報が188バイトまたは204バイトを示す場合には、設定部54は、設定情報が入力された際に、設定情報が示すパケットサイズを設定している。そのため、ステップS403でNOの場合には、出力部53および表示制御部55に対して、設定情報が示すパケットサイズが設定されている。なお、設定部54は、出力部53および表示制御部55に対してパケットサイズを設定するのではなく、パケットサイズを示すパケットサイズ情報を記憶部(図示せず)に記憶させてもよい。
出力部53は、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、設定されているパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する(ステップS405)。
また、表示制御部55は、出力部53が出力する出力信号のクロックレートを表示手段(図示せず)に表示させる。
受信装置50は、このように動作することによって、パケットサイズ情報を入力信号から検出する。そして、受信装置50は、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する。これにより、受信装置50は、出力信号に含まれるパケットのパケットサイズを、入力信号から検出されたパケットサイズ情報に応じて変更することが可能になる。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、クロック出力装置20は、信号出力装置から受信した入力信号に含まれるパケットのパケットサイズに応じたクロックレートで、信号出力装置における入力信号の出力に使用されるクロックを出力する。また、受信装置50は、パケットサイズ情報を入力信号から検出し、パケットのパケットサイズを、パケットのデータ部のデータ量を変えずに、パケットサイズ情報が示すパケットサイズに応じて変更し、変更されたパケットを含む出力信号を出力する。そのため、パケットサイズの設定にかかる手間を低減することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態におけるクロック出力装置(10、20)および受信装置(40、50)(以降、クロック出力装置等という)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、クロック出力装置は、物理的または機能的に少なくとも二つ以上の複数の情報処理装置が用いられて実現されてもよい。また、クロック出力装置は、専用の装置として実現されてもよいし、汎用の装置が用いられてもよい。また、クロック出力装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現してもよい。
図10は、本発明の各実施形態のクロック出力装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を含む。
たとえば、図1の受信部11やクロック出力部13は、通信インタフェース91と演算装置93とで、検出部12は、演算装置93で実現することが可能である。
通信インタフェース91は、各実施形態のクロック出力装置が、有線および無線のうち少なくとも一方で外部装置と通信するための通信手段である。なお、クロック出力装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続してもよい。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置や複数の電気回路によって実現される。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であってもよい。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に記録されているデータの読み込みやデータの書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図10に例示した情報処理装置90によりクロック出力装置を構成し、このクロック出力装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、クロック出力装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、クロック出力装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、クロック出力装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用してクロック出力装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
信号出力装置から入力信号を受信する受信部と、
前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する検出部と、
前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力するクロック出力部と
を備えるクロック出力装置。
(付記2)
前記入力信号は、DVB-ASI信号である
ことを特徴とする付記1に記載のクロック出力装置。
(付記3)
前記信号出力装置は、前記入力信号を生成する
ことを特徴とする付記1または付記2に記載のクロック出力装置。
(付記4)
検出された前記パケットサイズの情報と、受信した前記入力信号に含まれるデータとを含む出力信号とを送信する送信部
をさらに備えることを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載のクロック出力装置。
(付記5)
前記送信部は、前記出力信号の空きビットを使用して、前記パケットサイズの情報を送信する
ことを特徴とする付記4に記載のクロック出力装置。
(付記6)
前記出力信号の空きビットは、前記パケットの空きビット、補助データの空きビット、TMCCの空きビットのいずれかである
ことを特徴とする付記5に記載のクロック出力装置。
(付記7)
前記入力信号に含まれる前記パケットのデータ部に含まれるデータを含む、検出された前記パケットサイズに応じた前記パケットを含むDVB-ASI信号を出力するASI出力部
をさらに備える付記1から付記5のいずれかに記載のクロック出力装置。
(付記8)
前記ASI出力部は、前記入力信号に含まれるデータの実効レートと、出力するDVB-ASI信号に含まれるデータの実効レートとが同じになるように、出力するDVB-ASI信号のクロックレートを変更する
ことを特徴とする付記7に記載のクロック出力装置。
(付記9)
前記出力信号のレートを表示手段に表示させる表示制御部
をさらに備える付記4から付記6のいずれかに記載のクロック出力装置。
(付記10)
入力信号を受信する受信部と、
前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出する検出部と、
前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する出力部と
を備える受信装置。
(付記11)
前記出力信号は、DVB-ASI信号である
ことを特徴とする付記10に記載の受信装置。
(付記12)
前記出力信号のクロックレートを表示手段に表示させる表示制御部
をさらに備える付記10または付記11に記載の受信装置。
(付記13)
前記検出部は、前記入力信号の空きビットに含まれる前記パケットサイズ情報を検出する
ことを特徴とする付記10から付記12のいずれかに記載の受信装置。
(付記14)
信号出力装置から入力信号を受信し、
前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出し、
前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力する
クロック出力方法。
(付記15)
前記入力信号は、DVB-ASI信号である
ことを特徴とする付記14に記載のクロック出力方法。
(付記16)
前記信号出力装置は、前記入力信号を生成する
ことを特徴とする付記14または付記15に記載のクロック出力方法。
(付記17)
検出された前記パケットサイズの情報と、受信した前記入力信号に含まれるデータとを含む出力信号とを送信する
ことを特徴とする付記14から付記16のいずれかに記載のクロック出力方法。
(付記18)
前記出力信号の空きビットを使用して、前記パケットサイズの情報を送信する
ことを特徴とする付記17に記載のクロック出力方法。
(付記19)
前記出力信号の空きビットは、前記パケットの空きビット、補助データの空きビット、TMCCの空きビットのいずれかである
ことを特徴とする付記18に記載のクロック出力方法。
(付記20)
前記入力信号に含まれる前記パケットのデータ部に含まれるデータを含む、検出された前記パケットサイズに応じた前記パケットを含むDVB-ASI信号を出力する
ことを特徴とする付記14から付記18のいずれかに記載のクロック出力方法。
(付記21)
前記入力信号に含まれるデータの実効レートと、出力するDVB-ASI信号に含まれるデータの実効レートとが同じになるように、出力するDVB-ASI信号のクロックレートを変更する
ことを特徴とする付記20に記載のクロック出力方法。
(付記22)
前記出力信号のレートを表示手段に表示させる
ことを特徴とする付記17から付記19のいずれかに記載のクロック出力方法。
(付記23)
入力信号を受信し、
前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出し、
前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する
受信方法。
(付記24)
前記出力信号は、DVB-ASI信号である
ことを特徴とする付記23に記載の受信方法。
(付記25)
前記出力信号のクロックレートを表示手段に表示させる
ことを特徴とする付記23または付記24に記載の受信方法。
(付記26)
前記入力信号の空きビットに含まれる前記パケットサイズ情報を検出する
ことを特徴とする付記23から付記25のいずれかに記載の受信方法。
(付記27)
コンピュータに、
信号出力装置から入力信号を受信する受信機能と、
前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する検出機能と、
前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力するクロック出力機能と
を実現させるクロック出力用プログラム。
(付記28)
前記入力信号は、DVB-ASI信号である
ことを特徴とする付記27に記載のクロック出力用プログラム。
(付記29)
前記信号出力装置は、前記入力信号を生成する
ことを特徴とする付記27または付記28に記載のクロック出力用プログラム。
(付記30)
検出された前記パケットサイズの情報と、受信した前記入力信号に含まれるデータとを含む出力信号とを送信する送信機能
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記27から付記29のいずれかに記載のクロック出力用プログラム。
(付記31)
前記送信機能は、前記出力信号の空きビットを使用して、前記パケットサイズの情報を送信する
ことを特徴とする付記30に記載のクロック出力用プログラム。
(付記32)
前記出力信号の空きビットは、前記パケットの空きビット、補助データの空きビット、TMCCの空きビットのいずれかである
ことを特徴とする付記31に記載のクロック出力用プログラム。
(付記33)
前記入力信号に含まれる前記パケットのデータ部に含まれるデータを含む、検出された前記パケットサイズに応じた前記パケットを含むDVB-ASI信号を出力するASI出力機能
をさらにコンピュータに実現させる付記27から付記31のいずれかに記載のクロック出力用プログラム。
(付記34)
前記ASI出力機能は、前記入力信号に含まれるデータの実効レートと、出力するDVB-ASI信号に含まれるデータの実効レートとが同じになるように、出力するDVB-ASI信号のクロックレートを変更する
ことを特徴とする付記33に記載のクロック出力用プログラム。
(付記35)
前記出力信号のレートを表示手段に表示させる表示制御機能
をさらにコンピュータに実現させる付記30から付記32のいずれかに記載のクロック出力用プログラム。
(付記36)
コンピュータに、
入力信号を受信する受信機能と、
前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出する検出機能と、
前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する出力機能と
を実現させる受信用プログラム。
(付記37)
前記出力信号は、DVB-ASI信号である
ことを特徴とする付記36に記載の受信用プログラム。
(付記38)
前記出力信号のクロックレートを表示手段に表示させる表示制御機能
をさらにコンピュータに実現させる付記36または付記37に記載の受信用プログラム。
(付記39)
前記検出機能は、前記入力信号の空きビットに含まれる前記パケットサイズ情報を検出する
ことを特徴とする付記36から付記38のいずれかに記載の受信用プログラム。
10、20 クロック出力装置
11 受信部
12 検出部
13、23 クロック出力部
24 設定部
25 ASI出力部
26 表示制御部
27 送信部
40、50 受信装置
41 受信部
42 検出部
43、53 出力部
54 設定部
55 表示制御部
70 信号出力装置
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (10)

  1. 信号出力装置から入力信号を受信する受信部と、
    前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する検出部と、
    前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力するクロック出力部と
    を備えるクロック出力装置。
  2. 検出された前記パケットサイズの情報と、受信した前記入力信号に含まれるデータとを含む出力信号とを送信する送信部
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のクロック出力装置。
  3. 前記送信部は、前記出力信号の空きビットを使用して、前記パケットサイズの情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載のクロック出力装置。
  4. 前記入力信号に含まれる前記パケットのデータ部に含まれるデータを含む、検出された前記パケットサイズに応じた前記パケットを含むDVB(Digital Video Broadcasting)-ASI(Asynchronous Serial Interface)信号を出力するASI出力部
    をさらに備える請求項1から請求項3のいずれかに記載のクロック出力装置。
  5. 前記ASI出力部は、前記入力信号に含まれるデータの実効レートと、出力するDVB-ASI信号に含まれるデータの実効レートとが同じになるように、出力するDVB-ASI信号のクロックレートを変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載のクロック出力装置。
  6. 入力信号を受信する受信部と、
    前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出する検出部と、
    前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する出力部と
    を備える受信装置。
  7. 信号出力装置から入力信号を受信し、
    前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出し、
    前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力する
    クロック出力方法。
  8. 入力信号を受信し、
    前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出し、
    前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する
    受信方法。
  9. コンピュータに、
    信号出力装置から入力信号を受信する受信機能と、
    前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを検出する検出機能と、
    前記信号出力装置における前記入力信号の出力に使用されるクロックを、検出された前記パケットサイズに応じたクロックレートで、前記信号出力装置へ出力するクロック出力機能と
    を実現させるクロック出力用プログラム。
  10. コンピュータに、
    入力信号を受信する受信機能と、
    前記入力信号に含まれるパケットのパケットサイズを示すパケットサイズ情報を前記入力信号から検出する検出機能と、
    前記パケットの前記パケットサイズを、前記パケットのデータ部のデータ量を変えずに、前記パケットサイズ情報が示す前記パケットサイズに応じて変更し、変更された前記パケットを含む出力信号を出力する出力機能と
    を実現させる受信用プログラム。
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