JP2022127709A - 広告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】広告宣伝効果を向上させる広告システムを提供する。【解決手段】広告システム1において、事業者のサーバ10は、広告を付した商品を消費者に無料配布して消費者に広告を提供する広告事業に関し、広告の広告主に関する広告主情報を管理する。サーバー10は、商品に付したコードシンボルを用いた通信によって消費者のスマホ50から広告主に対するコメントおよび/または広告主に対する寄付の提供があったときに、提供された内容に応じて広告主に対してコメントの送付処理および/または寄付金の送金処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、消費者に対して広告を提供する広告事業を管理する広告管理システムに関するものである。
消費者に広告を提供する手法として、広告を掲載した商品に無料で配布する手法(例えば、下記特許文献1に開示された店舗広告事業)が知られている。この手法は、無料配布する商品を仕入れて、パッケージ等に広告を付し(印刷し)、その商品を手配り等で配布して広告効果を期待するものである。
特開2013-61609号公報
ところが、上述した従来の広告手法には、解決すべき以下の課題がある。具体的には、従来の広告手法では、広告を付した商品を無料配布するだけであるため、商品を受け取った消費者が広告を見て関心を持ったとしても、その関心度合いを把握することができず、次の開発戦略や販売戦略に繋げることができない。また、配布方法が手配りであるため、人件費が発生する上に配布効率が低い。このように、従来の広告手法には、十分な広告宣伝効果を得ることができないという課題が存在する。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、広告宣伝効果を向上し得る広告管理システムを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の広告管理システムは、広告を付した商品を店舗に配置して消費者に無料配布して当該消費者に広告を提供する広告事業を管理する広告管理システムであって、前記広告に関する処理を実行する処理装置を備え、前記処理装置は、前記商品に付したコードシンボルを用いた通信によって前記消費者の端末から前記広告主に対するコメントおよび/または当該広告主に対する寄付の提供があったときに、当該提供された内容に応じて前記広告主に対してコメントの送付処理および/または寄付金の送金処理を実行する。
また、請求項2記載の広告管理システムは、請求項1記載の広告管理システムにおいて、前記処理装置は、前記広告主からの広告料の入金処理、前記商品の仕入先に対する仕入代金の送金処理、前記商品を配置する店舗に対する委託料の送金処理を実行する。
本発明に係る広告管理システムによれば、商品に付したコードシンボルを用いた通信によって消費者の端末から広告主に対するコメントや広告主に対する寄付の提供があったときに、提供された内容に応じて広告主に対してコメントの送付処理や寄付金の送金処理を実行する処理装置を備えたことにより、消費者が広告主に対するコメントや寄付の提供を容易に行うことができ、広告主は、それらに基づいて次の開発戦略や販売戦略に繋げることができる。また、店舗に商品を配置しておくだけで、消費者が商品を自由に持ち帰ることができるため、商品を手配りする従来の広告手法と比較して、経費を押さえつつ配布効率を十分に向上させることができる。したがって、この広告管理システムによれば、広告宣伝効果を十分に向上させることができる。
また、本発明に係る広告管理システムによれば、広告主からの広告料の入金処理、商品の仕入先に対する仕入代金の送金処理、商品を配置する店舗に対する委託料の送金処理を処理装置が実行することにより、主要な処理の周辺の処理を処理装置に一括処理さることができるため、広告事業全体としての効率を向上させることができる。
広告管理システム1の構成を示す構成図である。
以下、本発明に係る広告管理システムの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、図1に示す広告管理システム1の構成について説明する。広告管理システム1は、本発明に係る広告管理システムの一例であって、同図に示すように、広告事業の事業者が利用するサーバー(処理装置)10を備えて構成されている。
サーバー10は、図1に示すように、受信部11、送信部12および処理部13を備えている。
受信部11は、広告主が利用するサーバー20および消費者が所有するスマホ(端末)50から送信されるデータを受信する。
送信部12は、広告主が利用するサーバー20、仕入先が利用するサーバー30、小売店が利用するサーバー40に対してデータを送信する。
処理部13は、受信部11によって受信されたデータを処理する。具体的には、処理部13は、消費者に無料配布した商品に付されているコードシンボル(例えば、QRコード(登録商標))を用いた通信によって消費者のスマホ50(端末)から送信された広告主に対するコメントのデータが受信部11によって受信されたときに、広告主に対してコメントを送付する送付処理を実行し、消費者のスマホ50から送信された広告主に対する寄付の提供に関するデータが受信部11によって受信されたときに、広告主に寄付金を送金する送金処理を実行する。
また、処理部13は、広告主が利用するサーバー20から送信された広告料の支払いデータが受信部11によって受信されたときに、広告料の入金処理を実行する。また、処理部13は、商品を仕入れた仕入先に対する商品の仕入代金の送金処理、および商品を配置する店舗に対する委託料の送金処理を実行する。
次に、広告管理システム1を用いた広告事業について、図1を参照して説明する。
この広告管理システム1を用いた広告事業では、事業者が、広告主を募集すると共に、広告主の広告を付して消費者に無料配布する商品の選定を行う。商品としては、例えばスナック菓子のように、低価格で一般消費者に受け入れられ易い商品が好ましい。また、仕入(メーカー)で余剰となった商品を選定することで、商品の仕入れ価格を低く抑えることができる。
また、事業者は、広告主と協議して商品に付する広告のデザインを決定し、その広告を商品に付すると共に、QRコード(登録商標)等のコードシンボルを商品に付する。
このコードシンボルは、消費者が広告主(広告)についてのコメントをしたり、広告主に対して寄付を提供する際に、ネットワークにアクセスする際に用いる。
また、事業者は、商品を配置してくれる店舗を募集する。この場合、この広告事業では、店舗に商品を配置するのに際して、店舗に委託料を支払う。また、店舗に配置した商品は、消費者が自由に持ち帰る(つまり、消費者に商品を無料で配布する)ようにする。このため、店舗にとっては、委託料を受け取りつつ商品の無料配布を販促に利用することができるという大きなメリットがある。
一方、店舗に来店して広告付きの商品を持ち帰った消費者の中には、商品に付された広告を見て、その広告や広告主についてのコメントを送信したいと考える消費者や、広告主に対して寄付を提供したいと考える消費者も存在する。この場合には、スマホ50を用いて、商品に付されているコードシンボルを読み取ることで、コメント入力画面や寄付の申込画面にアクセスし、その画面からコメントを入力や寄付の申込をする。
この際に、スマホ50から送信されるデータが、サーバー10の受信部11によって受信され、サーバー10の処理部13が、広告主のサーバー20に対してコメントを送付する送付処理、および広告主に寄付金を送金する送金処理を実行し、送信部12が、広告主が利用するサーバー20に対してコメントを示すデータおよび送金内容を示すデータを送信する。
また、広告主がサーバー20を介して広告料の支払処理を行ったときには、サーバー20から送信された支払データをサーバー10の受信部11が受信し、処理部13が入金処理を実行する。また、事業者がサーバー10に対して仕入先に対する商品の仕入代金の支払の操作を行ったときには、処理部13が送金処理を実行し、送信部12がサーバー30に対して送金データ送信する。また、事業者がサーバー10に対して店舗に対する委託料の支払の操作を行ったときには、処理部13が送金処理を実行し、送信部12がサーバー40に対して送金データ送信する。
このように、この広告管理システム1を用いた広告事業では、広告管理システム1のサーバー10が、商品に付したコードシンボルを用いた通信によって消費者のスマホ50から広告主に対するコメントや広告主に対する寄付の提供があったときに、提供された内容に応じて広告主に対してコメントの送付処理や寄付金の送金処理を実行する。このため、消費者が広告主に対するコメントや寄付の提供を容易に行うことができ、広告主は、それらに基づいて次の開発戦略や販売戦略に繋げることができる。また、店舗に商品を配置しておくだけで、消費者が商品を自由に持ち帰ることができるため、商品を手配りする従来の広告手法と比較して、経費を押さえつつ配布効率を十分に向上させることができる。したがって、この広告管理システム1を用いた広告事業では、広告宣伝効果を十分に向上させることができる。
また、この広告管理システム1を用いた広告事業では、広告管理システム1のサーバー10が、広告主からの広告料の入金処理、商品の仕入先に対する仕入代金の送金処理、商品を配置する店舗に対する委託料の送金処理を実行するめ、主要な処理の周辺の処理をサーバー10に一括処理さることができるため、広告事業全体としての効率を向上させることができる。
なお、上述した広告管理システム1および広告管理システム1を用いた広告事業は、一例であって、適宜変更することができる。
1 広告管理システム
10 サーバー
11 受信部
12 送信部
13 処理部
20 サーバー
30 サーバー
40 サーバー
50 スマホ

Claims (2)

  1. 広告を付した商品を店舗に配置して消費者に無料配布して当該消費者に広告を提供する広告事業を管理する広告管理システムであって、
    前記広告に関する処理を実行する処理装置を備え、
    前記処理装置は、前記商品に付したコードシンボルを用いた通信によって前記消費者の端末から前記広告主に対するコメントおよび/または当該広告主に対する寄付の提供があったときに、当該提供された内容に応じて前記広告主に対してコメントの送付処理および/または寄付金の送金処理を実行する広告管理システム。
  2. 前記処理装置は、前記広告主からの広告料の入金処理、前記商品の仕入先に対する仕入代金の送金処理、前記商品を配置する店舗に対する委託料の送金処理を実行する請求項1記載の広告管理システム。
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