JP2022127153A - 中継装置、パブリッシュ・サブスクライブ・システムおよび通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】システム全体の可用性を高める。
【解決手段】冗長ブローカ経路調整装置4~7は、第1の通信相手から受信したメッセージを第2の通信相手との間の複数の回線のそれぞれを使用して送信する第1の中継制御部と、複数の回線を介して第2の通信相手から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つをこのメッセージの宛先の第1の通信相手に送信し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する第2の中継制御部を備える。冗長ブローカ経路調整装置4,6の第1の通信相手はクライアント装置1-1~1-3,2-1~2-3であり、第2の通信相手は冗長ブローカ経路調整装置5,7である。冗長ブローカ経路調整装置5,7の第1の通信相手はブローカ装置3であり、第2の通信相手は冗長ブローカ経路調整装置4,6である。
【選択図】 図1
【解決手段】冗長ブローカ経路調整装置4~7は、第1の通信相手から受信したメッセージを第2の通信相手との間の複数の回線のそれぞれを使用して送信する第1の中継制御部と、複数の回線を介して第2の通信相手から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つをこのメッセージの宛先の第1の通信相手に送信し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する第2の中継制御部を備える。冗長ブローカ経路調整装置4,6の第1の通信相手はクライアント装置1-1~1-3,2-1~2-3であり、第2の通信相手は冗長ブローカ経路調整装置5,7である。冗長ブローカ経路調整装置5,7の第1の通信相手はブローカ装置3であり、第2の通信相手は冗長ブローカ経路調整装置4,6である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パブリッシュ・サブスクライブ・システムなどに適用される中継装置、パブリッシュ・サブスクライブ・システムおよび通信方法に関するものである。
パブリッシュ・サブスクライブ・モデルにおいては、パブリッシュ側およびサブスクライブ側のクライアント装置がそれぞれブローカ装置に接続し、パブリッシュ側がメッセージおよびそのメッセージに関連するトピック情報をブローカ装置に送信すると、事前にそのトピック情報に対するメッセージ受信をブローカ装置に要求しているクライアント装置に、メッセージを送信するという処理フローになっている。
パブリッシュ・サブスクライブ・モデルによる通信手段に可用性を適用する手段として、パブリッシュ側のクライアント装置とサブスクライブ側のクライアント装置との間に、複数のブローカ装置を連結して、接続される経路を冗長構成にする構成が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された経路の冗長化手段では、クライアント装置とブローカ装置の間の通信経路が対象になっていない。例えば、特許文献1に開示された構成では、クライアント装置とブローカ装置の間を接続する物理的な経路は1つしかないため、ブローカ装置間の経路が冗長構成になっていても、クライアント装置とブローカ装置の間の経路が切断すると、クライアント装置が処理を行えなくなるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、システム全体の可用性を高めることができる中継装置、パブリッシュ・サブスクライブ・システムおよび通信方法を提供することを目的とする。
本発明の中継装置は、請求項1に記載したように、第1の通信相手から受信したメッセージを第2の通信相手との間の複数の回線のそれぞれを使用して送信するように構成された第1の中継制御部と、前記複数の回線を介して前記第2の通信相手から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つをこのメッセージの宛先の第1の通信相手に送信し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄するように構成された第2の中継制御部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の中継装置の1構成例において、前記第1の通信相手は、自装置と接続されたクライアント装置であり、前記第2の通信相手は、前記クライアント装置の通信相手側に設けられた他の中継装置である。
また、本発明の中継装置の1構成例において、前記第1の通信相手は、自装置と接続された他の中継装置であり、前記第2の通信相手は、クライアント装置と接続された他の中継装置である。
また、本発明の中継装置の1構成例において、前記第1の通信相手は、自装置と接続されたクライアント装置であり、前記第2の通信相手は、前記クライアント装置の通信相手側に設けられた他の中継装置である。
また、本発明の中継装置の1構成例において、前記第1の通信相手は、自装置と接続された他の中継装置であり、前記第2の通信相手は、クライアント装置と接続された他の中継装置である。
また、本発明のパブリッシュ・サブスクライブ・システムは、パブリッシュ側の第1のクライアント装置と、サブスクライブ側の第2のクライアント装置と、前記第1のクライアント装置からのメッセージを前記第2のクライアント装置に配信するように構成された中継装置であるブローカ装置と、第1の通信相手が前記第1のクライアント装置となり、第2の通信相手が他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置と、第1の通信相手が前記ブローカ装置となり、第2の通信相手が前記第1のクライアント装置と接続された他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置と、第1の通信相手が前記第2のクライアント装置となり、第2の通信相手が他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置と、第1の通信相手が前記ブローカ装置となり、第2の通信相手が前記第2のクライアント装置と接続された他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の通信方法は、第1の通信相手から受信したメッセージを第2の通信相手との間の複数の回線のそれぞれを使用して送信する第1のステップと、前記複数の回線を介して前記第2の通信相手から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つをこのメッセージの宛先の第1の通信相手に送信し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する第2のステップとを含むことを特徴とするものである。
また、本発明の通信方法の1構成例において、前記第1の通信相手は、前記中継装置と接続されたクライアント装置であり、前記第2の通信相手は、前記クライアント装置の通信相手側に設けられた他の中継装置であることを特徴とするものである。
また、本発明の通信方法の1構成例において、前記第1の通信相手は、前記中継装置と接続された他の中継装置であり、前記第2の通信相手は、クライアント装置と接続された他の中継装置であることを特徴とするものである。
また、本発明の通信方法の1構成例において、前記第1の通信相手は、前記中継装置と接続されたクライアント装置であり、前記第2の通信相手は、前記クライアント装置の通信相手側に設けられた他の中継装置であることを特徴とするものである。
また、本発明の通信方法の1構成例において、前記第1の通信相手は、前記中継装置と接続された他の中継装置であり、前記第2の通信相手は、クライアント装置と接続された他の中継装置であることを特徴とするものである。
本発明によれば、第1の通信相手と第2の通信相手との間の回線を冗長構成にすることができるので、第1の通信相手と第2の通信相手との間の回線の一部が切断したとしても、残りの回線を使用して第1の通信相手と第2の通信相手との間の処理を継続することができる。その結果、本発明では、システム全体の可用性を高めることができる。
[発明の原理]
本発明では、クライアント装置とブローカ装置の間に複数の回線を設け、クライアント装置に回線の冗長構成を隠蔽するための、冗長ブローカ経路調整装置を設ける。
本発明では、クライアント装置とブローカ装置の間に複数の回線を設け、クライアント装置に回線の冗長構成を隠蔽するための、冗長ブローカ経路調整装置を設ける。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係るパブリッシュ・サブスクライブ・システムの構成を示すブロック図である。パブリッシュ・サブスクライブ・システムは、パブリッシュ側のクライアント装置1-1~1-3と、サブスクライブ側のクライアント装置2-1~2-3と、クライアント装置1-1~1-3からのメッセージをクライアント装置2-1~2-3に配信する中継装置であるブローカ装置3と、パブリッシュ側のクライアント装置1-1~1-3と接続される冗長ブローカ経路調整装置4(中継装置)と、ブローカ装置3と接続されると共に、冗長ブローカ経路調整装置4と複数の回線を介して接続される冗長ブローカ経路調整装置5(中継装置)と、サブスクライブ側のクライアント装置2-1~2-3と接続される冗長ブローカ経路調整装置6(中継装置)と、ブローカ装置3と接続されると共に、冗長ブローカ経路調整装置6と複数の回線を介して接続される冗長ブローカ経路調整装置7(中継装置)とから構成される。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係るパブリッシュ・サブスクライブ・システムの構成を示すブロック図である。パブリッシュ・サブスクライブ・システムは、パブリッシュ側のクライアント装置1-1~1-3と、サブスクライブ側のクライアント装置2-1~2-3と、クライアント装置1-1~1-3からのメッセージをクライアント装置2-1~2-3に配信する中継装置であるブローカ装置3と、パブリッシュ側のクライアント装置1-1~1-3と接続される冗長ブローカ経路調整装置4(中継装置)と、ブローカ装置3と接続されると共に、冗長ブローカ経路調整装置4と複数の回線を介して接続される冗長ブローカ経路調整装置5(中継装置)と、サブスクライブ側のクライアント装置2-1~2-3と接続される冗長ブローカ経路調整装置6(中継装置)と、ブローカ装置3と接続されると共に、冗長ブローカ経路調整装置6と複数の回線を介して接続される冗長ブローカ経路調整装置7(中継装置)とから構成される。
なお、本実施例では、複数台(本実施例では3台)のクライアント装置1-1~1-3を冗長ブローカ経路調整装置4に接続しているが、パブリッシュ側のクライアント装置は1台でもよい。同様に、本実施例では、複数台(本実施例では3台)のクライアント装置2-1~2-3を冗長ブローカ経路調整装置6に接続しているが、サブスクライブ側のクライアント装置は1台でもよい。
図2はパブリッシュ側のクライアント装置1-1の構成を示すブロック図である。クライアント装置1-1は、冗長ブローカ経路調整装置4との通信を行う通信部10と、登録先のトピックを指定するトピック情報を付加したメッセージをブローカ装置3に送信するよう通信部10に指示するメッセージ提供部11とを備えている。クライアント装置1-2,1-3の構成はクライアント装置1-1と同様である。
図3はサブスクライブ側のクライアント装置2-1の構成を示すブロック図である。クライアント装置2-1は、冗長ブローカ経路調整装置6との通信を行う通信部20と、配信を希望するトピックの登録要求をブローカ装置3に対して行うよう通信部20に指示する登録要求部21と、配信されたメッセージを通信部20を介して受信するメッセージ受信部22とを備えている。クライアント装置2-2,2-3の構成はクライアント装置1-1と同様である。
図4はブローカ装置3の構成を示すブロック図である。ブローカ装置3は、冗長ブローカ経路調整装置5との通信を行う通信部30と、冗長ブローカ経路調整装置7との通信を行う通信部31と、パブリッシュ側のクライアント装置1-1~1-3から受信したトピック情報が付加されたメッセージをトピック毎に蓄積するメッセージ蓄積部32と、サブスクライブ側のクライアント装置2-1~2-3が配信を希望するトピックを指定する登録情報をクライアント装置毎に記憶する登録情報記憶部33と、登録情報に基づいてトピックに関するメッセージをクライアント装置に送信するよう通信部31に指示するメッセージ中継部34とを備えている。
図5はクライアント側の冗長ブローカ経路調整装置4の構成を示すブロック図である。冗長ブローカ経路調整装置4は、クライアント装置1-1~1-3と通信を行う通信部40と、冗長ブローカ経路調整装置5と通信を行う通信部41と、クライアント装置1-1~1-3を第1の通信相手とし、冗長ブローカ経路調整装置5を第2の通信相手とする中継制御部42,43とを備えている。
図6はブローカ側の冗長ブローカ経路調整装置5の構成を示すブロック図である。冗長ブローカ経路調整装置5は、冗長ブローカ経路調整装置4と通信を行う通信部50と、ブローカ装置3と通信を行う通信部51と、ブローカ装置3を第1の通信相手とし、冗長ブローカ経路調整装置4を第2の通信相手とする中継制御部52,53とを備えている。
図7はクライアント側の冗長ブローカ経路調整装置6の構成を示すブロック図である。冗長ブローカ経路調整装置6は、クライアント装置2-1~2-3と通信を行う通信部60と、冗長ブローカ経路調整装置7と通信を行う通信部61と、クライアント装置2-1~2-3を第1の通信相手とし、冗長ブローカ経路調整装置7を第2の通信相手とする中継制御部62,63とを備えている。
図8はブローカ側の冗長ブローカ経路調整装置7の構成を示すブロック図である。冗長ブローカ経路調整装置7は、冗長ブローカ経路調整装置6と通信を行う通信部70と、ブローカ装置3と通信を行う通信部71と、ブローカ装置3を第1の通信相手とし、冗長ブローカ経路調整装置6を第2の通信相手とする中継制御部72,73とを備えている。
次に、本実施例のパブリッシュ・サブスクライブ・システムの動作について説明する。パブリッシュ側のクライアント装置1-1~1-3のメッセージ提供部11は、登録先のトピックを指定するトピック情報を付加したメッセージをブローカ装置3宛に送信するよう通信部10に指示する。メッセージ提供部11の指示に応じて、クライアント装置1-1~1-3の通信部10は、トピック情報が付加されたメッセージを冗長ブローカ経路調整装置4に送信する。
図9はクライアント側の冗長ブローカ経路調整装置4の動作を説明するフローチャートである。冗長ブローカ経路調整装置4の通信部40は、クライアント装置1-1~1-3からのメッセージを受信する(図9ステップS100)。
冗長ブローカ経路調整装置4の中継制御部42は、クライアント装置1-1~1-3からのメッセージを受信すると、受信したメッセージを冗長ブローカ経路調整装置5との間の全ての回線を使用して送信するよう通信部41に指示する。このとき、中継制御部42は、送信すべきメッセージにメッセージ識別子を付加しておく。通信部41は、中継制御部42からの指示に応じて、冗長ブローカ経路調整装置5との間の全ての回線を介して冗長ブローカ経路調整装置5にメッセージを送信する(図9ステップS101)。
図10はブローカ側の冗長ブローカ経路調整装置5の動作を説明するフローチャートである。冗長ブローカ経路調整装置5の通信部50は、冗長ブローカ経路調整装置4から送信されたメッセージを受信する(図10ステップS200)。
冗長ブローカ経路調整装置5の中継制御部52は、複数の回線を介して冗長ブローカ経路調整装置4から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つ(例えば最初に受信したメッセージ)をブローカ装置3に送信するよう通信部51に指示し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する。通信部51は、中継制御部52からの指示に応じて、ブローカ装置3にメッセージを送信する(図10ステップS201)。
上記のとおり、受信したメッセージにはメッセージ識別子が付加されているので、中継制御部52は、メッセージ識別子に基づいて同一のメッセージかどうかの判断を行うことが可能である。
図11はブローカ装置3の動作を説明するフローチャートである。ブローカ装置3の通信部30は、冗長ブローカ経路調整装置5から送信されたメッセージを受信する(図11ステップS300)。
ブローカ装置3のメッセージ蓄積部32は、冗長ブローカ経路調整装置5から受信したメッセージを、このメッセージに付加されたトピック情報で指定されたトピック毎に蓄積する(図11ステップS301)。
一方、サブスクライブ側のクライアント装置2-1~2-3の登録要求部21は、例えばクライアント装置2-1~2-3のユーザの要求に応じて配信を希望するトピックの登録要求メッセージをブローカ装置3宛に送信するよう通信部20に指示する。登録要求部21の指示に応じて、クライアント装置2-1~2-3の通信部20は、登録要求メッセージを冗長ブローカ経路調整装置6に送信する。
冗長ブローカ経路調整装置6の処理は冗長ブローカ経路調整装置4と同様であるので、図9を用いて動作を説明する。冗長ブローカ経路調整装置6の通信部60は、クライアント装置2-1~2-3からのメッセージを受信する(図9ステップS100)。
冗長ブローカ経路調整装置6の中継制御部62は、クライアント装置2-1~2-3からのメッセージを受信すると、受信したメッセージを冗長ブローカ経路調整装置7との間の全ての回線を使用して送信するよう通信部61に指示する。このとき、中継制御部62は、送信すべきメッセージにメッセージ識別子を付加しておく。通信部61は、中継制御部62からの指示に応じて、冗長ブローカ経路調整装置7との間の全ての回線を介して冗長ブローカ経路調整装置7にメッセージを送信する(図9ステップS101)。
冗長ブローカ経路調整装置7の処理は冗長ブローカ経路調整装置5と同様であるので、図10を用いて動作を説明する。冗長ブローカ経路調整装置7の通信部70は、冗長ブローカ経路調整装置6から送信されたメッセージを受信する(図10ステップS200)。
冗長ブローカ経路調整装置7の中継制御部72は、複数の回線を介して冗長ブローカ経路調整装置6から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つ(例えば最初に受信したメッセージ)をブローカ装置3に送信するよう通信部71に指示し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する。通信部71は、中継制御部72からの指示に応じて、ブローカ装置3にメッセージを送信する(図10ステップS201)。冗長ブローカ経路調整装置5と同様にメッセージの同一性の判断はメッセージ識別子に基づいて行われる。
ブローカ装置3の通信部31は、冗長ブローカ経路調整装置7から送信されたメッセージを受信する(図11ステップS302)。
ブローカ装置3の登録情報記憶部33は、冗長ブローカ経路調整装置7から受信したメッセージが登録要求メッセージの場合に、登録要求メッセージで指定されたトピックを示す登録情報を登録要求メッセージの送信元のクライアント識別子と共に記憶する(図11ステップS303)。
ブローカ装置3の登録情報記憶部33は、冗長ブローカ経路調整装置7から受信したメッセージが登録要求メッセージの場合に、登録要求メッセージで指定されたトピックを示す登録情報を登録要求メッセージの送信元のクライアント識別子と共に記憶する(図11ステップS303)。
ブローカ装置3のメッセージ中継部34は、トピックを指定する登録情報が登録情報記憶部33に記憶されている場合(図11ステップS304においてYES)、登録情報で指定されたトピックに関するメッセージをメッセージ蓄積部32から取り出し、この登録情報に含まれるクライアント識別子のクライアント装置宛に送信するよう通信部31に指示する。通信部31は、メッセージ中継部34から受け取ったメッセージを冗長ブローカ経路調整装置7に送信する(図11ステップS305)。
冗長ブローカ経路調整装置7の通信部71は、ブローカ装置3から送信されたメッセージを受信する(図10ステップS202)。
冗長ブローカ経路調整装置7の中継制御部73は、ブローカ装置3からのメッセージを受信すると、受信したメッセージを冗長ブローカ経路調整装置6との間の全ての回線を使用して送信するよう通信部70に指示する。このとき、中継制御部73は、送信すべきメッセージにメッセージ識別子を付加しておく。通信部70は、中継制御部73からの指示に応じて、冗長ブローカ経路調整装置6との間の全ての回線を介して冗長ブローカ経路調整装置6にメッセージを送信する(図10ステップS203)。
冗長ブローカ経路調整装置7の中継制御部73は、ブローカ装置3からのメッセージを受信すると、受信したメッセージを冗長ブローカ経路調整装置6との間の全ての回線を使用して送信するよう通信部70に指示する。このとき、中継制御部73は、送信すべきメッセージにメッセージ識別子を付加しておく。通信部70は、中継制御部73からの指示に応じて、冗長ブローカ経路調整装置6との間の全ての回線を介して冗長ブローカ経路調整装置6にメッセージを送信する(図10ステップS203)。
冗長ブローカ経路調整装置6の通信部61は、冗長ブローカ経路調整装置7から送信されたメッセージを受信する(図9ステップS102)。
冗長ブローカ経路調整装置6の中継制御部63は、複数の回線を介して冗長ブローカ経路調整装置7から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つ(例えば最初に受信したメッセージ)をこのメッセージの宛先のクライアント装置2-1~2-3に送信するよう通信部60に指示し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する。通信部60は、クライアント装置2-1~2-3のうち中継制御部63から指示されたクライアント装置にメッセージを送信する(図9ステップS103)。冗長ブローカ経路調整装置4と同様にメッセージの同一性の判断はメッセージ識別子に基づいて行われる。
冗長ブローカ経路調整装置6の中継制御部63は、複数の回線を介して冗長ブローカ経路調整装置7から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つ(例えば最初に受信したメッセージ)をこのメッセージの宛先のクライアント装置2-1~2-3に送信するよう通信部60に指示し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する。通信部60は、クライアント装置2-1~2-3のうち中継制御部63から指示されたクライアント装置にメッセージを送信する(図9ステップS103)。冗長ブローカ経路調整装置4と同様にメッセージの同一性の判断はメッセージ識別子に基づいて行われる。
クライアント装置2-1~2-3の通信部20は、冗長ブローカ経路調整装置6から送信されたメッセージを受信したときに、受信したメッセージをメッセージ受信部22に渡す。
こうして、本実施例では、クライアント装置1-1~1-3とブローカ装置3との間の回線、およびクライアント装置2-1~2-3とブローカ装置3との間の回線をそれぞれ冗長構成にすることができるので、クライアント装置1-1~1-3,2-1~2-3とブローカ装置3との間の回線の一部が切断したとしても、残りの回線を使用してクライアント装置1-1~1-3,2-1~2-3とブローカ装置3との間の処理を継続することができる。
なお、本実施例では、ブローカ側からクライアント側へメッセージを送信する処理の例として、トピックに関するメッセージをブローカ装置3からクライアント装置2-1~2-3に送信する処理を例に挙げて説明しているが、クライアント装置1-1~1-3,2-1~2-3からのメッセージに対する処理結果であるレスポンスメッセージをブローカ装置3からクライアント装置1-1~1-3,2-1~2-3に送信する処理も、トピックに関するメッセージの送信処理と同様に実現できることは言うまでもない。冗長ブローカ経路調整装置4の中継制御部43の動作は、冗長ブローカ経路調整装置6の中継制御部63の動作と同様である。また、冗長ブローカ経路調整装置5の中継制御部53の動作は、冗長ブローカ経路調整装置7の中継制御部73の動作と同様である。
また、本実施例では、メッセージのフィルタリング方法としてトピックベースの方法を例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、他のフィルタリング方法のシステムに本発明を適用してもよい。
本実施例のクライアント装置1-1~1-3,2-1~2-3、ブローカ装置3、冗長ブローカ経路調整装置4~7の各々は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置および外部とのインターフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図12に示す。コンピュータは、CPU300と、記憶装置301と、インターフェース装置(I/F)302とを備えている。
I/F302には、通信部10,20,30,31,40,41,50,51,60,61,70,71のハードウェアなどが接続される。本発明の通信方法を実現させるためのプログラムは記憶装置301に格納される。各々の装置のCPU300は、記憶装置301に格納されたプログラムに従って本実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、パブリッシュ・サブスクライブ・システムに適用することができる。
1-1~1-3,2-1~2-3…クライアント装置、3…ブローカ装置、4~7…冗長ブローカ経路調整装置、10,20,30,31,40,41,50,51,60,61,70,71…通信部、11…メッセージ提供部、21…登録要求部、22…メッセージ受信部、32…メッセージ蓄積部、33…登録情報記憶部、34…メッセージ中継部、42,43,52,53,62,63,72,73…中継制御部。
Claims (7)
- 第1の通信相手から受信したメッセージを第2の通信相手との間の複数の回線のそれぞれを使用して送信するように構成された第1の中継制御部と、
前記複数の回線を介して前記第2の通信相手から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つをこのメッセージの宛先の第1の通信相手に送信し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄するように構成された第2の中継制御部とを備えることを特徴とする中継装置。 - 請求項1記載の中継装置において、
前記第1の通信相手は、自装置と接続されたクライアント装置であり、
前記第2の通信相手は、前記クライアント装置の通信相手側に設けられた他の中継装置であることを特徴とする中継装置。 - 請求項1記載の中継装置において、
前記第1の通信相手は、自装置と接続された他の中継装置であり、
前記第2の通信相手は、クライアント装置と接続された他の中継装置であることを特徴とする中継装置。 - パブリッシュ側の第1のクライアント装置と、
サブスクライブ側の第2のクライアント装置と、
前記第1のクライアント装置からのメッセージを前記第2のクライアント装置に配信するように構成された中継装置であるブローカ装置と、
第1の通信相手が前記第1のクライアント装置となり、第2の通信相手が他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置と、
第1の通信相手が前記ブローカ装置となり、第2の通信相手が前記第1のクライアント装置と接続された他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置と、
第1の通信相手が前記第2のクライアント装置となり、第2の通信相手が他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置と、
第1の通信相手が前記ブローカ装置となり、第2の通信相手が前記第2のクライアント装置と接続された他の中継装置となるように設けられた、請求項1記載の中継装置とを備えることを特徴とするパブリッシュ・サブスクライブ・システム。 - 中継装置が、第1の通信相手から受信したメッセージを第2の通信相手との間の複数の回線のそれぞれを使用して送信する第1のステップと、
前記中継装置が、前記複数の回線を介して前記第2の通信相手から受信した複数の同一のメッセージのうちの1つをこのメッセージの宛先の第1の通信相手に送信し、送信するメッセージと同じ残りのメッセージを廃棄する第2のステップとを含むことを特徴とする通信方法。 - 請求項5記載の通信方法において、
前記第1の通信相手は、前記中継装置と接続されたクライアント装置であり、
前記第2の通信相手は、前記クライアント装置の通信相手側に設けられた他の中継装置であることを特徴とする通信方法。 - 請求項5記載の通信方法において、
前記第1の通信相手は、前記中継装置と接続された他の中継装置であり、
前記第2の通信相手は、クライアント装置と接続された他の中継装置であることを特徴とする通信方法。
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JP2021025133A JP2022127153A (ja) | 2021-02-19 | 2021-02-19 | 中継装置、パブリッシュ・サブスクライブ・システムおよび通信方法 |
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