JP2022127138A - 光結合構造、光結合法方法、カメラモジュール - Google Patents

光結合構造、光結合法方法、カメラモジュール Download PDF

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Abstract

【課題】組み立て時のアライメントの作業性を向上させて、製造コストを抑制することができる光結合構造、光結合法方法、カメラモジュールを提供する。【解決手段】発光部21aを有する発光素子20と光ファイバ30との間で光伝送する光結合構造であって、平行なうら面12およびおもて面13を有し、厚さ方向に貫通した貫通孔11が形成された基板10と、発光部21aに球面レンズ22を有し、貫通孔11の内側に球面レンズ22が向くように基板10のうら面12に取り付けられた発光素子20と、貫通孔11のおもて面13側において、開口端31が発光素子20と相対して設けられた光ファイバ30と、光ファイバ30の端部を囲って保持するとともに、基板10のおもて面13に底面41a当接した有底筒状のフェルール40と、フェルール40を囲って保持するとともに、基板10のおもて面13に底面51aが当接して、おもて面13に固定された、有底筒状の調芯治具50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、光結合構造、光結合法方法、カメラモジュールに関する。
従来、データを伝送する通信形態の一つとして、非接触方式による光近接空間伝送が利用されている。光近接空間伝送は、映像や音声等の電気信号を光の信号に変換して伝送し、受信側で再び電気信号に戻して利用するものである(例えば、特許文献1参照)。具体的には、電気信号をレーザーダイオード等の発光素子から光信号として発し、光ファイバ等の伝送手段を介して受信装置に伝送し、受信装置において、光信号から電気信号に変換して利用する。
また、従来の光を用いた通信のための光結合構造では、発光素子と光ファイバとの間に、発光素子から発せられた光の拡散を抑制するためのレンズを設けることにより光の損失を抑制して、光ファイバへの光の入射効率を高めることで、通信の信頼性を高めることが行われている。
特開2004-064430号公報
光結合構造においては、光が直進性に優れるという特徴を有するために、光を送受信する部品の位置精度を高くする必要がある。しかしながら、従来の光結合構造においては、発光素子、レンズ、光ファイバ等の部品を組み立てる際に、発光素子、レンズ、光ファイバの傾きと位置を合わせるアライメントの作業が煩雑となり、時間がかかるため、製造コストが高くなるという問題があった。
従って、本発明は、上記のような問題点に着目し、組み立て時のアライメントの作業性を向上させて、製造コストを抑制することができる光結合構造、光結合法方法、カメラモジュールを提供することを目的とする。
本発明の光結合構造は、発光部または受光部を有する光電素子と光ファイバとの間で光伝送する光結合構造であって、平行な第1面および第2面を有し、厚さ方向に貫通した貫通孔が形成された基板と、前記発光部または前記受光部に光学系を有し、前記貫通孔の内側に前記光学系が向くように前記基板の前記第1面に取り付けられた前記光電素子と、前記貫通孔の前記第2面側において、開口端が前記光電素子と相対して設けられた前記光ファイバと、前記光ファイバの端部を囲って保持するとともに、前記基板の前記第2面に底面が当接した有底筒状のフェルールと、前記フェルールを囲って保持するとともに、前記基板の前記第2面に底面が当接して、前記第2面に固定された、有底筒状の調芯治具と、を備える。
本発明は、組み立て時のアライメントの作業性を向上させて、製造コストを抑制することができる光結合構造、光結合法方法、カメラモジュールを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる光結合構造を模式的に示す断面図である。 図1に示した光結合構造を備えるカメラモジュールを模式的に示す断面図である。 図1に示した光結合構造の変形例を模式的に示す断面図である。 図1に示した光結合構造の他の変形例を模式的に示す断面図である。 図1に示した光結合構造のさらに他の変形例を模式的に示す断面図である。
本発明の一実施形態にかかる光結合構造、光結合方法、カメラモジュールを、図1、図2を参照して説明する。本実施形態の光結合構造100は、基板を有するとともに、発光部または受光部を有する光電素子と光ファイバとの間で光伝送するものに広く適用することができ、例えば、カメラモジュール200において用いることができる。また、本実施形態のカメラモジュール200は、例えば、ドライブレコーダー等の車載用カメラの撮像部品として適用することができる。
[光結合構造、および、光結合方法]
図1に示すように、光結合構造100は、基板10と、発光素子20(光電素子)と、光ファイバ30と、フェルール40と、調芯治具50と、を備える。
基板10には、厚さ方向に貫通した貫通孔11が形成され、基板10は、発光素子20が取り付けられるPAD15が設けられた、うら面12(第1面)と、光ファイバ30が取り付けられる、おもて面13(第2面)と、を有する。基板10において、おもて面13とうら面12とは平行であり、貫通孔11はおもて面13とうら面12と垂直である。また、貫通孔11のうら面12側の開口部には発光素子20が取り付けられ、貫通孔11のおもて面13側の開口部には光ファイバ30の開口端31が配されていることで、発光素子20と光ファイバ30の開口端31とが相対している。
なお、貫通孔11の内面において発光素子20からの光Lが反射すると光Lの位相が変化してノイズの原因となりうることから、貫通孔11の内面に発光素子20の光Lを反射させないことが好ましい。よって、貫通孔11の内面は、発光素子20の光Lが反射しないようにコーティング等を施さないことが好ましい。
発光素子20は、発光部21aを有する発光素子本体21と、発光素子本体21の発光部21a側に取り付けられた球面レンズ22(光学系)と、発光部21a側に設けられた端子23と、を有する。また、発光素子20は、基板10の貫通孔11の内側に球面レンズ22が向くように球面レンズ22側の面が基板10のうら面12に取り付けられている。また、発光素子本体21には上面(球面レンズ22側の面)に端子23が設けられている。
また、発光素子本体21から発せられた光Lは、球面レンズ22を通して集光するように設計されている。球面レンズ22は、発光素子20から発せられた光Lの光量、拡散の程度、光ファイバ30の開口端31までの距離、すなわち、基板10の貫通孔11の寸法を考慮して、光Lの損失ができるだけ少なくなるような焦点距離を有するレンズを選択することが好ましい。
発光素子20が基板10に取り付けられた状態において、発光素子20の光軸は、基板10の貫通孔11と平行であり、基板10のうら面12と垂直である。
端子23は、例えば、金属製で環状の板状部材であり、発光素子本体21の上面に設けられ、基板10に設けられたPAD15と電気的に接続する。端子23は、発光素子20に電気信号を入力するための端子として機能する。また、例えば、基板10のうら面12に設けられたPAD15と端子23が電気的に接続した状態で、端子23とPAD15とを導電性接着剤を用いて接着する。これにより、基板10と発光素子20が物理的に固定される。
なお、PAD15と端子23との電気的な接続方法は、特に限定されず、ワイヤ等により行ってもよい。一般的に、発光素子は下面(発光部とは反対側の面)側に端子が設けられており、この端子と基板との電気的な接続は、端子にワイヤを接続して行われる。端子を下面に有する発光素子を本実施形態の光結合構造100に適用してもよいが、発光素子の下面の端子から基板のうら面のPADまでワイヤを伸ばして接続する必要がある。さらに、発光素子の上面と基板のうら面とを非導電性接着剤等を用いて物理的に固定する必要がある。
一方、本実施形態の発光素子20の端子23とPAD15を用いた接続方法であれば、発光素子20と基板10との物理的な固定と、端子23とPAD10との電気的な接続を1つの工程で行うことができ、ワイヤの取り付け工程を省いて製造コストを削減することができる。また、この接続方法であれば、ワイヤの劣化や断線が発生しないことから接続信頼性を高めることができ、本実施形態において好適に用いることができる。
光ファイバ30は、開口端31が基板10の貫通孔11を介して発光素子20と相対して設けられている。また、光ファイバ30において、発光素子20から発せられた光Lが、発光素子20側の開口端31から入射して、光ファイバ30の内部を伝送される。
光ファイバ30としては、ガラスのみからなる光ファイバよりも取扱性がよく、より安価であることから、後述のように基板10とフェルール40との間ではんだ付けが不要であり、熱の影響がないことから、プラスチックを含む光ファイバを好適に用いることができる。また、プラスチックを含む光ファイバとしては、プラスチックのみからなる光ファイバ、プラスチックとガラスからなる光ファイバ等が挙げられる。
フェルール40は、光ファイバ30の端部を囲って保持する部材であり、底面41aを有する有底筒状(例えば円筒状)のフェルール本体41と、フェルール本体41を貫通して設けられ、光ファイバ30を保持する光ファイバ保持部42と、を有する。また、光結合構造100において、フェルール40の先端側の底面41aは基板10のおもて面13(第2面)に当接している。
調芯治具50は、フェルール40を囲って保持するとともに、基板10のおもて面13に底面51aが当接して、おもて面13に固定された有底筒状(例えば円筒状)の部材である。また、発光素子20と光ファイバ30の光軸の位置合わせをするための部材であり、底面51aを有する有底筒状の調芯治具本体51と、フェルール40を挿入するためのフェルール挿入部52を有する。また、フェルール40の外形と調芯治具50のフェルール挿入部52の内形はほぼ同じであり、調芯治具50にフェルール40を挿入して取り付けた状態において、フェルール40と調芯治具50が位置ずれすることなく一体化することができる。
また、調芯治具50は、フェルール40を挿入した状態で、底面51aが光ファイバ30の光軸と垂直となる。また、調芯治具50の底面51aが基板10のおもて面13に当接した状態において、光ファイバ30の光軸は、貫通孔11と平行であり、基板10のおもて面13と垂直となる。
次に、本実施形態の光結合方法について説明する。本実施形態の光結合方法は、前述した光結合構造100を組み立てる方法であって、平行なうら面12およびおもて面13を有し、厚さ方向に貫通した貫通孔11が形成された基板10のうら面12に、発光部21aに球面レンズ22を有する発光素子20を、基板10の貫通孔11の内部に球面レンズ22が向くように取り付ける工程と、光ファイバ30の端部を囲って保持した有底筒状のフェルール40を保持した有底筒状の調芯治具50を、貫通孔11において光ファイバ30の開口端31と発光素子20が相対するように、おもて面13に調芯治具50の底面51aを当接させる工程と、発光素子20の光軸と光ファイバ30の光軸とのアクティブアライメントを行う工程と、アクティブアライメント後に、調芯治具50を基板10のおもて面13に固定する工程と、を含む。以下、これらの工程を具体的に説明する。
まず、基板10のうら面12に発光素子20を取り付ける。このとき、発光素子20の球面レンズ22が貫通孔11の内部に向くようにする。さらに、基板10のうら面12に設けられたPAD15と端子23が電気的に接続した状態で、端子23とPAD15とを導電性接着剤を用いて接着する。これにより、発光素子20の光軸が貫通孔11と平行になるように、基板10と発光素子20が物理的に固定される。
次に、光ファイバ30を取り付ける。光ファイバ30を内部に保持したフェルール40を調芯治具50に挿入して、フェルール40と調芯治具50の先端位置を揃えた状態で、光ファイバ30、フェルール40、調芯治具50を一体とする。さらに、フェルール40を保持した調芯治具50の底面51aを基板10のおもて面13に当接させる。このとき、発光素子20の光軸が基板10のうら面12と垂直になり、かつ、光ファイバ30の光軸が基板10のおもて面13と垂直になる。また、基板10のうら面12とおもて面13は平行である。これにより、光ファイバ30の開口端31と発光素子20が相対するとともに、発光素子20の光軸と光ファイバ30の光軸とが平行に保持される。
さらに、調芯治具50の位置を調整することで発光素子20と光ファイバ30の光軸のアクティブアライメントを行う。このとき、上述したように発光素子20の光軸と光ファイバ30の光軸とが平行に保持されている。また、発光素子20と光ファイバ30の開口端31とが相対する方向において、発光素子20と光ファイバ30の開口端31の距離は一定に(基板10の厚さ寸法に)保持されている。よって、光軸のアクティブアライメントを行うときには、基板10と平行な水平面における位置合わせのみを行い、相対方向における距離と傾きの位置合わせは行わなくてもよい。
光軸の調芯が完了したのち、調芯治具50と基板10とをはんだ付けにより接続する。なお、このとき、光ファイバ30、フェルール40には、はんだ付けの熱は直接的には加わらない。また、調芯治具50と基板10との接続方法は特に限定されず、はんだ付け以外の接続方法を用いてもよい。以上により、光結合構造100の組み立てが完了する。
組み立てられた光結合構造100においては、図1に示すように、発光素子20から発せられた光Lが球面レンズ22を通るときに集光して、基板10の貫通孔11の内部を通過して、光ファイバ30の開口端31に入射する。光ファイバ30に入射した光は、光ファイバ30の内部を通って伝送される。このようにして、光結合構造100により光伝送することができる。
本実施形態の光結合構造100は、発光部21aを有する発光素子20と光ファイバ30との間で光伝送する光結合構造であって、平行なうら面12およびおもて面13を有し、厚さ方向に貫通した貫通孔11が形成された基板10と、発光部21aに球面レンズ22を有し、貫通孔11の内側に球面レンズ22が向くように基板10のうら面12に取り付けられた発光素子20と、貫通孔11のおもて面13側において、開口端31が発光素子20と相対して設けられた光ファイバ30と、光ファイバ30の端部を囲って保持するとともに、基板10のおもて面13に底面41aが当接した有底筒状のフェルール40と、フェルール40を囲って保持するとともに、基板10のおもて面13に底面51aが当接して、おもて面13に固定された、有底筒状の調芯治具50と、を備える。
本実施形態の光結合構造100においては、発光素子20の光軸と光ファイバ30の光軸とが平行に保持されている。また、発光素子20と光ファイバ30の開口端31とが相対する方向において、発光素子20と光ファイバ30の開口端31の距離は一定に(基板10の厚さ寸法に)保持されている。よって、光軸のアクティブアライメントを行うときには、基板10と平行な水平面における位置合わせのみを行えばよい。このことから、本実施形態の光結合構造100であれば、組み立て時のアライメントの作業性を向上させて、製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態の光結合方法であれば、光結合構造100を用いることから、光軸のアクティブアライメントを行うときには、基板10と平行な水平面における位置合わせのみを行えばよく、アライメントの作業性を向上させて、製造コストを抑制することができる。
[カメラモジュール]
次に、本実施形態のカメラモジュール200について説明する。図2に示すように、カメラモジュール200は、筐体210と、撮像モジュール220と、システムのIC等が実装された基板231を有するシステム部230と、光通信モジュール240と、を備える。撮像モジュール220、システム部230、および、光通信モジュール240は、筐体210の内部に設けられている。
撮像モジュール220は、筐体210の開口部211に設けられたレンズ部221と、CCDセンサ等の撮像素子が設けられ、レンズ部221を介して受光した光を光電変換する基板222と、を有する。光通信モジュール240は、映像信号を光通信により外部の機器に伝送する部材であり、前述した光結合構造100と、光結合構造100と外部の機器とを接続するコネクタ241と、を有する。
本実施形態のカメラモジュール200が光結合構造100を備えることから、光結合構造100の組み立て時において、アライメントの作業性を向上させて、製造コストを抑制することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。以下の変形例においては、前述した実施形態と同じ構成には同じ符号を付して、説明を省略する。
前述した実施形態において、光学系として球面レンズが用いられていたが、球面レンズに替えて非球面レンズを用いて、発光素子の光を集光させてもよい。また、発光素子の光が拡散して損失することを抑制することができればよく、図3に示す光結合構造100Aのように、集光レンズに替えて、発光素子20Aの光LAが平行光となるコリメートレンズ22Aを用いてもよい。ただし、ボールレンズ等の球面レンズの方が非球面レンズやコリメートレンズよりも安価であることから、製造コストを抑えるために、本発明の光結合構造には球面レンズがより好適に用いられる。
また、光結合構造において、基板にザグリ部が設けられていてもよい。図4は、ザグリ部14が基板10Bに形成された光結合構造100Bを模式的に示す断面図である。基板10Bには、基板10Bのおもて面13から厚さ方向に切り欠いて形成されたザグリ部14が形成され、ザグリ部14にフェルール40が嵌合されている。ザグリ部14の内形は、発光素子20と光ファイバ30Bの光軸の位置合わせのために、フェルール40の外形よりも少し大きく形成されている。
また、ザグリ部14の底面14aは、基板10のおもて面13と平行である。光結合構造100Bにおいては、調芯治具50の底面51aよりもフェルール40の底面41aが突出した状態で、フェルール40が調芯治具50に保持される。フェルール40を保持した調芯治具50を用いて、フェルール40の先端の底面41aをザグリ部14の底面14aに当接させ、調芯治具50の先端の底面51aを基板10のおもて面13に当接させて固定する。これにより、光結合構造100と同様に光ファイバ30の光軸が、貫通孔11と平行となり、また、ザグリ部14の底面14aと垂直となる。
ザグリ部14が形成されていることにより発光素子20と光ファイバ30Bとの距離を近くすることができ、発光素子20の光をより集光させた状態で光を光ファイバ30Bに入射させることができる。よって、ザグリ部14を形成しない光結合構造100に用いた光ファイバ30に比べて細い芯線の光ファイバ30Bに対応することができる。なお、ザグリ部14の深さ寸法を調整することにより、発光素子20と光ファイバ30Bとの距離を所望の寸法にすることができる。
また、本発明は、光電素子として受光素子を備える光結合構造にも適用することができる。図5に示す光結合構造100Cは、光電素子として受光素子60を備える。受光素子60は、受光素子本体61と、受光部61aと、球面レンズ22と、端子63と、を有する。光結合構造100Cにおいては、光ファイバ30の開口端31とは反対の開口端から光が入射して、光ファイバ30の内部を通って開口端31に伝送される。さらに、光ファイバ30の開口端31から基板10の貫通孔11の内部を光LCが通過して球面レンズ22に達する。光LCは球面レンズ22において集光して、受光部61aで受光される。
光結合構造100Cにおいては、前述した実施形態の光結合構造100と同様に、受光素子60と光ファイバ30との相対方向における距離と傾きは基板10のおもて面13とうら面12に合わせてほぼ一定にすることができるため、相対方向における距離と傾きの位置合わせは行わなくてもよい。このことから、光結合構造100Cであれば、組み立て時のアライメントの作業性を向上させて、製造コストを抑制することができる。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
100、100A、100B、100C 光結合構造
200 カメラモジュール
10 基板
11 貫通孔
12 うら面(第1面)
13 おもて面(第2面)
14 ザグリ部
14a ザグリ部14の底面
15 PAD
20 発光素子(光電素子)
21a 発光部
22 球面レンズ(光学系)
22A コリメートレンズ(光学系)
23、63 端子
30、30B 光ファイバ
40 フェルール
41a 底面
50 調芯治具
51a 底面
60 受光素子(光電素子)
61a 受光部

Claims (7)

  1. 発光部または受光部を有する光電素子と光ファイバとの間で光伝送する光結合構造であって、
    平行な第1面および第2面を有し、厚さ方向に貫通した貫通孔が形成された基板と、
    前記発光部または前記受光部に光学系を有し、前記貫通孔の内側に前記光学系が向くように前記基板の前記第1面に取り付けられた前記光電素子と、
    前記貫通孔の前記第2面側において、開口端が前記光電素子と相対して設けられた前記光ファイバと、
    前記光ファイバの端部を囲って保持するとともに、前記基板の前記第2面に底面が当接した有底筒状のフェルールと、
    前記フェルールを囲って保持するとともに、前記基板の前記第2面に底面が当接して、前記第2面に固定された、有底筒状の調芯治具と、を備える、光結合構造。
  2. 前記光電素子の光軸が前記基板の前記第1面と垂直であり、かつ、前記光ファイバの光軸が前記基板の前記第2面と垂直であり、
    前記光電素子の光軸と前記光ファイバの光軸とが平行に保持されている、請求項1に記載の光結合構造。
  3. 前記光ファイバが、プラスチックを含む光ファイバである、請求項1または2に記載の光結合構造。
  4. 前記光電素子の端子が、前記光電素子の前記光学系側に設けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の光結合構造。
  5. 前記基板の前記第2面に、前記基板の厚さ方向に切り欠いて形成されたザグリ部が形成され、前記ザグリ部の底面が前記第2面と平行であり、
    前記ザグリ部の前記底面に前記フェルールが当接して嵌合されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の光結合構造。
  6. 平行な第1面および第2面を有し、厚さ方向に貫通した貫通孔が形成された基板の前記第1面に、前記発光部または前記受光部に光学系を有する前記光電素子を、前記基板の前記貫通孔の内部に前記光学系が向くように取り付ける工程と、
    光ファイバの端部を囲って保持した有底筒状のフェルールを保持した有底筒状の調芯治具を、前記貫通孔において前記光ファイバの開口端と前記光電素子が相対するように、前記第2面に前記調芯治具の底面を当接させる工程と、
    前記光電素子の光軸と前記光ファイバの光軸とのアクティブアライメントを行う工程と、
    アクティブアライメント後に、前記調芯治具を前記基板の前記第2面に固定する工程と、を含む、光結合方法。
  7. 請求項1~5のいずれか1項に記載の光結合構造を備える、カメラモジュール。
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