JP2022126622A - 少なくとも１つの固定されたサイド掃除部材を備えたロボット掃除機 - Google Patents

Abstract

【課題】構造が単純かつ経済的であると同時に、掃除される表面の効率的で迅速かつ容易な掃除を可能にするロボット掃除機を提供する。【解決手段】ロボット掃除機２であって、本体３であって、掃除される表面に面するように構成された下側、本体３の下側に開口し、ロボット掃除機の主移動方向に対して横方向に延びる吸引開口部と、を有する本体３と、本体３の前部に固定して取り付けられ、本体３の第１側端部に隣接して配置された第１のサイド掃除部材１６と、を備え、第１のサイド掃除部材１６は柔軟性があり、ロボット掃除機２が主移動方向するときに第１の掃除部品２１と接触するゴミを吸引開口部に向かって方向付けるように構成された第１の掃除部分２１を有する。【選択図】図５

Description

本発明は、掃除機タイプの掃除装置の分野に関し、より具体的には、掃除される表面上を自律的に移動することができ、掃除される表面上、例えば、タイル、パラケット（ｐａｒｑｕｅｔ）、ラミネート、カーペット、またはラグなどに存在する埃やゴミを吸い取ることができるロボット掃除機の分野に関する。

ロボット掃除機は、より共通にロボット掃除機として知られているが、現在では一般的になっており、表面が平らである限り、すなわち同じレベルであれば、ユーザの助けなしで住宅の表面全体を掃除することを可能にする。これにより、ユーザは他のアクティビティのために多くの時間を節約する。

ロボット掃除機は、
・掃除される表面に面するように構成された下側を有する本体と、本体の下側に向かって開口し、ロボット掃除機の移動方向に横方向に延びる吸引ポートと、吸引ポートに流体接続された受容ハウジングと、
・本体に回転可能に取り付けられ、掃除される表面を転がるように構成された、２つの駆動輪と、
・前記ロボット掃除機の移動方向に横方向に延びる回転軸の周りに受容ハウジングに回転可能に取り付けられたメイン掃除ブラシと、
・本体の第１の側縁および第２の側縁にそれぞれ隣接して位置する、第１のサイド掃除ブラシおよび第２のサイド掃除ブラシであって、２つの駆動輪が掃除される表面上にあるときに垂直である第１の回転軸および第２の回転軸を中心に、それぞれ本体の前部に回転可能に取り付けられている、第１のサイド掃除ブラシおよび第２のサイド掃除ブラシと、
・前記第１および第２のサイド掃除ブラシを回転させるように構成された駆動機構と、
を既知の方法で含む。

第１および第２のサイド掃除ブラシは、例えばロボット掃除機が移動する壁の近傍に存在するゴミを壁から離し、特にロボット掃除機の移動経路に突き出すために使用され、ロボット掃除機はこのゴミを吸い上げることができる。

しかし、第１および第２のサイド掃除ブラシによって拒否されたいくつかのゴミは、ロボット掃除機によってすでに掃除されたエリアに捨てられ得る。しかし、これらのエリアは、ランダムではなく計画的に駆動される場合、ロボット掃除機によって再掃除されないであろう。したがって、そのようなロボット掃除機によって行われる掃除の質は、ユーザにとって満足のいくものではなくあり得る。

加えて、第１および第２のサイド掃除ブラシの回転速度が比較的速く、障害物に定期的に擦られているため、第１および第２のサイド掃除ブラシはすばやく摩耗し、定期的に交換する必要がある。

さらに、前述の駆動機構に属する機械的構成要素のいくつかは、メイン掃除ブラシの２つの端のどちらかの側に配置されるため、メイン掃除ブラシおよび吸引ポートの長さは必ず制限され（ロボット掃除機のフットプリントが増大しない限り、これは望ましくない）、ロボット掃除機がその各移動中に掃除されることができる表面の幅を制限し、したがって、所与の表面の掃除時間を増加させる。

駆動機構に属する機械的構成要素のこのような配置はまた、メイン掃除ブラシおよび吸引開口部を本体の側縁から離す必要があり、これにより、ロボット掃除機が遭遇する障害物または壁のすぐ近くの表面を掃除することが困難になる。

加えて、第１および第２のサイド掃除ブラシは、カーペットには効果がない。実際には、メイン掃除ブラシのみが、カーペットまたはラグの繊維を叩き、これらの繊維によって保持された粉塵を吸い上げることを可能にする。

加えて、ケーブル、コード、または他の細長い柔軟なアイテムは、第１および第２のサイド掃除ブラシに巻き付けられる可能性があり、ロボット掃除機の動作および完全性に影響を与える可能性がある。

本発明は、これらの欠点を是正することを意図する。

本発明の基礎における技術的問題は、特に、構造が単純かつ経済的であると同時に、掃除される表面の効率的で迅速かつ容易な掃除を可能にするロボット掃除機を提供することからなる。

この目的のために、本発明の主題は、ロボット掃除機であり、
・掃除される表面に面するように構成された下側を有する本体と、本体の下側に向かって開口し、ロボット掃除機の主移動方向に横方向に延びる吸引ポートと、吸引ポートに流体接続された受容ハウジングと、
・ロボット掃除機の主移動方向に横方向に延びる回転軸を中心に回転可能になるように受容ハウジングに取り付けられた回転式掃除ブラシと、
・前記本体の前部に取り付けられ、前記本体の第１の側縁部に隣接して配置された第１のサイド掃除部材であって、第１のサイド掃除部材は、可撓性である第１の掃除部品を有する。

第１のサイド掃除部材は、本体に対して固定され、第１の掃除部品は、ロボット掃除機が主移動方向に沿って移動するときに第１の掃除部と接触するゴミを吸引開口部に導くように構成される。

受動的である第１のサイド掃除部材のそのような構成は、第一に、第１のサイド掃除機を駆動することができる駆動機構が必要とされないので、ロボット掃除機を実質的に単純化することを可能にし、第二に、ロボット掃除機の消費電力と第１のサイド掃除部材の交換頻度を大幅に削減する。したがって、本発明によるロボット掃除機の製造および操作のコストは、実質的に限定される。

さらに、第１の掃除部品は、ロボット掃除機が主移動方向に沿って移動するときに第１の掃除部品によって遭遇するゴミを吸引開口部に誘導するように構成されるため、本発明によるロボット掃除機は、ロボット掃除機が遭遇する障害物の近傍を含む、掃除される表面の効果的な掃除を提供する。

加えて、第１のサイド掃除部材を駆動することができる駆動機構、すなわち回転掃除ブラシのそれぞれの端に隣接する機械部品がないため、回転掃除ブラシおよび吸引口の長さを増加させ、より迅速に掃除される表面を処理することが可能となる。

本発明の主題であるロボット掃除機は、ロボット掃除機の大部分と同様に、ロボット掃除機の長手軸に平行な移動方向に、および所定の移動方向に移動するときに、床を効果的に掃除するように設計される。ロボット掃除機の長手方向軸に平行な移動方向および所定の移動方向は、本発明の主題であるロボット掃除機の前述の主移動方向を画定する。したがって、ロボット掃除機の本体の前部または後部は、ロボット掃除機の主移動方向に対して識別される。

ロボット掃除機は、単独でまたは組み合わせて、以下の特徴のうちの１つ以上をさらに有し得る。

本発明の一実施形態によれば、ロボット掃除機は、本体の前部に取り付けられ、本体の第２の側縁部に隣接して配置される第２のサイド掃除部材をさらに備え、第２のサイド掃除部材は、本体に対して固定され、可撓性である第２の掃除部品を有し、第１および第２の掃除部品は、ロボット掃除機が主移動方向に従って移動しているときに第１および第２の掃除部品と接触するゴミ物質を吸引開口部に向けて誘導するように構成される。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品の前縁部と本体の中央長手方向面との間の距離は、第１の掃除部品の後縁部と本体の中央長手方向面との間の距離よりも大きい。有利には、第２の掃除部品の前縁部と本体の長手方向中面との間の距離は、第２の掃除部品の後縁部と本体の長手方向中面との間の距離よりも大きい。

本発明の一実施形態によれば、第１および第２の掃除部品は、本体の後部に向かって互いに向かって収束する。言い換えると、第１および第２の掃除部品の前縁部は、第１の分離距離だけ離間され、第１および第２の掃除部品の後縁部は、第１の分離距離未満の第２の分離距離だけ離間される。第１および第２の掃除部品のこのような構成は、吸引開口部に向かって遭遇するゴミの誘導を促進し、本発明によるロボット掃除機の掃除効率をさらに向上させる。第１および第２の掃除部品のこのような構成はまた、ロボット掃除機の前部から吸引開口部に向かってロボット掃除機の下の空気の流れを誘導することを可能にし、ロボット掃除機が遭遇するゴミの吸引を促進する。

本発明の一実施形態によれば、第１のサイド掃除部材は細長く、一般的に第１の延長方向に沿って延びる。有利には、第２のサイド掃除部材は細長く、一般的に第２の延長方向に沿って延びる。有利には、第１および第２の延長方向は、本体の後部に向かって互いに向かって収束する。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、第１の延長方向に沿ってねじられる。有利には、第２の掃除部品は、第２の延長方向に沿ってねじられる。第１および第２の掃除部品のこのような構成は、特に、第１および第２の掃除部品の高い開口角度を得るために、第１および第２の掃除部品の水平方向に対する傾斜を変化させることを可能にし、これは、長さが短縮された第１および第２の掃除部品を伴う。特に、これらの構成は、回転する掃除ブラシを本体の前縁部に近づけ、回転する掃除ブラシの端部を本体の側縁部に近づけ、したがって、本発明によるロボット掃除機の掃除効率をさらに向上させる。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、一般的に平坦な形状を有する。第１の掃除部品はまた、壁またはストリップ形状を有することができる。有利には、第２の掃除部品は、一般的に平坦な形状を有するか、または壁またはストリップ形状を有する。

本発明の一実施形態によれば、第１および第２の掃除部品は、本体の正中長手方向面に対して対称的に配置される。これらの規定は、本発明によるロボット掃除機の掃除効率をさらに向上させる。

本発明の一実施形態によれば、ロボット掃除機が特にその駆動輪が水平面上に置かれるとき、第１の掃除部品の少なくとも一部は、水平に対して傾斜し、垂直に対して傾斜する。有利には、ロボット掃除機が特にその駆動輪が水平面上に置かれるとき、第２の掃除部品の少なくとも一部は、水平に対して傾斜し、垂直に対して傾斜する。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、水平に対して、第１の掃除部品に沿って変化する傾斜を有する。有利には、第２の掃除部品は、水平に対して、第２の掃除部品に沿って変化する傾斜を有する。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、水平に対して傾斜を有し、これは、第１の掃除部品の後縁に向かって増加する。有利には、第２の掃除部品は、水平に対して傾斜を有し、これは、第２の掃除部品の後縁に向かって増加する。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、本体から下方および横方向に外側に傾斜する第１の前壁部分を備える。有利には、第２の掃除部品は、本体から下方および横方向に外側に傾斜する第２の前壁部分を備える。

本発明の一実施形態によれば、第１の前壁部分は、複数の剛毛または剛毛の房によって形成されるか、または可撓性材料から形成される。有利には、第２の前壁部分は、複数の剛毛または剛毛の房によって形成されるか、または可撓性材料から形成される。

本発明の一実施形態によれば、第１の前壁部分は、水平に対して３０°－６０°、有利には３５°－４５°の傾斜角で傾斜している。有利には、第２の前壁部分は、水平に対して３０°－６０°の傾斜角で傾斜し、有利には３５°－４５°の傾斜角で傾斜する。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、７０°－９０°の間、有利には８０°－９０°の間の傾斜角によって水平に対して傾斜する第１の後壁部分を備える。有利には、第２の掃除部分は、７０°－９０°の間、有利には８０°－９０°の間の傾斜角によって水平に対して傾斜する第２の後壁部分を備える。

本発明の一実施形態によれば、第１の後壁部分は、本体から下方および横方向に外側に傾斜する。有利には、第２の後壁部分は、本体から下方および横方向に外側に傾斜する。

本発明の一実施形態によれば、第１の後壁部分は、本体の第１の側縁部から凹んでいる。有利には、第２の後壁部分は、本体の第２の側縁部からセットバックされる。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品の少なくとも一部は、本体の第１の横方向縁部から横方向に突出する。有利には、第２の掃除部品の少なくとも一部は、本体の第２の側縁部から横方向に突出する。これらの規定は、ロボット掃除機が壁に沿った表面を効果的に掃除することを可能にすると同時に、例えば、ロボット掃除機がこれらの壁と接触することなくこれらの壁に沿って移動することを可能にする。

本発明の一実施形態によれば、第１の前壁部分は、本体の第１の側縁部から横方向に突出する。有利には、第２の前壁部分は、本体の第２の側縁部から横方向に突出する。

本発明の一実施形態によれば、第１のサイド掃除部材は、本体に設けられた第１の受容溝に固定された第１の取り付け部を有し、第１の掃除部品は、第１の取り付け部によって支持される。有利には、第２のサイド掃除部材は、本体に設けられた第２の受容溝に固定された第２の取り付け部を備え、第２の掃除部品は、第２の取り付け部によって支持される。

本発明の一実施形態によれば、第１の受容溝は、一般的に第１の溝方向に沿って延在する。有利には、第１の溝方向は、本体の正中長手方向面に対して２０°－４０°、例えば２５°－３５°の傾斜角で傾斜し、有利には約３０°で傾斜する。

本発明の一実施形態によれば、第２の受容溝は、一般的に第２の溝方向に沿って延在する。有利には、第２の溝方向は、本体の正中長手方向面に対して２０°－４０°、例えば２５°－３５°の傾斜角で傾斜し、有利には約３０°で傾斜する。

本発明の一実施形態によれば、第１および第２の溝の方向は、本体の後部に向かって互いに向かって収束する。

本発明の一実施形態によれば、第１および／または第２の溝方向は、本体の正中長手方向面に実質的に平行に延在する。

本発明の一実施形態によれば、第１および／または第２の受容溝は、本体の下側面または本体を構成する要素に、例えば、ロボット掃除機のフロントバンパーに提供される。

本発明の一実施形態によれば、第１の受容溝は、第１の溝方向に沿ってねじられる。有利には、第２の受容溝は、第２の溝方向に沿ってねじられる。

本発明の一実施形態によれば、第１および第２の受容溝のそれぞれは、平坦またはねじれた底壁を有する。

本発明の一実施形態によれば、ロボット掃除機は、ロボット掃除機が水平面にあるときに、第１の掃除部品の少なくとも一部が水平に対して傾斜し、垂直に対して傾斜するように、第１のサイド掃除部材、および例えば第１の掃除部品を変形するように構成された少なくとも第１の変形面を含む。有利には、ロボット掃除機は、ロボット掃除機が水平面にあるときに、第２の掃除部品の少なくとも一部が水平に対して傾斜し、垂直に対して傾斜するように、第２のサイド掃除部材、および例えば第２の掃除部品を変形するように構成された少なくとも１つの第２の変形面を含む。

本発明の一実施形態によれば、少なくとも１つの第１の変形面は、第１の掃除部品が水平に対して第１の掃除部品に沿って変化する傾斜を有するように、第１のサイド掃除部材、および例えば第１の掃除部品を変形するように構成される。有利には、少なくとも１つの第２の変形面は、第２の掃除部材、および例えば第２の掃除部品を変形させるように構成され、第２の掃除部品は、水平に対して、第２の掃除部品に沿って変化する傾斜を有する。

本発明の一実施形態によれば、本体は、少なくとも１つの第１の変形面を備える、変形リブなどの第１の変形部材を含む。第１の変形部材は、例えば、本体の下側に設けることができる。

本発明の一実施形態によれば、第１の受容溝は、少なくとも１つの第１の変形面を備える。有利には、第２の受容溝は、少なくとも１つの第２の変形面を備える。

本発明の一実施形態によれば、少なくとも１つの第１の変形面は、第１の受容溝の底壁および／または側壁の少なくとも１つによって形成される。有利には、少なくとも１つの第２の変形面は、第２の受容溝の底壁および／または側壁の少なくとも１つによって形成される。

本発明の一実施形態によれば、第１のサイド掃除部材は、回転する掃除ブラシの回転軸の前方、および有利には吸引開口部の前縁部の前方に位置する。

本発明の一実施形態によれば、第２のサイド掃除部材は、回転する掃除ブラシの回転軸の前方、および有利には吸引開口部の前縁部の前方に位置する。

本発明の一実施形態によれば、第１のサイド掃除部材は、本体の前縁部からセットバックされるように配置される。有利には、第２のサイド掃除部材は、本体の前縁部からセットバックされる。

本発明の一実施形態によれば、第１のサイド掃除部材は、第１のサイド掃除部材に沿って実質的に一定である第１の突起高さによって本体の下側から突出する。有利には、第２のサイド掃除部材は、第２のサイド掃除部材に沿って実質的に一定であり、第１の突起高さと実質的に同一である第２の突起高さによって本体の下側から突出する。これらの構成は、第１および第２のサイド掃除部材のそれぞれと、第１および第２の掃除部品のそれぞれの全長に沿って掃除される床との接触を確実にする。

本発明の一実施形態によれば、第１のサイド掃除部材は、第１のサイド掃除ブラシによって形成される。有利には、第２のサイド掃除部材は、第２のサイド掃除ブラシによって形成される。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部分は、少なくとも剛毛または剛毛の房の第１の列を備える。有利には、第２の掃除部分は、少なくとも剛毛または剛毛の房の第２の列を備える。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、弾性変形可能な第１の掃除ラメラ（ｌａｍｅｌｌａ）によって形成される。有利には、第２の掃除部品は、弾性変形可能な第２の掃除ラメラによって形成される。

本発明の一実施形態によれば、本体は、上から見ると一般的なＤ形状を有する。

本発明の一実施形態によれば、第１の掃除部品は、第１の掃除部品の全長に沿って延び、ロボット掃除機が掃除される表面にあるときに掃除される表面に接触するように構成される、第１の下部細長い縁部を有する。有利には、第２の掃除部品は、第２の掃除部品の全長に沿って延び、ロボット掃除機が掃除される表面にあるときに掃除される表面に接触するように構成される、第２の下部細長い縁部を備える。

本発明の一実施形態によれば、第１の下部細長い縁部の後端部および回転する掃除ブラシの第１の端部は、本体の第１の側縁部から実質的に同じ距離に位置する。有利には、第２の下部細長い縁部の後端部および回転する掃除ブラシの第２の端部は、本体の第２の側縁部から実質的に同じ距離に位置する。

本発明の一実施形態によれば、第１の下部細長い縁部の後端部は、回転する掃除ブラシの第１の端部に隣接して配置される。有利には、第２の下部細長い縁部の後端部は、回転する掃除ブラシの第２の端部に隣接して配置される。

本発明の一実施形態によれば、第１の下部細長い縁部の後端部は、吸引開口部の第１の側縁部に隣接して配置される。有利には、第２の下部細長い縁部の後端部は、吸引開口部の第２の側縁部に隣接して配置される。

本発明の一実施形態によれば、回転する掃除ブラシの回転軸は、ロボット掃除機が水平面上にあるとき、実質的に水平である。

非限定的な例として提示される本発明の特定の実施形態の以下の説明に従って、本発明の目的、態様、および利点は、添付の図面を参照することによってよりよく理解されるであろう。
図１は、本発明によるロボット掃除機の上面斜視図である。 図２は、図１のロボット掃除機の下からの斜視図である。 図３は、図１のロボット掃除機の底面図である。 図４は、図１のロボット掃除機の正面図である。 図５は、図１のロボット掃除機の下からの分解斜視図である。 図６は、図３からの詳細の拡大スケール図である。 図７は、図１のロボット掃除機の部分底面図である。 図８は、図１のロボット掃除機の下からの部分斜視図である。 図９は、図４からの詳細の拡大スケール図である。 図１０は、図４からの詳細の拡大スケール図である。 図１１は、図１のロボット掃除機に属する第１の掃除部材の第１の実施形態の斜視図である。 図１２は、図１のロボット掃除機に属する第１の掃除部材の第２の実施形態の斜視図である。

本発明を理解するために必要な要素のみを示す。図面の解釈を容易にするために、同じ要素は、すべての図面にわたって同じ参照でラベル付けされる。

本書では、ロボット掃除機または本体を説明するために使用される「水平」、「垂直」、「下部」、「上部」、「高さ」、「上部」、「上部」という用語は、ロボット掃除機が平坦で水平な床に車輪を置いて掃除する場合の使用状況を指すことに注意してください。

図１－１２は、掃除される表面上を自律的に移動するように構成されたロボット掃除機２を示す。

ロボット掃除機２は、掃除される表面に面するように構成された下側４を有する本体３と、本体３の下側４に開口する吸引開口部５とを備える。吸引開口部５は細長く、ロボット掃除機２の主移動方向Ｄに対して横方向に、より具体的には垂直に延びる。有利には、吸引開口部５は、概して矩形の形状を有し、したがって、実質的に平行な前縁部５．１および後縁部５．２を有する。

本体３は、吸引開口部５に流体接続された受容ハウジング６をさらに備える。

図示の実施形態によれば、本体３の前部３１は、上から見ると概ね矩形の形状を有し、本体３の後部３２は、上から見ると概ね半円形状を有している。したがって、本体３は、上から見ると、一般的なＤ形状を有する。しかし、本体３は、上から見ると任意の他の形状、例えば、円形または長方形の形状を有することができる。

ロボット掃除機２は、移動の主方向Ｄに横方向に、より具体的に垂直に延びる回転軸Ａの周りに受容ハウジング６に回転可能に取り付けられる回転掃除ブラシ７をさらに備える。有利には、ロボット掃除機２が水平面上にあるとき、回転掃除ブラシ７の回転軸Ａは実質的に水平である。

ロボット掃除機２はまた、回転軸Ａを中心に回転する掃除ブラシ７を回転させるように構成された駆動機構（図示せず）を含む。

より具体的に図３に示されるように、ロボット掃除機２は、本体３に対して回転可能であるように取り付けられ、回転軸Ｂを実質的に平行で有利に合流させる２つの駆動輪８を備える。

２つの駆動輪８は、本体３の下側４から突出するように構成され、本体３の正中長手方向面Ｐのいずれかの側に配置される。有利には、２つの駆動輪８は、本体３の中央長手方向面Ｐに対して対称的に配置される。

２つの駆動輪８は、互いに独立して電動化されることが有利である。したがって、ロボット掃除機２は、本体３に収容され、それぞれが２つの駆動輪８によってそれぞれの駆動輪を回転させるように構成された２つの回転駆動機構９を備える。各回転駆動機構９は、それぞれの駆動輪に回転可能に結合され、例えば、本体３のそれぞれの側部または本体３の後部３２に配置された駆動モータを備える。前述の２つの駆動モータの制御に応じて、本体３は、左、右、またはそれ自体に回転し、前方または後方に移動することができる。

図に示される実施形態によれば、ロボット掃除機２は、本体３に対して自由にかつ回転可能に取り付けられ、本体３の前部３１に、および例えば、本体３の前縁３．１０と吸引開口部５の前縁５．１との間に配置される、追加の車輪１１を有する。有利には、追加の車輪は数が２つであり、本体３の長手方向中央平面Ｐに対して対称的に配置される。

ロボット掃除機２は、本体３に収容された吸引ユニット（図には見えない）をさらに備える。吸引ユニットは、吸引開口部５および受容ハウジングを通る空気流を生成するために、電気モータおよび電気モータに結合されたファンを備える。

ロボット掃除機２はまた、吸引ユニットの上流に配置され、ロボット掃除機２が動作しているときにファンによって生成された空気流が通過するゴミ収集装置（図には見えない）を含む。

ロボット掃除機２はまた、本体３に収容された様々な電気部品に電力を供給するように構成された電源電池１５を含む。有利には、電源バッテリ電源１５は、充電可能であり、本体３に収容される。

ロボット掃除機２は、ロボット掃除機２の動作を制御し、特に、例えばランダムまたは方法論的な動きに従って本体３の動きを制御するように構成された制御デバイス１３をさらに備える。

特に、制御デバイス１３は、近接センサ、接触センサおよび／またはドロップセンサなど、本体３に配置された様々なセンサから受信されたデータに基づいて、前述の回転駆動機構を制御するように構成される。制御デバイス１３は、例えば、これらの様々なデータを受信および処理するように構成された電子カードを含み得る。

ロボット掃除機２は、特に電源電池１５の充電段階中に、ロボット掃除機２を収容するように構成されたドッキングステーションと通信するように構成された送信機／受信機１４をさらに備える。

図２に示されるように、ロボット掃除機２は、本体３に対して固定された第１のサイド掃除部材１６および第２のサイド掃除部材１７を含む。第１のサイド掃除部材１６および第２のサイド掃除部材１７は、本体３の前部３１に位置し、本体３の第１の側面縁３．１１および第２の側面縁３．１２にそれぞれ隣接して配置される。有利には、第１および第２のサイド掃除部材１６、１７は、吸引開口部５の前縁部５．１の前方に位置し、本体３の前縁部３．１０からセットバックされる。

図に示される実施形態によれば、第１および第２の横方向の掃除部材１６、１７は、本体３の中央長手方向面Ｐに対して対称的に配置される。

有利には、第１のサイド掃除部材１６は、第１のサイド掃除部材１６に沿って実質的に一定である第１の突起高さによって本体３の下側４から突出し、第２のサイド掃除部材１７は、第２のサイド掃除部材１７に沿って実質的に一定であり、第１の突起高さと実質的に同一である第２の突起高さによって本体３の下側４から突出する。

図に示される実施形態によれば、第１および第２のサイド掃除部材は細長く、それぞれ第１の延長方向ＤＥ１および第２の延長方向ＤＥ２に沿って概ね延びる。

第１のサイド掃除部材１６は、細長く、本体３に設けられた第１の受容溝１９に固定された第１の取り付け部１８と、第１の取り付け部１８に固定され、第１の受容溝１９から突出した第１の掃除部品２１とを有する。同様に、第２のサイド掃除部材１７は、細長く、本体３に設けられた第２の受容溝２３に取り付けられた第２の取り付け部２２と、第２の取り付け部２２に取り付けられ、第２の受容溝２３から突出した第２の掃除部品２４とを有する。有利には、第１および第２の延長方向ＤＥ１、ＤＥ２はそれぞれ、第１および第２の締結部品１８、２２の延長方向によって画定される。

有利には、第１および第２の掃除部品２１、２４のそれぞれは可撓性であり、概して平坦な形状を有する。

図に示される実施形態によれば、第１および第２の受容溝１９、２３のそれぞれはＴ字形の断面を有し、第１および第２の取り付け部１８、２２のそれぞれは、概して矩形の断面を有する。しかし、第１および第２の受容溝１９、２３、ならびに第１および第２の締結部品１８、２２は、任意の他の形状の断面を有することができる。

図１－１２に示す実施形態によれば、第１および第２の受容溝１９、２３は、本体３の下側４に設けられ、それぞれ本体３の後部３２の方向に互いに向かって収束する第１および第２の溝方向ＤＲ１、ＤＲ２に概ね沿って延びる。第１の溝方向ＤＲ１および第２の溝方向ＤＲ２は、それぞれ、本体３の中央縦断面Ｐに対して、２０°－４０°、例えば２５°－３５°、および有利には約３０°である傾斜角β１および傾斜角β２によって傾斜される。

図３により詳細に示されるように、第１および第２の掃除部品２１、２４は細長く、本体３の後部３２に向かって互いに向かって収束する。換言すれば、第１および第２の掃除部品２１、２４の前縁２１０、２４０は、第１の分離距離だけ離間され、第１および第２の掃除部品２１、２４の後縁２１１、２４１は、第１の分離距離よりも小さい第２の分離距離を離間される。

したがって、第１および第２の掃除部品２１、２４は、ロボット掃除機２が主移動方向Ｄに沿って移動するときに、第１および第２の掃除部品２１、２４のいずれかと接触するゴミを吸引開口部５に誘導およびガイドするように構成される。

図１－１２に示される実施形態によれば、ロボット掃除機２がその駆動輪８が水平面上にあるとき、第１および第２の延長方向ＤＥ１、ＤＥ２は実質的に水平である。しかし、第１および第２の延長方向ＤＥ１、ＤＥ２のそれぞれは、例えば、±２０°、有利には±１０°との間の傾斜角によって水平に対して傾斜されることができる。第１および第２の延長方向ＤＥ１、ＤＥ２のそれぞれは、本体３の正中長手方向平面Ｐに対して有利に、２０°－４０°の間、例えば２５°－３５°の間の傾斜角で傾斜し、有利に、約３０°の傾斜角で傾斜する。

第１および第２の延長方向ＤＥ１、ＤＥ２は、第１および第２の溝方向ＤＲ１、ＤＲ２にそれぞれ実質的に平行であり得、または第１および第２の溝方向ＤＲ１、ＤＲ２にそれぞれわずかに傾斜し得る。

第１および第２の掃除部品２１、２４は、それぞれ、弾性変形可能な第１の掃除ラメラおよび第２の掃除ラメラによって形成され得る（特に図２、３、６、および１１を参照されたい）。しかし、本発明の代替の実施形態によれば、第１および第２の掃除部品２１、２４は、それぞれ、第１の伸長方向ＤＥ１に沿って延びる剛毛または剛毛の房の１つまたは複数の第１の列、および第２の延長方向ＤＥ２に沿って伸びる剛毛または剛毛の房の１つまたは複数の第２の列（特に図４、７、９、１０、および１２を参照）によって形成され得る。本発明のそのような一実施形態によれば、第１のサイド掃除部材１６および第２のサイド掃除部材１７は、次いで、本体３に対して固定された第１のサイド掃除ブラシおよび第２のサイド掃除ブラシを形成する。

図に示される実施形態によれば、第１の掃除部品２１および第２の掃除部品２４は、第１の掃除部品２１が、第１の掃除部品２１に沿って変化する水平方向に対する傾斜を有し、および第２の掃除部品２４が、第２の掃除部品２４に沿って変化する水平方向に対する傾斜を有するように、それぞれ第１の延長方向ＤＥ１および第２の延長方向ＤＥ２に沿ってねじられる。有利には、第１および第２の掃除部品２１、２４は、水平方向に対する第１の掃除部品２１の傾斜が、第１の掃除部品２１の後縁部２１１に向かって増加し、および水平方向に対する第２の掃除部品２４の傾斜が、第２の掃除部品２４の後縁部２４１に向かって増加するようにねじられる。

図９および１０に示すように、第１の掃除部品２１は、本体３から下方および横方向に外側に傾斜する第１の前壁部分２１．１を含み、第２の掃除部品２４は、本体３から下方および横方向に外側に傾斜する第２の前壁部分２４．１を含む。第１および第２の前部２１．１、２４．１は、それぞれ、３０－６０°の間であり、有利には３５－４５°の間である傾斜角α１および傾斜角α２によって、水平に対してそれぞれ傾斜される。

図９および１０に示すように、第１の掃除部品２１は、水平に対して７０°－９０°、有利には８０°－９０°の傾斜角α３だけ水平に対して傾斜している第１の後壁部分２１．２を備え、第２の掃除部品２４はまた、水平に対して、７０°－９０°、有利には８０－９０°の傾斜角α４だけ傾斜している、第２の後壁部分２４．２を備える。有利には、第１の後壁部分２１．２は、本体３から下方および横方向に外向きに傾斜し、第２の後壁部分２４．２は、本体３から下方および横方向に外向きに傾斜する。

図に示される実施形態によれば、第１の前壁部分２１．１は、本体３の第１の側縁３．１１から横方向に突出し、第１の後壁部分２１．２は、本体３の第１の側縁３．１１からセットバックされる。同様に、第２の前壁部分２４．１は、本体３の第２の側縁３．１２から横方向に突出し、第２の後壁部分２４．２は、本体３の第２の側縁３．１２からセットバックされる。

有利には、第１の取り付け部１８は、本体３の第１の側縁３．１１からセットバックされ、第２の取り付け部２２も、本体３の第２の側縁３．１２からセットバックされる。これらの構成は、第１および第２の掃除部品２１、２４よりも概して剛性が高い第１および第２の取り付け部１８、２２が、ロボット掃除機によって遭遇される障害物と接触し、これらの障害物を劣化させる、またはロボット掃除機をブロックすることを防止する。

図３に示されるように、第１の掃除部品２１は、第１の掃除部品２１の全長に沿って延在し、ロボット掃除機２が掃除される表面上に静止しているときに掃除される表面に接触するように構成される第１の下部細長い縁部２５を含み、第２の掃除部品２４は、第２の掃除部品２４の全長に沿って延在し、ロボット掃除機２が掃除される表面上に静止しているときに掃除される表面に接触するように構成される第２の下部細長い縁部２６を含む。

図に示される実施形態によれば、第１の下部細長い縁部２５の後端部および回転式掃除ブラシ７の第１の端部７．１は、本体３の第１の側縁部３．１１から実質的に同じ距離に位置し、第２の下部細長い縁部２６の後端部および回転式掃除ブラシ７の第２の端部７．２は、本体３の第２の側縁部３．１２から実質的に同じ距離に位置する。有利には、第１の下部細長い縁部２５の後端部は、回転する掃除ブラシ７の第１の端部７．１に隣接して配置され、第２の下部細長い縁部２６の後端部は、回転する掃除ブラシ７の第２の端部７．２に隣接して配置される。

前述のように、第１および第２の掃除部品２１、２４は、それぞれ、第１および第２の延長方向ＤＥ１、ＤＥ２に沿ってねじられる。第１および第２の掃除部品２１、２４のそのようなねじれは、様々な方法で達成することができる。

この目的のために、ロボット掃除機２は、例えば、第１の掃除部分２１が第１の延長方向ＤＥ１に沿ってねじれ、したがって、第１の掃除部分２１に沿って変化する水平方向に対する傾斜を有するように、第１のサイド掃除部材１６を変形させるように構成された１つまたは複数の第１の変形面と、および第２の掃除部分２４が第２の延長方向ＤＥ２に沿ってねじれ、したがって、第２の掃除部分２４に沿って変化する水平方向に対する傾斜を有するように、第２の側の掃除部材１７を変形させるように構成された１つまたは複数の第２の変形面とを備え得る。

図１－図１２に示す実施形態によれば、第１の受容溝１９の底壁および側壁がねじれて前述の第１の変形面を形成し、第２の受容溝２３の底壁および側壁がねじれて前述の第２の変形面を形成する。

図に示されていない本発明の代替の実施形態によれば、第１および第２の受容溝１９、２３のそれぞれの底壁は平坦であることができ、第１の受容溝１９の側壁のみが前述の第１の変形面を形成することができ、第２の受容溝２３の側壁のみが前述の第２の変形面を形成することができる。図に示されていない本発明のさらに別の実施形態によれば、ロボット掃除機２は、第１の受容溝１９の側壁のうちの１つによって形成される単一の第１の変形面と、第２の受容溝２３の側壁のうちの１つによって形成される単一の第２の変形面とを備えることができる。

図に示されていない本発明の別の実施形態によれば、本体３は、本体３の下側４に設けられ、第１の変形面を備える変形リブなどの第１の変形部材と、本体３の下側４に設けられ、第２の変形面を備える変形リブなどの第２の変形部材とを備えることができる。

本発明の別の実施形態によれば、ロボット掃除機２は、第１および第２の変形面を欠くことができ、第１および第２の掃除部品２１、２４は、ねじれるように成形することができる。

図に示されていない本発明の一実施形態によれば、第１の下部細長い縁部２５の後端部は、吸引開口部５の第１の側縁部に隣接して配置され得、第２の下部細長い縁部２６の後端部は、吸引開口部５の第２の側縁部に隣接して配置され得る。

図に示されていない一実施形態によれば、第１および第２の掃除部品２１、２４は、平坦であることができ（かつねじれていない）、それぞれが、水平に対して、第１および第２の延長方向ＤＥ１、ＤＥ２のそれぞれの１つに沿って一定である傾斜を有する。

図に示されていない別の実施形態によれば、第１および第２の受容溝１９、２３は、本体３の正中長手方向面Ｐに実質的に平行であることができる。

もちろん、本発明は、例としてのみ提供された、説明および図示された実施形態に決して限定されない。本発明の保護の範囲から逸脱することなく、特に様々な要素の構成に関して、または技術的同等物を代用することによって、変更を行うことができる。

Claims (16)

1. ロボット掃除機（２）であって、
   本体（３）であって、掃除する表面に面するように構成された下側（４）と、前記本体（３）の前記下側（４）に開口し、前記ロボット掃除機の主移動方向（Ｄ）に対して横方向に延びる吸引開口部（５）と、および前記吸引開口部（５）に流体接続された受容ハウジング（６）と、を有する、本体（３）と、
   回転掃除ブラシ（７）であって、前記ロボット掃除機（２）の前記主移動方向（Ｄ）に対して横方向に延びる回転軸（Ａ）を中心に前記受容ハウジング（６）に回転可能に取り付けられた、回転掃除ブラシ（７）と、
   第１のサイド掃除部材（１６）であって、前記本体（３）の前部（３１）に取り付けられ、前記本体（３）の第１のサイド端部（３．１１）に隣接して配置され、柔軟な第１の掃除部品（２１）を有する、第１のサイド掃除部材（１６）と、を備え、
   前記第１のサイド掃除部材（１６）は前記本体（３）に対して固定され、前記ロボット掃除機（２）が前記主移動方向（Ｄ）に移動するとき、前記第１の掃除部品（２１）は前記第１の掃除部品（２１）と接触するゴミを前記吸引開口部（５）に向かって方向付けるように構成され、
   前記第１の掃除部品（２１）は、水平に対して、前記第１の掃除部品（２１）に沿って変化する傾斜を有することを特徴とする、ロボット掃除機（２）。
2. 前記第１の掃除部品（２１）の前縁と前記本体（３）の中央長手方向平面（Ｐ）との間の距離が、前記第１の掃除部品（２１）と後縁と前記本体（３）の前記中央長手方向平面（Ｐ）との間の距離よりも大きい、請求項１に記載のロボット掃除機（２）。
3. 前記第１のサイド掃除部材（１６）が伸長され、第１の伸長方向（ＤＥ１）に概して沿って伸長する、請求項１または２に記載のロボット掃除機（２）。
4. 前記第１の掃除部品（２１）が前記第１の伸長方向（ＤＥ１）に沿ってねじられている、請求項３に記載のロボット掃除機（２）。
5. 前記第１の掃除部品（２１）がほぼ平坦な形状を有する、請求項１から４のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
6. ロボット掃除機（２）が水平面に静止しているとき、前記第１の掃除部品（２１）の少なくとも一部が水平および垂直に傾斜している、請求項１から５のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
7. 前記第１の掃除部品（２１）は、本体（３）から下向きおよび横方向に外側に傾斜する第１の前壁部分（２１．１）を備えた、請求項１から６のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
8. 前記第１の前壁部分（２１．１）は、前記水平に対して３０－６０°の傾斜角（α１）で傾斜している、請求項７に記載のロボット掃除機（２）。
9. 前記第１の掃除部品（２１）は、水平に対して７０－９０°の傾斜角（α３）で傾斜している第１の後壁部（２１・２）を備えた、請求項１－８のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
10. 前記第１の掃除部品（２１）の少なくとも一部が、本体（３）の第１の側縁（３．１１）から横方向に突出している、請求項１から９のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
11. 前記第１のサイド掃除部材（１６）は、前記本体（３）に設けられた第１の受容溝（１９）に固定された第１の取り付け部（１８）を有し、前記第１の掃除部品（２１）は、前記第１の取り付け部（１８）によって支持される、請求項１から１０のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
12. 前記第１のサイド掃除部材（１６）は、前記回転掃除ブラシの回転軸の前に配置される、請求項１から１１のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
13. 前記第１のサイド掃除部材（１６）は、第１のサイド掃除ブラシによって形成される、請求項１から１２のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
14. 前記第１の掃除部品（２１）は、弾性的に変形可能な第１の掃除ラメラによって形成される、請求項１から１２のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
15. 第２のサイド掃除部材（１７）であって、前記本体（３）の前記前部（３１）に取り付けられ、前記本体（３）の第２の側縁（３．１２）に隣接して配置され、前記本体（３）に対して固定され、可撓性の第２の掃除部品（２４）を有する、第２のサイド掃除部材（１７）をさらに備え、
    前記第１および第２の掃除部品（２１、２４）は、前記ロボット掃除機（２）が前記主移動方向（Ｄ）に沿って移動しているときに前記第１および第２の掃除部品（２１、２４）と接触するゴミを前記吸引開口部（５）に向かって方向付けるように構成される、請求項１から１４のいずれか一項に記載のロボット掃除機（２）。
16. 前記第１および第２の掃除部品（２１、２４）は、本体（３）の後部（３２）に向かって互いに向かって収束する、請求項１５に記載のロボット掃除機（２）。

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