JP2022126316A - 携帯端末、監視システム、表示方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末、監視システム、表示方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022126316000001
【課題】監視装置から同一の内容を通知する信号を受信した場合に、ユーザへの伝達性を維持しながらチャット画面上の履歴表示の視認性を向上させる。
【解決手段】監視システムは、監視対象を監視する監視装置と、上記監視装置と通信可能な携帯端末と、を有する。上記監視装置は、上記監視対象の監視に関する監視信号を上記携帯端末へ送信する送信手段を有する。上記携帯端末は、上記送信された監視信号を受信する受信手段と、上記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示する表示制御手段と、を有する。上記表示制御手段は、上記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を上記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを上記チャット画面に、履歴として確認可能に追加表示し、上記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を上記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する。
【選択図】図8

Description

本発明は、建物を監視する監視システム(具体的には、事業所や住宅等の建物を警備する警備システムや、建物内のユーザの安否などを監視する見守りシステム等)、並びに、当該システムに用いられる携帯端末、当該携帯端末の表示方法及びプログラムに関する。
従来から、ユーザが自宅等の警備対象と離れた位置から携帯端末を用いて警備モードの遠隔切り替え操作を行うことが可能なシステムが知られている。
例えば、下記特許文献1には、警備対象の建物に入居/居住するユーザの携帯端末の操作画面上から遠隔による警備モードの切替操作を受け付け、警備装置が当該切替操作に応じて警備モードを切替え、携帯端末が、警備装置またはセンタから当該警備モードの切り替えに関する信号(通知)を受信し、当該信号に応じたメッセージ(モード切替メッセージ)をチャット画面上に時系列に追加表示(履歴表示)することで、ユーザが操作履歴を確認できることが開示されている。また警備装置からは、警備モードの切替以外に、警備セット予定時刻を通知する信号や、異常発生を通知する緊急信号等も送信され、上記チャット画面には、それらの信号に対応するメッセージも、モード切替メッセージと同様に履歴表示される。
特開2018-137673号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術において、携帯端末が警備装置から同一の内容を示す信号を複数回受信した場合、受信した信号に対応するメッセージ全てをチャット画面に履歴表示すると、同一メッセージが重複して表示されるため、重要なモード切替メッセージなどの履歴をユーザがチャット画面上で確認しにくくなってしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、監視装置から同一の内容を通知する信号を受信した場合に、ユーザへの伝達性を維持しながらチャット画面上の履歴表示の視認性を向上させることが可能な携帯端末、監視システム、表示方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る監視システムは、監視対象を監視する監視装置と、上記監視装置と通信可能な携帯端末と、を有する。
上記監視装置は、上記監視対象の監視に関する監視信号を上記携帯端末へ送信する送信手段を有する。
上記携帯端末は、上記送信された監視信号を受信する受信手段と、上記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示する表示制御手段と、を有する。
上記表示制御手段は、上記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を上記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを上記チャット画面に、履歴として確認可能に追加表示し、上記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を上記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する。
この構成により監視システムは、警備装置から監視のスケジュールに関する監視信号を受信した場合に、その信号の通知条件に応じてチャット画面の履歴に表示するメッセージと、一時的に表示するメッセージとに分けて表示することで、ユーザへの伝達性を維持しながらチャット画面上の履歴表示の視認性を向上させることができる。特に、第2の通知情報を示す監視信号を複数回受信した場合には有効である。ここで監視装置は、事業所や住宅等の建物を警備する警備システムにおける警備装置であってもよいし、建物内のユーザの安否などを監視する見守りシステムにおける監視装置であってもよい。監視信号は、監視装置に対するユーザの操作履歴(警備モード切替や設備制御、安否確認連絡等)や検知履歴(異常検知、人検知、呼吸検知など)を通知するもので有り得る。また「一時的に表示」とは、メッセージを一旦表示した後に、チャット画面に履歴として残すことなく、自動的またはユーザの操作によって削除される一過性の表示であることを意味する。
上記携帯端末は、上記第1の通知情報とは別に、利用者の操作により上記第2の通知情報を上記監視装置に追加設定可能な操作手段を、さらに有してもよい。この場合上記送信手段は、上記スケジュールに対応する予め設定された第1の時刻に上記第1の通知情報を示す監視信号を送信し、上記スケジュールに対応する第2の時刻に上記第2の通知情報を示す監視信号を送信してもよい。
これにより、予め通知設定された情報に対応するメッセージはチャット画面に履歴として残す一方、それよりも重要度の低い、各利用者が追加的に設定した通知情報に対応するメッセージについては一時的に表示し履歴に残さないことで、チャット画面上の視認性を向上させることができる。
上記送信手段は、上記第1の通知情報を複数の携帯端末に送信し、上記第2の通知情報を上記複数の携帯端末のうち一部の携帯端末に送信してもよい。
これにより、全利用者向けの通知情報に対応するメッセージはチャット画面に履歴として残す一方、それよりも重要度の低い、一部の利用者向けの通知情報に対応するメッセージについては一時的に表示し履歴に残さないことで、チャット画面上の視認性を向上させることができる。
上記監視装置は、上記スケジュールとして予め定められた予定時刻に所定の監視状態であるか否かを判定してもよい。この場合上記送信手段は、上記予定時刻に対応する第1の時刻に上記監視状態でない場合、上記第1の通知情報を示す監視信号を送信し、上記予定時刻に対応する上記第1の時刻とは異なる第2の時刻に上記監視状態でない場合には、上記第2の通知情報を示す監視信号を送信してもよい。
上記監視装置は、監視モードとして少なくとも上記監視対象の上記監視を行う警戒モード及び警戒解除モードを有し、上記監視を行う警戒開始時刻に上記警戒モードが設定されていない場合、無警戒状態であると判定してもよい。この場合上記送信手段は、上記警戒開始時刻に対応する第1の時刻に上記警戒モードに設定されていない場合に上記第1の通知情報を示す監視信号を送信し、上記警戒開始時刻に対応する上記第1の時刻とは異なる第2の時刻に上記警戒モードに設定されていない場合に上記第2の通知情報を示す監視信号を送信してもよい。
上記監視装置は、上記スケジュールに対応する予め設定された第1の時刻に所定の監視状態でない場合、スピーカまたはディスプレイを介して報知ガイダンスを実行する報知手段をさらに有してもよい。この場合上記送信手段は、上記報知ガイダンスと連動して上記第1の通知情報を示す監視信号を送信してもよい。
これにより、監視装置からの報知ガイダンスに連動して送信される通知情報については重要度が高いため、それに対応するメッセージをチャット画面に履歴として残して後から確認を可能とすることができる。
上記第2の通知情報は、上記建物が有する複数の監視区域のうちどの監視区域に対応するものであるかを識別する識別情報を含んでもよい。この場合上記表示制御手段は、上記第2の通知情報の受信時に、ユーザが上記チャット画面を表示するアプリケーションを起動したとき、上記識別情報を基に、対応する監視区域のチャット画面に自動遷移し、上記メッセージを一時的に表示してもよい。
これにより、一時的な表示ながらも、どの監視区域についてのメッセージなのかをユーザが容易に把握することができる。
上記表示制御手段は、上記第2の通知情報を受信した場合、上記メッセージをユーザ操作により消去可能なダイアログとして表示してもよい。
これにより、ユーザの操作が無い限りダイアログが消去されないことで、ユーザは必ず当該ダイアログを確認することになり、一時的な表示ながらも通知の伝達性を高めることができる。
本発明の他の形態に係る携帯端末は、監視対象を監視する監視装置から送信される監視信号を受信する受信手段と、上記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示する表示制御手段と、を有する。上記表示制御手段は、上記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を上記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを、履歴として確認可能に上記チャット画面に追加表示し、上記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を上記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する。
本発明の他の形態に係る表示方法は、
監視対象を監視する監視装置から送信される監視信号を受信し、
上記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示し、
上記表示するステップは、上記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を上記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを上記チャット画面に、履歴として確認可能に追加表示し、上記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を上記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する、ことを含む。
本発明の他の形態に係るプログラムは、携帯端末に、
監視対象を監視する監視装置から送信される監視信号を受信するステップと、
上記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示するステップと、
を実行させるプログラムである。
上記表示するステップは、上記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を上記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを、履歴として確認可能に上記チャット画面に追加表示し、上記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を上記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する。
以上説明したように、本発明によれば、監視装置から同一の内容を通知する信号を受信した場合に、ユーザへの伝達性を維持しながらチャット画面上の履歴表示の視認性を向上させることができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る警備システムの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る警備装置のハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末のハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係る警備システムにおいて警備対象が有する複数の警備区域について説明した図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末に表示されるリスト画面の例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末に表示されるリスト画面及びチャット画面の例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末に表示されるチャット画面の例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末に表示される操作画面の例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る警備システムにおけるユーザ端末の動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る警備システムにおいてスケジュール信号の受信時にユーザ端末に表示される画面の遷移例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る警備システムにおいてスケジュール信号の受信時にユーザ端末に表示される画面の遷移例を示した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を警備システムに適用した場合の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る警備システムの構成を示した図である。
同図に示すように、この警備システムは、警備装置100と、ユーザ端末200と、警備センタのセンタサーバ300とを有する。
警備装置100は、例えば企業用のテナントビル等の建物(警備対象T)に設置され、当該警備対象Tの異常を監視し、検知した異常を警備センタへ通報する。詳細は後述するが、警備装置100は、複数の警備モード(例えば、警戒モード、警戒解除モード、在室セットモード等)によって警備対象Tを警備している。
ユーザ端末200は、例えば上記警備対象Tのビルに入居している企業の社員が携帯する端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットPC(Personal Computer)等の携帯型のコンピュータである。ユーザ端末200は、例えばLTE(Long Term Evolution)、3G、Wi-Fi等のモバイルネットワークと接続可能である。
当該ユーザ端末200は、上記警備装置100との通信により、警備対象Tの遠隔から、上記警備モードを切替操作可能であり、当該警備モードの変更履歴を表示可能である。当該警備モードの切替操作は、ユーザ端末200にインストールされた、警備モード情報その他の警備情報を提供するアプリケーション(以下、「警備アプリケーション」と称する)上で入力される。
なお、上記警備装置100は、上記警備対象Tの建物内の各区域の壁面等に設置された操作部(操作パネル等)も有し、ユーザは、建物内に存在する場合には、当該操作部によっても上記警備モードを切替操作可能である。当該操作部による操作対象によっては、例えばユーザ毎に付与された認証カードを操作部へ挿入する認証処理が必要になる場合もある。本実施形態では、当該操作部を、遠隔操作が可能なユーザ端末200に対して、「本体操作部」と称することもある。
センタサーバ300は、警備会社が運営する警備センタに設置されるサーバであり、インターネットを介して警備装置100及びユーザ端末200と通信可能である。警備センタには、管制員が常駐しており、警備装置100から異常通報を受信すると、受信した異常通報の種別に応じて、警備装置100の警備対象への警備員の派遣等の必要な措置が取られる。
またセンタサーバ300は、警備対象Tの所在地等の情報や、当該警備対象に入居している警備契約先のユーザ(企業等)に関する情報等を記憶している。例えばセンタサーバ300は、警備対象Tに入居する各企業のユーザ端末200と警備装置100とをペアリングし、それらを警備対象T毎にグループ化した情報を、認証用に記憶している。またセンタサーバ300は、上記認証カードについても、上記ユーザ端末200と同様にペアリングしグループ化した情報を記憶している。
上記警備モードの切替えは、同図の(1)~(8)のような流れで実行される。すなわち、(1)ユーザ端末200が、モバイルネットワークを介してセンタサーバ300へ警備モード切替を要求すると、(2)センタサーバ300が、ユーザ端末200(が属する企業)を認証し、認証に通った場合、当該警備モード切替要求を警備装置100へ転送することで、(3)警備装置100へ警備モード切替を要求する。すると、(4)警備装置100は、当該警備モード切替要求を受けて警備モードを切替え、(5)当該警備モードの切替完了をセンタサーバ300へ通知する。
そして、(6)センタサーバ300が、当該通知を受けて、インターネット上のプッシュ通知用のAPI(例えば、Apple Push Notification Service(APNS)やFirebase Cloud Messaging (FCM))へ、モード切替完了をプッシュ通知するように要求する。(7)当該要求を受け、APIがユーザ端末200へ上記モード切替完了をプッシュ通知し、(8)ユーザ端末200が当該プッシュ通知を受信してモード切替完了を表示部に表示する。
当該説明のとおり、警備モードの切替処理において、センタサーバ300は、警備装置100とユーザ端末200との通信を仲介(及び認証)しているのみであるため、本実施形態では、実際にはセンタサーバ300によって仲介される通信も、あえて当該仲介処理については省略し、警備装置100とユーザ端末200との通信として説明する場合もある。なお、センタサーバ300の機能の一部を警備装置100に持たせることで、警備装置100とユーザ端末200との間でセンタサーバ300を仲介せずに通信する構成としてもよい。
上記ユーザ端末200は、上記警備アプリケーションによって、警備モードの遠隔による切替操作を受付可能であるとともに、当該警備モード切替操作と、当該モード切替操作に応じた警備装置100によるモード切替結果とを、チャット画面上にメッセージとして表示することが可能である。さらにユーザ端末200は、当該メッセージに対応する情報を、警備対象T内における複数の警備区域毎の表示欄の一覧であるリスト画面上でも表示可能である。これら表示処理の詳細については後述する。
[警備装置の構成]
図2は、上記警備装置100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、警備装置100は、主装置101と、各種のセンサ10及び12等によって構成される。
侵入監視センサ10は、扉や窓等の開閉を検知するセンサ、熱源としての人体が発する熱を検知するセンサ、人体により赤外線が遮られたことを検知するセンサ等の、侵入者を検出するためのセンサである。この侵入監視センサは、警備対象Tの外周エリアに設置されたものと、その他のエリアに設置されたものとに大別される。さらに、警備対象Tの外周エリアに設置された侵入監視センサは、出入り口エリアに設置されたものと、それ以外のものとに区別される。火災センサ12は、火災発生に伴う熱や煙を検知するセンサである。
主装置101は、制御部110、通報部130、報知部140、表示部150、操作部160、並びに通信インタフェース(I/F)170で構成される。
通報部130は、異常が発生した場合に、図示しない警備センタへ通信回線を介して通報する。報知部140は、各種報知音を発生させる。表示部150は、LED(Light Emitting Diode)、液晶表示器等で構成され、それぞれ、主装置上、主装置外での各種表示を行う。
具体的には、報知部140は、警備装置100の警備モード、異常検知の有無、警備開始(警備モードセット)予定時刻を通知する定刻ガイダンス、操作ガイダンスなどを音声にて通知する。またそれに代えてまたは加えて、表示部150が、当該異常検知の有無、定刻ガイダンス、操作ガイダンスに関する情報を表示してもよい。
通信I/F170は、各種センサやと有線又は無線で通信するためのインタフェースである。また通信I/F170は、警備モードの切替に関する遠隔操作部としてのユーザ端末200と無線通信を行うインタフェースとしても機能する。
操作部160は、例えば操作ボタンやタッチパネル等で構成され、上記警備モードの切替操作等のユーザ操作を受け付ける。操作部160がタッチパネルである場合、操作部160は、上記表示部150と一体となり得る。
また操作部160は、ユーザが侵入者に襲われたときや身体の異常を感じたときに操作する非常通報ボタンや、ユーザが間違えて異常を発生させてしまった場合にその異常をキャンセルするためのキャンセル操作ボタン等、警備モードの切替操作以外に用いるボタンも有する。
制御部110は、プロセッサ、メモリ等により構成され、警備装置の稼動を制御する部分であり、機能的には、モード記憶手段112、監視制御情報記憶手段114、侵入監視センサ検知時処理手段116、モード設定手段118等を実現する。モード記憶手段112は、各警備モードを、それらの識別情報と共に記憶し、それらのうち現在設定されている警備モードに関する情報を例えばフラグ等により記憶する。監視制御情報記憶手段114は、各種センサの設置エリア、アドレスコード等を記憶し、警備モードと監視状態とする各種センサとの対応を記憶する。侵入監視センサ検知時処理手段116は、ある侵入監視センサが検知したときに、モード記憶手段112に記憶された現在の警備モードと監視制御情報記憶手段114に記憶された内容とに基づいて、異常判定を行って異常信号を出力する処理や報知音を決定して出力する処理等を実行する。モード設定手段118は、操作部160及びユーザ端末200によるユーザからのモード切替操作に基づいて、上記警備モードの設定(切替)処理を実行する。モード設定手段118は、警備モードを変更したとき、切替先の警備モードを現在の警備モードとしてモード記憶手段112に記憶させる。
また制御部110は、警備対象Tに何らかの異常が発生している場合には、異常発生中を示すステータス情報を、その異常の種別(後述)と共に記憶している。
また図示しないが、主装置101は、警備装置100とペアリングされグループ設定された複数のユーザ端末200及び上記認証カード、並びにそれらの各ユーザの識別情報(ユーザ名、ユーザID等)に関するグループ設定情報も記憶している。つまり、警備装置100は、警備区域(または、物件全体)毎に、当該警備区域(または、物件全体)の警備モードの遠隔操作などを行えるユーザ端末200を紐付けて記憶している。
[ユーザ端末の構成]
図3は、上記ユーザ端末200の構成を示した図である。同図に示すように、ユーザ端末200は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、入出力インタフェース25、及び、これらを互いに接続するバス24を備える。
CPU21は、必要に応じてRAM23等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらユーザ端末200の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM22は、CPU21に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM23は、CPU21の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース25には、表示部26、操作受付部27、記憶部28、通信部29等が接続される。
表示部26は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部27は、例えば、タッチパネル、ボタン、キー、その他の入力装置である。操作受付部27がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部26と一体となり得る。
記憶部28は、例えばフラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)やその他の固体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性メモリである。当該記憶部28には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
特に本実施形態では、記憶部28は、ユーザ端末200が、上記警備装置100と連動して警備モード切替処理を実行するための上記警備アプリケーションその他のプログラムを記憶している。当該警備アプリケーションには、警備モードの切替操作を受け付ける操作画面や、その切替結果を表示するチャット画面並びにリスト画面等の表示に必要なデータ(文字情報や画像情報)も含まれる。そしてCPU21は、上記操作画面、リスト画面、チャット画面の表示切替処理及びメッセージの表示処理を制御する表示制御手段として機能する。また、警備アプリケーションは、警備装置100に設定されている各警備区域の現在の警備モードを記憶している。さらに、警備アプリケーションは、警備モードの切替操作及び切替処理と、チャット画面に表示するメッセージとを対応付けたメッセージ対応テーブルを記憶している。
通信部29は、例えばLTEやWi-Fi等の無線通信用の各種モジュールであり、モバイルネットワーク及びインターネットを介した上記警備装置100及びセンタサーバ300との間の通信処理を担う。
[警備区域]
次に、本実施形態における警備対象Tが有する複数の警備区域について説明する。図4は、当該警備対象Tが有する警備区域について説明した図である。同図Aは警備対象Tの外観を一部透過して示した図であり、同図Bは警備対象Tのある階の平面図である。
同図に示すように、警備対象Tは、例えば複数階で構成されるテナントビルであり、警備対象として、共用区域Asと複数の個別区域Aiとを有する。
共用区域Asは、例えば警備対象Tの出入口を含み、テナント企業の各従業員が共用する区域である。共用区域Asは通常は警備対象Tの1階に設けられるが、2階以上に設けられていてもよい。
個別区域Aiは、テナント企業の各従業員が個別に利用する区域であり、例えば事務室、会議室、実験室等であり得る。当該個別区域Aiに入るには、従業員は共用区域Asを通る必要がある。
警備装置100は、各個別区域Aiについて、それぞれ個別に警備モードを切替可能である。共用区域Asの警備モードを警戒モードにセットするには、全ての個別区域Aiが警戒モードにセットされている必要がある。各個別区域Aiのユーザは、自らの個別区域Aiについて警備モードを警戒モードにセットした際、他の個別区域Aiが全て警戒モードにセットされている場合には、最終退館者として、共用区域As(警備対象全体)の警備モードを警戒モードにセットする操作を行う。
なお、1つの警備対象Tに複数のテナント企業が入居している場合には、複数のテナント企業がそれぞれ1つまたは複数の個別区域Aiを利用し、共用区域Asを共用することになる。この場合、各テナント企業のユーザは、他のテナント企業が入居している個別区域Aiに関する警備モードの切替操作を行うことはできず、自らの全ての個別区域Ai及び他のテナント企業の全ての個別区域Aiの警備モードが警戒モードにセットされている場合には、共用区域Asの警備モードを警戒モードにセットする。
本実施形態では、ユーザ端末200は、後述するように、上記個別区域Ai毎の警備モードに関する情報を表示する表示欄を一覧表示したリスト画面を表示し、当該リスト画面と、各個別区域Aiの警備モードの切替に関するメッセージを表示するチャット画面及び警備モードの切替操作を行う操作画面との間で画面を切替えることが可能である。
[警備モードの種別]
ここで、上記警備装置100が有する警備モードの種別について説明する。本実施形態では、警備装置100は、個別区域Ai毎の警備モードとして、警戒モード、在室警戒モード、警戒解除(在室)モードを有する。また警備装置100は、共用区域Asの警備モードとして、警戒モードと警戒解除モードとを有する。
上記火災センサ12による監視及び非常通報は、警備モードによらず行われる。これらによる異常発生は、別の警報音にて報知される。一方、上記侵入監視センサ10による監視は、警備モードに応じて異なる。
警戒モードは、警備対象Tの個別区域Aiのユーザ全員が個別区域Aiから離れる(退室する)場合、及び、全ての個別区域Aiのユーザ全員が警備対象Tから離れる(退館する)場合に設定されるモードである。このモードでは、上記侵入監視センサ10による監視は、個別区域Ai及び共用区域Asに設置された全ての侵入監視センサ10によって行われる。
在室警戒モードは、個別区域Ai内にユーザがいる場合において、外部からの侵入を監視したい場合に利用されるモードである。当該モードでは、上記侵入監視センサ10による監視は、全ての侵入監視センサ10のうち、窓、ドア等の個別区域Aiの外周エリアに設置された侵入監視センサ10のみによって行われる。
警戒解除モードは、個別区域Aiのユーザが在室時に利用されるモードである。このモードでは、侵入監視センサ10による監視は行われない。ユーザが個別区域Aiの警備モードを警戒解除モードに切替える際、警備対象Tの全ての個別区域Aiの警備モードが警戒モードにセットされている場合には、共用区域Asも警戒モードにセットされており、ユーザはまず共用区域Asの警備モードを警戒解除モードに切替えた上で、個別区域Aiの警備モードを警戒解除モードに切替える必要がある。
[警備装置から送信される信号]
次に、上記警備装置100からユーザ端末200へ送信される信号の種類について説明する。送信される信号としては、以下に説明するように、スケジュール信号、モード切替信号、イベント信号等がある。
(スケジュール信号)
上述したように、警備装置100は、警備対象Tまたは各個別区域Aiが無人となるはずの時刻(セット予定時刻)になっても、その警備対象Tまたは各個別区域Aiの警備モードが上記警戒モードに設定されていない場合、その警備対象Tまたは各個別区域Aiが無警戒の状態で放置されてしまうこと(NOセット異常)を防止するため、セット予定時刻前に報知部140により定刻ガイダンス(報知ガイダンス)を報知する。
当該定刻ガイダンスを受けて、例えばまだ残業したい等、引き続き在室を望む場合、ユーザは、セット予定時刻の延長操作または設定キャンセル操作等を行う。
そして、上記NOセット異常の防止機能をさらに強化するために、上記定刻ガイダンスに関連して送信されるのがスケジュール信号である。すなわち警備装置100は、セット予定時刻前の予め登録された時間に、警備対象T(個別区域Ai)が警戒モードか否かを判定し、外出警戒モードでない場合、ユーザ端末200にスケジュール信号を送信する。当該スケジュール信号としては、以下の固定通知と追加通知とがある。
固定通知は、警備装置100の上記定刻ガイダンスと連動した処理であり、警備装置100は、音声や警備装置100の表示部150によりユーザへ通知を行うとともに、固定通知に関するスケジュール信号をユーザ端末へ送信する。固定通知は、警備装置100(センタサーバ300にアクセス可能なオペレータなど)によって予め設定されている。なお、警備対象Tや警備区域の管理者(建物のオーナーやテナントのマネージャーなど)が予め設定されている固定通知の機能をオン、オフに切替え可能にしてもよい。
この場合、スケジュール信号は、固定通知である旨の情報、セット予定時刻である個別区域Aiの情報、セット予定時刻までの残り時間の情報を含む。
例えば、ある個別区域Aiのセット予定時刻が20時である場合、警備装置100は、20時の15分前に個別区域Aiの警備モードが警戒モードであるか否かを判定し、スケジュール信号を送信するか否かを判定する。
追加通知は、上記定刻ガイダンスと連動する固定通知とは別に、個別区域Aiを利用する個々のユーザ(ユーザ端末200のユーザ)が追加で設定した通知である。警備装置100は、個々のユーザが設定した時刻になったとき、警備対象T(個別区域Ai)が警戒モードか否かを判定し、警戒モードでない場合、ユーザ端末200にスケジュール信号を送信する。
この場合、各スケジュール信号は、追加通知である旨の情報、セット予定時刻である個別区域Aiの情報、セット予定時刻までの残り時間の情報のほか、ダイアログ表示するメッセージ情報を含む。
例えば、ある個別区域Aiのセット予定時刻が20時であり、固定通知の設定時刻がセット予定時刻の15分前である場合、個々のユーザが、例えばセット予定時刻の10分前、20分前等、スケジュール信号を送信してほしい時間を固定通知とは別に警備装置100に追加設定し、警備装置100は、当該各時刻に個別区域Aiの警備モードが警戒モードであるか否かを判定し、スケジュール信号を送信するか否かを判定する。なお、固定通知の設定時刻はセット予定時刻後やセット予定時刻丁度でもよい。例えば、固定通知の設定時刻をセット予定時刻の1分後としてもよい。この場合、スケジュール信号は、固定通知である旨の情報、セット予定時刻である個別区域Aiの情報、NOセット異常が発生した情報を含む。
(モード切替信号)
モード切替信号は、警備装置100が、ユーザによる警備モード切替操作に応じて警備モードを切り替えた場合に送信される信号である。当該モード切替信号は、モード切替信号である旨の情報、警備対象の個別区域Aiの情報、切替後の警備モードを示すモード識別情報などを含む。
(イベント信号)
イベント信号は、予め設定したイベントが発生したときに、そのイベントが発生した旨の情報を含む信号である。当該イベント信号は、イベント信号である旨の情報、イベントが発生した個別区域Aiの情報、発生したイベントを示す情報などを含む。
例えば、警備装置100は、個別区域Aiの電気錠が解錠された場合、イベント信号として、電気錠が解錠された旨の情報を送信するとともに、電気錠の扉を撮影しているカメラの撮影画像も付加する。
ユーザ端末200は、上記各信号に対応するメッセージ内容を予めテーブル等として記憶しておき、受信した信号に対応するメッセージをチャット画面に表示する。なお、メッセージ内容をユーザ端末200が予め記憶せず、警備装置100が、各信号に表示するメッセージの内容の情報を含ませてもよいし、センタサーバ300に対してユーザ端末200がチャット画面の更新を行ったときに、センタサーバ300から、信号に対応して追加表示すべきメッセージの内容の情報を受け取って表示してもよい。
[リスト画面、チャット画面及び操作画面]
上述したように、本実施形態において、ユーザ端末200の警備アプリケーションは、上記個別区域Ai毎の警備モードに関する情報の一覧を表示するリスト画面と、各個別区域Aiの警備モードに関するメッセージを時系列に対話形式で表示するチャット画面と、ユーザから上記警備モードの切替操作を受け付ける操作画面とを切替可能に表示する。
図5は、リスト画面の例を、上記図4Aの警備対象Tの外観と併せて示した図である。
同図に示すように、リスト画面70は、上記共用区域As及び個別区域Aiに対応する表示欄71のリストを表示する。同図の例では、共用区域Asに対応する表示欄71が最上部に表示され、その下に個別区域Aiに対応する表示欄71が表示されている。なお、警備対象Tに共用区域Asがない場合は、個別区域Aiのみのリストを表示する。
個別区域Aiに対応する表示欄71としては、個別区域Aiのユーザが警備モードの切替操作権限を有する個別区域Aiに対応する表示欄71の他、個別区域Aiのユーザが警備モードの切替操作権限を有さない(例えば他のテナント企業の)個別区域Aiに対応する表示欄71も例えば最下部に表示される。ただしこの操作権限を有さない警備区域の表示欄は、警備区域毎ではなく、複数の警備区域が存在する場合は1つにまとめられた表示欄71が表示され、当該表示欄71では、それら操作権限を有さない警備区域の全てが警戒モードであるか否かを示すメッセージが表示される。当該表示欄71については、ユーザは操作を行うことができない。
各表示欄71は、各警備区域の名称を示す区域名72、各警備区域の現在の警備モードの状態を色(例えば警戒モードは青、警戒解除モードは黒色)で識別する警備モードアイコン73、各警備区域に対応するチャット画面に表示されている、警備モードに関する最新メッセージ74、及び当該最新メッセージ74の受信時刻75の各情報を表示する。なお、ユーザが警備モードの切替操作権限を有さない複数の警備区域をまとめて表示した表示欄71についても、警備モードに関する最新メッセージ74(例えば、複数の警備区域全てが警戒モードに切替わっている場合は、「セットになりました」というメッセージ)及び当該最新メッセージ74の受信時刻75の各情報を表示してもよい。
後述するが、各表示欄71に表示される警備モードに関する最新メッセージ74には、各警備区域の現在の(切替後の)警備モードを示すメッセージの他、警備時間の変更を示すメッセージも含まれる。
図6は、上記リスト画面70と、当該リスト画面70から切替可能なチャット画面の例を示した図である。また図7は、チャット画面のより詳細な例を示した図である。
図6に示すように、上記リスト画面70のいずれかの表示欄71をユーザがタップ等で選択すると、選択された表示欄71に対応する個別区域Aiまたは共用区域Asのチャット画面へ画面が切替わる。チャット画面80は、上記警備区域毎の警備モードの切替に対応する切替メッセージを含む区域メッセージ群を時系列で表示する。
図6及び図7に示すように、チャット画面80上には、切替メッセージとして、ユーザによるモード切替操作を示すメッセージ(モード操作メッセージ83)と、当該モード切替操作に応じた警備装置100によるモード切替結果を示すメッセージ(モード切替メッセージ84)とが、異なる領域に区別されて(例えば前者が右側、後者が左側)、対話形式で時系列に表示される。
当該モード切替メッセージ84は、警備モード切替時に上記警備装置100から送信される上記モード切替信号に対応するメッセージである。
図6においては、リスト画面70の表示欄71に表示されている最新メッセージ74と、チャット画面80の最下部に表示されているモード切替メッセージ84とが対応している。
図7に示すように、チャット画面80は、上部から下部に向かう時間軸を有し、古い(受信時刻が前の)メッセージほど上部に、新しい(受信時刻が後の)メッセージほど下部に表示される。また最新のメッセージは常に最下部に追加表示され、それより前のメッセージのうち、メッセージ表示領域の表示範囲に収まらないメッセージは、ユーザがメッセージ表示領域を例えば上下方向にフリックまたはスワイプすることによって、下部にスクロールし表示可能となる。
各モード操作メッセージ83及び各モード切替メッセージ84は、矩形枠で囲まれたメッセージ本文の他に、その隣接した位置(例えばその上部)に、操作者情報、操作ツール、及び受信時刻(操作時刻)情報を含む。
図7の例では、ユーザ端末200のユーザである太郎による警戒解除操作に応じて、当該操作を示すモード操作メッセージ83と、当該操作に応じた警戒解除モードへの切替結果を示すモード切替メッセージ84が表示されている。
また、チャット画面80上では、当該チャット画面80に対応する警備区域の複数のユーザによる通常のメッセージのやり取りも可能であり、それらメッセージは、メッセージ88として表示される。
図に示されていないが、チャット画面80をユーザがダブルタップすると、例えば最下部に、ユーザがメッセージを作成するための文字入力枠およびキーボード等の文字選択領域が表示され、メッセージの入力が可能となる。
また、警備装置100による警備モードの切替以外の警備装置100側または警備システム側からの報知メッセージも、チャット画面80上に表示され得る。報知メッセージとしては、例えば、上記スケジュール信号に基づく固定通知及び追加通知に対応するメッセージ86や警戒解除モードにおいてチャット画面80に対応する警備区域における設備(温度やドア等)、センサ(金庫や窓等)に関して何らかのイベントが発生した場合に送信される上記イベント信号に対応するイベントメッセージ89(例えば何らかの物体が検出されたことの通知)、警戒モードにおいて建物または警備区域に何らかの異常が発生した場合に送信される上記緊急信号に対応して表示される異常メッセージ等がある。
またチャット画面80には、予め設定したイベント(例えば警戒モードが警戒解除モードに切り替わる)が発生した場合には、当該イベントに関する監視カメラの画像87が警備装置100から受信され追加表示される。
例えば、ユーザによって個別区域Aiの警戒モードの解除操作が入力された場合、解除操作を行ったユーザと、入室したユーザとが同じ人物か否かを確認可能とするため、監視カメラが撮影した映像(画像や動画)がユーザ端末200に送信されチャット画面80上で表示される。また、金庫や窓のセンサが検知した場合、金庫や窓周辺の監視カメラの画像がユーザ端末200へ送信されてチャット画面80上で表示されてもよいし、検知した旨のメッセージが追加表示されてもよい。
またチャット画面80の例えば最下部には、操作メニューボタン81と、設定メニューボタン82とが表示されている。
操作メニューボタン81は、操作画面と上記チャット画面80とを切替表示させるためのボタンである。設定メニューボタン82は、ユーザ情報等に関する各種設定を変更する際に用いられるボタンである。
またチャット画面80の例えば左上隅には、当該チャット画面80に対応する警備区域の現在の警備モードを示す警備モード表示アイコン85が表示されている。当該警備モード表示アイコン85は、例えば、警備区域が警戒モードであれば青色に、そうでなければ黒色に表示される。また、チャット画面80において、当該警備モード表示アイコン85は、ユーザにタップされた場合にチャット画面80をリスト画面70に切替えるためのリスト画面復帰ボタンとしても機能する。
図8は、操作画面の例を示した図である。
同図に示すように、操作画面90は、上記チャット画面80上でユーザが操作メニューボタン81をタップすることで、例えばチャット画面80にオーバーラップされるように表示される。
操作画面90は、例えばタッチパネルを用いたユーザインタフェースとして構成されており、上記チャット画面80と共通で設けられている操作メニューボタン81及び設定メニューボタン82の他、区域内エリア選択ボタン91、状態確認ボタン92、警戒モード設定ボタン93、警戒解除モード設定ボタン94、在室警戒モード設定ボタン95、警備時間変更ボタン96を有する。各ボタンはボタンアイコンとして画面上に表示され、ユーザがそれぞれのボタンアイコン領域をタップすることで各ボタンの選択操作として認識される。
区域内エリア選択ボタン91は、個別区域Aiがさらに複数のエリアに分かれて警備されている場合に、警備モードの切替操作対象としてそれらのエリアを選択するためのボタンである。
状態確認ボタン92は、個別区域Aiの現在の警備モードの状態を確認するためのボタンである。
警戒モード設定ボタン93は、警戒解除モードを警戒モードへ切り替えるためのタップ操作を受け付けるボタンであり、警戒解除ボタン94は警戒モードを警戒解除モードへ切り替えるためのタップ操作を受け付けるボタンである。
在室警戒モード設定ボタン95は、現在の警備モードを在室警戒モードへ切り替えるためのタップ操作を受け付けるボタンである。
警備時間変更ボタン96は、予めユーザが設定した時刻になっても個別区域Aiの警戒モードがセットされていない場合に、自動的に当該個別区域Aiを警戒モードへ切り替えたり、警備センタからユーザに電話連絡したりする機能に関し、当該設定時刻を変更(延長等)するための操作を受け付けるボタンである。当該警備時間変更ボタン96がタップされると、変更後の設定時刻を入力するための画面が表示され、ユーザは当該画面で上記時刻を変更することができる。
以上の各種ボタンがユーザにより操作されると、ユーザ端末200は、警備装置100へ、それらに対応する警備モードへの切替要求信号を送信する。
当該操作画面90は、上記操作メニューボタン81の操作によってチャット画面80に切り替わるほか、例えば右上部に設けられた閉じるボタンの操作によってもチャット画面80に切り替わる。
なお、警備用アプリケーションを起動する際、又は、操作画面90に切り替える際、ユーザ認証のためのパスコードの入力を促すポップアップが表示され、そこでユーザがパスコードを正しく入力することで各モード設定ボタンの操作が有効となる。ユーザ認証方法は、パスコードに代えて指紋等の生体認証を利用できる。また、ユーザ認証は、操作画面90において各モード設定ボタンが押下された際に行ってもよい。
[警備システムの動作]
次に、以上のように構成された警備システムの動作について説明する。当該動作は、警備装置100及びユーザ端末200のCPUや通信部等のハードウェアと、記憶部に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、警備装置100の制御部110及びユーザ端末200の警備アプリケーションまたはCPU21を動作主体とする。
図9は、上記警備システムにおいてスケジュール信号を受信した場合のユーザ端末200の表示処理の流れを示したフローチャートである。また図10及び図11は、当該フローチャートに対応するユーザ端末200における画面の遷移を示した図である。図9では、一例として、20時がセット予定時刻に設定されている場合を想定する。
警備装置100は、上述したように、各個別区域Aiについて、追加通知(第2の通知情報)を送信する設定を受けていた場合、その送信設定時刻になったら、現警備モードが警戒モードであるか否かを判定する。そして、現警備モードが警戒モードでない場合、追加通知を受信する設定を行っていたユーザ端末200のみに追加通知のスケジュール信号を送信する。
また警備装置100は、上記個別区域Aiの定刻ガイダンスの時刻になったら、現警備モードが警戒モードであるか否かを判定する。そして、現警備モードが警戒モードでない場合、スピーカ等から定刻ガイダンスの報知を行うとともに、当該個別区域Aiを利用する全てのユーザのユーザ端末200へ、固定通知(第1の通知情報)のスケジュール信号を送信する。
図9に示すように、ある個別区域Aiを利用するユーザのユーザ端末200AのCPU11は、警備装置100からスケジュール信号を受信したと判断した場合(ステップ11のYes)、それが固定通知であるか追加通知であるかを判断する(ステップ12)。
CPU11は、受信したスケジュール信号が固定通知であると判断した場合、図10(C)に示すように、当該スケジュール信号で識別される個別区域Aiのチャット画面80に、対応するメッセージ86aを、履歴として確認可能に追加表示する(ステップ13)。
一方、CPU11は、受信したスケジュール信号が追加通知であると判断した場合、スケジュール信号に含まれる情報に基づいて、図10(D)に示すように、対応するメッセージを、ユーザ操作により消去可能なダイアログ51として表示する(ステップ14)。
具体的には、当該ダイアログ51は、メッセージと閉じるボタン51aを含み、CPU11は、ユーザから当該閉じるボタン51aの押下操作を受け付けると、当該ダイアログ51を消去する。すなわち、当該ダイアログ51による追加通知の表示は、上記固定通知がチャット画面80上で履歴として確認可能なメッセージ86として表示されるのに対して、一時的な表示である。
なお、図10(A)に示すように、CPU11は、スケジュール信号受信時において、ユーザ端末200の表示部26がロック(スリープ)状態であった場合、当該ロック画面上に、当該スケジュール信号に対応するメッセージをプッシュ通知50として表示する。
そして、図10(B)に示すように、当該プッシュ通知50をユーザがタップした場合、または、ユーザ端末200のホーム画面上から警備アプリケーションのアイコンをユーザがタップした場合、CPU11は、上記対応する個別区域Aiのチャット画面80に遷移する。
すなわち、追加通知を受信した場合でも、CPU11は、受信した追加通知に対応する個別区域Aiのチャット画面80に自動遷移した上で、ダイアログ51を表示する。これにより、ユーザがロック画面上のプッシュ通知50を見落としてしまったとしても、どの個別区域Aiに対するメッセージだったのかをユーザに認識させることができる。ダイアログ51として表示するダイアログメッセージは、プッシュ通知50として表示するプッシュ通知メッセージ(ユーザ端末200Aのロック画面などに表示されるメッセージ)とは異なり、警備アプリケーション上に表示されるメッセージである。
ユーザ端末200AのCPU11は、再びスケジュール信号を受信したと判断した場合(ステップ15のYes)も、上記ステップ11~14と同様に処理してメッセージ86またはダイアログ51を表示する(ステップ16~18)。
またユーザ端末200Aとは別のユーザのユーザ端末BのCPU11も、スケジュール信号を受信するたびに、上記と同様に処理してメッセージ86またはダイアログ51を表示する(ステップ21~32)。
図9のフローチャートにおいては、20時のセット予定時刻に対して、ユーザ端末200Aのみが19:30に追加通知を受信し、ユーザ端末200A及び200Bが19時45分に固定通知を受信し、さらに19時50分に追加通知を受信した場合の例が示されている。
なおスケジュール信号以外の信号を受信した場合、CPU11は、チャット画面80上でのメッセージ86の追加表示以外に、チャット画面80やリスト画面70の更新を行ったり、画像情報を表示したりする。
またCPU11は、モード切替信号を受信した場合は、その信号に対応したモード切替メッセージ84をチャット画面80上で追加表示し、チャット画面80やリスト画面70の現警備モードの表記を更新したり、リスト画面70の時間表記、メッセージ表記を更新したりする。
またCPU11は、イベント信号を受信した場合、イベント信号に対応したメッセージを追加表示するとともに、そのイベント信号に対応するカメラ画像も表示する。例えば、電気錠の解錠をイベント設定していた場合、電気錠が解錠されたことを検知したとき、解錠された旨の情報、電気錠の場所の情報、解錠された時間の情報を含むイベント信号と、解錠された電気錠を撮影しているカメラの映像を警備装置100から受信し、イベント信号に対応したメッセージ86とカメラ映像87をチャット画面80に追加表示する。
また、図10に示すように、プッシュ通知50で表示するメッセージ(プッシュ通知メッセージ)、チャット画面80に追加表示するチャットメッセージ86、ダイアログ51に表示するダイアログメッセージの内容は共通しており、例えば、「まもなくセット開始時刻です。セット操作または警備時間変更操作をしてください。」といった内容である。これ以外にも、例えば「あとmm分でセット開始時刻(hh:mm)です。セット操作または警備時間変更操作をしてください」といった内容でも構わない。
しかし、プッシュ通知50、チャット画面80のメッセージ86、ダイアログ51上のメッセージの各内容は、同一趣旨の内容であればそれぞれが異なる文章でもよい。例えば、プッシュ通知50は、「まもなくセット予定時刻です。」や「△△ブロックがまもなくセット予定時刻です」といった比較的短いメッセージとし、ダイアログ51上のメッセージ及びチャット画面80上のメッセージ86は、「まもなくセット開始時刻です。セット操作または警備時間変更操作をしてください。」といった比較的長いメッセージであっても構わない。
また、プッシュ通知50は、単に通知の事実のみを知らせるメッセージ(例えば、「センタから通知があります。」等)であってもよい。また、固定通知に対応するメッセージと、追加通知に対応するメッセージとで、メッセージ内容を異ならせてもよい。
図11に示すように、固定通知または追加通知を受信してチャット画面80上に対応するメッセージ86またはダイアログ51を表示した後、チャット画面80を表示中の状態(E)からさらに追加通知を受信した場合、CPU11は、同図(F)に示すようにダイアログ51を表示する。当該ダイアログ51は閉じるボタン51aにより消去される。
さらにこの状態から固定通知を受信した場合、CPU11は、同図(G)に示すように対応するメッセージ86をチャット画面80上に追加表示する。
そして、この状態からユーザが、在室する個別区域Aiについて警備モード切替操作(警戒モードセット操作)を行った場合、CPU11は、モード操作メッセージ83をチャット画面80上に表示し、さらに警備モードの切替を実行した警備装置100から受信したモード切替信号を基に、対応するモード切替メッセージ84を表示する。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザ端末200は、固定通知を受信した場合には対応するメッセージをチャット画面80に履歴として確認可能に表示する一方で、追加通知を受信してもダイアログ51で一時的にのみ表示してチャット画面80上に履歴として残さないため、ユーザへのメッセージの伝達性は維持しながらも、同一のメッセージが重複することを抑制することができ、モード切替操作などの他の重要なメッセージを確認し易くなる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、スケジュール信号を受信した場合に対応するメッセージをチャット画面80上の履歴に残すか、一時的な表示を行うのかの判断は、ユーザ端末200が行っていたが、当該判断はユーザ端末200が行わなくてもよい。例えば、スケジュール信号に、履歴として残すメッセージなのか、一時的な表示を行うメッセージなのかを示す情報を含ませて警備装置100が送信し、ユーザ端末200は当該信号に含まれるそれらの情報に従って表示を行えばよい。
上述の実施形態では、追加通知受信時の一時的な表示としてダイアログ51が表示された。しかし、一時的な表示はダイアログ51に限られない。例えば、ユーザ端末200は、一旦チャット画面80上にメッセージを追加表示し、所定時間(例えば30分後、1時間後)経過したとき、または、ユーザが次回警備アプリケーションを起動してチャット画面80を表示させたときに当該メッセージを削除してもよい。また、追加通知の受信を示すアイコンをユーザ端末200のホーム画面や警備アプリケーションのリスト画面70等の所定位置に表示し、所定時間経過後に削除してもよい。
上述の実施形態では、ユーザ端末200は、受信したスケジュール信号が追加通知であった場合、当該追加通知に対応する個別区域Aiのチャット画面80に遷移してダイアログ51を表示していた。しかし、警備アプリケーションのチャット画面80以外の画面(リスト画面70等)でダイアログ51を表示してもよい。また、ユーザが、受信したスケジュール信号(追加通知)に対応する個別区域Ai以外の個別区域Aiのチャット画面80を表示していた場合には、当該他のチャット画面80上にダイアログ51を表示してもよい。
上述の実施形態において、追加通知の受信時にダイアログ51を表示する場合、ユーザ端末200は、メッセージ中に個別区域Aiを示す文言を含ませ、当該文言を強調表示(太文字、色替え等)してもよい。
上述の実施形態においては、ユーザ端末200は、スケジュール信号が固定通知か追加通知かによって表示処理を変更した。しかし、表示処理の変更は固定通知/追加通知という基準以外によって行ってもよい。例えばユーザ端末200は、全てのユーザ(全てのユーザ端末200)に対して送信される共通通知メッセージについてはチャット画面80に追加表示し、個々のユーザ(一部のユーザ端末200)に送信される追加通知メッセージについては一時的な表示を行ってもよい。例えば、警備対象T(個別区域Ai)にいるユーザのみに送信される通知に対応するメッセージは一時的に表示し、警備対象T(個別区域Ai)を利用するユーザ全員に送信される通知に対応するメッセージはチャット画面80上に履歴として確認可能に表示してもよい。これ以外にも、例えば、管理者のみに送信される通知と全てのユーザ(従業員)に送信される通知とで同様に表示を異ならせてもよい。
上述の実施形態において、固定通知と追加通知とは、いずれも警備装置100から送信されたが、それぞれ異なる装置から送信されてもよい。例えば、固定通知は警備装置100から、追加通知はセンタサーバ300から送信してもよい。
上述の実施形態において、固定通知が1つのセット予定時刻に対して1つ設定しているのに対して、追加通知は、1つのセット予定時刻に対して複数設定していたが、この限りではない。例えば、固定通知が複数設定されており、追加通知が1つ設定されていてもよい。
上述の実施形態において、固定通知については、チャット画面80上へのメッセージ表示に加えて、追加通知と同様に、ダイアログ51等による一時的な表示も行ってもよい。
上述の実施形態では、本発明を警備装置100を含む警備システムに適用した例が示されたが、本発明を他のシステムに適用してもよい。例えば、宅内のユーザの行動や活動を見守る見守りシステムにおけるシステム履歴を、見守り対象のユーザ(例えば高齢者)の家族(例えば子供)のユーザ端末200のチャット画面上に表示する場合に本発明を用いても良い。具体的には、見守りシステムにおいて、例えば薬を飲む時間の通知や、ユーザが薬を飲んだか否かの通知や、起床/就寝時刻の通知などを固定/追加で行っていた場合に表示方法を変える。薬を飲んだか否かについては、例えばピルケースに搭載されたセンサで検知したり、服薬者が服薬時に行うボタン操作等に基づいて検知してもよい。就寝/起床についてはベッドセンサ等で検知可能である。
より具体的には、ある高齢者を複数のユーザ(家族)で見守る場合に、服薬時刻や就寝/起床時刻について、監視センタまたは家族の代表者によって設定される固定通知と、個別のユーザによって追加的に設定される追加通知がある場合、上述の実施形態と同様に、受信したスケジュール信号が固定通知と追加通知のいずれかであるかによって表示処理を変更することができる。また、上述した所定の時刻に所定の監視モード(警戒モード)に設定されていない場合に定刻ガイダンスを報知するのと同様に、見守りシステムにおいても、見守り対象のユーザが所定の時刻になっても所定の監視状態でない場合に、定刻ガイダンスを報知しても良い。例えば、見守り対象のユーザが所定の時刻になっても薬を飲んでおらず内服済みの状態でない場合や、所定の時刻になっても起床状態でない場合等を検知したとき、監視装置からスピーカ又はディスプレイを介して定刻ガイダンス(薬を飲む時間や起床する時間であることを報知)を行っても良い。そして、当該定刻ガイダンスと連動して固定通知が送信されるように設定され、それとは別に家族等が追加通知を設定可能であってもよい。
本願の特許請求の範囲に記載された発明のうち、「表示方法」と記載された発明は、その各ステップを、ソフトウェアによる情報処理によりコンピュータ等の少なくとも1つの装置が自動的に行うものであり、人間がコンピュータ等の装置を用いて行うものではない。すなわち、当該「表示方法」は、コンピュータ・ソフトウェアによる情報処理方法であって、コンピュータという計算道具を人間が操作する方法ではない。
21…CPU
28…記憶部
29…通信部
50…プッシュ通知
51…ダイアログ
51a…閉じるボタン
70…リスト画面
71…表示欄
74…最新メッセージ
80…チャット画面
83…モード操作メッセージ
84…モード切替メッセージ
90…操作画面
100…警備装置
101…主装置
110…制御部
170…通信インタフェース
200…ユーザ端末
300…センタサーバ
T…警備対象
As…共用区域
Ai…個別区域

Claims (11)

  1. 監視対象を監視する監視装置と、前記監視装置と通信可能な携帯端末と、を具備する監視システムであって、
    前記監視装置は、前記監視対象の監視に関する監視信号を前記携帯端末へ送信する送信手段を有し、
    前記携帯端末は、
    前記送信された監視信号を受信する受信手段と、
    前記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示する表示制御手段と、を有し、
    前記表示制御手段は、前記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を前記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報を示す場合、当該監視信号に対応するメッセージを前記チャット画面に履歴として確認可能に追加表示し、前記監視信号が第2の通知情報を示す場合、当該監視信号に対応するメッセージを前記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する
    監視システム。
  2. 請求項1に記載の監視システムであって、
    前記携帯端末は、前記第1の通知情報とは別に、利用者の操作により前記第2の通知情報を前記監視装置に追加設定可能な操作手段を、さらに有し、
    前記送信手段は、前記スケジュールに対応する予め設定された第1の時刻に前記第1の通知情報を示す監視信号を送信し、前記スケジュールに対応する第2の時刻に前記第2の通知情報を示す監視信号を送信する
    監視システム。
  3. 請求項1または2に記載の監視システムであって、
    前記送信手段は、前記第1の通知情報を示す監視信号を複数の携帯端末に送信し、前記第2の通知情報を示す監視信号を前記複数の携帯端末のうち一部の携帯端末に送信する
    監視システム。
  4. 請求項1乃至3に記載の監視システムであって、
    前記監視装置は、前記スケジュールとして予め定められた予定時刻に所定の監視状態であるか否かを判定し、
    前記送信手段は、前記予定時刻に対応する第1の時刻に前記監視状態でない場合、前記第1の通知情報を示す監視信号を送信し、前記予定時刻に対応する前記第1の時刻とは異なる第2の時刻に前記監視状態でない場合には、前記第2の通知情報を示す監視信号を送信する
    監視システム。
  5. 請求項1乃至4に記載の監視システムであって、
    前記監視装置は、監視モードとして少なくとも前記監視対象の前記監視を行う警戒モード及び警戒解除モードを有し、前記監視を行う警戒開始時刻に前記警戒モードが設定されていない場合、無警戒状態であると判定し、
    前記送信手段は、前記警戒開始時刻に対応する第1の時刻に前記警戒モードに設定されていない場合に前記第1の通知情報を示す監視信号を送信し、前記警戒開始時刻に対応する前記第1の時刻とは異なる第2の時刻に前記警戒モードに設定されていない場合に前記第2の通知情報を示す監視信号を送信する
    監視システム。
  6. 請求項1乃至5に記載の監視システムであって、
    前記監視装置は、前記スケジュールに対応する予め設定された第1の時刻に所定の監視状態でない場合、スピーカまたはディスプレイを介して報知ガイダンスを実行する報知手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記報知ガイダンスと連動して前記第1の通知情報を示す監視信号を送信する
    監視システム。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載の監視システムであって、
    前記第2の通知情報は、前記監視対象が有する複数の監視区域のうちどの監視区域に対応するものであるかを識別する識別情報を含み、
    前記表示制御手段は、前記第2の通知情報の受信時に、ユーザが前記チャット画面を表示するアプリケーションを起動したとき、前記識別情報を基に、対応する監視区域のチャット画面に自動遷移し、前記メッセージを一時的に表示する
    監視システム。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の監視システムであって、
    前記表示制御手段は、前記第2の通知情報を受信した場合、前記メッセージをユーザ操作により消去可能なダイアログとして表示する
    監視システム。
  9. 監視対象を監視する監視装置から送信される監視信号を受信する受信手段と、
    前記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示する表示制御手段と、を具備し、
    前記表示制御手段は、前記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を前記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを、履歴として確認可能に前記チャット画面に追加表示し、前記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を前記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する
    携帯端末。
  10. 監視対象を監視する監視装置から送信される監視信号を受信し、
    前記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示し、
    前記表示するステップは、前記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を前記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを前記チャット画面に、履歴として確認可能に追加表示し、前記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を前記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する
    表示方法。
  11. 携帯端末に、
    監視対象を監視する監視装置から送信される監視信号を受信するステップと、
    前記受信した監視信号に対応するメッセージを時系列にチャット画面に表示するステップと、
    を実行させるプログラムであって、
    前記表示するステップは、前記監視を行う上で設定された所定のスケジュールに関する監視信号を前記監視装置から受信したとき、当該受信した監視信号が第1の通知情報である場合、当該第1の通知情報を示すメッセージを、履歴として確認可能に前記チャット画面に追加表示し、前記監視信号が第2の通知情報である場合、当該第2の通知情報を前記チャット画面またはその他の画面に一時的に表示する
    プログラム。
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