JP2022122085A - モノクロ画像形成装置、およびモノクロ画像形成装置に装着可能な光走査装置 - Google Patents

モノクロ画像形成装置、およびモノクロ画像形成装置に装着可能な光走査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 カラー画像形成装置用のレーザスキャナユニットを交換パーツとして装着したモノクロ画像形成装置において、画像形成に使用しないレーザドライバICに対するレジスタ設定エラーが発生すると、画像形成を実行できなくなるという課題が生じる。【解決手段】 画像形成に使用しないレーザドライバICに対するレジスタ設定エラーが生成されても画像形成を許可する。あるいは、画像形成に使用しないレーザドライバICに対してはレジスタ設定を実行しない。【選択図】 図10

Description

本発明は、カラー画像形成装置に装着可能な光走査装置を交換パーツとして装着可能な画像形成装置、および当該光走査装置に関する。
従来、電子写真プロセスを用いた画像形成装置は、感光ドラムなどの感光体を露光するレーザスキャナユニット(光走査装置)を有している。これらレーザスキャナユニットは、図1に示すように、光源から出射された光ビームが感光体を走査するように当該光ビームを回転多面鏡によって偏向することによって感光体に静電潜像を形成する。
カラー画像を形成する画像形成装置にはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成するための感光体を備える画像形成装置が知られている。カラー画像形成装置は、それらの感光体を露光するためのレーザ光源として各感光体に対応する複数のレーザダイオードチップを有するレーザスキャナユニットを備える。このレーザスキャナユニットには、複数のレーザダイオードチップを駆動するための複数のレーザドライバICと、レーザドライバICに内蔵されたレジスタに設定される制御データであるレジスタ設定値を格納したメモリを備えている。
近年、特許文献1に記載されているように、ベースエンジンを元にカラー画像形成装置とモノクロ画像形成装置を製造することが知られている。カラー画像形成装置にはカラー画像形成に必要なユニットが装着される一方で、モノクロ画像形成装置にはモノクロ画像形成に必要なユニットが装着され、カラー画像形成に必要なユニットは原則装着されない。
このような共通のベースエンジンの設計思想において、カラー画像形成装置用のレーザスキャナユニットはモノクロ用画像形成装置用のレーザスキャナの構造を含んでいる。そのため、モノクロ画像形成装置に装着されたレーザスキャナユニットが故障し、市場においてレーザスキャナユニットの交換を要する場合、モノクロ画像形成装置にカラー画像形成装置用のレーザスキャナユニットを装着して動作させることも可能である。
特開2014-232130号公報
しかしながら、カラー画像形成装置用のレーザスキャナユニットを交換パーツとして装着したモノクロ画像形成装置において、画像形成に使用しないレーザドライバICに対するレジスタ設定エラーが発生すると、画像形成を実行できなくなるという課題が生じる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたもので、本発明は、入力されるジョブに基づいて画像を形成するモノクロ画像形成装置であって、複数のレーザドライバICと、前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによりレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、を備える光走査装置を交換パーツとして装着可能な装着部と、1つの感光体と、前記メモリに記憶された前記レジスタ設定値が前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定されるように前記装着部に装着された前記光走査装置を制御するコントローラであって、前記レーザドライバICに対する前記レジスタ設定値の設定エラーを示すエラー信号を前記光走査装置から受信するコントローラと、を備え、前記1つの感光体は、前記複数のレーザダイオードチップのうちの1つのレーザダイオードチップから出射されるレーザ光によって露光され、前記レーザ光によって露光されることにより形成される静電潜像がブラックのトナーによって現像される感光体であり、前記コントローラは、前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICへのレジスタ設定が完了し、かつ前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動される前記レーザダイオードチップに対応する前記レーザドライバIC以外のレーザドライバICに関する前記エラー信号を受信した場合、受信した当該エラー信号に関わらず前記ジョブに基づく画像形成を許可することを特徴とする。
また、本発明は、入力されるジョブに基づいて画像を形成するモノクロ画像形成装置であって、複数のレーザドライバICと、前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによりレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、を備える光走査装置を交換パーツとして装着可能な装着部と、1つの感光体と、前記メモリに記憶された前記レジスタ設定値が前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定されるように前記装着部に装着された前記光走査装置を制御するコントローラと、を備え、前記1つの感光体は、前記複数のレーザダイオードチップのうちの1つのレーザダイオードチップから出射されるレーザ光によって露光され、前記レーザ光によって露光されることにより形成される静電潜像がブラックのトナーによって現像される感光体であり、前記コントローラは、前記複数のレーザドライバICのうちブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICに対して前記レジスタ設定値が設定され、かつ前記複数のレーザドライバICのうちブラックのトナー像を形成するための前記レーザダイオードチップに対応するレーザドライバIC以外のレーザドライバICに対して前記レジスタ設定値が設定されないように前記光走査装置を制御することを特徴とする。
また、本発明は、カラー画像形成装置に装着可能であり、かつ交換パーツとしてモノクロ画像形成装置に装着可能な光走査装置であって、複数のレーザドライバICと、前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによってそれぞれレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードチップを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、前記メモリに記憶されたレジスタ設定値を前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定可能な制御ICと、を備え、前記制御ICは、前記レーザドライバICへの前記レジスタ設定値の設定エラーを示すエラー信号を画像形成装置に備えられたコントローラに送信可能であり、装着される画像形成装置がカラー画像形成装置の場合、前記制御ICは、前記メモリに記憶されたレジスタ設定値を前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定し、前記メモリから前記複数のレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号をカラー画像形成装置のコントローラに送信し、装着される画像形成装置がモノクロ画像形成装置の場合、前記制御ICは、前記メモリからブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号を前記画像形成装置に送信し、当該レーザドライバIC以外のレーザドライバICへの前記レジスタ設定値の設定を行わないことを特徴とする。
さらに、本発明は、カラー画像形成装置に装着可能であり、かつ交換パーツとしてモノクロ画像形成装置に装着可能な光走査装置であって、複数のレーザドライバICと、前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによってそれぞれレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードチップを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、前記メモリに記憶されたレジスタ設定値を前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定する制御ICと、を備え、前記制御ICは、前記レーザドライバICへの前記レジスタ設定値の設定エラーを示すエラー信号を画像形成装置に備えられたコントローラに送信可能であり、装着される画像形成装置がカラー画像形成装置の場合、前記制御ICは、前記メモリから前記複数のレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号をカラー画像形成装置のコントローラに送信し、装着される画像形成装置がモノクロ画像形成装置の場合、前記制御ICは、ブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号を前記画像形成装置に送信し、当該レーザドライバIC以外のレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号をモノクロ画像形成装置のコントローラに送信しないことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成に使用しないレーザドライバICに対するレジスタ設定エラーに起因して画像形成を実行できなくなるという課題を抑制することができる。
光走査装置の概略構成図 モノクロ画像形成装置の概略断面図 モノクロ画像形成装置に装着される光走査装置の比較例 モノクロ画像形成装置に装着される光走査装置の制御ブロック図の比較例 本実施例に係る光走査装置の概略図 本実施例に係る画像形成装置の制御ブロック図 光走査装置の制御ブロック図 本実施例に係るモノクロ画像形成装置の概略断面図 レジスタに対する設定データ 実施例1においてメインCPUが実行する制御フロー 実施例1においてメインCPUが実行する制御フローの変形例 実施例2においてメインCPU、およびサブCPUが実行する制御フロー 実施例2においてメインCPU、およびサブCPUが実行する制御フローの変形例 実施例3においてメインCPUが実行する制御フロー
[実施例1]
図2は、複数色のトナーを用いて画像形成するデジタル単色プリンター(モノクロ画像形成装置)の概略断面図である。図2を用いて本実施例の画像形成装置100について説明する。
図2の画像形成装置は、カラー画像形成装置とベースエンジンを共通にしたモノクロ画像形成装置である。図2に示す画像形成装置は、工場出荷時のモノクロ画像形成装置であり、ブラックのトナーを形成するユニット以外の構造が極力除かれて装置となっている。
画像形成装置100は、ブラックのトナー像を形成するためのプロセスユニット101を備えている。カラー画像形成装置においては、図2の点線部分にイエロー、マゼンタ、シアンのトナー像を形成するためのプロセスユニットが設けられるが、本実施例の画像形成装置はこれを備えていない。プロセスユニット101は感光体として回転駆動される感光ドラム102を備えている。プロセスユニット101は、感光ドラム102に作用する帯電ローラ103、現像器105や、ドラムクリーニングブレード109をさらに備えている。
画像形成装置100は、レーザスキャナユニット104(光走査装置)を備える。レーザスキャナユニット104は、感光ドラム102に静電潜像を形成するためのユニットである。
画像形成装置100は感光ドラム102に形成されたトナー像を記録媒体に転写するための転写装置を備える。転写装置には、一次転写ローラ107、中間転写ベルト108、二次転写ローラ、駆動ローラ、張架ローラを含む。中間転写ベルト108は前記複数のローラによって張架され、画像形成中は図中の矢印方向に回転する。中間転写ベルト108介して、感光ドラム102に対向する位置には一次転写ローラ107が配置されている。中間転写ベルト108上のトナー像を記録媒体Pに転写するための二次転写装置ローラ110、記録媒体S上のトナー像を定着するための定着ローラ117および加圧ローラ118を備える。
ここで画像形成装置100が実行する画像形成プロセスを説明する。帯電ローラ103により回転駆動される感光ドラム102を帯電する。レーザスキャナユニット104はレーザ光を出射することによって帯電された感光ドラム102に静電潜像を形成する。現像器105はブラックのトナーによって静電潜像を現像する。
感光ドラム102上に現像された可視トナー像は、一次転写ローラ107が中間転写ベルト107に転写バイアスを印加することによって、中間転写ベルト107上へと転写される。中間転写ベルト107に転写されたトナー像は二次転写ローラ110で、手差し給送カセット116または給紙カセット113から搬送されてきた記録媒体P上に二次転写される。
記録媒体P上に転写されたトナー像は定着ローラ117および加圧ローラ118へ搬送され、加熱定着されたのち、排紙部120に排紙され、記録媒体P上に画像形成される。二次転写後に残留した転写残トナーは、転写クリーニングブレード111によって回収されたのち、上記の画像形成プロセスが継続される。
(レーザスキャナユニットの比較例)
次に、比較例として図3を用いて図2に備えられているレーザスキャナユニット104について説明する。図3(a)はレーザスキャナユニットの概略上面図であり、図3(b)はレーザスキャナユニットの概略断面図である。
レーザスキャナユニット104は、レーザ基板208a、208b、コネクタ210a~c、ケーブル209a、レーザ光源201k、回転多面鏡204、ポリゴンミラー駆動モータ210を備える。また、レーザスキャナユニット104Aは、走査レンズ205a、205b、折り返しミラー206a、受光部としてのBDセンサ207(Beam Detecting sensor)を備える。
レーザ光源201kはCANパッケージ型のレーザダイオードチップである。本実施例におけるレーザダイオードチップは複数のレーザダイオードを備え、各レーザダイオードは画像データに基づいてレーザ光を出射する。レーザ光源201kは、後述するレーザドライバIC330kと共にレーザドライバ基板208aに実装されている。レーザ基板208aにはさらにコネクタ210aが実装されている。なお、レーザ基板208aにBDセンサ207を実装しても良い。
BDセンサ207は、レーダイオードチップ201Kから出射されて回転多面鏡204によって偏向されたレーザ光を受光して主走査同期信号を生成する。なお、BD信号はブラックのレーザダイオードチップ以外のレーザダイオードチップが出射するレーザ光によって生成されるようにレーザスキャナを構成してもよい。
レーザ基板208bはコネクタ210b、210c、後述するサブCPU321、ROM322、RAM323、シリアル通信I/F、シリアル通信部327、EEPROM328が実装されている。なお、レーザ基板208bに後述するモータ制御部325、BD計測タイマ326を実装しても良い。
レーザ基板208bに実装されたコネクタ210bにはフレクシブルフラットケーブルなどのケーブルが接続されているため、レーザ基板208bに実装されたサブCPU321は後述するメインCPU301と通信可能となっている。また、レーザ基板208bに実装されたコネクタ210bとレーザ基板208aに実装されたコネクタ210aとはフレクシブルフラットケーブルなどのケーブルによって接続されている。そのため、サブCPU321は、レーザ基板208bに実装されたレーザドライバICを制御可能となっている。
回転多面鏡204は、レーザダイオードチップ201kから出射されたレーザ光が感光ドラム102を走査するように当該レーザ光を偏向する。回転多面鏡204によって偏向されたレーザ光は所定の光学性能を有する走査レンズ205a、205b、折り返しミラー206aによって感光ドラム102上に導かれて、感光ドラム102を走査する。
図3に示すレーザスキャナユニットは、工場において画像形成装置100に組み付けられるユニットであり、新品の画像形成装置に組み付けられる。図3に示すレーザスキャナユニットにはブラックに対応する感光ドラムを露光するための構造物が取り付けられている。しかしながら、取り付け対象が工場において組み立てられるモノクロ画像形成装置であるため、イエロー、マゼンタ、シアンに対応する感光ドラムを露光するための構造物は取り付けられていない。図3に示すレーザスキャナユニットは、イエロー、マゼンタ、シアンに対応する感光ドラムを露光するための構造物が取り付けられていない分、後述する図5に示すレーザスキャナに比べて部品コストは低くなる。なお、2つのレーザ基板を備えるレーザスキャナユニットを例示するが、実施の形態はレーザ基板が一つであってもよい。
(レーザスキャナユニットの制御ブロック図の比較例)
図4は、図3に示すレーザスキャナユニットの制御ブロック図の比較例である。図4に示すように、レーザスキャナユニットはブラックに対応するレーザードライバIC330K、およびレーザダイオードチップ201kを備えており、イエロー、マゼンタ、シアンに対するレーザドライバIC、レーザダイオードチップは備えられていない。レーザスキャナユニットの制御ブロック図の詳細は後述する。
(画像形成装置の制御ブロック図)
図5は、本実施例の画像形成装置の制御ブロック図である。本実施例の画像形成装置のプリンタエンジンコントローラ300は、前記レーザスキャナユニット104と接続され、メインCPU301、ROM302、RAM303、シリアル通信I/F304、VideoI/F305、液晶表示部307、LAN―I/F308を備える。
メインCPU301は、ROM302に記憶された制御プログラムに従って画像形成装置を制御する。RAM303は、メインCPU301各画像形成ユニットは紙搬送情報の作業データを格納する目的で使用する。シリアル通信I/F304は、調歩同期方式のシリアル通信I/Fであり、メインCPU301がレーザスキャナユニット104に対して動作指示であるレジスタ設定値(データ)を送信するためのユニットである。また、レーザスキャナユニット104からのメインCPU301への転送信号を受け取るために用いられる。VideoI/F305は、メインCPU301がレーザスキャナユニット104に対して露光するためのビデオ信号を送信するための差動伝送信号のI/Fである。
操作部307は、タッチパネル式の表示パネル備え、ユーザが情報を入力する入力部、およびユーザに情報を報知する報知部として機能する。操作部307の表示パネルにはCPU301が画像形成装置に入力されたプリントジョブ設定を表示したり、ユーザが設定変更する入力を受け付けたり、本画像形成装置の異常状態(ジャムの発生や設定エラー)を表示したりする。外部情報装置と通信をするための通信部としてのLAN-I/F308は、CPU301がネットワーク接続された端末からのプリントジョブを受け付けたり、画像形成装置100の異常状態(エラー情報)をネットワーク接続された管理サーバ(管理装置)へ送信したりするために用いられる。
図5に示す制御ブロック図は、カラー形成装置、およびこのカラー画像形成装置からイエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部を取り除いたエンジンを備えるモノクロ画像形成装置に対して用いられる。
(本実施例のレーザスキャナユニット)
次に、図6を用いて本実施例のレーザスキャナユニット(光走査装置)104を説明する。図6に示すように本実施例のレーザスキャナユニット104は、ブラックのレーザに対するレーザダイオードチップ201K以外に、イエロー、シアン、マゼンタに対応するレーザダイオードチップ201Y、201M、201Cが設けられている点で、比較例である図3に示すレーザスキャナと異なる。
また、図6に示すレーザスキャナユニット104は、各色のレーザ光をそれぞれの感光ドラムに導くための光学部材を有する点で図3に示すレーザスキャナユニットと異なる。具体的には、図3に示すレーザスキャナユニットの走査レンズ205a、走査レンズ205b、折り返しミラー206aに加えて、図6に示すレーザスキャナユニット104は走査レンズ205c~f、折り返しミラー206b~fを備える。
次に、図7を用いてレーザスキャナユニット104の制御ブロック図を説明する。図に示すレーザスキャナユニット104のレーザ基板のブロック図を図5を用いて説明する。レーザスキャナユニット104は、サブCPU321(制御Integrate Circuit、以下制御IC)、ROM322、RAM323、シリアル通信I/F324、モータ制御部325、BD計測タイマ326、BDセンサ207、及びシリアル通信部327を備える。また、レーザスキャナユニット104は、レーザドライバIC330Y~330K(以下、レーザドライバとする。)、レーザダイオード331A~Dを含むレーザダイオードチップ331、レーザダイオード332A~Dを含むレーザダイオードチップ332、レーザダイオード333A~Dを含むレーザダイオードチップ333、レーザダイオード334A~Dを含むレーザダイオードチップ334を備える。さらに、レーザスキャナユニット104は、各レーザドライバの内部レジスタにそれぞれ設定されるレジスタ設定値が格納されたメモリであるEEPROM328を備える。EEPROM328は各レーザドライバICに対して個別に設けても良いし、本実施例のように複数のレーザドライバICに対して1つ設けても良い。
サブCPU321は、レーザスキャナユニット104内の通信やモータ、センサの制御を行うCPUであり、ROM322に格納されたプログラムに従って動作する。説明の都合上CPUとしたが、定型化されたロジックで制御が可能な場合はICやASICなどで構成されていてもよい。RAM323は、サブCPU321が制御する情報を一時保存するためのメモリである。
シリアル通信I/F324は、プリンタエンジンコントローラ300からの動作指示(信号)を受信したり、動作応答(信号)を送信するための調歩同期式シリアル通信の送受信部である。モータ制御部325は、サブCPU321からの指示に従ってDCモータであるポリゴンミラー駆動モータの回転速度をACC、DEC信号によって一定速に制御する制御部である。
BD計測タイマ326は、サブCPU321からの指示に従ってBDセンサ207からの主走査同期信号のタイミングと周期を計測する。サブCPU321はBDセンサ207からの主走査同期信号周期が所望の周期になるようにモータ制御部325に指示する。また、主走査同期信号は、各走査周期においてレーザ走査方向である主走査方向における書き出し位置を一致させるために利用される。
シリアル通信部327は、サブCPU321がレーザドライバ330Y~330Kに指示を与えたり、制御値を読み取ったり、EEPROM328に格納された情報(レジスタ設定値)を読み取るための3線式のシリアル通信部である。シリアル通信部327は、送信、受信、CLK信号の3本のシリアル信号と、通信対象を選択するための各デバイス1本のCS信号によって接続される。3線式のシリアル通信以外の通信方式で、2線式の通信信号で送受信を兼用し、通信情報中に通信対象デバイスを選択する情報を含むシリアル通信方式であってもよい。
レーザドライバY330は、レーザスキャナユニット104がカラープリンタエンジンに接続された場合は、VideoI/Fからのビデオ信号と、シリアル通信部327からの制御コマンドによって、レーザダイオード331A~Dの制御を行い、イエロー色のプロセスユニットの画像形成を行うものである。モノクロプリンタエンジンに接続された場合は、VideoI/Fからのビデオ信号は接続されない。
レーザドライバ330Mも同様に、カラープリンタエンジンに接続された場合はレーザダイオード332の制御を行い、マゼンダ色のプロセスユニットの画像形成を行うものであるが、モノクロプリンタエンジンに接続された場合はVideoI/Fからのビデオ信号は接続されない。
レーザドライバ330Cも同様に、カラープリンタエンジンに接続された場合はレーザダイオード333の制御を行い、シアン色のプロセスユニットの画像形成を行うものであるが、モノクロプリンタエンジンに接続された場合はVideoI/Fからのビデオ信号は接続されない。
レーザドライバK330は、VideoI/Fからのビデオ信号と、シリアル通信部327からの制御コマンドによって、レーザダイオード334A~Dの制御を行い、ブラック色のプロセスユニットの画像形成を行うものである。カラープリンタエンジンに接続した場合でも、モノクロプリンタエンジンに接続された場合でも露光される。
レーザダイオード331A~Dは、図1のレーザ光源201および図4のレーザ光源201Yを詳細に記載したものであり、レーザドライバ330Yからの電流によって駆動され、レーザダイオード331A~Dが4本のビームをそれぞれ照射するためのものである。同様にレーザダイオード332は、図1のレーザ光源201および図4のレーザ光源201Mを詳細に記載したものであり、レーザドライバ330Mからの電流によって駆動され、レーザダイオード332に含まれるレーザダイオードA~Dが4本のビームをそれぞれ照射するためのものである。
同じくレーザダイオード333は、図1のレーザ光源201および図4のレーザ光源201Cを詳細に記載したものであり、レーザドライバ330Cからの電流によって駆動され、レーザダイオード332に含まれるレーザダイオードA~Dが4本のビームをそれぞれ照射するためのものである。
レーザダイオード334A~Dは、図1のレーザ光源201および図4のレーザ光源201Yを詳細に記載したものであり、レーザドライバ330Kからの電流によって駆動され、レーザダイオード334A~Dが4本のビームをそれぞれ照射する。
この実施例では、ブラック単色のプリンタエンジンであるため、図3に示すようにレーザドライバ330Kとレーザダイオード334A~Dのみが駆動されるが、カラースキャナの光学系の構成によって、レーザドライバY~Cや、レーザダイオード331~333の一部をBD検知の目的のみに使用して、光源を照射する構成で有ってもよい。
上述したように、本実施例のレーザスキャナユニット104は、カラー画像形成装置に対応する光学ユニットを備えている。レーザスキャナユニット104はカラー画像形成装置に装着して機能するユニットであるが、このレーザスキャナユニット104はブラックに対応する光学ユニットを備えているため、図8に示すようにモノクロ画像形成装置にも装着可能である。図8に示すレーザスキャナの位置が装着位置であり、レーザスキャナは不図示のステイなどの装着部によって支持されている。本実施例は、図3に示すレーザスキャナが故障した場合の交換パーツとしてレーザスキャナユニット104を用いる際に生じる課題を解決する事例を例示する。
レーザドライバ330Y,M,C,Kにはそれぞれ、図7に示すようにシリアル通信部328からの制御コマンドによって読み書き可能な制御レジスタを設けている。メインCPU301は、レーザスキャナユニットを動作させるべく、画像形成装置のメイン電源ONことに応じて、あるいは画像形成ジョブの実行の指示がなされたことに応じて制御レジスタに対してレジスタ設定を行う。
(レジスタ設定)
例えば、レジスタに対して図9に示すレジスタ設定データが設定される。制御レジスタには、レーザダイオードAの駆動電流設定レジスタ381と、レーザダイオードBの駆動電流設定レジスタ382と、レーザダイオードCの駆動電流設定レジスタ383、および、レーザダイオードDの駆動電流設定レジスタ384と、電流設定レジスタの設定値に対する駆動電流のゲイン値レジスタ385、入力されるビデオ信号の信号電圧レベルを規定するレジスタ386、入力ビデオ信号の論理を設定するレジスタ387などが含まれる。
レーザダイオードA~Dの駆動電流設定レジスタ381~384は、10ビットのレジスタであり、4ビームの各レーザダイオードの個体差を補正して光量を等しくするために設定するレジスタである。ゲイン値レジスタ385は8ビットのレジスタであり、駆動電流設定レジスタ381~384の設定値に対して、接続するレーザダイオードの品種に応じたゲインを乗じて駆動電流を設定するためのレジスタである。入力ビデオ信号レベル設定レジスタ386は10ビットのレジスタであり、プリンタエンジンコントローラ300のVideoI/F305からレーザドライバ330Y,M,C,Kに入力されるビデオ信号のレベルを設定するレジスタであり、接続されるプリンタエンジンコントローラが出力するビデオ信号の信号振幅に応じて設定するレジスタである。入力ビデオ信号レジスタ387は1ビットのレジスタであり、プリンタエンジンコントローラ300のVideoI/F305からレーザドライバ330Y,M,C,Kに入力されるビデオ信号の極性を設定するレジスタである。
これらのレジスタの設定値は、EEPROM329に格納された値に従ってメインCPU301からの指示で制御レジスタ内の指定されたレジスタに設定される。
制御レジスタの動作不良、シリアル通信I/F304とシリアル通信I/F324との間での通信不良によってレジスタ設定が所定時間内に完了しない場合が考えられ得る。また、シリアル通信I/F304とシリアル通信I/F324との間での通信不良によって制御レジスタへのレジスタ設定の完了通知がメインCPUに転送されない場合が考えらえ得る。このような場合、メインCPU301はレジスタ設定が完了していない、所謂レジスタ設定エラーが発生した判定して画像形成の許可をしないため、入力ジョブに基づく画像形成は実行されない。
ここで、図6に示すレーザスキャナユニットを交換パートとしてモノクロ画像形成装置に装着した装置について考える。少なくとも画像形成に用いられない制御レジスタに対するレジスタ設定エラーが生じた場合、ブラックの画像形成が可能にも関わらずメインCPU301は画像形成を許可しないため、画像形成が実行されないという課題が生じ得る。
当該課題を解決するために、本実施例のコントローラであるところのメインCPU301は、画像形成に用いられない制御レジスタにレジスタエラーが発生してメインCPU301にエラー信号が送信され、かつブラックのレジスタ設定が完了されたと判定した場合は入力されたジョブに基づく画像形成を許可する。
以下、図10を用いてメインCPU301が実行する制御フローを説明する。図10のステップS501~S537は、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介してレーザスキャナ104に指示を出す際のフローチャートである。
まず、ステップS501で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、レーザドライバ330YであるYレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように、指示を送信する。次にステップS502で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、Yレーザドライバへ予め書き込んだ設定値を読み込む通信をするように、指示を送信する。そして、ステップS503で、書き込みを指示した値と、読み込んだ値とを照合するが、結果によらずステップS511へ遷移する。
続けて、ステップS511で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、レーザドライバ330MであるMレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように、指示を送信する。次にステップS512で、Mレーザドライバへ予め書き込んだ設定値を読み込む通信をするように、指示を送信する。そして、ステップS513で、書き込みを指示した値と、読み込んだ値とを照合するが、結果によらずステップS521へ遷移する。
同様に、ステップS521で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、レーザドライバ330CであるCレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように指示を送信し、ステップS522でCレーザドライバから設定値を読み込む通信をするように、指示を送信する。そして、ステップS523で、書き込みを指示した値と、読み込んだ値とを照合するが、結果によらずステップS531へ遷移する。
次に、ステップS531でリトライ回数カウンタ値nを0に初期化し、ステップS532でシリアル通信I/F304を介して、レーザドライバ330KであるKレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように指示を送信する。次にステップS533で、シリアル通信I/F304を介してKレーザドライバへ予め書き込んだ設定値を読み込む通信をするように、指示を送信する。
そして、ステップS534で、書き込みを指示した値と読み込んだ値とを照合して結果が一致した場合、レーザスキャナへの設定手順を終了するが、照合結果が一致しなかった場合は通信にノイズなどの異常が発生したと判断してステップS535へ遷移し、リトライ回数カウンタ値nに1を加算し、ステップS536で5回未満かを判定し、5回未満である場合はステップS532へ分岐して通信を再試行するよう指示を送信する。5回未満でなかった場合はステップ537へ分岐し、メインCPU301は液晶表示部307にレーザスキャナ104の異常が発生した旨をエラーコードとして表示して、レーザスキャナへの設定手順を終了する。エラーコードはネットワークを介して管理サーバーに送信され、それによってメンテナンスを行うためのサービススタッフが出動する。
なお、ステップS534において書き込みを指示した値と読み込んだ値とを照合して結果が一致した場合、メインCPU301は入力ジョブに基づく画像形成を許可する。すなわち、画像形成装置は画像形成可能な状態となる。一方、ステップS537の操作部エラー表示が表示される場合は、ブラックのレジスタ設定エラーとしてメインCPU301は画像形成を許可しない。
以上の例では、レーザスキャナユニット104のシリアル通信部327が、3線式のシリアル通信信号と、デバイスセレクト信号で接続された場合を例示したが、本実施例の適用範囲はこれに限定されるものではない。
(変形例)
シリアル通信部327が、2線式の通信信号で送受信を兼用し、通信情報中に通信対象デバイスを選択する情報を含むシリアル通信方式である場合について、図11に示すフローチャートで説明する。
図11のステップS601~S637は、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介してレーザスキャナ104に指示を出す際のフローチャートである。
まず、ステップS601で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、Yレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように、指示を送信する。次にステップS602で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して前述の書き込み通信の結果を取得し、結果がレーザドライバからの応答なしであったか否かの結果を取得するが、Yレーザドライバからの応答なしの結果が得られた場合でも、そうでない場合でも、ステップS611へ遷移する。
続けて、ステップS611で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、Mレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように、指示を送信する。次にステップS612で、シリアル通信I/F304を介して前述の書き込み通信の結果を取得し、結果がレーザドライバMからの応答なしであったか否かの結果を取得するが、レーザドライバからの応答なしの結果が得られた場合でも、そうでない場合でも、ステップS621へ遷移する。
同様に、ステップS621で、シリアル通信I/F304を介してCレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように指示を送信する。次にステップS622で、シリアル通信I/F304を介して前述の書き込み通信の結果を取得し、結果がCレーザドライバからの応答なしであったか否かの結果を取得するが、Cレーザドライバからの応答なしの結果が得られた場合でも、そうでない場合でも、ステップS631へ遷移する。
次に、ステップS631でリトライ回数カウンタ値nを0に初期化し、ステップS632でシリアル通信I/F304を介して、Kレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように指示を送信する。次にステップS634で、シリアル通信I/F304を介して前述の書き込み通信の結果を取得し、結果がレーザドライバKからの応答なしであったか否かの結果を取得する。ステップS634で、レーザドライバKからの応答なしであったと結果が得られた場合以外はレーザスキャナへの設定手順を終了するが、応答なしであったと結果が得られた場合は、通信にノイズや電源の瞬断などの異常が発生したと判断して、ステップS635へ遷移し、リトライ回数カウンタ値nに1を加算し、ステップS636で5回未満かを判定し、5回未満である場合はステップS632へ分岐して通信を再試行するよう指示を送信する。5回未満でなかった場合はステップ637へ分岐し、メインCPU301は液晶表示部307にレーザスキャナ104の異常が発生した旨をエラーコードとして表示して、レーザスキャナへの設定手順を終了する。
以上説明した動作によって、モノクロプリンタエンジンにカラープリンタエンジン用のレーザスキャナを接続された場合に、カラープリンタエンジンと同じ通信タイミングを取りつつ、画像形成しない色のみ通信異常判定を行わないことで、画像形成を行わない色の画像形成部の通信が失敗した場合でも、当該画像形成装置をユーザが使用できなくなったり、通信を再試行したりすることによりパフォーマンスが損なわれることがない画像形成装置を提供可能である。
なお、図10および図11のフローにおいて、メインCPU301は、イエロー、マゼンタ、シアンに関して「読み出し通信」ステップ(S502、S512、S522)、および「書き込み/読み出し結果一致?」ステップの両方、あるいは一方を省略しても良い。また、図10および図11の「起動」は画像形成のメイン電源ONの他に、スリープからの復帰、画像形成ジョブの入力、画像形成ジョブ実行の指示などが含まれるものとする。なお、図10および図11の制御フローをサブCPU321が実行するよう構成しても良い。
[実施例2]
実施例2では、レーザスキャナ104が備えるサブCPU321の構成によっては、これらの判断の一部をサブCPU321が行う構成を例示する。このような構成の場合にカラーのレーザスキャナユニット104をモノクロプリンタエンジンに接続した場合の制御手順について、図12を用いて説明する。
図12(a)のステップS701~S737は、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介してレーザスキャナ104に指示を出す際のフローチャートである。図12(b)のステップS751~S758は、サブCPU321がシリアル通信I/F324から受信した指示に基づいて、シリアル通信部327を介して行う制御を説明するフローチャートである。
まず、ステップS701で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、Yレーザドライバの初期化を行うように指示を送信する。次にステップS703で、初期化OK応答であったかを確認するが、結果によらずステップS711へ遷移する。
続けて、ステップS711で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、Mレーザドライバの初期化を行うように指示を送信する。次にステップS712で、初期化OK応答であったかを確認するが、結果によらずステップS721へ遷移する。
同様に、ステップS721で、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介して、Cレーザドライバの初期化を行うように指示を送信する。次にステップS712で、初期化OK応答であったかを確認するが、結果によらずステップS721へ遷移する。
次に、ステップS731でリトライ回数カウンタ値nを0に初期化し、ステップS732でシリアル通信I/F304を介して、Kレーザドライバの初期化を行うように指示を送信する。そして、ステップS734で、初期化OK応答であった場合、レーザスキャナへの設定手順を終了するが、初期化OK応答でなかった場合は通信にノイズなどの異常が発生したと判断してステップS735へ遷移し、リトライ回数カウンタ値nに1を加算し、ステップS736で5回未満かを判定し、5回未満である場合はステップS732へ分岐して通信を再試行するよう指示を送信する。5回未満でなかった場合はステップエラーコードとして、メインCPU301は液晶表示部307にレーザスキャナ104の異常が発生した旨を表示して、レーザスキャナへの設定手順を終了する。
一方、サブCPU321は、電源ONされると、ステップS751でシリアル通信I/F324から通信要求を受信待機し、レーザドライバ初期化指示を受信するとステップS752へ分岐する。次にステップS752で、レーザドライバ初期化指示の通信情報に含まれるレーザドライバ対象色のレーザドライバに対して、レーザドライバの初期値を書き込む通信を行う。
続けて、ステップS753で、対象色のレーザドライバに対して書き込んだ設定値を読み出す通信を行う。さらに、ステップS754で、レーザドライバに対して書き込んだ値と読み出した値とが一致しているかを判断し、書き込み・読み出し結果が一致する場合、サブCPU321はシリアル通信I/F324を介してレーザドライバ初期化OK応答を送信する。もし、書き込み・読み出し結果が一致しなかった場合はステップS758に分岐して、シリアル通信I/F324を介してレーザドライバ初期化OK応答を送信する。
なお、実施例2におけるレーザドライバの初期化とは画像形成に使用するレーザドライバIC以外のレーザドライバにレジスタ設定値を設定し、直後にそれらのレジスタをリセットすること、であり、結果的にレジスタ設定がなされないことである。画像形成に使用するレーザドライバIC以外のレーザドライバにそもそもレジスタ設定値を設定しないという処理でもよい。
実施例2に記載されたレーザ―スキャナユニットが工場での組み立て工程、あるいはメンテナンス時にカラー画像形成装置に装着された場合は、サブCPU321はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのレーザードライバに対してレジスタ設定を行う。
(変形例)
以上の例では、レーザスキャナユニット104のシリアル通信部327が、3線式のシリアル通信信号とデバイスセレクト信号で接続された場合を例示した。一方、シリアル通信部327が、2線式の通信信号で送受信を兼用し、通信情報中に通信対象デバイスを選択する情報を含むシリアル通信方式である場合について、図13に示すフローチャートで説明する。
図13(a)のステップS801~S837は、メインCPU301はシリアル通信I/F304を介してレーザスキャナ104に指示を出す際のフローチャートである。図13(b)のステップS851~S858は、サブCPU321がシリアル通信I/F324から受信した指示に基づいて、シリアル通信部327を介して行う制御を説明するフローチャートである。
ステップS801~S837は、図12(a)のステップS701~S737と同様であるため、説明を省略する。
一方、サブCPU321は、電源ONされると、ステップS851でシリアル通信I/F824から通信要求を受信待機し、レーザドライバ初期化指示を受信するとステップS852へ分岐する。
次にステップS852で、レーザドライバ初期化指示の通信情報に含まれるレーザドライバ対象色のレーザドライバに対して、レーザドライバの初期値を書き込む通信を行う。
続けて、ステップS854で、レーザドライバに対して書き込み通信を行った結果、応答があったかどうかをシリアル通信部327によって判断し、レーザドライバからの応答なしでは無かったと判断した場合はステップS855へ分岐して、サブCPU321はシリアル通信I/F324を介してレーザドライバ初期化OK応答を送信する。
もし、レーザドライバからの応答なしであった場合は、ステップS858に分岐して、シリアル通信I/F324を介してレーザドライバ初期化OK応答を送信する。
以上説明した動作によって、モノクロプリンタエンジンにカラープリンタエンジン用のレーザスキャナを接続された場合に、レーザスキャナ側のサブCPUやASICなどの手順によりレーザドライバとの通信異常を検知する構成であっても、カラープリンタエンジンと同じ通信タイミングを取りつつ、画像形成しない色のみ通信異常判定を行わないことで、画像形成を行わない色の画像形成部の通信が失敗した場合に、当該画像形成装置をユーザが使用できなくなったり、通信を再試行することによりパフォーマンスが損なわれたりすることがない画像形成装置を提供可能である。
[実施例3]
本実施例では、メインCPU301が画像形成に使用されないレーザドライバと通信しない構成を例示する。
このような構成の場合にカラーのレーザスキャナユニット104をモノクロプリンタエンジンに接続した場合の制御手順について、図14を用いて説明する。図14のステップS931~S940は、メインCPU301がシリアル通信I/F304を介してレーザスキャナ104に指示を出す際のフローチャートである。
まずステップ931で、メインCPU301は自身がモノクロプリンタエンジンであるため、レーザドライバY、M、Cのシリアル通信設定時間に相当する時間のダミー時間のウエイトを行う。次に、ステップS934でリトライ回数カウンタ値nを0に初期化し、ステップS935でシリアル通信I/F304を介して、Kレーザドライバへ設定を書き込む通信をするように指示を送信する。次にステップS936で、シリアル通信I/F304を介してKレーザドライバへ予め書き込んだ設定値を読み込む通信をするように、指示を送信する。
そして、ステップS937で、書き込みを指示した値と読み込んだ値とを照合して結果が一致した場合、レーザスキャナへの設定手順を終了するが、照合結果が一致しなかった場合は通信にノイズなどの異常が発生したと判断してステップS938へ遷移し、リトライ回数カウンタ値nに1を加算し、ステップS939で5回未満かを判定し、5回未満である場合はステップS532へ分岐して通信を再試行するよう指示を送信する。5回未満でなかった場合はステップ940へ分岐し、メインCPU301は液晶表示部307にレーザスキャナ104の異常が発生した旨を表示して、レーザスキャナへの設定手順を終了する。
以上説明した動作によって、モノクロプリンタエンジンにカラープリンタエンジン用のレーザスキャナを接続された場合に、カラープリンタエンジンと同じ通信タイミングを取りつつ、画像形成しない色のみ通信を行わないことで、画像形成を行わない色の異常によりパフォーマンスが損なわれることがない画像形成装置を提供可能である。
なお、ステップS933の「ダミーWAIT」を必ずしも設ける必要はなく、メインCPU301は、ステップS932においてEEPROM情報がカラースキャナのレジスタ設定データと判定された場合、待機時間を設けることなくステップS934に制御を進めても良い。
104 光走査装置
201Y レーザダイオードチップ
201M レーザダイオードチップ
201C レーザダイオードチップ
201K レーザダイオードチップ
330Y レーザドライバIC
330M レーザドライバIC
330C レーザドライバIC
330K レーザドライバIC
301 メインCPU
321 サブCPU

Claims (20)

  1. 入力されるジョブに基づいて画像を形成するモノクロ画像形成装置であって、
    複数のレーザドライバICと、前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによりレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、を備える光走査装置を交換パーツとして装着可能な装着部と、
    1つの感光体と、
    前記メモリに記憶された前記レジスタ設定値が前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定されるように前記装着部に装着された前記光走査装置を制御するコントローラであって、前記レーザドライバICに対する前記レジスタ設定値の設定エラーを示すエラー信号を前記光走査装置から受信するコントローラと、を備え、
    前記1つの感光体は、前記複数のレーザダイオードチップのうちの1つのレーザダイオードチップから出射されるレーザ光によって露光され、前記レーザ光によって露光されることにより形成される静電潜像がブラックのトナーによって現像される感光体であり、
    前記コントローラは、前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICへのレジスタ設定が完了し、かつ前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動される前記レーザダイオードチップに対応する前記レーザドライバIC以外のレーザドライバICに関する前記エラー信号を受信した場合、受信した当該エラー信号に関わらず前記ジョブに基づく画像形成を許可することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置におけるエラーの発生を報知する報知部を備え、
    前記コントローラは、ブラックのトナー像を形成するために駆動される前記レーザダイオードチップに対応する前記レーザドライバIC以外のレーザドライバICに関する前記エラー信号を受信した場合、当該エラー信号に対応するエラー情報を前記報知部に報知させないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記報知部は表示パネルを含み、
    前記コントローラは、ブラックのトナー像を形成するために駆動される前記レーザダイオードチップに対応する前記レーザドライバICに関する前記エラー信号を受信した場合、前記表示パネルに前記エラー情報としてエラーコードを表示させ、前記ジョブに基づく画像形成を許可しないことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記報知部はネットワークを介して前記画像形成装置を管理するための管理装置と通信する通信部を含み、
    前記コントローラは、ブラックのトナー像を形成するために駆動される前記レーザダイオードチップに対応する前記レーザドライバICに関する前記エラー信号を受信した場合、前記通信部に前記エラー情報を前記管理装置に対して送信させ、前記ジョブに基づく画像形成を許可しないことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 入力されるジョブに基づいて画像を形成するモノクロ画像形成装置であって、
    複数のレーザドライバICと、前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによりレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、前記レーザダイオードを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、を備える光走査装置を交換パーツとして装着可能な装着部と、
    1つの感光体と、
    前記メモリに記憶された前記レジスタ設定値が前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定されるように前記装着部に装着された前記光走査装置を制御するコントローラと、を備え、
    前記1つの感光体は、前記複数のレーザダイオードチップのうちの1つのレーザダイオードチップから出射されるレーザ光によって露光され、前記レーザ光によって露光されることにより形成される静電潜像がブラックのトナーによって現像される感光体であり、
    前記コントローラは、前記複数のレーザドライバICのうちブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICに対して前記レジスタ設定値が設定され、かつ前記複数のレーザドライバICのうちブラックのトナー像を形成するための前記レーザダイオードチップに対応するレーザドライバIC以外のレーザドライバICに対して前記レジスタ設定値が設定されないように前記光走査装置を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記コントローラは、ブラックのトナー像を形成するために駆動される前記レーザダイオードチップに対応する前記レーザドライバICに対する前記レジスタ設定値の設定エラーを示すエラー信号を前記光走査装置から受信し、
    前記コントローラは、前記エラー信号を受信した場合、前記ジョブに基づく画像形成を許可しないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置におけるエラーの発生を報知する報知部としての表示パネルを含み、
    前記コントローラは、前記エラー信号を受信した場合、前記表示パネルに前記エラー情報としてエラーコードを表示させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置におけるエラーの発生を報知する報知部としてネットワークを介して前記画像形成装置を管理するための管理装置と通信する通信部を含み、
    前記コントローラは、前記エラー信号を受信した場合、前記通信部に前記エラー情報を前記管理装置に対して送信させることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記メモリは前記複数のレーザドライバICそれぞれに対する前記レジスタ設定値を記憶する1つのICであることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記メモリは前記複数のレーザドライバICそれぞれに対する前記レジスタ設定値をそれぞれ記憶する、前記複数のレーザダイオードチップに対して個別に設けられた複数のICであることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記光走査装置は、前記複数のレーザダイオードチップのうち所定の1つのレーザダイオードチップが出射するレーザ光が前記感光体、および主走査同期信号を生成する受光部を走査するように当該レーザ光を偏向する偏向手段を備え、前記所定の1つのレーザドライバICが前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICであることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記光走査装置は、前記複数のレーザダイオードチップのうち所定の1つのレーザダイオードチップが出射するレーザ光が前記感光体を走査するように当該レーザ光と、前記複数のレーザダイオードチップのうち前記所定の1つのレーザダイオードチップ以外の1つのレーザダイオードチップが出射するレーザ光が主走査同期信号を生成する受光部を走査するように当該レーザ光と、を偏向する偏向手段と、を備え、当該それぞれのレーザ光を出射する2つのレーザダイオードチップにそれぞれ対応するレーザドライバICが、前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICであることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. カラー画像形成装置に装着可能であり、かつ交換パーツとしてモノクロ画像形成装置に装着可能な光走査装置であって、
    複数のレーザドライバICと、
    前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによってそれぞれレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、
    前記レーザダイオードチップを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されたレジスタ設定値を前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定可能な制御ICと、を備え、
    前記制御ICは、前記レーザドライバICへの前記レジスタ設定値の設定エラーを示すエラー信号を画像形成装置に備えられたコントローラに送信可能であり、
    装着される画像形成装置がカラー画像形成装置の場合、前記制御ICは、前記メモリに記憶されたレジスタ設定値を前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定し、前記メモリから前記複数のレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号をカラー画像形成装置のコントローラに送信し、
    装着される画像形成装置がモノクロ画像形成装置の場合、前記制御ICは、前記メモリからブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号を前記画像形成装置に送信し、当該レーザドライバIC以外のレーザドライバICへの前記レジスタ設定値の設定を行わないことを特徴とする光走査装置。
  14. カラー画像形成装置に装着可能であり、かつ交換パーツとしてモノクロ画像形成装置に装着可能な光走査装置であって、
    複数のレーザドライバICと、
    前記複数のレーザドライバICによってそれぞれ駆動されることによってそれぞれレーザ光を出射する複数のレーザダイオードチップと、
    前記レーザダイオードチップを駆動するために前記複数のレーザドライバICそれぞれに対して設定するレジスタ設定値を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶されたレジスタ設定値を前記複数のレーザドライバICそれぞれに設定する制御ICと、を備え、
    前記制御ICは、前記レーザドライバICへの前記レジスタ設定値の設定エラーを示すエラー信号を画像形成装置に備えられたコントローラに送信可能であり、
    装着される画像形成装置がカラー画像形成装置の場合、前記制御ICは、前記メモリから前記複数のレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号をカラー画像形成装置のコントローラに送信し、
    装着される画像形成装置がモノクロ画像形成装置の場合、前記制御ICは、ブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号を前記画像形成装置に送信し、当該レーザドライバIC以外のレーザドライバICへの前記設定エラーを示すエラー信号をモノクロ画像形成装置のコントローラに送信しないことを特徴とする光走査装置。
  15. 前記メモリは前記複数のレーザドライバICそれぞれに対する前記レジスタ設定値を記憶する1つのICであることを特徴とする請求項13または14に記載の光走査装置。
  16. 前記メモリは前記複数のレーザドライバICそれぞれに対する前記レジスタ設定値をそれぞれ記憶する、前記複数のレーザダイオードチップに対して個別に設けられた複数のICであることを特徴とする請求項13または14に記載の光走査装置。
  17. 前記光走査装置は、前記複数のレーザダイオードチップのうち所定の1つのレーザダイオードチップが出射するレーザ光が前記感光体、および主走査同期信号を生成する受光部を走査するように当該レーザ光を偏向する偏向手段を備え、前記所定の1つのレーザドライバICが前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICであることを特徴とする請求項13乃至16いずれか1項に記載の光走査装置。
  18. 前記光走査装置は、前記複数のレーザダイオードチップのうち所定の1つのレーザダイオードチップが出射するレーザ光が前記感光体を走査するように当該レーザ光と、前記複数のレーザダイオードチップのうち前記所定の1つのレーザダイオードチップ以外の1つのレーザダイオードチップが出射するレーザ光が主走査同期信号を生成する受光部を走査するように当該レーザ光と、を偏向する偏向手段と、を備え、当該それぞれのレーザ光を出射する2つのレーザダイオードチップにそれぞれ対応するレーザドライバICが、前記複数のレーザダイオードチップのうちのブラックのトナー像を形成するために駆動されるレーザダイオードチップに対応するレーザドライバICであることを特徴とする請求項13乃至16いずれか1項に記載の光走査装置。
  19. 請求項14に記載の光走査装置が交換パーツとして装着可能なモノクロ画像形成装置であって、
    前記エラー信号を受信可能なコントローラを備え、
    前記コントローラは、前記複数のレーザダイオードチップのうちの前記1つのレーザダイオードチップを駆動するためのレーザドライバICに対する前記エラー信号を受信した場合、前記ジョブに基づく画像形成を許可しないことを特徴とするモノクロ画像形成装置。
  20. 前記コントローラは、前記光走査装置が装着された画像形成装置がモノクロ画像形成装置であることを示す信号を前記制御ICに対して送信することを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
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