JP2022121878A - 光デバイスおよび光学部品 - Google Patents

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Figure 2022121878000001
【課題】例えば、改善された光学部品の接着構造を実現することが可能な新規な光デバイスおよび光学部品を得る。
【解決手段】光デバイスは、例えば、筐体と、筐体、または当該筐体内に収容されるとともに当該筐体と固定された部材に設けられた実装面と、実装面と面した第一面と、当該第一面とは異なる方向を向いた第二面と、を有し、少なくとも実装面と第一面との間に介在した接着剤を介して接着された光学部品であって、第一面および第二面のうち少なくとも一方の面に接着剤が接した第一凹部および接着剤が接した第一凸部のうち少なくとも一方が設けられた、光学部品と、を備える。第一凹部または第一凸部は、光学部品の第一面および第二面のうち少なくとも一方を含む複数の面に設けられてもよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、光デバイスおよび光学部品に関する。
従来、筐体内に複数の光学部品が収容された光デバイスが知られている(特許文献1)。この種の光デバイスにおいて、光学部品は、筐体または当該筐体内の別の部材に、接着剤によって接着される場合がある。
特開2011-171606号公報
近年の光デバイスの小型化に伴い、筐体内において各光学部品の周辺のスペースが狭くなってきている。このような状況において、例えば、光学部品の周辺のスペースに対して接着剤の量が多いことにより、当該接着剤が、接着する対象としての光学部品と隣接した別の部品にまで到達した状態となるのは、好ましくない。かと言って、接着剤の量が少なく、光学部品の接着強度が低下するのも好ましくない。
そこで、本発明の課題の一つは、例えば、より少量の接着剤により所要の接着強度を得ることができるなど、改善された光学部品の接着構造を実現することが可能な新規な光デバイスおよび光学部品を得ること、である。
本発明の光デバイスは、例えば、筐体と、前記筐体、または当該筐体内に収容されるとともに当該筐体と固定された部材に設けられた実装面と、前記実装面と面した第一面と、当該第一面とは異なる方向を向いた第二面と、を有し、少なくとも前記実装面と前記第一面との間に介在した接着剤を介して接着された光学部品であって、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に前記接着剤が接した第一凹部および前記接着剤が接した第一凸部のうち少なくとも一方が設けられた、光学部品と、を備える。
前記光デバイスにあっては、前記第一凹部または前記第一凸部は、前記光学部品の前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方を含む複数の面に設けられてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部として、溝が設けられてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記溝として、複数の溝が設けられてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記複数の溝が互いに交差してもよい。
前記光デバイスにあっては、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凸部として、複数の突起が設けられてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部として、当該第一凹部が設けられた面とは異なる面に開放された第一凹部が設けられてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部として、溝が設けられ、前記溝の長手方向の端部が、当該溝が設けられた面とは異なる面において開放されてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部および前記第一凸部を含み、前記光学部品の表面の他の部位よりも面粗度が大きい粗面が設けられてもよい。
前記光デバイスは、前記筐体内に収容され、前記実装面上に固定され、前記第二面と間隔をあけて面した別の部品を備え、当該別の部品と間隔をあけて面した前記第二面に、前記接着剤が接した第一凹部および前記接着剤が接した第一凸部のうち少なくとも一方が設けられもよい。
前記光デバイスにあっては、前記実装面に、前記接着剤が接した第二凹部および前記接着剤が接した第二凸部のうち少なくとも一方が設けられてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記実装面に、前記第一面に設けられた前記第一凸部を収容した第二凹部、および前記第一面に設けられた前記第一凹部に収容された第二凸部のうち少なくとも一方が設けられてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記第一凸部の高さまたは前記第一凹部の深さが、20[μm]以上かつ200[μm]以下であってもよい。
前記光デバイスにあっては、前記接着剤は、エポキシ樹脂を含む材料で作られてもよい。
前記光デバイスにあっては、前記光学部品は、レンズ、ミラー、ビームスプリッタ、コンバイナ、光アイソレータ、およびフィルタ、のうちいずれか一つであってもよい。
本発明の光デバイスは、例えば、光デバイスに取り付けられる光学部品であって、他の部材の実装面と面し当該実装面と接着される第一面と、前記第一面とは異なる方向を向いた第二面と、を有し、前記第二面内で前記第一面と隣接した領域および前記第一面のうち少なくとも一方に、凹部または凸部が設けられる。
本発明によれば、例えば、改善された光学部品の接着構造を実現することが可能な新規な光デバイスおよび光学部品を得ることができる。
図1は、第1実施形態の光デバイスの上蓋を外した状態を示す例示的かつ模式的な平面図である。 図2は、第1実施形態の光デバイスの図1のII-II位置における例示的かつ模式的な断面図(側面図)である。 図3は、第1実施形態の光デバイスの一部の図1のIII-III位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図4は、第1実施形態の光デバイスの一部の図1のIV-IV位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図5は、第2実施形態の光デバイスの一部の図3と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図6は、第2実施形態の光デバイスの一部の図4と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図7は、第3実施形態の光デバイスの一部の図3と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図8は、第4実施形態の光デバイスの一部の図4と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図9は、第5実施形態の光デバイスの一部の図4と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図10は、第6実施形態の光デバイスの一部の図4と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図11は、第7実施形態の光デバイスの一部の図3と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図12は、第8実施形態の光デバイスの一部の図3と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図13は、第8実施形態の光デバイスの一部の図4と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。 図14は、第8実施形態の光デバイスに含まれるレンズの底面の例示的かつ模式的な平面図である。 図15は、第9実施形態の光デバイスに含まれるレンズの底面の例示的かつ模式的な平面図である。 図16は、第10実施形態の光デバイスに含まれるレンズの底面の例示的かつ模式的な平面図である。 図17は、第11実施形態の光デバイスの一部の図3と同等位置における例示的かつ模式的な断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
以下に示される複数の実施形態は、同様の構成を備えている。よって、各実施形態の構成によれば、当該同様の構成に基づく同様の作用および効果が得られる。また、以下では、それら同様の構成には同様の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される場合がある。
本明細書において、序数は、部位や、方向等を区別するために便宜上付与されており、優先順位や順番を示すものではない。
また、各図において、X方向を矢印Xで表し、Y方向を矢印Yで表し、Z方向を矢印Zで表す。X方向、Y方向、およびZ方向は、互いに交差するとともに互いに直交している。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の光デバイス100の上蓋1d(図2参照)を外した状態を示す平面図である。また、図2は、図1のII-II位置における光デバイス100の断面図(側面図)である。光デバイス100は、半導体レーザモジュールである。
図1に示されるように、光デバイス100は、筐体1を備えている。筐体1は、出力ポート1aと、四つの側壁1bと、底壁1cと、上蓋1dと、を備えている。
底壁1cは、Z方向の反対方向の端部に位置した板状の部材である。底壁1cは、Z方向と交差するとともに直交し、X方向およびY方向に延びている。底壁1cは、例えば、銅タングステン(CuW)や、銅モリブデン(CuMo)、酸化アルミニウム(Al)のような、熱伝導率が高い材料で作られる。
側壁1bは、それぞれ、板状の部材である。また、側壁1bは、それぞれ、底壁1cと略直交するとともに、X方向またはY方向と交差するとともに直交し、Z方向に延びている。
X方向の端部に位置する側壁1bには、出力ポート1aが設けられている。出力ポート1aにはレンズ2が収容されている。また、出力ポート1aは、外部に出力光を出力する光ファイバ3を支持している。
上蓋1dは、Z方向の端部に位置した板状の部材である。上蓋1dは、Z方向と交差するとともに直交し、X方向およびY方向に延びている。上蓋1dは、底壁1cと略平行である。
出力ポート1a、側壁1b、および上蓋1dは、例えば、Fe-Ni-Co合金や、酸化アルミニウム(Al)のような、熱膨張係数が低い材料で作られる。
筐体1内の収容室は、例えば、気密封止されている。筐体1内には、例えば、窒素ガスのような不活性ガスが収容されてもよい。この場合、窒素ガスは、気体の一例である。
筐体1内には、ペルチェモジュール10や、チップオンサブマウント4、レンズ5、光アイソレータ6、ビームスプリッタ7、フォトダイオード8、波長ロッカ9、フォトダイオード91,92、レンズ20Aのような部品が収容されている。これら部品のうち、チップオンサブマウント4、レンズ5、光アイソレータ6、ビームスプリッタ7、フォトダイオード8、波長ロッカ9、フォトダイオード91,92、およびレンズ20Aは、光学部品の一例である。光学部品は、例えば、光を出力したり、光を受光したり、光を伝送したり、光に作用を与えたりする部品である。なお、筐体1内には、上述した部品以外の部品が収容されてもよい。
ペルチェモジュール10は、電流を流す方向に応じて吸熱または発熱を行う。ペルチェモジュール10は、熱電モジュールであり、温度調整機構の一例である。
図2に示されるように、ペルチェモジュール10は、第一基板10aと、第二基板10bと、複数の熱電素子10cと、配線パターン10dと、を有している。
第一基板10aおよび第二基板10bは、セラミックなどの熱伝導性が高い絶縁性の材料で作られている。
第一基板10aのZ方向の端部の表面10a1は、Z方向を向き、Z方向と交差するとともにX方向およびY方向に延びている。チップオンサブマウント4や、レンズ5、光アイソレータ6、ビームスプリッタ7、フォトダイオード8、波長ロッカ9、フォトダイオード91,92、レンズ20Aのような光学部品は、表面10a1上に実装され、当該表面10a1に支持されている。また、これら光学部品と第一基板10aとは、熱的に接続されている。表面10a1は、部品の実装面の一例である。Z方向は、第一方向の一例である。なお、表面10a1には、光学部品ではない部品が実装されてもよい。言い換えると、表面10a1は、光学部品ではない部品を支持してもよい。
また、第二基板10bのZ方向の反対方向の端部の裏面10b1は、Z方向の反対方向を向き、Z方向と交差するとともにX方向およびY方向に延びている。裏面10b1は、底壁1cと固定されている。第二基板10bと底壁1cとは、熱的に接続されている。裏面10b1は、筐体1へのペルチェモジュール10の取付面である。ペルチェモジュール10は、筐体1に固定された部材の一例である。
熱電素子10cは、第一基板10aと第二基板10bとの間に設けられた柱状の半導体素子である。熱電素子10cは、P型半導体またはN型半導体、例えば、ビスマステルル系の半導体で作られる。複数の熱電素子10cは、第一基板10aおよび第二基板10bに設けられた配線パターン10dによってPN接合を形成する状態で直列に接続されている。配線パターン10dを介して直列に接続された複数の熱電素子10cを含む回路には、不図示の配線から電力が供給される。当該回路、すなわちペルチェモジュール10は、当該電力の電流の向きに応じて、吸熱または発熱する。
表面10a1に支持されたチップオンサブマウント4や、レンズ5、光アイソレータ6、ビームスプリッタ7、フォトダイオード8、波長ロッカ9、フォトダイオード91,92、レンズ20Aのような光学部品は、ペルチェモジュール10によって冷却あるいは加熱される。
チップオンサブマウント4は、レーザ素子4aと、サブマウント4bと、を有している。レーザ素子4aは、半導体レーザ素子であり、例えば、波長可変光源である。サブマウント4bは、レーザ素子4aを支持している。サブマウント4bは、熱伝導性が高い絶縁性の材料で作られている。レーザ素子4aと第一基板10aとは、サブマウント4bを介して熱的に接続されている。チップオンサブマウント4は、発光ユニットの一例である。
レーザ素子4aは、外部から不図示の配線から供給された電力によって作動し、レーザ光L1を出力ポート1a側に出力するとともに、レーザ光L2を出力ポート1aとは反対側に出力する。レーザ光L1のパワーとレーザ光L2のパワーとは比例関係にある。
図1に示されるように、レーザ光L1は、レンズ5、光アイソレータ6、ビームスプリッタ7、およびレンズ2を介して、光ファイバ3へ導かれ、当該光ファイバ3と結合される。また、レーザ光L2は、レンズ20Aを介して、波長ロッカ9へ入力される。
レンズ5は、レーザ光L1をコリメートする。
光アイソレータ6はコリメートされたレーザ光L1をビームスプリッタ7に透過するとともに、当該ビームスプリッタ7からの光の戻りを阻止する。
ビームスプリッタ7は、レーザ光L1の大部分をレンズ2へ出力し、レーザ光L1の一部をフォトダイオード8へ出力する。レンズ2はビームスプリッタ7からのレーザ光L1を集光し光ファイバ3に結合させる。
フォトダイオード8は、ビームスプリッタ7からのレーザ光を受光し、受光強度に応じた検出信号を出力する。検出信号は、不図示の配線を介して制御器に入力される。制御器は、フォトダイオード8からの検出信号に基づいて、レーザ素子4aの作動を制御する。
また、レンズ20Aは、レーザ光L2をコリメートする。
波長ロッカ9は、レーザ光L2を2つに分岐する。レーザ光L2の分岐光のうちの一つは、フォトダイオード91へ入力され、もう一つは、波長に対して透過特性が周期的に変化するエタロンフィルタ(不図示)を介してフォトダイオード92へ入力される。波長ロッカ9は、例えば、石英系ガラスを構成材料とした平面光波回路(planar lightwave circuit:PLC)によって構成される。
フォトダイオード91,92は、波長ロッカ9からのレーザ光を受光し、受光強度に応じた検出信号を出力する。フォトダイオード91,92の検出信号は、それぞれ、レーザ光L2の強度と波長とを示す。検出信号は、不図示の配線を介して制御器に入力される。
制御器は、フォトダイオード91,92からの検出信号に基づいて、レーザ素子4aの作動を制御する。波長ロッカ9およびフォトダイオード91,92は、波長検出機構を構成する部品である。
図3は、光デバイス100の一部の図1のIII-III位置における断面図であり、図4は、光デバイス100の一部の図1のIV-IV位置における断面図である。
図3,4の断面図(側面図)には、ペルチェモジュール10の一部とレンズ20Aとが含まれている。図3,4に示されるように、レンズ20Aは、接着剤30を介して、ペルチェモジュール10の表面10a1と接着されている。表面10a1は、接着面とも称されうる。
レンズ20Aは、ボディ21と、レンズ部22と、を有している。レンズ部22は、ボディ21のZ方向の中間位置に、設けられている。ボディ21およびレンズ部22は、同じ材料によって、一体に成形されている。ボディ21およびレンズ部22は、例えば、シリコンや、合成樹脂材料、光学ガラス材料等によって作られうる。レーザ光は、レンズ部22を、X方向またはX方向の反対方向に、屈折しながら透過する。
レンズ20Aは、Z方向の反対方向の端部に、表面10a1と面した底面20aを有している。底面20aは、Z方向の反対方向を向き、Z方向と交差するとともに直交し、X方向およびY方向に延びている。底面20aは、表面10a1とZ方向に間隔をあけて面するとともに、当該表面10a1と略平行である。底面20aは、レンズ20Aの表面の一部である。
接着剤30は、少なくとも表面10a1と底面20aとの間に介在している。接着剤30は、例えば、エポキシ樹脂を含む材料で作られる。接着剤30は、電磁波硬化性、熱硬化性、あるいは湿度硬化性を有してもよい。底面20aは、接着面とも称されうる。また、底面20aは、第一面の一例である。
なお、レンズ20Aは、Z方向の端部に、頂面20bを有している。頂面20bは、Z方向を向き、Z方向と交差するとともに直交し、X方向およびY方向に延びている。
また、レンズ20Aは、図4に示されるように、X方向の端部およびX方向の反対方向の端部に、それぞれ、側面20cを有している。側面20cのうち、X方向の端部に位置した側面20c1は、X方向を向き、X方向と交差するとともに直交し、Y方向およびZ方向に延びている。また、側面20cのうち、X方向の反対方向の端部に位置した側面20c1は、X方向の反対方向を向き、X方向と交差するとともに直交し、Y方向およびZ方向に延びている。側面20cは、レンズ20Aの表面の一部である。また、側面20cは、底面20aとは異なる方向を向いた第二面の一例である。
図3に示されるように、側面20c1のうち、底面20aと隣接した領域、例えば、側面20c1のうちZ方向の中間位置よりも底面20aに近い位置には、溝20eが設けられている。溝20eは、X方向の反対方向に凹み、X方向に開放され、Y方向に延びている。また、溝20eは、側面20c1のY方向の両端部間に渡って延びており、当該溝20eのY方向およびY方向の反対方向の端部20e1は、それぞれ、側面20dにおいて、X方向またはX方向の反対方向に開放されている。溝20eは、第一凹部の一例である。側面20dは、溝20eが設けられた面としての側面20c1とは異なる面の一例である。また、Y方向およびY方向の反対方向は、溝20eの長手方向の一例である。
溝20eは、例えば、ダイシングのような切削加工により設けることができる。また、レンズ20Aが金型に入れた流動素材から製造される場合、当該金型に溝20eを形成する突起が設けられてもよい。
当該溝20eが設けられた側面20c1は、図1,2に示されるように、チップオンサブマウント4のサブマウント4bのX方向の反対方向の端部の側面4b1と隙間をあけて面している。チップオンサブマウント4は、別の部品の一例である。
また、図3に示されるように、レンズ20Aは、Y方向の端部およびY方向の反対方向の端部に、それぞれ、側面20dを有している。Y方向の端部に位置した側面20dは、Y方向を向き、Y方向と交差するとともに直交し、X方向およびZ方向に延びている。また、Y方向の反対方向の端部に位置した側面20dは、Y方向の反対方向を向き、Y方向と交差するとともに直交し、X方向およびZ方向に延びている。側面20dは、レンズ20Aの表面の一部である。また、側面20dは、底面20aとは異なる方向を向いた第二面の一例である。
このような構成を有したレンズ20Aは、例えば、次のような工程で、表面10a1上に接着される。まず、表面10a1上に流動性を有した未硬化状態の接着剤30が塗布される。次に、例えば把持工具やロボットによって仮保持されたレンズ20Aが、表面10a1に近づけられ、底面20a、側面20c,20dのうち底面20aと隣接した領域、および溝20eが、流動性を有した状態の接着剤30に浸けられる。次に、流動性を有した状態の接着剤30に浸けられた状態で、レンズ20Aにおいて所定の光路が得られるよう、仮保持されたレンズ20Aが位置決めされる。次に、時間の経過、あるいは電磁波、熱、もしくは湿度等の印加により、接着剤30が硬化する。接着剤30が硬化した後、把持工具やロボットによる仮保持が解除される。
本実施形態では、接着剤30によりレンズ20Aと表面10a1とが接着された状態において、接着剤30は、底面20a、側面20c,20dのうち底面20aと隣接した領域、および溝20e(当該溝20eを形成する面)と、接している。すなわち、本実施形態では、溝20eが設けられている分、溝20eが設けられていない構成と比べて、レンズ20Aの表面(外面)のうち接着剤30と接している領域の面積が大きい。したがって、本実施形態によれば、例えば、溝20eが設けられていない構成に比べて、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度を高めることができる、という利点が得られる。
ここで、溝20eの深さは、所要の接着強度を得るという観点等から、例えば、20[μm]以上かつ200[μm]以下であるのが好ましいことが判明している。
また、上述した工程において、流動性を有した状態の接着剤30にレンズ20Aを浸けた際、当該流動性を有した状態の接着剤30は、表面張力(分子間力)等によって溝20e内に流入する。よって、接着剤30は、表面10a1上の塗布面積よりも縮小した状態で固化する。したがって、本実施形態によれば、例えば、表面10a1を接着剤30が覆う面積をより小さくすることができ、ひいては、筐体1内で光学部品をより集積して配置しやすくなる、という利点が得られる。
さらに、溝20eは、上述したように、チップオンサブマウント4の側面4b1と面した側面20c1に設けられている。よって、流動性を有した状態の接着剤30にレンズ20Aを浸けた際、表面10a1上に位置した接着剤30のうち側面4b1の近くに位置している部位は、溝20e内に向けて、当該側面4b1から離れる方向に流動することになる。また、接着剤30が溝20e内に流動する作用は、溝20eに近いほど強くなる。したがって、チップオンサブマウント4と面した側面20c1に溝20eが設けられた構成によれば、例えば、接着剤30がチップオンサブマウント4に到達した状態で固化するのを抑制しやすい、という利点が得られる。チップオンサブマウント4は、レンズ20Aの周辺に位置した別の部品の一例である。
また、溝20eのY方向およびY方向の反対方向の端部20e1は、上述したように、当該溝20eが設けられた側面20c1とは異なる側面20dにおいて、開放されている。仮に、溝20eの端部20e1が開放されず、閉じられていたとすると、レンズ20Aを流動性を有した接着剤30に浸ける段階で、溝20e内に存在していた気泡が、溝20e内に閉じ込められ、残存する虞がある。この点、本実施形態によれば、流動性を有した接着剤30は、端部20e1が開放されている分、当該溝20e内でY方向およびY方向の反対方向に流動しやすくなり、その分、気泡は接着剤30によって溝20e内から押し出され、当該溝20e内には残存し難くなる。よって、本実施形態によれば、例えば、溝20e内での気泡の残存による接着剤30の接着強度の低下を抑制しやすくなる、という利点が得られる。
なお、本実施形態では、側面20c1において溝20eが設けられたが、溝20eのような凹部に替えて一つまたは複数の凸部が設けられた場合においても、同様の効果が得られる。この場合、凸部は、突起あるいは凸条であってもよい。当該凸部は、第一凸部の一例である。また、凹部(第一凹部)は、例えば一つまたは複数の有底孔のような、溝20eとは異なる凹部であってもよい。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態の光デバイス100の一部の図3と同等位置における断面図であり、図6は、第2実施形態の光デバイス100の一部の図4と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Bを備えている。
レンズ20Bの側面20c1には、複数の溝20eが設けられている。複数の溝20eには、Z方向に互いに離間してY方向に延びた複数の溝20e-1と、Y方向に互いに離間してZ方向に延びた複数の溝20e-2と、を含んでいる。これら複数の溝20eは、互いに接続されている。また、Y方向に延びた溝20e-1の端部20e1は、側面20dにおいて開放されている。
また、本実施形態では、側面20c1のうち複数の溝20eで囲まれた部位は、溝20eの底面に対して相対的に突出した突起20fを構成している。突起20fは、第一凸部の一例である。
このような構成によれば、第1実施形態と比べて、溝20eの数が多くかつ溝20eの長さが長くなる分、レンズ20Aの表面(外面)のうち接着剤30と接している領域の面積がより大きくなる。したがって、本実施形態によれば、例えば、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度をより高めることができる、という利点が得られる。
また、複数の溝20eが互いに交差していることにより、例えば、気泡が溝20eからより抜けやすくなり、溝20e内での気泡の残存による接着剤30の接着強度の低下をより一層抑制しやすくなる、という利点が得られる。
[第3実施形態]
図7は、第3実施形態の光デバイス100の一部の図3と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Cを備えている。
レンズ20Bの側面20c1には、複数の溝20eが設けられている。複数の溝20eは、Y方向とZ方向との間の方向に延びた複数の溝20eと、Y方向の反対方向とZ方向との間の方向に延びた複数の溝20eと、を含んでいる。これら複数の溝20eは、互いに接続されている。また、Y方向の端部およびY方向の反対方向の端部に位置する溝20eの端部20e1は、側面20dにおいて開放されている。
本実施形態によっても、溝20eの数がより多くかつ溝20eの長さがより長くなる分、例えば、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度をより高めることができる、という利点が得られる。
[第4実施形態]
図8は、第4実施形態の光デバイス100の一部の図4と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Dを備えている。
レンズ20Dは、複数の側面20c1,20c2において、溝20eが設けられている。
本実施形態によっても、溝20eの数がより多くかつ溝20eの長さがより長くなる分、例えば、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度をより高めることができる、という利点が得られる。
[第5実施形態]
図9は、第5実施形態の光デバイス100の一部の図4と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Eを備えている。
レンズ20Eは、側面20c1および複数の側面20dにおいて、溝20eが設けられている。
本実施形態によっても、溝20eの数がより多くかつ溝20eの長さがより長くなる分、例えば、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度をより高めることができる、という利点が得られる。
[第6実施形態]
図10は、第6実施形態の光デバイス100の一部の図4と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Fを備えている。
レンズ20Fは、複数の側面20c1および複数の側面20dにおいて、溝20eが設けられている。
本実施形態によっても、溝20eの数がより多くかつ溝20eの長さがより長くなる分、例えば、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度をより高めることができる、という利点が得られる。
[第7実施形態]
図11は、第7実施形態の光デバイス100の一部の図3と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Gを備えている。
レンズ20Gは、側面20c1において、粗面20gが設けられている。粗面20gは、側面20c1に設けられた凹凸構造であり、複数の微少な凹部(第一凹部)および複数の微少な凸部(第一凸部)を含んでいる。粗面20gは、レンズ20Gの表面の他の部位、すなわち当該粗面20g以外の領域よりも面粗度が大きい領域である。粗面20gは、接着剤30と接する位置、例えば、側面20c1のうちZ方向の中間位置よりも底面20aに近い位置が含まれるように、設けられる。また、粗面20gは、例えば、微粒子ブラストや、ケミカルエッチング等によって形成されうる。
本実施形態では、粗面20gが設けられている分、粗面20gが設けられていない構成と比べて、レンズ20Aの表面(外面)のうち接着剤30と接している領域の面積が大きい。したがって、本実施形態によれば、例えば、粗面20gが設けられていない構成に比べて、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度を高めることができる、という利点が得られる。
なお、本実施形態では、側面20c1のうち粗面20gが設けられた部位に、溝20eが設けられているが、溝20eは必須ではない。また、粗面20gは、側面20c2,20dや、底面20aに設けられてもよいし、底面20aおよび側面20c,20dのうちの複数の面に設けられてもよい。
[第8実施形態]
図12は、第8実施形態の光デバイス100の一部の図3と同等位置における断面図であり、図13は、第8実施形態の光デバイス100の一部の図4と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Hを備えている。また、図14は、レンズ20Hの底面20aの平面図である。
図12~14に示されるように、レンズ20Hにあっては、底面20aに複数の溝20eが設けられている。複数の溝20eは、X方向に延びた溝20eと、Y方向に延びた溝20eと、を含み、いずれもZ方向の反対方向に開放されている。これら複数の溝20eは、底面20aの中央で交差し、互いに接続されている。各溝20eの長手方向の端部20e1は、側面20c,20dのうちいずれかにおいて開放されている。また、底面20aは、溝20eの底面に対して相対的に突出した突起20fを構成している。
本実施形態のように、底面20aに溝20eが設けられた構成においても、上記実施形態のように側面20c,20dに溝20eが設けられた構成と同様の効果が得られる。
[第9実施形態]
図15は、第9実施形態のレンズ20Iの底面20aの平面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Iを備えている。
本実施形態では、底面20aには、上記第8実施形態の溝20eと同様の溝20e-3と、中央部において凹んだ凹部20e-4と、が設けられている。凹部20e-4は、底面20aの外周に対して一定距離内側に位置した四角形状の開口を有した、有底孔である。凹部20e-4の周囲の底面20aは、当該凹部20e-4の底面に対して相対的に突出し、等幅の壁のような突起20f(凸条)を構成している。この場合、溝20e-3は、当該突起20fに設けられ、凹部20e-4を側面20c,20dにおいてX方向、X方向の反対方向、Y方向、またはY方向の反対方向に開放する切欠として機能している。溝20e-3および凹部20e-4は、第一凹部の一例である。
本実施形態のように、底面20aに凹部20e-4が設けられた構成においても、上記第8実施形態と同様の効果が得られる。
[第10実施形態]
図16は、第10実施形態のレンズ20Jの底面20aの平面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Jを備えている。
本実施形態では、底面20aには、Z方向の反対方向に一定の高さで突出した複数の円柱状の突起20fが設けられている。複数の突起20fは、マトリクス状に配置されている。本実施形態では、底面20aは、突起20fの頂面に対して相対的に凹んだ凹部を構成している。この場合の凹部は、X方向、X方向の反対方向、Y方向、およびY方向の反対方向において、開放されている。なお、突起20fの形状は、円柱状には限定されない。
突起20fは、切削加工や、型における凹部の形成等により、形成することができる。
本実施形態のように、底面20aに突起20fが設けられた構成においても、底面20aに溝20eあるいは凹部20e-4が設けられた第7実施形態や第8実施形態と同様の効果が得られる。
[第11実施形態]
図17は、第11実施形態の光デバイス100の一部の図3と同等位置における断面図である。本実施形態の光デバイス100は、第1実施形態のレンズ20Aに替えて、レンズ20Kを備えている。
本実施形態では、底面20aには、その中央において、Z方向の反対方向に突出した一つの突起20fが設けられている。突起20fは、角柱状の形状を有している。底面20aは、突起20fの頂面に対して相対的に凹んだ凹部を構成している。この場合の凹部も、X方向、X方向の反対方向、Y方向、およびY方向の反対方向において、開放されている。なお、突起20fの形状は、例えば円柱状のような、角柱状とは異なる形状を有していてもよい。
また、本実施形態では、表面10a1に、接着剤30を収容する凹部10eが設けられている。凹部10e(当該凹部10eを形成する面)は、接着剤30と接している。本実施形態では、凹部10eが設けられている分、凹部10eが設けられていない構成と比べて、表面10a1のうち接着剤30と接している領域の面積が大きい。したがって、本実施形態によれば、例えば、凹部10eが設けられていない構成に比べて、接着剤30による表面10a1とレンズ20Aとの接着強度を高めることができる、という利点が得られる。凹部10eは、第二凹部の一例である。
さらに、本実施形態では、凹部10eには、突起20fが部分的に収容されている。この場合、凹部10eを、突起20fに対する緩やかな位置決めとして利用することができる。このような位置決め構造は、例えば、上述した所要の光路を得るための位置決めの前段階における仮位置決めや仮置き時の目印等に、利用することができる。
なお、本実施形態では、表面10a1において凹部10eが設けられたが、凹部10eに替えて一つまたは複数の凸部が設けられた場合においても、同様の効果が得られる。この場合、凸部は、突起あるいは凸条であってもよい。当該凸部は、第二凸部の一例である。また、その場合、レンズ20Kの底面20aには、当該凸部を収容する凹部が設けられてもよい。この場合、当該凹部は、第一凹部の一例である。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、型式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
例えば、第一凹部あるいは第一凸部が設けられる光学部品は、実施形態のレンズには限定されず、例えば、他のレンズや、ミラー、ビームスプリッタ、コンバイナ、光アイソレータ、フィルタのような、他の光学部品であってもよい。
また、第一凹部や第一凸部が光学部品の第二面に設けられる場合、当該第一凹部や第一凸部は、当該第二面において、第一面と隣接した領域だけ、例えば第二面の第一方向の中央よりも第一面に近い領域だけに、設けられる必要はなく、第二面の第一方向の中央位置よりも第一面から遠い側を含むように設けられてもよい。
また、第一凹部または第一凸部は、第一面および第二面の双方に設けられてもよい。
また、接着剤の塗布は、実装面上に光学部品を仮置きした後に塗布されてもよい。この場合においても、より大きな接着面積や、気泡の抜けに関して、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、実装面は、筐体に設けられてもよいし、筐体に固定されたペルチェモジュール以外の部品または部材に設けられてもよい。
1…筐体
1a…出力ポート
1b…側壁
1c…底壁
1d…上蓋
2…レンズ
3…光ファイバ
4…チップオンサブマウント(別の部品)
4a…レーザ素子
4b…サブマウント
4b1…側面
5…レンズ
6…光アイソレータ
7…ビームスプリッタ
8…フォトダイオード
9…波長ロッカ
10…ペルチェモジュール
10a…第一基板
10a1…表面
10b…第二基板
10b1…裏面
10c…熱電素子
10d…配線パターン
10e…凹部(第二凹部)
20A~20K…レンズ
20a…底面(第一面)
20b…頂面
20c,20c1,20c2,20d…側面(第二面)
20e,20e-1,20e-2,20e-3…溝(第一凹部)
20e-4…凹部(第一凹部)
20e1…端部
20f…突起
20g…粗面
21…ボディ
22…レンズ部
30…接着剤
91,92…フォトダイオード
100…光デバイス
L1,L2…レーザ光
X…方向
Y…方向
Z…方向(第一方向)

Claims (16)

  1. 筐体と、
    前記筐体、または当該筐体内に収容されるとともに当該筐体と固定された部材に設けられた実装面と、
    前記実装面と面した第一面と、当該第一面とは異なる方向を向いた第二面と、を有し、少なくとも前記実装面と前記第一面との間に介在した接着剤を介して接着された光学部品であって、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に前記接着剤が接した第一凹部および前記接着剤が接した第一凸部のうち少なくとも一方が設けられた、光学部品と、
    を備えた、光デバイス。
  2. 前記第一凹部または前記第一凸部が、前記光学部品の前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方を含む複数の面に設けられた、請求項1に記載の光デバイス。
  3. 前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部として、溝が設けられた、請求項1または2に記載の光デバイス。
  4. 前記溝として、複数の溝が設けられた、請求項3に記載の光デバイス。
  5. 前記複数の溝が互いに交差した、請求項4に記載の光デバイス。
  6. 前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凸部として、複数の突起が設けられた、請求項1~5のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  7. 前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部として、当該第一凹部が設けられた面とは異なる面に開放された第一凹部が設けられた、請求項1~6のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  8. 前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部として、溝が設けられ、
    前記溝の長手方向の端部が、当該溝が設けられた面とは異なる面において開放された、請求項1~7のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  9. 前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一方の面に、前記第一凹部および前記第一凸部を含み、前記光学部品の表面の他の部位よりも面粗度が大きい粗面が設けられた、請求項1~8のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  10. 前記筐体内に収容され、前記実装面上に固定され、前記第二面と間隔をあけて面した別の部品を備え、
    当該別の部品と間隔をあけて面した前記第二面に、前記接着剤が接した第一凹部および前記接着剤が接した第一凸部のうち少なくとも一方が設けられた、請求項1~9のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  11. 前記実装面に、前記接着剤が接した第二凹部および前記接着剤が接した第二凸部のうち少なくとも一方が設けられた、請求項1~10のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  12. 前記実装面に、前記第一面に設けられた前記第一凸部を収容した第二凹部、および前記第一面に設けられた前記第一凹部に収容された第二凸部のうち少なくとも一方が設けられた、請求項11に記載の光デバイス。
  13. 前記第一凸部の高さまたは前記第一凹部の深さが、20[μm]以上かつ200[μm]以下である、請求項1~12のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  14. 前記接着剤は、エポキシ樹脂を含む材料で作られた、請求項1~13のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  15. 前記光学部品は、レンズ、ミラー、ビームスプリッタ、コンバイナ、光アイソレータ、およびフィルタ、のうちいずれか一つである、請求項1~14のうちいずれか一つに記載の光デバイス。
  16. 光デバイスに取り付けられる光学部品であって、
    他の部材の実装面と面し当該実装面と接着される第一面と、
    前記第一面とは異なる方向を向いた第二面と、
    を有し、
    前記第二面内で前記第一面と隣接した領域および前記第一面のうち少なくとも一方に、凹部または凸部が設けられた、光学部品。
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