JP2022121017A - 建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】天井搬送レール専用の吊り元が不要となり、専用の吊り元や天井パネルの施工に関わらずに天井搬送レールを設置でき、工期を短縮でき、天井搬送レールの軌道修正や精度の高い位置調整を効率よく簡単な作業により行え、装置レイアウトの変更を容易に行える。【解決手段】建物の躯体天面に吊り下げられた下地フレーム11によって支持された天井パネル12を備えた吊り天井10と、下地フレーム11に支持され第2方向Yに延び第1方向Xに間隔をあけて設けられる複数のサイドバー3と、天井搬送レール2を上方から連結した状態でユニット化して第1方向Xに延びるユニットフレーム4と、を備え、ユニットフレーム4は、複数のサイドバー3の上側に位置し、第1方向X、第2方向Y、及び上下方向Zに移動可能に設けられ、位置調整された所定位置でサイドバー3に対して吊り下げられた状態で支持された構成の建物内天井搬送システムを提供する。【選択図】図1
Description
本発明は、建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法に関する。
従来、半導体工場におけるクリーンルームでは、半導体装置同士の間をウェハーが移動する際に収納される保管部を天井面に設置した天井搬送レールを軌道にして自動搬送する天井搬送設備が知られている。
ここで、クリーンルーム等の建物の天井として、吊り天井が多用されている。このような吊り天井は、水平の一方向に所定の間隔をあけて並設される複数の野縁と、野縁に直交し、水平の他方向に所定の間隔をあけて並設され、複数の野縁に一体に接続して設けられる複数の野縁受けと、下端を野縁受けに接続し、上端を上階の床材等の上部構造(建物躯体)に固着して配設される複数の吊りボルト(吊り部材)と、野縁の下面にビス留めなどによって一体に取り付けられ、下階の天井面を形成する天井パネルと、を備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示されるような従来の天井構造に対する天井搬送設備の設置方法では、以下のような問題があった。
すなわち、従来の天井搬送レールは、天井パネルに設置したり、天井パネルの下地材等天井フレームの躯体天面に対して天井搬送レール専用の吊り元を別に設置している。そのため、天井搬送設備を設置する施工は、天井パネルや専用の吊り元の施工が完了した後で開始することとなり、工期が長くなるという問題があった。例えば、上述したように半導体工場におけるクリーンルームに採用される場合には、半導体装置の稼働時期が天井搬送設備の完成よりも早くなるケースがある。つまり、天井搬送設備が完成するまでの間は、作業員が台車等で搬送を行う対応となり生産効率が低下することから、その点で改善の余地があった。
すなわち、従来の天井搬送レールは、天井パネルに設置したり、天井パネルの下地材等天井フレームの躯体天面に対して天井搬送レール専用の吊り元を別に設置している。そのため、天井搬送設備を設置する施工は、天井パネルや専用の吊り元の施工が完了した後で開始することとなり、工期が長くなるという問題があった。例えば、上述したように半導体工場におけるクリーンルームに採用される場合には、半導体装置の稼働時期が天井搬送設備の完成よりも早くなるケースがある。つまり、天井搬送設備が完成するまでの間は、作業員が台車等で搬送を行う対応となり生産効率が低下することから、その点で改善の余地があった。
また、従来の場合の施工では、半導体装置に対する保管部の設置位置に高い精度が要求されることから、天井搬送設備の天井搬送レールの設置にも高い精度が必要となっている。そのため、吊り元となる天井フレームと吊りボルトの位置関係により天井搬送レールの精度を出すことから、位置調整に多大な時間を要している。しかも、天井搬送レールの施工と同時に位置調整の作業を行う必要があることから、1工程の作業に要する時間の短縮が困難となっていた。
また、半導体工場の天井搬送設備の場合には、半導体装置の装置レイアウトが変更されることが多く、そのレイアウト変更に合わせてレール軌道の修正と精密な調整が必要となっていた。すなわち、天井搬送レールの位置を変更するためには天井フレームに取り付けたレースウェイの固定ボルトを緩め、位置調整後に改めてすべてを締め直して固定する必要がある。
さらに、大幅なレイアウト変更となる場合には、レースウェイそのものから取り外して対応する必要があり、調整作業を含め、より大規模な工事が必要になるという問題があった。
さらに、大幅なレイアウト変更となる場合には、レースウェイそのものから取り外して対応する必要があり、調整作業を含め、より大規模な工事が必要になるという問題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、天井搬送レール専用の吊り元が不要となり、専用の吊り元や天井パネルの施工に関わらずに天井搬送レールを設置することができ、工期を短縮できる建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法を提供することを目的とする。
また、本発明の別の目的は、天井搬送レールの軌道修正や精度の高い位置調整を効率よく簡単な作業により行うことができる建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法を提供することである。
さらにまた、本発明の別の目的は、装置レイアウトの変更を容易に行うことができる建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法を提供することである。
また、本発明の別の目的は、天井搬送レールの軌道修正や精度の高い位置調整を効率よく簡単な作業により行うことができる建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法を提供することである。
さらにまた、本発明の別の目的は、装置レイアウトの変更を容易に行うことができる建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る建物内天井搬送システムは、建物の躯体天面に物品を搬送するための天井搬送レールを備えた建物内天井搬送システムであって、前記躯体天面に支持され前記天井搬送レールの延在方向である第1方向に直交する第2方向に延び前記第1方向に間隔をあけて設けられる複数のサイドバーと、前記天井搬送レールを上方から連結した状態でユニット化して前記第1方向に延びるユニットフレームと、を備え、前記ユニットフレームは、前記複数のサイドバーに対して前記第1方向、前記第2方向、及び上下方向に移動可能に設けられ、位置調整された所定位置で前記サイドバーに対して吊り下げられた状態で支持されていることを特徴としている。
また、本発明に係る建物内天井搬送レールの施工方法は、建物の躯体天面に物品を搬送するための天井搬送レールを設置する建物内天井搬送レールの施工方法であって、前記躯体天面に支持され前記天井搬送レールの第1方向に直交する第2方向に延び前記第1方向に間隔をあけて複数のサイドバーを設ける工程と、前記天井搬送レールに対して前記第1方向に延びるユニットフレームによって上方から連結した状態でユニット化した搬送レールユニットを設ける工程と、前記天井搬送レールを備えた前記ユニットフレームを、前記複数のサイドバーの上側に配置して前記第1方向、前記第2方向、及び上下方向に移動させることで位置調整し、所定位置で前記サイドバーに対して吊り下げられた状態で支持する工程と、を有することを特徴としている。
本発明では、天井搬送レールをユニット化したユニットフレームを吊り下げた状態で支持するサイドバーが躯体天面に支持されることから、躯体天面の施工が完成した段階で、その躯体天面に対してサイドバーを取り付け、ユニットフレームとともに天井搬送レールを施工することができる。そのため、天井搬送レール専用の吊り元が不要となり、専用の吊り元や天井パネルの施工に関わらずに天井搬送レールを設置することができる。すなわち、専用の吊り元や天井パネルの完成前に天井搬送レールを施工することができ、工期を短縮できる。
また、本発明では、複数のサイドバーに対して案内可能な状態でユニットフレームが配置されるため、サイドバーに対してユニットフレームを第1方向及び第2方向に容易に移動させることができ、かつ上下方向にも移動させることが可能となる。このように、ユニットフレームを効率よく簡単な作業により高い精度で位置調整を行うことができ、工期の短縮を図ることができる。
また、本発明では、軽微な装置レイアウトの変更の場合には、ユニットフレームにおけるサイドバーに対する固定を解除することで、ユニットフレームを第1方向、第2方向、及び上下方向の位置を調整することができる。また、サイドバーに対するユニットフレームの移動範囲を超えた大幅なレイアウト変更を行う場合であっても、天井搬送レールの施工を前倒しすることによって装置レイアウトの変更にかかる工事期間をより長く確保することができる。このように本発明では、装置レイアウト変更に対する高い追従性をもたせることができる。
さらに、本発明では、サイドバーを躯体の天井や天井空間である躯体天面に対して設ける構成であるので、従来のように天井パネルや専用の吊り元に天井搬送レールを設ける場合に比べて、サイドバーを上下方向の任意の高さに設置することができる。そのため、例えば、天井懐のデッドスペースがある場合に、このデッドスペースにサイドバーと天井搬送レールを配置することも可能となり、スペースを有効的に利用できる。
また、本発明に係る建物内天井搬送システムは、前記躯体天面には、吊り下げられた下地フレームによって支持された天井パネルを備えた吊り天井が設けられ、前記サイドバーは、前記下地フレームに支持されていることを特徴としてもよい。
この場合には、サイドバーが躯体天面である下地フレームに支持されているので、下地フレームの施工が完成した段階で、その下地フレームに対してサイドバーの取り付け作業を行うことができる。そのため、サイドバーにユニットフレームを介して天井搬送レールを施工することができ、下地フレームに設けられる天井パネルの完成前に天井搬送レールの施工を行うことができ、工期を短縮することができる。
また、本発明に係る建物内天井搬送システムは、前記サイドバーには、前記躯体天面に対する上下方向の高さを調整する高さ調整部材が設けられていることを特徴としてもよい。
この場合、ユニットフレームをサイドバーに対して吊り下げて支持させる際に、ユニットフレームの上下方向の位置を、高さ調整部材を使用して容易に調整することができる。
また、本発明に係る建物内天井搬送システムは、前記ユニットフレームは、水平面内で枠状に形成されていることを特徴としてもよい。
この場合には、複数のサイドバーに対して枠状のユニットフレームが安定した姿勢で載置されるので、ユニットフレームを位置調整する際にサイドバーに案内させることで精度よく移動させることができる。
また、本発明に係る建物内天井搬送システムは、前記サイドバーは、上下方向に複数段に設けられ、下段側のサイドバーは、直上の上段側のサイドバー、又は前記躯体天面からガイド吊り材によって吊り下げられ、前記下段側のサイドバーには、前記天井搬送レールが設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、天井搬送レールを上下方向に複層化することが可能となる。
また、上述したように、天井懐のデッドスペースにサイドバーと天井搬送レールを配置して天井搬送レールを複層化する場合には、従来のように上段の天井搬送レールの位置まで天井パネルを上げて天井パネルを設置する必要がなくなるため、階高の増大を抑えることができる。
また、上述したように、天井懐のデッドスペースにサイドバーと天井搬送レールを配置して天井搬送レールを複層化する場合には、従来のように上段の天井搬送レールの位置まで天井パネルを上げて天井パネルを設置する必要がなくなるため、階高の増大を抑えることができる。
また、本発明に係る工場内天井搬送システムの施工方法は、前記建物の躯体天面に下地フレームを吊り下げ、前記下地フレームに支持された天井パネルを備えて吊り天井を設ける工程を有し、前記下地フレームに前記複数のサイドバーを設けるようにしてもよい。
また、本発明に係る工場内天井搬送システムの施工方法は、前記搬送レールユニットを搭載可能で、床上を走行可能な運搬用台車が設けられ、前記運搬用台車によって前記搬送レールユニットが設置位置の前記サイドバーの下方に搬送されることを特徴としてもよい。
この場合には、搬送レールユニットを天井の所定位置に設置する際に、運搬用台車に搬送レールユニットを搭載して搬送することができ、設置位置のサイドバーの下方に容易に搬送できるので、施工効率を向上することができる。
本発明の建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法によれば、天井搬送レール専用の吊り元が不要となり、専用の吊り元や天井パネルの施工に関わらずに天井搬送レールを設置することができ、工期を短縮できる。
また、本発明によれば、天井搬送レールの軌道修正や精度の高い位置調整を効率よく簡単な作業により行うことができる。
さらに、本発明によれば、装置レイアウトの変更を容易に行うことができる。
また、本発明によれば、天井搬送レールの軌道修正や精度の高い位置調整を効率よく簡単な作業により行うことができる。
さらに、本発明によれば、装置レイアウトの変更を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態による建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法について、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本実施形態による建物内天井搬送システム1は、図1に示すように、クリーンルーム等の半導体工場(建物)の天井に採用され、建物の天井に物品(ここでは、ウェハー)が収容された収容部2Aを搬送するための天井搬送レール2を備えた自動搬送設備である。
本実施形態による建物内天井搬送システム1は、図1に示すように、クリーンルーム等の半導体工場(建物)の天井に採用され、建物の天井に物品(ここでは、ウェハー)が収容された収容部2Aを搬送するための天井搬送レール2を備えた自動搬送設備である。
建物内天井搬送システム1、建物の不図示の天井(躯体天面)に吊り下げられた下地フレーム11によって支持された天井パネル12を備えた吊り天井10と、下地フレーム11に支持され天井搬送レール2の延在方向である第1方向Xに直交する第2方向Yに延び第1方向Xに間隔をあけて設けられる複数のサイドバー3と、天井搬送レール2を上方から連結した状態でユニット化して第1方向Xに延びるユニットフレーム4と、を備えている。
ここで、本実施形態の天井搬送レール2は、半導体装置のレイアウトによって適宜な配置に設置されるものであり、天井搬送レール2の延在方向を示す第1方向X(第2方向Yも同様)は特定の向きであることに限定されない。また、天井搬送レール2は、半導体装置のレイアウト変更に合わせて変更可能に設けられている。
また、躯体天面とは、躯体の天井、天井空間、天井空間に設けられた下地材等を含めた領域をいう。
また、躯体天面とは、躯体の天井、天井空間、天井空間に設けられた下地材等を含めた領域をいう。
吊り天井10は、躯体天面から吊り下げられた複数の吊り部材13と、吊り部材13を介して支持される野縁受けや野縁からなる下地フレーム11と、下地フレーム11の下方に取り付けられた天井パネル12と、を有している。
吊り部材13は、例えばL型鋼材などの上下方向に延びる長尺部材が採用され、上端部が躯体天面に定着されて垂下され、下端部が連結治具等を用いて下地フレーム11に接続している。吊り部材13は、横方向に所定の間隔をあけて配置されている。
下地フレーム11は、水平面内で縦横に所定の間隔をあけて平行に延設されている。下地フレーム11の下側には、接続治具14や吊りボルト15を使用して天井パネル12が吊り下げられた状態で設けられている。
天井パネル12は、上述したように複数の下地フレーム11に対して接続治具14や吊りボルト15を介して天井面を形成している。
本実施形態の天井パネル12は、天井搬送レール2が配置される領域において、天井面が高くなるように凹状部12Aが形成されている。ここで、凹状部12Aは、天面部121と、互いに対向する内側面部122と、を有している。
本実施形態の天井パネル12は、天井搬送レール2が配置される領域において、天井面が高くなるように凹状部12Aが形成されている。ここで、凹状部12Aは、天面部121と、互いに対向する内側面部122と、を有している。
天井搬送レール2は、図1乃至図3に示すように、下側に開口する凹断面で一方向(第1方向X)に延在し、物品を収容し保持可能な収容部2Aを案内する。天井搬送レール2は、図3に示すように、天壁21と、両側壁22と、から形成されている。
両側壁22の外面上部には、第2方向の外側に張り出した凸部23が天井搬送レール2の長さ方向に所定間隔をあけて設けられている。複数の凸部23は、天井搬送レール2において同じ高さに配置されている。そして、凸部23の上面23aには、後述する上下昇降部材43の下端が固定される。天井搬送レール2は、上述したようにユニットフレーム4とともにユニット化されて一体的に設けられている。
両側壁22の外面上部には、第2方向の外側に張り出した凸部23が天井搬送レール2の長さ方向に所定間隔をあけて設けられている。複数の凸部23は、天井搬送レール2において同じ高さに配置されている。そして、凸部23の上面23aには、後述する上下昇降部材43の下端が固定される。天井搬送レール2は、上述したようにユニットフレーム4とともにユニット化されて一体的に設けられている。
サイドバー3は、図1に示すように、例えばレースウェイ、H形鋼、L形鋼、溝型鋼等の長尺の鋼材が採用され、平面部分(被摺動面3a)を上に向けた状態で配置されている。サイドバー3は、天井パネル12の凹状部12A内において、第2方向Yに延在するように配置され、吊りボルト15によって下地フレーム11から吊り下げられている(図2参照)。サイドバー3は、凹状部12Aの天面部121に寄りの高さに不図示の高さ調整部材を使用して配置され、サイドバー3に吊り下げられた天井搬送レール2の下端2aが天井パネル12の下面12aより上方に位置するように高さが決定されている。
第2方向Yに延びるサイドバー3は、1つの天井搬送レール2(ユニットフレーム4)に対して複数本が第1方向Xに間隔をあけて設けられている。
第2方向Yに延びるサイドバー3は、1つの天井搬送レール2(ユニットフレーム4)に対して複数本が第1方向Xに間隔をあけて設けられている。
ユニットフレーム4は、図2に示すように、複数のサイドバー3の上面である被摺動面3aに載置させた状態で位置し、第1方向X、第2方向Y、及び上下方向Zに移動可能に設けられ、位置調整された所定位置でサイドバー3に対して吊り下げられた状態で支持されている。ユニットフレーム4は、図3に示すように、例えばレースウェイ、H形鋼、L形鋼、溝型鋼等の長尺の鋼材からなり、水平面内で枠状に形成されている。
具体的にユニットフレーム4は、図3に示すように、間隔をあけて平行に配置される一対の縦部材41と、縦部材41同士を連結する3本の横部材42と、を有している。ユニットフレーム4は、縦部材41を天井搬送レール2の長手方向(第1方向X)と平行にして、後述する上下昇降部材43を介して天井搬送レール2とともにユニット化されている。ここで、天井搬送レール2に対して第1方向Xに延びるユニットフレーム4によって上方から連結した状態でユニット化したものを搬送レールユニット40とする。
ユニットフレーム4は、図3に示すように、天井搬送レール2の左右両側から上方に突出した上下昇降部材43に固定されている。上下昇降部材43は、天井搬送レール2とユニットフレーム4との間において上下方向Zの長さを調整して固定可能に設けられている。上下昇降部材43は、ボルト材であり、ユニットフレーム4に形成されるボルト穴(図示省略)を使用してナット(図示省略)を締結することでユニットフレーム4に固定する構成とすることができる。そして、上下昇降部材43に対してナットの位置を調整することで、天井搬送レール2とユニットフレーム4との離間、すなわち双方の高さを調整することができる。
図3及び図4に示すように、搬送レールユニット40をサイドバー3に組み付ける施工時には、搬送レールユニット40を搭載可能で、床上を走行可能な運搬用台車5が使用される。運搬用台車5は、車輪51を有する走行台52と、走行台52の左右から上方に立設された一対の支柱53と、これら支柱53の上端同士を連結して第2方向Yに延びる載置横材54と、を備えている。支柱53は、一対の斜め支持材55によって走行台52に支持されている。載置横材54にはユニットフレーム4が載置される。図3に示すように、複数(ここでは3台)の運搬用台車5を第1方向Xに並べて使用することで、長尺な搬送レールユニット40を搬送することができる。
次に、上述した建物内天井搬送システム1の天井搬送レール2を設置する施工方法について、図面を用いて具体的に説明する。
先ず、図1に示すように、建物の躯体天面に吊り下げられた下地フレーム11によって支持された天井パネル12を備えた吊り天井10を設ける。そして、本実施形態では、下地フレーム11の設置が完了したタイミングで、下地フレーム11にサイドバー3を設ける作業を開始する。
先ず、図1に示すように、建物の躯体天面に吊り下げられた下地フレーム11によって支持された天井パネル12を備えた吊り天井10を設ける。そして、本実施形態では、下地フレーム11の設置が完了したタイミングで、下地フレーム11にサイドバー3を設ける作業を開始する。
図2に示すように、下地フレーム11に複数の吊りボルト15を設け、これら吊りボルト15を使用して複数のサイドバー3を所定高さで水平方向に延びるように設ける。このときのサイドバー3は、天井搬送レール2の第1方向Xに直交する第2方向Yに延び第1方向Xに間隔をあけて配置される。なお、吊りボルト15は、天井パネル12を吊り下げ支持するために使用されるが、サイドバー3を設置する部分の吊りボルト15を先行して施工するようにしてもよい。
次に、上記作業と並行して、図3に示すように、天井搬送レール2に対して第1方向Xに延びるユニットフレーム4によって上方から連結した状態でユニット化した搬送レールユニット40を形成しておく。搬送レールユニット40は、天井搬送レール2の左右両側の側壁22に第1方向Xに間隔をあけて複数の凸部23を取り付け、この凸部23の上面に対して上下昇降部材43を介してユニットフレーム4を固定することにより一体的に組み立てられる。
そして、一体化された搬送レールユニット40は、複数の運搬用台車5に搭載し、床上を走行させて搬送レールユニット40を設置する位置のサイドバー3の下方まで搬送される。
そして、一体化された搬送レールユニット40は、複数の運搬用台車5に搭載し、床上を走行させて搬送レールユニット40を設置する位置のサイドバー3の下方まで搬送される。
その後、図3に示すように、搬送レールユニット40を複数の運搬用台車5から取り外し、高所作業車6を使用して搬送レールユニット40をユニットフレーム4が複数のサイドバー3の上側となるように上昇させ、これらサイドバー3の上面(被摺動面3a)上にユニットフレーム4を載置した状態で配置する。
なお、搬送レールユニット40を運搬用台車5に取り付けた状態のまま、サイドバー3上に配置する施工であってもよい。
なお、搬送レールユニット40を運搬用台車5に取り付けた状態のまま、サイドバー3上に配置する施工であってもよい。
続いて、図5(a)、(b)、(c)に示すように、搬送レールユニット40の位置調整を行う。具体的には、図5(c)に示すように第1方向X、及び図5(b)に示すように第2方向Yへの位置調整は、サイドバー3の被摺動面3a上をユニットフレーム4を摺動させて調整する。そして、図5(a)に示すように上下方向Zの位置調整は、上下昇降部材43の不図示のナットの位置を調整することで位置調整する。搬送レールユニット40は、所定位置でサイドバー3に対して所定の固定手段によって固定されて吊り下げられた状態で支持される。
これによって、天井搬送レール2の設置が完了となる。なお、天井搬送レール2は、所定の長さに設定されたものであるので、第1方向Xを適宜な方向に向けて連結されることにより施工される。
これによって、天井搬送レール2の設置が完了となる。なお、天井搬送レール2は、所定の長さに設定されたものであるので、第1方向Xを適宜な方向に向けて連結されることにより施工される。
次に、上述した建物内天井搬送システム1、及び建物内天井搬送レールの施工方法の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態では、図4に示すように、天井搬送レール2をユニット化したユニットフレーム4を吊り下げた状態で支持するサイドバー3が吊り天井10の下地フレーム11に支持されることから、下地フレーム11の施工が完成した段階で、その下地フレーム11に対してサイドバー3の取り付け作業を行って、ユニットフレーム4とともに天井搬送レール2を施工することができる。
そのため、天井搬送レール専用の吊り元が不要となり、専用の吊り元や天井パネルの施工に関わらずに天井搬送レール2を設置することができる。すなわち、専用の吊り元や天井パネルの完成前に天井搬送レール2を施工することができ、工期を短縮できる。
本実施形態では、図4に示すように、天井搬送レール2をユニット化したユニットフレーム4を吊り下げた状態で支持するサイドバー3が吊り天井10の下地フレーム11に支持されることから、下地フレーム11の施工が完成した段階で、その下地フレーム11に対してサイドバー3の取り付け作業を行って、ユニットフレーム4とともに天井搬送レール2を施工することができる。
そのため、天井搬送レール専用の吊り元が不要となり、専用の吊り元や天井パネルの施工に関わらずに天井搬送レール2を設置することができる。すなわち、専用の吊り元や天井パネルの完成前に天井搬送レール2を施工することができ、工期を短縮できる。
また、本実施形態では、複数のサイドバー3に対して案内可能な状態でユニットフレーム4が配置されるため、サイドバー3の上面の被摺動面3aに案内させることでユニットフレーム4を図5(c)に示す第1方向X及び図5(b)に示す第2方向Yに容易に移動させることができ、かつ図5(c)に示す上下方向Zにも移動させることが可能となる。このように、ユニットフレーム4を効率よく簡単な作業により高い精度で位置調整を行うことができ、工期の短縮を図ることができる。
また、本実施形態では、軽微な装置レイアウトの変更の場合には、ユニットフレーム4におけるサイドバー3に対する固定を解除することで、ユニットフレーム4を第1方向X、第2方向Y、及び上下方向Zの位置を調整することができる。
また、サイドバー3に対するユニットフレーム4の移動範囲を超えた大幅なレイアウト変更を行う場合であっても、天井搬送レール2の施工を前倒しすることによって装置レイアウトの変更にかかる工事期間をより長く確保することができる。このように本実施形態では、装置レイアウト変更に対する高い追従性をもたせることができる。
また、サイドバー3に対するユニットフレーム4の移動範囲を超えた大幅なレイアウト変更を行う場合であっても、天井搬送レール2の施工を前倒しすることによって装置レイアウトの変更にかかる工事期間をより長く確保することができる。このように本実施形態では、装置レイアウト変更に対する高い追従性をもたせることができる。
さらに、本実施形態では、サイドバー3を躯体の天井や天井空間である躯体天面に対して設ける構成であるので、従来のように天井パネルや専用の吊り元に天井搬送レールを設ける場合に比べて、サイドバー3を上下方向Zの任意の高さに設置することができる。そのため、例えば、本実施形態のように天井懐のデッドスペースがある場合に、このデッドスペースにサイドバー3と天井搬送レール2を配置することも可能となり、スペースを有効的に利用できる。
また、本実施形態では、ユニットフレーム4をサイドバー3に対して吊り下げて支持させる際に、ユニットフレーム4の上下方向Zの位置を、サイドバー3に設けられる高さ調整部材(図示省略)を使用して容易に調整することができる。
さらに、本実施形態では、ユニットフレーム4が水平面内で枠状に形成され、複数のサイドバー3に対して枠状のユニットフレーム4が安定した姿勢で載置されるので、ユニットフレーム4を位置調整する際にサイドバー3の上面の被摺動面3aに案内させることで精度よく移動させることができる。
また、本実施形態では、搬送レールユニット40を天井の所定位置に設置する際に、運搬用台車5に搬送レールユニット40を搭載して搬送することができ、設置位置のサイドバー3の下方に容易に搬送できるので、施工効率を向上することができる。
また、上述したように、天井パネル12の施工前に天井搬送レール2を設置する工事に着工することができるので、本実施形態のような半導体製造工場の場合のように、半導体製造装置の稼働時期とほぼ同時期に天井搬送レール2の使用開始が可能となり、生産効率を向上させることができる。すなわち、半導体製造装置の稼働時には天井搬送レール2の施工を完了させることが可能なため、天井搬送レール2の施工と同時期に半導体製造装置を設置・稼働する場合のような施工に対する清浄度管理が不要となりクリーンルームの汚染対策を低減することができ、施工効率を向上することが可能となる。例えば、天井搬送レール2の施工が半導体製造装置設置・半導体製造と同時期とならないので、作業員は通常の作業着で施工することができ作業環境が向上し、また発塵防止措置が不要のため作業効率を重視した機材の使用が可能となり、さらに天井搬送レール2への養生材が一重で済み、開梱作業にかかる手間とコストを低減することができる。
なお、天井面の凹状部12Aに通気口を設けることで、その形状とクリーンルームと天井裏(天井チャンバー内)の圧力差を利用して天井搬送レール2をビーグルが通過した際の塵埃を効率的に天井裏に誘引しクリーンルームへの汚染を防止することができる。
上述のように本実施形態による建物内天井搬送システム1、及び建物内天井搬送レールの施工方法では、天井搬送レール専用の吊り元が不要となり、専用の吊り元や天井パネルの施工に関わらずに天井搬送レール2を設置することができ、工期を短縮できる。
また、本実施形態では、天井搬送レール2の軌道修正や精度の高い位置調整を効率よく簡単な作業により行うことができる。
さらに、本実施形態では、装置レイアウトの変更を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、天井搬送レール2の軌道修正や精度の高い位置調整を効率よく簡単な作業により行うことができる。
さらに、本実施形態では、装置レイアウトの変更を容易に行うことができる。
(第2実施形態)
図6に示すように、第2実施形態における建物内天井搬送システム1Aは、搬送レールユニット40を上下に2層化に配置した構成となっている。なお、上述した第1実施形態は、天井パネル12より上方となる位置(凹状部12A)に1層の天井搬送レール2を設置した一例である。
図6に示すように、第2実施形態における建物内天井搬送システム1Aは、搬送レールユニット40を上下に2層化に配置した構成となっている。なお、上述した第1実施形態は、天井パネル12より上方となる位置(凹状部12A)に1層の天井搬送レール2を設置した一例である。
第2実施形態における建物内天井搬送システム1Aでは、サイドバー3が上下方向Zに2段で設けられている。下段側サイドバー3Bは、直上の上段側サイドバー3Aにガイド吊り材31によって吊り下げられている。
上段側サイドバー3Aには、ユニットフレーム4に天井搬送レール2がユニット化された搬送レールユニット40が設けられている。下段側サイドバー3Bは、上段側サイドバー3Aに設けられる搬送レールユニット40で搬送する収容部2A(物品)より低い位置に配置されている。下段側サイドバー3Bには、天井搬送レール2が固定されている。下段側の天井搬送レール2は、ユニットフレーム4を設けずに、固定具24を介して下段側サイドバー3Bに吊り下げられている。
第2実施形態の場合には、天井搬送レール2を上下方向Zに複層化することが可能となる。また、本実施形態のように、天井懐のデッドスペースに上段側サイドバー3Aと天井搬送レール2を配置して天井搬送レール2を複層化する場合には、従来のように上段の天井搬送レールの位置まで天井パネルを上げて天井パネルを設置する必要がなくなるため、階高の増大を抑えることができる。
また、第2実施形態では、天井パネル12にクリーンルーム内に吹き出す空調機71が設けられ、凹状部12Aの天面部121の左右中央に排気口72を設けている。排気口72の位置は上段の天井搬送レール2の上部に位置している。これにより、空調機71より吹き出された空気Eが排気口72側に向けて流れることから、天井搬送レール2を収容部2Aが走行する際に発生した塵埃Fを天井チャンバー16内に誘引し、クリーンルームへの汚染を防止することができ、クリーンルーム内の清浄度を保つことができる。
なお、排気口72の取り付け位置は、本実施形態では天井搬送レール2の上部としているが、この位置に限定されることはなく、例えば凹状部12Aの側面に配置することも可能である。
なお、排気口72の取り付け位置は、本実施形態では天井搬送レール2の上部としているが、この位置に限定されることはなく、例えば凹状部12Aの側面に配置することも可能である。
以上、本発明による建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、躯体天面に吊り天井10を設け、釣り天井10の下地フレーム11に対してサイドバー3を支持させた構成としているが、吊り天井10が設けられる構成に限定されることはない。例えば、サイドバー3を直接、躯体天面に設ける構成であってもよい。
また、本実施形態では、ユニットフレーム4を複数のサイドバー3の上側に載置した状態で第1方向X、第2方向Y、及び上下方向Zに移動可能に設けられているが、サイドバー3の上側にユニットフレーム4を設けることに限定されることはない。例えば、サイドバー3の下側にユニットフレーム4を設けて、サイドバー3の下面に沿って案内させることで第1方向X及び第2方向に移動可能な構成としてもよい。
また、本実施形態では、ユニットフレーム4(搬送レールユニット40)の上下方向Zの高さ調整方法として、ユニットフレーム4と天井搬送レール2との間に設けられる上下昇降部材43で行う構成としているが、このような上下昇降部材43による高さ調整方法に限定されることはない。例えば、下地フレーム11からサイドバー3を吊り下げる吊りボルト15のボルト固定位置を調整することにより、サイドバー3自体の高さを調整する方法としてもよい。
また、ユニットフレーム4として、本実施形態では水平面内で枠状に形成された構成としているが、ユニットフレーム4の大きさ、形状等の構成はとくに限定されることはなく、天井搬送レール2の形状等に対応して適宜設定することができる。
さらに、本実施形態では、搬送レールユニット40をサイドバー3に設置する際に、運搬用台車5に搬送レールユニット40を搭載して床上を走行し、サイドバー3の下方に配置した後に、高所作業車6によって搬送レールユニット40のユニットフレーム4をサイドバー3に載置する作業を行っているが、運搬用台車5を使用することに制限されることはない。また、高所作業車6でなく、足場を設置して施工するようにしてもかまわない。
また、天井搬送レール2の長さ、サイドバー3の本数、形状、配置間隔等は、適宜変更可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1、1A 建物内天井搬送システム
2 天井搬送レール
2A 収容部
2a 下端
3 サイドバー
3a 被摺動面
4 ユニットフレーム
5 運搬用台車
10 吊り天井
11 下地フレーム
12 天井パネル
12a 下面
12A 凹状部
13 吊り部材
23 凸部
40 搬送レールユニット
X 第1方向
Y 第2方向
Z 上下方向
2 天井搬送レール
2A 収容部
2a 下端
3 サイドバー
3a 被摺動面
4 ユニットフレーム
5 運搬用台車
10 吊り天井
11 下地フレーム
12 天井パネル
12a 下面
12A 凹状部
13 吊り部材
23 凸部
40 搬送レールユニット
X 第1方向
Y 第2方向
Z 上下方向
Claims (8)
- 建物の躯体天面に物品を搬送するための天井搬送レールを備えた建物内天井搬送システムであって、
前記躯体天面に支持され前記天井搬送レールの延在方向である第1方向に直交する第2方向に延び前記第1方向に間隔をあけて設けられる複数のサイドバーと、
前記天井搬送レールを上方から連結した状態でユニット化して前記第1方向に延びるユニットフレームと、
を備え、
前記ユニットフレームは、前記複数のサイドバーに対して前記第1方向、前記第2方向、及び上下方向に移動可能に設けられ、位置調整された所定位置で前記サイドバーに対して吊り下げられた状態で支持されていることを特徴とする建物内天井搬送システム。 - 前記躯体天面には、吊り下げられた下地フレームによって支持された天井パネルを備えた吊り天井が設けられ、
前記サイドバーは、前記下地フレームに支持されていることを特徴とする請求項1に記載の建物内天井搬送システム。 - 前記サイドバーには、前記躯体天面に対する上下方向の高さを調整する高さ調整部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物内天井搬送システム。
- 前記ユニットフレームは、水平面内で枠状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建物内天井搬送システム。
- 前記サイドバーは、上下方向に複数段に設けられ、
下段側のサイドバーは、直上の上段側のサイドバー、又は前記躯体天面からガイド吊り材によって吊り下げられ、
前記下段側のサイドバーには、前記天井搬送レールが設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建物内天井搬送システム。 - 建物の躯体天面に物品を搬送するための天井搬送レールを設置する建物内天井搬送レールの施工方法であって、
前記躯体天面に支持され前記天井搬送レールの延在方向である第1方向に直交する第2方向に延び前記第1方向に間隔をあけて複数のサイドバーを設ける工程と、
前記天井搬送レールに対して前記第1方向に延びるユニットフレームによって上方から連結した状態でユニット化した搬送レールユニットを設ける工程と、
前記天井搬送レールを備えた前記ユニットフレームを、前記複数のサイドバーに対して前記第1方向、前記第2方向、及び上下方向に移動させることで位置調整し、所定位置で前記サイドバーに対して吊り下げられた状態で支持する工程と、
を有することを特徴とする建物内天井搬送レールの施工方法。 - 前記建物の躯体天面に下地フレームを吊り下げ、前記下地フレームに支持された天井パネルを備えて吊り天井を設ける工程を有し、
前記下地フレームに前記複数のサイドバーを設けるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の建物内天井搬送レールの施工方法。 - 前記搬送レールユニットを搭載可能で、床上を走行可能な運搬用台車が設けられ、
前記運搬用台車によって前記搬送レールユニットが設置位置の前記サイドバーの下方に搬送されることを特徴とする請求項6又は7に記載の建物内天井搬送レールの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021018139A JP2022121017A (ja) | 2021-02-08 | 2021-02-08 | 建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法 |
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JP2021018139A Pending JP2022121017A (ja) | 2021-02-08 | 2021-02-08 | 建物内天井搬送システム、及び建物内天井搬送レールの施工方法 |
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-
2021
- 2021-02-08 JP JP2021018139A patent/JP2022121017A/ja active Pending
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