JP2022120272A - レンズユニット、光学系及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】組み立てが容易なレンズユニット等を提供すること。【解決手段】レンズユニットを、光軸方向に並ぶ複数のレンズパーツを含むレンズ群であって、少なくとも、レンズ群の中で最も物体側に配置された物体側レンズパーツ、レンズ群の中で最も像側に配置された像側レンズパーツ、及び物体側レンズパーツと像側レンズパーツとの間に配置された中間レンズパーツを含むレンズ群と、物体側レンズパーツのコバ面を保持するとともに中間レンズパーツのコバ面を保持する第1の保持部と、中間レンズパーツのコバ面を保持するとともに像側レンズパーツのコバ面を保持する、第1の保持部とは別体の第2の保持部と、を備える構成とする。【選択図】図2
Description
本発明は、レンズユニット、光学系及び電子機器に関する。
鏡筒内に複数のレンズパーツを配置したレンズユニットが知られている。例えば特許文献1に、この種のレンズユニットの具体的構成が記載されている。特許文献1に記載されるように、鏡筒内における各レンズパーツの位置は、鏡筒の内壁面及び鏡筒内に配置されたスペーサによって規定される。
特許文献1に例示される従来のレンズユニットでは、レンズパーツの数が多いほど鏡筒の全長が長くなる。鏡筒の全長が長いほど、レンズパーツを挿入し難くなり、組み立てが難しくなる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組み立てが容易なレンズユニット、このようなレンズユニットを含む光学系及びこのような光学系を備える電子機器を提供することである。
本発明の一実施形態に係るレンズユニットは、光軸方向に並ぶ複数のレンズパーツを含むレンズ群であって、少なくとも、レンズ群の中で最も物体側に配置された物体側レンズパーツ、レンズ群の中で最も像側に配置された像側レンズパーツ、及び物体側レンズパーツと像側レンズパーツとの間に配置された中間レンズパーツを含むレンズ群と、物体側レンズパーツのコバ面を保持するとともに中間レンズパーツのコバ面を保持する第1の保持部と、中間レンズパーツのコバ面を保持するとともに像側レンズパーツのコバ面を保持する、第1の保持部とは別体の第2の保持部と、を備える。
本発明の一実施形態によれば、組み立てが容易なレンズユニット、光学系及び電子機器が提供される。
以下、本発明の一実施形態に係るレンズユニット、レンズユニットを含む光学系及び光学系を備える電子機器について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器1のブロック図である。図1に示されるように、電子機器1は、撮影や投影のための光学系10を備える機器であり、例えば、デジタルカメラ、虚像表示装置、プロジェクタ、スマートフォン、タブレットPC、ビデオカメラ、携帯ゲーム機である。
光学系10は、光軸上に配置された少なくとも1つのレンズユニットLUを含む。光学系10が幾つのレンズユニットLUを含むかについては、電子機器1の機種や仕様等によって異なる。
以下、光学系10に含まれるレンズユニットLUの構成を例示的に挙げる。以下の各図に示されるように、レンズユニットLUは、レンズ群及び複数の保持部を備える。実施例1において、レンズユニットLUの一例であるレンズユニット100は、レンズ群に含まれる3つの円形状のレンズパーツを2つの保持部を用いて保持する構成となっている。実施例2及び3において、レンズユニットLUの一例であるレンズユニット200及び300は、レンズ群に含まれる3つの非円形状のレンズパーツを2つの保持部を用いて保持する構成となっている。実施例4及び5において、レンズユニットLUの一例であるレンズユニット400及び500は、レンズ群に含まれる4つの非円形状のレンズパーツを3つの保持部を用いて保持する構成となっている。
各実施例で示されるレンズユニットの構成(例えばレンズパーツ数及び形状、並びに保持部の数及び形状)は一例に過ぎない。各実施例に示されない他のレンズユニットの構成も本発明の範疇である。
[実施例1]
図2~図4は、本発明の実施例1に係るレンズユニット100の構成を示す図である。図2は、レンズユニット100の斜視図である。図3は、レンズユニット100の分解斜視図である。図4は、レンズユニット100を光軸AXを含む面で切断したときの断面図である。
図2~図4は、本発明の実施例1に係るレンズユニット100の構成を示す図である。図2は、レンズユニット100の斜視図である。図3は、レンズユニット100の分解斜視図である。図4は、レンズユニット100を光軸AXを含む面で切断したときの断面図である。
以下の説明において、光軸AXが延びる方向をZ方向とし、Z方向と直交する一方向をX方向とし、X方向とZ方向の双方に直交する方向をY方向とする。例えば図4では、X方向は紙面と直交する方向であり、Y方向は紙面と平行な方向である。
図2~図4に示されるように、実施例1に係るレンズユニット100は、光軸AX方向に並ぶ複数のレンズパーツを含むレンズ群110、保持部120(第1の保持部)及び保持部130(第2の保持部)を備える。
レンズ群110は、物体側レンズパーツ111、中間レンズパーツ112及び像側レンズパーツ113を含む。物体側レンズパーツ111は、レンズ群110の中で最も物体側に配置されたレンズパーツである。中間レンズパーツ112は、物体側レンズパーツ111と像側レンズパーツ113との間に配置されたレンズパーツである。像側レンズパーツ113は、レンズ群110の中で最も像側に配置されたレンズパーツである。
レンズ群110に含まれる各レンズパーツ(すなわち、物体側レンズパーツ111、中間レンズパーツ112及び像側レンズパーツ113)は、Z方向から見たときの形状であって、コバ面によって規定される外形状が円形状(より詳細には略真円形状)となっている。
レンズ群110に含まれる各レンズパーツは、樹脂製又はガラス製である。軽量化の点では、各レンズパーツは、樹脂製であることが好ましい。
レンズ群110に含まれる各レンズパーツは、複数のレンズを接合した接合レンズ、又は単レンズである。
保持部120は、円環状の樹脂製部材であり、物体側レンズパーツ111のコバ面を保持するとともに中間レンズパーツ112のコバ面を保持する。保持部130は、保持部120とは別体の円環状の樹脂製部材であり、中間レンズパーツ112のコバ面を保持するとともに像側レンズパーツ113のコバ面を保持する。
軽量化の点では、各保持部は、樹脂製であることが好ましい。
保持部120には、その内周面の物体側端の全周に亘って押さえ面121が形成されている。また、保持部120には、その内周面の像側端の全周に亘って押さえ面122が形成されている。保持部120の内周面には、押さえ面121とこれに隣接する面との段差面123が形成されている。保持部120の内周面には、押さえ面122とこれに隣接する面との段差面124が形成されている。
保持部130には、その内周面の物体側端の全周に亘って押さえ面131が形成されている。また、保持部130には、その内周面の像側端の全周に亘って押さえ面132が形成されている。保持部130の内周面には、押さえ面131とこれに隣接する面との段差面133が形成されている。保持部130の内周面には、押さえ面132とこれに隣接する面との段差面134が形成されている。
物体側レンズパーツ111は、コバ面の像側端111Aが全周に亘って保持部120の押さえ面121に保持される。コバ面(像側端111A)が押さえ面121に保持されることにより、保持部120に対する物体側レンズパーツ111のX方向及びY方向の位置が決まる。物体側レンズパーツ111の像側面の周縁部(有効範囲外)が段差面123と接触することにより、保持部120に対する物体側レンズパーツ111のZ方向の位置が決まる。なお、有効範囲とは、レンズに有効に入射する光束の範囲であり、典型的には、当該範囲が略真円形状の場合、有効径と呼称される。
より詳細には、物体側レンズパーツ111は、保持部120の押さえ面121に嵌合されることにより、保持部120に保持される。物体側レンズパーツ111のコバ面の像側端111Aと保持部120の押さえ面121とのはめあいは、例えばしばりばめである。
物体側レンズパーツ111と保持部120との機械的な結合を強めるため、物体側レンズパーツ111と保持部120とが接着剤で接着されてもよい。すなわち、保持部120は、物体側レンズパーツ111を嵌合及び接着により保持してもよい。
物体側レンズパーツ111の全体が保持部120に覆われた構成ではないため、物体側レンズパーツ111や保持部120に接着剤を付けやすく、物体側レンズパーツ111と保持部120との接着作業が容易となる。
ここで用いられる接着剤は、例えば紫外線硬化型接着剤である。物体側レンズパーツ111の全体が保持部120に覆われた構成ではないため、レンズパーツの全体が鏡筒に覆われた従来構成と比べて、紫外線を接着剤に照射しやすく、接着剤を紫外線で硬化させやすい。
なお、物体側レンズパーツ111のコバ面の像側端111Aと保持部120の押さえ面121とのはめあいは、しばりばめに限らず、すきまばめや中間ばめであってもよい。この場合、保持部120内で物体側レンズパーツ111が動き得るため、物体側レンズパーツ111と保持部120とを接着剤で接着するのが好ましい。
レンズユニット100に要求される仕様等によっては、保持部120内における物体側レンズパーツ111の位置を微調整したうえで、保持部120内における物体側レンズパーツ111の位置を固定する場合もある。この場合、保持部120内で物体側レンズパーツ111がある程度移動できるように、保持部120の内径寸法(押さえ面121の寸法)が物体側レンズパーツ111の外径寸法(コバ面の像側端111Aの寸法)に対して大きめに設定される。そのため、保持部120は、物体側レンズパーツ111を嵌合によって保持することができない。従って、この場合、物体側レンズパーツ111と保持部120とが接着剤で接着される。すなわち、保持部120は、物体側レンズパーツ111を嵌合でなく接着により保持する。
ここで、鏡筒を備える従来構成では、例えば鏡筒の奥側に配置されるレンズパーツの位置を調整する場合、全てのレンズパーツを組み込んだ状態では調整対象のレンズパーツを調整することが難しい。そのため、少なくとも一部のレンズパーツを鏡筒から外した状態で調整対象のレンズパーツの位置を調整する必要がある。これに対し、レンズユニット100では、各レンズパーツを各保持部に組み込んだ状態でも、調整対象のレンズパーツを容易に調整することができる。そのため、製造容易性が向上する。
なお、保持部120による中間レンズパーツ112による保持や、他の保持部による各レンズパーツの保持も、保持部120による物体側レンズパーツ111の保持と同様に、嵌合、接着又はこれらの併用によってなされる。
中間レンズパーツ112は、コバ面の物体側端112Aが全周に亘って保持部120の押さえ面122に保持されるとともに、コバ面の像側端112Bが全周に亘って保持部130の押さえ面131に保持される。コバ面(物体側端112A)が押さえ面122に保持されることにより、保持部120に対する中間レンズパーツ112のX方向及びY方向の位置が決まる。中間レンズパーツ112の物体側面の周縁部(有効範囲外)が段差面124と接触することにより、保持部120に対する中間レンズパーツ112のZ方向の位置が決まる。コバ面(像側端112B)が押さえ面131に保持されることにより、保持部130に対する中間レンズパーツ112のX方向及びY方向の位置が決まる。中間レンズパーツ112の像側面の周縁部(有効範囲外)が段差面133と接触することにより、保持部130に対する中間レンズパーツ112のZ方向の位置が決まる。
像側レンズパーツ113は、コバ面の物体側端113Aが全周に亘って保持部130の押さえ面132に保持される。コバ面(物体側端113A)が押さえ面132に保持されることにより、保持部130に対する像側レンズパーツ113のX方向及びY方向の位置が決まる。像側レンズパーツ113の物体側面の周縁部(有効範囲外)が段差面134と接触することにより、保持部130に対する像側レンズパーツ113のZ方向の位置が決まる。
物体側レンズパーツ111が保持部120の押さえ面121に保持されるとともに中間レンズパーツ112が保持部120の押さえ面122に保持されることにより、レンズユニット100内において、物体側レンズパーツ111と中間レンズパーツ112との偏心(光軸ずれ)が抑えられる。
中間レンズパーツ112が保持部130の押さえ面131に保持されるとともに像側レンズパーツ113が保持部130の押さえ面132に保持されることにより、レンズユニット100内において、中間レンズパーツ112と像側レンズパーツ113との偏心が抑えられる。
物体側レンズパーツ111を保持する保持部120と像側レンズパーツ113を保持する保持部130とが中間レンズパーツ112を介して機械的に連結し相対固定されている。そのため、レンズユニット100内において、物体側レンズパーツ111と像側レンズパーツ113との偏心も抑えられる。
なお、レンズパーツ同士の偏心をより一層抑えるには、各保持部と各レンズパーツとがしばりばめで嵌合する構成が好ましい。
物体側レンズパーツ111が保持部120の段差面123と接触した位置で保持されるとともに、中間レンズパーツ112が保持部120の段差面124と接触した位置で保持されることにより、物体側レンズパーツ111と中間レンズパーツ112の光軸AX方向の間隔が決まる。すなわち、保持部120は、物体側レンズパーツ111と中間レンズパーツ112の光軸AX方向の間隔を規定するスペーサとしての役割も兼ねる。
中間レンズパーツ112が保持部130の段差面133と接触した位置で保持されるとともに、像側レンズパーツ113が保持部130の段差面134と接触した位置で保持されることにより、中間レンズパーツ112と像側レンズパーツ113の光軸AX方向の間隔が決まる。すなわち、保持部130は、中間レンズパーツ112と像側レンズパーツ113の光軸AX方向の間隔を規定するスペーサとしての役割も兼ねる。
レンズユニット100は、各レンズパーツ間に配置された各保持部によって各レンズパーツを保持する構成となっている。そのため、レンズユニット100を組み立てる際、従来のような全長の長い鏡筒内にレンズパーツを挿入して配置する必要がない。従って、レンズパーツの数が多い場合にも組み立てが容易である。組み立てが容易であるため、例えば、リードタイムを短縮することができ、製造コストを下げることができる。
像側レンズパーツ113は、物体側レンズパーツ111及び中間レンズパーツ112よりも外径が大きい。従来のような鏡筒内に複数のレンズパーツを配置する構成の場合、各レンズパーツの配置構成によっては、外径が最も大きいレンズパーツに合わせて鏡筒全体の外径を設定する必要があった。このような構成では、鏡筒が大型化しやすかった。
これに対し、レンズユニット100では、各レンズパーツの配置構成に拘わらず、保持部120の外径を、外径が最も大きい像側レンズパーツ113に合わせて設定する必要がない。保持部120の外径は、像側レンズパーツ113よりも外径の小さい中間レンズパーツ112に合わせて設定すればよい。そのため、レンズユニット100全体として小型化させやすく、また、軽量化させやすい。各保持部が各レンズパーツの全体を覆うまでの大きさを有さないため、この点からも、鏡筒を備える従来構成と比べてレンズユニット100を軽量化させやすい。
従来のような鏡筒内に複数のレンズパーツを配置する構成の場合、各レンズパーツのコバ面に残る凸部(ゲート跡の凸部やパーティングラインに生じるバリ等)を逃げるための形状を鏡筒の内周面に形成する必要がある。この場合、例えばこのような形状の周囲で保持部が薄肉になることによる成形不良等を考慮して保持部を設計しなければならない。
これに対し、レンズユニット100では、上記の凸部がコバ面のうち保持部に保持されない部分に残る場合、この凸部を逃げるための形状を保持部の内周面に形成する必要がない。そのため、保持部の設計が容易となる。上記の凸部がコバ面のうち保持部に保持される部分に残る場合にも、その部分だけを切り欠く等の形状にすればよいため、保持部の設計が複雑になりにくい。
保持部120は、像側端の外径が中間レンズパーツ112に合わせて設定されるとともに、物体側端の外径については、小型化や軽量化のため、中間レンズパーツ112よりも小径な物体側レンズパーツ111に合わせて設定されている。すなわち、保持部120は、像側端よりも物体側端が小径に設計されている。別の実施形態では、保持部120の形状を簡素化するため、全長に亘って一定の外径を有するよう保持部120を形成してもよい。
レンズユニット100では、コバ面のうち保持部に保持されない部分がレンズユニット100の外部に露出している。レンズユニット100を含む光学系10や光学系10を備える電子機器1の構造によっては、この露出部分から不要光が入ってゴーストやフレアが発生する虞がある。ゴーストやフレアの発生を防ぐため、各レンズパーツのコバ面が墨塗処理されたり遮光部材で覆われたりしてもよい。また、露出部分からの不要光が入らないように、例えば保持部に庇状部を形成してもよい。
[実施例2]
図5~図7は、本発明の実施例2に係るレンズユニット200の構成を示す図である。図5は、レンズユニット200の斜視図である。図6は、レンズユニット200の分解斜視図である。図7は、レンズユニット200を光軸AXを含む面で切断したときの断面図である。なお、以降の実施例において、既出の実施例に示される構成と同様の構成については下二桁に対して同一符号を付し、重複する説明を省略する又はその説明を簡略した内容に留める。
図5~図7は、本発明の実施例2に係るレンズユニット200の構成を示す図である。図5は、レンズユニット200の斜視図である。図6は、レンズユニット200の分解斜視図である。図7は、レンズユニット200を光軸AXを含む面で切断したときの断面図である。なお、以降の実施例において、既出の実施例に示される構成と同様の構成については下二桁に対して同一符号を付し、重複する説明を省略する又はその説明を簡略した内容に留める。
図5~図7に示されるように、実施例2に係るレンズユニット200は、レンズ群210、保持部220(第1の保持部)及び保持部230(第2の保持部)を備える。実施例2に係るレンズユニット200は、各レンズパーツ(すなわち、物体側レンズパーツ211、中間レンズパーツ212及び像側レンズパーツ213)の形状並びに保持部220及び230の形状が実施例1の各レンズパーツ及び各保持部の形状と異なる点を除き、実施例1に係るレンズユニット100と同様の構成を有する。
レンズユニット200では、Z方向から見たときの各レンズパーツの形状が非円形状(より詳細には矩形状)となっている。また、レンズユニット200では、各保持部の形状が矩形枠状となっている。
物体側レンズパーツ211は、コバ面の像側端211Aが全周に亘って保持部220の押さえ面221に保持される。これにより、保持部220に対する物体側レンズパーツ211のX方向及びY方向の位置が決まる。押さえ面221の四隅に凸部221aが形成されている。物体側レンズパーツ211の像側面の周縁部(有効範囲外)が各凸部221aと接触することにより、保持部220に対する物体側レンズパーツ211のZ方向の位置が決まる。
中間レンズパーツ212は、コバ面の物体側端212Aが全周に亘って保持部220の押さえ面222に保持されるとともに、コバ面の像側端212Bが全周に亘って保持部230の押さえ面231に保持される。コバ面(物体側端212A)が押さえ面222に保持されることにより、保持部220に対する中間レンズパーツ212のX方向及びY方向の位置が決まる。押さえ面222の四隅に凸部222aが形成されている。中間レンズパーツ212の物体側面の周縁部(有効範囲外)が凸部222aと接触することにより、保持部220に対する中間レンズパーツ112のZ方向の位置が決まる。コバ面(像側端212B)が押さえ面231に保持されることにより、保持部230に対する中間レンズパーツ212のX方向及びY方向の位置が決まる。押さえ面231の四隅に凸部231aが形成されている。中間レンズパーツ212の像側面の周縁部(有効範囲外)が凸部231aと接触することにより、保持部230に対する中間レンズパーツ212のZ方向の位置が決まる。
像側レンズパーツ213は、コバ面の物体側端213Aが全周に亘って保持部230の押さえ面232に保持される。これにより、保持部230に対する像側レンズパーツ213のX方向及びY方向の位置が決まる。押さえ面232の四隅に凸部232aが形成されている。像側レンズパーツ213の物体側面の周縁部(有効範囲外)が凸部232aと接触することにより、保持部230に対する像側レンズパーツ213のZ方向の位置が決まる。
物体側レンズパーツ211が保持部220の凸部221aと接触した位置で保持されるとともに、中間レンズパーツ212が保持部220の凸部222aと接触した位置で保持されることにより、物体側レンズパーツ211と中間レンズパーツ212の光軸AX方向の間隔が決まる。すなわち、保持部220は、物体側レンズパーツ211と中間レンズパーツ212の光軸AX方向の間隔を規定するスペーサとしての役割も兼ねる。
中間レンズパーツ212が保持部230の凸部231aと接触した位置で保持されるとともに、像側レンズパーツ213が保持部230の凸部232aと接触した位置で保持されることにより、中間レンズパーツ212と像側レンズパーツ213の光軸AX方向の間隔が決まる。すなわち、保持部230は、中間レンズパーツ212と像側レンズパーツ213の光軸AX方向の間隔を規定するスペーサとしての役割も兼ねる。
レンズパーツの形状が実施例1のような略真円形状でない場合、全長の長い鏡筒内にレンズパーツを挿入して配置する従来構成では、レンズパーツを鏡筒内にスムーズに挿入することが難しく、組立性が悪い。組立性を向上させるためには、例えばレンズパーツと鏡筒とのはめあいを緩く設定する必要がある。しかし、このはめあいを緩く設定すると、レンズパーツ同士の偏心が大きくなりやすい。
これに対し、実施例2では、レンズユニット200を組み立てる際、従来のような全長の長い鏡筒内にレンズパーツを挿入して配置する必要がない。そのため、はめあいを緩く設定しなくても、レンズパーツを保持部にスムーズに嵌合させることができる。すなわち、実施例2では、各レンズパーツが略真円形状でないにも拘わらず、組立の容易性が損なわれない。
[実施例3]
図8~図10は、本発明の実施例3に係るレンズユニット300の構成を示す図である。図8は、レンズユニット300の斜視図である。図9は、レンズユニット300の分解斜視図である。図10Aは、レンズユニット300を光軸AXを含むYZ面で切断したときの断面図である。図10Bは、レンズユニット300を光軸AXを含むXZ面で切断したときの断面図である。
図8~図10は、本発明の実施例3に係るレンズユニット300の構成を示す図である。図8は、レンズユニット300の斜視図である。図9は、レンズユニット300の分解斜視図である。図10Aは、レンズユニット300を光軸AXを含むYZ面で切断したときの断面図である。図10Bは、レンズユニット300を光軸AXを含むXZ面で切断したときの断面図である。
図8~図10に示されるように、実施例3に係るレンズユニット300は、レンズ群310、保持部320(第1の保持部)及び保持部330(第2の保持部)を備える。
実施例3に係るレンズユニット300は、各レンズパーツ(すなわち、物体側レンズパーツ311、中間レンズパーツ312及び像側レンズパーツ313)の形状並びに保持部320及び330の形状が実施例1の各レンズパーツ及び各保持部の形状と異なる点を除き、実施例1に係るレンズユニット100と同様の構成を有する。
保持部320には、物体側レンズパーツ311を保持する押さえ面321、保持部320に対する物体側レンズパーツ311のZ方向の位置を決める凸部321a、中間レンズパーツ312を保持する押さえ面322、及び保持部320に対する中間レンズパーツ312のZ方向の位置を決める凸部322aが形成されている。
保持部320には、更に、各レンズパーツと各保持部とを接着する接着剤を注入させやすくするための切り欠き325が複数形成されている。
保持部330には、中間レンズパーツ312を保持する押さえ面331、保持部330に対する中間レンズパーツ312のZ方向の位置を決める凸部331a、像側レンズパーツ313を保持する押さえ面332、及び保持部330に対する像側レンズパーツ313のZ方向の位置を決める凸部332aが形成されている。
保持部330には、更に、各レンズパーツと各保持部とを接着する接着剤を注入させやすくするための切り欠き335が複数形成されている。
図10Aと図10Bとを比較すると判るように、実施例3では、各レンズパーツは、外形寸法がX方向とY方向とで異なる。具体的には、物体側レンズパーツ311は、X方向よりもY方向の外形寸法が小さい。中間レンズパーツ312は、Y方向よりもX方向の外形寸法が小さい。像側レンズパーツ313は、Y方向よりもX方向の外形寸法が小さい。
保持部320は、物体側端の外形寸法が物体側レンズパーツ311に合わせて設定されている。すなわち、保持部320の物体側端は、X方向よりもY方向の外形寸法が小さい。また、保持部320は、像側端の外形寸法が中間レンズパーツ312に合わせて設定されている。すなわち、保持部320の像側端は、Y方向よりもX方向の外形寸法が小さい。保持部330は、物体側端の外形寸法が中間レンズパーツ312に合わせて設定されている。すなわち、保持部330の物体側端は、Y方向よりもX方向の外形寸法が小さい。また、保持部330は、像側端の外形寸法が像側レンズパーツ313に合わせて設定されている。すなわち、保持部330の像側端は、Y方向よりもX方向の外形寸法が小さい。
ここで、従来構成では、レンズパーツの配置構成によっては、レンズパーツの中で外形寸法が最も大きい部分に合わせて鏡筒全体の径を設定する必要があった。例えば、従来構成の鏡筒内に、像側レンズパーツ313、中間レンズパーツ312、物体側レンズパーツ311を順に組み込む場合、像側レンズパーツ313のY方向の外形寸法に合わせて鏡筒全体の径を設定する必要があった。
これに対し、レンズユニット300では、レンズパーツの中で外形寸法が最も大きい部分に合わせて鏡筒全体の径を設定する従来構成と異なり、各保持部320、330の外形寸法が各レンズパーツの各方向の外形寸法に合わせたものとなっている。そのため、従来構成と比べてレンズユニットが小型化し軽量化する。
物体側レンズパーツ311は、物体側面と像側面とで有効範囲が異なっている。具体的には、物体側レンズパーツ311は、物体側面の有効範囲よりも像側面の有効範囲が小さい。物体側レンズパーツ311のコバ面は、物体側端部(有効範囲の大きい面側の端部)に対して像側端部(有効範囲の小さい面側の端部)を落とし込む段差部311Cを有する。保持部320は、物体側レンズパーツ311のコバ面のうち、段差部311Cによって落ち込んだ部分を保持する。物体側レンズパーツ311を保持する部分で保持部320の外形寸法を段差部311Cの段差高さ分だけ小さくすることにより、レンズユニット300を小型化することができる。
像側レンズパーツ313は、物体側面と像側面とで有効範囲が異なっている。具体的には、像側レンズパーツ313は、像側面の有効範囲よりも物体側面の有効範囲が小さい。像側レンズパーツ313のコバ面は、像側端部(有効範囲の大きい面側の端部)に対して物体側端部(有効範囲の小さい面側の端部)を落とし込む段差部313Cを有する。保持部330は、像側レンズパーツ313のコバ面のうち、段差部313Cによって落ち込んだ部分を保持する。像側レンズパーツ313を保持する部分で保持部330の外形寸法を段差部313Cの段差高さ分だけ小さくすることにより、レンズユニット300を小型化することができる。
[実施例4]
図11~図13は、本発明の実施例4に係るレンズユニット400の構成を示す図である。図11は、レンズユニット400の斜視図である。図12は、レンズユニット400の分解斜視図である。図13は、レンズユニット400を光軸AXを含む面で切断したときの断面図である。
図11~図13は、本発明の実施例4に係るレンズユニット400の構成を示す図である。図11は、レンズユニット400の斜視図である。図12は、レンズユニット400の分解斜視図である。図13は、レンズユニット400を光軸AXを含む面で切断したときの断面図である。
図11~図13に示されるように、実施例4に係るレンズユニット400は、レンズ群410、保持部420(第1の保持部)、保持部430(第2の保持部)及び保持部440(別体の保持部)を備える。レンズ群410は、物体側レンズパーツ411と像側レンズパーツ413との間に複数の中間レンズパーツ(具体的には、中間レンズパーツ412、414)を有する。
実施例4に係るレンズユニット400は、実施例2に係るレンズユニット200に対してレンズパーツと保持部を1つずつ増やした点を除き、実施例2に係るレンズユニット200と同様の構成を有する。
実施例4においても、既出の実施例と同様の理由により、既出の実施例で説明した、組立性の向上や小型化、軽量化等の効果が奏される。
このように、レンズパーツと保持部の数は、実施例1~3に示されるものに限らない。実施例4に示される数のレンズパーツ及び保持部を備えるレンズユニット及びそれ以上多くのレンズパーツ及び保持部を備えるレンズユニットも本発明の範疇である。
[実施例5]
図14~図16は、本発明の実施例5に係るレンズユニット500の構成を示す図である。図14は、レンズユニット500の斜視図である。図15は、レンズユニット500の分解斜視図である。図16Aは、レンズユニット500を光軸AXを含むYZ面で切断したときの断面図である。図16Bは、レンズユニット500を光軸AXを含むXZ面で切断したときの断面図である。
図14~図16は、本発明の実施例5に係るレンズユニット500の構成を示す図である。図14は、レンズユニット500の斜視図である。図15は、レンズユニット500の分解斜視図である。図16Aは、レンズユニット500を光軸AXを含むYZ面で切断したときの断面図である。図16Bは、レンズユニット500を光軸AXを含むXZ面で切断したときの断面図である。
図14~図16に示されるように、実施例5に係るレンズユニット500は、レンズ群510、保持部520(第1の保持部)、保持部530(第2の保持部)及び保持部540(別体の保持部)を備える。レンズ群510は、物体側レンズパーツ511と像側レンズパーツ513との間に複数の中間レンズパーツ(具体的には、中間レンズパーツ512、514)を有する。
実施例5に係るレンズユニット500は、実施例3に係るレンズユニット300に対してレンズパーツと保持部を1つずつ増やした点を除き、実施例3に係るレンズユニット300と同様の構成を有する。
実施例5においても、既出の実施例と同様の理由により、既出の実施例で説明した、組立性の向上や小型化、軽量化等の効果が奏される。
このように、非円形状のレンズパーツを有するレンズユニットにおいても、レンズパーツと保持部の数は、実施例1~3に示されるものに限らない。実施例5に示される数のレンズパーツ及び保持部を備えるレンズユニット及びそれ以上多くのレンズパーツ及び保持部を備えるレンズユニットも本発明の範疇である。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
1 :電子機器
10 :光学系
100 :レンズユニット
110 :レンズ群
111 :物体側レンズパーツ
112 :中間レンズパーツ
113 :像側レンズパーツ
120 :保持部
130 :保持部
200 :レンズユニット
210 :レンズ群
211 :物体側レンズパーツ
212 :中間レンズパーツ
213 :像側レンズパーツ
220 :保持部
300 :レンズユニット
310 :レンズ群
311 :物体側レンズパーツ
312 :中間レンズパーツ
313 :像側レンズパーツ
320 :保持部
330 :保持部
400 :レンズユニット
410 :レンズ群
411 :物体側レンズパーツ
412 :中間レンズパーツ
413 :像側レンズパーツ
414 :中間レンズパーツ
420 :保持部
430 :保持部
440 :保持部
500 :レンズユニット
510 :レンズ群
511 :物体側レンズパーツ
512 :中間レンズパーツ
513 :像側レンズパーツ
514 :中間レンズパーツ
520 :保持部
530 :保持部
540 :保持部
10 :光学系
100 :レンズユニット
110 :レンズ群
111 :物体側レンズパーツ
112 :中間レンズパーツ
113 :像側レンズパーツ
120 :保持部
130 :保持部
200 :レンズユニット
210 :レンズ群
211 :物体側レンズパーツ
212 :中間レンズパーツ
213 :像側レンズパーツ
220 :保持部
300 :レンズユニット
310 :レンズ群
311 :物体側レンズパーツ
312 :中間レンズパーツ
313 :像側レンズパーツ
320 :保持部
330 :保持部
400 :レンズユニット
410 :レンズ群
411 :物体側レンズパーツ
412 :中間レンズパーツ
413 :像側レンズパーツ
414 :中間レンズパーツ
420 :保持部
430 :保持部
440 :保持部
500 :レンズユニット
510 :レンズ群
511 :物体側レンズパーツ
512 :中間レンズパーツ
513 :像側レンズパーツ
514 :中間レンズパーツ
520 :保持部
530 :保持部
540 :保持部
Claims (13)
- 光軸方向に並ぶ複数のレンズパーツを含むレンズ群であって、少なくとも、前記レンズ群の中で最も物体側に配置された物体側レンズパーツ、前記レンズ群の中で最も像側に配置された像側レンズパーツ、及び前記物体側レンズパーツと前記像側レンズパーツとの間に配置された中間レンズパーツを含むレンズ群と、
前記物体側レンズパーツのコバ面を保持するとともに前記中間レンズパーツのコバ面を保持する第1の保持部と、
前記中間レンズパーツのコバ面を保持するとともに前記像側レンズパーツのコバ面を保持する、前記第1の保持部とは別体の第2の保持部と、
を備える、
レンズユニット。 - 前記中間レンズパーツが複数配置され、
前記第1の保持部は、前記物体側レンズパーツのコバ面を保持するとともに、複数の前記中間レンズパーツのうち最も物体側に配置された中間レンズパーツのコバ面を保持し、
前記第2の保持部は、前記複数の中間レンズパーツのうち最も像側に配置された中間レンズパーツのコバ面を保持するとともに、前記像側レンズパーツのコバ面を保持し、
隣接する2つの前記中間レンズパーツの間に、前記第1の保持部及び前記第2の保持部とは別体の保持部が配置され、
前記別体の保持部は、前記2つの中間レンズパーツのうち物体側の中間レンズパーツのコバ面を保持するとともに、前記2つの中間レンズパーツのうち像側の中間レンズパーツのコバ面を保持する、
請求項1に記載のレンズユニット。 - 前記レンズ群のうち少なくとも1つのレンズパーツは、前記コバ面によって規定される外形状が非円形状である、
請求項1又は請求項2に記載のレンズユニット。 - 前記レンズ群のうち少なくとも1つのレンズパーツのコバ面に段差部が形成されており、
前記段差部が形成されたレンズパーツを保持する保持部は、前記段差部によって落ち込んだ部分を保持する、
請求項1から請求項3の何れか一項に記載のレンズユニット。 - 前記レンズ群のうち少なくとも1つのレンズパーツは、前記保持部に嵌合されることによって前記保持部に保持される、
請求項1から請求項4の何れか一項に記載のレンズユニット。 - 前記レンズ群のうち少なくとも1つのレンズパーツは、接着剤による接着によって前記保持部に保持される、
請求項1から請求項5の何れか一項に記載のレンズユニット。 - 前記接着剤は、紫外線硬化型接着剤である、
請求項6に記載のレンズユニット。 - 前記レンズパーツは、樹脂製である、
請求項1から請求項7の何れか一項に記載のレンズユニット。 - 前記保持部は、樹脂製である、
請求項1から請求項8の何れか一項に記載のレンズユニット。 - 前記レンズ群のうち少なくとも1つのレンズパーツは、外形寸法が方向によって異なる形状となっており、
前記外形寸法が方向によって異なるレンズパーツを保持する保持部は、各方向の外形寸法が前記レンズパーツの外形寸法に合わせた寸法となっている、
請求項1から請求項9の何れか一項に記載のレンズユニット。 - 前記レンズパーツは、複数のレンズを接合した接合レンズ、又は単レンズである、
請求項1から請求項10の何れか一項に記載のレンズユニット。 - 前記光軸方向に配置された、請求項1から請求項11の何れか一項に記載の、少なくとも1つのレンズユニットを含む、
光学系。 - 請求項12に記載の光学系を備える、
電子機器。
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