JP2022119016A - 調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】手間をかけずに、連続調理を行うこと。【解決手段】本発明の加熱調理器(100)は、調理動作部(30)を制御する加熱制御部(110a)と、複数の調理の調理メニューを登録する調理メニュー登録部(130)と、を含み、加熱制御部(110a)は、調理メニュー登録部(130)に登録された調理メニューに基づきに調理を順次実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、予約調理可能な調理器に関する。
予約調理可能な調理器として、例えば特許文献1に開示された電子レンジ調理器がある。この電子レンジ調理器では、使用者が飲食物を食べたいときの調理完了時間を電子レンジに入力すると、入力した完了時間(予約時間)に合わせ、調理時間を計算し、自動調理を行う。
特開平5-87346号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電子レンジ調理器が行う予約調理は、1調理毎の予約完了時間を設定することのみであり、複数の調理を連続して実行するための予約、すなわち連続調理の予約を行うことはできない。このため、連続調理を行うには、1調理が終わる都度、次の調理の予約完了時間の設定をすることになり、手間がかかる。
本発明の一態様は、手間をかけずに、連続調理を行うことができる調理器を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る調理器は、調理部と、前記調理部を制御する調理制御部と、複数の調理の調理メニューを登録する調理メニュー登録部と、を含み、前記調理制御部は、前記調理メニュー登録部に登録された前記調理メニューに基づき前記調理部に調理を順次実行させることを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る調理器は、調理部と、前記調理部を制御する調理制御部と、複数の調理の調理メニューを一つのパターンとして登録するパターン登録部と、を含み、前記調理制御部は、前記パターン登録部に登録された前記パターンに含まれる調理メニューに基づき前記調理部に調理を順次実行させることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、手間をかけずに、連続調理を行うことができる。
本発明の実施形態1に係る加熱調理器の外観を示す斜視図である。 図1に示す加熱調理器の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す加熱調理器で実行される連続調理の処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す加熱調理器で実行される連続調理の他の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る加熱調理器の概略構成を示すブロック図である。 図5に示す加熱調理器で使用するパターンの一例を示す図である。 図5に示す加熱調理器を含む加熱調理システムの概略構成を示すブロック図である。 図7に示す加熱調理システムに含まれる管理サーバの概略構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明の調理器の例として、電子レンジ、オーブン等の加熱調理部を備えた加熱調理器について説明する。
(加熱調理器100の外観構成)
図1は、本実施形態に係る加熱調理器100の外観を示す斜視図である。加熱調理器100は、図1に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱庫(調理庫)2と、加熱庫2の開口部2aを開閉する扉3とを備えている。
本体ケーシング1は、上側かつ後側に排気ダクト5を備え、前面の下部に露受容器6を備えている。扉3は、耐熱性の透明な外ガラス7を前面に有し、外ガラス7の上側にハンドル8を有し、外ガラス7の右側に操作パネル(カスタマイズ部)9を有している。
操作パネル9は、表示部10(報知部)、取り消しキー12およびスタートキー13を含んでいる。表示部10は、例えばカラー液晶表示部である。取り消しキー12は、途中で加熱を止めるときなどに押すキーであり、スタートキー13は、加熱を開始するときに押すキーである。
また、操作パネル9の位置の本体ケーシング1の内部には、カメラ14およびドア開閉センサ15が設けられている。
カメラ14は、例えば扉3の内部に設けられた制御基板(図示せず)に取り付けられ、加熱庫2に向けて配置されている。カメラ14は、加熱庫2内を撮像する。カメラ14が撮像した映像は、加熱庫2内の被加熱物(調理対象物)の有無の検知および、検知した被加熱物の特定を行なうために使用される。カメラ14によって撮像された映像による被加熱物の有無の検知および被加熱物の特定のための処理の詳細は後述する。
ドア開閉センサ15は、扉3の開閉を検知するセンサであり、検知信号は後述する制御装置110に送られ、扉3の開閉を判断する。
(加熱調理器100の制御ブロックの構成)
図2は、加熱調理器100の制御ブロック図である。加熱調理器100は、図2に示すように、制御装置110を備えている。制御装置110には、操作パネル9、スピーカ(報知部)20、調理動作部30、カメラ14、ドア開閉センサ15および調理メニュー登録部130が接続されている。調理動作部(調理部)30は、加熱部として例えばヒータ30aおよびマグネトロン30bを備えている。
制御装置110は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、加熱制御部(調理制御部)110a、表示制御部(報知部)110c、音声制御部(報知部)110d、調理メニュー管理部(調理メニュー選択部)110eおよび食品判定部(調理対象物特定部)110fを有する。
加熱制御部110aは、調理動作部30を制御して加熱調理を行う。音声制御部110dは、スピーカ20による発声動作(発話動作)を制御する。調理メニュー管理部110eは、調理メニュー登録部130に登録された調理メニューを読み出して、調理メニューに含まれる調理方法等の調理情報を管理する。
表示制御部110cは、表示部10の表示動作を制御する。例えば、操作パネル9に対するユーザの操作に応じて、調理メニュー管理部110eが管理する、加熱調理器100にて実行可能な料理を表示部10に表示させる。また、表示部10に各種メッセージを適宜表示させる。
食品判定部110fは、カメラ14が撮像した映像を解析し、加熱庫2内の被加熱物の有無を判定する。さらに、食品判定部110fは、加熱庫2内に被加熱物が有ると判定した場合、上記映像の解析結果から、加熱庫2内の被加熱物である食品が、現時点で実行する調理メニューによって調理される食品か否かを判定する。
調理メニュー登録部130には、複数の調理の調理メニューが登録される。調理メニューは、調理(例えばピザ)における、調理方法、加熱時間、分量、仕上がり度合い、自動調理メニューの選択の有無等の調理に関する情報を含んでいる。
調理メニュー登録部130に登録された調理メニューは、調理メニュー管理部110eによって順次読み込まれて、加熱制御部110aに送られる。加熱制御部110aは、送られた調理メニューに基づき調理動作部30に調理を順次実行させる。
例えば、3つの調理を、ピザ、フライドチキン、庫内クリーンとすれば、それぞれの調理を実行するための調理メニューを予め調理メニュー登録部130に登録する。その後、加熱調理器100をユーザが操作し、調理開始を指示すると、調理メニュー登録部130に登録した調理メニューは、調理メニュー管理部110eによって予約形式で調理を開始するように順次読み出され、加熱制御部110aに送られる。例えば、1予約目をピザ、2予約目をフライドチキン、3予約目を庫内クリーンとする。このとき、加熱制御部110aは、最初に1予約目のピザの調理メニューに基づいてピザの調理を調理動作部30に実行させ、ピザの調理が完了した後、2予約目のフライドチキンの調理メニューに基づいてフライドチキンの調理を調理動作部30に実行させる。フライドチキンの調理が完了した後、加熱制御部110aは、最後の3予約目の庫内クリーンの調理メニューに基づき庫内クリーンを調理動作部30に実行させる。加熱調理器100は、このようにして連続調理を実行する。連続調理の実行の処理の流れについて以下に説明する。
(連続調理)
図3は、加熱調理器100によって実行される連続調理の処理の流れを示すフローチャートである。ユーザは、加熱調理器100の操作パネル9を操作して、所望する複数の調理のそれぞれの調理メニューを予め調理メニュー登録部130に予め登録しておく。その上で、加熱調理器100のスタートボタンを押下すると、調理メニューの読み込みが行われる(ステップS11)。ここで、制御装置110は、調理メニュー登録部130に記憶された調理メニューを調理メニュー管理部110eに読み込ませる。
次に、ドア開を検知したか否かを判定する(ステップS12)。ここで、制御装置110は、ドア開閉センサ15から検知信号に基づき扉3が開放されているか否かを判定する。判定した結果が、扉3が開放されていると判定した結果(YES)であれば、ステップS13に移行する。
ステップS13では、加熱庫2内に被加熱物が載置されているか否かを判定する。ここで、制御装置110の食品判定部110fは、カメラ14が撮像した映像から、加熱庫2内に被加熱物が載置されているか否かを判定する。判定した結果が、加熱庫2内に被加熱物が載置されていると判定した結果(YES)であれば、ステップS14に移行する。
ステップS14では、ドア閉を検知したか否かを判定する。ここで、制御装置110は、ドア開閉センサ15から検知信号に基づき扉3が閉塞されているか否かを判定する。判定した結果が、扉3が閉塞されていると判定した結果(YES)であれば、ステップS15に移行し、調理を開始する。すなわち、加熱庫2内に被加熱物が載置され、且つ、扉3が閉まることをトリガとして、制御装置110は調理動作部30に調理を実行させる。このときの調理は、調理メニュー管理部110eが管理している調理メニューに基づいて実行される。
次に、調理が終了したか否かを判定する(ステップS16)。ここで、制御装置110は、現在実行中の調理の終了時間に達したか否かを判定する。判定した結果が、調理の終了時間に達したと判定した結果(YES)であれば、ステップS17に移行する。
ステップS17では、全ての調理が終了したか否かを判定する。ここで、制御装置110は、調理メニュー管理部110eによって管理されている調理メニューに対応する調理が全て終了したか否かを判定する。判定した結果が、全ての調理が終了していないと判定した結果(NO)であれば、再度、ステップS12に移行し、残りの調理を実行する。一方、判定した結果が、全ての調理が終了していると判定した結果(YES)であれば、処理を終了する。
以上の処理によれば、予め登録した複数の調理の調理メニューに基づき、調理を順次実行することで、連続調理が可能となっている。つまり、連続調理を行うために、調理毎に調理メニューを設定する必要がないので、手間をかけずに、連続調理を行うことができるという効果を奏する。
なお、図3に示すフローチャートでは、調理を実行する際に加熱庫2内に載置する被加熱物である食品に間違いが無いという前提とした処理の流れを示している。つまり、加熱庫2内に載置された食品と、実行しようとする調理の食品とが同じである場合を前提とした場合の処理の流れを示している。
しかしながら、加熱庫2内に載置された食品と、実行しようとする調理の食品とが同じでない場合もある。このような場合には、間違った調理方法で食品が調理されることになる。このような事態を避けるために、例えば、図3に示すフローチャートに、加熱庫2内に載置された食品と、実行しようとする調理の食品とが同じである否かを判定するステップを追加することが考えられる。
図4は、図3に示すフローチャートのステップS13と、ステップS14との間に、ステップS21,ステップS22を挿入した連続調理の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS21では、ステップS13における判定結果が、加熱庫2内に被加熱物が載置されていると判定した結果(YES)であれば、加熱庫2内に載置されている被加熱部が所望する被加熱物か否かを判定する(ステップS21)。所望する被加熱物とは、これから実行しようとする調理に含まれる被加熱物である食品をいう。ステップS21における具体的な処理は、制御装置110内の食品判定部110fによって行われる。すなわち、食品判定部110fは、加熱庫2内に載置された被加熱物を撮像したカメラ14の映像を解析することで、所望する被加熱物であるか否かを判定する。判定結果が、所望の被加熱物でないと判定した結果(NO)であれば、調理メニュー管理部110eは、調理メニューの再設定を行う(ステップS22)。ここでは、調理メニュー管理部110eは、食品判定部110fによって判定された被加熱物である食品に対する調理メニューを、予め管理している複数の調理メニューから選択し、調理メニューに基づく調理の順番を入替えることで、調理メニューの再設定を行う。
その後、再度、ステップS21に移行し、加熱庫2内に載置されている被加熱部が所望する被加熱物か否かを判定し、判定結果が所望する被加熱物であると判定した結果(YES)であれば、ステップS14に移行し、ドア閉検知の判定を行う。この後の処理は、図3に示すフローチャートで示した処理と同じであるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、制御装置110は、調理メニュー管理部110eによって調理動作部30によって調理される調理対象物である食品を特定する。そして、特定した食品を調理する調理メニューを調理メニュー登録部130に登録された調理メニューから選択し、加熱制御部110aによって選択した調理メニューに基づき調理動作部30に調理を実行させている。
図3および図4に示すフローチャートでは、加熱調理器100のスタートボタンを押下するのは最初(ステップS11)だけで、予め登録した調理メニューに沿って連続調理を自動で行うようになっている。この場合、ドア開閉+被加熱物の有無判定を行うことで、連続調理の自動化を図っている。しかしながら、連続調理の実現方法として上述した自動で行う方法に限定されず、手動で連続調理を行ってもよい。連続調理を手動で行う場合、ドア開閉+スタートボタンの押下を行うことで実現している。つまり、ユーザは、調理の完了毎に、加熱調理器100の扉3を開けて、被加熱物を加熱庫2内に載置し、扉3を閉めて、調理のスタートボタンを押下する。これにより、手動の連続調理を実現している。
なお、本実施形態では、カメラ14が撮像した映像を用いて、加熱庫2内に被加熱物が載置されている否かの判定と、加熱庫2内に載置された被加熱物が所望の被加熱物であるか否かの判定とを行なう例について説明した。しかしながら、これらの判定をカメラ14だけで行なうのではなく、例えば加熱庫内に被加熱物が載置されているか否かの判定には、赤外線センサの検出信号を用い、加熱庫内に載置された被加熱物が所望するものである否かの判定には、カメラ14が撮像した映像をもちいるようにしてもよいし、さらに、他の手段を用いて被加熱物の有無および特定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、調理メニュー登録部130に対して、複数の調理の調理メニューを登録し、登録した調理メニューに基づいて調理を順次実行させる例について説明した。しかしながら、複数の調理の調理メニューを、ユーザの生活様式に合わせて一つのパターンとして登録し、登録したパターンに含まれる調理メニューに基づき調理を順次実行するようにしてもよい。この例について以下の実施形態2で説明する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。なお、本実施形態では、前記実施形態1の図2に示す加熱調理器100と同じ外観の加熱調理器を使用するが、制御ブロックの構成が一部異なる。
(加熱調理器100Aの制御ブロックの構成)
図5は、本実施形態に係る加熱調理器100Aの制御ブロック図である。加熱調理器100Aは、図1に示す加熱調理器100のブロックに含まれていなかったWiFi(登録商標)通信モジュール120と、WiFi(登録商標)通信モジュール120を制御する通信制御部110bが追加されている。WiFi(登録商標)通信モジュール120と通信制御部110bは、後述する管理サーバ200に接続するために使用される。さらに、加熱調理器100Aは、前記実施形態1の調理メニュー登録部130の代わりに、パターンを登録するパターン登録部230を有している。
(パターン)
図6は、加熱調理器100Aで使用するパターンの一例を示す図である。
パターンは、例えばユーザの生活様式に合わせて選択される複数の調理の調理メニューを含んでいる。生活様式として、例えば一人暮らしを想定した場合、図6に示すようなパターンがパターン登録部230に登録される。ここでは、2個のコンビニ弁当を二つの調理とし、それぞれの調理の調理方法として加熱ワット数、加熱時間等を含む調理メニューを二つ含んだパターン(1)、2個のおにぎりを一つの調理、1個のおかずを一つの調理とし、それぞれの調理の調理方法として加熱ワット数、加熱時間等を含む調理メニューを二つ含んだパターン(2)が登録される。
パターン登録部230に登録された2つのパターンは、例えば操作パネル9の表示部10に表示され、ユーザが何れかのパターンを選択できるようにする。そして、加熱調理器100Aは、ユーザが選択したパターンに含まれる調理を順次実行する。なお、パターン選択後の調理は、前記実施形態1と同じ処理で調理が順次実行される。つまり、ユーザがパターン(1)を選択すれば、2つのコンビニ弁当を順番に入替えて順次加熱し、ユーザがパターン(2)を選択すれば、2つのおにぎりと1つのおかずを順番に入替えて順次加熱する。
パターン登録部230に登録されるパターンとしては、ユーザの好みや生活リズム、季節や日付等に合わせた調理メニューを組み合わせたものであってもよい。例えば、曜日単位のパターン、すなわち月曜日用のパターン、火曜日用のパターン等を登録してもよい。また、季節として例えば1月1日のお餅の調理メニューを含むパターンを登録してもよい。さらに、日付として例えば誕生日の調理メニューを含むパターンを登録してもよい。このように、パターン登録部230に登録するパターンは、ユーザの生活様式に合わせて、ユーザ自身によって選択した調理の調理メニューを組み合わせたものとしてもよい。
また、加熱調理器100Aの利用履歴(履歴)からパターンをユーザに提案するようにしてもよい。具体的には、パターン登録部(記憶部)230に加熱調理器100Aの利用履歴を記憶させ、調理メニュー管理部(パターン提案部)110eが利用履歴に基づいたパターンを提案する。上記構成によれば、ユーザの調理の好みに合わせたパターンを提供することになるので、ユーザが登録するパターンを考えずに済み、ユーザの使い勝手の向上を図ることができる。
さらに、加熱調理器100Aの利用履歴を利用したパターンの提案は、クラウドからユーザに提案してもよい。具体的には、以下に示す加熱調理システムによって実現する。
(加熱調理システムの概要)
図7は、本実施形態の加熱調理器100Aを備えた加熱調理システムの構成を示す模式図である。加熱調理システムは、図7に示すように、加熱調理器100、管理サーバ200を備えている。
加熱調理器100Aは、管理サーバ(外部装置)200と例えばインターネット回線(ネットワーク)を介して通信する。なお、これら通信回線の種類については特に限定されない。
管理サーバ200は、例えばクラウドコンピューティングシステムを構成するクラウドサーバである。管理サーバ200の詳細は後述する。
加熱調理器100Aは、詳細には、WiFi(登録商標)通信モジュール120を備え、無線アクセスポイント80およびインターネット回線を介して管理サーバ200と通信する。なお、WiFi(登録商標)通信モジュール120は、インターネット回線に直接に接続されるようにしてもよい。また、WiFi(登録商標)の代わりにBluetooth(登録商標)などの他の通信規格を用いてもよい。
(管理サーバ200の構成)
図8は、管理サーバ200の構成を示すブロック図である。管理サーバ200は、図8に示すように、通信部200a、調理メニュー管理部200bおよび端末装置管理部200cを備えている。
通信部200aは、加熱調理器100Aと通信する。調理メニュー管理部200bは、加熱調理器100Aにて実行可能な料理およびそれら料理についての調理情報を調理メニューとして記憶し、管理する。端末装置管理部200cは、加熱調理器100Aとの通信を許可された端末装置(図示せず)の情報を管理している。
(加熱調理システムの動作)
上記の構成において、加熱調理器100Aの動作を中心とした加熱調理システムの動作について以下に説明する。
加熱調理システムでは、加熱調理器100Aの利用履歴を管理サーバ200にアップロードし、管理サーバ200の調理メニュー管理部200bに格納する。調理メニュー管理部200bは、格納した利用履歴に基づいて複数の調理の調理メニューを含むパターンを作成する。管理サーバ200は、作成されたパターンを加熱調理器100Aに送信する。加熱調理器100Aの調理メニュー管理部110eは、管理サーバ200から受信したパターンを操作パネル9の表示部10に表示することで、当該加熱調理器100Aを使用するユーザに提案する。すなわち、調理メニュー管理部110eは、管理サーバ200から提供されたパターン(利用履歴に基づくパターン)をユーザに提案する。
なお、加熱調理器100Aに提案されたパターンは、操作パネル9をユーザが操作することで、ユーザの指示に基づいてカスタマイズすることが可能である。例えば、図6のパターン(2)が提案された場合に、操作パネル(カスタイマイズ部)9を操作して、おかずを一つから二つに変更したり、おにぎりの温めワット数を変更したりすることができる。これにより、さらにユーザの好みに合ったパターンを登録することになるので、ユーザにとってより使い勝手のよい加熱調理器100Aとなる。
なお、前記実施形態1の加熱調理器100と、前記実施形態2の加熱調理器100Aとの機能を組み合わせてもよい。すなわち、第1の調理方法として、複数の調理の調理メニューを登録すること、第2の調理方法として、複数の調理の調理メニューを含むパターンを登録することができ、ユーザが第1の調理方法、第2の調理方法の何れかを選択し、実行するようにしてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
加熱調理器100,100A(以下、「調理器」と呼ぶ)の機能は、当該調理器としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該調理器の各制御ブロック(特に制御装置110に含まれる各部)としてコンピュータを機能させるためのプログラムにより実現することができる。
この場合、上記調理器は、上記プログラムを実行するためのハードウェアとして、少なくとも1つの制御装置(例えばプロセッサ)と少なくとも1つの記憶装置(例えばメモリ)を有するコンピュータを備えている。この制御装置と記憶装置により上記プログラムを実行することにより、上記各実施形態で説明した各機能が実現される。
上記プログラムは、一時的ではなく、コンピュータ読み取り可能な、1または複数の記録媒体に記録されていてもよい。この記録媒体は、上記装置が備えていてもよいし、備えていなくてもよい。後者の場合、上記プログラムは、有線または無線の任意の伝送媒体を介して上記装置に供給されてもよい。
また、上記各制御ブロックの機能の一部または全部は、論理回路により実現することも可能である。例えば、上記各制御ブロックとして機能する論理回路が形成された集積回路も本発明の範疇に含まれる。この他にも、例えば量子コンピュータにより上記各制御ブロックの機能を実現することも可能である。
また、上記各実施形態で説明した各処理は、AI(Artificial Intelligence:人工知能)に実行させてもよい。この場合、AIは上記制御装置で動作するものであってもよいし、他の装置(例えばエッジコンピュータまたはクラウドサーバ等)で動作するものであってもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る調理器は、調理庫(加熱庫2)に載置された調理対象物(被加熱物)を調理する調理部(調理動作部30)と、前記調理部(調理動作部30)を制御する調理制御部(加熱制御部110a)と、複数の調理の調理メニューを登録する調理メニュー登録部130と、を含み、前記調理制御部(加熱制御部110a)は、前記調理メニュー登録部130に登録された前記調理メニューに基づき前記調理部(調理動作部30)に調理を順次実行させる。
上記の構成によれば、調理制御部によって、調理メニュー登録部に登録された前記調理メニューに基づき前記調理部に調理を順次実行させている。これにより、複数の調理メニューを登録するだけで、複数の調理が連続して実行されるので、一つの調理を実行する毎に、調理メニューを設定する必要がない。従って、手間をかけずに、連続調理を行うことができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る調理器は、上記態様1において、前記調理制御部(加熱制御部110a)は、予め設定された順番で調理メニューに基づき前記調理部(調理動作部30)に調理を実行させてもよい。
上記の構成によれば、設定した順番で調理対象物を入替えるだけで、調理を連続して行うことが可能となる。
本発明の態様3に係る調理器は、上記態様1または2において、前記調理制御部(加熱制御部110a)は、前記調理部(調理動作部30)によって調理される調理対象物を特定する調理対象物特定部(食品判定部110f)と、前記調理対象物特定部(食品判定部110f)によって特定された調理対象物を調理する調理メニューを、前記調理メニュー登録部130に登録された調理メニューから選択する調理メニュー選択部(調理メニュー管理部110e)と、を含み、前記調理メニュー選択部(調理メニュー管理部110e)によって選択された調理メニューに基づき前記調理部(調理動作部30)に調理を実行させてもよい。
上記構成によれば、間違った調理対象物がセットされていても、セットされた調理対象物に合わせて適切に調理を行うことが可能となる。
本発明の態様4に係る調理器は、調理庫(加熱庫2)に載置された調理対象物(被加熱物)を調理する調理部(調理動作部30)と、前記調理部(調理動作部30)を制御する調理制御部(加熱制御部110a)と、複数の調理の調理メニューを一つのパターンとして登録するパターン登録部230と、を含み、前記調理制御部(加熱制御部110a)は、前記パターン登録部230に登録された前記パターンに含まれる調理メニューに基づき前記調理部(調理動作部30)に調理を順次実行させる。
上記構成によれば、調理制御部によって、パターン登録部に登録された前記パターンに含まれる調理メニューに基づき前記調理部に調理を順次実行させている。これにより、複数の調理メニューを一つのパターンとして登録するだけで、パターンを選択するだけで、パターン内の調理メニューに基づき複数の調理を連続して実行することが可能となる。従って、一つの調理を実行する毎に、調理メニューを設定する必要がなく、簡単に、連続調理を行うことができる。
本発明の態様5に係る調理器は、上記態様4において、前記パターンを提案するパターン提案部(調理メニュー管理部110e)と、調理器において実行された調理の履歴を記憶する記憶部(パターン登録部230)と、を含み、前記パターン提案部(調理メニュー管理部110e)は、前記記憶部(パターン登録部230)に記憶された調理の履歴に基づいた前記パターンを提案してもよい。
上記構成によれば、ユーザの調理の好みに合わせたパターンを提供することになるので、ユーザの使い勝手の向上を図ることができる。
本発明の態様6に係る調理器は、上記態様5において、ネットワークを介して管理サーバ200と通信する通信部(通信モジュール120)をさらに備え、前記パターン提案部(調理メニュー管理部110e)は、前記通信部(通信モジュール120)を介して接続された管理サーバ200から前記記憶部(パターン登録部230)に記憶された調理の履歴に基づいて提供されたパターンを提案してもよい。
本発明の態様7に係る調理器は、上記態様5または6において、前記パターン提案部(調理メニュー管理部110e)によって提案されたパターンをカスタマイズするカスタマイズ部(操作パネル9)と、をさらに含む請求項5または6に記載の調理器。
上記構成によれば、ユーザのより好みに応じたパターンを実現することが可能となる。
本発明の態様8に係る調理器は、上記態様1~7の何れか1態様において、前記調理庫に載置された調理対象物を加熱する加熱部(調理動作部30)を備えている。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 本体ケーシング
2 加熱庫(調理庫)
2a 開口部
5 排気ダクト
6 露受容器
7 外ガラス
8 ハンドル
9 操作パネル
10 表示部
12 取り消しキー
13 スタートキー
14 カメラ
15 ドア開閉センサ
20 スピーカ
30 調理動作部(調理部)
30a ヒータ
30b マグネトロン
80 無線アクセスポイント
100、100A 加熱調理器
110 制御装置
110a 加熱制御部(調理制御部)
110b 通信制御部
110c 表示制御部
110d 音声制御部
110e、200b 調理メニュー管理部(パターン提案部)
110f 食品判定部(調理対象物特定部)
120 通信モジュール(通信部)
130 調理メニュー登録部
200 管理サーバ
200a 通信部
200c 端末装置管理部
230 パターン登録部(記憶部)

Claims (10)

  1. 調理庫と、
    前記調理庫に載置された調理対象物を調理する調理部と、
    前記調理部を制御する調理制御部と、
    複数の調理の調理メニューを登録する調理メニュー登録部と、を含み、
    前記調理制御部は、
    前記調理メニュー登録部に登録された複数の前記調理メニューに基づき前記調理部に調理を順次実行させる、調理器。
  2. 前記調理制御部は、
    予め設定された順番で複数の前記調理メニューに基づき前記調理部に調理を実行させる、請求項1に記載の調理器。
  3. 前記調理制御部は、
    前記調理部によって調理される調理対象物を特定する調理対象物特定部と、
    前記調理対象物特定部によって特定された調理対象物を調理する調理メニューを、前記調理メニュー登録部に登録された調理メニューから選択する調理メニュー選択部と、
    を含み、
    前記調理メニュー選択部によって選択された調理メニューに基づき前記調理部に調理を実行させる、請求項1または2に記載の調理器。
  4. 調理庫と、
    前記調理庫に載置された調理対象物を調理する調理部と、
    前記調理部を制御する調理制御部と、
    複数の調理の調理メニューを一つのパターンとして登録するパターン登録部と、を含み、
    前記調理制御部は、
    前記パターン登録部に登録された前記パターンに含まれる調理メニューに基づき前記調理部に複数の調理を順次実行させる、調理器。
  5. 調理器において実行された調理の履歴に基づいた前記パターンを提案するパターン提案部を含む、請求項4に記載の調理器。
  6. ネットワークを介して管理サーバと通信する通信部をさらに備え、前記パターン提案部は、
    前記通信部を介して接続された管理サーバから、調理の履歴に基づいて提供されたパターンを提案する、請求項5に記載の調理器。
  7. 前記パターン提案部によって提案されたパターンをユーザの指示に基づいてカスタマイズするカスタマイズ部と、をさらに含む請求項5または6に記載の調理器。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の調理器であって、
    前記調理庫に載置された調理対象物を加熱する加熱部を備えた調理器。
  9. 調理庫に載置された調理対象物を調理する調理部と、複数の調理の調理メニューを登録する調理メニュー登録部と、を含む調理器の調理方法であって、
    前記調理メニュー登録部から調理メニューを順に読み出す第1ステップと、
    前記第1ステップによって読み出した複数の調理メニューに基づき前記調理部に調理を順次実行させる第2ステップと、を含む、調理方法。
  10. 調理庫に載置された調理対象物を調理する調理部と、複数の調理の調理メニューを一つのパターンとして登録するパターン登録部と、を含む調理器の調理方法であって、
    前記パターン登録部からパターン読み出す第1ステップと、
    前記第1ステップによって読み出したパターンに含まれる複数の調理の調理メニューに基づき前記調理部に調理を順次実行させる第2ステップと、を含む調理方法。
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