JP2022116333A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技演出を行う遊技演出部(15)を備えた基体(12)と、前記基体(12)の前側に位置すると共に当該基体(12)の一側部に設けたヒンジ部(25)により開閉可能に支持され、前記遊技演出部(15)を前側から透視可能に覆う透視保護部(13a)を有する前面部材(13)とを備えた遊技機において、
前記前面部材(13)の前面側に位置する第1位置および第2位置に移動可能な装飾部材(31)と、
前記前面部材(13)が閉鎖状態であるか否かを判別可能な第1判別手段(29,60a)と、
前記装飾部材(31)の位置を判別可能な第2判別手段(38,65a)と、
所定の報知を実行可能な報知手段(26,27)と、を備え、
前記報知手段(26,27)は、前記前面部材(13)が閉鎖状態でないと前記第1判別手段(29,60a)が判別した際に、前記装飾部材(31)が第1位置にあると前記第2判別手段(38,65a)が判別している場合と、前記装飾部材(31)が第1位置にないと前記第2判別手段(38,65a)が判別している場合とで異なる報知を可能に構成されると共に、
前記報知手段(26,27)は、前記前面部材(13)が閉鎖状態でないと前記第1判別手段(29,60a)が判別すると共に前記装飾部材(31)が第1位置にないと前記第2判別手段(38,65a)が判別している特定の状態で報知を行っているときに、前記前面部材(13)が閉鎖状態となった場合は、前記特定の状態で行っていた複数種類の報知の少なくとも一部を行うよう構成したことを要旨とする。
この構成によれば、装飾部材を第1位置に戻すことで、報知の種類が切り替わるので、装飾部材が第1位置に戻ったことを効果的に認識することができる。従って、装飾部材を第2位置に移動したまま遊技を開始してしまうのを防いで、適正に遊技を行うことができる。
図1~図3に示す如く、実施例に係るパチンコ機10は、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の設置枠台M(図4~図6参照)に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠11の開口前面側に、遊技盤14を着脱可能に保持する本体枠としての中枠(基体)12が開閉および着脱可能に組み付けられて、該遊技盤14の裏側に、所定条件の成立(後述する始動入賞口へのパチンコ球の入賞等)を契機として演出用の演出図柄(飾図)を変動表示させて図柄組合せ演出を表示する演出実行手段としての表示装置15が着脱可能に配設されている。また、前記中枠12の前面側には、前記遊技盤14を透視保護するガラス板や透明な合成樹脂材により形成された透視保護部13aで前後に開口する窓部13bを覆うよう構成された装飾枠としての前枠(前面部材)13が開閉可能に組み付けられる。前枠13の下部位置には、パチンコ球を貯留する上球受け皿16および下球受け皿17が上下に離間して前枠13と一体的に開閉可能に設けられている。また前枠13には、下球受け皿17の側方に、前記中枠12に配設された図示しない打球発射装置を作動する操作ハンドル18が設けられる。この操作ハンドル18は、左回転方向に付勢された操作レバー18aを備え、該操作レバー18aを右回転するよう遊技者が回動操作することで打球発射装置が作動されて、前記上球受け皿16に貯留されたパチンコ球が前記遊技盤14に向けて発射される。前記表示装置15は、表示により遊技演出を行う遊技演出部として機能しており、該表示装置15としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置や、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の表示装置を採用し得る。
前記外枠11は、図3に示す如く、上縁を構成する外上枠部19aと、下縁を構成する外下枠部19bと、左縁を構成する外第1側枠部19cと、右縁を構成する外第2側枠部19dとから基本的に構成され、これら上下左右の枠部19a,19b,19c,19dを組み付けることで外枠11が縦長の矩形枠体として構成される。そして、外枠11に対して中枠12は、後述する中第1側枠部21c側(一方の側部)が、第1ヒンジ機構20を介して開閉および着脱自在に支持(ヒンジ接続)され、外枠11に対して中枠12を閉成することで、該外枠11の内側に中枠12が収容されるよう構成される。また、外枠11に対して中枠12は、第1ヒンジ機構20による枢支側とは反対の側縁側(他方の側部)が、中枠12の後述する中第2側枠部21dおよび前枠13の前第2側枠部24dに設けた施錠装置28によって、該中枠12は外枠11に対して閉鎖状態に保持されるようになっている。
前記中枠12は、図3に示す如く、上縁をなす中上枠部21aと、下縁をなし、打球発射装置や各種制御装置等を設置する設置部として機能する中下枠部21bと、左縁(一方の側縁)をなす中第1側枠部21cと、右縁(他方の側縁)をなす中第2側枠部21dとから構成されて、これら上下左右の枠部21a,21b,21c,21dを組み付けた際に、全体が外枠11の開口領域に整合する大きさに形成される。そして、前述したように外枠11に対して中枠12の中第1側枠部21c側が、第1ヒンジ機構20を介して回動自在に支持されて、中第2側枠部21d側が施錠装置28により施錠される。また、中枠12には、上下左右の枠部21a,21b,21c,21dを組み付けることで前後に開口する遊技盤保持部22が画成され、該遊技盤保持部22に遊技盤14が着脱自在にセット保持される。
前記遊技盤14は、合板等の木製板部材の表面にセル板を配設したもの、あるいはアクリル板等の透明な合成樹脂材等からなる平板状の板部材で構成される。遊技盤14の前面には、案内レール23によって遊技領域14aが画成され(図1参照)、前記中枠12に配設された打球発射装置から発射されたパチンコ球が遊技領域14a内に打ち出され、該遊技領域14a内をパチンコ球が流下して遊技が行われる。また遊技盤14の前面には、図示しないが、遊技領域14a内に枠状装飾部材、パチンコ球が入賞可能な始動入賞装置、特別入賞装置、普通入賞装置等の各種入賞装置および多数本の遊技釘や風車等の各種遊技部品が配設されている。遊技盤14の裏側には、表示装置15、可動演出装置および発光装置等の各種の遊技部品が配設される合成樹脂材で形成された図示しない設置部材が配設される。そして、設置部材に形成された前後に開口する開口部および枠状装飾部材に形成した窓口を介して表示装置15の表示部を前面側から視認し得るよう構成される。
図1~図3に示す如く、前記前枠13は、全体が合成樹脂により前記中枠12の外形サイズに成形されると共に、前記遊技盤14の遊技領域14aを前側から視認し得る前記窓部(可視部)13bが開設されており、該前枠13の裏側に保持した透視保護部13aによって遊技盤14の遊技領域14aおよび前記表示装置15の表示部を透視可能に保護するよう構成される。前枠13は、上縁をなす前上枠部24aと、下縁をなす前下枠部24bと、左縁(一方の側縁)をなす前第1側枠部24cと、右縁(他方の側縁)をなす前第2側枠部24dが一体的に成形され、前下枠部24bの前面に前記上下の球受け皿16,17が設けられている。そして、中枠12に対して前枠13は、前第1側枠部24c(一方の側部)が第2ヒンジ機構(ヒンジ部)25を介して回動自在に支持(ヒンジ接続)され、前枠13を前第1側枠部24c側を中心として回動することで中枠12に対して開閉される。中枠12に対して前枠13を閉成することで、中枠12の前側が前枠13で覆われ、中枠12に対して前枠13を開放することで、中枠12の前側から前枠13が退避して該中枠12の前側が開放する(図6参照)。また、中枠12に対して前枠13を閉成した閉鎖状態で、前記施錠装置28を利用して前第2側枠部24d(他方の側部)が中枠12に対して施錠される。なお、実施例では前枠13に上下の球受け皿16,17を一体的に設けるようにしたが、下球受け皿17を中枠12に対して開閉自在に配設する構成を採用し得る。
前記外枠11に対して中枠12を開錠可能に施錠すると共に、中枠12に対して前枠13を開錠可能に施錠する施錠装置28として、実施例では「ダブル錠型式」と呼ばれる型式の施錠装置が用いられている。この施錠装置28は、図1に示す如く、前枠13における前第2側枠部24dの前面に鍵穴を露出させた錠操作部28aと、鍵穴から差し込んだ鍵の回動操作によって作動する作動機構28bとを備える(図3参照)。作動機構36bは、外枠11に設けた外枠被係合部に係脱する外枠係合部(何れも図示せず)および中枠12に設けた中枠係合部に係脱する中枠係合部(何れも図示せず)を備える。そして、錠操作部28aの鍵穴から差し込んだ鍵を一方へ回転させる操作に基づき、作動機構28bが作動して外枠被係合部に対する外枠係合部の係合が解除されることで、中枠12と外枠11とが開錠される。また、錠操作部28aの鍵穴に差し込んだ鍵を他方へ回転させる操作に基づき、作動機構28bが作動して中枠被係合部に対する中枠係合部の係合が解除されることで、前枠13と中枠12とが開錠される。
次に、パチンコ機10の制御構成について説明する。実施例のパチンコ機10には、図7に示す如く、パチンコ機10を全体的に制御する制御手段としてのメイン制御基板(メイン制御手段)60と、該メイン制御基板60からの制御信号に基づいて各制御対象を制御する制御手段としてのサブ制御基板(サブ制御手段)65,70とが設けられている。すなわち、メイン制御基板60では、パチンコ機10に備えられた各種センサやスイッチ29等の検出手段からの検出信号に基づいて各種処理が実行され、その処理結果に応じた各種の制御信号(制御コマンド)がサブ制御基板65,70に出力されるようになっている。
前記メイン制御基板60は、図7に示に如く、制御処理を実行するメイン制御CPU60a、該メイン制御CPU60aが実行する制御プログラムを記憶するメイン制御ROM60b、当該メイン制御CPU60aの処理に必要なデータの書込み・読出しが可能なメイン制御RAM60c等が備えられている。そして、前記メイン制御CPU60aに、前記入賞センサや扉開放検出スイッチ29等の各種の検出手段が接続されている。メイン制御CPU60aは、扉開放検出スイッチ29がON状態からOFF状態に切り替わった際(前枠13が閉鎖状態から変化した際)に、演出制御基板65に、扉開放コマンドを送信すると共に、扉開放検出スイッチ29がOFF状態からON状態に切り替わった際(前枠13が閉鎖状態となった際)に、演出制御基板65に、扉閉鎖コマンドを送信する。メイン制御CPU60aは、前記扉開放検出スイッチ29が前枠13を検出するON状態で該前枠13が閉鎖状態であると判別すると共に、扉開放検出スイッチ29が前枠13を検出しなくなるOFF状態に切り替わることで該前枠13が閉鎖状態から変化した(すなわち閉鎖状態ではない)と判別する。実施例では、扉開放検出スイッチ29およびメイン制御CPU60aから、前枠(前面部材)13が閉鎖状態であるか否かを判別可能な前面用判別手段または第1判別手段が構成される。
前記演出制御基板65には、演出制御CPU65aが備えられている。該演出制御CPU65aには、図7に示す如く、演出制御ROM65bおよび演出制御RAM65cが接続されている。また、演出制御CPU65aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を演出制御RAM65cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。演出制御ROM65bには、表示制御基板70、ランプ制御基板72および音制御基板73を統括的に制御するための演出制御プログラムが記憶されている。演出制御CPU65aは、各種制御コマンドを入力すると、当該演出制御プログラムに基づき各種制御を実行する。演出制御CPU65aは、前記扉開放コマンドを入力すると、演出制御RAM65cの記憶領域に設定された扉開放フラグに「1」を設定し、前記扉閉鎖コマンドを入力すると扉開放フラグに「0」を設定するよう構成されており、該演出制御CPU65aは、扉開放フラグを参照することで前枠13の状態(閉鎖状態または開放状態)を認識し得るようになっている。また、演出制御CPU65aは、前記前枠13の状態および前記第2装飾部材31の位置に応じた後述するエラー報知を、枠ランプ26やスピーカ27で行わせているエラー報知中は、演出制御RAM65cの記憶領域に設定されたエラー報知中フラグに「1」を設定し、エラー報知中でない場合はエラー報知中フラグに「0」を設定するよう構成されており、該演出制御CPU65aは、エラー報知中フラグを参照することでエラー報知中であるか否かを認識し得るようになっている。また、演出制御CPU65aに、前記位置検出センサ38が接続されている。そして、演出制御CPU65aは、位置検出センサ38が検出片39aを検出するON状態で前記第2装飾部材31が原位置に位置すると判別すると共に、位置検出センサ38が検出片39aを検出しなくなるOFF状態に切り替わることで第2装飾部材31が原位置から移動したと判別する。実施例では、位置検出センサ38および演出制御CPU65aから、第2装飾部材(装飾部材)31の位置を判別可能な判別手段または第2判別手段が構成される。なお、図7には、別実施例に係るパチンコ機が備える報知継続タイマ50を二点鎖線で示している。
次に、図7に基づき表示制御基板70について説明する。表示制御基板(表示制御手段)70には、表示制御CPU70aが備えられている。該表示制御CPU70aには、表示制御ROM70bおよび表示制御RAM70cが接続されている。また、表示制御基板70(表示制御CPU70a)には、表示装置15が接続されている。表示制御ROM70bには、表示装置15の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、表示制御ROM70bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。更に、表示制御RAM70cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
1.扉開放検出スイッチ29が、前枠13の閉鎖状態を検出している状態(ON状態)から検出しなくなった状態(OFF状態)への切り替わりの第1のタイミング
2.扉開放検出スイッチ29が、前枠13の閉鎖状態を検出していない状態(OFF状態)から検出するようになった状態(ON状態)への切り替わりの第2のタイミング
3.扉開放検出スイッチ29が前枠13の閉鎖状態を検出している状態(ON状態)で、位置検出センサ38による検出の状態が(ON状態からOFF状態またはOFF状態からON状態)に切り替わった第3のタイミング
4.扉開放検出スイッチ29が前枠13の閉鎖状態を検出していない状態(OFF状態)で、位置検出センサ38による検出の状態が(ON状態からOFF状態またはOFF状態からON状態に)切り替わった第4のタイミング
前記第1のタイミング(前枠13の閉鎖状態→開放)において、前記位置検出センサ38が第2装飾部材31の原位置を検出している(ON状態の)場合(第2装飾部材31が原位置にあることを判別手段(第2判別手段)が判別した場合)は、枠ランプ26で第2発光態様(白色点滅)のエラー報知を行うと共に、スピーカ27で第2発音態様(装飾部材を下げてください)のエラー報知を行う。また、第1のタイミング(前枠13の閉鎖状態→開放)において、前記位置検出センサ38が第2装飾部材31の原位置を検出していない(OFF状態の)場合(第2装飾部材31が原位置にないことを判別手段(第2判別手段)が判別した場合)は、枠ランプ26で第1発光態様(赤色点滅)のエラー報知を行うと共に、スピーカ27で第1発音態様(扉が開いています)のエラー報知を行う。なお、実施例では、第1のタイミングにおけるスピーカ27によるエラー報知は、前記発音態様を1回のみ行うよう設定されているが、複数回、あるいはエラー報知を終了する条件(位置検出センサ38が検出片39aを検出する条件、扉開放検出センサ29が前枠13を検出する条件、予め設定された報知終了時間が経過した条件等)が成立するまでの間に亘って繰り返すようにしてもよい。
すなわち、前枠13が閉鎖状態でない場合に行っている第1発光態様のエラー報知(ステップA16)を、第2装飾部材31を退避位置から原位置に戻すことで終了して別の第2発光態様(白色点滅)によるエラー報知(ステップA30)を行う。また、ステップA28の判定結果が否定の場合、エラー報知開始処理を終了する。
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用について説明する。
図10は、別実施例のパチンコ機で行われるエラー報知処理を示すフローチャートであって、該別実施例については、前記実施例と異なる部分についてのみ説明する。すなわち、別実施例は、エラー報知処理におけるエラー報知終了処理が異なっている。
遊技機としては、前述したものに限らず、種々の変更が可能である。
(1) 実施例等では、第2装飾部材を、前枠に対して移動可能に支持する構成で説明したが、該第2装飾部材は、中枠や外枠に移動可能に支持される構成であってもよい。例えば、第2装飾部材を中枠に対して水平方向の軸回りに回転可能に支持し、原位置では前枠の前面側に位置する第2装飾部材を、水平方向の軸回りに回転して前枠の前面側から上方に離間する退避位置に移動する構成を採用することができる。この構成によれば、原位置では前枠の前面側に第2装飾部材が位置して装飾性を高めることができると共に、退避位置では前枠を支障なく開放することができると共に、前枠を隣接する他の遊技機に干渉することなく大きく開放することができる。
(2) (1)の変更例において、中枠と前枠とを施錠装置により開錠した際に、第2装飾部材が移動可能な状態となる(例えばロックが解除される)よう構成し、該移動可能な状態となったことを判定手段が判定した場合に、第2発光態様や第2発光態様のエラー報知を行うことで、第2装飾部材を退避位置に移動することを促し、当該エラー報知を、開放した前枠を閉鎖状態とし、退避位置の第2装飾部材が原位置に移動したことを判定手段が判別した際に停止する構成を採用することができる。この場合に、前枠が閉鎖状態で第2装飾部材が原位置に戻ってから所定時間後にエラー報知を停止するようにしてもよい。
(3) 実施例等のパチンコ機では、第2装飾部材を、第2ヒンジ機構側の端部が下向きとなるように回動して退避位置に移動したが、第2ヒンジ機構側の端部が上向きとなるように回動して退避位置に移動する構成を採用できる。この構成においても、前枠における第2ヒンジ機構側の前面側に第2装飾部材の厚み分の空間が空くので、第2装飾部材が隣接するパチンコ機に干渉することなく前枠を開放することができる。なお、退避位置において第2ヒンジ機構側の端部が上向きとなるよう第2装飾部材を移動する構成では、中枠や前枠に、第2装飾部材を退避位置にロック可能なロック手段を設ければ、第2装飾部材を支え持ったまま前枠を開閉する必要はなくなる。
(4) 実施例等のパチンコ機では、前枠を中枠に対する閉鎖状態に保持したまま、中枠を外枠に対して第1ヒンジ機構によって開閉するよう構成されているので、前枠および中枠を合わせて前面部材として、該前面部材の外枠(基体)に対する開閉状態と、前面部材(前枠または中枠)に支持した装飾部材(第2装飾部材)の位置との関係に応じたエラー報知を行う構成を採用することができる。この場合に、実施例において説明した扉開放検出スイッチと同様の構成のスイッチを中枠または外枠に設け、外枠(基体)に対して中枠(前面部材)を閉鎖状態とすることで該スイッチが外枠(基体)または中枠(前面部材)に当接して閉鎖状態を検出すると共に、該スイッチから外枠(基体)または中枠(前面部材)から離間することで該外枠(基体)または中枠(前面部材)の閉鎖状態からの変化を検出するようにすればよい。
(5) 実施例等では、報知手段として枠ランプ(ランプ装置)およびスピーカを挙げたが、表示装置を報知手段として用いることができ、表示によってエラー報知を行う構成を採用し得る。また、報知手段として用いるランプ装置は、前枠に設けた枠ランプに限られるものではなく、遊技盤や外枠に設けたランプ装置を用いることができる。なお、ランプ装置、スピーカ、表示装置等の複数を報知手段とした場合に、判別タイミングでの状況に応じて1つあるいは複数を組み合わせてエラー報知を行う構成を採用することができる。
(6) 実施例等のパチンコ機では、中枠に対して前枠を操作許容角度で開放した状態で、操作部を操作可能に構成しているので、当該操作許容角度となったことを検出するセンサを設け、該センサにより前枠が操作許容角度まで開放したことを検出した際に、該操作許容角度まで開放したことを認識させ得る報知を枠ランプやスピーカ等の報知手段で実行させる構成を採用することができる。
(8) 前枠が閉鎖状態で、かつ第2装飾部材が原位置にある状態において、前枠を閉鎖状態から変化した際に、該前枠の開放を認識可能なエラー報知(例えば第1発光態様)を開始し、該エラー報知(第1発光態様)を所定時間後に終了し、その後に第2発光態様および第2発音態様のエラー報知を行う構成を採用することができる。すなわち、実施例のパチンコ機では、第2装飾部材を原位置から移動するためには、前枠を操作許容角度まで開放する必要があるので、一旦第1発光態様により前枠の開放を報知した後に、第2装飾部材を原位置から移動することを促す第2発光態様および第2発音態様を行う。
(9) 第2装飾部材の位置の変化と、前枠の状態の変化とを、異なるランプ装置(報知手段)により実行するよう構成すると共に、夫々の変化を異なる発光色で報知する構成を採用することができる。
(10) 別実施例では、扉開放検出スイッチが前枠の閉鎖状態を検出している状態で、第2装飾部材が原位置から移動することで枠ランプで行われる第1発光態様のエラー報知(装飾部材が原位置にないことを報知するエラー報知)を、該第2装飾部材が原位置に戻ったときから報知継続時間が経過(終了条件が成立)するまで継続するよう構成したが、第2装飾部材が原位置に戻った場合に枠ランプで行われる第2発光態様のエラー報知(装飾部材が原位置にあることを報知するエラー報知)を、報知継続時間が経過(終了条件が成立)するまで継続する構成を採用することができる。
(11) 別の実施例において、別実施例のように、エラー報知終了条件(第2報知終了条件)が成立した後、報知継続時間だけエラー報知を延長して終了する構成を採用することができる。
(12) 実施例、別実施例、別の実施例および変更例の各構成は、適宜に組み合わせて構成することができる。
(14) 実施例等において演出制御手段(演出制御基板)が備える機能の全部または一部を表示制御手段(表示制御基板)が備えるようにしてもよく、反対に表示制御手段が備える機能の全部または一部を演出制御手段が備えるようにしてもよい。そして、実施例等では、演出制御基板(演出制御CPU)と表示制御基板(表示制御CPU)とを分けて設けるようにしたが、単一の制御基板とすることもできる。すなわち、実施例等における演出制御手段および表示制御手段の機能を、単一の制御基板に設けた制御手段(CPU)が備えるようにしてもよい。また、発光制御を行うランプ制御基板(ランプ制御手段)や音出力制御を行う音制御基板(音制御手段)に関しても同様に、演出制御手段が兼用することができる。
(15) 遊技機としては、パチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やパチンコ球を用いたスロットマシン等、その他各種の遊技機であってもよい。
13 前枠(前面部材)
13a 透視保護部
15 表示装置(遊技演出部)
25 第2ヒンジ機構(ヒンジ部)
26 枠ランプ(報知手段)
27 スピーカ(報知手段)
29 扉開放検出スイッチ(第1判別手段)
31 第2装飾部材(装飾部材)
38 位置検出センサ(第2判別手段)
60a メイン制御CPU(第1判別手段)
65a 演出制御CPU(第2判別手段)
Claims (1)
- 遊技演出を行う遊技演出部を備えた基体と、前記基体の前側に位置すると共に当該基体の一側部に設けたヒンジ部により開閉可能に支持され、前記遊技演出部を前側から透視可能に覆う透視保護部を有する前面部材とを備えた遊技機において、
前記前面部材の前面側に位置する第1位置および第2位置に移動可能な装飾部材と、
前記前面部材が閉鎖状態であるか否かを判別可能な第1判別手段と、
前記装飾部材の位置を判別可能な第2判別手段と、
所定の報知を実行可能な報知手段と、を備え、
前記報知手段は、前記前面部材が閉鎖状態でないと前記第1判別手段が判別した際に、前記装飾部材が第1位置にあると前記第2判別手段が判別している場合と、前記装飾部材が第1位置にないと前記第2判別手段が判別している場合とで異なる報知を可能に構成されると共に、
前記報知手段は、前記前面部材が閉鎖状態でないと前記第1判別手段が判別すると共に前記装飾部材が第1位置にないと前記第2判別手段が判別している特定の状態で報知を行っているときに、前記前面部材が閉鎖状態となった場合は、前記特定の状態で行っていた複数種類の報知の少なくとも一部を行うよう構成した
ことを特徴とする遊技機。
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