JP2022112678A - 射出成形装置および射出成形用の成形型 - Google Patents

射出成形装置および射出成形用の成形型 Download PDF

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Abstract

Figure 2022112678000001
【課題】射出成形装置によって成形される成形品の形状を異ならせる際の手間や費用を低減する。
【解決手段】射出成形装置は、固定型と、固定型に対向する可動型と、固定型に対して可動型を移動させる型締部と、固定型および可動型によって区画されるキャビティーに溶融材料を射出する射出部と、キャビティーにて成形された成形品を押し出すエジェクターピンと、を備える。固定型と可動型との少なくともいずれか一方には、キャビティーに連通する穴部と、穴部に連通する流路とが形成されており、エジェクターピンは、穴部に収納されており、流路を介して穴部に供給される作動流体からの圧力によってキャビティーに向かって移動して成形品を押し出す。
【選択図】図5

Description

本開示は、射出成形装置および射出成形用の成形型に関する。
特許文献1には、可動型から成形品を押し出すためのエジェクター装置を備える射出成形装置が開示されている。この射出成形装置では、エジェクター装置は、エジェクターピンと、エジェクターピンを移動させるための部品であるエジェクト用モーターとを備えており、可動プラテンに取り付けられている。エジェクト用モーターが駆動することによりキャビティーにエジェクターピンが前進して、可動型から成形品が押し出される。
特開2020-157635号公報
上記文献のような射出成形装置では、成形品の形状を変更する場合、成形型を変更するだけではなく、エジェクターピンを移動させるための部品をも変更する必要があるので、成形品の形状を変更するために手間や費用がかかる。
本開示の第1の形態によれば、射出成形装置が提供される。この射出成形装置は、固定型と、前記固定型に対向する可動型と、前記固定型に対して前記可動型を移動させる型締部と、前記固定型および前記可動型によって区画されるキャビティーに溶融材料を射出する射出部と、前記キャビティーにて成形された成形品を押し出すエジェクターピンと、を備える。前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方には、前記キャビティーに連通する穴部と、前記穴部に連通する流路とが形成されており、前記エジェクターピンは、前記穴部に収納されており、前記流路を介して前記穴部に供給される作動流体からの圧力によって前記キャビティーに向かって移動して前記成形品を押し出す。
本開示の第2の形態によれば、射出成形用の成形型が提供される。この成形型は、固定型と、前記固定型に対向し、前記固定型に対して移動する可動型と、を備える。前記固定型および前記可動型は、溶融材料を充填されるキャビティーを区画し、前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方には、前記キャビティーに連通する穴部と、前記穴部に連通する流路とが形成されており、前記穴部は、前記キャビティーにて成形された成形品を押し出すエジェクターピンを収納し、前記エジェクターピンは、前記流路を介して前記穴部に供給される作動流体からの圧力によって前記キャビティーに向かって移動して前記成形品を押し出す。
第1実施形態の射出成形装置の概略構成を示す正面図。 第1実施形態の射出成形装置の概略構成を示す断面図。 フラットスクリューの概略構成を示す斜視図。 バレルの概略構成を示す平面図。 第1実施形態の成形型の概略構成を示す断面図。 第1実施形態の可動型の概略構成を示す平面図。 エジェクターピンが移動する様子を示す第1の説明図。 エジェクターピンが移動する様子を示す第2の説明図。
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態における射出成形装置10の概略構成を示す正面図である。図1には、互いに直交するX,Y,Z方向を示す矢印が示されている。X方向およびY方向は、水平面に平行な方向であり、Z方向は、重力方向とは反対の方向である。図2以降に示すX,Y,Z方向は、図1に示すX,Y,Z方向に対応している。以下の説明において、向きを特定する場合には、矢印の指し示す方向である正の方向を「+」、矢印の指し示す方向とは反対の方向である負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用する。
射出成形装置10は、射出部100と、型締部200と、成形型300と、加圧ポンプ400と、制御部500とを備えている。本実施形態では、射出部100、型締部200、加圧ポンプ400、および、制御部500は、基台20に固定されている。成形型300は、型締部200に装着されている。
射出部100には、成形品の材料である成形材料が投入されるホッパー101が接続されている。成形材料として、例えば、ペレット状に形成された熱可塑性樹脂が用いられる。成形材料は、例えば、ペレット状に加工されている。
射出部100は、ホッパー101から供給された成形材料の少なくとも一部を可塑化して溶融材料を生成し、成形型300内に溶融材料を射出注入する。「可塑化」とは、熱可塑性を有する成形材料に熱が加わり溶融することを意味する。また、「溶融」とは、熱可塑性を有する成形材料が融点以上の温度に加熱されて液状になることのみならず、熱可塑性を有する成形材料がガラス転移点以上の温度に加熱されることにより軟化して流動性が発現することをも意味する。成形型300に射出注入された溶融材料は、成形型300内で冷えて固化することによって成形品になる。
加圧ポンプ400は、可撓性を有するチューブ410によって成形型300に接続されている。加圧ポンプ400は、制御部500の制御下で駆動される。加圧ポンプ400は、後述するエジェクターピン330によって成形品を押し出す際に、エジェクターピン330を移動させるための作動流体を成形型300に供給する。本実施形態では、作動流体として、圧縮空気が用いられる。作動流体として圧縮空気が用いられるので、加圧ポンプ400には、例えば、遠心式圧縮機や、ターボ型コンプレッサーを用いることができる。なお、作動流体として、圧縮空気以外の気体や、油等の液体が用いられてもよい。作動流体として油等の液体が用いられる場合には、加圧ポンプ400には、例えば、渦巻ポンプや、ギアポンプや、ピストンポンプ等を用いることができる。
制御部500は、1つまたは複数のプロセッサーと、主記憶装置と、外部との信号の入出力を行う入出力インターフェイスとを備えるコンピューターによって構成されている。制御部500は、プロセッサーが主記憶装置上にプログラムを読み込んで実行することによって射出部100および型締部200を制御して、成形品を製造する。
図2は、射出成形装置10の概略構成を示す断面図である。図2には、射出部100と型締部200と成形型300との断面が表されている。射出部100は、可塑化部110と、射出制御機構120と、ノズル130とを備えている。
可塑化部110は、ホッパー101から供給されたペレット状の成形材料の少なくとも一部を可塑化し、流動性を有するペースト状の溶融材料を生成して、溶融材料を射出制御機構120に供給する機能を有している。本実施形態では、可塑化部110は、スクリュー駆動部111と、スクリューケース113と、フラットスクリュー115と、バレル116と、可塑化ヒーター117とを備えている。
スクリュー駆動部111は、モーターと減速機とによって構成されている。スクリュー駆動部111は、制御部500の制御下で駆動される。スクリュー駆動部111は、フラットスクリュー115に接続されている。
フラットスクリュー115は、スクリューケース113とバレル116とによって囲まれた空間に収納されている。上記空間内に収納されているフラットスクリュー115は、スクリュー駆動部111からの回転駆動力によって回転する。
バレル116の中央部には、バレル116を貫通する連通孔118が設けられている。連通孔118には、後述する射出シリンダー121が接続されている。連通孔118には、射出シリンダー121よりも上流部に、逆止弁124が設けられている。
可塑化ヒーター117は、バレル116に埋め込まれている。可塑化ヒーター117は、電力の供給を受けて発熱する。可塑化ヒーター117の温度は、制御部500によって制御される。
図3は、フラットスクリュー115の概略構成を示す斜視図である。フラットスクリュー115は、略円柱形状を有している。フラットスクリュー115の中心軸RXに沿った方向の高さは、フラットスクリュー115の直径よりも小さい。フラットスクリュー115は、バレル116に対向する溝形成面150を有している。溝形成面150には、中央部151を中心にして渦状に延びている溝152が形成されている。溝152は、フラットスクリュー115の側面に形成された材料導入口153に連通している。ホッパー101から供給された成形材料は、材料導入口153から溝152に導入される。本実施形態では、溝形成面150には、3本の溝152が形成されている。溝152同士の間は、凸条部154によって隔てられている。なお、溝152の数は、3本に限られず、1本でもよいし、2本でもよいし、4本以上でもよい。溝152の形状は、渦状に限られず、螺旋状あるいはインボリュート曲線状でもよいし、中央部151から外周に向かって弧を描く形状でもよい。
図4は、バレル116の概略構成を示す平面図である。バレル116は、フラットスクリュー115の溝形成面150に対向する対向面160を有している。対向面160の中央には、連通孔118が設けられている。連通孔118は、フラットスクリュー115の中心軸RXの延長線上に設けられている。対向面160には、連通孔118に接続され、連通孔118から外周に向かって渦状に延びている複数の案内溝161が形成されている。なお、対向面160に設けられた案内溝161は、連通孔118に接続されていなくてもよい。また、対向面160に案内溝161が設けられていなくてもよい。
フラットスクリュー115の溝152に供給された成形材料は、フラットスクリュー115の回転および可塑化ヒーター117からの加熱によって、フラットスクリュー115とバレル116との間において可塑化されながら、フラットスクリュー115の回転によって溝152および案内溝161に沿って流動し、フラットスクリュー115の中央部151へと導かれる。中央部151に流入した溶融材料は、連通孔118から射出制御機構120へと導かれる。
図2に示すように、射出制御機構120は、射出シリンダー121と、プランジャー122と、プランジャー駆動部123とを備えている。射出制御機構120は、可塑化部110から射出シリンダー121内に供給された溶融材料をノズル130から射出する機能を有している。ノズル130から射出された溶融材料は、後述する成形型300のキャビティーCvに充填される。
射出シリンダー121は、バレル116の連通孔118に接続された略円筒状の部材であり、内部にプランジャー122を備えている。プランジャー122は、モーターによって構成されるプランジャー駆動部123によって射出シリンダー121内を摺動し、射出シリンダー121内の溶融材料をノズル130に圧送する。プランジャー駆動部123は、制御部500の制御下で駆動される。
成形型300は、固定型310と、固定型310に対向して配置される可動型320とを有している。固定型310と可動型320とが接触することによって、固定型310と可動型320との間にキャビティーCvが区画される。キャビティーCvは、成形品の形状に応じた形状を有する空間である。キャビティーCvには、ノズル130から溶融材料が射出される。キャビティーCvに充填された溶融材料は、冷えて固化することによって成形品になる。本実施形態では、成形型300には、固定型310に対する可動型320の位置ずれを抑制するためのガイドピン305が設けられている。なお、成形型300にガイドピン305が設けられていなくてもよい。
型締部200は、固定型310に対して可動型320を移動させる機能、つまり、成形型300を開閉する機能を有している。本実施形態では、型締部200は、固定盤210と、可動盤220と、タイバー230と、ボールねじ部240と、型駆動部250とを備えている。
射出部100、固定盤210、および、可動盤220は、X方向に沿ってこの順に配置されている。固定盤210は、X方向に沿って設けられたタイバー230の先端部に固定されている。固定盤210の可動盤220側の面には、例えば、ボルトまたはクランプによって固定型310が固定されている。
可動盤220は、タイバー230に沿って移動可能に構成されている。可動盤220は、X方向に沿って設けられたボールねじ部240に接続されている。可動盤220の固定盤210側の面には、例えば、ボルトまたはクランプによって可動型320が固定されている。
型駆動部250は、モーターと減速機とによって構成されている。型駆動部250は、制御部500の制御下で駆動される。型駆動部250は、ボールねじ部240を介して可動型320に接続されている。型駆動部250は、ボールねじ部240を回転させて、固定盤210に固定された固定型310に対して可動盤220に固定された可動型320を移動させることによって、成形型300を開閉する。
図5は、成形型300の概略構成を示す断面図である。図5には、型締めされた状態の成形型300が表されている。本実施形態では、成形型300は、固定型310と、可動型320と、エジェクターピン330と、弾性部材340とを有している。
本実施形態では、可動型320は、入れ子部321と、収納部322とを有している。収納部322は、有底筒状に構成されている。入れ子部321は、収納部322の内側に収納されている。入れ子部321は、固定型310に対向する面に凹部325を有している。固定型310と入れ子部321とが接触すると、固定型310と凹部325とによってキャビティーCvが区画される。固定型310には、ノズル130が挿入される貫通孔が設けられており、キャビティーCvには、ノズル130から溶融材料が射出される。
可動型320は、キャビティーCvに連通する穴部350と、穴部350に連通する流路360とを有している。本実施形態では、穴部350は、可動型320のうちの入れ子部321に設けられている。穴部350は、X方向に沿って入れ子部321を貫通している。穴部350には、エジェクターピン330と弾性部材340とが収納されている。穴部350の長さは、エジェクターピン330の長さよりも長い。
流路360には、エジェクターピン330を移動させる圧縮空気が穴部350に向かって流れる。可動型320の外表面には、流路360に圧縮空気を導入するための導入口365が設けられている。導入口365には、図1に示したチューブ410を介して、圧縮空気を圧送する加圧ポンプ400が接続されている。本実施形態では、導入口365は、可動型320のうちの収納部322に設けられている。流路360は、収納部322に設けられた第1部分流路361と、入れ子部321に設けられた第2部分流路362とを有している。第1部分流路361は、導入口365に連通している。第2部分流路362は、第1部分流路361と穴部350とを連通させている。導入口365から導入された圧縮空気は、第1部分流路361と、第2部分流路362と、穴部350とをこの順に流れる。
エジェクターピン330は、穴部350内にX方向に沿って配置されている。エジェクターピン330は、キャビティーCvにて成形された成形品を押し出すための棒状部材である。エジェクターピン330は、先端部331と軸部332とを有している。本実施形態では、先端部331は、軸部332に対して拡径されている。つまり、先端部331の断面積は、軸部332の断面積よりも大きい。本実施形態では、先端部331は、キャビティーCvに向かうほど半径が大きくなる円錐台形状を有しており、軸部332は、円柱形状を有している。エジェクターピン330は、穴部350に供給される圧縮空気からの圧力によって穴部350をキャビティーCvに向かって移動して、先端部331によって成形品を押し出す。
穴部350のキャビティーCv側の端部には、エジェクターピン330の先端部331が接触する座面352が設けられている。本実施形態では、穴部350のキャビティーCv側の端部に面取り加工が施されることによって座面352が設けられており、先端部331が座面352に接触すると、エジェクターピン330の先端面と凹部325の底面とが面一になる。
弾性部材340は、軸部332と穴部350の内壁面との間の隙間にX方向に沿って配置されている。弾性部材340は、X方向に沿って伸縮する。弾性部材340の一端は、軸部332に接続されており、弾性部材340の他端は、穴部350の内壁面に接続されている。弾性部材340の長さが自然長の状態では、弾性部材340と軸部332との接続部の位置は、弾性部材340と穴部350の内壁面との接続部の位置よりもキャビティーCvに近い。弾性部材340は、圧縮空気からの圧力によって移動したエジェクターピン330を、キャビティーCvから穴部350に向かう+X方向に付勢する。本実施形態では、弾性部材340は、引張コイルバネである。弾性部材340は、引張コイルバネではなく、例えば、エラストマーであってもよい。
図6は、可動型320の概略構成を示す平面図である。本実施形態では、可動型320は、2つの穴部350を有している。各穴部350には、エジェクターピン330と弾性部材340とが収納されている。なお、穴部350、エジェクターピン330、および、弾性部材340の数は、2つに限られず、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
本実施形態では、固定型310および可動型320の収納部322は、金属材料で形成されている。固定型310および収納部322は、金属材料の塊に切削加工や放電加工等を施すことによって製造されている。固定型310および収納部322を形成するための金属材料として、例えば、工具鋼やステンレス鋼等を用いることができる。なお、固定型310は、金属材料ではなく、樹脂材料やセラミック材料で形成されてもよい。収納部322は、金属材料ではなく、樹脂材料やセラミック材料で形成されてもよい。
本実施形態では、可動型320の入れ子部321は、樹脂材料で形成されている。入れ子部321は、三次元造形装置を用いて樹脂材料の層を積層することによって製造されている。そのため、入れ子部321は、複数の層が積層された構造を有している。入れ子部321を形成するための樹脂材料として、例えば、環状オレフィンコポリマー(COC)や、ポリベンゾイミダゾール(PBI)や、ポリフェニレンスルファイド(PPS)や、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)や、ポリアセタール(POM)や、ポリアミド66(PA66)等を用いることができる。成形材料が結晶性の樹脂材料である場合には、入れ子部321は、成形材料の融点に比べて融点の高い結晶性の樹脂材料、または、成形材料の融点に比べてガラス転移点の高い非晶性の樹脂材料で形成されることが好ましい。成形材料が非晶性の樹脂材料である場合には、入れ子部321は、成形材料のガラス転移点に比べて融点の高い結晶性の樹脂材料、または、成形材料のガラス転移点に比べてガラス転移点の高い非晶性の樹脂材料で形成されることが好ましい。なお、入れ子部321は、三次元造形装置を用いずに製造されてもよい。入れ子部321は、樹脂材料ではなく、金属材料やセラミック材料で形成されてもよい。入れ子部321と収納部322とが同じ材料で形成されてもよい。
本実施形態では、エジェクターピン330は、金属材料で形成されている。エジェクターピン330を形成するための金属材料として、例えば、工具鋼やステンレス鋼等を用いることができる。エジェクターピン330は、金属材料ではなく、樹脂材料またはセラミック材料で形成されてもよい。エジェクターピン330は、三次元造形装置を用いて樹脂材料の層を積層することによって入れ子部321とともに製造されてもよい。例えば、三次元造形装置によって樹脂材料の層を積層する際に入れ子部321になる部分とエジェクターピン330になる部分との間に水溶性のサポート材を介在させておき、三次元造形装置によって製造された積層体からサポート材を除去することによって入れ子部321とエジェクターピン330とが同時に製造されてもよい。
図7は、エジェクターピン330が移動する様子を示す第1の説明図である。図8は、エジェクターピン330が移動する様子を示す第2の説明図である。図7には、キャビティーCvに溶融材料が射出される際のエジェクターピン330が表されている。図8には、成形品MDが離型される際のエジェクターピン330が表されている。
図5に示したように、キャビティーCvに溶融材料が射出される前には、先端部331と座面352との間に隙間を空けた状態でエジェクターピン330が穴部350に収納されている。本実施形態では、この状態のことを初期状態と呼ぶ。初期状態では、先端部331の一部が穴部350からキャビティーCvに突き出している。エジェクターピン330は、弾性部材340によって支持されている。穴部350内の圧力は、大気圧と同じ圧力になっている。弾性部材340の長さは、ほぼ自然長になっている。先端部331と座面352との間の隙間の幅は、例えば、数百マイクロメートルから数ミリメートルである。可塑化部110において成形材料を可塑化する際に成形材料からガスが発生するので、ノズル130からの溶融材料の射出に先立って、ノズル130から上記ガスがキャビティーCvに流入する。本実施形態では、ノズル130からキャビティーCvに流入したガスは、先端部331と座面352との間の隙間からキャビティーCv外に排出される。
図7に示すように、キャビティーCvに溶融材料が射出されると、溶融材料からの圧力によって、エジェクターピン330がキャビティーCvから穴部350に向かって移動して、先端部331が座面352に接触する。先端部331が座面352に接触すると、エジェクターピン330の先端面と凹部325の底面とが面一になる。この際、弾性部材340は、エジェクターピン330に押されて縮んでいる。
図8に示すように、成形型300が型開きされる際に、流路360を介して穴部350に圧縮空気が供給される。本実施形態では、制御部500が加圧ポンプ400を駆動させることによって、穴部350に圧縮空気が供給される。圧縮空気からの圧力によって、エジェクターピン330が穴部350からキャビティーCvに向かって移動して、エジェクターピン330の一部が穴部350からキャビティーCvに突き出す。この際、先端部331によって成形品MDが押されて、成形品MDが離型する。弾性部材340は、エジェクターピン330に引張られて伸びる。制御部500は、加圧ポンプ400の出力を調整することによって、エジェクターピン330の突き出し量を調整できる。制御部500は、例えば、図8に示すように、先端部331が凹部325外に露出するように加圧ポンプ400を制御する。離型した成形品MDは、例えば、射出成形装置10の隣に設置された取り出しロボットによって搬送される。
その後、制御部500は、加圧ポンプ400による圧縮空気の供給を停止する。穴部350内の圧縮空気は、例えば、軸部332と穴部350の内壁面との間の隙間からキャビティーCv側に流出する。穴部350内の圧力が低下することによって、エジェクターピン330は、弾性部材340の復元力によってキャビティーCvから穴部350に向かって移動して、図5に示した初期状態と同じ位置に戻る。弾性部材340の長さは、自然長に戻る。なお、加圧ポンプ400と導入口365との間に制御部500の制御下で開閉するバルブが設けられてもよい。この場合、制御部500は、このバルブを開弁することによって穴部350内から圧縮空気を流出させることができる。
以上で説明した本実施形態における射出成形装置10によれば、可動型320に、エジェクターピン330を収納する穴部350と、エジェクターピン330を移動させるための作動流体が流れる流路360とが設けられているので、成形品MDの形状を変更する場合に、固定型310や可動型320を変更するだけでエジェクターピン330を移動させて成形品MDを押し出すことができる。そのため、成形品MDの形状を変更するために手間や費用がかかることを抑制できる。特に、本実施形態では、可動型320のうち、入れ子部321には、キャビティーCvを形成する面と、穴部350と、上述した流路360の一部である第2部分流路362とが設けられており、収納部322には、上述した流路360の一部である第1部分流路361が設けられている。そのため、成形品MDの形状を変更する場合に、入れ子部321のキャビティーCvを区画する面と穴部350とを成形品MDの形状に合わせて変更し、かつ、入れ子部321の第2部分流路362を第1部分流路361と穴部350とを連通させるように変更することによって、収納部322を流用できる。
また、本実施形態では、制御部500の制御下で駆動される加圧ポンプ400から流路360を介して穴部350に圧縮空気が供給されることによって、エジェクターピン330が穴部350からキャビティーCvに向かって移動する。そのため、制御部500が加圧ポンプ400の出力を調節することによって、エジェクターピン330の突き出し量を調節できる。
また、本実施形態では、エジェクターピン330の先端部331が拡径されており、キャビティーCvに射出された溶融材料によってエジェクターピン330が押される際に、先端部331が座面352に接触することによって、エジェクターピン330の移動が制限される。そのため、エジェクターピン330が溶融材料に押されて穴部350の奥深くまで移動することを抑制できる。特に、本実施形態では、先端部331が座面352に接触すると、エジェクターピン330の先端面と凹部325の底面とが面一になる。そのため、成形品MDに意図しない凸部が形成されることを抑制できる。
また、本実施形態では、穴部350からキャビティーCvに向かって移動したエジェクターピン330をキャビティーCvから穴部350に向かって付勢する弾性部材340が設けられている。そのため、穴部350からキャビティーCvに向かって移動したエジェクターピン330を、弾性部材340によって元の位置に戻すことができる。そのため、連続して成形品MDを成形できる。
また、本実施形態では、エジェクターピン330は、ノズル130からキャビティーCvに溶融材料が射出される前には、弾性部材340に支持されることによって先端部331と座面352との間に隙間を空けて穴部350に収納されており、キャビティーCvに射出される溶融材料からの圧力によって先端部331が座面352に接触するように移動する。そのため、ノズル130からの溶融材料の射出に先立ってノズル130からキャビティーCvに流入するガスが、先端部331と座面352との間の隙間からキャビティーCv外に排出されるので、キャビティーCvにガスが滞留することによる成形不良を抑制できる。
B.他の実施形態:
(B1)上述した各実施形態の射出成形装置10では、エジェクターピン330および弾性部材340を収納する穴部350と、穴部350に圧縮空気を供給するための流路360とが可動型320に設けられている。これに対して、固定型310に穴部350と流路360とが設けられ、固定型310に設けられた穴部350にエジェクターピン330と弾性部材340とが収納されてもよい。また、固定型310および可動型320に、穴部350と流路360とが設けられてもよい。例えば、固定型310および可動型320に設けられた各穴部350にエジェクターピン330と弾性部材340とが収納されてもよい。この場合、固定型310と可動型320とのうちの成形品が貼り付く一方に設けられた穴部350に圧縮空気を供給することによって、上記一方に設けられた穴部350に収納されたエジェクターピン330を移動させて成形品を押し出すことができる。
(B2)上述した各実施形態の射出成形装置10では、成形型300に設けられた流路360に作動流体を圧送する加圧ポンプ400が設けられている。これに対して、射出成形装置10に加圧ポンプ400が設けられていなくてもよい。この場合、例えば、圧縮空気が流れる工場のパイプラインと成形型300の流路360とが、制御部500の制御下で開閉されるバルブを介して接続され、上記バルブが開弁されることによって流路360に作動流体としての圧縮空気が供給されてもよい。
(B3)上述した各実施形態の射出成形装置10では、キャビティーCvに溶融材料が射出される前には、エジェクターピン330の先端部331と可動型320に設けられた座面352との間には隙間が設けられている。これに対して、キャビティーCvに溶融材料が射出される前に、先端部331が座面352に接触していてもよい。
(B4)上述した各実施形態の射出成形装置10において、エジェクターピン330の先端部331が拡径されずに、先端部331と軸部332とが同一の断面形状を有してもよい。この場合、先端部331が接触する座面352が成形型300に設けられていなくてもよい。
(B5)上述した各実施形態の射出成形装置10において、成形型300の穴部350には弾性部材340が設けられていなくてもよい。この場合、エジェクターピン330は、例えば、手作業で元の位置に戻されてもよい。
(B6)上述した各実施形態の射出成形装置10では、可動型320は、入れ子部321と収納部322とに分割された入れ子構造を有している。これに対して、可動型320は、入れ子構造を有していなくてもよい。つまり、入れ子部321と収納部322とが一体化されていてもよい。また、固定型310が入れ子構造を有してもよい。
(B7)上述した各実施形態の射出成形装置10では、可動型320は、三次元造形装置によって製造されており、樹脂材料からなる複数の層が積層された構造を有している。これに対して、可動型320は、複数の層が積層された構造を有していなくてもよい。また、固定型310は、三次元造形装置によって製造されることによって、樹脂材料からなる複数の層が積層された構造を有してもよい。
C.他の形態:
本開示は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現することができる。例えば、本開示は、以下の形態によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本開示の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本開示の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本開示の第1の形態によれば、射出成形装置が提供される。この射出成形装置は、固定型と、前記固定型に対向する可動型と、前記固定型に対して前記可動型を移動させる型締部と、前記固定型および前記可動型によって区画されるキャビティーに溶融材料を射出する射出部と、前記キャビティーにて成形された成形品を押し出すエジェクターピンと、を備える。前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方には、前記キャビティーに連通する穴部と、前記穴部に連通する流路とが形成されており、前記エジェクターピンは、前記穴部に収納されており、前記流路を介して前記穴部に供給される作動流体からの圧力によって前記キャビティーに向かって移動して前記成形品を押し出す。
この形態の射出成形装置によれば、固定型と可動型との少なくともいずれか一方に、エジェクターピンを収納する穴部と、エジェクターピンを移動させるための作動流体が流れる流路とが設けられているので、成形品の形状を変更する場合に、固定型や可動型を変更するだけでエジェクターピンを移動させることができる。そのため、成形品の形状を変更するために手間や費用がかかることを抑制できる。
(2)上記形態の射出成形装置は、前記流路へ前記作動流体を圧送する加圧ポンプを備えてもよい。
この形態の射出成形装置によれば、加圧ポンプから流路に作動流体を圧送することによって、穴部に作動流体を供給できる。
(3)上記形態の射出成形装置において、前記エジェクターピンの前記キャビティー側の先端部は、拡径されており、前記穴部の前記キャビティー側の端部には、前記先端部が接触する座面が設けられてもよい。
この形態の射出成形装置によれば、キャビティーに射出された溶融材料によってエジェクターピンが押された場合に、先端部が座面に接触することによって、エジェクターピンの移動が制限される。そのため、エジェクターピンが溶融材料に押されて穴部の奥深くまで移動することを抑制できる。
(4)上記形態の射出成形装置は、前記エジェクターピンを前記キャビティーから前記穴部に向かう方向に付勢する弾性部材を備えてもよい。
この形態の射出成形装置によれば、キャビティーに向かって移動したエジェクターピンを、弾性部材によって元の位置に戻すことができる。
(5)上記形態の射出成形装置は、前記エジェクターピンを前記キャビティーから前記穴部に向かう方向に付勢する弾性部材を備え、前記エジェクターピンは、前記射出部から前記キャビティーに前記溶融材料が射出される前には、前記弾性部材に支持されることによって前記先端部と前記座面との間に隙間を空けて前記穴部に収納されており、前記キャビティーに射出される前記溶融材料からの圧力によって前記先端部が前記座面に接触する方向に移動してもよい。
この形態の射出成形装置によれば、射出部からの溶融材料の射出に先立って射出部からキャビティーに流入するガスを、先端部と座面との間の隙間からキャビティー外に排出することができる。そのため、キャビティーにガスが滞留することによる成形不良を抑制できる。
(6)上記形態の射出成形装置において、前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方は、前記キャビティーを区画する入れ子部と、前記入れ子部を収納する収納部とを有してもよい。
この形態の射出成形装置によれば、成形品の形状を異ならせる場合に、入れ子部以外の部品を流用できる。
(7)上記形態の射出成形装置において、前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方は、複数の層が積層された構造を有してもよい。
この形態の射出成形装置によれば、複数の層が積層された固定型や可動型を、三次元造形装置を用いて製造できる。
(8)本開示の第2の形態によれば、射出成形用の成形型が提供される。この成形型は、固定型と、前記固定型に対向し、前記固定型に対して移動する可動型と、を備える。前記固定型および前記可動型は、溶融材料を充填されるキャビティーを区画し、前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方には、前記キャビティーに連通する穴部と、前記穴部に連通する流路とが形成されており、前記穴部は、前記キャビティーにて成形された成形品を押し出すエジェクターピンを収納し、前記エジェクターピンは、前記流路を介して前記穴部に供給される作動流体からの圧力によって前記キャビティーに向かって移動して前記成形品を押し出す。
この形態の成形型によれば、固定型と可動型との少なくともいずれか一方に、エジェクターピンを収納する穴部と、エジェクターピンを移動させるための作動流体が流れる流路とが設けられているので、成形品の形状を変更する場合に、固定型や可動型を変更するだけでエジェクターピンを移動させることができる。そのため、成形品の形状を変更するために手間や費用がかかることを抑制できる。
本開示は、射出成形装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、射出成型用の成形型等の形態で実現することができる。
10…射出成形装置、100…射出部、101…ホッパー、110…可塑化部、120…射出制御機構、130…ノズル、200…型締部、210…固定盤、220…可動盤、230…タイバー、240…ボールねじ部、250…型駆動部、300…成形型、305…ガイドピン、310…固定型、320…可動型、321…入れ子部、322…収納部、325…凹部、330…エジェクターピン、331…先端部、332…軸部、340…弾性部材、350…穴部、352…座面、360…流路、361…第1部分流路、362…第2部分流路、365…導入口、400…加圧ポンプ、410…チューブ、500…制御部

Claims (8)

  1. 固定型と、
    前記固定型に対向する可動型と、
    前記固定型に対して前記可動型を移動させる型締部と、
    前記固定型および前記可動型によって区画されるキャビティーに溶融材料を射出する射出部と、
    前記キャビティーにて成形された成形品を押し出すエジェクターピンと、
    を備え、
    前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方には、前記キャビティーに連通する穴部と、前記穴部に連通する流路とが形成されており、
    前記エジェクターピンは、前記穴部に収納されており、前記流路を介して前記穴部に供給される作動流体からの圧力によって前記キャビティーに向かって移動して前記成形品を押し出す、
    射出成形装置。
  2. 請求項1に記載の射出成形装置であって、
    前記流路へ前記作動流体を圧送する加圧ポンプを備える、射出成形装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の射出成形装置であって、
    前記エジェクターピンの前記キャビティー側の先端部は、拡径されており、
    前記穴部の前記キャビティー側の端部には、前記先端部が接触する座面が設けられている、射出成形装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の射出成形装置であって、
    前記エジェクターピンを前記キャビティーから前記穴部に向かう方向に付勢する弾性部材を備える、射出成形装置。
  5. 請求項3に記載の射出成形装置であって、
    前記エジェクターピンを前記キャビティーから前記穴部に向かう方向に付勢する弾性部材を備え、
    前記エジェクターピンは、
    前記射出部から前記キャビティーに前記溶融材料が射出される前には、前記弾性部材に支持されることによって前記先端部と前記座面との間に隙間を空けて前記穴部に収納されており、
    前記キャビティーに射出される前記溶融材料からの圧力によって前記先端部が前記座面に接触する方向に移動する、射出成形装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の射出成形装置であって、
    前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方は、前記キャビティーを区画する入れ子部と、前記入れ子部を収納する収納部とを有する、射出成形装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の射出成形装置であって、
    前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方は、複数の層が積層された構造を有する、射出成形装置。
  8. 射出成形用の成形型であって、
    固定型と、
    前記固定型に対向し、前記固定型に対して移動する可動型と、
    を備え、
    前記固定型および前記可動型は、溶融材料を充填されるキャビティーを区画し、
    前記固定型と前記可動型との少なくともいずれか一方には、前記キャビティーに連通する穴部と、前記穴部に連通する流路とが形成されており、
    前記穴部は、前記キャビティーにて成形された成形品を押し出すエジェクターピンを収納し、
    前記エジェクターピンは、前記流路を介して前記穴部に供給される作動流体からの圧力によって前記キャビティーに向かって移動して前記成形品を押し出す、
    成形型。
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