JP2022112306A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022112306000001
【課題】回路規模を小型化した無線通信装置を提供する。
【解決手段】無線通信装置は、送信信号が入力される信号端子と、N(Nは2以上の整数)個のアンテナ素子と、前記信号端子に接続される第1入力端子に入力される前記送信信号を増幅して第1出力端子から出力する第1可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けする第1重みに応じてゲインを調整可能な第1可変増幅器と、前記第1出力端子に接続されるN個の第2入力端子から入力される前記送信信号を増幅して、前記N個のアンテナ素子にそれぞれ接続されるN個の第2出力端子からそれぞれ出力するN個の第2可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けするN個の第2重みに応じてゲインを調整可能なN個の第2可変増幅器とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信装置に関する。
従来より、乗算器と、乗算器の出力側に接続される第1増幅器と、第1増幅器の出力側に接続される複数の位相シフタと、複数の位相シフタの出力側にそれぞれ接続される複数の第2増幅器とを含み、複数の第2増幅器で増幅した信号をフェーズドアンテナアレイ(アレイアンテナ)から送信するRF(Radio Frequency)送信器がある(例えば、特許文献1の図26参照)。
特表2020-507230号公報
ところで、特許文献1の図26のRF送信器では、第1増幅器と複数の第2増幅器とは、ゲインを可変的に制御する構成ではない。また、ゲインを可変的に制御可能な複数の第1可変増幅器と、ゲインを可変的に制御可能な複数の第2可変増幅器とをそれぞれ直列に接続すると、回路規模が大きくなる。
そこで、回路規模を小型化した無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態の無線通信装置は、送信信号が入力される信号端子と、N(Nは2以上の整数)個のアンテナ素子と、前記信号端子に接続される第1入力端子に入力される前記送信信号を増幅して第1出力端子から出力する第1可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けする第1重みに応じてゲインを調整可能な第1可変増幅器と、前記第1出力端子に接続されるN個の第2入力端子から入力される前記送信信号を増幅して、前記N個のアンテナ素子にそれぞれ接続されるN個の第2出力端子からそれぞれ出力するN個の第2可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けするN個の第2重みに応じてゲインを調整可能なN個の第2可変増幅器とを含む。
回路規模を小型化した無線通信装置を提供することができる。
基地局10と、実施形態の無線通信装置100を含むRU20とを示す図である。 無線通信装置100のアレイアンテナ110を示す図である。 チェビシェフの重み付けを説明する図である。 無線通信装置100を示す図である。 2つのビーム50A、50Bを示す図である。
以下、本発明の無線通信装置を適用した実施形態について説明する。
<実施形態>
図1は、基地局10と、実施形態の無線通信装置100を含むRU(Radio Unit)20とを示す図である。基地局10は、DU(Distributed Unit)及びCU(Central Unit)によって実現され、ID出力部11と信号出力部12、13とを有する。基地局10は、ID出力部11及び信号出力部12、13以外の構成要素も含むが、ここでは省略する。
ID出力部11は、ID(Identifier)番号をRU20のデコーダ21に出力する。ID出力部11が出力するID番号は複数種類あり、各ID番号は、無線通信装置100のアレイアンテナから出力するビームの方向に関する情報に割り当てられている。信号出力部12は、送信信号をRU20の無線通信装置100に出力する。信号出力部13は、ローカル信号をRU20の無線通信装置100に出力する。
RU20は、デコーダ21、メモリ22、制御部23、及び無線通信装置100を有する。デコーダ21は、ID出力部11から入力されるID番号をデコードしてアドレスを取得し、メモリ22に受け渡す。メモリ22は、メモリコントローラを含んでおり、デコーダ21から入力されるアドレスに基づいて制御データを読み出し、制御部23に受け渡す。制御データは、無線通信装置100で送信信号を増幅する際のゲインに重み付けする際の重みデータと、送信信号の位相をシフトさせる際の位相に重み付けする際の重みデータとを含む。
制御部23は、メモリ22から入力されるゲイン用の重みデータと、位相用の重みデータとを用いて、無線通信装置100に入力される送信信号の増幅と位相のシフトとを制御する。制御部23は、一例としてIC(Integrated Circuit:集積回路)によって実現される。
基地局10及びRU20は、一例として、5G(Fifth Generation)のデータ通信用の装置である。また、RU20の無線通信装置100は、ビームフォーミングによって複数のビームを同時に出力することが可能である。この詳細については後述する。
図2は、無線通信装置100のアレイアンテナ110を示す図である。以下では、XYZ座標系を定義して説明する。また、以下では、平面視とはXY面視のことであり、説明の便宜上、-Z方向側を下側又は下、+Z方向側を上側又は上と称すが、普遍的な上下関係を表すものではない。
アレイアンテナ110は、基板111、アンテナ素子112、グランド層113を有する。アレイアンテナ110の通信周波数は、一例として、3.7GHz帯、4.5GHz帯、又は28GHz帯である。
基板111は、一例としてFR4(Flame Retardant type 4)規格の配線基板であり、上面にアンテナ素子112が設けられ、下面にグランド層113が設けられている。アンテナ素子112は、基板111の上面にアレイ状に配列されており、一例として8×8で配列される64個のアンテナ素子112がX方向及びY方向に等ピッチで配列されている。アンテナ素子112の配列は、マトリクス状として捉えることもできる。アンテナ素子112は、平面視で正方形であり、1辺の長さは通信周波数における波長の電気長の約1/2に設定されている。アンテナ素子112が上面に配列される基板111の下面にはグランド層113があり、平面視ですべてのアンテナ素子112とグランド層113は重なっているため、アンテナ素子112及びグランド層113は、パッチアンテナを構築する。
各アンテナ素子112には、スルーホールと基板111の配線とを介して給電が行われる。複数のアンテナ素子112から放射される電波のゲインと位相が調整され、1つのビームを構築する。
ここでは、64個のアンテナ素子112を16個のグループ112Gに分ける。各グループ112Gは、2×2で配列される4個のアンテナ素子112を含む。各グループ112G内では、4個のアンテナ素子112は、平面視で近接して配置されている。近接とは、複数のアンテナ素子112が平面視で隣り合っていることをいう。1個のグループ112Gに含まれる4個のアンテナ素子112は、N個のアンテナ素子112の一例である。Nは正の整数であり、ここでは一例としてN=4である。
ここで、平面視における64個のアンテナ素子112の中心Cを通りX軸に平行な直線A1と、中心Cを通りY軸に平行な直線A2とを定義する。16個のグループ112Gは、平面視で直線A1を対称軸として線対称に配置されている。また、16個のグループ112Gは、直線A2を対称軸として線対称に配置されている。このように、16個のグループ112Gは、平面視で対称的に配置されている。また、64個のアンテナ素子112は、直線A1を対称軸として線対称に配置されるとともに、直線A2を対称軸として線対称に配置されている。
なお、ここでは、1個のグループ112Gが2×2で配列される4個のアンテナ素子112を含む形態について説明するが、1個のグループ112Gに含まれる複数のアンテナ素子112の配置はこのような配置に限定されるものではない。その詳細については後述する。また、アレイアンテナ110は、図2に示す構成に限定されるものではなく、アレイ状に複数のアンテナ素子112が配列されていれば、図2に示す構成とは異なる構成であってもよい。
次に、図3を用いてチェビシェフの重み付けによるサイドローブの低減について説明する。図3は、チェビシェフの重み付けを説明する図である。ここでは、説明を簡単にするために図3(A)に示すように、8個のアンテナ素子が一直線状に配列されていることとし、左側から右側にかけて1番から8番のアンテナ素子番号を割り振る。8個のアンテナ素子には、8個の可変増幅器がそれぞれ接続されており、8個のアンテナ素子から放射する電力を増幅する際のゲインに対して重み付けを行えるようになっていることとする。
図3(B)には、横軸にアンテナ素子番号を示し、縦軸に重み付けしたゲインを示す。8個のアンテナ素子から放射する電力に付与するゲインに対して、1番と8番のアンテナ素子から放射する電力に付与するゲインが最も小さくなり、中央に位置する4番と5番のアンテナ素子から放射する電力に付与するゲインが最も大きくなるように段階的に重み付けを行う。このような重み付けがチェビシェフの重み付けであり、隣接しているアンテナ素子間の重みの差は小さい。
図3(C)には、重み付けを行わずに図3(A)の8個のアンテナ素子から電力を放射した場合のメインローブ及びサイドローブの出力(放射電力)を破線で示し、上述のように重み付けを行って図3(A)の8個のアンテナ素子から電力を放射した場合のメインローブ及びサイドローブの出力(放射電力)を実線で示す。重み付けを行わない場合と、重み付けを行った場合とにおいて、中央に位置して最も出力が大きい1つの波形がメインローブの出力を表し、メインローブの両側に3つずつある波形がサイドローブの出力を表す。
中央から端に向かうほど重み付けを小さくすると、図3(C)に実線で示すように、中央のメインローブの出力は重み付けを行わない場合の破線のメインローブと殆ど変わらないが、サイドローブの出力は低減している。このように、チェビシェフの重み付けを行うと、メインローブの出力を維持しつつ、サイドローブの出力を選択的に低減させることができる。
図4は、無線通信装置100を示す図である。無線通信装置100は、信号端子101、アレイアンテナ110、アンプ120、フェーズシフタ130、アンプ140、ミキサ150、PA(Power Amplifier)160を含む。アンプ120は、第1可変増幅器の一例であり、アンプ140は、第2可変増幅器の一例である。信号端子101は、図1に示す信号出力部12に接続されており、送信信号が入力される入力端子である。
図4にはアレイアンテナ110のうちのアンテナ素子112を示す。アンテナ素子112は、図2に示すように64個あるが、図4ではそのうちの4個に関する構成を示す。図4に示す4個のアンテナ素子112は、図2に示す1つのグループ112Gに含まれるものである。
一例として、4個のアンテナ素子112には、1個のアンプ120、4個のフェーズシフタ130、4個のアンプ140、4個のミキサ150、4個のPA160が接続される。無線通信装置100は64個のアンテナ素子112を含むため、無線通信装置100は、16個のアンプ120、64個のフェーズシフタ130、64個のアンプ140、64個のミキサ150、64個のPA160を含む。
ここでは、1つのグループ112Gに含まれる4個のアンテナ素子112、1個のアンプ120、4個のフェーズシフタ130、4個のアンプ140、4個のミキサ150、4個のPA160を組100Aと称す。無線通信装置100は、16個の組100Aを含むが、すべての組100Aは同様の構成を有するため、ここでは1つの組100Aについて説明する。各組100Aでは、1個のアンプ120の出力側に4個のフェーズシフタ130が接続され、各フェーズシフタ130の出力側にアンプ140、ミキサ150、PA160が1つずつ接続される。
アンプ120は、信号端子101に接続される入力端子121と、出力端子122と、制御部23(図1参照)に接続される制御端子123とを有する。入力端子121は第1入力端子の一例であり、出力端子122は第1出力端子の一例である。入力端子121には信号端子101から送信信号が入力され、出力端子122には4個のフェーズシフタ130が接続され、制御端子123には制御部23からゲインに重み付けする第1重みが入力される。
アンプ120は、送信信号を増幅する際のゲインに重み付けする第1重みに応じてゲインが可変的に制御され、入力端子121に入力される送信信号を増幅して出力端子122から出力する。第1重みは制御部23によって制御される。第1重みは、メモリ22から制御部23に入力されるゲイン用の重みデータに含まれる。
第1重みによって重み付けられるアンプ120のゲインは、一例として、-15dB~0dBの範囲で、3dBのステップ(ゲインの変化幅)で6段階に制御可能である。すなわち、アンプ120のゲインは、-15dB、-12dB、-9dB、-6dB、-3dB、0dBに制御可能である。-15dB~0dBの範囲は、第1のゲインの範囲の一例である。3dBのステップは、第1の変化幅の一例である。
フェーズシフタ130は、入力端子131と、出力端子132と、制御端子133とを有する。1つの組100Aの内部では、アンプ120の出力端子122に4個のフェーズシフタ130の入力端子131が接続される。4個の出力端子132は、4個のアンプ140の入力端子141にそれぞれ接続される。制御端子133は、制御部23(図1参照)に接続されており、位相用の重みデータが入力される。フェーズシフタ130は、入力端子131に入力される送信信号(アンプ120で増幅された送信信号)の位相を制御端子133に入力される位相用の重みデータに応じてシフトさせて出力端子132から出力する。
アンプ140は、出力端子132に接続される入力端子141と、出力端子142と、制御部23(図1参照)に接続される制御端子143とを有する。入力端子141は第2入力端子の一例であり、出力端子142は第2出力端子の一例である。入力端子141には出力端子132から位相が調整された送信信号が入力され、出力端子142にはミキサ150の入力端子151が接続され、制御端子143には制御部23からゲインに重み付けする第2重みが入力される。
アンプ140は、送信信号を増幅する際のゲインに重み付けする第2重みに応じてゲインが可変的に制御され、入力端子141に入力される送信信号を増幅して出力端子142から出力する。第2重みは制御部23によって制御される。第2重みは、メモリ22から制御部23に入力されるゲイン用の重みデータに含まれる。
第2重みによって重み付けられるアンプ140のゲインは、一例として、-5dB~0dBの範囲で、1dBのステップ(ゲインの変化幅)で6段階に制御可能である。すなわち、アンプ120のゲインは、-5dB、-4dB、-3dB、-2dB、-1dB、0dBに制御可能である。-5dB~0dBの範囲は、第2のゲインの範囲の一例であり、アンプ120の第1のゲインの範囲よりも狭い。1dBのステップは、第2の変化幅の一例である。アンプ140でゲインを調整可能なステップは1dBであり、アンプ120でゲインを調整可能なステップである3dBよりも小さい。
また、アンプ140が調整可能なゲインの範囲(-5dB~0dBの範囲)は、一例として、アンプ120が調整可能なゲインの範囲(-15dB~0dBの範囲)よりも小さい。アンプ140は、各アンテナ素子112に1個ずつ設けられており、アンプ120は、4個のアンテナ素子112に対して1個ずつ設けられている。アンプ140よりもアンプ120の方が平面視におけるアレイアンテナ110の中でゲインを調整する空間的な範囲が広いため、一例としてアンプ120が調整可能なゲインの範囲をアンプ140が調整可能なゲインの範囲よりも大きくしている。なお、アンプ120が調整可能なゲインの範囲をアンプ140が調整可能なゲインの範囲よりも大きくしなくてもよい場合には、アンプ120が調整可能なゲインの範囲は、アンプ140が調整可能なゲインの範囲と等しくてもよく、小さくてもよい。
ミキサ150は、入力端子151、152と出力端子153とを有する。入力端子151はアンプ140の出力端子142に接続され、アンプ140で増幅された送信信号が入力される。入力端子152は、基地局10の信号出力部13に接続されており、ローカル信号が入力される。出力端子153は、PA160の入力端子161に接続されている。ミキサ150は、入力端子151入力される送信信号と、入力端子152に入力されるローカル信号とを乗算して出力端子153から出力する。
PA160は、入力端子161と出力端子162とを有するパワーアンプである。入力端子161はミキサ150の出力端子153に接続され、出力端子162はアンテナ素子112に接続される。PA160は、ミキサ150から入力される信号を増幅してアンテナ素子112に出力する。PA160の増幅率は一定値である。
以上のような無線通信装置100は、一例として、アレイアンテナ110から複数のビームを出力する。各ビームは、メインローブとサイドローブを有するとともに、固有のビームIDを有するため、メインローブと他のビームのサイドローブとの干渉を抑制することが求められる。このようにビーム同士の干渉を抑制するには、各アンテナ素子112から放射する信号のゲインを調整することが必要になる。各アンテナ素子112から放射する信号のゲインは、アンプ120によるグループ112G毎の調整に加えて、アンプ140によるグループ112G内でのアンテナ素子112毎の調整を行うことになる。
図5は、2つのビーム50A、50Bを示す図である。ここではビーム50Aを実線で示し、ビーム50Bを破線で示す。また、図5では、分かり易くするためにSIR(Signal to Interference Ratio:信号電力と干渉電力の比)の大きさを両矢印の長さで示す。また、端末30A、30Bは、スマートフォン等である。
ビーム50Aは、1本のメインローブ51Aと複数本のサイドローブ52Aとを有し、ビーム50Bは、1本のメインローブ51Bと複数本のサイドローブ52Bとを有する。メインローブ51Aはアレイアンテナ110から端末30Aに向けて出力されており、メインローブ51Bはアレイアンテナ110から端末30Bに向けて出力されている。図5(A)には、比較用に、重みデータを利用せずにサイドローブ52A、52Bの出力を抑制していない状態を示し、図5(B)には、重みデータを利用してサイドローブ52A、52Bの出力を抑制している状態を示す。
図5(A)では、ビーム50Aのメインローブ51Aとビーム50Bのサイドローブ52Bとが重なっており、かつ、サイドローブ52Bの出力はある程度大きい。同様に、ビーム50Bのメインローブ51Bとビーム50Aのサイドローブ52Aとが重なっており、かつ、サイドローブ52Aの出力はある程度大きい。この状態では、メインローブ51Aとサイドローブ52Bとの干渉が大きく、メインローブ51Aとサイドローブ52BとのSIRが小さい。同様に、メインローブ51Bとサイドローブ52Aとの干渉が大きく、ビーム50Bのメインローブ51Bとビーム50Aのサイドローブ52AとのSIRが小さい。SIRが小さいと、通信におけるスループットが低下するため、通信状態は良好ではない。
これに対して、図5(B)では、図5(A)に比べてメインローブ51A、51Bと重なるサイドローブ52A、52Bの出力が一点鎖線の円で囲んで示すように低減されているので、メインローブ51Aとサイドローブ52Bとの干渉が小さく、メインローブ51Aとサイドローブ52BとのSIRが大きい。同様に、メインローブ51Bとサイドローブ52Aとの干渉が小さく、メインローブ51Bとサイドローブ52AとのSIRが大きい。SIRが大きいと、通信におけるスループットが改善されるため、通信状態は良好である。
図5(B)に示すように、メインローブ51A、51Bと重なるサイドローブ52A、52Bの出力を低減することは、16個のアンプ120の第1重みと、64個のアンプ140の第2重みとを調整して、各アンテナ素子112が出力する信号のゲインを個別的に調整することによって実現可能である。
このように各アンテナ素子112が出力する信号のゲインを個別的に調整することは、例えば、各アンテナ素子112に、-20dB~0dBの範囲でゲインの重みを1dBのステップで変更可能なアンプ(ゲイン可変増幅器)を1個ずつ接続して、すべてのアンプにおいて重みを調整することによっても実現可能である。すなわち、-20dB~0dBの範囲でゲインの重みを1dBのステップで変更可能な64個のアンプ(ゲイン可変増幅器)を64個のアンテナ素子112にそれぞれ接続して、64個のアンプに入力する64個の重みを調整することによっても実現可能である。このように重み付けを行うことでサイドローブの出力を低減できることはチェビシェフの重み付けによっても分かっている。
しかしながら、-20dB~0dBの範囲でゲインの重みを1dBのステップで変更可能なアンプは、多段階でのゲイン設定を実現する必要があり、サイズが大きいため、無線通信装置の大型化を招く。また、-20dB~0dBの範囲でゲインの重みを1dBのステップで調整するための重みデータは、データ容量が膨大になる。また、アンテナ素子112に近いほど信号の出力が大きくなるため、高機能のアンプを実現することが難しくなり、-20dB~0dBの範囲でゲインの重みを1dBのステップで変更可能な64個のアンプを配置することは容易ではない。
これに対して、無線通信装置100では、16個のアンプ120と64個のアンプ140との2段構成にすることで配置し易くし、かつ、信号端子101に近い側のアンプ120は、同一のグループ112Gに含まれる4個のアンテナ素子112にそれぞれ接続される4個のアンプ140に対して1個である。ここで、64個のアンプ140に64個のアンプ120をそれぞれ接続することも考えられるが、無線通信装置の回路規模を低減することはできない。
64個のアンテナ素子112から出力する信号のゲインを調整する際に、互いに近くに配置される複数のアンテナ素子112から出力される信号のゲインは、比較的近い値になる。例えば、64個のアンテナ素子112のうち、+X方向側及び+Y方向側の端に位置するアンテナ素子112から出力される信号のゲインと、-X方向側及び-Y方向側の端に位置するアンテナ素子112から出力される信号のゲインとは大きく異なる可能性がある。これに対して、64個のアンテナ素子112のうち、互いに隣接する一部のアンテナ素子112が出力する信号のゲインは、比較的近い値になる。これは、図3(C)に示すチェビシェフの例を見れば、明らかである。図3(B)に示したように、重みは1番のアンテナ素子から8番のアンテナ素子にかけて緩やかに変化している。つまり、隣接しているアンテナ素子間の重みの差は小さい。
このため、無線通信装置100では、2×2で配置される4個のアンテナ素子112を1個のグループ112Gとして、各グループ112Gに対して1個のアンプ120を設けてゲインを大まかに調整するとともに、各アンテナ素子112にアンプ140を1個ずつ接続して個別的にゲインを調整できる構成を採用している。このような構成では、信号端子101に近いアンプ120の数を減らせるため、無線通信装置100の回路規模を低減することができる。
したがって、回路規模を小型化した無線通信装置100を提供することができる。また、アンプ120の数を減らせるため、重みデータのデータ容量を小さくすることができ、メモリ22のサイズを低減することができる。例えば、-20dB~0dBの範囲でゲインの重みを1dBのステップで変更可能なアンプを64個含む無線通信装置では、重みデータは20dB×64個=1280dB分のデータ容量が必要である。これに対して、無線通信装置100では、15dB/3dB(ステップ)×16個+5dB/1dB(ステップ)×64個=400dB分のデータ容量で済むため、メモリ22のサイズを低減することができる。
また、アンプ120は-15dB~0dBの範囲でゲインを調整可能であり、アンプ140は-5dB~0dBの範囲でゲインを調整可能であるため、2段階でゲインを調整することで、-20dB~0dBの範囲でゲインを調整することができる。このため、-20dB~0dBの範囲でゲインを調整可能な64個のアンプを用いる場合と同様のゲインの範囲で送信信号を増幅することができる。
また、アンテナ素子112に近い側のアンプ140は1dBのステップでゲインを調整可能であり、信号端子101に近い側のアンプ120は3dBのステップでゲインを調整可能である。このように、アンプ120がアンプ140よりも粗いステップでゲインを調整する構成にすることで、アンプ120の回路規模を小さくすることができ、このことによっても無線通信装置100の回路規模を小型化することができる。
また、アンプ140が調整可能なゲインを調整可能な範囲をアンプ120が調整可能なゲインを調整可能な範囲よりも小さくすることで、アンプ140の回路規模を小さくすることができ、このことによっても無線通信装置100の回路規模を小型化することができる。
また、アンプ120の数は、3個以上であることが好ましい。一例としてM(Mは約10以上の整数)個のアンテナ素子112が出力する信号のゲインを-20dB~0dBの範囲で調整することを前提に説明する。また、一例として、M個のアンテナ素子112が出力する信号のゲインの-20dB~0dBの範囲を複数のアンプ120とM個のアンプ140とで-15dB~0dBの範囲と-5dB~0dBの範囲とに分け、M個のアンテナ素子112から出力する信号で2本のビームを形成することとする。2本のビームを互いに異なる方向に出力する場合には、M個のアンテナ素子112から出力する信号をそれぞれ増幅するゲインを表すゲインデータが決まる。ゲインデータが表すM個のアンテナ素子112から出力される信号に与えるゲインの最小値は-20dBであり、最大値は0dBであることとする。
まず、アンプ120が1個だと、64個のアンテナ素子112に対して-15dB~0dBの範囲のうちの1つのゲインを一律に与えることになるため、ゲインデータに対応することはできず、複数のアンプ120が必要なことが分かる。また、アンプ120が2個だと、両方のアンプ120がゲインの最小値又は最大値が与えられるアンテナ素子112に接続される可能性が極めて高いため、ゲインデータに対応することは非常に困難である。そして、アンプ120が3個になると、3個のうちのいずれか1個のアンプ120がゲインの最小値又は最大値が与えられるアンテナ素子112に接続されない可能性が高くなるため、ゲインデータに対応できる可能性が高くなる。このような理由から、アンプ120の数は3個以上であることが好ましい。
また、64個のアンテナ素子112を16個のグループ112Gに分け、16個のグループ112Gは平面視で対称的に配置されているので、各グループ112Gに対して1個ずつ接続されるアンプ120でゲインを大まかに調整するとともに、各グループ112Gに含まれる4個のアンテナ素子112にそれぞれ接続される4個のアンプ140でゲインを個別的に調整することができる。このため、16個のアンプ120と64個のアンプ140十の代わりに、64個のアンプを64個のアンテナ素子112にそれぞれ接続してゲインを調整する場合と同様にゲインを調整することができる。すなわち、ゲインの調整性を犠牲にすることなく、回路規模の小型化を図ることができる。
また、各グループ112Gに含まれる4個のアンテナ素子112は、平面視で互いに近接して配置されるため、アンプ120によるゲインの大まかな調整と、アンプ140によるゲインの個別調整とで、すべてのアンテナ素子112から出力される信号のゲインを自在に調整することができる。
なお、以上では、1個のグループ112Gは、2×2の配列で近接して配置される4個のアンテナ素子112を含む(N=4である)形態について説明した。しかしながら、1個のグループ112Gに含まれる複数のアンテナ素子112は隣り合っていればよく、2×2の配列には限定されない。また、Nは2以上であればよいが、Nが3以上の場合は、複数のアンテナ素子112が直線的に配列されるよりも、平面視で2次元的に配列される方がよい。すなわち、Nが3の場合は、三角形の3つの頂点に3個のアンテナ素子112がそれぞれ位置する配置が好ましい。直線的に配列される3個のアンテナ素子112よりも三角形状に配置される3個のアンテナ素子112が互いに近接しているからである。4個のアンテナ素子112の配置は、図2に示す2×2の正方形状の配置に限らず、菱形の4個の頂点に位置するような配置であってもよい。また、Nは5以上であってもよい。
また、以上では、無線通信装置100が8×8で配列される64個のアンテナ素子112を含む形態について説明したが、アンテナ素子112の数及び配列は、このような形態に限定されるものではない。
また、無線通信装置100が16個のアンプ120を含む形態について説明したが、アンプ120の数は、16個に限定されるものではなく、例えば、64個のアンテナ素子112に対して8個であってもよいし、32個であってもよい。
また、以上では、アンテナ素子112の数とアンプ140の数が等しい形態について説明したが、1個のアンプ140に対して複数のアンテナ素子112が接続されていてもよい。例えば、図4に示すPA160に2個のアンテナ素子112が接続されていてもよい。
また、以上では、無線通信装置100がアンプ120とアンプ140との2段構成を有する形態について説明したが、信号端子101とアンプ120との間に、アンプ120よりも少ない数のゲイン可変増幅器を設けてもよい。また、アンプ120とアンプ140の間に、アンプ120の数よりも多く、アンプ140の数よりも少ない数のゲイン可変増幅器を設けてもよい。
また、以上では、アンテナ素子112に近い側のアンプ140は1dBのステップでゲインを調整可能であり、信号端子101に近い側のアンプ120は3dBのステップでゲインを調整可能である形態について説明した。しかしながら、アンプ120がゲインを変更可能なステップは3dBに限られない。アンプ140がゲインを調整可能なステップと、アンプ120がゲインを調整可能なステップとは等しくてもよい。
また、以上では、アンプ140が調整可能なゲインの範囲(-5dB~0dBの範囲)が、アンプ120が調整可能なゲインの範囲(-15dB~0dBの範囲)よりも小さい形態について説明した。しかしながら、アンプ140が調整可能なゲインの範囲と、アンプ120が調整可能なゲインの範囲とは等しくてもよく、アンプ140が調整可能なゲインの範囲は、アンプ120が調整可能なゲインの範囲よりも大きくてもよい。
また、以上では、無線通信装置100は、制御部23、メモリ22、及びデコーダ21を含まない構成について説明したが、無線通信装置100は、制御部23を含んでもよく、さらにメモリ22を含んでもよく、さらにデコーダ21を含んでもよい。
以上、本発明の例示的な実施形態の無線通信装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
送信信号が入力される信号端子と、
N(Nは2以上の整数)個のアンテナ素子と、
前記信号端子に接続される第1入力端子に入力される前記送信信号を増幅して第1出力端子から出力する第1可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けする第1重みに応じてゲインを調整可能な第1可変増幅器と、
前記第1出力端子に接続されるN個の第2入力端子から入力される前記送信信号を増幅して、前記N個のアンテナ素子にそれぞれ接続されるN個の第2出力端子からそれぞれ出力するN個の第2可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けするN個の第2重みに応じてゲインを調整可能なN個の第2可変増幅器と
を含む、無線通信装置。
(付記2)
前記第1可変増幅器は、前記第1重みに応じて、第1のゲインの範囲内で第1の変化幅で前記送信信号のゲインを可変的に増幅し、
前記N個の第2可変増幅器は、前記N個の第2重みに応じて、前記N個の第2入力端子に入力される前記送信信号のゲインを第2のゲインの範囲内で第2の変化幅で可変的にそれぞれ増幅する、付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記第1の変化幅は、前記第2の変化幅よりも大きい、付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記第2のゲインの範囲は、前記第1のゲインの範囲よりも狭い、付記2又は3に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記第1可変増幅器と、前記N個の第2可変増幅器と、前記N個のアンテナ素子との組を複数含み、複数の前記N個のアンテナ素子は、アレイアンテナを構築する、付記1乃至4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記第1可変増幅器の数は3以上である、付記5に記載の無線通信装置。
(付記7)
前記アレイアンテナにおいて、前記複数の組に含まれるすべての前記アンテナ素子は、各組の前記N個のアンテナ素子を1つのグループとする複数のグループに分けられており、
前記複数の組に含まれるすべての前記アンテナ素子は、グループ毎に平面視において対称的に配置される、付記5又は6に記載の無線通信装置。
(付記8)
前記複数の組の各々に含まれる前記N個のアンテナ素子は、平面視で互いに近接して配置される、付記7に記載の無線通信装置。
10 基地局
20 RU
100 無線通信装置
101 信号端子
110 アレイアンテナ
112 アンテナ素子
120 アンプ
121 入力端子
122 出力端子
130 フェーズシフタ
140 アンプ
141 入力端子
142 出力端子
150 ミキサ
160 PA

Claims (8)

  1. 送信信号が入力される信号端子と、
    N(Nは2以上の整数)個のアンテナ素子と、
    前記信号端子に接続される第1入力端子に入力される前記送信信号を増幅して第1出力端子から出力する第1可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けする第1重みに応じてゲインを調整可能な第1可変増幅器と、
    前記第1出力端子に接続されるN個の第2入力端子から入力される前記送信信号を増幅して、前記N個のアンテナ素子にそれぞれ接続されるN個の第2出力端子からそれぞれ出力するN個の第2可変増幅器であって、前記送信信号を増幅する際のゲインに重み付けするN個の第2重みに応じてゲインを調整可能なN個の第2可変増幅器と
    を含む、無線通信装置。
  2. 前記第1可変増幅器は、前記第1重みに応じて、第1のゲインの範囲内で第1の変化幅で前記送信信号のゲインを可変的に増幅し、
    前記N個の第2可変増幅器は、前記N個の第2重みに応じて、前記N個の第2入力端子に入力される前記送信信号のゲインを第2のゲインの範囲内で第2の変化幅で可変的にそれぞれ増幅する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第1の変化幅は、前記第2の変化幅よりも大きい、請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第2のゲインの範囲は、前記第1のゲインの範囲よりも狭い、請求項2又は3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1可変増幅器と、前記N個の第2可変増幅器と、前記N個のアンテナ素子との組を複数含み、複数の前記N個のアンテナ素子は、アレイアンテナを構築する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記第1可変増幅器の数は3以上である、請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記アレイアンテナにおいて、前記複数の組に含まれるすべての前記アンテナ素子は、各組の前記N個のアンテナ素子を1つのグループとする複数のグループに分けられており、
    前記複数の組に含まれるすべての前記アンテナ素子は、グループ毎に平面視において対称的に配置される、請求項5又は6に記載の無線通信装置。
  8. 前記複数の組の各々に含まれる前記N個のアンテナ素子は、平面視で互いに近接して配置される、請求項7に記載の無線通信装置。
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