JP2022110136A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. シート体の少なくとも二箇所を係止して当該シート体をバッグ状の姿態に保持する取っ手において、
   曲げ性のある革製または樹脂製の薄厚のバンド形状である本体と、
   当該本体自体の両端にそれぞれ設けられた二つの穴の組から構成される、シート体を係止する係止部と、を備え、
   前記係止部を構成する二つの穴は、前記本体の幅方向に近接し、長手方向に長く且つ略平行に設けた長穴であって端部側が細く絞られた形状であり、
   前記穴と穴との間には、帯状の部分が形成されると共に当該穴の長手方向はシート体が本体に対して引かれる又は中に入れた荷物の重量でシート体が引かれる力の方向になる、
   シート体を係止するための取っ手。
2. 薄厚バンド形状又は薄板短冊形状であって曲げ性のある革または樹脂で作られた本体と、
   風呂敷その他のシート体の対向する二辺が重なるように、その中央で二つ折りにし、その状態で当該シート体の隅部（ａ，ｂ）を係止する係止部とを有し、
   前記係止部は、本体の幅方向に一定間隔を離して且つ略平行して２つ設けた穴から構成され、
   前記穴は、長穴であり且つ
   前記穴の端部側は、
   前記係止部（２０５）へのシート体の固定は、対向する隅部（ａ，ｂ）を前記係止部（２０５）のそれぞれの穴（２０２，２０３）に裏面から通して表に出す第一工程と、隅部（ａ，ｂ）をもう一つの穴（２０３，２０２）に互いに交差するように表面から通して裏面に出す第二工程と、第二工程における隅部（ａ）は、穴（２０３）で第一工程で通した隅部（ｂ）の位置よりも最先端側に、第二工程で通す隅部（ｂ）は穴（２０２）で、第一工程で通した隅部（ａ）の位置よりも最先端側に通され、この状態で、シート体を取っ手の本体に対して引く又は中に入れた荷物の重量でシート体が引かれた場合に、
   前記穴（２０２）に通している隅部（ａ）には端方向に押し付ける力が働き、穴（２０２）の最先端に通している隅部（ｂ）を押し付け、穴（２０３）に通している隅部（ｂ）にも端方向に押し付ける力が働き、穴（２０３）の最先端に通している隅部（ａ）を押し付け、
   この押しつけ力により、隅部（ａ）は隅部（ｂ）の先端を、隅部（ｂ）は隅部（ａ）の先端をそれぞれ穴（２０２）、穴（２０３）の先端に押し込み圧縮し、布の穴部分での押し込み圧力による布と係止部（２０５）間の摩擦力と圧縮による絞り効果を増大させるように隅部（ａ，ｂ）の先端部分が係止部（２０５）に係止される、
   形状である
   ことを特徴とする取っ手。