JP2022109713A - キャップ部材 - Google Patents
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Abstract
Description
このような収容容器は、例えば、内部空間内に飲料等の内容物を収容した収容容器本体の口部をキャップ部材により密封することにより用いられる。
具体的には、収容容器の口部は外周面に雄ネジが形成されていて、この雄ネジに雌ネジが形成されたキャップ部材を螺合、装着することにより口部を密封するネジ嵌合式密封容器とされている。
また、キャップ部材のスカート部には、必要に応じて、開封した際にキャップ部材と分断され、開封したことを検出することが可能な開封検出リングが接続されている。
そして、口部を開封する際には、キャップ部材を反時計回りに廻して緩めるとともに開封検出用リングを分断してキャップ部材を取り外し、開封した収容容器は、キャップ部材を時計回りに廻して雌ネジを口部の雄ネジを螺合することで再び口部を密封することで、開封後も口部を自在に開閉可能とされている。
したがって、キャップ部材を緩めて収容容器を開封する際には、比較的大きな力が必要である。しかも、キャップ部材を緩めて初めて開封する際には、開封検出用リングを分断する必要があるため、さらに余分な力が必要となる。
そのため、従来から、キャップ部材を効率的に回すための種々のオープナーが開示されている(特許文献2、3参照。)。
また、キャップ部材の外周面に縦筋が形成されていると、ペットボトル(収容容器)を取り扱う際や自動販売機をはじめとする収容空間に配置している間に、縦筋にごみやほこりが入り込んで蓄積する虞がある。
また、例えば、細かい縦筋に水が保持された状態だと、キャップ部材を回す指とキャップ部材との間でスリップが生じやすくなり、開封がしにくくなる可能性がある。
(1)この発明の第1態様は、内部空間に内容物を収容する容器本体部と、前記容器本体部に接続された略円筒状の口部と、前記口部の外周面に形成された雄ネジ部と、を備えた収容容器本体の前記口部に装着され、円筒形状に形成された円筒状周壁部と、前記円筒状周壁部の上端部に接続された天面部と、前記円筒状周壁部の内周面に形成され軸線の回りに回動して前記雄ネジ部と螺合可能に形成された雌ネジ部と、を備え、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に締め込むことにより前記口部を密封し、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に対して緩めて離間させることにより前記口部を開封するキャップ部材であって、前記円筒状周壁部の外周面に形成され、前記外周面に対して径方向外方に0.5mm以上突出して形成された突出部を、備えていることを特徴とする。
また、突出が形成されていることで、開封する際の握力が分散するのを抑制して、キャップ部材に開封するためのトルクを安定して生じさせることができる。
したがって、円筒状壁部の外周面に凹凸(円筒状壁部の円弧曲面は除く)がない場合は、軸線から外周面そのものを基準とし、外周面に凹凸(例えば、縦筋や縦溝等)がある場合は、縦筋等の底部ではなく円筒状壁部をつかんだ指が接触する位置(接触部)を基準とする。なお、細い縦筋の底部等を含まないために、接触部を特定するうえで、一般的な大人の指の外径が20mmであることから、外径20mmの丸棒による接触部を外周面の基準としてもよい。
また、突出部が1つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
また、突出部が2つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
また、引っ掛ける指に応じて、3つの突出部のうち任意の突出部を使用することで、開封する際の多様性を向上することができる。
また、突出部が3つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
その結果、手の大きさ等に個人差があっても、キャップ部材を容易に回すことができる。
また、引っ掛ける指に応じて、4つの突出部のうち任意の突出部を使用することで、開封する際の多様性を向上することができる。
また、突出部が4つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
その結果、キャップ部材の製造コストを削減することができる。
ここで、縮径稜線部は、直線状に変位する直線状縮径稜線部、曲線状に変位する直線状縮径稜線部やそれらの組み合わせであってもおよい。また、曲線状縮径部には、軸に向かってくぼむ曲線や軸に対して突出する曲線を含んでもよい。
その結果、キャップ部材を容易かつ安定して回すことができる。
以下、図1、図2A、図2Bを参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るペットボトル本体及びキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た部分断面図である。また、図2Aは第1実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図2Bは側面から見た図である。また、この明細書では、円筒状周縁部の外周面と突出部との境界(接する部分を含む)を二点鎖線で示す場合がある。
そして、ペットボトル本体(収容容器本体)2は、内部空間2Aに飲料等の内容物を収容してキャップ部材10を装着することにより、ペットボトル(収容容器)1が密封されている。
そして、ペットボトル本体(収容容器本体)2の内部には、飲料等の内容物を収容するための内部空間2Aが形成されている。
なお、収容容器本体2を形成する材料は任意に設定することが可能であり、アルミニウムや鋼板等を用いて形成されていてもよい。
雄ネジ部5の構成は任意に設定することが可能であるが、この実施形態では、例えば、周方向に間隔をあけて形成された一条のねじにより構成されている。なお、周方向に連続して形成された構成とされてもよい。
また、キャップ部材本体11は、図1に示すように、例えば、円筒状周壁部12と、円筒状周壁部12の内周面12Bに形成された雌ネジ部13と、天面部14と、を備えている。
また、この実施形態において、円筒状周壁部12の外周面12Aは、細かな縦筋等が形成されていない平坦面とされている。
また、天面部14は、例えば、裏面にシール用の形状部が形成されたり、平面視したときの内周側にストロー等を通過させる穴(不図示)が形成されていてもよい。
また、突出部15は、図1、図2A、図2Bに示すように、例えば、平面視したときに、底辺部が円筒状周壁部12の外周面12Aに配置され、外周面12Aに対して最も外方に頂部16を頂点とする略三角形に形成されている。
また、頂部16は、例えば、円筒周壁部12の外周面12Aから径方向外方に3.0mm突出して形成されている。
すなわち、この実施形態において、突出部15は、軸線O方向における任意の位置における頂部を結んだ稜線部17が、天面部14における頂部16と同位置に形成されている。また、突出部15は、軸線O周りの周方向におけるキャップ部材10を密封、開封する際の周方向両側の側面に、稜線部17と外周面12Aを接続する突出側面部18を有している。
突出部15の突出量を0.5mm以上に設定することは、突出部15に指が安定して容易に引っ掛かり、キャップ部材10に回転させる際の力を効率的に伝達できるからである。また、突出量を20mm以下に設定するのは、ペットボトル1を持ち運んだり取り扱う際に、突出部15が邪魔になるのを抑制できるからである。
また、この実施形態において、キャップ部材本体11と突出部15は一体的に形成されている。なお、キャップ部材本体11と突出部15とを異なる材料により形成し、接着剤等で接続してもよい。
また、例えば、ペットボトル1を冷蔵庫等により冷やしてペットボトル本体2とキャップ部材10の収縮率の差によってキャップ部材10が固く閉まった場合等においても、比較的容易に開封することができる。
また、キャップ部材10を形成する際の材料が少なくなり、製造コストの削減及び軽量化をすることができる。
なお、第1~第5変形例におけるキャップ部材を平面視したときのキャップ部材本体11及び突出部の外形形状は、上述の第1実施形態において図2Aに示したとおりであるので説明を省略する。
次に、図3Aを参照して、第1実施形態の第1変形例について説明する。
図3Aは、第1実施形態の第1変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。
図3Aにおいて、符号10Aはキャップ部材を、符号15Aは突出部を示している。
突出部15Aは、図3Aに示すように、側面から見たときに、例えば、軸線O方向における上方から下方に向かって、直線状に漸次縮径された直線状縮径稜線部(稜線部)17Aを備えている。
具体的には、直線状縮径稜線部17Aは、キャップ部材本体11の天面部14からスカート部の下端まで直線状的に縮径する構成とされている。
なお、直線状縮径稜線部17Aを形成する範囲は、軸線O方向において、天面部14とスカート部の下端までの範囲で任意に設定してもよい。
キャップ部材10Aによれば、突起部15Aを形成するための材料を低減して、キャップ部材10Aの製造コストを削減することができる。
次に、図3Bを参照して、第1実施形態の第2変形例について説明する。
図3Bは、第1実施形態の第2変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。
図3Bにおいて、符号10Bはキャップ部材を、符号15Bは突出部を示している。
突出部15Bは、図3Bに示すように、側面から見たときに、軸線O方向における任意の位置における頂部を、軸線O方向に接続したときの稜線部が、軸線O方向における上方から下方に向かうしたがって、直線状に縮径される直線状縮径稜線部(稜線部)17Bを備えている。
なお、曲線状稜線部17Bを形成する範囲は、軸線O方向において、天面部14とスカート部の下端までの範囲で任意に設定してもよい。
なお、第2~第7実施形態において、キャップ部材本体11、突出部15の基本的な構成は第1実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
また、第2~第7実施形態における突出部15に代えて、第1実施形態における第1、第2変形例に係る突出部15A、15Bを適用してもよい。また、突出部15、突出部15A、15Bを組み合わせて用いてもよい。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図4において、符号20はキャップ部材を示している。
2つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に180°間隔をあけて点対称に配置されている。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は180°に限定されず任意に設定してもよい。
キャップ部材20によれば、例えば、突出部15と突出部15の間に充分な間隔が確保可能であり、親指と、人差し指を突出部15に容易に引っ掛けて、キャップ部材を容易に回すことができる。
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図5において、符号30はキャップ部材を示している。
3つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
キャップ部材30によれば、例えば、突出部15と突出部15の間に充分な間隔が確保可能であり、親指と、人差し指、中指を、それぞれ対応可能な突出部15に容易に引っ掛けて、キャップ部材30を容易に回すことができる。
次に、図6A、図6Bを参照して、第3実施形態の第1変形例について説明する。
図6Aは、第3実施形態の第1変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図6Bは側面から見た図である。図6A、図6Bにおいて、符号30Aはキャップ部材を、符号35Aは突出部を、符号36Aは天面と同一面上にある頂部を、符号37Aは稜線部を示している。
3つの突出部35Aは、例えば、頂部36Aが軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
突出部35Aは、例えば、隣接する突出部35A同士が外周面12A側において重ならない範囲で、例えば、突出部15よりも突出量が大きく設定されている。
その結果、頂部36Aが突出部15に係る頂部16よりも大きく設定され、天面部14からキャップ部材本体11のスカート部の下端まで形成された直線状縮径稜線部(稜線部)37Aは、第1実施形態の第1変形例に係る直線状縮径稜線部17Aよりも軸線Oに対する傾きが大きく設定されている。
なお、突出部35A同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
次に、図7A、図7Bを参照して、第3実施形態の第2変形例について説明する。
図7Aは、第3実施形態の第2変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図7Bは側面から見た図である。図7A、図7Bにおいて、符号30Bはキャップ部材を、符号35Bは突出部を、符号36Bは天面と同一面上にある頂部を、符号37Bは稜線部を示している。
3つの突出部35Bは、例えば、頂部36Bが軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、突出部35Bは、例えば、隣接する突出部35B同士が外周面12A側において接続されていて、例えば、突出部15よりも突出量が大きく設定されている。
その結果、頂部36Bが突出部15に係る頂部16や第1変形例(第3実施形態)に係る突出部35Aよりも大きく設定され、天面部14からキャップ部材本体11のスカート部の下端まで形成された直線状縮径稜線部(稜線部)37Bは、第1実施形態の第1変形例に係る直線状縮径稜線部17Aや第1変形例(第3実施形態)に係る直線状縮径稜線部37Aよりも軸線Oに対する傾きが大きく設定されている。
なお、突出部35A同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
次に、図8A、図8Bを参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
図8Aは、本発明の第4実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図8Bは、図8Aに矢視VIIIB-VIIIBで示す図である。図8A、図8Bにおいて、符号40はキャップ部材を、符号45は突出部を、符号46は天面と同一面上にある頂部を、符号47は稜線部を示している。
4つの突出部45は、例えば、頂部46が軸線Oの周りに周方向に90°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、突出部45は、例えば、外周面12Aにおいて互いに間隔をあけて配置され外周面12Aと接する接線方向に形成されるとともに、突出部45同士が外周面12A側において接続されている。
なお、突出部45同士の周方向における間隔は90°に限定されず任意に設定してもよい。
また、突出部45は、図8Bに示すように、側面から見たときに、例えば、軸線O方向における上方から下方に向かって、直線状に漸次縮径された直線状縮径稜線部(稜線部)47を備えている。
具体的には、直線状縮径稜線部47は、キャップ部材本体11の天面部14からスカート部の下端まで直線状的に縮径する構成とされている。
その結果、手の大きさ等に個人差があっても、キャップ部材40を容易に回すことができる。
次に、図9を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。
図9は、本発明の第5実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図9において、符号50はキャップ部材を示している。
6つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に60°間隔をあけて点対称に配置されている。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は60°に限定されず任意に設定してもよい。
その他は、第1実施形態及びその第1、第2変形例に係る突出部15、15A、15Bと同様であるので説明を省略する。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は45°に限定されず任意に設定してもよい。
次に、図10を参照して、本発明の第6実施形態について説明する。
図10は、本発明の第6実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図10において、符号60はキャップ部材を示している。
8つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に45°間隔をあけて点対称に配置されている。
その他は、第1実施形態及びその第1、第2変形例に係る突出部15、15A、15Bと同様であるので説明を省略する。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は45°に限定されず任意に設定してもよい。
次に、図11を参照して、本発明の第7実施形態について説明する。
図11は、本発明の第7実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図11において、符号70はキャップ部材を示している。
12つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に30°間隔をあけて点対称に配置されている。
その他は、第1実施形態及びその第1、第2変形例に係る突出部15、15A、15Bと同様であるので説明を省略する。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は30°に限定されず任意に設定してもよい。
次に、図12A、図12Bを参照して、本発明の第8実施形態について説明する。
図12Aは、本発明の第8実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図12Bは、側面から見た図である。図12A、図12Bにおいて、符号80はキャップ部材を、符号85は突出部を、符号86は天面部と同一面上にある頂部を、符号87は稜線部を、示している。
突出部85は、例えば、天面14と同一平面上に位置される頂部86が、軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
なお、稜線部については、任意に設定することが可能であり、例えば、第1実施形態の第1、第2変形例に係る突出部15A、15Bと同様に形成してもよい。また、突出部15、突出部15A、15Bを組み合わせて用いてもよい。
また、突出部85同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
次に、図13A、図13Bを参照して、本発明の第9実施形態について説明する。
図13Aは、本発明の第9実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図13Bは、側面から見た図である。図13A、図13Bにおいて、符号90はキャップ部材を、符号95は突出部を、符号96は天面部と同一面上にある頂部を、符号97は稜線部を、示している。
突出部95は、例えば、天面14と同一平面上に位置される頂部96が、軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、突出部85同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
キャップ部材90によれば、突出部95のキャップ部材90を緩める際の回動方向後方側の側面95Rに、回動方向前方側に曲線状にくぼむ指掛かり凹部を有しているので、突出部95に指が安定して引っ掛かり、キャップ部材90を安定して緩めることができる。
次に、図13Cを参照して、第9実施形態の変形例について説明する。
図13Cは、第9実施形態の変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。
図13Cにおいて、符号90Aはキャップ部材を、符号95Aは突出部を示している。
突出部95Aは、図13Bに示すように、側面から見たときに、例えば、軸線O方向における上方から下方に向かって、直線状に漸次縮径された直線状縮径稜線部(稜線部)97Aを備えている。
具体的には、直線状縮径稜線部97Aは、キャップ部材本体11の天面部14からスカート部の下端まで直線状的に縮径する構成とされている。
また、稜線部については、任意に設定することが可能であり、例えば、第1実施形態の第1、第2変形例に係る突出部15A、15Bと同様に形成してもよい。また、突出部15、突出部15A、15Bを組み合わせて用いてもよい。
キャップ部材90Aによれば、突起部95Aを形成するための材料を低減して、キャップ部材90Aの製造コストを削減することができる。
また、突出部が、上方から下方に向かうにしたがって拡径する稜線部を備えていてもよい。
また、かかる場合に、例えば、利用者の各指の平均的な配置に対応させてもよい。
また、収容容器に収容する内容物としては、飲料水、清涼飲料の他、ウイスキー等の酒類に適用してもよい。
1 ペットボトル(収容容器)
2 ペットボトル本体(収容容器本体)
3 容器本体部
4 口部
5 雄ネジ部
10、10A、10B、20、30、30A、30B、40、50、60、70、80、90、90A キャップ部材
11 キャップ本体
12 円筒状周壁部
12A 外周面
13 雌ネジ部
14 天面部
15、35A,35B、45、85、95、95A 突出部
16、36A,36B、46、86、96 突出部
17、17A、17B、37A、37B、47、87、97、97A 稜線部
Claims (9)
- 内部空間に内容物を収容する容器本体部と、前記容器本体部に接続された略円筒状の口部と、前記口部の外周面に形成された雄ネジ部と、を備えた収容容器本体の前記口部に装着され、
円筒形状に形成された円筒状周壁部と、前記円筒状周壁部の上端部に接続された天面部と、前記円筒状周壁部の内周面に形成され軸線の回りに回動して前記雄ネジ部と螺合可能に形成された雌ネジ部と、を備え、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に締め込むことにより前記口部を密封し、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に対して緩めて離間させることにより前記口部を開封するキャップ部材であって、
前記円筒状周壁部の外周面に形成され、前記外周面に対して径方向外方に0.5mm以上突出して形成された突出部を、
備えていることを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1に記載のキャップ部材であって、
前記突出部は、
前記円筒状周壁部の外周面にひとつ形成されている
ことを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1に記載のキャップ部材であって、
前記突出部は、
前記円筒状周壁部の外周面に2つ形成されている
ことを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1に記載のキャップ部材であって、
前記突出部は、
前記円筒状周壁部の外周面に3つ形成されている
ことを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1に記載のキャップ部材であって、
前記突出部は、
前記円筒状周壁部の外周面に4つ形成されている
ことを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
前記突出部は、
平面視したときに前記軸線方向における任意の位置において前記外周面に対して最も外周に位置される頂部を前記軸線方向に接続したときの稜線部が前記軸線に沿って直線的に形成された直線状稜線部を有している
ことを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
前記突出部は、
平面視したときに前記軸線方向における任意の位置において前記外周面に対して最も外周に位置される頂部を前記軸線方向に接続したときの稜線部が前記軸線方向における下方に向かうにしたがって内周側に向かって変位する縮径稜線部を有している
ことを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
前記突出部は、
平面視したときに、前記円筒状周壁部の外周面から頂部に向かうにしたがって周方向における内方に向かって湾曲してくぼむ指掛かり凹部を有している
ことを特徴とするキャップ部材。 - 請求項1~8のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
前記円筒状周壁部の外周面は、平坦に形成されている
ことを特徴とするキャップ部材。
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