JP2022109713A - キャップ部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペットボトルやボトル缶等の収容容器において、収容容器本体に装着されたキャップ部材を小さな力で回して容易に開封することこと。【解決手段】容器本体部3と、前記容器本体部3に接続された口部4と、前記口部4に形成された雄ネジ部5と、を備えた収容容器本体2の前記口部4に装着され、円筒状周壁部12と、天面部14と、前記円筒状周壁部12の内周面12Bに形成された雌ネジ部13と、を備え、前記雌ネジ部13を前記雄ネジ部5に締め込むことにより前記口部4を密封し、前記雌ネジ部13を前記雄ネジ部5に対して緩めることにより前記口部4を開封するキャップ部材10であって、前記円筒状周壁部12の外周面に形成され、前記外周面に対して径方向外方に0.5mm以上突出して形成された突出部15を、備えていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ペットボトルやボトル缶等、口部の外周面に雄ネジが形成されたネジ嵌合式密封容器の口部を密封するためのキャップ部材に関する。
周知のように、酒類、水をはじめとする飲料、油等を収容するために、ペットボトル、ボトル缶等の収容容器が広く用いられている。
このような収容容器は、例えば、内部空間内に飲料等の内容物を収容した収容容器本体の口部をキャップ部材により密封することにより用いられる。
具体的には、収容容器の口部は外周面に雄ネジが形成されていて、この雄ネジに雌ネジが形成されたキャップ部材を螺合、装着することにより口部を密封するネジ嵌合式密封容器とされている。
このキャップ部材は、例えば、円筒形状の周壁部の上側に天面部が接続されていて、周壁部の内周面に雌ネジが形成されている。
また、キャップ部材のスカート部には、必要に応じて、開封した際にキャップ部材と分断され、開封したことを検出することが可能な開封検出リングが接続されている。
このようなネジ嵌合式密封容器は、このような構成を備えていることにより、内容物が封入された後にキャップ部材により密封され商品として流通する。
そして、口部を開封する際には、キャップ部材を反時計回りに廻して緩めるとともに開封検出用リングを分断してキャップ部材を取り外し、開封した収容容器は、キャップ部材を時計回りに廻して雌ネジを口部の雄ネジを螺合することで再び口部を密封することで、開封後も口部を自在に開閉可能とされている。
このように、ネジ嵌合式密封容器はキャップ部材を装着又は取り外して口部が開閉可能であることから非常に便利であるが、内容物を収容した後の収容容器は、内容物を長期間にわたって品質保持するために、キャップ部材がかなり堅固に締めこまれている。
したがって、キャップ部材を緩めて収容容器を開封する際には、比較的大きな力が必要である。しかも、キャップ部材を緩めて初めて開封する際には、開封検出用リングを分断する必要があるため、さらに余分な力が必要となる。
そこで、キャップ部材には、キャップ部材を把持する指とキャップ部材との滑り止めのために、キャップ部材の外周面に細かな縦筋を多数形成して、キャップ部材を小さな力でも回すことが可能なように工夫されている。また、開封検出用リングを容易に分断するために、例えば、キャップ部材本体と開封検出用リングとが共回りせずにそれぞれしっかりと把持可能なように、開封検出用リングに多数の筋状突起を形成する等、キャップ部材を容易に回すための種々の技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
一方で、ネジ嵌合式密封容器は、飲料等の収容に用いることから誰でも容易に初期の開封が可能であることが望ましいが、例えば、日常生活のなかでペットボトルのキャップ部材が滑って回しにくいと感じている人が約6割に達しているとの知見がある。
そのため、従来から、キャップ部材を効率的に回すための種々のオープナーが開示されている(特許文献2、3参照。)。
特開2019-023104号公報 実用新案登録第3222623号公報 特開2011-088665号公報
しかしながら、ペットボトル等を外出先等で開封する場合には手元にオープナーがあるとは限らず、反面キャップ部材を開封するためにオープナーを常時持ち歩くのは非常に煩雑である。
また、キャップ部材の外周面に縦筋が形成されていると、ペットボトル(収容容器)を取り扱う際や自動販売機をはじめとする収容空間に配置している間に、縦筋にごみやほこりが入り込んで蓄積する虞がある。
また、例えば、細かい縦筋に水が保持された状態だと、キャップ部材を回す指とキャップ部材との間でスリップが生じやすくなり、開封がしにくくなる可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ペットボトルやボトル缶等の収容容器において、収容容器本体に装着されたキャップ部材を小さな力で回して容易に開封することが可能なキャップ部材を提供することを目的とする。
そこで発明者は、キャップ部材を容易に開封する手段について鋭意研究した結果、キャップ部材を開封する場合に、1)親指、人差し指で挟む、2)親指、人差し指、中指で挟む、3)親指を下にして親指、人差し指の間を使って挟む、左手を上にして掌全体で握る手法が一般的に実施されていて、その中でも、上記1)を実施している場合が多く、開栓がやりにくい場合には2)を実施しており、さらに困難な場合に、親指、人差し指、中指、薬指で挟んで開栓する傾向があり、キャップ部材に、指を容易に引っ掛けることができ、さらに、開栓に必要とされる12kgの力をキャップ部材に安定して伝達することが可能な突起部を形成することが有効であるとの結論に達した。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
(1)この発明の第1態様は、内部空間に内容物を収容する容器本体部と、前記容器本体部に接続された略円筒状の口部と、前記口部の外周面に形成された雄ネジ部と、を備えた収容容器本体の前記口部に装着され、円筒形状に形成された円筒状周壁部と、前記円筒状周壁部の上端部に接続された天面部と、前記円筒状周壁部の内周面に形成され軸線の回りに回動して前記雄ネジ部と螺合可能に形成された雌ネジ部と、を備え、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に締め込むことにより前記口部を密封し、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に対して緩めて離間させることにより前記口部を開封するキャップ部材であって、前記円筒状周壁部の外周面に形成され、前記外周面に対して径方向外方に0.5mm以上突出して形成された突出部を、備えていることを特徴とする。
この発明に係るキャップ部材によれば、円筒状周壁部の外周面に形成された突出部を備えていて、突出部が、外周面に対して径方向外方に0.5mm以上突出して形成されているので、突起部に指を引っ掛けてキャップ部材を小さな力で容易に回動させることができる。
また、突出が形成されていることで、開封する際の握力が分散するのを抑制して、キャップ部材に開封するためのトルクを安定して生じさせることができる。
また、突出部は、数が多くなると重量が増大するうえ、多くの材料を要することから、機能を発揮可能な範囲で突出部の数を少なくすることが好適であり、以下の理由から、突出部は1~4つに設定することが有利である。すなわち、1つ又は2つの突出部の場合は、親指、人差し指を引っ掛けるのに好適であり、3つの突出部の場合は、親指、人差し指、中指を引っ掛けるのに好適であり、4つの突出部の場合は、親指、人差し指、中指、薬指を引っ掛けるのに好適であるからである。
ここで、突起部の突出量(外周面に対する径方向外方への突出する寸法)は、突起部の外周面側基端部(突出部の外周面側の根元)から突出部の頂部(径方向で最も外方の部位)までの寸法であり、突出量=(軸線から突出部の頂部までの径方向寸法)-(軸線から外周面までの径方向寸法)で示すことができる。このとき、突出部に求める機能が、キャップ部材を回す指を引っ掛けてキャップ部材に回動力を伝達するためであることを考慮して外周面を特定する。
したがって、円筒状壁部の外周面に凹凸(円筒状壁部の円弧曲面は除く)がない場合は、軸線から外周面そのものを基準とし、外周面に凹凸(例えば、縦筋や縦溝等)がある場合は、縦筋等の底部ではなく円筒状壁部をつかんだ指が接触する位置(接触部)を基準とする。なお、細い縦筋の底部等を含まないために、接触部を特定するうえで、一般的な大人の指の外径が20mmであることから、外径20mmの丸棒による接触部を外周面の基準としてもよい。
ここで、突起部とは、キャップ部材の軸線方向における任意の位置において、周囲(例えば、円筒状壁部の外周面や突出部同士の間の谷の底部等)よりも径方向外方に突出し、その突出量が軸線方向における同じ位置で周囲に対して径方向外方に0.5mm以上突出している部分とそれに連続する部分をいう。すなわち、軸線方向におけるいずれか任意の位置の突出量が0.5mm以上であることで突出部としてもよく、例えば、突出部が軸線方向に対して傾斜して縮径等している場合には、軸線方向における一部が、外周面から0.5mm以上突出していればよい。
また、突出部は、外周面に対して突出量が0.5mm以上であれば、筒状周壁部の周方向、軸線方向における任意の範囲に形成してもよく、突出部の形状、数については任意に設定してもよい。
また、雄ネジ部、雌ネジ部の構成は任意に設定することが可能であり、例えば、周方向に連続して形成され、又は周方向に間隔をあけて形成されていてもよく、二条以上の複数条に形成されていてもよい。
(2)上記(1)に記載のキャップ部材は、前記突出部が、前記円筒状周壁部の外周面にひとつ形成されていてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、円筒状周壁部の外周面に1つの突出部が形成されているので、例えば、外周面の突出部の両側に充分な間隔が確保可能であり、指を容易に引っ掛けてキャップ部材を容易に回すことができる。
また、突出部が1つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
(3)上記(1)に記載のキャップ部材は、前記突出部が、前記円筒状周壁部の外周面に2つ形成されていてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、円筒状周壁部の外周面に2つの突出部が形成されているので、例えば、外周面の突出部と突出部の間に充分な間隔を確保することが可能であり、親指と、人差し指を突出部に引っ掛けて、キャップ部材をより容易に回すことができる。
また、突出部が2つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
(4)上記(1)に記載のキャップ部材は、前記突出部が、記円筒状周壁部の外周面に3つ形成されていてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、円筒状周壁部の外周面に3つの突出部が形成されているので、例えば、外周面の突出部と突出部の間に充分な間隔を確保することが可能であり、親指、人差し指、中指を、それぞれ対応可能な突出部に容易に引っ掛けて、キャップ部材をより容易に回すことができる。
また、引っ掛ける指に応じて、3つの突出部のうち任意の突出部を使用することで、開封する際の多様性を向上することができる。
また、突出部が3つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
(5)上記(1)に記載のキャップ部材は、前記突出部が、前記円筒状周壁部の外周面に4つ形成されていてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、円筒状周壁部の外周面に4つの突出部が形成されているので、例えば、外周面の突出部と突出部の間に充分な間隔を確保することが可能であり、親指、人差し指、中指、薬指を、4つの突出部のうち引っ掛けやすい突出部に容易に引っ掛けることができる。
その結果、手の大きさ等に個人差があっても、キャップ部材を容易に回すことができる。
また、引っ掛ける指に応じて、4つの突出部のうち任意の突出部を使用することで、開封する際の多様性を向上することができる。
また、突出部が4つしか形成されていないので、キャップ部材の軽量化や材料を少なくして製造コスト削減を実現することができる。
(6)上記(1)~(5)いずれか一項に記載のキャップ部材は、前記突出部が、平面視したときに前記軸線方向における任意の位置において前記外周面に対して最も外周に位置される頂部を前記軸線方向に接続したときの稜線部が前記軸線に沿って直線的に形成された直線状稜線部を有していてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、突出部が、直線状稜線部を有しているので、突起部に対して指を容易に引っ掛けることができ、キャップ部材を安定して回すことができる。
(7)上記(1)~(5)いずれか一項に記載のキャップ部材は、前記突出部が、平面視したときに前記軸線方向における任意の位置において前記外周面に対して最も外周に位置される頂部を前記軸線方向に接続したときの稜線部が前記軸線方向における下方に向かうにしたがって内周側に向かってに変位する縮径稜線部を有していてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、突出部が、稜線部が軸線方向における下方に向かうにしたがって内周側に向かって変位する縮径稜線部を有しているので、突起部を形成するための材料を低減することができる。
その結果、キャップ部材の製造コストを削減することができる。
ここで、縮径稜線部は、直線状に変位する直線状縮径稜線部、曲線状に変位する直線状縮径稜線部やそれらの組み合わせであってもおよい。また、曲線状縮径部には、軸に向かってくぼむ曲線や軸に対して突出する曲線を含んでもよい。
(8)上記(1)~(5)いずれか一項に記載のキャップ部材は、前記突出部が、平面視したときに前記円筒状周壁部の外周面から頂部に向かうにしたがって周方向における内方に向かって湾曲してくぼむ指掛かり凹部を有していていてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、突出部が、周方向における内方に向かって湾曲してくぼむ指掛かり凹部を有しているので、指を指掛かり凹部に容易に対応させて、突出部に引っ掛けることができる。
その結果、キャップ部材を容易かつ安定して回すことができる。
(9)上記(1)~(8)いずれか一項に記載のキャップ部材は、前記円筒状周壁部の外周面が、平坦に形成されていてもよい。
この発明に係るキャップ部材によれば、円筒状周壁部の外周面が縦筋等が形成されることなく平坦に形成されているので、例えば、縦筋等に手垢やごみ、ほこりが入り込んで堆積することがないので衛生的である。また、キャップ部材を製造するための金型製造及びメンテナスコストを削減することができる。
本発明に係るキャップ部材によれば、ペットボトルやボトル缶等の収容容器において、収容容器本体に装着されたキャップ部材を小さな力で回して容易に開封することができる。
本発明の第1実施形態に係るペットボトル本体及びキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た部分断面図である。 第1実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 第1実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。 第1実施形態に係るキャップ部材の第1変形例の概略構成を説明する側面から見た図である。 第1実施形態に係るキャップ部材の第2変形例の概略構成を説明する側面から見た図である。 本発明の第2実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 本発明の第3実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 第3実施形態の第1変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 第3実施形態の第1変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。 第3実施形態の第2変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 第3実施形態の第1変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。 本発明の第4実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 第4実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する図8Aに矢視VIIIB-VIIIBで示す図である。 本発明の第5実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 本発明の第6実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 本発明の第7実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 本発明の第8実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 第8実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。 本発明の第9実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。 第9実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。 第9実施形態の変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。
<第1実施形態>
以下、図1、図2A、図2Bを参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るペットボトル本体及びキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た部分断面図である。また、図2Aは第1実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図2Bは側面から見た図である。また、この明細書では、円筒状周縁部の外周面と突出部との境界(接する部分を含む)を二点鎖線で示す場合がある。
図1、図2A、図2Bにおいて、符号1はペットボトル(収容容器)を、符号2はペットボトル本体(収容容器本体)を、符号3容器本体部を、符号4は口部を、符号5は雄ネジ部を、符号10はキャップ部材を、符号11はキャップ本体を、符号12は円筒状周壁部を、符号13は雌ネジ部を、符号14は天面部を、符号15は突出部を、符号は頂部16を示している。
ペットボトル(収容容器)1は、図1に示すように、例えば、ペットボトル本体(収容容器本体)2と、キャップ部材10とを、備えている。
そして、ペットボトル本体(収容容器本体)2は、内部空間2Aに飲料等の内容物を収容してキャップ部材10を装着することにより、ペットボトル(収容容器)1が密封されている。
ペットボトル本体(収容容器本体)2は、図1に示すように、例えば、容器本体部3と、容器本体部3の上部の開口部3Aに接続され、容器本体部3と一体的に形成された口部4と、口部4の外周面4Aに形成された雄ネジ部5とを備えている。
そして、ペットボトル本体(収容容器本体)2の内部には、飲料等の内容物を収容するための内部空間2Aが形成されている。
ペットボトル本体(収容容器本体)2は、この実施形態において、例えば、透明で薄肉なPET(ポリエチレンテレフタレート)(樹脂材料)により形成されている。
なお、収容容器本体2を形成する材料は任意に設定することが可能であり、アルミニウムや鋼板等を用いて形成されていてもよい。
容器本体部3は、図1に示すように、例えば、略有底円筒状に形成されていて、高さ方向の途中から上側が上方に向かうにしたがってしだいに縮径された縮径部とされている。また、収容容器本体3の上端部には開口部3Aが形成されている。
口部4は、図1に示すように、例えば、軸線Oを中心とする略円筒形状に形成されていて、収容容器本体3の開口部3Aに接続されている。また、軸線Oは、例えば、ペットボトル本体(収容容器本体)2及び収容容器本体3の軸線Oを構成している。
そして、口部4の外周面4Aには、軸線O周りに雄ネジ部5が形成されている。
雄ネジ部5の構成は任意に設定することが可能であるが、この実施形態では、例えば、周方向に間隔をあけて形成された一条のねじにより構成されている。なお、周方向に連続して形成された構成とされてもよい。
キャップ部材10は、図1に示すように、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面に形成された突出部15と、を備えている。
また、キャップ部材本体11は、図1に示すように、例えば、円筒状周壁部12と、円筒状周壁部12の内周面12Bに形成された雌ネジ部13と、天面部14と、を備えている。
円筒状周壁部12は、例えば、口部4に装着したときに、内周面12Bが軸線Oを中心とする略円筒形状に形成されていている。
また、この実施形態において、円筒状周壁部12の外周面12Aは、細かな縦筋等が形成されていない平坦面とされている。
雌ネジ部13は、図1に示すように、口部4の雄ネジ部5と螺合可能に形成されている。この実施形態では、雌ネジ部13は周方向に連続して形成されているが、雄ネジ部5と螺合可能な範囲で任意に設定することが可能であり、例えば、周方向に間隔をあけて形成されていてもよい。
天面部14は、例えば、平面視円形状の略へ円板状に形成されていて、図1に示すように、円筒状周壁部12の上端部に接続され、円筒状周壁部12と一体に形成されている。
また、天面部14は、例えば、裏面にシール用の形状部が形成されたり、平面視したときの内周側にストロー等を通過させる穴(不図示)が形成されていてもよい。
突出部15は、図1、図2A、図2Bに示すように、この実施形態において、円筒状周壁部12の外周面12Aにひとつ形成されている。
また、突出部15は、図1、図2A、図2Bに示すように、例えば、平面視したときに、底辺部が円筒状周壁部12の外周面12Aに配置され、外周面12Aに対して最も外方に頂部16を頂点とする略三角形に形成されている。
また、頂部16は、例えば、円筒周壁部12の外周面12Aから径方向外方に3.0mm突出して形成されている。
具体的には、図2Aに示すように、平面視したときに、例えば、円筒周壁部12の外周面12Aから接線方向に伸びる頂部16を交点とする2本の直線(接線)Lと、外周面12Aとで囲まれた略三角形の内部の領域に形成されている。
なお、15を平面視したときの形状は任意に設定することが可能であり、例えば、円筒周壁部12の外周面12Aと交わる構成としてもよいし、外周面12Aと曲線を介して交差してもよい。また、突出部を平面視矩形や円弧形状等に形成してもよい。
また、突出部15は、この実施形態において、図2Bに示すように、例えば、平面視したときに、軸線方向における任意の位置において外周面12Aから最も径方向外方に位置される頂部を軸線O方向に接続した稜線部17が、天面部14からキャップ部材本体11の円筒状周壁部12の下端まで延在して略三角柱に形成されている。
すなわち、この実施形態において、突出部15は、軸線O方向における任意の位置における頂部を結んだ稜線部17が、天面部14における頂部16と同位置に形成されている。また、突出部15は、軸線O周りの周方向におけるキャップ部材10を密封、開封する際の周方向両側の側面に、稜線部17と外周面12Aを接続する突出側面部18を有している。
突出部15の頂部16の外周面12Aに対する突出量は、ペットボトル本体(収容容器本体)2を平面視したときの外形形状からはみ出さない範囲で、任意に設定することが可能であるが、例えば、0.5mm以上、20mm以下に設定することが好適である。
突出部15の突出量を0.5mm以上に設定することは、突出部15に指が安定して容易に引っ掛かり、キャップ部材10に回転させる際の力を効率的に伝達できるからである。また、突出量を20mm以下に設定するのは、ペットボトル1を持ち運んだり取り扱う際に、突出部15が邪魔になるのを抑制できるからである。
また、突出部15の突出量を1mm(1.0mm)以上、かつ10mm以下に設定することがより好適であり、3mm(3.0mm)以上、かつ5mm以下に設定することがさらに好適である。突出量を10mm以下に設定することは、キャップ部材の小型、軽量化に加えて材料削減による製造コスト削減が可能であり、突出量を5mm以下に設定するとさらに有利である。
また、この実施形態において、キャップ部材10は、例えば、白色の樹脂材料により形成されている。具体的には、例えば、PP(ポリプロピレン)を射出成形して形成されている。なお、を形成する材料、成形方法は任意に設定してもよい。
また、この実施形態において、キャップ部材本体11と突出部15は一体的に形成されている。なお、キャップ部材本体11と突出部15とを異なる材料により形成し、接着剤等で接続してもよい。
第1実施形態に係るキャップ部材10によれば、キャップ部材本体11の外周面12Aに1つの突出部15が形成されているので、突出部15の周囲に充分な間隔が確保可能であり、突起部15に親指、人差し指を容易に引っ掛けて、キャップ部材10を小さな力で容易に回動させることができる。
また、例えば、ペットボトル1を冷蔵庫等により冷やしてペットボトル本体2とキャップ部材10の収縮率の差によってキャップ部材10が固く閉まった場合等においても、比較的容易に開封することができる。
また、キャップ部材10によれば、突出部15がキャップ本体部材11にひとつ形成されているので、例えば、親指、人差し指、中指を突出部に引っ掛けて、キャップ部材10を容易に回すことができる。
また、キャップ部材10を形成する際の材料が少なくなり、製造コストの削減及び軽量化をすることができる。
次に、図2A、図3A~図3Eを参照して、第1実施形態に係るキャップ部材の第1変形例~第5変形例について説明する。
なお、第1~第5変形例におけるキャップ部材を平面視したときのキャップ部材本体11及び突出部の外形形状は、上述の第1実施形態において図2Aに示したとおりであるので説明を省略する。
<第1変形例(第1実施形態)>
次に、図3Aを参照して、第1実施形態の第1変形例について説明する。
図3Aは、第1実施形態の第1変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。
図3Aにおいて、符号10Aはキャップ部材を、符号15Aは突出部を示している。
キャップ部材10Aは、例えば、キャップ本体11と、一つの突出部15Aと、を備えている。
突出部15Aは、図3Aに示すように、側面から見たときに、例えば、軸線O方向における上方から下方に向かって、直線状に漸次縮径された直線状縮径稜線部(稜線部)17Aを備えている。
具体的には、直線状縮径稜線部17Aは、キャップ部材本体11の天面部14からスカート部の下端まで直線状的に縮径する構成とされている。
なお、直線状縮径稜線部17Aを形成する範囲は、軸線O方向において、天面部14とスカート部の下端までの範囲で任意に設定してもよい。
キャップ部材10Aによれば、突起部15Aを形成するための材料を低減して、キャップ部材10Aの製造コストを削減することができる。
<第2変形例(第1実施形態)>
次に、図3Bを参照して、第1実施形態の第2変形例について説明する。
図3Bは、第1実施形態の第2変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。
図3Bにおいて、符号10Bはキャップ部材を、符号15Bは突出部を示している。
キャップ部材10Bは、図3Bに示すように、キャップ本体11と、一つの突出部15Bと、を備えている。
突出部15Bは、図3Bに示すように、側面から見たときに、軸線O方向における任意の位置における頂部を、軸線O方向に接続したときの稜線部が、軸線O方向における上方から下方に向かうしたがって、直線状に縮径される直線状縮径稜線部(稜線部)17Bを備えている。
具体的には、曲線状稜線部17Bは、キャップ部材本体11の天面部14からスカート部の途中(上下方向における中央部)まで直線状に縮径され直線状稜線部とされ、その下端に接続され円弧状に形成され内周側にくぼむ円弧状稜線部とを備えている。
なお、曲線状稜線部17Bを形成する範囲は、軸線O方向において、天面部14とスカート部の下端までの範囲で任意に設定してもよい。
キャップ部材10Bによれば、突出部15Bに指を引っ掛けやすく安定して回すことが可能であり、しかも突起部15Bを形成する材料を低減して、キャップ部材10Bの製造コストを削減することができる。
次に、図4~図11を参照して、本発明の第2~第7実施形態に係るキャップ部材について説明する。
なお、第2~第7実施形態において、キャップ部材本体11、突出部15の基本的な構成は第1実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
また、第2~第7実施形態における突出部15に代えて、第1実施形態における第1、第2変形例に係る突出部15A、15Bを適用してもよい。また、突出部15、突出部15A、15Bを組み合わせて用いてもよい。
<第2実施形態>
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図4において、符号20はキャップ部材を示している。
キャップ部材20は、図4に示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された2つの突出部15と、を備えている。
2つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に180°間隔をあけて点対称に配置されている。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は180°に限定されず任意に設定してもよい。
キャップ部材20によれば、例えば、突出部15と突出部15の間に充分な間隔が確保可能であり、親指と、人差し指を突出部15に容易に引っ掛けて、キャップ部材を容易に回すことができる。
<第3実施形態>
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図5において、符号30はキャップ部材を示している。
キャップ部材30は、図5に示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された3つの突出部15と、を備えている。
3つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
キャップ部材30によれば、例えば、突出部15と突出部15の間に充分な間隔が確保可能であり、親指と、人差し指、中指を、それぞれ対応可能な突出部15に容易に引っ掛けて、キャップ部材30を容易に回すことができる。
<第1変形例(第3実施形態)>
次に、図6A、図6Bを参照して、第3実施形態の第1変形例について説明する。
図6Aは、第3実施形態の第1変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図6Bは側面から見た図である。図6A、図6Bにおいて、符号30Aはキャップ部材を、符号35Aは突出部を、符号36Aは天面と同一面上にある頂部を、符号37Aは稜線部を示している。
キャップ部材30Aは、図6A、図6Bに示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された3つの突出部35Aと、を備えている。
3つの突出部35Aは、例えば、頂部36Aが軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
突出部35Aは、例えば、隣接する突出部35A同士が外周面12A側において重ならない範囲で、例えば、突出部15よりも突出量が大きく設定されている。
その結果、頂部36Aが突出部15に係る頂部16よりも大きく設定され、天面部14からキャップ部材本体11のスカート部の下端まで形成された直線状縮径稜線部(稜線部)37Aは、第1実施形態の第1変形例に係る直線状縮径稜線部17Aよりも軸線Oに対する傾きが大きく設定されている。
なお、突出部35A同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
<第2変形例(第3実施形態)>
次に、図7A、図7Bを参照して、第3実施形態の第2変形例について説明する。
図7Aは、第3実施形態の第2変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図7Bは側面から見た図である。図7A、図7Bにおいて、符号30Bはキャップ部材を、符号35Bは突出部を、符号36Bは天面と同一面上にある頂部を、符号37Bは稜線部を示している。
キャップ部材30Bは、図7A、図7Bに示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された3つの突出部35Bと、を備えている。
3つの突出部35Bは、例えば、頂部36Bが軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、突出部35Bは、例えば、隣接する突出部35B同士が外周面12A側において接続されていて、例えば、突出部15よりも突出量が大きく設定されている。
その結果、頂部36Bが突出部15に係る頂部16や第1変形例(第3実施形態)に係る突出部35Aよりも大きく設定され、天面部14からキャップ部材本体11のスカート部の下端まで形成された直線状縮径稜線部(稜線部)37Bは、第1実施形態の第1変形例に係る直線状縮径稜線部17Aや第1変形例(第3実施形態)に係る直線状縮径稜線部37Aよりも軸線Oに対する傾きが大きく設定されている。
なお、突出部35A同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
<第4実施形態>
次に、図8A、図8Bを参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
図8Aは、本発明の第4実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図8Bは、図8Aに矢視VIIIB-VIIIBで示す図である。図8A、図8Bにおいて、符号40はキャップ部材を、符号45は突出部を、符号46は天面と同一面上にある頂部を、符号47は稜線部を示している。
キャップ部材40は、図8A、図8Bに示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された4つの突出部45と、を備えている。
4つの突出部45は、例えば、頂部46が軸線Oの周りに周方向に90°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、突出部45は、例えば、外周面12Aにおいて互いに間隔をあけて配置され外周面12Aと接する接線方向に形成されるとともに、突出部45同士が外周面12A側において接続されている。
なお、突出部45同士の周方向における間隔は90°に限定されず任意に設定してもよい。
また、突出部45は、図8Bに示すように、側面から見たときに、例えば、軸線O方向における上方から下方に向かって、直線状に漸次縮径された直線状縮径稜線部(稜線部)47を備えている。
具体的には、直線状縮径稜線部47は、キャップ部材本体11の天面部14からスカート部の下端まで直線状的に縮径する構成とされている。
キャップ部材40によれば、例えば、突出部45と突出部45の間に充分な間隔が確保可能であり、親指と、人差し指、中指、薬指を、4つの突出部45のうち引っ掛けやすい突出部45に容易に引っ掛けることができる。
その結果、手の大きさ等に個人差があっても、キャップ部材40を容易に回すことができる。
<第5実施形態>
次に、図9を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。
図9は、本発明の第5実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図9において、符号50はキャップ部材を示している。
キャップ部材50は、図9に示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された6つの突出部15と、を備えている。
6つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に60°間隔をあけて点対称に配置されている。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は60°に限定されず任意に設定してもよい。
また、6つの突出部15は、隣接する突出部15の周方向における両端部が外周面12A側において重なり合っていて、突出部15同士の間に本来の外周面12Aが露出しない構成とされている。この場合、突出部15の突出量は、突出部15同士の間に位置される実際の周面12Cに対して3.0mm以上に設定する。
その他は、第1実施形態及びその第1、第2変形例に係る突出部15、15A、15Bと同様であるので説明を省略する。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は45°に限定されず任意に設定してもよい。
<第6実施形態>
次に、図10を参照して、本発明の第6実施形態について説明する。
図10は、本発明の第6実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図10において、符号60はキャップ部材を示している。
キャップ部材60は、図10に示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された8つの突出部15と、を備えている。
8つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に45°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、8つの突出部15は、第5実施形態と同様に、本来の外周面12Aが露出しないので、突出部15の突出量は実際の周面12Cに対して3.0mm以上に設定する。
その他は、第1実施形態及びその第1、第2変形例に係る突出部15、15A、15Bと同様であるので説明を省略する。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は45°に限定されず任意に設定してもよい。
<第7実施形態>
次に、図11を参照して、本発明の第7実施形態について説明する。
図11は、本発明の第7実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図である。図11において、符号70はキャップ部材を示している。
キャップ部材70は、図11に示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された12つの突出部15と、を備えている。
12つの突出部15は、例えば、頂部16が軸線Oの周りに周方向に30°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、8つの突出部15は、第5実施形態と同様に、本来の外周面12Aが露出しないので、突出部15の突出量は実際の周面12Cに対して3.0mm以上に設定する。
その他は、第1実施形態及びその第1、第2変形例に係る突出部15、15A、15Bと同様であるので説明を省略する。
なお、突出部15同士の周方向における間隔は30°に限定されず任意に設定してもよい。
<第8実施形態>
次に、図12A、図12Bを参照して、本発明の第8実施形態について説明する。
図12Aは、本発明の第8実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図12Bは、側面から見た図である。図12A、図12Bにおいて、符号80はキャップ部材を、符号85は突出部を、符号86は天面部と同一面上にある頂部を、符号87は稜線部を、示している。
キャップ部材80は、図12A、図12Bに示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された3つの突出部85と、を備えている。
突出部85は、例えば、天面14と同一平面上に位置される頂部86が、軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、突出部85は、図12Aに示すように、例えば、平面視したときに、軸線Oを中心とする周方向において、キャップ部材80を緩める際のキャップ部材80の回動方向前方側の側面85Fが、第1実施形態に係る突出部15と同様に外周面12Aに接する直線に沿って形成されている。
また、突出部85は、図12Aに示すように、例えば、キャップ部材80を緩める側に回動する際のキャップ部材80の回動方向後方側の側面85Rは、径方向に沿って形成されている。
この実施形態において、突出部85の稜線部87は、図12Bに示すように、例えば、頂部86を軸線Oに沿って下方に向かう直線状稜線部により構成されている。
なお、稜線部については、任意に設定することが可能であり、例えば、第1実施形態の第1、第2変形例に係る突出部15A、15Bと同様に形成してもよい。また、突出部15、突出部15A、15Bを組み合わせて用いてもよい。
また、突出部85同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
キャップ部材80によれば、突出部85のキャップ部材80を緩める際の回動方向後方側の側面85Rが径方向に沿って形成されているので、突出部85に指を引っ掛けてキャップ部材80を回す際に、指が突出部85に力を安定して伝達することができる。
<第9実施形態>
次に、図13A、図13Bを参照して、本発明の第9実施形態について説明する。
図13Aは、本発明の第9実施形態に係るキャップ部材の概略構成を説明する平面図であり、図13Bは、側面から見た図である。図13A、図13Bにおいて、符号90はキャップ部材を、符号95は突出部を、符号96は天面部と同一面上にある頂部を、符号97は稜線部を、示している。
キャップ部材90は、図13A、図13Bに示すように、例えば、キャップ部材本体11と、キャップ部材本体11の外周面12Aに形成された3つの突出部95と、を備えている。
突出部95は、例えば、天面14と同一平面上に位置される頂部96が、軸線Oの周りに周方向に120°間隔をあけて点対称に配置されている。
また、突出部95は、図13Aに示すように、例えば、平面視したときに、軸線Oを中心とする周方向において、キャップ部材90を緩める際のキャップ部材90の回動方向前方側の側面95Fが、第1実施形態に係る突出部15と同様に外周面12Aに接する直線に沿って形成されている。
また、突出部95は、図13Aに示すように、例えば、キャップ部材90を緩める側に回動する際のキャップ部材90の回動方向後方側の側面95Rは、径方向に沿った直線よりも回動方向前方側に曲線状にくぼんだ指掛かり凹部を有している。
この実施形態において、突出部95の稜線部97は、図13Bに示すように、例えば、頂部96を軸線Oに沿って下方に向かう直線状稜線部により構成されている。
また、突出部85同士の周方向における間隔は120°に限定されず任意に設定してもよい。
キャップ部材90によれば、突出部95のキャップ部材90を緩める際の回動方向後方側の側面95Rに、回動方向前方側に曲線状にくぼむ指掛かり凹部を有しているので、突出部95に指が安定して引っ掛かり、キャップ部材90を安定して緩めることができる。
<第9実施形態の変形例>
次に、図13Cを参照して、第9実施形態の変形例について説明する。
図13Cは、第9実施形態の変形例に係るキャップ部材の概略構成を説明する側面から見た図である。
図13Cにおいて、符号90Aはキャップ部材を、符号95Aは突出部を示している。
キャップ部材90Aは、上述のキャップ部材90におけるとる突出部95に代えて、突出部95Aを備えている。
突出部95Aは、図13Bに示すように、側面から見たときに、例えば、軸線O方向における上方から下方に向かって、直線状に漸次縮径された直線状縮径稜線部(稜線部)97Aを備えている。
具体的には、直線状縮径稜線部97Aは、キャップ部材本体11の天面部14からスカート部の下端まで直線状的に縮径する構成とされている。
なお、直線状縮径稜線部97Aを形成する範囲は、軸線O方向において、天面部14とスカート部の下端までの範囲で任意に設定してもよい。
また、稜線部については、任意に設定することが可能であり、例えば、第1実施形態の第1、第2変形例に係る突出部15A、15Bと同様に形成してもよい。また、突出部15、突出部15A、15Bを組み合わせて用いてもよい。
キャップ部材90Aによれば、突起部95Aを形成するための材料を低減して、キャップ部材90Aの製造コストを削減することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、キャップ部材が、例えば、PP(ポリプロピレン)を材料として形成されている場合について説明したが、キャップ部材を形成する材料についてはPP(ポリプロピレン)に限定されない。例えば、PP(ポリプロピレン)以外の樹脂材料やアルミニウムや鋼(鋼板)等の金属、ガラスやセラミックスの他、キャップ部材の材料は任意に設定することができる。
また、上記実施形態においては、キャップ部材本体と突出部を射出成形して、キャップ部材を一体的に形成する場合について説明したが、キャップ部材本体と突出部を一体に形成するかどうかは任意に設定することが可能であり、例えば、別々に作成したキャップ部材本体と突出部とを接着剤や溶着、溶接等の接合手段によって接合してキャップ部材を形成してもよい。また、例えば、キャップ部材本体と突出部を異なる材料により形成してもよい。
また、上記実施形態においては、突出部が外周面12Aに対して3.0mm突出している場合について説明したが、突出量については任意に設定することができる。
また、上記実施形態においては、突出部を側面視したときの稜線部により例示したが、突出部の稜線部は上記実施形態や変形例に限定されず任意に設定してもよく、例えば、上方から下方に向かうにしたがって、径方向外方に突出又は膨出する曲線状稜線部や径方向内方にくぼむ曲線や軸線Oに近接する側にくぼむ曲線状稜線部を備えていてもよい。
また、突出部が、上方から下方に向かうにしたがって拡径する稜線部を備えていてもよい。
また、上記実施形態においては、雄ネジ部5が周方向に間隔をあけて形成され、雌ネジ部13が周方向に連続的に形成された1条ネジである場合について説明したが、雄ネジ部5、雌ネジ部13の構成は任意に設定することが可能であり、例えば、ネジの条数やピッチ、周方向における間隔の有無については任意に設定してもよい。
また、上記実施形態においては、キャップ部材が複数の突出部を備えている場合に、それぞれの突出部の形状が同形状に形成されている場合について説明したが、複数の突出部を同じ形状に形成するかどうかは任意に設定することが可能であり、一部の突出部、又はすべての突出部を互いに異なる形状に形成してもよい。
また、上記実施形態においては、複数の突出部を備えている場合に、平面視したときに、突出部が円筒状周壁部12の外周面12Aの周方向に等間隔に配置されている場合について説明したが、複数の突出部を備えている場合における突出部の周方向間隔については任意に設定することが可能であり、突出部同士の間隔を異なる間隔に配置してもよい。
また、かかる場合に、例えば、利用者の各指の平均的な配置に対応させてもよい。
また、上記実施形態においては、キャップ部材を装着する収容容器本体がペットボトルである場合について説明したが、ペットボトルに限定されることなく、アルミニウムや鋼板から形成されたボトル缶、ガラスやセラミックスにより形成されたペットボトル以外の収容容器本体に適用してもよい。
また、収容容器に収容する内容物としては、飲料水、清涼飲料の他、ウイスキー等の酒類に適用してもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
本発明に係るキャップ部材によれば、ペットボトルやボトル缶等の収容容器において、収容容器本体に装着されたキャップ部材を小さな力で回して容易に開封することができるので、産業上利用可能である。
O 軸線
1 ペットボトル(収容容器)
2 ペットボトル本体(収容容器本体)
3 容器本体部
4 口部
5 雄ネジ部
10、10A、10B、20、30、30A、30B、40、50、60、70、80、90、90A キャップ部材
11 キャップ本体
12 円筒状周壁部
12A 外周面
13 雌ネジ部
14 天面部
15、35A,35B、45、85、95、95A 突出部
16、36A,36B、46、86、96 突出部
17、17A、17B、37A、37B、47、87、97、97A 稜線部

Claims (9)

  1. 内部空間に内容物を収容する容器本体部と、前記容器本体部に接続された略円筒状の口部と、前記口部の外周面に形成された雄ネジ部と、を備えた収容容器本体の前記口部に装着され、
    円筒形状に形成された円筒状周壁部と、前記円筒状周壁部の上端部に接続された天面部と、前記円筒状周壁部の内周面に形成され軸線の回りに回動して前記雄ネジ部と螺合可能に形成された雌ネジ部と、を備え、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に締め込むことにより前記口部を密封し、前記雌ネジ部を前記雄ネジ部に対して緩めて離間させることにより前記口部を開封するキャップ部材であって、
    前記円筒状周壁部の外周面に形成され、前記外周面に対して径方向外方に0.5mm以上突出して形成された突出部を、
    備えていることを特徴とするキャップ部材。
  2. 請求項1に記載のキャップ部材であって、
    前記突出部は、
    前記円筒状周壁部の外周面にひとつ形成されている
    ことを特徴とするキャップ部材。
  3. 請求項1に記載のキャップ部材であって、
    前記突出部は、
    前記円筒状周壁部の外周面に2つ形成されている
    ことを特徴とするキャップ部材。
  4. 請求項1に記載のキャップ部材であって、
    前記突出部は、
    前記円筒状周壁部の外周面に3つ形成されている
    ことを特徴とするキャップ部材。
  5. 請求項1に記載のキャップ部材であって、
    前記突出部は、
    前記円筒状周壁部の外周面に4つ形成されている
    ことを特徴とするキャップ部材。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
    前記突出部は、
    平面視したときに前記軸線方向における任意の位置において前記外周面に対して最も外周に位置される頂部を前記軸線方向に接続したときの稜線部が前記軸線に沿って直線的に形成された直線状稜線部を有している
    ことを特徴とするキャップ部材。
  7. 請求項1~5のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
    前記突出部は、
    平面視したときに前記軸線方向における任意の位置において前記外周面に対して最も外周に位置される頂部を前記軸線方向に接続したときの稜線部が前記軸線方向における下方に向かうにしたがって内周側に向かって変位する縮径稜線部を有している
    ことを特徴とするキャップ部材。
  8. 請求項1~5のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
    前記突出部は、
    平面視したときに、前記円筒状周壁部の外周面から頂部に向かうにしたがって周方向における内方に向かって湾曲してくぼむ指掛かり凹部を有している
    ことを特徴とするキャップ部材。
  9. 請求項1~8のいずれか一項に記載のキャップ部材であって、
    前記円筒状周壁部の外周面は、平坦に形成されている
    ことを特徴とするキャップ部材。
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