JP2022108412A - セルバランス装置、バッテリセンシングユニット及びバッテリマネジメントシステム - Google Patents

セルバランス装置、バッテリセンシングユニット及びバッテリマネジメントシステム Download PDF

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Abstract

Figure 2022108412000001
【課題】簡易な制御で適切なセルバランスを行うことができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】セルバランス装置30は、複数のバッテリセル2それぞれを放電可能な複数の放電回路32と、前記複数の放電回路32を制御する制御部52と、を備える。前記複数の放電回路32の少なくとも1つは、PTCサーミスタ35が挿入された放電抵抗部34と、前記放電抵抗部34の導通状態及び非導通状態を切り替えるスイッチ38と、を含む第1放電回路32である。前記制御部52は、前記複数のバッテリセル2の電圧状態に基づき、前記スイッチ38を切り替える。
【選択図】図1

Description

本開示は、セルバランス装置、バッテリセンシングユニット及びバッテリマネジメントシステムに関する。
複数のバッテリセルを備えるバッテリシステムでは、電圧値の高いバッテリセルを放電し、複数のバッテリセルそれぞれの電圧値を均一にする、いわゆるセルバランスを行うことがある。例えば、特許文献1は、電池の放電経路に介挿されたアクチュエータを動作させることによって、セルバランスを行う電池間電圧バランス補正回路を開示している。
特開2015-119605号公報
セルバランスを行う際、大きな電流を流すことができ、かつ、放電時の発熱によって温度が高くなりすぎないようにすることが求められる。特許文献1に記載の電池間電圧バランス補正回路では、アクチュエータ自身の発熱が小さいため、放電時の発熱を抑えられるとしている。しかしながら、特許文献1に記載の電池間電圧バランス補正回路では、アクチュエータの動作制御が複雑となる恐れがある。
そこで、簡易な制御で適切なセルバランスを行うことができる技術を提供することを目的とする。
本開示のセルバランス装置は、複数のバッテリセルそれぞれの充電状態を均衡させるセルバランス装置であって、前記複数のバッテリセルそれぞれを放電可能な複数の放電回路と、前記複数の放電回路を制御する制御部と、を備え、前記複数の放電回路の少なくとも1つは、PTCサーミスタが挿入された放電抵抗部と、前記放電抵抗部の導通状態及び非導通状態を切り替えるスイッチと、を含む第1放電回路であり、前記制御部は、前記複数のバッテリセルの電圧状態に基づき、前記スイッチを切り替える、セルバランス装置である。
本開示によれば、簡易な制御で適切なセルバランスを行うことができる。
図1は実施形態1にかかるセルバランス装置及びこれを備えるバッテリセンシングユニットを示す回路図である。 図2はPTCサーミスタにおける温度抵抗特性を示す図である。 図3はセルバランスのフローチャートである。 図4はバッテリマネジメントシステムを示す回路図である。 図5は第1放電回路の第1変形例を示す回路図である。 図6は第1変形例にかかる第1放電回路の放電抵抗部における温度抵抗特性を示す図である。 図7は第1放電回路の第2変形例を示す回路図である。 図8は第2変形例にかかる第1放電回路の放電抵抗部における温度抵抗特性を示す図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のセルバランス装置は、次の通りである。
(1)複数のバッテリセルそれぞれの充電状態を均衡させるセルバランス装置であって、前記複数のバッテリセルそれぞれを放電可能な複数の放電回路と、前記複数の放電回路を制御する制御部と、を備え、前記複数の放電回路の少なくとも1つは、PTCサーミスタが挿入された放電抵抗部と、前記放電抵抗部の導通状態及び非導通状態を切り替えるスイッチと、を含む第1放電回路であり、前記制御部は、前記複数のバッテリセルの電圧状態に基づき、前記スイッチを切り替える、セルバランス装置である。第1放電回路は、放電抵抗部としてPTCサーミスタを備える。このPTCサーミスタは、一般に、所定の温度以上になると内部抵抗が大きく増加する性質を有する。このため、放電に伴って温度が上昇しても、キュリー温度になるまではPTCサーミスタの抵抗値の上昇が抑えられ、大きな電流を流すことができる。また、放電に伴ってキュリー温度以上の温度になると、PTCサーミスタの抵抗値が次第に大きくなることによって、電流が小さくなり、発熱を抑制できる。このため、本開示のセルバランス装置は、簡易な制御で適切なセルバランスを行うことができる。
(2)(1)のセルバランス装置において、前記放電抵抗部において、前記PTCサーミスタのみが直列的に挿入されていてもよい。これにより、放電に伴ってキュリー温度となった後は、温度が上昇するほどに、第1放電回路に流れる電流が小さくなり、発熱抑制効果が高くなる。
(3)(1)のセルバランス装置において、前記第1放電回路は、抵抗体をさらに含み、前記放電抵抗部において、前記PTCサーミスタと前記抵抗体とが並列的に挿入されており、前記PTCサーミスタのキュリー温度以上の温度帯において、前記抵抗体の抵抗値の上昇率は、前記PTCサーミスタの抵抗値の上昇率よりも緩やかであってもよい。これにより、第1放電回路において温度がキュリー温度以上になってPTCサーミスタに電流が流れにくくなったときでも、抵抗体に応じた電流は流れることができ、バッテリセルの電圧値の低下速度が小さくなることを抑制できる。
(4)(1)のセルバランス装置において、前記第1放電回路は、抵抗体をさらに含み、前記放電抵抗部において、前記PTCサーミスタと前記抵抗体とが直列的に挿入されており、前記PTCサーミスタのキュリー温度以上の温度帯において、前記抵抗体の抵抗値の上昇率は、前記PTCサーミスタの抵抗値の上昇率よりも緩やかであってもよい。これにより、放電抵抗部における抵抗値の底上げ等の調整が容易となる。
(5)また、本開示のバッテリセンシングユニットは、複数のバッテリセルを直列に接続したバッテリパックに取付けられて、バッテリパックの状態を検知するバッテリセンシングユニットであって、(1)から(4)のいずれか1つのセルバランス装置と、前記複数のバッテリセルそれぞれの電圧を検知可能な電圧検知部と、上位制御部との間で通信可能な通信部と、を備え、前記通信部は、前記電圧検知部が検知した電圧値を前記上位制御部に送り、かつ、前記電圧値に基づいて前記上位制御部が生成した切替指令を受け取り、前記制御部は、前記切替指令に基づいて前記スイッチを切り替える、バッテリセンシングユニットである。これにより、バッテリセンシングユニットに組込まれたセルバランス装置において、簡易な制御で適切なセルバランスを行うことができる。
(6)また、本開示のバッテリマネジメントシステムは、複数のバッテリパックを備えるバッテリシステムの状態を管理するバッテリマネジメントシステムであって、前記複数のバッテリパックのそれぞれに取付けられた(5)のバッテリセンシングユニットと、前記上位制御部と、複数の前記バッテリセンシングユニットの前記通信部と通信可能な通信部とを有する電子制御ユニットと、を備え、前記電子制御ユニットは、複数の前記バッテリセンシングユニットそれぞれから前記電圧検知部が検知した電圧値を受け取り、受け取った前記電圧値に基づいて高い電圧値を有する放電対象バッテリセルの放電回路のスイッチを切り替える切替指令を生成し、かつ、生成した前記切替指令を、前記放電対象バッテリセルを有するバッテリセンシングユニットに送る、バッテリマネジメントシステムである。これにより、複数のバッテリパックに及ぶ統括的なセルバランスを、簡易な制御で適切に行うことができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のセルバランス装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[実施形態1]
以下、実施形態1にかかるセルバランス装置及びこれを備えるバッテリセンシングユニットについて説明する。図1は実施形態1にかかるセルバランス装置30及びこれを備えるバッテリセンシングユニット20を示す回路図である。
<バッテリ>
まずバッテリの例について説明する。バッテリは、例えば電気自動車、又はハイブリッド自動車等の車両を駆動するための電源として使用される。バッテリは、バッテリパック1を含む。バッテリパック1は、複数のバッテリセル2を含む。1つのバッテリパック1において、複数のバッテリセル2は、直列的に接続される。
<セルバランス装置>
セルバランス装置30は、複数のバッテリセル2それぞれの充電状態を均衡させる。セルバランス装置30は、複数のバッテリセル2の容量のばらつきによって生じうる電圧値の差を小さくする。セルバランス装置30は、複数の放電回路32と制御部52とを備える。複数の放電回路32は、複数のバッテリセル2それぞれを放電可能に設けられる。各放電回路32は、各バッテリセル2に並列接続されている。放電回路32は、放電抵抗部34とスイッチ38とを含む。スイッチ38は、放電抵抗部34の導通状態及び非導通状態を切り替える。スイッチ38としては、制御部52によるオン・オフの制御可能なものであればよく、例えば、各種の半導体スイッチング素子などを採用できる。制御部52は、複数の放電回路32を制御する。制御部52は、複数のバッテリセル2の電圧状態に基づき、スイッチ38を切り替える。
本例では、複数の放電回路32の全ては、第1放電回路32である。第1放電回路32は、放電抵抗部34として、PTCサーミスタ(Positive Temperature Coefficient Thermistor)35が挿入されている。もっとも、複数の放電回路32の少なくとも1つが第1放電回路32であればよい。
図2はPTCサーミスタ35における温度抵抗特性を示す図である。図2に示すように、PTCサーミスタ35は、一般に、所定の温度Tc(キュリー温度又はキュリー点などという)以上になると内部抵抗が大きく増加する性質を有する。キュリー温度は、一般に、室温(摂氏25度)よりも高い。
第1放電回路32における放電抵抗部34において、PTCサーミスタ35のみが直列的に挿入されている。このため、本例では、PTCサーミスタ35の抵抗値が第1放電回路32における放電抵抗部34の抵抗値とされる。これにより、放電が進み、第1放電回路32における放電抵抗部34の発熱量が大きくなると、PTCサーミスタ35の抵抗値が大きくなり、放電電流値が小さくなる。これにより、発熱量を小さくできる。
本例では、セルバランス装置30は、バッテリセンシングユニット20に組込まれている。
<バッテリセンシングユニット>
バッテリセンシングユニット20は、バッテリパック1に取付けられる。バッテリセンシングユニット20は、バッテリパック1の状態を検知する。特にここでは、バッテリセンシングユニット20は、バッテリパック1における各バッテリセル2の電圧を検知する。バッテリセンシングユニット20はセルバランス装置30と電圧検知部51と通信部53とを備える。
電圧検知部51は、複数のバッテリセル2それぞれの電圧を検知可能に設けられる。本例の電圧検知部51は、監視IC50に設けられる。監視IC50は、電圧検知線40を介してバッテリセル2と接続される。電圧検知線40は、各バッテリセル2間と監視IC50とを接続する。例えば、放電回路32の一端部は、バッテリセル2の正極側から延びる電圧検知線40に接続され、放電回路32の他端部は、バッテリセル2の負極側から延びる電圧検知線40に接続されて、放電回路32がバッテリセル2に並列に接続される。
監視IC50は、各バッテリセル2の正極側から延びる電圧検知線40、及び負極側から延びる電圧検知線40との2つの電圧検知線40を用いて、各バッテリセル2の電圧を検知する。本例では、監視IC50に、電圧検知部51のほか、制御部52及び通信部53が集積されている。通信部53は、上位制御部62との間で通信可能に設けられる。制御部52、通信部53は、監視IC50に集積されていなくてもよい。
上位制御部62は、例えば、電子制御ユニット60(ECU60:Electronic Control Unit)に組込まれる。ECU60は、通信部53と通信可能な通信部64を含む。ECU60は、CPUと、RAM及びROM等からなる記憶部とを備える。ECU60は、タイマ又はカウンタによって実現される計時機能を備えてもよい。
監視IC50の通信部53は、電圧検知部51が検知した各バッテリセル2の電圧値をECU60の通信部64に送る。上位制御部62は、通信部64を介して当該電圧値を受け取る。そして、上位制御部62は、受け取った電圧値に基づいてセルバランスの必要性を判定し、セルバランスが必要な場合に切替指令を作成する。ECU60の通信部64がバッテリセンシングユニット20に向けて、当該切替指令を送る。制御部52は、通信部53が受け取った切替指令に基づいて放電対象のバッテリセル2の放電回路32のスイッチ38をオンに切り替える。
<セルバランスのフローチャート>
図3はセルバランスのフローチャートである。図3は、ECU60の動作処理についてのフローチャートである。
ステップS1は電圧値検知処理である。ステップS1において、ECU60は、監視IC50に対して、各バッテリセル2の電圧値を検知して送るように指令を出す。監視IC50は、ECU60の指令を受けて、電圧検知部51によって各バッテリセル2の電圧値を検知し、その電圧値をECU60に送る。
なお、上位制御部62は、ステップS1の前に、セルバランスを開始するかどうかの判定処理を行ってもよい。例えば、上位制御部62は、バッテリの放電後及び充電後などに基準時間が経過されたかどうかを判定し、基準時間が経過されたと判定したら、セルバランスを開始してもよい。
ステップS2は、セルバランス必要判定処理である。ステップS2において、上位制御部62は、複数のバッテリセル2の中に、放電の必要なバッテリセル2があるかどうかを判定する。例えば、上位制御部62は、ステップS1で受け取った各バッテリセルの電圧値から、複数のバッテリセル2間の電圧差を演算する。そして、上位制御部62は、複数のバッテリセル2の電圧差の中に、閾値を越えた電圧差があるかどうかを判定する。そして、上位制御部62は、閾値を越えた電圧差がある場合に、放電の必要なバッテリセル2がありセルバランスが必要と判定する。この場合、次のステップS3に進む。また、上位制御部62は、閾値を越えた電圧差がない場合に、放電の必要なバッテリセル2がなくセルバランスが不要と判定する。この場合、セルバランスを行わずに終了する。
ステップS3は、セルバランス実行処理である。例えば、ステップS3において、上位制御部62は、上記電圧差に基づいて、放電対象となるバッテリセル2を決める。そして、ECU60は、放電対象となるバッテリセル2の放電回路32のスイッチ38をオンに切り替える切替指令を、監視IC50に送る。監視IC50は、この切替指令を受けて、放電対象となるバッテリセル2の放電回路32のスイッチ38をオンに切り替える。なお、放電対象となるバッテリセル2は、1つである場合もあり得るし、複数である場合もあり得る。
このとき、上位制御部62は、放電対象のバッテリセル2に対するセルバランス計画を作成してもよい。セルバランス計画は、例えば、放電対象のバッテリセル2が放電完了した後の目標電圧値であってもよい。また例えば、セルバランス計画は、基準放電時間であってもよい。基準放電時間は、ステップS2で求めた電圧差と、放電抵抗部34の抵抗値などから演算されてもよい。基準放電時間は、電圧差ごとに予め定められてテーブルとして記憶部に記憶されたものが読み出されてもよい。上位制御部は、放電抵抗部34の抵抗値を得るために、温度を取得してもよい。放電抵抗部34の抵抗値は、温度ごとに予め定められてテーブルとして記憶部に記憶されたものが読み出されてもよい。
ステップS4は、セルバランス終了判定である。ステップS4において、上位制御部62は、セルバランスの終了条件を満たしたかを判定する。上位制御部62が終了条件を満たしたと判定した場合、ECU60は、放電対象となるバッテリセル2の放電回路32のスイッチ38をオフに切り替える切替指令を、監視IC50に送る。監視IC50は、この切替指令を受けて、放電対象となるバッテリセル2の放電回路32のスイッチ38をオフに切り替え、セルバランス処理が終了となる。上位制御部62は、終了条件を満たしていないと判定した場合、終了条件を満たしたと判定するまで、ステップS4を繰り返す。
終了条件は、例えば、目標電圧値になったかどうかであってもよい。すなわち、上記セルバランス計画において、目標電圧値が定められていた場合、これを終了条件とすることができる。例えば、ECU60は、監視IC50に対して、放電対象のバッテリセル2の電圧値を検知して送るように指令を出す。監視IC50は、ECU60の指令を受けて、電圧検知部51によって放電対象のバッテリセル2の電圧値を検知し、その電圧値をECU60に送る。そして、上位制御部62は、受け取った電圧値が目標電圧値であるかどうかを判定し、受け取った電圧値が目標電圧値である場合に、終了条件を満たしたと判定する。
また例えば、終了条件は、基準放電時間を経過したかどうかであってもよい。すなわち、上記セルバランス計画において、基準放電時間が定められていた場合、これを終了条件とすることができる。例えば、上位制御部62は、切替指令を出した後の経過時間を計時する。この経過時間が基準放電時間を経過したかどうかを判定し、経過時間が基準放電時間を経過していれば、終了条件を満たしたと判定する。
ここで、セルバランスが行われるときの第1放電回路32の放電抵抗部34の時間経過について説明する。なお、放電開始時に、PTCサーミスタ35の温度は、キュリー温度Tcよりも低いものとする。
第1放電回路32に放電が開始されると、放電開始時のPTCサーミスタ35の温度がキュリー温度Tcよりも低いため、しばらくの間、PTCサーミスタ35の抵抗値は低いまま遷移し、第1放電回路32には、ある程度一定で、比較的大きい電流が流れる。そして、このまま放電が続けられると、PTCサーミスタ35の発熱量が大きくなり、温度が上昇していく。PTCサーミスタ35の温度が上昇してキュリー温度を越えると、図2に示すように、PTCサーミスタ35の抵抗値が急激に増加する。PTCサーミスタ35の抵抗値が増加すると、第1放電回路32に流れる電流値が減少する。第1放電回路32に流れる電流値が減少すると、PTCサーミスタ35の発熱量が減少する。
このとき、図2のS点において、PTCサーミスタ35における発熱量と、放熱量とが一致するものとする。放電開始後に、PTCサーミスタ35の温度が高くなっていき、図2のAの向きに遷移する。PTCサーミスタ35の温度が図2のS点よりも高くなると、PTCサーミスタ35における発熱量が放熱量よりも小さくなる。PTCサーミスタ35における発熱量が放熱量よりも小さくなると、PTCサーミスタ35の温度が低下し、図2のBの向きに遷移する。PTCサーミスタ35の温度が図2のS点よりも低くなると、PTCサーミスタ35の抵抗値が小さくなる分、PTCサーミスタ35における発熱量が放熱量よりも大きくなり、再び、PTCサーミスタ35の温度が上昇し、図2のAの向きに遷移する。従って、PTCサーミスタ35における発熱量と、放熱量とが一致する点Sの温度Tsが、第1放電回路32において許容される温度であれば、スイッチ38をオンにした後は、温度上昇を考慮せずとも、放電を続けることができ、制御が容易となる。
PTCサーミスタ35において、材料の種類、組成、構成等を変えることによって、温度特性グラフが比較的調整されやすい。従って、PTCサーミスタ35における発熱量と、放熱量とが一致する点Sの温度Tsが、第1放電回路32において許容される温度内となるように、放熱部及び放電抵抗部34が設けられるとよい。
PTCサーミスタ35における発熱量と、放熱量とが一致する点Sの温度Tsが、第1放電回路32において許容される温度を越える場合は、適宜温度検知を行い、許容される温度よりも大きければ、放電回路32をオフにするなどの制御がされると良い。この場合、バッテリセンシングユニット20には、バッテリパック1の温度を検知可能な温度検知部が設けられると良い。
<バッテリマネジメントシステム>
図4はバッテリマネジメントシステム10を示す回路図である。
バッテリマネジメントシステム10は、複数のバッテリパック1を備えるバッテリシステムの状態を管理する。例えば、車両のバッテリシステムは、複数のバッテリパック1を備える。複数のバッテリパック1それぞれにバッテリセンシングユニット20が取付けられる。複数のバッテリセンシングユニット20は、外部の共通の電子制御ユニット(ECU)60に接続される。バッテリマネジメントシステム10は、ECU60を用いて、複数のバッテリパック1の状態を統合的に管理する。
ECU60は、上位制御部62と通信部64とを有する。ECU60は、通信部64を介して、複数のバッテリセンシングユニット20の通信部64と通信可能である。例えば、ECU60と複数のバッテリセンシングユニット20とは、有線によって通信可能であってもよい。この場合、通信部53をECU60又は他のバッテリセンシングユニット20に接続するためのコネクタがバッテリセンシングユニット20に設けられると良い。ECU60と複数のバッテリセンシングユニット20とが有線接続される場合、例えば、ECU60から複数のバッテリセンシングユニット20を順にデイジーチェーン状に接続されてもよい。また例えば、ECU60と複数のバッテリセンシングユニット20とは、無線通信可能であってもよい。この場合、通信部53、64は、無線通信用のアンテナを含んでいると良い。
ECU60は、通信部64において、複数のバッテリセンシングユニット20それぞれから電圧検知部51が検知した電圧値を受け取る。そして、上位制御部62において、受け取った電圧値に基づいて高い電圧値を有する放電対象のバッテリセル2があるかどうかを判定し、放電対象のバッテリセル2がある場合に、放電対象のバッテリセル2の放電回路32のスイッチ38を切り替える切替指令を生成する。そして、生成した切替指令を、通信部64において、放電対象のバッテリセル2を有するバッテリセンシングユニット20に送る。
セルバランス装置30、バッテリセンシングユニット20、及びバッテリマネジメントシステム10における各装置は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM等を含んで構成されるコンピュータを備える。マイクロプロセッサ等の演算処理部は、図3に示すような、フローチャートの各ステップの一部または全部を含むコンピュータプログラムを、ROM、RAM等の記憶部からそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のコンピュータプログラムは、それぞれ、外部のサーバ装置等からインストールすることができる。また、これら複数の装置のコンピュータプログラムは、それぞれ、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等の記録媒体に格納された状態で流通する。
<実施形態1の効果等>
以上のように構成されたセルバランス装置30、バッテリセンシングユニット20及びバッテリマネジメントシステム10によると、第1放電回路32は、放電抵抗部34としてPTCサーミスタ35を備える。このPTCサーミスタ35は、一般にキュリー温度以上になると内部抵抗が大きく増加する性質を有する。このため、放電に伴って温度が上昇しても、キュリー温度になるまではPTCサーミスタ35の抵抗値の上昇が抑えられ、大きな電流を流すことができる。また、放電に伴ってキュリー温度以上の温度になると、PTCサーミスタ35の抵抗値が次第に大きくなることによって、電流が小さくなり、発熱を抑制できる。このため、本開示のセルバランス装置30は、簡易な制御で適切なセルバランスを行うことができる。
また第1放電回路32の放電抵抗部34において、PTCサーミスタ35のみが直列的に挿入されているこれにより、放電に伴ってキュリー温度となった後は、温度が上昇するほどに、放電回路32に流れる電流が小さくなり、発熱抑制効果が高くなる。
またバッテリセンシングユニット20、バッテリマネジメントシステム10によると、バッテリセンシングユニット20に組込まれたセルバランス装置30において、簡易な制御で適切なセルバランスを行うことができる。
またバッテリマネジメントシステム10によると、これにより、複数のバッテリパック1に及ぶ統括的なセルバランスを、簡易な制御で適切に行うことができる。例えば、複数のバッテリパック1のうちいずれかのバッテリパック1に属する複数のバッテリセルの全てにおいて、セルバランスを行うこともあり得る。この場合、当該バッテリパック1の発熱量が大きくなる。この場合でも、上記セルバランス装置30を用いることによって、簡易な制御で、適切なセルバランスを行うことができる。
[変形例]
図5は第1放電回路32の第1変形例を示す回路図である。
第1変形例にかかる第1放電回路132は、放電抵抗部134の構成が上記第1放電回路32における放電抵抗部34の構成とは異なる。第1放電回路132は、抵抗体36をさらに含む。放電抵抗部134において、PTCサーミスタ35と抵抗体36とが並列的に挿入されている。PTCサーミスタ35のキュリー温度以上の温度帯において、抵抗体36の抵抗値の上昇率は、PTCサーミスタ35の抵抗値の上昇率よりも緩やかである。これにより、第1放電回路132において温度がキュリー温度以上になってPTCサーミスタ35に電流が流れにくくなったときでも、抵抗体36に応じた電流は流れることができ、バッテリセル2の電圧値の低下速度が小さくなることを抑制できる。抵抗体36としては、特に限定されるものではなく、例えば、一般的な抵抗素子が用いられることができる。上記PTCサーミスタ35を第1のPTCサーミスタ35としたとき、抵抗体36としては、第1のPTCサーミスタ35よりも抵抗値の上昇率が緩やかな第2のPTCサーミスタが用いられてもよい。
図6は第1変形例にかかる第1放電回路132の放電抵抗部134における温度抵抗特性を示す図である。図6において、抵抗値R1はPTCサーミスタ35の抵抗値を示し、抵抗値R2は抵抗体36の抵抗値を示し、抵抗値R3は第1放電回路132の放電抵抗部134の抵抗値、つまりPTCサーミスタ35と抵抗体36との合成抵抗の値を示している。なお、図6は、抵抗体36として一般的な抵抗素子を用いた場合の温度抵抗特性を示す図である。図6に示すように、キュリー温度を第1温度Tcとしたとき、第1温度Tcよりも高い第2温度Tjにおいて、抵抗値R1と抵抗値R2とが等しくなるように抵抗体36が設定されている。第2温度Tjよりも低い温度帯では、抵抗値R1が抵抗値R2よりも小さい。第2温度Tjよりも高い温度帯では、抵抗値R1が抵抗値R2よりも大きい。
ここで、抵抗値R3は、抵抗値R1と抵抗値R2との積を、抵抗値R1と抵抗値R2との和で除した次の式(1)で求めることができる。式(1)R3=R1・R2/(R1+R2)。この式(1)より、如何なる温度においても、抵抗値R3は、その温度における抵抗値R1、R2よりも低くなることがわかる。図6の例の場合、抵抗値R3は、第2温度Tjまでは、抵抗値R1に従って遷移し、第2温度Tjを越えると、抵抗値R2に収束していく。
図7は第1放電回路32の第2変形例を示す回路図である。
第2変形例にかかる第1放電回路232は、放電抵抗部234の構成が上記第1放電回路32、132における放電抵抗部34、134の構成とは異なる。第1放電回路232は、抵抗体36をさらに含む。放電抵抗部234において、PTCサーミスタ35と抵抗体36とが直列的に挿入されている。PTCサーミスタ35のキュリー温度以上の温度帯において、抵抗体36の抵抗値の上昇率は、PTCサーミスタ35の抵抗値の上昇率よりも緩やかである。これにより、放電抵抗部34における抵抗値の底上げ等の調整が容易となる。抵抗体36としては、特に限定されるものではなく、例えば、一般的な抵抗素子が用いられることができる。上記PTCサーミスタ35を第1のPTCサーミスタ35としたとき、抵抗体36としては、第1のPTCサーミスタ35よりも抵抗値の上昇率が緩やかな第2のPTCサーミスタが用いられてもよい。
図8は第2変形例にかかる放電抵抗部234における温度抵抗特性を示す図である。
図8において、抵抗値R1はPTCサーミスタ35の抵抗値を示し、抵抗値R2は抵抗体36の抵抗値を示し、抵抗値R3は第1放電回路232の放電抵抗部234の抵抗値、つまりPTCサーミスタ35と抵抗体36との合成抵抗の値を示している。なお、図8は、抵抗体36として一般的な抵抗素子を用いた場合の温度抵抗特性を示す図である。図8に示すように、キュリー温度を第1温度Tcとしたとき、第1温度Tcにおいて、抵抗値R2が抵抗値R1よりも小さくなるように抵抗体36が設定されている。特に、ここでは第1温度Tcよりも低い温度帯において、抵抗値R2が抵抗値R1よりも小さくなるように抵抗体36が設定されている。もっとも、抵抗体36の抵抗値R2は、これ以外の態様に設定されていてもよい。例えば、第1温度Tcにおいて、抵抗値R2が抵抗値R1と同じかそれよりも大きくなるように抵抗体36が設定されていてもよい。
ここで、抵抗値R3は、抵抗値R1と抵抗値R2とを加算した次の式(2)で求めることができる。式(2)R3=R1+R2。この式(2)より、如何なる温度帯においても抵抗値R3は、その温度における抵抗値R1、R2よりも高くなることがわかる。図6の例の場合、抵抗値R3のグラフは、抵抗値R1のグラフを、抵抗値R2の分、上にスライドさせたようなグラフとなる。
このほか、これまで、セルバランス装置30がバッテリセンシングユニット20に組込まれる例で説明したが、このことは必須の構成ではない。セルバランス装置30がバッテリセンシングユニット20とは別に設けられていてもよい。
また、上位制御部62が省略されて、セルバランス装置30における制御部52に上位制御部62の機能が組み込まれてもよい。
なお、上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
1 バッテリパック
2 バッテリセル
10 バッテリマネジメントシステム
20 バッテリセンシングユニット
30 セルバランス装置
32、132、232 放電回路
34、134、234 放電抵抗部
35 PTCサーミスタ
36 抵抗体
38 スイッチ
40 電圧検知線
42 電圧検知用抵抗体
50 監視IC
51 電圧検知部
52 制御部
53 通信部
60 電子制御ユニット(ECU)
62 上位制御部
64 通信部

Claims (6)

  1. 複数のバッテリセルそれぞれの充電状態を均衡させるセルバランス装置であって、
    前記複数のバッテリセルそれぞれを放電可能な複数の放電回路と、
    前記複数の放電回路を制御する制御部と、
    を備え、
    前記複数の放電回路の少なくとも1つは、PTCサーミスタが挿入された放電抵抗部と、前記放電抵抗部の導通状態及び非導通状態を切り替えるスイッチと、を含む第1放電回路であり、
    前記制御部は、前記複数のバッテリセルの電圧状態に基づき、前記スイッチを切り替える、セルバランス装置。
  2. 請求項1に記載のセルバランス装置であって、
    前記放電抵抗部において、前記PTCサーミスタのみが直列的に挿入されている、セルバランス装置。
  3. 請求項1に記載のセルバランス装置であって、
    前記第1放電回路は、抵抗体をさらに含み、
    前記放電抵抗部において、前記PTCサーミスタと前記抵抗体とが並列的に挿入されており、
    前記PTCサーミスタのキュリー温度以上の温度帯において、前記抵抗体の抵抗値の上昇率は、前記PTCサーミスタの抵抗値の上昇率よりも緩やかである、セルバランス装置。
  4. 請求項1に記載のセルバランス装置であって、
    前記第1放電回路は、抵抗体をさらに含み、
    前記放電抵抗部において、前記PTCサーミスタと前記抵抗体とが直列的に挿入されており、
    前記PTCサーミスタのキュリー温度以上の温度帯において、前記抵抗体の抵抗値の上昇率は、前記PTCサーミスタの抵抗値の上昇率よりも緩やかである、セルバランス装置。
  5. 複数のバッテリセルを直列に接続したバッテリパックに取付けられて、バッテリパックの状態を検知するバッテリセンシングユニットであって、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のセルバランス装置と、
    前記複数のバッテリセルそれぞれの電圧を検知可能な電圧検知部と、
    上位制御部との間で通信可能な通信部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記電圧検知部が検知した電圧値を前記上位制御部に送り、かつ、前記電圧値に基づいて前記上位制御部が生成した切替指令を受け取り、
    前記制御部は、前記切替指令に基づいて前記スイッチを切り替える、バッテリセンシングユニット。
  6. 複数のバッテリパックを備えるバッテリシステムの状態を管理するバッテリマネジメントシステムであって、
    前記複数のバッテリパックのそれぞれに取付けられた請求項5に記載のバッテリセンシングユニットと、
    前記上位制御部と、複数の前記バッテリセンシングユニットの前記通信部と通信可能な通信部とを有する電子制御ユニットと、
    を備え、
    前記電子制御ユニットは、複数の前記バッテリセンシングユニットそれぞれから前記電圧検知部が検知した電圧値を受け取り、受け取った前記電圧値に基づいて高い電圧値を有する放電対象バッテリセルの放電回路のスイッチを切り替える切替指令を生成し、かつ、生成した前記切替指令を、前記放電対象バッテリセルを有するバッテリセンシングユニットに送る、バッテリマネジメントシステム。
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