JP2022104128A - 選択装置、選択方法及び選択プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択する。【解決手段】本願に係る選択装置は、取得部と、選択部とを有する。取得部は、利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。選択部は、取得部により取得された金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、選択装置、選択方法及び選択プログラムに関する。
従来、インターネット上における金融商品の取引に関する技術が知られている。このような技術の一例として、銘柄情報に対するユーザの行動履歴を含むユーザ情報に基づいて銘柄同士の関連性を示す指標値を算出し、算出した指標値に基づいてユーザに提供するための銘柄情報を提供する技術が知られている。
特開2018-005669号公報
しかしながら、上述した技術では、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択しているとは言えない場合がある。
例えば、上述した技術では、ファイナンスサイトにおいてユーザが銘柄を閲覧した行動や、検索サイトにおいて銘柄を検索した行動に基づいて銘柄情報を提供しているに過ぎず、銘柄について閲覧や検索を行っていないユーザに対しては、購入を提案する金融商品を適切に選択することが難しい場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択することを目的とする。
本願に係る選択装置は、利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された金額情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る選択処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る投資商品データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る事業者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る選択装置、選択方法及び選択プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る選択装置、選択方法及び選択プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の選択装置等により実現される選択処理を説明する。図1は、実施形態に係る選択処理の一例を示す図である。なお、図1では、本実施形態に係る選択装置の一例である決済サーバ10によって、実施形態に係る選択処理などが実現されるものとする。
図1に示すように、実施形態に係る選択システム1は、決済サーバ10と、利用者端末100と、店舗端末200とを含む。決済サーバ10、利用者端末100及び店舗端末200は、ネットワークN(例えば、図2参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した選択システム1には、複数台の決済サーバ10、複数台の利用者端末100及び複数台の店舗端末200が含まれていてもよい。
図1に示す決済サーバ10は、実施形態に係る選択処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、決済サーバ10は、利用者端末100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供する。例えば、決済サーバ10は、取引対象の提供者(事業者)や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間において電子マネーの移行等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
また、決済サーバ10は、ファイナンスサービスを提供する。例えば、決済サーバ10は、利用者端末100を用いる電子決済用のアプリケーション(以下、単に「決済アプリ」と記載する場合がある)内で起動するアプリケーション(ミニアプリ)においてファイナンスサービスであって、決済アプリにおける利用者の電子マネーの残高や、決済アプリにおいて利用者に付与されたポイントなどにより金融商品を購入可能とするファイナンスサービスを提供する。以下、ファイナンスサービスを提供するアプリケーションを単に「ファイナンスアプリ」と記載する場合がある。
図1に示す利用者端末100は、利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、利用者端末100は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、利用者端末100がスマートフォンである場合を示す。
なお、利用者端末100は、所定の情報処理を実現する制御情報を決済サーバ10から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語、Java(登録商標)等のプログラミング言語、HTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語等により記述される。なお、決済サーバ10から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
図1に示す店舗端末200は、利用者に取引対象を提供する店舗において利用される情報処理装置である。店舗端末200は、例えば、POS(Point of Sales)端末や、スマートフォン、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、携帯電話機、PDA等により実現される。また、店舗端末200は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。
なお、図1に示す例では、店舗端末200が店舗に設置されたPOS端末であり、店舗において提供する商品に関する商品情報を管理するものとする。例えば、店舗端末200は、商品の名称や、商品の価格などといった商品情報を、商品に添付されるバーコードが示す情報(商品を識別するための識別情報(商品ID))に紐づけて管理する。
〔1-1.利用者端末100を用いた決済について〕
ここで、決済サーバ10が実行する選択処理に先立ち、利用者端末100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報C1を示す2次元コードを用いて、利用者U1が利用者端末100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の利用者端末100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報C1は、QRコードのみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者U1が店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者U1は、利用者端末100に予めインストールされた決済アプリを起動する。そして、利用者U1は、決済アプリを介して、店舗Aに設置された店舗識別情報C1を撮影する。このような場合、利用者端末100は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U1或いは店舗Aの店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、利用者端末100は、利用者U1を識別する利用者識別情報と、店舗識別情報C1(若しくは、店舗識別情報C1が示す情報、すなわち、店舗Aを示す情報(例えば、店舗ID))と、決済金額とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。
このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者U1の口座から、店舗識別情報C1が示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ10は、決済が完了した旨の通知を利用者端末100へと送信する。このような場合、利用者端末100は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、利用者端末100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、利用者端末100を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末200を用いたものであってもよい。例えば、利用者端末100は、利用者U1を識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末200は、利用者端末100に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報(若しくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者U1を示す情報(例えば、利用者ID))と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者U1の口座から、店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末200或いは利用者端末100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、利用者端末100を用いた決済は、利用者U1が予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者U1が予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、利用者端末100は、店舗Aの口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、利用者U1のクレジットカードの運用会社(カード会社)に対し、決済金額を請求してもよい。
〔1-2.実施形態の概要について〕
ここで、従来、インターネット上における投資商品等の金融商品の取引に関する技術として、銘柄情報に対するユーザの行動履歴を含むユーザ情報に基づいて銘柄同士の関連性を示す指標値を算出し、算出した指標値に基づいてユーザに提供するための銘柄情報を提供する技術が知られている。しかしながら、このような技術では、ファイナンスサイトにおいてユーザが銘柄を閲覧した行動や、検索サイトにおいて銘柄を検索した行動に基づいて銘柄情報を提供しているに過ぎず、利用者が利用する利用者端末100を用いた決済に関する情報を用いて、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択しているとは言えない場合がある。
そこで、決済サーバ10は、実施形態に係る選択処理を実行する。以下、図1を用いて、決済サーバ10が実行する選択処理について説明する。なお、以下の説明では、利用者端末100が利用者U1により利用される例を示す。また、以下の説明では、利用者端末100を利用者U1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者U1を利用者端末100と読み替えることもできる。
また、以下の説明では、店舗端末200が、小売店(百貨店やスーパーマーケット、コンビニなど)である店舗Aを管理する管理者(店員等)M1により利用される例を示す。また、以下の説明では、店舗端末200を管理者M1と同一視する場合がある。すなわち、以下では、管理者M1を店舗端末200と読み替えることもできる。なお、店舗Aは、利用者が例えば決済アプリにより電子決済が可能な店舗であれば、どのような業種、取引対象を提供する店舗であってもよい。
また、以下の説明において、決済サーバ10は、ファイナンスサービスにおいて利用者に提供する投資商品に関する情報を自装置の記憶部で管理するものとする。例えば、決済サーバ10は、投資商品に関する情報として、投資商品の種別(例えば、株式や、投資信託など)、投資商品の名称(銘柄)、投資対象である株式を発行する企業が属する業界、投資商品の価格(例えば、株式の株価や、投資信託の基準価額)、商品の内容(例えば、株式の各種分類や、投資信託の投信協会分類など)などといった情報を管理する。
まず、店舗Aに来店し、店舗Aにおいて商品を購入する利用者U1は、上述の利用者端末100を用いた決済を実行する。なお、図1の例において、利用者U1が、店舗端末200が利用者識別情報(利用者ID)を読み取ることにより行われる上述の決済を、店舗Aに対して行うことを希望したものとする。この場合、管理者M1は、利用者U1が購入する各商品の商品IDと、利用者端末100に表示される利用者U1の利用者IDとを、店舗端末200を用いて読み取る(ステップS1)。例えば、店舗端末200は、会計の際にバーコードリーダ等により商品に添付されたバーコード(商品ID)と、利用者端末100に表示される利用者IDとを読み取る。
続いて、決済サーバ10は、店舗端末200から決済情報を取得する(ステップS2)。例えば、決済サーバ10は、店舗Aの店舗IDや、ステップS1において店舗端末200が読み取った商品ID、商品IDに紐付けられた各商品の価格の合計額(決済金額)、利用者U1の利用者IDなどを含む決済情報を店舗端末200から取得する。なお、上記は一例に過ぎず、利用者端末100が店舗Aに配置された店舗識別情報C1を読み取って、利用者端末100が決済情報を決済サーバ10へと送信する処理態様であってもよい。
続いて、決済サーバ10は、店舗端末200から取得した決済情報に基づく決済処理を実行する(ステップS3)。例えば、決済サーバ10は、利用者IDが示す利用者U1の口座から、店舗IDが示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。
続いて、決済サーバ10は、利用者U1が利用する利用者端末100を用いた決済の金額情報に基づく投資商品を選択する選択処理を実行する(ステップS4)。例えば、決済サーバ10は、店舗Aにおける利用者U1の決済の金額情報に基づく投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。図1の例では、まず処理の流れを説明するために、決済サーバ10が店舗Aにおける利用者U1の決済の金額に対応する金額の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する場合を一例として説明する。なお、決済の金額情報に基づく投資商品の選択には様々なバリエーションがあるがこの点についての詳細は後述する。例えば、決済サーバ10は、決済情報に含まれる金額情報が示す決済の金額に基づいて、その決済の金額に対応する価格の投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、店舗Aにおける利用者U1の決済の金額から所定の範囲内の価格の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。例えば、決済サーバ10は、店舗Aにおける利用者U1の決済の金額との誤差が所定値以内の価格の株式を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。
例えば、決済サーバ10は、対象となる投資商品等の金融商品が複数ある場合は、その複数の金融商品の中から購入を提案する金融商品を選択する。また、例えば、対象となる金融商品が一つしかない場合は、決済サーバ10は、その金融商品を提案するか否かを判定してもよい。すなわち、金融商品を選択するとは、2つ以上の金融商品のうちいずれかを提案する金融商品として選択するという処理のみならず、金融商品を提案するか否かを判定する概念を含むものである。このように、決済サーバ10が行う選択処理の概念には、一つの金融商品を提案するか否かを判定する処理も含まれる。続いて、決済サーバ10は、決済アプリを介して選択した投資商品の購入を利用者U1に提案する(ステップS5)。例えば、決済サーバ10は、決済アプリ内で起動するミニアプリであるファイナンスアプリを介して、ステップS5において選択した投資商品の購入を提案する旨の情報を利用者端末100に配信する。
続いて、決済サーバ10は、利用者U1がファイナンスアプリを利用して購入した投資商品に対応する情報の通知を行う(ステップS6)。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が企業を投資対象とする投資商品を購入した場合、当該企業や、当該企業が属する業界に関するニュース記事等の情報を収集し、収集した情報に基づいて所定の通知を行う。具体的な例を挙げると、利用者U1が購入した投資商品の投資対象となる企業に関する不祥事(リコール等)や、業績不振などに関する情報が収集された場合、決済サーバ10は、その投資商品の売却を利用者U1に提案する通知を行う。
以上のように、決済サーバ10は、利用者が利用する利用者端末100を用いた決済の金額に関する金額情報を基に、利用者に購入を提案する投資商品を選択する。これにより、決済サーバ10は、電子決済を用いた決済の金額情報を基に利用者に適した投資商品を選択し、購入を提案することができる。すなわち、決済サーバ10は、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できる。
また、実施形態に係る決済サーバ10は、利用者が決済アプリを利用して決済した金額の情報を取得できるため、利用者が使用可能な額を示す情報を取得することが可能となり、適切な金融商品を選択できる。また、実施形態に係る決済サーバ10は、決済アプリ内で起動するミニアプリであるファイナンスアプリを介して金融商品の購入を提案し、決済アプリにおいてチャージされている電子マネーの残高や、残高の端数、決済時に付与されたポイントなどを投資に回すことを可能とすることにより、利用者が金融商品を購入するきっかけを与えることができる。また、実施形態に係る決済サーバ10は、決済アプリを利用して決済した金額に対応する金融商品を、決済アプリを介してレコメンドすることにより、利用者が購入できる可能性がある金融商品を提案することができるため、利用者に違和感のないレコメンドを行うことができる。また、実施形態に係る決済サーバ10は、決済アプリを利用して利用者が実店舗で行った決済の金額の情報を取得できるため、利用者が電子商取引サービス等のオンラインのサービスにおいてわざわざ購入しないような商品(例えば、お菓子等の食料品)の決済の金額の情報も取得することが可能となり、オフラインでの利用者の嗜好に基づいて金融商品の購入を提案できる。このように、決済アプリと投資とは親和性が高いため、実施形態に係る決済サーバ10は、ファイナンスサービスの質を向上させることができる。
〔1-3.選択処理例〕
図1の説明では、決済の金額情報を用いて投資商品等の金融商品を選択する処理の流れを説明するために、決済の金額に対応する投資商品を選択する場合を一例として説明したが、決済サーバ10は、様々な態様により投資商品を選択する選択処理を行ってもよい。この点ついて、図1の例として、以下例示を列挙する。
〔1-3-1.投資対象候補の抽出〕
例えば、決済サーバ10は、店舗Aや利用者U1が購入した取引対象に関する情報を用いて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。この場合、決済サーバ10は、店舗Aや利用者U1が購入した取引対象に関する情報を用いて、投資商品データベース32に記憶された投資商品から、利用者に購入を提案する投資商品の候補となる投資商品(「投資商品候補」ともいう)を抽出する。例えば、決済サーバ10は、店舗Aを投資対象とする投資商品候補を抽出してもよい。例えば、決済サーバ10は、店舗Aが属する業界を投資対象とする投資商品候補を抽出してもよい。また、例えば、決済サーバ10は、利用者U1が購入した取引対象に関連する企業(例えば製造元等)を投資対象とする投資商品候補を抽出してもよい。
例えば、決済サーバ10は、決済情報が示す商品IDに基づいて、店舗Aにおいて利用者U1が購入した各商品を特定し、各商品が属する業界や、各商品の製造元である事業者などに関する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、利用者U1が業界「アパレル」に属する商品を購入した場合、決済サーバ10は、業界「アパレル」に対応する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、業界「アパレル」に属する企業の株式(言い換えると、テーマ株)や、業界「アパレル」を投資対象とする投資信託(インデックスファンド等)を、投資商品候補として抽出してもよい。
また、利用者U1が購入した商品の製造元である事業者が上場している場合、決済サーバ10は、当該事業者が発行する株式に対応する投資商品、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、決済サーバ10は、事業者が発行する株式や、当該株式を投資対象とする投資信託などを、投資商品候補として抽出してもよい。
また、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品に関連する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、利用者U1がゴルフ用品を購入した場合、決済サーバ10は、ゴルフに関連する企業(例えば、ゴルフ用品店や、ゴルフ用品のメーカー、ゴルフ場運営会社)を投資対象とする投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。
また、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品に基づいて利用者U1の属性を推定し、推定した属性に対応する投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。例えば、利用者U1がゴルフ用品を購入した場合、決済サーバ10は、利用者U1の属性を「ゴルフ好き」と推定し、ゴルフに関連する企業を投資対象とする投資商品を、投資商品候補として抽出してもよい。なお、上記は一例に過ぎず、決済サーバ10は、様々な情報を用いて、投資商品候補を抽出してもよい。
そして、決済サーバ10は、抽出した投資商品候補の中から、利用者U1の決済の金額情報に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、抽出した投資商品候補のうち、利用者U1の決済の金額に近い価格の投資商品を、利用者U1に購入を提案する投資商品として選択する。
〔1-3-2.金額に応じた選択処理〕
また、決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額に関する金額情報が所定の条件を満たす場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。すなわち、図1の例では、決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額に関する金額情報が所定の条件を満たす場合に、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。そして、決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額に関する金額情報が所定の条件を満たさない場合には、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択しなくてもよい。
例えば、決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。この場合、決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。
決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額情報が示す金額に応じて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額情報が示す金額が多い程、価格が高い投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1が高額の決済を行った場合、通常時に提案する価格(通常提案価格)よりも価格が高い投資商品を選択してもよい。
また、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品の価格に対応する価格帯の投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、商品の価格に応じた利用者のランク(例えば、利用者U1の推定年収)と、当該ランクに対応する投資商品を紐付けて管理する。そして、決済サーバ10は、利用者U1が購入した商品の価格に対応するランクに紐付く投資商品を選択する。
〔1-3-3.期間における決済金額〕
決済サーバ10は、期間における利用者U1の決済の金額の金額情報を用いて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。以下では、1ヵ月を期間の長さの一例として説明するが、期間の長さは1カ月に限らず、1週間、半月、3ヵ月、1年等の様々な長さであってもよい。
決済サーバ10は、対象期間(例えば2020年12月)における金額情報に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者情報データベース34(図6参照)に記憶された決済履歴のうち、決済の日時が対象期間(例えば2020年12月)に該当する決済履歴を取得し、取得した決済履歴の金額情報を用いる。なお、他の期間の金額情報の取得も同様の処理であるため、適宜説明を省略する。
決済サーバ10は、対象期間における金額情報と、対象期間よりも過去の期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する金額情報(「他の金額情報」ともいう)とに基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、2020年12月における金額情報と、2020年12月から1年前までの期間(2019年12月~2020年11月)における利用者端末100を用いた決済の他の金額情報とに基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。なお、過去の期間は、1年に限らず、3ヵ月、半年、2年等様々な期間であってもよい。
決済サーバ10は、2019年12月~2020年11月の各々の期間における決済の金額(合計額)の平均値(「過去平均値」ともいう)と、2020年12月における決済の金額(合計額)との比較に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。決済サーバ10は、2020年12月における決済の金額(合計額)が2019年12月~2020年11月の過去平均値よりも小さい場合、過去平均値から2020年12月における決済の金額(合計額)を引いた差額(「推定余剰金」ともいう)に応じて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。決済サーバ10は、推定余剰金に対応する価格の投資商品を選択する。決済サーバ10は、推定余剰金との差が所定の範囲(例えば±10%等)内の価格の投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、利用者U1の決済の合計額(利用額)が毎月20万(例えば過去平均値が20万)である場合、2020年12月が10万円の場合、資金に余裕あるとして、金融商品をレコメンドする。
決済サーバ10は、対象期間における決済の金額と、直前の期間における決済の金額の比較に基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、2020年12月における金額情報と、2020年11月における利用者端末100を用いた決済の他の金額情報とに基づいて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。上記のように、決済サーバ10は、前月と今月の変化の情報を用いてもよいし、数カ月の平均値をとり当該平均値より低い場合にレコメンドしてもよい。
例えば、決済サーバ10は、2020年12月における決済の合計額(「第1合計額」ともいう)が2020年11月における決済の合計額(「第2合計額」ともいう)よりも小さい場合、第2合計額から第1合計額を引いた差額(推定余剰金)に応じて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。決済サーバ10は、推定余剰金に対応する価格の投資商品を選択する。決済サーバ10は、推定余剰金との差が所定の範囲(例えば±5%等)内の価格の投資商品を選択する。
例えば、決済サーバ10は、2020年1月~2020年12月の各々の期間における決済の金額(合計額)の遷移態様に応じて、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択する。例えば、決済サーバ10は、2020年1月~2020年12月の1年間での月の決済の合計額の変動幅が所定の範囲(例えば±15%等)内である場合、定期的に購入される投資商品を選択する。この場合、決済サーバ10は、定期積立を、利用者U1に購入を提案する投資商品に選択してもよい。そして、決済サーバ10は、毎月定期積立の購入を利用者U1に提案してもよい。
なお、上記は一例に過ぎず、決済サーバ10は、種々の情報を適宜用いて、利用者U1に購入を提案する投資商品に選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、電子請求書や紙の請求書等の請求の支払い(「請求書払い」ともいう)を電子決済に関する情報を用いて、利用者U1に購入を提案する投資商品に選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者U1の電子決済による請求書払いの金額情報を用いて、利用者U1に購入を提案する投資商品に選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、請求書払いで固定費が先月より安い分(例えば今月と先月との差額)だけ投資に回すように利用者U1に提案してもよい。また、決済サーバ10は、利用者U1に請求書払いでの固定費が先月より安い分だけ投資に自動的に回すように提案してもよい。この場合、決済サーバ10は、利用者U1が許諾した場合、利用者U1の請求書払いでの固定費における先月との差額を用いて金融商品の購入処理を行ってもよい。また、例えば、決済サーバ10は、利用者の性格を推定し、推定した性格を基に利用者に購入を提案する投資商品に選択してもよいが、この点については後述する。
〔1-3-4.投資対象候補の抽出〕
なお、上述した例では、利用者の決済の金額の情報、すなわち利用者が使った金額の情報を用いる場合を一例として説明したが、決済サーバ10は、利用者が使った金額に限らず、様々な金額の情報を用いてもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者が保有している金額の情報を用いて、利用者に購入を提案する投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者の所定の口座の残高(「口座残高」ともいう)を示す残高情報を用いて、利用者に購入を提案する金融商品を選択してもよい。この場合、決済サーバ10は、口座データベース31(図3参照)に記憶された利用者の口座残高の情報を用いてもよい。
例えば、決済サーバ10は、利用者U1の決済の金額情報が示す金額(「利用金額」ともいう)が所定の閾値未満である場合、利用者U1に購入を提案する投資商品を選択してもよい。決済サーバ10は、利用者の決済の利用金額が所定の閾値未満であっても、その利用者の口座残高が所定額未満である場合、その利用者に投資商品の購入を提案しなくてもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者の決済の利用金額が所定の閾値未満であり、その利用者の口座残高が所定額以上である場合、その利用者に購入を提案する投資商品を選択してもよい。
また、決済サーバ10は、利用者の決済の利用金額と利用者の口座残高との比較を基に、その利用者に投資商品の購入を提案するか否かを判定(選択)してもよい。決済サーバ10は、利用者の決済の利用金額を利用者の口座残高から差し引いた額(「利用可能額」ともいう)が所定額未満である場合、その利用者に投資商品の購入を提案しなくてもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者の決済の利用金額を利用者の口座残高から差し引いた利用可能額が所定額以上である場合、その利用者に購入を提案する投資商品を選択してもよい。決済サーバ10は、利用者の決済の利用金額を利用者の口座残高から差し引いた利用可能額を基に、その利用者に購入を提案する投資商品を選択してもよい。例えば、決済サーバ10は、利用者の利用可能額から所定の範囲内の価格の投資商品を、利用者に購入を提案する投資商品として選択する。このように、決済サーバ10は、利用者の使った金額のみならず、利用者が保有する金額を基に金融商品を選択することにより、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
〔2.決済サーバの構成〕
次に、図2を用いて、決済サーバ10の構成について説明する。図2は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。図4に示すように、決済サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末100、店舗端末200等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部30は、口座データベース31と、投資商品データベース32と、事業者情報データベース33と、利用者情報データベース34とを有する。
(口座データベース31について)
口座データベース31は、利用者や、事業者、店舗などが電子決済サービスにおいて所有する口座(決済口座)に関する各種の情報を記憶する。ここで、図3を用いて、口座データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図3は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。図3の例において、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」、「口座残高」といった項目を有する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報が格納される。「口座残高」は、口座の残高を示す。
すなわち、図3では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の保有者の情報が「利用者#1」であり、口座残高が「7,800円」、出金元情報が「出金元情報#1」である例を示す。
(投資商品データベース32について)
投資商品データベース32は、ファイナンスサービスにおいて提供する投資商品に関する各種の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、投資商品データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る投資商品データベースの一例を示す図である。図4の例において、投資商品データベース32は、「投資商品ID」、「種別」、「事業者情報」、「銘柄」、「業界」、「価格」、「商品内容」といった項目を有する。
「投資商品ID」は、投資商品を識別するための識別情報を示す。「種別」は、投資商品の種別(例えば、株式や、投資信託など)を示す。「銘柄」は、投資商品の名称を示す。「事業者情報」は、投資対象である事業者(企業)に関する情報を示し、例えば、事業者を識別するための識別情報が格納される。「業界」は、投資対象である株式を発行する企業が属する業界を示す。「価格」は、投資商品の価格を示す。「商品内容」は、投資商品の内容(例えば、株式の各種分類や、投資信託の投信協会分類など)を示す。
すなわち、図4では、投資商品ID「CID#1」により識別される投資商品の種別が「株式」であり、銘柄が「銘柄#1」、事業者が「事業者情報#1」により示される事業者、業界が「業界#1」、価格が「価格#1」、商品内容が「商品内容#1」である例を示す。
(事業者情報データベース33について)
事業者情報データベース33は、利用者に取引対象を提供する事業者(企業)に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、事業者情報データベース33が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る店舗情報データベースの一例を示す図である。図5の例において、事業者情報データベース33は、「事業者ID」、「業界」、「取引対象」、「上場の有無」といった項目を有する。
「事業者ID」は、店舗を管理する事業者を識別するための識別情報を示す。「業界」は、事業者が提供する取引対象が属する業界を示す。「取引対象」は、事業者が提供(製造)する取引対象を示す。「上場の有無」は、事業者が上場しているか否かを示し、例えば、上場をしていることを示す「有」、上場していないことを示す「無」といった情報が格納される。
すなわち、図5では、事業者ID「MID#1」により識別される事業者が、取引対象「取引対象#1」を提供し、取引対象が属する業界が「業界#1」、当該事業者が上場していることを示す。
(利用者情報データベース34について)
利用者情報データベース34は、決済サーバ10が提供するサービスの利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図6を用いて、利用者情報データベース34が記憶する情報の一例を説明する。図6は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図6の例において、利用者情報データベース34は、「利用者ID」、「決済履歴」、「利用履歴」、「属性情報」、「購入済み投資商品」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「決済履歴」は、電子決済サービスを利用して行った決済の履歴を示し、決済が行われた日時に対応付けて、例えば、決済先、決済金額、決済の態様である取引対象などといった情報が格納される。「利用履歴」は、各種サービスの利用履歴を示す。「属性情報」は、決済履歴や利用履歴などに基づいて推定される利用者の属性(デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性)を示す。「購入済み投資商品」は、利用者がファイナンスサービスで購入した投資商品を示し、例えば、「投資商品ID」といった項目を有する。「投資商品ID」は、投資商品を識別するための識別情報を示す。
すなわち、図6では、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者の決済履歴が「決済履歴#1」、利用履歴が「利用履歴#1」、属性情報が「属性情報#1」であり、購入済み投資商品が投資商品ID「CID#1」により識別される例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決済サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図2に示すように、取得部41と、決済処理部42と、推定部43と、選択部44と、提案部45と、通知部46とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(取得部41について)
取得部41は、処理に必要な各種情報を取得する。取得部41は、記憶部30から各種情報を取得する。取得部41は、利用者情報データベース34から利用者に関する各種情報を取得する。取得部41は、利用者情報データベース34から利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報を取得する。例えば、取得部41は、利用者情報データベース34に記憶された決済履歴のうち、決済の日時が期間に対応する決済履歴を取得する。
取得部41は、利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。取得部41は、利用者が利用する利用者端末100を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。取得部41は、所定の長さの期間である対象期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。例えば、取得部41は、利用者情報データベース34に記憶された決済履歴のうち、決済の日時が期間に対応する決済の金額に関する金額情報を取得する。
取得部41は、対象期間よりも過去の所定の長さの期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。取得部41は、対象期間よりも過去の所定の長さの期間における利用者端末100を用いた決済の金額の平均値を示す他の金額情報を取得する。
取得部41は、対象期間の直前の所定の長さの他の期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。取得部41は、対象期間よりも過去の所定の長さの複数の期間における利用者端末100を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。取得部41は、利用者の所定の口座の残高を示す残高情報を取得する。
例えば、取得部41は、店舗端末200に読み取られたバーコードが示す商品IDを示す決済情報を取得する。取得部41は、利用者が利用する利用者端末100から決済情報を取得してもよい。例えば、取得部41は、店舗に設置された店舗識別情報を利用者端末100が読み取ることで決済が行われた場合、当該決済を示す決済情報を利用者端末100から取得する。
(決済処理部42について)
決済処理部42は、取得部41が取得した決済情報に従い、決済処理を実行する。例えば、決済処理部42は、利用者IDが示す利用者の口座から、店舗IDが示す店舗の口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。
(推定部43について)
推定部43は、各種情報を推定する推定処理を実行する。例えば、推定部43は、取得部41により取得された各種情報に基づいて、推定処理を実行する。例えば、推定部43は、記憶部30に記憶された情報に基づいて、推定処理を実行する。例えば、推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、推定処理を実行する。推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報に基づいて、推定処理を実行する。推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、利用者の属性を推定する。
推定部43は、利用者情報データベース34に記憶された利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報に基づいて、利用者の性格を推定する。推定部43は、利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度に基づいて、利用者の性格を推定する。例えば、推定部43は、所定の期間(例えば1週間、1カ月等)における利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度が所定の回数(例えば30回、100回等)以上である場合、利用者の性格を、頻繁な処理を好む第一性格(例えばまめな性格等)であると推定する。また、例えば、推定部43は、所定の期間(例えば2週間、2カ月等)における利用者の利用者端末100を用いた決済の頻度が所定の回数(例えば20回、200回等)未満である場合、利用者の性格を、頻繁な処理を好まない第二性格(例えばずぼらな性格等)であると推定する。なお、上記は一例に過ぎず、推定部43は、様々な情報を用いて利用者の性格を推定してもよい。
例えば、推定部43は、事業者情報データベース33及び利用者情報データベース34を参照し、利用者が決済を行った取引対象に基づいて利用者の属性を推定する。例えば、利用者U1がゴルフ用品を購入した場合、推定部43は、利用者U1の属性を「ゴルフ好き」と推定する。推定部43は、利用者がゴルフ用品を購入した回数が所定の閾値以上である場合や、購入したゴルフ用品の総額が所定の閾値以上である場合に、当該利用者の属性を「ゴルフ好き」と推定してもよい。
推定部43は、取引対象を購入した他の利用者の属性に基づいて、利用者の属性を推定してもよい。例えば、推定部43は、事業者情報データベース33及び利用者情報データベース34を参照し、利用者が購入した商品を購入した他の利用者の属性情報に基づいて、利用者の属性を推定する。例えば、推定部43は、特定の趣味嗜好を有する利用者が購入した商品群の中から所定の閾値以上の商品を利用者が、同一の趣味嗜好を有すると推定する。
(選択部44について)
選択部44は、種々の情報を選択する。選択部44は、種々の情報を抽出する。選択部44は、取得部131により取得された各種情報に基づいて、選択処理を実行する。例えば、選択部44は、記憶部30に記憶された情報に基づいて、選択処理を実行する。選択部44は、投資商品データベース32に記憶された投資商品から、利用者に購入を提案する投資商品を選択する。選択部44は、投資商品データベース32に記憶された投資商品から、利用者に購入を提案する投資商品の候補となる投資商品(投資商品候補)を抽出する。
例えば、選択部44は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、選択処理を実行する。選択部44は、利用者情報データベース34に記憶された利用者の利用者端末100を用いた決済に関する各種情報に基づいて、選択処理を実行する。選択部44は、利用者情報データベース34に記憶された利用者に関する各種情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、取得部41により取得された金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、金額情報が示す金額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、金額情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択する。
選択部44は、対象期間における金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、対象期間における金額情報と、他の金額情報とに基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、対象期間における決済の金額と平均値との比較に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、対象期間における決済の金額が平均値よりも小さい場合、平均値から対象期間における決済の金額を引いた差額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、差額に対応する価格の金融商品を選択する。
選択部44は、対象期間における決済の金額と、他の期間における決済の金額の比較に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、対象期間における決済の金額が他の期間における決済の金額よりも小さい場合、他の期間における決済の金額から対象期間における決済の金額を引いた差額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、差額に対応する価格の金融商品を選択する。
選択部44は、所定の長さの期間での決済の金額の遷移態様に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、所定の長さの期間での決済の金額の変動幅が所定の範囲内である場合、定期的に購入される金融商品を選択する。選択部44は、定期積立を、利用者に購入を提案する金融商品に選択する。選択部44は、金額情報と残高情報とに基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
選択部44は、推定部43により推定された利用者の性格に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。選択部44は、推定部43により利用者の性格が頻繁な処理を好む第一性格(例えばまめな性格等)であると推定された場合、価格の変動が大きい金融商品(「ハイリスクハイリターン商品」ともいう)を、利用者に購入を提案する金融商品として選択する。例えば、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第一性格であると推定された場合、先物取引、FX(Foreign Exchange)、仮想通貨等のハイリスクハイリターン商品を、利用者に購入を提案する金融商品として選択してもよい。
また、選択部44は、推定部43により利用者の性格が頻繁な処理を好まない第二性格(例えばずぼらな性格等)であると推定された場合、価格の変動が小さい金融商品(「ローリスクローリターン商品」ともいう)を、利用者に購入を提案する金融商品として選択する。例えば、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第二性格であると推定された場合、外貨預金、金投資等のローリスクローリターン商品を、利用者に購入を提案する金融商品として選択してもよい。
また、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第一性格または第二性格のいずれにも推定されなかった場合、価格の変動が中程度の金融商品(「ミドルリスクミドルリターン商品」ともいう)を、利用者に購入を提案する金融商品として選択する。例えば、選択部44は、推定部43により利用者の性格が第一性格または第二性格のいずれでもないと推定された場合、投資信託、株式投資等のミドルリスクミドルリターン商品を、利用者に購入を提案する金融商品として選択してもよい。なお、上記は一例に過ぎず、選択部44は、推定される利用者の性格に応じて、様々な金融商品を選択してもよい。
なお、上述したように、例えば、購入の対象となる金融商品が一つしかない場合、選択部44は、その金融商品の購入を提案するか否かを判定してもよい。すなわち、金融商品を選択するとは、2つ以上の金融商品のうちいずれかを購入を提案する金融商品として選択するという処理のみならず、金融商品の購入を提案するか否かを判定する概念を含むものである。
(提案部45について)
提案部45は、利用者に各種提案を行う。提案部45は、利用者に提案を行う情報を提供する。提案部45は、通信部110を介して利用者端末100に各種情報を送信する。提案部45は、取得部41により取得された情報を送信する。提案部45は、選択部44により選択された金融商品の情報を利用者端末100に送信する。
提案部45は、利用者端末100を用いる所定の決済手段を提供する所定のプラットフォームであって、金融商品に関する情報を配信する所定のプラットフォームを介して、選択部44により選択された金融商品の購入を提案する。図1の例では、提案部45は、決済アプリ内で起動するミニアプリであるファイナンスアプリを介して、選択された投資商品の購入を提案する旨の情報を利用者端末100に配信する。
(通知部46について)
通知部46は、外部装置へ各種情報を通知する。通知部46は、利用者端末100へ各種情報を通知する。通知部46は、通信部11を介して利用者端末100へ各種情報を送信する。
通知部46は、選択部44により選択された金融商品を利用者が購入した場合は、当該金融商品に対応する企業に関する情報に応じて所定の通知を行う。図1の例では、利用者U1が企業を投資対象とする投資商品を購入した場合、通知部46は、当該企業や、当該企業が属する業界に関するニュース記事等の情報を収集し、収集した情報に基づいて所定の通知を行う。
〔3.選択処理のフロー〕
図7を用いて、実施形態に係る決済サーバ10の選択処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る選択処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、決済サーバ10は、利用者が利用する利用者端末100を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する(ステップS101)。続いて、決済サーバ10は、金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する投資商品を選択する(ステップS102)。続いて、決済サーバ10は、所定のプラットフォームを介して投資商品の購入を提案し(ステップS103)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔4-1.金融商品について〕
上述の実施形態において、選択部44が、利用者に購入を提案する金融商品として、株式や投資信託等の投資商品を選択する例を示したが、金融商品はこのような例に限定されず、任意の金融商品を選択してもよい。例えば、選択部44が選択する金融商品は、国債や、社債、不動産、外貨預金、FX(Foreign Exchange)等の外国為替、仮想通貨、先物取引、保険、預貯金などであってもよい。
〔4-2.金額情報について〕
上述の実施形態において、取得部41が、決済アプリがインストールされた利用者端末100を用いて実店舗で行った決済の金額情報を取得する例を示したが、取得部41の機能はこのような例に限定されず、任意の手段による決済の金額情報を取得してもよい。例えば、取得部41は、所定の電子商取引サービスでの利用者の決済であって、上述の決済アプリが提供する電子決済サービスを用いた決済(すなわち、オンライン決済)の金額に関する金額情報を取得する。具体的な例を挙げると、取得部41は、決済アプリ内で起動するミニアプリにおいて提供されるショッピングサービスや、フリーマーケットサービス、オークションサービスなどにおける決済の金額に関する金額情報を取得する。
また、取得部41は、決済アプリを用いて利用者が決済を行った場合に限らず、他の決済手段により行った決済の金額情報を取得してもよい。例えば、決済サーバは、利用者と、利用者が所有するクレジットカードとの紐付けに関する情報を記憶部30で管理してもよい。そして、取得部41は、利用者と紐付けられたクレジットカードを用いて利用者が行った決済の金額情報を取得してもよい。
〔4-3.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る選択装置(実施形態では「決済サーバ10」以下同じ)は、取得部(実施形態では「取得部41」以下同じ)と、選択部(実施形態では「選択部44」以下同じ)を有する。取得部は、利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。選択部は、取得部により取得された金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を基に金融商品を選択することで、利用者の決済の状況に応じて金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、金額情報が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、金額情報が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、条件を満たす利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、金額情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、金額情報が示す金額が所定の条件を満たす場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、決済の金額が条件を満たす利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、金額情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、金額情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、決済の金額が閾値以上である利用者と対象として、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、金額情報が示す金額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、金額情報が示す金額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、決済の金額を基に金融商品を選択することができ、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、金額情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、金額情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択することで、決済の金額を基に金融商品を選択することができ、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、所定の長さの期間である対象期間における所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する。選択部は、対象期間における金額情報に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、対象期間における所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を基に金融商品を選択することで、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、対象期間よりも過去の所定の長さの期間における所定の決済手段を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。選択部は、対象期間における金額情報と、他の金額情報とに基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、対象期間における金額情報と、対象期間よりも過去の期間の金額情報とを基に金融商品を選択することで、対象期間と他の期間との差異を基に金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、対象期間よりも過去の所定の長さの期間における所定の決済手段を用いた決済の金額の平均値を示す他の金額情報を取得する。選択部は、対象期間における決済の金額と平均値との比較に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、対象期間における決済の金額と、対象期間よりも過去の期間の金額の平均との比較を基に金融商品を選択することで、対象期間と他の期間とでの決済の金額の差異を基に金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、対象期間における決済の金額が平均値よりも小さい場合、平均値から対象期間における決済の金額を引いた差額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、対象期間における決済の金額が、対象期間よりも過去の期間の金額の平均よりも小さい場合、その差額を基に金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、差額に対応する価格の金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、差額に対応する価格の金融商品を選択することで、利用者に投資へ使う余裕があると推定される金額の金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、対象期間の直前の所定の長さの他の期間における所定の決済手段を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。選択部は、対象期間における決済の金額と、他の期間における決済の金額の比較に基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、対象期間における金額情報と、対象期間の直前の期間の金額情報とを基に金融商品を選択することで、対象期間とその直前の期間との差異を基に金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、対象期間における決済の金額が他の期間における決済の金額よりも小さい場合、他の期間における決済の金額から対象期間における決済の金額を引いた差額に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、対象期間における決済の金額が、対象期間の直前の期間の金額の平均よりも小さい場合、その差額を基に金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、差額に対応する価格の金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、差額に対応する価格の金融商品を選択することで、利用者に投資へ使う余裕があると推定される金額の金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、対象期間よりも過去の所定の長さの複数の期間における所定の決済手段を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得する。選択部は、所定の長さの期間での決済の金額の遷移態様に応じて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、所定の長さの期間での決済の金額の遷移態様を基に金融商品を選択することで、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、所定の長さの期間での決済の金額の変動幅が所定の範囲内である場合、定期的に購入される金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、所定の長さの期間での決済の金額の変動幅が所定の範囲内である場合、定期的に購入される金融商品を選択することで、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、選択部は、定期積立を、利用者に購入を提案する金融商品に選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、所定の長さの期間での決済の金額の変動幅が所定の範囲内である場合、定期積立を金融商品として選択することで、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置において、取得部は、利用者の所定の口座の残高を示す残高情報を取得する。選択部は、金額情報と残高情報とに基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、金額情報と残高情報とに基づいて、利用者に購入を提案する金融商品を選択することで、利用者の使った金額のみならず、利用者が保有する金額を基に金融商品を選択することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択できることができる。
また、実施形態に係る選択装置は、提案部(実施形態では「提案部45」以下同じ)を有する。提案部は、利用者が利用する利用者端末(実施形態では「利用者端末100」以下同じ)を用いる所定の決済手段を提供する所定のプラットフォームであって、金融商品に関する情報を配信する所定のプラットフォームを介して、選択部により選択された金融商品の購入を提案する。
これにより、実施形態に係る選択装置は、選択した金融商品の購入を利用者に提案することができるため、利用者に購入を提案する金融商品を適切に選択し、購入を提案することができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る決済サーバ10は、例えば、図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、決済サーバ10を例に挙げて説明する。図8は、決済サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が決済サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、HDD1400には、決済サーバ10の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決済サーバ10は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 選択システム
10 決済サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 口座データベース
32 投資商品データベース
33 事業者情報データベース
34 利用者情報データベース
40 制御部
41 取得部
42 決済処理部
43 推定部
44 選択部
45 提案部
46 通知部
100 利用者端末
200 店舗端末

Claims (21)

  1. 利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された金額情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択部と
    を有することを特徴とする選択装置。
  2. 前記選択部は、
    前記金額情報が所定の条件を満たす場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の選択装置。
  3. 前記選択部は、
    前記金額情報が示す金額が前記所定の条件を満たす場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項2に記載の選択装置。
  4. 前記選択部は、
    前記金額情報が示す金額が所定の閾値以上である場合、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項3に記載の選択装置。
  5. 前記選択部は、
    前記金額情報が示す金額に応じて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の選択装置。
  6. 前記選択部は、
    前記金額情報が示す金額が多い程、価格が高い金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項5に記載の選択装置。
  7. 前記取得部は、
    所定の長さの期間である対象期間における前記所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記対象期間における前記金額情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の選択装置。
  8. 前記取得部は、
    前記対象期間よりも過去の前記所定の長さの期間における前記所定の決済手段を用いた決済の金額に関する他の金額情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記対象期間における前記金額情報と、前記他の金額情報とに基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載の選択装置。
  9. 前記取得部は、
    前記対象期間よりも過去の前記所定の長さの期間における前記所定の決済手段を用いた決済の金額の平均値を示す前記他の金額情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記対象期間における前記決済の金額と前記平均値との比較に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項8に記載の選択装置。
  10. 前記選択部は、
    前記対象期間における前記決済の金額が前記平均値よりも小さい場合、前記平均値から前記対象期間における前記決済の金額を引いた差額に応じて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項9に記載の選択装置。
  11. 前記選択部は、
    前記差額に対応する価格の金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項10に記載の選択装置。
  12. 前記取得部は、
    前記対象期間の直前の前記所定の長さの他の期間における前記所定の決済手段を用いた決済の金額に関する前記他の金額情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記対象期間における前記決済の金額と、前記他の期間における前記決済の金額の比較に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項8に記載の選択装置。
  13. 前記選択部は、
    前記対象期間における前記決済の金額が前記他の期間における前記決済の金額よりも小さい場合、前記他の期間における前記決済の金額から前記対象期間における前記決済の金額を引いた差額に応じて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項12に記載の選択装置。
  14. 前記選択部は、
    前記差額に対応する価格の金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項13に記載の選択装置。
  15. 前記取得部は、
    前記対象期間よりも過去の前記所定の長さの複数の期間における前記所定の決済手段を用いた決済の金額に関する前記他の金額情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記所定の長さの期間での決済の金額の遷移態様に応じて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項8に記載の選択装置。
  16. 前記選択部は、
    前記所定の長さの期間での決済の金額の変動幅が所定の範囲内である場合、定期的に購入される金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項15に記載の選択装置。
  17. 前記選択部は、
    定期積立を、前記利用者に購入を提案する金融商品に選択する
    ことを特徴とする請求項16に記載の選択装置。
  18. 前記取得部は、
    前記利用者の所定の口座の残高を示す残高情報を取得し、
    前記選択部は、
    前記金額情報と前記残高情報とに基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する
    ことを特徴とする請求項1~17のいずれか1つに記載の選択装置。
  19. 前記利用者が利用する利用者端末を用いる前記所定の決済手段を提供する所定のプラットフォームであって、金融商品に関する情報を配信する所定のプラットフォームを介して、前記選択部により選択された金融商品の購入を提案する提案部
    をさらに有することを特徴とする請求項1~18のいずれか1つに記載の選択装置。
  20. コンピュータが実行する選択方法であって、
    利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された金額情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択工程と
    を含むことを特徴とする選択方法。
  21. 利用者が所定の決済手段を用いた決済の金額に関する金額情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された金額情報に基づいて、前記利用者に購入を提案する金融商品を選択する選択手順と
    をコンピュータに実行させるための選択プログラム。
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