JP2022103935A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】薬液を分割して投与する際に薬液の漏れを抑えた容器を提供する。【解決手段】薬液を分割して投与するための容器であって、先端部及び基端部を有する筒状に形成され、内部に薬液が収容されるバレルと、前記バレル内に基端側から挿入されるロッドと、前記バレルの基端部に取り付けられ、前記ロッドの押し込みを規制する筒状のロッド支持部と、前記バレルの先端部から薬液を注出させるための前記ロッドの押し込みの途中で、該ロッドの押し込みを規制するロッド移動規制手段と、を備え、前記ロッド移動規制手段は、前記ロッド支持部に設けられ且つ前記ロッドに係止することで該ロッドの押し込みを規制する支持部側規制部を含み、前記支持部側規制部が前記ロッドに係止した状態から移動することで、前記ロッドの押し込みの規制状態が解除される。【選択図】図14

Description

本発明は、内部に充填した薬液を鼻孔内や口腔内に投与することができる容器に関する。
従来、患者の鼻孔内や口腔内に薬液を分割して投与する容器として、薬液を双方の鼻孔内に分割して噴射できる噴霧容器が知られている(特許文献1)。噴霧容器は、薬液が充填される円筒状のシリンジと、シリンジの前端に設けられたキャップと、シリンジに挿入可能なプランジャと、プランジャの前端に設けられた栓体と、を備える。シリンジの内周面には、一対の係合突部が軸対称に突設されている。プランジャの外周面には、一対のガイド溝が軸対称に設けられている。各ガイド溝は、軸方向に延びる第一の直行部と、第一の直行部の後端に一端が接続され且つ周方向に延びる屈曲部と、屈曲部の他端から軸方向における後方に延びる第二の直行部と、を含む。
この噴霧容器を用いて薬液を投与する際にプランジャが前進すると、シリンジ内の薬液の半量が噴射された時点で停止する。この状態で、プランジャを回転させてプランジャの停止が解除されると、プランジャがさらに前進可能となり、シリンジ内の残りの薬液を噴射することができる。
具体的に、薬液を投与する際には、まず、シリンジの係合突部がガイド溝の第一の直行部の前端に位置した状態(特許文献1の図3における(3))で、キャップの先端部を一方の鼻孔内に挿入する。この状態でプランジャが前進すると、係合突部が第一の直行部の前端から移動するとともに、シリンジ内の薬液の半量が一方の鼻孔内に噴射され、第一の直行部の後端に到達した時点(同図における(4))で、プランジャの進行が停止する。次に、プランジャを90°右回転させると、係合凸部がガイド溝の第一の直行部の後端(屈曲部の一端)から屈曲部の他端に移動するとともに、プランジャの進行の停止が解除される(同図における(5))。さらに、キャップの先端部を他方の鼻孔内に挿入し、プランジャを前進させると、係合突部がガイド溝の屈曲部の他端(第二の直行部の前端)から第二の直行部の後端に移動するとともに、シリンジ内の残りの薬液が他方の鼻孔内に噴射される(同図における(6))。
特開2014-140588号公報
ところで、このように薬液を分割して噴射する際に、先の噴射と後の噴射との間にプランジャを回転させると、該回転によって栓体が回転するなどして、栓体のシリンジに対する封止が弱くなり、シリンジの先端側から薬液が漏れるおそれがあった。
本発明は、薬液を分割して投与する際に薬液の漏れを抑えた容器を提供することを目的とする。
本発明の容器は、薬液を分割して投与するための容器であって、先端部及び基端部を有する筒状に形成され、内部に薬液が収容されるバレルと、前記バレル内に基端側から挿入されるロッドと、前記バレルの基端部に取り付けられ、前記ロッドの押し込みを規制可能な筒状のロッド支持部と、前記バレルの先端部から薬液を注出させるための前記ロッドの押し込みの途中で、該ロッドの押し込みを規制可能なロッド移動規制手段と、を備え、前記ロッド移動規制手段は、前記ロッド支持部に設けられ且つ前記ロッドに係止することで該ロッドの押し込みを規制する支持部側規制部を含み、前記支持部側規制部が前記ロッドに係止した状態から移動することで、前記ロッドの押し込みの規制状態が解除される。
かかる構成によれば、ロッド支持部の支持部側規制部が移動することで、ロッドを移動させなくても、ロッドの押し込みの規制状態を解除できるため、薬液を分割して投与する際の薬液の漏れを抑えることができる。
また、前記容器では、前記ロッド支持部は、前記バレルの基端部に取り付けられた取付部と、該取付部に対する位置を変更可能な可動部と、を含み、前記可動部が前記取付部に対して移動することで、前記支持部側規制部が移動して前記ロッドの押し込みの規制状態が解除されてもよい。
かかる構成によれば、ロッドの押し込みの規制状態を解除する際に、取付部を把持した状態で可動部を移動させることで、安定的な操作が可能である。
以上より、本発明によれば、薬液を分割して投与する際に薬液の漏れを抑えた容器を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る容器の初期位置における正面図である。 図2は、前記容器の初期位置における平面図である。 図3は、前記容器の初期位置における側面図である。 図4は、図2のVI-VI位置における縦断面図である。 図5は、図2のV-V位置における縦断面図である。 図6は、図4のVI位置における拡大図である。 図7は、図5のVII位置における拡大図である。 図8は、図7のVIII-VIII位置における断面図である。 図9は、前記容器の薬液吸い上げ時における正面図である。 図10は、図9の要部の縦断面図である。 図11は、図9の要部の縦断面図である。 図12は、前記容器の初回注出後における正面図である。 図13は、図12の要部の縦断面図である。 図14は、図12の要部の縦断面図である。 図15は、図14のXV-XV位置における断面図である。 図16は、図14のXVI-XVI位置における断面図である。 図17は、前記容器のロッドの押し込みの規制状態が解除されたときの正面図である。 図18は、図17の要部の縦断面図である。 図19は、図18のXIX-XIX位置における断面図である。 図20は、図17の要部の縦断面図である。 図21は、前記容器の二回目注出後における正面図である。 図22は、図21の要部の縦断面図である。 図23は、図21の要部の縦断面図である。 図24は、変形例に係る容器の模式断面図である。 図25は、図24のXXV-XXV位置における断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る容器について、図1~図23を参照しつつ説明する。
容器1は、図1~図3に示すように、薬液を分割して投与するための容器である。具体的に、容器1は、例えば、霧状の薬液を双方の鼻孔内に分割して投与できる噴霧容器である。この容器1は、薬液を二回に分割して投与するが、薬液を三回以上の複数回に分割して投与してもよい。薬液は、液状の薬液であり、例えば、インフルエンザワクチンである。容器1の形状は、略円筒状である。
また、容器1は、図4及び図5に示すように、先端部20及び基端部21を有する筒状に形成されたバレル2と、バレル2内に挿入されるロッド3と、バレル2の基端部21に取り付けられ、ロッド3の押し込みを規制可能な筒状のロッド支持部4と、を備える。さらに、容器1は、キャップ5と、ピストン6と、を備える。
本実施形態の容器1は、バレル2の先端部20から薬液を注出させるためのロッド3の押し込みの途中で、ロッド3の押し込みを規制可能なロッド移動規制手段7を備える。さらに、容器1は、バレル2内への薬液の吸い上げ量を制限する吸上制限手段8と、薬液の注出圧を増加させる蓄圧手段9と、ロッド3のロッド支持部4に対する回転を規制可能なロッド回転ロック手段10と、を備える。
以下、容器1において、バレル2の先端部20の配置される側(図1及び図3~図23における下側)を単に「先端側」と称し、バレル2の基端部21の配置される側(図1及び図3~図23における上側)を「基端側」と称する。また、容器1の筒軸方向を単に「筒軸方向」とも称する。さらに、容器1の径方向を単に「径方向」とも称する。
なお、容器1を使用する際には、ロッド3をバレル2の先端部20まで押し込んだ初期状態(図1参照)から、ロッド3を基端側に上げて薬液を吸い上げた吸い上げ状態(図9参照)とする。次に、ロッド3を押し込んで初回の薬液噴霧を行う(図12参照)。さらに、ロッド支持部4を容器1の筒軸を回転軸として回転させた後(図17参照)、ロッド3をさらに押し込んで二回目の薬液噴霧を行う(図21参照)。
以下、容器1の各構成について詳細に説明する。
バレル2は、内部に薬液を収容する部材である(図4参照)。本実施形態のバレル2は、先端部20及び基端部21に加えて、先端部20と基端部21とを接続する筒状部22を備える。また、バレル2は、基端部21の筒軸方向における一端の外周全周から外方(筒状部22の径外方向)に向かって延出するフランジ部23を有する。
先端部20の外径は、筒状部22の外径よりも小さい。筒状部22の外径は、筒軸方向におけるいずれの部位においても略同じである。
バレル2は、例えば、透明、且つ、薬液を投与する際にかかる内圧に耐えうる材質で形成される。具体的に、バレル2の材質は、ノルボルネンなどの環状オレフィンを繰り返し単に含む樹脂やガラス等である。より具体的に説明すると、バレル2の材質は、環状オレフィンによる単独重合体であるCOP(シクロオレフィンポリマー)や環状オレフィンとエチレン等との共重合体であるCOC(シクロオレフィンコポリマー)等の透明な樹脂や、ガラス等である。
ロッド3は、バレル2内の薬液を吸い上げ及び注出する際に操作される部材である。また、ロッド3は、バレル2内に基端側から挿入される。このロッド3は、軸形状を有する。
本実施形態のロッド3は、軸状のロッド本体部30と、ロッド本体部30の長手方向における一端に設けられた押込部31と、ロッド本体部30の長手方向における他端に設けられたピストン係合部32と、を含む。このロッド3では、ロッド本体部30、押込部31、及びピストン係合部32が一体に形成されているが、別部材を接続したものであってもよい。また、ロッド3は、押込部31が基端側に位置し且つピストン係合部32が先端側に位置する姿勢で、バレル2内に挿入される。
押込部31は、薬液の注出時に指を掛ける部位である。本実施形態のロッド3では、押込部31は、ロッド本体部30の外径よりも大きい径を有する円板状である。
ピストン係合部32は、ピストン6に係合する部位である。本実施形態のロッド3では、ピストン係合部32は、ロッド本体部30よりも外径の小さい軸状である。また、ピストン係合部32の外周部には、雄螺子が設けられている。
ロッド本体部30は、押込部31とピストン係合部32との間に延びる部位である。本実施形態のロッド本体部30は、ロッド3の中心軸を回転軸とする回転を規制する被回転ロック部として、基端側被回転ロック部33と、先端側被回転ロック部34と、を有する(図5参照)。また、ロッド本体部30は、ロッド3のバレル2内における先端側への移動を規制可能な移動ロック部35を有する。さらに、ロッド本体部30は、バレル2内への薬液の吸い上げの限度量を規制する吸上限度部36を有する。また、ロッド本体部30は、基端側被回転ロック部33と移動ロック部35とを接続する軸状の基端側接続部37と、吸上限度部36とピストン係合部32とを接続する軸状の先端側接続部38と、を有する。
基端側被回転ロック部33は、初期状態において、ロッド支持部4と当接することにより、ロッド3のロッド支持部4に対する回転を規制する部位である。また、基端側被回転ロック部33は、例えば、軸部330と、該軸部330からロッド3の外径方向に突出した複数(具体的には、四つ)のロック凸部331を含む(図7、図8参照)。この基端側被回転ロック部33では、複数のロック凸部331は、ロッド3の周方向に等間隔を空けて設けられている。また、ロック凸部331は、基端側接続部37の径方向における外端縁よりも径方向における外側まで延びている(図7参照)。
吸上限度部36は、吸い上げ時に、ロッド支持部4と当接することにより、ロッド3のバレル2内における基端側への移動が規制される部材である(図5参照)。本実施形態のロッド3では、吸上限度部36は、弾性を有し且つロッド3の長手方向における一端側ほど広がる羽形状を有する。具体的に、吸上限度部36は、軸方向に延びる軸部360と、ロッド3の長手方向における一端側ほど広がって延びる複数の延出部361と、を有する。ロッド3を軸方向から視たとき、複数の延出部361は、互いに等間隔をあけて並んでいる。
先端側被回転ロック部34は、吸い上げ状態において、ロッド支持部4と当接することにより、ロッド3のロッド支持部4に対する回転を規制する部位である。また、先端側被回転ロック部34は、例えば、軸部340と、該軸部340からロッド3の外径方向に突出した複数(具体的には、二つ)のロック凸部341を含む。この先端側被回転ロック部34では、複数のロック凸部341は、ロッド3の周方向に等間隔を空けて設けられている。また、ロッド3を軸方向から視たとき、ロック凸部341は、基端側接続部37の径方向における外端縁よりも外側まで延びている。さらに、ロック凸部341は、ロック凸部331の径方向における外端縁と略同じ位置まで延びている。
本実施形態のロッド3では、先端側被回転ロック部34は、軸部340からロッド3の外径方向に突出した複数(例えば、四つ)の蓄圧凸部342を有する(図4参照)。蓄圧凸部342は、軸部340のうちロック凸部341の設けられていない箇所に配置されている。具体的に、蓄圧凸部342は、基端側に配置された複数(例えば、二つ)の基端側蓄圧凸部342aと、先端側に配置された複数(例えば、二つ)の先端側蓄圧凸部342bと、を含む。この先端側被回転ロック部34では、複数の基端側蓄圧凸部342aは、ロッド3の周方向に等間隔を空けて設けられている。先端側蓄圧凸部342bについても同様である。
移動ロック部35は、ロッド3に設けられ且つロッド3の押し込みを規制可能なロッド側規制部である(図5参照)。具体的に、移動ロック部35は、初回注出後の状態において、ロッド支持部4と当接することにより、ロッド3のバレル2内における先端側への移動をロックする部位である。また、移動ロック部35は、軸部350と、軸部350からロッド3の外径方向に突出したロック凸部351と、を有する。ロック凸部351は、二つ設けられているが、一つ或いは三つ以上の複数設けられていてもよい。ロック凸部351は、ロッド3の周方向に等間隔を空けて設けられている(図15参照)。なお、ロック凸部351が一つである場合は、例えば、ロッド3の周方向に連続して一周設けられていてもよい。
本実施形態のロッド3では、各構成の軸部330、340、350、360、基端側接続部37、及び、先端側接続部38が、軸方向において連続している(図5参照)。また、各構成の軸部330、340、350、360、基端側接続部37、及び、先端側接続部38は、いずれも、直線状に延びている。
ロッド支持部4は、薬液の注出時にロッド3の押し込みを規制することができる部材である。また、ロッド支持部4は、ロッド3に係止することでロッド3の押し込みを規制する支持部側規制部を有する。本実施形態のロッド支持部4は、バレル2に取り付けられた取付部40と、取付部40に対する位置を変更可能な可動部41と、を含む。また、ロッド支持部4は、略円筒状である。ロッド支持部4の外径は、バレル2の外径よりも大きい。
取付部40は、ロッド3に対する回転方向の位置が固定された部材である。また、取付部40は、バレル2に対する軸方向の位置が固定された部材である。また、取付部40は、バレル2に取り付けられた部材であり、バレル2の基端部21に取り付けられている。本実施形態のロッド支持部4では、取付部40は、可動部41に取り付けられる取付本体部42と、バレル2に取り付けられる取付係止部43と、を含む。
取付本体部42は、可動部41と取付係止部43との間に配置される部位である。また、取付本体部42は、例えば、略筒状である。具体的に、取付本体部42は、ロッド3が挿通する貫通孔が設けられた板状の座壁部420と、座壁部420の外周部から基端側に延びる側壁部421と、座壁部420の内周部から基端側にそれぞれ延びる蓄圧台部422及び立壁部423と、を有する(図6及び7参照)。
座壁部420は、バレル2の基端部21(例えば、バレル2のフランジ部23)に当接される。具体的に、座壁部420は、円環板状である。また、座壁部420は、ロッド3の吸上限度部36が先端側から当接する吸上規制部426を有する(図7参照)。吸上規制部426は、座壁部420における径方向における内側の端部に位置している。
側壁部421は、取付部40の外壁を構成する。また、側壁部421は、バレル2の周方向に沿って連続して設けられている(図1参照)。具体的に、側壁部421は、円筒状である。さらに、側壁部421は、可動部41の移動を誘導する移動誘導部424を有する。
移動誘導部424は、例えば、周方向に沿って延びる貫通孔や溝であり、具体的には、周方向に延びる長孔である。本実施形態のロッド支持部4では、移動誘導部424は複数(例えば、二つ)設けられている(図3参照)。各移動誘導部424の形状及びサイズは同じである。複数の移動誘導部424は、側壁部421の周方向において等間隔をあけて設けられている。
蓄圧台部422は、蓄圧部425を有する(図6参照)。本実施形態のロッド支持部4では、蓄圧台部422は、複数(例えば、二つ)設けられている。各蓄圧台部422の形状及びサイズは同じである。複数の蓄圧台部422は、側壁部421の周方向において等間隔をあけて設けられている。各蓄圧台部422に、一つずつ蓄圧部425が設けられている。
立壁部423は、移動ロック部35の軸方向における移動をガイドする部位である(図7参照)。本実施形態のロッド支持部4では、立壁部423は、複数(例えば、二つ)設けられている。各立壁部423の形状及びサイズは同じである。複数の立壁部423は、側壁部421の周方向において等間隔をあけて設けられている。具体的に、二つの蓄圧台部422は、各立壁部423の間に挟まれた状態で設けられている。
取付係止部43は、取付本体部42から先端側に延びる部位である。また、取付係止部43は、例えば、バレル2のフランジ部23に係止することで、バレル2に取り付けられる。取付係止部43は、ロッド3の押し込み時等に、指を掛けることができる指掛部430を有する。指掛部430は、例えば、バレル2を挿通可能な貫通孔が設けられた平板状である。
可動部41は、取付部40に対して移動することで、ロッド3の押し込みの規制状態を解除する部材である。また、可動部41は、支持部側規制部を有する。本実施形態のロッド支持部4では、可動部41は、取付部40に対する移動の際に操作する操作部44と、支持部側規制部としてのロッド移動ロック部45と、を含む。また、可動部41は、取付部40に対して移動することで、支持部側規制部(例えば、ロッド移動ロック部45)が移動してロッド3の押し込みの規制状態を解除する。可動部41は、略円筒状である。可動部41の外径は、バレル2の外径よりも大きい。
操作部44は、ロッド3が挿通する貫通孔が設けられた板状の天壁部440と、天壁部440の外周部から先端側に延びる側壁部441と、を有する。
天壁部440は、可動部41の天板を構成する。また、天壁部440は、円環板状である。天壁部440は、ロッド3の基端側被回転ロック部33と係止することによりロッド3の回転を規制する回転ロック部442を有する。
側壁部441は、可動部41の外壁を構成する。また、側壁部441は、円筒状である。側壁部441には、外方に突出し、且つ取付本体部42の移動誘導部424に沿って移動可能な移動被誘導部443が設けられている(図1参照)。
ロッド移動ロック部45は、天壁部440から先端側に延びる垂下部450と、垂下部450の先端側の端部から径内側に延びるロック本体部451と、を含む(図7参照)。
ロック本体部451は、ロッド3の移動ロック部35と当接することにより、ロッド3の押し込みを規制する。
キャップ5は、薬液を抽出する部位である。本実施形態のキャップ5は、薬液を霧状に噴出するように構成されている。
ピストン6は、バレル2の先端部20の基端側に位置する内面200に当接可能な部材である(図4参照)。また、ピストン6は、バレル2の筒状部22の内周面全周に亘って密接する。本実施形態のピストン6の先端面60は、薬液の投与完了時(具体的には、薬液の二回目注出後)に、バレル2の先端部20の内面200と当接する。また、ピストン6の基端面61には、ピストン係合部32の外周部に設けられた雄螺子に対応した形状の雌螺子が設けられている。
以下、容器1を使用する際の操作や各状態について、詳しく説明する。
初期状態において、ロッド3は、ピストン6がバレル2の先端部20に到達するまで押し込まれている(図4及び図5参照)。このとき、ロッド3は、最先端位置(吸上開始位置)に位置している。
また、初期状態において、ロッド回転ロック手段10により、ロッド3のロッド支持部4に対する回転が規制されている。具体的に、ロッド3は、ロッド3の基端側被回転ロック部33がロッド支持部4の回転ロック部442に係止することにより、ロッド支持部4の可動部41に対する回転が規制されている(図6及び図8参照)。さらに、ロッド3は、ロッド3の移動ロック部35がロッド支持部4の蓄圧台部422に係止することにより、ロッド支持部4の取付部40に対する回転が規制されている。このように、初期状態において、ロッド回転ロック手段10は、基端側被回転ロック部33及び回転ロック部442のセットと、移動ロック部35及び蓄圧台部422のセットとにより構成される。
なお、初期状態において、ロッド側規制部(例えば、移動ロック部35)は支持部側規制部(例えば、ロッド移動ロック部45)よりも先端側に位置している。
吸い上げ時(ロッド3の基端側への移動の際)において、吸上制限手段8により、容器1への薬液の定量以上の吸い上げが規制されている(図11参照)。吸上制限手段8は、バレル2内に薬液を所定量吸い込んだ状態からロッド3のさらなる引き上げを制限する手段である。なお、容器1には、例えば、0.5mlの薬液が吸い上げられる。
具体的に、吸い上げ時において、ロッド3は、ロッド3の吸上限度部36が取付本体部42の吸上規制部426に当接する位置まで引き上げられる。このとき、ロッド3は、最先端位置から吸上完了位置に移動する。吸上完了位置は、吸上制限手段8でロッド3の吸い上げが規制される位置である。また、吸上完了位置は、先の注出(例えば、初回の噴霧)の開始位置(先注出開始位置)である。このとき、ロッド3は、吐出ストローク(押し込みストローク)の始端(基端側の端)に位置している。
また、吸い上げ後の状態において、ロッド3の吸上限度部36が取付本体部42の吸上規制部426に当接している。具体的に、吸上限度部36は、吸い上げ時(ロッド3の基端側への移動の際)には、変形せずにロッド支持部4に当接したところで止まることで、吸い上げ時のロッド3の位置が規制される。このように、吸い上げ後の状態において、吸上制限手段8は、吸上限度部36及び吸上規制部426により構成される。
なお、吸上限度部36は、ロッド3の先端側への移動の際には変形可能である。具体的に、延出部361を径内側に撓ませることができるため、容器1の組み立て時にロッド3をバレル2に挿入しやすい。
さらに、吸い上げ時において、ロッド回転ロック手段10により、ロッド3のロッド支持部4に対する回転が規制されている。具体的に、ロッド3は、ロッド3の先端側被回転ロック部34がロッド支持部4の回転ロック部442と係止することにより、ロッド支持部4に対する回転が規制されている。また、ロッド3は、ロック凸部331が回転ロック部442と係止することによっても、ロッド支持部4に対する回転が規制されている。このように、吸い上げ時において、ロッド回転ロック手段10は、先端側被回転ロック部34及び回転ロック部442により構成されるとともに、ロック凸部331及び回転ロック部442により構成されている。
初回の薬液噴霧時及び初回の薬液噴霧後の状態において、ロッド移動規制手段7は、ロッド支持部4に設けられ且つロッド3に係止することでロッド3の押し込みを規制する支持部側規制部(例えば、ロッド移動ロック部45)を含む。具体的に、初回の薬液噴霧時において、ロッド3は、ロッド3の移動ロック部35がロッド支持部4のロック本体部451に当接するまで押し込まれる(図14参照)。このとき、ロッド3は、吸上完了位置から先注出完了位置(後注出開始位置)に移動する。先注出完了位置は、ロッド移動規制手段7でロッド3の押し込みが規制される位置である。また、先注出完了位置は、先の注出(例えば、初回の噴霧)が完了した位置である。
このとき、ロッド移動規制手段7がロッド3の押し込み移動を規制している。具体的に、初回の薬液噴霧後の状態において、ロッド3の移動ロック部35がロッド支持部4のロック本体部451に当接することで、ロッド3の押し込みが規制される(図14、図15参照)。また、ロッド移動規制手段7の解除によってロッド3の規制が解除される(図17、図18、図19参照)。
さらに、初回の薬液噴霧時において、蓄圧手段9は、ロッド支持部4の蓄圧部425と、ロッド3の蓄圧凸部342とで構成される(図13参照)。具体的に、初回の薬液噴霧時において、ロッド3が押し込まれるとき、ロッド本体部30の先端側蓄圧凸部342bがロッド支持部4の取付部40における蓄圧部425を乗り越える際に、抵抗感が生じている。これにより、初回の薬液噴霧時に、薬液を霧状で吐出可能なレベルまでロッド3を付勢できる。
なお、初回の薬液噴霧時に、容器1から、吸い上げられた薬液の一部(例えば、半量、具体的には、0.25ml)が注出される。
また、初回の薬液噴霧時に、ロッド3は、ロッド3の先端側被回転ロック部34がロッド支持部4の取付本体部42と係止することにより、ロッド支持部4に対する回転が規制されている(図14及び図16参照)。具体的に、先端側被回転ロック部34のロック凸部341が、取付本体部42のロック凹部427に配置された状態で、先端側被回転ロック部34が取付本体部42に係止することで、ロッド3のロッド支持部4に対する回転が規制されている(図16参照)。
この容器1では、初回の薬液噴霧後に、支持部側規制部(例えば、ロッド移動ロック部45)がロッド3に係止した位置から移動することで、ロッド3の押し込みの規制状態が解除される。なお、初回の薬液噴霧の完了時以外(初期状態及び初回の薬液噴霧時)において、ロッド3は可動部41に対して回転しないため、ロッド移動ロック部45がロッド3に係止した状態から移動することはない。
また、初回の薬液噴霧後に、例えば、ロッド移動ロック部45が、軸方向を中心に回転移動することで、ロッド3の押し込みの規制状態が解除される。そのため、ロッド3の押し込みの規制状態を解除する際に、ロッド3に対して軸方向の余計な力がかかることがない。
本実施形態の容器1では、ロッド支持部4の可動部41の移動被誘導部443が、取付部40の側壁部421の移動誘導部424に沿って移動することで、ロッド移動ロック部45がロッド3に係止した状態から移動する(図17、図18、及び図19参照)。具体的に、基端側から視たとき、ロッド移動ロック部45が、ロッド3の移動ロック部35と重なる位置から、移動ロック部35と重ならない位置に移動することで、ロッド移動ロック部45が移動ロック部35に係止した状態が解除される。(図15及び図19参照)
また、この容器1において、初回の薬液噴霧後に、ロッド移動規制手段7は、バレル2の外径よりも大きい外径で構成された可動部41を、取付部40に対して軸方向を中心に回転移動させることで、ロッド3の移動規制を解除する。このように、ロッド3の移動規制の解除の際に、外径の大きい可動部41を回転移動させればよいため、この解除操作を容易に行うことができる。
二回目の薬液噴霧時において、ロッド3は、ピストン6がバレル2の先端部20に到達するまで押し込まれる(図21参照)。このとき、ロッド3は、先注出完了位置から後注出完了位置(最先端位置)に移動する。後注出完了位置は、後の薬液の注出(例えば、二回目の薬液噴霧)が完了した位置である。
また、二回目の薬液噴霧時において、蓄圧手段9は、ロッド支持部4の蓄圧部425と、ロッド3の蓄圧凸部342とで構成される。具体的に、二回目の薬液噴霧時において、ロッド3が押し込まれるとき、ロッド本体部30の基端側蓄圧凸部342aがロッド支持部4の取付部40における蓄圧部425を乗り越える際に、抵抗感が生じている。これにより、二回目の薬液噴霧時に、薬液を霧状で吐出可能なレベルまでロッド3を付勢できる。
以上の容器1によれば、ロッド支持部4の支持部側規制部が移動する(例えば、ロック本体部451がロッド3の移動ロック部35と係止する位置から移動する)ことで、ロッド3を移動させなくても、ロッド3の押し込みの規制状態を解除できるため、薬液を分割して投与するためのロッド3の押し込みの規制状態を解除する際の薬液の漏れを抑えることができる。
本実施形態の容器1では、可動部41が取付部40に対して移動することで、ロッド3の押し込みの規制状態が解除されるため、ロッド3の押し込みの規制状態を解除する際に、取付部40を把持した状態で可動部41を移動させることで、安定的な操作が可能である。
また、本実施形態の容器1では、ロッド移動規制手段7において、ロッド支持部4に設けられる支持部側規制部(例えば、ロック本体部451)は、ロッド3が先注出開始位置から先注出完了位置までの間に位置するときには回転移動が規制されており(図9~図14に示す状態)、ロッド3が先注出完了位置に到達したとき回転移動が許容される。これにより、先の注出(例えば、初回の噴霧)の際に、ロッド3の回転移動規制を誤って解除することが防止される。
例えば、この容器1では、ロッド3が先注出開始位置から先注出完了位置までの間に位置するときには、可動部41の取付部40に対する回転移動が規制されるとともにロッド3のロッド支持部4に対する回転移動が規制されている。具体的に、支持部側規制部がロッド3に対して移動するのを規制可能な移動規制手段(具体的には、取付部40の取付本体部42の蓄圧台部422とロッド3の先端側被回転ロック部34のロック凸部341との係止、及び、可動部41の回転ロック部442とロッド3の先端側被回転ロック部34のロック凸部341との係止)によって、可動部41の取付部40に対する回転が規制されている。
さらに、本実施形態の容器1では、吸上制限手段8が薬液の吸い上げを規制した状態では、ロッド側規制部(例えば、移動ロック部35)が支持部側規制部(例えば、ロック本体部451)よりも基端側に離間した位置であり、先の注出の開始位置となる先注出開始位置に位置している(図11参照)。また、先注出開始位置からロッド3が押し込まれて先の注出が完了した先注出完了位置において、ロッド側規制部(例えば、移動ロック部35)が支持部側規制部(例えば、ロック本体部451)に対して基端側から係止することでロッド3の先端方向への移動が規制される(図14参照)。また、ロッド3の先端方向への移動の規制状態において、可動部41を回転移動させることで(図17参照)、ロッド側規制部(例えば、移動ロック部35)と係止している支持部側規制部(例えば、ロック本体部451)を移動させて規制を解除できる(図18参照)。これにより、吸い上げ作業時に誤ってロッド3の先端方向への移動を規制してしまうのを防止しつつ、先の注出完了時点では確実にロッド3の先端方向への移動を規制することができる。
尚、本発明の容器は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
例えば、ロッド3やロッド支持部4等の構成は、上述の構成と異なっていてもよい。
具体的に、ロッド3の移動ロック部35の形状は、吸上限度部36を軸方向において反転させた形状であってもよい。この場合、移動ロック部35は、図24に示すように、弾性を有し且つロッド3の長手方向における他端側ほど広がる羽形状を有することが考えられる。より具体的に、移動ロック部35は、軸方向に延びる軸部350と、ロッド3の長手方向における他端側ほど広がって延びる複数の延出部352と、を有する。図25に示すように、ロッド3を軸方向から視たとき、複数の延出部352は、互いに等間隔をあけて並んでいる。
また、上記実施形態のロッド3は、ロッド3の軸を回転軸とする回転を規制する回転ロック部として二つのロック部(基端側被回転ロック部33及び先端側被回転ロック部34)を有していたが、一つ又は三つ以上の複数のロック部を有してもよい。
ロッド支持部4は、取付部40と、取付部40に対する位置を変更可能(具体的には、ロッド3の押し込み(軸方向への移動)を規制する位置と、この規制を解除する位置とで変更可能)な可動部41と、を含んでいたが、可動部41のみで構成されてもよい。また、本実施形態の容器1では、可動部41は取付部40に対して回転するよう構成されていたが、軸方向又は径方向にスライド移動するように構成されてもよい。
また、ロッド支持部4(具体的には、取付部40)は、バレル2に予め取り付けられていたが、バレル2に後から取り付けられてもよい(使用者がバレル2に取り付けるものであってもよい)。また、ロッド支持部4は、バレル2に固定されていたが、バレル2に着脱可能に取り付けられてもよい。
上記実施形態の容器1は、噴霧容器であったが、線状に噴射(通常の注射での注出)する容器であってもよい。また、容器1は、口腔内等に薬液を分割して投与する容器であってもよい。
また、容器1は、蓄圧手段9、ロッド回転ロック手段10、及び、吸上制限手段8のうち少なくとも一つを備えなくてもよい。即ち、容器1は、ロッド移動規制手段7、蓄圧手段9、ロッド回転ロック手段10、及び、吸上制限手段8を備えていたが、少なくともロッド移動規制手段7を備えていればよい。
1…容器、2…バレル、3…ロッド、4…ロッド支持部、5…キャップ、6…ピストン、7…ロッド移動規制手段、8…吸上制限手段、9…蓄圧手段、10…ロッド回転ロック手段、20…先端部、21…基端部、22…筒状部、23…フランジ部、30…ロッド本体部、31…押込部、32…ピストン係合部、33…基端側被回転ロック部、34…先端側被回転ロック部、35…移動ロック部、36…吸上限度部、37…基端側接続部、38…先端側接続部、40…取付部、41…可動部、42…取付本体部、43…取付係止部、44…操作部、45…ロッド移動ロック部、60…先端面、61…基端面、200…内面、330…軸部、331…ロック凸部、340…軸部、341…ロック凸部、342…蓄圧凸部、342a…基端側蓄圧凸部、342b…先端側蓄圧凸部、350…軸部、351…ロック凸部、352…延出部、360…軸部、361…延出部、420…座壁部、421…側壁部、422…蓄圧台部、423…立壁部、424…移動誘導部、425…蓄圧部、426…吸上規制部、427…ロック凹部、430…指掛部、440…天壁部、441…側壁部、442…回転ロック部、443…移動被誘導部、450…垂下部、451…ロック本体部

Claims (2)

  1. 薬液を分割して投与するための容器であって、
    先端部及び基端部を有する筒状に形成され、内部に薬液が収容されるバレルと、
    前記バレル内に基端側から挿入されるロッドと、
    前記バレルの基端部に取り付けられ、前記ロッドの押し込みを規制可能な筒状のロッド支持部と、
    前記バレルの先端部から薬液を注出させるための前記ロッドの押し込みの途中で、該ロッドの押し込みを規制可能なロッド移動規制手段と、を備え、
    前記ロッド移動規制手段は、前記ロッド支持部に設けられ且つ前記ロッドに係止することで該ロッドの押し込みを規制する支持部側規制部を含み、
    前記支持部側規制部が前記ロッドに係止した状態から移動することで、前記ロッドの押し込みの規制状態が解除される、容器。
  2. 前記ロッド支持部は、前記バレルの基端部に取り付けられた取付部と、該取付部に対する位置を変更可能な可動部と、を含み、
    前記可動部が前記取付部に対して移動することで、前記支持部側規制部が移動して前記ロッドの押し込みの規制状態が解除される、請求項1に記載の容器。
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