JP2022102044A - ディッシャー玩具及び把持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で継続的な使用を可能としたディッシャー玩具及び把持具を提供すること。【解決手段】ディッシャー玩具3は、食品を模した模型体を把持可能な内壁311と、内壁311の一部を弾性変形させて模型体の把持又は非把持を操作可能とする弾性変形部312と、を含む収容部31と、弾性変形部312を外力により変形させる操作部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ディッシャー玩具及び把持具に関する。
従来から、ディッシャーを用いてアイスクリームを容器等に移す操作を模擬して遊ぶことを可能としたアイスクリーム玩具が提案されている。例えば、特許文献1には、上面及び底面に夫々面ファスナー(ベルベットファスナー)を設けてなるアイスクリームの模型体と、上面に面ファスナーを有する玩具容器と、この玩具容器の面ファスナーよりも接着力の小さい面ファスナーを内面に有する玩具ディッシャーと、を備える玩具が開示されている。この玩具は、面ファスナーを利用することによって簡単に盛り付けができるものとしている。
実開平2-58500号公報
しかし、特許文献1の技術では、模型体の目立ち易い上面位置に玩具ディッシャーによる接着のために面ファスナーが設けられおり、アイスクリームのデザイン上制約が生じたり、美観を損ねる場合がある。また、繰り返し使用することにより面ファスナーの接着力が低下することが想定される。
本発明は、簡易な構成で継続的な使用を可能としたディッシャー玩具及び把持具を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様に係るディッシャー玩具は、食品を模した模型体を把持可能な内壁と、前記内壁の一部を弾性変形させて前記模型体の把持又は非把持を操作可能とする弾性変形部と、を含む収容部と、前記弾性変形部を外力により変形させる操作部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一つの態様に係る把持具は、食品を模した模型体を把持可能な内壁と、前記内壁の一部を弾性変形させて前記模型体の把持又は非把持を操作可能とする弾性変形部と、を含む収容部と、前記弾性変形部を外力により操作する操作部と、を備えることを特徴とする。
上記態様によれば、簡易な構成で継続的な使用を可能としたディッシャー玩具及び把持具を提供することができる。
本発明の実施形態1に係るアイスクリーム玩具を示す図である。 本発明の実施形態1に係るディッシャー玩具を示す図であり、(a)は上方後側から見た斜視図であり、(b)は下方前側から見た斜視図である。 本発明の実施形態1に係る図1のディッシャー玩具の断面図を示し、(a)はIIIa-IIIa断面図であり、(b)はIIIb-IIIb断面図である。 本発明の実施形態2に係るディッシャーを示す図であり、(a)は上方前側から見た斜視図であり、(b)は下方後側から見た斜視図である。 本発明の実施形態2に係る図4(a)のディッシャー玩具の断面図を示し、(a)はVa-Va断面図であり、(b)はVb-Vb断面図である。
(実施形態1)
まず、本発明の実施形態1について図1乃至図3に基づいて説明する。図1は、アイスクリーム玩具1の全体を示す図である。アイスクリーム玩具1は、アイスクリームをディッシャーにより運んで、コーンに盛り付けることを模擬して遊ぶことができる玩具である。
アイスクリーム玩具1は、アイスクリームを模した模型体2と、ディッシャー玩具3と、アイスクリームコーンを模した被載置物4と、を有する。本実施形態のアイスクリーム玩具1は、模型体2が外形10mm程度の大きさであり、ディッシャー玩具3の長尺方向の長さが40mm程度の大きさである。従って、アイスクリーム玩具1はミニチュアの人形玩具等と共に用いることもできる。模型体2は、アイスクリームの外形状を模って形成されており、球状部21と接地部22とを有する。接地部22は、外周周りに膨出した鍔状に形成される。また接地部22は、球状部21とは反対側の下面側に円形状に窪んだ凹部221(図3(a)参照)を有する。
アイスクリーム玩具1は、長矩形平板状のトレイ5を有する。トレイ5は、上面において、略円形環状の突出壁に囲われた載置部51と、板厚方向に貫通した円形の開口部52と、トッピング材料を模した装飾体6を複数収容可能な収容部53とを有する。載置部51(51a,51b,51c)、開口部52及び収容部53は、トレイ5の上面において二列に配列されている。一方の列には、載置面511が互いに接続されるように六個の載置部51aが連続して配置されている。他の一方の列には、トレイ5の長尺方向に、開口部52、載置部51c、収容部53、載置部52bの順に配置されている。載置部51bは、載置面511が互いに接続されるように連続して二個配置されている。また、載置部51cは、載置部51bと同様に、載置面(不図示)が互いに接続されるように連続して二個配置されている。開口部52は、円錐状に形成された被載置物4を頂部41側から挿入して、被載置物4を支持しながら収容することができる。
図2(a)、図2(b)、図3(a)及び図3(b)に示すように、ディッシャー玩具3は、内側を中空とした半球状の収容部31と、収容部31の外側面に接続される長尺な把持部32とを備える。本実施形態のディッシャー玩具3は樹脂材料により構成される。なお、以下のディッシャー玩具3の説明において、把持部32の端部325側を後ろ、その反対側である収容部31の端部314側を前とし、後方から見た左側を左、その反対側を右とする。また、収容部31の凸面側をディッシャー玩具3の上、その反対側を下とする。
把持部32は、上下左右の側面321~324を有して収容部31側から後方に延設される角柱状に形成される。収容部31の凸面側の上側面321と、収容部31の凹面側の下側面322とは、略平行な平坦状に設けられる。また、左側面323及び右側面324は、後方の端部325側に、互いに略平行な面である平坦部323a及び平坦部324aを有する。また、左側面323及び右側面324の左右幅は、収容部31側に設けられた傾斜部323b,324bにより前方へ向かうに従って縮小するように形成される。傾斜部323b,324bの表面には、上下方向に延設される複数のリブが設けられる。このリブは、傾斜部323b,324bにおいて前後に亘って複数配置されている。傾斜部323b,324bは、傾斜部323c,324cを介して収容部31と接続される。傾斜部323c,324cは、平面視において、前方へ向かうに従って左右幅が拡幅するように形成される。傾斜部323b,324bと傾斜部323c,324cとは、凹湾曲面状に接続されている。さらに、把持部32の後方側の端部325は、左側面323から右側面324に亘って平面視凸湾曲した半円弧面状に設けられている。
また、ディッシャー玩具3は、収容部31から把持部32に亘って前後に長尺なスリット33を有する。スリット33は、ディッシャー玩具3の左右方向の略中央部において、上下方向に貫通した開口部である。スリット33は、細幅の前方部331と、前方部331よりも広幅の後方部332とを含む。前方部331は、収容部31から把持部32の一部(具体的には、把持部32のうち傾斜部323b,324bが設けられる部分)に亘って設けられ、略平行なスリット幅で形成される。スリット33の前方部331側の一端部33aは、図3(b)に示すように、収容部31の底部313(即ち、収容部31の凸面側から見た頂部)よりも前方の端部314側(把持部32の反対側)に位置する。
後方部332は、把持部32において前方部331の後方側に連設される。後方部332は、平面視において、前後方向に長尺に設けられる。後方部332の大部分における左右の対向する内面は、略平行に設けられる。スリット33の前方側の一端部33aに対する後方側の他の一端部33bは、把持部32の後方側の外側面である端部325と略平行な内面として形成される。従って、後方部332における一端部33b側の内面は、平面視半円弧状に設けられる。
収容部31は、半球の凹湾曲面状に設けられた内壁311と、内壁311の左右の対向する一部に設けられた弾性変形部312とを有する。ディッシャー玩具3は、収容部31及び把持部32に設けられたスリット33により、前方の端部314側と、後方の端部325側とを支点とした両持ちの板バネ状に左右方向に変形可能に構成される。前述の傾斜部323b,324b又は平坦部323a,324aは力点である操作部として機能し、収容部31の左右両側の内壁311は作用点である弾性変形部312として機能する。ディッシャー玩具3では、弾性変形部312は内壁311の一部であるため、内壁311と弾性変形部312とは、収容部31の内部側である凹湾曲面に面して配置されている。
また、底部313に対して内壁311の左右方向側に位置する弾性変形部312は、収容部31の内側(内壁311の対向面側)に突出するリブ状の突出部312aを有する(図3(a)も参照)。突出部312aは、左右の各弾性変形部312に二個ずつ設けられ、収容部31の縁部31aから底部313側に向かう上下方向に互いに平行となるように延設される。
次に、ディッシャー玩具3を用いて模型体2を運ぶ操作例について説明する。まず、使用者は、ディッシャー玩具3の把持部32を持って、図1のトレイ5に用意された模型体2に収容部31を被せる。本実施形態のディッシャー玩具3は、前後長さが40mm程度に形成されるため、使用者は、例えば、二本の指で把持部32を摘まむように持って移動させることができる。図3(a)に示すように、収容部31の突出部312aを含む内径(又は内部空間)は、模型体2の被把持部である球状部21よりも大径(又は大きい内部空間)に形成されており、収容部31内において模型体2は遊嵌されている。
収容部31内に模型体2を配置させた状態で、ディッシャー玩具3の左側面323及び右側面324(例えば、リブが設けられた傾斜部323b,324bの部位)を互いに近接させる図2(a)の内方向A1(把持方向)に外力を加えると、この外力を加えた部位(例えば、傾斜部323b,324b)が力点として機能し、前後の端部314,325(又は一端部33a,33b)側が支点として機能するため、スリット33を挟んで対向するディッシャー玩具3の左右の部位が近接する方向に撓む。そのため、ディッシャー玩具3の収容部31では、第二梃子の原理により、外力を加えた部位(例えば、傾斜部323b,324b)と、前方の端部314(又は一端部33a)側との間に位置する弾性変形部312が作用点となり、対向する弾性変形部312同士が図3(a)の内方向A2(把持方向)に向かって弾性変形する。これにより、模型体2は収容部31内で挟圧されて把持される。
なお、傾斜部323b,324bを摘まむことで操作した場合、力点は前後に延設されたスリット33の略中間に位置するため、比較的軽い力で模型体2を把持することができる。
また、弾性変形部312は、突出部312aを有するため、模型体2の表面が複雑な形状(例えば、球状部21に凹凸が設けられている構成や、模型体2の大きさが一定ではない場合等)であっても、模型体2の滑りを防止して安定して把持することができる。
その後、ディッシャー玩具3に把持された模型体2は、被載置物4に載置される。模型体2は、凹部221と凸部42とを係合させることにより、被載置物4に対して安定して載置させることができる。そして、ディッシャー玩具3の把持部32における図3(a)の内方向A1への外力を解除すると、把持部32のスリット33を挟んで対向するディッシャー玩具3の左右の部位は弾発力により離間する外方向B1(開放方向)側に移動して撓みが解消され、弾性変形部312も内方向A2とは反対側の離間する外方向B2(開放方向)側へ移動する。これにより、弾性変形部312による模型体2の把持が解除される。
このように、収容部31は、スリット33により、弾性変形部312である作用点と、その弾性変形部312の支点とを含むように構成される。また、弾性変形部312を、力点である操作部(本実施形態では、左側面323及び右側面324)に加えた外力により変形させることで、模型体2の把持又は非把持を操作可能とすることができる。上記操作部は、把持部32側のスリット33の幅を縮小させるように外力を加えると弾性変形部312を収容部31の内側へ移動させる外側面(左側面323及び右側面324)に設けられるため、ディッシャー玩具3を持ったまま容易に、模型体2の把持又は非把持を操作することができる。従って、簡易な構成で容易に模型体2の移動を可能としたアイスクリーム玩具1を構成することができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について図4(a)、図4(b)、図5(a)及び図5(b)に基づいて説明する。ディッシャー玩具7は、内側を中空とした半球状の収容部71と、収容部71の外側面に接続される長尺な把持部72とを備える。本実施形態のディッシャー玩具7は樹脂材料により構成される。なお、ディッシャー玩具7の説明においても、把持部72の端部725側を後ろ、その反対側である収容部71の端部714側を前とし、後方から見た左側を左、その反対側を右とする。また、収容部71の凸面側をディッシャー玩具7の上、その反対側を下とする。
実施形態2のディッシャー玩具7は、ディッシャー玩具3と同様に前後長さが40mm程度に構成される。把持部72は、上下左右の側面721~724を有して収容部71側から後方に延設される角柱状に形成される。収容部71の凸面側の上側面721と、収容部71の凹面側の下側面722とは、略平行な平坦状に設けられる。また、左側面723及び右側面724は、後方の端部725側に、互いに略平行な面である平坦部723a及び平坦部724aを有する。
また、左側面723及び右側面724の左右幅は、収容部71側に設けられた傾斜部723b,724bにより前方へ向かうに従って縮小するように形成される。傾斜部723b,724bは、傾斜部723c,724cを介して収容部71と接続される。傾斜部723c,724cは、平面視において、前方へ向かうに従って左右幅が拡幅するように形成される。傾斜部723b,724bと傾斜部723c,724cとは、凹湾曲面状に接続されている。さらに、把持部72の後方側の端部725は、左側面723から右側面724に亘って平面視凸湾曲した半円弧面状に設けられている。
また、把持部72は、平坦部723a,724aに対応する後方側において、上下に貫通する開口部74を有する。開口部74は、平面視において、前後方向に長尺に設けられる。開口部74の左右の対向する内面は、略平行に設けられる。開口部74の後方側の一端部741は、把持部72の後方側の外側面である端部725と略平行な内面として形成される。従って、開口部74における一端部741側の内面は、平面視半円弧状に設けられる。また、開口部74の前方側の一端部742は、前述の平坦部723a,724aと傾斜部723b,724bとの境界部付近に位置している。
ディッシャー玩具7は、収容部71において略U字状の左右対称に設けられたスリット73を有する。スリット73は、収容部71において、全長に亘って略平行なスリット幅を有し、上下方向に貫通した開口部である。スリット73は、円弧状に湾曲した湾曲部731と、湾曲部731の両端と接続された左右の直線部732とを含む。湾曲部731は後方側に凸円弧状となるように配置されている。また、湾曲部731は、収容部71における内壁711の底部713周りに、180度以上(例えば220度程度)の範囲に亘って設けられる。湾曲部731と直線部732とは、底部713よりも前方側で接続されている。また、左右の直線部732は、互いに略平行となるように配置されている。
収容部71は、半球の凹湾曲面状に設けられた内壁711と、内壁711の底部713側の一部に設けられた弾性変形部712とを有する。ディッシャー玩具7の弾性変形部712は、収容部71に設けられたスリット73により、前方の基部712a(端部714)側を支点とした片持ちの板バネ状に上下方向に変形可能に構成される。弾性変形部712は、球面に沿って湾曲した前後に長尺な板状に設けられる。底部713に対応する収容部71の外側面に設けられた短円柱状の突出部712bは力点である操作部として機能し、弾性変形部712の後端部に位置する左右幅が基部712a側よりもやや拡幅した拡幅部712cの底部713側は作用点として機能する。ディッシャー玩具7においても、内壁711と弾性変形部712とは、収容部71の内部側である凹湾曲面に面して配置されている。
また、内壁711の左右方向のやや後方における縁部71a側には、収容部71の内側(内壁711の内側)に突出する突出部711aが設けられる。突出部711aは、収容部71の内側に法線方向を向けた平坦面711bを有する(図4(a)のIVa-IVa断面における拡大図も参照)。従って、突出部711aが設けられた縁部71a側では、収容部71の内径(内接円の径)がやや縮径されるように構成される。
次に、ディッシャー玩具7を用いて模型体2を運ぶ操作例について説明する。まず、使用者は、ディッシャー玩具7の把持部72を持って、図1に示した模型体2に収容部71を被せる(図5(b)参照)。収容部71の突出部711aを含む内径(又は内部空間)は、模型体2の被把持部である球状部21の外径と同程度に形成されており、収容部71内において模型体2は係合又は嵌合されている。従って、ディッシャー玩具7は、模型体2を把持した状態となる。
収容部71の内壁711は、突出部711aを有するため、ディッシャー玩具3と同様に、模型体2の表面が複雑な形状(例えば、球状部21に凹凸が設けられている構成や、模型体2の大きさが一定ではない場合等)であっても、模型体2の滑りを防止して安定して把持することができる。
その後、ディッシャー玩具7に把持された模型体2は、被載置物4等に載置される。模型体2は、凹部221と凸部42とを係合させることにより、被載置物4に対して安定して載置することができる。そして、ディッシャー玩具7の収容部71の突出部712bを押下するように、収容部71側の内方向C(解放方向)に外力を加えると、この外力を加えた突出部712bが力点、基部712a(又は端部714)を支点として機能し、弾性変形部712の先端部(拡幅部712c)側が作用点として収容部71の内側に弾性変形により撓む(即ち、弾性変形部712の力点と作用点が略同位置に位置している)。
内方向C(図5(b))への外力を解除すると、弾性変形部712の先端部は弾発力により外方向D側に移動して弾性変形による撓みが解除される。
このように、収容部71は、スリット73により、弾性変形部712である作用点と、その弾性変形部712の支点とを含むように構成される。また、弾性変形部712を、力点である操作部(本実施形態では、突出部712b)に加えた外力により変形させることで、模型体2の把持又は非把持を操作可能とすることができる。上記操作部は、外力を加えると弾性変形部712を収容部71の内側へ移動させるように収容部71の外側面に設けられるため、ディッシャー玩具7を持ったまま容易に(例えば、二本の指で把持部72を把持したまま他の指で操作部を操作することで)模型体2の把持又は非把持を操作することができる。従って、実施形態2においても、簡易な構成で容易に模型体2の移動を可能としたアイスクリーム玩具を構成することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は以上の実施形態によって限定されることはなく、種々の態様で実施することができる。例えば、本実施形態では、アイスクリームを模した模型体2を例に説明したが、これに限らずマッシュポテト、ポテトサラダ等のその他の食品を模して模型体2を構成してもよい。
また、被載置物4としてアイスクリームコーンを模して構成したが、カップや箱等の容器を模して構成してもよい。
また、本実施形態のディッシャー玩具3,7は、模型体2を把持又は保持して移動させることが可能なその他の把持具として用いることができる。
以上のような本発明の実施形態によれば、下記の態様のディッシャー玩具及び把持具を提供することができる。
第1の態様に係るディッシャー玩具は、食品を模した模型体を把持可能な内壁と、前記内壁の一部を弾性変形させて前記模型体の把持又は非把持を操作可能とする弾性変形部と、を含む収容部と、前記弾性変形部を外力により変形させる操作部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、模型体2の大きさを収容部31,71の大きさに応じて設定してディッシャー玩具3,7による運搬を容易に行うことができるため、模型体2がデザイン上の制約を受けたり美観を損なうことが抑制される。
第2の態様に係るディッシャー玩具は、前記収容部は、前記内壁と前記弾性変形部とを凹湾曲面に面して配置していることを特徴とする。
この構成によれば、模型体2の把持又は非把持を操作可能な弾性変形部312,712を収容部31,71と一体的に設けることができる。
第3の態様に係るディッシャー玩具は、前記内壁は、前記内壁の対向面側に突出した突出部を有することを特徴とする。
この構成によれば、模型体2の表面が複雑な形状であっても、模型体2を安定して把持することができる。
第4の態様に係るディッシャー玩具は、前記収容部は、前記弾性変形部である作用点と、前記弾性変形部の支点とを構成するスリットを有することを特徴とする。
この構成によれば、簡易な構成でディッシャー玩具3,7に弾性変形部312,712を設けることができる。
第5の態様に係るディッシャー玩具は、前記収容部に連続配置される把持部を備え、前記スリットは収容部31から把持部32に亘って設けられている、ことを特徴とする。
この構成によれば、ディッシャー玩具3を持った把持部32に左右の側面323,324が近接する内方向A1側に外力を加えることで、弾性変形部312を操作することができるため、簡単な操作で模型体2を運ぶことができる。
第6の態様に係るディッシャー玩具は、前記収容部は、半球の凹湾曲面状に設けられ、前記スリットの一端部は、前記収容部の底部よりも前記把持部の反対側に位置する、ことを特徴とする。
この構成によれば、弾性変形の支点となる部位を前方側へ設けることができるため、模型体2を把持する弾性変形部312を収容部31の内側(実施形態1では底部313に対して内壁311の左右方向側の位置)に位置させることができる。
第7の態様に係るディッシャー玩具は、前記操作部は、前記把持部側の前記スリットの幅を縮小させるように外力を加えると前記弾性変形部を前記収容部の内側へ移動させる前記把持部に設けられた外側面であることを特徴とする。
この構成によれば、ディッシャー玩具3を持ったまま、容易に模型体2の把持又は非把持を操作することができる。
第8の態様に係る把持具は、食品を模した模型体を把持可能な内壁と、前記内壁の一部を弾性変形させて前記模型体の把持又は非把持を操作可能とする弾性変形部と、を含む収容部と、前記弾性変形部を外力により操作する操作部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、模型体2の大きさを収容部31,71の大きさに応じて設定して把持具による運搬を容易に行うことができるため、模型体2がデザイン上の制約を受けたり美観を損なうとことが抑制される。
1 アイスクリーム玩具 2 模型体
3 ディッシャー玩具 4 被載置物
5 トレイ 6 装飾体
7 ディッシャー玩具 21 球状部
22 接地部 31 収容部
31a 縁部 32 把持部
33 スリット 33a 一端部
33b 一端部 41 頂部
42 凸部 51(51a~51c) 載置部
52 開口部 53 収容部
71 収容部 71a 縁部
72 把持部 73 スリット
74 開口部 221 凹部
311 内壁 312 弾性変形部
312a 突出部 313 底部
314 端部 321 上側面
322 下側面 323 左側面
323a 平坦部 323b 傾斜部
323c 傾斜部 324 右側面
324a 平坦部 324b 傾斜部
324c 傾斜部 325 端部
331 前方部 332 後方部
511 載置面 711 内壁
711a 突出部 711b 平坦面
712 弾性変形部 712a 基部
712b 突出部 712c 拡幅部
713 底部 714 端部
721 上側面 722 下側面
723 左側面 723a 平坦部
723b 傾斜部 723c 傾斜部
724 右側面 724a 平坦部
724b 傾斜部 724c 傾斜部
725 端部 731 湾曲部
732 直線部 741 一端部
742 一端部
A1,A2 内方向 B1,B2 外方向
C 内方向 D 外方向

Claims (8)

  1. 食品を模した模型体を把持可能な内壁と、前記内壁の一部を弾性変形させて前記模型体の把持又は非把持を操作可能とする弾性変形部と、を含む収容部と、
    前記弾性変形部を外力により変形させる操作部と、
    を備えることを特徴とするディッシャー玩具。
  2. 前記収容部は、前記内壁と前記弾性変形部とを凹湾曲面に面して配置していることを特徴とする請求項1に記載のディッシャー玩具。
  3. 前記内壁は、前記内壁の対向面側に突出した突出部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のディッシャー玩具。
  4. 前記収容部は、前記弾性変形部である作用点と、前記弾性変形部の支点とを構成するスリットを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のディッシャー玩具。
  5. 前記収容部に連続配置される把持部を備え、
    前記スリットは収容部31から把持部32に亘って設けられている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のディッシャー玩具。
  6. 前記収容部は、半球の凹湾曲面状に設けられ、
    前記スリットの一端部は、前記収容部の底部よりも前記把持部の反対側に位置する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のディッシャー玩具。
  7. 前記操作部は、前記把持部側の前記スリットの幅を縮小させるように外力を加えると前記弾性変形部を前記収容部の内側へ移動させる前記把持部に設けられた外側面であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のディッシャー玩具。
  8. 食品を模した模型体を把持可能な内壁と、前記内壁の一部を弾性変形させて前記模型体の把持又は非把持を操作可能とする弾性変形部と、を含む収容部と、
    前記弾性変形部を外力により操作する操作部と、
    を備えることを特徴とする把持具。
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