JP2022101420A - 半導体光素子およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱抵抗の低下および接合強度の向上が可能な半導体光素子およびその製造方法を提供する。【解決手段】シリコンを含み、平面視でそれぞれ異なる領域に、テラス、導波路および回折格子を有する基板と、前記回折格子および前記テラスの上に接合され、前記基板の上面に接触し、III-V族化合物半導体で形成され、光学利得を有する半導体素子と、を具備し、前記導波路は、前記導波路の延伸方向において前記回折格子と光結合し、前記テラスは、前記導波路の延伸方向と交差する方向において、前記導波路および前記回折格子の両側に位置し、前記基板は前記テラスと前記導波路との間に溝を有し、前記回折格子は、前記導波路の延伸方向と交差する方向において前記テラスに連続する半導体光素子。【選択図】 図1A

Description

本開示は半導体光素子およびその製造方法に関するものである。
化合物半導体で形成され光学利得を有する半導体素子を、導波路を形成したSOI(Silicon On Insulator)基板(シリコンフォトニクス)などの基板に接合する技術が知られている(例えば非特許文献1)。
Amin Abbasi et al. "43 Gb/s NRZ-OOK Direct Modulation of a Heterogeneously Integrated InP/Si DFB Laser" JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY,VOL.35,NO.6.MARCH 15,2017
基板に導波路および回折格子などを形成し、光学利得を有する半導体素子を回折格子の上に接合することで、分布帰還型(DFB:Distributed Feedback)レーザ素子が形成される。
基板と半導体素子との間に樹脂などの中間層を設けると、熱抵抗が上昇する。動作に伴い温度が上昇しやすく、特性が劣化する。一方、中間層を設けずに基板と半導体素子とを直接接合すると、基板に溝が設けられているため、基板と半導体素子との接触面積が小さくなり、接合強度が低下する。また、基板の溝は空気で満たされているため、熱抵抗が高くなってしまう。そこで、熱抵抗の低下および接合強度の向上が可能な半導体光素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
本開示に係る半導体光素子は、シリコンを含み、平面視でそれぞれ異なる領域に、テラス、導波路および回折格子を有する基板と、前記回折格子および前記テラスの上に接合され、前記基板の上面に接触し、III-V族化合物半導体で形成され、光学利得を有する半導体素子と、を具備し、前記導波路は、前記導波路の延伸方向において前記回折格子と光結合し、前記テラスは、前記導波路の延伸方向と交差する方向において、前記導波路および前記回折格子の両側に位置し、前記基板は前記テラスと前記導波路との間に溝を有し、前記回折格子は、前記導波路の延伸方向と交差する方向において前記テラスに連続する。
本開示に係る半導体光素子の製造方法は、シリコンを含み、平面視でそれぞれ異なる領域に、テラス、導波路および回折格子が形成された基板を用意する工程と、前記基板のうち前記回折格子および前記テラスの上に、III-V族化合物半導体で形成され、光学利得を有する半導体素子を接合する工程を有し、前記接合する工程において前記半導体素子と前記基板の上面とは接触し、前記導波路は、前記導波路の延伸方向において前記回折格子と光結合し、前記テラスは、前記導波路の延伸方向と交差する方向において、前記導波路および前記回折格子の両側に位置し、前記基板は前記テラスと前記導波路との間に溝を有し、前記回折格子は、前記導波路の延伸方向と交差する方向において前記テラスに連続する。
本開示によれば熱抵抗の低下および接合強度の向上が可能である。
図1Aは実施形態に係る半導体光素子を例示する平面図である。 図1Bは図1Aの線A-Aに沿った断面図である。 図1Cは図1Aの線B-Bに沿った断面図である。 図1Dは図1Aの線C-Cに沿った断面図である。 図1Eは図1Aの線D-Dに沿った断面図である。 図2は基板を例示ずる平面図である。 図3Aは光の強度を例示する図である。 図3Bは光の強度を例示する図である。 図4Aは光の強度を例示する図である。 図4Bは光の強度を例示する図である。 図5は半導体素子の製造方法を例示する断面図である。 図6Aは半導体光素子の製造方法を例示する平面図であり、 図6Bは図6Aの線A-Aに沿った断面図である。 図6Cは図6Aの線B-Bに沿った断面図である。 図6Dは図6Aの線C-Cに沿った断面図である。 図6Eは図6Aの線D-Dに沿った断面図である。 図7Aは半導体光素子の製造方法を例示する平面図である。 図7Bは図7Aの線A-Aに沿った断面図である。 図7Cは図7Aの線B-Bに沿った断面図である。 図7Dは図7Aの線C-Cに沿った断面図である。 図7Eは図7Aの線D-Dに沿った断面図である。 図8Aは半導体光素子の製造方法を例示する平面図である。 図8Bは図8Aの線A-Aに沿った断面図である。 図8Cは図8Aの線B-Bに沿った断面図である。 図8Dは図8Aの線C-Cに沿った断面図である。 図8Eは図8Aの線D-Dに沿った断面図である。 図9Aは半導体光素子の製造方法を例示する平面図である。 図9Bは図9Aの線A-Aに沿った断面図である。 図9Cは図9Aの線B-Bに沿った断面図である。 図9Dは図9Aの線C-Cに沿った断面図である。 図9Eは図9Aの線D-Dに沿った断面図である。 図10Aは比較例に係る半導体光素子を例示する平面図である。 図10Bは図10Aの線A-Aに沿った断面図である。 図10Cは図10Aの線B-Bに沿った断面図である。 図10Dは図10Aの線C-Cに沿った断面図である。 図10Eは図10Aの線D-Dに沿った断面図である。 図11は基板を例示する平面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
本開示の一形態は、(1)シリコンを含み、平面視でそれぞれ異なる領域に、テラス、導波路および回折格子を有する基板と、前記回折格子および前記テラスの上に接合され、前記基板の上面に接触し、III-V族化合物半導体で形成され、光学利得を有する半導体素子と、を具備し、前記導波路は、前記導波路の延伸方向において前記回折格子と光結合し、前記テラスは、前記導波路の延伸方向と交差する方向において、前記導波路および前記回折格子の両側に位置し、前記基板は前記テラスと前記導波路との間に溝を有し、前記回折格子は、前記導波路の延伸方向と交差する方向において前記テラスに連続する半導体光素子である。半導体素子と基板との接触面積が増大することで、接合強度が向上し、かつ熱抵抗が低下する。
(2)前記基板は、シリコン層を有し、前記テラス、前記導波路および前記回折格子は、前記シリコン層に設けられ、前記回折格子は、前記導波路の延伸方向に沿って前記シリコン層に周期的に配置された凹部と凸部とを含み、前記テラスの上面と、前記回折格子の凸部の上面とは、平面を形成してもよい。半導体素子はテラスおよび凸部に接触するため、接合強度が向上し、かつ熱抵抗が低下する。
(3)前記半導体素子は、前記基板側から順に積層された第1クラッド層、活性層および第2クラッド層を有し、かつ前記回折格子の上に前記基板側から前記基板と反対側に突出する第1メサを有し、前記第1メサは第2クラッド層を含んでもよい。半導体素子が第1メサを有するため、半導体素子への光閉じ込めが強くなり、基板への光の漏洩が抑制され、光のモード制御が可能となる。
(4)前記導波路の延伸方向と交差する方向における前記回折格子の幅は、前記第1メサの幅よりも大きくてもよい。テラスと第1メサとが離れるため、半導体素子への光閉じ込めが強くなり、基板への光の漏洩が抑制される。
(5)前記半導体素子は、前記基板の前記テラスの上に、前記基板側から前記基板とは反対側に突出する第2メサを有し、前記第2メサは、第2クラッド層を含み、かつ前記第1メサから離間し、前記半導体素子は、前記第1クラッド層に電気的に接続された第1電極と、前記第1メサの前記第2クラッド層に電気的に接続された第2電極と、を具備してもよい。第1メサの下部に位置する活性層への光閉じ込めが強くなり、基板への光の漏洩が抑制され、光のモード制御が可能となる。
(6)前記テラスは、前記回折格子に向けて突出する突出部を有し、前記回折格子は前記突出部に接続してもよい。半導体素子と基板との接触面積が増加するため、接合強度が向上し、熱抵抗が低下する。
(7)前記導波路は、前記回折格子側から前記回折格子とは反対側に向けて先細りの第1テーパ部を有してもよい。光の損失を抑制することができる。
(8)前記半導体素子は、前記回折格子側から前記導波路側に向けて先細りの第2テーパ部を有してもよい。半導体素子と基板との光結合が強くなり、光の損失を抑制することができる。
(9)シリコンを含み、平面視でそれぞれ異なる領域に、テラス、導波路および回折格子が形成された基板を用意する工程と、前記基板のうち前記回折格子および前記テラスの上に、III-V族化合物半導体で形成され、光学利得を有する半導体素子を接合する工程を有し、前記接合する工程において前記半導体素子と前記基板の上面とは接触し、前記導波路は、前記導波路の延伸方向において前記回折格子と光結合し、前記テラスは、前記導波路の延伸方向と交差する方向において、前記導波路および前記回折格子の両側に位置し、前記基板は前記テラスと前記導波路との間に溝を有し、前記回折格子は、前記導波路の延伸方向と交差する方向において前記テラスに連続する半導体光素子の製造方法である。半導体素子と基板との接触面積が増大することで、接合強度が向上し、かつ熱抵抗が低下する。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る半導体光素子およびその製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1Aは実施形態に係る半導体光素子100を例示する平面図である。図1Bは図1Aの線A-Aに沿った断面図である。図1Cは図1Aの線B-Bに沿った断面図である。図1Dは図1Aの線C-Cに沿った断面図である。図1Eは図1Aの線D-Dに沿った断面図である。図2は基板10を例示する平面図である。図1Aから図1Eに示すように、半導体光素子100は基板10および半導体素子30を有するハイブリッド型のDFBレーザ素子である。基板10および半導体素子30の表面は絶縁膜46で覆われているが、図1Aでは絶縁膜46を透視している。
(基板)
図1Bから図1Eに示すように、基板10は順に積層されたシリコン(Si)の基板12、酸化シリコン(SiO)層14およびSi層16を有するSOI基板である。基板10の端面には光の反射を防止するコーティングが施されている。基板10はX軸方向に延伸する辺およびY軸方向に延伸する辺を有する。基板12、SiO層14およびSi層16の積層方向をZ軸方向とする。X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向は互いに直交する。
図1Aおよび図2に示すように、基板10のSi層16には導波路20、溝22、テラス24、および回折格子26が設けられている。基板10のX軸方向の一端側から他端側にかけて、導波路20、回折格子26および導波路20が順に並ぶ。導波路20はX軸方向に延伸し、回折格子26に光結合し、回折格子26との接続部分にテーパ部21を有する。テーパ部21は回折格子26側で幅広であり、X軸方向に沿って回折格子26とは反対側に向けて先細りである。
Si層16のうち2つのテーパ部21に挟まれた部分に、X軸方向に沿って周期的な凹凸が設けられている。凹部26a内の空気とSiの凸部26bとは屈折率差を有しており、複数の凹凸が回折格子26として機能する。言い換えれば、回折格子26は複数の凹部26aおよび複数の凸部26bを含む。回折格子26の上に半導体素子30が接合される。
導波路20およびテーパ部21のY軸方向の両側に溝22が設けられている。溝22の外側にはテラス24が設けられている。導波路20の上面、テーパ部21の上面、テラス24の上面、および凸部26bの上面はZ軸方向において同じ高さに位置し、同一の平面を形成する。
溝22および凹部26aはZ軸方向においてSi層16の途中まで延伸する。溝22および凹部26aの底面は、Si層16で形成され、Z軸方向において同じ高さに位置し、テラス24および凸部26bの上面よりも下に位置する。図1Cおよび図1Dに示すように、溝22の内側は絶縁膜46に覆われている。凹部26aの内側は空洞である。
図1Aおよび図2に示すように、回折格子26とテラス24との間に溝22は設けられていない。回折格子26はY軸方向においてテラス24まで到達し、テラス24に連続する。詳細には、テラス24はY軸方向において回折格子26と対向する位置に突出部24aを有する。突出部24aはY軸方向に突出し、回折格子26に接続されている。回折格子26の凸部26bはテラス24の突出部24aまで延伸し、突出部24aとともに基板10の上面を形成する。回折格子26の凹部26aのY軸方向の両端は突出部24aに達する。
図1Cおよび図2に示す、Y軸方向における回折格子26の幅W1は例えば5μmである。回折格子26の幅W1とは、凹部26aおよび凸部26bの幅を意味する。図2に示す、導波路20の幅W2は例えば0.5μmである。溝22の幅W3は例えば5μmである。
(半導体素子)
図1Aに示す半導体素子30は、III-V族化合物半導体で形成された、リッジメサ構造を有する発光素子である。図1Bから図1Eに示すように、半導体素子30は、基板10側から順にZ軸方向に積層されたクラッド層32(第1クラッド層)、活性層34、クラッド層35(第2クラッド層)およびコンタクト層36を有する。
クラッド層32は例えばn型インジウムリン(n-InP)で形成されている。クラッド層35は例えばp-InPで形成されている。コンタクト層36は例えばp型のインジウムガリウム砒素(p-InGaAs)などで形成されている。活性層34は例えばアンドープのガリウムインジウム砒素リン(i-GaInAsP)で形成された複数の井戸層およびバリア層を含み、多重量子井戸構造(MQW:Multi Quantum Well)を有する。活性層34とクラッド層32との間、および活性層34とクラッド層35との間にスペーサ層が設けられてもよい。半導体素子30は、クラッド層32の上に不図示のn型コンタクト層を含んでもよいし、上記以外の半導体で形成されてもよい。
半導体素子30は3つのメサ40、42および44を有する。メサ40、42および44はY軸方向にこの順に並び、互いに離間する。メサ40およびメサ44(第2メサ)はテラス24の上に位置する。メサ42(第1メサ)は回折格子26の上に位置する。図1Bおよび図1Cに示すように、メサ40、42および44はクラッド層35およびコンタクト層36で形成され、半導体素子30の下面(クラッド層32)を基準として、基板10とは反対方向(Z軸方向上側)に突出する。クラッド層32および活性層34はメサ40からメサ44まで延伸する。
図1Cに示すメサ42の幅W4は回折格子26の幅W1より小さく、例えば2.5μmである。図1Aに示すように、メサ40および44のX軸方向の長さは例えば回折格子26の長さと同程度である。メサ42のX軸方向の長さは回折格子26、メサ40および44の長さより大きい。メサ42は2つのテーパ部43を有する。テーパ部43は、X軸方向において回折格子26よりも突出し、回折格子26とは反対側に向けて先細りである。
図1A、図1Dおよび図1Eに示すように、クラッド層32および活性層34は2つのテーパ部39を有する。テーパ部39は、基板10のテーパ部21の上に位置し、X軸方向において回折格子26よりも突出し、回折格子26とは反対側に向けて先細りである。図1Dから図1Eに示すように、テーパ部43はテーパ部39の上に位置する。図1Eに示すように、先細りの先端側では、テーパ部43はテーパ部39に合流する。テーパ部39および43のX軸方向の長さは、基板10のテーパ部21の長さより小さい。
図1Bから図1Eに示すように、絶縁膜46はメサ40、42および44の上面および側面を覆い、メサ間の活性層34の上面を覆い、基板10の上面を覆う。絶縁膜46は例えば酸化シリコン(SiO)などで形成されている。絶縁膜46の屈折率は、Si層16の屈折率およびメサ42の屈折率よりも低い。このため絶縁膜46は、メサ42および導波路20に光を閉じ込めるクラッドとして機能する。電極37はn型電極である。図1Bに示すように、電極37はメサ42とメサ44との間に設けられ、絶縁膜46の開口部を通じてクラッド層32に電気的に接続されている。電極37は、金、ゲルマニウムおよびNiの合金(AuGeNi)で形成されたオーミック電極層、およびAuで形成された配線層を有する。電極38はp型電極である。電極38は、メサ42の上面に設けられ、絶縁膜46の開口部を通じてコンタクト層36およびクラッド層35に電気的に接続されている。電極38は、チタン、白金および金の積層体(Ti/Pt/Au)で形成されたオーミック電極層、およびAuで形成された配線層を有する。
半導体素子30は光学利得を有する。電極37および38に電圧が印加されることにより、メサ42に電流が流れ、活性層34にキャリアが注入される。これによりメサ42の下部の活性層34が発光する。半導体素子30の活性層34と基板10の回折格子26とは、エバネッセント光結合している。半導体素子30で生成される光は、回折格子26、テーパ部21および導波路20を伝搬し、基板10の端面から半導体光素子100の外に向けて出射される。
導波路20の両側には溝22が設けられているため、Si層からなる導波路20と溝22内の絶縁膜46(または空気)との屈折率差によって、光を導波路20に強く閉じ込めることができる。一方、回折格子26の両側には溝22が設けられておらず、回折格子26はテラス24の突出部24aに接続する。半導体素子30は、回折格子26上にメサ42を有するリッジメサ構造を有する。リッジメサ構造により、光がメサ42の下部に位置する活性層34の領域に強く閉じ込められ、基板10のSi層16に漏洩しにくい。これにより、所望の光のモード分布を得ることが可能である。
図3Aから図4Bは光の強度を例示する図である。図3Aおよび図3Bは、図1Bのように半導体素子30と回折格子26の凸部26bとが並ぶ断面における光の強度を表す。図4Aおよび図4Bは、図1Cのように半導体素子30と回折格子26の凹部26aとが並ぶ断面における光の強度を表す。図3Aから図4Bの縦軸は光の強度を示す。
図3Aおよび図4Aの横軸はY軸方向における位置を示す。すなわち図3Aおよび図4AはY軸方向の光の分布を表す。Y軸方向の5μmの位置が、メサ42のうち幅方向の中央に対応する。図3Aおよび図4Aに示すように、4~6μmの範囲に光が分布し、この範囲に光の強度のピークが存在する。光がY軸方向の中央、すなわちメサ42に集中する。回折格子26の幅は、図3Aおよび図4Aに示すY軸方向の光の分布の範囲よりも大きいことが好ましい。具体的には、回折格子26の幅は、メサ42の幅の2倍以上である。
図3Bおよび図4Bの横軸は、メサ42を含むZ軸方向における位置を示す。すなわち図3Bおよび図4BはZ軸方向の光の分布を表す。図3Bに示すように、凸部26bを含む断面では、光が2つのピークP1およびP2を有する。ピークP1は基板10のSi層16に現れる。ピークP2は、ピークP1より大きく、メサ42の活性層34に現れる。図4Bに示すように、凹部26aを含む断面では、光は活性層34にのみピークを示す。
凸部26bを含む断面では、活性層34への光閉じ込め係数は3.74%である。光は主に活性層34に分布するが、図3Bに示すようにSi層16にも漏洩する。凹部26aを含む断面では、光閉じ込め係数は5.77%である。図4Aおよび図4Bに示すように、凹部26aを含む断面においては、凸部26bを含む断面におけるよりも、光が活性層34により強く閉じ込められる。回折格子26に複数の凹部26aおよび凸部26bを交互に配置し、リッジメサ構造の半導体素子30を接合することで、接合部分の全体での光閉じ込め係数は4%以上である。ここで全体での光閉じ込め係数とは、凹部26aを含む断面における光閉じ込め係数と凸部26bを含む断面における光閉じ込め係数とを用いて、凹部26aと凸部26bとのX軸方向の長さの配分(回折格子のデューティー比)を考慮して計算される平均の光閉じ込め係数である。
(製造方法)
半導体光素子100の製造には、例えば2つのウェハを用いる。2つのウェハとは、SOI基板のウェハ(基板10)、および半導体素子30を製造するためのIII-V族化合物半導体のウェハである。
ウェハ状態のSOI基板は、半導体光素子100が形成される領域を複数有する。SOI基板の当該領域のそれぞれに図2に示した導波路20、テーパ部21、溝22、テラス24、および回折格子26を形成する。電子線描画などによりレジストパターンを形成し、導波路20、テーパ部21、テラス24、および回折格子26の凸部26bとなる部分をレジストで覆う。Si層16のうちレジストから露出する部分にドライエッチングを行い、溝22および凹部26aを形成する。レジストで保護された部分に導波路20、テーパ部21、テラス24、および凸部26bが形成される(図2参照)。
図5は半導体素子30の製造方法を例示する断面図である。例えば有機金属気相成長法(OMVPE:Organometallic Vapor Phase Epitaxy)などにより、InPの基板50にコンタクト層36、クラッド層35、活性層34およびクラッド層32を順にエピタキシャル成長する。ウェハにダイシングを行い、複数の半導体素子30を形成する。ダイシングの時点では、半導体素子30にメサ40、42および44、電極、テーパ部43は形成されていない。
図6A、図7A、図8A、および図9Aは半導体光素子100の製造方法を例示する平面図であり、基板10への半導体素子30の接合以降の工程を示す。図6B、図7B、図8B、および図9Bはそれぞれ対応する平面図の線A-Aに沿った断面を図示する。図6C、図7C、図8C、および図9Cはそれぞれ対応する平面図の線B-Bに沿った断面を図示する。図6D、図7D、図8D、および図9Dはそれぞれ対応する平面図の線C-Cに沿った断面を図示する。図6E、図7E、図8E、および図9Eはそれぞれ対応する平面図の線D-Dに沿った断面を図示する。
例えば半導体素子30のクラッド層32の表面、および基板10のSi層16の表面を、プラズマ照射などで活性化する。図6Aから図6Eに示すように、半導体素子30をSi層16に接触させ、半導体素子30を基板10の上面に接合する。半導体素子30の面と基板10の上面との間に接着剤などは設けず、表面同士を接触させる。接合の後、ウェットエッチングにより、半導体素子30の基板50は除去し、コンタクト層36の表面を露出させる。ウェットエッチングのエッチャントは基板10の溝22に流入するが、回折格子26の凸部26bおよびテラス24によりせき止められる。半導体素子30の下面(クラッド層32)のエッチングは抑制される。
図7Aから図7Eに示すように、半導体素子30にメサ40、42および44を形成する。半導体素子30の表面にマスク用の絶縁膜を形成し、絶縁膜の上にレジストパターンを形成する。レジストパターンを用いて絶縁膜をドライエッチングすることで、開口を有する絶縁膜マスク(不図示)を形成する。レジストパターンを除去する。コンタクト層36の一部が絶縁膜マスクの開口から露出する。半導体素子30のうち露出する部分にドライエッチングを行い、メサ40、42および44を形成する。絶縁膜マスクで覆われる部分はエッチングされない。エッチングの後、絶縁膜マスクは除去する。
図8Aから図8Eに示すように、半導体素子30にテーパ部39を形成する。半導体素子30にマスク用の絶縁膜を形成し、絶縁膜の上にレジストパターンを形成する。レジストパターンを用いて絶縁膜をドライエッチングすることで、絶縁膜マスク(不図示)を形成する。レジストパターンを除去する。活性層34の一部は絶縁膜マスクから露出する。半導体素子30のうち絶縁膜マスクから露出する部分にドライエッチングを行うことで、テーパ部39が形成される。図8Bおよび図8Cに示すように、メサ40、42および44、メサ間の部分はエッチングされない。図8Dおよび図8Eに示すように、基板10の上面の一部は露出する。絶縁膜マスクを除去する。
図9Aから図9Eに示すように、例えば化学気相成長法(CVD:Chemical Vapor Deposition)などにより、基板10および半導体素子30の表面に絶縁膜46を形成する。メサ42の上、およびメサ42とメサ44との間の絶縁膜46に開口部を設け、例えば真空蒸着などで図1Aなどに示した電極38および37を設ける。以上の工程で、図1A~図1Eに示す半導体光素子100が形成される。
(比較例)
図10Aは比較例に係る半導体光素子100Rを例示する平面図である。図10Bから図10Eはそれぞれ図10Aの線A-A、線B-B、線C-C、線D-Dに沿った断面図である。図11は基板10Rを例示する平面図である。半導体光素子100Rは、基板10に代えて基板10Rを有する。
図10Aから図11に示すように、基板10Rの回折格子26の両側には溝22が設けられている。テラス24は突出部24aを有さず、回折格子26から離間する。半導体素子30の活性層34への光の閉じ込めを強めるためには、溝22を広くすることが好ましい。しかし回折格子26とテラス24との間に溝22があることにより、半導体素子30と基板10Rとの接触面積が小さくなり、接合強度が低下する。
比較例では、半導体素子30から露出する溝22の内側は絶縁膜46で覆われている。一方、半導体素子30の下に位置する溝22の内側は空気で満たされている。空気の熱伝導率は基板10Rの熱伝導率より低いため、熱抵抗は上昇してしまう。動作に伴う温度上昇によって半導体光素子100Rの特性が劣化する。半導体素子30の基板をウェットエッチングする際に、エッチャントが溝22に侵入し、半導体素子30を下側からエッチングすることがある。エッチングによって半導体素子30がはがれやすくなる。
本実施形態によれば、基板10はテラス24、回折格子26および導波路20を有する。図2に示すように導波路20の両側に溝22があることで、導波路20に光を強く閉じ込めることができる。一方、回折格子26の両側には溝22が設けられていない。回折格子26はY軸方向においてテラス24まで延伸し、テラス24に接続される。半導体素子30はテラス24および回折格子26の上に接合され、基板10の表面に接触する。比較例に比べて、半導体素子30と基板10との接触面積が大きくなるため、接合強度が高くなる。
図1Bから図1Eに示すように、半導体素子30と基板10との間に接着剤などを介在させず、半導体素子30の下面と基板10の上面とが接触する。樹脂などの接着剤を用いる場合に比べて、熱抵抗が低下する。また、回折格子26の両側に溝22が設けられていないため、半導体素子30と基板10との間の空気の量が比較例に比べて減少し、半導体素子30と基板10との接触面積が大きくなる。熱抵抗が低下し、動作時の熱が基板10に効果的に放出される。半導体素子30の温度上昇が抑制され、特性が安定する。回折格子26の両側に溝22が設けられていないため、例えば図5に示す基板50をウェットエッチングする際に、エッチャントが半導体素子30の下に侵入しにくい。半導体素子30のエッチングが抑制され、はがれにくくなる。
基板10のSi層16に導波路20、テラス24および回折格子26が形成される。図2に示すように、回折格子26は凹部26aと凸部26bとを含む。図1Bに示すように、凸部26b、テラス24はZ軸方向において同じ高さに位置し、基板10の上面を形成する。半導体素子30は凸部26bおよびテラス24に接触する。基板10とSi層16との接触面積が大きくなるため、接合強度が向上し、放熱性も高くなる。凹部26aの底面はSi層16であることが好ましい。熱がSi層16を伝わり、放出される。
回折格子26は周期的に配置された複数の凹部26aと複数の凸部26bとを含む。凹部26aおよび凸部26bの並ぶ周期によって光の波長を調整することができる。図2のように、複数の凹部26aと複数の凸部26bとが一様に並んでもよい。回折格子26は例えば複数の部分回折格子を有し、SG-DBR(Sampled Grating-Distributed Bragg Reflector)として機能してもよい。
図2に示すテラス24の突出部24aは、回折格子26に向けてY軸方向に突出する。突出部24aと半導体素子30とが接触することで接合強度が高くなり、放熱性が向上する。突出部24aが溝22に侵入するエッチャントをせき止めるため、半導体素子30の下側からのエッチングが抑制される。
半導体素子30は回折格子26の上にメサ42を有し、テラス24の上にメサ40および44を有する、リッジメサ構造である。電極38はメサ42の上に設けられている。電極37および38に電圧を印加し、メサ42下の活性層34から光を出射する。光のモードの形状をメサ42によって規定することができ、モードの制御性が向上する。図1Cに示す凹部26aを含む断面における光閉じ込め係数は3.74%である。図1Bに示す凸部26bを含む断面における光閉じ込め係数は5.77%である。半導体素子30の接合部分全体で、4%以上の光閉じ込め係数を得ることができる。したがって特性の劣化が抑制される。光閉じ込めの向上のためには、半導体素子30は回折格子26の上にメサ42を有していればよく、メサ40および44は有さなくてもよい。
テラス24の突出部24aが長いほど、接触面積が大きくなり、接合強度の向上が可能である。一方、突出部24aが長く、回折格子26の幅W1が小さいと、半導体素子30への光の閉じ込めが弱くなり、光が基板10に漏洩してしまう。回折格子26の幅W1は、例えば半導体素子30のメサ42の幅よりも大きいことが好ましい。一例としては、回折格子26の幅W1はメサ42の幅の2倍以上であることが好ましい。メサ42とテラス24とが離れるため、半導体素子30への光閉じ込めが強くなり、基板10への光の漏洩を抑制し、モードの形状を制御することが可能である。回折格子26の幅W1が溝22をふさぐ程度に大きい場合、テラス24に突出部24aを設けなくてもよい。
図1Aおよび図2に示すように、基板10のSi層16はテーパ部21を有する。テーパ部21は回折格子26側から回折格子26とは反対側に向けて先細りである。テーパ部21により、回折格子26と導波路20との間で光の反射を抑制し、光の損失を抑制することができる。
図1Aに示すように、半導体素子30は回折格子26側から導波路20側に向けて先細りのテーパ部43を有する。テーパ部43により、半導体素子30と導波路20との光結合を強め、光の損失を抑制することができる。
以上、本開示の実施形態について詳述したが、本開示は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本開示の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10、10R、12、50 基板
14 SiO
16 Si層
20 導波路
21、39、43 テーパ部
22 溝
24 テラス
24a 突出部
26 回折格子
26a 凹部
26b 凸部
30 半導体素子
32、35 クラッド層
34 活性層
36 コンタクト層
37、38 電極
40、42、44 メサ
46 絶縁膜
100、100R 半導体光素子

Claims (9)

  1. シリコンを含み、平面視でそれぞれ異なる領域に、テラス、導波路および回折格子を有する基板と、
    前記回折格子および前記テラスの上に接合され、前記基板の上面に接触し、III-V族化合物半導体で形成され、光学利得を有する半導体素子と、を具備し、
    前記導波路は、前記導波路の延伸方向において前記回折格子と光結合し、
    前記テラスは、前記導波路の延伸方向と交差する方向において、前記導波路および前記回折格子の両側に位置し、
    前記基板は前記テラスと前記導波路との間に溝を有し、
    前記回折格子は、前記導波路の延伸方向と交差する方向において前記テラスに連続する半導体光素子。
  2. 前記基板は、シリコン層を有し、
    前記テラス、前記導波路および前記回折格子は、前記シリコン層に設けられ、
    前記回折格子は、前記導波路の延伸方向に沿って前記シリコン層に周期的に配置された凹部と凸部とを含み、
    前記テラスの上面と、前記回折格子の凸部の上面とは、平面を形成する、請求項1に記載の半導体光素子。
  3. 前記半導体素子は、前記基板側から順に積層された第1クラッド層、活性層および第2クラッド層を有し、かつ前記回折格子の上に前記基板側から前記基板と反対側に突出する第1メサを有し、
    前記第1メサは第2クラッド層を含む、請求項1または請求項2に記載の半導体光素子。
  4. 前記導波路の延伸方向と交差する方向における前記回折格子の幅は、前記第1メサの幅よりも大きい、請求項3に記載の半導体光素子。
  5. 前記半導体素子は、前記基板の前記テラスの上に、前記基板側から前記基板とは反対側に突出する第2メサを有し、
    前記第2メサは、第2クラッド層を含み、かつ前記第1メサから離間し、
    前記半導体素子は、前記第1クラッド層に電気的に接続された第1電極と、前記第1メサの前記第2クラッド層に電気的に接続された第2電極と、を具備する、請求項3または請求項4に記載の半導体光素子。
  6. 前記テラスは、前記回折格子に向けて突出する突出部を有し、
    前記回折格子は前記突出部に接続する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の半導体光素子。
  7. 前記導波路は、前記回折格子側から前記回折格子とは反対側に向けて先細りの第1テーパ部を有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体光素子。
  8. 前記半導体素子は、前記回折格子側から前記導波路側に向けて先細りの第2テーパ部を有する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の半導体光素子。
  9. シリコンを含み、平面視でそれぞれ異なる領域に、テラス、導波路および回折格子が形成された基板を用意する工程と、
    前記基板のうち前記回折格子および前記テラスの上に、III-V族化合物半導体で形成され、光学利得を有する半導体素子を接合する工程を有し、
    前記接合する工程において前記半導体素子と前記基板の上面とは接触し、
    前記導波路は、前記導波路の延伸方向において前記回折格子と光結合し、
    前記テラスは、前記導波路の延伸方向と交差する方向において、前記導波路および前記回折格子の両側に位置し、
    前記基板は前記テラスと前記導波路との間に溝を有し、
    前記回折格子は、前記導波路の延伸方向と交差する方向において前記テラスに連続する半導体光素子の製造方法。
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