JP2022098651A - 情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】イベントに参加するユーザを、楽しませながら案内し得る情報処理システムを提供する。【解決手段】謎提示部62は、謎DB300に記憶されている謎情報の中から少なくとも一つの謎を選択し、ユーザに提示する。回答受付部63は、謎を提示されたユーザからの回答を受け付ける。判定部64は、受け付けられた回答の正誤を判定する。イベント進行処理部65は、回答判定部64で判定された結果(謎に対する回答)に応じて、ゲーム内のアイテムを利用したアイテムイベントに関する処理を実行する。道案内処理部66は、所定の地点から目的地までのユーザの移動の補助を含む一連の道案内処理を実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システムおよびプログラムに関する。
従来より、大型のイベントなどにおいて、来場者に対して、イベントの内容や目的地に向けた案内は重要である。このような来場者の案内は、従来、人により行われることが多いものの、近年では、ロボットを利用した案内も一般的に行われる。
例えば、適切な形態でユーザに対して情報を提供し得る情報管理システムに関する技術が提案されている(特許文献1参照)。
他方、近年では、イベント会場の各所に設置された謎を解きながらイベント会場からの脱出を図る大型のイベント、いわゆる謎解きゲームや脱出ゲームと呼ばれるイベントも人気がある(特許文献2参照)。
特開2007-249427号公報 特開2001-224735号公報
しかしながら、上述の特許文献1および2に記載の技術を含む従来技術では、単に効率的に案内ができるに過ぎず、イベント自体をより楽しませたり、案内それ自体に面白みはなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、イベントに参加するユーザを、楽しませながら案内し得る情報処理システムを提供する。
本発明の第1の側面は、
所定の地点から目的地点までのユーザの移動を含むイベントにおけるロボットの制御に用いられる情報処理システムであって、
前記ユーザに対して、前記イベントに係る所定の課題を提示する課題提示手段と、
前記ユーザから前記課題の回答を受け付ける回答受付手段と、
前記回答受付手段で受け付けられた前記回答を判定する回答判定手段と、
前記回答判定手段による判定の結果に応じて、前記イベントの進行に関する処理を実行するイベント進行手段と、
前記ユーザの所定の地点から目的地までの前記移動の案内を含む処理を実行する道案内手段と、
を備える情報処理システムである。
また第1の側面において、
前記イベント進行手段は、前記回答判定手段による判定の結果に応じて、前記ユーザに対する所定の動作を求める動作指示を含む処理を実行し、当該動作指示の結果、所定の条件が満たされているか否かを判定し、
前記イベント進行手段により当該条件が満たされていると判定された場合に、前記道案内手段は、前記ユーザの所定の地点から目的地までの前記移動の案内を含む処理を実行することができる。
また第1の側面において、
前記動作指示は、前記ユーザへの所定の空間への侵入を許可することを含み、
前記条件は、前記空間への前記ユーザの侵入に係る条件である。
また第1の側面において、
前記動作指示は、前記ユーザの行動を制限するためにロックしているオブジェクト(金庫室、金庫、暗証番号入力受付のための操作部など)をアンロックすることにより、前記ユーザへの所定の行動を許可することを含み、
前記条件は、前記ユーザの行動に係る条件である。
また第1の側面において、
前記イベントに参加する他のユーザの前記イベントの進行状況に関する情報を取得する進行状況取得手段をさらに備え、
前記道案内手段は、前記進行状況取得手段で取得された前記情報に応じて、前記移動の案内を含む処理を実行することができる。
また第1の側面において、
前記ロボットは複数存在し、
前記他のユーザの全部又は一部は、前記ロボットとは異なる他のロボットによって、前記移動の案内を含む処理が実行される。
また第1の側面において、
前記課題提示手段は、前記課題の解決を補助する情報を提示する補助情報提示手段をさらに備えることができる。
また第1の側面において、
前記ロボットは、画像の投影機能を有し、
前記画像の投影に関する処理を実行する画像投影手段をさらに備えることができる。
また本発明の第2の側面において
所定の地点から目的地点までのユーザの移動を含むイベントにおけるロボットの制御に用いられる情報処理装置を、
前記ユーザに対して、前記イベントに係る所定の課題を提示する課題提示手段と、
前記ユーザから前記課題の回答を受け付ける回答受付手段と、
前記回答受付手段で受け付けられた前記回答を判定する回答判定手段と、
前記回答判定手段による判定の結果に応じて、前記イベントの進行に関する処理を実行するイベント進行手段と、
前記ユーザの所定の地点から目的地までの前記移動の案内を含む処理を実行する道案内手段と、
として機能させるプログラムである。
本発明の一態様のプログラムも、本発明の一態様の情報処理システムに対応するプログラムとして提供される。
本発明によれば、イベントに参加するユーザを、楽しませながら案内し得る情報処理システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスの概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る案内ロボットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3の案内ロボットおよび図2のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスにおけるイベントに関するイメージの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスにおけるイベントに関するイメージの一例を示す図であり、図5の例とは異なる例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスにおけるイベントに関するイメージの一例を示す図であり、図5および6の例とは異なる例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスにおける案内に関するイメージの一例を示す図である。 図4の案内ロボットが実行する処理のうち、謎解き案内処理の流れを説明するフローチャートである。 図4の案内ロボットが実行する処理のうち、道案内処理の流れを説明するフローチャートである。
[実施形態]
本発明の一実施形態に係る情報処理システムについて、図面を参照して説明する。
<概要の説明>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムに係るサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要を示す図である。
まずは、図1を参照しながら、本サービスの概要について説明する。
本サービスは、敷地内の移動を伴う体験型のイベント(例えば、いわゆる脱出ゲームなど)における案内サービスである。
図1の例では、イベントが行われる敷地内に「START」、「チェックポイントC1」、「チェックポイントC2」、「GOAL」の4つのポイントが設置されている。
START地点からゲームを開始したユーザは、案内ロボットにより案内を受けながら各チェックポイントに設定された課題(以下、「謎」または「課題」と呼ぶ)を解決し、最終的にGOAL地点に移動することを目的とする。
また、図1に示すように、本実施形態におけるイベントは、チェックポイントC1およびC2の夫々のチェックポイントに鍵の入った宝箱があり、チェックポイントC1およびC2で鍵を利用するアイテムイベントである。このアイテムイベントは、本サービスの特徴の一つであり、図5乃至7を参照しながら後述する。
続いて、図2を参照しながら本システムの構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、本システムは、案内ロボット1-1乃至1-n(nは、1以上の任意の自然数)と、サーバ2とを含み構成される。
案内ロボット1-1乃至1-nと、サーバ2とはインターネット、LAN(Local Area Network)などを含み構成された所定のネットワークNを介して相互に接続されている。なお、ネットワークNは、必須な構成要素ではなく、例えば、NFC(Near Field Communication)やブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信が合わせて利用されてもよい。
なお、以下、単に「画像」と呼ぶ場合には、「動画像」と「静止画像」の両方を含むものとする。
さらに、以下、単に「音声」と呼ぶ場合には、人の声帯から発生した声だけでなく、音楽やBGM、効果音などを広く含むものとする。
<ハードウェア構成>
図3は、本発明の一実施形態に係る案内ロボットのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
案内ロボット1は、情報処理機能を有したロボット等で構成される。例えば、図3に示すように、案内ロボット1は、上部にタッチパネル16を有し、自律移動可能な構造をしている。
図3に示すように、案内ロボット1は、制御部11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、タッチパネル16と、出力部17と、入力部18と、カメラ部19と、記憶部20と、通信部21と、ドライブ22と、を備えている。
制御部11は、CPUやGPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータ等で構成され、ROM12に記録されているプログラム、または、記憶部20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、制御部11が各種の処理を実行する上において必要な情報等も適宜記憶される。
制御部11、ROM12およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、タッチパネル16、出力部17、入力部18、カメラ部19、記憶部20、通信部21、ドライブ22が接続されている。
タッチパネル16は、タッチ操作受付部40と表示部41とにより構成される。
タッチ操作受付部40は、例えば、静電容量式または抵抗膜式(感圧式)の位置センサ等により構成される。本実施形態において、タッチ操作受付部40は、例えば、謎解きゲームに関するユーザからの各種入力操作の受け付けに利用される。
表示部41は、液晶等のディスプレイにより構成される。本実施形態において、表示部41は、例えば、ユーザへの謎解きゲームの各種画像の提示に利用される。
出力部17は、スピーカ等で構成され、音楽、効果音、音声等の各種情報を出力する。本実施形態において、出力部17は、例えば、案内ロボット1により実行される道案内処理に関する各種案内音声の出力等に利用される。
入力部18は、各種ボタン、キーボード、マイク等で構成される。本実施形態において、入力部18は、例えば、案内ロボット1の管理者等による指示操作の入力等に利用される。
カメラ部19は、汎用的なデジタルカメラで構成される。本実施形態において、カメラ部19は、各種画像の取得等に利用される。なお、カメラ部19は、加速度センサ等の各種センサを含み構成されてもよい。
記憶部20は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等で構成され、各種情報を記憶する。例えば、本実施形態に係るプログラムの一部を含む各種プログラムなどが記憶されている。
通信部21は、インターネットを含むネットワークNを介して他の情報処理装置との間で相互に行う通信を制御する。
ドライブ22は、必要に応じて設けられる。ドライブ22には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなるリムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ22によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部20にインストールされる。またリムーバブルメディア31は、記憶部20に記憶されている各種情報も、記憶部20と同様に記憶することができる。
格納部H1は、重量センサを搭載したボックス等により構成される。本実施形態において、格納部H1は、アイテムイベントで使用されるアイテムの格納および格納されたアイテムの識別などに利用される。
ここで、サーバ2のハードウェア構成は、案内ロボット1のハードウェア構成と比較して、タッチパネル16や格納部H1を有していない点を除き、同様とすることができるため、説明を省略する。なお、サーバ2は、例えば、汎用的なパーソナルコンピュータ等により構成される。
<機能的構成>
続いて、案内ロボット1およびサーバ2の機能的構成について説明する。
図4は、図3の案内ロボットおよび図2のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、案内ロボット1の制御部11は、各種プログラム等を実行することにより、進行状況情報取得部60と、ユーザ状況判定部61と、謎提示部62と、回答受付部63と、回答判定部64と、イベント進行処理部65と、道案内処理部66と、出力情報制御部67として機能する。
また、案内ロボット1の記憶部20には、謎DB300と、参照情報DB400とが記憶されている。
謎DB300には、ユーザに出題される候補となる謎(課題)やその回答に関する情報(以下、「謎情報」と呼ぶ)が格納されている。参照情報DB400には、道案内において参照可能な各種情報(後述する他のユーザの進行状況情報や、ユーザの状況情報など)が格納されている。また、図示せぬマップDBには、本サービスに係る敷地に関する情報が格納されている。
なお、各種DBに格納されている情報は、何れも事前に案内ロボット1またはサーバ2により生成されてもよいし、インターネットなどにより取得されてもよい。
案内ロボット1の進行状況情報取得部60は、本サービスの提供を受ける他のユーザのゲームの進行状況に関する情報を取得する。
ここで、サーバ2の進行状況DB500には、案内ロボット1-1乃至1-nの夫々から取得された、各ユーザが、現在マップのどの位置を移動しているか、現在ゲームがどの程度進行しているかなどの各ユーザのゲームの進行に関する情報が(以下、「進行状況情報」と呼ぶ)記憶されている。そして、サーバ2の進行状況情報管理部140は、進行状況DB500に記憶されている進行状況情報を、所定のタイミング毎に案内ロボット1の夫々に送信する。
そこで、進行状況情報取得部60は、サーバ2から送信されてきた他のユーザの進行状況情報を、通信部21を介して取得する。また、進行状況情報取得部60は、取得した他のユーザの進行状況情報を参照DB400に記憶する。
ユーザ状況判定部61は、カメラ部19を介して取得された画像情報などに基づいて、ユーザの状況を判定する。
具体的に、ユーザ状況判定部61は、例えば、カメラ部19で取得された画像情報などに基づいて、ユーザが案内ロボット1から離れすぎていないか、ユーザが謎に集中して取り組めているかなど、ユーザのゲームへの参加状況を判定する。
ここで、ユーザが謎に集中して取り組めているかは、ユーザが所定の範囲内にいること、ユーザの視線または顔の向きが課題などに対して向けられていること、ユーザの脳波などの生体情報または、課題のクリアに複数の工程が必要な場合にその一つ一つの工程がクリアされていることなどから判定する。
また、ユーザ状況判定部61は、例えば、カメラ部19で取得された画像情報などに基づいて、ユーザが現在マップのどの位置を移動しているか、現在ゲームがどの程度進行しているかなど、ユーザのゲームの進行状況を判定する。
ユーザ状況判定部61は、各種判定した結果(参加状況および進行状況)を、ユーザ状況情報として参照DB400に記憶する。なお、ユーザ状況判定部61は、ユーザ状況情報の全てまたは一部をサーバ2へ送信してもよい。
謎提示部62は、謎DB300に記憶されている謎情報の中から少なくとも一つの謎を選択し、選択した謎を、タッチパネル16を介してユーザに提示する。ここで、謎提示部62は、ヒント提示部80を有している。
ヒント提示部80は、ユーザから謎に対する回答の入力を受け付けない場合(無回答、回答が不正解である場合を含む)に、回答(謎への正解)を補助し得る情報(以下、「ヒント」と呼ぶ)をユーザに提示する。なお、ヒント提示部80は、ユーザ状況判定部61による各種判定の結果に応じて、ヒントを提示するタイミングや提示するヒントの内容を決定してもよい。
回答受付部63は、謎提示部62に謎を提示されたユーザからの回答を受け付ける。
すなわち、回答受付部63は、タッチパネル16を介した入力操作を検出し、検出した入力操作の内容(回答)を判定する。
回答判定部64は、回答受付部63で受け付けられた回答の正誤を判定する。
すなわち、回答判定部64は、謎DB300の謎情報を参照し、回答受付部63で受け付けた入力操作の内容が、ユーザに出題された謎の回答と一致するか否か(適切か否か)を判定する。
イベント進行処理部65は、回答判定部64で判定された結果(課題に対する回答)に応じて、ゲーム内のアイテムを利用したイベント(以下、「アイテムイベント」と呼ぶ)に関する処理を実行する。
例えば、イベント進行処理部65は、回答判定部64でユーザの回答が適切と判定された場合、鍵が隠されている場所に関する情報を表示する。具体的には、鍵の隠された宝箱を開けるためのパスワードを、タッチパネル16に表示する。
ユーザは、パスワードを入力することにより宝箱を開ける。なお、パスワードの入力は、例えば、宝箱に備えられた入力装置を介して行うことができる。
ユーザは、宝箱から入手した鍵を案内ロボット1の格納部H1に格納する。
イベント進行処理部65は、鍵が格納部H1に格納されていることを検知する。アイテムイベントの具体的な手順や詳細は、図5乃至7を参照しながら後述する。
道案内処理部66は、所定の地点から目的までのユーザの移動の補助を含む一連の処理(以下、「道案内処理」と呼ぶ)を実行する。
すなわち、イベント進行処理部65で格納部H1への鍵(アイテム)の格納を検知した場合、道案内処理部66は、ユーザを次の目的地へと案内する道案内処理を実行する。
ここで、道案内処理部66は、参照DB400に記憶されている他のユーザの進行状況情報およびユーザ状況情報を参照して、道案内処理を実行する。
具体的に、道案内処理部66は、例えば、他のユーザの進行状況情報を参照し、他のユーザが存在する位置を避けてユーザを案内する経路を選択してもよい。
また、道案内処理部66は、例えば、既定のチェックポイントに他のユーザが存在している場合(混雑している場合)には目的地を他のチェックポイントに変更してもよい。
また、道案内処理部66は、チェックポイントにユーザを案内する際に、ユーザ状況情報を参照した結果、ユーザが案内ロボット1に追従できていなければ、一度停止したり、進む速度を調整したりする。
ここで、ユーザが案内ロボット1に追従できていないとは、例えば、ユーザが案内ロボット1から所定の距離以上に離れたり、カメラ部19で取得された画像情報からユーザを特定できない場合である。
出力情報制御部67は、生成した各種画像(例えば、謎情報に関する画像)を表示部41などに表示させるための制御を実行する。
また、出力情報制御部67は、例えば、謎解きゲームの音楽や効果音、案内情報に関する音声等を生成し、出力部17のスピーカなどから出力するための制御を実行する。
<具体例>
続いて、図5乃至7を参照しながら、本サービスに係るアイテムイベントの具体的な一例について説明する。
図5乃至7は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスにおけるイベントに関するイメージの一例を示す図である。
図5の例では、案内ロボット1のタッチパネル16には、「次のパスワードを宝箱に入力してください。」というメッセージとともに、「1 2 3 4」というパスワードが表示されている。これは、ユーザによる謎への回答が回答判定部64で正解(適切)であると判定された場合に、アイテムイベントの開始により表示される画像の一例である。
そして、この画像を確認したユーザは、図6に示すように、敷地内に設置されている宝箱に、タッチパネル16に表示されていたパスワード「1 2 3 4」を入力することで、ユーザは宝箱の中に格納された鍵を取り出すことができる。
そして、鍵を取得したユーザは、図7に示すように、案内ロボット1に設けられた格納部H1に鍵を格納する。具体的には、「入手したアイテムをボックスに格納してください。」というメッセージが表示され、格納部H1に鍵が格納されている。これにより、イベント進行処理部65による一連のアイテムイベントは終了する。
次に、図8を参照しながらアイテムイベント終了後の道案内について、説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの適用対象となるサービスにおける案内に関するイメージの一例を示す図である。
図8の例では、案内ロボット1のタッチパネル16に「ご案内中」というメッセージが表示され、「次の目的地にご案内します」という音声メッセージが再生されている。案内ロボット1は、このような各種音声等を出力しながら、ユーザを次の目的地へと案内する。これにより、ユーザは、容易に次の目的地へと移動することができる。
続いて、図9および10を参照しながら案内ロボットが実行する具体的な処理の流れについて説明する。まずは、システム全体の処理である謎解き案内処理の流れを説明する。
図9は、図4の案内ロボットが実行する処理のうち、謎解き案内処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS1において、謎提示部62は、謎DB300に記憶されている謎情報の中から少なくとも一つの謎を選択し、選択した謎を、タッチパネル16を介してユーザに提示する。
ステップS2において、回答受付部63は、ステップS1で謎を提示されたユーザからの回答を受け付ける。
ステップS3において、回答判定部64は、ステップS2で受け付けられた回答の正誤を判定する。
ここで、回答判定部64が、回答が誤であると判定した場合、ステップS3はNOであると判定され、処理はステップS4に進む。そして、ステップS4において、ヒント提示部80は、謎に対するヒントをユーザに提示し、その後、処理はステップS2に戻される。
これに対して、回答判定部64が、回答が正であると判定した場合、ステップS3はYESと判定され、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、イベント進行処理部65は、鍵が隠されている場所に関する情報、すなわち鍵の隠された宝箱を開けるためのパスワードを、タッチパネル16に表示する。
ステップS6において、イベント進行処理部65は、ユーザが宝箱から取得した鍵が、格納部H1に格納されていることを検知する。
ステップS7において、道案内処理部66は、ユーザを次の目的地へと案内する道案内処理を実行する。なお、道案内処理の詳細な流れは、図10を参照しながら説明する。
図10は、図4の案内ロボットが実行する処理のうち、道案内処理の流れを説明するフローチャートである。
ステップS21において、道案内処理部66は、参照DB400に記憶されている他のユーザの進行状況情報およびユーザ状況情報を参照する。
ステップS22において、道案内処理部66は、ステップS21で参照した各種情報を考慮して、次の目的地までの移動経路を決定し、次の目的地までの移動を開始する。
ステップS23において、道案内処理部66は、ステップS21で参照した各種情報を考慮して、必要に応じて、案内に付随する各種イベント(音声案内の再生、案内メッセージの表示、効果音など)を実行する。
ステップS24において、道案内処理部66は、次の目的地に到着することで、道案内処理を終了する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
<他の実施形態>
ここで、上述の実施形態における本サービスの特徴について補足する。
本サービスに係る案内ロボットは、例えば、チェックポイント間の道案内や謎解きにおけるヒント提示機能等、ゲームの進行における各種案内機能を有している。これにより、本サービスの提供を受けるユーザは、例えば、脱出ゲーム等への参加に慣れていない場合であっても、容易にゲームを楽しむことができる。
また、本サービスの提供を受けるユーザは、実際にアイテムを利用した様々な体験をしながら、よりゲームを楽しむことができる。
ただし、これらの特徴は、あくまでも本サービスの典型的な利点を述べたに過ぎず、本サービスには他にも多種多様な利点が存在し、特に限定されない。
ここで、上述の実施形態では説明を省略したが、イベント進行処理部65の機能をさらに説明する。
すなわち、イベント進行処理部65は、回答判定部64で判定された結果(謎に対する回答)に応じて、ユーザに対して鍵の取得を許可する動作指示を含む処理を実行し、その動作指示の結果、鍵が格納部H1に格納されている条件が満たされているか否かを判定することができる。
また、上述の実施形態における動作指示は、ユーザへの宝箱内の所定の空間への侵入を許可することを含み、条件は、宝箱内の所定の空間への侵入に係る条件であってもよい。
また、上述の実施形態における動作指示は、ユーザの行動を制限するためにロックされている宝箱をアンロックすることにより、ユーザが宝箱内の鍵の取得を許可することを含み、条件は、ユーザの行動に係る条件であってもよい。
また、上述の実施形態において、ユーザは、自身が案内ロボットに表示されたパスワードを宝箱に入力することで鍵を取得するものとして説明したが、特に限定されない。例えば、案内ロボットが宝箱に所定の指示を行い、宝箱がその指示を受信して解錠してもよい(ユーザに宝箱を開けることができるようにしてもよい)。
また、上述の実施形態では説明を省略したが、ユーザが宝箱にパスワードを入力する方法は、特に限定されない。例えば、宝箱の図示せぬ表示部に表示されたソフトウェアキーボードなどにより入力されてもよいし、物理的に施錠された南京錠などに直接パスワードが入力などされてもよい。
また、上述の実施形態において、アイテムとは鍵であり、アイテムイベントとは宝箱に格納された鍵を利用したイベントであるものとして説明したが、特に限定されない。
例えば、本サービスの提供者は、本サービスにおいて、任意の物品をアイテムとして採用することができ、任意の物品を利用したイベントをアイテムイベントとして採用することもできる。
例えば、アイテムは、宝石や杖など模したオブジェクトであってもよく、新たな謎やメッセージが書かれた紙などであってもよい。また、アイテムとは物品ではなく、デジタルデータであってもよい。例えば、デジタルデータとは、案内ロボットのタッチパネルやユーザのスマホなどの端末装置の表示部に表示される仮想オブジェクトのほか、謎データ、パスワードデータ、仮想通貨など種々のデータが含まれる。なお、デジタルデータは、音声データであってもよい。
また、上述の実施形態において、アイテムイベントにおける所定の条件は、ユーザが宝箱から取得した鍵が、案内ロボットの格納部に格納されていることとして説明したが、特に限定されない。
本サービスの提供者は、アイテムイベントおよびアイテムイベントにおける所定の条件を任意に設定することができる。例えば、アイテムイベントにおける所定の条件は、宝箱に表示されたパスワードやキーワードなどの情報を案内ロボットに入力することなどでもよい。
例えば、アイテムまたはアイテムに付されたQRコード(登録商標)などをカメラで撮像することでもよい。例えば、ユーザが案内ロボットに触れる、宝箱に備えられたカメラに対して所定のポーズをとる、マイクに所定の音声を入力することでもよい。すなわち、アイテムイベントにおける条件は、ユーザが宝箱から得た情報に基づいて、案内ロボットに対して所定の操作入力を行えばよい。
また、上述の実施形態において、案内ロボットは、自立走行式の形態を有するロボットであるものとして説明したが、特に限定されない。
例えば、案内ロボットは、飛行式の無人航空機式(いわゆるドローン)でもよいし、レールなどの定型的な経路を走行する形式でもよい。また、案内ロボットは、ユーザが搭乗可能な形態(レベル0~レベル5の自動運転車を含む)であってもよいし、いわゆるAI(Artificial Intelligence)や機械学習などの分野の技術が応用されていてもよい。また、GPSなどにより案内ロボットの位置情報を取得して、移動を制御してもよい。
また、上述の実施形態において、謎(課題)は、正誤の判定が可能であるものとして説明したが、特に限定されない。
謎は、例えば、「花の絵を描いてください」、「あなたの進みたい方向はどちらですか」、正誤の判定が困難な内容であってもよい。この場合、例えば、案内ロボット1は、その課題に対してユーザが応答したことを条件に、イベントの進行を行ってもよい。
また、上述の実施形態において、案内ロボットは、1体かつ1種類のロボットであるものとして説明したが、特に限定されない。
すなわち、案内ロボットは複数であってもよいし、また、複数の種類の案内ロボットが組み合わせて利用されてもよい。
なお、複数の種類の案内ロボットが組み合わせて利用される場合、例えば、自立走行式の案内ロボットと、飛行式の案内ロボットが組み合わせて利用されてもよい。
また、このような複数の種類の案内ロボットは、友達や親子などの関連性のあるユーザに対して、異なるイベントを実行してもよい。
例えば、本サービスは、自立走行式の案内ロボットが子供を案内し、飛行式の案内ロボットが親を案内している場合に、イベントの進行状況に応じて、子供と親を別々に案内したり、同時に案内するなどして、イベントの進行に変化を与える仕様を採用してもよい。また、子供と親を別々に案内する場合は、他のユーザ(案内ロボット1)の進行状況情報を参照し、子供と親を所定の位置で出会わせるなどの道案内処理を実行してもよい。
なお、上述の実施形態では説明を省略したが、進行状況情報には、各ユーザの位置情報(GPSによる座標など)が含まれてもよい。
またその場合、例えば、案内ロボットは、イベントの進行状況に応じて子供にお菓子やジュースなどの提供物を提供したり、お互いの案内ロボットのカメラなどで撮像した画像を他方の案内ロボットに送信して表示(例えば、親に子供の画像を提示する)してもよい。
これにより、本サービスは、複数のユーザを、所定の位置で合流させたり、各ユーザの属性(親子関係、年齢、男性、女性、謎解きに挑戦する難易度などのユーザ情報)に応じて案内ロボットの制御を変更することができ、さらにゲーム性の高いイベントを提供することができる。
また、上述の実施形態では説明を省略したが、案内ロボットがユーザに提示するヒントの内容や方法は、特に限定されない。
ここで、ヒントは、直接的なヒントと間接的なヒントを含んでもよい。例えば、間接的なヒントの一例として、案内ロボットは、案内ロボットの視線(目のオブジェクト、モニター上に表示した目の画像)、本体の向き、または、腕や指などを利用してヒントとなる場所や物体を示唆してもよい。
また、案内ロボットは、ヒントとなるアイテムをユーザに提供してもよい。
例えば、ユーザがスマートフォン等の情報処理端末を利用している場合、その情報処理端末にヒントが提示されてもよい。
また、上述の実施形態では説明を省略したが、案内ロボットがユーザにヒントを提示するタイミングは、特に限定されない。
例えば、案内ロボットは、ユーザの回答が複数回不正解と判定した場合や一定時間以上継続してユーザからの回答がない場合にヒントを提示してもよい。
また、案内ロボットは、カメラで撮像されたユーザの画像などからユーザがヒントを求めていると判断して、ユーザにヒントを提示してもよい。
また、案内ロボットは、ユーザの属性に応じて、ヒントを出す頻度や条件などを変更してもよい。
また、上述の実施形態では説明を省略したが、イベントが実施される敷地(目的地までの経路上)には、例えば、エレベータなどが設置されてもよい。
また、案内ロボットはエレベータに対して信号を送信することにより、エレベータを制御(動作指示)してもよい。
また、上述の実施形態では、本サービスに係るゲームは、いわゆる謎解きゲームや脱出ゲームなどのアドベンチャーゲームであるものとして説明したが、特に限定されない。例えば、サバイバルゲームなどにも応用可能である。例えば、サバイバルゲームを行うユーザを道案内するように案内ロボットを制御させてもよい。案内ロボットはユーザに課題を提示し、それに回答した場合にサバイバルゲームに利用可能なオブジェクト(銃、弾など)をユーザに提供する。また、案内ロボットは、ユーザを敷地内のチェックポイント、目的地や対戦ユーザがいる場所に案内する。
さらに、案内ロボットが武器などを備える場合は、サバイバルゲームにおいて、ユーザを道案内するだけでなく、対戦ユーザなどを攻撃することも可能である。
また、案内ロボットが自動運転車(特にレベル2以上)である場合、ユーザが自動運転車に搭乗してイベントが行われる。そして、イベントが行われる公道のルートなどに「START」、「チェックポイントC1」、「チェックポイントC2」、「GOAL」の4つのポイントを設定する。START地点からゲームを開始したユーザは、自動運転車により移動しながら(案内を受けながら)各チェックポイントに設定された課題を解決し、最終的にGOAL地点に移動することを目的とする。また、このイベントは、チェックポイントC1およびC2にて停止または駐車できる場所が設定してもよい。なお、START地点は、例えば自宅や駐車場であり、GOAL地点はユーザがカーナビなどで設定した目的地としてもよい。
なお、案内ロボットが、ユーザが運転を制御する必要がある自動運転車(特にレベル0、1の自動運転車)である場合は、ユーザの運転によって、「チェックポイントC1」、「チェックポイントC2」および「GOAL」に移動することによりイベントを進行させる。
また、上述の実施形態において、本システムに係るゲームに係る主要なプログラムは、案内ロボット1により実行されるものとして説明したが、特に限定されない。
例えば、本システムに係るゲームに係る主要なプログラムは、サーバ2またはユーザにより使用される図示せぬ情報処理端末などであってもよい。また、これらのプログラムは、例えば、必要に応じてリアルタイムに提供されてもよいし、アプリケーションなどの形式で予めダウンロードされ、実行されてもよい。
また、上述の実施形態において、案内ロボット1が実行する道案内処理では所定の地点から次の目的地まで案内するものとして説明したが、特に限定されない。
すなわち、例えば、「あっちまで進んでください」、「この突き当りを左に曲がってください」、「私が案内できるのはここまでです。ここから先は自由に進んでください」など、必ずしも目的地に到着するまで付き添って案内を行わなくてもよい。
また、上述の実施形態において、ゲームにおいてユーザに提示される画像等は、案内ロボット1を介して、ユーザに提示されるものとして説明したが、特に限定されない。
すなわち、ゲーム中にユーザに提示される画像等は、例えば、ユーザの使用する情報処理端末、チェックポイントに設置された看板または情報処理端末等、任意の方法でユーザに提示されてもよい。
また、上述の実施形態において、ユーザは案内ロボットと敷地内を移動する例を説明したが、特に限定されない。
例えば、敷地内を移動するのは案内ロボットであり、ユーザは所定の位置に静止していてもよい。具体的には、案内ロボットのカメラで撮像された画像をモニタ(TVモニタ、ゲーム装置のモニタ、HMD、スマートグラスなど)に表示させ、ユーザはこのモニタに表示される画像を見ながら、遠隔にて案内ロボットの課題に回答したり、入力を行うことで案内ロボットを目的地まで移動させるイベントを実行してもよい。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図4に特に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
また、本システムを構成する各種ハードウェアの数や使用者は任意であるし、他のハードウェア等を含み構成されてもよい。
また、一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
即ち、例えば、上述の実施形態における各種ハードウェアには、任意のコンピュータ、任意のスマートフォン等の携帯端末、任意のゲーム機等が自由に採用されてもよい。さらに言えば、各種入力部や各種出力部等の種別や内容についても任意の組み合わせが採用されてもよい。
また、このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に提供される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成さてもよい。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上をまとめると、本発明が適用されるプログラムは、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
すなわち本発明が適用される情報処理システムは、
所定の地点から目的地点までのユーザの移動を含むイベントにおけるロボットの制御に用いられる情報処理システムであって、
前記ユーザに対して、前記イベントに係る所定の課題を提示する課題提示手段(例えば、謎提示部62)と、
前記ユーザから前記課題の回答を受け付ける回答受付手段(例えば、回答受付部63)と、
前記回答受付手段で受け付けられた前記回答を判定する回答判定手段(例えば、回答判定部64)と、
前記回答判定手段による判定の結果に応じて、前記イベントの進行に関する処理を実行するイベント進行手段(例えば、イベント進行処理部65)と、
前記ユーザの所定の地点から目的地までの前記移動の案内を含む処理を実行する道案内手段(例えば、道案内処理部66)と、
を備える。
1 案内ロボット
11 制御部
60 進行状況情報取得部
61 ユーザ状況判定部
62 謎提示部
63 回答受付部
64 回答判定部
65 イベント進行処理部
66 道案内処理部
67 出力情報制御部
80 ヒント提示部
300 謎DB
400 参照情報DB
2 サーバ
100 制御部
140 進行状況情報管理部
500 進行状況DB

Claims (9)

  1. 所定の地点から目的地点までのユーザの移動を含むイベントにおけるロボットの制御に用いられる情報処理システムであって、
    前記ユーザに対して、前記イベントに係る所定の課題を提示する課題提示手段と、
    前記ユーザから前記課題の回答を受け付ける回答受付手段と、
    前記回答受付手段で受け付けられた前記回答を判定する回答判定手段と、
    前記回答判定手段による判定の結果に応じて、前記イベントの進行に関する処理を実行するイベント進行手段と、
    前記ユーザの所定の地点から目的地までの前記移動の案内を含む処理を実行する道案内手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記イベント進行手段は、前記回答判定手段による判定の結果に応じて、前記ユーザに対する所定の動作を求める動作指示を含む処理を実行し、当該動作指示の結果、所定の条件が満たされているか否かを判定し、
    前記イベント進行手段により当該条件が満たされていると判定された場合に、前記道案内手段は、前記ユーザの所定の地点から目的地までの前記移動の案内を含む処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記動作指示は、前記ユーザへの所定の空間への侵入を許可することを含み、
    前記条件は、前記空間への前記ユーザの侵入に係る条件である、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記動作指示は、前記ユーザの行動を制限するためにロックしているオブジェクトをアンロックすることにより、前記ユーザへの所定の行動を許可することを含み、
    前記条件は、前記ユーザの行動に係る条件である、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記イベントに参加する他のユーザの前記イベントの進行状況に関する情報を取得する進行状況取得手段をさらに備え、
    前記道案内手段は、前記進行状況取得手段で取得された前記情報に応じて、前記移動の案内を含む処理を実行する、
    請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記ロボットは複数存在し、
    前記他のユーザの全部又は一部は、前記ロボットとは異なる他のロボットによって、前記移動の案内を含む処理が実行される、
    請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記課題提示手段は、前記課題の解決を補助する情報を提示する補助情報提示手段をさらに備える、
    請求項1乃至6のうちいずれか1に記載の情報処理システム。
  8. 前記ロボットは、画像の投影機能を有し、
    前記画像の投影に関する処理を実行する画像投影手段をさらに備える、
    請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 所定の地点から目的地点までのユーザの移動を含むイベントにおけるロボットの制御に用いられる情報処理装置を、
    前記ユーザに対して、前記イベントに係る所定の課題を提示する課題提示手段と、
    前記ユーザから前記課題の回答を受け付ける回答受付手段と、
    前記回答受付手段で受け付けられた前記回答を判定する回答判定手段と、
    前記回答判定手段による判定の結果に応じて、前記イベントの進行に関する処理を実行するイベント進行手段と、
    前記ユーザの所定の地点から目的地までの前記移動の案内を含む処理を実行する道案内手段と、
    として機能させるプログラム。
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