JP2022098537A - 電子制御装置、及びモータの動作を検出する方法 - Google Patents

電子制御装置、及びモータの動作を検出する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】Z相信号へのノイズにより、意図しない箇所における電気角位相補正を抑制する。【解決手段】車両走行用動力を出力するモータを制御する電子制御装置であって、前記モータの回転信号を出力するレゾルバと、前記モータに駆動用電気信号を供給するインバータとに接続されており、前記レゾルバから出力されるSIN信号及びCOS信号を、A相信号、B相信号、及び前記A相信号及び前記B相信号に同期して発生するZ相信号に変換するコンバータと、前記モータを制御するためのプログラムを実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記A相信号及び前記B相信号に基づいて、前記モータの電気角位相を計数し、前記Z相信号を推定発生範囲内で受信した場合、前記電気角位相の計数値を補正する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両走行用動力を出力するモータを制御する電子制御装置に関する。
電動自動車は、バッテリーから供給された電力でモータが回転することによって駆動力を得ている。
モータには、回転角度検出装置であるレゾルバが取り付けられている。このレゾルバがモータの回転角度を検出し、ECU(電子制御装置)内のマイクロコントローラが、検出された回転角度によってモータの回転数を制御している。すなわち、ECUが認識している回転角度情報(電気角位相)と実際のモータの回転角度(電気角位相)が誤っていると、ECUは制御を誤ってしまい、走行性能に影響が生じる。
そのため、実際のモータの電気角位相をマイクロコントローラが正しく認識することが重要となる。しかしながら、RDC-IC(レゾルバデジタルコンバータIC)が、モータから出力された電気角位相のアナログ情報をデジタル情報に変換して、ECUが制御に使用するため、誤差が発生する。蓄積された誤差は無視できない値となるため、電気角位相の補正が必要となる。
モータ制御で使用する電気角位相は、レゾルバからのSIN信号及びCOS信号から変換され、RDC-ICから出力されるA相信号、B相信号、Z相信号を用いて算出されるものが知られている。A相信号及びB相信号は、モータの回転量、回転方向、及び回転位置を認識可能なデジタル信号であり、Z相信号は、モータの電気角位相が0°になるごとに出力される信号である。マイクロコントローラは、これらの出力信号を受信し、モータを制御する。
マイクロコントローラは、A相信号及びB相信号の出力数を加算して、モータの電気角位相を算出する。電気角位相は0°から360°であり、一周すると0°に戻る。これを表現する方法として、Z相信号を使用する。Z相信号をきっかけとして、モータの電気角位相のカウントをリセットして、モータの電気角位相の新たなカウントを開始する。また、これにより、A相信号やB相信号にノイズが乗った場合でも、A相信号とB相信号から算出されるモータの電気角位相を補正できる。
この技術を用いたもので正確な電気角位相を算出するエンコーダシステムも提案されている(特許文献1参照)。特許文献1には、モータの位置、速度を検出し、A相信号、B相信号、Z相信号を生成するエンコーダと、前記A相信号と前記B相信号からAB相の波形を認識するAB波形認識回路と、前記Z相信号からZ相のイネーブル状態の期間を認識するZ波形認識回路と、Z相がディセーブル状態からイネーブル状態に変化するときのAB相の値を記憶し、AB相変化パターンを記憶する起点記憶装置と、Z相がディセーブル状態からイネーブル状態に変化してから前記AB相変化パターン経過後にディセーブル状態からイネーブル状態に変化する割り込み信号を生成して出力する起点認識回路と、前記割り込み信号がディセーブル状態からイネーブル状態に変化したときをきっかけとして、モータの回転角度のカウントをリセットして新たにモータの回転角度のカウントを開始する回転角度カウンタとを有するインターフェースと、を具備することを特徴とするエンコーダシステムが記載されている。
特開2020-67325号公報
前述した従来技術を適用する場合、Z相信号へのノイズが懸念される。Z相信号の伝送経路に何らかの理由でノイズが乗り、電気角位相0°以外の場所でZ相信号が発生すると、意図していない箇所でモータの電気角位相のカウントがリセットされ、実際のモータの電気角位相とマイコンが計算している電気角位相が異なることになる。その結果、マイコンは、正確な電気角位相を取得できず、モータを使用した電気自動車の走行性能に影響が生じる可能性がある。
本発明の電子制御装置は、Z相信号へのノイズにより、意図しない箇所における電気角位相補正を抑制するものである。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、車両走行用動力を出力するモータを制御する電子制御装置であって、前記モータの回転信号を出力するレゾルバと、前記モータに駆動用電気信号を供給するインバータとに接続されており、前記レゾルバから出力されるSIN信号及びCOS信号を、A相信号、B相信号、及び前記A相信号及び前記B相信号に同期して発生するZ相信号に変換するコンバータと、前記モータを制御するためのプログラムを実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記A相信号及び前記B相信号に基づいて、前記モータの電気角位相を計数し、前記Z相信号を推定発生範囲内で受信した場合、前記電気角位相の計数値を補正することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、意図しない箇所における電気角位相補正を抑制できる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
本発明の実施例のモータ及びレゾルバが接続されたECUを有する電気自動車の概略構成図である。 A相信号、B相信号及びZ相信号のタイミングチャートである。 Z相信号とモータの電気角位相カウンタCのクリアとの関係を示す図である。 Z相信号処理のフローチャートである。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例のモータ及びレゾルバが接続されたECUを有する電気自動車の概略構成図である。なお、図1では、モータ101、レゾルバ102、ECU103、及びインバータ106以外の構成の図示を省略した。
本実施例の電気自動車は、モータ101と、レゾルバ102と、ECU103とを有する。ECU103は、レゾルバデジタルコンバータIC(RDC-IC)104と、マイクロコントローラ(以降、マイコンと略称する)105を有する。
レゾルバ102は、モータ101の回転に伴う電気角位相情報としてSIN信号及びCOS信号102aをRDC-IC104に出力する。RDC-IC104は、SIN信号及びCOS信号102aの振幅によって、電気位相角の絶対値を検知し、ABZ相信号104bをマイコン105に出力する。
インバータ106は、ECU103からの制御信号に基づいて、モータ101を駆動するための電気信号(三相交流)を出力する。
ABZ相信号104bは、モータ101の電気角位相情報をA相信号及びB相信号によって表し、モータ101の電気位相角が一回転するごとにZ相信号が出力される(図2参照)。
マイコン105は、メモリに格納された所定のプログラムを実行することによって、モータの動作を制御する。マイコン105は、Z相信号が入力される前に起動し、ソフトウェアの実行時にモータ101の推定電気位相角が不明であるため、RDC-IC104からSPI通信線104aを介して出力されるSPI信号によって電気角位相の絶対値を取得する。但し、SPI信号から電気角位相の取得はモータ101の制御周期に比べて読み出し速度が遅く、モータ101の回転中は使用できない。そのため、SPI信号はマイコン起動直後のモータ101の停止時のみ使用し、以降はABZ相信号104bを用いて電気角位相情報を取得する。
図2は、A相信号、B相信号及びZ相信号のタイミングチャートである。
A相信号とB相信号は、モータ101の回転量、回転方向、回転位置をデジタル出力した号である。A相信号とB相信号は、モータ101が所定の角度だけ回転する毎に出力され、マイコン105が出力された矩形波の数を数えることによって回転量と回転位置を取得する。また、A相信号とB相信号は位相が1/4周期ずれており、A相信号及びB相信号の立ち上がり及び立下りの順序によって回転方向を表す。Z相信号は電気角位相が0°となるときに出力される。
図3は、Z相信号とモータ101の電気角位相カウンタCのクリアとの関係を示す図である。
マイコン105は、図2のA相信号とB相信号の数を数えることによって、モータ101の電気角位相を示すことができる。A相信号とB相信号の数を数えた値を、電気角位相カウンタCと称する。モータ101の電気角位相カウンタCは、モータ101の回転に合わせてインクリメントする。C1はモータ101の電気角位相カウンタCの前回値、C2はモータ101の電気角位相カウンタCの今回値を示す。Z相信号が出力されたタイミングでC2とC1の差ΔCを計算し、ΔCが所定の範囲内であればZ相信号連続正常カウンタをインクリメントする。また、Z相信号連続正常カウンタが最大値となった後はインクリメントせず、Z相信号が出力されたタイミングでモータ101の電気角位相カウンタがクリアされる。ただし、今回値C2’と前回値C1’の差が所定の範囲外であればZ相信号連続正常カウンタは0にクリアされる。
図4は、本実施例のマイコン105が実行するZ相信号処理のフローチャートである。
図4の処理が実行されると、割り込みを許可し、Z相信号の立ち上がり判定に使用される割り込みカウンタを更新する(ステップS400)。割り込みカウンタは、Z信号の立ち上がりを検出しインクリメントする。
割り込み(Z相信号の立ち上がり)が検出された場合(ステップS401でYES)、現在のモータ101の電気角位相カウンタCを取得する(ステップS402)。割り込みが検出されなかった場合は、このZ相信号処理を終了する。
割り込みが検出され、モータ101の電気角位相カウンタCをレジスタから取得した後、2回目以後のZ相信号処理であるかを判定する(ステップS403)。初回の場合は、取得したモータ101の電気角位相カウンタCを前回値C1に設定し(ステップS412)、Z相信号処理を終了する。初回の場合とは、マイコン104の起動後にZ相信号を初めて受信する場合や、前記モータの回転方向(例えば、正回転から逆回転、逆回転から正回転)が変わった後に初じめてZ相信号を受診した場合であり、これらの場合、正常範囲内でZ相信号を受信しても、電気角位相は補正されない。
2回目以上処理が行われている場合は、モータ101の電気角位相カウンタCの今回値C2と前回値C1の差ΔCを計算する(ステップS404)。差ΔCは、ΔC=C2-C1で計算できる(図3参照)。また、逆回転である場合も考慮し、差分ΔCの絶対値|ΔC|を計算する(ステップS405)。絶対値|ΔC|を計算することによって、モータ101の回転方向によらず、電気角位相カウンタCの値が常に増加するように更新できる。その後、ステップS404で計算された差の絶対値|ΔC|が所定の正常範囲内であるかを判定する(ステップS406)。すなわち、Z相信号はモータ101の電気角位相0°ごとに出力されているため、差は360°である。このため、正常範囲は、360°±αの範囲とし、α分の上下は正常範囲内とする。このαは、製品の許容誤差及びハードウェアの特性によって決定する値である。正常範囲は、モータ101の正回転時には、モータ101の1回転分の電気角位相カウンタ値を加算して定め、モータ101の逆回転時には、モータ101の1回転分の電気角位相カウンタ値を減算して定められる。
|ΔC|が正常範囲外である場合、Z相信号は正常でない(ノイズである可能性が高い)ため、Z相信号連続正常カウンタを0にクリアし(ステップS413)、モータ101の電気角位相カウンタCの前回値C1をRAMに格納した後、Z相信号処理を終了する。
|ΔC|が正常範囲内である場合、Z相信号連続正常カウンタが最大であるかを判定する(ステップS407)。
Z相信号連続正常カウンタが最大値でない場合、Z相信号連続正常カウンタをインクリメントする(ステップS408)。Z相信号連続正常カウンタの最大値は、Z相信号が何回連続で正常であれば信頼できるかを示す指標である。本実施例では、最大値は4とする。すなわち、4回連続で正常な間隔でZ相信号を検知できれば、Z相信号は信頼できる信号出ると判定される。Z相信号連続正常カウンタが最大値である場合、Z相信号連続正常カウンタのインクリメントをスキップする。
Z相信号が信頼できるかを判定する(ステップS409)。前述の通り、Z相信号連続正常カウンタが最大値の場合に、Z相信号を信頼できる。
Z相信号を信頼できる場合、モータ101の電気角位相カウンタCの今回値C2を0にクリアする(ステップS410)。この時、実際のモータ101の電気角位相とモータ101の電気角位相カウンタCが一致し、電気角位相補正が行われる。Z相信号を信頼できない場合は、モータ101の電気角位相カウンタCのクリアをスキップする。
その後、モータ101の電気角位相カウンタCの今回値C2を前回値C1に格納し(ステップS411)、Z相信号処理は終了する。
なお、所定回数連続して正常範囲外でZ相信号を受信した場合、異常と判定するとよい。
以上に説明したように、本発明の実施例のECU103は、A相信号及びB相信号に基づいてモータ101の電気角位相を計数し、Z相信号を推定発生範囲(正常範囲)内で受信した場合、電気角位相の計数値を補正するので、ノイズ(外乱)による意図しない箇所における電気角位相の補正を抑制でき、電気角位相が正常に補正されることによって、モータ101の実際の電気角位相とECU103が認識している電気角位相が一致し、適切にモータ101を制御できる。
また、ECU103は、モータ101の正回転時には、モータ101の1回転で出力されるA相信号及びB相信号の数を加算して推定発生範囲を定め、モータ101の逆回転時には、モータ101の1回転で出力されるA相信号及びB相信号の数を減算して推定発生範囲を定めるので、モータ101の回転方向によらず、意図しない箇所における電気角位相の補正を抑制できる。
また、ECU103は、モータ101の逆回転時の初回のZ相信号を推定発生範囲内で受信しても、電気角位相の計数値を補正しないので、モータ101の回転方向の変化時に生じる1回転に満たない計数値の半端用いることなく、正確な箇所で電気角位相を補正できる。
また、ECU103は、推定発生範囲内でZ相信号を受信した場合、当該推定発生範囲内でZ相信号を受信した位置に基づいて、次の推定発生範囲を定める。すなわち、電気角位相の計数値の相対値を用いて電気角位相を補正するので、電気角位相の計数値の絶対値の正確性が必要なくなる。
また、ECU103は、所定回数連続して推定発生範囲内でZ相信号を受信した場合、電気角位相の計数値を補正するので、ノイズ(外乱)によって偶然正常となった場合を排除して、高い信頼性で電気角位相を補正できる。
また、ECU103は、所定回数連続して推定発生範囲内でZ相信号を受信した場合、次のZ相信号を受信したタイミングで、電気角位相の計数値を補正するので、信頼できるZ相信号を使って、高い信頼性で電気角位相を補正できる。
また、ECU103は、起動直後には電気角位相の計数値を使用せず、レゾルバ102から出力されるSIN信号及びCOS信号102aに基づいて、モータ101の回転角を取得するので、ECU103の起動直後においてA相信号及びB相信号を認識できなくても、モータ101の回転角を取得できる。
また、ECU103は、SPI通信線104aを経由して、コンバータ(RDC-IC)104からモータ101の回転角を取得するので、ECU103の起動直後においてA相信号及びB相信号を認識できなくても、SPI通信線104aを経由して、モータ101の回転角を取得できる。
また、ECU103は、所定回数連続して前記推定発生範囲外で前記Z相信号を受信した場合、異常と判定するので、電気角位相のみによってモータ101やECU103の異常を判定できる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
101 モータ、102 レゾルバ、102a SIN信号及びCOS信号線、103 ECU(エンジンコントロールユニット)、104 RDC-IC(レゾルバデジタルコンバータ)、104a SPI信号線、104b A相、B相、Z相信号線、105 マイコン(マイクロコントローラ)

Claims (13)

  1. 車両走行用動力を出力するモータを制御する電子制御装置であって、
    前記モータの回転信号を出力するレゾルバと、前記モータに駆動用電気信号を供給するインバータとに接続されており、
    前記レゾルバから出力されるSIN信号及びCOS信号を、A相信号、B相信号、及び前記A相信号及び前記B相信号に同期して発生するZ相信号に変換するコンバータと、
    前記モータを制御するためのプログラムを実行する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記A相信号及び前記B相信号に基づいて、前記モータの電気角位相を計数し、
    前記Z相信号を推定発生範囲内で受信した場合、前記電気角位相の計数値を補正することを特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、前記モータの1回転で出力される前記A相信号及び前記B相信号の数に基づいて、前記推定発生範囲を定めることを特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項2に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、前記モータの1回転で出力される前記A相信号及び前記B相信号の数が所定値である範囲を前記推定発生範囲として定めることを特徴とする電子制御装置。
  4. 請求項3に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、
    前記モータの正回転時には、前記モータの1回転で出力される前記A相信号及び前記B相信号の数を加算して前記推定発生範囲を定め、
    前記モータの逆回転時には、前記モータの1回転で出力される前記A相信号及び前記B相信号の数を減算して前記推定発生範囲を定めることを特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項4に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、前記モータの逆回転時の初回のZ相信号を前記推定発生範囲内で受信しても、前記電気角位相の計数値を補正しないことを特徴とする電子制御装置。
  6. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、前記推定発生範囲内で前記Z相信号を受信した場合、当該推定発生範囲内で前記Z相信号を受信した位置に基づいて、次の推定発生範囲を定めることを特徴とする電子制御装置。
  7. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、所定回数連続して前記推定発生範囲内で前記Z相信号を受信した場合、前記電気角位相の計数値を補正することを特徴とする電子制御装置。
  8. 請求項7に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、所定回数連続して前記推定発生範囲内で前記Z相信号を受信した場合、次のZ相信号を受信したタイミングで、前記電気角位相の計数値を補正することを特徴とする電子制御装置。
  9. 請求項7に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、前記推定発生範囲外で前記Z相信号を受信した場合、前記所定回数の計数値を初期化することを特徴とする電子制御装置。
  10. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、起動直後には前記電気角位相の計数値を使用せず、前記レゾルバから出力される前記SIN信号及び前記COS信号に基づいて、前記モータの回転角を取得することを特徴とする電子制御装置。
  11. 請求項10に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、SPI通信線を経由して、前記コンバータから前記モータの回転角を取得することを特徴とする電子制御装置。
  12. 請求項1に記載の電子制御装置であって、
    前記制御部は、所定回数連続して前記推定発生範囲外で前記Z相信号を受信した場合、異常と判定することを特徴とする電子制御装置。
  13. 電子制御装置が車両走行用動力を出力するモータの動作を検出する方法であって、
    前記電子制御装置は、前記モータの回転信号を出力するレゾルバと、前記モータに駆動用電気信号を供給するインバータとに接続されており、
    前記電子制御装置は、前記レゾルバから出力された信号を変換するコンバータと、前記モータを制御するためのプログラムを実行する制御部とを有し、
    前記コンバータは、前記レゾルバから出力されるSIN信号及びCOS信号を、A相信号、B相信号、及び前記A相信号及び前記B相信号に同期して発生するZ相信号に変換して出力し、
    前記方法は、
    前記制御部が、前記A相信号及び前記B相信号に基づいて、前記モータの電気角位相を計数し、
    前記制御部が、前記Z相信号を推定発生範囲内で受信した場合、前記電気角位相の計数値を補正することを特徴とする方法。
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