JP2022098455A - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

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Masato Yoshioka
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Abstract

【課題】肌へ塗布した際に水はきが少なく、優れた使用感を有し、保存中においても分離や油浮きがなく、粘度変化の少ない安定性に優れた油中水型乳化化粧料を提供する。【解決手段】シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又は/及びシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体、特定のシリコーン界面活性剤又はノニオン性界面活性剤、並びに、エステル油、シリコーン油又は炭化水素油から選ばれる油剤を含有する油中水型乳化化粧料。【選択図】 なし

Description

本発明は、保存安定性に優れ、さらには皮膚に適用した場合に水はきが起こりにくい油中水型乳化化粧料に関する。より詳しくは、シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体、特定の界面活性剤及び特定の油剤を含有する油中水型乳化化粧料に関する。
油中水型乳化化粧料は、油剤、水、乳化剤を用いて調製されるが、油中水型乳化化粧料に使用される従来の乳化剤は肌へ塗布した際、べたつきの原因となりやすく、べたつきのない優れた使用感を有する油中水型乳化化粧料が求められてきた。また、油中水型乳化化粧料は水中油型乳化化粧料と比べて分散相(水相)の合一が起きやすく、経時的に分離を起こしやすい欠点があり、安定な油中水型乳化化粧料を得るのが難しいという問題があり、その解決が求められていた。そこで、肌へ塗布した際のべたつき感がなく、経時的な安定性に優れた油中水型乳化化粧料を作製できる油中水型乳化剤が求められてきた。
そのため、本発明者らは、ケイ素原子に直結する水酸基を2個有するシリル化ペプチド又はシリル化アミノ酸の1種以上と、加水分解によってケイ素原子に直結する水酸基が2個以上生じるシラン化合物の1種以上とを水溶液中で縮重合させて得られるシリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体を油中水型乳化剤として開発し、べたつきが少なく、経時安定性のよい油中水型乳化化粧料を提案してきた(特許文献1、2、3)。
しかしながら、シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体を乳化剤として含有させた油中水型乳化化粧料においては、油剤の種類によっては保存中に粘度の変化が起こり、それに伴って肌へ塗布した場合の使用感が変化してしまうといった問題があった。また、肌に薄く塗り広げた際に分散相(水相)が合一し水滴が現れる現象(「水はき」と記載する)がおこり、使用感が損なわれるおそれがあった。
特開2001-048732号公報 特開2004-331616号公報 特開2017-132713号公報
本発明は、従来の問題点を解決し、シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体を乳化剤として含有する油中水型乳化化粧料において、保存中に分離や油浮きがなく、粘度変化が少なく安定性に優れ、また、肌へ塗布した際には水はきが起こりにくく使用感に優れた、油中水型乳化化粧料を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記実情に鑑みて鋭意検討した結果、成分(A):シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体、成分(B):シリコーン界面活性剤又はノニオン性界面活性剤、成分(C):エステル油、シリコーン油及び炭化水素油からなる群より選ばれる油剤、を含有する油中水型乳化化粧料が、肌へ塗布した際に水はきが少なく優れた使用感を有し、さらには保存安定性に優れた化粧料となることを見出し、本発明を完成させた。
本発明は、その第1として、油中水型乳化化粧料であって、
(A)下記の一般式(I):
Figure 2022098455000001
[式中、Rは水酸基又は炭素数1~3のアルキル基を示し、Rは側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末端アミノ基を除く側鎖の残基を示し、RはRを構成する側鎖以外のアミノ酸側鎖を示し、Aは結合手で-CH-、-CHCH-、-CHCHCH-、-(CHOCHCH(OH)CH-、-(CHS-、-(CHNH-及び-(CHOCOCHCH-からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、xは0~50、yは1~100、x+yは1~100である(ただし、x及びyはアミノ酸の数を示すのみで、アミノ酸配列の順序を示すものではない。又、2つのRは同一であってもよく又異なっていてもよい。)]で表されるシリル化ペプチド又はシリル化アミノ酸と
下記の一般式(II)
Si(OH)(4-p-m) (II)
[式中、mは0から2の整数で、pは2から4の整数、m+p≦4で、Rは炭素原子がケイ素原子に直接結合する有機基であり、m個のR は同じでもよく、異なっていてもよい。(4-p-m)個のYはアルコキシ基又は水素原子である]で表されるシラン化合物との共重合体、
(B)シリコーン界面活性剤又はノニオン性界面活性剤、
(C)エステル油、シリコーン油、炭化水素油から選ばれる油剤、
を含有し、さらには成分(A)に対する成分(B)の質量割合(B)/(A)が、0.01以上、1.0以下であることを特徴とする。
本発明の第2は、前記本発明の第1の油中水型乳化化粧料であって、さらに(D)成分としてグリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸及びその塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする油中水型乳化化粧料である。
(D)成分を含有させることで、本発明の油中水型乳化化粧料の経時安定性が損なわれることなく、保湿効果、抗酸化効果、メラニン産生抑制効果、コラーゲン産生促進効果等肌に適用した場合に好ましいスキンケア効果を付与することができる。本発明の第2は、この好ましい様態に該当する。
本発明の第3は、前記本発明の第2の油中水型乳化化粧料であって、(D)成分が、ビスグリセリルアスコルビン酸を含むものであることを特徴とする油中水型乳化化粧料である。化粧料に配合した場合の使用感の高さの観点から、(D)成分としては、ビスグリセリルアスコルビン酸、特に2,3-ジ-O-グリセリルアスコルビン酸が好ましく、これらを含むことが好ましい。本発明の第3は、この好ましい様態に該当するものである。
本発明の第4は、前記本発明の第1~3の油中水型乳化化粧料であって、成分(B)が、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6及びジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2からなる群より選ばれることを特徴とする油中水型乳化化粧料である。
界面活性剤として、上記成分(B)選択することで保存安定性と肌に塗布した場合の水はきの少なさの点において特に優れた油中水型乳化化粧料を提供することができる。本発明の第4は、この好ましい様態に該当するものである。
本発明の第5は、前記本発明の第1~4の油中水型乳化化粧料であって、成分(C)がトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチコン、スクワラン及びミネラルオイルからなる群より選ばれることを特徴とする油中水型乳化化粧料である。成分(C)の油剤を上記のものから選ぶことによって、本発明の油中水型乳化化粧料がより優れた使用感を示すので好ましい。本発明の第5は、この好ましい様態に該当するものである。
本発明は、シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体、特定の界面活性剤及び特定の油剤を含有する油中水型乳化化粧料であり、保存中の粘度変化が少ない安定性に優れた化粧料である。また、肌へ塗布した際には水はきが少なく優れた使用感を発揮する。
さらに、本発明の油中水型乳化化粧料が(D)成分:グリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸及びその塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有すると、安定性が損なわれることなく、保湿効果、抗酸化効果、メラニン産生抑制効果、コラーゲン産生促進効果等肌に適用した場合の好ましいスキンケア効果が付与され、べたつきもより抑制された油中水型乳化化粧料となる。
本発明の油中水型乳化化粧料を構成する成分(A):シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体、成分(B):シリコーン界面活性剤又はノニオン性界面活性剤、及び成分(C):エステル油、シリコーン油及び炭化水素油からなる群より選ばれる油剤、さらに、成分(D):グリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸及びその塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上、及び、本発明の油中水型乳化化粧料の形態について、以下具体的に説明する。
[成分(A):シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体]
成分(A)のシリル化ペプチド-シラン化合物共重合体又はシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体は、特許文献1や3に開示されている方法で合成できる。
具体的に示すと、前記共重合体は、前記一般式(I)で表されるシリル化ペプチド又はシリル化アミノ酸の1種以上と前記一般式(II)で表されるシラン化合物の1種以上とを、水溶液中で縮重合させることにより合成することができる。シリル化ペプチド又はシリル化アミノ酸とシラン化合物との反応モル比は、通常、(シリル化ペプチド又はシリル化アミノ酸):(シラン化合物)=1:20~1:80の範囲である。
前記の縮重合をさせた後、下記の一般式(III):
Si(OH) (III)
[式中、3個のRは炭素原子がケイ素原子に直接結合する有機基であり、3個のR は同じでもよく、異なっていてもよい]で示されるシラン化合物を、水溶液中で、さらに付加させた共重合体も、本発明の油中水型乳化化粧料において、成分(A)として用いられる。
成分(A)としては、前記シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体及びシリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体から選ばれる1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
前記一般式(I)で表されるシリル化ペプチドは、式RSi(OH)A-で示される基がペプチドのアミノ基に結合したものであるが、当該ペプチドとしては、天然ペプチド、合成ペプチド、タンパク質加水分解物等が挙げられる。中でも、入手の容易さやペプチド部分の数平均分子量のコントロールのしやすさから、タンパク質加水分解物が好ましい。
前記タンパク質加水分解物とは、タンパク質を酸、アルカリ、酵素、又はそれらの併用により部分加水分解することにより得られるペプチドであり、このタンパク質源としては、動物性タンパク質、植物性タンパク質及び微生物由来のタンパク質等が挙げられる。動物性タンパク質としては、コラ-ゲン(その変性物であるゼラチンも含む)、ケラチン、シルク(フィブロイン又はセリシン)、カゼイン、コンキオリン、エラスチン、プロタミン、鶏等の卵の卵黄タンパク質や卵白タンパク質等を挙げることができ、植物性タンパク質としては、大豆、小麦、米(米糠)、ゴマ、エンドウ、トウモロコシ、イモ類等に含まれるタンパク質を挙げることができ、微生物由来のタンパク質としては、サッカロミセス属、カンディダ属、エンドミコプシス属の酵母菌、ビ-ル酵母や清酒酵母といわれる酵母菌より分離した酵母タンパク質、キノコ類(担子菌)やクロレラより分離したタンパク質、海藻由来のスピルリナタンパク質等を挙げることができる。
工業的に入手しやすいといった観点から、前記シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体のシリル化ペプチドとしてはシリル化加水分解シルク又はシリル化加水分解コラーゲンが好ましい。
前記一般式(I)で表されるシリル化アミノ酸は、式RSi(OH)A-で示される基がアミノ酸のアミノ基に結合したものであるが、当該アミノ酸としては、通常化粧料に用いられるアミノ酸であれば用いることができ特に限定されない。アスパラギン酸、グルタミン酸、シスチン酸等の酸性アミノ酸、グリシン、アラニン、セリン、トレオニン、メチオニン、システイン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、チロシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、トリプトファン、アスパラギン、グルタミン等の中性アミノ酸、アルギニン、リシン、ヒスチジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸のいずれも用いることができる。
本発明の油中水型乳化化粧料の安定性の高さの点から、前記シリル化アミノ酸-シラン化合物共重合体のシリル化アミノ酸としては、シリル化セリン、シリル化アラニン、シリル化アルギニン、シリル化グリシン、シリル化プロリン又はシリル化グルタミン酸が好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料を得るためには、シリル化ペプチド-シラン化合物共重合体を含有する市販品を用いて(A)成分を含有させてもよい。前記市販品としては、例えば(株)成和化成社製のProtesil WO((加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー+水添ポリイソブテン+水)等を挙げることができる。
前記成分(A)の含有量は、特に限定されないが、乳化化粧料の全質量に対して0.4~3.5質量%であることが好ましく、0.8~2.5質量%であることがより好ましい。含有量がこれより少ない場合には、乳化剤としての十分な効果を発揮できない場合があり、含有量がこれより多くてもそのコストに見合った十分な効果がみられない。
[成分(B):シリコーン界面活性剤又はノニオン性界面活性剤]
本発明の油中水型乳化化粧料に含有される成分(B)のシリコーン界面活性剤又はノニオン性界面活性剤としては、通常化粧料に用いられるものであればよく、特に限定されない。
前記シリコーン界面活性剤としては、例えば、PEG-11メチルエーテルジメチコン、PEG/PPG-20/22ブチルエーテルジメチコン、PEG-9ジメチコン、PEG-3ジメチコン、PEG-9メチルエーテルジメチコン、PEG-10ジメチコン、PEG-32メチルエーテルジメチコン、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、メチルポリシロキサン・セチルメチルポリシロキサン・ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体、(ジメチコン/(PEG-10/15))クロスポリマー等のポリエーテル変性シリコーン;ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等のポリグリセリン変性シリコーン;ジメチルシロキサン・メチルセチルシロキサン共重合体等が挙げられる。
前記ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2、ジポリヒドロキシステアリン酸PEG-30、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6、ラウリン酸ポリグリセリル-6、イソステアリン酸ポリグリセリル-2等のポリグリセリン脂肪酸エステル;デシルグルコシド、(カプリリル/カプリル)グルコシド、セテアリルグルコシド、アラキジルグルコシド、(C12-20)アルキルグルコシド、ヤシ油アルキルグルコシド、ミリスチルグルコシド、ヘプチルグルコシド、ラウリルグルコシド等のアルキルグルコシド、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート等のソルビタン脂肪酸エステル;グリセリン脂肪酸エステル及びこれらのアルキレンオキシド付加物、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノール、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンステロール及びその誘導体、ポリオキシエチレンラノリン及びその誘導体、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、ショ糖脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油等が挙げられる。
前記成分(B)の中でも、シリコーン界面活性剤としては、保存中の粘度変化の小ささの点から、ポリエーテル変性シリコーン又はポリグリセリン変性シリコーンが好ましく、中でも、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコンが好ましい。ノニオン性界面活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステルが好ましく、中でも、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6であることが好ましい。
前記成分(B)の界面活性剤は、1種を単独で又は2種以上を併用して用いることができる。
前記成分(B)の含有量は、特に限定されないが、乳化化粧料の全質量に対して0.05~2質量%であることが好ましく、0.1~1.5質量%であることがより好ましい。含有量がこれより少なくなると、乳化化粧料の保存安定性が低下する恐れがあり、これより多くしても、含有量の増加に見合うだけの十分な効果が得られない場合がある。
前記成分(A)に対する成分(B)の質量比[成分(B)/成分(A)]は、油中水型乳化化粧料の保存安定性の観点から1.0以下であり、0.7以下がより好ましい。(A)に対する成分(B)の質量比がこれより大きい場合には、肌に適用した場合の使用感が損なわれる場合や安定した油中水型乳化化粧料を作製することが困難な場合がある。一方、質量比[成分(B)/成分(A)]は、0.01以上であり、0.1以上がより好ましい。質量比がこの範囲未満の場合は、成分(B)配合の効果が十分得られない場合が多い。
[成分(C):油剤]
本発明の油中水型乳化化粧料に含有される成分(C)の油剤は、エステル油、シリコーン油及び炭化水素油から選ばれるが、これらの中で、通常化粧料に用いられるものであれば特に制限なく用いることができる。
エステル油としては、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸プロピレングリコール、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、2-エチルヘキサン酸セチル、ジ-2-エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸エリスリチル、ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエチスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット、2-エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸エチル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2-オクチルドデシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、メトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ヘキサ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ジペンタエリスリチル、安息香酸アルキル(C12-15)、トリイソオクタン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、(ジイソステアリン酸/水添ロジン酸)グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、デカイソステアリン酸デカグリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリミリスチン酸グリセリル、ミリスチン酸イソステアリン酸ジグリセリル、トリメリト酸トリトリデシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-オクチルドデシルエステル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステアリル/2-オクチルドデシル)等が挙げられる。
シリコーン油としては、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン(ジメチコン)、高重合メチルポリシロキサン等のジメチルシリコーン油;メチルフェニルポリシロキサン等のメチルフェニルシリコーン油;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等のアミノ変性シリコーン;カルボキシ変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン;メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノール等が挙げられる。
炭化水素油としては、(C13-15)アルカン、(C15-19)アルカン、(C18-21)アルカン、(C21-28)アルカン、ミネラルオイル、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、α-オレフィンオリゴマー、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、水添ポリイソブテン、水添(テトラデセニル/メチルペンタデセン)、イソドデカン、ポリブテン、ポリイソブテン、イソヘキサデカン、(C13,14)イソパラフィン、ワセリン等が挙げられる。
前記成分(C)の中でも、肌へ適用した場合の肌なじみのよさ、べたつきのなさの点から、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチコン、ミネラルオイル、スクワランが好ましく用いられる。
また、前記成分(C)の油剤は1種を単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
前記成分(C)の含有量は、特に限定されないが、乳化化粧料の全質量に対して10~30質量%であることが好ましく、15~25質量%であることがより好ましい。含有量がこれより少なくなると、乳化化粧料の保存安定性が低下する恐れがあり、これより多くなると、べたつきの増加等使用感に影響を与えるおそれがある。
[成分(D):グリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸及びその塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上]
(グリセリン、ジグリセリン)
本発明の油中水型乳化化粧料に含有される成分(D)のグリセリン、ジグリセリンとしては通常化粧料に用いられる成分であれば特に制限はなく、市販品を用いることができる。具体的には、阪本薬品工業社製の化粧品用濃グリセリン、ジグリセリン 801等が挙げられる。
グリセリン、ジグリセリンの含有量は、化粧料の全質量に対して5~50質量%が好ましく、10~30質量%がより好ましい。含有量がこの範囲より少なくなると、肌に適用した場合に保湿効果が十分でない場合があり、この範囲より多くなると化粧料の経時安定性が低下するおそれがある。
(グリセリルアスコルビン酸及びその塩)
本発明の油中水型乳化化粧料に含有される成分(D)としてのグリセリルアスコルビン酸は、アスコルビン酸の2位、3位、5位又は6位に1以上のグリセリル基が付加したアスコルビン酸誘導体であり、具体例としては、以下に示す化合物を挙げることができる。
なお、以下の例示において、グリセリルとは、HOCH-CH(OH)-CH-又はHOCH-CH(CHOH)-で表される基を示し、
アルキルとは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基、ベヘニル基等を示し、
アルケニルとは、ビニル基、アリル基、ブテニル基、イソブテニル基、クロチル基、オクテニル基、デセニル基、ドデセニル基等を示し、
アシルとは、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基、ヘプタノイル基、オクタノイル基、ノナイル基、デカノイル基、ウンデカノイル基、ドデカノイル基、テトラデカノイル基、ヘキサデカノイル基、エイコサノイル基、ヘキサデセノイル基、オクタデセノイル基、オクタデカトリエノイル基、イコサテトラエノイル基、イソオクタノイル基、イソパルミトイル基、イソステアロイル基、2-プロピルペンタノイル基、2-ブチルヘキサノイル基、2-ペンチルヘプタノイル基等を示す。
グリセリルアスコルビン酸としては、2-O-グリセリルアスコルビン酸、3-O-グリセリルアスコルビン酸、5-O-グリセリルアスコルビン酸、6-O-グリセリルアスコルビン酸、2,3-ジ-O-グリセリルアスコルビン酸、2,3,5,6-テトラ-O-グリセリルアスコルビン酸,2-O-ジグリセリルアスコルビン酸、3-O-ジグリセリルアスコルビン酸、2,3-ジ-O-ジグリセリルアスコルビン酸、2-O-グリセリル-3-O-アルキルアスコルビン酸、2-O-アルキル-3-O-グリセリルアスコルビン酸、2-O-アルキルグリセリルアスコルビン酸、3-O-アルキルグリセリルアスコルビン酸、2-O-グリセリル-5-O-アシルアスコルビン酸、2-O-グリセリル-6-O-アシルアスコルビン酸、2-O-グリセリル-3-O-アルケニルアスコルビン酸、2-O-アルケニル-3-O-グリセリルアスコルビン酸、2-O-アルケニルグリセリルアスコルビン酸、3-O-アルケニルグリセリルアスコルビン酸等が挙げられる。
上記の例示の中でも工業的に入手しやすく、かつ、本発明の効果を十分に発現させることができるグリセリルアスコルビン酸としては、2-O-グリセリルアスコルビン酸、3-O-グリセリルアスコルビン酸、ビスグリセリルアスコルビン酸が好ましく、中でも、2,3-ジ-O-グリセリルアスコルビン酸等のビスグリセリルアスコルビン酸がさらに好ましい。
グリセリルアスコルビン酸の塩としては、例えば、カリウム塩、ナトリウム塩等の金属塩や、トリエタノールアミン塩、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール塩、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール塩等のアンモニウム塩等が挙げられる。
グリセリルアスコルビン酸としては、市販品を用いることもできる。例えば、2,3-ジ-O-グリセリルアスコルビン酸としては(株)成和化成社製のAmitose DGAを用いることができる。
本発明の油中水型乳化化粧料では、グリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸及びその塩からなる群より選ばれる1種を単独用いてもよいし、2種以上を混合して用いても良い。
グリセリルアスコルビン酸又はその塩の含有量は、化粧料の全質量に対して0.1~30質量%が好ましく、0.5~25質量%がより好ましい。グリセリルアスコルビン酸又はその塩の含有量がこの範囲より少ない場合には、好ましいスキンケア効果を付与する効果を得にくくなる。一方、この範囲よりも多くしても、配合量の増加に見合う効果が得られない。
本発明の油中水型乳化化粧料には、前記の成分(A)~(D)に加えて、水を含有することができる。さらに、油中水型乳化化粧料としての効果や安定性等を損なわない限りにおいて、その用途に応じて、適宜、通常化粧料に使用される成分のような、他の成分を含有させることができる。
例えば、成分(B)以外の界面活性剤、成分(C)以外の油性成分、保湿剤、増粘剤等の高分子化合物、美白剤、感触改良剤、薬剤、紫外線吸収剤、タンパク質、タンパク質加水分解物又はその誘導体、アミノ酸又はその誘導体、酸化防止剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、防腐剤、顔料、着色料、香料等の通常化粧料に使用される成分を、他の成分として、適宜配合することができる。
成分(B)以外の界面活性剤としては、高級脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシルメチルタウリン塩、N-アシル-N-メチル-β-アラニン塩、N-アシルグリシン塩、N-アシルグルタミン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩、アルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸及びその塩、N-アシルサルコシン及びその塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸塩、ラウロイルカラスムギアミノ酸及びその塩、ココイルリンゴアミノ酸及びその塩等のアニオン性界面活性剤;
モノアルキルアミン塩、ジアルキルアミン塩、トリアルキルアミン塩等のアルキルアミン塩;ステアラミドエチルジエチルアミン、ステアラミドプロピルジメチルアミン等の脂肪酸アミドアルキルアミン;モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩;アルキルピリジニウム塩等の環式4級アンモニウム塩;塩化ベンゼトニウム等のカチオン性界面活性剤、
アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2-アルキル-N-カルボキシ-N-ヒドロキシイミダゾリニウムベタイン、アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N-アシルアミノエチル-N-2-ヒドロキシエチルグリシン塩、アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩、アルキルヒドロキシスルホベタイン等の両性界面活性剤が挙げられる。
成分(C)以外の油性成分としては、植物油、ロウ、高級脂肪酸、高級アルコール、油脂等を挙げることができる。
植物油としては、マカデミアナッツ油、ユーカリ油、ヤシ油、アボカド油、サフラワー油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ククイナッツ油、シア脂(シアバター)、カカオバター、アーモンド油、ヒマワリ油、ローズヒップ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、ツバキ油、杏仁油、ゴマ油、大豆油、ホホバ油、ヒマシ油、ヘーゼルナッツ油、メドウフォーム油、ハッカ油、アルガンオイル、カロットオイル、ラベンダー油、シュガースクワラン、ダマスクバラ花ロウ、センチフォリアバラ花ロウ、ソケイ花ワックス、椿油、これらの水素添加物(例えば、水素添加ヒマシ油、水素添加ホホバ油、水素添加パーム油、水素添加アボカド油、水素添加大豆油等)等が挙げられる。
ロウとしては、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール、ヒマワリ種子ロウ等が挙げられる。
高級脂肪酸としては、イソステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等が挙げられる。
高級アルコールとしては、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、セテアリルアルコール、ミリスチルアルコール、オクタノール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノール、アラキジルアルコール、(C14-22)アルコール、(C20-22)アルコール、ヤシアルコール、グリセリルモノセチルエーテル、デシルテトラデカノール、バチルアルコール等が挙げられる。
油脂としては、テオブロマグランジフロルム種子脂、マンゴー種子脂、カカオ脂、パーム油、パーム核油、ヤシ油、シア脂、ショレアステノプテラ脂、アフリカマンゴノキ核脂、アボカド脂、サラソウジュ種子脂、アストロカリウムムルムル脂、アストロカリウムムルムル種子脂、アストロカリウムツクマ種子脂、ガルシニアインディカ種子脂、トリチリアエメチカ種子脂、バシアラチホリア種子脂、ガルシニアインディカ種子脂、水素添加カカオ脂、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ、乳脂等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、グリセリン、エトキシジグリコール、プロピレングリコール、マルチトール、ソルビトール、1,3-ブチレングリコール、乳酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム等が挙げられる。
増粘剤等の高分子化合物としては、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限はなく、アクリル酸系増粘剤;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム等のセルロース系増粘剤;キサンタンガム、ヒドロキシプロピルキサンタンガム、アラビアガム、トラガカントガム、キャブロガム、グアーガム、カエサルピニアスピノサガム、デキストラン等の天然由来増粘剤;(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマーなどのシリコーンゲル;ポリビニルアルコール、高分子のジメチルポリシロキサン、ペクチン、寒天、クインスシード、デンプン、アルゲコロイド、サクシノグルカン、コラーゲン、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、カルボキシメチルデンプン、アルギニン酸ナトリウム、ポリビニルメチルエーテル、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレンアクリレート、カチオンポリマー等の増粘剤やその他の高分子化合物が挙げられる。
前記アクリル酸系増粘剤としては、例えば、ポリアクリルアミド、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマー、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリン/ジメチルアクリルアミド)クロスポリマー、ポリアクリレート-13、ポリアクリレートクロスポリマー-6、(アクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド/アクリレーツ)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸べへネス-25)クロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ステアレス-25)クロスポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸べへネス-25)コポリマー、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス-20)コポリマー、ステアレス-10アリルエーテル/アクリレーツコポリマー、カルボキシビニルポリマー等を挙げることができる。
美白剤としては、エラグ酸、カミツレエキス、甘草エキス、ルシノール、ローズマリーエキス、アルブチン、トラネキサム酸、4-メトキシサリチル酸カリウム塩、アスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸リン酸マグネシウムといったアスコルビン酸誘導体等が挙げられる。
感触改良剤としては、アミロペクチン(アミロース)、アシル化アミノ酸、ポリメタクリル酸メチル、窒化ホウ素、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、金属石鹸、シリコーン粉体、ポリメチルメタクリル酸メチル、ジメチルシリル化シリカ等が挙げられる。
薬剤としては、肌荒れ防止剤又は抗炎症剤を挙げることができる。肌荒れ防止剤又は抗炎症剤としては、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸ステアリル、サリチル酸メチル、ピリドキシン塩酸塩、アラントイン、海塩、ソウハクヒエキス、アロエエキス、クチナシエキス、カミツレエキス、カンゾウエキス、ムクロジエキス、キョウニンエキス、オウゴンエキス、甜茶エキス、ビワエキス、イチョウエキス、オトギリソウエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ベニバナエキス、トウヒエキス、サルビアエキス、シラカバエキス、チンピエキス、トウニンエキス、ガイヨウエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、ニンジンエキス、シャクヤクエキス、センキュウエキス、ゲンチアナエキス、冬虫夏草エキス、オウバクエキス、インチンコウエキス、ゲンノショウコエキス、モモ葉エキス、クマザサエキス、ヨクイニンエキス、マロニエエキス、サンザシエキス、オウレンエキス、レイシエキス、トウキンセンカエキス、ペパーミントエキス、コンフリーエキス、ブッチャーブルームエキス、ウスベニアオイエキス、ヤグルマルソウエキス、トゲナシエキス等が挙げられ、その他、育毛用薬剤、ニキビ用薬剤、ふけ・かゆみ用薬剤、腋臭防止用薬剤等も挙げることができる。
紫外線吸収剤としては、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸ナトリウム、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン-スルホン酸ナトリウム、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン誘導体;パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エチル、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等のパラアミノ安息香酸誘導体;パラメトキシケイヒ酸エチル、パラメトキシケイヒ酸イソプロピル、パラメトキシケイヒ酸-2-エチルヘキシル(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル)、パラメトキシケイヒ酸ナトリウム、パラメトキシケイヒ酸カリウム、ジパラメトキシケイヒ酸モノ-2-エチルヘキサン酸グリセリル等のメトキシケイヒ酸誘導体;サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル、サリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸ミリスチル、サリチル酸メチル等のサリチル酸誘導体;ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン(t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン)、2-(2’-ヒドロキシ-5’-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸メチル、オクトクリレン(2-シアノ-3,3-ジフェニルプロパ-2-エン酸-2-エチルヘキシル)、2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸ヘキシル(ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル)、エチルヘキシルトリアゾン及びビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等が挙げられ、また、上記紫外線吸収剤を内包するマイクロカプセルも挙げることができる。
タンパク質、タンパク質加水分解物又はその誘導体としては、乳清タンパク、カゼインタンパク、シルクタンパク、小麦タンパク、米タンパク、エンドウマメタンパク、大豆、ゴマ、コラーゲン、ケラチン、コンキオリン、海洋コラーゲン等のタンパク質、これらの加水分解物又はタンパク質加水分解物のアシル化、シリル化、カチオン化、アルキルエステル化誘導体等が挙げられる。
アミノ酸又はその誘導体としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、シスチン、システイン、メチオニン、トリプトファン、プロリン、ヒスチジン、タウリン等のアミノ酸又はその塩、及びこれらのアシル化、アルキル化、エステル化、グリセリル化誘導体等が挙げられる。
酸化防止剤としては、ピロ亜硫酸ナトリウム、ビタミンE又はその誘導体、タンニン、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)等が挙げられる。
金属イオン封鎖剤としては、エデト酸ナトリウム塩、リン酸、クエン酸、フィチン酸、エチドロン酸、グルタミン酸ジ酢酸ナトリウム塩等が挙げられる。
pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等が挙げられる。
防腐剤としては、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール等の1,2-アルカンジオール;メチルパラベン、プロピルパラベン等のパラオキシ安息香酸アルキルエステル;エチルヘキシルグリセリン等のグリセリルモノアルキルエーテル;安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール、レブリン酸、ベンジルアルコール等が挙げられる。
上記通常化粧料に使用される成分は、1種を単独で又は2種以上を併用して用いることができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、液状、乳液状、ペースト状、クリーム状、ジェル状等の剤型にして用いることができる。中でも、乳液状、クリーム状が好ましい。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、様々な化粧料に広く適用することが可能であり、美容液、乳液、化粧下地、エモリエントクリーム、クレンジングクリーム、ハンドクリーム、ボディクリーム、ファンデーション、日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等として適用することができる。中でも、エモリエントクリーム、ハンドクリーム、ファンデーションとして好ましく適用できる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されない。なお、実施例の表中に記載されている数値は、いずれも化粧料の全質量に対する質量%である。
実施例1~7及び比較例1、2:クリーム
表1に記載の成分(A)~(C)を混合し、ディスパー(1400rpm)で撹拌しながらその他成分を添加し、ディスパー(3000rpm)でさらに5分間撹拌することで、クリームを調製した。
調製したクリームのそれぞれについて、調製直後の粘度(25℃)をブルックフィールドLVT粘度計にて測定した。又、以下に示す方法で、安定性の評価及び水はきの評価を行った。それらの結果を表1に示す。
[安定性の評価]
実施例1~7及び比較例1、2で調製したクリームを25℃、50℃の恒温槽に4週間保存し、粘度変化、乳化安定性を測定し、下記の基準で評価した。粘度測定はブルックフィールドLVT粘度計を用いて行った。
安定性:
◎:調製直後に対して粘度変化が±15%以下であった
〇:調製直後に対して粘度変化が±15%以上、±25%以下であった
△:調製直後に対して粘度変化が±25%以上であった。
×:油相と水相が分離した
[水はきの評価]
実施例1~7及び比較例1、2で調整したクリームを、50℃で4週間保存した後、前腕外側に塗布し薄く塗り広げた際に、水はきが生じるか目視で観察した。
水はき:
〇:水はきは生じなかった。
△:水はきがうっすら生じた。
×:水はきが明らかに生じた。
Figure 2022098455000002
表1中、
*1は、成和化成社製のProtesil WO(商品名、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー40質量%、水添ポリイソブテン50質量%、水10質量%を含有)、
*2は、Protesil WOの(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマーをシリル化アラニン-シラン化合物共重合体に置き換えたもの
である。
*3は、信越化学工業社製のKF-6104、
*4は、信越化学工業社製のKF-6105、
*5は、信越化学工業社製のKF-6038、
*6は、信越化学工業社製のKF-6048、
*7は、日光ケミカルズ社製のNIKKOL Hexaglyn PR-15、
*8は、BASF社製のDEHYMULS PGPH(いずれも商品名)である。
実施例8~10:クリーム
表2に記載の成分(b)をあらかじめ加熱しながら混合し、冷却後、成分(a)を添加した。その後、ディスパ―(1400rpm)で攪拌しながら成分(c)を添加し、ディスパ―(3000rpm)でさらに5分間攪拌することで、クリームを調製した。
調製したクリームについて、調製直後の粘度を表1の場合と同様に測定し、又、安定性の評価、水はきの評価についても、表1の場合と同様の評価基準で行った。それらの結果を表2に示す。
Figure 2022098455000003
表2中、*1、3、7については表1と同じである。
*9は、信越化学工業社製のKSG-16、
*10は、信越化学工業社製のKSG-43、
*11は、信越化学工業社製のKSG-44(いずれも商品名)である。
表1,2の結果から明らかなように、成分(C)を油剤とし、成分(A)を乳化剤として用いて調製したクリームにおいて、成分(B)の界面活性剤を配合した実施例1~10は、成分(B)を配合していない比較例1、2に比べて、25℃及び50℃での安定性は同等以上であり、水はきの起こりにくさにおいては優れていることが明らかであった。
実施例11~15及び比較例3、4:保湿クリーム
表3に記載の成分(A)~(C)を混合し、ディスパー(1400rpm)で撹拌しながら成分(D)及びその他成分を添加し、ディスパー(3000rpm)でさらに5分間撹拌することで、保湿クリームを調製した。
調製した保湿クリームについて、調製直後の粘度を表1,2の場合と同様に測定し、又、安定性の評価について、50℃恒温槽で8週間保存し、表1,2の場合と同様の評価基準で行った。さらに、以下に示す方法、評価基準で、べたつきの抑制の評価を行った。これらの結果を表3に示す。
[べたつき抑制の評価]
実施例11~15、比較例3、4で作製した保湿クリーム及び対照例の水溶液を前腕内側に1cm×5cmの範囲に30mg塗布し、2分間塗り広げた後、2分間乾燥させた。乾燥後、動摩擦係数測定装置(商品名:トリニティラボ ハンディ―ラブテスターType:TL701)を用い、塗布した箇所に荷重100gをかけた後、上方に引き上げたときの付着力(応力)を測定した。各実施例、比較例の成分(D)に対して100質量%となるように水を加えたものを各実施例、比較例に対する対照例の水溶液とし、対照例に対する実施例又は比較例の付着力を以下の基準で評価した。
◎:対照例の付着力と比較して保湿クリームの付着力の方が低く、付着力の変化が50%以上であった
〇:対照例の付着力と比較して保湿クリームの付着力の方が低く、付着力の変化が50%以下であった。
×:対照例の付着力と比較して保湿クリームの付着力の方が高い。
Figure 2022098455000004
表3中、*1、*3、*7については表1,2と同じである。
*12は、成和化成社製のAmitose DGA(商品名、ビスグリセリルアスコルビン酸50質量%、グリセリン25質量%、水25質量%を含有)である。
成分(B)、(C)、(D)とともに成分(A)を配合した実施例11~15は、成分(A)を配合していない比較例3、4に比べて、50℃での保存安定性が同等以上であることが表3の結果から明らかである。
なお、グリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸は、化粧料に配合することにより、化粧料に保湿性を与えるものである。実施例11~15及び比較例3、4の保湿クリームは、優れた保湿性を有するが、この優れた保湿性は、成分(D)としてグリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸が配合されることにより得られると考えられる。
又、成分(D)として、グリセリン、ジグリセリン、又はグリセリルアスコルビン酸を配合した実施例11~15においても、べたつきの抑制効果に優れており、特に、ジグリセリン又はグリセリルアスコルビン酸を配合した実施例11、12、14、15ではべたつきの抑制効果に優れていることが表3の結果から示されている。この結果より、成分(A)、(B)、(C)を配合している場合は、成分(D)のグリセリン、ジグリセリン、又はグリセリルアスコルビン酸を配合した場合でもべたつきの問題が抑制され、かつ保存安定性にも優れていると言える。

Claims (5)

  1. 下記の成分(A)、成分(B)および成分(C)を含有し、成分(A)に対する成分(B)の質量割合(B)/(A)が0.01以上、1.0以下であることを特徴とする油中水型乳化化粧料。
    (A)一般式(I):
    Figure 2022098455000005
    [式中、Rは水酸基又は炭素数1~3のアルキル基を示し、Rは側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末端アミノ基を除く側鎖の残基を示し、RはR以外のアミノ酸側鎖を示し、Aは結合手で-CH-、-CHCH-、-CHCHCH-、-(CHOCHCH(OH)CH-、-(CHS-、-(CHNH-及び-(CHOCOCHCH-からなる群から選ばれる少なくとも1種の基を表し、xは0~50、yは1~100、x+yは1~100である(ただし、x及びyはアミノ酸の数を示すのみで、アミノ酸配列の順序を示すものではない。又、2つのRは同一であってもよく又異なっていてもよい。)]で表されるシリル化ペプチド又はシリル化アミノ酸と
    下記の一般式(II):
    Si(OH)(4-p-m) (II)
    [式中、mは0から2の整数で、pは2から4の整数、m+p≦4で、Rは炭素原子がケイ素原子に直接結合する有機基であり、m個のR は同じでもよく、異なっていてもよい。(4-p-m)個のYはアルコキシ基又は水素原子である]で表されるシラン化合物との共重合体
    (B)シリコーン界面活性剤又はノニオン性界面活性剤
    (C)エステル油、シリコーン油、炭化水素油から選ばれる油剤
  2. さらに成分(D):グリセリン、ジグリセリン、グリセリルアスコルビン酸及びその塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載の油中水型乳化化粧料。
  3. 前記成分(D)が、ビスグリセリルアスコルビン酸であることを特徴とする請求項2に記載の油中水型乳化化粧料。
  4. 前記成分(B)がポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6及びジポリヒドロキシステアリン酸ポリグリセリル-2からなる群より選ばれることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の油中水型乳化化粧料。
  5. 前記成分(C)がトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジメチコン、ミネラルオイル及びスクワランからなる群より選ばれることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の油中水型乳化化粧料。

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