JP2022098009A - 電力増幅装置 - Google Patents

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康夫 北山
Yasuo Kitayama
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【課題】電力合成の損失を低減させる。【解決手段】入力信号を増幅した第1増幅信号を生成する第1増幅器と、入力信号を増幅した第2増幅信号を生成する第2増幅器と、第1増幅信号と第2増幅信号とを合成した合成信号を生成する合成器30と、合成器30に入力された第1増幅信号の第1増幅電力を検出する第1電力検出回路と、合成器に入力された第2増幅信号の第2増幅電力を検出する第2電力検出回路と、第1増幅電力と第2増幅電力との差が小さくなるように第1増幅電力又は第2増幅電力の少なくとも一方を変化させる制御部318と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、信号の電力を増幅する電力増幅装置に関する。
複数の単位電力増幅器に高周波信号を分配してそれぞれの単位電力増幅器において高周波信号を増幅し、増幅後の信号を同じ電力合成器に入力して合成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された技術では、電力合成を効果的に行うため、単位電力増幅器の出力段において出力レベルをモニタ回路により検出し、検出した単位電力増幅器の出力レベルと、基準電力出力部の出力段に接続されたモニタ回路で検出した出力レベルとを比較する。特許文献1には、2つの出力レベルにずれがある場合に、単位電力増幅器の入力段に接続された電圧可変減衰器を制御することにより、ずれを小さくすることが記載されている。
特開昭63-160403号公報
引用文献1に記載された技術では、単位増幅器から出力された信号が電力合成器に入力される際に入出力のインピーダンスの不整合に起因する損失が生じることがある。このとき、損失が生じる前にモニタ回路により検出された信号レベルは、電力合成器において信号の合成に用いられる信号の信号レベルと異なる値を示すため、単位増幅器の信号レベルと基準電力出力部の信号レベルとのずれを十分に小さくすることができないという問題があった。このため、電力合成器による電力合成において損失が大きくなるという問題があった。合成損失を補うために複数の単位増幅器の信号レベルをそれぞれ増大させたとすれば、合成損失に起因する発熱により電力合成器全体が高温になるという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、電力合成の損失を低減させることができる電力増幅装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の電力増幅装置は、入力信号を増幅した第1増幅信号を生成する第1増幅器と、前記入力信号を増幅した第2増幅信号を生成する第2増幅器と、前記第1増幅信号と前記第2増幅信号とを合成した合成信号を生成する合成器と、前記合成器に入力された前記第1増幅信号の第1増幅電力を検出する第1電力検出回路と、前記合成器に入力された前記第2増幅信号の第2増幅電力を検出する第2電力検出回路と、前記第1増幅電力と前記第2増幅電力との差が小さくなるように前記第1増幅電力又は前記第2増幅電力の少なくとも一方を変化させる制御部と、を備える。
前記第1増幅器は、増幅する前の前記入力信号を所定の減衰量だけ減衰させる可変減衰器を備え、前記制御部は、前記第1増幅電力と前記第2増幅電力との差が小さくなるように前記減衰量を変化させてもよい。
本発明の第2の態様の電力増幅装置は、複数の増幅器により入力信号を増幅した複数の増幅信号を合成した第1合成信号を生成する第1合成器と、複数の増幅器により前記入力信号を増幅した複数の増幅信号を合成した第2合成信号を生成する第2合成器と、前記第1合成信号と前記第2合成信号とを合成した第3合成信号を生成する第3合成器と、前記第3合成器に入力される前記第1合成信号の第1合成電力を検出する第1合成電力検出回路と、前記第3合成器に入力される前記第2合成信号の第2合成電力を検出する第2合成電力検出回路と、前記第1合成電力と前記第2合成電力との差が小さくなるように前記第1合成電力又は前記第2合成電力の少なくとも一方を変化させる制御部と、を備える。
本発明によれば、電力合成の損失を低減させるという効果を奏する。
実施形態の電力増幅装置の構成を示す図である。 複数の増幅器の構成を示す図である。 合成器の構成を示す図である。 合成器による第1増幅信号と第2増幅信号との合成の処理手順を示すフローチャートである。
[電力増幅装置の構成]
図1は、本実施形態の電力増幅装置100の構成を示す図である。電力増幅装置100は、信号発生器10、増幅器21から増幅器24及び合成器30を備える。電力増幅装置100は、高周波信号等の信号を所定電力まで増幅させる。所定電力は、例えば電力増幅装置100の後段の回路で必要な電力に基づいて決定されている。
信号発生器10は、高周波信号等の入力信号を発生させる。信号発生器10は、例えば同軸ケーブルを介して、複数の増幅器21から増幅器24に入力信号を入力する。増幅器21(第1増幅器に相当)は、入力信号を増幅した第1増幅信号を生成する。増幅器21の増幅度は、例えば、2.3~2.7dB程度である。増幅器22(第2増幅器に相当)は、増幅器21と同様に、入力信号を増幅した第2増幅信号を生成する。増幅器23及び増幅器24についても増幅器21と同様に増幅信号を生成する。
合成器30は、複数の増幅器21~増幅器24が生成した増幅信号を合成することにより電力増幅した合成信号を生成する。合成器30は、増幅器21が生成する第1増幅信号の第1増幅電力と、増幅器22が生成する第2増幅信号の第2増幅電力とを検出する。同様にして、合成器30は、増幅器23及び増幅器24が生成する増幅信号の電力をそれぞれ検出する。
合成器30は、図1中の破線で示すように、増幅器21が生成する第1増幅信号の第1増幅電力を変化させるための制御信号を増幅器21に入力する。同様にして、合成器30は、増幅器22が生成する第2増幅信号の第2増幅電力を変化させるための制御信号を増幅器22に入力する。合成器30は、増幅器23及び増幅器24が生成する増幅信号の電力を変化させるための制御信号をそれぞれ増幅器23及び増幅器24へ入力する。
合成器30は、第1増幅信号と第2増幅信号とを合成する際の合成損失を低減させることを目的として、検出した第1増幅電力と、検出した第2増幅電力との差が小さくなるように第1増幅電力又は第2増幅電力を変化させる。このとき、合成器30は、合成器30に入力された後の第1増幅電力及び第2増幅電力を検出する。このようにして、合成器30は、第1増幅信号及び第2増幅信号が合成器30に入力される際に入出力のインピーダンスの不整合に起因する損失が生じた場合であっても、信号の合成に用いられる電力を精度よく検出することができる。このため、合成器30は、電力合成の損失をより低減させることができる。したがって、合成器30は、電力合成の損失を補うために複数の増幅器21~増幅器24が生成する増幅信号の電力を増加させる必要がなく、合成損失に起因する発熱により合成器30全体が高温になることを抑制することができる。
[増幅器の構成]
図2は、複数の増幅器21~増幅器24の構成を示す図である。増幅器21は、可変減衰器211、増幅部212及び信号処理回路213を備える。可変減衰器211は、信号処理回路213の制御信号に基づいて、増幅部212が増幅する前の入力信号を減衰させる。増幅部212は、可変減衰器211により減衰された入力信号を電力増幅することにより、第1増幅信号を生成する。
信号処理回路213は、合成器30から入力された制御信号において指定される減衰量に基づいて、可変減衰器211を制御する。信号処理回路213は、増幅部212が増幅する前の入力信号を所定の減衰量だけ可変減衰器211により減衰させる。所定の減衰量は、例えば、合成器30により通知される。信号処理回路213は、例えば、合成器30から通知された減衰量に対応する電圧の信号を可変減衰器211に入力することにより、可変減衰器211の減衰量を制御する。
増幅器22は、可変減衰器221、増幅部222及び信号処理回路223を備える。可変減衰器221は、可変減衰器211と同様である。増幅部222は、可変減衰器221により減衰された入力信号を電力増幅することにより、第2増幅信号を生成する。信号処理回路223は、信号処理回路213と同様である。
増幅器23は、可変減衰器231、増幅部232及び信号処理回路233を備える。増幅器23の可変減衰器231、増幅部232及び信号処理回路233は、それぞれ増幅器21の可変減衰器211、増幅部212、信号処理回路213と同様である。増幅器24は、可変減衰器241、増幅部242及び信号処理回路243を備える。増幅器24の可変減衰器241、増幅部242及び信号処理回路243は、それぞれ増幅器21の可変減衰器211、増幅部212、信号処理回路213と同様である。
[合成器の構成]
図3は、合成器30の構成を示す図である。合成器30は、カプラ301からカプラ304、第1合成器305、第2合成器306、カプラ307、カプラ308、第3合成器309、カプラ310、PDET311からPDET317及び制御部318を備える。
カプラ301は、増幅器21から入力された第1増幅信号の一部をPDET311に入力し、それ以外の第1増幅信号を第1合成器305に入力する。カプラ302は、増幅器22から入力された第2増幅信号の一部をPDET312に入力し、それ以外の第2増幅信号を第1合成器305に入力する。カプラ303は、増幅器23から入力された増幅信号の一部をPDET313に入力し、それ以外の増幅信号を第2合成器306に入力する。カプラ304は、増幅器24から入力された増幅信号の一部をPDET314に入力し、それ以外の増幅信号を第2合成器306に入力する。
第1合成器305は、例えば、ウィルキンソン合成器である。第1合成器305には、複数の増幅器により入力信号を増幅した複数の増幅信号が入力される。第1合成器305は、入力された複数の増幅信号を合成した第1合成信号を生成する。図3の例では、第1合成信号は、増幅器21が生成した第1増幅信号と、増幅器22が生成した第2増幅信号とを合成した信号である。第1合成器305には、吸収抵抗51が設けられている。第1合成器305による合成において第1増幅電力と第2増幅電力とが一致しない場合、合成損失が生じる。この合成損失は、吸収抵抗51により熱に変換される。
第2合成器306は、例えば、ウィルキンソン合成器である。第2合成器306には、複数の増幅器により入力信号を増幅した複数の増幅信号が入力される。第2合成器306は、入力された複数の増幅信号を合成した第2合成信号を生成する。図3の例では、第2合成信号は、増幅器23が生成した増幅信号と、増幅器24が生成した増幅信号とを合成した信号である。第2合成器306には、吸収抵抗61が設けられている。吸収抵抗61は、吸収抵抗51と同様である。
カプラ307は、第1合成器305から入力された第1合成信号の一部をPDET315に入力し、それ以外の第1合成信号を第3合成器309に入力する。カプラ308は、第2合成器306から入力された第2合成信号の一部をPDET316に入力し、それ以外の第2合成信号を第3合成器309に入力する。
第3合成器309は、例えば、ウィルキンソン合成器である。第3合成器309は、第1合成信号と第2合成信号とを合成した第3合成信号を生成する。第3合成器309は、生成した第3合成信号を外部装置(不図示)へ出力する。第3合成器309には、吸収抵抗91が設けられている。吸収抵抗91は、吸収抵抗51と同様である。カプラ310は、第3合成器309から入力された第3合成信号の一部をPDET317に入力し、それ以外の第3合成信号を外部装置へ出力する。
[電力の検出]
PDET311(第1電力検出回路に相当)は、合成器30に入力された第1増幅信号の第1増幅電力を検出する電力検出回路である。PDET311には、カプラ301により第1増幅信号の一部が入力される。PDET311は、入力された信号の電力を検出する。PDET311は、検出した電力を、第1合成器305に入力される第1増幅信号の第1増幅電力に換算する。
PDET312(第2電力検出回路に相当)は、PDET311と同様にして、合成器30に入力された第2増幅信号の第2増幅電力を検出する。PDET313は、PDET311と同様にして、合成器30に入力された増幅器23の増幅信号の電力を検出する。PDET314は、PDET311と同様にして、合成器30に入力された増幅器24の増幅信号の電力を検出する。
PDET315(第1合成電力検出回路に相当)は、PDET311と同様にして、第3合成器309に入力される第1合成信号の第1合成電力を検出する。PDET316(第2合成電力検出回路に相当)は、PDET311と同様にして、第3合成器309に入力される第2合成信号の第2合成電力を検出する。PDET317は、PDET311と同様にして、外部装置へ出力される第3合成信号の電力を検出する。
[増幅電力の制御]
制御部318は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部318は、PDET311からPDET317による電力の検出結果に基づいて、増幅器21~増幅器24が生成する増幅信号の電力を変化させる。
制御部318は、第1増幅電力と第2増幅電力との差を特定する。制御部318は、特定した差が小さくなるように第1増幅電力又は第2増幅電力の少なくとも一方を変化させる。本明細書の例では、制御部318は、特定した差が小さくなるように可変減衰器211又は可変減衰器221の少なくとも一方の減衰量を変化させる。制御部318は、第1増幅電力と第2増幅電力とが一致する場合の可変減衰器211の減衰量と、この場合の可変減衰器221の減衰量とを算出する。制御部318は、算出した可変減衰器211及び可変減衰器221の減衰量を信号処理回路213及び信号処理回路223へそれぞれ通知する。
また、制御部318は、可変減衰器211の減衰量を変化させる代わりに、増幅部212の入出力電圧等を増減させることにより増幅部212の増幅度を変化させてもよい。このようにして、制御部318は、増幅部212の増幅度を変化させることにより、第1増幅電力を変化させてもよい。
制御部318は、同様にして、増幅器23による増幅電力と増幅器24による増幅電力との差が小さくなるように、可変減衰器231又は可変減衰器241の減衰量の少なくとも一方を変化させる。制御部318は、増幅器23による増幅電力と増幅器24による増幅電力とが一致する場合の可変減衰器231の減衰量と、この場合の可変減衰器241の減衰量とを算出する。制御部318は、算出した可変減衰器231及び可変減衰器241の減衰量を信号処理回路233及び信号処理回路243へそれぞれ通知する。
制御部318は、第1合成電力と第2合成電力との差が小さくなるように第1合成電力又は第2合成電力の少なくとも一方を変化させる。制御部318は、第1合成電力と第2合成電力とが一致する場合の可変減衰器211~可変減衰器221の減衰量をそれぞれ算出する。より詳しくは、制御部318は、第1増幅電力及び第2増幅電力を変化させることにより、第1増幅信号及び第2増幅信号を合成した第1合成信号の第1合成電力を変化させる。同様にして、制御部318は、増幅器23による増幅電力及び増幅器24による増幅電力を変化させることにより、第2合成電力を変化させる。
制御部318は、第1増幅電力と第2増幅電力との差を特定する。制御部318は、増幅器23による増幅電力と増幅器24による増幅電力との差を特定する。制御部318は、第1合成電力と第2合成電力との差を特定する。制御部318は、これらの3つの差に基づいて、(1)第1増幅電力と第2増幅電力とが一致し、(2)増幅器23が生成する増幅信号の電力と増幅器24が生成する増幅信号の電力とが一致し、且つ、(3)第1合成電力と第2合成電力とが一致する場合の可変減衰器211、可変減衰器221、可変減衰器231及び可変減衰器241の減衰量をそれぞれ算出する。制御部318は、算出した可変減衰器211、可変減衰器221、可変減衰器231及び可変減衰器241の減衰量を信号処理回路213、信号処理回路223、信号処理回路233及び信号処理回路243へそれぞれ通知する。
[合成器による信号の合成の処理手順]
図4は、制御部318による第1増幅電力と第2増幅電力との制御の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、例えば、第1合成器305が第1増幅信号と第2増幅信号とを合成している間に開始される。
まず、制御部318は、PDET311が検出した第1増幅電力と、PDET312が検出した第2増幅電力とを取得する(S101)。制御部318は、第1増幅電力と第2増幅電力との差を特定する(S102)。制御部318は、第1増幅電力と第2増幅電力とが一致する場合の可変減衰器211の減衰量と、この場合の可変減衰器221の減衰量とを算出する(S103)。制御部318は、算出した可変減衰器211及び可変減衰器221の減衰量を信号処理回路213及び信号処理回路223へそれぞれ通知する(S104)。信号処理回路213は、通知された減衰量だけ可変減衰器211により入力信号を減衰させる。信号処理回路223は、通知された減衰量だけ可変減衰器221により入力信号を減衰させる。制御部318は、第1増幅信号と第2増幅信号との合成の終了を指示するユーザの操作を受け付けたか否かを判定する(S105)。
制御部318は、第1増幅信号と第2増幅信号との合成の終了を指示するユーザの操作を受け付けたと判定した場合に(S105のYES)、処理を終了する。制御部318は、S105の判定において第1増幅信号と第2増幅信号との合成の終了を指示するユーザの操作を受け付けていないと判定した場合に(S105のNO)、S101の処理に戻る。
[電力増幅装置による効果]
本実施形態の電力増幅装置100によれば、PDET311及びPDET312は、合成器30に入力された後の第1増幅電力及び第2増幅電力を検出する。このため、PDET311及びPDET312は、第1増幅信号及び第2増幅信号が合成器30に入力される際に入出力のインピーダンスの不整合に起因する損失が生じた場合であっても、信号の合成に用いられる電力を精度よく検出することができる。制御部318は、PDET311及びPDET312による高精度の検出結果を利用して第1増幅電力及び第2増幅電力を変化させることにより、第1増幅信号と第2増幅信号との合成の損失をより低減させることができる。その結果、吸収抵抗により生じる発熱量が減少するので、電力増幅装置100が過熱することを抑制できる。また、PDET311及びPDET312が第1増幅電力及び第2増幅電力を常時検出しているので、環境温度の変化によるレベル変動の影響を抑制することもできる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
10 信号発生器
21 増幅器
22 増幅器
23 増幅器
24 増幅器
30 合成器
51 吸収抵抗
61 吸収抵抗
91 吸収抵抗
100 電力増幅装置
211 可変減衰器
212 増幅部
213 信号処理回路
221 可変減衰器
222 増幅部
223 信号処理回路
231 可変減衰器
232 増幅部
233 信号処理回路
241 可変減衰器
242 増幅部
243 信号処理回路
301 カプラ
302 カプラ
303 カプラ
304 カプラ
305 第1合成器
306 第2合成器
307 カプラ
308 カプラ
309 第3合成器
310 カプラ
318 制御部

Claims (3)

  1. 入力信号を増幅した第1増幅信号を生成する第1増幅器と、
    前記入力信号を増幅した第2増幅信号を生成する第2増幅器と、
    前記第1増幅信号と前記第2増幅信号とを合成した合成信号を生成する合成器と、
    前記合成器に入力された前記第1増幅信号の第1増幅電力を検出する第1電力検出回路と、
    前記合成器に入力された前記第2増幅信号の第2増幅電力を検出する第2電力検出回路と、
    前記第1増幅電力と前記第2増幅電力との差が小さくなるように前記第1増幅電力又は前記第2増幅電力の少なくとも一方を変化させる制御部と、
    を備える電力増幅装置。
  2. 前記第1増幅器は、増幅する前の前記入力信号を所定の減衰量だけ減衰させる可変減衰器を備え、
    前記制御部は、前記第1増幅電力と前記第2増幅電力との差が小さくなるように前記減衰量を変化させる、
    請求項1に記載の電力増幅装置。
  3. 複数の増幅器により入力信号を増幅した複数の増幅信号を合成した第1合成信号を生成する第1合成器と、
    複数の増幅器により前記入力信号を増幅した複数の増幅信号を合成した第2合成信号を生成する第2合成器と、
    前記第1合成信号と前記第2合成信号とを合成した第3合成信号を生成する第3合成器と、
    前記第3合成器に入力される前記第1合成信号の第1合成電力を検出する第1合成電力検出回路と、
    前記第3合成器に入力される前記第2合成信号の第2合成電力を検出する第2合成電力検出回路と、
    前記第1合成電力と前記第2合成電力との差が小さくなるように前記第1合成電力又は前記第2合成電力の少なくとも一方を変化させる制御部と、
    を備える電力増幅装置。
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