JP2022097124A - 輸送枠構造および輸送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送時の積載効率を高める場合に、隣接して配置される伝熱管ブロック同士が接触して損傷する不具合を抑制する。【解決手段】厚さ方向TDに重ねて配置される複数の伝熱管パネル11を有する複数の伝熱管ブロック10と、直線状に延びる一対の第1枠体21と、直線状に延びる一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される複数の輸送枠20と、短手方向SDに沿って直線状に延びるとともに一対の第1枠体21を長手方向の所定位置で支持する支持部材30と、複数の輸送枠20を厚さ方向TDに連結する複数の連結部材40と、を備え、複数の伝熱管ブロック10のそれぞれは、伝熱管ブロック10の短手方向SDが鉛直方向に沿って配置される場合に、厚さ方向TDの両側に支持部材30が配置されるように複数の輸送枠20に取り付けられている輸送枠構造100を提供する。【選択図】図3

Description

本開示は、輸送枠構造および輸送方法に関するものである。
従来、ボイラには、蒸気を生成するための熱交換器が配置されており、バーナがボイラ内に燃料と空気(酸化性ガス)との混合気を噴射することで火炎が形成されて燃焼ガスが生成され、燃焼ガスが流れる領域に熱交換器が設置されている。ボイラには、過熱器、蒸発器および節炭器などの熱交換器が設けられており、各熱交換器は複数の伝熱管パネルで構成され、伝熱管内を流れる水や蒸気を加熱して過熱蒸気が生成される。
伝熱管パネル等の火力発電プラントの構成機器を火力発電プラントが設置される現地に輸送して構成機器を一単位ごとに吊り上げて据え付ける作業は、危険を伴うだけでなく、工期が長くなり、建設コストが高くなるという問題がある。そこで、構成機器を複数にブロック化して工場内で製造し、各ブロックを現地に輸送して組み立てる建設方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3970619号公報
特許文献1においては、伝熱管パネルを含む構成機器を現地で設置する一単位ごとにブロック化し、設置面に倒れた状態のブロックを現地で引き起こし、引き起こされたブロックを吊り上げて所望の位置に設置する。
しかしながら、特許文献1には、設置する一単位であるブロックを1つずつ輸送するのか、あるいは複数のブロックをまとめて輸送するのか等の輸送方法についての具体的な開示はされていない。複数のブロックをまとめて輸送する場合、ブロック同士が接触して損傷してしまう恐れがある。特に、伝熱管ブロックの短手方向を鉛直方向に沿って配置して輸送する場合に、輸送時の車両の振動等によってブロック同士が接触して伝熱管パネルなどの構成機器が損傷してしまう恐れがある。
一方で、伝熱管ブロックを伝熱管パネルの面が設置面と略平行となるように横置きの状態として輸送する場合、ブロックの強度上の制約から重ね置きする数量を多くできず、ブロックを起こした縦置き状態で積載するほうが輸送時の保管空間を高さ方向に効率的に使用でき、積載効率が向上するため、輸送コストを低減できる。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、複数の伝熱管ブロックをまとめて輸送する際に伝熱管ブロックの短手方向を鉛直方向に沿って配置して輸送時の積載効率を高める場合に、隣接して配置される伝熱管ブロック同士が接触して損傷する不具合を抑制することが可能な輸送枠構造および輸送方法を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る輸送枠構造は、厚さ方向に重ねて配置される複数の伝熱管パネルを有するとともに長手方向が第1長さであり短手方向が第2長さである複数の伝熱管ブロックと、前記長手方向が前記第1長さよりも長く直線状に延びる一対の第1枠体と、前記短手方向が前記第2長さよりも長く直線状に延びる一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される複数の輸送枠と、前記短手方向に沿って直線状に延びるとともに一対の前記第1枠体を前記長手方向の所定位置で支持する支持部材と、複数の前記輸送枠を前記厚さ方向に連結する複数の連結部材と、を備え、複数の前記伝熱管ブロックのそれぞれは、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に沿って配置される場合に、前記厚さ方向の両側に前記支持部材が配置されるように複数の前記輸送枠に取り付けられている。
本開示の一態様に係る輸送方法は、厚さ方向に重ねて配置される複数の伝熱管パネルを有するとともに長手方向が第1長さであり短手方向が第2長さである複数の伝熱管ブロックと、前記長手方向が前記第1長さよりも長く直線状に延びる一対の第1枠体と、前記短手方向が前記第2長さよりも長く直線状に延びる一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される複数の輸送枠と、を備える輸送枠構造により複数の前記伝熱管ブロックを輸送する輸送方法であって、複数の前記伝熱管ブロックのそれぞれの前記厚さ方向の両側に前記支持部材が配置されるように、複数の前記伝熱管ブロックを複数の前記輸送枠に取り付ける取付工程と、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に沿って配置されるように前記伝熱管ブロックを引き起こした状態で、複数の前記輸送枠に取り付けられた複数の前記伝熱管ブロックを輸送する輸送工程と、を備える。
本開示によれば、複数の伝熱管ブロックをまとめて輸送する際に伝熱管ブロックの短手方向を鉛直方向に沿って配置して輸送時の積載効率を高める場合に、隣接して配置される伝熱管ブロック同士が接触して損傷する不具合を抑制することが可能な輸送枠構造および輸送方法を提供することができる。
本開示の一実施形態に係る輸送枠構造を示す斜視図である。 図1に示す輸送枠構造を伝熱管ブロックの厚さ方向に沿ってみた正面図である。 図2に示す輸送枠構造のA-A矢視断面図である。 図1に示す輸送枠構造を上方からみた平面図である。 図4に示す据付用天秤を上方からみた平面図である。 図5に示す据付用天秤を伝熱管ブロックの厚さ方向に沿ってみた側面図である。 図5に示す据付用天秤のB-B矢視断面図である。 本実施形態の複数の伝熱管ブロックの輸送方法を示すフローチャートである。 輸送枠を組み立てて支持部材及び連結部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 輸送枠に伝熱管ブロックを取り付けた状態を示す斜視図である。 輸送枠を吊り上げて他の輸送枠の上に積み重ねる状態を示す斜視図である。 3つの伝熱管ブロックと3つの輸送枠を組み立てた状態を示す斜視図である。 3つの伝熱管ブロックと4つの輸送枠を組み立てた状態を示す斜視図である。 3つの伝熱管ブロックが取り付けられた輸送枠を引き起こす作業を示す斜視図である。 3つの伝熱管ブロックが取り付けられた輸送枠から1つの伝熱管ブロックを吊り上げた状態を示す斜視図である。
以下、本開示の一実施形態に係る輸送枠構造100および輸送方法について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る輸送枠構造100を示す斜視図である。図2は、図1に示す輸送枠構造100を伝熱管ブロック10の厚さ方向TDに沿ってみた正面図である。図3は、図2に示す輸送枠構造100のA-A矢視断面図である。図4は、図1に示す輸送枠構造100を上方からみた平面図である。
本実施形態の輸送枠構造100は、それぞれ複数の伝熱管パネル11を有する複数の伝熱管ブロック10を一体化し、伝熱管ブロック10を製造する工場から伝熱管ブロック10を設置する発電プラントまで輸送するための構造体である。
図1から図4に示すように、輸送枠構造100は、伝熱管ブロック10と、輸送枠20と、支持部材30と、連結部材40と、固定部材50と、据付用天秤60と、引き起こし金物70と、を備える。
伝熱管ブロック10は、図3に示すように、伝熱管ブロック10の厚さ方向TDに重ねて配置される複数(図3においては3枚)の伝熱管パネル11を有する構造体である。図2に示すように、伝熱管ブロック10は、伝熱管ブロック10の長手方向LDが第1長さL1であり短手方向SDが第2長さL2である。なお、伝熱管ブロック10に含まれる伝熱管パネル11の枚数は、3枚に限らず任意の枚数とすることができる。なお、図1および図4、並びに後述する図10から図15では、複数の伝熱管パネル11で構成される1つの伝熱管ブロック10の領域を仮想の直方体で図示し説明する。
図2に示すように、伝熱管パネル11は、長手方向LDに沿って延びるとともに端部で折り返される伝熱管11aおよび伝熱管11bを有する。伝熱管11a,11bは、ボイラ内(図示略)に配置された状態で内部を流通する水や蒸気をボイラ内の燃焼ガスの熱により加熱するための管体である。
図3に示すように、伝熱管ブロック10は、短手方向SDが鉛直方向に沿って配置される場合(図3に示す状態)に伝熱管パネル11の荷重を長手方向LDの複数の位置で支持する支持機構12を備える。支持機構12は、短手方向SDの複数の位置において、伝熱管11a,11bの荷重を支持する複数の支持板12aを有する。
図3に示すように、支持板12aは、それぞれ短手方向SDの各位置で短手方向SDに沿って延びる支持板12bに取り付けられている。支持板12aは、それぞれ短手方向SDの各位置で、長手方向LDに沿って延びる伝熱管11a,11bの荷重を支持する。支持板12bは、支持板12aを介して伝熱管パネル11の荷重を支持する。
輸送枠20は、長手方向LDに沿って直線状に延びる一対の第1枠体21と、短手方向SDに沿って直線状に延びる一対の第2枠体22と、を有する。輸送枠20は、一対の第1枠体21と一対の第2枠体22とを連結することにより、矩形状に形成される。輸送枠20は、例えば、一般構造用圧延鋼材(SS材)により形成されている。
図2に示すように、第1枠体21の長手方向LDの長さが伝熱管ブロック10の長手方向LDの第1長さL1よりも長く、第2枠体22の短手方向SDの長さが伝熱管ブロック10の短手方向SDの第2長さL2よりも長い。
図1に示すように、輸送枠20は、厚さ方向TDにおいて、伝熱管ブロック10の間の位置(図1では2箇所)と、伝熱管ブロック10の外側(図1では2箇所)に配置される。複数の輸送枠20のそれぞれは、複数の連結部材40により連結されている。
支持部材30は、短手方向SDに沿って直線状に延びるとともに一対の第1枠体21を長手方向LDの所定位置(図1,図2では2箇所)で支持する部材である。支持部材30の一端は一対の第1枠体21の一方に連結され、支持部材30の他端は一対の第1枠体21の他方に連結される。
図1に示すように、支持部材30は、厚さ方向TDにおいて隣接して配置される伝熱管ブロック10の間にそれぞれ複数本(図1では2本)配置される。複数の伝熱管ブロック10のそれぞれは、伝熱管ブロック10の短手方向SDが鉛直方向に沿って配置される場合に、厚さ方向TDの両端側に支持部材30が配置されるように複数の輸送枠20に取り付けられている。支持部材30は、伝熱管ブロック10が備える支持機構12と、長手方向LDの位置が同じとなるように配置される。
連結部材40は、図1および図3に示すように、厚さ方向TDに沿って直線状に延びる部材であり、厚さ方向TDに沿って隣接して配置される輸送枠20同士を連結する。
固定部材50は、図2および図4に示すように、伝熱管ブロック10と連結部材40とを連結して伝熱管ブロック10の長手方向LDの位置を固定する部材である。固定部材50は、伝熱管ブロック10の長手方向LDの両端部のそれぞれにおいて、伝熱管ブロック10と連結部材40とを連結する。固定部材50により、伝熱管ブロック10の長手方向LDの両端部の位置が輸送中の振動等により他の部材と接触して損傷しないように、長手方向LDの位置が固定される。
固定部材50は、伝熱管ブロック10と連結部材40との隙間に応じて長さを調整した上で、伝熱管ブロック10と連結部材40とを連結する。伝熱管ブロック10の伝熱管パネル11と連結する位置においては、伝熱管パネル11を傷つけないように、例えば木材などの緩衝材を介して固定部材50を取り付ける。
固定部材50は、例えば、ボルトを介して伝熱管ブロック10と連結部材40とを連結する構造が好適であるが、他の態様としてもよい。例えば、固定部材50は、伝熱管パネル11と連結部材40とを金属製のワイヤにより固縛するものとしてもよい。
据付用天秤60は、伝熱管ブロック10の短手方向SDの一端に取り付けられるとともに後述する吊り上げ機構80に取り付け可能な吊上用ラグ(吊上用金具)61および据付用ラグ(吊上用金具)62を有する機構である。
ここで、据付用天秤60について、図5から図7を参照して説明する。図5は、図4に示す据付用天秤60を上方からみた平面図である。図6は、図5に示す据付用天秤60を伝熱管ブロック10の厚さ方向TDに沿ってみた側面図である。図7は、図5に示す据付用天秤60のB-B矢視断面図である。図5および図6に示すように、据付用天秤60は、長手方向LDの両端に一対の吊上用ラグ61および一対の据付用ラグ62と、吊上用ラグ61および据付用ラグ62が取り付けられる天秤部材63と、を有する。
吊上用ラグ61は、伝熱管ブロック10を製造する工場から発電プラントまで輸送された輸送枠構造100から、伝熱管ブロック10を吊り上げ、所定の設置位置の近傍まで搬送する際に用いられるクレーンなどの吊り上げ機構80から吊り下げた吊り具(図示なし)を固定することが可能な構造体である。
据付用ラグ62は、伝熱管ブロック10を吊り上げ機構80により所定の設置位置の近傍まで搬送した後、所定の設置位置まで水平方向に搬送する際に用いられるモノレールなどの搬送器具から吊り下げた吊り具(図示なし)を固定することが可能な構造体である。
図7に示すように、据付用ラグ62は、図示されていない吊り具を固定することが可能な取付穴62aが形成される取付部62bと、取付部62bに連結される本体部62cとを有する。本体部62cは、長手方向LDに沿って延びる天秤部材63にボルトを介して連結されている。
図7に示すように、天秤部材63は、支持機構12が有する支持板12cに保持部材65を介して連結されている。支持板12cは、伝熱管ブロック10を構成する複数(図7においては3枚)の伝熱管パネル11の荷重を支持する支持板12bの一端をそれぞれ保持して一体化する。
図6および図7に示すように、断面視が略コの字型に形成される天秤部材63には、長手方向LDにおける吊上用ラグ61および据付用ラグ62が取り付けられる位置に、補強部材66が取り付けられている。補強部材66は、伝熱管ブロック10を吊り上げる際に天秤部材63に作用する応力に対して変形が生じないように補強する部材である。図7に示すように、補強部材66は、略コの字型の断面を埋めるように短手方向SDに沿って延びる板状の部材である。
引き起こし金物70は、輸送枠20に取り付けられるとともに伝熱管ブロック10を製造する工場において、横置きの状態で組み立てられた輸送枠構造100を起立した縦置きの状態に引き起こす際に用いられる部材である。引き起こし金物70は、輸送枠構造100を引き起こす際に吊り上げ機構80を取り付け可能な部材である。
次に、本実施形態の複数の伝熱管ブロック10の輸送方法について説明する。図8は、本実施形態の複数の伝熱管ブロック10の輸送方法を示すフローチャートである。図9は、輸送枠20を組み立てて支持部材30及び連結部材40を取り付けた状態を示す斜視図である。図10は、輸送枠20に伝熱管ブロック10を取り付けた状態を示す斜視図である。図11は、輸送枠20を吊り上げて他の輸送枠20の上に積み重ねる状態を示す斜視図である。
図12は、3つの伝熱管ブロック10と3つの輸送枠20を組み立てた状態を示す斜視図である。図13は、3つの伝熱管ブロック10と4つの輸送枠20を組み立てた状態を示す斜視図である。図14は、3つの伝熱管ブロック10が取り付けられた輸送枠20を引き起こす作業を示す斜視図である。図15は、3つの伝熱管ブロック10が取り付けられた輸送枠20から取り外した1つの伝熱管ブロック10を吊り上げた状態を示す斜視図である。
図3および図8に示すように、ステップS101(取付工程)において、複数の伝熱管ブロック10のそれぞれの厚さ方向TDの両端側に支持部材30が配置されるように、複数の伝熱管ブロック10を複数の輸送枠20に取り付ける。具体的には、以下に説明する手順で、複数の伝熱管ブロック10を複数の輸送枠20に取り付ける。
初めに、図9に示すように、一対の第1枠体21と一対の第2枠体22とを連結して矩形状の輸送枠20を組み立てる。また、一対の第1枠体21を伝熱管ブロック10が備える支持機構12と長手方向LDの位置が同じとなるように支持部材30を取り付ける。また、輸送枠20に他の輸送枠20を連結するための連結部材40を取り付ける。これらの作業を終えると、図9に示す状態となる。
次に、図10に示すように、輸送枠20の支持部材30の上方に伝熱管ブロック10を配置する。図10において、支持部材30は輸送枠構造100が設置される設置面と平行に配置されている。したがって、輸送枠20の支持部材30の上方に配置される伝熱管ブロック10は、伝熱管パネル11の面が設置面と略平行となるように横置きに配置される。図10に示す状態において、伝熱管ブロック10の荷重は、支持部材30により支持される。
また、伝熱管ブロック10の短手方向SDの一端側の端部に据付用天秤60が取り付けられる。更に、連結部材40と伝熱管ブロック10とを連結して伝熱管ブロック10の長手方向LDの位置を固定する固定部材50が取り付けられる。
次に、図11に示すように、図10に示すものと同様に、1つの輸送枠20に伝熱管ブロック10と据付用天秤60が取り付けられ、吊り上げ機構80により吊り上げられる。吊り上げ機構80により吊り上げられた輸送枠20は、設置面に設置されている他の輸送枠20の上方に積み重ねられる。上方に配置される輸送枠20は、下方に配置される輸送枠20に取り付けられた連結部材40に連結され、下方に配置される輸送枠20と一体となる。
図12は、3つ伝熱管ブロック10と3つの輸送枠20を組み立てた状態を示す斜視図である。図12においては、最も上側に配置される伝熱管ブロック10を点線で示している。図12に示すように、隣接の伝熱管ブロック10は、厚さ方向TDの両側に支持部材30が配置されるように輸送枠20に取り付けられている。また、輸送枠20には、吊り上げ機構80を取り付け可能な引き起こし金物70が取り付けられる。
最後に、3段目の伝熱管ブロック10が積み重ねられた後に、上方に突出する複数の連結部材40に連結されるように、4つ目の輸送枠20を取り付け、図13に示す状態とする。図13に示すように、輸送枠構造100には、最上段の輸送枠20の一対の第1枠体21のそれぞれに合計4つの引き起こし金物70が取り付けられる。
図8に示すように、ステップS102(引き起こし工程)で、伝熱管ブロック10の短手方向SDが水平方向に配置される状態から伝熱管ブロック10の短手方向SDが鉛直方向に配置される状態となるように輸送枠20に取り付けられた伝熱管ブロック10を引き起こす。
具体的には、図14に示すように、設置面に近接した位置に取り付けられた引き起こし金物70にワイヤWを介して吊り上げ機構80を取り付け、最上段の輸送枠20の一対の第1枠体21に取り付けられた4つの引き起こし金物70にワイヤWを介して他の吊り上げ機構90を取り付け、据付用天秤60が取り付けられた面が上方に配置されるように、輸送枠構造100を起立した縦置きの状態に引き起こす。輸送枠構造100が引き起こされると、図1に示す状態となる。
図8に示すように、ステップS103(輸送工程)で、伝熱管ブロック10の短手方向SDが鉛直方向に沿って配置されるように伝熱管ブロック10を引き起こした状態で、複数の輸送枠20に取り付けられた複数の伝熱管ブロック10を輸送する。具体的には、図1に示す起立した縦置き状態の輸送枠構造100を縦置きの状態のまま輸送用車両(図示略)に積載し、伝熱管ブロック10を製造する工場から伝熱管ブロック10を設置する発電プラントまで輸送する。
図8に示すように、ステップS104(移動工程)で、伝熱管ブロック10の短手方向SDの一端に取り付けられる据付用天秤60が有する吊上用ラグ61および据付用ラグ62に吊り上げ機構80を取り付けて伝熱管ブロック10を据付位置まで移動させる。具体的には、図5および図6に示す吊上用ラグ61にワイヤWを介して吊り上げ機構80を取り付け、図15に示すように、伝熱管ブロック10を輸送枠20から吊り上げ、所定の設置位置の近傍まで搬送する。
伝熱管ブロック10を所定の設置位置の近傍まで搬送した後に、所定の設置位置まで水平方向に搬送する際に用いられる他の吊上げ機構(図示略)に据付用ラグ62を固定する。そして、伝熱管ブロック10を吊り上げて水平方向に搬送し、所定の設置位置まで搬送する。以上の工程により、工場で製造された伝熱管ブロック10がボイラ内の設置位置まで移動して据え付けられる。
以上説明した実施形態に記載の輸送枠構造は、例えば以下のように把握される。
本開示に係る輸送枠構造(100)は、厚さ方向(TD)に重ねて配置される複数の伝熱管パネル(11)を有するとともに長手方向(LD)が第1長さ(L1)であり短手方向(SD)が第2長さ(L2)である複数の伝熱管ブロック(10)と、前記長手方向(LD)が前記第1長さよりも長く直線状に延びる一対の第1枠体(21)と、前記短手方向が前記第2長さよりも長く直線状に延びる一対の第2枠体(22)とを連結して矩形状に形成される複数の輸送枠(20)と、前記短手方向に沿って直線状に延びるとともに一対の前記第1枠体を前記長手方向の所定位置で支持する支持部材(30)と、複数の前記輸送枠を前記厚さ方向に連結する複数の連結部材(40)と、を備え、複数の前記伝熱管ブロックのそれぞれは、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に沿って配置される場合に、前記厚さ方向の両側に前記支持部材が配置されるように複数の前記輸送枠に取り付けられている。
本開示に係る輸送枠構造によれば、伝熱管ブロックの長手方向の第1長さよりも長い一対の第1枠体と伝熱管ブロックの短手方向の第2長さよりも長い一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される輸送枠に伝熱管ブロックが取り付けられ、各伝熱管ブロックが配置される領域が保護される。
また、本開示に係る輸送枠構造によれば、複数の輸送枠が伝熱管ブロックの厚さ方向に連結部材により連結されるため、複数の輸送枠を一体に連結して複数の伝熱管ブロックをまとめて輸送することができる。伝熱管ブロックを伝熱管パネルの面が設置面と略平行となるように横置きの状態として輸送する場合、伝熱管ブロックの強度上の制約から重ね置きする数量を多くできず、伝熱管ブロックを引き起こした縦置き状態で積載するほうが輸送時の保管空間を高さ方向に効率的に使用でき、積載効率が向上するため、輸送コストを低減できる。
そして、複数の伝熱管ブロックのそれぞれが伝熱管ブロックの短手方向が鉛直方向に沿って配置される場合には、厚さ方向の両側に支持部材が配置される。厚さ方向に隣接して配置される伝熱管ブロックの間に配置される支持部材により、輸送時の厚さ方向の振動等によって起立した縦置きの状態で配置される伝熱管ブロック同士が接触して損傷してしまうことを防止することができる。
本開示に係る輸送枠構造においては、前記伝熱管ブロックと前記連結部材とを連結して前記伝熱管ブロックの前記長手方向の位置を固定する固定部材(50)を備える構成が好ましい。
本構成に係る輸送枠構造によれば、固定部材により伝熱管ブロックの長手方向の位置が固定されるため、輸送時の長手方向の振動等によって起立した縦置きの状態で配置される伝熱管ブロックが輸送枠に接触して損傷してしまうことを防止することができる。
本開示に係る輸送枠構造において、前記支持部材は、前記伝熱管ブロックの前記厚さ方向が鉛直方向に沿って配置される横置き時に、前記伝熱管ブロックが備える支持機構(12)と前記長手方向の位置を同じ配置とし、前記伝熱管ブロックの荷重を前記短手方向の複数の位置で支持する構成が好ましい。
本構成に係る輸送枠構造によれば、横置きの状態で配置される伝熱管ブロックの荷重が支持部材により短手方向の複数の位置で支持される。そのため、伝熱管ブロックの荷重を1箇所で支持する場合に比べ、各位置で支持する荷重の負担が減少し、荷重が1箇所に集中することによる撓み等の変形を防止することができる。
本開示に係る輸送枠構造においては、前記伝熱管ブロックの前記短手方向の一端に取り付けられるとともに吊り上げ機構(80)を取り付け可能な吊上用金具(61,62)を有する据付用天秤(60)を備える構成が好ましい。
本構成に係る輸送枠構造によれば、伝熱管ブロックの短手方向の一端に据付用天秤が取り付けられるため、起立した縦置きの状態で輸送される伝熱管ブロックが輸送先にまで輸送された場合に、起立した縦置きの状態を維持したまま吊上用金具に吊上げ機構を取り付けることができる。輸送先で横置きの伝熱管ブロックを縦置きに引き起こす作業を行わずに伝熱管ブロックを吊り上げることができるため、伝熱管ブロックの据付作業に要する時間を短縮することができる。
本開示に係る輸送枠構造においては、前記輸送枠(20)に取り付けられるとともに吊り上げ機構(80)を取り付け可能な引き起こし金物(70)を備える構成が好ましい。
本構成に係る輸送枠構造によれば、伝熱管ブロックを横置きの状態で輸送枠に取り付けた後に引き起こし金物に吊り上げ機構を取り付けることにより、伝熱管ブロックを横置きの状態から起立した縦置きの状態に引き起こすことができる。伝熱管ブロックを伝熱管パネルの面が設置面と略平行となるように横置きの状態として輸送する場合、伝熱管ブロックの強度上の制約から重ね置きする数量を多くできず、伝熱管ブロックを引き起こした縦置き状態で積載するほうが輸送時の保管空間を高さ方向に効率的に使用でき、積載効率が向上するため、輸送コストを低減できる。
以上説明した実施形態に記載の輸送方法は、例えば以下のように把握される。
本開示に係る輸送方法は、厚さ方向に重ねて配置される複数の伝熱管パネルを有するとともに長手方向が第1長さであり短手方向が第2長さである複数の伝熱管ブロックと、前記長手方向が前記第1長さよりも長く直線状に延びる一対の第1枠体と、前記短手方向が前記第2長さよりも長く直線状に延びる一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される複数の輸送枠と、を備える輸送枠構造により複数の前記伝熱管ブロックを輸送する輸送方法であって、複数の前記伝熱管ブロックのそれぞれの前記厚さ方向の両側に前記支持部材が配置されるように、複数の前記伝熱管ブロックを複数の前記輸送枠に取り付ける取付工程(S101)と、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に沿って配置されるように前記伝熱管ブロックを引き起こした状態で、複数の前記輸送枠に取り付けられた複数の前記伝熱管ブロックを輸送する輸送工程(S103)と、を備える。
本開示に係る輸送方法によれば、伝熱管ブロックの長手方向の第1長さよりも長い一対の第1枠体と伝熱管ブロックの短手方向の第2長さよりも長い一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される輸送枠に伝熱管ブロックが取り付けられ、各伝熱管ブロックが配置される領域が保護される。
また、本開示に係る輸送方法によれば、複数の輸送枠が伝熱管ブロックの厚さ方向に連結部材により連結されるため、複数の輸送枠を一体に連結して複数の伝熱管ブロックをまとめて輸送することができる。また、複数の伝熱管ブロックのそれぞれが伝熱管ブロックの短手方向が鉛直方向に沿って配置されるように引き起こした状態で輸送される。伝熱管ブロックが起立した縦置きの状態で輸送されるため、横置きの状態とする場合に比べて積載効率が向上する。
そして、複数の伝熱管ブロックのそれぞれが伝熱管ブロックの短手方向が鉛直方向に沿って配置される場合には、厚さ方向の両側に支持部材が配置される。厚さ方向に隣接して配置される伝熱管ブロックの間に配置される支持部材により、輸送時の厚さ方向の振動等によって起立した縦置きの状態で配置される伝熱管ブロック同士が接触して損傷してしまうことを防止することができる。
本開示に係る輸送方法において、前記取付工程は、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が水平方向に配置される状態で複数の前記伝熱管ブロックを複数の前記輸送枠に取り付け、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が水平方向に配置される状態から前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に配置される状態となるように前記輸送枠に取り付けられた前記伝熱管ブロックを引き起こす引き起し工程(S102)を備える。
本構成に係る輸送方法によれば、伝熱管ブロックの短手方向が水平方向に配置される横置きの状態で輸送枠に取り付けられるため、伝熱管ブロックを起立させずに容易に輸送枠に取り付けることができる。また、輸送枠に取り付けられた伝熱管ブロックを引き起こすことにより、起立した縦置きの状態の伝熱管ブロックを輸送用車両に積載することができる。
本開示に係る輸送方法において、前記取付工程は、前記伝熱管ブロックと前記連結部材とを固定部材により連結して前記伝熱管ブロックの前記長手方向の位置を固定する構成が好ましい。
本構成に係る輸送方法によれば、固定部材により伝熱管ブロックの長手方向の位置が固定されるため、輸送時の長手方向の振動等によって起立した縦置きの状態で配置される伝熱管ブロックが輸送枠に接触して損傷してしまうことを防止することができる。
本開示に係る輸送方法において、前記取付工程は、前記支持部材を一対の前記第1枠体の前記長手方向の所定位置に取り付け、前記支持部材は、前記伝熱管ブロックの前記厚さ方向が鉛直方向に沿って配置される横置き時に、前記伝熱管ブロックが備える支持機構と前記長手方向の位置を同じとし、前記伝熱管ブロックの荷重を前記短手方向の複数の位置で支持する構成が好ましい。
本構成に係る輸送方法によれば、横置きの状態で配置される伝熱管ブロックの荷重が支持部材により短手方向の複数の位置で支持される。そのため、伝熱管ブロックの荷重を1箇所で支持する場合に比べ、各位置で支持する荷重の負担が減少し、荷重が1箇所に集中することによる撓み等の変形を防止することができる。
本開示に係る輸送方法において、前記伝熱管ブロックの前記短手方向の一端に取り付けられる据付用天秤が有する吊上用金具に吊上げ機構を取り付けて前記伝熱管ブロックを据付位置まで移動させる移動工程(S104)を備える構成が好ましい。
本構成に係る輸送方法によれば、伝熱管ブロックの短手方向の一端に据付用天秤が取り付けられるため、起立した縦置きの状態で輸送される伝熱管ブロックが輸送先にまで輸送された場合に、起立した縦置きの状態を維持したまま吊上用金具に吊上げ機構を取り付けることができる。輸送先で横置きの伝熱管ブロックを縦置きに引き起こす作業を行わずに伝熱管ブロックを移動させることができるため、伝熱管ブロックの据付作業に要する時間を短縮することができる。
10 伝熱管ブロック
11 伝熱管パネル
11a,11b 伝熱管
12 支持機構
12a,12b,12c 支持板
20 輸送枠
21 第1枠体
22 第2枠体
30 支持部材
40 連結部材
50 固定部材
60 据付用天秤
61 吊上用ラグ
62 据付用ラグ
62a 取付穴
62b 取付部
62c 本体部
63 天秤部材
65 保持部材
66 補強部材
70 引き起こし金物
80 吊り上げ機構
90 吊り上げ機構
100 輸送枠構造
LD 長手方向
SD 短手方向
TD 厚さ方向
W ワイヤ

Claims (10)

  1. 厚さ方向に重ねて配置される複数の伝熱管パネルを有するとともに長手方向が第1長さであり短手方向が第2長さである複数の伝熱管ブロックと、
    前記長手方向が前記第1長さよりも長く直線状に延びる一対の第1枠体と、前記短手方向が前記第2長さよりも長く直線状に延びる一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される複数の輸送枠と、
    前記短手方向に沿って直線状に延びるとともに一対の前記第1枠体を前記長手方向の所定位置で支持する支持部材と、
    複数の前記輸送枠を前記厚さ方向に連結する複数の連結部材と、を備え、
    複数の前記伝熱管ブロックのそれぞれは、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に沿って配置される場合に、前記厚さ方向の両側に前記支持部材が配置されるように複数の前記輸送枠に取り付けられている輸送枠構造。
  2. 前記伝熱管ブロックと前記連結部材とを連結して前記伝熱管ブロックの前記長手方向の位置を固定する固定部材を備える請求項1に記載の輸送枠構造。
  3. 前記支持部材は、前記伝熱管ブロックの前記厚さ方向が鉛直方向に沿って配置される横置き時に、前記伝熱管ブロックが備える支持機構と前記長手方向の位置を同じ配置とし、前記伝熱管ブロックの荷重を前記短手方向の複数の位置で支持する請求項1または請求項2に記載の輸送枠構造。
  4. 前記伝熱管ブロックの前記短手方向の一端に取り付けられるとともに吊り上げ機構を取り付け可能な吊上用金具を有する据付用天秤を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の輸送枠構造。
  5. 前記輸送枠に取り付けられるとともに吊り上げ機構を取り付け可能な引き起こし金物を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の輸送枠構造。
  6. 厚さ方向に重ねて配置される複数の伝熱管パネルを有するとともに長手方向が第1長さであり短手方向が第2長さである複数の伝熱管ブロックと、前記長手方向が前記第1長さよりも長く直線状に延びる一対の第1枠体と、前記短手方向が前記第2長さよりも長く直線状に延びる一対の第2枠体とを連結して矩形状に形成される複数の輸送枠と、前記短手方向に沿って直線状に延びるとともに一対の前記第1枠体を前記長手方向の所定位置で支持する支持部材と、複数の前記輸送枠を前記厚さ方向に連結する複数の連結部材と、を備える輸送枠構造により複数の前記伝熱管ブロックを輸送する輸送方法であって、
    複数の前記伝熱管ブロックのそれぞれの前記厚さ方向の両側に前記支持部材が配置されるように、複数の前記伝熱管ブロックを複数の前記輸送枠に取り付ける取付工程と、
    前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に沿って配置されるように前記伝熱管ブロックを引き起こした状態で、複数の前記輸送枠に取り付けられた複数の前記伝熱管ブロックを輸送する輸送工程と、を備える輸送方法。
  7. 前記取付工程は、前記伝熱管ブロックの前記短手方向が水平方向に配置される状態で複数の前記伝熱管ブロックを複数の前記輸送枠に取り付け、
    前記伝熱管ブロックの前記短手方向が水平方向に配置される状態から前記伝熱管ブロックの前記短手方向が鉛直方向に配置される状態となるように前記輸送枠に取り付けられた前記伝熱管ブロックを引き起こす引き起し工程を備える請求項6に記載の輸送方法。
  8. 前記取付工程は、前記伝熱管ブロックと前記連結部材とを固定部材により連結して前記伝熱管ブロックの前記長手方向の位置を固定する請求項6または請求項7に記載の輸送方法。
  9. 前記取付工程は、前記支持部材を一対の前記第1枠体の前記長手方向の所定位置に取り付け、
    前記支持部材は、前記伝熱管ブロックの前記厚さ方向が鉛直方向に沿って配置される横置き時に、前記伝熱管ブロックが備える支持機構と前記長手方向の位置を同じ配置とし、前記伝熱管ブロックの荷重を前記短手方向の複数の位置で支持する請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の輸送方法。
  10. 前記伝熱管ブロックの前記短手方向の一端に取り付けられる据付用天秤が有する吊上用金具に吊り上げ機構を取り付けて前記伝熱管ブロックを据付位置まで移動させる移動工程を備える請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の輸送方法。
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