JP2022096489A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の宛先表を同期する際に、重複する情報が複数表示されることを抑制する情報処理装置及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置20は、CPU21を備え、CPU21は、外部の装置に記憶されている第1の宛先表を取得し、取得した前記第1の宛先表及び自装置に記憶されている第2の宛先表を同期する際、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において重複する情報を集約した第3の宛先表を表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、第1のデータベースを有するクライアント及びサーバを備えたことを特徴とするデータ同期システムが開示されている。このサーバにおいては、前記クライアントとネットワークを介して接続され、第2のデータベースと、前記第2のデータベースの更新内容を更新履歴として保存する更新履歴保存手段を有している。また、このサーバにおいては、前記更新履歴保存手段に前記クライアントに送信する必要のある更新履歴が何件保存されたらデータ同期を開始するかの第1の閾値を記憶する記憶手段を有している。また、このサーバにおいては、前記クライアントに送信する必要のある更新履歴を前記更新履歴保存手段より抽出し、この抽出した更新履歴の件数が前記第1の閾値より大きい時に、前記第1のデータベースと前記第2のデータベースとのデータ同期を開始する。
特許文献2には、複数の情報処理装置により構成され、各情報処理装置が有するユーザ情報を該複数の情報処理装置間において同期し共有するネットワーク同期システムが開示されている。この情報処理装置においては、自装置のユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、自装置のユーザ情報毎に対応付けられて存在するユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段とを有している。また、この情報処理装置においては、ユーザ情報記憶手段により記憶された自装置のユーザ情報を複製して記憶し、自装置と異なる他の情報処理装置との間で複製した該自装置のユーザ情報を共有するための同期用共有記憶手段を有している。また、この情報処理装置においては、他の情報処理装置と同期し、同期用共有記憶手段に記憶された自装置のユーザ情報と、他の情報処理装置のユーザ情報との比較に基づき、同期用共有記憶手段の該自装置のユーザ情報を最新のユーザ情報に更新する同期制御手段を有している。なお、この同期制御手段においては、前記最新のユーザ情報に基づいて、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報を更新する。また、この同期制御手段においては、前記更新するに際し自装置のユーザ情報を削除する場合、ユーザデータ記憶手段において該削除対象のユーザ情報と対応付けられたユーザデータが記憶されているときには、所定処理を実行する。
特開2004-086800号公報 特開2012-123573号公報
例えば、外部の装置に記憶されている宛先表を同期することで、当該宛先表を自装置に記憶されている宛先表として使うことができる情報処理装置がある。このような情報処理装置において、同期させる宛先表間に全部又は一部で重複する情報が存在する場合、重複する情報をそのまま追加すると、当該重複する情報が複数表示される可能性がある。
本発明は、複数の宛先表を同期する際に、重複する情報が複数表示されることを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、外部の装置に記憶されている第1の宛先表を取得し、取得した前記第1の宛先表及び自装置に記憶されている第2の宛先表を同期する際、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において重複する情報を集約した第3の宛先表を表示する。
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名及び当該宛先名に連絡をするための連絡情報の少なくとも一方が重複する場合、前記第1の宛先表の前記重複する情報及び前記第2の宛先表の前記重複する情報の一方で他方を上書きした第3の宛先表を表示する。
また、第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1の宛先表の前記重複する情報及び前記第2の宛先表の前記重複する情報のうち、更新時刻が新しい情報で古い情報を上書きした前記第3の宛先表を表示する。
また、第4態様に係る情報処理装置は、第1態様~第3態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名が重複しており、当該宛先名に連絡をするための連絡情報が異なる場合、当該宛先名を集約した前記第3の宛先表を表示する。
また、第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、集約した前記宛先名に、異なる前記連絡情報をそれぞれ対応付けた前記第3の宛先表を表示する。
また、第6態様に係る情報処理装置は、第1態様~第5態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名が異なり、当該宛先名に連絡をするための連絡情報が重複している場合、前記連絡情報を集約した前記第3の宛先表を表示する。
また、第7態様に係る情報処理装置は、第6態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、集約した前記連絡情報に、異なる前記宛先名をそれぞれ対応付けた前記第3の宛先表を表示する。
また、第8態様に係る情報処理装置は、第1態様~第7態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名が重複しており、宛先の名称を表す当該宛先名に対応付けられた識別情報が重複しない場合、当該識別情報を集約した前記第3の宛先表を表示する。
また、第9態様に係る情報処理装置は、第8態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記第1の宛先表の前記識別情報及び前記第2の宛先表の前記識別情報とは別の前記識別情報を付与することにより、又は前記第1の宛先表の前記識別情報若しくは前記第2の宛先表の前記識別情報を用いることにより、前記識別情報を集約する。
更に、上記目的を達成するために、第10態様に係る情報処理プログラムは、外部の装置に記憶されている第1の宛先表を取得し、取得した前記第1の宛先表及び自装置に記憶されている第2の宛先表を同期する際、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において重複する情報を集約した第3の宛先表を表示する、処理をコンピュータに実行させる。
第1態様及び第10態様によれば、第1の宛先表及び第2の宛先表間において重複する情報が複数表示されることを抑制できる。
第2態様によれば、宛先名及び連絡情報の少なくとも一方が重複する場合、重複する情報の一方で他方を上書きした宛先表を視覚的に明示できる。
第3態様によれば、宛先名及び連絡情報の少なくとも一方が重複する場合、更新時刻が新しい情報を視覚的に明示できる。
第4態様によれば、重複する宛先名が複数表示されることを抑制できる。
第5態様によれば、重複する宛先名に対応したそれぞれの連絡情報を視覚的に明示できる。
第6態様によれば、重複する連絡情報が複数表示されることを抑制できる。
第7態様によれば、重複する連絡情報に対応したそれぞれの宛先名を視覚的に明示できる。
第8態様によれば、複数の識別情報が表示されることを抑制できる。
第9態様によれば、第1の宛先表の識別情報及び第2の宛先表の識別情報とは別の識別情報、又は第1の宛先表の識別情報若しくは第2の宛先表の識別情報を視覚的に明示できる。
実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る宛先データベースの構成の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係るグループ宛先データベースの構成の一例を示す模式図である。 第1実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る情報処理により表示される第3の宛先表を示す模式図である。 第2実施形態に係る宛先データベースの構成の一例を示す模式図である。 第2実施形態に係るグループ宛先データベースの構成の一例を示す模式図である。 第2実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る情報処理により表示される第3の宛先表を示す模式図である。
以下、本開示の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム100は、通信手段50に各々アクセス可能とされた複数の画像形成装置10A、10B、・・・を含む。以下では、画像形成装置10A、10B、・・・を区別することなく説明する場合は単に「画像形成装置10」と総称する。
なお、本実施形態では、本発明の装置として画像印刷機能、画像読取機能、及び画像送信機能等を有する画像形成装置10を適用している。しかし、当該装置として画像送信機能及び画像読取機能のみを有する画像形成装置、又はスマートフォン等の装置を適用する形態としてもよい。また、本実施形態では、本発明を、複数の画像形成装置10の各々に記憶されている情報を統合する場合、特に画像形成装置10を利用するユーザ(以下、単に「ユーザ」という。)が当該統合した情報を活用して作業をする場合に適用している。しかし、ユーザが複数台のスマートフォンを所持しており、それら複数のスマートフォンの各々が記憶するアドレス帳を統合したい場合等にも本発明を適用してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置10は、情報処理装置20を備えている。なお、本実施形態では、画像形成装置10及び情報処理装置20が一体で構成されている場合について説明するが、これらが別体で構成されていてもよい。本実施形態に係る情報処理装置20は、CPU21、一時記憶領域としてのメモリ22、不揮発性の記憶部23、受付部24、表示部25、及び通信I/F部28を備えている。各構成はバスB2を介して互いに接続されている。
記憶部23は、HDD、SSD、又はフラッシュメモリ等の記憶装置によって実現される。なお、記憶媒体としての記憶部23には、情報処理プログラム23Aが記憶されている。CPU21は、情報処理プログラム23Aを記憶部23から読み出してメモリ22に展開し、情報処理プログラム23Aが有するプロセスを順次実行する。また、記憶部23には、宛先データベース23B及びグループ宛先データベース23C等の各種データベースが記憶される。これらのデータベースについては、詳細を後述する。
受付部24は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力された情報を受け付けるために使用される。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部25は、タッチパネル方式を採用して、受付部24として機能しても良い。
通信I/F部28は、情報処理装置20が外部の画像形成装置10(以下、「外部装置」という。)と通信するためのインタフェースである。当該通信には、例えば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI等の有線通信の規格が用いられる。
なお、本実施形態に係る画像形成装置10には、主たる構成として画像形成部、画像読取部、画像送信部、及び記録用紙を供給する給紙部等が設けられているが、ここでの説明及び図示を省略する。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る宛先データベース23Bについて説明する。図2に示すように、本実施形態に係る宛先データベース23Bには、複数の宛先データが記憶されている。図2において、各行がそれぞれ宛先データを表す。各宛先データにおいては、識別情報、宛先名、組織名、サービス、連絡情報、更新時刻、適用ルール、及び集約情報の各情報が関連付けられている。
上記識別情報は、情報処理装置20が連絡をする宛先を個別に識別するために、当該宛先毎に異なる情報として予め付与された情報である。本実施形態では、上記識別情報として、UUID(Universally Unique Identifier)等の識別子を適用する。上記宛先名は、識別情報に対応する宛先の名称を表す情報であり、かつ個人の名称を表す情報である。しかし、上記宛先名として、個人の姓、名、ミドルネーム、読み仮名、又はニックネーム等を表す情報を適用してもよい。上記組織名は、対応する宛先名が所属する組織の名称を表す情報である。本実施形態では、上記組織名として、対応する宛先名が所属する会社の名称を適用する。しかし、上記組織名として、対応する宛先名が所属する部門又は職種等の名称を適用してもよい。
上記サービスは、対応する宛先名に連絡をするために用いるサービスを表す情報である。本実施形態では、上記サービスとして、ファックスサービス(図2に示す例では「FAX」)、電子メールサービス(図2に示す例では「EMAIL」)、及びSMB(Server Message Block)サービスを適用する。しかし、上記サービスとして、電話サービスを適用してもよいし、各サービスの単一、又は複数の組み合わせを適用する形態としてもよい。上記連絡情報は、対応する宛先名に対応するサービスを用いて連絡をするためのアドレスを表す情報である。本実施形態では、上記連絡情報として、ファックス番号、電子メールアドレス、及びIPアドレス(Internet Protocol address)を適用する。しかし、上記連絡情報として、電子メールアドレスにおけるユーザ名若しくはドメイン名、又は電話番号を適用してもよいし、各連絡情報の単一、又は複数の組み合わせを適用する形態としてもよい。上記更新時刻は、対応する識別情報、宛先名、組織名、サービス、及び連絡情報のうちの何れかの情報が更新された日時を表す情報である。
上記適用ルールは、自装置に記憶された宛先データベース23Bと同期した際に適用されたルールを示す情報である。上記集約情報は、自装置に記憶された宛先データベース23Bに識別情報を集約する前の識別情報である。なお、上記集約情報として、自装置に記憶された宛先データベース23Bと同期する前に記憶されていた外部装置を特定するためのID(identification)を適用してもよい。
図2に示す例では、識別子Bに対応し、かつ株式会社fujiに所属する富士次郎に対応する宛先データは2つ記憶されていることを表している。上記宛先データのうちの1つは2020年3月1日の9時に更新されており、ファックス番号は222-222であり、かつ自装置の宛先データベース23Bと同期した宛先データではないことを表している。片方の宛先データは、2020年4月1日の9時に更新されており、かつ電子メールアドレスはjiro@fuji.comであることを表している。また、当該宛先データは、ルール3を適用して自装置の宛先データベース23Bと同期した宛先データであり、識別情報を集約する前の識別情報は識別子Dであったことを表している。
次に、図3を参照して、本実施形態に係るグループ宛先データベース23Cについて説明する。図3に示すように、本実施形態に係るグループ宛先データベース23Cは、宛先名に個人の名称ではなくグループの名称が記憶されている点、及び組織名が記憶されていない点が宛先データベース23Bと異なっている。また、本実施形態に係るグループ宛先データベース23Cは、サービスとして、電話サービス及び電子メールサービス等の複数のサービスを組み合わせたサービス(図3に示す例では「MULTI」)も適用できる点が宛先データベース23Bと異なっている。
また、本実施形態に係るグループ宛先データベース23Cは、連絡情報にアドレスではなくメンバーが記憶されている点が宛先データベース23Bと異なっている。具体的には、グループ宛先データベース23Cに記憶されている連絡情報は、対応するグループに所属するメンバーを表す情報である。本実施形態では、上記連絡情報として、宛先データベース23Bに記憶された、上記メンバーに対応する識別情報を適用している。したがって、宛先データベース23B及びグループ宛先データベース23Cは関連しているため、宛先データベース23Bに記憶された情報が変更されるとグループ宛先データベース23Cに記憶された情報も追従して変更される。しかし、上記連絡情報として、上記メンバーに連絡をするためのアドレスを表す情報を適用してもよい。この場合、宛先データベース23Bに記憶された情報が変更されてもグループ宛先データベース23Cに記憶された情報は追従して変更されない。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る情報処理装置20の作用を説明する。ユーザが情報処理装置20に対して情報処理の実行を指示した場合に、CPU21が情報処理プログラム23Aを実行することで図4に示す情報処理が実行される。しかし、画像形成装置の管理者(以下、単に「管理者」という。)等によって予め定められた時間毎、又は記憶部23の容量が閾値以上になった場合等に、CPU21が情報処理を実行してもよい。或いは、管理者による画像形成装置10間の同期の指示に応じて、CPU21が図4に示す情報処理を実行してもよい。
ステップ200で、CPU21は、第1の宛先表を取得する。具体的には、CPU21は、外部装置に記憶されている宛先データベース23Bを、通信I/F部28を介して取得する。なお、本実施形態では、外部装置として、ユーザから受け付けた外部装置を適用している。しかし、外部装置として、管理者等によって予め定められた外部装置、又は自装置に最も距離が近い外部装置等を適用してもよい。
ステップ202で、CPU21は、第1の宛先表及び第2の宛先表の同期を開始する。具体的には、CPU21は、自装置の記憶部23に記憶されている宛先データベース23Bである第2の宛先表を読み出し、第1の宛先表及び当該第2の宛先表の同期を開始する。
なお、本実施形態では、外部装置を1つとする形態を適用している。しかし、外部装置を複数とする形態を適用してもよい。この場合、CPU21がステップ200で取得した複数の第1の宛先表の中から第2の宛先表と同期する順番をユーザから受け付け、当該順番で第1の宛先表及び第2の宛先表を同期する形態を適用してもよい。また、CPU21が自装置から距離が近い順番等の予め定められた順番で第1の宛先表及び第2の宛先表を同期する形態等を適用してもよい。
ステップ204で、CPU21は、第1の宛先表に記憶された宛先データである第1の宛先データを1つ選択する。なお、本実施形態では、CPU21が第1の宛先データを第1の宛先表から選択する順番として、第1の宛先データが第1の宛先表に記憶された順番を適用している。しかし、上記順番として、第1の宛先データが第1の宛先表に記憶された順番と逆の順番、又は識別情報の昇順等を適用していてもよい。以下では、本ステップによって選択された第1の宛先データを、単に「第1の宛先データ」という。
ステップ206で、CPU21は、第1の宛先データにおける識別情報(以下、「第1の識別情報」という。)と重複した情報が集約情報として記憶されている宛先データが、第2の宛先表に含まれるか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、第1の宛先データに第2の宛先表との同期履歴があるか否かを判定する。以下では、第2の宛先表に記憶された各々の宛先データを「第2の宛先データ」という。CPU21は、ステップ206の処理において肯定判定となった場合はステップ236へ移行し、否定判定となった場合はステップ208へ移行する。
ステップ208で、CPU21は、第1の宛先データにおける宛先名(以下、「第1の宛先名」という。)及び連絡情報(以下、「第1の連絡情報」という。)の少なくとも一方と重複している第2の宛先データがあるか否かを判定する。CPU21は、ステップ208の処理において肯定判定となった場合はステップ210へ移行する。
ステップ210で、CPU21は、第1の宛先名及び第1の連絡情報の両方と重複している第2の宛先データ(以下、「宛先連絡重複データ」という。)があるか否かを判定する。CPU21は、ステップ210の処理において肯定判定となった場合はステップ212へ移行し、否定判定となった場合はステップ214へ移行する。
ステップ212で、CPU21は、第1の宛先データと宛先連絡重複データのうち、更新時刻が新しい宛先データで古い宛先データを上書きする。具体的には、第1の宛先データの更新時刻が宛先連絡重複データの更新時刻より新しい場合、CPU21は、第1の宛先データを宛先連絡重複データに上書きする。一方、第1の宛先データの更新時刻が宛先連絡重複データの更新時刻より古い場合、CPU21は、宛先連絡重複データに対して何れの処理も実行しない。なお、CPU21は、第1の宛先データと宛先連絡重複データのうち、更新時刻が古い宛先データで新しい宛先データを上書きしてもよい。また、CPU21は、更新時刻に関わらず、宛先連絡重複データに対して何れの処理も実行しなくてもよいし、又は第1の宛先データを宛先連絡重複データに上書きしてもよい。また、宛先連絡重複データに適用ルール及び集約情報の少なくとも1つの情報が記憶されていた場合、CPU21は、これらの情報を削除する。
ステップ214で、CPU21は、第1の識別情報と重複している識別情報を有する第2の宛先データ(以下、「識別重複データ」という。)があるか否かを判定する。CPU21は、ステップ214の処理において肯定判定となった場合はステップ216へ移行し、否定判定となった場合はステップ218へ移行する。
ステップ216で、CPU21は、第1の宛先データと識別重複データのうち、更新時刻が新しい宛先データで古い宛先データを上書きする。具体的には、第1の宛先データの更新時刻が識別重複データの更新時刻より新しい場合、CPU21は、第1の宛先データで識別重複データを上書きする。一方、第1の宛先データの更新時刻が識別重複データの更新時刻より古い場合、CPU21は、識別重複データに対して何れの処理も実行しない。なお、CPU21は、第1の宛先データと識別重複データのうち、更新時刻が古い宛先データで新しい宛先データを上書きしてもよい。また、CPU21は、更新時刻に関わらず、識別重複データに対して何れの処理も実行しなくてもよいし、又は第1の宛先データを識別重複データに上書きしてもよい。また、識別重複データに適用ルール及び集約情報の少なくとも1つの情報が記憶されていた場合、CPU21は、これらの情報を削除する。
ステップ218で、CPU21は、第1の宛先名と重複している宛先名を有する第2の宛先データであって、第1の連絡情報と重複している連絡情報を含まない第2の宛先データ(以下、「宛先重複データ」という。)があるか否かを判定する。CPU21は、ステップ218の処理において肯定判定となった場合はステップ220へ移行する。
ステップ220で、CPU21は、宛先重複データにおける宛先名に第1の宛先名を集約する。
ステップ222で、CPU21は、宛先重複データにおける識別情報(以下、「第2の識別情報」という。)を用いて識別情報を集約する。具体的には、CPU21は、第1の識別情報を第2の識別情報に変更した上で、当該第1の識別情報を第2の識別情報に集約する。なお、CPU21は、第1の識別情報を用いて第2の識別情報を集約してもよい。
ステップ224で、CPU21は、宛先名と識別情報を集約した宛先重複データに、第1の宛先データにおけるサービスと連絡情報を対応付ける。なお、本ステップで、CPU21は、宛先重複データに、第1の宛先データにおける組織名及び更新時刻の少なくとも1つの情報を更に対応付けてもよい。また、第1の宛先データにおける組織名が宛先重複データにおける組織名と重複する場合、CPU21は、宛先重複データに組織名を集約してもよい。また、第1の宛先データにおける更新時刻が宛先重複データにおける更新時刻と重複する場合、CPU21は、宛先重複データに更新時刻を集約してもよい。
ステップ226で、CPU21は、ステップ224でサービスと連絡情報を対応付けた宛先データにおける集約情報に、第1の識別情報を上書きする。
一方、CPU21は、ステップ218の処理において否定判定となった場合はステップ228へ移行する。言い換えると、CPU21は、連絡情報と第1の連絡情報が重複しており、宛先名と第1の宛先名が重複していない第2の宛先データ(以下、「連絡重複データ」という。)がある場合は、ステップ228へ移行する。ステップ228で、CPU21は、連絡重複データにおけるサービスと連絡情報に、第1の宛先データにおけるサービスと連絡情報を集約する。なお、本実施形態では、第2の宛先データにおける連絡情報と第1の連絡情報が重複している場合は、第2の宛先データにおけるサービスと第1の宛先データにおけるサービスも重複している形態を適用している。
ステップ230で、CPU21は、サービスと連絡情報を集約した連絡重複データに、第1の宛先名を対応付ける。なお、本ステップで、CPU21は、連絡重複データに、第1の宛先データにおける識別情報、組織名及び更新時刻の少なくとも1つの情報を更に対応付けてもよい。また、第1の宛先データにおける組織名が連絡重複データにおける組織名と重複する場合、CPU21は、連絡重複データに組織名を集約してもよい。また、第1の宛先データにおける更新時刻が連絡重複データにおける更新時刻と重複する場合、CPU21は、連絡重複データに更新時刻を集約してもよい。
一方、CPU21は、ステップ208の処理において否定判定となった場合はステップ232へ移行する。ステップ232で、CPU21は、第1の宛先データを第2の宛先表に追加する。また、CPU21は、ステップ208の処理において否定判定となった場合はステップ236へ移行してもよい。言い換えると、CPU21は、第1の宛先名及び第1の連絡情報の少なくとも一方と重複している第2の宛先データがない場合は、第1の宛先データを第2の宛先表に追加しなくてもよい。また、ステップ232で、CPU21は、通信I/F部28を介して、第1の宛先データを第1の宛先表から削除させてもよい。
ステップ234で、CPU21は、集約された宛先データに、予め定められた条件に基づいて適用ルールを対応付ける。具体的には、例えば、CPU21は、ステップ212の処理により上書きされて集約された宛先データには、適用ルールとしてルール1を対応付ける。CPU21は、ステップ216の処理により上書きされて集約された宛先データには、適用ルールとしてルール2を対応付ける。CPU21は、ステップ224の処理によりサービスと連絡情報が対応付けられて集約された宛先データには、適用ルールとしてルール3を対応付ける。CPU21は、ステップ230の処理により宛先名を対応付けられて集約された宛先データには、適用ルールとしてルール4を対応付ける。また、ステップ232の処理により追加された宛先データには、適用ルールとしてルール5を対応付ける。
なお、上記予め定められた条件として、上記以外の条件を適用してもよい。例えば、CPU21は、ステップ224の処理によりサービスと連絡情報を対応付けられて集約された宛先データにおける適用ルールにルール1を記憶させ、ステップ232の処理により追加された宛先データにおける適用ルールにルール2を記憶させてもよい。
ステップ236で、CPU21は、第1の宛先表に含まれる全ての第1の宛先データについて、第2の宛先表との同期が終了したか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、全ての第1の宛先データに対してステップ204からステップ234までの処理を実行したか否かを判定する。CPU21は、ステップ236の処理において肯定判定となった場合はステップ238へ移行し、否定判定となった場合はステップ204へ戻る。
ステップ238で、CPU21は、第2の宛先表を、第1の宛先表及び第2の宛先表間において重複する情報を集約した第3の宛先表として表示部25に表示し、又は表示可能として、本情報処理を終了する。本ステップにより、ユーザは、第3の宛先表を第2の宛先表として使うことができる。なお、CPU21は、第3の宛先表を通信I/F部28を介して外部装置の表示部にも表示させてもよいし、外部装置の表示部のみに表示させてもよい。
また、本実施形態では、CPU21がステップ238を実行した後、第3の宛先表を第2の宛先表として記憶部23に記憶する形態を適用している。しかし、CPU21がステップ238を実行した後、第3の宛先表を第2の宛先表として記憶しない形態を適用してもよい。また、CPU21が、ユーザから第3の宛先表を第2の宛先表として記憶させる旨の指示を受け付けた場合にのみ、当該第3の宛先表を第2の宛先表として記憶部23に記憶する形態を適用してもよい。
また、本実施形態では、第3の宛先表として、第1の宛先表及び第2の宛先表間において重複する情報を第2の宛先表に集約した宛先表を適用している。しかし、第3の宛先表として、上記重複する情報を第1の宛先表に集約した宛先表を適用してもよい。さらに、CPU21は、第1の宛先表及び第2の宛先表のうち、第3の宛先表として集約されていない方の宛先表を第3の宛先表で上書きしてもよいし、当該集約されていない方の宛先表を削除してもよい。
また、本実施形態では、CPU21が第1の宛先データ及び第2の宛先データにおいて情報が重複していると判定した場合に、即座に集約を実行している。しかし、CPU21が集約の実行の指示を受け付け、当該指示があった場合にのみ、集約を実行してもよい。また、CPU21が上記実行の指示と共に、上記重複した情報を集約する方法を受け付け、当該受け付けた方法で集約を実行してもよい。この場合、例えば、宛先重複データがある場合、CPU21は更新時刻が新しい宛先データで古い宛先データを上書きするとの指示を受け付けた場合、連絡情報等は重複していないものの、更新時刻が新しい宛先データで古い宛先データを上書きして集約する。
また、本実施形態では、宛先連絡重複データ又は識別重複データがある場合に、CPU21が、更新時刻が新しい宛先データで古い宛先データを上書きしている。しかし、宛先重複データ又は連絡重複データがある場合に、CPU21が、更新時刻が新しい宛先データで古い宛先データを上書きしてもよい。また、CPU21が、宛先連絡重複データにおける宛先名又は連絡情報に第1の宛先名又は第1の連絡情報のみを集約してもよいし、識別重複データにおける識別情報に第1の識別情報のみを集約してもよい。なお、外部装置毎にこれらの集約方法の組み合わせの条件や優先順位が記憶部23に記憶されている形態等を適用してもよい。
また、本実施形態では、第1の宛先表として外部装置が記憶する宛先データベース23Bを適用し、かつ第2の宛先表として自装置が記憶する宛先データベース23Bを適用している。しかし、第1の宛先表として外部装置が記憶するグループ宛先データベース23Cを適用し、かつ第2の宛先表として自装置が記憶するグループ宛先データベース23Cを適用してもよい。この場合、例えば、CPU21が、これらの宛先表間において、連絡情報が重複しているか否かを判定する場合は、当該連絡情報として記憶されている識別情報が重複しているか否か、又はアドレスが重複しているか否かを判定する。また、CPU21が、これらの宛先表間において、連絡情報が重複していると判定した場合は、当該連絡情報として記憶されている識別情報又はアドレスを集約する。
また、本実施形態では、CPU21が第1の宛先名及び第2の宛先データにおける宛先名が重複していると判定をする条件として、これらの宛先名が完全に同一であるとの条件を適用している。しかし、CPU21が上記判定をする条件として、これらの宛先名が部分的に同一であるとの条件を適用してもよい。具体的には、これらの宛先名の姓、名、及びミドルネームのうち少なくとも1つの情報が同一である場合は、CPU21が上記判定をする形態等を適用してもよい。
また、本実施形態では、CPU21が第1の連絡情報及び第2の宛先データにおける連絡情報が重複していると判定をする条件として、これらの連絡情報が完全に同一であるとの条件を適用している。しかし、CPU21が上記判定をする条件として、これらの連絡情報が部分的に同一であるとの条件を適用してもよい。具体的には、これらの連絡情報がファックス番号であり、かつ予め定められた桁数以上の番号が同一である場合に、CPU21が上記判定をする形態等を適用してもよい。また、これらの連絡情報が電子メールアドレスであり、かつユーザ名又はドメイン名のみが同一である場合に、CPU21が上記判定をする形態等を適用してもよい。
また、本実施形態では、CPU21が第1の宛先データ及び第2の宛先データ間において、各々の宛先データの作成者が重複するか否かの判定をしない形態を適用している。しかし、CPU21が上記判定をし、かつこれらの宛先データ間で作成者が重複していると判定した場合は、更新時刻が新しい宛先データで古い宛先データを上書きする形態等を適用してもよい。
次に、図5を参照して、宛先表と初めて同期する第1の宛先表及び第2の宛先表を用いて表示される第3の宛先表について具体例を用いて説明する。
まず、図5の第1の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Aであり、かつ株式会社富士に所属する富士太郎に対応する第1の宛先データであって、連絡情報が000-000である第1の宛先データが記憶されている。一方、図5の第2の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Aであり、かつ株式会社富士に所属する富士太郎に対応する識別重複データであって、連絡情報が111-111である識別重複データが記憶されている。
この場合、ルール2を適用し(ステップ214:Y)、第1の宛先データと識別重複データのうち、更新時刻が新しい宛先データで上書きする。図5の第3の宛先表に示す例では、識別子Aの宛先データとして、更新時刻が2020年2月1日の9時である第1の宛先データで上書きされた宛先データが表示される。
次に、図5の第1の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Bであり、かつ株式会社fujiに所属する富士次郎に対応する第1の宛先データであって、連絡情報が222-222である第1の宛先データが記憶されている。一方、図5の第2の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Bであり、かつ株式会社fujiに所属する富士次郎に対応する宛先連絡重複データであって、連絡情報が222-222である宛先連絡重複データが記憶されている。
この場合、ルール1を適用し(ステップ210:Y)、第1の宛先データと宛先連絡重複データのうち、更新時刻が新しい宛先データで上書きする。図5の第3の宛先表に示す例では、更新時刻が共に2020年3月1日の9時であるため、識別子Bの宛先データとして、宛先連絡重複データがそのまま表示される。
次に、図5の第1の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Eであり、かつ株式会社フジに所属する富士三郎に対応する第1の宛先データであって、連絡情報がfuji@pub.comである第1の宛先データが記憶されている。一方、図5の第2の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Cであり、かつ株式会社フジに所属する富士三郎に対応する宛先重複データであって、連絡情報がfuji@pri.comである宛先重複データが記憶されている。
この場合、ルール3を適用し(ステップ218:Y)、宛先重複データに宛先名及び識別情報を集約し、サービスと連絡情報をそれぞれ対応付け、かつ集約情報を識別子Eとした宛先データが表示される。図5の第3の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Cであり、かつ株式会社フジに所属する富士三郎に対応する宛先データであって、連絡情報がfuji@pub.comである宛先データが表示される。
次に、図5の第1の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Fであり、かつ株式会社ふじに所属する富士五郎に対応する第1の宛先データであって、連絡情報が123-456である第1の宛先データが記憶されている。一方、図5の第2の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Dであり、かつ株式会社ふじに所属する富士四郎に対応する連絡重複データであって、連絡情報が123-456である連絡重複データが記憶されている。
この場合、ルール4を適用し(ステップ218:N)、連絡重複データにサービスと連絡情報を集約し、かつ宛先名をそれぞれ対応付けた宛先データが表示される。図5の第3の宛先表に示す例では、ファックスサービスの連絡情報が123-456である宛先データに、識別情報として識別子D及び識別子Fを、宛先名として富士四郎及び富士五郎をそれぞれ対応付けた宛先データが表示される。
次に、図5の第1の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Gである富士花子に対応する第1の宛先データであって、連絡情報がhanako@pub.comである第1の宛先データが記憶されている。一方、図5の第2の宛先表に示す例では、宛先名及び連絡情報の少なくとも一方が重複した宛先データは記憶されていない。
この場合、ルール5を適用し(ステップ208:N)、第1の宛先データが第2の宛先表に追加される。図5の第3の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Gである富士花子に対応する第1の宛先データであって、連絡情報がhanako@pub.comである第1の宛先データが表示される。
[第2実施形態]
第2実施形態では、宛先重複データに同期履歴がある場合は、第1の宛先データ及び宛先重複データの識別情報とは別の識別情報を付与する点が第1実施形態と異なる。以下、詳細に説明する。
なお、本実施形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成については、第1実施形態に係る構成(図1参照。)と同一であるため、ここでの説明を省略する。
図6及び図7を参照して、本実施形態に係る宛先データベース23B及びグループ宛先データベース23Cについて説明する。
図6に示す宛先データベース23Bは、集約情報が関連付けられて記憶されていない点が図2に示す宛先データベース23Bと異なっている。また、図7に示すグループ宛先データベース23Cも、集約情報が関連付けられて記憶されていない点が図3に示すグループ宛先データベース23Cと異なっている。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る情報処理装置20の作用を説明する。なお、図8に示す情報処理において、図4に示す情報処理と同一の処理を実行するステップについては図4と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
図4に示す情報処理と図8に示す情報処理とでは、ステップ206及びステップ226の処理に代えて、ステップ221及びステップ223の処理を適用している点が異なっている。
図8のステップ221で、CPU21は、同期履歴がある宛先重複データがあるか否かを判定する。具体的には、適用ルールに何れかの情報が記憶されている宛先重複データがあるか否かを判定する。CPU21は、ステップ221の処理において肯定判定となった場合はステップ223へ移行し、否定判定となった場合はステップ222へ移行する。
ステップ223で、CPU21は、同期履歴がある宛先重複データにおける識別情報及び第1の識別情報とは別の識別情報を用いて識別情報を集約する。具体的には、CPU21は、上記宛先重複データにおける識別情報及び第1の識別情報を上記別の識別情報に変更した上で、当該第1の識別情報を上記宛先重複データにおける識別情報に集約する。
なお、ステップ221で、CPU21は、適用ルールに、ルール1、ルール2、又はルール3が記憶されている宛先重複データがあるか否かを判定する形態を適用してもよい。この場合、本情報処理の実行前に何れかの外部装置と同期したことにより識別情報が変更された可能性がある宛先重複データにのみ、当該宛先重複データにおける識別情報及び第1の識別情報とは別の識別情報を用いて識別情報を集約することができる。
また、本実施形態では、CPU21は、ステップ216を実行した後、同期履歴がある識別重複データがあるか否かを判定する形態を適用してもよい。この場合、上記判定において肯定判定となった場合は、ステップ216で上書きされた宛先データにおける識別情報を上記識別重複データとは別の識別情報に変更し、上記判定において否定判定となった場合は、何れの処理も実行しない。
次に、図9を参照して、宛先表と初めて同期する第1の宛先表及び同期履歴がある第2の宛先表を用いて表示される第3の宛先表について具体例を用いて説明する。
図9の第1の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Eであり、かつ株式会社フジに所属する富士三郎に対応する第1の宛先データであって、連絡情報がfuji@pub.comである第1の宛先データが記憶されている。一方、図9の第2の宛先表に示す例では、識別情報が識別子Cであり、かつ株式会社フジに所属する富士三郎に対応する第1の宛先データであって、連絡情報がfuji@pri.comであり、かつルール1によって同期した履歴がある宛先重複データが記憶されている。
この場合、同期履歴がある宛先重複データがあるため(ステップ221:Y)、当該宛先重複データにおける識別情報である識別子C及び第1の識別情報である識別子Eを識別子Hに変更した上で、これらの識別情報を集約する。
以上、実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の組み合わせにより種々の発明が抽出される。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
本実施形態では、情報処理プログラム23Aが記憶部23にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録した形態で提供してもよい。例えば、本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、CD(Compact Disc)-ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態、若しくはUSB(Universal Serial Bus)メモリ及びメモリカード等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。また、本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、通信I/F部28を介して外部の装置から取得するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、情報処理を、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、情報処理を、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現する形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した情報処理装置20の構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明した情報処理プログラムの処理の流れ(図4及び図8参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
10 画像形成装置
20 情報処理装置
21 CPU
22 メモリ
23 記憶部
24 受付部
25 表示部
28 通信I/F部
50 通信手段
100 情報処理システム

Claims (10)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    外部の装置に記憶されている第1の宛先表を取得し、
    取得した前記第1の宛先表及び自装置に記憶されている第2の宛先表を同期する際、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において重複する情報を集約した第3の宛先表を表示する、
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名及び当該宛先名に連絡をするための連絡情報の少なくとも一方が重複する場合、
    前記第1の宛先表の前記重複する情報及び前記第2の宛先表の前記重複する情報の一方で他方を上書きした第3の宛先表を表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記第1の宛先表の前記重複する情報及び前記第2の宛先表の前記重複する情報のうち、更新時刻が新しい情報で古い情報を上書きした前記第3の宛先表を表示する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名が重複しており、当該宛先名に連絡をするための連絡情報が異なる場合、
    当該宛先名を集約した前記第3の宛先表を表示する、
    請求項1~3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、集約した前記宛先名に、異なる前記連絡情報をそれぞれ対応付けた前記第3の宛先表を表示する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名が異なり、当該宛先名に連絡をするための連絡情報が重複している場合、
    前記連絡情報を集約した前記第3の宛先表を表示する、
    請求項1~5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、集約した前記連絡情報に、異なる前記宛先名をそれぞれ対応付けた前記第3の宛先表を表示する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において、宛先の名称を表す宛先名が重複しており、当該宛先名に対応付けられた識別情報が重複しない場合、
    当該識別情報を集約した前記第3の宛先表を表示する、
    請求項1~7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記第1の宛先表の前記識別情報及び前記第2の宛先表の前記識別情報とは別の前記識別情報を付与することにより、又は前記第1の宛先表の前記識別情報若しくは前記第2の宛先表の前記識別情報を用いることにより、前記識別情報を集約する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 外部の装置に記憶されている第1の宛先表を取得し、
    取得した前記第1の宛先表及び自装置に記憶されている第2の宛先表を同期する際、前記第1の宛先表及び前記第2の宛先表間において重複する情報を集約した第3の宛先表を表示する、
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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