JP2022094862A - 通信制御装置、移動体、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信制御装置、移動体、通信制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の通信経路の中からデータ通信に用いる適正なコストの通信経路を選択できる通信制御装置、移動体、通信制御方法及びプログラムを提供する【解決手段】複数の車両、外部装置、基地局及び無線アクセスポイントを含む通信システムにおいて、車両の通信装置40は、移動体の無線通信を制御する処理部を有する通信制御装置有する。処理部は、移動体の周囲に存在する他の移動体から、他の移動体が移動体間の直接無線通信にかかるコスト情報を取得するコスト情報取得部と、他の移動体が利用可能な通信接続情報を取得する接続情報取得部と、通信接続情報に基づいて、他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する通信経路設定部と、コスト情報取得部が取得したコスト情報と、接続情報取得部が取得した通信接続情報とに基づいて、複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する通信経路選択部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、通信制御装置、移動体、通信制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、第1の移動体通信装置を経由してインターネットに接続する第1の通信経路と、第2の通信方式を用いて第2の移動体通信装置を経由してインターネットに接続する第2の通信経路とを検出し、検出した第1の通信経路及び第2の通信経路のうちのいずれかの通信経路を、通信速度を考慮して選択する移動体通信装置が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 国際公開第2018/008587号明細書
本発明の第1の態様においては、通信制御装置が提供される。通信制御装置は、移動体の無線通信を制御する。通信制御装置は、移動体の周囲に存在する他の移動体から、他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得するコスト情報取得部を備える。通信制御装置は、他の移動体が利用可能な通信接続情報を取得する接続情報取得部を備える。通信制御装置は、通信接続情報に基づいて、他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する通信経路設定部を備える。通信制御装置は、コスト情報取得部が取得したコスト情報と、接続情報取得部が取得した通信接続情報とに基づいて、複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する通信経路選択部を備える。
通信経路選択部は、コスト情報取得部が取得したコスト情報と、接続情報取得部が取得した通信接続情報とに基づいて、複数の通信経路の中からコストが最も低い通信経路を選択してよい。
他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路の終点は、狭域無線通信によりインターネット網と通信接続可能な移動体であってよい。
通信制御装置は、他の移動体が利用可能な通信接続情報を要求する要求情報のブロードキャストを実行させる通信制御部を備えてよい。接続情報取得部は、要求情報の応答として、他の移動体が利用可能な通信接続情報を他の移動体から取得してよい。
要求情報は、他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を要求してよい。コスト情報取得部は、要求情報の応答として、他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得してよい。
直接通信は、セルラーV2XのV2V直接通信であってよい。
本発明の第2の態様においては、移動体が提供される。移動体は、上記の通信制御装置を備える。
移動体は車両であってよい。
本発明の第3の態様においては、通信制御方法が提供される。通信制御方法は、移動体の無線通信を制御する。通信制御方法は、移動体の周囲に存在する他の移動体から、他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得する段階を備えてよい。通信制御方法は、他の移動体が利用可能な通信接続情報を取得する段階を備えてよい。通信制御方法は、通信接続情報に基づいて、他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する段階を備えてよい。通信制御方法は、コスト情報と、通信接続情報とに基づいて、複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する段階を備えてよい。
本発明の第4の態様においては、プログラムが提供される。プログラムは、移動体の無線通信を制御するためのコンピュータを、移動体の周囲に存在する他の移動体から、他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得するコスト情報取得部として機能させる。プログラムは、コンピュータを、他の移動体が利用可能な通信接続情報を取得する接続情報取得部として機能させる。プログラムは、コンピュータを、通信接続情報に基づいて、他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する通信経路設定部として機能させる。プログラムは、コンピュータを、コスト情報取得部が取得したコスト情報と、接続情報取得部が取得した通信接続情報とに基づいて、複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する通信経路選択部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
通信システム10の利用場面を模式的に示す。 通信装置40のシステム構成を示す。 直接通信を含む複数の通信経路を設定する場合の一例を模式的に示す。 通信装置40が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 コンピュータ2000の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、通信システム10の利用場面を模式的に示す。通信システム10は、車両20と、車両21と、車両22と、外部装置70と、基地局12と、無線アクセスポイント14とを備える。車両20、車両21及び車両22は自動車である。車両20、車両21及び車両22は「移動体」の一例である。
通信ネットワーク90は、インターネット等のIPネットワーク、P2Pネットワーク、VPNを含む専用回線、及び仮想ネットワーク、移動体通信網等を含む。通信ネットワーク90は、基地局12及び無線アクセスポイント14に接続される。基地局12は移動体通信網に属する基地局である。
無線アクセスポイント14は、例えば無線LANアクセスポイントである。無線アクセスポイント14は、公衆無線LANアクセスポイントであってよい。無線アクセスポイント14は、交通インフラに設置された無線アクセスポイントであってよい。無線アクセスポイント14は、交通インフラに近接して設けられた施設に設置された無線アクセスポイントであってよい。無線アクセスポイント14は、駐車場等に設置された無線アクセスポイントであってよい。
車両20は、通信装置40を備える。車両21は、通信装置41を備える。車両22は、通信装置42を備える。通信装置40、通信装置41及び通信装置42は同じ機能を備える。具体的には、通信装置40、通信装置41及び通信装置42はそれぞれ、基地局12を通じて移動体通信を行う機能と、無線LAN通信を行う機能とを持つ。通信装置40、通信装置41及び通信装置42はそれぞれ、Bluetooth(登録商標)通信を行う機能を持つ。通信装置40、通信装置41及び通信装置42は、互いに直接無線通信を行う機能を持つ。通信装置40、通信装置41及び通信装置42は、Cellular-V2Xにおける近距離直接通信(例えば、V2V直接通信)により、他の通信装置と直接通信を行ってよい。Cellular-V2Xにおける近距離直接通信としては、LTE-V2X PC5や、5G-V2X PC5等の通信方式が含まれる。
端末30は、車両20の搭乗者が所持する通信端末である。端末30は、携帯電話やスマートフォン等の移動端末である。端末30は、基地局12を通じて移動体通信を行う機能を持つ。また、端末30は、無線アクセスポイントとして動作する機能を持つ。端末30は、端末30が提供する無線アクセスポイントに接続された機器に対して中継し、当該機器を基地局12を通じて通信ネットワーク90に接続するテザリング機能を持つ。
図1に示されるように、通信装置42は無線アクセスポイント14に接続できるが、通信装置40及び通信装置41は無線アクセスポイント14に接続できない。通信装置40は通信装置41と直接通信可能であり、通信装置41は通信装置42と直接通信可能である。この場合、通信装置40は、外部装置70と通信する場合に、通信装置41、通信装置42、及び無線アクセスポイント14を経由する第1通信経路で外部装置70と通信する場合の通信コストと、端末30を経由する第2通信経路で外部装置70と通信した場合の通信コストとを比較して、第1通信経路で通信する場合の通信コストが第2通信経路で通信する場合の通信コストより低い場合に、第1通信経路を選択して外部装置70と通信する。
例えば、通信装置40は、通信装置41が他の通信装置又は無線アクセスポイントとの間で直接通信を行う場合の通信コスト情報と、通信装置42が他の通信装置との間で直接通信を行う場合の通信コスト情報を取得する。例えば通信装置41に係る通信コスト情報は、例えば通信装置41が他の通信装置との間で直接通信を行った場合に通信装置41の契約者に対して課金される金額情報であってよい。通信コスト情報は、直接通信を行った場合に単位データ量あたりに課金される金額情報であってよい。
通信装置40、通信装置41及び通信装置42はそれぞれ、通信環境情報を要求する要求情報をブロードキャストで送信することによって、他の車両の通信装置から通信環境情報を取得する。例えば、通信装置42は、通信装置41からの要求情報を受信すると、通信環境情報52を通信装置41に送信する。通信装置41は、通信装置40からの要求情報を受信すると、通信環境情報51を通信装置40に送信する。
通信環境情報51及び通信環境情報52はそれぞれ、「VID」、「WiFi接続」、「コスト」、「直接通信」のデータ項目を含む。「VID」は、自車両の車両識別情報である。「WiFi接続」は、無線アクセスポイントとの間で無線LAN接続を確立可能であるか否かを示す情報である。「コスト」は、通信コスト情報である。「直接通信」は、直接通信を行うことが可能な他の通信装置を備える車両のVIDを示す情報である。
例えば、通信環境情報52は、通信装置42が無線アクセスポイントと無線LAN接続を確立可能であり、通信コストが単位データ量あたりY2円であり、直接通信可能な車両が存在しないことを示す。通信環境情報51は、通信環境情報51-1と、通信環境情報51-2とを含む。通信環境情報51-1には、通信装置42から受信した通信環境情報52と同一の情報が設定される。通信環境情報51-1は、通信装置41の通信環境情報である。通信環境情報51-1は、通信装置41が無線アクセスポイントと無線LAN接続を確立できず、通信コストが単位データ量あたりY1円であり、VIDがX2の車両22の通信装置41と、VIDがX0の車両20の通信装置40と直接通信可能であることを示す。
通信装置40は、通信装置40から受信した通信環境情報51に基づいて、通信装置41が通信装置42と直接通信可能であり、通信装置42が無線アクセスポイントに接続可能であると判断する。また、通信装置40は、通信環境情報51に基づいて、通信装置41、通信装置42及び無線アクセスポイントを順に経由する通信経路で通信ネットワーク90に接続してデータ量Aのデータを外部装置70に送信する場合の通信コストC1を算出する。例えば、通信装置40は、通信コストC1を、C1=Y0×A+Y1×A+Y2×Aによって算出する。ここで、Y0は通信装置40が他の通信装置と直接通信を行う場合のコストである。Y0は、車両20のユーザによって通信装置40に予め設定されているものとする。
また、通信装置40は、端末30が基地局12を通じてデータ量Aのデータを送信する場合の通信コストC2を算出する。例えば、通信装置40が他の通信装置と直接通信する場合のコストをy0とすると、通信装置40は、通信コストC2をy0×Aにより算出する。y0は、端末30のユーザによって通信装置40に予め設定されているものとする。通信装置40は、通信コストC1が通信コストC2より低い場合に、通信装置41、通信装置42及び無線アクセスポイントを順に経由する通信経路を選択して、通信ネットワーク90に接続して外部装置70にデータを送信する。
通信装置41及び通信装置42は、通信装置40を発信元とするパケットに、それぞれの通信装置の契約者情報を含める。通信事業者は、車両20から発信されたパケットに含まれる契約者情報に基づいて、通信装置40を発信元とし、通信装置41及び通信装置42を経由する通信経路で行われた通信に対する通信料を算出して通信装置40の契約者に課金し、通信装置41の契約者や通信装置42の契約者には課金しない。これにより、通信装置40を発信元とするデータ通信を通信装置41及び通信装置42が中継した場合でも、通信装置40の契約者に適正に課金することが可能になる。
以上に説明したように、通信システム10によれば、車両20が他車両との間の直接通信によって無線アクセスポイント14に接続できる状況にある場合、車両20のユーザは、他車両との間の直接通信を通じて通信経路で無線アクセスポイント14に接続することによって、通信コストを削減することができる。また、例えば車両20が車両21、車両22及び無線アクセスポイント14を順に経由する通信経路で通信した場合に、車両20を発信元とするデータ通信で生じる通信料を、車両21のユーザや車両22のユーザが負担することがないようにすることができる。これにより、車両20のユーザが適正な通信料を負担することができる。
図2は、通信装置40のシステム構成を示す。通信装置40は、通信部290と、通信制御装置292とを備える。通信部290は、外部との間の通信を担う。例えば、通信部290は、他の車両の通信装置との間の直接通信を担う。通信部290は、TCU(Telematics Control Unit)によって実現されてよい。
通信制御装置292は、車両20の無線通信を制御する。通信制御装置292は、通信部290を制御する。通信制御装置292は、処理部200と、記憶部280とを備える。処理部200は、例えば、プロセッサを含む演算処理装置により実現される。記憶部280は、不揮発性の記憶媒体を備えて実現される。処理部200及び記憶部280の少なくとも一部は、CPU、ROM、RAM、I/O及びバス等を備えたマイクロコンピュータを備えるECU(Electronic Control Unit)によって実現されてよい。処理部200は、記憶部280に格納された情報を用いて処理を行う。
処理部200は、コスト情報取得部210と、接続情報取得部220と、通信経路設定部230と、通信経路選択部240と、通信制御部270とを備える。コスト情報取得部210は、車両20の周囲に存在する他の車両20から、他の車両20が車両20間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得する。接続情報取得部220は、他の車両20が利用可能な通信接続情報を取得する。コスト情報は、上述した通信環境情報の「コスト」のデータ項目に設定される情報であってよい。通信接続情報は、上述した通信環境情報の「直接通信」及び「WiFi接続」のデータ項目に設定される情報であってよい。
通信経路設定部230は、通信接続情報に基づいて、他の車両20との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する。例えば、通信経路設定部230は、1つの通信経路として、通信装置41及び通信装置42を順に経由する通信経路を選択する。通信経路選択部240は、コスト情報取得部210が取得したコスト情報と、接続情報取得部220が取得した通信接続情報とに基づいて、複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する。具体的には、通信経路選択部240は、コスト情報取得部210が取得したコスト情報と、接続情報取得部220が取得した通信接続情報とに基づいて、複数の通信経路の中からコストが最も低い通信経路を選択する。
他の車両20との間の直接通信を用いた通信経路の終点は、狭域無線通信によりインターネット網と通信接続可能な車両20である。例えば、図1の例では、無線LAN通信によってインターネット網と通信接続可能な車両22が通信経路の終点となる。
通信制御部270は、他の車両20が利用可能な通信接続情報を要求する要求情報のブロードキャストを実行させる。接続情報取得部220は、要求情報の応答として、他の車両20が利用可能な通信接続情報を他の車両20から取得する。要求情報は、他の車両20が車両20間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を要求してよい。コスト情報取得部210は、要求情報の応答として、他の車両20が車両20間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得する。図1に関連して説明した要求情報は、通信接続情報及びコスト情報を要求する要求情報の一例である。
図3は、直接通信を含む複数の通信経路を設定する場合の一例を模式的に示す。図3は、図1に関連して説明した通信システム10において、車両20、車両21及び車両22に加えて車両23が更に存在し、無線アクセスポイント14に加えて、車両23が接続可能な無線アクセスポイント15が存在している状況を示す。
車両23は、通信装置43を備える。通信装置43は、通信装置40、通信装置41及び通信装置42と同じ機能を備える。図3の通信経路300は、図1に関連して説明したように、通信装置41、通信装置42及び無線アクセスポイント14を順に経由する通信経路である。
図3において、車両23は、車両23の通信装置43が車両21の通信装置41と直接通信可能な位置にあるとする。通信装置41は、通信装置40からの要求情報を受信した場合に、通信装置42の通信環境情報及び通信装置41の通信環境情報に加えて、通信装置43の通信環境情報を含む通信環境情報を通信装置40に送信する。この場合、通信装置40の通信経路設定部230は、通信環境情報に基づいて、通信経路300に加えて、通信装置41、通信装置43及び無線アクセスポイント15を順に経由する通信経路310を設定する。
通信経路選択部240は、図1に関連して説明したように、通信環境情報に基づいて、通信経路300を経由する場合の通信コストC1を算出するとともに、通信経路310を経由する場合の通信コストC3を算出する。そして、通信経路選択部240は、通信コストC1、上述した通信コストC2、及び通信コストC3のうち、通信コストC3が最も低い場合に、データ送信に用いる通信経路として通信経路300を選択する。
図4は、通信装置40が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、外部装置70との間でデータ通信を行う場合に開始される。S402において、コスト情報取得部210は、コスト情報を取得する。接続情報取得部220は、接続情報を取得する。
なお、コスト情報取得部210は事前に収集された通信環境情報からコスト情報を取得してよく、接続情報取得部220は事前に収集された通信環境情報から接続情報を取得してよい。他の形態として、外部装置70との間でデータ通信を開始する場合に、通信制御部270は要求情報をブロードキャストによって通信部290から送信させ、コスト情報取得部210及び接続情報取得部220は、要求情報に応じて他の車両の通信装置から受信した通信環境情報から、それぞれコスト情報及び接続情報を取得してよい。
S406において、通信経路設定部230は、接続情報に基づいて通信経路を設定する。S408において、通信経路選択部240は、コスト情報及び接続情報に基づいて、各通信経路の通信コストを算出する。S410において、通信経路選択部240は、各通信経路の通信コストに基づいて、通信経路を選択する。
S412において、通信制御部270は、通信部290を制御して、S410で選択した通信経路を用いて外部装置70との間でデータ通信を行う。通信制御部270は、通信部290を制御して、S410で選択した通信経路上の他の車両20の通信装置に通信装置40から無線アクセスポイントまでの通信経路情報を通知し、車両20を送信元とするパケットを通信経路情報に従ってルーティングするよう各通信装置に指示してよい。
上述した通信システム10によれば、車両20の通信装置40は、車々間の直接通信を含む通信経路を用いて無線アクセスポイントを通じて外部装置70と通信することができるので、通信コストを削減することができる。また、車両20を発信元とするデータ通信で生じる通信料を、他の車両の通信装置の契約者が負担することがないようにすることができる。
なお、本実施形態では主としてデータを送信する場合の通信経路を決定する例を説明したが、データを受信する通信経路を設定する形態にも適用できる場合がある。
本実施形態において、通信環境情報に含まれるコストには、例えば単位データ量あたりに通信料として課金される金額が設定されてよい。直接通信の使用料が定額課金される場合、通信環境情報に含まれるコストには、定額の使用料に対して予め定められた定数を乗じた値が設定されてよい。
なお、通信装置41、通信装置42及び通信装置43が送信される通信環境情報は、直接通信の通信品質を示す情報をさらに含んでよい。通信経路選択部240は、通信環境情報に含まれる通信品質を示す情報にさらに基づいて、通信経路を選択してよい。例えば、通信経路選択部240は、複数の通信経路のうち、予め定められた基準値以上の通信品質で通信可能な通信経路を選択してよい。
以上の実施形態に関連して説明したように、車両20は自動車であってよい。車両20は、内燃機関を備える自動車であってよい。車両20は、駆動用電源としての電池を備える電気自動車であってよい。車両20は、駆動用電源としての燃料電池を備える電気自動車であってよい。車両20は鞍乗型車両であってよい。車両20は電動車両であってよい。車両20は輸送機器の一例である。車両20は、自動車以外の移動体であってよい。
図5は、本発明の複数の実施形態が全体的又は部分的に具現化され得るコンピュータ2000の例を示す。コンピュータ2000にインストールされたプログラムは、コンピュータ2000を、実施形態に係る通信制御装置等の装置又は当該装置の各部として機能させる、当該装置又は当該装置の各部に関連付けられるオペレーションを実行させる、及び/又は、実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2000に、本明細書に記載の処理手順及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU2012によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2000は、CPU2012、及びRAM2014を含み、それらはホストコントローラ2010によって相互に接続されている。コンピュータ2000はまた、ROM2026、フラッシュメモリ2024、通信インタフェース2022、及び入力/出力チップ2040を含む。ROM2026、フラッシュメモリ2024、通信インタフェース2022、及び入力/出力チップ2040は、入力/出力コントローラ2020を介してホストコントローラ2010に接続されている。
CPU2012は、ROM2026及びRAM2014内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース2022は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。フラッシュメモリ2024は、コンピュータ2000内のCPU2012によって使用されるプログラム及びデータを格納する。ROM2026は、アクティブ化時にコンピュータ2000によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ2000のハードウエアに依存するプログラムを格納する。入力/出力チップ2040はまた、キーボード、マウス及びモニタ等の様々な入力/出力ユニットをシリアルポート、パラレルポート、キーボードポート、マウスポート、モニタポート、USBポート、HDMI(登録商標)ポート等の入力/出力ポートを介して、入力/出力コントローラ2020に接続してよい。
プログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、又はメモリカードのようなコンピュータ可読記憶媒体又はネットワークを介して提供される。RAM2014、ROM2026、又はフラッシュメモリ2024は、コンピュータ可読記憶媒体の例である。プログラムは、フラッシュメモリ2024、RAM2014、又はROM2026にインストールされ、CPU2012によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2000に読み取られ、プログラムと上記様々なタイプのハードウエアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ2000の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、コンピュータ2000及び外部デバイス間で通信が実行される場合、CPU2012は、RAM2014にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2022に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2022は、CPU2012の制御下、RAM2014及びフラッシュメモリ2024のような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取った送信データをネットワークに送信し、ネットワークから受信された受信データを、記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2012は、フラッシュメモリ2024等のような記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM2014に読み取られるようにし、RAM2014上のデータに対し様々な種類の処理を実行してよい。CPU2012は次に、処理されたデータを記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理にかけられてよい。CPU2012は、RAM2014から読み取られたデータに対し、本明細書に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々な種類のオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々な種類の処理を実行してよく、結果をRAM2014にライトバックする。また、CPU2012は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2012は、第1の属性の属性値が指定されている、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ2000上又はコンピュータ2000近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能である。コンピュータ可読記憶媒体に格納されたプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2000に提供してよい。
コンピュータ2000にインストールされ、コンピュータ2000を通信制御装置292として機能させるプログラムは、CPU2012等に働きかけて、コンピュータ2000を、通信制御装置292の各部としてそれぞれ機能させてよい。これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ2000に読込まれることにより、ソフトウエアと上述した各種のハードウエア資源とが協働した具体的手段である通信制御装置292の各部として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ2000の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の通信制御装置292が構築される。
様々な実施形態が、ブロック図等を参照して説明された。ブロック図において各ブロックは、(1)オペレーションが実行されるプロセスの段階又は(2)オペレーションを実行する役割を持つ装置の各部を表わしてよい。特定の段階及び各部が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウエア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、及び他の論理オペレーション、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウエア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、処理手順又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段をもたらすべく実行され得る命令を含む製品の少なくとも一部を構成する。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ又はプログラマブル回路に対し、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、説明された処理手順又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段をもたらすべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 通信システム
12 基地局
14、15 無線アクセスポイント
20、21、22、23 車両
30 端末
40、41、42、43 通信装置
51 通信環境情報
52 通信環境情報
70 外部装置
90 通信ネットワーク
200 処理部
280 記憶部
290 通信部
210 コスト情報取得部
220 接続情報取得部
230 通信経路設定部
240 通信経路選択部
270 通信制御部
292 通信制御装置
300、310 通信経路
2000 コンピュータ
2010 ホストコントローラ
2012 CPU
2014 RAM
2020 入力/出力コントローラ
2022 通信インタフェース
2024 フラッシュメモリ
2026 ROM
2040 入力/出力チップ

Claims (10)

  1. 移動体の無線通信を制御する通信制御装置であって、
    前記移動体の周囲に存在する他の移動体から、前記他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得するコスト情報取得部と、
    前記他の移動体が利用可能な通信接続情報を取得する接続情報取得部と、
    前記通信接続情報に基づいて、前記他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する通信経路設定部と、
    前記コスト情報取得部が取得した前記コスト情報と、前記接続情報取得部が取得した前記通信接続情報とに基づいて、前記複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する通信経路選択部と
    を備える通信制御装置。
  2. 前記通信経路選択部は、前記コスト情報取得部が取得した前記コスト情報と、前記接続情報取得部が取得した前記通信接続情報とに基づいて、前記複数の通信経路の中からコストが最も低い通信経路を選択する
    請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路の終点は、狭域無線通信によりインターネット網と通信接続可能な移動体である
    請求項1又は2に記載の通信制御装置。
  4. 前記他の移動体が利用可能な通信接続情報を要求する要求情報のブロードキャストを実行させる通信制御部
    をさらに備え、
    前記接続情報取得部は、前記要求情報の応答として、前記他の移動体が利用可能な通信接続情報を前記他の移動体から取得する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の通信制御装置。
  5. 前記要求情報は、前記他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を要求し、
    前記コスト情報取得部は、前記要求情報の応答として、前記他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得する
    請求項4に記載の通信制御装置。
  6. 前記直接通信は、セルラーV2XのV2V直接通信である
    請求項1から5のいずれか一項に記載の通信制御装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の通信制御装置
    を備える移動体。
  8. 前記移動体は車両である
    請求項7に記載の移動体。
  9. 移動体の無線通信を制御する通信制御方法であって、
    前記移動体の周囲に存在する他の移動体から、前記他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得する段階と、
    前記他の移動体が利用可能な通信接続情報を取得する段階と、
    前記通信接続情報に基づいて、前記他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する段階と、
    前記コスト情報と、前記通信接続情報とに基づいて、前記複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する段階と
    を備える通信制御方法。
  10. プログラムであって、移動体の無線通信を制御するためのコンピュータを、
    前記移動体の周囲に存在する他の移動体から、前記他の移動体が移動体間の直接無線通信を行うためにかかるコスト情報を取得するコスト情報取得部、
    前記他の移動体が利用可能な通信接続情報を取得する接続情報取得部、
    前記通信接続情報に基づいて、前記他の移動体との間の直接通信を用いた通信経路を含む複数の通信経路を設定する通信経路設定部、及び、
    前記コスト情報取得部が取得した前記コスト情報と、前記接続情報取得部が取得した前記通信接続情報とに基づいて、前記複数の通信経路の中からデータ通信に用いる通信経路を選択する通信経路選択部
    して機能させるためのプログラム。
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