JP2022094696A - 補強部材及び土留壁 - Google Patents
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Abstract
【課題】施工性を向上させることが可能となり、継手部分の負担を低減させることが可能となる補強部材を提供する。
【解決手段】実施形態に係る補強部材1は、立坑内に複数のライナープレート5を組み合わせて構築されるとともに、上下方向Z及び長軸方向Xに平行な第1基準面Mに沿って形成される第1壁部101と、第1基準面Mに対して湾曲して形成される第2壁部102とを有する土留壁100に用いられ、ライナープレート5の上端及び下端の少なくとも何れかに設けられる補強部材1であって、第1壁部101に沿って延びる第1延伸部11と、第1延伸部11と一体的に形成されるとともに第2壁部102に沿って延びる第2延伸部12と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】実施形態に係る補強部材1は、立坑内に複数のライナープレート5を組み合わせて構築されるとともに、上下方向Z及び長軸方向Xに平行な第1基準面Mに沿って形成される第1壁部101と、第1基準面Mに対して湾曲して形成される第2壁部102とを有する土留壁100に用いられ、ライナープレート5の上端及び下端の少なくとも何れかに設けられる補強部材1であって、第1壁部101に沿って延びる第1延伸部11と、第1延伸部11と一体的に形成されるとともに第2壁部102に沿って延びる第2延伸部12と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、補強部材及び土留壁に関する。
従来、立坑内に複数のライナープレートを組み合わせて構築される土留壁が知られている。土留壁は、平面視で円環状に形成される他、直線部と湾曲部とを有するいわゆる小判形等に形成される。土留壁には、ライナープレートを補強するための補強リングが設けられる。土留壁に用いられるライナープレートの補強リングに関する技術としては、例えば特許文献1~2の開示技術が開示されている。
特許文献1には、ライナープレートを補強するために、H形鋼等の形鋼が用いられ、円周方向に適宜分割して設置される補強リングが開示されている。
特許文献2には、薄鋼板を波付け加工したライナープレートにより立坑等の構造物を構築するに際し、前記ライナープレートの円周方向の補強リングに溝形鋼を用い、かつ該溝形鋼のフランジ部が工事進行方向に位置するように取り付けることを特徴とするライナープレート補強リングが開示されている。
ところで、平面視で小判形に形成される土留壁900においては、図8に示すように、直線状に形成される補強リング91と、この補強リング91と隣接して配置される湾曲して形成される補強リング92とが継手板93を介してボルト接合される。また、土留壁900の内部には、支保工94が構築される。支保工94は、上下方向に延びる縦梁95、縦梁95に接合される腹起し96、腹起しに接合される切梁97等を備える。
継手板93に縦梁95が向かい合って配置されるため、従来の土留壁900では、継手板93やボルトと縦梁95とが干渉してしまうおそれがある。したがって、例えば継手板93と縦梁95との間に間詰め材98を挟む必要等があり、施工性が低下するという問題点がある。また、土留壁900の直線部から湾曲部に切り替わる部分99は曲げモーメントが大きいため、土留壁900の直線部と湾曲部に跨って設けられる継手板93にかかる負担が大きいという問題点がある。また、土留壁900の直線部から湾曲部に切り替わる部分99に設けられる継手板93は、平板に曲げ加工を施しJ形の継手板を用いる必要があるため、その曲げ加工に時間がかかり、土留壁全体としての施工性が低いという問題点がある。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、施工性を向上させることが可能となり、継手部分の負担を低減させることが可能となる補強部材及び土留壁を提供することにある。
本発明に係る補強部材は、立坑内に複数のライナープレートを組み合わせて構築されるとともに、上下方向及び前記上下方向に直交する長軸方向に平行な第1基準面に沿って形成される第1壁部と、前記第1基準面に対して湾曲して形成される第2壁部とを有する土留壁に用いられ、ライナープレートの上端及び下端の少なくとも何れかに設けられる補強部材であって、前記第1壁部に沿って延びる第1延伸部と、前記第1延伸部と一体的に形成されるとともに前記第2壁部に沿って延びる第2延伸部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る土留壁は、立坑内に複数のライナープレートを組み合わせて構築されるとともに、上下方向及び前記上下方向に直交する長軸方向に平行な第1基準面に沿って形成される第1壁部と、前記第1基準面に対して湾曲して形成される第2壁部とを有する土留壁であって、ライナープレートと、前記ライナープレートの上端及び下端の少なくとも何れかに設けられる補強部材を備え、前記補強部材は、前記第1壁部に沿って延びる第1延伸部と、前記第1延伸部と一体的に形成されるとともに前記第2壁部に沿って延びる第2延伸部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、施工性を向上させることが可能となり、継手部分の負担を低減させることが可能となる。
以下、本発明を適用した補強部材及び土留壁を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る土留壁100の一例を示す図であり、片側を断面で示した正面図である。図2は、図1のA-A断面を示す図である。図3は、図1のB-B断面を示す図である。図4は、実施形態に係る土留壁100の一例を拡大して示す平面図である。
土留壁100は、図1に示すように、立坑に構築される。土留壁100は、ライナープレート5が複数組み合わされて筒状に構築され、平面視でいわゆる小判形に形成される。土留壁100は、図2に示すように、上下方向Z(鉛直方向)及び上下方向Zに直交する長軸方向Xに平行な第1基準面Mに沿って形成される一対の第1壁部101と、第1基準面Mに対して湾曲して形成される一対の第2壁部102と、を有する。第1壁部101は、平面視で直線状に形成され、複数のライナープレート5が組み合わされて構成される。第2壁部102は、平面視で半円形状等の円弧状に湾曲して形成され、複数のライナープレート5が組み合わされて構成される。土留壁100は、第1壁部101から第2壁部102に切り替わる切り替わり部103を有する(図2~図4において2点鎖線で示す)。
ライナープレート5は、周知のライナープレートが用いられ、波付けされた波板と、波板の上端と下端とに形成される周方向フランジと、波板の長手方向の両端部に形成される軸方向フランジと、を有する。周方向フランジは、貫通孔が形成され、この貫通孔に設けられるボルト等の接合部材により、上下方向Zに隣接する他のライナープレートの周方向フランジと接合される。軸方向フランジは、貫通孔が形成され、この貫通孔に設けられるボルト等の接合部材により、波板の長手方向に隣接する他のライナープレートの軸方向フランジと接合される。
土留壁100では、ライナープレート5として、平面視で直線状に形成されるS形のライナープレート51と、平面視で湾曲して形成されるC形のライナープレート52と、平面視で直線状に形成される部分と、この部分から一体的に湾曲して形成されるJ形のライナープレート53と、を有する。土留壁100は、ライナープレート51、ライナープレート52及びライナープレート53が互いに組み合わされて構築される。ライナープレート51、ライナープレート52及びライナープレート53は、互いにボルト等の接合部材により接合される。
土留壁100は、図1に示すように、上下のライナープレート5の間に補強リング4が設けられる。補強リング4は、ライナープレート5の上端及び下端の周方向フランジの少なくとも何れかに設けられる。補強リング4は、ライナープレート5とボルト等の接合部材により接合される。補強リング4は、図3及び図4に示すように、補強部材1と補強部材2と補強部材3とを有し、土留壁100に沿って形成される。補強リング4では、補強部材1と補強部材2とが継手板41を介してボルト等の接合部材により接合される。補強リング4では、補強部材1と補強部材3とが継手板42を介してボルト等の接合部材により接合される。
補強部材1、補強部材2及び補強部材3としては、例えば断面H形状に形成されるH形鋼が用いられる。補強部材1、補強部材2及び補強部材3としては、例えば断面C形状に形成される溝形鋼が用いられてもよい。補強部材1、補強部材2及び補強部材3としては、例えば断面山形状の山形鋼等の形鋼が用いられてもよい。
図5(a)は、実施形態に係る補強部材1の一例を示す平面図であり、図5(b)は、実施形態に係る補強部材1の一例を示す正面図である。
補強部材1は、第1壁部101に沿って延びる第1延伸部11と、第1延伸部11から一体的に形成されるとともに第2壁部102に沿って延びる第2延伸部12と、を有する。補強部材1は、上下方向Zに沿う断面がH形状に形成される。第1延伸部11は、平面視で直線状に形成される。第2延伸部12は、平面視で湾曲して形成される。図5の例では、第1延伸部11の延伸方向の長さは、第2延伸部12の延伸方向の長さよりも短くされているが、第2延伸部12の延伸方向の長さよりも長くてもよい。
第1延伸部11は、上下方向Zに沿う断面がH形状に形成される。第1延伸部11は、一対の第1フランジ13と、一対の第1フランジ13を繋ぐ第1ウェブ14と、を有する。第1ウェブ14には、複数の貫通孔19が形成され、図示しないボルト等の接合部材によりライナープレート5の周方向フランジと接合される。第1フランジ13には、複数の貫通孔が形成され、図4に示すようにボルト等の接合部材により継手板41が接合される。
第2延伸部12は、上下方向Zに沿う断面がH形状に形成される。第2延伸部12は、一対の第2フランジ15と、一対の第2フランジ15を繋ぐ第2ウェブ16と、を有する。第2ウェブ16には、複数の貫通孔19が形成され、図示しないボルト等の接合部材によりライナープレート5の周方向フランジと接合される。第2フランジ15には、複数の貫通孔が形成され、ボルト等の接合部材により継手板42が接合される。
図6(a)は、第1壁部101に沿って延びる補強部材2の一例を示す平面図であり、図6(b)は、第2壁部102に沿って延びる補強部材3の一例を示す平面図である。
補強部材2は、第1壁部101に沿って延びる第3延伸部21のみを有する。補強部材2は、平面視で直線状に形成される。第3延伸部21は、上下方向Zに沿う断面がH形状に形成される。第3延伸部21は、一対のフランジ22と、一対のフランジ22を繋ぐウェブ23と、を有する。ウェブ23には、複数の貫通孔が形成され、図示しないボルト等の接合部材によりライナープレート5の周方向フランジと接合される。フランジ22には、複数の貫通孔が形成され、ボルト等の接合部材により継手板41が接合される。
補強部材3は、第2壁部102に沿って延びる第4延伸部31のみを有する。補強部材3は、平面視で湾曲して形成される。第4延伸部31は、上下方向Zに沿う断面がH形状に形成される。第4延伸部31は、一対のフランジ32と、一対のフランジ32を繋ぐウェブ33と、を有する。ウェブ33には、複数の貫通孔が形成され、図示しないボルト等の接合部材によりライナープレート5の周方向フランジと接合される。フランジ32には、複数の貫通孔が形成され、ボルト等の接合部材により継手板42が接合される。
継手板41は、例えば鋼板が用いられ、第1壁部101に沿って形成される平鋼板である。
継手板42は、例えば鋼板が用いられ、第2壁部102に沿って形成される湾曲した鋼板である。
ここで、補強部材1の貫通孔19は、ライナープレート5の周方向フランジの貫通孔に合わせて穿設されており、隣接する2つの貫通孔19の間隔は通常157mm間隔で配置される。隣接する2つの貫通孔19の間隔を1ピッチとし、補強部材1として用いられるH形鋼がH150以下の場合には、継手板41は、図4に示すように、切り替わり部103から2ピッチ(157mm×2=314mm)以上離間した位置に配置される。これは、継手板42についても同様である。
また、補強部材1として用いられるH形鋼がH175以上の場合には、継手板41は、切り替わり部103から3ピッチ(157mm×3=471mm)以上離間した位置に配置される。これは、継手板42についても同様である。
このように、継手板41及び継手板42を切り替わり部103から所定の距離だけ離間させておくことにより、継手板41及び継手板42が縦梁81aと縦梁81bとに干渉するのをより効果的に防止することができる。
支保工8は、図3に示すように、縦梁81aと、縦梁81bと、腹起し82と、切梁83を、主に備える。支保工8は、土留壁100を補強するものであり、土留壁100の内側に設置される。
縦梁81a及び縦梁81bは、例えばH形鋼が用いられ、上下方向Zに沿って配置される。縦梁81aは、土留壁100の内部で切り替わり部103に向かい合って立設される。縦梁81bは、土留壁100の内部で第1壁部101に向かい合って1又は複数立設される。縦梁81bは、長軸方向Xに離間して立設される2つの縦梁81aの間に立設される。
腹起し82は、例えばH形鋼が用いられ、長軸方向Xに沿って延びる。腹起し82は、離間して立設される複数の縦梁81a、81bにボルト等の接合部材により接合される。腹起し82は、第1壁部101に平行に互いに離間して一対配置される。
切梁83は、例えばH形鋼が用いられ、上下方向Z及び長軸方向Xに直交する短軸方向Yに沿って延びる。切梁83は、互いに離間して配置される一対の腹起し82を接合するものである。切梁83は、ボルト等の接合部材により腹起し82に接合される。
図7に示すように、支保工8は、縦梁81bと腹起し82が省略されてもよい。このとき、支保工8は、短軸方向Yに離間した2つの縦梁81aを切梁83がボルト等の接合部材を介して接合するものとなる。
土留壁100は、補強部材1と補強部材2とを接合する継手板41が土留壁100の切り替わり部103から離間して配置される。また、補強部材1と補強部材3とを接合する継手板42が土留壁100の切り替わり部103から離間して配置されるものとなる。
本実施形態によれば、立坑内にライナープレートを組み合わせて構築されるとともに、上下方向Zと長軸方向Xに平行な第1基準面Mに沿って形成される第1壁部101と、第1基準面Mに対して湾曲して形成される第2壁部102とを有する土留壁100に用いられ、ライナープレート5の上端及び下端の少なくとも何れかに設けられる補強部材1であって、第1壁部101に沿って形成される第1延伸部11と、第1延伸部11と一体的に形成されるとともに第2壁部102に沿って形成される第2延伸部12と、を備える。
これにより、土留壁100を構築した際に、補強部材1と補強部材2とを接合する継手板41が土留壁100の切り替わり部103から離間して配置されるものとなる。また、補強部材1と補強部材3とを接合する継手板42が土留壁100の切り替わり部103から離間して配置されるものとなる。このため、支保工8を設置した際に、縦梁81aが継手板41と継手板42とに干渉するのを防止することができ、切り替わり部103に近接して縦梁81aを立設することができる。その結果、従来のような縦梁81aと切り替わり部103の間に間詰め材を設置する必要がなく、施工性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、継手板41と継手板42とが切り替わり部103から離間して配置される。すなわち、土留壁100の曲げモーメントが大きい切り替わり部103に補強リング4の継手部分が配置されないものとなる。その結果、継手板41及び継手板42にかかる負荷を低減させることが可能となる。
また、従来の土留壁では、平鋼板に曲げ加工を施し、補強リングの継手部分として直線状に形成される部分と、この部分と一体的に形成されるとともに湾曲して形成される部分とを有する、いわゆる平面視でJ形の継手板を用いる必要があった。対して、本実施形態によれば、このようなJ形の継手板を用いることなく、第1壁部101に沿って形成される継手板41と、第2壁部102に沿って形成される継手板42とを用いることができる。このため、2種類の継手板(継手板41、継手板42)を用いるだけで、土留壁100を構築することができる。その結果、従来必要であったJ形の継手板を曲げ加工する手間を省略することができ、土留壁全体としての施工性を向上させることが可能となる。更には、土留壁に必要な部材の製造コストの低減を図ることが可能となる。
以上、この発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。さらに、この発明は、上記の実施形態の他、様々な新規な形態で実施することができる。したがって、上記の実施形態は、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更が可能である。このような新規な形態や変形は、この発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明、及び特許請求の範囲に記載された発明の均等物の範囲に含まれる。
100 :土留壁
101 :第1壁部
102 :第2壁部
103 :切り替わり部
1 :補強部材
11 :第1延伸部
13 :第1フランジ
14 :第1ウェブ
12 :第2延伸部
15 :第2フランジ
16 :第2ウェブ
19 :貫通孔
2 :補強部材
21 :第3延伸部
22 :フランジ
23 :ウェブ
3 :補強部材
31 :第4延伸部
32 :フランジ
33 :ウェブ
4 :補強リング
41 :継手板
42 :継手板
5 :ライナープレート
8 :支保工
81 :縦梁
82 :腹起し
83 :切梁
900 :土留壁
91 :補強リング
92 :補強リング
93 :継手板
94 :支保工
95 :縦梁
96 :腹起し
97 :切梁
98 :間詰め材
M :第1基準面
101 :第1壁部
102 :第2壁部
103 :切り替わり部
1 :補強部材
11 :第1延伸部
13 :第1フランジ
14 :第1ウェブ
12 :第2延伸部
15 :第2フランジ
16 :第2ウェブ
19 :貫通孔
2 :補強部材
21 :第3延伸部
22 :フランジ
23 :ウェブ
3 :補強部材
31 :第4延伸部
32 :フランジ
33 :ウェブ
4 :補強リング
41 :継手板
42 :継手板
5 :ライナープレート
8 :支保工
81 :縦梁
82 :腹起し
83 :切梁
900 :土留壁
91 :補強リング
92 :補強リング
93 :継手板
94 :支保工
95 :縦梁
96 :腹起し
97 :切梁
98 :間詰め材
M :第1基準面
Claims (3)
- 立坑内に複数のライナープレートを組み合わせて構築されるとともに、上下方向及び前記上下方向に直交する長軸方向に平行な第1基準面に沿って形成される第1壁部と、前記第1基準面に対して湾曲して形成される第2壁部とを有する土留壁に用いられ、ライナープレートの上端及び下端の少なくとも何れかに設けられる補強部材であって、
前記第1壁部に沿って延びる第1延伸部と、
前記第1延伸部と一体的に形成されるとともに前記第2壁部に沿って延びる第2延伸部と、を備えること
を特徴とする補強部材。 - 上下方向に沿う断面がH形状に形成されること
を特徴とする請求項1記載の補強部材。 - 立坑内に複数のライナープレートを組み合わせて構築されるとともに、上下方向及び前記上下方向に直交する長軸方向に平行な第1基準面に沿って形成される第1壁部と、前記第1基準面に対して湾曲して形成される第2壁部とを有する土留壁であって、
ライナープレートと、
前記ライナープレートの上端及び下端の少なくとも何れかに設けられる補強部材を備え、
前記補強部材は、
前記第1壁部に沿って延びる第1延伸部と、
前記第1延伸部と一体的に形成されるとともに前記第2壁部に沿って延びる第2延伸部と、を有すること
を特徴とする土留壁。
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