JP2022094406A - 画像形成装置 - Google Patents

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大 金井
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達也 河野
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Abstract

【課題】イニシャルコストを抑えた上で耐久変化による二次転写バイアスの上昇に応じた除電バイアスの適切な制御を可能にし、長期使用後においても除電機能を保つこと。また、表面の電気抵抗が低い記録材に対してもトナー画像の転写不良の発生を抑え、高品質の画像を出力すること。【解決手段】対向ローラ54に二次転写バイアスを印加する内給電構成の画像形成装置100において、対向ローラ54に二次転写バイアスを印加する電圧を出力する電源と、除電針91に除電バイアスを印加する電圧を出力する電源とを共通にし(転写電源D2)、転写電源D2を用い、耐久変化に応じて二次転写バイアスが上昇しても、二次転写部と除電針の間の電位差を一定に保つ除電バイアスを出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタや複写機等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
像担持体(感光体又は中間転写体)に担持されたトナー像に重ね合わせて転写部に記録材(記録用紙、OHPシート等)を通過させることにより、トナー像を記録材に転写する画像形成装置が広く用いられている。このような画像形成装置では、転写部を通過する過程で記録材へ過剰に電荷が移動することで、転写部の下流においる像担持体からの記録材の分離性能が低下する可能性がある。このような分離性能の低下は、紙詰まりの原因となる場合がある。このため、転写部の下流に除電部を設けた画像形成装置がある。除電部により、記録材へ過剰に移動した電荷を除電して、転写部の下流における像担持体からの記録材の分離性能を高めることができる。
なお、除電部には、画像形成時に除電部から発生したイオンの一部が転写部に流れ込むことによる、画像乱れが発生しないように、分離性能を向上する効果を有することが求められる。例えば、特許文献1には、記録材の帯電量を検知し、その帯電量に応じて除電部材に印加するバイアスを変化させる制御で、安定的に除電作用を与える構成が提案されている。
近年、画像形成装置では、同一の画像形成構成で、多様なメディア(記録材)に対して画像品位を満足することが求められている。特許文献2では、除電部材の印加バイアスを記録材の種類によって決定し、記録材の種類によらず安定的に記録材の除電を行うための技術が提案されている。なお、特許文献2は、二次転写ローラにトナーと逆極性のバイアスを印加して、中間転写体から記録材にトナーを転写する構成となっている。
特開2014-119706号公報 特開2010-96921号公報
しかし、表面の電気抵抗が低い記録材(例えばレントゲン用OHPシート)に対してトナー像を転写させる場合、特許文献2のように二次転写ローラにトナーと逆極性のバイアスを印加する構成では、トナーが十分に転写されない画像不良が発生する場合がある。
このような画像不良は、トナーと同極性のバイアスを二次転写対向ローラに印加する構成をとることで抑制できる。
なお、画像形成装置では、長期使用等により二次転写ローラ等の抵抗が変化する場合がある(耐久変化)。よって、転写性能を維持するためには、上記トナーと同極性のバイアスを二次転写対向ローラに印加する構成の場合、耐久変化に合わせて二次転写対向ローラに印加するバイアスを変化させる必要がある。しかし、二次転写対向ローラに印加するバイアスに変化が生じた場合、二次転写ローラと除電部材又は二次転写対向ローラと除電部材の間の電位差を一定に保てず、除電機能を十分に発揮できない可能性があり、紙詰まりの原因となる可能性がある。
長期使用後も除電機能を十分に発揮するためには、二次転写ローラと除電部材又は二次転写対向ローラと除電部材の間の電位差を初期から長期使用後を通して同一に保つことが好ましい。具体的には、二次転写対向ローラにマイナスのバイアスを印加して除電部材にもマイナスのバイアスを印加する系では、二次転写対向ローラに印加する必要なマイナスのバイアスの上昇に応じて、除電部材に印加するマイナスのバイアスも上昇させる必要がある。しかし、これを実現させるためには、二次転写対向ローラに高電圧を印加可能な電源に加え、除電部材に高電圧を印加可能な電源も必要となり、イニシャルコストが膨大になってしまうといった課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、イニシャルコストを抑えた上で耐久変化による二次転写バイアスの上昇に応じた除電バイアスの適切な制御を可能にし、長期使用後においても除電機能を保つことができる高品質な画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、無端状ベルトの像担持体と、前記像担持体上にトナー像を形成する形成手段と、前記像担持体の外周面側に配置される第1転写部材と、前記像担持体の内周面側で前記第1転写部材と対向する位置に配置される第2転写部材とを有し、前記像担持体と前記第1部材との間を移動する記録材に前記像担持体上のトナー像を転写する転写手段と、前記記録材の移動方向において前記転写手段よりも下流側に配置され、前記記録材の除電を行う除電手段と、前記第2転写部材及び前記除電手段に接続され、前記第2転写部材に印加する電圧及び前記除電手段に印加する電圧を出力する一の電源と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、イニシャルコストを抑えた上で耐久変化による二次転写バイアスの上昇に応じた除電バイアスの適切な制御を可能にし、長期使用後においても除電機能を保つことができる高品質な画像形成装置を提供することができる。また、表面の電気抵抗が低い記録材に対してもトナー画像の転写不良の発生を抑え、高品質の画像を出力することができる。
本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する図。 本実施形態の画像形成装置における画像形成部の構成を説明する図。 第1実施形態の二次転写部及び除電部の構成を説明する図。 実験例の実験構成および電流測定構成を概念的に説明する図。 実験例の結果を示す図。 第1実施形態における除電バイアスの制御処理の一例を示すフローチャート。 二次転写部の電圧電流特性を示す図。 第2実施形態の二次転写部及び除電部の構成を説明する図。 第2実施形態における除電バイアスの制御処理の一例を示すフローチャート。 第2実施形態における転写バイアス及び除電バイアスを説明する図。 従来の二次転写部及び除電針の構成を説明する図。
以下に実施形態を挙げて、本発明を具体的に説明する。尚、これら実施形態は本発明における実施形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施形態により限定されるものではない。本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
〔第1実施形態〕
<画像形成装置および画像形成部>
図1は、本発明の一実施形態を示す画像形成装置の構成を説明する図である。
図2は、本実施形態の画像形成装置における画像形成部の構成を説明する図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、電子写真方式を用いて記録材(記録用紙、OHPシート、布等)にフルカラー画像を形成するレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、無端状ベルトである中間転写ベルト51に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー像形成部である画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配置した中間転写方式タンデム型である。
画像形成部Paでは、感光ドラム1aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト51に転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム1bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト51のイエロートナー像に重ねて転写される。画像形成部Pc、Pdでは、それぞれ感光ドラム1c、1dにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて同様に中間転写ベルト51のトナー像に位置を重ねて順次転写される。なお、画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdの感光ドラムに形成されたトナー像を中間転写ベルト51に転写することをそれぞれ「一次転写」という。本実施例では、感光ドラムや中間転写ベルトはトナー像を担持する像担持体としての役割を有するものである。
上述のように中間転写ベルト51に転写された四色のトナー像は、二次転写部N2へ給送された記録材Pへ一括転写される(二次転写)。すなわち二次転写部N2では、像担持体上に形成されたトナー像が記録材に転写される。二次転写部N2でトナー像を転写された記録材Pは、定着装置7で加熱加圧を受けて、表面にトナー像を定着された後に外部へ排出される。
記録材給送装置8は、記録材カセット81からピックアップローラ82で引き出した記録材Pを、分離装置83で1枚ずつに分離して、レジストローラ84へ送り出す。レジストローラ84は、停止状態で記録材Pを受け入れて待機させ、中間転写ベルト51のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部N2へ記録材Pを送り出す。
中間転写ユニット5は、像担持体の一例である中間転写ベルト51を、駆動ローラ52、支持ローラ58、59、テンションローラ53、対向ローラ54に掛け渡して、矢印R2方向に回転させる。また、中間転写ベルト51の外周面側には、二次転写ローラ56が配置される。対向ローラ54は、中間転写ベルト51の内周面側で二次転写ローラ56と対向する位置に配置される。そして中間転写ベルト51と二次転写ローラ56との間を移動する記録材Pに中間転写ベルト51上のトナー像を転写する。
定着装置7は、ランプヒータ71を中心に配置した定着ローラ72に加圧ローラ73を圧接して加熱・加圧ニップを形成し、記録材上に転写されたトナー像を定着する。定着処理を受けた記録材Pは、その後、搬送ローラ85により機外へと排出される。
ベルトクリーニング装置57は、中間転写ベルト51にクリーニングブレードを摺擦させて、二次転写部N2を通過して記録材Pが分離された中間転写ベルト51の表面に残留した転写残トナー、紙粉等を除去する。
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、付設された現像装置4a、4b、4c、4dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、ほぼ同一に構成される。以下では、図2を参照して画像形成部Paについて説明し、他の画像形成部Pb、Pc、Pdについては、説明中の符号末尾のaを、b、c、dに読み替えて説明されるものとする。
図2に示すように、画像形成部Paは、感光ドラム1aの周囲に、帯電ローラ2a、露光装置3a、現像装置4a、一次転写ローラ55a、クリーニング装置6aを配置している。
感光ドラム1aは、アルミニウム製シリンダの外周面に、帯電極性が負極性の有機光導電体層(OPC)を形成してあり、240mm/secのプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電部材である帯電ローラ2aは、金属性の中心軸の表面に抵抗性の弾性層を被せて形成され、感光ドラム1aに圧接して従動回転する。電源D3は、交流電圧を重畳した直流電圧を帯電ローラ2aに印加して、感光ドラム1aの表面を一様な負極性の電位に帯電させる。
露光装置3aは、イエローの分解色画像を展開した走査線画像データをON-OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1aの表面に画像の静電像を書き込む。
現像装置4aは、非磁性トナーを磁性キャリアに混合した二成分現像剤を攪拌して、非磁性トナーを負極性に、磁性キャリアを正極性にそれぞれ帯電させる。帯電した二成分現像剤は、固定磁極42aの周囲で感光ドラム1aとカウンタ方向に回転する現像スリーブ41aに穂立ち状態で担持されて、感光ドラム1aを摺擦する。電源D4は、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した現像電圧を現像スリーブ41aに印加して、現像スリーブ41aよりも相対的に正極性となった感光ドラム1aの露光部へトナーを移動させて、静電像を反転現像する。
一次転写部材である一次転写ローラ55aは、感光ドラム1a側へ中間転写ベルト51を挟み込むように圧接されて、感光ドラム1aと中間転写ベルト51との間に一次転写部N1aを形成する。電源D1aは、一次転写ローラ55aに電圧を印加する転写出力部であり、一次転写ローラ55aに一次転写バイアスとして+900Vの正極性の直流電圧を印加する。これにより、負極性に帯電して感光ドラム1aに担持されたトナー像が、一次転写部N1aを通過する中間転写ベルト51へ転写される(一次転写)。
一次転写ローラ55aは、2000V印加時の抵抗値が1×10~10Ωの半導電性のものを用いた。具体的には、ニトリルゴムとエチレン-エピクロルヒドリン共重合体とのブレンドにより形成された、外径φ16mm、芯金径φ8mmのイオン導電性スポンジローラを用いた。一次転写ローラ55aの抵抗値は、温度23度C、湿度50%RHの環境下で印加電圧2kVのとき1×10~10Ω程度である。
クリーニング装置6aは、クリーニングブレードを感光ドラム1aに摺擦して、一次転写部N1aを通過した感光ドラム1aの表面に付着した転写残トナーを除去する。
近年、記録材の種類が豊富になって、記録材の厚みや電気抵抗率も幅広いため、中間転写方式が採用される。また、主走査方向の画像比率、記録材の幅等の違いによってトナー像への供給電荷量が変化することを避けるために、記録材への転写部では定電圧制御が採用される。さらに、温度、湿度といった雰囲気環境の変化、あるいは画像形成の累積に伴った、中間転写ベルトや転写ローラの電気抵抗、あるいは感光ドラムの表層の膜厚等が変化する。これらの変化に伴って、画像形成時の転写ローラに印加する電圧を最適化するために、画像形成に先立ち定電圧制御の制御値を決定するATVC(Active Transfer Voltage Control)制御(公知)が実行される。なお、ATVC制御については後述する。
<二次転写部>
第1実施形態の二次転写部及び除電針の構成(図3)について説明する前に、以下、図11を用いて従来の二次転写部及び除電針の構成について説明する。
図11は、従来の二次転写部及び除電針の構成を説明する図である。
なお、図11(a)は、トナーと同極性のバイアスを二次転写対向ローラに印加して中間転写ベルトから記録材にトナーを転写する構成(内給電構成)に対応する。
また、図11(b)は、二次転写ローラにトナーと逆極性のバイアスを印加して、中間転写体から記録材にトナーを転写する構成(外給電構成)に対応する。
二次転写部材である二次転写ローラ56は、両端をバネ部材に付勢されて、中間転写ベルト51を介して二次転写対向ローラ(以下「対向ローラ」)54に圧接して、中間転写ベルト51と二次転写ローラ56との間に二次転写部N2を形成する。すなわち、二次転写ローラ56は中間転写ベルト51の外周面側に配置され、対向ローラ54は中間転写ベルト51の内周面側で二次転写ローラ56と対向する位置に配置されている。このような構成により、中間転写ベルト51と二次転写ローラ56との間を移動する記録材Pに中間転写ベルト51上のトナー像を転写する。
図11(b)に示す外給電構成の場合、対向ローラ54は、接地電位に接続されている。転写電源D2は、二次転写ローラ56に電圧を印加する転写出力部であり、画像形成時、転写部の一例である二次転写ローラ56に電圧条件の一例である二次転写バイアスを印加する。これにより、負極性に帯電して中間転写ベルト51に担持されたトナー像が、二次転写部N2を通過する記録材Pへ転写される(二次転写)。二次転写バイアスは、画像形成に先立たせて、二次転写ローラ56に電圧を印加して設定されており、一例として定電圧制御された「+2.3kV」の正極性の直流電圧である。
一方、図11(a)に示す内給電構成の場合、二次転写ローラ56は、接地電位に接続されている。転写電源D2は、対向ローラ54に電圧を印加する。
中間転写ベルト51は、体積抵抗率ρv=1×10~1011Ω・mの半導電性のポリイミド樹脂を用いた。
対向ローラ54は、EPDMゴムに導電性カーボンを分散させた、外径φ20mm、芯金径φ16mmの半導電性ローラを使用した。対向ローラ54の抵抗値は、上記測定方法にて、温度23度C、湿度50%RHの環境下で印加電圧10Vのとき1×10~10Ω程度である。
二次転写ローラ56は、ニトリルゴムとエチレン-エピクロルヒドリン共重合体とのブレンドにより形成された、外径φ20mm、芯金径φ16mmの半導電性ローラを使用した。対向ローラ54の抵抗値は、上記測定方法にて、温度23度C、湿度50%RHの環境下で印加電圧2kVのとき1×10~10Ω程度である。
<除電部>
記録材Pの移動方向(搬送方向)における二次転写ローラ56の下流側に、記録材Pの除電を行う除電部材の一例である除電針91が配置される。除電針91は、厚み0.1mmのSUS304の薄板材を鋸歯状に加工したものであり、隣り合う鋸歯のピッチは1mmとした。除電針91は搬送される記録材Pに対して非接触となる高さ一に、鋸歯の先端が記録材Pの裏面に向くよう設置される。
図11に示すように、除電針91は、除電針ホルダ92に対して貼り付けられて配置される。除電針ホルダ92は、主として絶縁のPBT(ポリブチレンテレフタラート)から構成された絶縁部材であり、二次転写ローラ56と除電針91の間で直接高圧がリークしてしまうことを防止する。除電針91には、除電針91に可変の除電バイアスを印加する除電出力部である除電電源D5が接続されており、所定のタイミングで除電針91に除電バイアスを印加可能である。除電バイアスの極性は、負極性に設定されている。
除電針91は、除電バイアスを印加されてコロナ放電を発生し、コロナ放電に伴う荷電粒子を記録材Pの裏面に照射する。除電バイアスは、二次転写部N2を通過した下流で、記録材Pの帯電電荷を除電することで、中間転写ベルト51に対する静電吸着力を低下させて、記録材Pの分離性を向上させる。
図11(b)に示す外給電構成の場合、二次転写ローラ印加電圧は、画像形成に先立ち、二次転写ローラ56に電圧を印加して設定される。二次転写ローラ印加電圧は、一例として定電圧制御された「+2.3kV」の正極性の直流電圧である。
従来、図11(b)に示される転写ローラに正極性の転写バイアスを印加する構成において、表1のように、記録材の種類に対して除電バイアスを決定することにより、記録材Pの分離性を向上させてきた。
Figure 2022094406000002
しかし、図11(b)に示す、転写ローラに正極性の転写バイアスを印加する構成において、裏面の表面抵抗が低い記録材(例えばレントゲン用OHPシート)を通紙した場合、記録材裏面を通電して上下流の部材に漏れ電流が発生することがわかっている。
例えばレントゲン用OHPシートは、表面抵抗率が印刷側の表面はρs=9×1015Ω程度、裏面はρs=3×10Ω程度であり、上記のような漏れ電流が発生する。
このような漏れ電流が発生した場合には、トナーが記録材に十分転写されない画像不良が発生する。
なお、図11(a)のように、二次転写ローラ56を接地電位に接続して、転写部の一例である対向ローラ54に負極性の直流電圧を印加する内給電構成を採用しても、同様に、中間転写ベルト51から記録材へトナー像を転写できる。図11(a)のような、対向ローラに転写バイアスを印加する内給電構成では、裏面の表面抵抗が低い記録材を通紙した場合の画像不良が抑制できることがわかっている。
(実験例)
図11(a)のような内給電構成の画像形成装置を用いた実験により、上述の漏れ電流が発生することの検証を行った。以下、図4、図5を用いて説明する。
図4は、実験例の実験構成および電流測定構成を概念的に説明する図である。
図5は、実験例の結果を示す図である。
図4のように、この実験例では、除電部材91、定着加圧ローラ73、定着後の搬送ローラ85に電流測定装置(電流測定回路)121a~121eを接続した。そして、二次転写ローラ芯金に転写バイアスを印加した状態で、上述したレントゲン用OHPシートを通紙中の各電流測定装置121a~121eの電流値をモニタリングした。
通紙過程のうち、二次転写ローラ56と定着加圧ローラ73を通過し、且つ、ガイド部材を通過していない(すわち搬送ローラ85にも到達していない)状態を図4(a)で表している。また、二次転写ローラ56と定着加圧ローラ73と排紙ローラをいずれも通過し搬送ローラ85に到達している状態を図4(b)で表している。この2状態における各部材の電流測定結果を図5に表す。
図5の測定結果より、確かに二次転写ローラ56に印加した転写バイアスにより流れる電流が、対向ローラ54に十分に流れず、その大部分が二次転写部下流部材である定着加圧ローラ73と排紙ローラ85に漏れてしまっていることがわかる。このように漏れ電流が発生した場合には、上述したトナー転写不足による画像不良が発生する。
なお、図11(a)のような対向ローラ54に転写バイアスを印加する内給電構成をとれば、上記のような漏れ電流が抑制され、トナー転写不足による画像不良を抑制することができる。本実施形態の画像形成装置の二次転写部は、対向ローラ54に転写バイアスを印加する内給電構成をとる。以下、図3を用いて説明する。
<第1実施形態の二次転写部及び除電部の構成>
図3は、第1実施形態の二次転写部及び除電部の構成を説明する図である。
以下、第1実施形態の二次転写部及び除電部について説明するが、図11に示した従来の構成と同一の部分については説明を省略する。
第1実施形態では、図3(a)のように、二次転写ローラ56を接地電位に接続し、転写電源D2がトナーと同極性のバイアスを対向ローラ54に印加する構成である。また、転写電源D2は、除電針91にも接続され、除電針91に除電バイアスを印加する。すなわち、本実施形態では、対向ローラ54に高圧を印加する電源と、除電針91に高圧を印加する電源は共通とする。なお、転写電源D2と除電針91の間には切換部99が設けられている。切換部99は除電針91を転写電源D2と接続する第1接続と、除電針91を接地電位へ接続する第2接続を切り換え可能であり、制御部110からの制御により、図3(b)のように、除電針91を接地電位に接続することができる。
以下、図6を用いて第1実施形態における除電バイアスの制御処理について説明する。
図6は、第1実施形態における除電バイアスの制御処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、例えば制御部110が記憶装置109等に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。画像形成を行う場合に、制御部110は、本フローチャートの処理を開始する。
図6に示すように、制御部110は、画像形成(後述するS17で実行される)に先立ち、例えば二次転写部N2などに電圧を印加して前回転動作を開始する(S11)。前回転動作とは、画像形成を開始するにあたり必要となる予備動作に対応する。前回転動作では、例えば各画像形成部の感光ドラムや中間転写ベルト51などの回転駆動を開始する。
次に制御部110は、ATVC制御を行って、画像形成時に対向ローラ54に印加する二次転写バイアスを設定する(S12)。ここでATVC制御について説明する。
ATVC制御は、二次転写部N2を記録材Pが通過していないときに、二次転写部N2に所定電流を流すことが可能な電圧を基準電圧として設定する制御である。制御部110は、転写電源D2から対向ローラ54に対して複数段階の定電圧を順次出力し、各電圧を出力している際の電流値を電流検知回路121によって検知し、図7に示すような電圧と電流との関係(電圧電流特性700)を取得する。この際、制御部110は、図3(b)のように、除電針91方向に流れる電流を排除するため除電針を接地しておくものとする。そして制御部110は、該取得した電圧電流特性700の情報を記憶装置109に記憶する。電圧電流特性700は、二次転写部N2の電気抵抗等に応じて変化する。なお、電圧電流特性700は、図7に示すような線形の特性に限定されるものではなく、非線形の特性であってもよい。次に制御部110は、例えば記憶装置109に記憶された所定電流(ターゲット電流)Itgtと上述の電圧電流特性700に基づいて、二次転写部N2に記録材Pが無い状態で所定電流Itgtを流すために必要な電圧値(転写バイアスVb)を求める。この転写バイアスVbは、二次転写部分担電圧(二次転写部N2の電気抵抗分の転写電圧)に対応する。なお、ATVC制御は必ずしも画像形成を行うごとに行う必要はなく、所定の間隔で行うようにしてもよい。ATVC制御を行わない場合は、前回のATVC制御で設定された値を用いるものとする。
次に、制御部110は、記憶装置109から紙種情報を取得し、後述するS17で行う画像形成で用いる記録材Pにターゲット電流Itgを流すために必要な電圧Vpを決定する(S13)。記憶装置109には、予め紙種情報として、記録材の種別(例えば型番名)に対応付けて記録材に所定電流Itgtを流す際に加算すべき二次転写バイアス(記録材分担電圧Vp)の情報(不図示)が記憶されている。制御部110は、この情報を用いて記録材Pに対応する電圧Vpを決定する。
次に、制御部110は、後述するS17で行う画像形成で使用する記録材の種類等に基づき、除電針91にバイアスを印加する必要があるか否かを判定する(S14)。そして、除電針91にバイアスを印加する必要がある場合(S14のYesの場合)、制御部110は、S15に処理を進める。
S15では、制御部110は、転写電源D2を用いて、二次転写バイアス及び除電バイアスとして上述の「Vb+Vp」を印加するように制御する。
一方、記録材の種類等によって除電針91にバイアスを印加する必要がない場合(S14のNoの場合)、制御部110は、S16に処理を進める。
S16では、制御部110は、図3(b)のように除電針91を接地電位に接続し、転写電源D2を用いて二次転写バイアスとして上述の「Vb+Vp」を印加するように制御する。
上記S15又はS16の処理の後、制御部110は、画像形成を行う(S17)。
画像形成が終わると、制御部110は、画像形成を終了するにあたり必要となる公知の動作(後回転動作)を行い、該後回転動作を停止した後(S18)、本フローチャートの処理を終了する。
以上、第1実施形態によれば、イニシャルコストを抑えた上で耐久変化による二次転写バイアスの上昇に応じた除電バイアスの適切な制御を可能にできる。よって、二次転写ローラと除電針又は対向ローラと除電針の電位関係を一定に保ちながら、耐久時でも除電機能を保ち、記録材の分離性能を保つことができる。また、表面の電気抵抗が低い記録材に対してもトナー画像の転写不良の発生を抑え、高品質の画像を出力することができる。よって、長期使用後においても、二次転写部での紙詰まりを抑え、高品質の画像を出力することが可能になる。
〔第2実施形態〕
上述した第1実施形態では、二次転写バイアスと除電バイアスの高圧回路を共通化してイニシャルコストを抑制可能な構成を説明した。第2実施形態では、二次転写バイアスと除電バイアスの高圧回路を共通化し、且つ、二次転写バイアスと除電バイアスを独立して制御可能に構成する。以下、第2実施形態について詳細に説明するが、第1実施形態と同一の構成については説明を省略する。
画像形成装置の機種によって除電バイアスが、通紙する記録材の種類に対応して決まっているものが存在する。第2実施形態の画像形成装置100における対向ローラ印加電圧、除電バイアスの設定の一例を表2に示す。
Figure 2022094406000003
表示2の例では、特に除電バイアスについて、普通紙と薄紙で異なる値が設定されている。このように紙種に応じて除電バイアスを制御することで、安定的な除電機能を達成することが可能となる。二次転写バイアスと除電バイアスの高圧回路を共通化し、且つ、二次転写バイアスと除電バイアスを独立して制御可能な二次転写部及び除電部の構成について図8を用いて説明する。
<第2実施形態の二次転写部及び除電部の構成>
図8は、第2実施形態の二次転写部及び除電部の構成を説明する図である。
以下、第2実施形態の二次転写部及び除電部について説明するが、図3に示した第1実施形態の構成と同一の部分については説明を省略する。
第2実施形態では、図8のように、転写電源D2と除電針91との間に可変抵抗器800を設け、可変抵抗器800で電圧降下させたバイアスを除電針91に印加するように構成する。このような構成により、二次転写部と除電部材で共通の電源を用い、且つ、二次転写部と除電部材に印加する電圧に差を設けることが可能になる。
以下、図9を用いて第2実施形態における除電バイアスの制御処理について説明する。
図9は、第2実施形態における除電バイアスの制御処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、例えば制御部110が記憶装置109等に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。画像形成を行う場合に、制御部110は、本フローチャートの処理を開始する。
図9に示すように、制御部110は、画像形成(後述するS27で実行される)に先立ち、例えば二次転写部N2などに電圧を印加して前回転動作を開始する(S21)。
次に制御部110は、ATVC制御を行って、画像形成時に対向ローラ54に印加する二次転写バイアスを設定する(S22)。この際、制御部110は、図9(b)のように、除電針91方向に流れる電流を排除するため除電針を接地しておくものとする。なお、この際、可変抵抗器800には任意の値に設定可能であり、本実施形態では0Ωに設定するものとする。
次に、制御部110は、記憶装置109から紙種情報を取得し、後述するS27で行う画像形成で用いる記録材Pにターゲット電流Itgを流すために必要な電圧Vpを決定する(S23)。
次に、制御部110は、後述するS27で行う画像形成で使用する記録材の種類等に基づき、除電針91にバイアスを印加する必要があるか否かを判定する(S24)。そして、除電針91にバイアスを印加する必要がある場合(S24のYesの場合)、制御部110は、S25に処理を進める。
S25では、制御部110は、転写電源D2を用いて、図10に示すように、上記S21及びS22で決定したVb及びVpに、記録材によって決まる除電バイアスVj(薄紙)を加算した除電バイアス「Vb+Vp+Vj」を除電針91に印加する。また、制御部110は、二次転写バイアスとして「Vb+Vp」を印加するよう可変抵抗器800での電圧降下が「Vj」となるように、可変抵抗器800を調整する。
上記表2の例では、「Vj = 除電バイアス印加電圧(-5kV) - 2次転写対向ローラ印加電圧(-3kV) = -2kV」となる。なお、記録材によって決まる除電バイアスVjの情報は、例えば記憶装置109に予め記憶されているものとする。
一方、記録材の種類等によって除電針91にバイアスを印加する必要がない場合(S24のNoの場合)、制御部110は、S26に処理を進める。
S26では、制御部110は、図9(b)のように除電針91を接地電位に接続し、転写電源D2を用いて、二次転写バイアスとして上述の「Vb+Vp」を印加するように制御する。なお、この場合も可変抵抗器800を任意の値に設定可能であり、本実施形態では0Ωに設定するものとする。
上記S25又はS26の処理の後、制御部110は、画像形成を行う(S27)。
画像形成が終わると、制御部110は、画像形成を終了するにあたり必要となる公知の動作(後回転動作)を行い、該後回転動作を停止した後(S28)、本フローチャートの処理を終了する。
以上第2実施形態によれば、二次転写バイアスと除電バイアスの高圧回路を共通化した上でさらに、二次転写バイアスと除電バイアスを独立して制御可能とすることができる。
以上各実施形態によれば、内給電構成の画像形成装置にて、耐久変化に応じて二次転写バイアスが上昇しても、二次転写部と除電部材の間の電位差を一定にする除電バイアスの制御に必要な構成を、イニシャルコストを抑えた上で実現できる。また、多様なメディア(記録材)への画像形成のため二次転写部において対向ローラに転写バイアスを印加する内給電構成にて、表面の電気抵抗が低い記録材に対しても転写不良の発生を抑制できる。よって、イニシャルコストを抑えた上で耐久変化による二次転写バイアスの上昇に応じた除電バイアスの適切な制御を可能にし、長期使用後においても除電機能を保ち、多様なメディアに対して高品質の画像を出力することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 画像形成装置
51 中間転写ベルト
54 対向ローラ
56 二次転写ローラ
91 除電針
D2 転写電源
N2 二次転写ニップ

Claims (4)

  1. 無端状ベルトの像担持体と、
    前記像担持体上にトナー像を形成する形成手段と、
    前記像担持体の外周面側に配置される第1転写部材と、前記像担持体の内周面側で前記第1転写部材と対向する位置に配置される第2転写部材とを有し、前記像担持体と前記第1転写部材との間を移動する記録材に前記像担持体上のトナー像を転写する転写手段と、
    前記記録材の移動方向において前記転写手段よりも下流側に配置され、前記記録材の除電を行う除電手段と、
    前記第2転写部材及び前記除電手段に接続され、前記第2転写部材に印加する電圧及び前記除電手段に印加する電圧を出力する一の電源と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電源と前記第2転写部材との間に可変抵抗が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録材の種別に応じて前記電源から出力する電圧及び前記可変抵抗の抵抗を決定する制御手段を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記除電手段を前記電源に接続する第1接続と、前記除電手段を接地電位に接続する第2接続を切り換え可能な切換手段を有し、
    前記切換手段は、前記記録材が所定の種別の場合には前記除電手段を前記電源に接続し、前記記録材が所定の種別でない場合には前記除電手段を接地電位に接続することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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