JP2022092003A - アンライセンススペクトル上のアップリンク割り当て - Google Patents

アンライセンススペクトル上のアップリンク割り当て Download PDF

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Abstract

【課題】アップリンクスケジューリングに係る装置、方法及びコンピュータプログラム製品を提供する【解決手段】方法は、サブフレームに対して、アップリンク(UL)送信を開始するための第1割り当てオプションと、UL送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントが、UL送信に対して受信されたか確認することと、第1割り当てオプションでULク送信が許可されているかを判定することと、オプショングラントが受信され、UL送信が第1割り当てオプションで許可されている場合、第1割り当てオプションでUL送信を開始することと、第2割り当てオプションでUL送信が許可されているかを判定することと、オプショングラントが受信され、UL送信が第1割り当てオプションで許可されておらず、UL送信が第2割り当てオプションで許可されている場合、第2割り当てオプションでアップリンク送信を開始することと、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、アップリンクスケジューリングに係る装置、方法、およびコンピュータプログラム製品に関する。特に、本発明は、例えばアンライセンス(免許不要)スペクトルにおけるアップリンクスケジューリングに係る装置、方法、およびコンピュータプログラム製品に関する。
略記について
3GPP (3rd Generation Partnership Project)第3世代パートナーシッププロジェクト
ACK (Acknowledgement)肯定応答
CCA (Clear Channel Assessment)クリアチャネル評価
DCI (Downlink Control Information)ダウンリンク制御情報
DL (Downlink)ダウンリンク
DMRS (DeModulation Reference Signal)復調参照信号
eLAA (enhanced LAA)拡張LAA
eNB (enhanced Node B)拡張ノードB
FDD (Frequency Division Duplexing)周波数分割複信
feLAA (further enhancement LAA)さらに拡張版のLAA
FS (Frame Structure type)フレーム構造タイプ
GPRS (Generic Packet Radio Service)ジェネリックパケット無線サービス
HARQ (Hybrid Automatic Retransmission request)ハイブリッド自動再送リクエスト
ID (Identifier)識別子
LAA (Licensed Assisted Access)ライセンス補助アクセス
LBT (Listen before Talk)リッスンビフォアトーク方式
LTE (Long Term Evolution)ロングタームエボリューション
LTE-A (LTE Advanced)LTEアドバンスト
MCS (Modulation and Coding Scheme)変調・符号化方式
NACK (Negative acknowledgement)否定応答
OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing)直交周波数分割多重化
PCell (Primary Cell)プライマリセル
PDCCH (Physical Downlink Control Channel)物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH (Physical Downlink Shared Channel)物理ダウンリンク共有チャネル
PRB (Physical Resource Block)物理リソースブロック
PUCCH (Physical Uplink Control Channel)物理アップリンク制御チャネル
PUSCH (Physical Uplink Shared Channel)物理アップリンク共有チャネル
QAM (Quadrature Amplitude Modulation)直角位相振幅変調
QPSK (Quadrature Phase Shift Keying)直角位相シフトキーイング
RAN (Radio Access Network)無線アクセスネットワーク
RE (Resource Element)リソース要素
Rel (Release)リリース
RRC (Radio Resource Control)無線リソース制御
RV (Redundancy Version)反復バージョン
SCell (Secondary Cell)セカンダリセル
SC-FDMA (Single Carrier Frequency Division Multiple Access)シングルキャリア周波数分割多元アクセス
SF (Subframe)サブフレーム
sPDSCH (short PDSCH)ショートPDSCH
sPUCCH (short PUCCH)ショートPUCCH
sPUSCH (short PUSCH)ショートPUSCH
SRS (Sounding Reference Signal)サウンディング参照信号
sTTI (short Transmission Time Interval)短縮TTI
sym (symbol)シンボル
TA (Timing Advance)タイミングアドバンス
TBS (Transport Block Size)伝送ブロックサイズ(ビット数で示す)
TDD (Time Division Duplexing)時分割二重
TS (Technical Specification)技術仕様書
TTI (Transmission Time Interval)送信時間間隔
UCI (Uplink Control Information)アップリンク制御情報
UE (User Equipment)ユーザ機器
UL (Uplink)アップリンク
UpPTS (Uplink Pilot Time Slot)アップリンクパイロットタイムスロット
WG (Working Group)ワーキンググループ
WiFi (Wireless Fidelity)WiFi
背景
LTE-Advanced Proシステムは、3GPP LTE Rel-15の一部となるもので、アンライセンスキャリアのLTE動作を含む。Rel-15の作業項目「アンライセンススペクトルにおけるLTE動作の向上」が2017年3月に合意され、3GPP RP-170835に定義されている。
この作業項目の主要な目的を以下に挙げる。
・フレーム構造タイプ3によるSCellのULおよびDLに対して、サブフレーム内の複数の開始および終了位置の対応を特定。(RAN1,RAN2,RAN4)
・(RAN1#90で開始):L2レイテンシ低減作業項目からのソリューションを考慮して、フレーム構造タイプ3による自律的アップリンクアクセスに対する対応を研究し、必要に応じて特定。(RAN1,RAN2,RAN4)
作業項目「アンライセンススペクトルにおけるLTE動作の向上」は、ライセンス補助アクセスのみを対象とする。すなわち、キャリアアグリゲーションにおけるプライマリセル(PCell)が、アンライセンススペクトルにおいて1つまたは複数のLAAセカンダリセル(SCell)とアグリゲートされた、ライセンススペクトルに配置される必要がある。
アンライセンススペクトルにおけるLTEスタンドアロン動作は、eNodeB/UEエアインタフェースが、ライセンススペクトルのキャリアなしで、アンライセンススペクトルのみに依存することを意味する。アンライセンスキャリアでのネットワークのスタンドアロン動作に対応するLTE関連技術は、現在、MulteFireアライアンスにより開発中である。
LTEにおいて、情報ビットのUL送信は、PUSCHにおいて実行される。サブフレームにおいて時間分割され、各サブフレームは、14個のシンボル(sym#0からsym#13)を含む。各サブフレームは、2つのスロットを含み、各スロットは、7個のシンボルを含む(sym#0からsym#6がスロット#0に含まれ、sym#7からsym#13がスロット#1に含まれる)。各スロットの1つのシンボルは、参照信号を含む。さらに、Ack/Nackや、ランクインジケータ(RI)、セル品質インジケータ(CQI)、プリコーディングマトリクスインジケータ(PMI)等の、制御用のシンボルを含んでもよい。サブフレームのその他のシンボルは、ペイロード(情報ビット)を伝達するために使用されてもよい。したがって、制御データとペイロードデータが各スロット内で多重化される。
従来のLTE(ライセンスバンド動作、FDD)では、UL送信は必ずサブフレーム境界で開始する。LTE TDD(すなわち、フレーム構造タイプ2)については、特殊サブフレームのUpPTS部分における、UL送信への対応もRel-14で導入された。このような場合、特徴が有効となるとともに、UEに対してUL開始位置(UpTPS長で定義される)が半固定的に示されるまたは構成される。
LTEアンライセンスバンド動作(ライセンス補助アクセス(LAA))の場合、Rel-14 eLAA UL送信の開始点は、サブフレームの開始と、サブフレームの第2のSC-FDMAシンボルの間で変動しうる。4つの異なる開始点に対応し、その内の任意のものが、表1に示すようにUL DCIフォーマット0A/0B/4A/4Bに含まれる2ビットフィールドにより、UEに対して示されうる。
表1:eLAA PUSCH開始位置(3GPP TS 36.212、v.14.0.0、表5.3.3.1.1A-1より抜粋)

Figure 2022092003000002
同様に、主にSRS送信用に容量を確保するため、PUSCH送信がサブフレームの終端(シンボル#13後)で終了すべきか、あるいは1つ前のシンボル(シンボル#12)で終了すべきかを、ULグラント内の1ビットで示すこともできる。
Rel-14 eLAAにおけるUL開始点は、表1に示すものに限定され、送信はサブフレームの最後または最後から2番目のシンボル後に終了する。所与のサブフレーム/TTIに対して、UEはULグラントを1つのみ有することができる。
アンライセンススペクトルでのLTE動作についての、主要設計目的の一つとして、他の無線ノードおよび技術(特にWiFi)との適切な共存である。したがって、LTEに適用されるチャネルアクセス処理(すなわち、リッスンビフォアトーク)はWiFiと実質的に同じである。このため、少なくとも比較的大量のデータが送信される場合に、WiFiとの適切な共存が図られるのである。しかし、小さなデータパケットの場合、(略)1ミリ秒の最小送信期間は、UEが、場合によっては、同様の量のデータを送信するWiFiノードよりも長い間、動作チャネルを使用することを意味する。
さらに、自律的(すなわちグラントのない、または半固定的にスケジューリングされた)UL送信が、現在MulteFire Allianceアライアンスで研究されており、また3GPPの作業項目「アンライセンススペクトルにおけるLTE動作の向上」(Rel.15)の一部でもある。自律的UL動作において、UL送信の開始点が、サブフレーム(1ミリ秒間隔)の開始のみに限定されていることは、例えばWiFiと比較して、チャネルにアクセスする機会が減ることを意味する。これらの理由により、LAA SCellにおいて、サブフレームの複数のUL開始点に対応する必要がある。
サブフレームで複数のUL開始点に対する対応を特定するための1つの方法として、LTE LAA/フレーム構造タイプ3も網羅できるように(現状、作業はLTE FDD/FS1およびLTE TDD/FS2のみを検討している)、ショートTTI(sTTI)の対応を拡張することが考えられる。しかし、アンライセンスキャリアでsTTI対応を可能にするのは容易ではない。例えば、UEがごく短い送信には容易に同期できない可能性がある。さらに、DLの最短sTTI長さ(シンボル2、3個分)は、共通参照信号を持たない可能性もある。ULにおいては、参照信号のオーバヘッドは、容易に過剰となりうる。
ショートTTIは、LTEレイテンシ低減作業の一部と考えられており、原則的にサブフレーム境界と異なるシンボルの送信開始/終了と同様の機能を実現しうる。ただし、これにはLTEエアインタフェースに対して大きな変更を必要とし、アンライセンススペクトルのより効率的利用という単純な目的を前に、推進されるものではない。それでも、長さを7シンボル/スロットとしたsTTI設計のUL構造は、MulteFire/さらに拡張版のLAAに対して、部分的ULサブフレームの物理層構造の実現に使用されうる。
摘要
本発明の目的は、従来の技術を改良することである。
本発明の第1態様は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備える装置を提供する。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードによって、前記装置に少なくとも、第1サブフレームに対して、第1アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記第1アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントにより、端末の前記第1アップリンク送信をスケジューリングすることと、前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認することと、前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されない場合、前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認することと、前記第1割り当てオプションと前記第2割り当てオプションの一方で前記第1アップリンク送信が受信された場合に、前記第1アップリンク送信の処理を指示することと、を実行させるように構成され、前記第1サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも前記第1割り当てオプションが早い。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、第2アップリンク送信を開始するための第3割り当てオプション1つのみを第2サブフレームに対して含む、非オプショングラントにより、前記端末の前記第2アップリンク送信をスケジューリングすることと、前記第2アップリンク送信を受信させることと、を実行させるように構成されてもよい。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、前記端末に、オプショングラントの送信に対応するシグナリング方式を使用して、前記第1アップリンク送信がスケジューリングされたことと、オプショングラントの送信に対応しないシグナリング方式を使用して、前記第2アップリンク送信がスケジューリングされたことの少なくとも一方を示すことを実行させるように構成されてもよい。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、前記端末が前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第1変調次数で変調された第1の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記端末が前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第2変調次数で変調された第2の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第1の数の情報ビットを、前記第1変調次数で復調するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第2の数の情報ビットを、前記第2変調次数で復調するように指示することと、を実行させるように構成されてもよく、前記第2変調次数は、前記第1変調次数以上であってもよく、前記第2の数は、前記第1の数より小さくてもよい。前記第1変調次数は、前記第2変調次数と等しくてもよい。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、前記端末が前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第3変調次数で変調された第3の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記端末が前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第4変調次数で変調された第4の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第3の数の情報ビットを、前記第3変調次数で復調するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第4の数の情報ビットを、前記第4変調次数で復調するように指示することと、を実行させるように構成されてもよく、前記第4変調次数は、前記第3変調次数より大きくてもよく、前記第4の数は、前記第3の数よりも以下であってもよい。前記第3の数は、前記第4の数と等しくてもよい。
本発明の第2態様は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと、を備える装置を提供する。前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードによって、前記装置に少なくとも、サブフレームに対して、アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントが、前記アップリンク送信に対して受信されたか確認することと、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することと、前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで許可されている場合、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始することと、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することと、前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が第1割り当てオプションで許可されておらず、前記アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで許可されている場合、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始することと、を実行させるように構成され、前記サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも前記第1割り当てオプションが早い。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することは、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信用のリソースが空いている場合、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されていると判定するように、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信用の前記リソースが空いているか尋ねることと、前記2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することは、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信用のリソースが空いている場合、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されていると判定するように、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信用の前記リソースが空いているか尋ねることと、の少なくとも一方を実行させるように構成されてもよい。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、前記アップリンク送信を制御する基地局が前記オプショングラントを提供しないことを示す標示が受信されたかを監視することと、前記標示が受信された場合、前記オプショングラントが受信されたか確認することを禁じることと、を実行させるように構成されてもよい。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、前記サブフレームの前記アップリンク送信において、第1の数の情報ビットを、第1変調次数で送信することと、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、前記サブフレームの前記アップリンク送信において、第2の数の情報ビットを、第2変調次数で送信することと、を実行させるように構成されてもよく、前記第2変調次数は、前記第1変調次数以上であってもよく、前記第2の数は、前記第1の数より小さくてもよい。前記第1変調次数は、前記第2変調次数と等しくてもよい。
前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードは、前記装置にさらに、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、第3の数の情報ビットの前記アップリンク送信を、第3変調次数で変調することと、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、第4の数の情報ビットの前記アップリンク送信を、第4変調次数で変調することと、を実行させるように構成されてもよく、前記第4変調次数は、前記第3変調次数より大きく、前記第4の数は、前記第3の数以下であってもよい。前記第3の数は前記第4の数と等しくてもよい。
本発明の第3態様は、方法を提供する。当該方法は、第1サブフレームに対して、第1アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記第1アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントにより、端末の前記第1アップリンク送信をスケジューリングすることと、前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認することと、前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されない場合、前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認することと、前記第1割り当てオプションと前記第2割り当てオプションの一方で前記第1アップリンク送信が受信された場合に、前記第1アップリンク送信の処理を指示することと、を含み、前記第1サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも前記第1割り当てオプションが早い。
前記方法は、第2アップリンク送信を開始するための第3割り当てオプション1つのみを第2サブフレームに対して含む、非オプショングラントにより、前記端末の前記第2アップリンク送信をスケジューリングすることと、前記第2アップリンク送信を受信させることと、をさらに含んでもよい。
前記方法は、前記端末に、オプショングラントの送信に対応するシグナリング方式を使用して、前記第1アップリンク送信がスケジューリングされたことと、オプショングラントの送信に対応しないシグナリング方式を使用して、前記第2アップリンク送信がスケジューリングされたことの少なくとも一方を示すことをさらに含んでもよい。
前記方法は、前記端末が前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第1変調次数で変調された第1の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記端末が前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第2変調次数で変調された第2の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第1の数の情報ビットを、前記第1変調次数で復調するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第2の数の情報ビットを、前記第2変調次数で復調するように指示することと、をさらに含んでもよく、前記第2変調次数は、前記第1変調次数以上であってもよく、前記第2の数は、前記第1の数より小さくてもよい。前記第1変調次数は、前記第2変調次数と等しくてもよい。
前記方法は、前記端末が前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第3変調次数で変調された第3の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記端末が前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信を送信する場合、前記端末に、前記第1アップリンク送信において、第4変調次数で変調された第4の数の情報ビットを送信するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第3の数の情報ビットを、前記第3変調次数で復調するように指示することと、前記第1アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで受信される場合、前記第1アップリンク送信で受信された前記第4の数の情報ビットを、前記第4変調次数で復調するように指示することと、をさらに含んでもよく、前記第4変調次数は、前記第3変調次数より大きくてもよく、前記第4の数は、前記第3の数よりも以下であってもよい。前記第3の数は、前記第4の数と等しくてもよい。
本発明の第4態様は、方法を提供する。当該方法は、サブフレームに対して、アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントが、アップリンク送信に対して受信されたか確認することと、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することと、前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで許可されている場合、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始することと、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することと、前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が第1割り当てオプションで許可されておらず、前記アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで許可されている場合、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始することと、を含み、前記サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも前記第1割り当てオプションが早い。
前記方法は、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することは、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信用のリソースが空いている場合、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されていると判定するように、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信用の前記リソースが空いているか尋ねることと、前記2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することは、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信用のリソースが空いている場合、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されていると判定するように、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信用の前記リソースが空いているか尋ねることと、をさらに含んでもよい。
前記方法は、前記アップリンク送信を制御する基地局が前記オプショングラントを提供しないことを示す標示が受信されたかを監視することと、前記標示が受信された場合、前記オプショングラントが受信されたか確認することを禁じることと、をさらに含んでもよい。
前記方法は、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、前記サブフレームの前記アップリンク送信において、第1の数の情報ビットを、第1変調次数で送信することと、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、前記サブフレームの前記アップリンク送信において、第2の数の情報ビットを、第2変調次数で送信することと、をさらに含んでもよく、前記第2変調次数は、前記第1変調次数以上であってもよく、前記第2の数は、前記第1の数より小さくてもよい。前記第1変調次数は、前記第2変調次数と等しくてもよい。
前記方法は、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、第3の数の情報ビットの前記アップリンク送信を、第3変調次数で変調することと、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が開始する場合、第4の数の情報ビットの前記アップリンク送信を、第4変調次数で変調することと、をさらに含んでもよく、前記第4変調次数は、前記第3変調次数より大きくてもよく、前記第4の数は、前記第3の数以下であってもよい。前記第3の数は、前記第4の数に等しくてもよい。
第3および第4態様の前記方法は、アップリンク割り当て方法であってもよい。
本発明の第5態様は、装置で実行されると、前記装置に第3および第4態様のいずれかに記載の方法を実行させるように構成された一連の指示を含む、コンピュータプログラム製品を提供する。前記コンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読媒体として実施されてもよく、コンピュータに直接展開可能であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態によると、以下の利点の少なくとも1つが実現されうる。
・UEが、サブフレーム内のアップリンク送信について、複数の割り当てオプションを持ちうることで、特にアンライセンススペクトルにおけるスペクトル効率向上が図られる。
・少量のデータのみが送信される必要である場合に、送信期間が極めて短くできるため、アンライセンススペクトルで動作する、別のデバイスまたはアクセスポイントへの干渉が最小限に抑えられる。
・システム複雑性が低く抑えられる。
上述のいずれの変形例も、例外はないと記載されていない限り、それぞれ単独で、または組み合わせて、対応するそれぞれの態様に適用可能である。
さらなる詳細、特徴、目的、および効果は、以下の添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態についての以下の詳細な説明を読むことによって明らかになる。
図1は、本発明の実施形態に係る装置を示す。 図2は、本発明の実施形態に係る方法を示す。 図3は、本発明の実施形態に係る装置を示す。 図4は、本発明の実施形態に係る方法を示す。 図5は、本発明の実施形態に係る装置を示す。
実施例の詳細説明
以下、本発明の実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。実施形態の特徴は、別途記載のない限り、自由に組み合わせることができる。ただし、実施形態は例示のためのみに記載されており、本発明を開示された詳細に限定するように理解されるよう意図されていないことは明らかに理解されることである。
さらに、装置のみ、または方法のみが記載されている場合もあるが、装置は対応する方法を実施するよう構成されていることが理解されよう。
本発明の一部の実施形態は、自律的ULアクセス(アンライセンススペクトルにおけるLTEオペレーションに対する作業項目拡張の第2の主目的)や、リッスンビフォアトーク手順を実施する必要がある等の規制上の要件を考慮しつつ、UEに対する複数のアップリンク開始位置または終了位置を示すための手法を提供する。特に、本発明の一部の実施形態は、サブフレームの途中でUL送信を開始および/または終了し、これによってアンライセンススペクトルで動作している他のノードに対する干渉を減らし、チャネルにアクセスできる可能性を高めるための手法を提供する。
用語
以下の説明には、次の用語が使用される。
・部分開始サブフレーム:送信が、SC-FDMAシンボル#0、例えば第2スロットの開始(すなわち、サブフレームのシンボル#7)の後で開始するサブフレーム。
・部分終了サブフレーム:送信が、SC-FDMAシンボル#13、例えば第1スロットの後(すなわち、サブフレームのシンボル#6の後)で終了するサブフレーム。
・部分サブフレーム:部分開始サブフレームおよび部分終了サブフレームの少なくとも1つであるサブフレーム。
本発明のいくつかの実施形態は、部分開始(例えばスロット#1中に開始)および終了ULサブフレーム(例えばスロット#0中に終了)に対するシグナリング対応を実現する。具体的には、本発明のいくつかの実施形態によると、eNBは、UEに対して条件付きでULリソースを付与する。すなわち、1つのULグラントは、同一のサブフレームやTTI中でも、2つ以上の異なる開始点(2つ以上の異なる終了点もありうる)を持つUEリソースを示しうるが、UEは、これらの1つのみを使用して送信を行いうる。例えば、LBT動作の結果に基づいて、UEはどれを使用するかを選択できる。このようなグラントは、「オプショングラント」と称される。一方、送信の開始点と終了点を固定的に定義するグラントは、「非オプショングラント」と称される。
いくつかの実施形態では、ULグラント(UL DCIフォーマット0A/4a)内に、1つの追加ビットが加えられ、これにより、UL開始および終了シンボルに対するRel-14ビットフィールドが、異なって解釈されるべきであることが示される。この原理を、表2aおよび2bに示す。表2a(左側)は、Rel.14 LTE LAA挙動を示す。この種のアップリンクグラント(非オプショングラント)のみが使用されうる場合(Rel.14 LTE LAA挙動)、追加ビットは0に設定される。一方、表2b(右側)は、本発明のいくつかの実施形態に係る、対応する状態表を示す。ここでは、DCIにおける追加ビットは「1」に設定される。これは、ULグラントが「オプショングラント」でありうることを示す。表3の例では、状態110および111は、オプショングラントを示す。
表2:アップリンクグラントの状態表:(a)LTE LAA Rel.14挙動、(b)本発明のいくつかの実施形態に係る例示的シグナリング手法
Figure 2022092003000003
表2bの例では、状態「110」はUEに2つの部分サブフレームを与えるが(すなわち状態000、または状態101)、UEは、それらの1つのみが送信用に許可される。状態「111」はUEに対して完全なサブフレームまたは部分開始サブフレーム(状態101)の一方を与えるものである。UEはそれら1つのみを送信用に使用可能である。すなわち、状態110および111はオプショングラントを示す。
ULグラントが、サブフレームにおいて、複数のUL(部分)サブフレーム割り当てオプションに対して条件的リソースのみを与える場合(すなわち、グラントがオプショングラントである場合)、一実施形態では、リソース割り当て、MCS/TBS、HARQプロセスID、冗長バージョンのような送信パラメータが、両割り当てオプションで共通となる。
表2の例からわかるように、Rel.14におけるULサブフレーム(すなわち1ミリ秒)スケジューリング粒度(表2a)と、例えばさらに向上したLTE LAA/MulteFire(表2b)に対するUL部分開始および/または部分終了サブフレームのスケジューリングを可能にする新たなスケジューリング挙動に対する例とにおいて、基本的には同じビット数(すなわち合計3ビット)が使用される。したがって、本発明のいくつかの実施形態によると、UL DCIに対して、1つの追加1ビット区別用フラグが追加されて、Rel.14 LET eLAAが、本発明のいくつかの実施形態に係る新たな挙動と区別される。
いくつかの実施形態では、リソース割り当てオプション(時間/シンボル領域における)は、重複していてもよい。その一例が、表2bの状態「111」である。一例として、eNodeBは例えば以下をUEに割り当ててもよい。
・例えばシンボル#0またはシンボル#1から開始し、シンボル#12またはシンボル#13の後で終了するRel.14 eLAA ULサブフレーム。表2b、状態111は、シンボル#0で開始し、シンボル#13で終了する例を示す。
・シンボル#7から開始する部分開始サブフレーム。
先述のように、UEは、2つの割り当てオプションの内、1つのみが許可される。例えば、部分開始サブフレームは、例えば動作チャネルがビジーの場合等に、UEが完全なサブフレームを送信できない場合にのみ送信される。
より詳細には、本発明のいくつかの実施形態によると、eNBは以下のとおりに動作してもよい。
1.UEを新たな挙動のUL送信用に設定する。すなわち、オプショングラントが付与されうることをUEにしらせる。
・これは、例えば追加ビットを関連するUL DCIフォーマットに含めて、PUSCH開始および終了シンボルを示すRel-14の標示と、表2bに示す新たな挙動とを区別することを含む。
・この設定は、RRCシグナリングを使用して実行されることが好ましい。

2.ULグラントで、PUSCH送信用にUEのスケジューリングを行う。
・ULグラントは、各サブフレームでシグナリングされるようにダイナミックであるか、より長い期間(例えば、n番目のサブフレーム毎)で有効な、半固定的グラントであってもよい。
・スケジューリンググラントは、送信が許可される前に、UEがどの種のリッスンビフォアトークまたはチャネルアクセス手順を実行するべきかについての指標を含んでもよい。
・ULグラントにおける1つのビットが、以下のもの同士を区別する。
・ULソース割り当てが、Rel-14のように適用される(すなわち、リソースが完全なサブフレームまたは少なくとも12個のSC-FDMAシンボルに付与される)。
あるいは
・ULソース割り当てが、新しいリソース挙動に従う。その場合、3ビットタイミング指標が以下のいずれかを定義する。
・送信用にUL部分開始SFが設定される(例えば、表2bのコードポイント「100」を使用し非オプショングラント)。または
・送信用にUL部分終了SFが設定(例えば、表2bのコードポイント「000」を使用し非オプショングラント)される。または
・送信の少なくとも2つの可能な開始点および/または少なくとも2つの可能な終了点が設定される(オプショングラント)。少なくとも1つの可能な開始点の使用は、明確なチャネル評価手順(リッスンビフォアトーク手順等)の結果に従ってもよい。そのようなオプショングラントでは、
・送信の第1開始点は、UL部分終了サブフレームにより定義されてもよく(例えば、オプショングラントに、表2bのコードポイント「110」が使用される場合)、Rel.14 eLAA UL サブフレームにより定義されてもよい(例えば、オプショングラントに、表2bのコードポイント「111」が使用される場合)、
・送信の第2開始点は、UL部分開始サブフレームにより定義されてもよく(例えば、オプショングラントに、表2bのコードポイント「110」が使用される場合、表2bのコードポイント「101」に応じたUL部分開始サブフレームとなる)。

3.スケジューリング判定と、UEに対してULグラントで提供された情報に応じて、UEからPUSCH送信を受信する。
・完全なサブフレームのみがスケジューリングされる場合(すなわち、従来のRel.14区別ビットが0に設定)、eNBは、Rel.14 eLAA UL サブフレーム(少なくとも12個のシンボルのPUSCH送信)を受信しようとする。
・部分終了サブフレームがスケジューリングされる場合(区別用ビットが1に設定される。例えば、表2bの状態000から011)、eNBは定義されたPUSCH開始(状態000から011による)に応じて、スロット#0内のPUSCH送信を特定、復号しようとする。
・UL部分開始サブフレームがスケジューリングされる場合(区別用ビットが1に設定される。例えば、表2bの状態100または101)、eNBは定義されたPUSCH終了(状態100または101による)に応じて、スロット#1内のPUSCH部分終了サブフレーム送信を特定、復号しようとする。
・オプショングラントにより、2つの割り当てオプション(例えば、部分開始または部分終了サブフレーム、あるいは完全サブフレームおよび部分サブフレームのいずれか)がスケジューリングされる場合(区別用ビットが1に設定される。例えば、表2bの状態110または111)、eNBは最初にUEによるPUSCHが第1割り当てオプション内に存在するか確認する。これが特定されている場合、第1割り当てオプションに応じてPUSCHの復号を試みる。第1割り当てオプションに対するPUSCHが、例えばスロット#0において特定されていない場合、UEは第2割り当てオプション(すなわち、部分開始サブフレーム)に応じてUEのPUSCH送信の存在の特定を試みて、特定されると、第2割り当てオプションに応じてPUSCHの復号を試みる。
より詳細には、本発明のいくつかの実施形態によると、UEは以下のように動作してもよい。
1.例えばRRCシグナリングを通じて、オプショングラントにより部分開始および部分終了動作についての設定情報を受信。

2.さらに拡張されたLTE LAA/MulteFire ULグラントについて、DL制御チャネルで監視。
・Rel.14と比較して、ULグラントのサイズは、1ビット分大きくなってもよい。これにより、従来のPUSCHスケジューリングと、オプショングラントスケジューリングを含むUL部分開始/終了SFスケジューリングとの間の区別用のフラグが含まれる。
・ULグラントは、各サブフレームでシグナリングされるようにダイナミックであるか、より長い期間(例えば、n番目のサブフレーム毎)で有効な、半固定的グラントであってもよい。

3.1ビットの区別用フラグに応じて以下のとおりとなる。
・ビットが従来の挙動を示す場合(すなわち、サブフレームスケジューリング粒度)、PUSCHを、従来のeLAA/MulteFire動作のとおりに動作する。
・ビットが非オプショングラントUL部分開始/部分終了サブフレームスケジューリングまたはオプショングラントスケジューリングを示す場合、ステップ4から6に記載の挙動に応じて動作する。

4.PUSCH送信を、受信したグラントに基づいて用意する。
・4A:UL部分終了SF(例えば、表2bBの状態「000」から「011」)、UL部分開始サブフレーム(例えば、表2bBの状態「100」から「101」)、または部分的UL SFの2つ(以上)の割り当てオプション(例えば、表2bの状態「110」)がスケジューリングされる場合、TBS判定は、利用可能なPUSCHシンボルの内、低い数を考慮する。7つのシンボルのUL sTTIまたはUpPTSにおけるPUSCH送信で行われるのと同様のTBSスケーリングが利用されてもよい。
・4B:シンボル数の異なる2つの割り当てオプション(オプショングラントを使用)がスケジューリングされる場合、TBS判定には2つのオプションがある。ここでは、例として、オプショングラントが、Rel.14 eLAA ULサブフレームを第1割り当てオプションとして、UL部分開始SF(表2bBの状態「111」)を第2割り当てオプションとして含む場合を考える。ただし、この原理は、各割り当てオプションについて、シンボル数の異なるあらゆるリソース割り当てに適用可能である。
i.4B 選択肢1:両方の割り当てオプションについてのTBSが、より多くのPUSCHシンボルを含む第1割り当てオプションで定義される。この例では、TBSは、Rel.14 eLAA ULサブフレーム(すなわちTBSスケーリングなし)で定義される。第2割り当てオプションでの送信の場合、SC-FDMA/PUSCHシンボルのより小さい数でもより大きなTBが送信される。この動作については以下により詳細に説明する。
ii.4B 選択肢2:両方の割り当てオプションについてのTBSが、第2割り当てオプションで定義される。すなわち、TBS判定は、PUSCHシンボルのより小さい数に基づく。7つのシンボルのUL sTTIまたはUpPTSにおけるPUSCH送信で行われるのと同様のTBSスケーリングが利用されてもよい。いくつかの実施形態では、UEは、第1割り当てオプションを使用する場合、第1割り当てオプションの利用可能なシンボル数に応じて、TBSを判定し、第2割り当てオプションを使用する場合、第2割り当てオプションの利用可能なシンボル数に応じて、TBSを判定する。いくつかの実施形態では、UEは、第2割り当てオプションの利用可能なシンボル数に応じて、TBSを判定し、このTBSを、第1オプションまたは第2オプションでの送信にかかわらず使用する。この場合、UEは省電力で処理を実行できるが、第1割り当てオプションが使用される場合、帯域が無駄に使用されうる。
選択肢1または2に応じて、PUSCHのTBS判定の動作を実行するという判断は、事前に設定されてもよい(例えば3GPP仕様による)し、ダイナミックに指示されてもよいし、あるいはより上位層から設定されてもよい(例えばRRC設定の一部となる)。これらTBS判定モード間のトレードオフと動作についても、より詳しく後述する。

5.UL部分開始または部分終了サブフレームのみが非オプショングラントを使用してスケジューリングされる場合(すなわち、表2bの状態000から101)、以下のとおりとなる。
・シグナリングされた開始タイミングで、送信が開始されるように、LBT/CCA手順を実行する。
・LBT/CCA手順が正しく行われると、スケジューリングされたUL部分サブフレームで(スロット#0またはスロット#1のいずれかにおいて)PUSCHを送信する。

6.UEが、オプショングラントを使用して、2つの割り当てオプションでスケジューリングされる場合(すなわち、表2bの状態110から111)、以下のとおりとなる。
・UEは、第1割り当てオプションに応じて送信を開始するように、LBTを実行する。
・チャネルが利用可能である場合、UEはPUSCHをオプショングラントの第1割り当てオプションに応じて送信する。表2bの例においては以下のようになる。
i.シグナリングが「110」を示す場合、UL部分終了サブフレームが送信される(すなわち、スロット#0における送信)。
ii.シグナリングが「111」を示す場合、完全ULサブフレームが送信される。
・サブフレームにおける第1割り当てオプションに応じた送信用にチャネルが使用できない場合、UEは、例えばスロット境界における第2割り当てオプションの開始まで、チャネルへのアクセスを試み続けてもよい(LBT/CCAを使用)。チャネルアクセスができた場合、UEは、第2割り当てオプション(例えば、シンボル#7、すなわちスロット#1で開始する)に応じて部分開始サブフレームにおいてPUSCHを送信する。
UEの実施例として記載のとおり、付与された(部分)サブフレームが、それぞれ異なる数のシンボルを担う場合、2つの異なるTBS判定モードが可能である。以下、TBS判定について、表2bの状態「111」に基づいてより詳細に説明する。これは、Rel.14 eLAA ULサブフレームと、Rel.15のさらに拡張されたLAA UL部分開始サブフレームの組み合わせであるが、同じ原理をオプショングラントにおけるその他の(部分)サブフレームの組合せに適用してもよい。
選択肢1として、UEがサブフレームの開始時にチャネルにアクセス可能であると仮定して(第1割り当てオプションを利用可能である)、動作が最適化される。TBSは、Rel.14ULサブフレームが利用可能であると仮定して定義されてもよい。送信がその後第2割り当てオプションで行われる場合(すなわち、代わりに部分ULサブフレームが使用される)、PUSCHデータを伝達するのに、より少ない(約半数の)シンボルを利用可能である。したがって名目上、部分ULサブフレームに、すべての情報ビットが含まれないこともある。ここでも、第2割り当てオプションにおける送信について異なる複数の選択肢が提供される。
・選択肢1-1として、UEは、決定された変調次数を維持した状態で、より少ない数の情報ビットをPUSCH SC-FDMAシンボルにマッピングしてもよい。これにより、約2倍の効率的な符号化率の上昇が図られる。
・なお、eNBは、この効率的な符号化率の上昇を、ULに対するオプショングラントでシグナリングされるMCSの定義の際にあらかじめ考慮しておいてもよい(すなわち、UL部分サブフレーム復号/第2割り当てオプションでのアップリング信号復号が適切に行われるように、比較的従前式のリンクアダプテーションを実行することによる)。
・選択肢1-2において、UEは、第2割り当てオプションに応じて送信の場合、より高次の変調次数を利用して、第2(より短い)割り当てオプションに対し、低減したPUSCH RE(シンボル)数を(一部)補うようにしてもよい。UEは、変調次数を次の利用可能なレベルに適用してもよい。例えば、QPSKの代わりに、UEは、16QAMを適用しうる。また、16QAMの代わりに64QAM、そして256QAM対応端末に対しては、DCIフォーマットで示された64QAMの代わりに256QAMを利用しうる。いずれにせよeNBは、異なる割り当てオプションの両方について確認を行うため、第2割り当てオプションに応じた送信用のUEによる変調次数の変更は、eNBにも伝わる。
上述のように2つのさらなる選択肢を定義/あらかじめ定義されてもよいし(例えば、3GPP仕様に応じて)、あるいは、より上位層で設定されてもよい(例えばRRC構成の一部として)。いくつかの実施形態では、2つの選択肢を合成してもよい。すなわち、第2割り当てオプションにおいて、より高い変調次数で、より少ない情報ビットを送信してもよい。
選択肢2について、UEがより早い割り当てオプション(例えばサブフレームの開始時)でチャネルにアクセスできず、代わりに第2リソース割り当てオプションを使用する可能性が高いと仮定して、動作が最適化/定義されてもよい。UEが、第1割り当てオプション(Rel.14 eLAA ULサブフレーム、表2bの例では状態111)で送信できる場合、公称符号化率は、MCSが直接付与するものと比較して、約半分となる。選択肢1-1と同様に、可能なMCSを選択することで、eNBは、この動作を考慮して、信頼性と性能との良好なトレードオフを実現する。これについて、動作の観点から、選択肢1-1と選択肢2は比較的似ている。
図1は、本発明の実施形態に係る装置を示す。この装置は、eNB等の基地局か、その要素であってもよい。図2は、本発明の実施形態に係る方法を示す。図1の装置は、図2の方法を実行してもよいが、この方法に限定されない。図2の方法は、図1の装置に実行されてもよいが、この装置に実行されることに限定されない。
当該装置は、スケジューリング手段10と、第1確認手段20と、第2確認手段30と、指示手段40とを備える。スケジューリング手段10、第1確認手段20、第2確認手段30、および指示手段40は、それぞれスケジューリングプロセッサ、第1確認プロセッサ、第2確認プロセッサ、および指示プロセッサであってもよい。
スケジューリング手段10は、オプショングラントにより、端末のアップリンク送信をスケジューリングする(S10)。オプショングラントは、サブフレームに対して、アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプション(リソース割り当てオプション)と、アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプション(リソース割り当てオプション)とを含む。第1割り当てオプションは、サブフレームにおいて、第2割り当てオプションよりも早い。
第1確認手段20は、第1割り当てオプションでアップリング送信が受信されたかを確認する(S20)。
第1割り当てオプションでアップリンク送信が受信されていなければ(S20=「no」)、第2確認手段30が、第2割り当てオプションでアップリング送信が受信されたかを確認する(S30)。
第1および第2割り当てオプションのいずれかでアップリンク送信が受信された場合(S20=「yes」またはS30=「yes」)、指示手段40は、受信したアップリンク送信の処理(例えば、アップリンク送信の復調)を指示する(S40)。
図3は、本発明の実施形態に係る装置を示す。この装置は、UE等の端末か、その要素であってもよい。図4は、本発明の実施形態に係る方法を示す。図3の装置は、図4の方法を実行してもよいが、この方法に限定されない。図4の方法は、図3の装置に実行されてもよいが、この装置に実行されることに限定されない。
当該装置は、確認手段110と、第1判定手段120と、第1開始手段130と、第2判定手段140、第2開始手段150とを備える。確認手段110、第1判定手段120、第1開始手段130、第2判定手段140、および第2開始手段150は、それぞれ確認プロセッサ、第1判定プロセッサ、第1開始プロセッサ、第2判定プロセッサ、および第2開始プロセッサであってもよい。
確認手段110は、アップリンク送信に対するオプショングラントが受信されたか確認する(S110)。オプショングラントは、サブフレームに対して、アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプション(リソース割り当てオプション)と、アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプション(リソース割り当てオプション)とを含む。第1割り当てオプションは、サブフレームにおいて、第2割り当てオプションよりも早い。
第1判定手段120は、第1割り当てオプションでアップリンク送信が許可されているか判定する(S120)。例えば当該判定は、LBT手順の結果に基づいて行われてもよい。
S110とS120は、任意の順序で行われてもよいし、すべてまたは一部平行に実行されてもよい。いくつかの実施形態では、オプショングラントが受信された場合(S110=「yes」)にのみ、S120が実施されてもよい。
オプショングラントが受信されて(S110=「yes」)、第1割り当てオプションでアップリンク送信が許可されると(S120=「yes」)、第1開始手段130が、第1割り当てオプションでアップリンク送信を開始する(S130)。本発明のいくつかの実施形態では、S130を終えると方法が終了する。
第2判定手段140は、第2割り当てオプションでアップリンク送信が許可されているか判定する(S140)。例えば当該判定は、LBT手順の結果に基づいて行われてもよい。いくつかの実施形態では、第1割り当てオプションでアップリンク送信が開始しなかった(S110=「no」およびS120=「no」の少なくとも一方)場合にのみ、S140が実行される。
オプショングラントが受信され(S110=「yes」)、第1割り当てオプションでアップリンク送信が許可されず(S120=「no」)、第2割り当てオプションでアップリンク送信が許可されると(S140=「yes」)、第2開始手段150は第2割り当てオプションでアップリンク送信を開始する(S150)。
図5は、本発明の実施形態に係る装置を示す。この装置は、少なくとも1つのプロセッサ410と、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリ420と、を備える。少なくとも1つのプロセッサ410は、少なくとも1つのメモリ420およびコンピュータプログラムコードによって、装置に少なくとも図2および4に記載の方法の内の少なくとも1つを実行させるように構成される。
本発明の実施形態は、LTE-Aネットワークにおいて採用されてもよい。CDMA、EDGE、LTE、UTRANネットワーク等の、基地局によりアップリンク送信がスケジューリングされるその他モバイルネットワークで採用されてもよい。(アン)ライセンスバンドLTEに加え、本発明のいくつかの実施形態は、MulteFireに適用されてもよい。
部分開始位置の数は、オプショングラントに対して2つに限定されない。この数は実施に応じて、2つ、または3つ、4つ等であってもよい。部分終了位置の数は、オプショングラントに対して2つに限定されない。この数は実施に応じて、2つ、または3つ、4つ等であってもよい。
状態の数(異なるグラントの数)に応じて、状態を示すビット数が変わってもよい。具体的には、状態の数は8つに限定されない。いくつかの実施形態では、eNBは、オプショングラントである、1種類のみのグラントを提供してもよい。好ましくは、状態の数(異なるグラントの数)は、n=0、または1、または2、または3等として、2個である。
いくつかの実施形態では、可能なすべてのグラントが、オプショングラントであってもよい。例えば、そのような実施形態では、表2bの状態000から101もオプショングラントを定義する。
本発明の実施形態を、UEがLBT機構に基づいて、オプショングラントの第1または第2(第3、第4…)割り当てオプションで送信が許可されているかを判定するものとして説明してきた。しかし、本発明はこの基準に限定されない。UEがオプショングラントを受信して、何らかの理由でアップリンク送信に第1割り当てオプションを利用することが妨げられている場合、代わりに第2(第3、第4…)を利用してもよい。例えば、UEは、第1割り当てオプションでその他UE内部処理を行っているため、第1割り当てオプションの使用が許可されない場合がある。
端末は、携帯電話、スマートフォン、PDA、ノートパソコン、タブレットPC、ウェアラブル、M2M装置、IoT装置、またはモバイルネットワークに接続されうるその他任意のデバイスのような、ユーザ機器であってもよい。
1つの情報が、1つのエンティティから別のエンティティに、1つまたは複数のメッセージで送信されてもよい。これらメッセージはそれぞれ、さらに(異なる)情報を含んでもよい。
ネットワーク要素、プロトコル、および方法の名称は、現行の規格に基づく。その他バージョンまたはその他技術では、対応する機能を提供する限りにおいて、これらネットワーク要素や、プロトコルや、方法の名称は異なってもよい。
別途記載がない限り、または文脈から明らかでない限り、2つのエンティティが異なるという記載は、それらが異なる機能を実行することを意味するが、必ずしも異なるハードウェアで動作することを意味するわけではない。つまり、本開示に記載されたそれぞれのエンティティは、異なるハードウェアで動作してもよいし、エンティティの一部またはすべてが同じハードウェアで動作してもよい。また、エンティティは必ずしも異なるソフトウェアで動作することを意味するものでもない。つまり、本開示に記載されたそれぞれのエンティティは、異なるソフトウェアで動作してもよいし、エンティティの一部またはすべてが同じソフトウェアで動作してもよい。本開示に記載されたそれぞれのエンティティは、クラウドで実施されていてもよい。
上述の記載によると、本発明の例示的実施形態は、例えば、eNodeB等の基地局、またはその構成要素、これを用いた装置、これを制御および/または動作させる方法、これを制御および/または動作させるコンピュータプログラム、このコンピュータプログラムが保存され、コンピュータプログラム製品をなす媒体を提供することが明らかである。上述の記載によると、本発明の例示的実施形態は、例えば、ユーザ機器等の端末、またはその構成要素、これを用いた装置、これを制御および/または動作させる方法、これを制御および/または動作させるコンピュータプログラム、このコンピュータプログラムが保存され、コンピュータプログラム製品をなす媒体を提供することが明らかである。
上述のいずれかのブロック、装置、システム、技術、または方法を実施することは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路または論理回路、汎用ハードウェアまたはコントローラまたはその他のコンピュータデバイス、またはこれらの組合せであることが含まれるが、これらに限定されない。
上述の記載は、現時点で本明細書の好適な実施形態と考えられているものであることが理解されよう。ただし、好適な実施形態は例示のためにのみ記載されたものであり、添付の特許請求の範囲に定義されている本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を加えることができる。

Claims (12)

  1. 基地局により実行される方法であって、
    第1サブフレームに対して、第1アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記第1アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントにより、端末の前記第1アップリンク送信を、アンライセンススペクトルでスケジューリングすることを含み、
    前記第1割り当てオプションは、前記第1サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも早く、
    前記方法は更に、
    前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認することと、
    前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されない場合、前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認することと、
    前記第1割り当てオプションと前記第2割り当てオプションの一方で前記第1アップリンク送信が受信された場合に、前記第1アップリンク送信を処理することと、
    を含む、方法。
  2. 第2アップリンク送信を開始するための第3割り当てオプション1つのみを第2サブフレームに対して含む、非オプショングラントにより、前記端末の前記第2アップリンク送信をスケジューリングすることと、
    前記第2アップリンク送信を受信することと、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末に、オプショングラントの送信に対応するシグナリング方式を使用して、前記第1アップリンク送信がスケジューリングされたことと、オプショングラントの送信に対応しないシグナリング方式を使用して、前記第2アップリンク送信がスケジューリングされたことの少なくとも一方を示すことをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 端末により実行される方法であって、
    サブフレームに対して、アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントであって、アンライセンススペクトルでのアップリンク送信のためのオプショングラントが受信されたか確認することを含み、
    前記第1割り当てオプションは、前記サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも早く、
    前記方法は更に、
    前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することと、
    前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで許可されている場合、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始することと、
    前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することと、
    前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が第1割り当てオプションで許可されておらず、前記アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで許可されている場合、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始することと、
    を含む、方法。
  5. 前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することは、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信用のリソースが空いている場合、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されていると判定するように、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信用の前記リソースが空いているか尋ねることと、
    前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定することは、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信用のリソースが空いている場合、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されていると判定するように、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信用の前記リソースが空いているか尋ねることと、
    をさらに含む請求項4に記載の方法。
  6. 前記アップリンク送信を制御する基地局が前記オプショングラントを提供しないことを示す標示が受信されたかを監視することと、
    前記標示が受信された場合、前記オプショングラントが受信されたか確認することを禁じることと、
    をさらに含む請求項4または5に記載の方法。
  7. 処理手段及び記憶手段を備える装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1から3のいずれかに記載の方法を遂行させるように構成される、装置。
  8. 処理手段及び記憶手段を備える装置であって、前記記憶手段はプログラム命令を格納し、前記プログラム命令は、前記処理手段に実行されると、前記装置に、請求項4から6のいずれかに記載の方法を遂行させるように構成される、装置。
  9. 装置であって、
    第1サブフレームに対して、第1アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記第1アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントにより、端末の前記第1アップリンク送信を、アンライセンススペクトルでスケジューリングする手段を備え、
    前記第1割り当てオプションは、前記第1サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも早く、
    前記装置は更に、
    前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認する手段と、
    前記第1割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されない場合、前記第2割り当てオプションで前記第1アップリンク送信が受信されたかを確認する手段と、
    前記第1割り当てオプションと前記第2割り当てオプションの一方で前記第1アップリンク送信が受信された場合に、前記第1アップリンク送信を処理する手段と、
    を備える、装置。
  10. 装置であって、
    サブフレームに対して、アップリンク送信を開始するための第1割り当てオプションと、前記アップリンク送信を開始するための第2割り当てオプションとを含むオプショングラントであって、アンライセンススペクトルでのアップリンク送信のためのオプショングラントが受信されたか確認する手段を備え、
    前記第1割り当てオプションは、前記サブフレーム内で、前記第2割り当てオプションよりも早く、
    前記装置は更に、
    前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定する手段と、
    前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が前記第1割り当てオプションで許可されている場合、前記第1割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始する手段と、
    前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信が許可されているかを判定する手段と、
    前記オプショングラントが受信され、前記アップリンク送信が第1割り当てオプションで許可されておらず、前記アップリンク送信が前記第2割り当てオプションで許可されている場合、前記第2割り当てオプションで前記アップリンク送信を開始する手段と、
    を備える、装置。
  11. 装置の処理手段に実行されると、前記装置に、請求項1から3のいずれかに記載の方法を遂行させるように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラム。
  12. 装置の処理手段に実行されると、前記装置に、請求項4から6のいずれかに記載の方法を遂行させるように構成されるプログラム命令を備える、コンピュータプログラム。
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