JP2022091228A - Pouch - Google Patents
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- B65D29/00—Sacks or like containers made of fabrics; Flexible containers of open-work, e.g. net-like construction
Abstract
Description
本発明は、自立可能なパウチに関する。 The present invention relates to a self-supporting pouch.
1又は複数枚の樹脂フィルムを袋状としたパウチと呼ばれる包装袋が、液状の薬剤や食品などを収容する容器として従来から用いられている。パウチには、例えば2枚の樹脂フィルムを重ね合わせて袋状にした四方シールパウチなどの自立性の無いパウチの他、表面及び裏面を構成する2枚の樹脂フィルムの間に底面を構成する二つ折りされた1枚の樹脂フィルムを介在させて袋状にしたスタンディングパウチなどの自立性を有するパウチが知られている。自立性を有するパウチは、お店などの陳列棚に商品を立てて並べることができる。 A packaging bag called a pouch made of one or a plurality of resin films in the shape of a bag has been conventionally used as a container for storing liquid chemicals, foods, and the like. The pouch includes a non-self-supporting pouch such as a four-sided seal pouch made by stacking two resin films in a bag shape, and the bottom surface is formed between the two resin films constituting the front surface and the back surface. A self-supporting pouch such as a standing pouch in which a folded resin film is interposed to form a bag is known. Independent pouches can be placed upright on display shelves in stores and the like.
パウチは、一般的には1種類の内容物が封入されるが、内部空間を左右二つに仕切ることで2種類の内容物が封入されたパウチもある。しかし、内部空間を左右二つに仕切ると、パウチは左右のバランスが悪くなり、スタンディングパウチの場合は倒れやすくなって安定して自立しない。 Generally, one type of contents is enclosed in a pouch, but there is also a pouch in which two types of contents are enclosed by partitioning the internal space into two left and right. However, if the internal space is divided into two parts on the left and right, the balance between the left and right sides will be poor, and in the case of a standing pouch, it will easily fall over and will not stand on its own.
スタンディングパウチを安定して自立させるために、特許文献1には、左右のサイドシール部よりも内側に設けられた折り曲げ線に沿って、パウチの該折り曲げ線よりも外側の部分(サイドシール部を含む)を内側に向けて折り曲げることで折り返し部を形成し、さらに該折り返し部を同様に折り曲げて多重の折り返し部を形成することにより、自立性を向上させることが記載されている。
In order to make the standing pouch stable and self-supporting,
しかし、特許文献1に記載の方法では、安定して自立させるためにパウチに対して折り曲げ加工を複数回行う必要があるので、手間がかかるという課題がある。さらに、パウチを構成する樹脂フィルムは折り曲げた際に元に戻ろうとする反発力を有する。よって、特許文献1に記載の方法では、折り返し部が開いて(拡がって)元の形状に戻ろうとし、この形状戻りが発生すると、パウチは、安定して自立しなくなるうえ、折返し部が開く(拡がる)ことによってパウチの横幅が当初の状態から増加し、その結果、陳列棚に商品を立てて並べる等の際に嵩張って当初の想定以上の保管スペースを必要とするという課題がある。
However, the method described in
本発明は、上記課題に着目してなされたものであり、安定して自立することができるとともに自立安定性を維持できるパウチを提供することを目的とする。 The present invention has been made by paying attention to the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide a pouch that can stably stand on its own and maintain its independence stability.
本発明は、自立可能なパウチ(自立型パウチ)に関する。本発明のパウチは、内容物を収容できる少なくとも二つの袋状部を含み、隣り合う二つの前記袋状部が両者の間を上下方向に延びる境界部により区切られており、少なくとも一組の隣り合う二つの前記袋状部は、前記境界部を折り曲げ位置にして対向するとともに、一部分同士が互いに接合されることで対向した状態が保持される、ことを特徴とする。 The present invention relates to a self-supporting pouch (self-supporting pouch). The pouch of the present invention includes at least two bag-shaped portions capable of accommodating the contents, and two adjacent bag-shaped portions are separated by a vertically extending boundary portion between the two, and at least one set of adjacent pouches is adjacent to each other. The two mating bag-shaped portions face each other with the boundary portion bent at a bent position, and the portions are joined to each other to maintain the facing state.
本発明のパウチにおいて好ましくは、対向する二つの前記袋状部は、上縁部の少なくとも一部分同士が接合される、ことを特徴とするように構成することができる。 In the pouch of the present invention, preferably, the two facing bag-shaped portions can be configured so that at least a part of the upper edge portion is joined to each other.
また、本発明のパウチにおいて好ましくは、対向する二つの前記袋状部は、一方に液状の内容物が収容されかつ他方に固形の内容物が収容され、固形の内容物が収容される前記袋状部には、上縁部よりも下方位置に当該袋状部を横断するように開封補助線が設けられ、液状の内容物が収容される前記袋状部には、当該袋状部を傾けることで液状の内容物が注ぎ出される注出口が設けられる、ことを特徴とするように構成することができる。 Further, preferably, in the pouch of the present invention, the two bag-shaped portions facing each other preferably contain a liquid content on one side and a solid content on the other side, and contain the solid content. An opening auxiliary line is provided in the shape portion below the upper edge portion so as to cross the bag-shaped portion, and the bag-shaped portion is tilted in the bag-shaped portion in which the liquid contents are stored. This can be configured to be characterized in that a spout is provided for pouring out the liquid contents.
本発明のパウチによれば、安定して自立することができるとともに自立安定性を維持できる。 According to the pouch of the present invention, it is possible to stably stand on its own and maintain its independence stability.
本発明のパウチは、2種類以上の内容物を別々に独立して収容できるとともに、例えば棚や台の上、あるいはダンボールなどの箱内に安定して自立させることができる自立型のパウチである。そのため、本発明のパウチは、棚や台の上あるいは箱内などに立てて並べることができる。 The pouch of the present invention is a self-standing pouch that can store two or more kinds of contents separately and independently, and can stably stand on a shelf, a table, or a box such as a cardboard box. .. Therefore, the pouches of the present invention can be arranged upright on a shelf, a table, or in a box.
本発明のパウチに収容される内容物は、特に限定されず、液状薬剤(例えば液体洗剤、シャンプー、リンス、ボディシャンプー)や液状食品(例えばカレー、ソース、スープ)などの液状の物、ペースト状の物、粉末や顆粒などの粉又は粒状の物の他、大きな固形物などであってもよい。 The contents contained in the pouch of the present invention are not particularly limited, and are liquid substances such as liquid chemicals (for example, liquid detergents, shampoos, rinses, body shampoos) and liquid foods (for example, curry, sauces, soups), and pastes. In addition to powders and granules such as powders and granules, large solids may be used.
以下、本発明のパウチの実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、本開示では、自立するパウチの高さ方向を上下方向とする。 Hereinafter, embodiments of the pouch of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. In this disclosure, the height direction of the self-supporting pouch is the vertical direction.
パウチの全体構成
図1~図3は、本実施形態のパウチ1を示す。パウチ1は、内容物を収容できる少なくとも二つ(本実施形態では二つ)の袋状部2と、隣り合う二つの袋状部2の間を上下方向に延びて当該袋状部2同士を区切る少なくとも一つ(本実施形態では一つ)の境界部3とを含む。
Overall Configuration of Pouch FIGS. 1 to 3 show the
袋状部2は、内部に収容空間を有しており、収容空間の周囲は閉じられて内容物を密閉状態で収容する。境界部3は、隣り合う二つの袋状部2を強固に区切るために所定の横幅を有していることが好ましい。また、境界部3は、パウチ1を境界部3にて折り返して隣り合う二つの袋状部2を重ねることができるように折り曲げ可能である。境界部3には、当該境界部3を容易に折り曲げることができるように、例えば罫線、ミシン線、半切れ線などの種々の公知の加工を施してもよい。
The bag-
複数の袋状部2は、間に境界部3を置いて横方向に並列しており、境界部3を折り曲げ位置にして隣り合う二つの袋状部2を対向させることが可能である。パウチ1は、少なくとも一組(本実施形態では一組)の隣り合う二つの袋状部2が対向するとともに、互いに向き合う面側の一部分同士が互いに接合されることで、対向する二つの袋状部2は対向した状態が保持される。これにより、対向する二つの袋状部2が底面視でV字を形成するので(図2を参照)、パウチ1を安定して自立させることができる。対向する二つの袋状部2の一部分同士を接合する手段としては、例えば熱融着(ヒートシール)、超音波溶着、接着剤やホットメルト、両面テープ、片面テープなどによる接着を用いることができ、好ましくは熱融着、超音波溶着である。
The plurality of bag-
対向する二つの袋状部2は、特に限定されないが、好ましくは上縁部(本実施形態では後述の裏面シート11の上縁部13)の少なくとも一部分同士が接合されており、上縁部に連結シール部17が設けられている。袋状部2の上縁部は、一般的には内容物が存在しないため、他の袋状部2の上縁部と互いに接合しやすい。さらに、対向する二つの袋状部2の上縁部同士を接合することで、下縁部同士が広く離間し、対向する二つの袋状部2は底面視で大きく開いたV字を形成するので、パウチ1をより安定して自立させることができる。なお、対向する二つの袋状部2は、上縁部以外で接合されていてもよく、境界部3と反対側の側縁部(後述のサイドシール部15)の一部分同士や下縁部(後述のボトムシール部14)の一部分同士が接合されていてもよいし、その他の部分同士が接合されていてもよい。
The two bag-
対向する二つの袋状部2を接合する連結シール部17の強度は、特に限定されないが、対向する二つの袋状部2の接合が簡単には外れず、袋状部2同士が容易に剥離しない(いわゆるイージーピールではない)ことが好ましい。これにより、袋状部2同士が対向した状態が良好に保持されるので、パウチ1の自立安定性が損なわれることがない。例えば連結シール部17の強度は、20N/15mm巾以上であることが好ましい。
The strength of the connecting
なお、連結シール部17の強度の測定方法は以下の通りである。JIS Z 0238: 1998に準拠して、対向する二つの袋状部2からそれぞれ連結シール部17を含むようにして幅(連結シール部17が延びる方向の長さ):15mm、長さ(幅と直交する方向の長さ):60mmの短冊状の試料を少なくとも3つ切り出した後、引張試験機を用いて、つかみ間隔20mmで各試料の一方の袋状部2から切り出したシートの長さ方向端部と他方の袋状部2から切り出したシートの長さ方向端部をつかみ、つかみ間の相対移動速度(引張速度)300mm/分で両シートを引っ張ることで剥離強度(N/15mm巾)を測定し、各測定値を平均することにより、連結シール強度が得られる。
The method for measuring the strength of the connecting
本実施形態では、パウチ1の一方の袋状部2に固形物Aが収容されており、他方の袋状部2に液状物Bが収容されている。固形物Aが収容された袋状部2には、パウチ1の高さ方向の所定位置、具体的には、パウチ1の上縁部である連結シール部17の下方位置に、開封する際に手で容易に開封できるよう開封を誘導するための開封補助線21がサイドシール部15から境界部3まで当該袋状部2を横断するように設けられている。開封補助線21は、種々の公知の手段で構成することができる。また、固形物Aが収容された袋状部2には、サイドシール部15に開封の起点となるノッチ20が開封補助線21と連続するように設けられている。ノッチ20の形状は特に限定されるものではなく、V字状の切欠(いわゆる「Vノッチ」)以外にも、I字状の切欠(いわゆる「Iノッチ」)やU字状の切欠、半円状の切欠など、種々の形状の切欠で形成してもよい。
In the present embodiment, the solid substance A is contained in one bag-
液状物Bが収容された袋状部2には、当該袋状部を傾けることで液状物Bが注ぎ出される注出口22が上側の角部に設けられている。液状物Bが収容された袋状部2における注出口22近傍のトップシール部16には、開封の起点となるノッチ23が設けられている。ノッチ23の形状は、ノッチ20と同様、特に限定されるものではなく、種々の形状の切欠で形成することができる。また、液状物Bが収容された袋状部2には、ノッチ23を起点として開封する際に手で容易に開封できるよう開封を誘導するための開封補助線24がノッチ23からサイドシール部15まで当該袋状部2を横断するように設けられている。開封補助線24は、種々の公知の手段で構成することができる。
The bag-shaped
本実施形態の固形物A及び液状物Bは、芳香液や消臭液などの液状の薬剤を収容した薬剤容器内に吸液芯材を挿入し、吸液芯材により液状の薬剤を吸い上げて薬剤容器の外部の空間に揮散させる薬剤揮散器に使用するものである。液状物Bは、上述の液状の薬剤の詰め替え用として袋状部2に収容され、固形物Aは液状の薬剤を吸い上げた後の使用済みの吸液芯材の取り替えとして袋状部2に収容される。
For the solid substance A and the liquid substance B of the present embodiment, the liquid absorbing core material is inserted into a chemical container containing a liquid chemical such as an aromatic liquid or a deodorant liquid, and the liquid chemical is sucked up by the liquid absorbing core material. It is used for a drug volatilizer that volatilizes in the space outside the drug container. The liquid substance B is stored in the bag-shaped
本実施形態のように、パウチ1の一方の袋状部2に固形物Aをとして吸液芯材を収容し、他方の袋状部2に液状物Bとして液状の薬剤を収容すると、液状の薬剤を収容した袋状部2は厚みが大きいが、吸液芯材を収容した袋状部2は厚みが大きくない。そのため、複数のパウチ1を棚や台の上あるいは箱内に立てて並べる際に、各パウチ1の二つの袋状部2が互いに向き合っていても大きく嵩張らずに各パウチ1を効率よく並べることができる。
As in the present embodiment, when one bag-shaped
パウチの形成方法
上述したパウチ1は、少なくとも1枚のシート(フィルムを含む)を用いて形成される。本実施形態では、図2及び図4に示すように、表面シート10、裏面シート11及び底面シート12の3枚のシート10~12を用いてパウチ1が形成される。
Pouch Forming Method The
3枚のシート10~12は、従来公知のパウチに使用されるものを用いることができる。3枚のシート10~12は、これに限定されないが、例えば外面となるベース層と、内面となるシーラント層と、ベース層及びシーラント層との間に挟まれた中間バリア層とを、例えば溶融押出ラミネート又はドライラミネートにより積層した積層体によって構成することができる。
As the three
ベース層は、印刷適性がありかつ透明な一軸もしくは二軸延伸の合成樹脂フィルムを使用することができ、例えば高強度で耐熱性のよいポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、ナイロンフィルム(NY)などを好ましく挙げることができる。シーラント層は、加熱によって溶融して相互に接着する熱シール性を有する合成樹脂フィルムを使用することができ、例えば低密度ポリエチレンフィルム(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE)、未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)などを好ましく挙げることができる。中間バリア層は、酸素や水蒸気などを遮断するガスバリア性、遮光性、保香性、さらに機械的強度を付与するために設けられる層であり、例えば延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムにアルミニウムや酸化ケイ素、アルミナなどを蒸着させたフィルムを使用することができる。なお、3枚のシート10~12は、必要に応じて、印刷を行うための印刷層、引裂き性を有するフィルムで易引裂き材層を適宜積層させることができる。
As the base layer, a uniaxially or biaxially stretched synthetic resin film having printability and being transparent can be used. For example, polyethylene terephthalate film (PET), stretched polypropylene film (OPP), nylon having high strength and good heat resistance can be used. A film (NY) or the like can be preferably mentioned. As the sealant layer, a synthetic resin film having a heat-sealing property that melts by heating and adheres to each other can be used, for example, low density polyethylene film (LDPE), linear low density polyethylene film (LLDPE), and unstretched. Polyethylene film (CPP) and the like can be preferably mentioned. The intermediate barrier layer is a layer provided for imparting gas barrier property, light shielding property, fragrance retention property, and mechanical strength to block oxygen, water vapor, etc., for example, aluminum or silicon oxide on a stretched polyethylene terephthalate film. A film on which alumina or the like is vapor-deposited can be used. The three
図4に示すように、表面シート10及び裏面シート11は互いに重ね合わされており、大きさ及び形状がほぼ同じである。ただし本実施形態では、裏面シート11は上縁が表面シート10の上縁よりも上方に位置することで上縁部13が突き出ており、裏面シート11の上縁部13はパウチ1の上縁部の一部を構成する。底面シート12は、二つ折りにされた状態で表面シート10及び裏面シート11の下部の間に挟まれている。
As shown in FIG. 4, the
底面シート12の外周縁部を表面シート10及び裏面シート11に例えば熱融着してボトムシール部14を形成することで、パウチ1(複数の袋状部2)の底面(ガゼット底)が形成される。底面シート12よりも上方において表面シート10の左右の側縁部を裏面シート11に熱融着してサイドシール部15を形成することで、パウチ1が袋状とされる。また、パウチ1の幅方向の所定位置で、底面シート12を表面シート10及び裏面シート11に熱融着するとともに、底面シート12よりも上方において表面シート10を裏面シート11に熱融着して境界部3を形成することで、パウチ1に複数(本実施形態では二つ)の袋状部2が形成される。そして、それぞれの袋状部2に内容物を収容した後、表面シート10の上縁部を裏面シート11に熱融着してトップシール部16を形成することで、パウチ1のそれぞれの袋状部2が密閉状態とされる。
The bottom surface (gusset bottom) of the pouch 1 (plurality of bag-shaped portions 2) is formed by, for example, heat-sealing the outer peripheral edge portion of the
最後に、パウチ1を境界部3にて折り返して隣り合う二つの袋状部2を対向させるとともに、対向する二つの袋状部2の上縁部である裏面シート11の折り重ねられた突出部13を互いに熱融着することで、図1~図3に示すパウチ1が形成され、パウチ1に自立安定性を付与することができる。
Finally, the
パウチによる作用・効果
上述した本実施形態のパウチ1は、内容物A,Bを収容できる少なくとも二つの袋状部2を含み、隣り合う二つの袋状部2が両者の間を上下方向に延びる境界部3により区切られており、少なくとも一組の隣り合う二つの袋状部2は、境界部3を折り曲げ位置にして対向するとともに、一部分同士が互いに接合されることで対向した状態が保持されるように構成されている。よって、対向する二つの袋状部2が底面視でV字を形成するので、パウチ1を安定して自立させることができる。
Action / Effect by Pouch The
また本実施形態のパウチ1は、対向する二つの袋状部2の上縁部の少なくとも一部分同士を接合することにより、対向する二つの袋状部2は、下縁部同士が広く離間して大きく開いたV字を形成する。よって、パウチ1をより安定して自立させることができる。
Further, in the
さらに本実施形態のパウチ1は、対向する二つの袋状部2が接合されていることにより、パウチ1は、対向する二つの袋状部2が開く(拡がる)おそれがなく、袋状部2同士が対向した状態が良好に保持される。よって、パウチ1の自立安定性が損なわれず、棚や台の上あるいは箱内などにパウチ1を立てて並べても倒れ難い。
Further, in the
さらに本実施形態のパウチ1は、対向する二つの袋状部2が開く(拡がる)おそれがないので、パウチ1の横幅が特許文献1に記載のパウチのように当初の状態から増加してパウチ1が嵩張ることがない。よって、パウチ1を店の陳列棚に立てて並べる等の際に当初の想定以上の保管スペースを必要とせず、特許文献1に記載のパウチと比べて省スペースで陳列や保管することができる。
Further, in the
さらに本実施形態のパウチ1は、対向する二つの袋状部2の一方に固形物Aが収容されかつ他方に液状物Bが収容されており、液状物Bが収容された袋状部2は注出口22をノッチ23及び開封補助線24を用いて開封することで液状物Bを注ぎ出し可能である。このとき、液状物Bが収容された袋状部2に固形物Aが収容された袋状部2が対向して接合されているので、図5に示すように固形物Aが収容された袋状部2を掴んでパウチ1を持つことで、パウチ1が持ちやすくなり、液状物Bが収容された袋状部2を傾けることで液状物Bを注出口22から容易に注ぎ出すことができる。
Further, in the
なお、固形物Aが収容された袋状部2は、図6に示すように、上部をノッチ20及び開封補助線21を用いて開封することで固形物Aを取り出し可能である。
As shown in FIG. 6, the bag-shaped
パウチの変形例
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
Modifications of Pouches Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
上述した実施形態のパウチ1では、裏面シート11は上縁が表面シート10の上縁よりも上方に位置して上縁部13が突き出ており、裏面シート11の上縁部13がパウチ1の上縁部の一部を構成して連結シール部17とされている。しかし、裏面シート11は必ずしも上縁部13が突き出ている必要はなく、一変形例としては、表面シート10と形状や大きさが同じであってもよい。この変形例では、トップシール部14がパウチ1の対向する2つの袋状部2の上縁部を構成し、トップシール部14の一部分同士を接合することにより、対向する二つの袋状部2の対向した状態を保持することができる。
In the
また上述した実施形態のパウチ1では、二つの袋状部2の一方に固形物Aが収容されかつ他方に液状物Bが収容されているが、他の変形例としては、いずれの袋状部2に液状物Bが収容されていてもよいし、いずれの袋状部2に固形物Aが収容されていてもよい。その他にも、種類が異なる又は同じ様々な組み合わせの内容物をそれぞれの袋状部2に収容することができる。
Further, in the
また上述した実施形態のパウチ1は、袋状部2を二つ含んでいるが、他の変形例としては袋状部2を三つ以上含んでいてもよい。この変形例では、一組の隣り合う二つの袋状部2だけが境界部3を折り曲げ位置にして対向しかつ一部分同士が互いに接合されることで対向した状態が保持されていてもよいし、二組以上の隣り合う二つの袋状部2がそれぞれ境界部3を折り曲げ位置にして対向しかつ一部分同士が互いに接合されることで対向した状態が保持されていてもよい。
Further, the
1 パウチ
2 袋状部
3 境界部
13 裏面シートの上縁部(袋状部の上縁部)
17 連結シール部
21 開封補助線
22 注出口
1
17
Claims (3)
内容物を収容できる少なくとも二つの袋状部を含み、隣り合う二つの前記袋状部が両者の間を上下方向に延びる境界部により区切られており、
少なくとも一組の隣り合う二つの前記袋状部は、前記境界部を折り曲げ位置にして対向するとともに、一部分同士が互いに接合されることで対向した状態が保持される、ことを特徴とするパウチ。 A pouch that can stand on its own
It contains at least two bag-shaped portions capable of accommodating the contents, and the two adjacent bag-shaped portions are separated from each other by a boundary portion extending in the vertical direction.
A pouch characterized in that at least one set of two adjacent bag-shaped portions face each other with the boundary portion bent at a bent position, and the portions are joined to each other to maintain the facing state.
固形の内容物が収容される前記袋状部には、上縁部よりも下方位置に当該袋状部を横断するように開封補助線が設けられ、
液状の内容物が収容される前記袋状部には、当該袋状部を傾けることで液状の内容物が注ぎ出される注出口が設けられる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のパウチ。 The two bag-shaped portions facing each other contain a liquid content on one side and a solid content on the other side.
The bag-shaped portion in which the solid contents are stored is provided with an opening auxiliary line so as to cross the bag-shaped portion at a position below the upper edge portion.
The invention according to claim 1 or 2, wherein the bag-shaped portion in which the liquid contents are housed is provided with a spout for pouring out the liquid contents by tilting the bag-shaped portion. Pouch.
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2021
- 2021-12-07 WO PCT/JP2021/044981 patent/WO2022124312A1/en active Application Filing
- 2021-12-07 CN CN202180083252.3A patent/CN116568606A/en active Pending
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Publication number | Publication date |
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WO2022124312A1 (en) | 2022-06-16 |
CN116568606A (en) | 2023-08-08 |
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