JP2022087295A - 情報処理装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の周波数帯を利用可能な通信装置と外部装置とを接続させる処理を適切に実行することを目的とする。【解決手段】 実行指示が受け付けられたことに応じて、外部装置と無線接続するために利用される接続情報と、外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する周波数帯情報と、を通信装置に送信する送信ステップを実行させることを特徴とするプログラムを提供することで課題を解決する。【選択図】 図3

Description

本発明は、情報処理装置、制御方法及びプログラムに関する。
パーソナルコンピュータやスマートホン等の情報処理装置によって、プリンタ等の通信装置とアクセスポイント等の外部装置とを接続させる処理を実行する技術が知られている。
特許文献1には、通信相手装置が、外部装置を特定するAP情報(SSID等)を通信装置に送信することで、通信装置と外部装置を接続させることが記載されている。
特開2016-72728号公報
ところで近年、複数の周波数帯(例えば2.4GHzと5GHz)を利用可能な通信装置が普及している。このような通信装置は、情報処理装置から外部装置に関する情報を受信しても、外部装置といずれの周波数帯を用いて接続すればよいのかを特定できない。そのため、情報処理装置によって通信装置と外部装置とを接続させる処理が適切に実行されないことがあるという課題がある。
そこで、本発明では、複数の周波数帯を利用可能な通信装置と外部装置とを接続させる処理を適切に実行することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、第1の周波数帯を用いた無線通信と、第2の周波数帯を用いた無線通信と、を少なくとも実行可能な通信装置と通信する情報処理装置のコンピュータに、
前記通信装置と外部装置を無線接続させるための処理の実行指示を受け付ける受け付けステップと、
前記実行指示が受け付けられたことに応じて、外部装置と無線接続するために利用される接続情報と、前記外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する周波数帯情報と、を前記通信装置に送信する送信ステップを実行させ、
前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信された場合、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯のうち、前記通信装置に送信された前記周波数帯情報に対応する周波数帯が優先的に用いられて、前記通信装置と前記外部装置が前記接続情報によって接続することを特徴とする。
本発明によれば、複数の周波数帯を利用可能な通信装置と外部装置とを接続させる処理を適切に実行することができる。
通信システムの構成図である。 通信装置と情報処理装置のハードウェア構成図である。 第1実施形態において情報処理装置が実行するネットワーク設定処理を示すフローチャートである。 アクセスポイント選択画面の一例である。 第2実施形態において情報処理装置が実行するネットワーク設定処理を示すフローチャートである。 情報処理装置が通信装置の接続先となるアクセスポイントを特定する処理を示すフローチャートである。 第3実施形態において情報処理装置が実行するネットワーク設定処理を示すフローチャートである。 手動設定画面の一例である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1実施形態)
本実施形態の通信システムに含まれる情報処理装置及び通信装置について説明する。情報処理装置として、本実施形態ではパーソナルコンピュータ(PC)を例示しているが、これに限定されない。情報処理装置として、携帯端末、スマートホン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等、種々のものを適用可能である。また、通信装置として、本実施形態ではプリンタを例示しているが、これに限定されず、情報処理装置と無線通信を行うことが可能な装置であれば、種々のものを適用可能である。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、プリンタのみならず複写機やファクシミリ装置、携帯端末、スマートホン、PC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ等にも適用可能である。その他、複写機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。
まず、本実施形態の情報処理装置と、本実施形態の情報処理装置と通信可能な通信装置の構成について説明する。また、本実施形態では以下の構成を例に記載するが、本実施形態は通信装置と通信を行うことが可能な装置に関して適用可能なものであり、特にこの図のとおりに機能を限定するものではない。
図2を用いて、通信装置101と情報処理装置102のハードウェア構成図を説明する。
情報処理装置102は入力I/F(インタフェース)202とCPU203、ROM204、RAM205、外部記憶装置206、出力I/F(インタフェース)207、表示部208、キーボード209、マウス210等を有する。さらに、情報処理装置は102、ネットワークインタフェース(第1通信部)211および、USBインタフェース(第2通信部)212等を有する。
入力I/F(インタフェース)202は、マウス210やキーボード209が操作されることにより、ユーザからのデータ入力や動作指示を受け付けるためのインタフェースである。
CPU203は、システム制御部であり、情報処理装置102の全体を制御するプロセッサーである。
ROM204は、CPU203が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(以下、OSという。)プログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM204に格納されている各制御プログラムは、ROM204に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行う。
RAM205は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成される。なお、RAM205は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、情報処理装置102の設定情報や情報処理装置102の管理データ等を格納するメモリエリアもRAM205に設けられている。また、RAM205は、CPU203の主メモリとワークメモリとしても用いられる。
外部記憶装置206は、印刷実行機能を提供するアプリケーション、通信装置101が解釈可能な印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成プログラム等を保存している。また、外部記憶装置206は、ネットワークインタフェース211やUSBインタフェース212を介して接続している通信装置101との間で送受信する情報送受信制御プログラム等の各種プログラムや、これらのプログラムが使用する各種情報を保存している。なお、後述のセットアップ用プログラムも、外部記憶装置206に保存されているものとする。
出力I/F(インタフェース)207は、表示部208がデータの表示や情報処理装置102の状態の通知を行うための制御を行うインタフェースである。
表示部208は、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示や情報処理装置102の状態の通知を行う。なお、表示部208上に、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キー等の操作部を設置することで、表示部208を介してユーザからの入力を受け付けても良い。
ネットワークインタフェース211は、無線経由の通信および有線LANケーブルを経由した通信処理を制御する。具体的にはネットワークインタフェース211は、通信装置101や、情報処理装置102の外部且つ通信装置101の外部に存在する外部装置と無線や有線LANによって接続して、データ通信を実行するための構成である。例えば、ネットワークインタフェース211は、通信装置101内のアクセスポイント(不図示)に接続可能である。ネットワークインタフェース211と通信装置101内のアクセスポイントが接続することで、情報処理装置102と通信装置101は相互に通信可能となる。なお、ネットワークインタフェース211は無線通信で通信装置101とダイレクトに通信しても良いし、情報処理装置102や通信装置101の外部に存在する外部装置を介して通信しても良い。なお、外部装置とは、外部アクセスポイントや、アクセスポイント以外で通信を中継可能な装置を含む。本実施形態では、IEEE 802.11シリーズの規格(Wi-Fi(WirelessFidelity))を用いることとするが、例えばBluetooth(登録商標)等が利用されても良い。無線通信方式としては、例えば、Wi-Fi(WirelessFidelity)(登録商標)やBluetooth(登録商標)等が挙げられる。また、外部アクセスポイントとしては、例えば、ルータ装置等の機器が挙げられる。なお、本実施形態において、情報処理装置102と通信装置101とが外部アクセスポイントを介さずにダイレクトに接続する方式をダイレクト接続方式という。また、情報処理装置102と通信装置101とが外部アクセスポイントを介して接続する方式をインフラストラクチャー接続方式という。なお、情報処理装置102は、複数の通信方式によって通信を行うために、ネットワークインタフェース211を複数有していても良い。具体的には例えば、情報処理装置102は、Bluetooth Low Energyや、Near Field Communication、WiFi Aware等の近距離無線通信方式によって通信するインタフェースをさらに有していても良い。また、情報処理装置102は、無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していなくても良い。すなわち情報処理装置102は、他の装置と通信するためのインタフェースとして例えば有線通信のためのネットワークインタフェース211と後述のUSBインタフェース212のみ有していても良い。
USBインタフェース212はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを経由したUSB接続を制御する。具体的にはUSBインタフェース212は、通信装置101や、外部アクセスポイント等の装置とUSBによって接続して、データ通信を実行するための構成である。
通信装置101はネットワークI/F(インタフェース)(通信部)252とRAM253、プリントエンジン256、ROM254、CPU255、USBインタフェース257等を有する。
ネットワークインタフェース252は、無線経由の通信および有線LANケーブルを経由した通信処理を制御する。具体的には、ネットワークインタフェース252は通信装置101内部のアクセスポイントとして、情報処理装置102等の装置と接続するためのアクセスポイントを有している。なお、該アクセスポイントは、情報処理装置102のネットワークインタフェース211に接続可能である。なお、ネットワークインタフェース252は無線通信で情報処理装置102とダイレクトに通信しても良いし、外部アクセスポイントを介して通信しても良い。すなわち、ネットワークインタフェース252は、自身がアクセスポイントとして動作するだけでなく、外部アクセスポイントと接続する子機として動作しても良い。本実施形態では、IEEE 802.11シリーズの規格(Wi-Fi)を用いることとするが、例えばBluetooth(登録商標)等が利用されても良い。また、ネットワークインタフェース252は、アクセスポイントとして機能するハードウェアを備えていてもよいし、アクセスポイントとして機能させるためのソフトウエアにより、アクセスポイントとして動作してもよい。なお、通信装置101は、複数の通信方式によって通信を行うために、ネットワークインタフェース252を複数有していても良い。具体的には例えば、通信装置101は、Bluetooth Low Energyや、Near Field Communication、WiFi Aware等の近距離無線通信方式によって通信するインタフェースをさらに有していても良い。
RAM253は、バックアップ電源を必要とするSRAM等で構成される。なお、RAM253は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、通信装置101の設定情報や通信装置101の管理データ等を格納するメモリエリアもRAM253に設けられている。また、RAM253は、CPU255の主メモリとワークメモリとしても用いられ、情報処理装置102等から受信した印刷情報を一旦保存するための受信バッファや各種の情報を保存する。
ROM254は、CPU255が実行する制御プログラムやデータテーブル、OSプログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM254に格納されている各制御プログラムは、ROM254に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行う。
CPU255は、システム制御部であり、通信装置101の全体を制御するプロセッサーである。
プリントエンジン256は、RAM253に保存された情報や情報処理装置102等から受信した印刷ジョブに基づき、インク等の記録剤を紙等の記録媒体上に付加することで記録媒体上に画像を形成する画像形成処理を実行し、印刷結果を出力する。なお、印刷ジョブとは、画像形成処理を通信装置101に実行させるためのジョブである。
なお、本実施形態では、通信装置101は、IEEE 802.11シリーズの規格に基づいて、2.4GHzと5GHzのうち少なくとも1つの周波数帯を無線接続に使用するものとする。通信装置101は、利用可能な周波数帯に対応する通信チャネルを有している。例えば、2.4GHzの周波数帯を利用可能であれば、通信装置101は、2.4GHzの周波数帯のうちの所定の周波数帯に割り当てられた14つの通信チャネルを有している。また、。例えば、5GHzの周波数帯を利用可能であれば、通信装置101は、5GHzの周波数帯のうちの所定の周波数帯に割り当てられた19つの通信チャネルを有している。
ここでは例として情報処理装置102と通信装置101の処理分担を上記のように示したが、この分担形態に限らず他の形態であっても構わない。
図1は、本実施形態の通信システムの構成図である。情報処理装置102は、アクセスポイント103と、有線LAN又は無線LANで接続している。アクセスポイント103は、ルータ装置である。ルータ装置とは、装置間(例えば情報処理装置と通信装置間)のデータ通信を中継する装置である。本実施形態では、ルータ装置がアクセスポイントとなり、ルータ装置のアクセスポイントに接続している装置間のデータ通信を中継する。なお、ルータ装置が利用する通信方式は、無線通信方式でも有線通信方式であっても良いし、その両方であっても良いが、本実施形態では、ルータ装置は、少なくとも無線通信方式によって通信可能である無線LANルータ機能を有しているものとする。
また、通信装置101はアクセスポイント103に無線LANで接続している。つまり、情報処理装置102は、アクセスポイント103を介して通信装置101と通信可能な状態となっている。このようにアクセスポイントを介して接続する方法を、一般的にインフラストラクチャー(以降インフラと称す)接続という。インフラ接続が構築されることで、通信装置101や情報処理装置102は、アクセスポイント103によって形成されるネットワークに属する装置と互いに通信することができる。また、アクセスポイント103がインターネットに接続している場合は、通信装置101や情報処理装置102は、アクセスポイント103を介してインターネットを利用することもできる。
本実施形態では、通信装置101、情報処理装置102、アクセスポイント103によってインフラ接続を確立するための設定処理(ネットワーク設定処理)を、情報処理装置102が実行する形態について説明する。具体的には、情報処理装置102は、通信装置101にネットワーク設定情報を送信することで、通信装置101とアクセスポイント103を接続させる。
なお、通信装置101は、情報処理装置102からネットワーク設定情報を受け付けなくとも、通信装置101本体に対する操作によって、アクセスポイント103と接続することが可能であっても良い。しかしながら、通信装置101が備える表示部や操作部が小さかったり、そもそも通信装置101が表示部や操作部を備えていなかったりする場合がある。このような場合は、通信装置101本体に対する操作によって、通信装置101とアクセスポイント103とを接続させることは困難である。そこで、本実施形態では、情報処理装置102を介して、通信装置101とアクセスポイント103とを接続させる。
情報処理装置102は、ネットワーク設定処理として具体的には、無線や有線によって接続している通信装置101にネットワーク設定情報を送信する。ここで、ネットワーク設定情報とは例えば、通信装置101の接続先となるアクセスポイント103と接続するために利用される接続情報(Service Set Identifier(以下、SSID)、パスワード等)である。なお、接続情報は、通信装置101がアクセスポイント103に接続を要求する際に、通信装置101からアクセスポイント103に送信される。情報処理装置102は、このような情報を通信装置101に送信することで、通信装置101とアクセスポイント103とを無線接続させる。
ところで無線接続とは、特定の周波数帯を用いて行われる接続である。そして近年、通信装置101として、複数の周波数帯(例えば、2.4GHzと5GHz)を用いることができる装置が登場している。本実施形態における通信装置101も、複数の周波数帯を用いた無線接続を実行可能であるものとする。通信装置101は、アクセスポイントと接続する際は、まず、使用可能な周波数帯に対応する通信チャネルを用いてアクセスポイントを検索(APサーチ)する。その後、通信装置101は、上述のようにして受け取った接続情報に対応するアクセスポイントに、使用可能な周波数帯に対応する通信チャネルを用いて接続要求を送信することで、アクセスポイントと無線接続する。
このような通信装置101は、上述のようにして接続情報を受け取っても、アクセスポイントと無線接続するためにいずれの周波数帯を用いればよいかが分からなければ、アクセスポイントと接続できないという課題がある。
なお例えば、通信装置101の形態として、いずれの周波数帯を用いればよいかが分からなくとも、自身が使用できる周波数帯を使用してAPサーチを実行し、アクセスポイントとの接続を試みる形態も考えられる。しかしながら、一般に通信装置101は、複数の周波数帯を同時に用いることができないため、上記の形態では、通信装置101は、自身が使用できる周波数帯を1つずつ順に使用することになる。その場合、通信装置101は、アクセスポイントと接続するための周波数帯以外の周波数帯を使用して接続を試みてしまうことがある。すなわち、上記の形態においても、通信装置101は、アクセスポイントと接続するために時間がかかったり、無駄な処理を実行してしまったりすることがある等の課題がある。
そこで、本実施形態では、アクセスポイントと無線接続するためにいずれの周波数帯を用いればよいかを通信装置101に特定させた後、アクセスポイントとの接続を通信装置101に試みさせる形態とする。
図3は、第1実施形態において情報処理装置102が実行するネットワーク設定処理を示すフローチャートである。図3に示すフローチャートは、例えば、CPU203がROM204や外部記憶装置206等に格納されたプログラムをRAM205に読み出して実行することにより実現される。具体的には、図3に示すフローチャートが示す処理は、ネットワーク設定処理を実行するためのプログラムである、セットアップ用プログラムによって実現される。また、図3に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムにより表示される画面に対して、ネットワーク設定処理のトリガーとなるユーザ操作(ネットワーク設定処理の実行指示)が行われた場合に開始される。また、例えば、図3に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムが起動したことに応じて開始される。
まず、S301では、CPU203は、ネットワーク設定処理の対象となる装置を特定する。具体的には、CPU203は、情報処理装置102が備えるOSのAPI(Application Program Interface)を用いて、情報処理装置102周辺の装置の情報を取得する。より具体的にはCPU203は、ネットワークインタフェース211によって検索される装置やUSBインタフェース212によって接続している装置の情報を取得する。そして、CPU203は、取得した情報を用いて、情報処理装置102が備えるインタフェースに接続している装置のリストを表示部208に表示する。ネットワークインタフェース211によって検索される装置は、例えば、アクセスポイントとして動作している装置や、情報処理装置102が属しているネットワークに属している装置である。なお、本実施形態では、ユーザは、通信装置101に対してネットワーク設定処理を実行する場合、通信装置101本体を操作することで、通信装置101を、セットアップモードと呼ばれる所定のモードで動作させる。セットアップモードとは、通信装置101がネットワーク設定処理を受け付けることができるモードであり、通信装置101が所定のSSIDを有する所定のアクセスポイントとして動作するモードである。通信装置101がセットアップモードで動作している場合は、ネットワークインタフェース211による検索によって通信装置101が発見されるため、リストに通信装置101が表示される。なお、情報処理装置102が、無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していなかったり、有線通信のためのネットワークインタフェース211がいずれの装置とも接続していなかったりする場合がある。その場合には、USBインタフェース212によって接続している装置のみ、リストに表示される。ユーザが、表示されたリストにおいて通信装置101を選択することで、CPU203は、ネットワーク設定処理の対象となる装置として、通信装置101を特定する。
次に、S302にて、CPU203は、情報処理装置102が備えるOSのAPIを用いて、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有しているか否かの情報を取得する。
そして、S303では、CPU203は、S302で取得した情報に基づいて、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有しているか否かを判定する。CPU203は、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していると判定した場合、S304に進む。一方、CPU203は、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していないと判定した場合、S313に進む。
S304では、CPU203は、情報処理装置102が備えるOSのAPIを用いて、情報処理装置102がアクセスポイント103と接続しているか否かを示す情報を取得する。
S305では、CPU203は、S304で取得した情報に基づいて、情報処理装置102がアクセスポイント103と無線接続しているか否かを判定する。CPU203は、情報処理装置102がアクセスポイント103と無線接続していると判定した場合、S306に進み、情報処理装置102がアクセスポイント103と無線接続していないと判定した場合、S308に進む。
S306では、CPU203は、情報処理装置102が無線接続しているアクセスポイント103を、通信装置101の接続先となるアクセスポイントとして特定する。そして、CPU203は、情報処理装置102が無線接続しているアクセスポイント103に問い合わせを行い、当該アクセスポイント103に関する設定情報を取得する。当該アクセスポイント103に関する設定情報は、例えば、当該アクセスポイント103と接続するための設定情報(SSID等)や、当該アクセスポイント103が利用している周波数帯、暗号方式等に関する情報である。なお、本実施形態では、アクセスポイント103は、2.4GHzと5GHzのうち少なくとも1つの周波数帯に対応する通信チャネルを有しているものとし、その通信チャネルを無線接続に使用するものとする。
S307では、CPU203は、S306で取得した設定情報に基づいて、設定パケットの生成処理を行う。設定パケットとは、ネットワーク設定情報に対応し、通信装置101をアクセスポイント103に接続させるための情報である。情報処理装置102が無線接続しているアクセスポイント103に通信装置101が接続されれば、情報処理装置102と通信装置101間のインフラ接続が確立する。そのためここでは、通信装置101を情報処理装置102が無線接続しているアクセスポイント103に接続させるための設定パケットが生成される。具体的には、設定パケットには、アクセスポイント103と接続するための設定情報(SSID、パスワード)や、アクセスポイント103が利用している周波数帯に関する情報、暗号方式等に関する情報が含まれる。アクセスポイント103が利用している周波数帯とは、アクセスポイント103と無線接続するために利用される周波数帯である。S307の後、CPU203は、S312に進む。
一方、S308では、CPU203は、ネットワークインタフェース211によって、情報処理装置102の周辺のアクセスポイントの検索(APサーチ(検索処理))を行う。なおAPサーチは、IEEE 802.11シリーズの規格に基づいて(準拠して)公知のディスカバリープロセスによって実行される。具体的には、APサーチは、パッシブスキャンによって行われる。
S309では、CPU203は、S308の検索によって発見されたアクセスポイントに問い合わせを行い、当該アクセスポイントに関する設定情報を取得する。設定情報の詳細は前述したとおりである。なお、ここではCPU203は、S308の検索によって発見されたすべてのアクセスポイントに関する設定情報を取得する。
S310では、CPU203は、S309で取得した設定情報に基づき、S308の検索によって発見されたアクセスポイントのリストを、表示部208に表示する。具体的には、図4(a)のようなアクセスポイント選択画面401を表示部208に表示する。アクセスポイント選択画面には、S308の検索によって発見されたアクセスポイントのSSIDや暗号方式が表示される。なお、この形態に限定されず、例えばS308の検索によって発見されたアクセスポイントが無線接続に利用する周波数帯に関する情報等が表示されても良い。CPU203は、リストからいずれかのアクセスポイントをユーザに選択させ、選択されたアクセスポイント(ここではアクセスポイント103)を通信装置101の接続先となるアクセスポイントとして特定する。なお、このとき、CPU203は、ネットワーク設定処理をキャンセルするためのキャンセルボタン402も、リストとともに表示している。CPU203は、キャンセルボタン402が選択された場合、処理を終了する。一方、CPU203は、設定ボタン403が選択された場合、図4(b)のようなパスワード(パスフレーズ)入力画面404を表示部208に表示する。ユーザは、入力領域407に、選択したアクセスポイントを利用するためのパスワードを入力する。CPU203は、キャンセルボタン405が選択された場合、処理を終了する。一方、CPU203は、設定ボタン406が選択された場合、S311に進む。
S311では、CPU203は、S310で選択されたアクセスポイントから取得された設定情報やS310で入力されたパスワードに基づいて、設定パケットの生成処理を行う。設定パケットの詳細は前述したとおりである。
S312では、CPU203は、S301で特定した設定対象の装置(ここでは通信装置101)と情報処理装置102とを無線接続させる。なお、CPU203は、このときアクセスポイント103等の他の装置と情報処理装置102とが無線接続している場合は、当該他の装置に関する設定情報を保存した後、一旦当該他の装置と情報処理装置102間の接続を切断させる。その後、CPU203は、通信装置101と情報処理装置102とを無線接続させる。S312の後、CPU203は、S319に進む。
S313では、CPU203は、情報処理装置102が備えるOSのAPIを用いて、USBインタフェース212又は有線通信のためのネットワークインタフェース211によって接続している、S301で特定された装置(ここでは通信装置101)を検出する。このとき、CPU203は、通信装置101が無線通信のためのネットワークインタフェース252を有しているか否かの情報を、通信装置101から取得する。なお、CPU203は、USBインタフェース212又は有線通信のためのネットワークインタフェース211によって接続している装置がない場合は、処理を終了する。
S314では、CPU203は、S313で取得した情報に基づいて、通信装置101が無線通信のためのネットワークインタフェース252を有しているか否かを判定する。CPU203は、通信装置101が無線通信のためのネットワークインタフェース252を有していると判定した場合、S315に進む。一方、通信装置101が無線通信のためのネットワークインタフェース252を有していないと判定した場合、処理を終了する。
通信装置101も、無線通信のためのネットワークインタフェース252によって、通信装置101の周辺のアクセスポイントを検索する(APサーチをする)ことが可能である。そのため、S315では、CPU203は、通信装置101によるAPサーチの結果を、通信装置101に要求する。
S316では、CPU203は、通信装置101によるAPサーチの結果(通信装置101によるAPサーチによって発見されたアクセスポイントの設定情報)を、通信装置101から取得する。なお、通信装置101は、APサーチを、S315における要求を受け付けた場合に実行しても良いし、通信装置101の電源がオンされた時等、任意のタイミングに実行しても良い。
S317では、CPU203は、S316で取得した設定情報に基づき、通信装置101によって発見されたアクセスポイントのリストを、表示部208に表示する。具体的には、図4(a)のようなアクセスポイント選択画面401を表示部208に表示する。アクセスポイント選択画面には、通信装置101によって発見されたアクセスポイントのSSIDや暗号方式が表示される。なお、この形態に限定されず、例えば通信装置101によって発見されたアクセスポイントが無線接続に利用する周波数帯に関する情報等が表示されても良い。CPU203は、リストからいずれかのアクセスポイントをユーザに選択させ、選択されたアクセスポイント(ここではアクセスポイント103)を通信装置101の接続先のアクセスポイントとして特定する。なお、このとき、CPU203は、ネットワーク設定処理をキャンセルするためのキャンセルボタン402も、リストとともに表示している。CPU203は、キャンセルボタン402が選択された場合、処理を終了する。一方、CPU203は、設定ボタン403が選択された場合、図4(b)のようなパスワード(パスフレーズ)入力画面401を表示部208に表示する。ユーザは、入力領域407に、選択したアクセスポイントを利用するためのパスワードを入力する。CPU203は、キャンセルボタン405が選択された場合、処理を終了する。一方、CPU203は、設定ボタン406が選択された場合、S318に進む。
S318では、CPU203は、S317で選択されたアクセスポイントから取得された設定情報や、S317で入力されたパスワードに基づいて、設定パケットの生成処理を行う。設定パケットの詳細は前述したとおりである。なお、ここでは、S317で選択されたアクセスポイントが無線接続に利用する周波数帯に関する情報は、設定パケットに含まれなくても良い。これは、通信装置101は、APサーチを実行した際に、いずれのアクセスポイントがいずれの周波数帯を利用するのかを認識しているためである。
S319では、CPU203は、作成した設定パケットを、S301で特定された通信装置101に対して送信する。具体的には、CPU203は、SNMP(SinmpleNetwork Management Protocol)を用いて設定パケットを送信する。SNMPは、情報処理装置102が属するネットワーク上のデバイス(通信装置101を含む)の監視・制御を行うためのプロトコルである。CPU203は、SNMPで通信を行うことで、監視・制御対象のデバイスのMIB(Management Information Base)と呼ばれるデータベースの情報取得および設定を行うこと可能である。通信装置101は設定パケットを受信すると、設定パケットに基づいて、接続先となる装置(アクセスポイント103)と、接続先となる装置が無線接続に利用する周波数帯(設定パケットに含まれる周波数帯に関する情報に対応する周波数帯)を特定する。そして、通信装置101は、特定した周波数帯を優先的に用いて、設定パケットに含まれるSSIDを有する装置を検索する。具体的には通信装置101は、特定した周波数帯を用いた検索のみを実行し、特定した周波数帯以外の周波数帯を用いた検索を実行しない。なお、この検索は、IEEE 802.11シリーズの規格に基づいて公知のディスカバリープロセスによって実行される。具体的には通信装置101は、設定パケットに含まれるSSIDを有する装置を、設定パケットに基づいて特定した周波数帯を利用したアクティブスキャンによって検索する。具体的には、通信装置101は、設定パケットに基づいて特定した周波数帯に対応する通信チャネルを順に用いてブロードキャストを行い、設定パケットに含まれるSSIDを有する装置からの応答を待つ。通信装置101は、ブロードキャストに対する応答を受け取ることで、設定パケットに含まれるSSIDを有する装置を発見する。そして、通信装置101は、そのようにして発見された装置に対して、設定パケットに含まれるパスワードを用いて接続要求を送信する。これにより、通信装置101がアクセスポイント103に接続するため、アクセスポイント103に情報処理装置102が接続すれば、通信装置101と情報処理装置102間でインフラ接続が確立する。
S320では、CPU203は、情報処理装置102の接続状態を、ネットワーク設定処理前の接続状態に戻す。具体的には、CPU203は、S312において、他の装置と情報処理装置102との接続を切断した後に通信装置101と情報処理装置102とを無線接続させた場合は、その時保存した設定情報を用いて、再度他の装置と情報処理装置102とを接続させる。なお、CPU203は、情報処理装置102の接続状態が、ネットワーク設定処理前の接続状態と変わらない場合は、S320の処理を省略する。
上述のように、本実施形態では、CPU203は、取得した設定情報に基づいて、アクセスポイント103が利用している周波数帯を特定し、その後特定した周波数帯に関する情報含む設定パケットを通信装置101に送信している。このような形態とすることで、通信装置101は、アクセスポイント103と無線接続するためにいずれの周波数帯を用いればよいかを特定することができるため、設定パケットを用いて速やかにアクセスポイント103と接続することができる。
(第2実施形態)
本発明における第二の実施形態を詳細に説明する。第2実施形態は具体的には、情報処理装置102が接続している装置や情報処理装置102が発見した装置より、通信装置101が発見した装置を、通信装置101の接続先の装置として、優先的に特定する形態である。また、第2実施形態は具体的には、それぞれ異なる周波数帯を用いるアクセスポイントが同一のSSIDを有する場合に、どちらを優先して通信装置101に使用させるかを決定する形態である。なお、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の通信システムが利用されるものとし、特に説明がない部分については第1実施形態と同様の形態であるものとする。
図5は、第2実施形態において情報処理装置102が実行するネットワーク設定処理を示すフローチャートである。図5に示すフローチャートは、例えば、CPU203がROM204や外部記憶装置206等に格納されたプログラムをRAM205に読み出して実行することにより実現される。具体的には、図5に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムによって実現される。また、図5に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムにより表示される画面に対して、ネットワーク設定処理のトリガーとなるユーザ操作が行われた場合に開始される。また、例えば、図5に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムが起動したことに応じて開始される。
S301~S320は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態ではCPU203は、まず、S301や、S302、S303の処理を実行する前に、S313及びS314の処理を実行する。
具体的には、まずS313にて、CPU203は、情報処理装置102が備えるOSのAPIを用いて、USBインタフェース212又は有線通信のためのネットワークインタフェース211によって接続している装置(ここでは通信装置101)を検出する。このとき、CPU203は、通信装置101が無線通信のためのネットワークインタフェース252を有しているか否かの情報を、通信装置101から取得する。なお、CPU203は、USBインタフェース212又は有線通信のためのネットワークインタフェース211によって接続している装置がない場合は、S301に進む。
そして、S314にて、CPU203は、通信装置101が無線通信のためのネットワークインタフェース252を有していると判定した場合、S315に進む。一方、通信装置101が無線通信のためのネットワークインタフェース252を有していないと判定した場合、S301に進む。
また、303では、CPU203は、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していると判定した場合、S304に進む。そしてCPU203は、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していないと判定した場合、処理を終了する。
また、本実施形態では、CPU203は、S317の処理を実行した後、S501の処理を実行する。なおCPU203は、S317では、それぞれ異なる周波数帯を用いるが、SSIDが同一であるアクセスポイントがリストに含まれる場合、それらを別々に表示するのではなく、1つのアクセスポイントとしてアクセスポイント選択画面401に表示する。それぞれ異なる周波数帯を用いるが、SSIDが同一であるアクセスポイントがリストに含まれるケースとは、以下のケースである。すなわち、複数の周波数帯に対応している1つの無線LANルータがバンドステアリング機能によって、それぞれ異なる周波数帯を用いるアクセスポイントを有効にしているケースである。このように、バンドステアリング機能によって、利用する周波数帯が異なる複数のアクセスポイントが有効化されるが、それぞれのアクセスポイントと接続するためのパスワードは、同一である。S317の処理において、パスワードの入力が完了した場合、CPU203は、S501に進む。
S501では、CPU203は、通信装置101の接続先となるアクセスポイントを特定する。S501の処理の詳細について、図6を用いて説明する。
図6は、情報処理装置102が通信装置101の接続先となるアクセスポイントを特定する処理を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは、例えば、CPU203がROM204や外部記憶装置206等に格納されたプログラムをRAM205に読み出して実行することにより実現される。具体的には、図6に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムによって実現される。また、図6に示すフローチャートが示す処理は、図3のS501の処理として実行される。
S601にて、CPU203は、S316で通信装置101から取得した設定情報に基づき、通信装置101によって発見されたアクセスポイントの数を特定する。
S602にて、CPU203は、通信装置101によって発見されたアクセスポイントのうちi番目のアクセスポイントのSSIDが、S317でユーザにより選択されたアクセスポイントのSSIDと同一か否かを判定する。なお、設定値iの初期値は1であり、S602の処理が繰り返される毎にインクリメントされる。CPU203は、同一であると判定した場合、S603に進み、i番目のアクセスポイントを同一APリストに追加する。一方、同一でないと判定した場合、iをインクリメントした後、再度S602の処理を実行する。なお、インクリメント後の設定値iが、S601で特定された数を超えた場合、S604に進む。
この処理により、ユーザにより選択されたアクセスポイントのSSIDを持つアクセスポイントが、ユーザにより選択されたアクセスポイントだけであれば、同一APリストには1つのアクセスポイントのみ追加される。一方、ユーザにより選択されたアクセスポイントのSSIDを持つアクセスポイントが、通信装置101によって発見されたアクセスポイントのなかに複数ある場合には、同一APリストに、複数のアクセスポイントが追加される。
S604では、CPU203は、同一APリストに追加されているアクセスポイントから、1つのアクセスポイントを自動で(ユーザ操作なしに)選択する。ところで、アクセスポイントは、自身のSSID等を含むビーコンを発している。通信装置101は、アクセスポイントが発しているビーコンを検索することで、通信装置101の周囲のアクセスポイントを検索する(APサーチを実行する)。このとき、APサーチによって受信されたビーコンの電波強度が大きければ大きいほど、通信装置101のより近くに当該ビーコンを発したアクセスポイントが存在していることになる。ひいては、受信されたビーコンの電波強度が大きければ大きいほど、通信装置101は、当該ビーコンを発しているアクセスポイントとより高速な通信を実行できることになる。そこでS604では、CPU203は、同一APリストに追加されているアクセスポイントから、電波強度の一番大きいビーコンを発していたアクセスポイントを選択する。本実施形態では、アクセスポイントの設定情報として、当該アクセスポイントが発していたビーコンの電波強度に関する情報が含まれているものとし、CPU203は、当該情報を参照してS604の処理を実行するものとする。CPU203は、このようにして選択したアクセスポイントを、通信装置101の接続先となるアクセスポイントとして特定する。その後、CPU203は、図6のフローチャートが示す処理を終了し、S318に進む。
このように、本実施形態では、それぞれ異なる周波数帯を用いるが、SSIDが同一である複数のアクセスポイントが通信装置101によって発見されても、それらのアクセスポイントは、リストには1つ分のアクセスポイントとして表示される。これにより、リストに表示されるアクセスポイントの数が抑制されるため、リストの視認性が向上する。また、上記のようにして1つ分にまとめられたアクセスポイントがユーザにより選択された場合は、それぞれ異なる周波数帯を用いるが、SSIDが同一である複数のアクセスポイントのうちいずれかが、ビーコンの電波強度に応じて自動で選択される。すなわち、設定パケットに、いずれの周波数帯に関する情報が加えられるかが自動で選択される。このような形態とすることで、通信装置101の接続先となるアクセスポイントの選択におけるユーザビリティを向上させることができる。
<第三の実施形態>
本発明における第三の実施形態を詳細に説明する。第3実施形態は具体的には、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していない場合は、通信装置101の接続先となるアクセスポイントをユーザが手動で設定する。
なお、第3実施形態においても、第1実施形態と同様の通信システムが利用されるものとし、特に説明がない部分については第1実施形態と同様の形態であるものとする。
図7は、第3実施形態において情報処理装置102が実行するネットワーク設定処理を示すフローチャートである。図7に示すフローチャートは、例えば、CPU203がROM204や外部記憶装置206等に格納されたプログラムをRAM205に読み出して実行することにより実現される。具体的には、図7に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムによって実現される。また、図7に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムにより表示される画面に対して、ネットワーク設定処理のトリガーとなるユーザ操作が行われた場合に開始される。また、例えば、図7に示すフローチャートが示す処理は、セットアップ用プログラムが起動したことに応じて開始される。
S301~S312、S319、S320は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
CPU203は、S303にて、情報処理装置102が無線通信のためのネットワークインタフェース211を有していないと判定した場合、S701に進む。
S701では、CPU203は、手動設定画面を表示部208に表示する。手動設定画面は、通信装置101の接続先となるアクセスポイントの設定情報をユーザが入力するための画面である。CPU203は、手動設定画面として、図8に示す画面800を表示部208に表示する。画面800には例えば、領域801~806が含まれる。領域801、通信装置101の接続先となるアクセスポイントのSSIDが入力される領域である。領域802は、接続に使用される暗号方式(WEPやWPA等)が入力される領域である。領域803は、接続に使用されるパスワード(パスフレーズ)が入力される領域である。領域804は、接続に使用される周波数帯が入力される領域である。領域805は、入力が完了した際に押下される設定ボタンである。領域806は、ネットワーク設定をキャンセルするためのキャンセルボタンである。CPU203は、キャンセルボタンが選択された場合、処理を終了する。一方、CPU203は、領域801~804への入力が済んでいる状態で設定ボタンが選択された場合、S702に進む。
S702では、手動設定画面を介してユーザから入力された情報に基づいて、設定パケットを作成する。具体的には、設定パケットには、手動設定画面を介してユーザから入力されたSSID、暗号方式、パスワード、周波数帯の情報が含まれる。その後、CPU203は、S319に進み、通信装置101に設定パケットを送信する。
通信装置101は、上述のようにして作成された設定パケットを受信することで、ユーザが入力した情報に対応するアクセスポイントに接続することができる。また、設定パケットには周波数帯に関する情報が含まれているため、通信装置101は、いずれの周波数帯を使用して、ユーザが入力した情報に対応するアクセスポイントに接続すればよいかを特定することができる。
<第四の実施形態>
上述では、通信装置101は、2.4GHZと5GHzの周波数帯のうち少なくとも1つに対応しているものとしたが、この形態に限定されない。すなわち、通信装置101が対応している周波数帯は、いずれの周波数帯であっても良い。また通信装置101は、3つ以上の周波数帯に対応していても良い。
またCPU203は、S306及びS307の前にS315及びS316のAPサーチ結果取得処理を実行しても良い。そして、CPU203は、取得したAPサーチ結果に、情報処理装置102が無線接続しているアクセスポイント103の情報が含まれる場合に、S306及びS307を実行しても良い。その場合、まず、S306及びS307の前にS312により通信装置101と無線接続して、APサーチ結果取得処理を実行する。また、CPU203は、取得したAPサーチ結果に、情報処理装置102が無線接続しているアクセスポイント103の情報が含まれない場合、S307を実行せず、S317のようにアクセスポイント選択画面を表示しても良い。そしてCPU203は、アクセスポイント選択画面を介して選択されたアクセスポイントを、通信装置101の接続先となるアクセスポイントとして特定しても良い。
また、CPU203は、S308、S309の処理の代わりに、S315及びS316のAPサーチ結果取得処理を実行し、S310におけるアクセスポイント選択画面には、APサーチ結果取得処理で取得された設定情報に基づく情報が表示しても良い。この場合も、S308及びS309の前にS312により通信装置101と無線接続して、APサーチ取得処理を実行する。また、S308~S310の代わりに、S701、S702を実行することで、ユーザが手動で入力する情報に基づいて設定パケットが生成されても良い。
本発明の目的は、以下の形態によっても達成される。前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPUを含む)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し実行する形態である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。しかしその形態だけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される形態も本発明に含まれる。
まず、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。このような形態も本発明に含まれる。

Claims (23)

  1. 第1の周波数帯を用いた無線通信と、第2の周波数帯を用いた無線通信と、を少なくとも実行可能な通信装置と通信する情報処理装置のコンピュータに、
    前記通信装置と外部装置を無線接続させるための処理の実行指示を受け付ける受け付けステップと、
    前記実行指示が受け付けられたことに応じて、外部装置と無線接続するために利用される接続情報と、前記外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する周波数帯情報と、を前記通信装置に送信する送信ステップを実行させ、
    前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信された場合、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯のうち、前記通信装置に送信された前記周波数帯情報に対応する周波数帯が優先的に用いられて、前記通信装置と前記外部装置が前記接続情報によって接続することを特徴とするプログラム。
  2. 前記通信装置が接続可能な外部装置のうちいずれかの外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記いずれかの外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記通信装置が接続可能な外部装置に関する情報を前記通信装置から取得する取得ステップと、
    前記通信装置が接続可能な外部装置に関する情報に基づいて、前記通信装置が接続可能な外部装置のうちいずれかの外部装置を選択するための選択画面を表示部に表示させる表示ステップと、
    前記選択画面を介して選択された外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記選択画面を介して選択された外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置が、前記通信装置が接続可能な外部装置に含まれる場合、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信され、
    前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置が、前記通信装置が接続可能な外部装置に含まれない場合、前記通信装置が接続可能な外部装置のうちいずれかの外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置が、前記通信装置が接続可能な外部装置に含まれない場合、さらに前記通信装置が接続可能な外部装置のうちいずれかの外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記通信装置が接続可能な外部装置に関する情報及び、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記通信装置が接続可能な外部装置に関する情報及び、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置に関する情報に基づいて、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置が、前記通信装置が接続可能な外部装置に含まれるか否かを判定する判定ステップと、をさらに実行させ、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置が、前記通信装置が接続可能な外部装置に含まれると判定された場合、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信され、
    前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置が、前記通信装置が接続可能な外部装置に含まれないと判定された場合、前記通信装置が接続可能な外部装置のうちいずれかの外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項5又は6に記載のプログラム。
  8. 前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報は、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置から前記情報処理装置によって取得されることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記実行指示が受け付けられた場合、前記情報処理装置が実行する検索処理によって発見された前記外部装置のうちいずれかの前記外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記検索処理によって発見された前記外部装置のうちいずれかの前記外部装置と接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記情報処理装置が無線通信を実行可能である場合、前記情報処理装置が前記通信装置を介さず取得した前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信され、前記情報処理装置が無線通信を実行可能でない場合、前記情報処理装置が前記通信装置から取得した前記接続情報及び前記周波数帯情報のうち少なくとも1つが前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記情報処理装置が無線通信を実行可能であり、且つ前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が外部装置と接続している場合、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が接続している前記外部装置と接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信され、
    前記情報処理装置が無線通信を実行可能であり、且つ前記実行指示が受け付けられた時に前記情報処理装置が外部装置と接続していない場合、前記情報処理装置が実行する検索処理によって発見された前記外部装置のうちいずれかの前記外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記検索処理によって発見された前記外部装置のうちいずれかの前記外部装置と接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信され、
    前記情報処理装置が無線通信を実行可能でない場合、前記通信装置が接続可能な外部装置のうちいずれかの外部装置と無線接続するために利用される前記接続情報と、前記いずれかの外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する前記周波数帯情報と、が前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. ユーザから前記接続情報と前記周波数帯情報の入力を受け付ける入力画面を表示部に表示する画面表示ステップをさらに実行させ、
    前記入力画面を介して入力された前記接続情報及び前記周波数帯情報が、前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
  13. 前記情報処理装置が無線通信を実行可能である場合、前記情報処理装置が外部装置から取得した前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信され、前記情報処理装置が無線通信を実行可能でない場合、前記入力画面を介して入力された前記接続情報及び前記周波数帯情報が、前記通信装置に送信されることを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記外部装置は、アクセスポイントであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記接続情報及び前記周波数帯情報を用いて前記通信装置が接続した前記外部装置を介して、前記通信装置と通信する通信ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 前記接続情報及び前記周波数帯情報を用いて前記通信装置が接続した前記外部装置を介して、前記通信装置に印刷を実行させるための印刷ジョブを前記通信装置に送信するジョブ送信ステップをさらに実行させることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載のプログラム。
  17. 前記情報処理装置は、IEEE 802.11シリーズの規格に準拠した無線通信によって、前記通信装置と通信することを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載のプログラム。
  18. 前記周波数帯情報は、前記外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に対応する通信チャネルに関する情報であることを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のプログラム。
  19. 前記接続情報は、前記外部装置のSSID及び前記外部装置と接続するために用いられるパスワードのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載のプログラム。
  20. 前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信された場合、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯のうち、前記通信装置に送信された前記周波数帯情報に対応する周波数帯が優先的に用いられて、前記外部装置が前記通信装置によって検索され、
    前記外部装置を発見した検索に用いられた周波数帯が用いられて、前記通信装置によって発見された前記外部装置と前記通信装置が前記接続情報によって接続することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載のプログラム。
  21. 前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信された場合、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯のうち、前記通信装置に送信された前記周波数帯情報に対応する周波数帯が用いられて、前記外部装置が前記通信装置によって検索され、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯のうち、前記通信装置に送信された前記周波数帯情報に対応しない周波数帯が用いられて、前記外部装置が前記通信装置によって検索されないことを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 第1の周波数帯を用いた無線通信と、第2の周波数帯を用いた無線通信と、を少なくとも実行可能な通信装置と通信する情報処理装置の制御方法であって、
    前記通信装置と外部装置を無線接続させるための処理の実行指示を受け付ける受け付けステップと、
    前記実行指示が受け付けられたことに応じて、外部装置と無線接続するために利用される接続情報と、前記外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する周波数帯情報と、を前記通信装置に送信する送信ステップを有し、
    前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信された場合、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯のうち、前記通信装置に送信された前記周波数帯情報に対応する周波数帯が優先的に用いられて、前記通信装置と前記外部装置が前記接続情報によって接続することを特徴とする制御方法。
  23. 第1の周波数帯を用いた無線通信と、第2の周波数帯を用いた無線通信と、を少なくとも実行可能な通信装置と通信する情報処理装置であって、
    前記通信装置と外部装置を無線接続させるための処理の実行指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記実行指示が受け付けられたことに応じて、外部装置と無線接続するために利用される接続情報と、前記外部装置と無線接続するために利用される周波数帯に関する周波数帯情報と、を前記通信装置に送信する送信手段を有し、
    前記接続情報及び前記周波数帯情報が前記通信装置に送信された場合、前記第1の周波数帯と前記第2の周波数帯のうち、前記通信装置に送信された前記周波数帯情報に対応する周波数帯が優先的に用いられて、前記通信装置と前記外部装置が前記接続情報によって接続することを特徴とする情報処理装置。
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