JP2022085597A - 組成物 - Google Patents

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Kosuke Nakanishi
康昭 加藤
Yasuaki Kato
雅弘 西尾
Masahiro Nishio
浩二 鈴木
Koji Suzuki
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Abstract

【課題】次亜塩素酸水や金属イオン水等の元となる水溶液を生成する。【解決手段】タブレット(1200)は、水に溶けて塩化物イオンを生じる塩化物と、前記塩化物が溶けた水を弱酸性にするpH調整用物質とを含む。【選択図】図14

Description

本発明は、水を電気分解して電解水を生成する元となる水溶液を生成するための組成物に関する。
消毒剤、殺菌剤として、次亜塩素酸水が知られている。また、防臭剤、抗菌剤として金属イオン水が知られている。
例えば、特許文献1には、次亜塩素酸水または金属イオン水を生成、噴霧可能な携帯用電解水噴霧器が記載されている。
特開2020-11159号公報
しかし、上述した従来技術では、次亜塩素酸水や金属イオン水を生成するための元となる水容液をどのように生成するかという点については記載されていない。
本発明の一態様は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、次亜塩素酸水や金属イオン水等の元となる水溶液を生成するための組成物を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る組成物は、タブレット状に形成され、水に溶けて塩化物イオンを生じる塩化物と、前記塩化物が溶けた水を弱酸性にするpH調整用物質とを、含む。
本発明の一態様によれば、組成物にpH調整用物質が含まれるため、水溶液中の水素イオン濃度指数(pH)が高くなりすぎることを抑制できるという効果を奏する。また、組成物をタブレット状に形成することにより、ユーザは、タブレットを水に投入するのみで、次亜塩素酸水および金属イオン水等の元となる水溶液を生成することができる。
本発明に係る機能水生成装置の外観図である。 機能水生成装置において、蓋部を取り外した状態を示す図である。 機能水生成装置において、本体部と底部とを分けた状態を示す図である。 機能水生成装置の概要を示す機能ブロック図である。 機能水生成用電極の配置例を示す図である。 図5に示す配置例の断面を示す図である。 機能水生成用電極の配置例の他の例を示す図である。 機能水生成用電極の配置例のさらに他の例を示す図である。 機能水生成用電極の配置構造の例を示す図である。 機能水生成用電極に電力を供給する流れを示すフローチャートである。 機能水生成用電極に電力を供給する流れを示すフローチャートである。 次亜水の生成と銀イオン水の生成との生成タイミングを示す図である。 次亜水の生成と銀イオン水の生成との生成タイミングを示す図である。 次亜水の生成と銀イオン水の生成との生成タイミングを示す図である。 機能水の元となる水溶液を生成するためのタブレットの構造例を示す図である。 機能水の元となる水溶液を生成するためのタブレットの構造例を示す断面図である。 機能水の元となる水溶液を生成するためのタブレットの構造例を示す断面図である。 酸ごとの残留塩素濃度の違いを示すグラフである。 酸ごとの残留塩素濃度の違いを示すグラフである。 酸ごとの残留塩素濃度の違いを示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
〔全体概要〕
まず、図1~3を参照して機能水生成装置(電解水生成装置)1の全体概要について説明する。本実施形態に係る機能水生成装置1は、塩化物を含む水容液を電気分解し、電解水として機能水を生成するものである。ここで、機能水とは、次亜塩素酸を含む次亜塩素酸水(次亜水とも呼ぶ)、および銀イオンを含む銀イオン水の両方を含む水をいう。なお、本実施形態では銀イオンを例に挙げて説明するが、銅イオン、亜鉛イオン等の金属イオンであってもよい。また、後述する銀イオン水は金属イオン水であってもよい。
図1は、機能水生成装置1の外観図である。図1に示すように、機能水生成装置1は、一例として縦型の略円柱形状であり、使用する状態において、上から蓋部10、本体部20、および底部30となっている。図2に示すように蓋部10は取り外し可能である。蓋部10を取り外すことにより、本体部20の内部の電解槽(電気分解槽)210への水の投入、および電解槽210からの水の取り出しが可能となる。
図3は、本体部20と底部30とを分離した状態を示す図である。本体部20と底部30とは着脱可能となっている。図3に示すように、底部30の上面、すなわち、本体部20の底に対向する部分に、電極固定板50が設けられている。これにより、電解槽210の下部に電極固定板50が設けられ、電極固定板50に後述する機能水生成用電極2が配置されることにより、電解槽210において水(水溶液)の電気分解を行うことができる。
また、図示はしていないが、底部30に機能水生成用電極2を制御するための制御ユニット(電力供給制御装置)100、および電源部130が格納されている。
〔機能水生成装置1の要部構成〕
次に、図4を参照して機能水生成装置1の要部構成について説明する。図4は、機能水生成装置1の要部構成を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、機能水生成装置1は、制御ユニット100、電源部130、および電解槽210を含む。
制御ユニット100は、機能水生成用電極2に供給する電力を制御するものであり、電力制御部101、および制御スイッチ102を含む。機能水生成用電極2とは、詳細は後述するが、本実施形態に係る機能水、すなわち次亜水および銀イオン水の生成に用いられる電極である。
電力制御部101は、制御スイッチ102を介して機能水生成用電極2に供給される電力を制御する。制御スイッチ102は、電力制御部101によって制御されるスイッチであり、電源部130から供給された電力を所望の機能水生成用電極2に供給できるようにするものである。
電力制御部101は、制御スイッチ102を制御することにより、機能水生成用電極2への電力を制御するものであり、第1電力供給部111および第2電力供給部112を含む。第1電力供給部111は、次亜水生成用電極対(第1電極部)21への電力供給を制御するものである。また、第2電力供給部112は、銀イオン水生成用電極対(第2電極部)22への電力供給を制御するものである。
また、電解槽210内には、次亜塩素酸を発生させるための次亜水生成用電極対21、および銀イオンを発生する銀イオン水生成用電極対22が配置されている。次亜水生成用電極対21は、次亜水生成用電極(第1電極)211および次亜水生成用電極211に対する陰極212からなる。また、銀イオン水生成用電極対22は、銀イオン水生成用電極(第2電極)221および銀イオン水生成用電極221に対する陰極222からなる。なお、ここでは、陰極212と陰極222とは異なるものとして記載したが、1つの陰極(例えば接地電極)を共用してもよい。なお、次亜水生成用電極対21および銀イオン水生成用電極対22を区別する必要が無い場合、両者を合わせて機能水生成用電極2と呼ぶ。
次亜水生成用電極対21は、次亜水を生成するための電極対である。次亜水生成用電極対21では、次亜水生成用電極211にて、2Cl→Cl+2eの反応が起こり、陰極212にて2H+2e→Hの反応が起こる。そして、次亜水生成用電極211にて発生したClが水と反応する、すなわち、Cl+HO→HCl+HClOの反応が起こり、次亜塩素酸(HClO)が生成されて次亜塩素酸水(次亜水)が生成される。
次亜水生成用電極211の例としては、白金または白金とイリジウムとの合金が挙げられる。白金または白金とイリジウムとの合金をそのまま電極として用いてもよいし、これらを電極触媒としてもよい。
また、次亜水生成用電極211と陰極212とは、周期的に陽極と陰極とが入れ替わる構成であってもよい。この場合、陰極212は白金または白金とイリジウムとの合金であってもよいし、白金または白金とイリジウムを電極触媒として用いた電極であってもよい。
銀イオン水生成用電極対22は、銀イオン水を生成する電極対である。銀イオン水生成用電極対22では、銀イオン水生成用電極221にて、Ag→Ag+eの反応が起こり、陰極222にて、H+e→1/2Hの反応が起こる。これにより、水中に銀イオンAgが溶けだし、銀イオン水が生成される。
銀イオン水生成用電極221は、銀を用いるか、銀を含む電極触媒を用いる。なお、上述したように銀イオン水とは異なる金属イオン水を生成する場合は、当該金属を電極とするか、当該金属を含む電極触媒を用いればよい。
また、銀イオン水生成用電極221と陰極222とは、周期的に陽極と陰極とが入れ替わる構成であってもよい。この場合、陰極222は銀であってもよいし、銀を電極触媒として用いた電極であってもよい。
次亜水は、殺菌剤、消毒剤として有用であり、銀イオン水は、防臭剤、抗菌剤として有用である。そして、本実施形態に係る機能水生成装置1により生成された機能水は、次亜水と銀イオン水の両者を含むので、次亜水の有用性と銀イオン水の有用性との両方を含み、殺菌剤、消毒剤、防臭剤、抗菌剤として有用である。
〔機能水生成用電極2の詳細〕
次に、図5~9を参照して、機能水生成用電極2の詳細について説明する。図5~図9は、機能水生成用電極2の構造を示す図である。より詳細には、図5は、機能水生成用電極2の配置の一例を示す図である。図6は、図5に示す配置例を、機能水生成装置1の縦方向で切った断面を示す図である。図7および図8は図5の配置例とは異なる配置例を示す図である。図9は、機能水生成用電極2の配置構造の例を示す図である。
図5、6に示す配置例の場合、機能水生成用電極2は、電極固定板50に次亜水生成用電極対21が配置され、次亜水生成用電極対21の下部に銀イオン水生成用電極対22が配置されている。このため、電極固定板50は、単なる平板形状ではなく、平板中央部に凹部が設けられ、当該凹部に銀イオン水生成用電極対22が配置されている。
次亜水生成用電極対21は、次亜水生成用電極211と陰極212とのそれぞれは、上面から見て、円形状となっており、半径方向に延びた直線部と直線部から円弧方向に延びた櫛歯状の円弧部とを含む形状となっている。そして、次亜水生成用電極211および陰極212のそれぞれの櫛歯状の円弧部の櫛歯部分がそれぞれの間に噛み合うように配置されている。具体的には、一方の電極の歯部分と他方の電極の切れ込み部分とが噛み合って配置されている。
また、銀イオン水生成用電極対22は、次亜水生成用電極対21の略中央下側に、配置されている。銀イオン水生成用電極対22の銀イオン水生成用電極221および陰極222は、平板の長方形であり、両者の平面が向き合うように配置されている。
このように、次亜水生成用電極対21のそれぞれを櫛歯状とし、櫛歯部分が噛み合うように配置することにより、次亜水生成用電極対21の配置に必要な領域を最小限にしつつ、陽極と陰極とが対向する面の面積を大きくとることができる。よって、電気分解能力を高めつつ、機能水生成装置1を小型化することができる。
また、次亜水生成用電極対21よりも重力方向で下側に銀イオン水生成用電極対22を配置することにより、銀イオン水生成用電極対22において析出したスケール等が次亜水生成用電極対21に影響を及ぼすことを抑制できる。ここで、スケールとは、水中に含まれるカルシウム等の化合物等が電極の表面に析出したものである。銀イオン水生成用電極対22の陰極では、水素が発生するとともに、水中に含まれるカルシウムなどが化合物のスケールとして表面に析出する。また陽極では、当該電極の成分金属の塩化物および硫化物が表面に発生する。使用が長期にわたると、スケールや塩化物、硫化物が陰極表面に厚く堆積し、金属イオンの溶出を妨げてしまうとともに、次亜水生成用電極対21に対し悪影響を及ぼす可能性がある。
次に、図7を参照して機能水生成用電極2の配置例の他の例について説明する。なお、図7に示す配置例では、機能水生成用電極2Aとしている。
図7に示す例では、次亜水生成用電極対(第1電極部)について、第1の次亜水生成用電極対21Aおよび第2の次亜水生成用電極対21aの2組設け、電極固定板50に配置している。より詳細には、第1の次亜水生成用電極対21Aとして、電極固定板50の半分の領域に次亜水生成用電極211Aおよび次亜水生成用電極211Aに対する陰極212Aを設け、第2の次亜水生成用電極対21aとして、もう半分の領域に次亜水生成用電極211aおよび次亜水生成用電極211aに対する陰極212aを設けている。そして、第1の次亜水生成用電極対21Aと第2の次亜水生成用電極対21aとの間に銀イオン水生成用電極対(第2電極部)22Aを設けている。
換言すれば、第1の次亜水生成用電極対21Aおよび第2の次亜水生成用電極対21aは、同じ面上に対向して配置されており、第1の次亜水生成用電極対21Aと第2の次亜水生成用電極対21aとの間に銀イオン水生成用電極対22が配置されている。
次亜水生成用電極211A、陰極212A、次亜水生成用電極211a、陰極212aはそれぞれ、櫛歯状であり、次亜水生成用電極211Aの櫛歯部分と陰極212Aの櫛歯の間の部分とが噛み合うように配置され、次亜水生成用電極211aの櫛歯部分と陰極212aの櫛歯部分とが噛み合うように配置されている。
また、銀イオン水生成用電極221Aおよび陰極222Aはそれぞれ長方形の平板形状である。銀イオン水生成用電極221Aおよび陰極222Aは、長方形の長辺側を上下に向けて、相互に向き合うように配置されている。
このように、第1の次亜水生成用電極対21Aおよび第2の次亜水生成用電極対21aの間に銀イオン水生成用電極対22Aを配置することにより、銀イオン水生成用電極対22Aで析出したスケールが第1の次亜水生成用電極対21Aおよび第2の次亜水生成用電極対21aに影響を及ぼすことを抑制できる。
また、電極固定板50における、第1の次亜水生成用電極対21Aと銀イオン水生成用電極対22Aとの間、および第2の次亜水生成用電極対21aと銀イオン水生成用電極対22Aとの間に上部方向に突出した線状の隆起部を設けてもよい。これにより、第1の次亜水生成用電極対21Aおよび第2の次亜水生成用電極対21aと銀イオン水生成用電極対22Aとの間が隆起部で仕切られることになり、銀イオン水生成用電極対22Aで析出したスケールが第1の次亜水生成用電極対21Aおよび第2の次亜水生成用電極対21aに影響を及ぼすことを抑制できる。
次に、図8を参照して、機能水生成用電極2の配置例のさらに他の例について説明する。なお、図8に示す例では、機能水生成用電極2Bとしている。
図8に示す例では、次亜水生成用電極対(第1電極部)21Bの形状は、上述した次亜水生成用電極対21と略同様である。本例では、銀イオン水生成用電極対(第2電極部)22Bが、次亜水生成用電極対21Bと同じ平面上で、離れた位置に配置されている。
換言すれば、次亜水生成用電極対21Bは、同じ面上に対向して配置されており、銀イオン水生成用電極対22Bは、次亜水生成用電極対21Bと同一面上で、次亜水生成用電極対21Bから離れる側に配置されている。
このように、次亜水生成用電極対21Bと銀イオン水生成用電極対22Bとを離れた配置とすることにより、銀イオン水生成用電極対22Bで析出したスケールが次亜水生成用電極対21Bに影響を及ぼすことを抑制できる。
次に、図9を参照して、機能水生成用電極2の配置構造の例について説明する。なお、図9に示す例では、機能水生成用電極2Cとしている。また、図9では、本体部20および底部30は省略している。図9に示す例において、次亜水生成用電極対21Cおよび銀イオン水生成用電極対22Cの配置は、上述した図8に示す例で説明した次亜水生成用電極対21Bおよび銀イオン水生成用電極対22Bの配置と略同様である。本例において、図8に示した例と異なるのは、次亜水生成用電極対21Cと電極固定板50との間に空隙90が設けられている点である。
具体的には、次亜水生成用電極対21Cの重力方向下側に空隙90が設けられ、さらに下側に電極固定板50が配置されている。空隙90は、次亜水生成用電極対21Cが設けられている領域の、次亜水生成用電極対21Cの重力方向下側に設けるとよい。なお、空隙90が設けられていない箇所では、次亜水生成用電極対21Cの下部に接するように電極固定板50が設けられている。なお、空隙90は、次亜水生成用電極対21Cの真下および次亜水生成用電極211Cと陰極212Cとの間の真下に設けられていると好適である。なお、図示はしていないが、銀イオン水生成用電極対22Cの重力方向下側に空隙を設ける構成であってもよい。空隙は、銀イオン水生成用電極対22Cが設けられている領域の、銀イオン水生成用電極対22Cの重力方向下側に設けるとよい。具体的には、銀イオン水生成用電極221Cと陰極222Cの真下、および両者の間の真下に空隙90を設ける構成とするとよい。
空隙90が設けられることにより、銀イオンまたは次亜塩素酸を生成するときに発生するスケール等の異物が、重力方向下側に落ちて空隙90に収容されるため、異物が電極に作用するおそれを低減することができる。
なお、次亜水生成用電極対21A、21aおよび銀イオン水生成用電極対22Aは、電極固定板50における固定面に垂直な方向から見た上面視において、次亜水生成用電極対21と銀イオン水生成用電極対22とが、互いに重ならないよう配置されていればよい。換言すれば、機能水生成装置1が使用する状態に置かれたときの鉛直方向下向きに見た上面視において、次亜水生成用電極対21と銀イオン水生成用電極対22とが、互いに重ならないよう配置されていればよい。次亜水生成用電極対21Bおよび銀イオン水生成用電極対22Bについても同様である。また、次亜水生成用電極対21Cおよび銀イオン水生成用電極対22Cについても同様である。
次に、図10、11を参照して、機能水生成用電極2を制御する流れについて説明する。図10、図11は機能水生成用電極2の制御の流れを示すフローチャートである。
まず、図10に示す流れについて説明する。図10に示す例では、電力制御部101は、まず、次亜水生成用電極211への電力の供給を開始する(S101、第1電力供給ステップ)。次に、電力制御部101は、S101において電力供給を開始した時点から、次亜水生成用電極211に電力を供給する時間である第1所定時間(第1供給時間)が経過したか否かを確認し(S102)、第1所定時間が経過したら(S102でYES)、次亜水生成用電極211への電力の供給を終了する(S103)。なお、第1所定時間は予め定められているものである。例えば、残留塩素濃度120ppm、銀イオン濃度2ppmにする場合、約50分である。
次に、電力制御部101は、銀イオン水生成用電極221への電力の供給を開始する(S104、第2電力供給ステップ)。そして、電力制御部101は、S104における電力の供給を開始した時点から、銀イオン水生成用電極対22に電力を供給する時間である第2所定時間(第2供給時間)が経過したか否かを確認し(S105)、第2所定時間が経過したら(S105でYES)、銀イオン水生成用電極221への電力の供給を終了する(S106)。なお、第2所定時間は予め定められているものである。例えば、残留塩素濃度120ppm、銀イオン濃度2ppmにする場合、約2分である。
以上が、機能水生成用電極2を制御する流れである。このように、まず、次亜水生成用電極211へ電力を供給し、供給終了後に、銀イオン水生成用電極221へ電力を供給することにより、次亜水生成用電極211と銀イオン水生成用電極221との両方への電力の供給を同時に行うことにより生じる弊害を防止することができる。例えば、銀イオン水生成用電極対22における反応の逆反応により銀イオンが還元され、次亜水生成用電極211に対する陰極212に銀が析出してしまった場合、次亜水生成用電極対21における電気分解の能力が落ちてしまう可能性がある。また、銀イオンは、溶液中に塩化物イオンが存在している場合、結合して塩化銀となり沈殿物を生成してしまう可能性がある。上記のように、次亜水生成用電極211へ電力を供給し、供給終了後に、銀イオン水生成用電極221へ電力を供給することにより、このような弊害を抑制することができる。
以上のように、本実施形態に係る制御ユニット100は、水を電気分解するための電極への電力供給を制御するものであり、次亜塩素酸を発生させるための次亜水生成用電極211への電力供給を制御する第1電力供給部111と、銀イオンを発生する銀イオン水生成用電極221への電力供給を制御する第2電力供給部112と、を備え、第2電力供給部112は、第1電力供給部111が次亜水生成用電極211への電力供給を開始した時点から所定時間経過した後、銀イオン水生成用電極221への電力供給を開始するものである。
次に、図11を参照して、図10とは異なる処理の流れについて説明する。図11に示す例では、電力制御部101は、まず、次亜水生成用電極211への電力の供給を開始する(S201)。次に、電力制御部101は、S201における電力の供給を開始した時点から、第3所定時間が経過したか否かを確認し(S202)、第3所定時間が経過したら(S202でYES)、銀イオン水生成用電極221への電力の供給を開始する(S203)。第3所定時間とは、第1所定時間から第2所定時間以下の時間を減じた時間である。例えば、上述した例のように、第1所定時間が50分、第2所定時間が2分で、減じる時間を2分とした場合、第3所定時間は、50-2=48分である。
次に、電力制御部101は、S203における電力の供給を開始した時点から、第4所定時間が経過したか否かを確認し(S204)、第4所定時間が経過したら(S204でYES)、次亜水生成用電極211および銀イオン水生成用電極221への電力の供給を終了する(S205)。第4所定時間は、第2所定時間と同じであり、例えば2分である。
以上が、機能水生成用電極2を制御する別の流れである。このように、まず、次亜水生成用電極211へ電力を供給し、その後、銀イオン水生成用電極221へ電力を供給し、両電極への電力の供給の終了を合わせることで、次亜水生成用電極211と銀イオン水生成用電極221との両方への電力の供給を同時に行うことにより生じる弊害を抑制しつつ、電解時間を短縮することができる。
また、次亜水生成時は気体が発生するため、電解槽210内の水溶液が撹拌される。よって、次亜水の生成と、銀イオン水の生成とが重なっていれば、生成した銀イオンが水溶液中に分散され、濃度が均一化された銀イオン水とすることができる。
なお、ここでは、機能水に次亜水が含まれるため、次亜水と銀イオン水との生成順序を例に挙げて説明しているが、上記の制御フローは次亜水に限られるものではない。例えば、次亜水の代わりにオゾン水を用いる場合、上述した次亜水を生成するための処理を、オゾン水を生成するための処理とした制御フローを用いることも可能である。銀イオン水の生成において銀が析出してしまうことによる弊害を抑制できる点は同じであるためである。
図12~14に、次亜水と銀イオン水とが生成される順序を示す。図12に示す例では、次亜水の生成に50分、銀イオン水の生成に2分を要するものとする。
まず、図10に示すフローチャートで説明した例の場合、すなわち、まず次亜水を生成し、次亜水生成後に銀イオン水を生成する場合、図12に示すように、電解開始後、まず次亜水の生成を50分間、行い、その後銀イオン水の生成を2分間、行うことになる。この場合、全体では、機能水の生成に52分間かかることになる。
次に、図11に示すフローチャートで説明した例で、第3所定時間が48分の場合、図13に示すように、電解開始後、まず次亜水の生成を開始し、48分後に、銀イオン水の生成を開始する。次亜水の生成時間は50分、銀イオン水の生成時間は2分なので、電解開始後50分が経過したときに、次亜水および銀イオン水の両方の生成が完了する。よって、この場合、機能水の生成に50分間かかることになる。
また、図11に示すフローチャートで説明した例で、第3所定時間が49分の場合、図14に示すように、電解開始後、まず次亜水の生成を開始し、49分後に、銀イオン水の生成を開始する。次亜水の生成時間は50分、銀イオン水の生成時間は2分なので、電解開始後50分が経過したときに、次亜水の生成が完了し、その1分後に銀イオン水の生成が完了する。よって、この場合、機能水の生成に51分間かかることになる。
これにより、次亜水を生成後に銀イオン水を生成する場合よりも全体の処理にかかる時間を短縮しつつ、次亜水の生成時に発生する気体により、銀イオン水の濃度を均一化とすることができる。
次に、図15~17を参照して、次亜水を生成する元となる水溶液の生成について説明する。本実施形態では、水溶液の生成に用いる組成物としてタブレット状に形成されたタブレット1200を例に挙げて説明する。本実施形態では、電解槽210(図3参照)に水を入れ、そこに塩化物を含むタブレット1200を投入して、塩化物イオンを含む水溶液とし、当該水溶液を電気分解することにより、次亜水を含む機能水を生成する。
さらに、本実施形態では、タブレット1200に塩化物のみではなく酸(pH調整用物質)も含む。酸を含むことにより、電解槽210内の水溶液の水素イオン濃度指数(pH)が高くなり過ぎることを抑制できる。pHが高くなると有効塩素濃度が同じでも消毒効果が低くなるため、望ましくない。具体的には、弱酸性(pH5以上7未満、好ましくはpH5以上6.5未満)が望ましい。なお、酸を含めずに強アルカリになった場合、皮膚に影響があり、逆に強酸性になると塩素ガスが発生し、望ましくない。
図15に、タブレット1200の一例を示す。図15に示す例では、タブレット1200は、1層構造であり、内部に塩化物および酸を含む。
図16に、タブレット1200の他の例を示す。図16に示す例では、タブレット1200は、内部層1212と、内部層1212全体を覆う外部層1211との2層構造となっており、内部層1212に酸が含まれ、外部層1211に塩化物が含まれる構成である。換言すれば、酸を含む部分である内部層1212はタブレット1200の内側に位置し、塩化物を含む部分である外部層1211はタブレット1200の外周側に位置し、酸を含む部分である内部層1212を覆っている。
この2層構造によれば、タブレット1200を水に投入後、最初に塩化物が含まれる外部層1211が水に溶けるので、効率的に次亜塩素酸を生成することができる。また、投入当初は、内部層1212に含まれる酸が水に溶けることが無いので、水が酸性によることにより次亜塩素酸が減少してしまうことを抑制できる。また、図15に示す構造と同量の塩化物を含む場合、図15に示す構造よりも水に接している塩化物の量が多くなるので、次亜塩素酸の生成速度の向上が期待できる。
図17に、タブレット1200のさらに他の例を示す。図17に示す例では、タブレット1200は、略同体積の2部分で構成されており、第1部分1213に塩化物が含まれ、第2部分1214に酸が含まれている。換言すれば、タブレット1200は、塩化物を含む第1部分1213と酸を含む第2部分1214とが略中央で二分割されている。すなわち、本例に係るタブレット1200は、水に投入された状態で塩化物を含む第1部分1213が下側に位置するよう、塩化物を含む第1部分1213と酸を含む第2部分1214とが2層に構成されている。図17に示す例では、タブレット1200は、短手方向において塩化物を含む第1部分1213(第1層)と酸を含む第2部分1214(第2層)とに分かれている。
塩化物の方が酸よりも比重が高いため、水中において、塩化物を含む第1部分1213は、酸を含む第2部分1214よりも、下側となる。よって、機能水生成用電極2が下側に配置されていれば、機能水生成用電極2近傍に塩化物が存在することになり、ひいては、機能水生成用電極2近傍に塩化物イオンが多く存在することになるので、次亜塩素酸の生成速度の向上が期待できる。
タブレット1200に含める塩化物の例としては、塩化ナトリウムが挙げられる。また、タブレット1200に含めるpH調整用物質の例としては、クエン酸、アジピン酸、コハク酸、アミド硫酸、リン酸二水素ナトリウムやリン酸二水素カリウム等のリン酸系、炭酸等の無機酸、酢酸やリンゴ酸等の有機酸が挙げられる。アジピン酸、コハク酸、アミド硫酸、リン酸系であれば、濃度を維持しやすい。また、アジピン酸やコハク酸は添加量が少なく済み、安全性も高い。
タブレット1200における、塩化物と酸との割合は、例えば以下の通りであってよい。pH6程度で、遊離塩素濃度100ppmの水溶液とする場合、塩化ナトリウムを150~200ppm、酸は、アジピン酸であれば200ppm、コハク酸であれば150ppm程度を含むようにすればよい。ここで、ppmはタブレット1200を水中に投入し、すべて溶けたときのそれぞれの濃度である。なお、塩化物および酸の量を重量で表記する場合は、上記のppmをmg(ミリグラム)に読み替え、タブレット1200を投入する水の量を1リットルとすれば、同様の量となる。
このように、塩化物と酸との重量比は、食塩/アジピン酸=0.75~1.0、食塩/コハク酸≒1.0であってよい。また、酸として、アミド硫酸、グリコール酸、リンゴ酸、フマル酸、アスコルビン酸を用いる場合、食塩/酸=1.0でよい。
図18~20に、酸の種類ごとの残留塩素濃度と経過時間との関係を示す。図18に示すように、酸として、アジピン酸、コハク酸を用いた場合、20時間以上経過しても、残留塩素濃度はあまり下がらない。一方、クエン酸を用いた場合、2時間経過すると70%近くまで低下し、10時間経過すると40%近くまで低下する。
ここで、残留塩素濃度とは、時間0、すなわち酸を投入した時点における塩素濃度を100とし、これに対する割合を示すものである。例えば、残留塩素濃度が50%であれば、当該時点における塩素濃度が時間0における塩素濃度の半分であったことを示す。
また、図19に示すように、酸としてアミド硫酸、グリコール酸を用いた場合、アジピン酸、コハク酸と同様に、残留塩素濃度はあまり低下しない。一方、DL-リンゴ酸、フマル酸、L-アスコルビン酸を用いた場合、時間の経過とともに残留塩素濃度は大きく低下していく。
図20は、経過時間が2時間までの状態を示す。図20に示すように、アミノ酸、コハク酸、アジピン酸、グリコール酸は、2時間経過しても残留塩素濃度はほぼ低下しない。一方、DL-リンゴ酸、フマル酸、L-アスコルビン酸は時間の経過とともに残留塩素濃度も低下していく。また、この順で低下の度合いが大きくなっていく。
〔ソフトウェアによる実現例〕
機能水生成装置1の制御ユニット100(特に電力制御部101、第1電力供給部111、第2電力供給部112)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御ユニット100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る組成物は、タブレット状に形成され、水に溶けて塩化物イオンを生じる塩化物と、前記塩化物が溶けた水を弱酸性にするpH調整用物質とを、含む。
前記の構成によれば、組成物にpH調整用物質が含まれるため、水溶液中のpHが高くなりすぎることを抑制できる。また、組成物をタブレット状に形成することにより、ユーザは、タブレットを水に投入するのみで、次亜塩素酸水および金属イオン水等の元となる水溶液を生成することができる。
本発明の態様2に係る組成物は、前記態様1において、前記pH調整用物質を含む内部層と、前記内部層の外周を覆う、前記塩化物を含む外部層と、を含むものであってもよい。
前記の構成によれば、塩化物が先に溶けるので、効率的に次亜塩素酸を生成することができる。
また、タブレットが溶けだした当初は、酸が溶けることにより水溶液が酸性に寄ってしまうことが無いので、次亜塩素酸の減少を抑制できる。
本発明の態様3に係る組成物は、前記態様1において、前記塩化物を含み、水に投入された状態で下側に位置する第1部分と、前記pH調整用物質を含む第2部分と、を含むものであってもよい。
一般的に、塩化物の方が酸よりも比重が高いため、水中では下側にいきやすい。よって、機能水生成電極が下側に配置されていれば、機能水生成電極近傍に塩化物が存在することになり、ひいては、機能水生成電極近傍に塩化物イオンが多く存在することになる。したがって、前記の構成によれば、次亜塩素酸の生成速度の向上が期待できる。
本発明の態様4に係る組成物は、前記態様1~3のいずれかにおいて、前記pH調整用物質は、クエン酸、アジピン酸、コハク酸、アミド硫酸、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、炭酸、リン酸、酢酸、リンゴ酸のうちの少なくとも何れかを含むものであってもよい。
前記pH調整用物質を用いることにより、電解水のpHを適切にすることができる。
本発明の態様5に係る組成物は、前記態様1~4のいずれかにおいて、前記pH調整用物質は、前記塩化物が溶けた水のpHを7未満にするものであってもよい。また、好ましくは6.5未満であってよい。
前記の構成によれば、塩化物が溶けた水のpHが5.0~6.5となるので、アルカリ性にも酸性にも偏らず、望ましいものとすることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 機能水生成装置(電解水生成装置)
2 機能水生成用電極
10 蓋部
20 本体部
30 底部
50 電極固定板
21、21B 次亜水生成用電極対(第1電極部)
21A 第1の次亜水生成用電極対
21a 第2の次亜水生成用電極対
211、211A、211a 次亜水生成用電極に対する陰極
212、212A、212a 次亜水生成用電極(第1電極)
22、22A、22B 銀イオン水生成用電極対(第2電極部)
221、221A、221B 銀イオン水生成用電極に対する陰極
222、222A、222B 銀イオン水生成用電極(第2電極)
100 制御ユニット(電力供給制御装置)
101 電力制御部
111 第1電力供給部
112 第2電力供給部
130 電源部
210 電解槽(電気分解槽)
1200 タブレット(組成物)

Claims (5)

  1. タブレット状に形成され、
    水に溶けて塩化物イオンを生じる塩化物と、
    前記塩化物が溶けた水を弱酸性にするpH調整用物質とを、含むことを特徴とする組成物。
  2. 前記pH調整用物質を含む内部層と、
    前記内部層の外周を覆う、前記塩化物を含む外部層と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 前記塩化物を含み、水に投入された状態で下側に位置する第1部分と、
    前記pH調整用物質を含む第2部分と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  4. 前記pH調整用物質は、クエン酸、アジピン酸、コハク酸、アミド硫酸、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、炭酸、リン酸、酢酸、リンゴ酸のうちの少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記pH調整用物質は、前記塩化物が溶けた水のpHを7未満にするものであることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の組成物。
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