JP2022080371A - 天板支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板を薄く形成し、かつ、被検体が載置された天板が撓むことを抑制することのできる天板支持装置を提供する。【解決手段】天板支持装置は、天板131と、1対のレールと、を備える。天板には、被検体Pが載置される。1対のレールは、第1方向に沿って延設され、天板を第1方向に沿って移動可能に支持する。1対のレールは、水平方向で、かつ、第1方向に対して直交する第2方向について、天板の中心から離れる側を向く力を天板に加える。【選択図】図2

Description

本明細書及び図面に開示の実施形態は、被検体が載置される天板を備える天板支持装置に関する。
被検体が載置される天板を備える装置として、例えば、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置が知られている。磁気共鳴イメージング装置は、ボアを有する架台(ガントリ)と、天板を支持する寝台とを備える。寝台は、天板を移動させる寝台駆動装置を備える。磁気共鳴イメージング装置を用いた撮影では、被検体が載置された天板をボアの内部へ移動させ、撮影を実行する。天板は、撓むことなく被検体を支持可能で、かつ、薄く形成されることが好ましい。
特開2012-165955号公報
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、天板を薄く形成し、かつ、被検体が載置された天板が撓むことを抑制することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
実施形態に係る天板支持装置は、天板と、1対のレールと、を備える。前記天板には、被検体が載置される。前記1対のレールは、第1方向に沿って延設され、前記天板を前記第1方向に沿って移動可能に支持する。前記1対のレールは、水平方向で、かつ、前記第1方向に対して直交する第2方向について、前記天板の中心から離れる側を向く力を前記天板に加える。
図1は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の制御構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の寝台に被検体が載置された状態を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の寝台に被検体が載置された状態を天板の移動方向の一方から視た図である。 図4は、図3における寝台に設けられたレールと天板との接続部を拡大して示す模式図である。 図5は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の架台の内部の構造を示す模式図である。 図6は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の架台の内部に被検体が配置された状態を示す斜視図である。 図7は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の架台の内部に被検体が載置された状態を天板の移動方向に垂直な断面で示す図である。 図8は、図7における架台に設けられたレールと天板との接続部を拡大して示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、天板支持装置の実施形態について詳細に説明する。以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(実施形態)
実施形態では、被検体が載置される天板を備える天板支持装置として、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置を一例に説明する。
図1は、本実施形態の磁気共鳴イメージング装置1の制御構成を示す図である。図1に示すように、磁気共鳴イメージング装置1は、架台11、寝台13、傾斜磁場電源21、送信回路23、受信回路25、寝台駆動装置27、シーケンス制御回路29及びホストコンピュータ(Host Computer)50を有する。ホストコンピュータは、データ処理装置の一例である。また、図2は、磁気共鳴イメージング装置1の寝台13に被検体Pが載置された状態を示す図である。
図1及び図2に示すように、架台11は、静磁場磁石41と傾斜磁場コイル43とを有する。静磁場磁石41と傾斜磁場コイル43とは架台11の筐体111に収容されている。架台11の筐体111には中空形状を有するボア112が形成されている。架台11のボア112内には送信コイル45と受信コイル47とが配置される。架台11は、「ガントリ」と呼ばれてもよい。
静磁場磁石41は、中空の略円筒形状を有し、略円筒内部に静磁場を発生する。静磁場磁石41としては、例えば、永久磁石、超伝導磁石または常伝導磁石等が使用される。ここで、静磁場磁石41の中心軸をZ軸に規定し、Z軸に対して鉛直に直交する軸をY軸に規定し、Z軸に水平に直交する軸をX軸に規定する。X軸、Y軸及びZ軸は、直交3次元座標系を構成する。
傾斜磁場コイル43は、静磁場磁石41の内側に取り付けられ、中空の略円筒形状に形成されたコイルユニットである。傾斜磁場コイル43は、傾斜磁場電源21からの電流の供給を受けて傾斜磁場を発生する。より詳細には、傾斜磁場コイル43は、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸に対応する3つのコイルを有する。当該3つのコイルは、X軸、Y軸、Z軸の各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を形成する。X軸、Y軸、Z軸の各軸に沿う傾斜磁場は合成されて互いに直交するスライス選択傾斜磁場Gs、位相エンコード傾斜磁場Gp及び周波数エンコード傾斜磁場Grが所望の方向に形成される。スライス選択傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面(スライス)を決めるために利用される。位相エンコード傾斜磁場Gpは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号(以下、MR信号と呼ぶ)の位相を変化させるために利用される。周波数エンコード傾斜磁場Grは、空間的位置に応じてMR信号の周波数を変化させるために利用される。なお、以下の説明においてスライス選択傾斜磁場Gsの傾斜方向はZ軸、位相エンコード傾斜磁場Gpの傾斜方向はY軸、周波数エンコード傾斜磁場Grの傾斜方向はX軸であるとする。
傾斜磁場電源21は、シーケンス制御回路29からのシーケンス制御信号に従い傾斜磁場コイル43に電流を供給する。傾斜磁場電源21は、傾斜磁場コイル43に電流を供給することにより、X軸、Y軸及びZ軸の各軸に沿う傾斜磁場を傾斜磁場コイル43により発生させる。当該傾斜磁場は、静磁場磁石41により形成された静磁場に重畳されて被検体Pに印加される。
送信コイル45は、例えば、傾斜磁場コイル43の内側に配置され、送信回路23から電流の供給を受けて高周波パルス(以下、RFパルスと呼ぶ)を発生する。
送信回路23は、被検体P内に存在する対象プロトンを励起するためのRFパルスを、送信コイル45を介して被検体Pに印加するために、送信コイル45に電流を供給する。RFパルスは、対象プロトンに固有の共鳴周波数で振動し、対象プロトンを励起させる。励起された対象プロトンからMR信号が発生され、受信コイル47により検出される。送信コイル45は、例えば、全身用コイル(WBコイル)である。全身用コイルは、送受信コイルとして使用されても良い。
受信コイル47は、ボア112の内部に固定されている。受信コイル47は、RFパルスの作用を受けて撮像部位の内部に存在する対象プロトンから発せられるMR信号を受信する。受信したMR信号は、有線又は無線を介して受信回路25に供給される。
受信回路25は、励起された対象プロトンから発生されるMR信号を、受信コイル47を介して受信する。受信回路25は、受信されたMR信号を信号処理してデジタルのMR信号を発生する。デジタルのMR信号は、空間周波数により規定されるk空間にて表現することができる。よって、以下、デジタルのMR信号をk空間データと呼ぶことにする。k空間データは、画像再構成に供される生データの一種である。k空間データは、有線又は無線を介してホストコンピュータ50に供給される。
寝台13は、架台11に隣接して設置される。寝台13は、天板131と基台133とを有する。天板131には被検体Pが載置される。天板131は、略長方形の上面を有する板である。天板131は、例えば、樹脂により形成される。天板131は、伸縮性又は弾性を有する材料により形成されてもよい。伸縮性又は弾性を有する材料は、例えばナイロンまたはポリエステルである。
天板131はZ軸方向に沿って延設されている。天板131の長手方向は、水平方向又は略水平方向で、かつ、Z軸に対して平行または略平行である。天板131の幅方向は、水平方向又は略水平方向で、かつ、天板131の長手方向に対して垂直である。すなわち、天板131の幅方向は、X軸に対して平行または略平行である。天板131の幅方向について、外側から天板131の中心に向かう方向を内側とし、天板131の中心から離れる方向を外側とする。天板131の厚さ方向は、天板131の長手方向及び幅方向のそれぞれに対して垂直であり、Y軸に対して平行または略平行である。また、天板131の厚さ方向は、鉛直方向に対して平行または略平行である。天板131の長手方向(Z軸方向)は、第1方向の一例である。天板131の幅方向(X軸方向)は、第2方向の一例である。天板131の厚さ方向(Y軸方向)は、第3方向の一例である。
基台133は、天板131をZ軸方向に沿って移動可能に支持する。また、基台133は、天板131をX軸、Y軸、Z軸各々に沿ってスライド可能に支持する。基台133には、寝台駆動装置27が収容される。寝台駆動装置27は、シーケンス制御回路29からの制御を受けて天板131を移動する。寝台駆動装置27は、例えば、サーボモータやステッピングモータ等の如何なるモータ等を含んでも良い。
シーケンス制御回路29は、ハードウェア資源として、CPU(Central Processing Unit)あるいはMPU(Micro Processing Unit)のプロセッサとROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリとを有する。シーケンス制御回路29は、処理回路51の撮像プロトコル設定機能511により決定された撮像プロトコルに基づいて傾斜磁場電源21、送信回路23及び受信回路25を同期的に制御し、当該撮像プロトコルに応じたパルスシーケンスに従い被検体Pに磁気共鳴イメージングを実行し、被検体Pに関するk空間データを収集する。また、シーケンス制御回路29は、天板の移動を制御する。シーケンス制御回路29は、Z軸方向に沿って天板131を架台11に対して移動させることにより、被検体Pの撮影部位を受信コイル47の上方に移動する。シーケンス制御回路29は、制御装置の一例である。
図1に示すように、ホストコンピュータ50は、処理回路51、メモリ52、ディスプレイ53、入力インタフェース54及び通信インタフェース55を有するコンピュータである。
処理回路51は、ハードウェア資源としてCPU等のプロセッサを有する。処理回路51は、磁気共鳴イメージング装置1の中枢として機能する。例えば、処理回路51は、各種プログラムを実行することにより、撮像プロトコル設定機能511、データ取得機能512、画像生成機能513、画像処理機能514、及び表示制御機能515を有する。
なお、図1においては、単一の処理回路51にて撮像プロトコル設定機能511、データ取得機能512、画像生成機能513、画像処理機能514、及び表示制御機能515が実現されるものとして説明したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各機能を実現するものとしても構わない。また、撮像プロトコル設定機能511、データ取得機能512、画像生成機能513、画像処理機能514、及び表示制御機能515は、それぞれ撮像プロトコル設定回路、データ取得回路、画像生成回路、画像処理回路、及び表示制御回路と呼んでもよく、個別のハードウェア回路として実装してもよい。処理回路51が実行する各機能についての上記説明は、以下の各実施形態及び変形例でも同様である。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、ASIC、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)等の回路を意味する。プロセッサはメモリ52に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、メモリ52にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図1における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。上記「プロセッサ」の説明は、以下の各実施形態及び変形例でも同様である。
撮像プロトコル設定機能511において処理回路51は、磁気共鳴イメージングに関する撮像プロトコルを、入力インタフェース54を介したユーザ指示に応じて又は自動的に設定する。撮像プロトコルは、一の磁気共鳴イメージングに関する各種の撮像パラメータの集合である。撮像パラメータとしては、パルスシーケンスの種別、k空間充填方式の種別、撮像時間、繰り返し時間(TR)、エコー時間(TE)等の磁気共鳴イメージングを行うために直接又は間接に設定される種々のパラメータが適用可能である。
データ取得機能512において処理回路51は、被検体P等の処理対象に関するMRデータを取得する。MRデータは、k空間データ、MR画像データ及びハイブリッドデータの総称である。k空間データは、オリジナルのk空間データでもよいし、オリジナルのk空間データに対してデータ圧縮処理や解像度分解処理、データ補間処理、解像度合成処理等の任意のデータ処理がなされたデータであってもよい。ハイブリッドデータは、k空間データの少なくとも1軸に沿ってフーリエ変換又は逆フーリエ変換等が実行されたデータである。
画像生成機能513において処理回路51は、受信回路25から取得したMRデータに基づいて、被検体Pに関するMR画像を再構成する。処理回路51は、例えば、k空間または周波数空間に配置されたMRデータにフーリエ変換を施して、実空間で定義されたMR画像を生成する。フーリエ変換の代わり又はフーリエ変換と組み合わせて、逐次近似再構成法や機械学習モデルを使用した再構成法が行われてもよい。画像生成機能513を実現する処理回路51は、再構成部の一例である。
画像処理機能514において処理回路51は、MR画像に種々の画像処理を施す。例えば、処理回路51は、ボリュームレンダリングや、サーフェスレンダリング、画素値投影処理、MPR(Multi-Planer Reconstruction)処理、CPR(Curved MPR)処理等の画像処理を施す。
表示制御機能515において処理回路51は、種々の情報をディスプレイ53に表示する。例えば、処理回路51は、画像生成機能513により生成されたMR画像、画像処理機能514により生成されたMR画像、撮像プロトコルの設定画面等をディスプレイ53に表示する。
メモリ52は、種々の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、集積回路記憶装置等の記憶装置である。また、メモリ52は、CD-ROMドライブやDVDドライブ、フラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であっても良い。例えば、メモリ52は、学習済モデルやk空間データ、MR画像データ、制御プログラム等を記憶する。
ディスプレイ53は、表示制御機能515により種々の情報を表示する。例えば、ディスプレイ53は、画像生成機能513により生成されたMR画像、画像処理機能514により生成されたMR画像、撮像プロトコルの設定画面等を表示する。ディスプレイ53としては、例えば、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、又は当技術分野で知られている他の任意のディスプレイが適宜利用可能である。
入力インタフェース54は、ユーザからの各種指令を受け付ける入力機器を含む。入力機器としては、キーボードやマウス、各種スイッチ、タッチスクリーン、タッチパッド等が利用可能である。なお、入力機器は、マウス、キーボードなどの物理的な操作部品を備えるものだけに限らない。例えば、磁気共鳴イメージング装置1とは別体に設けられた外部の入力機器から入力操作に対応する電気信号を受け取り、受け取った電気信号を種々の回路へ出力するような電気信号の処理回路も入力インタフェース54の例に含まれる。
通信インタフェース55は、LAN(Local Area Network)等を介して磁気共鳴イメージング装置1と、ワークステーションやPACS(Picture Archiving and Communication System)、HIS(Hospital Information System)、RIS(Radiology Information System)等とを接続するインタフェースである。通信インタフェース55は、各種情報を接続先のワークステーション、PACS、HIS及びRISとの間で送受信する。
なお、上記の構成は一例であって、これに限定されない。例えば、シーケンス制御回路29は、ホストコンピュータ50に組み込まれても良い。また、シーケンス制御回路29と処理回路51とが同一の基板に実装されても良い。
架台11は、Z軸方向に沿って延設される一対の第1レール113を備える。第1レール113は、ボア112の内部に固定されている。第1レール113は、X方向についての応力に対する十分な剛性を有するように構成されている。第1レール113は、X軸方向の両側から、天板131をZ軸に沿って移動可能に支持する。天板131は、寝台駆動装置27により、第1レール113に対してZ軸に沿ってスライドする。また、第1レール113は、X軸方向について、天板131の中心から離れる側を向く力を天板131に加える。この力が第1レール113から天板131に作用することにより、X軸方向についての天板131の撓みが抑制される。
基台133は、Z軸方向に沿って延設される一対の第2レール135を備える。第2レール135の間には、天板131が挿入される。第2レール135は、X方向についての応力に対する十分な剛性を有するように構成されている。第2レール135は、X軸方向の両側から、天板131をZ軸に沿って移動可能に支持する。天板131は、寝台駆動装置27により、Z軸方向に沿って第2レール135に対してスライドする。また、第2レール135は、X軸方向について、天板131の中心から離れる側を向く力を天板131に加える。この力が第2レール135から天板131に作用することにより、X軸方向についての天板131の撓みが抑制される。
図3は、寝台13に被検体Pが載置された状態をZ軸方向の一方から視た図である。また、図4は、第2レール135と天板131との接続部を拡大して示す模式図である。図3及び図4に示すように、天板131は、複数の係合孔1311と、複数の係合孔1311のそれぞれに取り付けられた複数のローラー137とを備える。係合孔1311は、天板131を厚さ方向について貫通している。係合孔1311及びローラー137は、X軸方向について天板131の両端部に配置されている。係合孔1311及びローラー137は、例えば、X軸方向について天板131の両端部において、Z軸方向に沿って6個ずつ配置される。
ローラー137のそれぞれは、軸部材1371と、一対の車輪1372とを備える。軸部材1371は、中心軸Rを有する。軸部材1371は、孔に挿通されている。車輪1372は、軸部材1371の両端部に固定されている。車輪1372の一方は、天板131の上側に位置する。車輪1372の他方は、天板131の下側に位置する。ローラー137は、中心軸Rを中心として天板131に対して回転する。すなわち、中心軸Rは、ローラー137の回転軸として機能する。
ローラー137は、軸部材1371の中心軸RがY軸に対して傾斜した状態で、天板131に取り付けられている。具体的には、ローラー137は、Y軸方向について上側から下側へ向かうにつれて天板131の中心から離れる状態で、天板131に固定されている。中心軸RのY軸に対する傾斜角度は、任意の角度とすることが可能である。このため、車輪1372は、天板131、X軸及びZ軸のそれぞれに対して傾斜している。
一対の第2レール135は、基台133の上部に固定されている。一対の第2レール135は、Z軸方向に沿って延びる中空の筒状に形成されている。一対の第2レール135は、例えば、非磁性体の材料で形成されている。第2レール135は、X軸方向について、基台133の中心を挟んで反対側に固定されている。一対の第2レール135は、Y軸方向について、互いに対して同じ又は略同じ位置に固定されている。
第2レール135のそれぞれは、挿入孔1351と、係合部1352とを備える。挿入孔1351は、X軸方向に沿って第2レール135を貫通する孔である。換言すれば、挿入孔1351は、天板131のX線方向端部をローラー137の内部に挿し込んでローラー137を第2レール135の内部で保持するための切り欠きである。挿入孔1351は、X軸方向について内側を向く位置に設けられている。このため、第2レール135のそれぞれは、挿入孔1351において、X軸方向の内側に向かって開口している。Y軸方向についての挿入孔1351の大きさは、天板131の厚さよりも大きく、Y軸方向についてのローラー137の大きさよりも小さい。
係合部1352は、第2レール135の内部に設けられている。係合部1352は、第2レール135の内面のうちのX軸方向について外側を向く平面である。係合部1352は、Y軸に対して傾斜している。係合部1352の上側の部分は、係合部1352の下側の部分よりもX軸方向について内側に位置する。Y軸に対する係合部1352の傾斜角度は、Y軸に対するローラー137の傾斜角度と同じ又は略同じである。本実施形態では、係合部1352は、挿入孔1351の上側と下側のそれぞれに設けられている。
天板131は、第2レール135の間に挿入された状態で、第2レール135により支持されている。図4に示すように、天板131には、マット134を介して、被検体Pが載置される。X軸方向における天板131の両端部は、第2レール135の挿入孔1351の間に挿入されている。この状態では、X軸方向について車輪1372の内側には、係合部1352が存在する。そして、車輪1372は、第2レール135の内部において、X軸方向について外側から係合部1352に接触する。すなわち、係合部1352は、X軸方向について内側から車輪1372に接触している。そして、車輪1372が係合部1352を走行することにより、天板131が第2レール135に沿って移動する。
X軸方向について内側から係合部1352が車輪1372に接触することにより、車輪1372を介して、第2レール135から天板131に、天板131をX軸方向について外側へ引っ張る張力Tが作用する。すなわち、ローラー137と第2レール135とが接触することにより、ローラー137を介して、第2レール135から天板131に、天板131の中心から離れる側を向く力が作用する。
また、ローラー137及び係合部1352のそれぞれは、Y軸に対して傾斜している。このため、天板131には、車輪1372を介して、Y軸方向について上側を向く力が第2レール135から作用する。すなわち、係合部1352がY軸方向について下側からローラー137に接触することにより、ローラー137を介して、第2レール135から天板131にY軸方向について上側を向く力が作用する。
図5は、架台11の内部の構造を示す模式図である。図5に示すように、一対の第1レール113は、ボア112の内壁に固定されている。一対の第1レール113は、Z軸方向に沿って延びる中空の筒状に形成されている。一対の第1レール113は、例えば、非磁性体の材料で形成されている。第1レール113は、X軸方向について、ボア112の中心を挟んで反対側の内壁に固定されている。一対の第1レール113は、Y軸方向について、互いに対して同じ又は略同じ位置に固定されている。
第1レール113の間には、複数の補強部材114が設けられている。補強部材114のそれぞれは、X軸方向に沿って延設されている。補強部材114の両端部のそれぞれは、第1レール113の一方に接続されている。補強部材114が設けられることにより、天板131から作用する力に起因して第1レール113が変形することが防止される。
第1レール113の間には、受信コイル47が固定されている。天板131がボア112の内部に配置された状態では、受信コイル47は、天板131の下側に位置する。Z軸方向に沿って天板131がボア112に対して移動することにより、天板131に載置された被検体Pが受信コイル47に対して移動する。処理回路51は、天板131の移動を制御することにより、撮影部位を調整する。受信コイル47は、第1レール113に配置されてもよい。
第1レール113は、寝台13に設けられた第2レール135と同様の構成を有する。図6は、架台11の内部に被検体Pが配置された状態を示す斜視図である。また、図7は、架台11の内部に被検体Pが載置された状態のZ軸方向に垂直な断面を示す図である。また、図8は、図7における第1レール113と天板131との接続部を拡大して示す模式図である。
図6乃至図8に示すように、第1レール113のそれぞれは、挿入孔1131と、係合部1132とを備える。挿入孔1131は、X軸方向に沿って第1レール113を貫通する孔である。換言すれば、挿入孔1131は、天板131のX線方向端部をローラー137の内部に挿し込んでローラー137を第1レール113の内部で保持するための切り欠きである。挿入孔1131は、X軸方向について内側を向く位置に設けられている。このため、第1レール113のそれぞれは、挿入孔1131において、X軸方向の内側に向かって開口している。Y軸方向についての挿入孔1131の大きさは、天板131の厚さよりも大きく、Y軸方向についてのローラー137の大きさよりも小さい。
係合部1132は、第1レール113の内部に設けられている。第1レール113は、X軸方向について外側を向く平面である。係合部1132は、Y軸に対して傾斜している。係合部1132の上側の部分は、係合部1132の下側の部分よりもX軸方向について内側に位置する。Y軸に対する係合部1132の傾斜角度は、Y軸に対するローラー137の傾斜角度と同じ又は略同じである。本実施形態では、係合部1132は、挿入孔1131の上側と下側のそれぞれに設けられている。
天板131は、寝台駆動装置27により、寝台13の基台133上から、ボア112の内部へ搬送される。このとき、ローラー137のそれぞれが第1レール113の内部に挿入されることにより、天板131が一対の第1レール113の間に挿入される。図7は、天板131が第1レール113の間に挿入された状態を示す図である。図7に示すように、天板131が第1レール113の間に挿入された状態では、X軸方向における天板131の両端部が、第1レール113の挿入孔1131の間に挿入される。X軸方向について、車輪1372の内側には、係合部1132が存在する。そして、車輪1372は、第1レール113の内部において、X軸方向について外側から係合部1132に接触する。すなわち、第1レール113は、X軸方向について内側から車輪1372に接触している。そして、車輪1372が係合部1132を走行することにより、天板131が第1レール113に沿って移動する。
X軸方向について内側から係合部1132が車輪1372に接触することにより、車輪1372を介して、第1レール113から天板131に、天板131をX軸方向について外側へ引っ張る張力Tが、作用する。すなわち、ローラー137と第1レール113とが接触することにより、ローラー137を介して、第1レール113から天板131に、天板131の中心から離れる側を向く力が作用する。
また、ローラー137及び係合部1132のそれぞれは、Y軸に対して傾斜している。このため、天板131には、車輪1372を介して、Y軸方向について上側を向く力が第1レール113から作用する。すなわち、係合部1132がY軸方向について下側からローラー137に接触することにより、ローラー137を介して、第1レール113から天板131にY軸方向について上側を向く力が作用する。
以下、本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置1の効果について説明する。
本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置1は、天板131と、1対の第1レール113とを備える。天板131には、被検体Pが載置される。第1レール113は、Z軸方向に沿って延設され、天板131をZ軸方向に沿って移動可能に支持する。第1レール113は、X軸方向について、天板131の中心から離れる側を向く張力Tを天板131に加える。
第1レール113は、ボア112の内部に設けられている。Z軸方向は、ボア112の中心軸に平行である。
また、天板131は、X軸方向についての両端部のそれぞれに設けられたローラー137を備える。そして、第1レール113とローラー137とが接触することにより、ローラー137を介して、第1レール113から天板131に張力Tが作用する。
より具体的には、第1レール113は、ローラー137に対してX軸方向について内側から接触する係合部1132を備える。ローラー137が係合部1132に対して走行することにより、天板131が第1レール113に対してZ軸方向に沿って移動する。係合部1132がX軸方向について内側からローラー137に接触することにより、ローラー137を介して、第1レール113から天板131に張力Tが作用する。
一般的に、天板131の厚みは薄いことが好ましい。例えば、天板131を薄く形成することにより、材料コストを抑制することができる。しかし、天板131を薄型にすると、天板131自身の剛性が低くなり、患者や周辺部品の荷重を受けた場合に形状を保持することが難しくなる。このため、天板131の剛性を確保するためには、天板131にはある程度の厚みが必要である。
本実施形態では、架台11は、天板131をX軸方向について両側から保持する構造を有し、天板131には、架台11によって保持されることにより張力Tが作用する。具体的には、架台11の第1レール113から天板131に張力Tが作用することにより、X軸方向についての天板131の撓みが抑制される。このように、架台11の第1レール113の構造が剛性を有することにより天板131の変形が抑制されるため、天板131自身は剛性をもつ必要がない。したがって、薄型の天板131を用いた場合でも、天板131自身の剛性に依らず、架台11からの引っ張り力により、天板131の形状を維持することができる。このため、天板131自身の剛性によって天板131の形状を保持する場合に比べて、天板131の厚みを薄くすることができる。例えば、天板131自身の剛性によって天板131の形状を保持する場合に比べて、天板131の厚さを約3分の1にすることができる。天板131の厚みを薄くすることにより、天板131の製造コストを低減することができる。
なお、天板131をX軸方向について両側から保持する構造は、ローラー137と係合部1132とに限るものではなく、天板131をX軸方向について両側へ引っ張ることにより天板131を支持可能な構造であればよい。
天板131の下側に受信コイル47を配置する場合には、被検体Pと受信コイル47との間に天板131が存在する。このため、天板131の下側に受信コイル47を配置した場合、天板131上又は被検体Pに受信コイル47が配置される場合に比べて、被検体Pと受信コイル47との距離が大きくなる。被検体Pに対する受信コイル47の距離が大きい場合、受信コイル47の受信精度やMRI画像の画質に影響を与える可能性がある。
上述のように、本実施形態では、架台11又は寝台13からの引っ張り力により天板131の形状が保持されるため、天板131自身の剛性により天板131の形状を保持する場合に比べて、天板131を薄くすることができる。天板131が薄くなることにより、天板131の下側に受信コイル47を配置した場合でも、被検体Pに対する受信コイル47の距離を小さくすることができる。これにより、天板131の下側に受信コイル47を配置した場合でも、受信精度が確保される適切な位置に受信コイル47を配置することができるため、受信コイル47の配置の自由度が向上する。例えば、本実施形態のように、天板131がボア112の内部に配置された状態において天板131よりも下側に配置される位置において、受信コイル47をボア112の内部に固定することができる。また、天板131が薄くなることにより、天板131の下側の空間を広く確保することができるため、受信コイル47等の設置物の配置の自由度を向上させることもできる。
また、一般的に、天板131又は天板131上の被検体Pに受信コイル47が取り付けられる場合には、受信コイル47が天板131と一緒に移動するため、受信コイル47は、被検体Pの撮影部位の全体に渡って設けられる。一方、本実施形態では、受信コイル47を架台11の内部に固定されており、受信コイル47は、天板131と一緒に移動しない。このため、Z軸方向に沿って天板131を架台11に対して移動させることにより、撮影部位を受信コイル47の上方に移動させることができる。
このように、本実施形態では、受信コイル47が架台11の内部に固定されることにより、天板131を移動させることで受信コイル47に対する被検体Pの位置を調整することができる。このため、本実施形態では、撮影部位の全体に渡って受信コイル47を設ける必要がない。したがって、天板131又は天板131上の被検体Pに受信コイル47が取り付けられる場合に比べて、受信コイル47を小さくすることができる。受信コイル47を小さくすることにより、受信コイル47の原価を低減できる。
また、磁気共鳴イメージング装置1は、1対の第2レール135をさらに備える。第2レール135は、基台133に取り付けられている。第2レール135は、Z軸方向に沿って延設され、天板131をZ軸方向に沿って移動可能に支持する。第2レール135は、X軸方向について、天板131の中心から離れる側を向く力を天板131に加える。
本実施形態では、架台11と同様に、寝台13にも天板131をX軸方向について両側から保持する構造が設けられるため、天板131自身の剛性に依らず、寝台13からの引っ張り力により、天板131の形状を維持することができる。なお、第2レール135は設けられなくてもよい。
また、ローラー137の軸部材1371の中心軸Rは、Y軸方向に対して傾斜している。すなわち、ローラー137回転軸は、Y軸方向に対して傾斜している。ローラー137は、Y軸方向について上側から下側へ向かうにつれて天板131の中心に近づく状態で、天板131に固定されている。そして、係合部1352、1132がY軸方向について下側からローラー137に接触することにより、ローラー137を介して、第2レール135又は第1レール113から天板131にY軸方向について上側を向く力が作用する。
上記構成により、寝台13の第2レール135又は架台11の第1レール113から天板131に作用する張力Tは、Y軸方向について下側から上側へ向かう力を含む。このため、天板131には、寝台13又は架台11から、天板131を外側へ引っ張る力に加えて、天板131を下側から支持する力が作用する。したがって、天板131に被検体Pが載置された状態でも、効果的に天板131を支持することができ、効果的に天板131の形状を保持することができる。
なお、ローラー137の代わりに、天板131に摺動部材が取り付けられてもよい。この場合、例えば、X軸方向について天板131の両端部において、天板131の上面と下面のそれぞれから突出する摺動部材が固定され、第2レール135の係合部1352又は第1レール113の係合部1132は、摺動部材に対して滑らかに摺動可能な非磁性体により形成される。係合部1352又は係合部1132と摺動部材とが接触した状態で、摺動部材が係合部1352又は係合部1132に対して摺動することにより、天板131が第2レール135又は第1レール113に対して移動する。この場合、摺動部材は、ローラー137と同様の形状に形成されることが好ましい。
(変形例)
また、磁気共鳴イメージング装置1は、Z軸方向についての天板131の剛性を確保するための構成をさらに備えていてもよい。この場合、例えば、Z方向についての天板131の両端部のそれぞれを反対側へ引っ張る構成が、架台11又は寝台13に設けられる。この構成が天板131をZ方向について両側へ引っ張ることにより、Z軸方向についての天板131の撓みが抑制される。
実施形態では、被検体が載置される天板を備える天板支持装置として、磁気共鳴イメージング装置1を例に説明したが、本実施形態の構成は、被検体が載置される天板を備える他の装置にも適用することができる。天板支持装置は、例えば、X線CT(Computed Tomography)装置、X線診断装置、核医学診断装置等であってもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、天板を薄く形成し、かつ、被検体が載置された天板が撓むことを抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…磁気共鳴イメージング装置
11…架台
111…筐体
112…ボア
113…第1レール
1131…挿入孔
1132…係合部
114…補強部材
13…寝台
131…天板
1311…係合孔
133…基台
134…マット
135…第2レール
1351…挿入孔
1352…係合部
137…ローラー
1371…軸部材
1372…車輪
21…傾斜磁場電源
23…送信回路
25…受信回路
27…寝台駆動装置
29…シーケンス制御回路
41…静磁場磁石
43…傾斜磁場コイル
45…送信コイル
47…受信コイル
50…ホストコンピュータ
51…処理回路
52…メモリ
53…ディスプレイ
54…入力インタフェース
55…通信インタフェース
511…撮像プロトコル設定機能
512…データ取得機能
513…画像生成機能
514…画像処理機能
515…表示制御機能

Claims (10)

  1. 被検体が載置される天板と、
    第1方向に沿って延設され、前記天板を前記第1方向に沿って移動可能に支持する1対のレールと、を備え、
    前記1対のレールは、水平方向で、かつ、前記第1方向に対して直交する第2方向について、前記天板の中心から離れる側を向く力を前記天板に加える、
    天板支持装置。
  2. 前記1対のレールから前記天板に前記力が作用することにより、前記第2方向についての前記天板の撓みが抑制される、
    請求項1に記載の天板支持装置。
  3. 前記天板は、前記第2方向についての両端部のそれぞれに設けられたローラーまたは摺動部材を備え、
    前記摺動部材または前記ローラーと前記レールとが接触することにより、前記摺動部材または前記ローラーを介して、前記レールから前記天板に前記力が作用する、
    請求項1または2に記載の天板支持装置。
  4. 前記天板は、前記第2方向について両端部に取り付けられたローラーを備え、
    前記レールは、前記ローラーに前記第2方向について内側から接触する係合部を備え、
    前記ローラーが前記係合部に対して走行することにより、前記天板が前記レールに対して前記第1方向に沿って移動し、
    前記係合部が前記第2方向について内側から前記ローラーに接触することにより、前記ローラーを介して、前記レールから前記天板に前記力が作用する、
    請求項1または2に記載の天板支持装置。
  5. 前記ローラーの回転軸は、前記第1方向及び前記第2方向のそれぞれに対して垂直な第3方向に対して傾斜している、
    請求項4に記載の天板支持装置。
  6. 前記ローラーは、前記第3方向について上側から下側へ向かうにつれて前記天板の中心から離れる状態で前記天板に固定され、
    前記係合部が前記第3方向について下側から前記ローラーに接触することにより、前記ローラーを介して、前記レールから前記天板に前記第3方向について上側を向く力が作用する、
    請求項5に記載の天板支持装置。
  7. 前記天板を前記第1方向に沿って移動可能に支持する基台をさらに備え、
    前記1対のレールは、前記基台に取り付けられている、
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の天板支持装置。
  8. 前記天板支持装置は、架台と、ボアとを備える磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記1対のレールは、前記ボアの内部に設けられており、
    前記第1方向は、前記ボアの中心軸に平行である、
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の天板支持装置。
  9. 前記ボアの内部に固定され、前記天板に載置された被検体から出力されるMR信号を受信するコイルをさらに備え、
    前記コイルは、前記天板が前記ボアの内部に配置された状態において、前記天板よりも下側に位置する、
    請求項8に記載の天板支持装置。
  10. 前記天板の移動を制御する制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記第1方向に沿って前記天板を前記架台に対して移動させることにより、前記被検体の撮影部位を前記コイルの上方に移動させる、
    請求項9に記載の天板支持装置。
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